JP2008016712A - レーザ光学系およびレーザアニール装置 - Google Patents

レーザ光学系およびレーザアニール装置 Download PDF

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淳弘 園
Tatsuki Okamoto
達樹 岡本
Shinsuke Yura
信介 由良
Hiroyuki Kono
裕之 河野
Ichiji Yamayoshi
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Abstract

【課題】短辺方向の光強度分布がトップフラット形状である線状の光ビームを簡単な構成で容易に実現できるレーザ光学系およびレーザアニール装置を提供する。
【解決手段】対象物6に向けて、光軸に対して垂直なY方向に長く、光軸およびY方向に対して垂直なX方向に狭い断面形状を有する線状ビームを照射するためのレーザ光学系であって、レーザ発振器1からの光ビーム2を、Y方向に複数の光ビームに分岐し、かつ、X方向に各光ビームを相対変位させるためのビームシフト光学系3と、分岐された各光ビームに対してY方向に関する光強度分布を均一化するためのホモジナイズ光学系4と、均一化された光ビームを対象物6に集光するための集光光学系5などで構成される。
【選択図】図1

Description

本発明は、トップフラット形状の光強度分布を有する線状の光ビームを発生するためのレーザ光学系と、これを用いたレーザアニール装置に関する。
ガラス基板上に形成したシリコン膜などの半導体を多結晶化することにより、高い電子移動度を有する薄膜トランジスタを作製することは広く知られている。ガラス基板上にCVDなどの気相形成法により形成したシリコン膜は非晶質であるため、そのままトランジス基板に使用したのでは電子移動度が低く、高速動作が要求される駆動回路基板には適用できない。そこで、レーザアニール装置を用いて、こうした非晶質シリコン膜へレーザビームを走査して、シリコン膜を局部的に融解し、冷却過程の再結晶化で多結晶シリコンを形成するレーザアニール方法が用いられる。
次に、従来のレーザアニール装置について説明する。レーザ発振器からのレーザビームは、一般に、ビーム断面がほぼ円形であって、光強度はビーム中心から半径方向にガウス分布を示す。特許文献1に開示するように、非晶質シリコン膜に向けて線状ビームを照射するために、レーザ発振器からのレーザビームを、第1方向(照射ビームの長辺方向)には長くて均一な光強度分布を示し、他方、第1方向に直交する第2方向(照射ビームの短辺方向)には幅狭で擬似ガウス分布の光強度分布を示す光ビームに変換するための特別なレーザ光学系を使用している。レーザ光学系は、いくつかの光学レンズの組み合わせで構成される。
第1方向にビーム強度を均一化するための光学系の一例は、特許文献1の図1に開示するように、導波路31と転写レンズ15との組み合わせが用いられる。この導波路31は、互いに対向する一対の反射面を有して透明中実体であり、レーザビームの光軸に垂直な第1方向に関する光強度分布のみを均一化して、線状ビームを形成している。
レーザ発振器からのレーザビームは、一般に、ガウス分布に擬似した光強度分布を示す。このレーザビームが導波路を通過する際に、対向した反射面により多重反射を繰り返す。導波路を出射した多重反射ビームは、転写レンズによって基板上に重畳される。基板の照射面では、長辺方向が矩形形状で、短辺方向がガウス分布形状の光強度分布を有する線状ビームが得られる。
このようなレーザアニール装置を使用して、上記の線状化した照射ビームを走査しながら非晶質シリコン膜が形成されたガラス基板上に照射すると、多結晶シリコン膜が形成される。こうした走査を繰り返すことにより、大型のシリコン膜全体を効率的に処理することができる。
一方、レーザアニール処理では、最終的に、均一な結晶粒の多結晶シリコンが要求される。その一手段として、線状ビームの短辺方向(走査方向)の光強度分布をトップフラット形状にする方法があり、結晶サイズの均一性を向上できるだけでなく、照射ビームの最適エネルギーに関するマージンの拡大に有効である。
