JP2008005966A - 光学アダプタ及び内視鏡装置 - Google Patents

光学アダプタ及び内視鏡装置 Download PDF

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Abstract

【課題】発光部を有する照明基板を、対物光学部材群と干渉せず、かつ、確実に固定された状態とするとともに、外径を最小限の大きさとした光学アダプタ及び光学アダプタを備えた内視鏡装置を提供する。
【解決手段】光学アダプタ40は、内視鏡装置の挿入部2先端に、基端部が着脱可能に取り付けられるアダプタ本体41と、アダプタ本体41の基端部から先端部へ配設された対物光学部材群50と、略板状で、アダプタ本体41の先端部で対物光学部材群50の径方向外側に設けられ、発光部61を有する照明基板60と、有底筒状で、底部67でアダプタ本体41の先端部を覆うとともに、筒部66がアダプタ本体41の外周面に固定された先端カバー43とを備え、底部67には、対物光学部材群50の先端部を露出させる第1の貫通孔70と、発光部61を露出させる第2の貫通孔71とが形成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、被検体を観察するための光学アダプタ及び内視鏡装置に関する。
近年、医療分野や工業分野などの様々な分野において、被検体に挿入される挿入部と、この挿入部に着脱可能に取り付けられる光学アダプタとを備える内視鏡装置が利用されている。光学アダプタとしては、挿入部の撮影手段と接続して観察を可能とする対物光学部材群と、対物光学部材群と干渉せずに先端側を照明可能に設けられたLEDなどの発光部を備えたものがある(例えば、特許文献1参照)。このような光学アダプタが挿入部に装着された状態においては、発光部によって先端側の被検体を照明可能であり、挿入部先端に設けられた撮影手段によって、アダプタ本体の対物光学部材群を介して被検体を好適に観察することが可能である。
ここで、上記の光学アダプタは、より詳しくは、挿入部に着脱可能に取り付けられるとともに、対物光学部材群が設けられているアダプタ本体と、対物光学部材群を露出させた状態でアダプタ本体の先端部に固定される筒状の先端カバーと、発光部を有する照明基板とで構成されている。このような照明基板は、先端カバーに接着固定によって固定されていて、先端カバーを介してアダプタ本体に固定されている。あるいは、先端カバーの内周側に内向きフランジが設けられていて、照明基板の外縁部を発光部と干渉しないように押さえ込むことで、アダプタ本体に固定されている。
特開2005−253511号公報
しかしながら、特許文献1の光学アダプタで、照明基板を先端カバーに接着固定した場合には、接着部分が劣化してしまった場合に照明基板が先端カバーから脱落してしまう恐れがあった。また、照明基板の外縁部を押さえ込んで固定する場合には、照明基板上において、対物光学部材群と干渉しないように発光部を設けるスペースを確保するとともに、さらにその径方向外側に内向きフランジによって押さえ込むことが可能なスペースを確保する必要がある。このため、確実に照明基板を固定することが可能であるものの、光学アダプタの外径が大きくなってしまい小型化には限界があった。
この発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、発光部を有する照明基板を、対物光学部材群と干渉せず、かつ、確実に固定された状態とするとともに、外径を最小限の大きさとした光学アダプタ及び光学アダプタを備えた内視鏡装置を提供するものである。
上記課題を解決するために、この発明は以下の手段を提案している。
本発明は、内視鏡装置の挿入部先端に、基端部が着脱可能に取り付けられるアダプタ本体と、該アダプタ本体の前記基端部から先端部へ配設された対物光学部材群と、略板状で、前記アダプタ本体の前記先端部で前記対物光学部材群の径方向外側に設けられ、表面に先端側へ照明可能な発光部を有する照明基板と、有底筒状で、底部で前記アダプタ本体の前記先端部を覆うとともに、筒部が該アダプタ本体の外周面に固定された先端カバーとを備え、前記先端カバーの前記底部には、前記対物光学部材群の先端部を露出させる第1の貫通孔と、前記照明基板の前記発光部を露出させる第2の貫通孔とが形成されていることを特徴としている。
この発明に係る光学アダプタによれば、対物光学部材群の径方向外側に発光部を有する照明基板が設けられていることで、先端側を照明して観察することができる。また、有底筒状の先端カバーがアダプタ本体の先端部を覆って固定されるので、アダプタ本体の先端部に設けられた照明基板は、先端カバーの底部によってアダプタ本体の先端部との間に挟み込まれて固定された状態となる。この際、先端カバーの底部に形成された第1の貫通孔及び第2の貫通孔によって、最小限の範囲で発光部及び対物光学部材群を露出させることができるので、互いに干渉しないように、照明し、また、被検体を観察することが可能である。一方、先端カバーの底部の内、第1の貫通孔及び第2の貫通孔が形成されていない他の部分によって、照明基板の表面の内、発光部が設けられていない最小限の範囲で照明基板を確実に固定することができる。
