JP2008019550A - 防犯レンズ - Google Patents
防犯レンズ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008019550A JP2008019550A JP2006175147A JP2006175147A JP2008019550A JP 2008019550 A JP2008019550 A JP 2008019550A JP 2006175147 A JP2006175147 A JP 2006175147A JP 2006175147 A JP2006175147 A JP 2006175147A JP 2008019550 A JP2008019550 A JP 2008019550A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lens
- security
- security lens
- ring
- flange portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 230000002265 prevention Effects 0.000 title abstract description 17
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims abstract description 16
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 claims description 15
- 238000000576 coating method Methods 0.000 claims description 15
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 11
- 239000003566 sealing material Substances 0.000 claims description 11
- 230000007613 environmental effect Effects 0.000 abstract description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 22
- POIUWJQBRNEFGX-XAMSXPGMSA-N cathelicidin Chemical compound C([C@@H](C(=O)N[C@@H](CCCNC(N)=N)C(=O)N[C@@H](CCCCN)C(=O)N[C@@H](CO)C(=O)N[C@@H](CCCCN)C(=O)N[C@@H](CCC(O)=O)C(=O)N[C@@H](CCCCN)C(=O)N[C@@H]([C@@H](C)CC)C(=O)NCC(=O)N[C@@H](CCCCN)C(=O)N[C@@H](CCC(O)=O)C(=O)N[C@@H](CC=1C=CC=CC=1)C(=O)N[C@@H](CCCCN)C(=O)N[C@@H](CCCNC(N)=N)C(=O)N[C@@H]([C@@H](C)CC)C(=O)N[C@@H](C(C)C)C(=O)N[C@@H](CCC(N)=O)C(=O)N[C@@H](CCCNC(N)=N)C(=O)N[C@@H]([C@@H](C)CC)C(=O)N[C@@H](CCCCN)C(=O)N[C@@H](CC(O)=O)C(=O)N[C@@H](CC=1C=CC=CC=1)C(=O)N[C@@H](CC(C)C)C(=O)N[C@@H](CCCNC(N)=N)C(=O)N[C@@H](CC(N)=O)C(=O)N[C@@H](CC(C)C)C(=O)N[C@@H](C(C)C)C(=O)N1[C@@H](CCC1)C(=O)N[C@@H](CCCNC(N)=N)C(=O)N[C@@H]([C@@H](C)O)C(=O)N[C@@H](CCC(O)=O)C(=O)N[C@@H](CO)C(O)=O)NC(=O)[C@H](CC=1C=CC=CC=1)NC(=O)[C@H](CC(O)=O)NC(=O)CNC(=O)[C@H](CC(C)C)NC(=O)[C@@H](N)CC(C)C)C1=CC=CC=C1 POIUWJQBRNEFGX-XAMSXPGMSA-N 0.000 description 16
- 238000002788 crimping Methods 0.000 description 13
- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 description 13
- 239000005060 rubber Substances 0.000 description 13
- 150000003839 salts Chemical class 0.000 description 13
- 239000003973 paint Substances 0.000 description 12
- 239000010408 film Substances 0.000 description 11
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 10
- 239000000049 pigment Substances 0.000 description 4
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 3
