JP2015157232A - 水処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】コントロールバルブ2にバイパスバルブ3を容易に着脱可能として、水処理装置のメンテナンス性を向上する。【解決手段】コントロールバルブ2は、イオン交換樹脂床を収容した圧力タンクに対する流路を切り替える。バイパスバルブ3は、原水路からの原水をコントロールバルブ2へ導入し、コントロールバルブ2からの水を処理水路へ導出するか、原水路からの原水をコントロールバルブ2へ導入せずに処理水路へバイパスさせて導出するかを切り替える。コントロールバルブ2とバイパスバルブ3との接続は、コントロールバルブ2に設けた受入穴12,13に、バイパスバルブ3に設けた管部69,70をはめ込み、そのはめ込み状態を維持するように、略コ字形状のロック材76の両端片76a,76bを各バルブ2,3の突部71,75に引っ掛けてなされる。【選択図】図5

Description

本発明は、軟水装置などの各種水処理装置に関し、特に、工程に応じて流路の開閉や切替えを行うコントロールバルブと、このコントロールバルブに着脱可能に設けられるバイパスバルブとを備える水処理装置に関するものである。
従来、下記特許文献1に開示されるように、イオン交換樹脂床を備えた軟水装置が知られている。軟水装置では、原水がイオン交換樹脂床に通されると、原水中に含まれる硬度成分(すなわち、カルシウムイオンおよびマグネシウムイオン)が、イオン交換樹脂床のナトリウムイオンと交換される。このようにして、原水中の硬度成分がイオン交換樹脂床に吸着され除去されることで、原水を軟化させることができる。
軟水装置は、イオン交換樹脂床に結合していたナトリウムイオンを、原水中の硬度成分と交換するものであるから、硬度成分の除去には限界がある。そこで、その限界に達する前に、イオン交換樹脂床に再生剤(軟水装置の場合は塩水)を通して、交換能力の回復が図られる。これは、イオン交換樹脂床の再生と呼ばれる。
軟水装置は、原水を軟化させる通水工程(特許文献1の第15図)や、イオン交換樹脂床を再生する再生工程(特許文献1の第17図)など、各工程に応じて流路が変更される。そのために、イオン交換樹脂床を収容する圧力タンク(樹脂筒25)の上部に、複数の弁(メインピストン15、塩水ピストン16およびドレンピストン17)を備えたコントロールバルブが設けられ、このコントロールバルブにより各工程に応じた流路が規定される。
特開昭63−256178号公報(公報第6頁左下欄第4−19行、第15図−第19図)
軟水装置の圧力タンクやコントロールバルブをメンテナンスする際、原水の導入を止める必要があるが、それでは水需要先(たとえば家庭用軟水装置の場合は宅内)において断水することになる。断水を防止するために、コントロールバルブにバイパスバルブを設け、所望時にはバイパスバルブを切り替えて、原水のままであっても、水需要先への給水を継続するのが好適である。つまり、原水路からの原水をコントロールバルブへ導入し、コントロールバルブからの水を処理水路へ導出するか、原水路からの原水をコントロールバルブへ導入せずに処理水路へバイパスさせて導出するかを切り替えるバイパスバルブを設けておくのが好適である。このことは、軟水装置に限らず、その他の水処理装置についても同様である。
しかしながら、バイパスバルブを設けた場合でも、圧力タンクやコントロールバルブをメンテナンスする際、コントロールバルブとバイパスバルブとの着脱を容易に行える必要がある。また、たとえば、家庭用軟水装置を、屋外において、家屋と塀との狭小通路に設置する場合、その通路の両側からのみメンテナンスできれば好適である。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、メンテナンスが容易な水処理装置を提供することにある。具体的には、コントロールバルブとバイパスバルブとの着脱が容易で、好ましくはさらに、左右両側からメンテナンスできる水処理装置を提供することを課題とする。
本発明は、前記課題を解決するためになされたもので、請求項1に記載の発明は、イオン交換樹脂床を収容する圧力タンクと、この圧力タンクに対する流路を切り替えるコントロールバルブと、原水路からの原水を前記コントロールバルブへ導入し、前記コントロールバルブからの水を処理水路へ導出するか、原水路からの原水を前記コントロールバルブへ導入せずに処理水路へバイパスさせて導出するかを切り替えるバイパスバルブとを備え、前記コントロールバルブの原水入口と前記バイパスバルブの原水出口との間、および前記コントロールバルブの処理水出口と前記バイパスバルブの処理水入口との間は、それぞれ着脱可能に接続され、この接続は、前記コントロールバルブと前記バイパスバルブとの内、一方に形成された管部を、他方に形成された受入穴にはめ込み、そのはめ込み状態を維持するように、略コ字形状のロック材の両端片を前記各バルブに引っ掛けてなされることを特徴とする水処理装置である。
請求項1に記載の発明によれば、バイパスバルブを設けておくことで、断水させずに、圧力タンクやコントロールバルブをメンテナンスすることができる。しかも、コントロールバルブとバイパスバルブとは、一方に設けた管部を、他方に設けた受入穴にはめ込み、略コ字形状のロック材で固定するので、着脱作業が容易である。
