JP4758171B2 - 防犯レンズ - Google Patents

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本発明は、室内から外部の様子を広範囲にわたって観察することができる防犯レンズ関し、特に防水機能を備えた防犯レンズに関する。
ドアを施錠したまま、室内から訪問者の様子を観察できる防犯レンズは、今日の防犯意識の高まりと共に、その重要性を増している。
現在、出願人が製造及び販売している防犯レンズは、概ね次のような構成となっている。
即ち、ドアに設けられた取付孔を介して螺合される第1の筒状体及び第2の筒状体と、第1の筒状体に収容されたレンズ系と、このレンズ系を構成する広角レンズの脱落を防止するキャップとから構成されている(特許文献1)。
この広角レンズの出射面側には黒墨が塗られており、この黒墨は広角レンズからの入射光が乱反射することを防止したりするもので、墨を施す出射面の所定領域を研磨等することで凹凸を形成し、その研磨面に墨が塗布されていた(特許文献1の段落0023)。
特開2000−297583
しかし、このような黒墨は水により色落ちし易く、キャップの隙間から雨水等が浸入した場合に、その雨水により黒色が褪せて白色になったりする場合があった。
また、墨を塗布する前に広角レンズの出射面に凹凸を形成する手間が必要であった。
さらに、雨水等の浸入を放置すると、レンズ系が曇る恐れがあった。
そこで、本願発明は、黒墨に代わる構成を新しく提供すると共に、防水性に優れた防犯レンズを提供することを目的とする。
この目的を達成するため、ドアに設けられた取付孔を介して取付けられる第1の筒状体及び第2の筒状体と、第1の筒状体に配置されるレンズ系と、ドアの室外側に臨む第1の筒状体の室外側フランジ部を備えた防犯レンズにおいて、前記室外側フランジ部に形成された凹部と、この凹部の略中央に形成される筒口に対し、その外縁が前記凹部の内周縁に略一致して形成され、前記筒口への入射光束の進入路を妨げないように孔が形成されリング状となっているリング状のフィルムを、前記室外側フランジ部の凹部に配置されるレンズの出射面側と前記凹部間で密着させ、且つ、前記凹部を覆うように収容したことを特徴とする防犯レンズとした(請求項1に記載の発明)。
この構成において、室外側フランジ部とキャップが接する部分又は室外側フランジ部とレンズが接する部分をシーリングしてもよい。
上記発明において、前記フィルムは黒色であることを特徴とする防犯レンズとした(請求項2に記載の発明)。
上記発明において、前記フィルムは耐水性を備えていることを特徴とする防犯レンズとした(請求項3に記載の発明)。
上記発明において、前記室外側フランジ部の凹部に取付けられる広角レンズと、このレンズを室外側フランジ部間で欽締するレンズ固定用のキャップを備えると共に、前記キャップと前記広角レンズ間にリング状のフィルムを介在させたことを特徴とする防犯レンズとした(請求項4に記載の発明)。
また前記リング状のフィルムに代えて、このフィルムと同様に前記室外側フランジ部の凹部の内周縁に嵌込まれる外縁と、前記筒口に対応する孔を備えたリング状の弾性シーリング材にしたことを特徴とする防犯レンズとした(請求項5に記載の発明)。
さらに、この防犯レンズにおいて、前記室外側フランジ部の凹部に取付けられる広角レンズと、このレンズを室外側フランジ部間で欽締するレンズ固定用のキャップを備えると共に、前記キャップと前記広角レンズ間に、弾性シーリング材を配置したことを特徴とする防犯レンズとした(請求項6に記載の発明)。
本発明の防犯レンズによれば、室外側フランジ部とこの室外側フランジ部に配置されるレンズ間、又は前記キャップと前記室外側フランジ部間に、少なくとも1枚のリング状のフィルムを介在させたことで、前記室外側フランジ部に配置されるレンズと室外側フランジ部の境界、レンズとレンズの境界又はレンズとキャップ間の境界がフィルムで埋り、防水性が高まる。
