JP2008017377A - 撮像装置、動画撮影方法、および動画撮影制御プログラム - Google Patents

撮像装置、動画撮影方法、および動画撮影制御プログラム Download PDF

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Abstract


【課題】 動画撮影を前回の撮影時と時間を空けて撮影し、前回撮影した動画と今回撮影した動画を続けて連続再生した場合に、途中で撮影構図が変わらないようにすることが可能な撮像装置、動画撮影方法、および動画撮影制御プログラムの提供。
【解決手段】 動画撮影モードにおいて、スルー画像31が表示されているときに動シャッター8を半押し操作すると前回撮影した動画の最終フレームを再生して半透過画像37を生成し、スルー画像36に重畳表示する。ユーザはスルー画像36とフレーム画像37の重なり具合を見てカメラを動かして構図を前回撮影した動画の最終フレームに一致するように調整した後、再度シャッターキー8を全押しすると前回撮影した動画の最終フレームに一致する画像38から動画撮影が開始される。
【選択図】 図3

Description

本発明は、同じ場所で時間を空けて撮影した場合の動画撮影補助技術に関する。
従来、複数の動画ファイルの連続記録および連続再生を可能とする技術があった。例えば、特許文献1には、ユーザにより関連付けたいファイルが選択されたとき、その選択されたファイルに続けて新たな動画データを記録するようにし、本来複数の動画ファイルとされる動画データを一つのファイルにし、もって再生の際に連続再生可能とする技術が記載されている。
特開平11−297050号公報
しかしながら、従来の技術では前回の撮影場所と同じ場所付近を時間を空けて撮影したときに、極端に構図が変わると、前回の動画に続けて今回の動画を記録した動画ファイルを連続再生した場合に途中で構図が変わるために見づらい動画像となってしまうといった問題点があった。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、動画撮影を前回の撮影時と時間を空けて撮影し、前回撮影した動画と今回撮影した動画を続けて連続再生した場合に、前回撮影した動画と今回撮影した動画との結合部で撮影構図が変わらないように撮影することが可能な撮像装置、動画撮影方法、および動画撮影制御プログラムの提供を目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明の撮像装置は、被写体の撮影画像を順次撮影する撮像素子と、撮像素子により順次撮影される撮影画像を順次表示制御する撮影画像表示制御手段と、撮像素子により順次撮影される撮影画像を記録媒体に動画ファイルとして記録する撮影画像記録手段と、を備えた撮像装置であって、記録媒体に記録されている動画ファイルから所定の動画ファイルを選択する動画ファイル選択手段と、動画ファイル選択手段により選択された動画ファイルから所定のフレーム画像を抽出するフレーム画像抽出手段と、フレーム画像抽出手段により抽出されたフレーム画像を表示制御するフレーム画像表示制御手段と、を備え、フレーム画像表示制御手段は、撮影画像表示制御手段により順次表示制御される撮影画像と対比可能なように抽出されたフレーム画像を継続的に表示制御することを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は請求項1に記載の発明の撮像装置において、フレーム画像表示制御手段は、撮影画像表示制御手段により表示制御される撮影画像に抽出されたフレーム画像を重畳表示することを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は請求項1または2に記載の発明の撮像装置において、フレーム画像抽出手段は、動画ファイル選択手段により選択された動画ファイルから最終フレームを抽出することを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は請求項1または2に記載の発明の撮像装置において、フレーム画像抽出手段は、動画ファイル選択手段により選択された動画ファイルから指定されたフレームを抽出することを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は請求項1から4のいずれか1項に記載の発明の撮像装置において、撮影画像記録手段は、撮像素子により順次撮影される撮影画像の記録媒体への記録を所定の指示に基づいて開始することを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は請求項1から4のいずれか1項に記載の発明の撮像装置において、撮像素子により順次撮影される撮影画像をメモリに一時記録する一時記録手段を備え、一時記録手段は、撮像素子により順次撮影される撮影画像の一時記録を所定の指示に基づいて開始し、撮影画像記録手段は、一時記録手段により一時記録された撮影画像を所定のタイミングで記録媒体に記録することを特徴とする。
また、請求項7に記載の発明は請求項5または6に記載の発明の撮像装置において、フレーム画像表示制御手段は、所定の指示に基づいてフレーム画像の表示を終了することを特徴とする。
また、請求項8に記載の発明は請求項5から7のいずれか1項に記載の発明の撮像装置において、撮影画像記録手段は、動画ファイル選択手段により選択された動画ファイル中の動画データと、所定の指示に基づいて記録される新たな動画データとを、1つの動画ファイルとして記録媒体に記録することを特徴とする。
また、請求項9に記載の発明は請求項8に記載の発明の撮像装置において、撮影画像記録手段は、フレーム画像抽出手段により抽出されたフレーム画像の直後に、新たな動画データの先頭フレーム画像が続いた動画ファイルとなるように、動画ファイル選択手段により選択された動画ファイルと、所定の指示に基づいて記録される新たな動画データとを、1つの動画ファイルにして記録媒体に記録することを特徴とする。
また、請求項10に記載の発明は請求項5から9のいずれか1項に記載の発明の撮像装置において、フレーム画像抽出手段により抽出されたフレーム画像と撮像素子により順次撮影される各撮影画像とを比較するフレーム画像比較手段を備え、フレーム画像比較手段は、所定の指示に基づいて比較を開始し、撮影画像記録手段または一時記録手段は、撮像素子により順次撮影される撮影画像に対して、フレーム画像抽出手段により抽出されたフレーム画像と一致するとフレーム画像比較手段により判定された撮影画像から記録を開始することを特徴とする。
また、請求項11に記載の発明は請求項1から4のいずれか1項に記載の発明の撮像装置において、フレーム画像抽出手段により抽出されたフレーム画像と撮像素子により順次撮影される各撮影画像とを比較するフレーム画像比較手段を備え、フレーム画像抽出手段により抽出されたフレーム画像と撮像素子により撮影される撮影画像とが一致するとフレーム画像比較手段により判定されたとき、その比較結果を報知する報知手段を備えたことを特徴とする。
また、請求項12に記載の発明は請求項10に記載の発明の撮像装置において、フレーム画像比較手段による比較結果を報知する報知手段を備えたことを特徴とする。
また、請求項13に記載の発明は請求項8に記載の発明の撮像装置において、所定の指示に基づいて記録される新たな動画データの先頭フレームと、動画ファイル選択手段により選択された動画ファイルの各フレーム画像とを、所定の順に従って比較するフレーム画像比較手段を備え、撮影画像記録手段は、フレーム画像比較手段により新たな動画データの先頭フレームと最初に一致すると判定されたフレーム画像の直後に、新たな動画データの先頭フレーム画像が続いた動画ファイルとなるように、選択された動画ファイルと新たな動画データとを、1つの動画ファイルにして記録媒体に記録することを特徴とする。
また、請求14に記載の発明は請求項13に記載の発明の撮像装置において、フレーム画像比較手段は、動画ファイル選択手段により選択された動画ファイルの最終フレームから順に遡及して、所定の指示に基づいて記録される新たな動画データの先頭フレームと比較することを特徴とする。
また、請求項15に記載の発明は請求項1または2に記載の発明の撮像装置において、フレーム画像抽出手段は、動画ファイル選択手段により選択された動画ファイルから先頭フレームを抽出することを特徴とする。
また、請求項16に記載の発明の動画撮影方法は、被写体の撮影画像を順次撮影する撮影工程と、撮影工程で順次撮影される撮影画像を順次表示制御する撮影画像表示制御工程と、撮影工程で順次撮影される撮影画像を記録媒体に動画ファイルとして記録する撮影画像記録工程と、からなる動画撮影方法であって、記録媒体に記録されている動画ファイルから所定の動画ファイルを選択する動画ファイル選択工程と、動画ファイル選択工程で選択された動画ファイルから所定のフレーム画像を抽出するフレーム画像抽出工程と、フレーム画像抽出工程で抽出されたフレーム画像を表示制御するフレーム画像表示制御工程と、を有し、フレーム画像表示制御工程は、撮影画像表示制御工程で順次表示制御される撮影画像と対比可能なように抽出されたフレーム画像を継続的に表示制御することを特徴とする。