請求項2に記載の発明は、前記コントロールバルブに、前記原水入口を構成する受入穴と、前記処理水出口を構成する受入穴とが隣接して配置されると共に、各受入穴の外周壁には径方向外側への突部が設けられており、前記バイパスバルブに、前記原水出口を構成する管部と、前記処理水入口を構成する管部とが隣接して配置されると共に、各管部の基端部には径方向外側への突部が設けられており、前記コントロールバルブの各受入穴に、前記バイパスバルブの各管部をはめ込んだ状態で、前記コントロールバルブの突部と前記バイパスバルブの突部とが、前記略コ字形状のロック材の両端片で挟み込まれ、前記ロック材は、前記コントロールバルブまたは前記バイパスバルブに着脱可能にネジ止めされることを特徴とする請求項1に記載の水処理装置である。
請求項2に記載の発明によれば、コントロールバルブとバイパスバルブとの接続面において、原水の通水口と処理水の通水口とを隣接して配置しておくので、両通水口を同時に着脱できる。しかも、ロック材は、各バルブに設けた突部間を挟んで、いずれかのバルブにネジ止めすれば足りる。
請求項3に記載の発明は、前記イオン交換樹脂床の再生剤を貯留する再生剤タンクをさらに備え、前記コントロールバルブは、前記圧力タンク内の上部通水口と下部通水口とに接続される一方、前記バイパスバルブからの原水入口、前記バイパスバルブへの処理水出口、前記再生剤タンクからの再生剤入口、および再生排水を排出する排水口を備え、前記再生剤入口に、前記再生剤タンクからの再生剤路が着脱可能に接続される一方、前記排水口に、排水路が着脱可能に接続されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の水処理装置である。
請求項3に記載の発明によれば、コントロールバルブは、原水入口および処理水出口がバイパスバルブとの間で着脱可能である以外に、再生剤入口が再生剤路との間で着脱可能であり、さらに排水口が排水路との間で着脱可能である。これにより、コントロールバルブを、バイパスバルブ、再生剤路および排水路から容易に取り外してメンテナンスすることができる。
さらに、請求項4に記載の発明は、前記再生剤タンクを挟んだ左右の内の一方に、前記圧力タンクが設けられると共に、その圧力タンクの上部に前記コントロールバルブおよび前記バイパスバルブが設けられ、前記再生剤タンクを挟んだ左右の内の他方に、前記バイパスバルブへの原水路に設けられる止水栓、逆止弁、ストレーナ、減圧弁、逃がし弁、フロースイッチおよび負圧破壊弁が配置されると共に、前記バイパスバルブからの処理水路に設けられるストレーナ、止水栓および逆止弁が配置され、左右へ開口した中央ケーシングと、その中央ケーシングの左右に着脱可能に設けられる左右ケーシングとを備え、前記再生剤タンクおよび前記バイパスバルブは、前記中央ケーシングに覆われ、前記圧力タンクおよび前記コントロールバルブは、前記左右の内の一方のケーシングに覆われ、前記原水路に設けられる止水栓、逆止弁、ストレーナ、減圧弁、逃がし弁、フロースイッチおよび負圧破壊弁と、前記処理水路に設けられるストレーナ、止水栓および逆止弁とは、前記左右の内の他方のケーシングに覆われることを特徴とする請求項3に記載の水処理装置である。
請求項4に記載の発明によれば、再生剤タンクを挟んだ左右の内、一方に圧力タンクおよびコントロールバルブを設け、他方に原水路や処理水路に設けられる各種部品を配置した。そして、これら全体はケーシング内に収容されるが、その際、中央のケーシングに対し左右のケーシングを着脱とした。従って、左右のケーシングを取り外して、左右からのみ、メンテナンスを行うことができる。たとえば、屋外において、家屋と塀との狭小通路に水処理装置を設置しても、その通路の両側からのみメンテナンスすることができる。
本発明によれば、水処理装置のメンテナンスが容易である。具体的には、コントロールバルブとバイパスバルブとの着脱が容易で、好ましくはさらに、左右両側からメンテナンスできる水処理装置とすることができる。
本発明の水処理装置の一実施例を示す概略フロー図であり、通水工程を示している。 図1の水処理装置の各構成部品の配置関係を示す概略正面図であり、一部を断面にして示している。 図2の水処理装置の概略平面図であり、一部を断面にして示している。 図2の水処理装置の概略右側面図であり、一部を断面にして示している。 図1のコントロールバルブとバイパスバルブとの接続構造を示す概略分解斜視図である。 図5のコントロールバルブとバイパスバルブとの組立状態を示す概略斜視図である。
以下、本発明の具体的実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の水処理装置1の一実施例を示す概略フロー図であり、後述する通水工程を示している。本実施例の水処理装置1は、陽イオン交換樹脂を用いて原水中の硬度成分を除去する軟水装置である。この場合、イオン交換樹脂の再生剤は、塩水(塩化ナトリウム水溶液)である。
以下、まずは水処理装置1の全体構成と運転方法とを順に説明し、その後、各構成部品の配置関係を説明し、最後に、コントロールバルブ2とバイパスバルブ3との接続構造について説明する。
《水処理装置1の全体構成》