また墨と異なりフィルムであることから色落ちし難いものとなる。
このフィルムは、進入した光束が前記室外側フランジ部等で反射することを防ぐことができる色であれば何色でもよいが、黒色であれば入射光束を吸収し易く、意匠的にもドアにマッチした優れたものとなる。
さらにこのフィルムに耐水性が備われば、さらに防水性が高まる。
室外側フランジ部とこの室外側フランジ部に配置されるレンズ間又は前記キャップと前記室外側フランジ部間に、少なくとも1枚の弾性シーリング材を介在させた防犯レンズにおいては、そのシーリング材が前記キャップと前記室外側フランジ部間で圧着されることで、弾性変形の作用が発揮され、さらに防水性が高まる。
本発明に係る防犯レンズの実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は第1実施形態に係る防犯レンズの縦中央片面断面図、図2は同防犯レンズの分解斜視図である。図3は第2実施形態に係る防犯レンズの縦中央片面断面図、図4は同防犯レンズの分解斜視図である。
なお、これらの各図及び以下に説明する各図において、同一の構成は同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
第1実施形態に係る防犯レンズAは、ダブルドアのドア板3、4に形成された取付孔30、40を介して螺合される第1の筒状体(内筒1)及び第2の筒状体(外筒2)と、前記内筒1に配置されるレンズ120、121、122及び123(レンズ系)を備えると共に、前記内筒1の室外側に設けられた室外側フランジ部10と、この室外側フランジ部10に形成された凹部12と、この凹部12の略中央に形成され、且つ、前記レンズ120が臨まれる筒口11と、この筒口11に対応する孔50が形成され、且つ、凹部12に収容される黒フィルム5と、この黒フィルム5の室外側に、且つ、前記凹部12に取付けられる前記広角レンズ123を前記室外側フランジ部10間で欽締するキャップ18を備えている。
符号「15」はスリーブを、符号「14」はスリーブと共にレンズ122を規制するストッパ片を、符号「10A」は室内側フランジ部(室内側端部)をそれぞれ示す。これらスリーブ15、ストッパ片14の構成は任意である。
前記黒フィルム5は、前記広角レンズ123の入射面123aから出射面123b側に進入した光束が前記室外側フランジ部10の凹部12等で反射することを防ぐもので、典型的には黒色に着色されているが、黒色に限定されるものではない。
また、前記黒フィルム5は、前記広角レンズ123の出射面123bと前記凹部12間に浸入する雨水等の水分を防水するもので、光を効率的に吸収できる色であることのほかに、耐水性が備わったものであればなお良い。
この黒フィルム5は、ドーナッツ状の前記凹部12を覆うように、その外縁5aが前記凹部12の内周縁12aに略一致して形成され、入射光束の筒口11への進入路を妨げないように、前記孔50が形成されリング状となっている。
このような黒フィルム5は、厚さ約0.1mm程度の塩化ビニル又はポリエチレン等のフィルムを型で打ち抜いて製造されるが、フィルム、即ち薄膜状のものであれば、その材質は問われることはない。
前記黒フィルム5を凹部12に収容し、キャップ18により広角レンズ123を前記凹部12間で欽締することで、次のような作用効果を奏する。
第1に、従来のように広角レンズ123の出射面側の、前記凹部12に接する部分の研磨及び艶消塗り(墨塗り)の手間を省くことができる。
第2に、前記黒フィルム5は雨水等の浸入により色褪せることがない。
第3に、前記黒フィルム5が広角レンズ123の出射面123bと凹部12間で密着し水分の流路を遮断することにより、防水を図ることができる。そのためレンズ120等の曇りを防ぐことができる。
なお、前記室外側フランジ部10とキャップ18が接する部分、例えば螺着部分又は/及びキャップ18とレンズ123が接する部分をシーリングして防水性を高めてもよい。
