JP2008006932A - 運転支援装置およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】通過領域内に障害物が位置している場合に、パワーステアリング装置100がステアリング110に付与するアシストトルクのうち、車両の進行方向を非回避操舵方向に向けるための操舵方向に対するアシストトルクが、通常の状態よりも小さくなるように設定変更される(s160)。これにより、車両の進行方向を障害物へ向けてしまうようなステアリング110の操舵は、上述した設定変更がなされないものと比べて、通常よりも大きな力で行わなければならない状態となる。その結果、車両の進行方向を障害物へ向けてしまうようなステアリング110の操舵が速やかに行われなくなるため、車両が障害物へ向かってしまうことを効果的に防止することができる。
【選択図】図3
Description
車両の進行方向を回避方向へ向けるための操舵量が多ければ、当然、その操舵に必要な時間も大きくなるため、このように操舵量が多いほど小さな力で速やかにステアリングを操舵できるようになることは、その操舵量に拘わらず確実に障害物を回避するために好適である。
この構成において、トルク変更手段が設定変更をする「一定時間」としては、あらかじめ定められた時間とすればよく、また、障害物が通過領域内に位置している時間としてもよい。
このためには、請求項7に記載のように、前記障害物検出手段により検出された障害物が、前記通過領域内に位置する状態となった際に、その旨の報知を行う障害物報知指令手段を備え、トルク変更手段が、この障害物報知指令手段による報知が行われた後で、アシストトルクの設定変更を行う、ように構成するとよい。
この構成において、障害物報知指令手段が報知をする「一定時間」としては、あらかじめ定められた時間とすればよく、また、障害物が通過領域内に位置している時間としてもよい。
この運転支援装置において、障害物報知指令手段は、車両におけるステアリングの操舵方向のうち、車両の進行方向を前記回避方向に向けるための操舵方向に対して、所定パターンでトルクを重畳的に付与すべき旨を、車両におけるパワーステアリング装置に指令することにより、該パワーステアリング装置を介して報知を行う、ように構成されている。
また、上述した障害物報知指令手段による報知は、上述した出力部によるメッセージの出力,および,パワーステアリング装置による所定パターンでのトルクの付与,を同時に行うことで実現する構成とすることが考えられる。
具体的な例としては、例えば、運転者の操作を受けて、トルク変更手段によるアシストトルクの設定変更を行うか否かを決定する変更決定手段を備え、障害物検出手段により検出された障害物が、領域推定手段により推定された通過領域内に位置している場合、変更決定手段によりアシストトルクの設定変更をすべき旨が決定されていれば、トルク変更手段が、アシストトルクの設定変更を行う、といった構成とすることが考えられる。
また、上述のようにパワーステアリング装置を介して報知を行う構成においては、例えば、車両の走行速度を検出する車速検出手段を備え、前記車速検出手段により検出された走行速度が所定のしきい値以上である場合、前記障害物報知指令手段が、前記パワーステアリング装置を介しての報知を行わず、出力部により障害物が通過領域内にある旨のメッセージを出力させることにより、該出力部を介して報知を行う、ように構成するとよい。
具体的な構成として、例えば、請求項12に記載のように、前記障害物報知指令手段によりパワーステアリング装置を介しての報知が行われた以降、ステアリングが、車両の進行方向を前記回避方向に向けるための操舵方向へ操舵されたか否かを判定する操舵判定手段を備え、前記障害物報知指令手段は、前記パワーステアリング装置を介した報知の以後、所定の期間が経過するまでに、前記操舵判定手段によりステアリングが該当する操舵方向へ操舵されたと判定されない場合、出力部により障害物が通過領域内にある旨のメッセージを出力させることにより、該出力部を介して報知を行う、といった構成が考えられる。
また、上述のように、障害物報知手段による報知の後で設定変更を行う構成においては、例えば、請求項15に記載のように、トルク変更手段によるアシストトルクの設定変更を行うか否かを決定する変更決定手段を備え、障害物報知指令手段による報知が行われた以後、変更決定手段によりアシストトルクの設定変更を行うべき旨が決定された場合に、トルク変更手段が、アシストトルクの設定変更を行う、といった構成とすることが考えられる。
