JP2008018380A - 浴室用軟水装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】浴室内で場所をとらずに設置することができる浴室用軟水装置を実現する。
【解決手段】浴室2内で使用される湯水に含まれる硬度分を除去するための軟水生成ユニット3と、この軟水生成ユニット3へ再生液を供給するための再生ユニット4とを別体で形成し、前記再生ユニット4から前記軟水生成ユニット3へ再生液を供給できるようにこれら各ユニット3,4を互いに接続可能としたことを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】浴室2内で使用される湯水に含まれる硬度分を除去するための軟水生成ユニット3と、この軟水生成ユニット3へ再生液を供給するための再生ユニット4とを別体で形成し、前記再生ユニット4から前記軟水生成ユニット3へ再生液を供給できるようにこれら各ユニット3,4を互いに接続可能としたことを特徴とする。
【選択図】図1
Description
この発明は、浴室内で使用される湯水に含まれる硬度分を除去する浴室用軟水装置に関する。
軟水装置は、たとえば工場における水処理システムなど様々な分野で利用されているが、近年ではとくに一般家庭における浴室用の軟水装置が注目を集めている。この浴室用軟水装置は、工業用の軟水装置と同様に、軟水生成部としてイオン交換樹脂を収容した樹脂収容部を備え、この樹脂収容部において、浴室内で使用される湯水に含まれる硬度分,すなわちカルシウムイオンおよびマグネシウムイオンをナトリウムイオンまたはカリウムイオンと置換させることにより軟水を生成するようになっている。
前記イオン交換樹脂は、所定の処理水量に達すると、イオン交換基が硬度分でほぼ飽和状態になり、イオン交換能力を失う状態,すなわち破過状態になる。そこで、前記イオン交換樹脂が破過状態になる前に、前記イオン交換樹脂へ再生液として、塩化ナトリウムや塩化カリウムなどの塩類を水に溶解させた塩水を供給して前記イオン交換樹脂のイオン交換能力を回復させる再生作動を行う必要がある。このため、前記浴室用軟水装置は、前記樹脂収容部へ再生液を供給するために、再生液タンクを備えている(たとえば、特許文献1参照)。
特開平9−294981号公報
ところで、前記樹脂収容部および前記再生液タンクは、従来の浴室用軟水装置においては、いずれも一つの装置筐体内に組み込まれているのが一般的である。したがって、装置が大型化して狭い浴室内で場所をとり、邪魔になったり圧迫感を与えたりする。
この発明が解決しようとする課題は、浴室内で場所をとらずに設置することができる浴室用軟水装置を実現することである。
この発明は、前記課題を解決するためになされたもので、請求項1に記載の発明に係る浴室用軟水装置は、浴室内で使用される湯水に含まれる硬度分を除去するための軟水生成ユニットと、この軟水生成ユニットへ再生液を供給するための再生ユニットとを別体で形成し、前記再生ユニットから前記軟水生成ユニットへ再生液を供給できるようにこれら各ユニットを互いに接続可能としたことを特徴とする。
この発明によれば、前記軟水生成ユニットと前記再生ユニットとを別体で形成したので、前記各ユニットを浴室内の別々の場所に置くことができる。したがって、前記各ユニットの設置場所を、浴室内において邪魔にならないように自由にレイアウトすることができ、浴室内で場所をとらずに設置することができる。さらに、通水作動のときには不必要となる前記再生ユニットは、再生作動のときにのみ前記軟水生成ユニットと接続し、前記通水作動のときには浴室外へ出しておくこともでき、浴室内のスペースをより広く確保することができる。
つぎに、この発明の実施の形態について図面に基づいて詳細に説明する。
(第一実施形態)
まず、この発明の第一実施形態について説明する。図1は、この発明の第一実施形態の浴室用軟水装置を示す概略的な説明図であり、また図2は、図1に示す浴室用軟水装置の内部構成を示す概略的な説明図である。
(第一実施形態)
まず、この発明の第一実施形態について説明する。図1は、この発明の第一実施形態の浴室用軟水装置を示す概略的な説明図であり、また図2は、図1に示す浴室用軟水装置の内部構成を示す概略的な説明図である。