さらに、シーリング部分のシール剤に代えて接着剤を用いることで防水性を高めると共に、前記室外側フランジ部10とキャップ18の固着、またはキャップ18とレンズ123の固着を強固にすることができる。
また前記黒フィルム5を前記広角レンズ123と前記凹部12間の他に、もう一枚を前記広角レンズ123と前記キャップ18間で配置することで防水性を高めてもよい。
次に図3及び図4に基き、第2実施形態に係る防犯レンズBの構成例を説明する。
この防犯レンズBは、前記防犯レンズAに組込まれていた広角レンズ123を省いたもので、室外側フランジ部10の凹部12にレンズ120と121を配置している。このような防犯レンズBにおいて、レンズ121の出射面121b側と室外側フランジ部10の凹部12間に前記黒フィルム5を介在させている。
なお、前記黒フィルム5の配置位置は、前記レンズ120、121間でもよいし、キャップ18と前記レンズ120間でもよく、またレンズ121の出射面121b側と室外側フランジ部10の凹部12間に1枚、さらに前記レンズ120、121間に少なくとも1枚、或いは複数枚でもよい。
その他の構成は前記防犯レンズAと略同一であるので、同一の作用効果を奏する。
なお、図5に示したように、前記キャップ18を省略した防犯レンズCのレンズ121の出射面121b側と室外側フランジ部10の凹部12間に前記黒フィルム5を配置してもよい(第3実施形態)。
また、図6に示したように、一枚ドア用の防犯レンズDのレンズ121の出射面121bと室外側フランジ部10の凹部12間に前記黒フィルム5を配置してもよい(第4実施形態)。
その他の構成は上記各実施形態に係る防犯レンズと略同一であるので、同一の作用効果を奏する。
次に図7及び図8に基き、第5実施形態に係る防犯レンズEの構成例を説明する。
この実施形態では、前記黒フィルム5に代えて、弾性シーリング材5Aを用いると共に、キャップ18と広角レンズ123間にも弾性シーリング材5Bを配置した点に特徴がある。
前記弾性シーリング材5Aとして、リング状のゴム5Aが用いられており、このリング状ゴム5Aは前記黒フィルム5と同様に、前記室外側フランジ部10の凹部12の内周縁12aに嵌込まれる外縁5aと、前記筒口11に対応する孔50を備え、黒色に着色されている。
前記弾性シーリング材5Bとして、略Oリング状のゴム5Bが用いられており、このOリング状ゴム5Bは、前記広角レンズ123の外縁123aが当接する前記ギャップ18の開口縁18aの裏面側に配置される。
前記ゴム5A、5Bは、薄膜状の天然ゴム又は合成ゴムであるが、弾性を備えたシーリング材であれば、どのような材質でもよい。その他の構成は、前記黒フィルム5と略同様である。
前記ゴム5A、5Bによれば、第1に従来のように広角レンズ123の出射面側の、前記凹部12に接する部分の研磨及び艶消塗り(墨塗り)の手間を省くことができる、第2に雨水等の浸入により色褪せることがない、という効果を奏する。
また、第3に前記ゴム5Bは、その弾性変形の作用により前記広角レンズ123の外縁123aと前記ギャップ18の開口縁18a間で圧着され、水密の機能が発揮され、雨水等の浸入が阻止される、という効果を奏する。
さらに、第4にゴム5Aはその弾性変形の作用により、広角レンズ123の出射面123bと凹部12間で圧着され、前記ゴム5Bと共に二重の水密の機能が発揮される。よって、前記凹部12に浸入しようとする雨水等が阻止される、という効果を奏する。
このような防犯レンズEの防水効果は、底面に孔を開けて、この孔に前記室外側フランジ部10を臨ませて、この前記室外側フランジ部10、キャップ18、広角レンズ123を水没させる実験装置を用いた、略24時間の防水実験によって実証された。
前記第2実施形態の防犯レンズBにおいても、前記黒フィルム5を前記ゴム5A、5Bに代えることで、上記のような作用効果を奏することができる。
