JP2008006704A - 加工方法及び装置、並びに、デバイス製造方法 - Google Patents

加工方法及び装置、並びに、デバイス製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】モールドの押印及び離型に要する全体的な時間を低減し、優れたスループットを実現する加工方法及び装置を提供する。
【解決手段】パターンが形成されたモールドと被転写体に塗布した樹脂とを押し付けて、前記被転写体に前記パターンを転写する加工方法であって、前記被転写体上のショットが前記モールドと対向するように、前記被転写体と前記モールドとを前記モールド又は前記被転写体の押し付け方向に対して垂直な方向に相対的に移動させるステップと、前記被転写体上のショットに塗布した樹脂と前記モールドとを押し付けるステップとを有し、前記押し付けステップは、前記移動ステップが完了する前に開始されることを特徴とする加工方法を提供する。
【選択図】図2

Description

本発明は、一般には、加工方法及び装置に係り、特に、原版となるモールドのパターンをウェハ等の基板に転写する加工方法及び装置に関する。本発明は、例えば、半導体やMEMS(Mirco Electro−Mechanical Systems)などを製造する微細加工のために、ナノインプリント技術を利用する加工方法及び装置に好適である。
紫外線、X線、或いは、電子ビームによるフォトリソグラフィーを用いた半導体デバイスへの微細パターンの形成方法に代わる技術として、ナノインプリントが注目されている。ナノインプリントは、微細なパターンが形成されたモールド(雛型)を、レジスト(樹脂材料)が塗布されたウェハ等の基板に押し付ける(押印する)ことによって、レジスト上にパターンを転写する技術である。
ナノインプリントには、幾つかの転写方法があり、かかる転写方法の1つとして光硬化法が従来から提案されている(例えば、特許文献1参照)。光硬化法は、紫外線硬化型の樹脂と透明なモールドを利用し、モールドを樹脂に押し付けた状態で紫外線を照射し、樹脂を感光及び硬化させてからモールドを剥離する。
図9を参照して、従来の光硬化法を用いる加工装置(ナノインプリント装置)によるパターンの転写について説明する。まず、ウェハを所定の位置に位置決めするXYステージを駆動し、ウェハ上のパターンを転写する位置(ショット)がレジスト(光硬化型樹脂)を滴下するノズルの下に位置するように、ウェハを載置したウェハチャックを移動させる(ステップ1001)。そして、所定量のレジストをウェハ上のショットに塗布する(ステップ1003)。
次に、XYステージを駆動し、レジストを滴下したショットがモールドと対向するように、ウェハチャックを移動させる。また、微動ステージによってウェハチャックのz方向の高さ及び傾きを調整し、ウェハのショットの表面を加工装置の基準平面にあわせる(ステップ1005)。
次いで、リニアモータを駆動することによって、モールドを固定するモールドチャックを載置したモールドチャックステージを下降させ、ウェハのショット上に滴下されたレジストにモールドを押し付ける(ステップ1007)。そして、レジストに対するモールドの押付け力(押印力)が適切(所定の値)であるか判断し(ステップ1009)、モールドの押印力を所定の値に調整する(ステップ1011)。
モールドの押印力を調整した後、紫外光源からの紫外光をウェハ(レジスト)に照射する(ステップ1013)。紫外光を所定時間照射させたら、リニアモータを駆動することによって、モールドチャックステージを上昇させ、ウェハからモールドを離隔させる(ステップ1015)。そして、次のショットにレジストを塗布するために、XYステージを駆動し、ウェハ(ウェハチャック)を移動させる(ステップ1017)。
このような一連のステップを、ウェハ上の全ショットにパターンが転写されるまで繰り返す(ステップ1019)。ウェハ上の全ショットにパターンが転写されたら、XYステージを駆動し、ウェハを所定の位置に移動させる(ステップ1021)。これにより、1つのウェハに対するパターンの転写が終了する。
特開2000−194142号公報
しかしながら、ナノインプリントは、ウェハにパターンを転写する際に、モールドの押印(押印工程)、紫外光の照射(硬化工程)、モールドの離型(離型工程)を必要とするため、露光装置と同等なスループットを実現することが非常に難しい。