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 3
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 3
- 238000004078 waterproofing Methods 0.000 description 3
- IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N Atomic nitrogen Chemical compound N#N IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 239000004033 plastic Substances 0.000 description 2
- 229910001369 Brass Inorganic materials 0.000 description 1
- 244000043261 Hevea brasiliensis Species 0.000 description 1
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 239000010951 brass Substances 0.000 description 1
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
- 230000000295 complement effect Effects 0.000 description 1
- 230000005489 elastic deformation Effects 0.000 description 1
- 238000005562 fading Methods 0.000 description 1
- 150000002466 imines Chemical class 0.000 description 1
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 1
- 229920003052 natural elastomer Polymers 0.000 description 1
- 229920001194 natural rubber Polymers 0.000 description 1
- 229910052757 nitrogen Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000005498 polishing Methods 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
- 229920003051 synthetic elastomer Polymers 0.000 description 1
- 239000005061 synthetic rubber Substances 0.000 description 1
- 239000010409 thin film Substances 0.000 description 1
- 230000000007 visual effect Effects 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E06—DOORS, WINDOWS, SHUTTERS, OR ROLLER BLINDS IN GENERAL; LADDERS
- E06B—FIXED OR MOVABLE CLOSURES FOR OPENINGS IN BUILDINGS, VEHICLES, FENCES OR LIKE ENCLOSURES IN GENERAL, e.g. DOORS, WINDOWS, BLINDS, GATES
- E06B7/00—Special arrangements or measures in connection with doors or windows
- E06B7/28—Other arrangements on doors or windows, e.g. door-plates, windows adapted to carry plants, hooks for window cleaners
- E06B7/30—Peep-holes; Devices for speaking through; Doors having windows
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Lens Barrels (AREA)
Abstract
【解決手段】 防犯レンズAは、ダブルドアのドア板3、4に形成された取付孔30、40を介して螺合される第1の筒状体(内筒1)及び第2の筒状体(外筒2)と、前記内筒1に設けられ、且つ、室外側から前記取付孔30に嵌合される嵌合部13と、この嵌合部13の室外側に形成された室外側フランジ部10と、前記嵌合部13の室内側に形成された雄ねじ部10Bと、内筒1に配置されるレンズ系(レンズ120、121、122及び123)と、前記レンズ120、121とレンズ122によって区間される空間16に連通される孔17と、この孔17を封止する封止部17Aと、前記空間16に封止される防曇用のガス体19を備えている。
【選択図】 図1
Description
