JP2008019582A - 手摺り - Google Patents

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Abstract

【課題】背後に柱材が間隔をあけて配列された壁体構造の板壁に取り付ける手摺りにおいて、の見栄えを損なうことなく、取付強度を向上させる。
【解決手段】手摺りAは、手摺本体15を、板壁11に面付けする取付面18を幅方向一側に有した固定部16と、固定部の他側から延びる手摺棒部17とに、樹脂等の成形材料を用いた押し出し成形によって一体に形成し、固定部には、取付面に向け凹状のねじ取付溝30を長さ方向に縦断して設ける。そして、手摺本体のねじ取付溝30の正面溝開口35をシールプレート20で塞いでねじ取付溝を覆うと共に、手摺本体の両端部にエンドキャップ25を被せてシールプレートの両端を拘持した構成にする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、背後に間柱等の柱材が間隔をあけて配列された壁体構造の板壁に取り付けるのに好適な手摺りに関する。
従来、この種の手摺りは、通常、専用ブラケットを用いて手摺棒を板壁に取り付け、背後に配列された間柱等の柱材に固定して支える構造になっている。そのため、従来は、板壁背後の柱材位置を検知してから、たとえば図7に示すように、ブラケット1の基端側に有した固定部1aを、間柱Pの位置で止めねじ2を所定のねじ挿通穴に通して捩じ込んで板壁Wに固着する一方、先端側の手摺受け部1bに手摺棒3を押し当てながら、止めねじ4を所定のねじ挿通穴に通して捩じ込み、手摺棒3を手摺受け部1bに固着した取付構造になっている。
ところが、従来の手摺りでは、使用時に手で握ったりして手摺棒3に加わる外力を、ブラケット1を介して間接的に間柱Pで受けて支える構造であるため、手摺棒3に加わる外力が十分に構造体の間柱Pへ伝達されず、即ち、途中のブラケット1でも受けて支えることになるため、手摺棒3に加わる外力を間柱Pで十分に受けて支えることができず、それだけ取付強度に乏しいという課題があった。また、ブラケット1を板壁Wに固着するときに、止めねじ2を、固定部1aに有した規定のねじ挿通穴に通して捩じ込むと、この止めねじ2の捩じ込み位置が間柱位置から幅方向左右にズレで外れる虞があり、従って、その分だけ止めねじ2によるねじ止め強度に欠けることになるという課題もあった。更には、止めねじ2・4を用いてブラケット1を取り付けるため、それだけ多くの醜いねじ頭部が外部に露出し、その結果、美観上の見栄えが悪くなり、特に美観性を重視する最近の建築物では望ましくないという課題もあった。
上記の課題を解決すべく、請求項1に記載の発明は、たとえば以下に示す図示実施の形態のとおり、背後に間柱P等の柱材が間隔をあけて配列された壁体構造の板壁11に取り付ける手摺りAであって、前記板壁11に面付けする取付面18を幅方向一側に有した固定部16と、その固定部16の他側から延びる手摺棒部17とに、成形材料を用いた押し出し成形によって一体に形成し、前記固定部16には、前記取付面18に向け凹状のねじ取付溝30を長さ方向に縦断して設ける手摺本体15と、該手摺本体15の前記ねじ取付溝30の正面溝開口35を塞いで該ねじ取付溝30を覆うシールプレート20と、前記手摺本体15の両端部に被せて前記シールプレート20の両端を拘持するエンドキャップ25と、を備えてなることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の手摺りAにおいて、たとえば以下に示す図示実施の形態のとおり、前記ねじ取付溝30には、更にその溝底面31に、溝長さ方向に縦断する細長い穴あけガイド溝30aを、溝幅方向に並設してなることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、(1)手摺本体が、全体に板壁背後の柱材に固定する側の固定部と手で握る手摺棒部との一体成形であるため、使用時、手摺棒部を手で握ったりして加わる外力を直接的に構造体の柱材で常に受けて支えることができ、それだけ取付強度を飛躍的に向上させることができる。また、(2)従来の如く別途にブラケットを介さないので、止めねじの捩じ込み位置に規制を受けることがなく、ねじ取付溝の溝底面から、止めねじを間柱等の柱材に対して自由に、どこにでも固定部を通して捩じ込むこと可能であり、従って、止めねじの捩じ込み位置が柱材位置から幅方向左右にズレで外れる虞もなく、間柱等の柱材位置に応じてその高さ方向に、常に正確に止めねじが捩じ込まれ、その結果、それだけ止めねじによるねじ止め強度を向上させることができる。(3)シールプレートでねじ取付溝の正面溝開口を塞ぎ、ねじ取付溝内が外部に露出しないように覆うと共に、ねじ取付溝の両端から臨む溝開口はエンドキャップで塞ぎ、ねじ取付溝内が両端の溝開口からも外部に露出しないように覆って化粧することができ、その結果、ねじ取付溝内から止めねじの醜いねじ頭部が外部に露出するのを防止して美観上の見栄えを向上させることもできる。