特許文献1の図1に開示されたレーザアニール装置では、導波路31の後段において長辺方向にのみパワーを有する一対のシリンドリカルレンズからなる転写レンズ15を使用しており、さらに、この転写レンズ15を光軸回りに0.1°〜45°の範囲で回転させることによって、短辺方向の光強度分布をトップフラット形状に近づけている。
特開2002−174767号公報(図1)
従来のレーザアニール装置では、短辺方向の光強度分布をトップフラット形状にするために、転写レンズ15を光軸回りに回転させている。しかしながら、転写レンズ15を光軸回りに回転させると、結像面での光強度分布が大きく左右されるため、角度調整作業はデリケートになり、熟練した高い技術が要求される。
本発明の目的は、短辺方向の光強度分布がトップフラット形状である線状の光ビームを簡単な構成で容易に実現できるレーザ光学系およびレーザアニール装置を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明に係るレーザ光学系は、対象物に向けて、光軸に対して垂直な第1方向に長く、光軸および該第1方向に対して垂直な第2方向に狭い断面形状を有する線状ビームを照射するためのレーザ光学系であって、
レーザ発振器からの光ビームを、第1方向に複数の光ビームに分岐し、かつ、第2方向に各光ビームを相対変位させるためのビームシフト光学系と、
分岐された各光ビームに対して、第1方向に関する光強度分布を均一化するためのホモジナイズ光学系と、
均一化された光ビームを対象物に集光するための集光光学系とを備えることを特徴とする。
また、本発明に係るレーザ光学系は、対象物に向けて、光軸に対して垂直な第1方向に長く、光軸および該第1方向に対して垂直な第2方向に狭い断面形状を有する線状ビームを照射するためのレーザ光学系であって、
複数のレーザ発振器から供給される複数の光ビームを第1方向に分離した状態で、第2方向に各光ビームを相対変位させるためのビームシフト光学系と、
分岐された各光ビームに対して、第1方向に関する光強度分布を均一化するためのホモジナイズ光学系と、
均一化された光ビームを対象物に集光するための集光光学系とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、レーザ発振器からの光ビームは、一般に、ガウス形状の光強度分布を有することから、第1方向(線状ビームの長辺方向)については、ホモジナイズ光学系の均一化作用によってトップフラット形状の光強度分布が得られる。一方、第2方向(線状ビームの短辺方向)については、ビームシフト光学系により複数の光ビームが第2方向に相対変位し、続いてホモジナイズ光学系を通過すると、相対変位した複数のガウス分布が重畳することにより、ほぼトップフラット形状の光強度分布が得られる。従って、ガウス形状の光強度分布を持つ光ビームは、簡単な構成で、第1方向および第2方向の両方ともトップフラット形状の光強度分布を持つ光ビームに変換することができる。
また、各光ビームを第1方向と第2方向で独立に制御しているため、ビーム間距離の調整作業が比較的容易になり、再現性も確保しやすい。
実施の形態1.
図1は、本発明の第1実施形態を示す構成図である。本発明に係るレーザ光学系は、ビームシフト光学系3と、ホモジナイズ光学系4と、集光光学系5などで構成される。このレーザ光学系は、レーザ発振器1と対象物6との間に介在して、対象物6の照射面6aに向けて線状ビームを照射する。
以下、理解容易のため、3次元座標系として、図1に示すように、Y軸を線状ビームの長辺方向(第1方向)とし、X軸を線状ビームの短辺方向(第2方向)とし、Z軸を線状ビームの光軸として定義する。