この第一実施形態の浴室用軟水装置1は、浴室2内で使用される湯水に含まれる硬度分を除去するための軟水生成ユニット3と、この軟水生成ユニット3へ再生液を供給するための再生ユニット4とが別体で形成されている。そして、これら各ユニット3,4は、前記再生ユニット4から前記軟水生成ユニット3へ再生液を供給できるように、互いに接続可能に構成されている。この第一実施形態では、前記各ユニット3,4は、再生液供給ホース5を介して接続されるようになっている。
前記再生液供給ホース5は、前記各ユニット3,4とそれぞれ別々に接続される、再生剤溶液供給ホース6と再生用原水供給ホース7とで構成されている。さらに、前記各ユニット3,4は、補給水供給ホース8を介して接続されるようになっている。前記各ホース6,7,8は、結束バンド(図示省略)によって結束されており、また前記各ユニット3,4と接続された状態から分離できるようになっている。
また、前記軟水生成ユニット3は、前記浴室2内に設置された既設の湯水混合栓9と原水供給ホース10を介して接続されている。さらに、前記軟水生成ユニット3には、先端部にシャワーヘッド11を備えたシャワーホース12が接続されている。
前記軟水生成ユニット3および前記再生ユニット4の内部構成について、主に図2に基づいて説明する。前記軟水生成ユニット3は、扁平な直方体形状(図1参照)の第一筐体13内に、樹脂収容部14とコントロールバルブ15とからなる軟水生成部16を備えている。
前記樹脂収容部14には、原水中に含まれる硬度分を吸着除去して軟水を生成するイオン交換樹脂(図示省略)が充填されている。この樹脂収容部14へは、前記コントロールバルブ15を介して原水,軟水および再生液が流入および流出するようになっている。
前記コントロールバルブ15には、原水ライン17および軟水ライン18が接続されている。前記原水ライン17は、前記湯水混合栓9からの原水を前記コントロールバルブ15を介して前記樹脂収容部14へ供給するラインであり、前記湯水混合栓9から前記第一筐体13までの間は、前記原水供給ホース10として構成されている。また、前記軟水ライン18は、前記樹脂収容部14からの軟水を前記コントロールバルブ15を介して前記シャワーヘッド11へ供給するラインであり、このシャワーヘッド11から前記第一筐体13までの間は、前記シャワーホース12として構成されている。
さらに、前記コントロールバルブ15には、再生剤溶液ライン19,再生用原水ライン20,補給水ライン21および排水ライン22が接続されている。ここでは、前記再生剤溶液ライン19,前記再生用原水ライン20および前記補給水ライン21の詳細な説明は後述することとし、前記排水ライン22のみについて説明する。
前記排水ライン22からは、前記再生ユニット4から前記樹脂収容部14へ供給された再生液が、再生排水として装置外へ排出されるようになっている。ここで、前記排水ライン22は、前記第一筐体13の底面に開口しており(図示省略)、この開口部分から再生排水が排出されるようになっている。前記第一筐体13の底面には、前記排水ライン22からの排水が行えるように、前記第一筐体13と設置面との間に空間を形成するための脚部(図示省略)が設けられている。
前記再生ユニット4は、扁平な直方体形状(図1参照)の第二筐体23内に、前記軟水生成ユニット3へ再生液を供給する再生液タンク24を備えている。この再生液タンク24は、特願2006−92616号の図4および図5に示す第三実施形態の再生液供給装置と同一の構成となっており、ここでは詳細な構成の図示を省略して概略構成のみを説明する。
前記再生液タンク24は、再生剤25(たとえば、粒状やペレット状の塩化ナトリウム)が貯蔵されている再生剤タンク26およびこの再生剤タンク26と流動水供給ライン27を介して連通する原水タンク28が一体となって構成されている。
ここで、再生液とは、後述する再生作動における再生工程の際に、前記再生剤タンク26において前記再生剤25を原水に溶解させることによって生成されて使用される再生剤溶液およびこの再生剤溶液の希釈水として使用されるとともに、前記再生作動における押出工程の際に使用される前記原水タンク28の原水を含む概念である。この他、再生液には、前記再生作動における洗浄工程の際に使用される前記原水ライン17からの原水も含まれる。