このためには、例えば、車両の走行速度を検出する車速検出手段を備え、この車速検出手段により検出された走行速度が所定のしきい値以下である場合にのみ、トルク変更手段が、アシストトルクの設定変更を行う、ように構成すればよい。
また、このように、車両の走行速度との関係でトルク変更手段によるアシストトルクの設定変更を行う構成においては、例えば、請求項17に記載のように、車両の走行速度を検出する車速検出手段を備え、この車速検出手段により検出された走行速度が所定のしきい値以上である場合、障害物報知指令手段が、前記パワーステアリング装置を介しての報知を行わず、出力部により障害物が通過領域内にある旨のメッセージを出力させることにより、該出力部を介して報知を行う、ように構成してもよい。
また、上述した障害物検出手段は、車両の周辺領域に存在する障害物の位置を検出する手段であり、その具体的な構成については特に限定されない。例えば、それぞれ所定方向へ向けて光,音波または電磁波を出力し、その反射波を検出する複数のセンサ素子からなるセンサを備えている場合であれば、以下のように構成することが考えられる。
なお、上述したセンサ素子は、光,音波または電磁波を出力およびその反射波を検出することができればよく、その具体的な構成は特に限定されない。例えば、請求項21に記載のように、超音波を出力および検出するように構成されたものをセンサ素子として用いることが考えられ、この場合、超音波により、障害物の位置を検出することができる。
また、上述した障害物検出手段は、車両に、車両周辺の画像を撮影する画像撮影手段が備えられている場合であれば、次のように障害物を特定するように構成することが考えられる。
また、請求項24に記載のプログラムは、請求項1から23のいずれかに記載の全ての手段として機能させるための処理手順をコンピュータシステムに実行させるためのプログラムである。
なお、上述したプログラムは、コンピュータシステムによる処理に適した命令の順番付けられた列からなるものであって、各種記録媒体や通信回線を介して運転支援装置や、これを利用するユーザに提供されるものである。
(1)全体構成
運転支援装置1は、車両に搭載される装置であって、パワーステアリング装置100を介してステアリング110にアシストトルクを付与するための周知の処理(アシストトルク付与処理)を実施する電子制御装置(以降、「ECU」という)10、ユーザインタフェース(U/I)20、車両の周囲に存在する物体の有無を検出するための物体センサ200、車両の走行状態を検出するための状態センサ300、車両周辺の画像を撮影する車載カメラ400などで構成される。
(2)アシストトルク変更処理
以下に、ECU10により実行されるアシストトルク変更処理の処理手順を説明する。このアシストトルク変更処理は、ECU10のメモリに記憶されたプログラムの種類(プログラムその1〜その8)によりその処理内容が一部異なるため、そのプログラムの種類毎に順次説明する。
(2−1)プログラムその1
以下に、プログラムその1に従ってECU10が実行するアシストトルク変更処理の処理手順を図3に基づいて説明する。
このアシストトルク変更処理において、例えば、s160にて、ステアリング110における左の操舵方向に対するアシストトルクが、通常の状態において付与すべきものよりも小さいものに設定変更されると、左の操舵方向については、右の操舵方向よりも、車両の進行方向を変更させる(タイヤを転舵させる)のに必要なトルクとアシストトルクとの差が大きくなる(図5(a)の(4)参照)。これにより、障害物の存在している領域側である左の操舵方向に対するステアリング110の操舵は、直ちに通常よりも大きな力を必要とする状態になる(図5(b)参照)。
(2−2)プログラムその2
以下に、プログラムその2に従ってECU10が実行するアシストトルク変更処理の処理手順を、図7に基づいて説明する。
(2−3)プログラムその3
以下に、プログラムその3に従ってECU10が実行するアシストトルク変更処理の処理手順を、図9に基づいて説明する。
(2−4)プログラムその4
以下に、プログラムその4に従ってECU10が実行するアシストトルク変更処理の処理手順を、図10に基づいて説明する。
(2−5)プログラムその5
以下に、プログラムその5に従ってECU10が実行するアシストトルク変更処理の処理手順を、図12に基づいて説明する。
(2−6)プログラムその6
