JP2008020000A - 軸受装置 - Google Patents

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Masateru Kondo
正輝 近藤
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Abstract

【課題】ころなどの転動体径の大径化によって基本定格荷重を大きくすることができ、もって長寿命化が可能な軸受装置を提供する。
【解決手段】例えば連続鋳造設備のガイドロールの伸縮を許容し且つ揺動を吸収するために、当該ガイドロール自由側の軸受装置として、外輪7の外周面を球面形状として球面形状部10を形成すると共に、ハウジング8の内周面には、外輪7の円筒形上部10が緊密に嵌入する球面形状部9を、外輪7の通過する円筒面部11の奥方に形成する。これにより、外輪7の球面形状部10がハウジング8の球面形状部9内で摺動して調心するので、調心輪が不要となり、円筒ころ5を大径化して基本定格荷重を大きくすることができる。
【選択図】図3

Description

本発明は軸受装置に関するものであり、例えば連続鋳造設備のガイドロール用軸受の寿命延長に好適なものである。
禁煙、製鉄設備においては生産の効率アップやコスト削減を目指して、設備に使用されている軸受の長寿命化が要求されている。連続鋳造設備も例外ではなく、突発事故防止やロールセグメント交換周期延長のために軸受の耐久性向上による寿命延長が期待されている。
連続鋳造設備に使用されるガイドロール用軸受としては、重荷重に対するロール剛性と取付性、及び温度変化によるロールの膨張・収縮に対応するため、所謂自由側に、例えば下記特許文献1に記載されるような調心輪付き円筒ころ軸受が一般的に用いられる。このような調心輪付き円筒ころ軸受では、ロールの膨張・収縮を吸収することができると共に、ロールの揺動も吸収することができる。
特開平9−150747号公報
しかしながら、一般的な調心輪付き軸受では、軸受そのものに調心輪が付属しているので、ハウジングの内側に調心輪が存在する。そのため、連続鋳造設備のガイドロール用軸受の基本定格荷重を大きくして長寿命化を図るべく、例えばころ径を大きくしようとしても、ハウジング内に収納される調心輪によって規制される。即ち、軸受サイズを変更せずに基本定格荷重を大きくすることは、軸受各部品の強度の面からも限界がある。
本発明は、上記のような問題点に着目してなされたものであり、調心輪をなくすことで例えばころなどの転動体径の大径化によって基本定格荷重を大きくすることができ、もって長寿命化が可能な軸受装置を提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するために、本発明のうち請求項1に係る軸受装置は、内輪及び転動体及び外輪を有する軸受と、前記軸受を嵌合して収納するハウジングとを備え、前記軸受外周面とハウジング内周面との嵌合を球面で構成することを特徴とするものである。換言すれば、軸受外輪とハウジングとが球面同士で嵌合している。
而して、本発明のうち請求項1に係る軸受装置によれば、軸受外周面とハウジング内周面との嵌合を球面で構成することにより、調心輪が不要となり、例えばころなどの転動体径の大径化によって基本定格荷重を大きくすることができ、もって長寿命化が可能となる。
次に、本発明の軸受装置の一実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の軸受装置を用いた連続鋳造設備の一実施形態を示すものである。この連続鋳造設備では、取鍋1内の溶鋼をタンディッシュ2、モールド(鋳型)3の順に送給し、このモールド3内で凝固し始めたスラブSがガイドロール4間に送給される。モールド3の直下ではスラブSの冷却が行われ、凝固が促進される。
図2には、本実施形態のガイドロール4を示す。ガイドロール4は、スラブSの温度の
影響で伸縮する。そのため、例えば図2の左方の軸受装置は円錐ころ101を用いて固定するが、図2の右方の軸受装置は、円筒ころ5を用いて、ガイドロール4の伸縮を許容する。一般に、前者を固定側、後者を自由側と称す。軸受装置の円筒ころ5の内側には円筒の内輪6が、外側には円筒形状の外輪7が配設されている。