また、請求項17に記載の発明の動画撮影制御プログラムは、コンピュータに、被写体の撮影画像を順次撮影する撮影機能と、撮影機能により順次撮影される撮影画像を順次表示制御する撮影画像表示制御機能と、撮影機能により順次撮影される撮影画像を記録媒体に動画ファイルとして記録する撮影画像記録機能と、を実行させる動画撮影制御プログラムであって、記録媒体に記録されている動画ファイルから所定の動画ファイルを選択する動画ファイル選択機能と、動画ファイル選択機能により選択された動画ファイルから所定のフレーム画像を抽出するフレーム画像抽出機能と、フレーム画像抽出機能により抽出されたフレーム画像を表示制御するフレーム画像表示制御機能と、を備え、フレーム画像表示制御機能は、撮影画像表示制御機能により順次表示制御される撮影画像と対比可能なように抽出されたフレーム画像を継続的に表示制御することを特徴とする。
本発明によれば前回撮影した動画と今回撮影した動画を続けて連続再生した場合に、前回撮影した動画と今回撮影した動画との結合部で撮影構図が変わることを防止でき、視聴者に違和感を与えるようなことが生じない。
図1は、本発明の各実施形態に共通する撮像装置および再生装置の一実施例としてのデジタルカメラの外観を示す図であり、ここでは主として正面(図1(a))及び背面(図1(b))の外観を示す。デジタルカメラ100は、図1(a)に示すように正面側に撮像レンズ(レンズ群)2を有している。また、デジタルカメラ100の背面には図1(b)に示すように、モードダイアル3、液晶モニタ画面4、カーソルキー5、SETキー6、ズームボタン7(Wボタン7−1、Tボタン7−2)、およびメニューキー10等のキーが設けられている。また、上面にはシャッターキー8、電源ボタン9が設けられている。なお、側部には図示されていないが、パーソナルコンピュータ(以下、パソコン)やモデム等の外部装置とUSBケーブルに接続する場合に用いるUSB端子接続部が設けられている。
また、デジタルカメラ100は、静止画通常撮影モード、マクロ撮影モード、連写モード、速写モード、・・、動画撮影モード、高速連写モード、・・・等の撮影モードや、静止画再生モード、動画再生モード等の再生モード、連写画像再生モード等を有している。なお、高速連写モードは例えば、1秒間に50枚以上の画像を連続撮影する撮影モードである。
図2は、図1に示したデジタルカメラ100の電気的構成の一実施例を示すブロック図であり、デジタルカメラ100は動画撮影機能を備えており、カメラ本体1と、カメラ本体1に、撮影動作に伴い生成した静止画データや動画データのファイルを記録する着脱可能な各種の記録媒体30を有する構成をなし、カメラ本体1にはズームレンズやフォーカスレンズを含む複数のレンズ群2からなる光学系12、CCD13、CDS回路14、A/D変換回路15、DSP16、解像度変換部18、データ圧縮・伸張部19、画像記録部20、画像表示部21、LCD(液晶表示部)22、CPU23、内蔵メモリ24、音声処理部25、内蔵スピーカ27、 キー入力部28、プログラムメモリ29、記録媒体30、および輪郭抽出部31を備えている。なお、光学系12、CCD13、CDS回路14、A/D変換回路15、およびDSP16は本発明の画像取得部11を構成する。また、本実施形態では被写体認識手段として輪郭抽出部31を設けるようにしたが、被写体認識手段は輪郭抽出部31に限られず、1フレーム分の画像の特徴、特に、構図の特徴を抽出してその特徴を出力可能な手段であればよい。
CCD13は、光学系12を介して自己の受光面に被写体の光像が結像される撮像素子であり、ベイヤ配列等の色フィルタが装着されている。CCD13はタイミングジェネレータ17から送られる駆動信号により駆動され、被写体の光像を光電変換し撮像信号として出力する。CCD13の出力信号はCDS回路14で相関二重サンプリングおよびゲイン調整され、A/D変換回路15でデジタル信号に変換される。A/D変換された撮像信号はDSP16に入力され、ぺデスタルクランプ等の処理が施された後、DSP16内の輝度・色差マトリックス回路で輝度(Y)信号および色差(UV)信号に変換される。なお、DSP16では、ホワイトバランス(WB)、輪郭強調、画素補間などの画像の品質向上のための処理も行われる。
DSP16から出力されたYUVデータは解像度変換部18で予め設定された画像サイズに変換された後、1フレーム分のデータが順次内蔵メモリ24(例えば、SD内蔵メモリ)に確保される画像データ記憶領域に格納される。内蔵メモリ24に格納された1フレーム分のYUVデータは画像表示部21に送られ、そこでビデオ信号に変換された後、LCD(液晶表示部)22でスルー画像として表示される。
動画撮影時に内蔵メモリ24に格納されたYUVデータは順次データ圧縮・伸張部19に送られ、所定の動画記録方式(例えば、Motion−JPEGやMPEG)のコーデックによりデータ圧縮した後にコード化され、最終的には画像記録部20を介して動画ファイルとして記録媒体30に記録される。なお、動画撮影のフレームレートはタイミングジェネレータ17で生成されるタイミング信号によって決まり、コード化されるデータの圧縮率はデータ圧縮・伸張部19内の電子化テーブル値によって決定される。
また、静止画撮影時に内蔵メモリ24に格納された1フレーム分のYUVデータは順次データ圧縮・伸張部19に送られ、所定の動画記録方式(例えば、JPEG)によってデータ圧縮した後コード化され、内蔵メモリ24内でファイル化された後、画像記録部20を介して記録媒体30に静止画データ(静止画ファイル)として記録される。
データ圧縮・伸張部19は、静止画または動画の再生時には記録媒体30から読み出された静止画や動画データを伸張し、静止画データや動画像のフレームデータとして内蔵メモリ24に展開する。展開された画像は画像表示部21に送られ、そこでビデオ信号に変換された後、LCD22により再生画像として表示される。なお、LCD22にはスルー画像や再生画像だけでなく、後述する表示用フレーム画像および結合先フレーム画像や、必要に応じてデジタルカメラ100における各種の機能に関する選択や設定を行うためのメニュー画面や設定画面も表示される。
音声処理部25は、動画撮影時においてカメラ本体1に内蔵されたマイク26に入力した音声をデジタル信号に変換し、データ圧縮後にオーディオデータとして内蔵メモリ24に送る。内蔵メモリ24に送られたオーディオデータはフレームデータとともにストリームデータとして記録媒体30に順次書き込まれる。また、音声処理部25は、動画撮影時には、内蔵メモリ24から送られたオーディオデータを復号し、アナログの音声信号に変換した後、カメラ本体1に内蔵された内蔵スピーカ27から音声出力させる。
キー入力部28は、上述したモードダイアル3、カーソルキー5、SETキー6、ズームボタン7(Wボタン7−1、Tボタン7−2)、シャッターキー8、電源ボタン9、およびメニューキー10と、キーが操作されると操作されたキーの操作信号を生成してCPU23に送出するキー処理部(図示せず)等から構成されている。
モードダイアル3は撮影モードや再生モードの選択を行うものである。ユーザはモードダイアル3を操作して、(静止画)通常撮影モード、マクロ撮影モード、連写モード、速写モード、・・、動画撮影モード、・・・等の撮影モードや、静止画再生モード、動画再生モード等の再生モード等を選択することができる。
カーソルキー5はモード設定やメニュー選択等に際して液晶モニタ画面4に表示されるメニューやアイコン等をカーソルでポイント(指定)する際に操作するキーであり、カーソルキー5の操作によりカーソルを上下又は左右に移動させることができる。
SETキー6はカーソルキー5によってカーソルが位置づけられている項目や画像を選択、設定若しくは確認する際に押すキーである。
ズームボタン7は、ズーム操作に用いられ、光学ズームの場合はズームボタン7(Wボタン7−1またはTボタン7−2)の操作に対応して画角が実際に変化し、液晶モニタ画面4にはワイド(広角)画像又はテレ(望遠)画像が表示される。電子ズームの場合はズームボタン7の操作に対応して光学系12からの画像がデジタルズーム処理により画像が拡大/縮小されて表示される。
シャッターキー8は、撮影時にレリーズ操作を行うもので、2段階のストロークを有しており、静止画撮影モードでは1段目の操作(半押し状態)でオートフォーカス(AF)と自動露出(AE)を行わせるための合焦指示信号を発生し、2段目の操作(全押し状態)で撮影処理を行うための撮影指示信号を発生する。また、動画撮影時にはシャッターキー8は全押しすると動画撮影を開始し、再度全押しすると動画撮影を終了する第二操作手段として用いることができる。なお、シャッターキー8以外のキーを第二操作手段として用いるようにしてもよいし、第二操作手段として専用キーを設けるようにしてもよい。
また、シャッターキー8は、本発明の動画撮影機能を実行する動画撮影連続モードにおいて、記録媒体30に記録されている動画ファイル中の所定のファイルから所定のフレームを抽出して表示させるためのトリガを発する第一操作手段として用いることができる。なお、シャッターキー8以外のキーを第一操作手段として用いるようにしてもよいし、第一操作手段として専用キーを設けるようにしてもよい。
メニューキー10はその時点で処理可能な選択メニューやアイコンを表示する場合に操作されるキーである。なお、プログラムでメニューキー10に一時的に別の機能を付与することもできる。
輪郭抽出部31は、一方で、記録媒体30に記録されている動画ファイルの所定のフレーム画像から被写体の輪郭(輪郭線)および輪郭特徴を抽出し、輪郭線データおよび特徴データを出力する。また他方で、光学系12〜DSP16からなる画像取得部11を介して内蔵メモリ24に定期的に取り込まれる1フレーム分の画像から被写体の輪郭(輪郭線)および輪郭特徴を抽出し、輪郭線データおよび特徴データを出力する。輪郭抽出部31による輪郭線および輪郭特徴の抽出処理は公知の輪郭抽出技術を適宜利用できる。なお、輪郭抽出部31として専用の回路を設けてもよいしシステム制御部35で特徴抽出用プログラムを実行させるようにしてもよい。
