JP2008018125A - 骨補填材システム及び骨補填材組立体 - Google Patents

骨補填材システム及び骨補填材組立体 Download PDF

Info

Publication number
JP2008018125A
JP2008018125A JP2006193727A JP2006193727A JP2008018125A JP 2008018125 A JP2008018125 A JP 2008018125A JP 2006193727 A JP2006193727 A JP 2006193727A JP 2006193727 A JP2006193727 A JP 2006193727A JP 2008018125 A JP2008018125 A JP 2008018125A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bone
guide wire
coil spring
guide body
prosthetic material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006193727A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Yokono
治 横野
Takaaki Osawa
孝明 大澤
Tadashi Tateishi
匡 立石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Terumo Corp
Olympus Terumo Biomaterials Corp
Original Assignee
Terumo Corp
Olympus Terumo Biomaterials Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Terumo Corp, Olympus Terumo Biomaterials Corp filed Critical Terumo Corp
Priority to JP2006193727A priority Critical patent/JP2008018125A/ja
Publication of JP2008018125A publication Critical patent/JP2008018125A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/56Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor
    • A61B17/58Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor for osteosynthesis, e.g. bone plates, screws, setting implements or the like
    • A61B17/68Internal fixation devices, including fasteners and spinal fixators, even if a part thereof projects from the skin
    • A61B17/70Spinal positioners or stabilisers ; Bone stabilisers comprising fluid filler in an implant
    • A61B17/7094Solid vertebral fillers; devices for inserting such fillers

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Orthopedic Medicine & Surgery (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Neurology (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Prostheses (AREA)
  • Surgical Instruments (AREA)
  • Materials For Medical Uses (AREA)

Abstract

【課題】骨折部の形状に対応させて骨補填材を連続的に充填し、その充填作業を円滑且つ効率的に行う。
【解決手段】骨補填材14は、螺旋状に巻回されたコイルスプリング20と、前記コイルスプリング20の内部に挿通され、弾性材料からなるガイドワイヤ16とを含み、前記ガイドワイヤ16をコイルスプリング20に挿通させた状態で充填器具18の導入管30に挿入し、インパクタ32によって椎体12側に押圧することにより、前記骨補填材14を椎体12の骨折部46へと供給して充填する。また、この骨折部46に充填された骨補填材14からガイドワイヤ16を外部へと抜き出して離脱させることにより、前記椎体12内にコイルスプリング20のみを残存させる。
【選択図】図8

