JP2008007165A - 保護キャップ付き注出口 - Google Patents

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Abstract

【課題】主に、流動食などに用いるパウチに一体形成された保護キャップ付き注出口において、薬剤や流動食などをパウチに注入して患者等に投与する際にも、衛生的かつ容易に、注出口の開封が可能な保護キャップ付き注出口を提供することである。
【解決手段】本発明の保護キャップ付き注出口は、注出口の筒部上方の開口を塞ぐ閉塞部材を有する注出口と、該注出口を覆う保護キャップとからなる保護キャップ付き注出口において、前記キャップにより前記注出口を覆う際に、前記閉塞部材が、前記保護キャップ内部の上方に形成されたトップスペースに収容されつつ、前記閉塞部材に形成された羽根状部材が前記トップスペースに形成された段差部に係止して、前記閉塞部材が前記トップスペース内に保持されるとともに、前記キャップを前記注出口から取り外す際に、前記保護キャップの回動に伴い前記閉塞部材が回転して、前記注出口を開封しつつ、前記閉塞部材が前記保護キャップとともに取り外されることを特徴とする、保護キャップ付き注出口である。
【選択図】図1

Description

本発明は、保護キャップ付き注出口に関し、特に薬液や流動食などの液状の流動物を密封包装するパウチに取付けられる保護キャップ付き注出口であって、注出口を直接手でさわることなく、保護キャップの回動により間接的に注出口を開封することにより、安全かつ衛生的に使用することのできる注出口に関する。
従来、病院等の医療機関で患者等に流動食を投与するために用いる流動食用の容器としては、使用の都度、流動食を専用の供給用容器に移し替える必要がなく、また、使用後の容器の洗浄などの手間を省き、使い勝手をよくするため、使い捨てタイプの注出口付きパウチが使用されるようになってきている。このような注出口付きパウチは、通常、流動食を密封した後、加圧過熱殺菌処理が施され、使用時には、注出口を開封して、そこに供給チューブを連結して患者等に流動食を投与するものであり、このとき、必要に応じて、パウチの上部に形成された注入部より、希釈液を注入して、流動食の濃度などの調整が行なわれ、また、流動食の投与後には、この注出口付きパウチに飲料水などを注入して、流動食と同様に飲料水を衛生的に投与することができる(例えば特許文献1)。
このような流動食等が充填されているパウチ等の容器50は、通常、図10に示すように、スタンドSに吊り下げられた容器50の一端に注出口10が取り付けられており、使用時において注出口10の止め栓7を開封しなければ注出できないように形成されている。しかし、このような注出口付きパウチ50においては、使用時に、注出口10の止め栓7(閉塞部材3)を、直接手でひねって開封する必要があり、特に内容物Bが薬剤等である場合、衛生的に問題があった。また、薬剤に限らず、流動食等においても注出口10を直接手で触れることで内容物Bが汚染される可能性があり、開封の都度手を消毒する必要があり、内容物Bを注出する作業に手間がかかるという問題があった。
このような問題を解決するために、注出口の止め栓7に直接触れることなく、注出口にキャップを被せて、該キャップの操作により止め栓を開封可能なキャップ付き注出口が提案されている(例えば、特許文献2)。その構成は、注出口の開口を塞ぐ、上面視で十字形状の閉塞部材を、薄肉部を介して注出口と一体に形成し、該注出口にキャップを被せるとともに、閉塞部材の凸部分を、キャップ内部の凹部分へと係合して、キャップの回転に伴い閉塞部材を回転させて薄肉部をねじり切ることが可能である。
しかし、キャップを被せる際に、閉塞部材の凸部分が、キャップ内部の凹部分へと当接してしまうと、薄肉部が破断してしまう恐れがあり、慎重にキャップを被せる必要がある。
特開2002−193275号公報 特開2002−211593号公報