本実施例の水処理装置1は、イオン交換樹脂床を収容する圧力タンク4と、イオン交換樹脂床の再生剤を貯留する再生剤タンク5と、圧力タンク4の上部に設けられるコントロールバルブ2と、このコントロールバルブ2に着脱可能に設けられるバイパスバルブ3とを主要部として備える。なお、コントロールバルブ2は、図1において二点鎖線で囲った構成が、図5に示すように、外観上、一つのバルブとして構成される。
圧力タンク4は、有底円筒状の中空容器であり、陽イオン交換樹脂ビーズからなるイオン交換樹脂床(図示省略)を収容する。一方、再生剤タンク5は、圧力タンク4内のイオン交換樹脂床の再生剤を貯留する。
コントロールバルブ2は、設定された流路が形成されたバルブハウジング6に、流路切替弁7、再生弁8および排水弁9の他、エゼクタ10などが設けられている。
コントロールバルブ2は、バルブハウジング6の下部に円柱部11(図5)を備え、その円柱部11が圧力タンク4の上部開口に着脱可能にねじ込まれて取り付けられる。これにより、圧力タンク4の上部開口は、コントロールバルブ2のバルブハウジング6で閉じられる。
バルブハウジング6は、流体の出入口として、原水入口12、処理水出口13、再生剤入口14および排水口15を備える。また、バルブハウジング6は、前記円柱部11の下面に二つの開口を備え、一方の開口が、圧力タンク4内の上部通水口16と連通する一方、他方の開口が、圧力タンク4に差し込まれるパイプ17を介して圧力タンク4内の下部通水口18と連通する。
流路切替弁7は、シリンダ19にピストン20が進退可能に設けられ、シリンダ19に対するピストン20の停止位置を変更することで、工程を切り替えることができる。流路切替弁7のシリンダ19は、図示例では、軸方向に離隔して、第一開口21、第二開口22、第三開口23および第四開口24が形成されている。
第一開口21は、第一通水路25を介して、原水入口12と接続される。第二開口22は、第二通水路26を介して、処理水出口13と接続される。第三開口23は、第三通水路27を介して、圧力タンク4の上部通水口16と接続される。第四開口24は、第四通水路28を介して排水口15と接続され、その第四通水路28には、オリフィス29と排水弁9とが設けられる。また、第二通水路26と第三通水路27とは、第五通水路30を介して接続され、その第五通水路30には、ストレーナ31とエゼクタ10とが設けられる。さらに、エゼクタ10の吸引口は、第六通水路32を介して再生剤入口14と接続され、その第六通水路32には再生弁8が設けられる。
流路切替弁7のピストン20は、上部開口が、シリンダ19内の上方空間(シリンダ19上壁とピストン20上壁との間の空間)と連通され、下部開口が、圧力タンク4の下部通水口18と連通される。ピストン20の外周部には、軸方向に離隔した設定箇所に、シリンダ19の内周面との隙間を封止する円環状のシール材33が設けられている。そして、シリンダ19に対するピストン20の停止位置と、再生弁8および排水弁9の開閉とを制御することで、バルブハウジング6内の流路の開閉や切替えを行い、後述する各工程を実行することができる。
ところで、流路切替弁7、再生弁8および排水弁9は、モータ(図示省略)により操作され、そのモータは、制御器(図示省略)により制御される。コントロールバルブ2は、バルブハウジング6にカバー34(図5)が設けられるが、このカバー34内にモータおよび制御器が収容される。なお、カバー34の上面には、図5に示すように、液晶ディスプレイ(LCD)35や操作ボタン36が配置されている。操作ボタン36により、制御器に対する各種設定を行うことができる。
コントロールバルブ2の原水入口12には、バイパスバルブ3を介して原水路37が接続される一方、コントロールバルブ2の処理水出口13には、バイパスバルブ3を介して処理水路38が接続される。水処理装置1が家庭用軟水装置の場合、原水路37の上流は、水道管に接続され、処理水路38の下流は、宅内への送水管と接続される。そして、その送水管は、宅内のカランやシャワーなどに接続される。
コントロールバルブ2の再生剤入口14には、再生剤路39を介して再生剤タンク5が接続され、その再生剤路39には再生剤流量計40が設けられる。一方、コントロールバルブ2の排水口15には、排水路41が接続され、その排水路41には、再生剤タンク5からのオーバーフロー路42も合流される。
バイパスバルブ3は、原水路37からの原水をコントロールバルブ2へ導入し、コントロールバルブ2からの水を処理水路38へ導出するか、原水路37からの原水をコントロールバルブ2へ導入せずに処理水路38へバイパスさせて導出するかを切り替える。本実施例では、バイパスバルブ3は、四方弁から構成されている。具体的には、バイパスバルブ3は、設定流路が形成されたバルブハウジング43に、弁体44がハンドル45(図5)の手動操作により設定角度だけ回転可能に設けられている。
バイパスバルブ3のバルブハウジング43には、原水路37と接続される原水入口46、コントロールバルブ2の原水入口12と接続される原水出口47、コントロールバルブ2の処理水出口13と接続される処理水入口48、処理水路38と接続される処理水出口49が設けられている。そして、弁体44は、図1において、実線で示す通水位置と、二点鎖線で示すバイパス位置とに、択一的に切り替えられる。