前記再生剤タンク26には、前記再生剤溶液ライン19が接続されている。この再生剤溶液ライン19は、前記再生剤タンク26において生成された前記再生剤溶液を、前記コントロールバルブ15を介して前記樹脂収容部14へ供給するラインであり、前記再生ユニット4から前記軟水生成ユニット3までの間は、前記再生剤溶液供給ホース6として構成されている。
また、前記原水タンク28には、前記再生用原水ライン20および前記補給水ライン21が接続されている。前記再生用原水ライン20は、前記原水タンク28内の原水を前記コントロールバルブ15を介して前記樹脂収容部14へ供給するラインであり、前記再生ユニット4から前記軟水生成ユニット3までの間は、前記再生用原水供給ホース7として構成されている。また、前記補給水ライン21は、前記原水ライン17から前記コントロールバルブ15へ流入した原水を、前記原水タンク28へ供給するラインであり、前記軟水生成ユニット3から前記再生ユニット4までの間は、前記補給水供給ホース8として構成されている。
さらに、前記原水タンク28には、オーバーフローライン29が接続されている。前記原水タンク28内において前記オーバーフローライン29の接続個所に達した原水は、このオーバーフローライン29を介して装置外へ排出され、これにより、前記原水タンク28および前記再生剤タンク26の水位が同一,かつ一定に維持されるようになっている。ここで、前記オーバーフローライン29は、前記第二筐体23の底面に開口しており、この開口部分から、前記原水タンク28内の原水が排出されるようになっている。前記第二筐体23の底面には、前記オーバーフローライン29からの排水が行えるように、前記第二筐体23と設置面との間に空間を形成するための脚部(図示省略)が設けられている。
前記再生剤タンク26へは、前記流動水供給ライン27を介して前記原水タンク28内の原水が供給され、この原水が前記再生剤タンク26内において前記再生剤溶液ライン19へ向かって流れる流動水となる。この流動水は、前記再生剤25と接触しながら底部30に沿って流動し、再生剤溶液が生成されるようになっている。
前記再生剤タンク26内における流動水の流路31は、前記底部30に複数の仕切板(図示省略)を立設することによって形成された屈曲流路となっている。前記流路31には、前記再生剤25を載置する透水性のフィルタプレート32が水平に配置され、このフィルタプレート32により、前記再生剤溶液ライン19および前記流動水供給ライン27への前記再生剤25の侵入が阻止されている。
ここで、前記流動水供給ライン27には、逆止弁33が設けられており、この逆止弁33によって前記再生剤タンク26から前記原水タンク28への再生液の逆流が防止されるようになっている。
さて、前記浴室用軟水装置1は、たとえば図1に示すように、前記浴室2内において邪魔にならないように、前記軟水生成ユニット3および前記再生ユニット4を、それぞれ浴槽34と反対側の壁際における別々の隅に置かれて使用される。ここで、前記再生ユニット4は、通水作動のときには、前記軟水生成ユニット3から前記再生液ホース5(すなわち、前記再生剤溶液供給ホース6および前記再生用原水供給ホース7)および前記補給水供給ホース8を外して前記浴室2の外に置いておいてもよい。
以下、前記浴室用軟水装置1の通水作動および再生作動について説明する。前記通水作動および前記再生作動では、前記コントロールバルブ15において流路の切換えが行われる。
まず、前記通水作動について説明する。この通水作動では、前記湯水混合栓9からの原水が、前記原水ライン17および前記コントロールバルブ15を介して前記樹脂収容部14へ供給され、前記イオン交換樹脂(図示省略)によって硬度分が除去されて軟水が生成される。前記樹脂収容部14において生成された軟水は、前記コントロールバルブ15および前記軟水ライン18を介して、前記シャワーヘッド11へ供給される。
つぎに、前記再生作動について説明する。前記再生作動は、エア抜き工程,再生工程,押出工程および洗浄工程をこの順で行う。以下、これら各工程について説明する。