レーザ発振器1は、ガスレーザ、固体レーザ、エキシマレーザ等の高出力タイプのレーザが使用できる。特に、対象物6として非晶質シリコン膜にレーザアニール処理を施す場合は、390〜640nmの可視光を発生する光源が好ましく、例えば、Nd:YAGレーザの高調波、Nd:ガラスレーザの高調波、Nd:YVOレーザの高調波、Nd:YLFレーザの高調波、Yb:YAGレーザの高調波、Yb:ガラスレーザの高調波、又は、Ti:Al(サファイア)レーザの基本波若しくは高調波が利用できる。
レーザ発振器1から出射される光ビーム2は、図1の断面Aで示すように、ビーム断面がほぼ円形で、光強度はビーム中心から半径方向にガウス分布を示し、即ち、Y方向およびX方向に関して同一のガウス形状の光強度分布Ay,Axを示している。
ビームシフト光学系3は、レーザ発振器1からの光ビーム2を、Y方向に複数(ここでは、2本)の光ビームに分岐し、かつ、X方向に各光ビームを相対変位させる機能を有する。その具体的な構成例は、後述する。
図1の断面Bで示すように、光ビーム2がビームシフト光学系3を通過すると、2本の光ビームに分かれ、各光ビームの断面はY方向に短く、X方向に長い楕円形状を示している。Y方向の光強度分布Byを見ると、所定の距離だけ離れた2つのガウス形状を示している。X方向の光強度分布Bxを見ると、各ガウス形状の中心は変位しており、一方のガウス形状に対して他方のガウス形状がX方向に相対的にシフトしている。
ホモジナイズ光学系4の入射面では、図1の断面B’で示すように、Y方向の光強度分布B’yはあまり変化していないが、X方向の光強度分布B’xを見ると、各ガウス形状の中心間距離が断面Bよりも増加している。このことから、ビームシフト光学系3によって分岐した2本の光ビームは、ビーム間距離が広がるような光軸ベクトルを有し、一方の光ビーム光軸を基準として、他方の光ビーム光軸はX方向の角度成分を有することが判る。また、X方向の光強度分布B’xは、光強度分布Bxと比べてよりブロードなガウス分布形状となる。
ホモジナイズ光学系4は、ビームシフト光学系3によって分岐した各光ビームに対して、Y方向に関する光強度分布を均一化する機能を有する。ホモジナイズ光学系4は、平面導波路やレンチキュラレンズ等で構成でき、その具体的な構成例は後述する。
図1の断面Cで示すように、分岐した各光ビームがホモジナイズ光学系4を通過すると、1本の光ビームに合成される。Y方向の光強度分布Cyを見ると、光強度分布が均一化されて、理想的なトップフラット形状を示している。X方向の光強度分布Cxを見ると、相対変位した2つのガウス形状が重畳して、ほぼトップフラット形状を示している。
集光光学系5は、回転対称レンズやシリンドリカルレンズ等の組合せで構成でき、ホモジナイズ光学系4によって均一化された光ビーム(図1の断面C)を対象物6に集光する機能を有する。典型的には、ホモジナイズ光学系4の光射出面と対象物6の照射面6aとの間でY方向について拡大光学系、X方向について縮小光学系となるように構成される。
対象物6の照射面6aでは、図1の断面Dで示すように、Y方向の光強度分布Cyが所定のY倍率で拡大され、トップフラット形状の光強度分布Dyが得られている。一方、X方向の光強度分布Cxは、所定のX倍率で縮小され、ほぼトップフラット形状の光強度分布Dxが得られている。
このように本実施形態では、ビームシフト光学系3によってX方向に相対変位する複数の光ビームを生成している。こうした簡単な構成により、対象物6の照射面6aにおいて、Y方向およびX方向ともにトップフラット形状の光強度分布を有する線状ビームが得られる。
また、各光ビームを第1方向と第2方向で独立に制御しているため、ビーム間距離の調整作業が比較的容易になり、再現性も確保しやすい。
さらに、本実施形態に係るレーザ光学系を用いたレーザアニール装置は、対象物6として、非晶質または多結晶の半導体(例えば、Si)膜が形成された基板に向けて、線状の光ビームを照射することによってアニール処理を行う場合、Y方向およびX方向ともにトップフラット形状の光強度分布で照射できるため、結晶サイズの均一性を向上できるだけでなく、照射ビームの最適エネルギーに関するマージンの拡大に有効である。
実施の形態2.