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、その課題は、主に、流動食などに用いるパウチに一体形成された保護キャップ付き注出口において、キャップを注出口へと取り付ける際のショックにより注出口の薄肉部が破断してしまうことを防ぐとともに、キャップを取り外す際に、キャップの回動操作により注出口を開封可能とし、さらには、キャップとともに注出口の閉塞部材を同時に取り外し可能なキャップ付き注出口を提供することを課題とし、薬剤や流動食などをパウチに注入して患者等に投与する際にも、衛生的かつ容易に注出口の開封が可能な保護キャップ付き注出口を提供することである。
そこで、これらの課題を解決するため、本発明の請求項1記載の発明は、注出口の筒部上方の開口を塞ぐ閉塞部材を有する注出口と、該注出口を覆う保護キャップとからなる保護キャップ付き注出口において、前記キャップにより前記注出口を覆う際に、前記閉塞部材が、前記保護キャップ内部の上方に形成されたトップスペースに収容されつつ、前記閉塞部材に形成された羽根状部材が前記トップスペースに形成された段差部に係止して、前記閉塞部材が前記トップスペース内に保持されるとともに、前記キャップを前記注出口から取り外す際に、前記保護キャップの回動に伴い前記閉塞部材が回転して、前記注出口を開封しつつ、前記閉塞部材が前記保護キャップとともに取り外されることを特徴とする、保護キャップ付き注出口である。
また、本発明の請求項2記載の発明は、前記閉塞部材に形成された前記羽根状部材は、少なくとも前記羽根状部材の一端部分が前記閉塞部材に結合するとともに、前記羽根状部材の他端部分が開放されることにより、前記羽根状部材は、前記閉塞部材に結合する一端部分を軸として、前記羽根状部材の他端部分が開閉自在に形成されることを特徴とする、保護キャップ付き注出口である。
また、本発明の請求項3記載の発明は、前記保護キャップの内部天面と前記閉塞部材の天面に、脱落防止用の凸リブと凹部を形成し、これらを係合することにより、前記保護キャップに前記閉塞部材を係合したことを特徴とする、保護キャップ付き注出口である。
また、本発明の請求項4記載の発明は、保護キャップ内部の水分を排出するため、前記保護キャップの一部に切り欠きを形成したことを特徴とする、保護キャップ付き注出口である。
また、本発明の請求項5記載の発明は、保護キャップ内部の水分を排出するため、前記注出口の一部に溝を形成したことを特徴とする、保護キャップ付き注出口である。
また、本発明の請求項6記載の発明は、前記保護キャップを一意の方向へと回動させるための複数のガイド部材を、注出口の外周および保護キャップの内周に形成したことを特徴とする、保護キャップ付き注出口である。
また、本発明の請求項7記載の発明は、前記ガイド部材は、前記保護キャップの取り外し位置において、前記保護キャップの回動に伴い、前記保護キャップのガイド部材が当接して保護キャップを上方へと押し上げる傾斜部を有することを特徴とする、保護キャップ付き注出口である。
また、本発明の請求項8記載の発明は、前記保護キャップに、前記保護キャップを回転させる方向を示す回転方向表示を形成したことを特徴とする、保護キャップ付き注出口である。
上記課題を解決すべく、本発明の請求項1記載の発明は、注出口の筒部上方の開口を塞ぐ閉塞部材を有する注出口と、該注出口を覆う保護キャップとからなる保護キャップ付き注出口において、前記キャップにより前記注出口を覆う際に、前記閉塞部材が、前記保護キャップ内部の上方に形成されたトップスペースに収容されつつ、前記閉塞部材に形成された羽根状部材が前記トップスペースに形成された段差部に係止して、前記閉塞部材が前記トップスペース内に保持されるとともに、前記キャップを前記注出口から取り外す際に、前記保護キャップの回動に伴い前記閉塞部材が回転して、前記注出口を開封しつつ、前記閉塞部材が前記保護キャップとともに取り外されることを特徴とするから、注出口を直接手で触れることなく、保護キャップの回動により間接的に注出口をねじり切り開封し、開封後の閉塞部材をキャップとともに取り外すことが可能であるから、衛生的かつ安全に注出口の開封を行なうことが可能である。