Description

本発明は、骨粗鬆症による椎体圧迫骨折等の骨折部、種々の疾病による骨疾患部等に充填される骨補填材及び該骨補填材を充填するための充填器具を有する骨補填材システム及び骨補填材組立体に関する。
近時の整形外科による骨粗鬆症治療、骨折治療等においては患者の負担軽減のため低侵襲であることが重要視されている。骨粗鬆症による椎体骨折に対応して経皮的椎体形成術(PVP)が行われるようになっている(例えば、特許文献1及び2参照)。このような経皮的椎体形成術では、例えば、リン酸カルシウム系骨セメントやポリメチルメタクリレート(PMMA)系骨セメント等の充填材を骨折部位内に送り込んで充填させているが、これらの充填材が骨折部位から椎体外部へと漏れる可能性があり、副作用や生体不適合性が懸念されている。
そこで、近年、ハイドロキシアパタイト(HA)ブロックを用いた椎体形成術が開発され、普及しつつある(例えば、特許文献3及び4参照)。このハイドロキシアパタイトブロックは固体であるため、骨折部位から外部へと漏れることによる副作用や生体不適合性を回避することができると共に、硬化時間を気にする必要がないという利点がある。その反面、ハイドロキシアパタイトブロックの充填効率を高める場合に、その操作性が悪いという問題がある。
一方、上述したハイドロキシアパタイトブロックの代わりに、半剛体のワイヤ、ケーブル等を充填材として骨折部位に対して連続的に充填し、前記充填材を折り重ねるように前記骨折部位に送り込む経皮的椎体形成術が行われている(例えば、特許文献5参照)。
特表2002−522148号公報 特表平9−508292号公報 特開2005−168670号公報 国際公開第2005/055886号パンフレット 特表2005−537098号公報
ところで、特許文献5に係る従来技術においては、半剛体のワイヤ、ケーブル等からなる充填材を充填させようとした場合に、椎体内に満たされたスポンジ状の海綿骨が抵抗となって充填作業を行う際に大きな力を必要とすることとなる。その結果、前記充填材を連続的に充填させることが困難となり、且つ、前記充填材を骨折部位における所望の位置に充填させることが困難である。
本発明は、前記の課題を考慮してなされたものであり、骨補填材を骨折部の形状に対応させて連続的に安定して充填することができ、該骨補填材の充填作業を円滑且つ効率的に行うことが可能な骨補填材システム及び骨補填材組立体を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明は、素線が螺旋状に巻回されたコイル体からなる骨補填材と、
弾性材料からなり、前記骨補填材の内部に挿通されるガイド体と、
骨に挿入され、前記骨補填材を骨内部へと導く導入管と、
を備え、
前記ガイド体が前記骨補填材に係合され、前記導入管を通じて一体的に前記骨内部に充填されることを特徴とする。
本発明によれば、螺旋状に巻回されたコイル体を骨補填材とし、該骨補填材の内部に弾性材料からなるガイド体を挿通させている。そして、ガイド体に骨補填材を係合させた状態で導入管を通じて該ガイド体と骨補填材を一体的に骨粗鬆症による椎体圧迫骨折等の骨折部や種々の疾病による骨疾患部等(以下、単に骨折部又は骨折部等という)へと充填させている。なお、コイル体とは、素線が螺旋状に巻回されたものを意味する。
従って、骨折部等においてガイド体の弾発力によって骨補填材を前記骨折部等の形状に好適に追従させて安定的に充填させることができると共に、前記骨折部等に対して前記骨補填材を連続的に充填することができるため、充填作業を円滑且つ効率的に行うことができる。
また、骨補填材の充填作業が完了した後に、ガイド体を骨補填材から離脱させることにより、例えば、骨補填材を弾性の小さな材料により形成した場合でも、ガイド体の弾発力によって前記骨補填材を安定的に充填させることができる。また、高弾発性のガイドワイヤを形成した場合に、該ガイドワイヤが骨折部等の内部に残存することがないため材料選択の幅を広げることができる。
さらに、ガイド体を、超弾性を有する金属製材料から形成することにより、骨補填材の内部にガイド体が挿通された際に、該骨補填材に対してより大きな弾発力を付与することができる。その結果、骨折部等において骨補填材を好適に湾曲させ、該骨折部等の形状に応じて充填させることが可能となる。
さらにまた、ガイド体の端部に、骨補填材に対する前記ガイド体の相対変位を規制する係止手段を設けることにより、前記ガイド体に対して骨補填材を一体的に係合することができるため、前記骨補填材を骨折部等へと充填する際に、骨補填材を前進及び後退させることが可能となるため確実に充填させることができる。
またさらに、係止手段は、ガイド体の一端部に設けられ、該ガイド体の軸線に対して所定角度で折曲した折曲部と、前記ガイド体の他端部に設けられ、前記骨補填材の内周径より大径に形成された係止部とするとよい。これにより、ガイド体に対する骨補填材の変位を、該ガイド体の一端部に設けられた折曲部及び前記ガイド体の他端部に設けられた係止部によって好適に規制し、前記ガイド体を骨補填材と一体的に骨折部等へと充填させることができる。また、係止部を設けることによりガイド体が骨補填材の内部へと移動してしまうことがなく、前記ガイド体の端部を常に前記骨補填材の端部から外部へと露出させておくことができる。そのため、ガイド体を骨折部等から取り出す際に、係止部を確実且つ容易に把持して離脱させることが可能となる。
さらに、係止部を、ガイド体の軸線方向に沿って巻回されたコイル状に形成することにより、前記ガイド体の端部を巻回することにより容易に係止部を設けることが可能となる。
さらにまた、導入管の内部に、軸線方向に沿って変位自在に設けられ、骨補填材を骨内部側に向かって押圧する押圧部材を備え、係止部を、前記押圧部材側に設け、該押圧部材によって押圧するとよい。これにより、係止部を介してガイド体を骨内部側に向かって確実且つ円滑に移動させることができるため、該ガイド体に係合された骨補填材を骨折部等へと好適に導いて充填することが可能となる。