図2は、本発明の第2実施形態を示す構成図であり、図2(a)はX方向から見た図、図2(b)はY方向から見た図である。レーザ光学系は、ビームシフト光学系3と、ホモジナイズ光学系4と、集光光学系5などで構成され、レーザ発振器1と対象物6との間に介在して、対象物6の照射面6aに向けて線状ビームを照射する。
3次元座標系は、第1実施形態と同様に、Y軸を線状ビームの長辺方向(第1方向)とし、X軸を線状ビームの短辺方向(第2方向)とし、Z軸を線状ビームの光軸として定義する。
レーザ発振器1は、第1実施形態と同様であり、ガスレーザ、固体レーザ、エキシマレーザ等、高出力の基本波レーザおよび高調波レーザが使用できる。
ビームシフト光学系3は、ハーフミラー31と、入射角調整ミラー32と、ビーム間距離補正機構33などで構成され、Y方向に複数(ここでは、2本)の光ビームに分岐し、かつ、X方向に各光ビームを相対変位させる機能を有する。
レーザ発振器1からの光ビーム2は、ハーフミラー31によって2本の光ビームに分割される。ハーフミラー31を通過した光ビームは、ビーム間距離補正機構33に入る。ハーフミラー31でY方向に反射した光ビームは、入射角調整ミラー32によってZ方向に反射され、ビーム間距離補正機構33に入る。
ビーム間距離補正機構33は、入射する2つの光ビーム間距離を所望の距離に補正して出射する機能を有し、その具体的な構成例は後述する。Y方向に関して、図2(a)に示すように、2つの光ビーム間距離は、ビーム間距離補正機構33によって縮小している。またX方向に関して、図2(b)に示すように、2本の光ビームは、ビーム間距離が広がるような光軸ベクトルを有し、一方の光ビーム光軸を基準として、他方の光ビーム光軸はX方向の角度成分を有する。このX方向の角度成分は、入射角調整ミラー32の角度調整によって適切に設定することができる。
こうして図1の断面Bに示した光強度分布Bx,Byと同様な光強度分布を持つ光ビームがビームシフト光学系3から出射する。
ホモジナイズ光学系4は、ビームシフト光学系3によって分岐した各光ビームに対して、Y方向に関する光強度分布を均一化する機能を有し、例えば、入射集光レンズ42と、導波路41と、転写レンズ43等で構成される。入射集光レンズ42および転写レンズ43は、Y方向にパワーを有し、X方向にパワーが無い光学素子、例えば、シリンドリカルレンズ等で構成される。導波路41は、Y方向の辺長よりX方向の辺長が大きい矩形断面を有するスラブ導波路として構成される。
Y方向に関して、図2(a)に示すように、所定の光ビーム間距離を持ち、互いに平行な2本の光ビームは、入射集光レンズ42によって集光され、導波路41に入る。導波路41では、対向面の間で多重反射が生じ、Y方向に関する光強度分布が均一化される。均一化された光ビームは、転写レンズ43によって集光され、後段の集光光学系5に入る。ビーム間距離補正機構33を用いて、導波路41の入射開口角(NA)を一定以上に設定することによって、導波路41での光強度分布の均一性を確保できる。
一方、X方向に関して、図2(b)に示すように、角度的に相対変位した各光ビームは、入射集光レンズ42、導波路41、転写レンズ43による光学的な作用は受けずに、そのまま通過して、後段の集光光学系5に入る。
こうした導波路41を用いることにより、図1の断面Cに示した光強度分布Cx,Cyと同様な光強度分布を持つ光ビームがホモジナイズ光学系4から出射する。
集光光学系5は、ホモジナイズ光学系4によって均一化された光ビームを対象物6に集光する機能を有し、例えば、図2に示すように、X方向にパワーを有し、Y方向にパワーが無いアナモフィック光学素子、例えば、シリンドリカルレンズ群などで構成される。
Y方向に関して、図2(a)に示すように、ホモジナイズ光学系4を出射した各光ビームは、光学的な作用は受けずにそのまま通過して、対象物6の照射面6aに到達する。従って、導波路41の射出面におけるY方向の光強度分布は、転写レンズ43のY倍率によって集光されることになる。
一方、X方向に関して、図2(b)に示すように、ホモジナイズ光学系4を出射した各光ビームは、集光光学系5のシリンドリカルレンズ群によって集光され、対象物6の照射面6aに到達する。従って、導波路41の射出面におけるX方向の光強度分布は、シリンドリカルレンズ群のX倍率によって集光されることになる。
さらに、ビームシフト光学系3によりX方向に角度的に相対変位した2本の光ビームは、この相対変位量と集光光学系5のX倍率に応じて、照射面6aにおいて適切な間隔でシフトした位置で重畳されるため、理想的なトップフラット形状を持つX方向の光強度分布が得られる。
こうして図1の断面Dに示した光強度分布Dx,Dyと同様に、Y方向およびX方向ともにトップフラット形状の光強度分布を持つ光ビームが対象物6の照射面6aに集光される。また、こうしたY方向およびX方向ともにトップフラット形状の光強度分布を持つ光ビームを用いて、非晶質または多結晶の半導体(例えば、Si)膜にアニール処理を施した場合、結晶サイズの均一性を向上できるだけでなく、照射ビームの最適エネルギーに関するマージンの拡大に有効である。
実施の形態3.