また、本発明の請求項2記載の発明は、前記閉塞部材に形成された前記羽根状部材は、少なくとも前記羽根状部材の一端部分が前記閉塞部材に結合するとともに、前記羽根状部材の他端部分が開放されることにより、前記羽根状部材は、前記閉塞部材に結合する一端部分を軸として、前記羽根状部材の他端部分が開閉自在に形成されることを特徴とするから、注出口に保護キャップを取り付けて、保護キャップのトップスペース内に前記閉塞部材を収容する際に、前記トップスペースの段差部に当接しても、前記閉塞部材の開閉自在な羽根状部材が、クッションの役割をして、注出口が開封してしまうことを防ぐとともに、トップスペース内に収容後、閉塞部材の羽根状部材の下端部分が再び開いて、前記前記トップスペースの前記段差部へと係止して、前記閉塞部材を前記トップスペースへと固定することが可能である。よって、前記保護キャップの回動に伴い、前記閉塞部材が回転して注出口をねじり切り開封するとともに、開封後の閉塞部材をキャップとともに取り外すことが可能である。
また、本発明の請求項3記載の発明は、前記保護キャップの内部天面と前記閉塞部材の天面に、脱落防止用の凸リブと凹部を形成し、これらを係合することにより、前記保護キャップに前記閉塞部材を係合したことを特徴とするから、保護キャップのトップスペース内に、前記閉塞部材を確実に固定して、閉塞部材が保護キャップから脱落してしまうことを防ぐ効果がある。
また、本発明の請求項4記載の発明は、保護キャップ内部の水分を排出するため、前記保護キャップの一部に切り欠きを形成したことを特徴とするから、保護キャップ付き注出口を殺菌、滅菌、加熱または冷却した際に、水分や水蒸気にさらされても、保護キャップ付き注出口内部の水抜きが可能である。
また、本発明の請求項5記載の発明は、保護キャップ内部の水分を排出するため、前記注出口の一部に溝を形成したことを特徴とするから、保護キャップ付き注出口を殺菌、滅菌、加熱または冷却した際に、水分や水蒸気にさらされても、保護キャップ付き注出口内部の水抜きが可能である。
また、本発明の請求項6記載の発明は、前記保護キャップを一意の方向へと回動させるための複数のガイド部材を、注出口の外周および保護キャップの内周に形成したことを特徴とするから、予め決められた手順でのみ保護キャップを注出口から取り外すことが可能であり、誤操作等により、保護キャップが注出口から外れてしまうようなことがない。
また、本発明の請求項7記載の発明は、前記ガイド部材は、前記保護キャップの取り外し位置において、前記保護キャップの回動に伴い、前記保護キャップのガイド部材が当接して保護キャップを上方へと押し上げる傾斜部を有することを特徴とするから、保護キャップを取り外し可能な位置において、保護キャップの回動操作に伴い、該保護キャップが上方へと持ち上げられるため、保護キャップの取り外しが可能であることを報知することが可能である。
また、本発明の請求項8記載の発明は、前記保護キャップに、前記保護キャップを回転させる方向を示す回転方向表示を形成したことを特徴とするから、予め決められた回転方向表示に従って、保護キャップを回動操作することにより、簡単に保護キャップを取り外すことが可能であるとともに、誤って保護キャップを誤操作して注出口を破損させてしまう恐れがない。
本発明に係る保護キャップ付き注出口1は、図1(a)に示すように、注出口10は、薄肉部9を介して一体に形成された閉塞部材3により密閉された状態の注出口10に、上方から保護キャップ20を被せて、図示しないキャップ内部のガイドが、注出口のガイド部材にロックされて、図1(b)に示すような、保護キャップ付き注出口1を形成する。そして、注出口10を開封する際には、図1(c)に示すように、保護キャップ20を掴んで、右方向(反時計回転)へと回動させることにより、キャップ20内部の図示しない閉塞部材3も同時に回転するとともに、前記薄肉部9がねじり切られて、注出口10を開封しつつ閉塞部材3が分離される。