例えば、上述したステップ・アンド・リピート方式でパターンを転写する場合、ウェハ上の1ショットに対する押印工程、硬化工程及び離型工程に要する時間が長くなると、ウェハ上の全ショットのパターンの転写に要する時間も比例して長くなる。その結果、スループットが低下するという問題を生じてしまう。特に、押印工程及び離型工程におけるモールドとウェハ(レジスト)の相対的な動き(モールドとウェハとの接触及び離隔)は、露光装置にはないナノインプリントに特有のものである。従って、モールドの押印及び離型に要する時間を短縮することが、加工装置のスループットを向上させる課題となっている。
そこで、本発明は、モールドの押印及び離型に要する全体的な時間を低減し、優れたスループットを実現する加工方法及び装置を提供することを例示的目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一側面としての加工方法は、パターンが形成されたモールドと被転写体に塗布した樹脂とを押し付けて、前記被転写体に前記パターンを転写する加工方法であって、前記被転写体上のショットが前記モールドと対向するように、前記被転写体と前記モールドとを前記モールド又は前記被転写体の押し付け方向に対して垂直な方向に相対的に移動させるステップと、前記被転写体上のショットに塗布した樹脂と前記モールドとを押し付けるステップとを有し、前記押し付けステップは、前記移動ステップが完了する前に開始されることを特徴とする。
本発明の別の側面としての加工方法は、パターンが形成されたモールドと被転写体に塗布した樹脂とを押し付けて、前記被転写体に前記パターンを転写する加工方法であって、前記樹脂に押し付けられたモールドと前記樹脂とを離隔するステップと、前記被転写体と前記モールドとを前記モールド又は前記被転写体の離隔方向に対して垂直な方向に相対的に移動させるステップとを有し、前記移動ステップは、前記離隔ステップが完了する前に開始されることを特徴とする。
本発明の更に別の側面としての加工装置は、上述の加工方法を行うことができる加工モードを有することを特徴とする。
本発明の更に別の側面としてのデバイス製造方法は、上述の加工装置を用いて、被転写体にパターンを転写するステップと、前記パターンが転写された被転写体をエッチングするステップとを有することを特徴とする。
本発明の更なる目的又はその他の特徴は、以下、添付図面を参照して説明される好ましい実施例によって明らかにされるであろう。
本発明によれば、モールドの押印及び離型に要する全体的な時間を低減し、優れたスループットを実現する加工方法及び装置を提供することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の好ましい実施例について説明する。なお、各図において、同一の部材については同一の参照番号を付し、重複する説明は省略する。
図1は、本発明の一側面としての加工装置1の構成を示す概略断面図である。加工装置1は、パターンが形成されたモールドを、被転写体に塗布した樹脂(レジストを含む)に押し付けて、被転写体にパターンを転写するナノインプリント装置である。ここで、「モールドを被転写体に塗布した樹脂に押し付ける」とは、モールドと樹脂は接触させるが、モールドを被転写体に接触させても接触させなくてもよい。即ち、モールドを押し付ける前の樹脂の形状が、モールドを押し付けた後で変化する程度にモールドを樹脂に押し付ければよい。なお、本実施形態において、樹脂とは、モールドによってパターンを転写する際にレジストとして機能するもの、又は、転写した後にそのまま被転写体上に残ってパターンを形成するものであり、樹脂以外の材料に代替してもよい。加工装置1は、本実施形態では、UV硬化型(光硬化法)のステップ・アンド・リピート方式のナノインプリント装置である。
加工装置1は、図1に示すように、ウェハチャック10と、微動ステージ11と、XYステージ12と、ベース定盤13と、参照ミラー14と、レーザー干渉計15と、支柱16と、天板17とを有する。また、加工装置1は、モールド18と、モールドチャック19と、モールドチャックステージ20と、紫外光源21と、コリメータレンズ22と、ガイドバープレート23と、ガイドバー24とを有する。更に、加工装置1は、アクチュエータ25と、ノズル26と、ビームスプリッタ27と、撮像系28とを有する。
ウェハチャック10は、ウェハWFを保持する。微動ステージ11は、ウェハWFのθ(z軸回りの回転)方向位置、z位置及び傾きを補正(調整)する機能を有する。微動ステージ11は、ウェハWFを所定の位置に位置決めするためのXYステージ12に配置される。
ベース定盤13は、XYステージ12を載置する。参照ミラー14は、微動ステージ11の位置を計測するために、レーザー干渉計15からの光を反射する。支柱16は、ベース定盤13上に屹立し、天板17を支持する。