通水位置では、原水入口46と原水出口47とを連通させると共に、処理水入口48と処理水出口49とを連通させ、そのようにして形成される原水側の通水路と処理水側の通水路とを互いに連通させない。従って、バイパスバルブ3が通水位置にあると、原水路37からの原水は、コントロールバルブ2の原水入口12へ導入され、コントロールバルブ2の処理水出口13からの水は、処理水路38へ導出される。
バイパス位置では、原水入口46と原水出口47とを連通させないと共に、処理水入口48と処理水出口49とを連通させないが、原水入口46と処理水出口49とを連通させる。従って、バイパスバルブ3がバイパス位置にあると、原水路37からの原水は、コントロールバルブ2へ導入されずに、処理水路38へ導出される。
原水路37には、バイパスバルブ3へ向けて順に、止水栓50、逆止弁51、ストレーナ52、減圧弁53、逃がし弁54、フロースイッチ55および負圧破壊弁56が設けられる。止水栓50および逆止弁51として、本実施例では、逆止弁付きボール止水栓が用いられる。なお、止水栓50は、原水路37を開閉する手動弁であり、逆止弁51は、原水路37を流れる水の逆流を防止する。また、ストレーナ52は、水中に含まれる固形物を捕捉する。減圧弁53は、それより下流の水圧を所定に維持する。逃がし弁54は、万一、原水路37内の圧力が所定値を超えると、外部へ圧力を逃がす。フロースイッチ55は、原水路37に所定流量以上の水が流れているかを検知する。さらに、負圧破壊弁56は、万一、原水路37内が負圧になると、フィルタ57を介して外気を取り込む。なお、原水路37には、止水栓50よりも上流に、所望により通水流量計58を設けてもよい。
処理水路38には、バイパスバルブ3の側から順に、ストレーナ59、止水栓60および逆止弁61が設けられる。止水栓60および逆止弁61として、本実施例では、逆止弁付きボール止水栓が用いられる。なお、止水栓60は、処理水路38を開閉する手動弁であり、逆止弁61は、処理水路38を流れる水の逆流を防止する。また、ストレーナ59は、水中に含まれる固形物、より具体的には、圧力タンク4から流出するイオン交換樹脂(ビーズの破砕片や微細なビーズ)を捕捉するために設けられる。なお、本実施例では、ストレーナ59として、コック62付きのものが用いられる。コック62を開くことで、ストレーナ59の網かご内に溜まった破砕片および微細ビーズを、処理水の一部で外部へ洗い出すことができる。
《水処理装置1の運転方法》
本実施例の水処理装置1は、主として、通水工程、再生工程、押出工程、洗浄工程および補水工程を含み、これら工程を順次に実行する。この内、通水工程における水の流れを、図1に示した。図中、黒塗りの弁は閉鎖状態を示している。また、水処理装置1の運転中、バイパスバルブ3は、前述した通水位置に維持される。
通水工程では、再生弁8および排水弁9は閉鎖される。通水工程では、原水路37からの原水は、コントロールバルブ2の原水入口12から第一通水路25を介して、圧力タンク4の下部通水口18へ導入される。その水は、圧力タンク4の下部から上部へ、イオン交換樹脂床を通されて処理水(ここでは軟水)となる。その処理水は、圧力タンク4の上部通水口16から第三通水路27および第五通水路30、さらに第二通水路26を介して、処理水出口13から処理水路38へ導出される。
イオン交換樹脂床の再生とその後の濯ぎ中、つまり再生工程から洗浄工程では、水需要先(たとえば家庭用軟水装置の場合は宅内)における断水を防止するために、原水路37からの原水は、一部がコントロールバルブ2で折り返して、原水のまま処理水路38へ導出される。具体的には、原水路37からの原水は、第一通水路25を介して第二通水路26へ導出され、処理水出口13から処理水路38へ導出される。
再生工程では、再生弁8および排水弁9は開放される。再生工程では、原水路37からの原水は、前述したとおり、第一通水路25から第二通水路26を介して処理水出口13へ導出されるが、第二通水路26から分岐する第五通水路30を介して、エゼクタ10へも送られる。エゼクタ10において、ノズルから水が噴出されると、再生剤タンク5内の再生剤が、再生剤路39を介して、エゼクタ10の吸引口へ吸引され、ノズルからの水と混合して吐出する。そのようにして希釈された再生剤は、圧力タンク4の上部通水口16へ導入される。圧力タンク4の上部通水口16からの再生剤は、圧力タンク4の上部から下部へ流通し、イオン交換樹脂床を再生する。その排水は、圧力タンク4の下部通水口18から、第四通水路28を介して排水口15へ導出される。
押出工程では、再生弁8が閉鎖されて、エゼクタ10の吸引口への再生剤の導入が停止される点が再生工程と異なるが、それ以外は再生工程と同じである。再生工程後に圧力タンク4内に残る再生剤は、押出工程により排出される。
洗浄工程では、再生弁8は閉鎖され、排水弁9は開放される。洗浄工程では、原水路37からの原水は、第一通水路25から第二通水路26さらに第五通水路30を介して、および第一通水路25から第三通水路27を介して、圧力タンク4の上部通水口16へ導入される。その水は、圧力タンク4の上部から下部へ、イオン交換樹脂床を通され、押出工程よりも大流量で、イオン交換樹脂床の濯ぎを行う。その排水は、圧力タンク4の下部通水口18から、第四通水路28を介して排水口15へ導出される。