その後、図1(d)に示すように、保護キャップ20の取り外し位置において、保護キャップを上方へと取り外すことにより、前記分離された閉塞部材3が前記保護キャップ20とともに上方へと取り外される構成である。このように、注出口10を開封する際に、保護キャップ20を回動した後、上方へと取り外す操作のみで、直接的に注出口10に触れることなく、間接的に注出口10の薄肉部9をねじり切って開封し、さらには、キャップ20とともに閉塞部材3を注出口10から取り外すことが可能である。
次に、前記注出口10の構成について説明する。注出口10は、図2に示すように、注出口10上方の開口部分は、薄肉部9を介して閉塞部材3が一体に形成されており、注出口10を密閉している。そして、前記閉塞部材3を回転させることにより薄肉部9をねじり切って、注出口10の初期開封を行うことが可能である。
注出口10の上方に形成された前記閉塞部材3は、正面視において、図2(a)に示すように、略四角形状の閉塞部材本体の両上端部から、外方かつ下方へと開いた縦長形状からなる羽根状部材7をそれぞれ有しており、図2(b)側面視図に示すように、前記閉塞部材3は、側面視においては、扁平な形状を成している。
この羽根状部材7の上部分は、閉塞部材本体の上部分と結合し、かつ下方へ向かって外方へと開いた形状を成しており、このため羽根状部材7は、閉塞部材本体との結合部分を軸として、下端部分が内方へと閉じることが可能である。また、内方へと閉じた後の羽根状部材7は、自身の弾性により、再度外方へと開いて初期位置に戻る弾性力を有している。これにより、後述する、保護キャップ20を注出口10へと被せる際に、保護キャップ内部の段差部が羽根状部材7に当接して、該羽根状部材7が内方へと閉じることにより、保護キャップ20を被せる際に生じるショックを吸収して薄肉部9の破断を防ぐことが可能であり、また、保護キャップ20を被せた後において、羽根状部材7が再び外方へと開いて、保護キャップの段差部に係止して、閉塞部材3を保護キャップ20に固定することが可能である。
また、注出口10の中央部分には、図示しない連結部材を螺着するためのネジ溝6が形成され、該ネジ溝6のさらに下方の注出口の外周面には、後述する、保護キャップ20と注出口10とを係合し、または、保護キャップを取り外す際に保護キャップの操作を一意に決定するための、複数のガイド部材(12、13、15、16)が形成されている。
複数のガイド部材(12,13,15,16)は、注出口の外周面に形成されて凸形状を有する縦長部材であって、図2(a)正面視に示すように、水平方向に形成されたガイド部材12と、該ガイド部材12の右端部分から垂直方向へと形成されたガイド部材13と、該ガイド部材13の右側に隙間を介して垂直方向へと形成されたガイド部材15と、該ガイド部材15からさらに右方へと略四半円隔てた位置に形成された、傾斜を有する略三角形状のガイド部材16が形成されている。
そして、図2(b)側面視に示すように、再び、水平方向にガイド部材12が形成され、該ガイド部材の右端部分から垂直方向へとガイド部材13が形成されており、これらのガイド部材(12,13,15,16)は、注出口の正面と背面とで対称位置となるように2セット形成されている。また、図2(c)上面視図に示すように、ガイド部材15は、他のガイド部材(12,13,16)より、低く形成されており、後述する、キャップ20を回動する際に、キャップ20の縦ガイド14が、このガイド部材15を乗り越えて回動可能となるように構成されている。そして、これらのガイド部材(12、13、15、16)は、後述する、保護キャップ20の内部に形成された縦ガイド14、および横ガイド11と組み合わされて、保護キャップ20を固定するとともに、保護キャップの取り外し工程を一意に決定する構造を有するものである。
そして、ガイド部材(12、13、15、16)の下方には、注出口を形成する際に、該注出口を機械の保持手により把持するための、板形状からなるフランジ4が形成され、該フランジ4の下方には、図示しないパウチ等の容器の一端部分へと注出口10を取り付けるための接着基部5が形成されている。
次に、注出口10に被せる保護キャップ20について説明する。