上述した各ブロックはCPU(若しくはMPU(以下、CPU))23によって制御されており、CPU23が各ブロックの制御に必要とされるプログラムやデータはEEPROMやフラッシュメモリ等の書き換え可能な不揮発性メモリであるプログラムメモリ29に記憶されている。そしてCPU23は上記プログラムおよびキー入力部28からのキー入力信号に基づき動作することにより、本発明のフレーム画像表示制御手段、および撮影画像記録制御手段として機能する。なお、プログラムメモリ29の定数記憶エリア29aにはユーザによって設定されたシステムや各機能に関する設定データも記憶されている。
また、CPU23はDSP16からの画像データ(輝度及び色差信号)の内蔵メモリ24へのDMA転送終了後に、この輝度及び色差信号を内蔵メモリ24から読出し、画像表示部21の表示用バッファメモリに書き込むよう制御する。
図3は、本発明に基づく動画撮影方法の概要説明図である。図3(a)はデジタルカメラ100の撮影待機時に表示されるスルー表示画面である。図示の例では前回動画撮影を行なった場所で続けて撮影を行なうためにユーザが前回の終了時の構図と同じような構図を選択したときにLCD22に表示されるスルー画像36を示す。図3(b)は、動画撮影モードにおいて、シャッター8を半押し操作するとスルー画像36に重畳表示される前回撮影した動画の最終フレームの再生フレーム画像37(図示の例では半透過画像)の例を示す。ユーザはスルー画像36とフレーム画像37の重なり具合を見てカメラを動かして構図を前回の最終フレーム画像に一致するように調整できる。図3(c)はスルー画像36にフレーム画像37が重畳表示されているときに、ユーザが更にシャッターキー8を全押ししたときの動画撮影開始画面の例を示す。これにより、前回の撮影時と略同じ構図で今回の動画撮影を開始できるので、前回撮影した動画と今回撮影する動画を連続再生するときの前回撮影した動画と今回撮影する動画との結合部における構図上の連続性が保たれる。従って、前回の画像に続けて今回の画像を記録した画像ファイルを連続再生してもこの結合部で構図が変わるようなことがなく、スムースで見やすい。
図4は本発明に基づくデジタルカメラ100のCPU23による動画撮影制御動作例を示すフローチャートであり、デジタルカメラ100に本発明の動画撮影機能を実現させるためのプログラムを説明するためのものである。以下に示す処理は基本的にCPU23が予めプログラムメモリ29に記憶されたプログラムに従って実行する例で説明するが、全ての機能をプログラムメモリに格納する必要はなく、必要に応じて、その一部若しくは全部を、例えば、ネットワークを介して受信して実現するようにしてもよい。以下、図1〜図4に基いて説明する。なお、図4の説明において、記録媒体30には少なくとも一つの動画ファイルが記録されているものとする。また、動画ファイルは、少なくとも複数のフレーム画像(撮影画像)からなる動画データを含んで構成されている。
デジタルカメラ100の電源キー9がオンのとき、ユーザがモードダイアル3を操作して動画撮影モードを選択すると、CPU23は画像表示部21を制御してLCD22に動画撮影モードを含む選択メニューを表示する。そして、ユーザが動画撮影モードを選択するとステップS2に進む。動画撮影モードを選択しない場合はユーザが選択した他の動画撮影処理に移行する(ステップS1)。
次に、CPU23は、動画連続撮影フラグの設定を含む動画撮影用の各種初期設定を行った後(ステップS2)、光学系12〜DSP16からなる画像取得部11を制御してその時点のズーム値に対応した焦点距離でAE処理を実行させ、光学系12を介して取り込んだ被写体光像から画像データを得ると共に自動ホワイトバランス(AWB)処理により光源の色に対応したホワイトバランスになるように調整を施した上で、所定の周期で1フレーム分の画像データを得て内蔵メモリ24にDMA転送し、内蔵メモリ24に取り込んだ画像データから画素数を間引いた動画用ビデオスルー画像データで画像記録部21の表示用バッファを書き換えてLCD22にスルー画像を表示する(ステップS3)。なお、詳細は図5の説明で行うが、ステップS5でフレーム画像の重畳表示処理が行なわれた後は、ステップS7でフレーム画像の消去処理が行われるまでフレーム画像(ステップS6の例ではフレーム画像の半透過画像)がスルー画像に重畳表示される。
CPU23は、キー入力部28からの信号を基に動画記録開始操作、例えば、シャッターキー8の2段目の操作(全押し状態)がなされたか否かを判定し、動画記録開始操作が行なわれた場合はステップS7に進む。また、動画記録開始操作が行なわれない場合はステップS5に進む(ステップS4)。
ステップS4で動画記録開始操作が行なわれない場合は、CPU23は、更にキー入力部28からの信号を基にフレーム画像表示操作、例えば、シャッターキー8の1段目の操作(半押し状態)がなされたか否かを判定し、フレーム画像表示操作が行なわれた場合はステップS6に進む。また、フレーム画像表示操作が行なわれない場合はステップS3に戻る(ステップS5)。
ステップS5でフレーム画像表示操作が行なわれると、CPU23は、図5〜図7に示すようなフレーム画像表示制御を実行してステップS3に戻る(ステップS6)。詳細は図5〜図7において説明するが、フレーム画像抽出処理は、記録媒体に記録されている動画ファイルから所定の動画ファイルを選択し、当該選択した動画ファイルにおける各フレーム画像の中から所定のフレーム画像を抽出する処理である。また、フレーム画像の重畳表示処理は、フレーム画像抽出処理で抽出されたフレーム画像とスルー画像の構図を比較可能に抽出されたフレーム画像をスルー画像上に重畳表示する処理である。尚、重畳表示するフレーム画像は構図の比較が容易なように加工(例えば、半透過画像に加工)されることが望ましい。このフレーム画像の重畳表示処理により、ユーザはスルー画像とフレーム画像の構図を比較しながらカメラを移動させる等の動作により構図を略一致させることができる。また、詳細は後述するが、図8に示すようにスルー画像とフレーム画像を認識処理により比較し、略一致した場合にその旨を報知してユーザが動画撮影開始操作を行い易いように構成することもできる。
ステップS4で動画撮影開始操作が行なわれると、CPU23は、図9〜図11に示すようなフレーム画像消去制御を行い(ステップS7)、その後、図13〜図19に示すような撮影画像記録制御等を実行する(ステップS8)。詳細は図8および図9において説明するが、フレーム画像消去処理は、ステップS5の重畳表示処理によりフレーム画像がスルー画像上に表示されているときに動画撮影開始操作が行なわれた場合に行うフレーム画像の消去処理である。また、図示ではステップS7のフレーム画像消去処理の次にステップS8の撮影画像記録処理を示してあるが、撮影画像記録処理はフレーム画像消去処理が完全に終わってから開始されるものに限定されるものではなく、フレーム画像消去処理と撮影画像記録処理は略平行して開始されてもよい。
また、詳細は図13〜図19に示すが撮影画像記録処理は、動画の各フレームの撮影および記録と、例えば、動画撮影終了後に行なわれる表示用フレーム画像を抽出した画像ファイルと今回撮影した動画の画像ファイル構図上の連続性を保つように結合する画像ファイル結合処理からなる。これらの撮影画像記録制御の方法は図13〜図19に示すように動画記録方法によって異なるが、何れにしてもこの画像ファイルの結合処理を行うことにより、前回撮影した動画と今回撮影した動画の構図上の連続性が保たれる。従って、結合した画像ファイルを連続再生しても構図が変わるようなことがなく、スムースで見やすい。
1.フレーム画像表示制御動作
図5は、図4に示したフローチャートのステップS6の詳細フローチャートであり、CPU23によるフレーム画像表示制御動作の一実施例を示す。
図4のステップS5でフレーム画像表示操作(例えば、シャッターキー8の1段目の操作(半押し状態))が行なわれると、CPU23は、動画連続撮影フラグの値を調べ、動画連続撮影フラグがオフの場合はステップS6−2に進む。また、動画連続撮影フラグがオンの場合はステップS6−6に進む(ステップS6−1)。
ステップS6−1で動画連続撮影フラグがオフのとき、CPU23は、画像記録部20を介して記録媒体30の管理情報記録領域30aを調べ、最新の動画ファイル、つまり、記録媒体30に記録されている動画ファイルのうち最も新しい動画ファイルにアクセスし、その動画ファイルの最終フレームデータ、すなわち、最終フレームの(圧縮)画像データを抽出する(ステップS6−2)。
CPU23は、更に、データ圧縮・伸張部19を制御してステップS6−2で抽出した圧縮画像データを伸張して最終フレームの画像データ(以下、表示用フレーム画像データ)を再生させて内蔵メモリ24に記憶し(ステップS6−3)、CPU23は、再生した表示用フレーム画像データから所定比率の画素数を間引いた半透過静止画像データを生成し(ステップS6−4)、動画連続撮影フラグをオンに設定する(ステップS6−5)。