またさらに、係止部の端面を、ガイド体の軸線と略直交する平面状に形成することにより、前記ガイド体と共に骨補填材を骨折部等へと充填する際に、前記係止部の端面を押圧部材によって押圧することにより、該押圧部材からの押圧力を前記ガイド体に対して確実に付与することができ、前記ガイド体及び骨補填材を前記骨折部等に向かって変位させることができる。また、該押圧部材は、該係止部と連続して一体に設けられていても良い。これにより、ガイド体を骨折部等から引き抜く際に便利である。
また、本発明は、素線が螺旋状に巻回されたコイル体からなる骨補填材と、
湾曲自在な弾性材料からなり、前記骨補填材の内部に挿通されるガイド体と、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、螺旋状に巻回されたコイル体を骨補填材とし、該骨補填材の内部に弾性材料からなるガイド体を挿通させることにより、前記ガイド体に骨補填材を係合させた状態で導入管を通じて該ガイド体と骨補填材を一体的に骨折部等へと充填させることができる。従って、ガイド体の弾発力によって骨補填材を骨折部等の形状に好適に追従させて安定的に充填させることができ、且つ、前記骨折部等に対して前記骨補填材を連続的に充填することができるため、充填作業を円滑且つ効率的に行うことが可能となる。
本発明によれば、以下の効果が得られる。
すなわち、骨補填材を螺旋状に巻回されたコイル体とし、該骨補填材の内部に弾性材料からなるガイド体を挿通させ、前記ガイド体に対して骨補填材が係合された状態で一体的に前記骨補填材を導入管を通じて骨折部等へと充填させることにより、前記ガイド体の弾発力によって骨補填材を骨折部等の形状に好適に追従させて安定的に充填させることができる。また、骨折部等に対して骨補填材を連続的に充填することができるため、充填作業を円滑且つ効率的に行うことが可能となる。
本発明に係る骨補填材システム及び骨補填材組立体について椎体圧迫骨折部への適用を一例として好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明する。
この骨補填材システム10は、図1に示されるように、患者の椎体12内に充填される骨補填材14と、該骨補填材14の内部に挿通され、弾性材料から湾曲状に形成されるガイドワイヤ(ガイド体)16と、前記骨補填材14を前記椎体12内に充填するための充填器具18とを含む。なお、骨補填材組立体は、骨補填材システム10を構成する骨補填材14及びガイドワイヤ16から構成され、その構成が前記骨補填材システム10と重複するため、その詳細な説明は省略する。
この骨補填材14は、図1及び図2に示されるように、同一径からなる素線20aが軸線方向に沿って螺旋状に巻回されたコイルスプリング(コイル体)20からなる。
コイルスプリング20は、例えば、TiやTi合金等の金属製材料から形成され、軸線方向に沿った所定長さを有する。このコイルスプリング20の長手寸法は、該コイルスプリング20を含む骨補填材14が充填される患者の椎体12(図6参照)の内部容積に応じて予め選択又は設定される。
なお、コイルスプリング20の構成材料は、特に限定されるものではなく、生体為害性に問題のない合成樹脂材料、金属材料等を用いると好適である。詳細には、合成樹脂材料として、ポリエーテルケトン、ポリエーテルエーテルケトン、ポリアリルエーテルケトンのようなケトン系樹脂や、ポリフェニレンサルフィド、ポリサルフォン等の熱可塑性樹脂が挙げられる。一方、金属材料としては、Ti、Ti−4Al−6V、Ni−Ti合金等のTi合金、ステンレス鋼等が挙げられる。純Tiは適度に塑性変形し、周辺骨とよくなじみ好ましい。また、超弾性合金は、比較的柔軟であると共に復元性を有している。そのため、コイルスプリング20を超弾性合金で構成することにより、十分な柔軟性と曲げに対する復元性が得られ、骨折した椎体12の内部で障害物を避けながら、骨折部46の形状に追従させて安定的に充填させることができる。
また、このコイルスプリング20の表面に、例えば、PTFE(テフロン:登録商標)でコーティング処理を施したり、シリコンオイルを塗布するようにしてもよい。これにより、コイルスプリング20からなる骨補填材14の表面抵抗が低減されるため、該骨補填材14を椎体12内に充填する際により一層円滑に移動させることができる。
さらに、コイルスプリング20の表面をアルカリ処理することにより、該骨補填材14が骨折部46に充填された際の親和性を向上させ、前記骨折部46における骨形成を促進させることができる。
ガイドワイヤ16は、Ti合金(例えば、Ni−Ti)等の超弾性を有する金属製材料から軸線方向に沿って長尺に形成され、螺旋状等の所定形状に予め形づけられ撓曲自在に形成される。
なお、ガイドワイヤ16の構成材料は、擬弾性を示す合金(超弾性を含む)が好ましい。さらに好ましくは、超弾性合金とすると最適である。この超弾性合金は、比較的柔軟であると共に復元性を有している。そのため、ガイドワイヤ16を超弾性合金で構成することにより、十分な柔軟性と曲げに対する復元性が得られ、骨折した椎体12の内部で障害物を避けながら、骨折部46の形状に追従させて安定的に充填させることができる。
この超弾性合金の好ましい組成としては、49〜52原子%NiのNi−Ti合金等のNi−Ti系合金、38.5〜41.5重量%ZnのCu−Zn合金、1〜10重量%XのCu−Zn−X合金(Xは、Be、Si、Sn、Al、Gaのうちの少なくとも1種)、36〜38原子%AlのNi−Al合金等が挙げられる。この中でも特に好ましいものは、上述したNi−Ti系合金である。
ガイドワイヤ16の長さは、コイルスプリング20の軸線方向に沿った長さと略同等若しくは若干だけ長く設定される。前記のように、ガイドワイヤ16が所定の弾発力を有しているため、このガイドワイヤ16が挿入されるコイルスプリング20は該ガイドワイヤ16の形態に倣った形状となる。なお、コイルスプリング20は、予めガイドワイヤ16の形態に倣った形状を付与されていてもよい。
また、ガイドワイヤ16の一端部には、図3に示されるように、該ガイドワイヤ16の軸線Lに対して所定角度θだけ折曲したストッパ部(折曲部)22が形成され、該ストッパ部22には前記ガイドワイヤ16に挿通されたコイルスプリング20の一端部が係止される。このストッパ部22の傾斜角度θは、ガイドワイヤ16の軸線Lに対して15°〜90°の範囲内(15°≦θ≦90°)に設定される。また、前記傾斜角度θを、前記軸線Lに対して30°〜60°の範囲内(30°≦θ≦60°)に設定すると好適であり、さらに好ましくは、前記傾斜角度θを、前記軸線Lに対して40°〜50°の範囲内(40°≦θ≦50°)に設定すると最適である。
