JP2008016100A - 再生装置及び再生方法 - Google Patents

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博文 森本
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Abstract

【課題】効率的に2倍速、3倍速等の特殊再生をすることができる再生装置及び再生方法を提供する。
【解決手段】ビットストリームのパケットヘッダを解析し、他の画像フレームの復号の際、参照される参照画像フレームであるか、又は参照されない非参照画像フレームであるかを判別する読み出し部12と、所望の再生速度に応じて画像フレーム毎に復号命令又は復号スキップ命令を出力する再生制御手段21と、復号スキップ命令の対象が参照画像フレームの場合、次の非参照画像フレームの復号をスキップする復号スキップフラグを生成するカウンタ23と、参照画像フレームか非参照画像フレームかの情報と復号命令又は復号ステップ命令と復号スキップフラグとに基づいて画像フレームを復号する復号部22とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、MPEG1/2/4方式、ITU−T H.264方式等に対応したビットストリームの再生装置及び再生方法に関するものである。
DVD(Digital Versatile Disc)には、複数の映像、音声、字幕を記録するアプリケーションフォーマットとして、高能率符号化方式の一つであるMPEG2(Moving Picture Experts GroupPhase 2)が採用されている。また、BD(Blu-ray Disc)には、さらに高い圧縮効率のITU−T H.264方式が採用されている。
ここで、従来の再生装置におけるMPEG1/2/4方式やITU−T H.264方式に対応したビットストリームの特殊再生について説明する。
図7は、従来例として、特許文献1〜3に記載されたデコード装置100の概要を示すブロック図である。再生制御部101は、2倍速、3倍速等の特殊再生命令を受信すると、所望の倍速再生になるようにデータ変換部103に指示を行い、データ変換部103にて、例えば、Iピクチャ(Intra-Picture)のみを抽出させ、変換されたビットストリームを復号部102にて復号処理することにより、2倍速、3倍速といった特殊再生を実現している。
また、図8は、特許文献4に記載されたデコード装置200の概要を示すブロック図である。再生制御部201は、2倍速、3倍速等の特殊再生命令を受信すると、所望の倍速再生になるように出力制御部203に指示を行う。出力制御部203は、復号部202で復号された画像を入力し、再生制御部201からの指示によって、例えば、Iピクチャのみを出力する等の出力画像の間引きを行い、2倍速、3倍速といった特殊再生を実現している。
特開2002−112194号公報 特開2002−112221号公報 特開2002−077811号公報 特開2003−009085号公報
しかしながら、図7に示す従来のデコード装置100では,復号部102の前段に特殊再生用にビットストリームを変換するデータ変換部103(回路もしくはプログラム)が必要となるため、装置全体の回路規模(プログラムサイズ)が大きくなってしまう。
また、図8に示す従来のデコード装置200では、ストリーム中のすべてのフレームを復号し、出力時に復号されたフレームを表示するか表示しないかを判断しているため、不要なフレームまで復号しなければならない。これは、通常再生時に比べ、倍速で復号処理できるだけの高いパフォーマンスが装置に必要となり、装置全体の余剰な処理能力の面からも効率的ではない。
本発明は、これらの問題点を鑑みてなされたものであり、効率的に2倍速、3倍速等の特殊再生をすることができる再生装置及び再生方法を提供することを目的とする。
本発明に係る再生装置は、フレーム間相関を利用して符号化されたビットストリームを所望の再生速度で再生する再生装置において、上記ビットストリームのパケットヘッダを解析し、他の画像フレームの復号の際、参照される参照画像フレームであるか、又は参照されない非参照画像フレームであるかのピクチャタイプを判別する判別手段と、上記所望の再生速度に応じて画像フレーム毎に復号命令又は復号スキップ命令を出力する出力手段と、上記復号スキップ命令の対象が上記参照画像フレームの場合、次の非参照画像フレームの復号をスキップする復号スキップフラグを生成するフラグ生成手段と、上記ピクチャタイプが参照画像フレームの場合、上記復号命令又は上記復号ステップ命令に関わらず復号し、上記ピクチャタイプが非参照画像フレームの場合、上記復号命令に対し、上記復号スキップフラグが生成状態の際、復号しない復号手段とを備えることにより、上述の課題を解決する。