また、前記第3又は第4実施形態の防犯レンズC、Dにおいても、前記黒フィルム5を前記ゴム5Aに代えることで、上記のような作用効果を奏することができる。
上記各防犯レンズA〜Eについて、図9〜図17に示したカバー装置を配置することができる。
図9及び図10に示したカバー装置1Aは、例えば一枚ドアの防犯レンズDにおいて、室内側端部10Aの覗き窓11Aを覆うカバー1aと、このカバー1aを前記室内側端部10Aに取付けるための取付枠2aからなるものである。
前記取付枠2aは、前記室内側端部10Aの外周に圧着可能な圧着片20aと、この圧着片20aの圧着力を調整する調整部21aからなる。
そして前記カバー1aは、前記調整部21aにネジ止めされる止着具3aにより回転可能に支持されており、その下部には回転操作用の舌部10aが形成されている。
前記圧着片20aと調整部21aは、圧着片20aがウォームホイールに、調整部21aがウォームギアに相当するもので、調整部21aを構成するギア210aを回転させることにより、前記室内側端部10Aに対する圧着力を調整できるようになっている。
前記カバー1aは、前記止着具3aにより左右方向に振分けられるようになっているが、前記止着具3aに代えてヒンジ手段により、ドア3Aに対して手前方向に開閉できるようにしても良い。
また、前記舌部10aの形状は、居住者が把持し易いように下方向に長めに形成してもよい。
前記防犯レンズDに前記カバー装置1Aを取付けるには、前記室内側端部10Aの径より若干大きめに調整した取付枠2aを室内側端部10Aに跨がせて、調整部21aをドライバー等で締付ければよい。
このように取付けられたカバー装置1Aは、通常、前記カバー1aの自重により、前記防犯レンズの覗き窓11Aを覆っているので、室外側から室内の様子を窺うことはできない。
居住者が、防犯レンズから室外を覗き見る場合には、カバー1aの舌部10aを左右何れかの方向に振り、覗き見た後は、前記舌部10aから手を放せば、カバー1aがその自重により回転し、再びカバー1aが前記覗き窓11Aを覆う。
以上のようなカバー装置1Aによれば、防犯レンズDの外筒2のサイズの長短に対応でき、また外筒2の直径の大小にも対応でき、しかも低コストで製造することができる。
上記カバー装置1Aは、図11及び図12に示したように、所謂フラッシュドアと呼ばれている2枚板3、4の厚みのあるダブルドア用の前記防犯レンズA、B及びEに取付けることもできる。
上記実施形態では、前記カバー装置1Aの取付枠2aは、前記室内側端部10Aの外周を圧着するようにしていたが、室内側端部10Aの内周100aを圧着するようにしてもよい。
次に、カバー装置1Bの構成例を説明する。
このカバー装置1Bは、図13に示したようにカバー1bを前記室内側端部10Aに取付けるための取付枠2bは、前記室内側端部10Aの外周を圧着可能な圧着片として、例えば板バネ材から構成されており、その弾性材に支持部としての折曲部20bを形成し、その折曲部20bにカバー1bを回転可能に保持するピン3bが固定されている。
前記弾性材は外側方向Xにたわみ、内側方向−Xに復元力が作用するもので、前記防犯レンズの室内側端部10Aの外周を圧着できるようになっている。
前記折曲部20bは、弾性材を略U字状に折曲げ加工し、そのU字状部200bにピン3bをかしめたり、接着、溶着等して取付けて、そのピン3bにカバー1bを回転可能に取付たものである。
その他の構成は、前記実施形態と同一であって、同一の作用効果を奏する。
前記折曲部20bの取付位置として、その折曲部20bを前記室内側端部10Aの切欠凹部100Aに埋込むようにしても良い。この場合、折曲部20bにも前記切欠凹部100Aに対応する切欠21bを形成する。
より具体的には、防犯レンズの内筒1と外筒2を螺着させる場合に、図13のように前記室内側端部10Aの切欠凹部100Aを略垂直方向に位置させて、防犯レンズAを固定する。