第2に塩分が付着する場合に生じ易い塩害への対策(塩害対策)である。このような事象は特に海岸地域等で発生し易い。
第3にドアに設けた防犯レンズの取付孔からドアの内部に浸入するおそれがある雨水等及び防犯レンズ自体に対する防水対策である。
第4に防犯レンズが不審者により室外側から取外されてしまう危険性への対策(回止対策)である。これは、特許文献1に開示した取外防止のための回止機構を補完できるものである。
第5に防犯レンズを通じて室外から室内の様子を伺う不審者に対する対策(裏蓋対策)である。
これは、特許文献4及び5に開示した裏蓋機構を更に充実させるものである。
また上記発明において前記室外側フランジ部の凹部に配置されるレンズとキャップ間に弾性シーリング材を配置することを特徴とする防犯レンズである(請求項3に記載の発明)。
また、前記室外側フランジ部と前記ドア間に空転リングを配置すると共に、この空転リングを空転させる空転リング部を前記嵌合部に形成したことを特徴とする防犯レンズである(請求項9に記載の発明)。
この防曇効果の発明に加えて、防水対策、塩害対策、回止対策、裏蓋対策等、設定環境、使用環境に応じて各種機能を付加することができる防犯レンズを提供することができる。
(第1実施形態/防曇対策)
図1は第1実施形態に係る防犯レンズの縦中央片面断面図、図2は同防犯レンズの分解斜視図である。
なお、これらの各図及び以下に説明する各図において、同一の構成は同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
以下、レンズ120及び121を「対物レンズ」と、レンズ122を「接眼レンズ」と、レンズ123を「広角レンズ」ともいう。
この場合、肉薄の雄ねじ部10Bより肉厚の前記嵌合部13に孔を設けて、その孔に封止部としてのネジを螺着することが望ましい。前記雄ねじ部10Bに孔を設けて、この孔をネジにより封止するとそのネジの先端が視界に入ってしまう恐れがある。
通常、嵌合部はその内側に前記レンズ120、121をセットできるような幅で、取付孔30から室内側に突出しているが、この実施形態では嵌合部を室内側にさらに延出して、前記レンズ120、121と孔17が干渉しないように、孔17を設けるためのスペースを確保し、嵌合部13を形成している。
また、前記ガス体19は、前記空間16に略1気圧又はそれよりも高い気圧で封入されていればよい。
さらに、シーリング部分のシール剤に代えて接着剤を用いることで防水性を高めると共に、前記室外側フランジ部10とキャップ18の固着、またはキャップ18とレンズ123の固着を強固にすることができる。
このように防犯レンズAの防水性を高めることで、レンズ123の空間16Aの曇りを防止することができ、またレンズ123の周囲又は前記レンズ120、レンズ121の周囲から前記空間16に浸入してくる恐れがある湿気を遮断することができる。
また、前記孔17は前記嵌合部13に設けたが、封止部17Aに用いる部材が、前記室内側端部10Aからの視野に入らなければ、前記雄ねじ部10Bに設けてもよい。例えば上記スリーブ15を配置する場合には、前記雄ねじ部10Bの肉厚にスリーブ15の肉厚がプラスされるので、前記雄ねじ部10Bに前記孔17を設けることができる。
図3は第2実施形態に係る防犯レンズの縦中央片面断面図、図4は同防犯レンズの分解斜視図である。
第2実施形態に係る防犯レンズBは、前記防犯レンズAの前記孔17、前記封止部17A及び前記ガス体19を省略すると共に、前記キャップ18に塗装180を施したものである。
塗膜の色彩は、どのようなものでもよく、ドアの色彩に合わせることができる。
また、この広角レンズ123を省いたキャップ付き防犯レンズの場合にも同様にキャップのみの塗膜でもよい。また、キャップを省いた防犯レンズの場合には室外側フランジ部のみでもよい。さらに上記各防犯レンズにおいて内筒の外面全体に、外筒の外面全体に塗膜を形成してもよい。
また、塗膜の色彩をドアの色彩に合わせることができ、防犯レンズに斬新性を与えることができる。
その他の構成及び効果は、前記防犯レンズAと略同様である。
図5は第3実施形態に係る防犯レンズの縦中央片面断面図、図6は同防犯レンズの分解斜視図である。
第3実施形態に係る防犯レンズCは、防犯レンズBの塗膜180を省略すると共に、前記室外側フランジ部10と前記ドア板3間に防水リング100を配置したものである。
前記防水リング100の素材は弾性材であるゴムであるが、これに限定されるものでもない。
また、前記防水リング100が前記室外側フランジ10と前記ドア板3間で圧着されているので、前記防水リング100の摩擦力により室外側から前記内筒1が回し難くなっている。
その他の構成及び効果は、前記防犯レンズBと略同様である。
図7は第4実施形態に係る防犯レンズの内筒の縦中央片面断面図である。
第4実施形態に係る防犯レンズDは、防犯レンズCの広角レンズ123、キャップ18及び防水リング100を省略すると共に、厚さが約1ミリメール〜約1.5ミリメールの室外側フランジ部10と、入射面が前記室外側フランジ部10の表面101と略面一に配置されている対物レンズ120を備えている。
また、室外側に露出する室外側フランジ部10が薄くなっているので、塩害対策にも適合する。
さらに、対物レンズ120の入射面がドア3により近づくため、室内側端部10Aからの視界が広がる。
その他の構成及び効果は、前記防犯レンズCと略同様である。
図8は第5実施形態に防犯レンズの分解斜視図である。