加えて、請求項2に記載の発明によれば、手摺本体の壁体へのねじ止め時、例えばドリル等の穴あけ工具を用いてねじ取付溝の溝底面に捩じ込み用の下穴を穿設するときに、穴あけガイド溝を利用し、その穴あけガイド溝で穴あけ工具の刃先を案内して所望の捩じ込み位置に位置決めることができ、これにより、捩じ込み用の下穴を所望の捩じ込み位置にズレなく正確に且つ簡単に穿設することができ、その結果、止めねじのねじ先端を上記下穴に通して間柱等の柱材位置にズレなく正確に捩じ込むことができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の最良の実施形態について説明する。
図1は、本発明の一例である手摺りを壁体に取り付ける状態において示す分解斜視図である。図示例の壁体10は、手摺りAを取り付ける板壁11の背後に間隔をあけて間柱Pが配列された壁構造になっている。一方、本発明の手摺りAは、手摺本体15と、目隠し用のシールプレート20と、一対のエンドキャップ25とを用いて組み立てられる構成になっている。
手摺本体15は、例えばABS等の樹脂を、成形材料として用いた押し出し成形によって、図2に示すように長さ方向に同じ断面形状が連続した形材に一体形成され、全体に、壁体10に固定する側の固定部16と、固定部16から延びる棒状の手摺棒部17とからなる。
固定部16は、板壁11に面付けする取付面18を幅方向一側に有した断面略台形状の台座部分16aと、台座部分16aから取付面18に対し図中斜め上向きに延びて手摺棒部17との間を結ぶ胴部分16bとからなる。一方、手摺棒部17は、中抜きして円筒状に成形されてなる。
更に、固定部16は、台座部分16aと胴部分16bとの間において、その傾斜した底面19から、取付面18に対し直交する向きに凹状のねじ取付溝30を長さ方向に縦断して穿設し、ねじ取付溝30の溝底面31と取付面18間での台座部分16aの肉厚を一段薄肉に形成してなる。ねじ取付溝30には、更にその溝底面31に、溝長さ方向に縦断する細長い穴あけガイド溝30a・30aを、溝幅方向に2列並設してなる。穴あけガイド溝30a・30aは、板壁11に固定部16の取付面18を面付けする状態において、溝底側が取付面18に向うに従って互いに離れる向きに縦2列に穿設してなる。加えて、ねじ取付溝30は、向い合う開口側縁の一側に係合段部30bを、他側に係合凹部30cを設けてなる。
シールプレート20は、例えば樹脂製で、図1に示すように、ねじ取付溝30の長さ方向に細長く開放した正面溝開口35の開口形状に合わせて、全体を薄板な物差し状に形成し、両側縁にねじ取付溝30の係合段部30bと係合凹部30cにそれぞれ対応させて、凸条の係合突部20a・20bを設けてなる。
エンドキャップ25は、例えば樹脂製で、手摺本体15の端部の外形形状に合わせて、その端部に嵌合可能な異形キャップ状に形成し、周縁に嵌付リブ25aを有してなる。
さて、上述した構成部品を備えた手摺りAでは、これを組み立てて、壁体10の板壁11に取り付ける場合は、板壁11上の手摺取付位置において、背後にある間柱Pの位置を事前に検知する。それから、手摺本体15には、検知した間柱位置に合わせて、ねじ取付溝30の溝底面31に止めねじ40の捩じ込み位置を設定する。それから、例えばドリル等の穴あけ工具を用い、その刃先を、ねじ取付溝30から、穴あけガイド溝30aに差し込んで、その穴あけガイド溝30aで案内して止めねじ40の上記捩じ込み位置に位置決めしてから、穴あけ工具で穴あけガイド溝30aの溝底に、間柱Pの高さ方向に沿って縦向きに例えば2箇所、捩じ込み用の下穴を予め穿設する。しかる後、手摺本体15を、取付面18において板壁11の手摺取付位置に押し当てながら、止めねじ40のねじ先端を捩じ込み用の上記下穴に通してから、図3に示すように、止めねじ40を、固定部16と板壁11を厚さ方向に貫いて間柱Pへと捩じ込み、手摺本体15を、間に板壁11を挟んで間柱Pに固定する。