次に、CPU23は、生成した半透過画像データを画像表示部21に送り、スルー表示画像にフレーム画像の半透過画像をLCD22に重畳表示させ、ステップS3に戻る(ステップS6−6)。なお、図示の例ではステップS6−4で半透過静止画像データを生成するようにしたが半透過画像でなく、被写体の輪郭をモノトーン(単色)、例えば、黒、セピア、赤色等の線画で示す輪郭画像データを生成するようにしてもよい。また、ステップS6−4で生成する静止画像データはスルー画像に重畳した場合にこれらの構図の一致不一致がユーザにとってわかり易いものであればよい。
上記図5のフローチャートに示したフレーム画像表示制御動作により、記録媒体30に記録されている最新の動画ファイルから最終フレームデータを抽出し、スルー表示される画像と構図を比較可能に加工したあとで、加工したフレーム画像をスルー表示される画像に重畳表示するので、ステップS5でフレーム画像の重畳表示処理が行なわれた後は、ステップS7でフレーム画像の消去処理が行われるまでフレーム画像の半透過画像が順次スルー画像に重畳表示される。これにより、これらの構図の一致不一致がわかり易いことから、ユーザはカメラを動かしてスルー画像の構図を簡単にフレーム画像と一致させることができる。
<変形例1>
図5のフローチャートに示したフレーム画像表示制御動作では、記録媒体30に記録されている最新の動画ファイルから最終フレームの画像データを抽出するように構成したが、記憶媒体30に記録されている最新の動画ファイルが常に今回連続させて撮影したい動画ファイルとは限らない。そこで、記録媒体30に記録されている各動画ファイルの最終フレーム画像を表示して所望の動画ファイルを選択するように構成することもできる。
図6は、図5に示したフレーム画像表示制御動作の変形例を示すフローチャートであり、図5に示したフローチャートのステップS6−2を下記ステップS6−2−1からステップS6−2−4で置き換え、記録媒体30に記録されている各動画ファイルの最終フレームデータをサムネイル表示して所望の動画ファイルを選択するように構成した例である。
図5のステップS6−1で動画連続撮影フラグがオフのとき、CPU23は、画像記録部20を介して記録媒体30の管理情報記録領域30aを調べ、記録媒体30に記録されている各動画ファイルにアクセスし、それぞれ動画ファイルの最終フレームデータ、すなわち、各動画ファイルの最終フレームデータ(圧縮画像データ)をそれぞれ抽出し(ステップS6−2−1)、データ圧縮・伸張部19を制御して読み出した各圧縮画像データを順次伸張してから画素数を間引いてそれぞれのサムネイル画像データを生成する(ステップS6−2−2)。そして、生成したサムネイル画像データを画像表示部21に送ってLCD22に選択可能に一覧表示させ、ユーザに選択を促す(ステップS6−2−3)。
CPU23は、キー入力部28からの信号を調べ、サムネイル画像が選択された場合は画像記録部20を制御して選択されたサムネイル画像に対応する画像ファイルにアクセスし、その最終フレームの圧縮画像データを抽出し、図5のステップS6−3に進む(ステップS6−2−4)。
上記図6に示したように構成すると、複数の動画ファイルが記録媒体30に記録されているような場合に、今回連続させて撮影したい動画ファイルを簡単に選択することができる。なお、図6に示した例では記録媒体30に記録されている各動画ファイルの最終フレーム画像のサムネイル画像を一覧表示して所望の動画ファイルを選択するようにしたが、各動画ファイルの最終フレーム画像をユーザによる操作(例えば、カーソルキー5によるスクロール表示指示操作)により1フレームずつ再生して表示し、ユーザが選択できるように構成してもよい。
<変形例2>
図5および図6のフローチャートに示したフレーム画像表示制御動作では、記録媒体30に記録されている動画ファイルから最終フレームの画像データを抽出するように構成したが、最終フレームの画像データに限らず最終フレームに近いコマから所望のフレームを選び、選択されたフレーム画像を表示用フレーム画像として抽出するように構成できる。
図7は、図5および図6に示したフレーム画像表示制御動作の変形例を示すフローチャートであり、図5のフローチャートのステップS6−3または図6のステップS6−2−4を下記ステップS6−3−1〜S6−3−5で置き換えて記録媒体30に記録されている動画ファイルの任意のフレーム画像を表示用フレーム画像として抽出可能に構成した例である。
図5のステップS6−2または図6のステップS6−2−4で該当する動画ファイルの最終フレームの圧縮画像データを抽出した後、CPU23は、データ圧縮・伸張部19を制御して抽出した圧縮画像データを伸張して最終フレームのフレーム画像データを再生させる。(ステップS6−3−1)。
次に、CPU23は、再生したフレーム画像データを画像表示部21に送ってLCD22に表示させ、更にメッセージ、例えば、「前回撮影したこの画像に続けて撮影を開始しますか?」を表示してユーザの選択を促す(ステップS6−3−2)。また、CPU23は、キー入力部28からの信号を調べ、選択確認操作(例えば、SETキー6の押し下げ操作)があると図5のステップS6−4に進む。また、遡及表示操作(例えば、カーソルキー5の左(<)操作)があるとステップS6−3−4に進む(ステップS6−3−3)。
ステップS6−3−3でユーザによる遡及表示操作があると、CPU23は、当該動画ファイルに対して当該動画ファイルの最終フレームから順に遡及して画像データ(圧縮画像データ)を1フレーム分読み出す(ステップS6−3−4)。そして、データ圧縮・伸張部19を制御して読み出した圧縮画像データを順次伸張してフレーム画像データを再生し、ステップS6−3−2に戻る(ステップS6−3−5)。
このように構成することにより、例えば図3(a)に示すように、現在表示されているスルー画像中には、固定構造物(つり橋)のみが写されているが、選択した動画ファイルから抽出した最終フレーム画像中には固定構造物に加え、図3(b)に示すような船38が写っているような場合に、最終フレームに近いデータから固定構造物(つり橋)のみが入っているフレームを選択することができる。つまり、ユーザは、できるだけ前回の構図と現在の構図を一致させるように試みることができるとともに、選択した動画ファイルから抽出するフレーム画像を最終フレーム画像から必要以上に遡及させてしまうことを防止でき、後述する画像ファイルの結合の際に、選択した動画ファイルが必要以上に消失されてしまうことを防止できる。
<変形例3>
図5〜図7のフローチャートに示したフレーム画像表示制御動作では、ユーザは重畳表示されるフレーム画像とスルー画像を見て、互いの構図の一致不一致をユーザ自ら判断する必要があるが、画像認識処理によりフレーム画像とスルー画像(正確には内蔵メモリ24に一時記憶されているスルー画像の元画像)の構図の一致不一致を判定して一致した場合にメッセージを出力してユーザに知らせるように構成することもできる。
図8は、図5に示したフレーム画像表示制御動作の変形例を示すフローチャートであり、図5のフローチャートのステップS6−6の後に下記ステップS6−7〜S6−11を追加することで、抽出したフレーム画像とスルー画像(の元画像)の輪郭線を比較して一致した場合に報知するように構成した例である。
図5のステップS6−6で表示用フレーム画像(半透過画像)をスルー画像に重畳表示した後、CPU23は、動画連続撮影フラグの値を調べ、動画連続撮影フラグがオフの場合はステップS6−8に進む。また、動画連続撮影フラグがオンの場合はステップS6−9に進む(ステップS6−7)。
ステップS6−7で動画連続撮影フラグがオフのとき、CPU23は、輪郭抽出部31を制御して、ステップS6−3で再生し、内蔵メモリ24に記憶した再生フレーム画像データの輪郭を抽出させる(ステップS6−8)。
また、CPU23は、輪郭抽出部31を制御して、光学系12〜DSP16からなる画像取得部11を介して内蔵メモリ24に定期的に取り込まれる1フレーム分の画像データの輪郭を抽出させ(ステップS6−9)、ステップS6−8で抽出した再生フレーム画像データの輪郭とステップS6−9で抽出した1フレーム分の画像データの輪郭を比較し、それら輪郭が一致した場合はステップS6−11に進み、一致しない場合はステップS3に戻る(ステップS10)。
ステップS10の比較の結果輪郭が一致したとき、CPU23は、報知メッセージデータ、例えば、「構図が一致しています。シャッターキーを全押しすると動画撮影を開始します」を画像表示部21に送ってLCD22に表示されている画像に重畳表示させ、構図一致の旨をユーザに知らせてステップS3に戻る(ステップS11)。なお、このステップで、報知メッセージデータを音声処理部25に送ってスピーカ27から音声出力するようにしてもよい。また、メッセージ出力に代えて、ランプを点滅表示させたり、LCD22を点滅させるようにしてもよい。
2.フレーム画像消去制御動作
図9は、図4に示したフローチャートのステップS7のみを抽出したフローチャートであり、CPU23によるフレーム画像消去制御動作の一実施例を示す。
図4のステップS4で、例えばシャッターキー8の全押しによる動画記録開始操作が行なわれると、CPU23は、画像表示部21を制御してLCD22に重畳表示されているフレーム画像(半透過画像)を消去させ(ステップS7)、ステップS8に進む。
<変形例4>
上記図9ではユーザが動画記録開始操作を行なうと、ステップS7で直ちにLCD22に重畳表示されているフレーム画像(半透過画像)を消去し、ステップS8の動画(撮影)記録処理に進むので、ユーザは前回の最終画面から撮影開始直後の構図への遷移のタイミングをLCD22で認識し難い。そこで、動画記録開始操作が行なわれても所定時間フレーム画像を残し、所定時間経過後にフレーム画像を消去することが望ましい。