第5実施形態に係る防犯レンズEは、前記防犯レンズCの防水リング100を省略すると共に、前記外筒2の室内側端部10Aに取り付けられた取付枠2aと、この取付枠に螺着されるネジ材2bを介して取付けられ、かつ、引寄せ可能なカバー1aを備えている。
前記取付枠2aは、弾性変形可能な材料、例えは鋼材をリボン状に加工し、その自由端の両端を対向起立させて前記ネジ材2b用のネジ孔を形成したものである。
その他の構成及び効果は、前記防犯レンズCと略同様である。
さらに、ドアに既設されている防犯レンズに容易に後付けすることができる。
次に図9及び図10に基き、第6実施形態に係る防犯レンズFの構成例を説明する。
この実施形態は、前記防犯レンズAの前記室外側フランジ部10の凹部12に弾性シーリング材5Aを配置すると共に、キャップ18と広角レンズ123間にも弾性シーリング材5Bを配置した点に特徴がある。
よって、前記凹部12に浸入しようとする雨水等が阻止され、レンズ123の空間16Aの曇りを防止することができ、またレンズ123の周囲又は前記レンズ120、レンズ121の周囲から前記空間16に浸入してくる恐れがある湿気を遮断することができる。
その他、従来のように広角レンズ123の出射面側の、前記凹部12に接する部分の研磨及び艶消塗り(墨塗り)の手間を省くことができる、雨水等の浸入により前記ゴム5A、5Bが色褪せることがない、という効果を奏する。
その他の構成は上記実施形態に係る防犯レンズAと略同一であるので、同一の作用効果を奏する。
次に図11に基き、第7実施形態に係る防犯レンズGの構成例を説明する。
図11に示した防犯レンズGは、前記防犯レンズAの室内側端部10Aの覗き窓11Aを覆うカバー1aと、このカバー1aを前記室内側端部10Aに取付けるための取付枠2aを設けた点に特徴がある。
前記取付枠2aは、前記室内側端部10Aの外周に圧着可能な圧着片20aと、この圧着片20aの圧着力を調整する調整部21aからなる。
そして前記カバー1aは、前記調整部21aにネジ止めされる止着具3aにより回転可能に支持されており、その下部には回転操作用の舌部10aが形成されている。
また、前記舌部10aの形状は、居住者が把持し易いように下方向に長めに形成してもよい。
その他の構成は上記実施形態に係る防犯レンズAと略同一であるので、同一の作用効果を奏する。
防犯レンズHは、取付枠2dの圧着片20dとして、弾性材としてのゴム、プラスチック等の合成樹脂をリング状に成形し、カバー1dを回転可能に支持するネジ3d自体を支持部としたものである。
その他の構成は、上記各防犯レンズと同様であり、同一の作用効果を奏する。
この防犯レンズIは、その中心部を開口させた円盤状の取付枠2eと、該取付枠2eの開口21eの縁から立ち上げられて円筒状に形成され、且つ、前記室内側端部10Aの内周100aに取付可能な圧着片20eと、カバー1eを回転可能に支持する支持部としてのリベット、ネジ3eを備えている。
前記取付枠2eの直径は、前記室内側端部10Aの覗き窓11Aを覆うカバー1eの直径よりも、若干大きめに形成されている。
前記円筒状の圧着片20eの外径は、前記室内側端部10Aの内周100aに密着して、その内周100aを圧着できるサイズに形成されている。
これらの取付枠2eと圧着片20eは、プラスチック等の合成樹脂により一体成形されているが、その材料は合成樹脂に限定されるものではない。
その他の構成は、上記各実施形態と同様であり、同一の作用効果を奏する。
この同心円状の溝22eが前記室内側端部10Aに当接されることで、前記圧着片20eに外側方向に力が作用し、前記圧着片20eがより強く内周100aを圧着するようになる。よって、取付枠2eが前記室内側端部10Aから抜け難くなっている。
蛍光塗料は、反射される光と同位相の光がプラスされて光が増幅されるように作用することが知られており、輝度が高まる。
よって、前記カバー1a等の位置を視認し易くなり、室内側端部10Aの覗き窓11Aの位置を把握しやすい防犯レンズを提供できる。
蛍光顔料(蛍光物質)が用いられるものであれば、蛍光塗料に限定されることはなく、蛍光テープを前記カバー1aの面4aに貼ってもよい。
なお、蛍光塗料5bの塗布範囲や蛍光テープの貼布範囲は任意であって、例えば前記カバー1aの面4aの中心や、面4aの外縁でもよい。さらに前記内筒1の内面全体に蛍光塗料5b等を塗布してもよい。
また、上記各カバー1a、1d、1e等の室内側面に鏡を取付けてもよい。
居住者は玄関等の灯りを点灯せずに、カバーの室内側面の鏡からの光によりカバーの所在、ひいては防犯レンズの位置を視認することができる。
よって、訪問者が防犯レンズを介して室内側の居住者の動きや室内の様子を察知することができず、居住者にとっては安心であり、防犯効果がさらに高まる。
蓄光塗料は、太陽光又は人口照明の光のエネルギーが蓄えられて、暗闇でも一定時間、発光するものである。
よって、前記蛍光塗料5bと略同様に機能することが期待でき、前記カバー1aの位置を視認し易くなり、室内側端部10Aの覗き窓11Aの位置を把握しやすい防犯レンズを提供できる。
蓄光顔料(蓄光物質)が用いられるものであれば、蓄光塗料に限定されることはなく、蓄光テープを前記カバー1aの面4aに貼ってもよい。
その他の構成及び効果は、上記各実施形態と同様である。
前記防犯レンズAの室外側に露出する部分、即ち前記キャップ18に塗装180を施することにより、防曇対策に塩害対策を加えることができる。
その他の構成及び効果は、上記各実施形態と同様である。
第1実施形態に係る防犯レンズAについて、厚さが約1ミリメール〜約1.5ミリメールの室外側フランジ部10と、入射面が前記室外側フランジ部10の表面101と略面一に配置されている対物レンズ120を備えることで、防曇対策に回止対策を加えることができる。