また、上記の光学アダプタにおいて、前記先端カバーの前記第2の貫通孔は、前記筒部の内周面と連続して形成されていることがより好ましいとされている。
この発明に係る光学アダプタによれば、第2の貫通孔が先端カバーの筒部の内周面と連続して形成されていることで、第2の貫通孔が形成された先端カバーの底部の径方向の縮小化を図ることができ、すなわち、外径をより小さくすることができる。
また、上記の光学アダプタにおいて、前記先端カバーの前記第1の貫通孔と前記第2の貫通孔とは、径方向に連通しているとともに、前記対物光学部材群の前記先端部で、前記アダプタ本体の先端部から突出する側面は、遮光板で覆われていることがより好ましいとされている。
この発明に係る光学アダプタによれば、第1の貫通孔及び第2の貫通孔が径方向に連通していることで、先端カバーの底部について径方向の縮小化をさらに図ることができ、外径をより小さくすることができる。または、限られたスペースの中で発光部のスペースを広くすることができる。この際、対物光学部材群の先端部において、アダプタ本体の先端部から突出する側面を遮光板で覆っていることで、対物光学部材群と発光部とが干渉してしまうことがなく、先端側を照明し、好適に被検体を観察することを可能とさせる。
また、本発明は、内視鏡装置の挿入部先端に、基端部が着脱可能に取り付けられるアダプタ本体と、該アダプタ本体の前記基端部から先端部へ配設された対物光学部材群と、略板状で、前記アダプタ本体の前記先端部で前記対物光学部材群の径方向外側に設けられ、表面に先端側へ照明可能な発光部を有する照明基板と、筒状で、前記アダプタ本体の外周面に固定された先端カバーとを備え、前記先端カバーの先端部には、前記照明基板の前記表面に当接して、該照明基板を前記アダプタ本体に係止可能な係止部が、前記発光部に対して前記アダプタ本体の周方向に隣接して設けられていることを特徴としている。
この発明に係る光学アダプタによれば、対物光学部材群の径方向外側に発光部を有する照明基板が設けられていることで、先端側を照明して観察することができる。また、アダプタ本体に固定された先端カバーの係止部が照明基板の表面に当接することで、照明基板はアダプタ本体に係止されて固定された状態となる。この際、係止部が発光部に対してアダプタ本体の周方向に隣接して設けられていることで、径方向に係止部を設けるスペースを必要とすることがなく、照明基板の表面の内、発光部が設けられていない最小限の範囲で照明基板を確実に固定することができる。
また、上記の光学アダプタにおいて、前記対物光学部材群の先端部で、前記アダプタ本体の前記先端部から突出する側面は、遮光板で覆われているがより好ましいとされている。
この発明に係る光学アダプタによれば、対物光学部材群の先端部において、アダプタ本体の先端部から突出する側面を遮光板で覆っていることで、対物光学部材群と発光部とが干渉してしまうことがなく、先端側を照明し、好適に被検体を観察することを可能とさせる。
また、上記の光学アダプタにおいて、前記対物光学部材群は、前記先端カバーに固定される第1の光学部材と、前記アダプタ本体に固定される第2の光学部材とを備え、 前記照明基板の少なくとも一部は、前記対物光学部材群の可視範囲の径方向外側の範囲で、前記第1の光学部材と前記第2の光学部材との間に介装されていることがより好ましいとされている。
この発明に係る光学アダプタによれば、照明基板の一部が第1の光学部材と第2の光学部材との間に介装されているので、対物光学部材群の径方向外側で照明基板を設けるのに必要なスペースを縮小化することができ、外径をより小さくすることができる。この際、照明基板の第1の光学部材と第2の光学部材との間に介装されたスペースは、対物光学部材群の可視範囲の径方向外側に位置していることで、対物光学部材群による観察視野と干渉してしまうことが無い。
また、本発明の内視鏡装置は、上記の光学アダプタと、該光学アダプタが着脱可能に取り付けられる挿入部と、該挿入部が連結された内視鏡本体部とを備えることを特徴としている。
この発明に係る内視鏡装置によれば、被検体近傍まで挿入される光学アダプタの外径を最小限の大きさとして、先端側を照明して、被検体の観察を行うことができる。
本発明の光学アダプタによれば、先端カバーを備えることで、対物光学部材群と干渉せずに発光部を有する照明基板を確実に固定した状態にすることができるとともに、外径を最小限の大きさとすることができる。