図10は、図9に示したフレーム画像の消去制御動作の変形例を示すフローチャートであり、図9のフローチャートのステップS7を下記ステップS7−1〜S7−3で置き換えて動画記録開始操作が行なわれたとき、所定時間経過後にフレーム画像を消去するように構成した例である。なお、この例では、図4のステップS2の初期設定時にフレーム画像消去タイマーに所定の時間が設定されているものとする。
図4のステップS4で、例えばシャッターキー8の全押しによる動画記録開始操作が行なわれると、CPU23は、フレーム画像消去タイマーの所定の値からのカウントダウンを開始し(ステップS7−1)、フレーム画像消去タイマーの値が0になると(ステップS7−2)、画像表示部21を制御してLCD22に重畳表示されているフレーム画像(半透過画像)を消去させ(ステップS7−3)、ステップS8に進む。
このように構成することにより、ユーザは前回の最終画面から撮影開始直後の構図への遷移のタイミングをLCD22で認識し易いので、被写体の状況に応じて構図の固定若しくは変更がし易い。
<変形例5>
上記図10では表示されているフレーム画像を所定時間経過するまで残し、所定時間経過後に表示されているフレーム画像を消去したが、フレーム画像を時間経過とともに徐々に消去していくようにしてもよい。
図11は、図9に示したフレーム画像の消去制御動作の変形例を示すフローチャートであり、図9のフローチャートのステップS7を下記ステップT1〜T8で置き換えて動画記録開始操作が行なわれたとき、所定時間経過までに徐々にフレーム画像を薄くしていき、所定時間を経過すると消去するように構成した例である。なお、この例では、図4のステップS2でフレーム画像消去タイマーおよび時間間隔タイマーにそれぞれ所定の時間To、toが設定されているものとする。また、To>toとして設定されているものとする。
図4のステップS4で、例えばシャッターキー8の全押しによる動画記録開始操作が行なわれると、CPU23は、フレーム画像消去タイマーと時間間隔タイマーのカウントダウンを開始する(ステップT1)。そして、時間間隔タイマーの値を調べ、時間間隔タイマーの値が0になると(ステップT2)、フレーム画像消去タイマーの経過時間TX、つまり、n・to(n=1,2,・・・)とフレーム画像消去タイマーの初期設定時間Toとの比率Rを算出し(ステップT3)、重畳表示しているフレーム画像からステップT3で算出した比率R分だけ画素を間引いたフレーム画像を生成し(ステップT4)、時間間隔タイマーに所定時toを再設定する(ステップT5)。なお、ステップT2で求める比率Rは、フレーム画像消去タイマーの経過時間TX=フレーム画像消去タイマーの初期設定時間To−フレーム画像消去タイマーの値TZであるから、R=(To−TZ)/Toとして算出できる。
次に、CPU23は、ステップT4で生成された画像データを画像表示部21に送り、スルー表示される画像にLCD22上で重畳表示させる(ステップST6)。
また、CPU23は、フレーム画像消去タイマーの値を調べ、フレーム画像消去タイマーの値が0になるまでの間はステップS7−3に戻り、フレーム画像消去タイマーの値が0になると(ステップT7)、画像表示部21を制御してLCD22に重畳表示されているフレーム画像(半透過画像)を消去させ、ステップS8に進む(ステップT8)。
このように構成することにより、所定時間間隔毎にフレーム画像が薄く表示され、やがては消去される。ユーザは前回の最終画面から撮影開始直後の構図への遷移のタイミングをこのフレーム画像が徐々に薄くなる様子によって認識し易くなる。なお、変形例5ではフレーム画像を徐々に薄く表示するようにしたが、画面の一方から徐々にフレーム画像を消去していくように構成してもよい。
<変形例6>
(初期値設定画面)
上記各実施例の説明では、図4のステップS2でデジタルカメラ100は自動的に種々の初期値を設定するものとしたが、例えば、図12に示すように撮影待機時に所定の初期値をユーザが設定するように構成することもできる。
図12は図4のステップS5(撮影待機時)においてユーザが設定可能な初期値の設定画面のいくつかの実施例を示す図である。図12(a)はフレーム画像表示時に最新動画の最終フレームをフレーム画像として抽出するか否かの選択画面であり、図4のフローチャートのステップS3でスルー画像表示時にフレーム画像表示操作を行うと表示される。
図12(a)で「する」を選択した場合は、最新動画の最終フレームをフレーム画像として抽出して半透過画像を生成してスルー画像に重畳表示し、また、「しない」を選択すると図示しない新たなメッセージを表示して、図6または図7に示したようなユーザによる画像ファイル選択および抽出フレーム選択等のフレーム画像表示方法を選択することができる。
また、図12(b)〜図12(d)はフレーム画像消去方法の選択画面の例であり、ユーザは撮影待機時(スルー画像表示時)に例えばカーソルキー5の操作によりフレーム画像消去タイマーやフレーム画像消去方法を選択することができる。
図12(b)の例では、フレーム画像消去タイマーを設定することができ、動画撮影開始操作(例えばシャッターキー8の全押し操作)後に設定時間が経過するとフレーム表示画像が消去される。
図12(c)の例では[除々]を選択すると図11のフローチャートに示したように動画撮影開始操作後にフレーム表示画像の段階的消去を行い、[直ぐ]を選択すると図9のフローチャートに示したように、動画撮影開始操作が行われると直ちにフレーム表示画像が消去される。
また、図12(d)の例では[MENU]を選択するとフレーム表示画像消去方法選択メニューが表示される。ユーザがメニューの一つを選んで[SET]を選択すると選択したフレーム表示画像消去方法が設定され、動画撮影開始操作が行われると選択されたフレーム表示画像消去方法が実行される。
3.撮影画像記録制御動作(その1)
図13は、図4に示したフローチャートのステップS8の詳細フローチャートであり、画像記録方式を、撮影した動画データを記録媒体30に直接書き込む方式(以下、直接書き込み方式)とした場合のCPU23による撮影画像記録制御動作の一実施例を示す。
図4のステップS4で動画撮影開始操作(例えば、シャッターキー8の2段目の操作(全押し状態))が行なわれると、CPU23は、画像取得部11を制御してそのときの画像品質に応じて設定されているフレームレート(例えば30fps)による被写体画像の画像データ(以下、動画データ)を内蔵メモリ24に取り込み(ステップS8−1)、データ圧縮・伸張部19に設定されている圧縮率でのエンコードを行わせ(ステップS8−2)、エンコード後の画像データを直接記録媒体30に書き込む(ステップS8−3)。
CPU23は、キー入力部28からの信号を調べ、例えば、シャッターキー8の全押しによる動画撮影終了操作が行なわれた場合はステップS8−5に進み、動画撮影終了操作が行なわれない場合はステップS8−1に戻る(ステップS8−4)。ステップS8−1〜S8−4の動作により、動画撮影終了操作が行なわれるまでフレームごとの動画データが記録媒体30に逐次記録される。
ステップS8−4で動画撮影終了操作が行なわれたとき、CPU23は、この時点で記録媒体30に記録した1フレーム分の動画データ(つまり、今回撮影した動画(最新動画)の最終フレーム画像)を画像表示部21に送ってスルー画像上に、所定の時間だけ静止フレーム画像として重畳表示させておく(ステップS8−5)。このステップS8−5は必須ではないが、最新動画の最終フレーム画像を静止フレーム画像として重畳表示させておくことにより、一旦動画撮影を終了した後に、短時間内に続けて動画撮影を開始したいような場合には、上述してきたようなフレーム画像の重畳表示の設定を行うことなく、ユーザは新たに続けて撮影する動画の先頭フレーム画像を前回撮影した動画の最終フレーム画像と同一の構図となるように構図を調整しやすくなる。
そして、CPU23は、図4のステップS6で表示用のフレーム画像の抽出を行った動画ファイルと今回撮影した新たな動画データが連続した一つの画像ファイルになるように画像ファイル結合処理を行う。つまり、この時点で記録媒体30に記録されている新たな動画データを、表示用レーム画像抽出を行った動画ファイルの当該抽出されたフレーム画像に続けてその先頭フレームから順次追加記録する(ステップS8−6)。
そして追加記録が終わると、CPU23は、表示用フレーム画像を抽出した動画ファイルのヘッダー情報を更新する(ステップS8−7)。
上記図13のフローチャートに示した動作により、デジタルカメラ100は前回撮影した動画ファイルの所定のフレーム画像に、当該フレーム画像とその先頭フレームの構図が同じ動画を続けて記録できるので、前回撮影した動画と今回撮影した動画の構図上の連続性が保たれる。従って、この画像ファイルを連続再生しても前回撮影した動画と今回撮影した動画との結合部で構図が変わるようなことがなく、スムースで見やすい。
<変形例8>
上記図13に示したフローチャートでは、ステップS8−6で撮影した動画データを表示用フレーム画像を抽出した動画ファイルに追記記録するようにしたが、図14に示すように、図13に示したフローチャートのステップS8−6、S8−7を下記ステップU1〜ステップU3で置き換えた構成にしてもよい。即ち、今回撮影した動画データのみから一旦動画ファイルを生成し、表示用フレーム画像を抽出した動画ファイルと今回撮影した動画データからなる動画ファイルとを結合して新たな動画ファイルを生成するように構成してもよい。以下図14を基に説明する。