また、本発明に係る再生方法は、フレーム間相関を利用して符号化されたビットストリームを所望の再生速度で再生する再生方法において、上記ビットストリームのパケットヘッダを解析し、他の画像フレームの復号の際、参照される参照画像フレームであるか、又は参照されない非参照画像フレームであるかのピクチャタイプを判別する判別工程と、上記所望の再生速度に応じて画像フレーム毎に復号命令又は復号スキップ命令を出力する出力工程と、上記復号スキップ命令の対象が上記参照画像フレームの場合、次の非参照画像フレームの復号をスキップする復号スキップフラグを生成するフラグ生成工程と、上記ピクチャタイプが参照画像フレームの場合、上記復号命令又は上記復号ステップ命令に関わらず復号し、上記ピクチャタイプが非参照画像フレームの場合、上記復号命令に対し、上記復号スキップフラグが生成状態の際、復号しない復号工程とを有することにより、上述の課題を解決する。
本発明によれば、復号スキップ命令の対象が参照画像フレームの場合、次の非参照画像フレームの復号をスキップする復号スキップフラグを生成することにより、非参照画像フレームの復号を適応的に行い、効率的に2倍速、3倍速等の特殊再生をすることができる
以下、本発明の具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明を適用した再生装置の一実施形態を示す図である。この再生装置は、記録媒体11と、記録媒体11に記録されたビットストリームを読み出す読み出し部12と、読み出し部12で読み出されたビットストリームをデコードするデコード部13と、デコード部13でデコードされた画像フレームをバッファリングするフレームバッファ14と、フレームバッファにバッファリングされた画像フレームをモニタ装置16に表示するためのGUI(Graphical User Interface)コントローラ15と、モニタ装置16とを備えて構成されている。
読み出し部12は、DVD(Digital Versatile Disc)やハードディスクといった記録媒体11に格納されたビットストリームを読み出し、ビットストリーム内のパケットヘッダを解析し、他の画像フレームの復号の際に参照される参照画像フレームであるか、又は参照されない非参照画像フレームであるかを判別する。例えば、MPEG2における画像(動画像)のように、Iピクチャ(Intra-coded picture:フレーム内符号化画像)、Pピクチャ(Predictive-coded picture:フレーム間順方向予測符号化画像)及びBピクチャ(Bidirectionally predictive-coded picture:双方向予測符号化画像)の3種類のピクチャによって構成されている場合、Iピクチャ及びPピクチャが参照画像フレームとなり、Bピクチャが非参照フレーム画像となる。
また、読み出し部12は、記録媒体11から読み出したビットストリームをデコード部13に出力するとともに、判別したピクチャタイプの情報をデコード部13に出力する。なお、特殊再生時には、所望の再生速度に応じたデータ量が記録媒体11から読み出される。
デコード部13は、ユーザから特殊再生命令に基づいて復号命令、又は復号スキップ命令を復号部22に出力する再生制御部21と、読み出し部12から出力されたビットストリームを復号する復号部22とを備えている。また、復号部22は、後述するように、復号命令又は復号スキップ命令及びピクチャタイプに基づいて次の非参照画像フレームの復号をスキップする復号スキップフラグを生成するカウンタ23を有している。
再生制御部21は、特殊再生命令を受信し、その所望の倍速に応じて復号命令又は復号スキップ命令を復号部22へ発行する。復号部22は、ビットストリームを入力し、再生制御部21から発行された復号命令又は復号スキップ命令と、カウンタ23の値と、復号対象の画像フレームのピクチャタイプとの条件に応じて復号処理を行い、復号画像フレームを出力する。ここで、カウンタ23は、入力ビットストリームのピクチャタイプと、再生制御部21からの復号命令又は復号スキップ命令を判断し、後述するようにインクリメント及びデクリメントを行う。