ここでは、主に保護キャップ20の内部構造について説明をするため、図3(a)の保護キャップ20の正面視切断図、および図3(b)の保護キャップ20の側面視切断図、さらには図3(c)の保護キャップ20の下面視図、を用いて説明する。
保護キャップ20の内周面には、図3に示すように、内方へと凸形状かつ垂直方向に、2つの縦ガイド14と、6つの振動防止ガイド22が形成されている。この縦ガイド14および振動防止ガイド22は、図3(c)下面視図に示すように、2つの縦ガイド14は、前後の中心対称位置に形成され、前記6つの振動防止ガイド22は、左右の中心対称位置に3つずつ形成されており、前記縦ガイド14および前記振動防止ガイド22は、保護キャップ20を注出口10に被せた際に、図示しない注出口10の外周面に当接して注出口10が保護キャップ20内部で動いてしまうことを防ぐことが可能である。
また、保護キャップ20内部の下方には、水平方向に2つの横ガイド11が形成されている。そして、横ガイド11は、図3(a)(b)に示すように、前記縦ガイド14と隣り合う下方位置に、略四半円の長さにわたって形成されている。
そして、前記縦ガイド14と前記横ガイド11は、前記注出口10の前記複数のガイド部材(12、13、15、16)と組み合わされて、後述する、保護キャップ20を注出口へと固定するとともに、保護キャップ20を回動して注出口10から取り外す際に、保護キャップ20の回動工程を一意に決定するためのガイドの役割をするものである。
また、保護キャップ20内部の上方部分には、前記注出口10の前記閉塞部材3を収容するためのトップスペースQが形成されている。このトップスペースQは、閉塞部材3と略同形状かつ閉塞部材より僅かに大きな空間を成している。このため、保護キャップ20を回転させると、トップスペースQに収容された閉塞部材3が、保護キャップ20とともに回転する構成である。
また、トップスペースQの左右下方には、正面視において、内方へと凸形状の段差部Pが形成されている。該段差部Pは、上面が水平かつ下方にかけて傾斜を有する略直角三角形状を成しており、前記閉塞部材3がトップスペースQ内に収容されたとき、閉塞部材3に形成された羽根状部材7の下端が、前記段差部Pの上面に当接して係止するように形成されている。
そして、図4(a)に示すように、保護キャップ20を上方から下方(点線矢印方向)へと注出口10に被せた際に、前記段差部Pの傾斜部分が、閉塞部材の羽根状部材に当接するとともに、段差部Pの下方への移動に伴い、羽根状部材7が徐々に内方へと閉じつつトップスペースQ内へと導かれる。さらに、図4(b)に示すように、閉塞部材3全体がトップスペースQ内に収容されると、羽根状部材7が段差部の当接から解放され、再び羽根状部材7が自身の弾性力により外方へと開くとともに、羽根状部材7の下端が、段差部Pの上面へと係止して、閉塞部材3をトップスペースQ内へと固定することが可能である。
特に、保護キャップ20を注出口10へと取り付ける際には、保護キャップ20の段差部Pが羽根状部材7に当接しても、開閉自在な羽根状部材7が内方へと閉じて、キャップ20が当接した際のショックを吸収して、注出口10の薄肉部9が破断してしまうようなことがない。そして、注出口10の閉塞部材3がトップスペースQ内に収容されるとともに、閉塞部材3に形成された羽根状部材7が外方へと開放して、該羽根状部材7の下端部分が、段差部P上面の水平部分に、垂直に当接することにより、一旦、収容された閉塞部材3は、保護キャップ20内部に保持され、以後、トップスペースQの下方から脱落してしまうことがない構成である。
このような、前記保護キャップ20を、前記注出口10へと取り付ける際には、図5に示すように、保護キャップ20のトップスペースQと注出口の閉塞部材3とが平行となる向きで、注出口の上方からキャップを垂直に挿入する。
このとき、図6(a)正面図および図6(b)側面図に示すように、保護キャップ内部の横ガイド11が、注出口10のガイド部材12を乗り越えて、ガイド部材12の下方へと係止されることにより、キャップ20の縦方向への移動が阻止されるとともに、保護キャップ20の縦ガイド14が、注出口10のガイド部材13とガイド部材15との間に位置することにより、キャップ20の回転方向への移動が阻止されて、保護キャップ20が注出口10へとロックされる構成である。