なお、このストッパ部22は、ガイドワイヤ16の端部に一体的に形成される場合に限定されるものではなく、例えば、前記ストッパ部22のみを前記ガイドワイヤ16と比較してさらに弾性の大きな材料から形成し、該ガイドワイヤ16の端部に接続するようにしてもよい。
すなわち、ガイドワイヤ16をコイルスプリング20の内部から引き抜く際に、前記ストッパ部22が前記コイルスプリング20に接触することによりその弾性作用下に撓曲するため、該ストッパ部22が前記コイルスプリング20に引っ掛かることなく好適に引き抜くことが可能となる。
一方、ガイドワイヤ16の他端部には、図4に示されるように、該ガイドワイヤ16が螺旋状(コイル状)に巻回され、その先端に向かって徐々に半径方向に拡径したエンド部(係止部)24が形成される。なお、エンド部24は、ガイドワイヤ16の軸線方向に沿って巻回することにより、容易に形成することが可能である。
このエンド部24の最大直径Dは、コイルスプリング20の内周径d1より大きく設定され、且つ、前記コイルスプリング20の外周径d2と略同等若しくは小さく設定される(d1<D≦d2)。
これにより、エンド部24を介してガイドワイヤ16と共にコイルスプリング20が一体的に押圧された際に、該エンド部24が前記コイルスプリング20の内部に進入してしまうことがなく、コイルスプリング20の端部に対して好適に保持される(図8参照)。さらに、エンド部24の最大直径Dがコイルスプリング20の外周径d2と略同等若しくは小さく設定されるため(D≦d2)、前記コイルスプリング20の挿通される導入管30の通路38内に前記エンド部24を含むガイドワイヤ16を挿通させることが可能となる。
また、エンド部24の端面は、後述する充填器具18のインパクタ32が当接可能な平面状に形成される。この端面は、ガイドワイヤ16の軸線Lと略直交するように形成される。
すなわち、ガイドワイヤ16がコイルスプリング20の内部に挿通された際、前記ガイドワイヤ16の弾発力によって前記コイルスプリング20が該ガイドワイヤ16と共に螺旋状に変形する。なお、コイルスプリング20が、ガイドワイヤ16の形状に倣って形づけられている場合には、該コイルスプリング20は、その形状となる。また、前記コイルスプリング20はストッパ部22とエンド部24との間に保持され、該ガイドワイヤ16の両端部から脱抜することがない。換言すれば、ストッパ部22とエンド部24は、ガイドワイヤ16に対して骨補填材14であるコイルスプリング20を一体的に保持可能な係止手段として機能している。
なお、このエンド部24は、上述したようにガイドワイヤ16の他端部に一体的に形成される場合に限定されるものではなく、例えば、図5Aに示されるように、前記エンド部24を設ける代わりに前記ガイドワイヤ16に対して円柱状の係止部材(係止部)26を別体として設けるようにしてもよいし、図5Bに示されるように、円盤状の係止部材(係止部)28を別体として設けるようにしてもよい。
この係止部材26は、軸線方向に沿って略一定径で形成され、その一端面は後述する充填器具18のインパクタ32が当接可能な平面状に形成される。この係止部材26の外周径Daは、コイルスプリング20の内周径d1より大きく、且つ、前記コイルスプリング20の外周径d2より小さく形成される。また、係止部材28は、ストッパ部22側に形成される小径部28aと、該小径部28aに隣接して拡径した大径部28bとからなり、前記大径部28bの端面は後述する充填器具18のインパクタ32が当接可能な平面状に形成される。この小径部28aは、コイルスプリング20の内部に変位可能な直径で形成され、前記大径部28bの外周径Dbは、コイルスプリング20の内周径d1より大きく、且つ、前記コイルスプリング20の外周径d2と略同等若しくは小さく形成される(d1<Da、Db≦d2)。
すなわち、ガイドワイヤ16の他端部が、コイルスプリング20内に移動することを規制し、且つ、前記充填器具18が当接可能な平面状の端面を有する形状であればよい。この端面は、ガイドワイヤ16の軸線Lと略直交するように形成される。
図3及び図4に示されるように、ガイドワイヤ16の直径dは、例えば、0.10mm〜0.90mmの範囲内(0.10≦d≦0.90)に設定され、好ましくは、0.20mm〜0.50mmの範囲内(0.20≦d≦0.50)に設定するとよく、さらに、0.25mm〜0.40mmの範囲内(0.25≦d≦0.40)に設定すると最適である。
充填器具18は、図1、図7及び図8に示されるように、骨補填材14を前記椎体12内へと導く筒状の導入管30と、前記導入管30内に挿通されるインパクタ32とを含む。
この導入管30は、例えば、ステンレス、Ti等の金属製材料から形成され、長尺な主筒部34と、該主筒部34に対して拡径した短い拡径部36とを有する。なお、主筒部34と拡径部36との間はテーパ形状で滑らかに接続されている。主筒部34及び拡径部36の内部には、骨補填材14が挿通される通路38が形成され、前記通路38の内周径は、骨補填材14のコイル直径に対して若干大きく形成される。
また、導入管30は、後述するように、患部に照射するX線に対して術者が被曝することのない位置から遠隔操作が可能であって、且つ、操作性を損なわない程度の長さに設定するとよい。
インパクタ32は、導入管30に挿通されて骨補填材14を押し出す軸部40と、該軸部40の端部に設けられ、術者が把持する把持部42とを備え、前記軸部40において把持部42側となる部位には半径外方向に拡径したストッパ44が設けられる。なお、インパクタ32が導入管30に挿通された際、そのストッパ44が拡径部36に係合されることにより、前記インパクタ32の導入管30側へと変位が規制される。
軸部40は、導入管30の長手寸法より長く形成されて可撓性を有すると共に、圧縮方向には硬く、一端部に設けられた把持部42を押すことにより導入管30の通路38に挿通された他端部が同様に押し出される。なお、軸部40の直径は、導入管30における通路38の内周径より小さく設定される。