以下に、プログラムその6に従ってECU10が実行するアシストトルク変更処理の処理手順を、図13に基づいて説明する。
一方、s250で、アシストトルクの設定変更が許可されていると判定された場合(s250:YES)、プロセスがs150に移行する。
(2−7)プログラムその7
以下に、プログラムその7に従ってECU10が実行するアシストトルク変更処理の処理手順を、図14に基づいて説明する。
一方、s270で、アシストトルクの設定変更を許可する旨の操作が行われた場合であれば(s270:YES)、プロセスがs150へ移行する。
(2−8)プログラムその8
以下に、プログラムその8に従ってECU10が実行するアシストトルク変更処理の処理手順を、図15に基づいて説明する。
そして、s142による報知の後、上記s110と同様に、車両の走行速度がチェックされ(s280)、その走行速度が所定のしきい値未満でなければ(s280:NO)、プロセスがs120へ戻る一方、しきい値未満であれば(s280:YES)、プロセスがs150へ移行する。
(3)作用,効果
このように構成された運転支援装置1によれば、通過領域内に障害物が位置している場合に、ステアリング110に付与されるアシストトルクのうち、車両の進行方向を非回避操舵方向に向けるための操舵方向に対するアシストトルクが、通常の状態よりも小さくなるように設定変更される(アシストトルク変更処理におけるs160)。
これは、ある程度の低速で車両が走行している場合の運転を支援することを意図したものである。車両がある程度の低速で走行している状況では、狭い領域を通過したり、道路上の障害物を避けようとすべく走行速度を低くしている状況といえ、走行速度が低いが故に、車輪と道路との摩擦が大きくステアリング110の操舵に大きな力が必要になる。このような状況は、アシストトルクの設定変更に適した状況といえる。
(4)変形例
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態をとり得ることはいうまでもない。
また、上記実施形態においては、アシストトルク変更処理のs120で、物体センサ200が反射波を検出するまでの時間差に基づいて障害物までの距離が特定され、位相差に基づいて障害物の存在する方向が特定されるように構成されたものを例示した。
(5)本発明との対応関係
以上説明した実施形態において、車載カメラ400は、本発明における画像撮影手段であり、ユーザインタフェース20は、本発明における出力部である。
Claims (24)
- 車両の走行状態に基づいて該車両が通過する通過領域を推定する領域推定手段と、
車両の周辺領域に存在する障害物を検出する障害物検出手段と、
該障害物検出手段により検出された障害物が、前記通過領域内に位置している場合に、該通過領域における障害物の位置に基づいて、その障害物を回避するのに適した車両の進行方向である回避方向を特定する方向特定手段と、
前記障害物検出手段により検出された障害物が、前記通過領域内に位置している場合に、車両におけるパワーステアリング装置がステアリングに付与するアシストトルクのうち、車両の進行方向を前記回避方向とするための操舵方向と反対の操舵方向に対するアシストトルクを、通常の状態において付与すべきアシストトルクよりも小さいアシストトルクに設定変更するトルク変更手段と、を備えている
ことを特徴とする運転支援装置。 - 前記トルク変更手段は、前記パワーステアリング装置がステアリングに付与するアシストトルクのうち、車両の進行方向を前記回避方向とするための操舵方向に対するアシストトルクを、通常の状態において付与すべきアシストトルクよりも大きいアシストトルクに設定変更する
ことを特徴とする請求項1に記載の運転支援装置。 - 前記障害物検出手段により検出された障害物が、前記領域推定手段により推定された通過領域内に位置している場合に、該通過領域における障害物の位置に基づいて、その障害物を回避するのに必要なステアリングの操舵量を算出する操舵量算出手段を備えており、
前記トルク変更手段は、車両の進行方向を前記回避方向に向けるための操舵方向に対するアシストトルクを、前記操舵量算出手段により算出された操舵量の大きさに応じた大きさのアシストトルクに設定変更する
ことを特徴とする請求項2に記載の運転支援装置。 - 前記障害物検出手段により検出された障害物が、前記通過領域内に位置している場合に、該通過領域における障害物の位置および車両の速度に基づいて、その障害物に到達するまでの到達時間を算出する到達時間算出手段を備えており、