また、本発明の内視鏡装置によれば、光学アダプタを備えることで、外径を最小限の大きさとして、先端側を照明して、被検体の観察を行うことができ、狭隘部などでもより好適に被検体の観察が可能となる。
以下、本発明の第1実施形態における内視鏡装置について、図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施形態としての内視鏡装置1を示したものである。内視鏡装置1は、被検体に挿入される挿入部2と、この挿入部2を収納する本体収納ボックス(内視鏡本体部)3とを備えている。
本体収納ボックス3は、本体部7と蓋部6とを備えており、これら蓋部6と本体部7とが相互に開閉可能に取り付けられている。本体部7の内部には、回転可能な円柱状の巻き取りドラム12が設けられている。巻き取りドラム12の一端面は、本体収納ボックス3の側面から外部に露出しており、その一端面にはハンドル13が設けられている。巻き取りドラム12は中空に形成されており、その空間内部には、電源を供給する電源部4と、画像信号を処理するカメラコントロールユニット5とが収納されている。また、本体部7の天面7aには、画像を表示するためのモニタ8と、挿入部2の操作を行うためのリモコン11とが設けられている。なお、符号16は運搬用のキャスターを示すものである。
また、上述の挿入部2は長尺状に形成されており、この挿入部2の基端は、開口部18を介して巻き取りドラム12に取り付けられている。これにより、挿入部2は、開口部18を介して引っ張り出すことにより、本体収納ボックス3から外方に延びるようになっており、逆に、ハンドル13に手をあてがい、巻き取りドラム12を回転させることにより、巻き取りドラム12に巻き取られ、本体収納ボックス3に収納されるようになっている。
挿入部2の先端部近傍には、湾曲可能な湾曲部21が設けられている。湾曲部21は、リモコン11を操作することにより、所望の方向に湾曲可能であり、これにより、挿入部2の先端を、湾曲部21を介して所望の方向に向けることが可能である。また、湾曲部21の先端には、円筒状に形成された先端硬質部22が設けられている。
図2に示すように、挿入部2の先端硬質部22には、後述する観察画像を得るための直視用の光学アダプタ40が着脱可能に取り付けられている。先端硬質部22は、湾曲部21と接続された略円筒状の外筒部23と、外筒部23の先端に設けられた先端本体24とで構成されている。先端本体24の基端外周には、凸部24aが形成されていて、この凸部24aが外筒部23の内部に形成された段部23aに係合するとともに、この状態で外筒部23と先端本体24とがネジ部25によって螺合されることによって、先端本体24は外筒部23に固定された状態となっている。また、この状態で、先端本体24に対して外筒部23の先端23bが突出していることで、先端本体24と外筒部23とで環状の凹部22aが形成されている。
また、外筒部23の外周面において、先端23bには、第1の雄ねじ26が形成されている。さらに、第1の雄ねじ26よりも基端側には、第1の雄ねじ26と所定距離離間して第2の雄ねじ27が形成されていて、後述するように、これらに螺合させることで光学アダプタ40を装着することが可能である。さらに、挿入部2の先端硬質部22の内部には、固体撮像素子28、光学フィルタ29及び挿入側対物レンズ群30が、先端本体24の基端側から先端側に向けて順次並べて配されていて、挿入側対物レンズ群30の先端部30aが、先端本体24において中央部から先端側へ突出する小径筒状部24bから露出している。ここで、固体撮像素子28は、例えばCCD(charge coupled device)で、被検体の観察画像を得るためのものであり、図1に示すように、挿入部2の内部空間を通る撮像ケーブルを介して本体部7の内部に接続され、電源部4から電源の供給を受けるとともに、撮像した画像信号をカメラコントロールユニット5に送信することが可能である。また、光学フィルタ29は、挿入側対物レンズ群30内に取り込まれた被検体からの反射光のうち赤外線をカットするものである。また、挿入側対物レンズ群30は、取り込まれた被検体からの反射光を固体撮像素子28において結像させるためのものである。
また、先端本体24には、貫通孔24cが形成されていて、挿入側電極31が絶縁部材31aを介して先端本体24と絶縁された状態で挿入されている。挿入側電極31の一端は、先端本体24から先端側に露出していて、後述するように光学アダプタ40と電気的に接続可能である。また、挿入側電極31の他端は、挿入部2の内部に挿通されたリード線32と接続されていて、これにより本体収納ボックス3の電源部4から電源の供給を受けることが可能である。なお、挿入側電極31は、図示しないが、陽極及び陰極で対なして構成されている。