本発明の実施の形態に係る骨補填材システム10及び骨補填材組立体は、基本的には以上のように構成されるものであり、次に上述した充填器具18を用いて、経皮的椎体形成術として骨折部46に骨補填材14を充填する方法について説明する。以下、骨粗鬆症の患者の患部である椎体12内の骨折部46に対して骨補填材14を充填する場合を例にして説明する。
先ず、初期処置として患者に対する麻酔や患部の椎体12の位置確認をX線CTモニタ等により行い、図6に示されるように、背部より導入管30と金属製の穿刺針48とを組み合わせて用いて、前記椎体12に対して挿入口50を開ける。この椎体12の内部には骨折部46があり、挿入口50は該骨折部46に連通する。この穿刺針48を引き抜くと導入管30が椎体12の内部に留置される。
そして、ガイドワイヤ16が予めコイルスプリング20の内部に挿通された状態で骨補填材14を前記ガイドワイヤ16と一体的に導入管30の拡径部36内へと挿入する(図7参照)。詳細には、ガイドワイヤ16のストッパ部22側から骨補填材14を導入管30へと挿入する。また、ガイドワイヤ16は、その一端部側に設けられたストッパ部22と、他端部側に設けられたエンド部24によってコイルスプリング20に対する軸線方向への相対変位が規制されているため、前記ガイドワイヤ16がコイルスプリング20の内部から脱抜することがなく、前記骨補填材14と一体的に導入管30に挿入することができる。
さらに、この骨補填材14は、既に説明したように、ガイドワイヤ16によって所定半径で弾発力を有した螺旋状に形成されているため、術者は、湾曲した骨補填材14を前記弾発力に抗して一直線状となるように変形させながら前記導入管30の通路38内へと挿入し、前記ガイドワイヤ16のエンド部24が前記通路38内となるように徐々に押し込む。
次に、術者が把持部42を介してインパクタ32を把持し、その軸部40を導入管30の拡径部36から椎体12側(図7中、矢印A方向)に向かって挿通させ、該椎体12側に向かって変位させることにより、前記軸部40の端部によってガイドワイヤ16のエンド部24が椎体12側に向かって押圧される。この際、エンド部24の端部は、インパクタ32が押圧可能な平面状に形成されているため、該エンド部24を介してガイドワイヤ16と共にコイルスプリング20が一体的に押圧される。なお、エンド部24は、コイルスプリング20の内周径d1(図4参照)より大きく形成されているため、前記インパクタ32による押圧作用下に前記エンド部24が前記コイルスプリング20の内部に進入してしまうことがなく、コイルスプリング20の端部に対して好適に保持される(図8参照)。
そして、図8に示されるように、コイルスプリング20からなる骨補填材14が導入管30の主筒部34を通じて椎体12の骨折部46へと充填される。この際、骨補填材14は、導入管30内で直線状に変形していた状態からガイドワイヤ16の弾発力によって再び螺旋状に変形するように復帰し、前記骨折部46内に湾曲しながら充填される。
また、椎体12の内部は、スポンジのような海綿構造を有する海綿骨52を有する。このため、骨補填材14は骨粗鬆症等によって海綿骨52に生じた空間へと充填されるように徐々に突き進み、前記海綿骨52内に生じていた空間が骨補填材14によって好適に満たされる。
次に、術者がモニタの画像を見ながら前記骨補填材14が骨折部46に充填されたことを確認した後、インパクタ32及び導入管30を椎体12の挿入口50から離間させる方向(矢印B方向)に抜き取る。この際、ガイドワイヤ16のエンド部24は、挿入口50に臨む位置に配置されている。そして、図9に示されるように、椎体12の外部から挿入口50を通じて鉗子54を挿入してエンド部24を把持し、前記挿入口50を介して椎体12から離間させる方向(矢印B方向)へと引張する。これにより、椎体12内においてガイドワイヤ16がコイルスプリング20の内部に沿って移動し、挿入口50を通じて外部へと抜き出される。すなわち、椎体12の骨折部46には、骨補填材14であるコイルスプリング20のみが充填された状態となる(図10参照)。
そして、術者は、モニタの画像を見ながら骨折部46への骨補填材14の充填状況を確認し、その充填が不十分である場合には、別の骨補填材14を継続的に充填する。
この場合、挿入口50を通じて椎体12内に再び導入管30を挿入し、次の骨補填材14をガイドワイヤ16と共に前記導入管30の拡径部36から挿入する。そして、インパクタ32を再び拡径部36から導入管30の内部へと挿通させて椎体12側(図6中、矢印A方向)に向かって押圧することにより、軸部40を介してガイドワイヤ16と骨補填材14とが一体的に椎体12の骨折部46へと充填される。この骨補填材14は、先に充填された骨補填材14と同様に、骨折部46における海綿骨52内の別の空間へと供給される。
この骨折部46に対する骨補填材14の充填が十分であることを術者がモニタによって確認し、前記骨補填材14の充填作業を終了する。
最後に、挿入口50から充填器具18の導入管30を抜き取り、開口した挿入口50を所定のプラグ56で塞ぐ等の手技を行う。そして、患部の縫合等の所定の後処置を行い、経皮的椎体形成術を終了する。
以上のように、本実施の形態では、軸線方向に沿って螺旋状に巻回されたコイルスプリング20から骨補填材14を構成し、該コイルスプリング20にNi−Ti金属等の弾性を有する金属製材料から形成されたガイドワイヤ16を挿通させている。そして、ガイドワイヤ16を前記コイルスプリング20の内部に挿通させた状態で椎体12の骨折部46へと充填させた後、前記ガイドワイヤ16のみを抜き出して前記骨折部46から離脱させる。
これにより、ガイドワイヤ16は、該ガイドワイヤ16の軸線Lと略直交する半径方向に湾曲自在に形成されているため、前記ガイドワイヤ16の弾発力によってコイルスプリング20が湾曲するように変形することとなる。その結果、ガイドワイヤ16と共にコイルスプリング20が椎体12の骨折部46に充填されることにより、骨補填材14を前記骨折部46の形状に好適に追従させて安定的に充填させることができると共に、前記骨折部46に対して連続的に充填することができるため、充填作業を円滑且つ効率的に行うことができる。