図3は、本発明の第3実施形態を示す構成図であり、図3(a)はX方向から見た図、図3(b)はY方向から見た図である。レーザ光学系は、ビームシフト光学系3と、ホモジナイズ光学系4と、集光光学系5などで構成され、レーザ発振器1と対象物6との間に介在して、対象物6の照射面6aに向けて線状ビームを照射する。
本実施形態は、ホモジナイズ光学系4においてレンチキュラレンズ45を使用した例を説明する。
3次元座標系は、第1実施形態と同様に、Y軸を線状ビームの長辺方向(第1方向)とし、X軸を線状ビームの短辺方向(第2方向)とし、Z軸を線状ビームの光軸として定義する。
レーザ発振器1は、第1実施形態と同様であり、ガスレーザ、固体レーザ、エキシマレーザ等、高出力の基本波レーザおよび高調波レーザが使用できる。
ビームシフト光学系3は、第2実施形態と同様な構成を有し、ハーフミラー31と、入射角調整ミラー32と、ビーム間距離補正機構33などで構成され、Y方向に複数(ここでは、2本)の光ビームに分岐し、かつ、X方向に各光ビームを相対変位させる機能を有する。
レーザ発振器1からの光ビーム2は、ハーフミラー31によって2本の光ビームに分割される。ハーフミラー31を通過した光ビームは、ビーム間距離補正機構33に入る。ハーフミラー31でY方向に反射した光ビームは、入射角調整ミラー32によってZ方向に反射され、ビーム間距離補正機構33に入る。
ビーム間距離補正機構33は、入射する2つの光ビーム間距離を所望の距離に補正して出射する機能を有し、その具体的な構成例は後述する。Y方向に関して、図3(a)に示すように、2つの光ビーム間距離は、ビーム間距離補正機構33によって縮小している。またX方向に関して、図3(b)に示すように、2本の光ビームは、ビーム間距離が広がるような光軸ベクトルを有し、一方の光ビーム光軸を基準として、他方の光ビーム光軸はX方向の角度成分を有する。このX方向の角度成分は、入射角調整ミラー32の角度調整によって適切に設定することができる。
こうして図1の断面Bに示した光強度分布Bx,Byと同様な光強度分布を持つ光ビームがビームシフト光学系3から出射する。
ホモジナイズ光学系4は、ビームシフト光学系3によって分岐した各光ビームに対して、Y方向に関する光強度分布を均一化する機能を有し、例えば、ビーム拡大入射系46と、レンチキュラレンズ45と、フィールドレンズ47等で構成される。これらは、Y方向にパワーを有し、X方向にパワーが無い光学素子、例えば、シリンドリカルレンズ等で構成される。
ビーム拡大入射系46は、分岐した各光ビームごとに設けられた複数の拡大レンズと、拡大した各光ビームを平行化する単一のコリメートレンズとを備え、Y方向に関するアフォーカル光学系を構成している。
レンチキュラレンズ45は、Y方向にパワーを有し、X方向にパワーの無い複数のシリンドリカルレンズアレイからなる、入射側のレンチキュラレンズ45aおよび射出側のレンチキュラレンズ45bで構成される。ビーム拡大入射系46からのY方向に細長い光ビームは、レンチキュラレンズ45aによって各レンズごとに波面分割され、分割された各光ビームは後段のレンチキュラレンズ45bによってY方向に拡大される。
フィールドレンズ47は、Y方向に拡大された各光ビームを、対象物6の照射面6aにおいて所定の長さの線状ビームに集光する。
一方、X方向に関して、図3(b)に示すように、角度的に相対変位した各光ビームは、ビーム拡大入射系46、レンチキュラレンズ45、フィールドレンズ47による光学的な作用は受けずに、そのまま通過して、後段の集光光学系5に入る。
こうしたレンチキュラレンズ45を用いることにより、図1の断面Cに示した光強度分布Cx,Cyと同様な光強度分布を持つ光ビームがホモジナイズ光学系4から出射する。
集光光学系5は、第2実施形態と同様な構成を有し、ホモジナイズ光学系4によって均一化された光ビームを対象物6に集光する機能を有し、例えば、図3に示すように、X方向にパワーを有し、Y方向にパワーが無いアナモフィック光学素子、例えば、シリンドリカルレンズ群などで構成される。