次に、光学アダプタ40について説明する。図3及び図4に示すように、光学アダプタ40は、アダプタ本体41と、接続リング42と、先端カバー43とを備えている。図2に示すように、アダプタ本体41は、全体がほぼ厚肉の円筒状に形成され、その基端部41aには、軸方向に窪む位置決め凹部44が形成されている。この位置決め凹部44は、挿入部2の小径筒状部24bを挿入可能な形状に形成されていて、位置決め凹部44に小径筒状部24bを挿入した状態においては、アダプタ本体41が挿入部2の先端硬質部22に対して回転不能となる。さらに、アダプタ本体41の基端部41aは、その外径寸法が挿入部2の外筒部23の内径寸法よりも小さく形成され、基端部41aを凹部22aに挿入可能となっている。また、アダプタ本体41の基端部41a側の外周面には、Oリング45を装着するための環状のOリング溝(溝部)46が形成されている。
すなわち、図2に示すように、アダプタ本体41の基端部41aを先端硬質部22の凹部22aに完全に挿入した状態においては、Oリング溝46に装着されたOリング45が、外筒部23の先端23bの内面とOリング溝46の底面との間に挟み込まれて潰されることになる。このため、挿入部2の先端硬質部22とアダプタ本体41との接続部分からアダプタ本体41や挿入部2の先端硬質部22の内部に水分が侵入することを防止できる。具体的には、先端硬質部22の挿入側対物レンズ群30と、後述するアダプタ本体41のアダプタ側対物レンズ群50との間に水分が介在することを防止できるため、この水分の介在によって、電極部のショートや被検体の観察画像が乱れることを防ぐことができる。また、アダプタ本体41の外周面には、Oリング溝46の先端側において、段差状に拡径した大径フランジ部47が形成されている。
また、アダプタ本体41において、その内部には、レンズやカバーガラス等から構成されるアダプタ側対物レンズ群50(対物光学部材群)が基端部から先端部へ配設されている。より詳しくは、アダプタ側対物レンズ群50は、先端側から順に第1のレンズ51、第2のレンズ52、及び、第3のレンズ53で構成されていて、それぞれアダプタ本体41に接着剤で固定されている。第1のレンズ51は、アダプタ本体41の先端面41bから先端側に突出して露出した状態で固定されている。また、第1のレンズ51と第2のレンズ52との間にはマスク54が介装されていて、可視範囲よりも径方向外側から視野外光が侵入するのを規制している。さらに、第3のレンズ53は、位置決め凹部44において、基端側に露出した状態で固定されていて、光学アダプタ40が挿入部2の先端硬質部22に装着された状態で、挿入側対物レンズ群30と接続された状態となる。
すなわち、このアダプタ側対物レンズ群50は、光学アダプタ40が挿入部2の先端硬質部22に装着された状態において、挿入側対物レンズ群30の先端側に配されて、固体撮像素子28に結像させる観察画像の画角や明るさ、ピントを調整する役割を果たすことが可能である。そして、挿入部2に装着する光学アダプタ40の種類を適宜変更することにより、様々な画角、明るさ、ピントを有する観察画像を取得することが可能であり、アダプタ側対物レンズ群50と、挿入部2側の固体撮像素子28、光学フィルタ29、及び挿入側対物レンズ群30とで、被検体の観察画像を取得するための観察光学系が構成されている。なお、図5及び図6に示すように、アダプタ側対物レンズ群50の正面視した形状は、モニタ8に出力可能な画像と対応して、径方向左右に細長に形成されている。
また、図2に示すように、光学アダプタ40のアダプタ本体41には、上記のように光学アダプタ40が挿入部2の先端硬質部22に装着された状態で、挿入側電極31と対向する位置に貫通孔55が形成されていて、絶縁部材56aを介してアダプタ側電極56が挿入されている。アダプタ側電極56の一端には、端子56bがアダプタ本体41から基端側へ突出して設けられていて、内部に設けられた図示しないバネにより突没可能である。すなわち、図2に示すように、挿入部2の先端硬質部22に光学アダプタ40が装着された状態では、アダプタ側電極56の端子56bは没するとともに、図示しないバネによって適度に付勢された状態で挿入側電極31と当接して電気的に接続されている。なお、図示しないが、アダプタ側電極56も、挿入側電極31と対応して、陽極及び陰極とで対をなして構成されている。
図2に示すように、接続リング42は、略円環状に形成されていて、アダプタ本体41の先端側から挿入することにより、アダプタ本体41に取り付けられるように構成されている。接続リング42の先端側には、アダプタ本体41の大径フランジ部47に軸方向から当接可能な内向きのストッパフランジ57が一体的に形成されている。すなわち、この接続リング42は、アダプタ本体41に取り付けられた状態において、アダプタ本体41の基端部41a側から抜け落ちないようになっている。また、接続リング42は、アダプタ本体41に取り付けられた状態において、アダプタ本体41に対して回転可能である。さらに、この円環状の接続リング42は、アダプタ本体41の基端部41aよりもさらに軸方向基端側に延びるように配されており、内周面には、第1の雄ねじ26及び第2の雄ねじ27と螺合可能な雌ねじ58が形成されている。