前記トルク変更手段は、車両の進行方向を前記回避方向に向けるための操舵方向に対するアシストトルクを、前記到達時間算出手段により算出された到達時間の短さに応じた大きさのアシストトルクに設定変更する
ことを特徴とする請求項2に記載の運転支援装置。 - 前記トルク変更手段は、前記障害物検出手段により検出された障害物が、前記通過領域内に位置する状態となった以降、一定時間が経過するまで、車両の進行方向を前記回避方向に向けるための操舵方向と反対の操舵方向に対するアシストトルクを設定変更する
ことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の運転支援装置。 - 前記トルク変更手段は、前記障害物検出手段により検出された障害物が、前記通過領域内に位置する状態となった以降、前記障害物検出手段により障害物が検出されなくなるまで,または,前記障害物検出手段により検出された障害物が前記通過領域内に位置しない状態となるまで、車両の進行方向を前記回避方向に向けるための操舵方向と反対の操舵方向に対するアシストトルクを設定変更する
ことを特徴とする請求項5に記載の運転支援装置。 - 前記障害物検出手段により検出された障害物が、前記通過領域内に位置する状態となった際に、その旨の報知を行う障害物報知指令手段を備えており、
前記トルク変更手段は、前記障害物報知指令手段による報知が行われた後で、アシストトルクの設定変更を行う
ことを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の運転支援装置。 - 前記障害物報知指令手段は、前記障害物検出手段により検出された障害物が、前記通過領域内に位置している状態となった際、一定時間が経過するまでの間、継続的に報知を行う
ことを特徴とする請求項7に記載の運転支援装置。 - 前記障害物報知指令手段は、前記障害物検出手段により検出された障害物が、前記通過領域内に位置している状態となった以降、前記障害物検出手段により障害物が検出されなくなるまで,または,前記障害物検出手段により検出された障害物の位置が前記通過領域内にない状態となるまでの間、継続的に報知を行う
ことを特徴とする請求項7に記載の運転支援装置。 - 前記障害物報知指令手段は、車両におけるステアリングの操舵方向のうち、車両の進行方向を前記回避方向に向けるための操舵方向に対して、所定パターンでトルクを重畳的に付与すべき旨を、車両におけるパワーステアリング装置に指令することにより、該パワーステアリング装置を介して報知を行う
ことを特徴とする請求項7から9のいずれかに記載の運転支援装置。 - 前記障害物報知指令手段は、車両におけるステアリングの操舵方向のうち、車両の進行方向を前記回避方向に向けるための操舵方向に対して、所定パターンでトルクを重畳的に付与すべき旨を、車両におけるパワーステアリング装置に指令すると共に、出力部により障害物が前記通過領域内にある旨のメッセージを出力させることにより、パワーステアリング装置および出力部を介して報知を行う
ことを特徴とする請求項7から10のいずれかに記載の運転支援装置。 - 前記障害物報知指令手段によりパワーステアリング装置を介しての報知が行われた以降、ステアリングが、車両の進行方向を前記回避方向に向けるための操舵方向へ操舵されたか否かを判定する操舵判定手段を備えており、
前記障害物報知指令手段は、前記パワーステアリング装置を介した報知の以後、所定の期間が経過するまでに、前記操舵判定手段によりステアリングが該当する操舵方向へ操舵されたと判定されない場合、出力部により障害物が通過領域内にある旨のメッセージを出力させることにより、該出力部を介して報知を行う
ことを特徴とする請求項7から10に記載の運転支援装置。 - 前記障害物報知指令手段は、出力手段を通じて障害物が通過領域にある旨のメッセージと、車両の進行方向を前記回避方向に向けるための操舵方向を報知した後、車両の進行方向を前記回避方向に向けるための操舵方向に対して、所定パターンでトルクを重畳的に付与すべき旨を、車両におけるパワーステアリング装置に指令する
ことを特徴とする請求項7から10のいずれかに記載の運転支援装置。 - 前記障害物報知指令手段は、前記障害物検出手段により検出された障害物が、前記通過領域内に位置する状態となった際に、その旨のメッセージを出力部に音声として出力させる,または,表示させることにより、該出力部を介して報知を行う