補水工程では、再生弁8が開放される点が通水工程と異なるが、それ以外は通水工程と同じである。補水工程では、圧力タンク4の上部通水口16からの処理水の一部が、エゼクタ10へも導入され、エゼクタ10の吸引口から第六通水路32を介して、さらに再生剤路39を介して再生剤タンク5へ導入される。これにより、再生剤タンク5において、次回の再生工程に備えた再生剤が作られる。
《各構成部品の配置関係》
図2から図4は、本実施例の水処理装置1の各構成部品の配置関係を示す概略構成図であり、図2は正面図、図3は平面図、図4は右側面図であり、それぞれ一部を断面にして示している。なお、図1のバイパスバルブ3の断面は、底面視の横断面図に相当する。また、図3では、後述する左右のケーシング65,66を中央ケーシング64から取り外した状態を示している。
本実施例では、再生剤タンク5を挟んだ左右の内、一方(ここでは左側)に圧力タンク4が配置され、他方(ここでは右側)に原水路37や処理水路38に設けられる各種部品が配置される。また、圧力タンク4の上部には、コントロールバルブ2が設けられ、その右側(再生剤タンク5側)にはバイパスバルブ3が配置される。
バイパスバルブ3への原水路37は、再生剤タンク5の右側において、下方から上方へ略垂直に延出した後、再生剤タンク5の上部において、前方へ屈曲(37a)された後に左側へ屈曲(37b)され、再生剤タンク5の前方を略水平に左側へ延出し、再生剤タンク5の左側において、下方へ屈曲(37c)された後に後方へ屈曲(37d)され、バイパスバルブ3の前方へ開口する原水入口46に接続される。この際、原水路37とバイパスバルブ3とは、たとえばユニオン継手を用いて着脱可能に接続される。
バイパスバルブ3からの処理水路38は、バイパスバルブ3の後方へ開口する処理水出口49に接続され、その処理水出口49から後方へ延出(38a)した後、右側へ屈曲(38b)され、再生剤タンク5の後方を略水平に右側へ延出し、再生剤タンク5の右側において、下方へ屈曲され、略垂直に下方へ延出する。この際、処理水路38とバイパスバルブ3とは、たとえばユニオン継手を用いて着脱可能に接続される。
このようにして、再生剤タンク5の右側には、原水路37の上流部と処理水路38の下流部とが、前後に離隔して、それぞれ上下方向へ延出して配置される。そして、その箇所の原水路37には、下方から上方へ行くに従って順に、逆止弁51付きボール止水栓50、ストレーナ52、減圧弁53、逃がし弁54、フロースイッチ55および負圧破壊弁56が設けられる。一方、処理水路38には、上方から下方へ行くに従って順に、コック62付きストレーナ59と、逆止弁61付きボール止水栓60とが設けられる。
また、再生剤タンク5とコントロールバルブ2とが、再生剤路39で接続される。その際、再生剤路39は、コントロールバルブ2の再生剤入口14に、たとえばユニオン継手またはチューブを用いて、着脱可能に接続される。
さらに、図1に示すように、コントロールバルブ2の排水口15には、排水路41が接続される。その際、排水路41は、コントロールバルブ2の排水口15に、たとえばユニオン継手またはチューブを用いて、着脱可能に接続される。そして、コントロールバルブ2からの排水路41には、前述したように、再生剤タンク5からのオーバーフロー路42も合流し、本実施例では、再生剤タンク5の右側へ末端部を配管され、たとえば排水升へ開口される。
ところで、水処理装置1の設置面には、左右方向へ延出するベース63を、前後に離隔して平行に設けておき、その前後のベース63の上に、圧力タンク4や再生剤タンク5が設けられる。また、原水路37の上流部や、処理水路38の下流部は、図4に示すように、前後のベース63間の隙間を介して、設置面側の配管と接続される。
また、前後のベース63間には、ケーシング64〜66が設けられる。本実施例のケーシングは、左右へ開口した中央ケーシング64と、その中央ケーシング64の左右に着脱可能に設けられる左ケーシング65および右ケーシング66とを備える。そして、再生剤タンク5およびバイパスバルブ3は、中央ケーシング64に覆われ、圧力タンク4およびコントロールバルブ2は、左ケーシング65に覆われる。この際、図示例のように、圧力タンク4およびコントロールバルブ2は、再生剤タンク5側の一部を、中央ケーシング64に覆われるよう配置されてもよい。一方、原水路37に設けられる逆止弁51付きボール止水栓50、ストレーナ52、減圧弁53、逃がし弁54、フロースイッチ55および負圧破壊弁56と、処理水路38に設けられるコック62付きストレーナ59、および逆止弁61付きボール止水栓60は、右ケーシング66に覆われる。
中央ケーシング64は、側面視において下向き略コ字形状の部材からなり、前後両壁64a,64bの下端部が前後のベース63に固定される。また、中央ケーシング64の上壁64cには、再生剤タンク5の上端部が突出され、その突出部には再生剤タンク5の蓋5aが着脱可能に設けられる。