モールド18は、ウェハWFに転写するパターンが形成された表面(パターン面)を有し、モールドチャック19に固定される。モールドチャック19は、モールドチャックステージ20に載置される。モールドチャックステージ20は、モールド18(モールドチャック19)のθ(z軸回りの回転)方向位置及び傾きを補正(調整)する機能を有する。モールドチャック19及びモールドチャックステージ20は、紫外光源21からコリメータレンズ22を介して照射される紫外光を、モールド18に導光するための図示しない開口を有する。
ガイドバープレート23は、ガイドバー24を固定する。ガイドバー24は、天板17を貫通し、一端がモールドチャックステージ20に固定され、他端がガイドバープレート23に固定される。
アクチュエータ25は、エアシリンダ又はリニアモータからなるリニアアクチュエータであり、ガイドバー24をz方向に駆動する。これにより、モールドチャック19に保持されたモールド18をウェハWFに押し付けたり(押印)、モールド18をウェハWFから引き離したりすることができる(離型)。
ノズル26は、ウェハWFの表面に液状のUV硬化樹脂(以下、「樹脂」とする)を滴下する。なお、UV硬化樹脂は、紫外光を照射することで硬化する材料であり、紫外光を照射する前は、粘性体又は液体である。ビームスプリッタ27は、紫外光源21の光路中に配置され、紫外光源21からの紫外光を分離する。撮像系28は、ビームスプリッタ27で分離された紫外光を用いて、モールド18とウェハWF(樹脂)との押し付け状態を観察する。なお、モールド18とウェハWF(樹脂)との押し付け状態を判断する要素として測定(計測)する対象は、例えば、モールド18とウェハWF上に塗布された樹脂との接触面積や接触領域等である。
図2を参照して、加工装置1によるパターンの転写について説明する。図2は、本発明の一側面としての加工方法を説明するためのフローチャートである。本発明の加工方法は、従来の加工方法(図9)とは異なり、押印工程及び離型工程における処理動作(工程)の一部を並列に実行する。具体的には、本発明の加工方法は、押印工程において、ウェハWFとモールド18との位置合わせ(即ち、ウェハWF上のショットをモールド18に対向させる)が完了する前に、樹脂とモールド18との押し付けを開始する。本実施形態では、微動ステージ11及びXYステージ12の移動中に、モールド18(モールドチャック19及びモールドチャックステージ20)の下降を開始する。また、本発明の加工方法は、離型工程において、樹脂に押し付けたモールド18とウェハWF(レジスト)との離隔が完了する前に、次のショットに対する樹脂の塗布及びウェハWFとモールド18との位置合わせを開始する。本実施形態では、モールド18(モールドチャック19及びモールドステージ20)の上昇中に、ウェハWF(XYステージ12)の移動を開始する。
なお、本実施形態では、モールド18を下降させることによって、ウェハWFに塗布された樹脂とモールド18との押し付けを行う。但し、ウェハWFを上昇させることによって、ウェハWFに塗布された樹脂とモールド18との押し付けを行ってもよく、モールド18とウェハWFとを相対的に押し付け方向(図1のZ方向)に移動させればよい。同様に、本実施形態では、モールド18を上昇させることによって、ウェハWFに塗布された樹脂とモールド18との離隔を行う。但し、ウェハWFを下降させることによって、ウェハWFに塗布された樹脂とモールド18との離隔を行ってもよく、モールド18とウェハWFとを相対的に離隔方向(図1のZ方向)に移動させればよい。また、本実施形態では、ウェハWFを移動させることによって、ウェハWFとモールド18との位置合わせを行う。但し、モールド18を移動させることによって、ウェハWFとモールド18との位置合わせを行ってもよく、モールド18とウェハWFとを相対的に押し付け方向又は離隔方向に対して垂直な方向(図1のXY方向)に移動させればよい。
図2を参照するに、まず、XYステージ12を駆動し、ウェハWF上のショットがノズル26の下に位置するように、ウェハWFを移動させる(ステップ101)。そして、ウェハWF上のショットに、ノズル26を介して所定量の樹脂(レジストを含む)を塗布する(ステップ103)。
次に、ウェハWF上のショットがモールド18と対向するように、XY方向(押し付け方向に対して垂直な方向)にウェハWFを移動させる(ステップ105)。換言すれば、ウェハWF上のショットとモールド18との位置を合わせる。具体的には、まず、XYステージ12を駆動し、比較的粗い精度(第1の精度)でウェハWF上のショットとモールド18との位置を合わせる。次に、微動ステージ11を駆動し、高精度(第1の精度よりも高い精度を有する第2の精度)でウェハWF上のショットとモールド18との位置を合わせる。XYステージ12でウェハWFのXY方向の位置を調整し、微動ステージ11でウェハWFのZ方向の位置及び傾きを調整する。つまり、XY平面内でのモールドとウェハ(ショット)との位置合わせ(移動)が完了する前に、モールドとウェハとのZ方向の相対移動(押し付け方向への移動)を開始する。ここでは、ウェハ上に塗布された樹脂とモールドとが接触した後においても、モールドとウェハとがXY平面内での位置合わせ(XY方向における相対移動)を行っていることが望ましい。