Y方向に関して、図3(a)に示すように、ホモジナイズ光学系4を出射した各光ビームは、光学的な作用は受けずにそのまま通過して、対象物6の照射面6aに到達する。従って、レンチキュラレンズ45bの射出面におけるY方向の光強度分布は、フィールドレンズ47のY倍率によって集光されることになる。
一方、X方向に関して、図3(b)に示すように、ホモジナイズ光学系4を出射した各光ビームは、集光光学系5のシリンドリカルレンズ群によって集光され、対象物6の照射面6aに到達する。従って、レンチキュラレンズ45bの射出面におけるX方向の光強度分布は、シリンドリカルレンズ群のX倍率によって集光されることになる。
さらに、ビームシフト光学系3によりX方向に角度的に相対変位した2本の光ビームは、この相対変位量と集光光学系5のX倍率に応じて、照射面6aにおいて適切な間隔でシフトした位置で重畳されるため、理想的なトップフラット形状を持つX方向の光強度分布が得られる。
こうして図1の断面Dに示した光強度分布Dx,Dyと同様に、Y方向およびX方向ともにトップフラット形状の光強度分布を持つ光ビームが対象物6の照射面6aに集光される。また、こうしたY方向およびX方向ともにトップフラット形状の光強度分布を持つ光ビームを用いて、非晶質または多結晶の半導体(例えば、Si)膜にアニール処理を施した場合、結晶サイズの均一性を向上できるだけでなく、照射ビームの最適エネルギーに関するマージンの拡大に有効である。
実施の形態4.
図4は、本発明の第4実施形態を示す構成図であり、図4(a)はX方向から見た図、図4(b)はY方向から見た図である。レーザ光学系は、ビームシフト光学系3と、ホモジナイズ光学系4と、集光光学系5などで構成され、レーザ発振器1a,1bと対象物6との間に介在して、対象物6の照射面6aに向けて線状ビームを照射する。
本実施形態は、複数のレーザ発振器1a,1bを使用した例を説明する。以下、2台のレーザ発振器1a,1bについて例示するが、3台以上のレーザ発振器も使用することも可能である。
3次元座標系は、第1実施形態と同様に、Y軸を線状ビームの長辺方向(第1方向)とし、X軸を線状ビームの短辺方向(第2方向)とし、Z軸を線状ビームの光軸として定義する。
レーザ発振器1a,1bは、第1実施形態と同様であり、ガスレーザ、固体レーザ、エキシマレーザ等、高出力の基本波レーザおよび高調波レーザが使用できる。各レーザ発振器1a,1bの発振波長は同一でもよいが、アニール処理の内容および対象物6の材料に応じてそれぞれ異なる発振波長に設定することも可能である。
ビームシフト光学系3は、2つの入射角調整ミラー32と、ビーム間距離補正機構33などで構成され、複数(ここでは、2本)の光ビームをY方向に分離した状態で、X方向に各光ビームを相対変位させる機能を有する。
各レーザ発振器1a,1bからの光ビーム2a,2bは、入射角調整ミラー32によってそれぞれZ方向に反射され、ビーム間距離補正機構33に入る。
ビーム間距離補正機構33は、入射する2つの光ビーム間距離を所望の距離に補正して出射する機能を有し、その具体的な構成例は後述する。Y方向に関して、図4(a)に示すように、2つの光ビーム間距離は、ビーム間距離補正機構33によって縮小している。またX方向に関して、図4(b)に示すように、2本の光ビームは、ビーム間距離が広がるような光軸ベクトルを有し、一方の光ビーム光軸を基準として、他方の光ビーム光軸はX方向の角度成分を有する。このX方向の角度成分は、入射角調整ミラー32の角度調整によって適切に設定することができる。
こうして図1の断面Bに示した光強度分布Bx,Byと同様な光強度分布を持つ光ビームがビームシフト光学系3から出射する。
ホモジナイズ光学系4は、第2実施形態と同様な構成を有し、ビームシフト光学系3からの各光ビームに対して、Y方向に関する光強度分布を均一化する機能を有し、例えば、入射集光レンズ42と、導波路41と、転写レンズ43等で構成される。入射集光レンズ42および転写レンズ43は、Y方向にパワーを有し、X方向にパワーが無い光学素子、例えば、シリンドリカルレンズ等で構成される。導波路41は、Y方向の辺長よりX方向の辺長が大きい矩形断面を有するスラブ導波路として構成される。