デコード部13より出力された画像フレームは、一旦フレームバッファ14に蓄えられ、GUIコントローラ15にてフレームバッファ14からの読み出しタイミング等の調整が行われ、モニタ装置16に出力される。
続いて、デコード部13の動作について、図2に示すフローチャートを参照して詳細に説明する。
まず、復号部22は、再生制御部21からの命令を判断し、復号命令かどうかを判断する(ステップS11)。ステップS11にて判断した結果が真の場合、すなわち、復号命令の場合、復号対象が非参照画像フレームかどうかを判断する(ステップS12)。ステップS12にて判断した結果が真の場合、つまり、復号対象が非参照画像フレームの場合、カウンタ23の値が1以上かどうかを判断する(ステップS13)。
ステップS13にて判断した結果が偽の場合、つまり、カウンタ23の値が1より小さい場合、非参照画像フレームの復号処理を行う(ステップS14)。換言すれば、復号命令を受けた復号対象が非参照画像フレームであり、フラグであるカウンタがインクリメントされていない状態の場合、通常と同様に復号処理を行う。
また、ステップS13にて判断した結果が真の場合、つまり、カウンタ23の値が1以上の場合、カウンタ23をデクリメントし(ステップS15)、非参照画像フレームの復号処理を行わない(ステップS16)。換言すれば、復号命令を受けた復号対象が非参照画像フレームであり、フラグであるカウンタがインクリメントされた状態の場合、通常と異なり復号処理を行わない。
また、ステップS11にて判断した結果が偽の場合、つまり、復号ステップ命令の場合、復号対象が参照画像フレームかどうかを判断する(ステップS17)。ステップS17にて判断した結果が真の場合、つまり、復号対象が参照画像フレームの場合、カウンタ23をインクリメントし(ステップS18)、参照画像フレームの復号処理を行う(ステップS14)。
また、ステップS17にて判断した結果が偽の場合、つまり、復号ステップ命令を受け、且つ復号対象が非参照画像フレームの場合、その非参照画像フレームの復号処理を行わない(ステップS16)。
すなわち、復号部22は、再生制御部21からの復号命令又は復号化スキップ命令に従い、復号処理を行うか行わないかを適応的に決めている。具体的には、参照画像フレームは、強制的に復号し、非参照画像フレームは、カウンタ23を用いて必要に応じて復号している。
このカウンタ23は、復号スキップ命令の場合であって、復号対象が参照画像フレームの場合にインクリメントされ、また、復号処理命令が出力された場合であって、復号対象が非参照画像フレームの場合、且つカウンタ23が1以上の場合にデクリメントされる。
また、復号部23は、非参照画像フレームの復号命令の際、カウンタ23が1以上の場合、通常処理と異なり、復号対象を復号しない。換言すれば、非参照画像フレームに復号命令が出された場合、フラグが生成されている場合には、非参照画像フレームは復号しない処理を行う。そして、特殊再生には、強制的に復号される参照画像フレームが用いられる。
このように、非参照画像フレームの復号対象に復号命令が出力されても、非参照画像フレームを復号せず、強制的に復号される参照画像フレームを用いることにより、回路規模を増大させることなく、通常再生と同程度のパフォーマンスで特殊再生を行うことができる。
図3は、本発明を適用させた2倍速の特殊再生処理を示す模式図である。
特殊復号命令を受信した再生制御部21は、所望の倍速(2倍速)に応じて復号命令301、303、305、307又は復号スキップ命令302、304、306をピクチャ(画像フレーム)毎に出力する。