そして、前記折曲部20bの切欠21bを前記室内側端部10Aの切欠凹部100Aに埋込むようにして取り付ける。
前記切欠凹部100Aは、本来、室内側から前記外筒2を前記内筒1に螺着させる場合に、ドライバーなどの冶具に使用される部位であるが、前記カバー装置2Aの取付けに活用することで、前記カバー装置1Bの取付けが容易になる。
次に、カバー装置1Cの構成例を図14に基いて説明する。
このカバー装置1Cは、図13に示したカバー装置1Bと同様に、その取付枠2cの圧着片を弾性材から構成すると共に、その弾性材の折曲部20cを上向きに形成している。
前記弾性材は外側方向Xに復元力が作用し、内側方向−Xにたわむもので、前記室内側端部10Aの内周100aを圧着できるようになっている。
前記折曲部20cは前記折曲部20bと同様に、弾性材を略U字状に折曲げ加工し、そのU字状部200cにピンをかしめる等して固定し、そのピンにカバー1cを回転可能に取付たものである。
このカバー装置1Cにおいても、前記実施形態のカバー装置と同一の作用効果を奏する。
図13と同様に、前記折曲部20cの取付位置として、その切欠21cを前記室内側端部10Aの切欠凹部100Aに埋込むように取付けても良い。
次に、カバー装置1Dの構成例を説明する。
このカバー装置1Dの特徴は、図15に示したように取付枠2dの圧着片20dとして、弾性材としてのゴム、プラスチック等の合成樹脂をリング状に成形し、カバー1dを回転可能に支持するネジ3d自体を支持部としたものである。
このカバー装置1Dを前記室内側端部10Aに取付けるには、ネジ3dで圧着片20dにカバー1dを螺着し、前記室内側端部10Aの径にあわせて、圧着片20dを押し広げるように取付ければよい。圧着片2dを前記室内側端部10Aに取付ける際に接着剤を用いても良い。
また、カバー1dの舌部10dにストラップ等の飾り紐を取付ける孔11dを設けることで、飾り紐を把持することによるカバー1dの回転操作性の向上等を図ることができる。
その他の構成は、上記各カバー装置と同様であり、同一の作用効果を奏する。
次に、カバー装置1Eの構成例を説明する。
このカバー装置1Eは、図16に示したようにその中心部を開口させた円盤状の取付枠2eと、該取付枠2eの開口21eの縁から立ち上げられて円筒状に形成され、且つ、前記室内側端部10Aの内周100aに取付可能な圧着片20eと、カバー1eを回転可能に支持する支持部としてのリベット、ネジ3eを備えている。
前記取付枠2eの直径は、前記室内側端部10Aの覗き窓11Aを覆うカバー1eの直径よりも、若干大きめに形成されている。
前記円筒状の圧着片20eの外径は、前記室内側端部10Aの内周100aに密着して、その内周100aを圧着できるサイズに形成されている。
これらの取付枠2eと圧着片20eは、プラスチック等の合成樹脂により一体成形されているが、その材料は合成樹脂に限定されるものではない。
このカバー装置1Eを前記室内側端部10Aに取付けるには、前記円筒状の圧着片20eを前記室内側端部10Aの内周100aに向けて押込むか、螺着してもよい。
その他の構成は、上記各実施形態のカバー装置と同様であり、同一の作用効果を奏する。
図17には、図16に示した取付枠2eと圧着片20eの変形例が示されており、その変形個所は、取付枠2eの同心円状に、室内側に凹んだ溝22eを形成したところである。
この同心円状の溝22eが前記室内側端部10Aに当接されることで、前記圧着片20eに外側方向に力が作用し、前記圧着片20eがより強く内周100aを圧着するようになる。よって、カバー装置1Eが前記室内側端部10Aから抜け難くなっている。
上記カバー装置1A〜1Eでは、ウォームホイールの圧着片20a、ウォームギアの調整部21a、取付枠として弾性材等を採用したが、前記室内側端部10Aに対する圧着力を調整できるものであればどのようなものでもよい。
たとえば、合成樹脂のバンド状のものを取付枠としてもよい。
また、防犯レンズの内筒や外筒の材質は、どのようなものでもよく、アルミニウム等の金属の他、プラスチック等の合成樹脂でもよい。
さらに上記カバー装置1Eにおいて、取付枠2eと圧着片20eを黒色に着色することで、光の反射を抑えることができ、覗き見易い防犯レンズにすることができる。
第1実施形態に係る防犯レンズの縦中央片面断面図、 同防犯レンズの分解斜視図、 第2実施形態に係る防犯レンズの縦中央片面断面図、 同防犯レンズの分解斜視図、 第3実施形態に係る防犯レンズの縦中央片面断面図、 第4実施形態に係る防犯レンズの縦中央片面断面図、 第5実施形態に係る防犯レンズの縦中央片面断面図、 同防犯レンズの分解斜視図、 カバー装置の分解斜視図及びこのカバー装置を取付ける防犯レンズの分解斜視図、 カバー装置を防犯レンズに取付けた状態の取付側面図、 カバー装置の分解斜視図及びこのカバー装置を取付ける別例の防犯レンズの斜視図、 同取付側断面図、 カバー装置の分解斜視図及び取付説明図、 カバー装置の分解斜視図及び取付説明図、 カバー装置の分解斜視図及び取付説明図、 カバー装置の分解斜視図及び取付説明図、 (A)及び(B) 同カバー装置の変形例図及び同図のA‐A断面図である。
符号の説明
1 内筒
1A 1B 1C 1D 1E カバー装置
1a 1b 1c 1d 1e カバー
2 外筒
2a 2b 2c 2d 2e 取付枠
20a 20d 20e 圧着片
20b 20c 折曲部
21e 開口
22e 溝
200b 200c U字状部
2a 3b 3c 3d 3e ピン
10a 10d 10e 舌部
10 室外側フランジ部
10A 室内側端部
11 筒口
12 凹部 12a 凹部の内周縁
14 ストッパ片
15 スリーブ
18 キャップ
100a 内周
3 室外側ドア板 30 取付孔
4 室内側ドア板 40 取付孔
5 黒フィルム 5a 黒フィルムの外縁
5A ゴム 5B ゴム
50 孔

Claims (6)

  1. ドアに設けられた取付孔を介して取付けられる第1の筒状体及び第2の筒状体と、第1の筒状体に配置されるレンズ系と、ドアの室外側に臨む第1の筒状体の室外側フランジ部を備えた防犯レンズにおいて、
    前記室外側フランジ部に形成された凹部と、この凹部の略中央に形成される筒口に対し、その外縁が前記凹部の内周縁に略一致して形成され、前記筒口への入射光束の進入路を妨げないように孔が形成されリング状となっているリング状のフィルムを、前記室外側フランジ部の凹部に配置されるレンズの出射面側と前記凹部間で密着させ、且つ、前記凹部を覆うように収容したことを特徴とする防犯レンズ。
  2. 前記フィルムは黒色であることを特徴とする請求項1に記載の防犯レンズ。
  3. 前記フィルムは耐水性を備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の防犯レンズ。
  4. 前記室外側フランジ部の凹部に取付けられる広角レンズと、このレンズを室外側フランジ部間で欽締するレンズ固定用のキャップを備えると共に、
    前記キャップと前記広角レンズ間にリング状のフィルムを介在させたことを特徴とする請求項1に記載の防犯レンズ。
  5. 前記リング状のフィルムに代えて、このフィルムと同様に前記室外側フランジ部の凹部の内周縁に嵌込まれる外縁と、前記筒口に対応する孔を備えたリング状の弾性シーリング材にしたことを特徴とする請求項1の防犯レンズ。
  6. 前記室外側フランジ部の凹部に取付けられる広角レンズと、このレンズを室外側フランジ部間で欽締するレンズ固定用のキャップを備えると共に、
    前記キャップと前記広角レンズ間に、弾性シーリング材を配置したことを特徴とする請求項5に記載の防犯レンズ。
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