Y方向に関して、図4(a)に示すように、所定の光ビーム間距離を持ち、互いに平行な2本の光ビームは、入射集光レンズ42によって集光され、導波路41に入る。導波路41では、対向面の間で多重反射が生じ、Y方向に関する光強度分布が均一化される。均一化された光ビームは、転写レンズ43によって集光され、後段の集光光学系5に入る。ビーム間距離補正機構33を用いて、導波路41の入射開口角(NA)を一定以上に設定することによって、導波路41での光強度分布の均一性を確保できる。
一方、X方向に関して、図4(b)に示すように、角度的に相対変位した各光ビームは、入射集光レンズ42、導波路41、転写レンズ43による光学的な作用は受けずに、そのまま通過して、後段の集光光学系5に入る。
こうした導波路41を用いることにより、図1の断面Cに示した光強度分布Cx,Cyと同様な光強度分布を持つ光ビームがホモジナイズ光学系4から出射する。
集光光学系5は、第2実施形態と同様な構成を有し、ホモジナイズ光学系4によって均一化された光ビームを対象物6に集光する機能を有し、例えば、図4に示すように、X方向にパワーを有し、Y方向にパワーが無いアナモフィック光学素子、例えば、シリンドリカルレンズ群などで構成される。
Y方向に関して、図4(a)に示すように、ホモジナイズ光学系4を出射した各光ビームは、光学的な作用は受けずにそのまま通過して、対象物6の照射面6aに到達する。従って、導波路41の射出面におけるY方向の光強度分布は、転写レンズ43のY倍率によって集光されることになる。
一方、X方向に関して、図4(b)に示すように、ホモジナイズ光学系4を出射した各光ビームは、集光光学系5のシリンドリカルレンズ群によって集光され、対象物6の照射面6aに到達する。従って、導波路41の射出面におけるX方向の光強度分布は、シリンドリカルレンズ群のX倍率によって集光されることになる。
さらに、ビームシフト光学系3によりX方向に角度的に相対変位した2本の光ビームは、この相対変位量と集光光学系5のX倍率に応じて、照射面6aにおいて適切な間隔でシフトした位置で重畳されるため、理想的なトップフラット形状を持つX方向の光強度分布が得られる。
こうして図1の断面Dに示した光強度分布Dx,Dyと同様に、Y方向およびX方向ともにトップフラット形状の光強度分布を持つ光ビームが対象物6の照射面6aに集光される。また、こうしたY方向およびX方向ともにトップフラット形状の光強度分布を持つ光ビームを用いて、非晶質または多結晶の半導体(例えば、Si)膜にアニール処理を施した場合、結晶サイズの均一性を向上できるだけでなく、照射ビームの最適エネルギーに関するマージンの拡大に有効である。
本実施形態では、ホモジナイズ光学系4において導波路41を使用した例を説明したが、代替として、第3実施形態と同様なレンチキュラレンズ45を使用することも可能である。
また、複数のレーザ発振器を使用することにより、照射面6aでの照射ビーム強度が増大して、アニール処理の温度や処理時間をより多様に制御することが可能になる。
実施の形態5.
図5は、本発明の第5実施形態を示す構成図であり、X方向から見た図を示す。本実施形態では、ビームシフト光学系3におけるビーム間距離補正機構33の具体的な構成例について説明する。この間距離補正機構33は、上述した第1〜第4実施形態において使用可能である。
ビーム間距離補正機構33は、Y方向にそれぞれパワーを有する、平凸シリンドリカルレンズ33aと、平凹シリンドリカルレンズ33bとを備え、Y方向に関するアフォーカル光学系を構成している。射出側のビーム間距離は、各レンズの曲率半径およびレンズ間距離を最適化するとともに、入射側のビーム間距離を適切に調整することによって、任意に設定できる。その結果、対象物6の照射面6aにおいて、複数のガウス強度分布のY方向間隔を容易に調整できるため、理想的なトップフラット形状の光強度分布が実現する。
実施の形態6.