また、図6(c)上面視図に示すように、保護キャップ20を注出口10へとロックした状態において、保護キャップ20の縦ガイド14の高さに対して、注出口10のガイド部材15は、僅かに低く形成されており、保護キャップ20を反時計方向に、多少の力を加えて回動させると、縦ガイド14がガイド部材15を容易に乗り越えて回動することが可能である。よって、後述する、キャップ付き注出口1の開封時は、まず、保護キャップ20を掴み、反時計方向へと回動させることから始まる。
このようにして、保護キャップ20を注出口1へと係合(ロック)して、保護キャップ付き注出口1を形成するものである。特に、保護キャップ20を注出口10へと被せるときに、トップスペースQ下方の段差部Pの傾斜が、閉塞部材3に形成された左右の羽根状部材7の側面沿って当接するとともに、羽根状部材7が徐々に内方へと閉じつつ閉塞部材3がトップスペースQ内へと収容されるから、段差部Pが羽根状部材7に当接する際のショックを吸収して、注出口10の薄肉部9を誤って破断してしまうようなことがない。さらには、トップスペースQに収容された後の閉塞部材3の羽根状部材7が、再び外方へと開いて段差部Qの上面に垂直に当接するから、一旦収容された閉塞部材3がトップスペースQから容易に脱落してしまうようなことがない。
次に、保護キャップ付き注出口1の、前記保護キャップ20を回動して注出口10を開封するとともに、キャップ20と閉塞部材3とを同時に取り外す方法及びその構成について説明する。まず、図7(a)に示すように、保護キャップ20が注出口10へとロックしている状態(回転基準角度0°)から、図7(b)に示すように、保護キャップ20を反時計方向へと回動(回転角度≒30°)させると、保護キャップ20内部の縦ガイド14が、注出口10のガイド部材15を乗り越えて回動する。このとき、注出口10上部の閉塞部材3は、保護キャップ20の回動に伴い同時に回動して、注出口10の薄肉部9をねじり切り開封する。
さらに、図8(a)に示すように、保護キャップ20を反時計方向へと回動(回転角度≒90°)させると、保護キャップ20の横ガイド11が水平方向に回動して、注出口10のガイド部材12から抜けるとともに、保護キャップ20の縦ガイド14の下方部分が、注出口10の傾斜部材16に当接しつつ、保護キャップ20の回動に伴い縦ガイド14が徐々に傾斜部材16の登り傾斜に沿って上昇する。このとき、キャップ20の横ガイド11が注出口のガイド部材から抜けて、キャップ20を上方へと取り外すことが可能であるとともに、キャップ20が上方へと押し上げられることにより、消費者にキャップ20を取り外し可能であることを報知することが可能である。
そして、図8(b)に示すように、保護キャップ20を上方へと取り外すととともにトップスペースQ内に保持された閉塞部材3が同時に取り外されることとなる。
以上のようにして、本発明の保護キャップ付き注出口1は、保護キャップ20の回動に伴い、注出口の閉塞部材3を回動させて薄肉部9を破断し、保護キャップ20を取り外す位置において、保護キャップ20を上方へと持ち上げることにより、キャップ20の取り外しが可能であることを報知可能であり、さらには、キャップ20とともに閉塞部材3を取り外すことが可能である。
特に、閉塞部材3の羽根状部材7が開閉自在であるから、注出口10に保護キャップ20を取り付ける際にも、羽根状部材7が閉じて、薄肉部へと余計な負荷をかけることなく、保護キャップ20セット時に薄肉部9が破断してしまうようなことを防ぐことができるとともに、収容後の閉塞部材3は、羽根状部材7が開いて、トップスペースQの段差部Pに係止するから、安全に保護キャップ20を注出口10へと被せてトップスペースQ内へと保持、固定することが可能である。そして、キャップ付き注出口1の開封時は、保護キャップ20の回動に伴い、注出口10の薄肉部9を破断して、開封することが可能であるとともに、保護キャップ20を取り外すとともに閉塞部材3が同時に取り外されるから、注出口10に直接触れることなく、キャップ20の回動操作のみで簡単に注出口10の初期開封を行うことが可能である。