次いで、手摺本体15には、図1に鎖線で矢示する如く、その一端部側から、ねじ取付溝30の係合段部30bと係合凹部30cにそれぞれ係合突部20a・20bを係合させてシールプレート20を差し込む。そして、図3に示すように、シールプレート20でねじ取付溝30の正面溝開口35を塞ぎ、ねじ取付溝30内が外部に露出しないように覆って化粧する。それから、図4に示すように、手摺本体15の両端部にそれぞれエンドキャップ25を嵌着して被せ、それらエンドキャップ25でシールプレート20の両端を抜け止めして動かないように拘持する。そして、エンドキャップ25でねじ取付溝30の両端から臨む溝開口を塞ぎ、ねじ取付溝30内が両端の溝開口から外部に露出しないように覆って化粧する。こうして、手摺りAを壁体10の手摺取付位置に取り付ける。
従って、以上の如く構成した図示手摺りAでは、手摺本体15が壁体10に固定する側の固定部16と手で握る手摺棒部17とを一体成形してなるため、使用時は、常に、手摺棒部17を手で握ったりして加わる外力を直接的に構造体の間柱Pで受けて支えることができる。
また、手摺りAは、図5に示すように、階段の壁体10に沿って傾けて取り付ける場合でも、前記したと同様に、例えば穴あけ工具を用い、その刃先を、手摺本体15におけるねじ取付溝30から穴あけガイド溝30aに差し込み、その穴あけガイド溝30aの案内で、間柱Pの位置と合致した止めねじ40の捩じ込み位置に位置決めしてから、穴あけガイド溝30aの溝底に、間柱Pの高さ方向に沿って縦向きに例えば2箇所、捩じ込み用の下穴を穿設する。それから、同様に、手摺本体15を板壁11の手摺取付位置に押し当てながら、止めねじ40の先端を捩じ込み用の上記下穴に通してから、止めねじ40を固定部16と板壁11を貫いて間柱Pへと捩じ込んで、手摺本体15を間柱Pに固定する。
なお、図6に示すように、手摺りAを、屈曲角度が例えば90度のコーナー壁50に沿って取り付ける場合、本発明では、手摺本体15・15´を、コーナー壁50の角度に対応させて、押し出し成形により一端面が45度に傾斜したテーパ面15a・15a´となる形状の形材に形成する。そして、片面テーパ付きの手摺本体15・15´を2本、互いのテーパ面15a・15a´を突き合わせてコーナー壁50の手摺取付位置に押し当てながら、上述したと同様に、止めねじ40を、ねじ取付溝30から捩じ込み用の下穴に通してから、固定部16と板壁11を貫いて間柱Pに捩じ込んで、手摺本体15を柱材に固定する。
本発明の一例である手摺りを壁体に取り付ける状態において示す分解斜視図である。 手摺本体の形状を示す縦断面図である。 手摺りの壁付け状態を示す縦断面図である。 手摺りの壁付け状態を示す斜視図である。 手摺りを階段壁に取り付けた状態を示す斜視図である。 手摺りをコーナー壁に取り付けた状態を示す斜視図である。 従来の手摺りの構造を示す平面図である。
符号の説明
A 手摺り
P 間柱(柱材)
10 壁体
11 板壁
15 手摺本体
16 固定部
17 手摺棒部
18 取付面
20 シールプレート
25 エンドキャップ
30 ねじ取付溝
30a 穴あけガイド溝
40 止めねじ

Claims (2)

  1. 背後に柱材が間隔をあけて配列された壁体構造の板壁に取り付ける手摺りであって、
    前記板壁に面付けする取付面を幅方向一側に有した固定部と、その固定部の他側から延びる手摺棒部とに、成形材料を用いた押し出し成形によって一体に形成し、前記固定部には、前記取付面に向け凹状のねじ取付溝を長さ方向に縦断して設ける手摺本体と、
    該手摺本体の前記ねじ取付溝の正面溝開口を塞いで該ねじ取付溝を覆うシールプレートと、
    前記手摺本体の両端部に被せて前記シールプレートの両端を拘持するエンドキャップと、
    を備えてなることを特徴とする、手摺り。
  2. 前記ねじ取付溝には、更にその溝底面に、溝長さ方向に縦断する細長い穴あけガイド溝を、溝幅方向に数列並設してなることを特徴とする、請求項1に記載の手摺り。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011069077A (ja) * 2009-09-25 2011-04-07 Takeshi Takemoto 折畳み式手摺
JP2012046890A (ja) * 2010-08-24 2012-03-08 Panasonic Electric Works Co Ltd 手摺
JP2016017318A (ja) * 2014-07-08 2016-02-01 ナカ工業株式会社 連続手摺

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