すなわち、光学アダプタ40を挿入部2の先端硬質部22に装着する際には、はじめに、挿入部2の先端硬質部22を光学アダプタ40の基端側から挿入するとともに、接続リング42を回転させることで、接続リング42の雌ねじ58が、挿入部2の第1の雄ねじ26に螺合する。そして、この状態からさらに接続リング42を回転させると、雌ねじ58は、第1の雄ねじ26を乗り越えて第2の雄ねじ27に螺合し、これにより光学アダプタ40が挿入部2の先端硬質部22に固定されることになる。したがって、挿入部2の第1の雄ねじ26は、光学アダプタ40が挿入部2から脱落するのを防止するための抜け止めとして機能することになる。なお、雌ねじ58が第2の雄ねじ27に螺合した状態においては、小径筒状部24bが位置決め凹部44に挿入されることになる。
また、アダプタ本体41の先端部において、先端面41bには、表面60aに先端側を照明可能なLED61(発光部)を有するLED基板60(照明基板)が設けられている。図5に示すように、LED基板60は、貫通孔60bを有する略円板状で、先端面41bから突出するアダプタ側対物レンズ群50の第1のレンズ51を貫通孔60bに挿通させている。このため、LED基板60は、アダプタ側対物レンズ群50の第1のレンズ51に対して径方向外側に位置し、特に、LED61は、正面視径方向左右に細長の第1のレンズ51に対して、径方向上下に配置されている。LED基板60の表面60aには、基板パターン62が形成されているとともに、一対の電極63が形成されている。図2に示すように、一対の電極63は、背面60c側に延設されたリードピン64と一体に形成されている。また、リードピン64は、アダプタ側電極56の他端の端子56cと半田接続部56dによって電気的に接続されている。図5に示すように、LED61は、ボンディングワイヤ65によって電極63または基板パターン62のいずれかと電気的に接続されている。すなわち、本体収納ボックス3の電源部4からの電源の供給により、挿入側電極31、アダプタ側電極56、LED基板60上の電極63及び基板パターン62、並びに、ボンディングワイヤ65を介して、LED61を発光させることが可能である。
また、図2に示すように、先端カバー43は、有底筒状の部材で、アダプタ本体41の先端側から筒部66によってアダプタ本体41に外嵌させることが可能であるとともに、筒部66の先端部に設けられた底部67によってLED基板60が設けられた先端面41bを覆うことが可能である。筒部66には、挿入孔66aが形成されているとともに、アダプタ本体41に先端カバー43が外嵌された状態において、アダプタ本体41の外周面の対応する位置には、ねじ穴41dが形成されている。そして、この状態でねじ穴41dに対応するビス68が螺合されていることで、先端カバー43は、アダプタ本体41に固定される。また、このように固定された状態では、先端カバー43の底部67がLED基板60の表面60aに当接して、LED基板60をアダプタ本体41の先端面41bとの間に挟み込んで固定した状態となる。なお、LED基板60の表面60aにおいて、底部67と当接する部分は、カバーレイ60dで覆われていて、底部67が基板パターン62に当接してショートするのを防いでいる。
また、図6に示すように、先端カバー43の底部67には、アダプタ側対物レンズ群50の第1のレンズ51と対応する位置で第1のレンズ51を挿通可能な第1の貫通孔70と、LED61と対応する位置に設けられた第2の貫通孔71とが形成されている。第1の貫通孔70によりアダプタ側対物レンズ群50の第1のレンズ51は先端側に露出した状態であり、これにより被検体を観察することが可能である。また、第2の貫通孔71によりLED61は先端側に露出した状態であり、これにより先端側を照明することが可能である。さらに、第2の貫通孔71は、筒部66の内周面66bと連続するように形成されている。なお、第1の貫通孔70に対して第1のレンズ51は密着した状態であり、図示しない接着剤によって、LED基板60まで水分が浸入しないように防水処理が施されている。同様に、第2の貫通孔71は、照明光を透過可能な樹脂で充填されていて、LED61の照明光を透過させるとともに、外部の水分がLED基板60まで浸入しないようになっている。
ここで、第1の貫通孔70と第2の貫通孔71との間には、底部67の一部として、遮光部67aが形成されていて、第1のレンズ51とLED61とは遮光された状態にある。このため、LED61の照明光が第1のレンズ51に直接侵入して、フレアが発生し観察に支障が生じてしまうことが無く、互いに干渉せずに好適に被検体の観察を行うことが可能である。また、LED61に対してアダプタ本体41の周方向に隣接する位置には、底部67の一部として、係止部67bが形成されている。そして、LED基板60は、底部67の内、係止部67bが当接することによって固定されている。