左右のケーシング65,66は、略半割円筒状に形成され、その上端部は略半円形状の上壁65a,66aで塞がれ、下端部には略半円弧状のツバ部65b,66bが径方向内側へ延出して設けられている。そして、左右のケーシング65,66は、開口部を左右方向内側へ向けて配置され、中央ケーシング64の左右の開口を塞ぐ。その際、中央ケーシング64の上壁64cの左右両端部に、左右ケーシング65,66の上壁65a,66aの端部を載せ、上方からネジ67で着脱可能に固定される。また、左右ケーシング65,66は、略半割円筒状の周側壁65c,66cの周方向端部が、中央ケーシング64の前後両壁64a,64bの左右両端部にはめ合わされるのがよい。さらに、左右ケーシング65,66の下端部は、ベース63またはこれに固定の部材に設けた溝に、一部を差し込まれるのがよい。中央ケーシング64の上壁64cに左右ケーシング65,66の上壁65a,66aを載せ、左右ケーシング65,66の下端部を浮いた状態にしておくことで、熱膨張に対応することができる。
《コントロールバルブ2とバイパスバルブ3との接続構造》
図5および図6は、本実施例の水処理装置1のコントロールバルブ2とバイパスバルブ3との接続構造を示す概略斜視図であり、図5は分解状態を示し、図6は組立状態を示している。
前述したように、コントロールバルブ2は、弁7〜9やエゼクタ10などが設けられたバルブハウジング6と、不図示のモータおよび制御器とを備えるが、その内、モータおよび制御器は、カバー34内に収容される。そして、カバー34の上面には、液晶ディスプレイ35や操作ボタン36が設けられる。
コントロールバルブ2のバルブハウジング6には、カバー34から露出した箇所に、下方へ延出して円柱部11が形成され、その円柱部11は、外周面にネジ山が形成されており、圧力タンク4の上部開口に着脱可能にねじ込まれる。
コントロールバルブ2のバルブハウジング6は、本実施例では、右端部に、略矩形状のブロック部68が、前後方向へ延出して設けられている。このブロック部68は、右端面が垂直面68aに形成されており、バイパスバルブ3への接続面とされる。垂直面68aには、前後に離隔した位置に、第一通水路25と第二通水路26とが開口される。手前側の開口が原水入口12(第一通水路25の開口)とされ、奥側の開口が処理水出口13(第二通水路26の開口)とされる。これら開口は、バイパスバルブ3の管部69,70がはめ込まれる受入穴とされる。
ブロック部68の外周部は、原水入口12や処理水出口13を構成する受入穴の周側壁よりも径方向外側へ延出された突部71となる。本実施例では、略矩形状の突部71が、コントロールバルブ2の少なくとも前後へ延出して形成される。このようにして形成される前後の突部71には、略矩形の切欠き71aを形成しておくのが好ましい。各切欠き71aは、前後の突部71の上下方向中央部に、左側へ開口して形成されている。
コントロールバルブ2のバルブハウジング6には、ブロック部68の上方の前後両端部に、第六通水路32の端部を構成する管と、第四通水路28の端部を構成する管とが、右側へ延出して形成されている。手前側に配置される第六通水路32の開口は、再生剤入口14とされ、奥側に配置される第四通水路28の開口は、排水口15とされる。前述したように、再生剤入口14には、再生剤路39が着脱可能に接続され、排水口15には排水路41が着脱可能に接続される。
バイパスバルブ3は、弁体44(図1)が設けられたバルブハウジング43を備える。バルブハウジング43は、本実施例では略矩形のブロック状で、その前後と左側面とに、管部72,73,69,70が設けられる。バルブハウジング43から前方へ延出する管部72は、原水路37に接続される原水入口46とされ、バルブハウジング43から後方へ延出する管部73は、処理水路38に接続される処理水出口49とされる。また、バルブハウジング43から左側へは、前後に離隔して、二つの管部69,70が設けられる。手前側の管部69は、バイパスバルブ3からの原水出口47を構成し、奥側の管部70はバイパスバルブ3への処理水入口48を構成する。
バルブハウジング43の左側に設けられる二つの管部69,70は、コントロールバルブ2の右側に設けられる二つの受入穴(12,13)と、配置および大きさが対応している。また、各管部69,70には、先端部よりもやや基端側の外周面に、円環状溝が形成されており、Oリング74が装着されている。また、各管部69,70の基端部には、突部75が設けられている。手前側の管部69には、略矩形状の突部75が手前側へ突出して形成され、奥側の管部70には、略矩形状の突部75が後方へ突出して形成されている。なお、バイパスバルブ3の突部75にも、コントロールバルブ2の突部71と同様に、上下方向中途部に右側へ開口して切欠きを形成してもよい。
コントロールバルブ2とバイパスバルブ3との接続は、コントロールバルブ2の右側に開口する受入穴(12,13)に、バイパスバルブ3の左側に設けられた管部69,70をはめ込めばよい。その際、コントロールバルブ2の接続面(突部71の右端面)にバイパスバルブ3の突部75の左端面が当接するか近接するまで、コントロールバルブ2の受入穴(12,13)にバイパスバルブ3の管部69,70をはめ込めばよい。この状態では、Oリング74の作用により、コントロールバルブ2の原水入口12とバイパスバルブ3の原水出口47とが水密に接続され、コントロールバルブ2の処理水出口13とバイパスバルブ3の処理水入口48とが水密に接続される。