また、ウェハWFの移動(ウェハWFとモールド18との位置合わせ)が完了する前に、モールド18をZ方向(押し付け方向)に下降させ、ウェハWFに塗布した樹脂とモールド18との押し付けを開始する(ステップ107)。具体的には、アクチュエータ25を駆動してモールドチャックステージ20を下降させ、モールド18をウェハWF上の樹脂に押し付ける。そして、モールド18がウェハWF上の樹脂に接触したら、樹脂に対するモールド18の押し付け力(押印力)が適切(所定の値)であるか判断し(ステップ109)、モールド18の押印力を所定の値に調整する(ステップ111)。例えば、アクチュエータ25を介して、ウェハWF(樹脂)に対するモールド18の押し付け量を変えることによって、モールド18の押印力を調整する。また、モールドチャック19(モールドチャックステージ20)に配置された図示しない複数のロードセルの出力に基づいて、モールド18の傾きを変えることによって、モールド18の押印力を調整してもよい。なお、ウェハWFに塗布した樹脂とモールド18との押し付けを開始する具体的なタイミングは、後で詳細に説明する。
モールド18の押印力を調整した後、紫外光源21からの紫外光をウェハWF(ウェハWFに塗布した樹脂)に照射する(ステップ113)。
紫外光を所定時間照射したら、モールド18をZ方向(離隔方向)に上昇させ、ウェハWF上の樹脂に押し付けたモールド18と樹脂とを離隔する(ステップ115)。具体的には、アクチュエータ25を駆動してモールドチャックステージ20を上昇させ、モールド18をウェハWF上の樹脂から引き離す。
また、モールド18と樹脂との離隔が完了する前に、ウェハWF上の次のショットに樹脂を塗布するために、XYステージ12を駆動し、ウェハWFのXY方向(離隔方向に対して垂直な方向)の移動を開始する(ステップ117)。なお、ウェハWFの移動を開始する具体的なタイミングは、後で詳細に説明する。
このような一連のステップを、ウェハWF上の全ショットにパターンが転写されるまで繰り返す(ステップ119)。ウェハWF上の全ショットにパターンが転写されたら、XYステージ12を駆動し、ウェハWFを所定の位置に移動させる(ステップ121)。
ここで、図3を参照して、ステップ107における樹脂とモールド18との押し付けを開始するタイミング及びステップ117におけるウェハWFの移動を開始するタイミングについて説明する。図3は、ウェハWF(XYステージ12)のXY方向(押し付け方向又は離隔方向に対して垂直な方向)への移動とモールド18の昇降動作に着目し、時間に対するウェハWFの移動速度の変化及びモールド18の移動速度(昇降速度)の変化を示す図である。図3(a)は、図9に示した従来例に対応し、図3(b)は、図2に示す加工方法に対応する。なお、図3では、モールド18の押印力の調整(図1のステップ109及び111、図9のステップ1009及び1011)については、簡略化のために省略している。
図3(a)と図3(b)とを比較するに、従来例では、ウェハWFの移動とモールド18の移動が継続(連続)している。一方、本発明の加工方法では、押印工程において、ステップ105のウェハWFの移動速度W1が減速し始めた時点txでステップ107のモールド18の下降M1を開始する。即ち、ウェハWFとモールド18との相対的な移動速度が減速状態になったら、ウェハWF上の樹脂とモールド18とを押し付けを開始する。このように、ステップ105におけるウェハWFの移動とステップ107におけるモールド18の下降(押し付け)を部分的に並列に実行する(即ち、ステップ105とステップ107とは、時間的に少なくとも一部が重なる)。
また、離型工程において、ステップ115のモールド18の移動速度(昇降速度)M2が減速し始めた時点tyでステップ117のウェハWFの移動W2を開始する。即ち、モールド18の移動速度(昇降速度)が減速状態になったら、ウェハWFとモールド18との相対的な移動(XY方向)を開始する。このように、ステップ115におけるモールド18の上昇(離隔)とステップ117におけるウェハWFの移動を部分的に並列に実行する(即ち、ステップ115とステップ117とは、時間的に少なくとも一部が重なる)。
