JP2008008134A - トラス材料、及び立体トラス斜材の製造方法 - Google Patents
トラス材料、及び立体トラス斜材の製造方法 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】 所定の方向に引き伸ばすだけで立体トラスの斜材を一体で簡単に形成できるトラス材料を提供すること。
【解決手段】 山部1と谷部2を左右方向に交互に有する波板状に形成され、山部の稜線3に直交し且つ谷部の底部を切り残した切れ目4aと、谷部の谷底線5に直交し且つ山部の頂部を切り残した切れ目4bとが、前後方向に間隔をあけて交互に設けてある。
【選択図】 図1
【解決手段】 山部1と谷部2を左右方向に交互に有する波板状に形成され、山部の稜線3に直交し且つ谷部の底部を切り残した切れ目4aと、谷部の谷底線5に直交し且つ山部の頂部を切り残した切れ目4bとが、前後方向に間隔をあけて交互に設けてある。
【選択図】 図1
Description
本発明は、立体トラスの斜材を一体で形成できるトラス材料、及び立体トラス斜材の製造方法に関する。
立体トラスは、建築・土木分野をはじめとして様々な構造物の骨格に用いられている。立体トラスは、通常は多数本の斜材を一本ずつ配置し、斜材の両端部をボルト・ナットや溶接等により弦材に接合しなければならず、組立作業に非常に手間がかかる(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献2には、プレキャストコンクリート板に用いるトラス筋として、帯状の板材の長手方向に多数の切込みを形成し、その板材を幅方向に引き伸ばしてエキスパンドメタル状とし、その後に引き伸ばした板材を幅方向の中央部で山形状に折り曲げて形成するものが記載されている。この方法によれば、複数の部材を溶接等により連結する作業が不要となり、単一板部材から山形状のトラス筋を製作できる。
特開2003−268872号公報
特開昭63−70748号公報
しかし上記特許文献1記載のものは、板材を引き伸ばした後に、曲げ加工を行わなければトラス体を形成できないので、製作が面倒であった。また、斜材に相当する部分が格子状に交差する形となっているので荷重を十分に支持できず、且つ斜材の断面が板状なので強度の弱いものであった。本発明は以上に述べたような実情に鑑み、所定の方向に引き伸ばすだけで立体トラスの斜材を一体で簡単に形成できるトラス材料、及び立体トラス斜材の製造方法を提供すること、各斜材に十分な強度を持たせることを目的とする。
上記の課題を達成するために請求項1記載の発明によるトラス材料は、山部と谷部を左右方向に交互に有する波板状に形成され、山部の稜線に直交し且つ谷部の底部を切り残した切れ目と、谷部の谷底線に直交し且つ山部の頂部を切り残した切れ目とが、前後方向に間隔をあけて交互に設けてあることを特徴とする。
請求項2記載の発明によるトラス材料は、山部と谷部を周方向に交互に有する筒状に形成され、山部の稜線に直交し且つ谷部の底部を切り残した切れ目と、谷部の谷底線に直交し且つ山部の頂部を切り残した切れ目とが、前後方向に間隔をあけて交互に設けてあることを特徴とする。
請求項3記載の発明によるトラス材料は、多角形断面の筒状に形成され、周壁と稜線部とに切れ目が長手方向に沿って断続的にそれぞれ設けてあり、切れ目は周壁に設けたものと稜線部に設けたものとで長手方向に位置をずらして千鳥状に配列してあることを特徴とする。
請求項4記載の発明によるトラス材料は、請求項3記載の発明の構成に加え、断続的に設けた複数の切れ目の長さを、切れ目の断続する方向に進むにつれて次第に長く又は短くしてあることを特徴とする。
請求項5記載の発明によるトラス材料は、請求項1〜4記載の発明の構成に加え、切れ目の両側又は片側に補強部を形成してあることを特徴とする。
請求項6記載の発明によるトラス材料は、請求項1〜5記載の発明の構成に加え、切れ目が断続する方向と直交する方向に隣接する切れ目と切れ目の間の位置に、補強部が切れ目と平行に且つ連続的に形成してあることを特徴とする。
請求項7記載の発明によるトラス材料は、上下壁と、左右方向に間隔をあけて配置した複数の縦壁とを有し、上下壁には、縦壁同士の間ごとに切れ目が前後方向に沿って断続的に設けてあり、切れ目は左右方向に隣り合うもの同士で前後方向に位置をずらして千鳥状に配列してあり、縦壁には、上下壁に前後方向にずらして設けた切れ目のうちの一方の切れ目と長さ及び前後方向の位置を一致させて、切れ目が前後方向に沿って断続的に設けてあることを特徴とする。
請求項8記載の発明によるトラス材料は、上下壁と、左右方向に間隔をあけて配置した複数の縦壁とを有し、上下壁には、縦壁同士の間ごとに切れ目が前後方向に沿って断続的に設けてあり、切れ目は左右方向に隣り合うもの同士で前後方向に位置をずらして千鳥状に配列してあり、縦壁には、上下壁に前後方向にずらして設けた切れ目のうちの一方の切れ目と長さ及び前後方向の位置を一致させて、切れ目が前後方向に沿って断続的に設けてある部分と、上下壁のうちの何れか一方のみを有し、この上壁又は下壁には、左右方向に間隔をあけて切れ目が前後方向に沿って断続的に設けてあり、切れ目は左右方向に隣り合うもの同士で前後方向に位置をずらして千鳥状に配列してある部分とが、左右方向に隣接して一体に設けてあることを特徴とする。
請求項9記載の発明によるトラス材料は、上下壁と連結部を左右方向に交互に有し、連結部は、左側に位置する上下壁と右側に位置する上下壁の4つの壁を互いに連結しており、上下壁と連結部とに切れ目が前後方向に沿って断続的にそれぞれ設けてあり、切れ目は上下壁に設けたものと連結部に設けたものとで前後方向に位置をずらして千鳥状に配列してあることを特徴とする。
請求項10記載の発明によるトラス材料は、上下壁と連結部を左右方向に交互に有し、連結部は、左側に位置する上下壁と右側に位置する上下壁の4つの壁を互いに連結しており、上下壁と連結部とに切れ目が前後方向に沿って断続的にそれぞれ設けてあり、切れ目は上下壁に設けたものと連結部に設けたものとで前後方向に位置をずらして千鳥状に配列してある部分と、上下壁のうちの何れか一方のみを有し、この上壁又は下壁には、左右方向に間隔をあけて切れ目が前後方向に沿って断続的に設けてあり、切れ目は左右方向に隣り合うもの同士で前後方向に位置をずらして千鳥状に配列してある部分とが、左右方向に隣接して一体に設けてあることを特徴とする。
請求項11記載の発明によるトラス材料は、請求項9又は10記載の発明の構成に加え、連結部が断面略X字状に形成してあることを特徴とする。
請求項12記載の発明によるトラス材料は、請求項9〜11記載の発明において、溝部を左右方向に複数設けた上部材と下部材とを、互いの溝部の先端で接合することにより上下壁と連結部を形成したことを特徴とする。
請求項13記載の発明によるトラス材料は、請求項7〜12記載の発明の構成に加え、断続的に設けた複数の切れ目の長さを、切れ目の断続する方向に進むにつれて次第に長く又は短くしてあることを特徴とする。
請求項14記載の発明によるトラス材料は、請求項7〜13記載の発明の構成に加え、切れ目の両側又は片側に補強部を形成してあることを特徴とする。
請求項15記載の発明によるトラス材料は、請求項7〜14記載の発明の構成に加え、切れ目が断続する方向と直交する方向に隣接する切れ目と切れ目の間の位置に、補強部が切れ目と平行に且つ連続的に形成してあることを特徴とする。
請求項16記載の発明によるトラス材料は、上面側に複数の上部材を左右方向に隣接して有し、下面側に上部材と上下対称な複数の下部材を左右方向に隣接して有し、上部材は、上壁と、上壁の左右いずれか一方側に下方に延びる側壁を有し、隣接する上部材同士が左右対称となるように配置してあり、下部材は、下壁と、下壁の左右いずれか一方側に上方に延びる側壁を有し、隣接する下部材同士が左右対称となるように配置してあり、上部材の上壁同士、及び下部材の下壁同士が、前後方向に間隔をあけて設けた接合部でそれぞれ接合してあり、上部材の側壁同士と下部材の側壁同士とが、前後方向に間隔をあけて設けた接合部で接合してあり、接合部は、上下壁同士の接合部と側壁同士の接合部とで前後方向に位置をずらして千鳥状に配列してあることを特徴とする。
請求項17記載の発明によるトラス材料は、請求項16記載の発明の構成に加え、上部材と下部材を対向して有する部分と、上部材と下部材のうちの何れか一方のみを左右方向に隣接して有する部分とが、左右方向に隣接して一体に設けてあることを特徴とする。
請求項18記載の発明によるトラス材料は、請求項16又は17記載の発明の構成に加え、各部材は、上下壁と側壁の間に補強部が前後方向に連続して形成してあることを特徴とする。