さらに、受入穴(12,13)と管部69,70とのはめ込み状態を維持するように、略コ字形状のロック材76の両端片76a,76bを、各バルブ2,3に引っ掛けるのがよい。具体的には、コントロールバルブ2の突部71とバイパスバルブ3の突部75とが、隣接して配置された状態で、略コ字形状のロック材76の両端片76a,76bで挟み込まれる。本実施例のロック材76は、金属製であり、略コ字形状に屈曲されている。手前側のロック材76は、略コ字形状の開口部を後方へ配置し、奥側のロック材76は、略コ字形状の開口部を手前側へ配置される。そして、各ロック材76は、左端片76aがコントロールバルブ2の突部71(より詳細には切欠き71a)にはめ込まれ、右端片76bがバイパスバルブ3の突部75(切欠きがあればその切欠き)にはめ込まれる。そして、ロック材76は、その中央片76cが、コントロールバルブ2またはバイパスバルブ3に、着脱可能にネジ77で止められる。突部71に設けた切欠き71aにロック材76の端片76aをはめ込むことで、ネジ77まわりにロック材76が回転するのが確実に防止される。
なお、ロック材76に設けるネジ挿通穴76dを、左右方向へ細長い長孔としておいてもよい。この場合、コントロールバルブ2とバイパスバルブ3との接続後、水圧で両者が離隔しようとすると、コントロールバルブ2の突部71がロック材76の左端片76aに確実に当接し、バイパスバルブ3の突部75がロック材76の右端片76bに確実に当接し、負荷がロック材76にのみかかることになる。そして、ネジ77は、ロック材76をコントロールバルブ2またはバイパスバルブ3から脱落するのを防止するためにのみ機能する。
バイパスバルブ3の弁体44(図1)は、バイパスバルブ3の上部に設けられたハンドル45により操作される。このハンドル45は、バイパスバルブ3の上面に沿うよう配置される水平部45aと、その水平部45aの左端部から左側へ行くに従って上方へ傾斜する傾斜部45bと、その傾斜部45bからさらに左側へ水平に延出する取手部45cとを備える。なお、コントロールバルブ2とバイパスバルブ3との接続状態で、取手部45cは、コントロールバルブ2の上方に配置される。
バイパスバルブ3のハンドル45は、設定角度を回転可能とされる。具体的には、バイパスバルブ3のバルブハウジング43の左側上面には、前後に離隔して第一突部78と第二突部79とが設けられており、第一突部78に当たるまでハンドル45を回転させれば、バイパスバルブ3をバイパス位置とでき、第二突部79に当たるまでハンドル45を回転させれば、バイパスバルブ3を通水位置とできる。
以上説明したとおり、本実施例の水処理装置1によれば、コントロールバルブ2に対する通水は、バイパスバルブ3を介して行われる。従って、圧力タンク4やコントロールバルブ2をメンテナンスする際、バイパスバルブ3を操作してバイパス位置としておくことで、断水が防止される。
コントロールバルブ2とバイパスバルブ3との接続は、コントロールバルブ2の受入穴(12,13)にバイパスバルブ3の管部69,70をはめ込み、両バルブ2,3の突部71,75間を略コ字形状のロック材76で挟み込んで行われる。従って、コントロールバルブ2とバイパスバルブ3との着脱作用は容易に行える。その結果、バイパスバルブ3に対し、コントロールバルブ2や圧力タンク4を、容易に取り外してメンテナンスすることができる。
また、本実施例の水処理装置1によれば、再生剤タンク5を挟んだ左右の内、一方に圧力タンク4およびコントロールバルブ2を設け、他方に原水路37や処理水路38に設けられる各種部品を配置した。そして、これら全体はケーシング64〜66内に収容されるが、その際、中央のケーシング64に対し左右のケーシング65,66を着脱とした。従って、左右のケーシング65,66を取り外して、左右からのみ、メンテナンスを行うことができる。たとえば、屋外において、家屋と塀との狭小通路に水処理装置1を設置しても、その通路の両側からのみメンテナンスすることができる。なお、コントロールバルブ2と圧力タンク4のメンテナンスは、バイパスバルブ3をバイパス位置としつつ、バイパスバルブ3からコントロールバルブ2を取り外して、しかも断水させずに行うことができる。一方、再生剤タンク5の右側に配置された配管部品の交換は、各止水栓50,60を閉じて行うことができる。
本発明の水処理装置1は、前記実施例の構成に限らず適宜変更可能である。たとえば、前記実施例では、水処理装置1は、陽イオン交換樹脂を用いて原水中の硬度成分を除去する軟水装置としたが、これに限らず、たとえば、陰イオン交換樹脂を用いた硝酸性窒素除去装置でもよいし、さらにイオン交換装置以外の水処理装置であってもよい。
また、前記実施例では、コントロールバルブ2とバイパスバルブ3との接続に際し、コントロールバルブ2に受入穴を設け、バイパスバルブ3に管部を設けたが、これとは逆に、コントロールバルブ2に管部を設け、バイパスバルブ3に受入穴を設けてもよい。
また、コントロールバルブ2とバイパスバルブ3とをロック材76で固定するための突部71,75の形成位置は、適宜に変更可能であるし、それに伴いロック材76の取付位置も変更される。
また、コントロールバルブ2とバイパスバルブ3とに突部71,75を設ける代わりに凹部を設けて、その凹部にロック材76の両端片76a,76bがはめ込まれる構成としてもよい。