また、ガイドワイヤ16を、例えば、弾性率の大きな超弾性の金属製材料から形成すると共に、骨補填材14を構成するコイルスプリング20を、前記Ni金属を含まない弾性率の比較的小さな金属製材料から形成した場合でも、前記ガイドワイヤ16を前記コイルスプリング20の内部に挿通させることにより、前記ガイドワイヤ16の弾発力によって前記コイルスプリング20を半径方向に自在に湾曲させることが可能である。換言すれば、コイルスプリング20が、その軸線方向に沿ってのみ弾発力を備え、該軸線と略直交する半径方向に付勢する弾発力を備えていない場合でも、その内部に挿通されたガイドワイヤ16を介して骨補填材14を軸線と略直交する半径方向に自在に湾曲させることができる。
これにより、骨補填材14の充填作業が完了した後に、ガイドワイヤ16は椎体12内から取り出して排除されるため、ガイドワイヤ16及び骨補填材14の材料選択の幅が広がることとなる。
さらに、弾性率の大きな材料から形成され湾曲自在なガイドワイヤ16を採用することにより、骨折部46に充填されるコイルスプリング20を半径方向に湾曲自在な構造とする必要がなく、前記骨補填材14を簡便に半径方向に湾曲可能とすることができ、且つ、前記コイルスプリング20の製造を容易とすることができる。
さらにまた、骨折部46にリン酸カルシウム系骨コンクリートやハイドロキシアパタイト(HA)ブロック等を充填させた場合と比較し、コイルスプリング20からなる骨補填材14を充填することにより、その弾発力によって骨折部46における強度が著しく増大してしまうことがなく、前記骨折部46の強度を所定範囲内に抑制することができる。
すなわち、骨粗鬆症等では、一般的に、骨折した椎体12と同様に該椎体12に隣接した他の椎体の骨強度も低下している。そのため、骨折した椎体12の強度を骨セメント等の充填材の充填によって一気に増大させてしまった場合に、その隣接した他の椎体に対して負荷がかかることとなり、その結果、隣接した椎体が連鎖的に骨折してしまうことがある。このような場合に対し、本発明によれば、骨補填材14による骨折部46における強度の急激な増大を抑制することができるため、該椎体12に隣接した他の椎体が連鎖的に骨折してしまうことが防止される。
またさらに、ガイドワイヤ16の一端部に、該ガイドワイヤ16の軸線Lに対して所定角度で折曲したストッパ部22を設けているため、前記ガイドワイヤ16に挿通されるコイルスプリング20を好適に係止することができる。
また、ガイドワイヤ16の他端部に、コイルスプリング20の内周径d1より大きく形成されたエンド部24若しくは係止部材26、28を設けることにより、導入管30に挿入された前記コイルスプリング20及びガイドワイヤ16をインパクタ32によって押圧する際、平面状に形成されたエンド部24及び係止部材26、28の端面を押圧面として前記インパクタ32で確実且つ好適に押圧することができる。そのため、ガイドワイヤ16を介して骨補填材14を確実且つ容易に椎体12側に向かって押圧することが可能となる。
さらに、エンド部24及び係止部材26、28が、コイルスプリング20の内周径d1より大きく形成されているため、ガイドワイヤ16の他端部が前記コイルスプリング20内へと移動してしまうことがなく、常にコイルスプリング20の端部から外部に露呈させておくことができる。そのため、ガイドワイヤ16をコイルスプリング20から引き抜く際に、前記エンド部24及び係止部材26、28を介して前記ガイドワイヤ16を容易に把持することが可能となる。
さらにまた、骨補填材14を椎体12の骨折部46内に充填させた際、該骨補填材14をガイドワイヤ16の弾発力によって前記骨折部46内において変形させることが可能であるため、該骨折部46に対して骨補填材14が突き当たった場合でも該骨折部46に過大な負荷を与えることがなく、該骨折部46の内部で所望の方向へと好適に導くことができる。その結果、骨補填材14を骨折部46に対して連続的に充填させることが可能となる。
またさらに、骨補填材14を構成するコイルスプリング20が、その内部に挿通されたガイドワイヤ16の弾発力によって湾曲自在であるため、前記コイルスプリング20が充填される際に椎体12の内壁面や骨折部46内の海綿骨52に突き当たった場合でも、その抵抗に打ち勝って連続的に前記骨折部46の内部を移動させることができる。
また、骨補填材14をコイルスプリング20から構成することにより、例えば、リン酸カルシウム系骨セメント等の充填材を充填した場合に懸念される骨折部46からの充填材の漏出がなく安全性が確保される。
本発明に係る骨補填材システム及び骨補填材組立体は、上述の実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得ることはもちろんである。
本発明の実施の形態に係る骨補填材システム及び骨補填材組立体を示す全体構成斜視図である。 図1の骨補填材システム及び骨補填材組立体を構成する骨補填材及びガイドワイヤを示す全体斜視図である。 図2の骨補填材及びガイドワイヤの一端部を示す拡大平面図である。 図2の骨補填材及びガイドワイヤの他端部を示す拡大平面図である。 図5A及び図5Bは、図4に示すエンド部の代わりにガイドワイヤの他端部に係止部材が設けられた場合を示す拡大平面図である。 穿刺針によって挿入口を開けた椎体の拡大断面図である。 図6の椎体に対して充填器具の導入管が挿入され、前記導入管に骨補填材が挿入された状態を示す拡大断面図である。 図7の椎体の骨折部に骨補填材が充填され始めた状態を示す拡大断面図である。 図8の骨折部が骨補填材で満たされ、椎体から充填器具が引き抜かれてガイドワイヤのエンド部が鉗子によって把持された状態を示す拡大断面図である。 図9の椎体内からガイドワイヤが抜き出され、骨補填材を構成するコイルスプリングのみが前記椎体内に残存した充填状態を示す拡大断面図である。
符号の説明
10…骨補填材システム 14…骨補填材
16…ガイドワイヤ 18…充填器具
20…コイルスプリング 22…ストッパ部
24…エンド部 26、28…係止部材
30…導入管 32…インパクタ
34…主筒部 36…拡径部
38…通路 40…軸部
42…把持部 46…骨折部
52…海綿骨 56…プラグ