その他の構成及び効果は、上記各実施形態と同様である。
次に図15及び図16に基き、第12実施形態に係る防犯レンズJの構成例を説明する。
この防犯レンズJは、防犯レンズCの広角レンズ123、キャップ18及び防水リング100を省略すると共に、前記室外側フランジ部10と前記ドア板3間に第1の空転リング6及びこの第1の空転リング6を空転させる第2の空転リング7を配置している。なお、図15及び図16においてはレンズ系の図示を省略している。
第1の空転リング6は、その内径が前記第2の空転リング7の外径の外周面を滑るようなサイズに形成され、その外径が前記室外側フランジ部10の室外側周面の端部10aから連続するテーパ面を形成できるサイズに形成され、前記端部10aは、第1の空転リング6に形成されている面取により安定的に載置されている。
前記第2の空転リング7は、前記内筒1の嵌合部13を跨いでその嵌合部13に取付けられ、前記嵌合部13に取付可能な内径を備え、その外径は、前記室外側フランジ部10の端部10aより小さなサイズに形成されている。
この第2の空転リング7の厚さは、前記第1の空転リング6よりも若干肉厚に形成されており、前記室外側フランジ部10と前記ドア板3間に第1の空転リング6及び第2の空転リング7を配置した場合に、空転リング7がドア板3と室外側フランジ部10で圧着されても、前記第1の空転リング6が空回りできるようにしている。
なお、図15及び図16において、符号「130」は内筒1の回止機構を構成する切欠である。
この第12実施形態に係る防犯レンズJによれば、前記第1の空転リング6をスパナ等の冶具で掴み、回しても第1の空転リング6のみが空回りするのみで、室外側フランジ部10が同調して回ることはなく、回止対策になっている。その他の構成及び効果は、上記各実施形態と同様である。
次に図17及び図18に基き、第13実施形態に係る防犯レンズKの構成例を説明する。
この実施形態は、防犯レンズCの広角レンズ123、キャップ18及び防水リング100を省略すると共に、前記室外側フランジ部10と前記ドア3間に空転リング6を配置し、一方、この空転リング6を空転させる空転リング部131を前記嵌合部13に形成している。なお、図17及び図18においてはレンズ系の図示を省略している。
前記空転リング6は、その内径が前記空転リング部131の外周面を空回り可能なサイズに形成されている。その他の構成は前記防犯レンズJの第1の空転リング6と同様に形成されている。
前記空転リング部131は、前記嵌合部13が室外側フランジ部10に接する部分を円柱状の段状に形成されたものであり、その径は前記室外側フランジ部10の端部10aより小さなサイズに形成されている。
前記空転リング部131の厚さは、前記第2の空転リング7と同様に、前記空転リング6よりも若干肉厚に形成されており、前記室外側フランジ部10と前記ドア板3間に空転リング6を配置した場合に、前記空転リング6が空回りできるようにしている。
この防犯レンズKによれば、上記防犯レンズJに比べ、部品点数が少ないことから、ドアに対する防犯レンズKの取付が容易になる。その他の構成は前記防犯レンズJと同様であり、同様な効果を奏する。
第1実施形態に係る防犯レンズAについて、前記室外側フランジ部10と前記ドア板3間に第1の空転リング6及びこの第1の空転リング6を空転させる第2の空転リング7を配置することで、防曇対策に回止対策を加えることができる。
また、前記室外側フランジ部10に前記空転リング部131を形成しても同様である。
その他の構成及び効果は、上記各実施形態と同様である。
既存の防犯レンズに、第1の空転リング6及びこの第1の空転リング6を空転させる第2の空転リング7を配置することで、すでにドアに設置されている防犯レンズに回止対策を加えることができる。
例えば、第2実施形態に係る防犯レンズBの前記室外側フランジ部10の凹部12に弾性シーリング材5Aを配置すると共に、キャップ18と広角レンズ123間にも弾性シーリング材5Bを配置してもよい。また前記室外側フランジ部10と前記ドア板3間に防水リング100を配置したものでもよい。このような構成により、塩害対策に防水対策を加えることができる。
また、例えば、防曇対策と塩害対策と防水対策と回止対策と裏蓋対策の各構成を組み合わせてものでもよいし、塩害対策と防水対策と回止対策と裏蓋対策の各構成、防水対策と回止対策と裏蓋対策の各構成、回止対策と裏蓋対策の各構成、防曇対策と防水対策と回止対策と裏蓋対策の各構成を組み合わせてものでもよい。
その他、上記各対策の各構成は、上述のように広角レンズ123が取付けられている防犯レンズAのほか、このレンズを省いた防犯レンズ(図11参照)、キャップ18を省略した防犯レンズ(図7参照)、また、一枚ドア用の防犯レンズ(図13参照/公団用)に用いても良い。
1a 1d 1e カバー
2 外筒
2a 2d 2e 取付枠
20a 20d 20e 圧着片
21e 開口
22e 溝
3a 3d 3e ピン
10a 10d 10e 舌部
10 室外側フランジ部
10A 室内側端部
11 筒口
12 凹部 12a 凹部の内周縁
13 嵌合部
14 ストッパ片
15 スリーブ
16 空間
17 孔
17A 封止部
18 キャップ
19 ガス体
100a 内周
3 室外側ドア板 30 取付孔
4 室内側ドア板 40 取付孔
5A ゴム 5B ゴム
50 孔
100 防水リング 101 表面
123 広角レンズ
180 塗料(塗膜)