すなわち、第1の貫通孔70及び第2の貫通孔71をそれぞれアダプタ側対物レンズ群50及びLED61に応じて最小限の大きさとすることで、底部67の第1の貫通孔70及び第2の貫通孔71以外の他の部分である係止部67bでLED基板60を確実に固定することができ、LED基板60として必要な大きさに応じて、先端カバー43の径方向の寸法を小さくすることができる。特に、LED61の配置する位置を正面視径方向左右に細長のアダプタ側対物レンズ群50に対して径方向上下に配置している。また、係止部67bがLED61に対してアダプタ本体41の周方向に隣接する位置であり、LED61の径方向外側に係止部67bを設けるスペースを設ける必要がない。さらに、第2の貫通孔71が筒部66の内面と連続している。このため、先端カバー43の径方向の寸法の縮小化をさらに図ることが可能であり、上記のような光学アダプタ40では、外径を最小限の大きさにすることができる。また、このような光学アダプタ40を備えた内視鏡装置1においては、外径を最小限の大きさとして、先端側を照明して被検体の観察を行うことができ、狭隘部などでもより好適に被検体を観察することができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。図7及び図8は、本発明の第2の実施形態を示したものである。図7及び図8において、図1から図6に記載の構成要素と同一部分については同一符号を付し、その説明を省略する。また、この実施形態と上記第1の実施形態とは基本的構成は同一であり、ここでは異なる点についてのみ説明する。
図7及び図8に示すように、この実施形態の光学アダプタ80では、先端カバー81の底部82において、アダプタ側対物レンズ群50の第1のレンズ51と対応する第1の貫通孔83と、LED61と対応する第2の貫通孔84とが、アダプタ本体41の径方向に連通して形成されている。また、第1のレンズ51の側面51aは、遮光板85で覆われている。遮光板85は、LED61の照明光を遮蔽可能な薄肉の部材であり、例えばリン青銅板が使用されている。
このような光学アダプタ80では、アダプタ側対物レンズ群50の第1のレンズ51の側面51aを遮光板85で覆っていることで、LED61の照明光が第1のレンズ51に侵入してしまいフレアが発生して観察に支障が生じてしまうなど、互いに干渉してしまうことが無い。また、遮光板85は薄肉の部材であるため、第1の実施形態で底部67の一部として遮光部67aを設けるより径方向のスペースを小さくして、より縮小化を図ることができる。このため、光学アダプタ80全体の外径をより小さくすることができ、図8に示すように、第1の実施形態と相対的に比較して、LED61の向きを径方向に細長に配置して搭載個数を増やすことも可能となる。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。図9から図15は、本発明の第3の実施形態を示したものである。図9から図15において、図1から図8に記載の構成要素と同一部分については同一符号を付し、その説明を省略する。また、この実施形態と上記第1の実施形態とは基本的構成は同一であり、ここでは異なる点についてのみ説明する。
図9から図12に示すように、この実施形態の光学アダプタ90は、挿入部2の先端硬質部22に着脱可能な本体部91と、後枠92及び先枠93と、先端カバー94とを備える。図9及び図10に示すように、後枠92の基端側には凹部92aが形成されていて、本体部91の先端側に外嵌されて一体となっている。また、後枠92の先端側には小径筒部92bが突出している。先枠93の基端側には凹部93aが形成されていて、後枠92の小径筒部92bに外嵌することで、先枠93と後枠92とは一体となり、これにより本体部91と先枠93と後枠92とでアダプタ本体95を構成している。
また、先端カバー94は、後述するアダプタ側対物レンズ群100の先端部を露出させる第1の貫通孔96及びLED61を露出させる第2の貫通孔97が形成された底部98と、筒部99とで構成された有底筒状の部材である。第2の貫通孔97は、筒部99の内周面99aと連続して形成されている。また、筒部99には挿入孔99bが形成されていて、先端カバー94をアダプタ本体95に外嵌した状態で、後枠92及び本体部91の対応する位置には、それぞれ挿入孔92c及びねじ穴91aが形成されている。そして、ビス91bで螺合することで、先端カバー94と、アダプタ本体95とは一体となっている。また、一体となった状態でアダプタ本体95には、先端から基端へ貫通孔95aが形成され、先端カバー94の第1の貫通孔96と連通していて、アダプタ側対物レンズ群100が基端から先端へ配設されている。
