JP2008006891A - 車両の傘ホルダー - Google Patents
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Abstract
【課題】傘に付着している雨水が傘ホルダーに溜まらないようにするとともに、雑巾やタオル等の布材の置き場所として傘ホルダーを利用できるようにする。
【解決手段】サイドドア3閉状態で車体前後方向に間隔をあけて配置され車体前後方向に延びる支軸により下端がドアトリム5の下端近傍に枢着された一対の脚部7,9と、これら一対の脚部7,9の上端近傍を互いに橋絡する橋絡部21とを備え、橋絡部21の下方における一対の脚部7,9間に空間部23を形成して傘ホルダー1を構成する。
【選択図】図1
【解決手段】サイドドア3閉状態で車体前後方向に間隔をあけて配置され車体前後方向に延びる支軸により下端がドアトリム5の下端近傍に枢着された一対の脚部7,9と、これら一対の脚部7,9の上端近傍を互いに橋絡する橋絡部21とを備え、橋絡部21の下方における一対の脚部7,9間に空間部23を形成して傘ホルダー1を構成する。
【選択図】図1
Description
この発明は、車両の傘ホルダーの改良に関するものである。
特許文献1では、傘ホルダーの下端を車両のサイドドアの車室内側に面するドアトリムに枢着し、使用時には、上記傘ホルダーを下端を支点に上下方向に回動させて車室内側に傾けた状態で、傘ホルダーとドアトリムとの間に傘を収容して両者で傘を挟持することにより、車室内での傘の置き場所を確保している。
特開2001−105983号公報(段落0007欄、段落0010欄、図3)
しかし、上記の特許文献1の傘ホルダーは凹状に湾曲した長尺板状で、使用時に傘ホルダーが傘のほぼ全体を覆っているため、傘に付着している雨水が傘ホルダーに溜まり、走行中の路面変化等が原因で上記傘ホルダーに溜まった雨水が車室内に飛び出すおそれがある。
一方、ウインドガラスや車室内の汚れを拭き取るために雑巾やタオル等の布材を使用することが一般に行われるが、パーキングサービスエリア等で一時停車中に洗った雑巾やタオル等の置き場所に困ることがよくある。
この発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、傘に付着している雨水が傘ホルダーに溜まらないようにするとともに、雑巾やタオル等の布材の置き場所として傘ホルダーを利用できるようにすることである。
上記の目的を達成するため、請求項1に記載の発明が講じた解決手段は、車両のサイドドアの車室内側に面するドアトリムに上下方向に回動可能なように下端が枢着され、上記ドアトリムとで傘を挟持する傘ホルダーであって、サイドドア閉状態で車体前後方向に間隔をあけて配置され車体前後方向に延びる支軸により下端がドアトリムの下端近傍に枢着された一対の脚部と、これら一対の脚部の上端近傍を互いに橋絡する橋絡部とを備え、該橋絡部の下方における上記一対の脚部間に空間部が形成されていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明が講じた解決手段は、請求項1に記載の発明において、サイドドアは、該サイドドアの前端に上下方向に延びるように車体に設けられたヒンジを支軸として車両の左右方向に開閉可能に枢着され、不使用状態で、サイドドアの上記ヒンジ側に位置する脚部の車室内側の面は、ドアトリムの車室内側の面と略面一になっていることを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、傘ホルダーは、一対の脚部と該両脚部の上端近傍を互いに橋絡する橋絡部とを備え、かつこれらの間に空間部が形成されているため、傘に付着している雨水が上記空間部から下方に滴下して傘ホルダーに溜まらず、走行中に路面変化等があっても雨水が傘ホルダーから車室内に飛散して搭乗者の衣服等を汚すおそれがない。
また、ウインドガラスや車室内の汚れを拭き取った後に洗った雑巾やタオル等の布材を上記傘ホルダーの橋絡部をハンガー代わりにして掛けて乾かすことができる。
請求項2に係る発明によれば、傘ホルダーの不使用状態で、サイドドアのヒンジ側に位置する脚部がドアトリムから車室内側に突出しないので、乗員の乗降時に上記脚部に足が当たらず、乗降に支障を来さないようにすることができる。