Claims (8)

  1. 素線が螺旋状に巻回されたコイル体からなる骨補填材と、
    弾性材料からなり、前記骨補填材の内部に挿通されるガイド体と、
    骨に挿入され、前記骨補填材を骨内部へと導く導入管と、
    を備え、
    前記ガイド体が前記骨補填材に係合され、前記導入管を通じて一体的に前記骨内部に充填されることを特徴とする骨補填材システム。
  2. 請求項1記載の骨補填材システムにおいて、
    前記ガイド体は、超弾性を有する金属製材料から形成されることを特徴とする骨補填材システム。
  3. 請求項1又は2記載の骨補填材システムにおいて、
    前記ガイド体の端部には、前記骨補填材に対する前記ガイド体の相対変位を規制する係止手段が設けられることを特徴とする骨補填材システム。
  4. 請求項3記載の骨補填材システムにおいて、
    前記係止手段は、前記ガイド体の一端部に設けられ、該ガイド体の軸線に対して所定角度で折曲した折曲部と、前記ガイド体の他端部に設けられ、前記骨補填材の内周径より大径に形成された係止部とからなることを特徴とする骨補填材システム。
  5. 請求項4記載の骨補填材システムにおいて、
    前記係止部は、前記ガイド体の軸線方向に沿って巻回されたコイル状に形成されることを特徴とする骨補填材システム。
  6. 請求項4又は5記載の骨補填材システムにおいて、
    前記導入管の内部には、軸線方向に沿って変位自在に設けられ、前記骨補填材を前記骨内部側に向かって押圧する押圧部材を備え、前記係止部が、前記押圧部材側に設けられ、該押圧部材によって押圧されることを特徴とする骨補填材システム。
  7. 請求項4〜6のいずれか1項に記載の骨補填材システムにおいて、
    前記係止部の端面は、前記ガイド体の軸線と略直交する平面状に形成されることを特徴とする骨補填材システム。
  8. 素線が螺旋状に巻回されたコイル体からなる骨補填材と、
    弾性材料からなり、前記骨補填材の内部に挿通されるガイド体と、
    を備えることを特徴とする骨補填材組立体。
JP2006193727A 2006-07-14 2006-07-14 骨補填材システム及び骨補填材組立体 Pending JP2008018125A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006193727A JP2008018125A (ja) 2006-07-14 2006-07-14 骨補填材システム及び骨補填材組立体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006193727A JP2008018125A (ja) 2006-07-14 2006-07-14 骨補填材システム及び骨補填材組立体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008018125A true JP2008018125A (ja) 2008-01-31