請求項19記載の発明によるトラス材料は、請求項16〜18記載の発明の構成に加え、前側から後側に向かうにつれて接合部同士の前後方向の間隔を次第に長く又は短くしてあることを特徴とする。
請求項20記載の発明による立体トラス斜材の製造方法は、請求項7〜19の何れかに記載のトラス材料を上下方向に拡開し、上下端部に形成される斜材格子点に弦材を前後方向に渡して固定し、その後に左右方向に拡開することを特徴とする。
請求項21記載の発明によるトラス材料は、直方体または立方体のブロック状に形成され、左右側面に平行で且つ上面部を切り残した切れ目と、左右側面に平行で且つ下面部を切り残した切れ目とが左右方向に間隔をあけて交互に設けてあり、前後面に平行で且つ上面部を切り残した切れ目と、前後面に平行で且つ下面部を切り残した切れ目とが前後方向に間隔をあけて交互に設けてあることを特徴とする。
請求項22記載の発明によるトラス材料は、直方体または立方体のブロック状に形成され、左右側面に平行で且つ上面部と下面部とを切り残した切れ目と、左右側面に平行で且つ上下方向中間部を切り残した切れ目とが左右方向に間隔をあけて交互に設けてあり、前後面に平行で且つ上面部と下面部とを切り残した切れ目と、前後面に平行で且つ上下方向中間部を切り残した切れ目とが前後方向に間隔をあけて交互に設けてあることを特徴とする。
請求項23記載の発明によるトラス材料は、直方体または立方体のブロック状に形成され、左右側面に平行で且つ上面部を切り残した切れ目と、左右側面に平行で且つ下面部を切り残した切れ目とが左右方向に間隔をあけて交互に設けてあり、前後面に平行で且つ上面部を切り残した切れ目と、前後面に平行で且つ下面部を切り残した切れ目とが前後方向に間隔をあけて交互に設けてある部分と、直方体または立方体のブロック状に形成され、左右側面に平行で且つ上面部と下面部とを切り残した切れ目と、左右側面に平行で且つ上下方向中間部を切り残した切れ目とが左右方向に間隔をあけて交互に設けてあり、前後面に平行で且つ上面部と下面部とを切り残した切れ目と、前後面に平行で且つ上下方向中間部を切り残した切れ目とが前後方向に間隔をあけて交互に設けてある部分とが、左右方向又は前後方向に隣接して一体に設けてあることを特徴とする。
請求項24記載の発明による立体トラス斜材の製造方法は、請求項21〜23の何れかに記載のトラス材料を前後方向と左右方向の何れか一方の方向に拡開し、上下端部に形成される斜材格子点に弦材を一方の方向に渡して固定し、その後に他方の方向に拡開することを特徴とする。
請求項1記載の発明によるトラス材料は、前後方向に引き伸ばすと、各切れ目が広がって拡開し、斜材が四角錐状の配置で前後方向及び左右方向に繋がった立体トラス斜材を簡単に形成できる。このように形成した立体トラス斜材は、一本一本の斜材が引張・圧縮荷重を支持し、トラス構造の利点が十分に発揮される。
請求項2記載の発明によるトラス材料は、前後方向に引き伸ばすと、各切れ目が広がって拡開し、斜材が四角錐状の配置で前後方向及び周方向に繋がった立体トラス斜材を簡単に形成できる。このように形成した立体トラス斜材は、一本一本の斜材が引張・圧縮荷重を支持し、トラス構造の利点が十分に発揮される。
請求項3記載の発明によるトラス材料は、稜線部を外周側に広げるようにして周壁を幅方向に引き伸ばすと、各切れ目が広がって拡開し、斜材がX字状の配置で前後方向及び周方向に繋がった立体トラス斜材を、一体で簡単に形成できる。このように形成した立体トラス斜材は、一本一本の斜材が引張・圧縮荷重を支持し、トラス構造の利点が十分に発揮される。
請求項4記載の発明によるトラス材料は、断続的に設けた複数の切れ目の長さを、切れ目の断続する方向に進むにつれて次第に長く又は短くしてあることで、斜材の長さが長手方向に進むにつれて次第に長く又は短くなるため、引き伸ばしたときに扇形に広がり、例えば高さが次第に高くなる庇形の立体トラスや、周囲の太さが次第に太くなるタワー形の立体トラスの斜材を一体で形成できる。
請求項5記載の発明によれば、トラス材料を所定の方向に引き伸ばして立体トラス斜材としたときに、各斜材が補強部によって補強され、斜材の座屈や曲げに対する強度が向上するため、立体トラスの強度をより一層高めることができる。
請求項6記載の発明によっても、トラス材料を所定の方向に引き伸ばして立体トラス斜材としたときに、各斜材が補強部によって補強され、斜材の座屈や曲げに対する強度が向上するため、立体トラスの強度をより一層高めることができる。また、切れ目の断続に関係なく補強部を連続的に形成できるので、押出加工等により補強部を容易に形成できる。
請求項7記載の発明によるトラス材料は、上下方向と左右方向に引き伸ばすと、各切れ目が広がって拡開し、斜材が四角錐を上下に繋げたような配置で前後方向及び左右方向に繋がった立体トラス斜材を、一体で簡単に形成できる。このように形成した立体トラス斜材は、一本一本の斜材が引張・圧縮荷重を支持し、トラス構造の利点が十分に発揮される。
請求項8記載の発明によるトラス材料は、上下方向と左右方向に引き伸ばして各切れ目で拡開させると、上下壁を対向して有する部分は斜材が四角錐を上下に繋げたような配置となり、上下壁のうちの何れか一方のみを有する部分は斜材が四角錐状の配置となるので、左右方向で厚さを変化させた立体トラス斜材を一体で得ることができる。
請求項9記載の発明によるトラス材料は、上下方向と左右方向に引き伸ばすと、各切れ目が広がって拡開し、請求項7のものと同様の形態の立体トラスの斜材を一体で簡単に形成でき、連結部に上下方向から切れ目を入れることで連結部が左右方向及び上下方向に切り離されるので、水平方向からの切れ目の加工が不要となる。
請求項10記載の発明によるトラス材料は、上下方向と左右方向に引き伸ばして各切れ目で拡開させると、上下壁を対向して有する部分は斜材が四角錐を上下に繋げたような配置となり、上下壁のうちの何れか一方のみを有する部分は斜材が四角錐状の配置となるので、左右方向で厚さを変化させた立体トラス斜材を一体で得ることができる。また、請求項9記載の発明と同様に、水平方向からの切れ目の加工が不要となる。
請求項11記載の発明によるトラス材料は、断面略X字状の連結部に上下方向から切れ目を入れることで連結部が左右方向及び上下方向に切り離せるので、水平方向からの切れ目の加工が不要となる。
請求項12記載の発明によるトラス材料は、上下方向と左右方向に引き伸ばすと、各切れ目が広がって拡開し、請求項7記載のものと同様の形態の立体トラスの斜材を一体で簡単に形成でき、且つ請求項9〜11記載のものと同様に水平方向からの切れ目の加工が不要であり、さらに、上部材と下部材とに分割して形成したことで、形状の自由度が向上し、形状の変化に柔軟に対応できる利点がある。また、左右方向の幅の広いものでも容易に製作できる。
請求項13記載の発明によるトラス材料は、断続的に設けた複数の切れ目の長さを、切れ目の断続する方向に進むにつれて次第に長く又は短くしてあることで、斜材の長さが前後方向に進むにつれて次第に長く又は短くなるため、引き伸ばしたときに扇形に広がり、例えば高さが次第に高くなる庇形の立体トラスや、周囲の太さが次第に太くなるタワー形の立体トラスの斜材を一体で形成できる。
請求項14記載の発明によれば、トラス材料を所定の方向に引き伸ばして立体トラス斜材としたときに、各斜材が補強部によって補強され、斜材の座屈や曲げに対する強度が向上するため、立体トラスの強度をより一層高めることができる。
請求項15記載の発明によっても、トラス材料を所定の方向に引き伸ばして立体トラス斜材としたときに、各斜材が補強部によって補強され、斜材の座屈や曲げに対する強度が向上するため、立体トラスの強度をより一層高めることができる。また、切れ目の断続に関係なく補強部を連続的に形成できるので、押出加工等により補強部を容易に形成できる。
請求項16記載の発明によるトラス材料は、上下壁の接合部の間と側壁の接合部の間とに切れ目を設けたのと同じことになり、上下方向と左右方向に引き伸ばすことで、各部材が接合部間で拡開して、請求項7のものと同様の形態の立体トラスの斜材を一体で簡単に形成できる。切れ目の加工が全く不要である。各部材は、板材を同一の形状で曲げ加工し、これを向きを変えて使用することができる。
請求項17記載の発明によるトラス材料は、上下方向と左右方向に拡開すると、上部材と下部材を対向して有する部分は斜材が四角錐を上下に繋げたような配置となり、上部材と下部材のうちの何れか一方のみを左右方向に隣接して有する部分は斜材が四角錐状の配置となるので、左右方向で厚さを変化させた立体トラス斜材を一体で得ることができる。また、請求項16記載の発明と同様に、切れ目の加工が全く不要である。