ステップS8−4で動画撮影終了操作が行なわれると、CPU23は、この時点で記録媒体30に記録されている複数フレーム分の動画データにヘッダー情報を付加する等所定の処理を行うことにより今回撮影の動画ファイルを生成する(ステップU1)。
次に、CPU23は、図4のステップS6でフレーム画像抽出を行った動画ファイルとステップU1で生成した今回撮影した動画ファイルが一連の動画ファイルになるように画像ファイル結合処理を行う。このとき、フレーム画像抽出を行った動画ファイルの当該抽出されたフレーム画像に続けて今回生成した動画ファイルが追加記録された結合動画ファイルを生成する(ステップU2)。
そして、CPU23は、生成した動画ファイルのヘッダー情報を付加する等の所定の処理を行なう(ステップU3)。
尚、結合に用いた2つの動画ファイル(表示用フレーム画像を抽出した動画ファイルと今回撮影した動画データからなる動画ファイル)は消去する構成としてもよいが、これらは消去されることなく記録媒体30に記録される構成としてもよい。そして、このときには、例えば、記録媒体30に記録済みの他の動画ファイルと今回撮影した動画データの一部を他の動画ファイルに結合してさらに新たな動画ファイルを生成したり、今回撮影した動画データからから抽出したフレーム画像を他の動画ファイルの途中に追加した動画ファイルを生成する等の動画ファイルの編集が可能となる。
<変形例9>
また、図13のフローチャートに示した撮影画像記録制御動作では、動画撮影終了操作を検出してから表示用フレーム画像を抽出した動画ファイルに今回撮影し記録媒体30に記録した動画データを追加記録するようにしたが、図15に示すように、図4のフローチャートのステップS8を下記ステップV1〜V5で置き換えて動画撮影時に表示用フレーム画像を抽出した動画ファイルに今回撮影した動画データを追加記録するように構成してもよい。以下、図4、および図15を基に説明する。
図4のステップS4で動画撮影開始操作が行なわれると、CPU23は、画像取得部11を制御してそのときの画像品質に応じて設定されているフレームレート(例えば30fps)による被写体画像の画像データを内蔵メモリ24に取り込み(ステップV1)、データ圧縮・伸張部19に設定されている圧縮率でのエンコードを行わせ(ステップV2)、エンコード後の画像データを記録媒体30に記録されている画像ファイルのうち表示用フレーム画像を抽出した動画ファイルに追加記録する(ステップV3)。
CPU23は、キー入力部28からの信号を調べ、例えば、シャッターキー8の全押しによる動画撮影終了操作が行なわれた場合はステップV5に進み、動画撮影終了操作が行なわれない場合はステップV1に戻る(ステップV4)。ステップV1〜V4の動作により、動画撮影終了操作が行なわれるまでフレーム毎の動画データが表示用フレーム画像を抽出した動画ファイルに追加記録される。
ステップV4で動画撮影終了操作が行なわれたとき、CPU23は、表示用フレーム画像を抽出した動画ファイルのヘッダー情報を更新する(ステップV5)。尚、この時点で記録媒体30に記録した最終フレーム画像(つまり、今回撮影した動画ファイルの最終フレーム画像)を画像表示部21に送ってスルー画像上に静止フレーム画像として所定時間だけ重畳表示させてもよい。
<変形例10>
また、図16に示すように、図13のステップS8−5を下記ステップS8−5−1〜S8−5−7で置き換えることにより、表示用フレーム画像を抽出した画像ファイルのうちユーザが指定(選択)したフレームに続けて今回撮影した動画データを追加記録するように構成してもよい。以下、図13、図14、および図16に基づいて説明する。
図13のステップS8−4で動画撮影終了操作が行なわれたとき、CPU23は、今回撮影する動画の結合先のフレーム画像を選択するか否かを問うメッセージ、例えば、「前回撮影した画像のうち、今回連続させたい画像を選択しますか?:「選択する→SETキー」、「選択しない→メニューキー」をLCD22に表示した後、キー入力部28からの信号を調べ、ユーザが「選択する」を選んだ場合はステップS8−2に進み、「選択しない」を選んだ場合は図13のステップS8−6(または図14のステップU1)に進む(ステップS8−5−1)。
フレーム画像の選択を行うときは、CPU23は、画像記録部20を制御して表示用フレーム画像を抽出した動画ファイルから最終フレームの画像データを読み出させる(ステップS8−5−2)。
そして、データ圧縮・伸張部19に読み出した画像データの伸張処理を行わせてフレーム画像データを再生し(ステップS8−5−3)、再生した結合先画像データを画像表示部21に送って結合先フレーム画像を表示させ、ユーザの選択を促す(ステップS8−5−4)。
次に、CPU23は、キー入力部28からの信号を調べ、ユーザが表示されている画像の選択操作(例えば、SETキー6の押し下げ)を行った場合はステップS8−5−6に進み、画像の変更操作(例えば、カーソルキー5の遡及(<)、戻し(>)操作によるスクロール操作)を行った場合は図13のステップS8−6(または図14のステップU1)に進む(ステップS8−5−5)。尚、この時点で記録媒体30に記録した最終フレーム画像(つまり、今回撮影した動画ファイルの最終フレーム画像)を画像表示部21に送ってスルー画像上に静止フレーム画像として所定時間だけ重畳表示させてもよい。
ステップS8−5−5で画像の変更操作が行なわれたときは、CPU23は、画像記録部20を制御して表示用フレーム画像を抽出した動画ファイルから変更操作に対応したフレーム(コマ)の画像データを読み出させ、ステップS8−5−3に戻る(ステップS8−5−6)。例えば、カーソルキー5でスクロール操作が行なわれた場合は、遡及(<)または戻し(>)方向への押し下げ回数または押し下げ時間に応じてフレーム(コマ)を遡及若しくは戻すようにして対応するフレームの画像データを読み出させるようにする。
上記構成により、前回撮影した動画のうちユーザが選択(指定)した画像に続けて今回撮影した動画を結合できる。このように、ユーザが選択(指定)した画像に続けて今回撮影した動画を接続できるので、本発明は、動画撮影時の画像結合だけでなく、撮影済みの動画ファイルを編集して新たな動画ファイルを作成する場合にも用いることができる。
<変形例11>
図16に示した動画撮影制御動作では、表示用フレーム画像を抽出した動画ファイルのうちユーザが選択したフレームの動画データに今回撮影した動画データを続けて記録するようにしたが、図17に示すように、図13または図14に示したフローチャートのステップS8−5を下記ステップW1〜W6で置き換え表示用フレーム画像を抽出した動画ファイルの最終フレームから順に当該動画ファイルのフレーム画像を遡及抽出するとともに、画像認識処理により、今回撮影した動画の先頭フレーム画像とこれら抽出したフレーム画像とを順次比較して、一致したフレーム画像に続けて今回撮影した動画データを記録するように構成してもよい。以下、図13、図14、および図17に基づいて説明する。
図13のステップS8−4で動画撮影終了操作が行なわれたとき、CPU23は、輪郭抽出部31を制御して今回撮影した動画の先頭フレームの画像データから被写体の輪郭特徴の抽出を行わせる(ステップW1)。
また、CPU23は、輪郭抽出部31を制御して表示用フレーム画像を抽出した動画ファイルの最終フレームの動画データを読み出して被写体の輪郭特徴の抽出を行わせる(ステップW2)。
次に、CPU23は、ステップW1で抽出したフレーム画像の輪郭特徴とステップW2で抽出したフレーム画像の輪郭特徴を比較し、特徴が一致したときはステップW6に進み、一致しないときはステップW4に進む(ステップW3)。
ステップW3での特徴比較の結果、特徴が一致しないときは、CPU23は、画像記録部20を制御して表示用フレーム画像を抽出した動画ファイルの最終フレーム画像から順に遡及して1フレーム分の動画データを読み出させる(ステップW4)。そして、輪郭抽出部31を制御して、読み出した1フレーム分の動画データにおける被写体の輪郭の特徴の抽出を行わせ、ステップW3に戻る(ステップW5)。
ステップW3での特徴比較の結果、特徴が一致したときは、CPU23は、表示用フレーム画像を抽出した動画ファイルの動画データのうち特徴が一致した動画データを結合先フレームの動画データとして選択し、図13のステップW6(または図14のステップU1)に進む(ステップW6)。尚、この時点で記録媒体30に記録した最終フレーム画像(つまり、今回撮影した動画ファイルの最終フレーム画像)を画像表示部21に送ってスルー画像上に静止フレーム画像として所定時間だけ重畳表示させてもよい。また、このステップW6の前段(つまり、ステップW3からステップW6の経路の間)に、特徴が一致した旨をユーザに報知するステップとユーザの指示操作によりステップW6に進むステップを設けるようにしてもよい。具体例として、報知メッセージデータ、例えば、「構図が一致ました。シャッターキーを全押しすると動画結合を開始します」を画像表示部21に送ってLCD22に表示されている画像に重畳表示させ、構図一致の旨をユーザに知らせることができる。また、報知メッセージデータを音声処理部25に送ってスピーカ27から音声出力するようにしてもよい。また、メッセージ出力に代えて、ランプを点滅表示させたり、LCD22を点滅させるようにしてもよい。