Family

ID=39074559

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006193727A Pending JP2008018125A (ja) 2006-07-14 2006-07-14 骨補填材システム及び骨補填材組立体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008018125A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113749831A (zh) * 2020-06-04 2021-12-07 上海凯利泰医疗科技股份有限公司 囊体骨架、可膨胀装置及其应用

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113749831A (zh) * 2020-06-04 2021-12-07 上海凯利泰医疗科技股份有限公司 囊体骨架、可膨胀装置及其应用
CN113749831B (zh) * 2020-06-04 2024-04-26 上海凯利泰医疗科技股份有限公司 囊体骨架、可膨胀装置及其应用

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11857219B2 (en) Systems for augmenting of a vertebral body by providing for relative movement of a deformable conduit
AU2019250151B2 (en) Creation of a void space in bone
US10159497B2 (en) Device to aid in the deployment of a shape memory instrument
CA2450251C (en) Torqueable soft tip medical device and method of usage
WO2012141213A1 (ja) 内視鏡用処置具
CN101116606A (zh) 内窥镜用处理器具
JP2012524635A (ja) 最小限侵襲圧着のためのシステムおよび方法ならびに骨締結のためのケーブル
JP2008018139A (ja) 骨補填材及び骨補填材組立体
JP2008018125A (ja) 骨補填材システム及び骨補填材組立体
JP2010057770A (ja) カテーテル組立体
JP2008023246A (ja) 骨補填材組立体及び管状体組立体
US10524816B2 (en) Tunnel tool for soft tissue
JP2008018140A (ja) 骨補填材システム
JP2008018156A (ja) 骨補填材
JP2008018141A (ja) 骨補填材システム
WO2015141392A1 (ja) カテーテル及びカテーテルセット
WO2020121523A1 (ja) アプリケータ、医療機器、および医療機器の装着方法
JP2008018124A (ja) 骨補填材
WO2024107205A1 (en) Magnet-assisted suture grasper comprising a suture retrieval needle, a grasper ferrule, a grasper magnet, and a magnet wire
CN112040895A (zh) 处置系统
JP2012525160A (ja) 医療用ワイヤ