請求項18記載の発明によれば、引き伸ばしたときに各斜材が補強部によって補強され、各斜材の座屈や曲げに対する強度が向上するので、立体トラスの強度をより一層高めることができる。
請求項19記載の発明によるトラス材料は、前側から後側に向かうにつれて接合部同士の前後方向の間隔を次第に長く又は短くしていることで、斜材の長さが前側から後側に向かうにつれて次第に長く又は短くなるため、左右方向に引き伸ばしたときに扇形に広がり、例えば高さが次第に高くなる庇形の立体トラスや、周囲の太さが次第に太くなるタワー形の立体トラスの斜材を一体で形成できる。
請求項20記載の発明による立体トラス斜材の製造方法は、請求項7〜19記載のトラス材料を上下方向と左右方向に拡開するだけで立体トラス斜材を一体で簡単に形成でき、しかもトラス材料を上下方向に拡開した時点で弦材を取付けることで、弦材の取付けを狭いスペースで迅速に行うことができる。また、左右方向に拡開するときに、弦材を持って引っ張ることで拡開作業を容易に行うことができる。
請求項21記載の発明によるトラス材料は、前後方向と左右方向に引き伸ばすと、各切れ目が広がって拡開し、請求項1記載のものと同様の立体トラスの斜材を一体で簡単に形成できる。直方体または立方体のブロック状に形成されているので、輸送や保管が容易である。
請求項22記載の発明によるトラス材料は、前後方向と左右方向に引き伸ばすと、各切れ目が広がって拡開し、請求項7記載の発明のものと同様の立体トラスの斜材を一体で簡単に形成できる。直方体または立方体のブロック状に形成されているので、輸送や保管が容易である。
請求項23記載の発明によるトラス材料は、前後方向と左右方向に引き伸ばして各切れ目で拡開させると、斜材が四角錐状の配置になる部分と、斜材が四角錐を上下に繋げたような配置になる部分とが左右方向又は前後方向に連続して形成できるので、左右方向又は前後方向で厚さを変化させた立体トラス斜材を一体で得ることができる。
請求項24記載の発明による立体トラス斜材の製造方法は、請求項21〜23記載のトラス材料を前後方向と左右方向に拡開するだけで立体トラス斜材を一体で簡単に形成でき、しかもトラス材料を前後方向と左右方向の何れか一方の方向に拡開した時点で弦材を取付けることで、弦材の取付けを狭いスペースで迅速に行うことができる。また、他方の方向に拡開するときに、弦材を持って引っ張ることで拡開作業を容易に行うことができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明のトラス材料の第1実施形態を示している(請求項1記載の発明の実施形態。)。このトラス材料は、アルミ等の金属の板材を用い、山部1と谷部2を左右方向に交互に有する波板状に形成してあり、山部1の稜線3に直交し且つ谷部2の底部を切り残した切れ目4aと、谷部2の谷底線5に直交し且つ山部1の頂部を切り残した切れ目4bとが、前後方向に間隔をあけて交互に設けてある。
このトラス材料を前後方向に引き伸ばすと、各切れ目4a,4bが広がって拡開して、図2に示すような、四角錐状に配置された4本の斜材6を1単位とし、これが左右方向と前後方向に繋がった形の立体トラスの斜材を一体で形成できる。この立体トラス斜材は、例えば屋根や床を支えるような平板状の立体トラスに利用できる。
このトラス材料を前後方向に引き伸ばすと、各切れ目4a,4bが広がって拡開して、図2に示すような、四角錐状に配置された4本の斜材6を1単位とし、これが左右方向と前後方向に繋がった形の立体トラスの斜材を一体で形成できる。この立体トラス斜材は、例えば屋根や床を支えるような平板状の立体トラスに利用できる。
図1のトラス材料の製作方法としては、図3(a)に示すように、長方形の金属の板材7を、図3(b)に示すように波板状に曲げ加工し、その後に図3(c)に示すように、上面側と下面側から丸鋸状のカッター8で切れ目4a,4bを入れることで製作できる。また、板材7を曲げ加工するのではなく、波板状の断面形状の押出形材に切れ目を入れて製作することもできる。
他の製作方法としては、図4(a)に示すように、最初に板材7に千鳥状の配列で切れ目4a,4bを入れてから、図4(b)に示すように、切れ目4a,4bの長さの中間位置で交互に山折り、谷折りすることで製作することもできる。この方法によれば、径の小さいカッター8で切れ目を入れることができ、高さ寸法Hの大きいものでも容易に製作できる。
他の製作方法としては、図4(a)に示すように、最初に板材7に千鳥状の配列で切れ目4a,4bを入れてから、図4(b)に示すように、切れ目4a,4bの長さの中間位置で交互に山折り、谷折りすることで製作することもできる。この方法によれば、径の小さいカッター8で切れ目を入れることができ、高さ寸法Hの大きいものでも容易に製作できる。
トラス材料を前後方向に引き伸ばす方法としては、図5に示すように、そろばん玉が左右方向に繋がった形状の工具9を、トラス材料の上下で前後方向に走らせることにより行うことができる。その際、工具9を前後方向に動かしてもよいし、工具9を固定してトラス材料を動かしてもよい。なお、このような方法によらずに、トラス材料を単に前後方向から引っ張って引き伸ばすこともできる。
本トラス材料は、図6(a)に示すように、一つのトラス材料の内で、高さ寸法H,hを違わせることができる。図6(b)〜(d)は、押出形材10を用いる場合の実施例を示しており、図6(b)は、場所によってトラスに掛かる荷重の強さが異なる場合に、大きな荷重F1が掛かる部分の板厚Tを厚くし、荷重F2が小さい部分の板厚tを薄くしたものである。図6(c)は、山部1の頂部から下方に垂下する垂下壁11を設け、強度アップを図ったものである。図6(d)は、中空部11を有する中空押出形材10を使用して強度アップと軽量化を図ったものである。
また本トラス材料は、図7(a)に示すように、最初は幅の狭い形で形成しておいて、図7(b)に示すように、左右方向に伸ばして任意の幅に広げることができる。
また本トラス材料は、図7(a)に示すように、最初は幅の狭い形で形成しておいて、図7(b)に示すように、左右方向に伸ばして任意の幅に広げることができる。
本トラス材料は、図8(a)(b)に示すように、波板状に折り曲げる前の板材7に、切れ目4a,4bに沿ってプレス加工を行い、切れ目4a,4bの両側にフィン状の補強部11,11を形成し、各斜材6の座屈や曲げに対する強度を向上させることができる。補強部11は、切れ目4a,4bの片側のみに設けることもできる。
図9(a)は、全ての切れ目4a,4bの両側に補強部11を設けた実施例であり、この場合は各斜材6の断面がチャンネル状となる。図9(b)は、全ての切れ目4a,4bの片側に補強部11を設けた実施例を示しており、この場合は各斜材6の断面がL形アングル状になる。図9(c)は、山部1の頂部を切り残した方の各切れ目4bの両側に補強部11を設けた実施例を示しており、この場合も各斜材6の断面がL形アングル状になる。
図9(a)は、全ての切れ目4a,4bの両側に補強部11を設けた実施例であり、この場合は各斜材6の断面がチャンネル状となる。図9(b)は、全ての切れ目4a,4bの片側に補強部11を設けた実施例を示しており、この場合は各斜材6の断面がL形アングル状になる。図9(c)は、山部1の頂部を切り残した方の各切れ目4bの両側に補強部11を設けた実施例を示しており、この場合も各斜材6の断面がL形アングル状になる。
図10は、補強部11の設け方の他の例を示している。波板状に折り曲げる前の板材7は、押出成形により複数本の略円形断面の補強部11を連続的に形成してあり、補強部11同士の間に、切れ目4a,4bが補強部11と平行に、千鳥状の配列で設けている。この板材7を、図4(b)に示すように、波板状に曲げ加工することでトラス材料となる。このように補強部11を形成した場合でも、トラス材料を引き伸ばしたときに各斜材6が補強部11により補強される。この補強部11は、フィン状に形成することもできる。
図11は、本発明のトラス材料の第2実施形態を示している(請求項2記載の発明の実施形態。)。このトラス材料は、図11(a)に示すように、周方向に山部1と谷部2を交互に有する筒状の押出形材12に、図11(b)に示すように、山部1の稜線3に直交し且つ谷部2の底部を切り残した切れ目4aと、谷部2の谷底線5に直交し且つ山部1の頂部を切り残した切れ目4bとを、前後方向に間隔をあけて交互に設けている。切れ目4a,4bは、丸鋸やジグソー、エンドミル等を用いて切削加工したり、プレスによる押切り等により形成できる。なお、図11(a)の断面形状の材料を得るために、図12(a)に示すような星型の断面の押出形材12を、図12(b)に示すように、外周側に広げることで製作することができる。また、波板状に曲げた板材の両端を溶接して形成することもできる。