上記構成により、前回撮影した動画の最終フレームに限定されずに自動的に前回撮影した動画ファイルのフレーム画像のうち、今回撮影した動画の先頭フレーム画像と輪郭特徴が一致するフレーム画像を結合できるので、前回撮影した動画と今回撮影した動画が連続性を保つように前回撮影した動画に今回撮影した動画を自動的に結合することができる。
<変形例12>
上記図17に示した動画撮影制御動作では、表示用フレーム画像を抽出した動画ファイルの最終フレーム画像から順に遡及させた1フレーム分の画像と今回撮影した画像の先頭フレーム画像と順次比較して、一致した画像に続けて今回撮影した動画データを記録するようにしたが、図18に示すように、図13に示したフローチャートのステップS8−5を下記ステップX1〜ステップX6で置き換えることにより、画像認識処理により、表示用フレーム画像を抽出した動画ファイルから今回撮影した画像の先頭フレーム画像に類似した画像を動画ファイルの最終フレーム画像から順に遡及していくつか抽出して選択し、選択した画像に続けて今回撮影した動画データを記録するようにしてもよい。以下、図13および図18に基づいて説明する。
ステップS8−4で動画撮影終了操作が行なわれたとき、CPU23は、輪郭抽出部31を制御して今回撮影した動画の先頭のフレーム画像から被写体の輪郭特徴の抽出を行わせる(ステップX1)。
また、CPU23は、輪郭抽出部31を制御して表示用フレーム画像を抽出した動画ファイルの最終フレームの動画データを読み出して被写体の輪郭特徴の抽出を行わせる(ステップX2)。
次に、CPU23は、ステップX1で抽出したフレーム画像の輪郭特徴とステップX2で抽出したフレーム画像の輪郭特徴を比較し、ステップX1で抽出したフレーム画像の輪郭特徴に特徴がステップX2で抽出したフレーム画像の輪郭特徴と一致または類似しているときはステップX6に進み、一致または類似していないときはステップX4に進む(ステップX3)。ここで、特徴の一致または類似とは、2つの画像の輪郭特徴B、Cの差が所定の閾値以下である場合であり、例えば、2つの画像の輪郭特徴B、Cをいくつかの要素b1、b2、・・、bn、c1、c2、・・cnに分けて数値化し、その自乗の合計Σbi、Σciの差が所定の閾値D以下か否かで判定できる。
ステップX3での特徴比較の結果、特徴が一致または類似しないときは、CPU23は、画像記録部20を制御して表示用フレーム画像を抽出した動画ファイルからに遡及させて1フレーム分の動画を読み出させ(ステップX4)、更に輪郭抽出部31を制御して被写体の輪郭特徴の抽出を行わせて、ステップX3に戻る(ステップX5)。
ステップX3での特徴比較の結果、特徴が一致または類似したときは、CPU23は、CPU23は、表示用フレーム画像を抽出した動画ファイルの動画データのうち特徴が一致または類似した動画データを結合先フレームの動画データとして選択し、図13のステップ8−6に進む(ステップX6)。尚、この時点で記録媒体30に記録した最終フレーム画像(つまり、今回撮影した動画ファイルの最終フレーム画像)を画像表示部21に送ってスルー画像上に静止フレーム画像として所定時間だけ重畳表示させてもよい。
また、このステップX6の次に、特徴が類似した旨をユーザに報知するステップとユーザの指示操作により図13のステップ8−6に進むか、最終フレームに次に近いフレームを表示するステップに進むステップと、ユーザの指示操作により最終フレームに次に近いフレームを表示するステップを設けるようにしてもよい。具体例として、報知メッセージデータ、例えば、「類似している構図を表示します。シャッターキーを全押しすると動画結合を開始します。また、メニューキーを押すと次の構図を表示します」を画像表示部21に送ってLCD22に表示されている画像に重畳表示させ、構図類似の旨をユーザに知らせることができる。また、報知メッセージデータを音声処理部25に送ってスピーカ27から音声出力するようにしてもよい。
上記構成により、自動的に前回撮影した動画と今回撮影した動画の先頭フレーム画像の輪郭特徴が一致若しくは類似する画像のうち、最終フレーム画像に最も近いフレーム画像を結合先フレーム画像として前回撮影した動画と連続性を保つように今回撮影した動画を自動的に結合することができるので、前回撮影した動画の最終フレーム画像と今回撮影した動画の先頭フレーム画像の類似性が低いような場合に、最終フレームに近くてより類似したフレーム画像を結合先フレーム画像として自動的に選ぶことができる。なお、図示しないが、類似したフレーム画像が複数(所定数以下とする)ある場合に、それらを縮小して一覧表示し、ユーザに選択させるようにしてもよい。このように構成すると、構図の変化を最小にして動画を編集することもできる。
また、上記各実施例は、撮影した動画データを、例えば内蔵メモリ24のようなバッファメモリに循環的に記録しておき、バッファメモリが一杯になるとバッファメモリに記録された画像データを録媒体30に書き込む方式(以下、逐次記録方式)にも適用できる。
4.撮影画像記録制御動作(その2)
図19は、図4に示したフローチャートのステップS8の詳細フローチャートであり、画像記録方式を、撮影した動画データを、一旦、例えば内蔵メモリ24のようなバッファメモリに記録しておき、動画撮影終了操作を検出したときにバッファメモリに記録された画像データを録媒体30に書き込んで動画データを生成する方式(以下、一括記録方式)とした場合のCPU23による撮影画像記録制御動作の一実施例を示す。なお、以下の説明では内蔵メモリ24には長時間の動画像を記録するための十分なメモリ容量があるものとする。
図4のステップS4で動画撮影開始操作が行なわれると、CPU23は、画像取得部11を制御してそのときの画像品質に応じて設定されているフレームレート(例えば30fps)による被写体画像の画像データ(以下、動画データ)を内蔵メモリ24に取り込み(ステップY1)、データ圧縮・伸張部19に設定されている圧縮率でのエンコードを行わせ(ステップY2)、エンコード後の画像データを内蔵メモリ24に確保されている動画記憶領域に書き込む(ステップY3)。
CPU23は、キー入力部28からの信号を調べ、例えば、シャッターキー8の全押しによる動画撮影終了操作が行なわれた場合はステップY5に進み、動画撮影終了操作が行なわれない場合はステップY1に戻る(ステップY4)。ステップY1〜Y4の動作により、動画撮影終了操作が行なわれるまでフレームごとの動画データが内蔵メモリ24に逐次記憶される。なお、尚、動画撮影終了操作が行なわれると、記録媒体30に記録した最終フレーム画像(つまり、今回撮影した動画ファイルの最終フレーム画像)を画像表示部21に送ってスルー画像上に静止フレーム画像として所定時間だけ重畳表示させてもよい。
ステップY4で動画撮影終了操作が行なわれた場合は、CPU23は、画像記録部20を制御して、図4のステップS6で表示用フレーム画像の抽出を行った動画ファイルと今回撮影した動画データが連続した一つの画像ファイルになるようにこの時点で内蔵メモリ24に記録されている複数フレームの動画データを先頭フレームの動画データから記録媒体30に記録されている結合先フレーム画像に続けて追加記録する(ステップY5)。
そして追加記録が終わると、CPU23は、と表示用フレーム画像を抽出した動画ファイルのヘッダー情報を更新して動画撮影処理を終了する(ステップY6)。
上記図19の動作により、デジタルカメラ100は、図13に示した直接記録方式の場合と同様に、前回撮影した動画ファイルのフレーム画像と構図が同じ画像をその動画ファイルに続けて記録できるので、前回撮影した動画と今回撮影した動画の構図上の連続性が保たれる。
また、上述した変形例10〜変形例12(図16〜図17参照)の動画結合処理は、各ステップの説明で、「(記録媒体30に記録されている)今回撮影した動画」を「(内蔵メモリ24に記憶されている)今回撮影した動画」とすることにより、図19で述べた一括記録方式の場合にも適用できる。
上記各実施例の説明では、前回撮影した動画と時間を空けて撮影した今回の動画の構図を違和感なく連続的に接続する例について説明したが、本発明は、記録媒体30に記録されている各動画ファイルを再生して所望のフレーム画像同士を接続したり置換して、複数の画像ファイル若しくは同一の画像ファイルのフレーム画像のシーンを編集する際にも適用可能である。
なお、CPU23は、記録媒体30に記録されている動画ファイルから所定の動画ファイルを選択して、当該動画ファイルの先頭フレームをスルー画像上に重畳表示させる構成としてもよい。そして、このときには、新たに記録される動画データと、選択された動画ファイルとの結合は留保される構成することが好ましい。このような構成とすることにより、先頭フレーム画像を同様なフレーム画像とした2種類の動画ファイルを生成することが可能となり、例えば、手本となる各種スポーツのフォームと、その後のフォーム動作の違いなどを比較することが可能となる。
以上、本発明のいくつかの実施例について説明したが本発明は上記各実施例に限定されるものではなく、種々の変形実施が可能であることはいうまでもない。例えば、再生装置という用語は、専用の画像再生装置だけでなく、デジタルカメラ等の電子カメラのほかやカメラ付き携帯電話機や録画再生機能を有する情報機器、映像機器などにも適用し得るものである。また、本発明は動画撮影モードだけでなく高速連写モードにも適用できる。