アダプタ側対物レンズ群100は、先端側から、先端カバー94の第1の貫通孔96に固定された第1のレンズ101と、先枠93に固定された第2のレンズ102、第3のレンズ103、第4のレンズ104、及び第5のレンズ105と、後枠92に固定された第6のレンズ106と、本体部91に固定されて位置決め凹部44に露出する第7のレンズ107とを備える。第1のレンズ101はカバーガラスであり、第1の貫通孔96に防水処理されて固定されている。また、先端カバー94において、第1の貫通孔96と、第2の貫通孔97との間には、底部98の一部として、遮光部98aが形成されていることで、LED61の照明光が直接アダプタ側対物レンズ群100の第1のレンズ101に侵入するのを防いでいる。また、図10に示すように、第2のレンズ102は、レンズ102a、102bが中心線Lに対して左右対称に組みをなして設けられた双眼レンズである。同様に、第3のレンズ103及び第4のレンズ104も、レンズ103a、103b及びレンズ104a、104bとで構成されている。このため、図11から図13に示すように、本実施形態の光学アダプタ90のアダプタ側対物レンズ群100は、正面視して、径方向上下に対して左右に細長の形状を呈している。
また、図9及び図10に示すように、第2のレンズ102と第3のレンズ103との間には、マスク108が介装されている。図14に示すように、マスク108は、第2のレンズ102及び第3のレンズ103の各レンズ102a、102b及び103a、103bと対応して窓108a、108bが形成されている。窓108a、108bは、八角形に形成されていて、固体撮像素子28による結像範囲28aの内、各レンズ102a、102b及び103a、103bの外縁102c、103c及び結合部102d、103dの範囲を遮光していて、可視範囲109a、109bを形成している。これらの可視範囲109a、109bからの入射光がともに固体撮像素子28で結像されることで、被検体を立体的に観察することを可能としている。
また、図9、図10に示すように、アダプタ本体95の先端面95bには、LED61を有するLED基板110が設けられている。図15に示すように、LED61は、LED基板110が固定された状態において、アダプタ側対物レンズ群100が径方向左右に細長であるのに対して、その直交する方向であるアダプタ側対物レンズ群100の径方向上下に位置するように配置されている。図10及び図13に示すように、LED基板110は、先端カバー94がアダプタ本体95に固定された状態において、先端カバー94の底部98の内、LED61に対してアダプタ本体95の周方向で、かつ、アダプタ側対物レンズ群100の径方向に隣接する一部である係止部98bによって、アダプタ本体95の先端面95bとの間に挟み込まれて固定されている。LED基板110には、アダプタ側対物レンズ群100と対応して貫通孔110aが形成されているが、図9、図10及び図15に示すように、LED基板110の内、貫通孔110aの外縁をなす部分である外縁部110bは、第1のレンズ101と第2のレンズ102との間に介装されている。図15に示すように、LED基板110の外縁部110bは、マスク108で規定された可視範囲109a、109bよりも径方向外側の位置で介装されている。
この実施形態の光学アダプタ90においても、第1の実施形態同様に、第1の貫通孔96及び第2の貫通孔97によって、最小限の範囲で互いに干渉すること無く、LED61で照明し、アダプタ側レンズ群対物100で観察することを可能とさせ、また、係止部98bによって確実にLED基板60を固定することができる。特に、本実施形態のように、アダプタ側対物レンズ群100が双眼レンズで構成されて径方向の一方向に細長の形状を呈していたとしても、この方向で係止部98bによってLED基板60を固定するとともに、直交する他方向にLED61を配置することで、有効にスペースを利用して径方向の寸法の縮小化を図ることができる。また、LED基板110の一部がアダプタ側対物レンズ群100の第1のレンズ101と第2のレンズ102との間に介装されていることで、アダプタ側対物レンズ群100の径方向外側でLED基板110を設けるのに必要なスペースを縮小化することができ、外径をより小さくすることができる。この際、LED基板110の第1のレンズ101と第2のレンズ102との間に介装されたスペースは、アダプタ側対物レンズ群100の可視範囲109a、109bの径方向外側に位置していることで、アダプタ側対物レンズ群100による観察視野と干渉してしまうことが無い。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