復号部22は、復号命令301を受け取ると、その復号対象が参照画像フレーム(Iピクチャ311)に相当するため、復号処理を行う。次に、復号スキップ命令302を受け取ると、その復号対象が非参照画像フレーム(Bピクチャ312)に相当するため、復号処理を行わない。次に、復号命令303を受け取ると、その復号対象が非参照画像フレーム(Bピクチャ313)に相当し、且つカウンタ23が0であるため、復号処理を行う。次に、復号スキップ命令304を受け取ると、その復号対象が参照画像フレーム(Pピクチャ314)に相当するため、カウンタ23を1増やして、復号処理を行う。次に、復号命令305を受け取ると、その復号対象が非参照画像フレーム(Bピクチャ315)に相当し、且つカウンタ23が1以上のため、カウンタ23を1減らして、復号処理を行わない。次に、復号スキップ命令306を受け取ると、その復号対象が非参照画像フレーム(Bピクチャ316)に相当するため、復号処理を行わない。次に、復号命令307を受け取ると、その復号対象が参照画像フレーム(Pピクチャ317)に相当するため、復号処理を行う。
このように参照画像フレームを復号する際、復号スキップ命令を受け取った場合、非参照画像フレームを復号しないフラグを生成し、次の非参照画像フレームの復号命令を受け取った場合、フラグに応じて復号処理を行わないようにすることにより、特殊復号処理を実現する。
また、通常再生は、B0ピクチャ312、B1ピクチャ313、I2ピクチャ315、B3ピクチャ315、B4ピクチャ316、P5ピクチャ314、B6ピクチャ(図示せず)、B7ピクチャ(図示せず)、P8ピクチャ317の順番で表示されるところ、この特殊再生の例では、B1ピクチャ313、I2ピクチャ315、P5ピクチャ314、B7ピクチャ(図示せず)、P8ピクチャ317の順番で表示される。これらの処理は、フレームバッファ14及びGUIコントローラ15で行われる。また、図5に示す表示順は、表示される順番に並べただけであり、モニタ装置16に表示される間隔を示すものではない。
図4は、本発明を適用させた3倍速の特殊再生処理を示す模式図である。
特殊復号命令を受信した再生制御部21は、所望の倍速(3倍速)に応じて復号命令401、404、407又は復号スキップ命令402、403、405、406をピクチャ(画像フレーム)毎に出力する。
復号部22は、復号命令401を受け取ると、その復号対象が参照画像フレーム(Iピクチャ411)に相当するため、復号処理を行う。次に、復号スキップ命令402を受け取ると、その復号対象が非参照画像フレーム(Bピクチャ412)に相当するため、復号処理を行わない。次に、復号スキップ命令403を受け取ると、その復号対象が非参照画像フレーム(Bピクチャ413)に相当するため、復号処理を行わない。次に、復号命令404を受け取ると、その復号対象が参照画像フレーム(Pピクチャ414)に相当するため、復号処理を行う。次に、復号スキップ命令405を受け取ると、その復号対象が非参照画像フレーム(Bピクチャ415)に相当するため、復号処理を行わない。次に、復号スキップ命令406を受け取ると、その復号対象が非参照画像フレーム(Bピクチャ416)に相当するため、復号処理を行わない。次に、復号命令407を受け取ると、その復号対象が参照画像フレーム(Pピクチャ417)に相当するため、復号処理を行う。
また、通常再生は、B0ピクチャ412、B1ピクチャ413、I2ピクチャ415、B3ピクチャ415、B4ピクチャ416、P5ピクチャ414、B6ピクチャ(図示せず)、B7ピクチャ(図示せず)、P8ピクチャ417の順番で表示されるところ、この特殊再生の例では、I2ピクチャ411、P5ピクチャ414、P8ピクチャ417の順番で表示される。これらの処理は、フレームバッファ14及びGUIコントローラ15で行われる。また、図6に示す表示順は、表示される順番に並べただけであり、モニタ装置16に表示される間隔を示すものではない。
なお、本発明は上述した実施の形態のみに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることは勿論である。例えば、上記実施の形態では、2倍速、3倍速といった特殊再生の例を挙げて説明したが、M/N倍速再生も可能である。
図5は、ビットストリームの構成例を示す模式図である。復号対象のビットストリームは、他のピクチャの復号の際、参照されるStoredピクチャaと、参照されないNon Storedピクチャbとで構成され、StoredピクチャaがM周期間隔で挿入されている。MPEG1/2/4では、Iピクチャ及びPピクチャがStoredピクチャ、BピクチャがNon Storedピクチャにそれぞれ相当する。本実施の形態では、Storedピクチャは、必ず復号する必要があるため、Non Storedピクチャの復号間引きの割合によって特殊再生を実現する。