さらに、コントロールバルブ2またはバイパスバルブ3にロック材76を固定するネジ77は、前記実施例では、コントロールバルブ2またはバイパスバルブ3の前後から操作されたが、場合により左側(コントロールバルブ2の側)から操作されてもよい。
また、前記実施例では、左右のケーシング65,66を略半割円筒状に形成したが、これに限定されない。たとえば、左右のケーシング65,66を略半割角筒状に形成し、装置全体が直方体のケーシングで覆われるように構成してもよい。
1 水処理装置
2 コントロールバルブ
3 バイパスバルブ
4 圧力タンク
5 再生剤タンク
12 (コントロールバルブの)原水入口(受入穴)
13 (コントロールバルブの)処理水出口(受入穴)
14 再生剤入口
15 排水口
16 上部通水口
18 下部通水口
37 原水路
38 処理水路
39 再生剤路
41 排水路
46 (バイパスバルブの)原水入口
47 (バイパスバルブの)原水出口
48 (バイパスバルブの)処理水入口
49 (バイパスバルブの)処理水出口
50 止水栓
51 逆止弁
52 ストレーナ
53 減圧弁
54 逃がし弁
55 フロースイッチ
56 負圧破壊弁
59 ストレーナ
60 止水栓
61 逆止弁
64 中央ケーシング
65 左ケーシング
66 右ケーシング
69 (バイパスバルブの)管部
70 (バイパスバルブの)管部
71 (コントロールバルブの)突部
75 (バイパスバルブの)突部
76 ロック材
77 ネジ

Claims (4)

  1. イオン交換樹脂床を収容する圧力タンクと、
    この圧力タンクに対する流路を切り替えるコントロールバルブと、
    原水路からの原水を前記コントロールバルブへ導入し、前記コントロールバルブからの水を処理水路へ導出するか、原水路からの原水を前記コントロールバルブへ導入せずに処理水路へバイパスさせて導出するかを切り替えるバイパスバルブとを備え、
    前記コントロールバルブの原水入口と前記バイパスバルブの原水出口との間、および前記コントロールバルブの処理水出口と前記バイパスバルブの処理水入口との間は、それぞれ着脱可能に接続され、
    この接続は、前記コントロールバルブと前記バイパスバルブとの内、一方に形成された管部を、他方に形成された受入穴にはめ込み、そのはめ込み状態を維持するように、略コ字形状のロック材の両端片を前記各バルブに引っ掛けてなされる
    ことを特徴とする水処理装置。
  2. 前記コントロールバルブに、前記原水入口を構成する受入穴と、前記処理水出口を構成する受入穴とが隣接して配置されると共に、各受入穴の外周壁には径方向外側への突部が設けられており、
    前記バイパスバルブに、前記原水出口を構成する管部と、前記処理水入口を構成する管部とが隣接して配置されると共に、各管部の基端部には径方向外側への突部が設けられており、
    前記コントロールバルブの各受入穴に、前記バイパスバルブの各管部をはめ込んだ状態で、前記コントロールバルブの突部と前記バイパスバルブの突部とが、前記略コ字形状のロック材の両端片で挟み込まれ、
    前記ロック材は、前記コントロールバルブまたは前記バイパスバルブに着脱可能にネジ止めされる
    ことを特徴とする請求項1に記載の水処理装置。
  3. 前記イオン交換樹脂床の再生剤を貯留する再生剤タンクをさらに備え、
    前記コントロールバルブは、前記圧力タンク内の上部通水口と下部通水口とに接続される一方、前記バイパスバルブからの原水入口、前記バイパスバルブへの処理水出口、前記再生剤タンクからの再生剤入口、および再生排水を排出する排水口を備え、
    前記再生剤入口に、前記再生剤タンクからの再生剤路が着脱可能に接続される一方、前記排水口に、排水路が着脱可能に接続される
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の水処理装置。
  4. 前記再生剤タンクを挟んだ左右の内の一方に、前記圧力タンクが設けられると共に、その圧力タンクの上部に前記コントロールバルブおよび前記バイパスバルブが設けられ、
    前記再生剤タンクを挟んだ左右の内の他方に、前記バイパスバルブへの原水路に設けられる止水栓、逆止弁、ストレーナ、減圧弁、逃がし弁、フロースイッチおよび負圧破壊弁が配置されると共に、前記バイパスバルブからの処理水路に設けられるストレーナ、止水栓および逆止弁が配置され、
    左右へ開口した中央ケーシングと、その中央ケーシングの左右に着脱可能に設けられる左右ケーシングとを備え、
    前記再生剤タンクおよび前記バイパスバルブは、前記中央ケーシングに覆われ、
    前記圧力タンクおよび前記コントロールバルブは、前記左右の内の一方のケーシングに覆われ、
    前記原水路に設けられる止水栓、逆止弁、ストレーナ、減圧弁、逃がし弁、フロースイッチおよび負圧破壊弁と、前記処理水路に設けられるストレーナ、止水栓および逆止弁とは、前記左右の内の他方のケーシングに覆われる
    ことを特徴とする請求項3に記載の水処理装置。
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