このトラス材料は、前後方向に引き伸ばすと、各切れ目4a,4bが広がって拡開し、四角錐状に配置された4本の斜材6を1単位とし、これが周方向と前後方向に繋がった筒状の形(図2のものを左右方向に湾曲させて筒状にした形)の立体トラスの斜材を一体で形成できる。
このトラス材料は、前後方向に引き伸ばすと、各切れ目4a,4bが広がって拡開し、四角錐状に配置された4本の斜材6を1単位とし、これが周方向と前後方向に繋がった筒状の形(図2のものを左右方向に湾曲させて筒状にした形)の立体トラスの斜材を一体で形成できる。
第2実施形態のトラス材料においても、図8に示すように、切れ目4a,4bの両側又は片側に補強部11を形成するか、図10に示すように、切れ目4a,4bの間の位置に、補強部11を切れ目4a,4bと平行に連続的に形成して、斜材6の強度を向上させることができる。
図13は、本発明のトラス材料の第3実施形態を示している(請求項3記載の発明の実施形態。)。このトラス材料は、四角形断面のアルミの中空押出形材13を使用し、四つの周壁14の中央部と、四箇所の稜線部15とに切れ目4a,4bが長手方向に沿って断続的に設けてある。切れ目は、周壁14に設けた切れ目4aと稜線部15に設けた切れ目4bとで長手方向に位置をずらして千鳥状に配列してある。
このトラス材料は、図14に示すように、各稜線部15が外周側に広がるように、各周壁14を幅方向引き伸ばすことで、各切れ目4a,4bが広がって拡開し、斜材6がX字状の配置となり、柱状の立体トラス斜材を一体で形成できる。
図15は、この立体トラス斜材を使用したタワー17を示しており、上記のように形成した立体トラス斜材を鉛直に起立して設置し、周囲の稜線部に弦材16を取付けている。また、トラス材料に切れ目4a,4bを入れる際に、タワーの下部側にいくほど切れ目4a,4bの長さを次第に長くすることで、斜材6の長さが下部側にいくほど長くなり、タワー17は下に行くほど太くなっている。
このトラス材料は、図14に示すように、各稜線部15が外周側に広がるように、各周壁14を幅方向引き伸ばすことで、各切れ目4a,4bが広がって拡開し、斜材6がX字状の配置となり、柱状の立体トラス斜材を一体で形成できる。
図15は、この立体トラス斜材を使用したタワー17を示しており、上記のように形成した立体トラス斜材を鉛直に起立して設置し、周囲の稜線部に弦材16を取付けている。また、トラス材料に切れ目4a,4bを入れる際に、タワーの下部側にいくほど切れ目4a,4bの長さを次第に長くすることで、斜材6の長さが下部側にいくほど長くなり、タワー17は下に行くほど太くなっている。
上記第3実施形態のトラス材料は、四角形断面に限らず、三角形や六角形断面の筒状で形成することもできる。また、周壁14の切れ目4aと稜線部15の切れ目4bの間の位置に、押出成形により棒状やフィン状の補強部を長手方向に連続して形成し、斜材6を補強することができる。また、図8に示すように、切れ目4a,4bに沿ってプレス加工を行うことで、切れ目4a,4bの両側又は片側に補強部11を形成することもできる。
図16(a)〜(c)は、本発明のトラス材料の第4実施形態(請求項7記載の発明の実施形態)を示しており、図17(a)〜(c)は、このトラス材料の製作手順を示している。このトラス材料は、図17(a)に示すように、上壁18、下壁19と、左右方向に等間隔に配置された複数の縦壁20を有し、断面四角形の中空部21を横並びに形成した多孔押出形材22に切れ目を入れて形成したものである。上下壁18,19には、図17(b)に示すように、上下方向からエンドミル23で加工することにより、縦壁20同士の間ごとに切れ目4a,4bが前後方向に沿って断続的に設けてある。上下壁の切れ目4a,4bは、図16(a)に示すように、左右方向に隣り合うもの同士で前後方向に位置をずらして千鳥状に配列してある。縦壁20には、図17(c)に示すように、左右方向からエンドミル23で加工することにより、切れ目4cが前後方向に沿って断続的に設けてある。縦壁の切れ目4cは、上下壁18,19に前後方向にずらして設けた切れ目4a,4bのうちの一方の切れ目4a(左端及び右端の列の切れ目)と、長さ及び前後方向の位置を一致させている。切れ目4a,4b,4cの長さは、一定である。上下壁18,19には、縦壁20と同じ配置で、補強部としての円形断面の棒状部24が前後方向に連続して設けてあり、棒状部24を残すようにして上下壁18,19と縦壁20に切れ目4a,4b,4cを入れている。
このトラス材料は、図18(a)に示すように、垂直方向に引っ張り曲げ加工を行って、縦壁20の切れ目4cを上下方向に広げて拡開し、さらに図18(b)に示すように、左右方向に引っ張り曲げ加工を行って、上下壁18,19の切れ目4a,4bを左右方向に広げて拡開することで、図19(a)(b)に示すような形の立体トラス斜材を一体に形成できる。斜材6は、四角錐を上下に繋げたような形で配置され、平面視では図19(a)に示すように斜めの格子状となり、正面視と側面視では図19(b)に示すように、斜材6がX字状に交差したダブルワーレン形となる。この立体トラス斜材の斜材格子点37a,37bに、弦材を前後方向と左右方向に渡して固定すれば、立体トラスになる。
弦材は、トラス材料を上下方向と左右方向に拡開した後に取付けてもよいが、図20(a)に示すように上下方向に拡開し、その上下端部に形成される斜材格子点37a,37bに、図20(b)に示すように弦材16を前後方向に渡して固定し、その後に左右方向に拡開するようにしてもよい。このようにすれば、弦材16の取付けを狭いスペースで迅速に行うことができ、また、左右方向に拡開するときに、弦材16を持って引っ張ることで拡開作業を容易に行うことができる。
図21は、斜材格子点37aへの弦材16の固定方法の一例を示している。図21(a)に示すように、斜材格子点37aには上壁18を切り起こして爪38を形成し、弦材16は溝状の長尺材となっており、その底壁に爪38を差し込む溝孔39を形成しておく。その上で、図21(b)に示すように、爪38を溝孔39に差し込んで弦材16を斜材格子点37aに載置し、図21(c)に示すように、爪38を内側に折り込み、爪38を上方から工具でカシメて固定する。このようにすれば、溶接やネジ止めよりも簡単に、且つ確実に弦材16を固定できる。
トラス材料の切れ目4a,4b,4cは、図22(a)(b)に示すように、丸鋸等を使用して幅の狭いスリット状に形成することもできる。切れ目4a,4b,4cの長手方向中央部と両端部には、円形の貫通孔25を形成してある。切れ目4a,4b,4cの両端部に設けた貫通孔25は、本トラス材料を上下方向や左右方向に引っ張り曲げ加工したときに、切れ目4a,4b,4cの進展を防止する効果があり、切れ目4a,4b,4cの中央部に設けた貫通孔25は、切れ目4a,4b,4cが広がりやすくする効果がある。
また、上下壁18,19には、縦壁20と同じ配置で、フィン状の補強部11を前後方向に連続して形成してある。補強部11は、図8に示すように、上下壁の切れ目4a,4bの両側に設けることもできる。
また、上下壁18,19には、縦壁20と同じ配置で、フィン状の補強部11を前後方向に連続して形成してある。補強部11は、図8に示すように、上下壁の切れ目4a,4bの両側に設けることもできる。
図23は、本発明のトラス材料の第5実施形態を示している(請求項13記載の発明の実施形態)。第4実施形態のものは、切れ目4a,4b,4cの長さを、前後方向の位置によらず一定にしたが、本実施形態のものは、前側から後側に向かうにつれて、切れ目4a,4b,4cの長さL1,L2,L3,L4,L5を次第に長くしている。
図24(a)は、このトラス材料を上下方向に引っ張り曲げ加工し、縦壁20の切れ目4cを広げて拡開した状態、図24(b)はこれをさらに左右方向に引っ張り曲げ加工し、上下壁18,19の切れ目4a,4bを広げて拡開した状態を示している。上記のように切れ目4a,4b,4cの長さL1,L2,L3,L4,L5を変化させたことで、斜材6が後側にあるものほど長くなり、図25に示すように、上方から見て扇形に広がる。この立体トラス斜材は、例えば高さが次第に高くなる庇状の構造物や、下に行くほど太くなるタワー状の構造物に好適に利用できる。
切れ目4a,4b,4cの長さを、前後方向の場所によってどのように違わせるかは任意であり、上記のように扇形に拡開するものに限らず、例えば前後方向の前側または後側のいくつかの切れ目4a,4b,4cの長さだけを次第に長く又は短くしたものや、前後方向の中間のいくつかの切れ目4a,4b,4cの長さだけを他よりも長く又は短くしたものでもよい。