本発明の各実施形態に共通する撮像装置および再生装置の一実施例としてのデジタルカメラの外観を示す図である。 図1に示したデジタルカメラの電気的構成の一実施例を示すブロック図である。 本発明に基づく動画撮影方法の概要説明図である。 本発明に基づくデジタルカメラの動画撮影制御動作例を示すフローチャートである。 フレーム画像表示制御動作の一実施例を示すフローチャートである。 フレーム画像表示制御動作の変形例を示すフローチャートである。 フレーム画像表示制御動作の変形例を示すフローチャートである。 フレーム画像表示制御動作の変形例を示すフローチャートである。 表示されているフレーム画像の消去制御動作の一実施例を示すフローチャートである。 表示されているフレーム画像の消去制御動作の変形例を示すフローチャートである。 表示されているフレーム画像の消去制御動作の変形例を示すフローチャートである。 撮影待機時にユーザが設定可能な初期値の設定画面の一実施例を示す図である。 直接記録方式による撮影画像記録制御動作の一実施例を示すフローチャートである。 撮影画像記録制御動作の変形例を示すフローチャートである。 撮影画像記録制御動作の変形例を示すフローチャートである。 撮影画像記録制御動作の変形例を示すフローチャートである。 撮影画像記録制御動作の変形例を示すフローチャートである。 撮影画像記録制御動作の変形例を示すフローチャートである。 一括記録方式による撮影画像記録制御動作の一実施例を示すフローチャートである。
符号の説明
5 カーソルキー
8 シャッターキー
11 画像取得部
13 CCD
19 データ圧縮・伸張部
20 画像記録部
21 画像表示部
22 LCD
23 CPU
28 キー入力部
30 記録媒体
31 輪郭抽出部
100 デジタルカメラ

Claims (17)

  1. 被写体の撮影画像を順次撮影する撮像素子と、前記撮像素子により順次撮影される撮影画像を順次表示制御する撮影画像表示制御手段と、前記撮像素子により順次撮影される撮影画像を記録媒体に動画ファイルとして記録する撮影画像記録手段と、を備えた撮像装置であって、
    前記記録媒体に記録されている動画ファイルから所定の動画ファイルを選択する動画ファイル選択手段と、
    前記動画ファイル選択手段により選択された動画ファイルから所定のフレーム画像を抽出するフレーム画像抽出手段と、
    前記フレーム画像抽出手段により抽出されたフレーム画像を表示制御するフレーム画像表示制御手段と、を備え、
    前記フレーム画像表示制御手段は、前記撮影画像表示制御手段により順次表示制御される撮影画像と対比可能なように前記抽出されたフレーム画像を継続的に表示制御することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記フレーム画像表示制御手段は、前記撮影画像表示制御手段により表示制御される撮影画像に前記抽出されたフレーム画像を重畳表示することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記フレーム画像抽出手段は、前記動画ファイル選択手段により選択された動画ファイルから最終フレームを抽出することを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
  4. 前記フレーム画像抽出手段は、前記動画ファイル選択手段により選択された動画ファイルから指定されたフレームを抽出することを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
  5. 前記撮影画像記録手段は、前記撮像素子により順次撮影される撮影画像の前記記録媒体への記録を所定の指示に基づいて開始することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の撮像装置。
  6. 前記撮像素子により順次撮影される撮影画像をメモリに一時記録する一時記録手段を備え、
    前記一時記録手段は、前記撮像素子により順次撮影される撮影画像の一時記録を所定の指示に基づいて開始し、
    前記撮影画像記録手段は、前記一時記録手段により一時記録された撮影画像を所定のタイミングで前記記録媒体に記録することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の撮像装置。
  7. 前記フレーム画像表示制御手段は、前記所定の指示に基づいて前記フレーム画像の表示を終了することを特徴とする請求項5または6に記載の撮像装置。
  8. 前記撮影画像記録手段は、前記動画ファイル選択手段により選択された動画ファイル中の動画データと、前記所定の指示に基づいて記録される新たな動画データとを、1つの動画ファイルとして前記記録媒体に記録することを特徴とする請求項5から7のいずれか1項に記載の撮像装置。
  9. 前記撮影画像記録手段は、前記フレーム画像抽出手段により抽出されたフレーム画像の直後に、前記新たな動画データの先頭フレーム画像が続いた動画ファイルとなるように、前記動画ファイル選択手段により選択された動画ファイルと、前記所定の指示に基づいて記録される新たな動画データとを、1つの動画ファイルにして前記記録媒体に記録することを特徴とする請求項8に記載の撮像装置。
  10. 前記フレーム画像抽出手段により抽出されたフレーム画像と前記撮像素子により順次撮影される各撮影画像とを比較するフレーム画像比較手段を備え、
    前記フレーム画像比較手段は、前記所定の指示に基づいて前記比較を開始し、
    前記撮影画像記録手段または前記一時記録手段は、前記撮像素子により順次撮影される撮影画像に対して、前記フレーム画像抽出手段により抽出されたフレーム画像と一致すると前記フレーム画像比較手段により判定された撮影画像から記録を開始することを特徴とする請求項5から9のいずれか1項に記載の撮像装置。
  11. 前記フレーム画像抽出手段により抽出されたフレーム画像と前記撮像素子により順次撮影される各撮影画像とを比較するフレーム画像比較手段を備え、
    前記フレーム画像抽出手段により抽出されたフレーム画像と前記撮像素子により撮影される撮影画像とが一致すると前記フレーム画像比較手段により判定されたとき、その比較結果を報知する報知手段を備えたことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の撮像装置。
  12. 前記フレーム画像比較手段による比較結果を報知する報知手段を備えたことを特徴とする請求項10に記載の撮像装置。
  13. 前記所定の指示に基づいて記録される新たな動画データの先頭フレームと、前記動画ファイル選択手段により選択された動画ファイルの各フレーム画像とを、所定の順に従って比較するフレーム画像比較手段を備え、
    前記撮影画像記録手段は、前記フレーム画像比較手段により前記新たな動画データの先頭フレームと最初に一致すると判定されたフレーム画像の直後に、前記新たな動画データの先頭フレーム画像が続いた動画ファイルとなるように、前記選択された動画ファイルと、前記新たな動画データとを、1つの動画ファイルにして前記記録媒体に記録することを特徴とする請求項8に記載の撮像装置。
  14. 前記フレーム画像比較手段は、前記動画ファイル選択手段により選択された動画ファイルの最終フレームから順に遡及して、前記所定の指示に基づいて記録される新たな動画データの先頭フレームと比較することを特徴とする請求項13に記載の撮像装置。
  15. 前記フレーム画像抽出手段は、前記動画ファイル選択手段により選択された動画ファイルから先頭フレームを抽出することを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
  16. 被写体の撮影画像を順次撮影する撮影工程と、前記撮影工程で順次撮影される撮影画像を順次表示制御する撮影画像表示制御工程と、前記撮影工程で順次撮影される撮影画像を記録媒体に動画ファイルとして記録する撮影画像記録工程と、からなる動画撮影方法であって、
    前記記録媒体に記録されている動画ファイルから所定の動画ファイルを選択する動画ファイル選択工程と、
    前記動画ファイル選択工程で選択された動画ファイルから所定のフレーム画像を抽出するフレーム画像抽出工程と、
    前記フレーム画像抽出工程で抽出されたフレーム画像を表示制御するフレーム画像表示制御工程と、を有し、
    前記フレーム画像表示制御工程は、前記撮影画像表示制御工程で順次表示制御される撮影画像と対比可能なように前記抽出されたフレーム画像を継続的に表示制御することを特徴とする動画撮影方法。
  17. コンピュータに、
    被写体の撮影画像を順次撮影する撮影機能と、前記撮影機能により順次撮影される撮影画像を順次表示制御する撮影画像表示制御機能と、前記撮影機能により順次撮影される撮影画像を記録媒体に動画ファイルとして記録する撮影画像記録機能と、を実行させる動画撮影制御プログラムであって、
    前記記録媒体に記録されている動画ファイルから所定の動画ファイルを選択する動画ファイル選択機能と、
    前記動画ファイル選択機能により選択された動画ファイルから所定のフレーム画像を抽出するフレーム画像抽出機能と、
    前記フレーム画像抽出機能により抽出されたフレーム画像を表示制御するフレーム画像表示制御機能と、を備え、
    前記フレーム画像表示制御機能は、前記撮影画像表示制御機能により順次表示制御される撮影画像と対比可能なように前記抽出されたフレーム画像を継続的に表示制御することを特徴とする動画撮影制御プログラム。
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