前記エア抜き工程は、前記再生工程に先立ち、前記再生剤溶液ライン19,前記再生用原水ライン20および前記排水ライン22内に滞留しているエアを排出するとともに、これらの各ライン19,20,22内を水で充満させる工程である。前記再生工程は、後述するように、前記再生液タンク24内の水面と前記排水ライン22の末端部との間に生じる水頭圧差によって再生液を前記樹脂収容部14内へ供給する。このため、前記再生剤溶液ライン19内,前記再生用原水ライン20内および前記排水ライン22内にエアが存在していると、再生液がスムーズに流下しなくなり、再生不良を引き起こすおそれがある。前記エア抜き工程は、こうした不具合をなくすために、再生液が流下する流路を水で充満させるとともに、前記再生剤タンク26および前記原水タンク28の水張りを行うようにしている。
前記エア抜き工程では、前記原水ライン17を流れる原水の一部は、経路内のエアを押し出しながら、前記コントロールバルブ15を経由して、前記再生剤タンク26および前記原水タンク28へ向かって流れる。また、前記原水ライン17を流れる原水の一部は、経路内のエアを押し出しながら前記コントロールバルブ15を介して前記樹脂収容部14へ流入した後、前記排水ライン22から排出される。この結果、前記再生剤溶液ライン19,前記再生用原水ライン20,前記樹脂収容部14および前記排水ライン22からなる経路が水で満たされる。さらに、前記原水ライン17を流れる原水の一部は、前記コントロールバルブ15および前記補給水ライン21を介して前記原水タンク28へ供給され、前記オーバーフローライン29の接続個所まで貯留される。
前記エア抜き工程を開始して所定時間が経過すると、前記コントロールバルブ15によって流路を切り換え、前記再生工程へ移行する。この再生工程では、前記原水ライン17を流れる原水は、前記コントロールバルブ15および前記補給水ライン21を介して、前記原水タンク28へ供給される。前記原水タンク28内の原水は、前記流動水供給ライン27を介して前記再生剤タンク26へ供給される。同時に、原水タンク28内の原水は、この原水タンク28内の水面と前記排水ライン22の末端部との間に生じる水頭圧差によって、前記再生用原水ライン20へ流出し、前記コントロールバルブ15へ向かって流下する。
前記流動水供給ライン27からの原水は、前記再生剤タンク26内において、流動水として前記再生剤溶液ライン19へ向かって前記流路31を流通しながら、前記再生剤25と接触し、この再生剤25が溶解することによって再生剤溶液となる。そして、この再生剤溶液は、前記再生剤タンク26内の水面と前記排水ライン22の末端部との間に生じる水頭圧差によって、前記再生剤溶液ライン19へ流出し、前記コントロールバルブ15へ向かって流下する。
前記再生剤溶液ライン19を流下した再生剤溶液は、前記コントロールバルブ15において、前記再生用原水ライン20からの原水と混合され、再生に適した濃度にまで希釈された後に、前記イオン交換樹脂を再生するための再生液として樹脂収容部14へ流入する。この樹脂収容部14へ流入した再生液は、前記イオン交換樹脂を通過した後、前記コントロールバルブ15を介して前記排水ライン22へ流出し、装置外へ排出される。
前記再生工程を開始して所定時間が経過すると、前記コントロールバルブ15によって流路を切り換え、前記押出工程へ移行する。この押出工程では、前記原水ライン17を流れる原水は、前記コントロールバルブ15および前記補給水ライン21を介して、前記原水タンク28へ供給される。この原水は、前記原水タンク28内の水面と前記排水ライン22の末端部との間に生じる水頭圧差によって、前記再生用原水ライン20へ流出し、前記コントロールバルブ15へ向かって流下する。ここで、前記押出工程では、前記再生剤溶液ライン19からの再生剤溶液の供給は停止される。したがって、前記樹脂収容部14へは、原水のみが前記コントロールバルブ15を介して、押出水として流入する。
前記樹脂収容部14へ流入した原水は、再生液を押し出しながら前記イオン交換樹脂を通過し、このイオン交換樹脂を引き続き再生させる。そして、前記イオン交換樹脂を通過した原水は、前記コントロールバルブ15を介して前記排水ライン22へ流出し、装置外へ排出される。