図24(a)は、このトラス材料を上下方向に引っ張り曲げ加工し、縦壁20の切れ目4cを広げて拡開した状態、図24(b)はこれをさらに左右方向に引っ張り曲げ加工し、上下壁18,19の切れ目4a,4bを広げて拡開した状態を示している。上記のように切れ目4a,4b,4cの長さL1,L2,L3,L4,L5を変化させたことで、斜材6が後側にあるものほど長くなり、図25に示すように、上方から見て扇形に広がる。この立体トラス斜材は、例えば高さが次第に高くなる庇状の構造物や、下に行くほど太くなるタワー状の構造物に好適に利用できる。
切れ目4a,4b,4cの長さを、前後方向の場所によってどのように違わせるかは任意であり、上記のように扇形に拡開するものに限らず、例えば前後方向の前側または後側のいくつかの切れ目4a,4b,4cの長さだけを次第に長く又は短くしたものや、前後方向の中間のいくつかの切れ目4a,4b,4cの長さだけを他よりも長く又は短くしたものでもよい。
図26(a)〜(c)は、本発明のトラス材料の第6実施形態(請求項11記載の発明の実施形態)を示しており、図27(a)(b)は、このトラス材料の製作手順を示している。このトラス材料は、図27(a)に示すように、上下壁18,19と、断面X字状の連結部26を左右方向に交互に有し、断面六角形の中空部21が横並びに形成された多孔押出形材22に切れ目を入れて形成している。上下壁18,19と連結部26には、図27(b)に示すように、上下方向からエンドミル23で加工することにより、切れ目4a,4bが前後方向に沿って断続的に設けてあり、切れ目は上下壁に設けた切れ目4bと連結部に設けた切れ目4aとで前後方向に位置をずらし、千鳥状に配列してある。上下壁18,19は、連結部24との繋ぎ部に補強部としての円形断面の棒状部24が前後方向に連続して設けてあり、切れ目4a,4bは、棒状部24を残すようにして設けている。
本実施形態のトラス材料は、断面X字状の連結部26に上下方向から切れ目を入れることで、図26(c)に示すように、連結部26が左右方向と上下方向に切り離されるから、第4実施形態のものと比べて、左右方向からの切れ目の加工を省略できる利点がある。このトラス材料は、図28(a)(b)に示すように、上下方向及び左右方向に引っ張り曲げ加工を行い、各切れ目4a,4bを広げて拡開させることで、第4実施形態のものと同様の立体トラス斜材を一体に形成できる。
トラス材料の元になる多孔押出形材22は、中空部21の断面形状が六角形のものに限らず、図29(a)に示すように、中空部21の断面形状が楕円形のものや、図29(b)に示すように、四角形や菱形のものとすることもできる。
図30(a)〜(c)は、本発明のトラス材料の第7実施形態(請求項10記載の発明の実施形態)を示しており、図31(a)(b)は、このトラス材料の製作手順を示している。このトラス材料は、第6実施形態のトラス材料と同じように、対向する上下壁18,19と連結部26とを左右方向に交互に有し、上下壁18,19と連結部26とに前後方向の切れ目4a,4bを千鳥状の配列で設けた部分40の両側に、上壁18のみが側方に張り出し、この部分の上壁18に前後方向の断続的な切れ目4a,4bを、上下壁18,19を対向して有する部分40と同じ千鳥状の配列で設けた部分41を一体に設けてある。このトラス材料は、図31(a)に示すように、上下壁18,19と、断面X字状の連結部26を左右方向に交互に有し、断面六角形の中空部21が横並びに形成されると共に、その両側の連結部26に連結して上壁18のみを側方に張り出して設けた多孔押出形材22に、図31(b)に示すように、上下方向からエンドミル23で加工することにより、上壁18と下壁19と連結部26とに前後方向の切れ目4a,4bを千鳥状の配列で設けて形成する。
このトラス材料は、図32(a)(b)に示すように、上下方向及び左右方向に引っ張り曲げ加工を行い、各切れ目4a,4bを広げて拡開させると、上下壁18,19を対向して有する部分40は、斜材6が四角錐を上下に繋げたような配置となり、正面から見ると、図33に示すように、斜材6がX字状に交差して配置されたダブルワーレン形となり、上壁18のみを有する部分41は、斜材6が四角錐状の配置となり、正面から見ると斜材6がジグザグ状に配置されたシングルワーレン形となる。すなわち本トラス材料によれば、厚さの異なるダブルワーレン形とシングルワーレン形の立体トラス斜材を一体で形成できる。このような立体トラス斜材は、例えばトラックの荷台の床材等に用いることができる。
なお、実施形態のものは、上下壁18,19を対向して有する部分40(ダブルワーレン形になる部分)の両側に上壁18のみを有する部分41(シングルワーレン形になる部分)を設けているが、上下壁18,19を対向して有する部分40の間に上壁18のみを有する部分41を設けることもできる。上壁18ではなく、下壁19のみを有する部分を設けることもできる。本実施形態のものにおいても、第5実施形態のように、前側から後側に向かうにつれて、切れ目4a,4bの長さL1,L2,L3,L4,L5を次第に長くすることもできる。
なお、実施形態のものは、上下壁18,19を対向して有する部分40(ダブルワーレン形になる部分)の両側に上壁18のみを有する部分41(シングルワーレン形になる部分)を設けているが、上下壁18,19を対向して有する部分40の間に上壁18のみを有する部分41を設けることもできる。上壁18ではなく、下壁19のみを有する部分を設けることもできる。本実施形態のものにおいても、第5実施形態のように、前側から後側に向かうにつれて、切れ目4a,4bの長さL1,L2,L3,L4,L5を次第に長くすることもできる。
上記のようなダブルワーレン形とシングルワーレン形の立体トラス斜材を一体に形成できるトラス材料は、第4実施形態のように上下壁18,19と縦壁20とで構成することもできる。図34(a)〜(c)は、この場合の実施形態である本発明のトラス材料の第8実施形態(請求項8記載の発明の実施形態)を示しており、図35(a)〜(c)は、このトラス材料の製作手順を示している。このトラス材料は、図35(a)に示すように、上下壁18,19と縦壁20とからなる四角形断面の中空部21が横並びに形成されると共に、その両側に上壁18のみを側方に張り出して設けた多孔押出形材22に切れ目を入れて形成している。上壁18と下壁19には、図35(b)に示すように、上下方向からエンドミル23で加工することにより、切れ目4a,4bが前後方向に沿って断続的に、且つ左右方向に隣接するもの同士で前後方向に位置をずらし、千鳥状の配列で設けてあり、縦壁20には、図35(c)に示すように、左右方向からエンドミル23で加工することにより、切れ目4cを前後方向に沿って断続的に設けてある。縦壁の切れ目4cは、上壁と下壁の切れ目4aと、前後方向の位置及び長さを一致させてある。
このトラス材料を、図32に示すように上下方向と左右方向に拡開すれば、図36に示すように、上下壁18,19を対向して有する部分40は斜材6がダブルワーレン形の配置となり、上壁18のみを有する部分41は斜材6がシングルワーレン形の配置となる。
このトラス材料を、図32に示すように上下方向と左右方向に拡開すれば、図36に示すように、上下壁18,19を対向して有する部分40は斜材6がダブルワーレン形の配置となり、上壁18のみを有する部分41は斜材6がシングルワーレン形の配置となる。
連結部26は、必ずしも断面X字状でなくてもよい。図37は、本発明の第9実施形態(請求項9記載の発明の実施形態。)のトラス材料の、切れ目を加工する前の多孔押出形材22の斜視図であり、図38(a)(b)は同トラス材料の切れ目の状態を示す平面図とA−A断面図である。なお図38(a)においては、切れ目4a,4bの部分にハッチングを施してあり、図38(b)では切れ目4a,4bの部分を点線で示している。
本トラス材料は、図37に示すように、連結部26が断面H字状に形成してあり、上下壁18,19は、連結部26との繋ぎ部に断面X字状の補強部11を設けてある。そして、図38(a)に示すように、連結部26と上下壁18,19とに、前後方向の切れ目4a,4bを千鳥状の配列で設けている。切れ目4a,4bは、図38(b)に示すように、上下方向からエンドミル23で加工している。
本トラス材料は、図37に示すように、連結部26が断面H字状に形成してあり、上下壁18,19は、連結部26との繋ぎ部に断面X字状の補強部11を設けてある。そして、図38(a)に示すように、連結部26と上下壁18,19とに、前後方向の切れ目4a,4bを千鳥状の配列で設けている。切れ目4a,4bは、図38(b)に示すように、上下方向からエンドミル23で加工している。
図39、図40は、本発明のトラス材料の第10実施形態を示している(請求項9記載の発明の実施形態。)。