以下、この発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
図1及び図2はこの発明の実施形態に係る傘ホルダー1が適用された車両の右側サイドドア3を示し、同図の左側が車両の前方側で右側が車両の後方側を示す。上記サイドドア3の前端側(図1及び図2で左端)の車体にはヒンジ(図示せず)が上下方向に延びるように設けられ、該ヒンジを支軸として上記サイドドア3が車両の左右方向に開閉可能にサイドドア3の前端を車体(図示せず)に枢着されている。上記サイドドア3は車室内側に面する樹脂製ドアトリム5を備え、図3〜5にも示すように、該ドアトリム5の下端近傍に上記傘ホルダー1の下端が上下方向に回動可能なように枢着され、該傘ホルダー1と上記ドアトリム5とで傘Uを挟持するようになっている。なお、上記ドアトリム5の下端近傍とは、ドアトリム5の下端をも含む概念である。図1及び図2中、6及び8はドアトリム5に形成されたドアポケット及びスピーカカバー部である。
具体的には、上記傘ホルダー1は樹脂製であり、サイドドア3閉状態で車体前後方向に間隔をあけて配置された一対の板状脚部7,9を備えている。これら一対の脚部7,9の下端は、図6及び図7に拡大して示すように、ドアトリム5の下端近傍に対向して形成された一対の軸受孔挿入孔部13に挿入されて車体前後方向に延びる支軸17によりドアトリム5の下端近傍に枢着されている。また、上記支軸17には捻りコイルバネ19が装着され、該捻りコイルバネ19の一端を上記ドアトリム5側に当接させるとともに、他端を上記脚部7(9)の内面(ドアトリム5側)に当接させて、不使用時には、捻りコイルバネ19のバネ力により傘ホルダー1をドアトリム5に押し付けて傘ホルダー1を閉じている。
上記一対の脚部7,9の上端近傍は、サイドドア3閉状態で車体前後方向に直線状に延びる橋絡部21により互いに橋絡され、該橋絡部21の下方における上記一対の脚部7,9間に略矩形状の空間部23が形成されている。なお、上記脚部7,9の上端近傍とは、脚部7,9の上端をも含む概念である。
上記一対の脚部7,9のうちサイドドア3のヒンジ側(図1及び図2で左側)に位置する脚部7は、図2に示すように、該ヒンジ側端面及び反ヒンジ側端面がほぼ平行かつ直線形状に若干車両後方側へ傾斜して延びて略矩形状に形成されていて、ドアトリム5に形成された凹部25に収められ、その車室内側の面が、不使用状態で、ドアトリム5の車室内側の面と略面一となるように上下方向にゆるやかに湾曲している(図3参照)。一方、サイドドア3の反ヒンジ側(図1及び図2で右側)に位置する脚部9は、図2に示すように、該ヒンジ側端面及び反ヒンジ側端面がほぼ平行かつ直線形状に若干車両前方側へ傾斜して延びて略矩形状に形成され、上下方向の面が図5に示すように、略への字形状に湾曲形成されていて、不使用状態で、上端をドアトリム5の車室内側の面に当接させて全体が車室内側に突出している。このように脚部9を略への字形状にするとともに全体を車室内側に突出させているのは、ドアトリム5の下端近傍の反ヒンジ側がヒンジ側よりも大きく車室外側に湾曲しているためである。そして、このように形成された上記一対の脚部7,9の上端近傍を橋絡している上記橋絡部21は、上記脚部7から徐々に車室内側に変位して、車体前後方向中間部で図4に示すように、ドアトリム5の車室内側の面に当接している。これにより、一対の脚部7,9を車体前後方向に縦列に配置して直線形状の傘Uを傘ホルダー1とドアトリム5とで挟持できるようにしている。図1は傘ホルダー1を開き、すなわち傘ホルダー1をその上端が車室側に回動するように上記捻りコイルバネ19のバネ力に抗して開いて、傘Uを傘ホルダー1とドアトリム5とで上記バネ力により挟持(格納)した使用状態であり、該使用状態における脚部7の状態を図3に仮想線で、橋絡部21の状態を図4に仮想線で、脚部9の状態を図5に仮想線でそれぞれ示す。図1及び図4仮想線では、傘ホルダー1に傘Uを格納するとともに雑巾やタオル等の布材Cを橋絡部21に掛けている状態を示す。なお、傘ホルダー1に傘Uを格納しない状態で、上記布材Cのみを上記橋絡部21に掛けることもできる。この場合、上記布材Cは、橋絡部21とドアトリム5とで挟持される。