本発明の第1の実施形態に係る内視鏡装置を示す全体構成図である。 本発明の第1の実施形態に係る内視鏡装置の挿入部先端の断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る光学アダプタの斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係る光学アダプタの分解図である。 本発明の第1の実施形態に係る光学アダプタのLED基板とアダプタ本体の正面図である。 本発明の第1の実施形態に係る光学アダプタの正面図である。 本発明の第2の実施形態に係る光学アダプタの断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る光学アダプタの正面図である。 本発明の第3の実施形態に係る内視鏡装置の挿入部先端の側方視した断面図である。 本発明の第3の実施形態に係る内視鏡装置の挿入部先端の上方視した断面図である。 本発明の第3の実施形態に係る光学アダプタの斜視図である。 本発明の第3の実施形態に係る光学アダプタの分解図である。 本発明の第3の実施形態に係る光学アダプタの正面図である。 本発明の第3の実施形態に係る光学アダプタのマスクの詳細図である。 本発明の第3の実施形態に係る光学アダプタのLED基板とアダプタ本体の正面図である。
符号の説明
1 内視鏡装置
2 挿入部
3 本体収納ボックス(内視鏡本体部)
40、80、90 光学アダプタ
41、95 アダプタ本体
43、81、94 先端カバー
50、100 アダプタ側対物レンズ群(対物光学部材群)
51、101 第1のレンズ(第1の光学部材)
52、102 第2のレンズ(第2の光学部材)
60、110 LED基板(照明基板)
60a 表面
61 LED(発光部)
66、99 筒部
67、82、98 底部
67b、98b 係止部
70、83、96 第1の貫通孔
71、84、97 第2の貫通孔
85 遮光板
109a、109b 可視範囲

Claims (7)

  1. 内視鏡装置の挿入部先端に、基端部が着脱可能に取り付けられるアダプタ本体と、
    該アダプタ本体の前記基端部から先端部へ配設された対物光学部材群と、
    略板状で、前記アダプタ本体の前記先端部で前記対物光学部材群の径方向外側に設けられ、表面に先端側へ照明可能な発光部を有する照明基板と、
    有底筒状で、底部で前記アダプタ本体の前記先端部を覆うとともに、筒部が該アダプタ本体の外周面に固定された先端カバーとを備え、
    前記先端カバーの前記底部には、前記対物光学部材群の先端部を露出させる第1の貫通孔と、前記照明基板の前記発光部を露出させる第2の貫通孔とが形成されていることを特徴とする光学アダプタ。
  2. 請求項1に記載の光学アダプタにおいて、
    前記先端カバーの前記第2の貫通孔は、前記筒部の内周面と連続して形成されていることを特徴とする光学アダプタ。
  3. 請求項1または請求項2に記載の光学アダプタにおいて、
    前記先端カバーの前記第1の貫通孔と前記第2の貫通孔とは、径方向に連通しているとともに、
    前記対物光学部材群の前記先端部で、前記アダプタ本体の先端部から突出する側面は、遮光板で覆われていることを特徴とする光学アダプタ。
  4. 内視鏡装置の挿入部先端に、基端部が着脱可能に取り付けられるアダプタ本体と、
    該アダプタ本体の前記基端部から先端部へ配設された対物光学部材群と、
    略板状で、前記アダプタ本体の前記先端部で前記対物光学部材群の径方向外側に設けられ、表面に先端側へ照明可能な発光部を有する照明基板と、
    筒状で、前記アダプタ本体の外周面に固定された先端カバーとを備え、
    前記先端カバーの先端部には、前記照明基板の前記表面に当接して、該照明基板を前記アダプタ本体に係止可能な係止部が、前記発光部に対して前記アダプタ本体の周方向に隣接して設けられていることを特徴とする光学アダプタ。
  5. 請求項4に記載の光学アダプタにおいて、
    前記対物光学部材群の先端部で、前記アダプタ本体の前記先端部から突出する側面は、遮光板で覆われていることを特徴とする光学アダプタ。
  6. 請求項1から請求項5のいずれかに記載の光学アダプタにおいて、
    前記対物光学部材群は、前記先端カバーに固定される第1の光学部材と、前記アダプタ本体に固定される第2の光学部材とを備え、
    前記照明基板の少なくとも一部は、前記対物光学部材群の可視範囲の径方向外側の範囲で、前記第1の光学部材と前記第2の光学部材との間に介装されていることを特徴とする光学アダプタ。
  7. 請求項1から請求項6のいずれかに記載の光学アダプタと、
    該光学アダプタが着脱可能に取り付けられる挿入部と、
    該挿入部が連結された内視鏡本体部とを備えることを特徴とする内視鏡装置。
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