6 第1の空転リング
7 第2の空転リング
130 切欠
131 空転リング部
Claims (9)
- ドアに設けられた取付孔を介して取付けられる第1の筒状体及び第2の筒状体とからなる防犯レンズにおいて、
前記第1の筒状体は、前記取付孔に嵌合される嵌合部と、この嵌合部の室外側に形成される室外側フランジ部と、その内部に配置されるレンズ系と、このレンズ系によって区間される空間に連通される孔と、この孔を封止する封止部と、前記空間に封止される防曇用のガス体を備えたことを特徴とする防犯レンズ。 - 前記室外側フランジ部の凹部に弾性シーリング材を配置することを特徴とする請求項1に記載の防犯レンズ。
- 前記室外側フランジ部の凹部に配置されるレンズとキャップ間に弾性シーリング材を配置することを特徴とする請求項1に記載の防犯レンズ。
- 少なくとも前記キャップに塗膜を形成したことを特徴とする請求項3に記載の防犯レンズ。
- 前記室外側フランジ部と前記ドア間に防水リングを配置することを特徴とする請求項1に記載の防犯レンズ。
- 前記室外側フランジ部の厚さを約1ミリメートル〜約1.5ミリメートル程度に形成すると共に、前記レンズ系の対物レンズの入射面が前記室外側フランジ部の表面と略面一に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の防犯レンズ。
- 第2の筒状体の室内側端部に取付けられる取付枠と、この取付枠に螺着されるネジ材と、このネジ材を介して取付けられ、かつ、引寄せ可能なカバーを備えていることを特徴とする請求項1に記載の防犯レンズ。
- 前記室外側フランジ部と前記ドア間に第1の空転リング及びこの第1の空転リングを空転させる第2の空転リングを配置することを特徴とする請求項1に記載の防犯レンズ。
- 前記室外側フランジ部と前記ドア間に空転リングを配置すると共に、この空転リングを空転させる空転リング部を前記嵌合部に形成したことを特徴とする請求項1に記載の防犯レンズ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006175147A JP5016858B2 (ja) | 2005-08-09 | 2006-06-26 | 防犯レンズ |
Applications Claiming Priority (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005230580 | 2005-08-09 | ||
JP2005230580 | 2005-08-09 | ||
JP2006167833 | 2006-06-16 | ||
JP2006167833 | 2006-06-16 | ||
JP2006175147A JP5016858B2 (ja) | 2005-08-09 | 2006-06-26 | 防犯レンズ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008019550A true JP2008019550A (ja) | 2008-01-31 |
JP5016858B2 JP5016858B2 (ja) | 2012-09-05 |
Family
ID=39075717
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006175147A Active JP5016858B2 (ja) | 2005-08-09 | 2006-06-26 | 防犯レンズ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5016858B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010080470A (ja) * | 2008-09-24 | 2010-04-08 | Daihen Corp | 配電用自動電圧調整器 |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS463970Y1 (ja) * | 1966-12-26 | 1971-02-10 | ||
JPS5052738U (ja) * | 1973-09-08 | 1975-05-21 | ||
JPS58195809A (ja) * | 1982-05-12 | 1983-11-15 | Fuji Xerox Co Ltd | レンズユニツト |
JPS61179527U (ja) * | 1985-04-27 | 1986-11-08 | ||
JPH11270248A (ja) * | 1998-03-23 | 1999-10-05 | Chinontec Kk | ドアスコープ装置 |
JP2002030875A (ja) * | 2000-07-17 | 2002-01-31 | Kaapu:Kk | 防犯レンズ用カバー、防犯レンズ及びその取付構造 |
JP2004211522A (ja) * | 2002-11-13 | 2004-07-29 | Matsuba:Kk | ドアスコープ |
JP2004316213A (ja) * | 2003-04-15 | 2004-11-11 | Cosmo Kinki Kk | ドアスコープ |
-
2006
- 2006-06-26 JP JP2006175147A patent/JP5016858B2/ja active Active