これにより、図3(b)に示すように、1ショットのパターン転写に要する時間を短縮することができる。詳細には、押印工程においてステップ105とステップ107とが並列に実行された時間Taと離型工程においてステップ115とステップ117とが並列に実行された時間Tbとの和(時間Ts)だけ短縮することができる。
なお、ウェハWFの移動速度W1の減速状態の時間(Ta)よりもモールド18の下降M1に要する時間が短い場合には、モールド18の押し付け(ステップ107)の開始を、XYステージ12の粗動動作が完了した時点まで遅らせてもよい。これにより、微動ステージ11による微動動作とモールド18の押し付け(ステップ107)とが並列に実行される。換言すれば、XYステージ12によるモールド18とウェハWF上のショットとの位置合わせが完了したら、モールド18の押し付け(下降)を開始する。なお、XYステージ12の粗動動作の完了は、例えば、XYステージ12の粗動ドライバで生成される位置決め完了信号を利用すれば、容易に知ることができる。
以上のように、加工装置1は、ウェハWF上の1ショットに対してモールド18のパターンを転写する処理の一部を並列に実行することで、1ショットあたりに要する転写時間を短縮し、スループットを向上させることができる。
図4は、押印工程及び離型工程におけるモールド18の移動軌跡を模式的に示す図である。なお、図4(a)は、ステップ107におけるウェハ側からのモールド18の移動軌跡、図4(b)は、ステップ115におけるウェハ側からのモールド18の移動軌跡を示している。
図4(a)を参照するに、押印工程において、従来例(図9)では、モールド18は、PaからPb、PbからPcという軌跡(一点鎖線)を示す。一方、図2に示す加工方法において、ウェハWFのXY方向への移動(ステップ105)の終了間際にモールド18の押し付け(ステップ107)を並列に実行(並列処理)する場合を考える。この場合、モールド18の下降に要する時間が短いと、モールド18のウェハWF(樹脂)への押し付けが終了してからもウェハWF(XYステージ12)のXY方向への移動が継続される。従って、パターンを重ね合わせて転写する場合には、既存のパターンを破壊してしまう可能性がある。
そこで、本実施形態では、ステップ105とステップ107との並列処理を開始する開始点PxからウェハWF(ウェハステージ12)のXY方向への総移動量に対する残りの移動量(残量)とモールド18のZ方向の移動量とで補間駆動する。即ち、ステップ107におけるモールド18(ウェハWF)のXY方向の移動量とステップ105におけるウェハWFとモールド18との相対的な移動の総移動量に対する残量とを直線補間又は円弧補間する。これにより、モールド18の下降(Z方向の移動)とウェハWFの移動とが同時に終了するようになり、既存のパターンの破壊を防止することができる。なお、補間駆動についてはロボットなどの多軸制御で使用されている汎用的なモータ制御技術であり、ここでの詳細な説明は省略する。
図4(a)に示す破線は、直線補間した場合のモールド18の移動軌跡を、図4(a)に示す実線は、円弧補間した場合のモールド18の移動軌跡を示している。円弧補間は、最終的にモールド18をウェハWFに垂直に接触させることができるため好ましい。なお、ウェハWF上のショットの周囲に既存のパターン(転写済みのショット)が存在しない場合は、ウェハWFに塗布した樹脂(レジスト)が液状であれば、モールド18の押し付けが完了してからもウェハWFをXY方向に移動させることができる。従って、モールド18の押し付け(モールド18又はウェハWFの押し付け方向(Z方向)の移動)をウェハWFに塗布された樹脂の中で完了させてもよい。換言すれば、モールド18を、ステップ107において、ウェハWFに塗布された樹脂の中をウェハWFに対して斜めに移動させてもよい。これにより、ステップ105とステップ107との並列処理を開始する開始点Pxを早くすることができる。
図4(b)を参照するに、離型工程において、従来例(図9)では、モールド18は、PdからPe、PeからPfという軌跡(一点鎖線)を示す。一方、図2に示す加工方法において、モールド18の離隔(ステップ115)の終了間際にウェハWFのXY方向への移動(ステップ117)を並列に実行(並列処理)する場合を考える。この場合、並列処理の開始が早すぎると、モールド18とウェハWF上の樹脂とが部分的に接触している状態でウェハWF(XYステージ12)がXY方向に移動することになり、転写されたパターンを破壊してしまう可能性がある。