ことを特徴とする請求項7から9のいずれかに記載の運転支援装置。 - 前記トルク変更手段によるアシストトルクの設定変更を行うか否かを決定する変更決定手段を備えており、
前記トルク変更手段は、前記障害物報知指令手段による報知が行われた以後、前記変更決定手段によりアシストトルクの設定変更を行うべき旨が決定された場合に、アシストトルクの設定変更を行う、ように構成されている
ことを特徴とする請求項7から14のいずれかに記載の運転支援装置。 - 車両の走行速度を検出する車速検出手段を備えており、
該車速検出手段により検出された走行速度が所定のしきい値以下である場合、前記障害物報知指令手段による報知,および,前記トルク変更手段によるアシストトルクの設定変更が行われるのに対し、走行速度が所定のしきい値より大きい場合、前記障害物報知指令手段による報知のみが行われる、ように構成されている
ことを特徴とする請求項7から15のいずれかに記載の運転支援装置。 - 車両の走行速度を検出する車速検出手段を備えており、
前記障害物報知指令手段は、前記車速検出手段により検出された走行速度が所定のしきい値以上である場合、前記パワーステアリング装置を介しての報知を行わず、出力部により障害物が通過領域内にある旨のメッセージを出力させることにより、該出力部を介して報知を行う
ことを特徴とする請求項7から16のいずれかに記載の運転支援装置。 - 車両の周囲に設けられるものであって、それぞれ光,音波または電磁波を出力すると共に該出力した方向に存在する物体からの反射波を検出する複数のセンサ素子からなるセンサを備えており、
前記障害物検出手段は、前記センサ素子から光,音波または電磁波を出力させ、反射波がそれぞれのセンサ素子で検出された場合における出力と検出との時間差に基づいて障害物までの距離を算出し、また、そのセンサ素子間の位相差に基づいて障害物の存在する方向を算出することにより、車両の周辺領域に存在する障害物の位置を検出する
ことを特徴とする請求項1から17のいずれかに記載の運転支援装置。 - 車両の周囲に設けられるものであって、それぞれ光,音波または電磁波を出力すると共に該出力した方向に存在する物体からの反射波を検出する複数のセンサ素子からなるセンサを備えており、
前記障害物検出手段は、前記センサ素子から光,音波または電磁波を出力させ、反射波がそれぞれのセンサ素子で検出された場合における出力と検出との時間差に基づいて障害物までの距離を算出し、また、その反射波のセンサ素子での検出の時間差に基づいて障害物の存在する方向を算出することにより、車両の周辺領域に存在する障害物の位置を検出する
ことを特徴とする請求項1から17のいずれかに記載の運転支援装置。 - 車両の周囲に設けられるものであって、それぞれ特定領域における物体の存在およびその物体までの距離を検出可能な複数のセンサが、該センサそれぞれの特定領域によって、車両周辺の所要検出範囲をカバーするように配置されており、
前記障害物検出手段は、いずれかの前記センサが、障害物の存在およびそこまでの距離を検出した場合に、該検出結果,および,そのセンサが配置された位置に基づいて、車両の周辺領域に存在する障害物の位置を検出する
ことを特徴とする請求項1から17のいずれかに記載の運転支援装置。 - 前記センサ素子それぞれは、超音波を出力および検出するように構成されている
ことを特徴とする請求項18から20のいずれかに記載の運転支援装置。 - 2つのセンサ素子を波長の半分以下の間隔で地面に対して水平に配置したセンサを、車両の周囲に備えており、
前記障害物検出手段は、前記センサ素子から超音波を出力させ、反射波がそれぞれのセンサ素子で検出された場合における出力と検出との時間差に基づいて障害物までの距離を算出し、また、そのセンサ素子間の位相差に基づいて障害物の存在する方向を算出することにより、車両の周辺領域に存在する障害物の位置を検出する
ことを特徴とする請求項1から17のいずれかに記載の運転支援装置。 - 前記障害物検出手段は、車両周辺の画像を撮影する画像撮影手段により撮影された画像に基づいて、車両を上空から鳥瞰した鳥瞰図画像を生成し、該鳥瞰図画像に基づいて、該画像に含まれる障害物の位置を検出する
ことを特徴とする請求項1から17のいずれかに記載の運転支援装置。 - 請求項1から23のいずれかに記載の全ての手段として機能させるための処理手順をコンピュータシステムに実行させるためのプログラム。
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