図5に示すように、StoredピクチャがM枚中1回の周期で含まれるビットストリームの場合、再生制御部21は、M回の命令に対して、復号命令を1/Mの割合で発行し、それ以外は、すべて復号スキップ命令とする。例えば、再生制御部21は、M回の命令に対して、2倍速であれば、図6(A)に示すように1/2の割合で、3倍速であれば、図6(B)に示すように1/3の割合で、M/N(Nは自然数)倍速であれば、図6(C)に示すようにN/Mの割合で、M倍速であれば、図6(D)に示すように1/Mの割合で復号命令を発行する。このようにM周期にStoredピクチャが出現するビットストリームに対して、N/Mの割合で復号命令を発行することにより、M/N倍速再生が可能となる。
以上、本発明によれば、復号処理の前段に特殊再生用の特別なデータ変換回路又はプログラムを必要とせず、簡単な構成で特殊再生を実現することができる。また、倍速で復号処理する際、高いパフォーマンスを必要としないため、通常再生と同程度のパフォーマンスで特殊再生を実現できる。
本発明を適用した再生装置の一実施形態を示す図である。 本発明を適用させたデコード部の動作を示すフローチャートである。 本発明を適用させた2倍速の特殊再生処理を示す模式図である。 本発明を適用させた3倍速の特殊再生処理を示す模式図である。 ビットストリームの構成例を示す模式図である。 倍速再生の復号命令の発行を示す模式図である。 従来のデコード装置の構成を示すブロック図である。 従来のデコード装置の構成を示すブロック図である。
符号の説明
11 記録媒体、12 読み出し部、13 デコード部、14 フレームバッファ、15 GUIコントローラ、16 モニタ装置、21 再生制御部、22 復号部、23 カウンタ、100 デコード装置、101 再生制御部、102 復号部、103 データ変換部、200 デコード装置、201 再生制御部、202 復号部、203 出力制御部

Claims (4)

  1. フレーム間相関を利用して符号化されたビットストリームを所望の再生速度で再生する再生装置において、
    上記ビットストリームのパケットヘッダを解析し、他の画像フレームの復号の際、参照される参照画像フレームであるか、又は参照されない非参照画像フレームであるかのピクチャタイプを判別する判別手段と、
    上記所望の再生速度に応じて画像フレーム毎に復号命令又は復号スキップ命令を出力する出力手段と、
    上記復号スキップ命令の対象が上記参照画像フレームの場合、次の非参照画像フレームの復号をスキップする復号スキップフラグを生成するフラグ生成手段と、
    上記ピクチャタイプが参照画像フレームの場合、上記復号命令又は上記復号ステップ命令に関わらず復号し、上記ピクチャタイプが非参照画像フレームの場合、上記復号命令に対し、上記復号スキップフラグが生成状態の際、復号しない復号手段と
    を備えることを特徴とする再生装置。
  2. 上記出力手段は、上記参照画像フレームがM周期で出現するビットストリームに対して、N/M(Nは自然数)の割合で上記復号命令を出力することを特徴とする請求項1に記載の再生装置。
  3. 上記参照画像フレームは、フレーム内符号化画像及びフレーム間順方向予測符号化画像であり、上記非参照画像フレームは、双方向予測符号化画像であることを特徴とする請求項1に記載の再生装置。
  4. フレーム間相関を利用して符号化されたビットストリームを所望の再生速度で再生する再生方法において、
    上記ビットストリームのパケットヘッダを解析し、他の画像フレームの復号の際、参照される参照画像フレームであるか、又は参照されない非参照画像フレームであるかのピクチャタイプを判別する判別工程と、
    上記所望の再生速度に応じて画像フレーム毎に復号命令又は復号スキップ命令を出力する出力工程と、
    上記復号スキップ命令の対象が上記参照画像フレームの場合、次の非参照画像フレームの復号をスキップする復号スキップフラグを生成するフラグ生成工程と、
    上記ピクチャタイプが参照画像フレームの場合、上記復号命令又は上記復号ステップ命令に関わらず復号し、上記ピクチャタイプが非参照画像フレームの場合、上記復号命令に対し、上記復号スキップフラグが生成状態の際、復号しない復号工程と
    を有することを特徴とする再生方法。
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