Patent Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS463970Y1 (ja) * | 1966-12-26 | 1971-02-10 | ||
JPS5052738U (ja) * | 1973-09-08 | 1975-05-21 | ||
JPS58195809A (ja) * | 1982-05-12 | 1983-11-15 | Fuji Xerox Co Ltd | レンズユニツト |
JPS61179527U (ja) * | 1985-04-27 | 1986-11-08 | ||
JPH11270248A (ja) * | 1998-03-23 | 1999-10-05 | Chinontec Kk | ドアスコープ装置 |
JP2002030875A (ja) * | 2000-07-17 | 2002-01-31 | Kaapu:Kk | 防犯レンズ用カバー、防犯レンズ及びその取付構造 |
JP2004211522A (ja) * | 2002-11-13 | 2004-07-29 | Matsuba:Kk | ドアスコープ |
JP2004316213A (ja) * | 2003-04-15 | 2004-11-11 | Cosmo Kinki Kk | ドアスコープ |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010080470A (ja) * | 2008-09-24 | 2010-04-08 | Daihen Corp | 配電用自動電圧調整器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5016858B2 (ja) | 2012-09-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20060279631A1 (en) | Concealed camera | |
US20080016923A1 (en) | Magnetic lock | |
US9832354B2 (en) | Bubble for surveillance camera | |
KR20070011860A (ko) | 외부에서 렌즈 초점을 조정할 수 있는 적외선 감시카메라 | |
KR101692363B1 (ko) | 배전반 내부를 감시하기 위한 투시창 구조 | |
JP5016858B2 (ja) | 防犯レンズ | |
TW202001069A (zh) | 智慧門眼裝置 | |
JP4871057B2 (ja) | 防犯レンズ | |
JP5016861B2 (ja) | 防犯レンズ | |
JP2007328114A (ja) | 屋外装置の発光素子表示構造 | |
JP4758171B2 (ja) | 防犯レンズ | |
JP2006183307A (ja) | 防犯レンズ用のカバー装置 | |
JP2005041240A (ja) | カメラユニット付きアウターミラー | |
JP7460418B2 (ja) | 羽根開閉装置 | |
JP3848957B2 (ja) | 防犯レンズ用のカバー装置 | |
JP2017133321A (ja) | 扉錠 | |
JP2004211522A (ja) | ドアスコープ | |
JP3660348B2 (ja) | 防犯レンズ用カバー及びこれを用いた防犯レンズ | |
JP2020528645A (ja) | 製品の壁部に取り付けるための電気光学的構成要素、壁部を含む製品、及び取り付ける方法 | |
JP2014091612A (ja) | ケーブル付き電工ドラム | |
JP5735156B2 (ja) | 光ケーブル付き電工ドラム | |
JP2014190133A (ja) | 防水扉における扉錠装置 | |
JP3738676B2 (ja) | 防犯レンズ | |
CN205912141U (zh) | 车载摄像头的防曝光机构 | |
JP2004197375A (ja) | ドアスコープ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090413 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110525 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110705 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110728 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20111101 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20111122 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120605 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120611 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150615 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5016858 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |