JP3660348B2 - 防犯レンズ用カバー及びこれを用いた防犯レンズ - Google Patents

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Description

本発明は、室内から外部の様子を広範囲にわたって観察することができる防犯レンズ用カバー及びこれを用いた防犯レンズに関する。
ドアを施錠したまま、室内から訪問者の様子を観察できる防犯レンズは、今日の防犯意識の高まりと共に、重要性を増している。
出願人は、防犯レンズのトップメーカとして、特願平11−108273号(特開2000−297583、公開日2000年10月24日)に防犯機能を高めた防犯レンズの構成を記載している。
一方で、犯罪行為の多様化や凶悪化に対処するため、防犯レンズの改良の必要も生じつつある。
例えば、レンズを防犯レンズの入射窓に当てて、防犯レンズを通じて室外から室内の様子を伺う不審者に対処できるような防犯レンズが、必要になっている。
また、犯罪行為の多様化や凶悪化に対処するためには、構造の耐久性を高めることが必要になっている。
そこで、本願発明は、社会情勢の変化に対処できる防犯レンズ用カバーとこれを用いた防犯レンズを提供することを目的とする。
この目的を達成するため、ドアに形成された取付孔を介して、螺合される第1の筒状体及び第2の筒状体からなり、この第2の筒状体に室内側フランジ部を備えた防犯レンズに取付けられる防犯レンズ用カバーであって、そのカバーは、前記室内側フランジ部を覆うカバー片と、このカバー片を前記防犯レンズに取付けるための取付リングからなり、これらカバー片及び取付リングの各連結片を介して、カバー片は取付リングに対し回転可能に取付けられ、前記カバー片は、前記室内側フランジ部の径と略同一の径に形成され、前記連結片の点対称の位置に、舌状片が成形され、前記取付リングの外径も、前記カバー片と同様に前記室内側フランジ部の径と略同一の径に形成され、一方、その内径は、前記第2の筒状体としての外筒にフィットするように形成され、前記取付リングの連結片は、前記室内側フランジ部の厚さを逃げる折曲片を介して立上り、前記カバー片の連結片に取付けられることを特徴とする防犯レンズ用カバーとした(請求項1に記載の発明)。
このカバーは、所謂フラッシュドアと呼ばれている2枚板の厚みのあるダブルドア用の防犯レンズに取付けるもので、室内側の覗き窓から室外側の入射窓に進む光が遮断されるので、室外側から室内の様子を覗くことはできない。
また、ドアに形成された取付孔を介して、螺合される第1の筒状体及び第2の筒状体からなる防犯レンズに取付けられる防犯レンズ用カバーであって、そのカバーは、第2の筒状体としての外筒を覆うカバー片と、このカバー片を前記防犯レンズに取付けるための取付リングからなり、前記カバー片と取付リング間にサポート部を設けると共に、前記カバー片は、その連結片を中心に回転され、且つ、前記外筒の外径と略同一の径に形成され、一方、前記取付リングの外径も、前記外筒の外径と略同一に形成され、その内径は、前記第1の筒状体としての内筒の室外側フランジ部の座部にフィットするように形成され、前記サポート部は、前記カバー片寄りに、前記外筒を跨ぐ一対の枝部を備えていることを特徴とする防犯レンズ用カバーとした(請求項2に記載の発明)。
このカバーは、一枚の金属板等で作られている一枚ドア用の防犯レンズ用のもので、室内側の覗き窓から室外側の入射窓に進む光が遮断されるので、室外側から室内の様子を覗くことはできない。
請求項1に記載の防犯レンズは、レンズ系を収容する第1の筒状体に、そのレンズ系を構成する凸レンズの脱落を防止するストッパ片を設け、このストッパ片に凸レンズを当接させると共に、この凸レンズにスリーブを隣接させたことを特徴する(請求項3に記載の発明)。
前記レンズ系を構成する凸レンズは、前記第1の筒状体のストッパ片とスリーブに挟まれることによって、脱落し難くなっている。
請求項1に記載の防犯レンズは、前記取付孔に形成された係合部に対応させて、室外側から前記取付孔に挿入される第1の筒状体に被係合部を設けたことを特徴とする(請求項4記載の発明)。
この発明によれば、本発明に係る防犯レンズをドアに取付けた段階で、ドア側の係合部に対し、第1の筒状体に設けた被係合部が係合され、その筒状体自体の回転が規制される。
よって、第1の筒状体が外されることを防ぎ、不測の犯罪の発生を未然に防止することができる。
請求項1に記載の防犯レンズは、前記第1の筒状体の一端に設けられたフランジ部の座部より大きい径のフランジ環部を、第2の筒状体の一端に設けたことを特徴とする(請求項5に記載の発明)。
この発明によれば、ドアに設けられた取付孔に室外側から挿入された第1の筒状体に、フランジ環部側から第2の筒状体を螺着させると、そのフランジ環部が、第1の筒状体のフランジ部の座部を覆うことができる。
その結果、第1の筒状体のフランジ部とフランジ環部間の間隔を狭めることができるので、一枚ドア用防犯レンズとなる。
また、第1の筒状体に対し、フランジ環部の反対端から螺着させると、ダブルドア用防犯レンズとなり、一枚ドア用とダブルドア用として共用できる防犯レンズを提供することができる。
請求項1に記載の防犯レンズは、前記第1の筒状体のレンズ収容凹部に配置される対物レンズをキャップにより固定したことを特徴とする(請求項6に記載の発明)。
このキャップにより、このキャップと前記ストッパ片間に収容されたレンズ系が固定され、脱落を防ぐことができる。
請求項1に記載の防犯レンズは、第1の筒状体の内側面に蛍光物質を塗布したこと特徴する(請求項7の発明)。
ここで内側面とは、光が通過する光路に面する面をいう。
蛍光物質は、昼間時等の光のエネルギーを吸収して、光を放出するもので、長時間に亘って発光を継続するもの、即ち残光特性の良い蛍光顔料を用いれば、夜間においてもその発光により、外側の様子を見ることができる。
本願発明によれば、社会情勢の変化に対処できる防犯レンズ用カバーとこれを用いた防犯レンズを提供することができる。
本発明に係る防犯レンズ用カバー及び防犯レンズの実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は第1実施形態に係る防犯レンズ用カバー(以下、単にカバーという)の斜視図であり、且つ、そのカバーを防犯レンズに組付ける場合の斜視図、図2は同取付断面図、図3は同カバーの動作図である。
なお、これらの各図及び以下に説明する各図において、同一の構成は同一の符号を付して、詳細な説明を省略する。
第1実施形態に係るカバー1Aは、所謂フラッシュドアと呼ばれている2枚板の厚みのあるダブルドア用の防犯レンズAに取付けるもので、防犯レンズAを構成する第2の筒状体としての外筒2の室内側フランジ部20を覆うカバー片1aと、このカバー片1aを防犯レンズAに取付けるための取付リング1bからなり、これらカバー片1a及び取付リング1bの各連結片10a,10bを介して、カバー片1aは取付リング1bに対し回転可能に取付けられている。
前記カバー片1aは、前記室内側フランジ部20の径と略同一の径に形成され、前記連結片10aの点対称の位置に、舌状片11aが成形されている。
前記取付リング1bの外径も、前記カバー片1aと同様に、前記室内側フランジ部20の径と略同一の径に形成され、一方、その内径は、前記外筒2にフィットするように形成されている。
前記取付リング1bの連結片10bは、前記室内側フランジ部20の厚さを逃げる折曲片100bを介して立上り、前記カバー片1aの連結片10aとリベット等により接合されている。
このような構成のカバー1Aによれば、このカバー1Aを防犯レンズAの外筒2に取付けた場合に、防犯レンズAの構成と調和し、意匠的な統一を図ることができる。
前記カバー1Aが取付けられる防犯レンズAは、図1に示したように、入射窓となる室外側フランジ部10、外周に設けられた雄ネジ部11及び内部にレンズ系12を収容した第1の筒状体としての内筒1と、覗き窓となる前記室内側フランジ部20及び内部周面に雌ネジ部21を備えた外筒2からなる。
前記レンズ系12は、対物レンズとしての凹レンズ120,121と、接眼レンズとしての凸レンズ122からなり、これらのレンズにはプラスチックではなく、光学ガラスを用いている。よって、熱に強く防火上も有効であり、また曇り難くなっている。
前記防犯レンズAに前記カバー1Aを取付けるには、次の手順による。
ダブルドアの室外側ドア板3の取付孔30に室外側から前記内筒1を挿入し、一方、室内側ドア板4の取付孔40に室内側から外筒2を挿入する段階で、図1に示したように、前記外筒2の室外側先端より、前記取付リング1bをくぐらせる。
そして取付リング1bが外筒2の前記室内側フランジ部20に当接するように、外筒2と内筒1を螺合する。図2に示したように、前記連結片10a,10bの位置が、鉛直線上の略上方にくるように、前記室内側フランジ部20と室内側ドア板4とで前記取付リング1bを押し当て固定する。
このように取付けられたカバー1Aは、通常、前記カバー片1aの自重により、前記防犯レンズAの室内側フランジ部20を覆っているので、室外側から室内の様子を伺うことはできない。
居住者が、防犯レンズAを覗き見る場合には、図3に示したように、カバー片1aの舌状部11aを左右何れかの方向に振り、前記室内側フランジ部20を眼前に臨ませればよい。覗き見た後は、前記舌状部11aから手を放せば、カバー片1aがその自重により回転し、再びカバー片1aが前記室内側フランジ部20を覆う。
次に、図4乃至図6に基づいて、一枚の金属板等で作られている一枚ドア用の防犯レンズBに用いられるカバー1Bについて説明する。
図4は同カバーの斜視図、図5は同カバーの取付側面図、図6は同カバーの取付正面図である。
このカバー1Bが、前記カバー1Aと異なる主な点は、カバー片1aと取付リング1b間に、サポート部1cを設けた点である。
このサポート部1cは、居住者がカバー片1aの舌状部11aを左右何れかの方向に振って防犯レンズBを覗き見る場合に、カバー片1a自体が変位することなしに、連結片10aを中心に円滑に回転できるようにするものである。
よって、このサポート部1cは、図4乃至図6に示したように、前記カバー片1a寄りに、防犯レンズBの外筒2を跨ぐ一対の枝部10c,10cを備え、カバー片1aのスムーズな回転を確保できるようにしている。
このカバー1Bの前記カバー片1aは、防犯レンズBの外筒2の外径と略同一の径に形成され、一方、前記取付リング1bの外径も、前記外筒2の外径と略同一に形成され、その内径は、内筒1の室外側フランジ部10の座部13(図14参照)にフィットするように形成されている。
前記カバー1Bを取付けるには、サポート部1cを外筒2に跨がせつつ、外筒2と内筒1と螺合し、外筒2とドア3A間に前記取付リング1bを挟み込めばよい。
その他の構成は、第1実施形態と同様であるので、同一の作用効果を奏する。
第1,第2実施形態と同様に、振子式のカバーとして、図7のように、カバー片1a自体を前記室内側フランジ部20に回転可能に取付けてもよい。
上記振り子式以外のカバーとして、図8のようなヒンジ式のもの、図9(イ),(ロ)のような前記室内側フランジ部20に嵌める栓式のものでもよい。
次に、第3実施形態について説明する。
この第3実施形態では、第1実施形態に係る前記防犯レンズAに代えて、図10に示した内筒1を備えた防犯レンズCを用いる。
この防犯レンズCが、前記防犯レンズAと異なる点は、前記内筒1の室内側にストッパ片14を設け、このストッパ14とスリーブ15間に前記凸レンズ122を取付けた点である。
前記ストッパ片14は、内筒1の室内側端に、且つ、内筒1の内径を若干狭める円形縁により形成されており、前記凸レンズ122の室内側の外周縁部が当接するようになっている。
このストッパ片の構成は、上記のものに限定されるものではなく、凸レンズ122の脱落を防止できるものであればよい。例えば、凸レンズ122の外周を支持できように、内筒1の室内側端に所定間隔毎に突起を設けてもよい。
前記スリーブ15は、その外径が前記内筒1の内側面16にフィットするように成形され、その一端が前記凸レンズ122の室外側の外周縁部に当接し、その他端が前記凹レンズ121の室内側の外周縁部が当接する。
よって、前記凸レンズ122は、前記ストッパ片14とスリーブ15により、挟持されるので、脱落することなく、強固に固定される。
このような内筒1を組立てるには、室外側フランジ部10から前記凸レンズ122を入れ、前記ストッパ片14まで落し込む。次に、室外側フランジ部10からスリーブ15を落し込む。
そして、内筒1のレンズ収容凹部17の壁面に接着剤を塗り、凹レンズ121を接着し,次に凹レンズ120を接着する。
上記防犯レンズCによれば、凸レンズ122の脱落を防ぐことができることの他、前記凹レンズ120,121は接着されるので、後述のキャップ式に比べて、コスト安となる。また、前記凹レンズ120の入射面を妨げるものは存在しないので、視界を落すことはないというメリットがある。
この防犯レンズCに前記カバー1Aを取付ければ、第1実施形態と同様の作用効果を生じる。
また、第2実施形態に係る防犯レンズBについても、この第3実施形態と同様に、内筒1の室内側にレンズストッパ片14を設け、このストッパ片14とスリーブ15間に凸レンズ122を取付ければ、同一の作用効果を奏する。
次に、第4実施形態に係る防犯レンズの構成例を図11に基づいて説明する。
第4実施形態に係る防犯レンズDが第3実施形態に係る防犯レンズCと異なる点は、前記内筒1のレンズ収容凹部17に配置される対物レンズ120,121をキャップ18により固定したことである。
このキャップ18は、前記内筒1の室外側端の外周に設けられた雄ネジ部18aに螺合される雌ネジ部18bと、前記凹レンズ120の外周縁部を押え込むことができる入射窓18cを備えて、前記室外側フランジ部10の形状と略同一に成形されている。
このキャップ18により、より確実に凹レンズ120,121が固定されると共に、このキャップ18と前記ストッパ片14間で、凸レンズ122、スリープ15も固定されることになる。
その他の構成は、第1,第3実施形態と同様であり、同一の作用効果を奏する。
次に、第5実施形態に係る防犯レンズの構成例を図12及び図13に基づいて説明する。
この第5実施形態に係る防犯レンズEは、第3実施形態に係る防犯レンズCに対し、内筒1の回転を規制するため、図12に示したように、前記室外側フランジ部10のフランジ座部13の一部分を、月形状に切欠いた被係合部130とし、一方、この形状に対応させて、前記室外側ドア板3の取付孔30に係合部31を設けている。
この防犯レンズEでは、前記室外側ドア板3の取付孔30に前記座部13が挿入されると同時に、取付孔30の係合部31と、前記内筒1の被係合部130が係合し、雄ネジ部11の回転が規制され、室外側から前記内筒1を取外すことができなくなる。
よって、防犯上の有効性のみならず、防火上も防火戸としての機能を高めることができる構造となっている。また、低コストにて、回止機構を作ることができるし、その取付方法も極めて簡単なものとなっている。
その他の構成は、第3実施形態に係る防犯レンズC或は第4実施形態に係る防犯レンズDと同様であるので、同様な作用効果を奏する。
次に、図14に基づいて、第6実施形態に係る防犯レンズFの構成例を説明する。
これは、第2実施形態に係る防犯レンズBに、第3実施形態の防犯レンズCの凸レンズ固定機構及び第5実施形態の防犯レンズEの回止機構を設けたものである。
よって、第3実施形態及び第5実施形態の防犯レンズと同様の作用効果を生じる。
次に、第7実施形態に係る防犯レンズGの構成例を説明する。
この実施形態では、内筒1に対し、外筒2のフランジ環部23の反対端から螺着させると、ダブルドア用防犯レンズとなる。
一方、内筒1に、外筒2のフランジ環部23側から螺着させると、そのフランジ環部23が、内筒1のフランジ部10の座部13を覆うことができるので、一枚ドア用防犯レンズとなる。
即ち、図15に示したようにダブルドア用の防犯レンズGに、また、図16に示したように一枚ドア用の防犯レンズG’にそれぞれ共用できる防犯レンズについて、その内筒1に前記ストッパ片14、スリーブ15等からなる凸レンズ固定機構及び前記係合部31及び被係合部130等からなる前記回止機構を設けたものである。
なお、123で示すものは、広角レンズである。
この防犯レンズG,G’によれば、前記凸レンズ固定機構によるレンズ122の脱落防止効果、前記回止機構による防犯効果の他に、施工現場においてドアの種類に柔軟に対応できると共に、在庫管理の簡素化を図ることができる。
上記各実施形態に係る防犯レンズA〜Gの内筒1の内面、スリーブ15の内面及びレンズ収納凹部17の側面、環状平面124等に蛍光物質を塗布してもよい。
蛍光物質は、昼間時等の光のエネルギーを吸収して、光を放出するもので、長時間に亘って発光を継続するもの、即ち残光特性の良い蛍光顔料を用いれば、夜間において、室外側が暗くても、蛍光物質の発光により、外側の様子を見ることができる。
また、上記各実施形態の防犯レンズA〜Gを取付ける際に、前記室内外のフランジ部10,20より大きな取付孔を空けてしまったような場合、或は取付孔40等の周囲に「バリ」が出てしまったような場合には、図17に示したようなうら板5を配置する取付構造にする。
このうら板5は、前記内筒1の座部13及び前記外筒2の外径に略等しい孔を備えている。
例えば、室外側ドア板3に「バリ」ができた場合には、前記室外側フランジ部10と室外側ドア板3間に前記うら板5を挟込み、内筒1と外筒2を螺合する。また室内側ドア板4に「バリ」ができた場合には、前記室内側フランジ部20と室内側ドア板4間に前記うら板5を挟込み、内筒1と外筒2を螺合する。
この取付構造によれば、ドア一枚が無駄にならず、経済効果が大きいばかりでなく、ボロ隠しとすることもできる。また、取付孔30,40等を補強することから、防犯上の効果も期待できる。
その他、第3〜第7実施形態に係る各防犯レンズにも、上記カバー1A等を用いることができる。
また、上記防犯レンズE,F,Gにも第4実施形態と同様にキャップを付けてもよい。
第1の実施形態に係る防犯レンズ用カバーの斜視図、防犯レンズの分解斜視図、 同カバーの取付断面図、 同カバーの動作図、 第2の実施形態に係る防犯レンズ用カバーの斜視図、 同取付側面図、 同取付正面図、 別例に係るカバーの斜視図、 別例に係るカバーの斜視図、 (イ)(ロ)別例に係るカバーの斜視図、 第3実施形態に係る防犯レンズの片面断面図、 第4実施形態に係る防犯レンズの片面断面図、 第5実施形態に係る防犯レンズの分解斜視図、 同防犯レンズの片面断面図、 第6実施形態に係る防犯レンズの片面断面図、 第7実施形態に係る防犯レンズの片面断面図、 同防犯レンズの片面断面図、 うら板の取付構造図。
符号の説明
1 内筒
1A 1B 1C カバー
1a カバー片
1b 取付リング
1c サポート片
11a 舌状片
10 室外側フランジ部 11 雄ネジ部
12 レンズ系
13 座部
14 ストッパ片
15 スリーブ
16 内面
17 レンズ収納凹部
18 キャップ
130 被係合部 31 係合部
120,121 対物レンズ 122 凹レンズ
2 外筒 20 室内側フランジ部
21 雌ネジ部
3 室外側ドア板 30取付孔
4 室内側ドア板 40 取付孔
3A ドア板 30A 取付孔
23 フランジ環部 123 広角レンズ
5 ウラ板

Claims (7)

  1. ドアに形成された取付孔を介して、螺合される第1の筒状体及び第2の筒状体からなり、この第2の筒状体に室内側フランジ部を備えた防犯レンズに取付けられる防犯レンズ用カバーであって、
    そのカバーは、前記室内側フランジ部を覆うカバー片と、このカバー片を前記防犯レンズに取付けるための取付リングからなり、
    これらカバー片及び取付リングの各連結片を介して、カバー片は取付リングに対し回転可能に取付けられ、
    前記カバー片は、前記室内側フランジ部の径と略同一の径に形成され、前記連結片の点対称の位置に、舌状片が成形され、
    前記取付リングの外径も、前記カバー片と同様に前記室内側フランジ部の径と略同一の径に形成され、一方、その内径は、前記第2の筒状体としての外筒にフィットするように形成され、
    前記取付リングの連結片は、前記室内側フランジ部の厚さを逃げる折曲片を介して立上り、前記カバー片の連結片に取付けられることを特徴とする防犯レンズ用カバー。
  2. ドアに形成された取付孔を介して、螺合される第1の筒状体及び第2の筒状体からなる防犯レンズに取付けられる防犯レンズ用カバーであって、
    そのカバーは、第2の筒状体としての外筒を覆うカバー片と、このカバー片を前記防犯レンズに取付けるための取付リングからなり、
    前記カバー片と取付リング間にサポート部を設けると共に、
    前記カバー片は、その連結片を中心に回転され、且つ、前記外筒の外径と略同一の径に形成され、
    一方、前記取付リングの外径も、前記外筒の外径と略同一に形成され、その内径は、前記第1の筒状体としての内筒の室外側フランジ部の座部にフィットするように形成され、
    前記サポート部は、前記カバー片寄りに、前記外筒を跨ぐ一対の枝部を備えていることを特徴とする防犯レンズ用カバー。
  3. 前記防犯レンズは、レンズ系を収容する第1の筒状体に、そのレンズ系を構成する凸レンズの脱落を防止するストッパ片を設け、このストッパ片に凸レンズを当接させると共に、この凸レンズにスリーブを隣接させたことを特徴する請求項1に記載の防犯レンズ用カバー。
  4. 前記防犯レンズは、前記取付孔に形成された係合部に対応させて、室外側から前記取付孔に挿入される第1の筒状体に被係合部を設けたことを特徴とする請求項1に記載の防犯レンズ用カバー。
  5. 前記防犯レンズは、前記第1の筒状体の一端に設けられたフランジ部の座部より大きい径のフランジ環部を、第2の筒状体の一端に設けたことを特徴とする請求項1に記載の防犯レンズ用カバー。
  6. 前記防犯レンズは、前記第1の筒状体のレンズ収容凹部に配置される対物レンズをキャップにより固定したことを特徴とする請求項1に記載の防犯レンズ用カバー。
  7. 前記防犯レンズは、第1の筒状体の内側面に蛍光物質を塗布したこと特徴する請求項1に記載の防犯レンズ用カバー。
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