本発明の保護キャップ付き注出口1を備えた容器に充填する内容物は、通常、レトルト、ボイルないし熱充填などの方法で殺菌、滅菌が行われ、加熱時または冷却時に水分や水蒸気にさらされるため、水分が残存していると細菌が繁殖する恐れがある。
このような事態を避けるために保護キャップ20に切り欠きM'を設けることにより、水抜きが可能となるのでより好ましい。例えば、図9(a)に示すように、保護キャップ20の上部分と、保護キャップ20の下部分とに切り欠きM'を形成することによって、保護キャップ20内部に存在する水分を確実に排出することが可能である。特に、保護キャップ20のトップスペースQの左右にそれぞれ切り欠きM'を形成することにより、保護キャップ20内部の水分が上昇して自然と上方へと抜けやすくなるとともに、切り欠きM'を通して閉塞部材3を目視することが可能となる効果がある。
また、注出口10のフランジ4と、保護キャップ20の下縁部分とが接する箇所において、前記保護キャップ20内部の水分を排出するため、前記保護キャップ20内部から外部へと連通する溝M''を形成しても良く、前記切り欠きM'と前記溝M''とをキャップ付き注出口1に設けることにより、保護キャップ20内部の上下部分に通気性が確保されて、水分を早い段階で排出することが可能である。
また、保護キャップ20を回動した際に、保護キャップ20内に保持された閉塞部材3の脱落を確実に防止するために、図9(b)に示すように、保護キャップ20内部の天面に凸リブJを形成し、かつ、前記閉塞部材3の天面に凹部Hを形成して、これらを係合しても良く、これにより、閉塞部材3を保護キャップ20へと係合して、より閉塞部材3が保護キャップ20へと強固に保持される相乗効果がある。
本発明の保護キャップ付き注出口1の材質としては、主にプラスチックフィルムを主体とする合成樹脂であることが望ましいが、成形の容易性から熱可逆性樹脂が好ましい。また、注出口を取り付ける容器としては、少なくとも、注出口10の前記接着基部5が、容器50(パウチ50)と熱溶着性を有する樹脂部分を有することが望ましい。例えば、パウチ50の最内層は、ポリエチレン(PE)または、ポリプロピレン(PP)等の樹脂層が多く用いられるため、注出口10の部材としては、これらの樹脂を用いることが好ましい。なお、保護キャップ20、注出口10、容器50とは、必ずしも同一の材質である必要はない。また、本発明の保護キャップ付き注出口1を取り付ける容器50としては、平袋、自立袋(スタンディングパウチ)やガゼット袋などを挙げることができる。
このようなパウチ50の材質としては、通常の包装袋に使用される材質で良く、例えば、二軸延伸ポリエステル、ポリアミド、ポリプロピレンなどの合成樹脂製フィルムとシーラントとして各種ポリオレフィン系樹脂を積層したものや、更に、ガスバリア性や水蒸気バリア性を付与するために金属箔、金属蒸着層、金属酸化物層などを積層したものが好適に用いられる。
本発明の保護キャップ付き注出口1を取付けた容器50の好適な用途としては、粉体、流体、液体などの流動物を収納する包装袋である。特に好ましい用途としては、経腸、経口栄養剤や各種輸液等の薬液を収納する薬液バックなどを挙げることができる。
本発明の保護キャップ付き注出口を示す説明図である。 (a)保護キャップと注出口とを示す説明図である。 (b)保護キャップを注出口に取り付けた保護キャップ付き注出口を示す説明図である。 (c)保護キャップ付き注出口を開封する際に保護キャップの回動を示す説明図である。 (d)保護キャップを注出口から取り外したことを示す説明図である。 本発明の保護キャップ付き注出口の注出口を示す図である。 (a)注出口の正面を示す図である。 (b)注出口の側面を示す図である。 (c)注出口の上面を示す図である。 本発明の保護キャップ付き注出口の注出口を示す正面視断面図である。 (a)注出口へと保護キャップを被せるときを示す説明図である。 (b)注出口へと保護キャップを被せたときを示す説明図である。 本発明の保護キャップ付き注出口の保護キャップを示す説明図である。 (a)保護キャップの一部切断正面視図である。 (b)保護キャップの一部切断側面視図である。 (c)保護キャップの下面視図である。 保護キャップと注出口を示す説明図である。 本発明の保護キャップ付き注出口を示す説明図である。 (a)保護キャップの一部切断正面視図である。 (b)保護キャップの一部切断側面視図である。 (c)保護キャップの一部切断上面視図である。 本発明の保護キャップ付き注出口の開封操作を示す説明図である。 (a)開封前を示す説明図である。 (b)保護キャップを約30度の反時計回転させた場合を示す説明図である。 (a)保護キャップを約90度の反時計回転させた場合を示す説明図である。 (b)保護キャップを取り外す場合を示す説明図である。 (a)本発明の保護キャップ付き注出口の別の例を示す図である。 (b)本発明の保護キャップ付き注出口のさらに別の例を示す一部切断説明図である。 従来の注出口を容器の一端に取り付けた例を示す図である。
符号の説明
1 保護キャップ付き注出口
3 羽根状部材
4 フランジ
5 接着基部
6 ネジ溝
7 閉塞部材(止め栓)
10 注出口
11 横ガイド
12 ガイド部材
13 ガイド部材
14 縦ガイド
15 ガイド部材
16 傾斜部材
20 保護キャップ
22 振動防止ガイド
50 容器(パウチ)
Q トップスペース
P 段差部
K 開口
F 排出孔
M 排出溝
J 凸リブ
H 凹部

Claims (8)

  1. 注出口の筒部上方の開口を塞ぐ閉塞部材を有する注出口と、該注出口を覆う保護キャップとからなる保護キャップ付き注出口において、前記キャップにより前記注出口を覆う際に、前記閉塞部材が、前記保護キャップ内部の上方に形成されたトップスペースに収容されつつ、前記閉塞部材に形成された羽根状部材が前記トップスペースに形成された段差部に係止して、前記閉塞部材が前記トップスペース内に保持されるとともに、前記キャップを前記注出口から取り外す際に、前記保護キャップの回動に伴い前記閉塞部材が回転して、前記注出口を開封しつつ、前記閉塞部材が前記保護キャップとともに取り外されることを特徴とする、保護キャップ付き注出口。
  2. 前記閉塞部材に形成された前記羽根状部材は、少なくとも前記羽根状部材の一端部分が前記閉塞部材に結合するとともに、前記羽根状部材の他端部分が開放されることにより、前記羽根状部材は、前記閉塞部材に結合する一端部分を軸として、前記羽根状部材の他端部分が開閉自在に形成されることを特徴とする、請求項1記載の保護キャップ付き注出口。
  3. 前記保護キャップの内部天面と前記閉塞部材の天面に、脱落防止用の凸リブと凹部を形成し、これらを係合することにより、前記保護キャップに前記閉塞部材を係合したことを特徴とする、請求項1乃至2記載の保護キャップ付き注出口。
  4. 保護キャップ内部の水分を排出するため、前記保護キャップの一部に切り欠きを形成したことを特徴とする、請求項1乃至3記載の保護キャップ付き注出口。
  5. 保護キャップ内部の水分を排出するため、前記注出口の一部に溝を形成したことを特徴とする、請求項1乃至4記載の保護キャップ付き注出口。
  6. 前記保護キャップを一意の方向へと回動させるための複数のガイド部材を、注出口の外周および保護キャップの内周に形成したことを特徴とする、請求項1乃至5記載の保護キャップ付き注出口。
  7. 前記ガイド部材は、前記保護キャップの取り外し位置において、前記保護キャップの回動に伴い、前記保護キャップのガイド部材が当接して保護キャップを上方へと押し上げる傾斜部を有することを特徴とする、請求項6記載の保護キャップ付き注出口。
  8. 前記保護キャップに、前記保護キャップを回転させる方向を示す回転方向表示を形成したことを特徴とする、請求項1乃至8記載の保護キャップ付き注出口。
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