本トラス材料も、多孔押出形材22に切れ目を入れて形成したものであって、多孔押出形材22は、図39(b)に示すように、上下壁18,19と、Sの字を左右逆にしたような断面形状の連結部26を左右方向に交互に有しており、上下壁18,19は連結部26との繋ぎ部に円形断面の棒状部24が前後方向に連続して形成してある。上下壁18,19、及び連結部26の横幅は、図16のものと比較して非常に狭くなっている。そして、図39(a)と図40に示すように、上下壁18,19と連結部26とに、前後方向に沿う切れ目4a,4bを千鳥状の配列で設けている。切れ目4a,4bの加工は、図39(b)と図40に示すように、上下方向から板状の切断刃27を貫通させて押切り加工することで行っている。本実施形態のものは、図16の第4実施形態のものと比べ、切れ目4a,4bを入れて材料を抜く部分の面積が小さいので材料の無駄を省くことができ、尚且つ切れ目4a,4bの加工を手早く行うことができる。
第9実施形態及び第10実施形態のトラス材料も、上下方向と左右方向に引っ張り曲げ加工を行い、各切れ目を広げて拡開させることで、第4実施形態のものと同様の立体トラス斜材を一体に形成できる。
本トラス材料も、多孔押出形材22に切れ目を入れて形成したものであって、多孔押出形材22は、図39(b)に示すように、上下壁18,19と、Sの字を左右逆にしたような断面形状の連結部26を左右方向に交互に有しており、上下壁18,19は連結部26との繋ぎ部に円形断面の棒状部24が前後方向に連続して形成してある。上下壁18,19、及び連結部26の横幅は、図16のものと比較して非常に狭くなっている。そして、図39(a)と図40に示すように、上下壁18,19と連結部26とに、前後方向に沿う切れ目4a,4bを千鳥状の配列で設けている。切れ目4a,4bの加工は、図39(b)と図40に示すように、上下方向から板状の切断刃27を貫通させて押切り加工することで行っている。本実施形態のものは、図16の第4実施形態のものと比べ、切れ目4a,4bを入れて材料を抜く部分の面積が小さいので材料の無駄を省くことができ、尚且つ切れ目4a,4bの加工を手早く行うことができる。
第9実施形態及び第10実施形態のトラス材料も、上下方向と左右方向に引っ張り曲げ加工を行い、各切れ目を広げて拡開させることで、第4実施形態のものと同様の立体トラス斜材を一体に形成できる。
本発明のトラス材料は、図27(a)のような多孔押出形材22を使用せずに、溝部28を左右方向に複数有する上部材29と下部材30とを、互いの溝部28,28の先端で接合することにより上下壁18,19と連結部26を形成し、上下壁18,19と連結部26とに千鳥状に切れ目4a,4bを形成することにより製作することもできる。
図41は、この手法による本発明の第11実施形態(請求項12記載の発明の実施形態)を示しており、図41(a)に示すように、上部材29は、金属の板材をロール成形機で曲げ加工することにより、断面V字状の溝部28が左右方向に複数設けてあり、上壁18の溝部28との連続部には断面コ字状の補強部11を設けてある。下部材30は、上部材29を上下逆にして用いる。この上部材29と下部材30を上下に重ね、図41(b)に示すように、互いの溝部28,28の先端を前後方向の前長に亘って溶接し、断面X字状の連結部26を形成する。その後、上下壁18,19と連結部26とに、図27(b)に示すように、前後方向に沿って切れ目4a,4bを断続的に、千鳥状の配列で形成する。このように形成したトラス材料は、図28(a)(b)に示すように、上下方向と左右方向に引っ張り曲げ加工を行って、各切れ目4a,4bを広げて拡開させることで、第4実施形態のものと同様の立体トラス斜材を一体に形成できる。
図41は、この手法による本発明の第11実施形態(請求項12記載の発明の実施形態)を示しており、図41(a)に示すように、上部材29は、金属の板材をロール成形機で曲げ加工することにより、断面V字状の溝部28が左右方向に複数設けてあり、上壁18の溝部28との連続部には断面コ字状の補強部11を設けてある。下部材30は、上部材29を上下逆にして用いる。この上部材29と下部材30を上下に重ね、図41(b)に示すように、互いの溝部28,28の先端を前後方向の前長に亘って溶接し、断面X字状の連結部26を形成する。その後、上下壁18,19と連結部26とに、図27(b)に示すように、前後方向に沿って切れ目4a,4bを断続的に、千鳥状の配列で形成する。このように形成したトラス材料は、図28(a)(b)に示すように、上下方向と左右方向に引っ張り曲げ加工を行って、各切れ目4a,4bを広げて拡開させることで、第4実施形態のものと同様の立体トラス斜材を一体に形成できる。
図42は、上記第11実施形態のトラス材料の変形例であって、ダブルワーレン形とシングルワーレン形の立体トラス斜材を一体で形成する場合を示している。本実施例では、上部材29と下部材30の全体の幅を違わせ、上部材29と下部材30を対向して有する部分42と、上部材29のみが側方に張り出した部分43を設けている。上部材29と下部材30を対向して有する部分42には、図27(b)に示すように、上下壁18,19と連結部26とに前後方向の切れ目4a,4bを千鳥状の配列で形成し、上部材29のみが側方に張り出した部分43には、上壁18と溝部28とに同じように前後方向の切れ目4a,4bを千鳥状の配列で設ける。このトラス材料を、図32に示すように、上下方向と左右方向に拡開すれば、上部材29と下部材30を対向して有する部分42は斜材6がダブルワーレン形の配置となり、上部材29のみが張り出した部分43は斜材6がシングルワーレン形の配置となる。
図43(a)は、本発明のトラス材料の第12実施形態(請求項16記載の発明の実施形態)を示す平面図であり、図43(b)は、同トラス材料の正面図である。このトラス材料は、上記第11実施形態のものと断面形状がほぼ同一であるが、上面側には第1上部材31aと第2上部材31bとが左右方向に交互に配置してあり、下面側には第1下部材32aと第2下部材32bとが左右方向に交互に配置してある。
第1上部材31aは、図43(b)と図44に示すように、上壁18と、上壁18の左側に連続して形成した断面コ字形の補強部11と、補強部11の左側に斜め下方に向けて延びる側壁33aとを有している。側壁33aは、先端部を水平方向に折り曲げて接合片34を形成してある。第2上部材31bは、第1上部材31aと左右対称であり、左側に上壁18を有し、右側に斜め下方に向けて延びる側壁33aを有し、上壁18と側壁33の間に補強部11を有している。第1下部材32aは、第1上部材31aと上下対称であり、右側に下壁19を有し、左側に斜め上方に向けて延びる側壁33bを有し、下壁19と側壁33の間に補強部11を有している。第2下部材32bは、第2上部材31bと上下対称であり、左側に下壁19を有し、右側に斜め上方に向けて延びる側壁33bを有し、下壁19と側壁33の間に補強部11を有している。各部材31a,31b,32a,32bは、前後方向に長い帯状の金属の板材を同じ形で曲げ加工し、それぞれ向きを変えて配置している。
本トラス材料は、図43(a)(b)に示すように、第1上部材31aの上壁18の先端部と第2上部材31bの上壁18の先端部とを重ね合わせ、前後方向に間隔をあけて設けた接合部35aで溶接により接合してあり、同じように第1下部材32aの下壁19の先端部と第2下部材32bの下壁19の先端部とを重ね合わせ、前後方向に間隔をあけて設けた接合部35aで溶接により接合してある。さらに、第1上部材31aの側壁33aの接合片34と第2上部材31bの側壁33aの接合片34と第1下部材32aの側壁33bの接合片34と第2下部材32bの側壁33bの接合片34とが、前後方向に間隔をあけて設けた接合部35bで溶接により接合してある。接合部35a,35bは、上下壁18,19同士の接合部35aと側壁33a,33b同士の接合部35bとで前後方向に位置をずらし、千鳥状に配列してある。第1上部材31aと第2上部材31bと第1下部材32aと第2下部材32bとにより、第11実施形態のものと同様の略六角形断面の中空部21を形成している。
本トラス材料は、以上に述べたように中空部21を4つの部材31a,31b,32a,32bに分割して構成してあり、且つ各部材の接合部35a,35bが千鳥状に配列してあり、上下壁の接合部35a同士の間と側壁の接合部35b同士の間が切れ目を設けたのと同じように拡開するので、上下方向と左右方向に引っ張り曲げ加工を行うことで、第4実施形態のものと同様の立体トラス斜材を一体に形成できる。