このように、この実施形態では、一対の脚部7,9の上端近傍を互いに橋絡部21で橋絡し、かつこれらの間、すなわち橋絡部21と一対の脚部7,9とで囲まれる部分に空間部23を形成して傘ホルダー1を構成しているので、傘Uに付着している雨水を上記空間部23から下方に滴下させて傘ホルダー1に溜まらないようにでき、走行中の路面変化等による雨水の車室内への飛散をなくして搭乗者の衣服等を汚すおそれがなくなる。
また、この実施形態では、ウインドガラスや車室内の汚れを拭き取った後に洗った雑巾やタオル等の布材Cを上記傘ホルダー1の橋絡部21をハンガー代わりにして掛けて乾かすことができる。
さらに、この実施形態では、傘ホルダー1の不使用状態で、サイドドア3のヒンジ側に位置する脚部7をドアトリム5の凹部25に収めてドアトリム5から車室内側に突出しないようにしているので、乗員の乗降時に上記脚部7に足が当たらず、乗降に支障を来さないようにすることができる。
なお、この実施形態では、傘ホルダー1を常時閉じる方向に付勢する手段として捻りコイルバネ19を用いたが、このような捻りコイルバネ19の他に板バネ、線状バネ等を用いることもできる。
この発明は、車両の傘ホルダーとして有用である。
1 傘ホルダー
3 サイドドア
5 ドアトリム
7,9 脚部
17 支軸
21 橋絡部
23 空間部
U 傘
3 サイドドア
5 ドアトリム
7,9 脚部
17 支軸
21 橋絡部
23 空間部
U 傘
Claims (2)
- 車両のサイドドアの車室内側に面するドアトリムに上下方向に回動可能なように下端が枢着され、上記ドアトリムとで傘を挟持する傘ホルダーであって、
サイドドア閉状態で車体前後方向に間隔をあけて配置され車体前後方向に延びる支軸により下端がドアトリムの下端近傍に枢着された一対の脚部と、これら一対の脚部の上端近傍を互いに橋絡する橋絡部とを備え、該橋絡部の下方における上記一対の脚部間に空間部が形成されていることを特徴とする車両の傘ホルダー。 - 請求項1に記載の車両の傘ホルダーにおいて、
サイドドアは、該サイドドアの前端に上下方向に延びるように車体に設けられたヒンジを支軸として車両の左右方向に開閉可能に枢着され、
不使用状態で、サイドドアの上記ヒンジ側に位置する脚部の車室内側の面は、ドアトリムの車室内側の面と略面一になっていることを特徴とする車両の傘ホルダー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006177564A JP2008006891A (ja) | 2006-06-28 | 2006-06-28 | 車両の傘ホルダー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006177564A JP2008006891A (ja) | 2006-06-28 | 2006-06-28 | 車両の傘ホルダー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2008006891A true JP2008006891A (ja) | 2008-01-17 |
Family
ID=39065487
Family Applications (1)
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JP2006177564A Pending JP2008006891A (ja) | 2006-06-28 | 2006-06-28 | 車両の傘ホルダー |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2008006891A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009274674A (ja) * | 2008-05-16 | 2009-11-26 | Nifco Inc | 棒状物の保持装置 |
JP2013091351A (ja) * | 2011-10-24 | 2013-05-16 | Nifco Inc | 棒状物用保持装置 |
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2006
- 2006-06-28 JP JP2006177564A patent/JP2008006891A/ja active Pending
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