図3には、この自由側軸受装置の更に詳細を示す。この自由側軸受装置には、前述したようにガイドロール4の揺動を吸収するように自動調心機能が要求される。そこで、本実施形態では、外輪7の外周面を球面形状とし、この軸受、即ち外輪7を収納するハウジング8の内周面にも、前記外輪7の外周面の球面形状と同じ球面形状部10を設けた。即ち、外輪7の外周面全体が球面形状部9である。軸受外輪7の外周面球面形状部9とハウジング8の内周面球面形状部10とは互いに緊密に嵌合する。即ち、外輪7とハウジング8との嵌合部に球面形状部9,10が形成されている。
また、組立性を考慮して、前記ハウジング8の内周面には、球面形状部9に連通して円筒面部11が形成されている。軸受外輪7の球面形状部10は、このハウジング8の内周面円筒面部11を通過して球面形状部9に嵌合される。この外輪7の外周面球面形状部10とハウジング8の内周面球面形状部9とが互いに摺動してガイドロール4の揺動が吸収、即ち調心する。なお、ハウジング8の軸受収納部を覆うキャップ12は、通常の軸受装置と同様に、軸受の外輪7を押さえている。
図4には、従来のガイドローラ自由側軸受装置を示す(符号は実施形態のものを用いる)。この軸受装置は、外輪7とハウジング8との間に調心輪102を介装したものである。外輪7の外周面は、本実施形態と同様に球面形状となっており、この外周面球面形状部が調心輪102の内周面球面形状部に嵌合し、両者が摺動してガイドロール4の揺動が吸収、即ち調心する。しかしながら、調心輪102がある分だけ、円筒ころ5の径を大きくするのに限界があり、基本定格荷重を大きくして長寿命化を図るのにも限界がある。
このように、本実施形態の軸受装置によれば、軸受(外輪7)の外周面とハウジング8の内周面との嵌合を球面形状部9,10で構成することにより、調心輪が不要となり、円筒ころ5などの転動体径の大径化によって基本定格荷重を大きくすることができ、もって長寿命化が可能となる。
また、球面で嵌合される軸受外周面とハウジング内周面とが互いに摺動することで調心する構成としたため、部品点数の少ない調心機能付き軸受装置を提供することができる。
また、ハウジングの内周面は、前記軸受外周面との嵌合部の球面形状部に連通する円筒面部を有する構成としたため、組立性に優れる。
また、転動体がころであることにより、例えば連続鋳造設備のガイドロール自由側軸受装置として好適である。
また、内輪が円筒であり、前記転動体が円筒ころであることにより、連続鋳造設備のガイドロール自由側軸受装置としてより一層好適である。
なお、前記実施形態では、本発明の軸受装置を連続鋳造設備のガイドロール自由側軸受装置として用いたが、転動体を円錐ころにしてガイドロール固定側軸受装置として用いてもよいし、その他の設備に使用してもよい。
本発明の軸受装置を用いた連続鋳造設備の概略構成図である。 図1の連続鋳造設備のガイドロールの概略構成図である。 図2のガイドロールの自由側軸受装置の構成図である。 従来の連続鋳造設備のガイドロールの自由側軸受装置の構成図である。
符号の説明
1は取鍋
2はタンディッシュ
3はモールド
4はガイドロール
5は円筒ころ(転動体)
6は内輪
7は外輪
8はハウジング
9,10は球面形成部
11は円筒面部
12はキャップ

Claims (5)

  1. 内輪及び転動体及び外輪を有する軸受と、前記軸受を嵌合して収納するハウジングとを備え、前記軸受外周面とハウジング内周面との嵌合を球面で構成することを特徴とする軸受装置。
  2. 前記球面で嵌合される軸受外周面とハウジング内周面とが互いに摺動することで調心することを特徴とする請求項1に記載の軸受装置。
  3. 前記ハウジングの内周面は、前記軸受外周面との嵌合部の球面形状部に連通する円筒面部を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の軸受装置。
  4. 前記転動体がころであることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の軸受装置。
  5. 前記内輪が円筒であり、前記転動体が円筒ころであることを特徴とする請求項4に記載の軸受装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010090927A (ja) * 2008-10-06 2010-04-22 Jtekt Corp 軸受装置

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