図45は、上記第12実施形態のトラス材料の変形例であって、ダブルワーレン形とシングルワーレン形の立体トラス斜材を一体で形成するものを示している。このトラス材料では、第1・第2上部材31a,31bと第1・第2下部材32a,32bを上下に対向して有する部分44の側方に隣接して、第1・第2上部材31a,31bのみを左右方向に隣接して有する部分45を一体に設けている。第1・第2上部材31a,31bのみを左右方向に隣接して有する部分45においても、上壁18同士の接合部35aと、側壁同士の接合部35bとが千鳥状の配置になっている。このトラス材料を図32に示すように上下方向と左右方向に拡開すると、第1・第2上部材31a,31bと第1・第2下部材32a,32bを上下に対向して有する部分44は、斜材6が千鳥状の配置になり、第1・第2上部材31a,31bのみを左右方向に隣接して有する部分45は、斜材6がシングルワーレン形の配置になる。
図46、図47は、上記第12実施形態の応用例を示している。このトラス材料は、図46に示すように、各部材31a,31b,32a,32bの上壁18又は下壁19の先端部と、側壁33a,33bの接合片34とに、接合部35a,35bだけを残すように切り欠き36を設けている。このようにすると、図47に示すように、上下壁18,19の接合部35a同士の間と側壁33a,33bの接合部35b同士の間とに切れ目4a,4bが形成されるため、切れ目4a,4bに拡開用の治具(図示省略)を挿入して拡開することで、拡開が容易に行える。
上記の第12実施形態のトラス材料においても、接合部35a,35b同士の前後方向の間隔を、前後方向の場所により違わせることができる。例えば第5実施形態のものと同じように、接合部35a,35b同士の前後方向の間隔を、前側から後ろ側に向かうにつれて次第に長くすることで、図25に示すように扇形に広げることができる。
図48は、本発明のトラス材料の第13実施形態(請求項21記載の発明の実施形態。)を示している。本トラス材料は、外形が直方体のブロック状となっており、左右側面に平行で且つ上面部を切り残した切れ目4aと、左右側面に平行で且つ下面部を切り残した切れ目4bとが左右方向に間隔をあけて交互に設けてあり、前後面に平行で且つ上面部を切り残した切れ目4cと、前後面に平行で且つ下面部を切り残した切れ目4dとが前後方向に間隔をあけて交互に設けてある。各切れ目4a,4b,4c,4dの先端部には貫通孔25が形成してある。
このトラス材料は、図49に示すように、左右方向に引き伸ばすと、左右側面に平行に設けた切れ目4a,4bが広がって拡開して波状の形になり、これをさらに前後方向に引き伸ばすと、前後面に平行に設けた切れ目4c,4dが拡開して、図2と同じようなシングルワーレン形の立体トラス斜材となる。
このトラス材料は、図49に示すように、左右方向に引き伸ばすと、左右側面に平行に設けた切れ目4a,4bが広がって拡開して波状の形になり、これをさらに前後方向に引き伸ばすと、前後面に平行に設けた切れ目4c,4dが拡開して、図2と同じようなシングルワーレン形の立体トラス斜材となる。
図50は、本発明のトラス材料の第14実施形態(請求項22記載の発明の実施形態)を示している。本トラス材料は、外形が直方体のブロック状となっており、左右側面に平行で且つ上面部と下面部とを切り残した切れ目4aと、左右側面に平行で且つ上下方向中間部を切り残した切れ目4bとが左右方向に間隔をあけて交互に設けてあり、前後面に平行で且つ上面部と下面部とを切り残した切れ目4cと、前後面に平行で且つ上下方向中間部を切り残した切れ目4dとが前後方向に間隔をあけて交互に設けてある。各切れ目4a,4b,4c,4dの先端部には貫通孔25が形成してある。
このトラス材料は、図51に示すように、左右方向に引き伸ばすと、左右側面に平行に設けた切れ目4a,4bが広がって拡開し、左右方向に複数の中空部21が形成され、これをさらに前後方向に引き伸ばすと、前後面に平行に設けた切れ目4c,4dが広がって拡開して、図19と同じようなダブルワーレン形の立体トラス斜材となる。
このトラス材料は、図51に示すように、左右方向に引き伸ばすと、左右側面に平行に設けた切れ目4a,4bが広がって拡開し、左右方向に複数の中空部21が形成され、これをさらに前後方向に引き伸ばすと、前後面に平行に設けた切れ目4c,4dが広がって拡開して、図19と同じようなダブルワーレン形の立体トラス斜材となる。
図52は、本発明のトラス材料の第15実施形態(請求項23記載の発明の実施形態)を示している。本トラス材料は、図52(a)に示すように、第13実施形態のトラス材料に相当する部分46、すなわち外形が直方体のブロック状で、左右側面に平行で且つ上面部を切り残した切れ目4aと、左右側面に平行で且つ下面部を切り残した切れ目4bとが左右方向に間隔をあけて交互に設けてあり、前後面に平行で且つ上面部を切り残した切れ目4cと、前後面に平行で且つ下面部を切り残した切れ目4dとが前後方向に間隔をあけて交互に設けてある部分と、第14実施形態のトラス材料に相当する部分47、すなわち外形が直方体のブロック状で、左右側面に平行で且つ上面部と下面部とを切り残した切れ目4eと、左右側面に平行で且つ上下方向中間部を切り残した切れ目4fとが左右方向に間隔をあけて交互に設けてあり、前後面に平行で且つ上面部と下面部とを切り残した切れ目4gと、前後面に平行で且つ上下方向中間部を切り残した切れ目4hとが前後方向に間隔をあけて交互に設けてある部分とが、下面を一致させて左右方向に一体に隣接して設けてある。
本トラス材料を左右方向に引っ張ると、図52(b)に示すように、左右側面に平行な切れ目4a,4b,4e,4fで拡開し、さらに前後方向に引っ張ると、前後面に平行な切れ目4c,4d,4g,4hで拡開し、第13実施形態のトラス材料に相当する部分46は、斜材6がシングルワーレン形の配置となり、第14実施形態のトラス材料に相当する部分47は、斜材6がダブルワーレン形の配置になる。
第13実施形態のトラス材料に相当する部分46と第14実施形態のトラス材料に相当する部分47とは、前後方向に隣接する形で一体に設けることもできる。また、両部分を上面側を一致させて隣接して設けることもできる。本実施形態のトラス材料によれば、左右方向と前後方向の任意の位置に凹凸部を有するような立体トラス斜材を一体で形成できる。
本トラス材料を左右方向に引っ張ると、図52(b)に示すように、左右側面に平行な切れ目4a,4b,4e,4fで拡開し、さらに前後方向に引っ張ると、前後面に平行な切れ目4c,4d,4g,4hで拡開し、第13実施形態のトラス材料に相当する部分46は、斜材6がシングルワーレン形の配置となり、第14実施形態のトラス材料に相当する部分47は、斜材6がダブルワーレン形の配置になる。
第13実施形態のトラス材料に相当する部分46と第14実施形態のトラス材料に相当する部分47とは、前後方向に隣接する形で一体に設けることもできる。また、両部分を上面側を一致させて隣接して設けることもできる。本実施形態のトラス材料によれば、左右方向と前後方向の任意の位置に凹凸部を有するような立体トラス斜材を一体で形成できる。
第13〜15実施形態のトラス材料を拡開する場合も、前後方向と左右方向の何れか一方の方向に拡開した時点で、上下端部に形成される斜材格子点37a,37bに弦材を一方の方向に渡して固定し、その後に他方の方向に拡開することで、弦材の取付けを狭いスペースで迅速に行うことができ、尚且つ他方の方向に拡開するときに、弦材を持って引っ張ることで拡開作業を容易に行うことができる。
以上に述べたように、本発明のトラス材料には様々なバリエーションがあるが、塑性変形可能な材料を用いて形成した部材に多数の切れ目を形成し、これを所定の方向に引き伸ばすことで、立体トラス斜材を一体で簡単に形成できる点で共通している。本発明のトラス材料を使用すれば、従来のように多数の斜材を一本一本配設する手間が掛からないので、立体トラスの製作が短時間で簡単に行え、製作コストを大幅に低減できる。
本発明のトラス材料は、建物の床版や屋根、タワーなど、様々な構造物の骨組みを成す立体トラスに利用できる。また、コンクリート等に埋め込むトラス筋としても利用できる。立体トラスの形態としては、平板状や柱状のものに限らず、曲げ加工を行うことで、図53(a)に示すようなアーチ形の立体トラスや、図53(b)に示すようなドーム形の立体トラスにも利用できる。材質は、アルミニウム合金のほか、鉄、ステンレス、マグネシウム合金、チタン合金等とすることもできる。
1 山部
2 谷部
3 稜線
4a,4b,4c,4d 切れ目
5 谷底線
6 斜材
11 補強部
14 周壁
15 稜線部
18 上壁
19 下壁
20 縦壁
24 棒状部(補強部)
26 連結部
28 溝部
29 上部材
30 下部材
31a 第1上部材(上部材)、31b 第2上部材(上部材)
32a 第1下部材(下部材)、32b 第2下部材(下部材)