前記押出工程を開始して所定時間が経過すると、前記コントロールバルブ15によって流路を切り換え、前記洗浄工程へ移行する。この洗浄工程では、前記原水ライン17を流れる原水は、洗浄水として前記コントロールバルブ15を介して前記樹脂収容部14へ供給される。そして、この樹脂収容部14へ供給された原水は、この樹脂収容部14内に残留している再生液を洗い流しながら、前記イオン交換樹脂を通過した後、前記コントロールバルブ15を介して前記排水ライン22へ流出し、装置外へ排出される。
前記洗浄工程を開始して所定時間が経過すると、前記コントロールバルブ15によって流路を切り換え、前記通水作動を再び実施する。
以上説明した前記浴室用軟水装置1によれば、前記軟水生成ユニット3と、この軟水生成ユニット3へ前記のようにして再生液を供給する前記再生ユニット4とが別体で形成されているので、前記各ユニット3,4を前記浴室2内の別々の場所に置くことができる。したがって、前記各ユニット3,4を、前記浴室2内において、たとえば図1に示すように別々の隅に置くなどして、前記各ユニット3,4の設置場所を、邪魔にならないように自由にレイアウトすることができ、浴室内で場所をとらずに設置することができる。さらに、前記通水作動のときには不必要となる前記再生ユニット4は、前記再生作動のときにのみ前記軟水生成ユニット3と接続し、前記通水作動のときには前記浴室2外へ出しておくこともでき、前記浴室2のスペースをより広く確保することができる。
(第二実施形態)
つぎに、この発明の第二実施形態について図面に基づいて詳細に説明する。図3は、この発明の第二実施形態の浴室用軟水装置を示す概略的な説明図であり、また図4は、図3に示す浴室用軟水装置の内部構成を示す概略的な説明図である。図3および図4において、図1および図2と同一の構成については、同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
つぎに、この発明の第二実施形態について図面に基づいて詳細に説明する。図3は、この発明の第二実施形態の浴室用軟水装置を示す概略的な説明図であり、また図4は、図3に示す浴室用軟水装置の内部構成を示す概略的な説明図である。図3および図4において、図1および図2と同一の構成については、同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
この第二実施形態の浴室用軟水装置40においては、前記軟水生成ユニット3の前記第一筐体13および前記再生ユニット4の前記第二筐体23は、断面が略直角三角形である三角柱形状となっており、その断面積が互いに同面積となっている。
また、前記軟水生成ユニット3および前記再生ユニット4は、前記軟水生成ユニット3の上に前記再生ユニット4を載置させるようにして、前記再生液供給ホース5および前記補給水供給ホース8を介さずに直接接続できるようになっている。すなわち、前記再生剤溶液ライン19,前記再生用原水ライン20および前記補給水ライン21の前記軟水生成ユニット3側と前記再生ユニット4側とが連通するようにして、前記軟水生成ユニット3および前記再生ユニット4が直接接続できるようになっている。また、前記軟水生成ユニット3および前記再生ユニット4は、前記第一実施形態の浴室用軟水装置1と同様に、前記再生液供給ホース5および前記補給水供給ホース8を介して接続できるようにもなっている(ここでは、図示省略)。
ここで、前記浴室用軟水装置40では、前記第二筐体23を前記第一筐体13の上に載置して直接接続できるように、前記第二筐体23の底面に設けられた前記脚部(図示省略)は、取り外し可能となっている。
この第二実施形態においては、前記オーバーフローライン29は、前記第一筐体13にもこの第一筐体13を貫通するようにして形成されている。そして、前記軟水生成ユニット3と前記再生ユニット4とを接続したとき、前記軟水生成ユニット3側および前記再生ユニット4側の前記オーバーフローライン29が連通し、前記原水タンク28内の原水が、前記オーバーフローライン29を介して前記第一筐体13の底面から装置外部へ排出されるようになっている。また、前記軟水生成ユニット3および前記再生ユニット4を、前記再生液供給ホース5および前記補給水供給ホース8を介して接続する場合、前記第一実施形態の浴室用軟水装置1と同様に、前記原水タンク28内の原水は、前記第二筐体23の底面から排出される。