そこで、モールド18とウェハWFとの離型が完了した後の距離Pd〜Peよりも短く、モールド18とウェハWF上の樹脂とが完全に接触していない距離Pd〜Py以上にモールド18が上昇(移動)してからウェハWFのXY方向への移動を開始する。また、ウェハWFのXY方向への移動距離(移動量)が小さく、モールド18が上昇する前にウェハWFのXY方向への移動が終了してしまう場合を考える。この場合には、押印工程と同様に、離型工程の並列処理の開始点Pyからモールド18のZ方向への総移動量に対する残りの移動量(残量)とウェハWFのXY方向への移動量とで補間駆動してもよい。即ち、ステップ115におけるモールド18(ウェハWF)のZ方向(押し付け方向)への移動の総移動量に対する残量とステップ117におけるウェハWFとモールド18との相対的な移動量とを直線補間又は円弧補間してもよい。
図4(b)に示す破線は、直線補間した場合のモールド18の移動軌跡を、図4(b)に示す実線は、円弧補間した場合のモールド18の移動軌跡を示している。円弧補間は、補間駆動を開始する際のモールド18の移動軌跡がウェハWFに対してより垂直になるため、開始点Pyの位置をよりウェハWF側に近づけることができ、並列処理の時間をより多く確保できるという効果を有する。
このように、モールド18の昇降(押し付け及び離型)とウェハWFのXY方向への移動の並列処理を補間駆動とすることにより、モールド18とウェハWF(樹脂)との押し付け又は離隔におけるパターンの破壊を防止することができる。
上述した実施形態では、離型工程におけるモールド18とウェハWFとの離隔(ステップ115)とウェハWFのXY方向への移動(ステップ117)の並列処理をモールド18の位置(図4(b)の位置Py)に基づいて開始した。但し、ウェハWFやウェハWFに塗布した樹脂の厚さなどによって位置Pyを変える必要がある。そこで、以下では、離型工程におけるモールド18とウェハWFとの離隔(ステップ115)とウェハWFのXY方向への移動(ステップ117)の並列処理は、モールド18又はウェハWFに働く荷重に基づいて開始する。なお、モールド18又はウェハWFに働く荷重は、ロードセルなどによって検出することができる。
図5は、離型工程において、モールド18に働く荷重の時間変化を示す図であって、縦軸はモールド18に働く荷重、横軸は時間を示している。なお、本実施形態では、モールド18に働く荷重を例に説明する。
図5を参照するに、押印工程及び硬化工程後にFaだった荷重は、離型工程においてモールド18が上昇することによって減少して0になり、圧縮力から引張力に変化する。そして、モールド18に働く荷重は、荷重(圧縮力)Fbから最大荷重(引張力)Fcに到達し、モールド18がウェハWF上の樹脂から完全に離隔すると、0となる。本実施形態では、荷重が最大荷重Fcとなった後、0又は0近傍の荷重(引張力)Fdになった時点で並列処理を開始する。換言すれば、モールド18(ウェハWF)に働く荷重を検出し、かかる荷重が圧縮力から引張力に転じ、且つ、荷重の絶対値が閾値(本実施形態では、Fd)に達すると並列処理を開始する。これにより、ウェハWFやウェハWFに塗布した樹脂の厚さなどの転写条件が変化しても、モールド18がウェハWF(樹脂)から完全に離隔した後に、モールド18の上昇とウェハWFのXY方向への移動を並列処理することができる。
なお、モールド18(ウェハWF)に働く荷重(荷重変化)を利用する場合には、ロードセルのヒステリシスやノイズによって荷重が誤って検出される可能性がある。そこで、以下では、モールドWFとウェハWF上の樹脂との押し付け状態に基づいて、離型工程におけるモールド18とウェハWFとの離隔(ステップ115)とウェハWFのXY方向への移動(ステップ117)の並列処理を開始する。
図6は、加工装置1の撮像系28によるモールドWFとウェハWF上の樹脂との押し付け状態の観察画面を示す図である。図6において、281は視野を示し、181はモールド18の転写エリアを示す。Sa乃至Scは、モールド10とウェハWF上の樹脂との接触している範囲を示している。即ち、モールドWFとウェハWF上の樹脂との押し付け状態は、本実施形態では、モールドWFと樹脂との接触面積である。
硬化工程が完了した後、離型工程におけるモールド18の上昇に従って、撮像系28で観察される観察画像は、例えば、図6(a)、図6(b)、図6(c)の順に変化する。モールド18が樹脂(ウェハWF)から完全に離隔すると、モールド18と樹脂との接触が解消されるため、モールド10と樹脂との接触している範囲(接触面積)は最終的には消失する。従って、モールド18と樹脂の接触している範囲(接触面積)を観察し、例えば、画像処理によって、接触面積が0となった時点を、離型工程におけるモールド18の上昇とウェハのXY方向への移動の並列処理を開始するタイミングとすることができる。これにより、モールド18(ウェハWF)に働く荷重(荷重変化)を利用する場よりも正確に離型工程におけるモールド18の上昇とウェハのXY方向への移動の並列処理を開始するタイミングを設定することができる。
このように、本発明の加工装置1及び加工方法は、モールド18とウェハWFとのXY方向への相対移動が完了する前に、モールド18とウェハWF(樹脂)との相対的な押し付けを開始する。また、本発明の加工装置1及び加工方法は、モールド18とウェハWF(樹脂)の離隔が完了する前に、モールド18とウェハWFとのXY方向への相対移動を開始する。これにより、本発明の加工装置1及び加工方法は、ウェハWFにモールド18のパターンを転写する際のモールド18の押し付け、離隔及びウェハWFのXY方向への移動に要する全体的な時間を低減し、優れたスループットを実現することができる。なお、図1に示す加工装置1の構成は一例であり、上述した加工方法を行うことができる加工モードを有すればよい。換言すれば、上述した加工方法を行うことができる加工モードを有する加工装置も本発明の一側面を構成する。
次に、図7及び図8を参照して、加工装置1を利用したデバイス製造方法の実施例を説明する。図7は、デバイス(ICやLSIなどの半導体チップ、LCD、CCD等)の製造を説明するためのフローチャートである。ここでは、半導体チップの製造を例に説明する。ステップ1(回路設計)では、デバイスの回路設計を行う。ステップ2(モールド製作)では、設計した回路パターンを形成したモールドを製作する。ステップ3(ウェハ製造)では、シリコンなどの材料を用いてウェハを製造する。ステップ4(ウェハプロセス)は、前工程と呼ばれ、モールドとウェハを用いて、ウェハ上に実際の回路を形成する。ステップ5(組み立て)は、後工程と呼ばれ、ステップ4によって作成されたウェハを用いて半導体チップ化する工程であり、アッセンブリ工程(ダイシング、ボンディング)、パッケージング工程(チップ封入)等の工程を含む。ステップ6(検査)では、ステップ5で作成された半導体デバイスの動作確認テスト、耐久性テストなどの検査を行う。こうした工程を経て半導体デバイスが完成し、これが出荷(ステップ7)される。
図8は、ステップ4のウェハプロセスの詳細なフローチャートである。ステップ11(酸化)では、ウェハの表面を酸化させる。ステップ12(CVD)では、ウェハの表面に絶縁膜を形成する。ステップ13(電極形成)では、ウェハ上に電極を蒸着などによって形成する。ステップ14(イオン打ち込み)では、ウェハにイオンを打ち込む。ステップ15(レジスト処理)では、ウェハにレジスト(樹脂)を塗布する。ステップ16(転写)では、加工装置1によってモールドをレジストに押し付けて回路パターンを転写する。ステップ17(エッチング)では、転写した回路パターン以外の部分を削り取る。ステップ18(レジスト剥離)では、エッチングが済んで不要となったレジストを取り除く。これらのステップを繰り返し行うことによってウェハ上に多重の回路パターンが形成される。かかるデバイス製造方法によれば、従来よりも生産性よくデバイスを製造することができる。このように、加工装置1を使用するデバイス製造方法、並びに結果物としてのデバイスも本発明の一側面を構成する。
以上、本発明の好ましい実施例について説明したが、本発明はこれらの実施例に限定されないことはいうまでもなく、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば、光硬化法のナノインプリントに適用した例を示したが、熱サイクル法のナノインプリントに適用することができ、同様の効果を得ることができる。
本発明の一側面としての加工装置の構成を示す概略断面図である。 本発明の一側面としての加工方法を説明するためのフローチャートである。 図2に示す加工方法において、ウェハのXY方向への移動とモールドの昇降動作に着目し、時間に対するウェハの移動速度の変化及びモールドの移動速度(昇降速度)の変化を示す図である。 押印工程及び離型工程におけるモールドの移動軌跡を模式的に示す図である。 離型工程において、モールドに働く加重の時間変化を示す図である。 図1に示す加工装置の撮像系によるモールドとウェハ上の樹脂との押し付け状態の観察画面を示す図である。 デバイス(ICやLSIなどの半導体チップ、LCD、CCD等)の製造を説明するためのフローチャートである。 図7に示すステップ4のウェハプロセスの詳細なフローチャートである。 従来の加工装置によるパターンの転写を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 加工装置
10 ウェハチャック
11 微動ステージ
12 XYステージ
13 ベース定盤
14 参照ミラー
15 レーザー干渉計
16 支柱
17 天板
18 モールド
19 モールドチャック
20 モールドチャックステージ
21 紫外光源
22 コリメータレンズ
23 ガイドバープレート
24 ガイドバー
25 アクチュエータ
26 ノズル
27 ビームスプリッタ
28 撮像系
WF ウェハ

Claims (14)

  1. パターンが形成されたモールドと被転写体に塗布した樹脂とを押し付けて、前記被転写体に前記パターンを転写する加工方法であって、
    前記被転写体上のショットが前記モールドと対向するように、前記被転写体と前記モールドとを前記モールド又は前記被転写体の押し付け方向に対して垂直な方向に相対的に移動させるステップと、
    前記被転写体上のショットに塗布した樹脂と前記モールドとを押し付けるステップとを有し、
    前記押し付けステップは、前記移動ステップが完了する前に開始されることを特徴とする加工方法。
  2. 前記押し付けステップは、前記移動ステップにおける前記被転写体と前記モールドとの相対的な移動速度が減速状態になると開始されることを特徴とする請求項1記載の加工方法。
  3. 前記移動ステップは、第1の精度で前記モールドと前記被転写体上のショットとの位置を合わせる第1の位置合わせステップと、前記第1の精度よりも高い精度を有する第2の精度で前記モールドと前記被転写体上のショットとの位置を合わせる第2の位置合わせステップとを有し、
    前記押し付けステップは、前記第1の位置合わせステップが完了したら開始されることを特徴とする請求項1記載の加工方法。
  4. 前記押し付けステップは、前記移動ステップにおける前記被転写体と前記モールドとの相対的な移動の移動量に基づいて開始されることを特徴とする請求項1記載の加工方法。
  5. 前記押し付けステップは、前記モールド又は前記被転写体を前記押し付け方向に移動させ、
    前記押し付けステップにおける前記モールド又は前記被転写体の移動量と前記移動ステップにおける前記被転写体と前記モールドとの相対的な移動の総移動量に対する残量とを直線補間又は円弧補間することを特徴とする請求項1記載の加工方法。
  6. 前記押し付けステップにおける前記モールド又は前記被転写体の前記押し付け方向への移動は、前記樹脂の中で完了することを特徴とする請求項5記載の加工方法。
  7. パターンが形成されたモールドと被転写体に塗布した樹脂とを押し付けて、前記被転写体に前記パターンを転写する加工方法であって、
    前記樹脂に押し付けられたモールドと前記樹脂とを離隔するステップと、
    前記被転写体と前記モールドとを前記モールド又は前記被転写体の離隔方向に対して垂直な方向に相対的に移動させるステップとを有し、
    前記移動ステップは、前記離隔ステップが完了する前に開始されることを特徴とする加工方法。
  8. 前記離隔ステップは、前記モールド又は前記被転写体を前記離隔方向に移動させ、
    前記移動ステップは、前記離隔ステップにおける前記モールド又は前記被転写体の移動速度が減速状態になると開始されることを特徴とする請求項7記載の加工方法。
  9. 前記モールド又は前記被転写体に働く荷重を検出するステップを更に有し、
    前記移動ステップは、前記検出ステップで検出した前記荷重が圧縮力から引張力に転じ、且つ、前記荷重の絶対値が閾値に達すると開始されることを特徴とする請求項7記載の加工方法。
  10. 前記離隔ステップは、前記モールド又は前記被転写体を前記離隔方向に移動させ、
    前記移動ステップは、前記離隔ステップにおける前記モールド又は前記被転写体の移動量に基づいて開始されることを特徴とする請求項7記載の加工方法。
  11. 前記離隔ステップは、前記モールド又は前記被転写体を前記離隔方向に移動させ、
    前記離隔ステップにおける前記モールド又は前記被転写体の前記押し付け方向への移動の総移動量に対する残量と前記移動ステップにおける前記被転写体と前記モールドとの相対的な移動量とを直線補間又は円弧補間することを特徴とする請求項7記載の加工方法。
  12. 前記モールドと前記樹脂との押し付け状態を検出するステップを更に有し、
    前記移動ステップは、前記検出ステップで検出した前記押し付け状態に基づいて開始されることを特徴とする請求項7記載の加工方法。
  13. 請求項1乃至12のうちいずれか一項記載の加工方法を行うことができる加工モードを有することを特徴とする加工装置。
  14. 請求項13記載の加工装置を用いて、被転写体にパターンを転写するステップと、
    前記パターンが転写された被転写体をエッチングするステップとを有することを特徴とするデバイス製造方法。
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