33a,33b 側壁
35a,35b 接合部
37a,37b 弦材格子点
2 谷部
3 稜線
4a,4b,4c,4d 切れ目
5 谷底線
6 斜材
11 補強部
14 周壁
15 稜線部
18 上壁
19 下壁
20 縦壁
24 棒状部(補強部)
26 連結部
28 溝部
29 上部材
30 下部材
31a 第1上部材(上部材)、31b 第2上部材(上部材)
32a 第1下部材(下部材)、32b 第2下部材(下部材)
33a,33b 側壁
35a,35b 接合部
37a,37b 弦材格子点
Claims (24)
- 山部と谷部を左右方向に交互に有する波板状に形成され、山部の稜線に直交し且つ谷部の底部を切り残した切れ目と、谷部の谷底線に直交し且つ山部の頂部を切り残した切れ目とが、前後方向に間隔をあけて交互に設けてあることを特徴とするトラス材料。
- 山部と谷部を周方向に交互に有する筒状に形成され、山部の稜線に直交し且つ谷部の底部を切り残した切れ目と、谷部の谷底線に直交し且つ山部の頂部を切り残した切れ目とが、前後方向に間隔をあけて交互に設けてあることを特徴とするトラス材料。
- 多角形断面の筒状に形成され、周壁と稜線部とに切れ目が長手方向に沿って断続的にそれぞれ設けてあり、切れ目は周壁に設けたものと稜線部に設けたものとで長手方向に位置をずらして千鳥状に配列してあることを特徴とするトラス材料。
- 断続的に設けた複数の切れ目の長さを、切れ目の断続する方向に進むにつれて次第に長く又は短くしてあることを特徴とする請求項3記載のトラス材料。
- 切れ目の両側又は片側に補強部を形成してあることを特徴とする請求項1,2,3又は4記載のトラス材料。
- 切れ目が断続する方向と直交する方向に隣接する切れ目と切れ目の間の位置に、補強部が切れ目と平行に且つ連続的に形成してあることを特徴とする請求項1,2,3,4又は5記載のトラス材料。
- 上下壁と、左右方向に間隔をあけて配置した複数の縦壁とを有し、上下壁には、縦壁同士の間ごとに切れ目が前後方向に沿って断続的に設けてあり、切れ目は左右方向に隣り合うもの同士で前後方向に位置をずらして千鳥状に配列してあり、縦壁には、上下壁に前後方向にずらして設けた切れ目のうちの一方の切れ目と長さ及び前後方向の位置を一致させて、切れ目が前後方向に沿って断続的に設けてあることを特徴とするトラス材料。
- 上下壁と、左右方向に間隔をあけて配置した複数の縦壁とを有し、上下壁には、縦壁同士の間ごとに切れ目が前後方向に沿って断続的に設けてあり、切れ目は左右方向に隣り合うもの同士で前後方向に位置をずらして千鳥状に配列してあり、縦壁には、上下壁に前後方向にずらして設けた切れ目のうちの一方の切れ目と長さ及び前後方向の位置を一致させて、切れ目が前後方向に沿って断続的に設けてある部分と、上下壁のうちの何れか一方のみを有し、この上壁又は下壁には、左右方向に間隔をあけて切れ目が前後方向に沿って断続的に設けてあり、切れ目は左右方向に隣り合うもの同士で前後方向に位置をずらして千鳥状に配列してある部分とが、左右方向に隣接して一体に設けてあることを特徴とするトラス材料。
- 上下壁と連結部を左右方向に交互に有し、連結部は、左側に位置する上下壁と右側に位置する上下壁の4つの壁を互いに連結しており、上下壁と連結部とに切れ目が前後方向に沿って断続的にそれぞれ設けてあり、切れ目は上下壁に設けたものと連結部に設けたものとで前後方向に位置をずらして千鳥状に配列してあることを特徴とするトラス材料。
- 上下壁と連結部を左右方向に交互に有し、連結部は、左側に位置する上下壁と右側に位置する上下壁の4つの壁を互いに連結しており、上下壁と連結部とに切れ目が前後方向に沿って断続的にそれぞれ設けてあり、切れ目は上下壁に設けたものと連結部に設けたものとで前後方向に位置をずらして千鳥状に配列してある部分と、上下壁のうちの何れか一方のみを有し、この上壁又は下壁には、左右方向に間隔をあけて切れ目が前後方向に沿って断続的に設けてあり、切れ目は左右方向に隣り合うもの同士で前後方向に位置をずらして千鳥状に配列してある部分とが、左右方向に隣接して一体に設けてあることを特徴とするトラス材料。
- 連結部が、断面略X字状に形成してあることを特徴とする請求項9又は10記載のトラス材料。
- 溝部を左右方向に複数設けた上部材と下部材とを、互いの溝部の先端で接合することにより上下壁と連結部を形成したことを特徴とする請求項9,10又は11記載のトラス材料。
- 断続的に設けた複数の切れ目の長さを、切れ目の断続する方向に進むにつれて次第に長く又は短くしてあることを特徴とする請求項7,8,9,10,11又は12記載のトラス材料。
- 切れ目の両側又は片側に補強部を形成してあることを特徴とする請求項7,8,9,10,11,12又は13記載のトラス材料。
- 切れ目が断続する方向と直交する方向に隣接する切れ目と切れ目の間の位置に、補強部が切れ目と平行に且つ連続的に形成してあることを特徴とする請求項7,8,9,10,11,12,13又は14記載のトラス材料。
- 上面側に複数の上部材を左右方向に隣接して有し、下面側に上部材と上下対称な複数の下部材を左右方向に隣接して有し、上部材は、上壁と、上壁の左右いずれか一方側に下方に延びる側壁を有し、隣接する上部材同士が左右対称となるように配置してあり、下部材は、下壁と、下壁の左右いずれか一方側に上方に延びる側壁を有し、隣接する下部材同士が左右対称となるように配置してあり、上部材の上壁同士、及び下部材の下壁同士が、前後方向に間隔をあけて設けた接合部でそれぞれ接合してあり、上部材の側壁同士と下部材の側壁同士とが、前後方向に間隔をあけて設けた接合部で接合してあり、接合部は、上下壁同士の接合部と側壁同士の接合部とで前後方向に位置をずらして千鳥状に配列してあることを特徴とするトラス材料。
- 上部材と下部材を対向して有する部分と、上部材と下部材のうちの何れか一方のみを左右方向に隣接して有する部分とが、左右方向に隣接して一体に設けてあることを特徴とする請求項16記載のトラス材料。
- 各部材は、上下壁と側壁の間に補強部が前後方向に連続して形成してあることを特徴とする請求項16又は17記載のトラス材料。
- 前側から後側に向かうにつれて接合部同士の前後方向の間隔を次第に長く又は短くしてあることを特徴とする請求項16,17又は18記載のトラス材料。
- 請求項7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17,18又は19記載のトラス材料を上下方向に拡開し、上下端部に形成される斜材格子点に弦材を前後方向に渡して固定し、その後に左右方向に拡開することを特徴とする立体トラス斜材の製造方法。
- 直方体または立方体のブロック状に形成され、左右側面に平行で且つ上面部を切り残した切れ目と、左右側面に平行で且つ下面部を切り残した切れ目とが左右方向に間隔をあけて交互に設けてあり、前後面に平行で且つ上面部を切り残した切れ目と、前後面に平行で且つ下面部を切り残した切れ目とが前後方向に間隔をあけて交互に設けてあることを特徴とするトラス材料。
- 直方体または立方体のブロック状に形成され、左右側面に平行で且つ上面部と下面部とを切り残した切れ目と、左右側面に平行で且つ上下方向中間部を切り残した切れ目とが左右方向に間隔をあけて交互に設けてあり、前後面に平行で且つ上面部と下面部とを切り残した切れ目と、前後面に平行で且つ上下方向中間部を切り残した切れ目とが前後方向に間隔をあけて交互に設けてあることを特徴とするトラス材料。
- 直方体または立方体のブロック状に形成され、左右側面に平行で且つ上面部を切り残した切れ目と、左右側面に平行で且つ下面部を切り残した切れ目とが左右方向に間隔をあけて交互に設けてあり、前後面に平行で且つ上面部を切り残した切れ目と、前後面に平行で且つ下面部を切り残した切れ目とが前後方向に間隔をあけて交互に設けてある部分と、直方体または立方体のブロック状に形成され、左右側面に平行で且つ上面部と下面部とを切り残した切れ目と、左右側面に平行で且つ上下方向中間部を切り残した切れ目とが左右方向に間隔をあけて交互に設けてあり、前後面に平行で且つ上面部と下面部とを切り残した切れ目と、前後面に平行で且つ上下方向中間部を切り残した切れ目とが前後方向に間隔をあけて交互に設けてある部分とが、左右方向又は前後方向に隣接して一体に設けてあることを特徴とするトラス材料。
- 請求項21,22又は23記載のトラス材料を前後方向と左右方向の何れか一方の方向に拡開し、上下端部に形成される斜材格子点に弦材を一方の方向に渡して固定し、その後に他方の方向に拡開することを特徴とする立体トラス斜材の製造方法。
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