さて、前記浴室用軟水装置40は、たとえば図3および図4に示すように、前記軟水生成ユニット3の上に前記再生ユニット4を載置させるようにして互いに接続され、前記浴室2内の隅に置かれて使用される。前記通水作動および前記再生作動は、前記第一実施形態と同様にして行われる。
以上説明した前記浴室用軟水装置40によっても、前記第一実施形態の浴室用軟水装置1と同様の効果を得ることができるとともに、前記軟水生成ユニット3および前記再生ユニット4を、前記再生液供給ホース5および前記補給水供給ホース8を介して接続することができるほか、前記各ユニット3,4を直接接続できるようにもなっているので、前記浴室2内におけるレイアウトのバリエーションをより増やすことができる。したがって、前記浴室用軟水装置40を設置する浴室に応じて、場所を取らないような設置をすることがより一層可能である。
また、前記軟水生成ユニット3および前記再生ユニット4の前記各筐体13,23は、断面が略直角三角形である三角柱形状となっているので、前記浴室2の隅に設置することで、より場所を取らずに設置することができる。
(第三実施形態)
つぎに、この発明の第三実施形態について図面に基づいて詳細に説明する。図5は、この発明の第三実施形態の浴室用軟水装置を示す概略的な説明図である。図5において、図1〜図4と同一の構成については、同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。また、図5において、前記湯水混合栓9は図示省略されている。
つぎに、この発明の第三実施形態について図面に基づいて詳細に説明する。図5は、この発明の第三実施形態の浴室用軟水装置を示す概略的な説明図である。図5において、図1〜図4と同一の構成については、同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。また、図5において、前記湯水混合栓9は図示省略されている。
この第三実施形態の浴室用軟水装置50では、前記軟水生成ユニット3および前記再生ユニット4は、前記第一実施形態の浴室用軟水装置1と同様に、前記再生液供給ホース5および前記補給水供給ホース8を介して互いに接続されている。そして、前記軟水生成ユニット3は、その第一筐体13の背面に、前記浴槽34の上縁部に係止させる平板状のフック51が設けられている。
さて、前記浴室用軟水装置50は、たとえば図5に示すように、前記再生ユニット4を前記浴室2の隅に置くとともに、前記軟水生成ユニット3を、前記フック51によって前記浴槽34の上縁部に係止させて使用される。前記浴室用軟水装置50においても、前記通水作動および前記再生作動は、前記各実施形態と同様にして行われる。
以上説明した前記浴室用軟水装置50によれば、前記軟水生成ユニット3を前記フック51によって前記浴槽34の上縁部に係止させて前記浴室2内に設置することで、前記浴室2内において場所をとらずに設置することができる。その他、前記第一実施形態の浴室用軟水装置1と同様の効果を得ることができる。
以上、この発明を前記第一,第二,第三実施形態によって説明したが、この発明は前記各実施形態に限られるものではなく、その主旨を変えない範囲で種々変更実施可能なことは勿論である。
1,40,50 浴室用軟水装置
2 浴室
3 軟水生成ユニット
4 再生ユニット
2 浴室
3 軟水生成ユニット
4 再生ユニット
Claims (1)
- 浴室内で使用される湯水に含まれる硬度分を除去するための軟水生成ユニットと、この軟水生成ユニットへ再生液を供給するための再生ユニットとを別体で形成し、前記再生ユニットから前記軟水生成ユニットへ再生液を供給できるようにこれら各ユニットを互いに接続可能としたことを特徴とする浴室用軟水装置。
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20091006 |