図6は、本発明の第6実施形態を示す構成図であり、X方向から見た図を示す。本実施形態では、ビームシフト光学系3におけるビーム間距離補正機構33の他の構成例について説明する。この間距離補正機構33は、上述した第1〜第4実施形態において使用可能である。
ビーム間距離補正機構33は、光ビームの光軸をY方向に偏向させる複数の屈折面を有するプリズム33cを備える。プリズム33cは、2つの平行6面体を接合したような形状を有する。図6に示すように、上側の光ビームがZ方向に進行して、上側の平行6面体を通過すると、下方に変位してZ方向に出射する。下側の光ビームがZ方向に進行して、下側の平行6面体を通過すると、上方に変位してZ方向に出射する。こうして射出側のビーム間距離は、プリズム33cの屈折率、入射面角度、射出面角度を最適化するとともに、入射側のビーム間距離を適切に調整することによって、任意に設定できる。その結果、対象物6の照射面6aにおいて、複数のガウス強度分布のY方向間隔を容易に調整できるため、理想的なトップフラット形状の光強度分布が実現する。
本発明の第1実施形態を示す構成図である。 本発明の第2実施形態を示す構成図である。 本発明の第3実施形態を示す構成図である。 本発明の第4実施形態を示す構成図である。 本発明の第5実施形態を示す構成図である。 本発明の第6実施形態を示す構成図である。
符号の説明
1,1a,1b レーザ発振器、 2,2a,2b 光ビーム、
3 ビームシフト光学系、 4 ホモジナイズ光学系、 5 集光光学系、
6 対象物、 6a 照射面、 31 ハーフミラー、 32 入射角調整ミラー、
33 ビーム間距離補正機構、 33a 平凸シリンドリカルレンズ、
33b 平凹シリンドリカルレンズ、 33c プリズム、 41 導波路、
42 入射集光レンズ、 43 転写レンズ、 45 レンチキュラレンズ、
46 ビーム拡大入射系、 47 フィールドレンズ。


Claims (8)

  1. 対象物に向けて、光軸に対して垂直な第1方向に長く、光軸および該第1方向に対して垂直な第2方向に狭い断面形状を有する線状ビームを照射するためのレーザ光学系であって、
    レーザ発振器からの光ビームを、第1方向に複数の光ビームに分岐し、かつ、第2方向に各光ビームを相対変位させるためのビームシフト光学系と、
    分岐された各光ビームに対して、第1方向に関する光強度分布を均一化するためのホモジナイズ光学系と、
    均一化された光ビームを対象物に集光するための集光光学系とを備えることを特徴とするレーザ光学系。
  2. 対象物に向けて、光軸に対して垂直な第1方向に長く、光軸および該第1方向に対して垂直な第2方向に狭い断面形状を有する線状ビームを照射するためのレーザ光学系であって、
    複数のレーザ発振器から供給される複数の光ビームを第1方向に分離した状態で、第2方向に各光ビームを相対変位させるためのビームシフト光学系と、
    分岐された各光ビームに対して、第1方向に関する光強度分布を均一化するためのホモジナイズ光学系と、
    均一化された光ビームを対象物に集光するための集光光学系とを備えることを特徴とするレーザ光学系。
  3. 前記ビームシフト光学系により複数の光ビームを角度的に相対変位させることを特徴とする請求項1または2記載のレーザ光学系。
  4. 前記ホモジナイズ光学系は、第1方向の辺長より第2方向の辺長が大きい矩形断面を有する導波路を含むことを特徴とする請求項1または2記載のレーザ光学系。
  5. 前記ホモジナイズ光学系は、第1方向にパワーを有し、第2方向のパワーが無いレンチキュラレンズを含むことを特徴とする請求項1または2記載のレーザ光学系。
  6. 前記ビームシフト光学系は、ビーム間距離を調整するための、平凸シリンドリカルレンズおよび平凹シリンドリカルレンズを含むことを特徴とする請求項1または2記載のレーザ光学系。
  7. 前記ビームシフト光学系は、ビーム間距離を調整するためのプリズムを含むことを特徴とする請求項1または2記載のレーザ光学系。
  8. 1つ又は複数のレーザ発振器と、
    請求項1〜7のいずれかに記載されたレーザ光学系とを備え、
    対象物として、非晶質または多結晶の半導体膜が形成された基板に向けて、線状の光ビームを照射することによって、アニール処理を行うことを特徴とするレーザアニール装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103824762A (zh) * 2013-12-12 2014-05-28 苏州德龙激光股份有限公司 激光退火装置

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