JP2008005889A - 弾球遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来のものより早期に不正行為を発見することが可能な弾球遊技機の提供を目的とする。
【解決手段】本発明のパチンコ遊技機10によれば、開閉位置センサ60にて、開閉扉15Tが実際に「開位置」と「閉位置」の何れに位置しているかを検出し、その検出結果と、開放フラグのオンオフ状態とを比較し、両者が一致(開閉扉15Tが「開位置」でかつ開放フラグがON)した整合状態か一致しない(開閉扉15Tが「開位置」でかつ開放フラグがOFF)非整合状態かを判断する。そして、非整合状態と判断された場合に、パチンコホールに備えた管理装置120に異常を報知する。これにより、大入賞口15に遊技球が入賞していなくても、開閉扉15Tが不正行為によって開かれたときに、その不正行為を発見することができる。即ち、従来のものより早期に不正行為を発見することが可能になる。
【選択図】図9

Description

本発明は、入賞口に設けた開閉部材を通常は閉位置に保持し、遊技の当否判定結果が当たりの場合に開閉部材を開位置に移動して入賞口への遊技球の入球を可能とする弾球遊技機に関する。
従来、この種の弾球遊技機として、不正操作によって開閉部材が開かれた異常を検出可能なものが知られている。具体的には、外部から弾球遊技機内にピアノ線を侵入させて開閉部材を開くという不正行為に対し、従来の弾球遊技機では、遊技が当たり状態でないにも拘わらず、入賞口内に備えた入賞球検出装置が遊技球の入賞を検出したことを条件に、異常の検出を行っていた(例えば、特許文献1参照)。
特許2673230号公報(特許請求の範囲の請求項1、2頁左欄上から12〜18行、2頁右欄上から10〜28行)
しかしながら、上記した従来の弾球遊技機では、入賞口内に遊技球が入賞するまで異常が検出されないので、早期に不正行為を発見することができなかった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、従来のものより早期に不正行為を発見することが可能な弾球遊技機の提供を目的とする。
上記目的を達成するためになされた請求項1の発明に係る弾球遊技機は、遊技球が流下する遊技領域と、遊技球が入球することで遊技者に特典を付与する入賞口と、入賞口への遊技球の入球を可能とする開位置と入球を規制する閉位置との間を移動可能な開閉部材と、遊技の当否判定を行い、その当否判定結果が当たりである場合に制御位置指令を開位置に設定する一方、当否判定結果が外れである場合に制御位置指令を閉位置に設定する遊技制御手段と、制御位置指令に応じて開閉部材を開位置と閉位置の何れかに移動する開閉駆動手段とを備えた弾球遊技機において、開閉位置指令が、開位置と閉位置の何れに設定されているかを記憶する開閉位置記憶手段と、開閉部材が、実際に開位置と閉位置の何れに位置しているかを検出する開閉位置検出手段と、開閉位置記憶手段が記憶した開閉位置指令の設定内容と開閉位置検出手段の検出結果とが一致した整合状態か一致しない非整合状態かを判断する比較判断手段と、比較判断手段により非整合状態と判断された場合に、遊技機外部に異常を報知する報知手段と、開閉位置指令が開位置から閉位置に切り替わった直後の所定の待機期間、報知を行わない無効手段とを備えたところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載の弾球遊技機において、遊技制御手段は、開閉位置指令としての開放フラグを用いた制御を行い、開閉部材を開位置に位置させる場合に開放フラグをONにする一方、開閉部材を閉位置に位置させる場合に開放フラグをOFFにするところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1に記載の弾球遊技機において、遊技制御手段は、開閉位置指令としての遊技状態ステータスを用いた制御を行い、開閉部材を開位置に位置させる場合に遊技状態ステータスを当たり遊技状態に設定する一方、開閉部材を閉位置に位置させる場合に遊技状態ステータスを外れ遊技状態に設定するところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項1乃至3の何れかに記載の弾球遊技機において、所定の待機期間は、開閉位置指令が開位置から閉位置に切り替わってから実際に開閉部材が閉位置に至る迄に要する追従遅れ時間であるところに特徴を有する。
請求項5の発明に係る弾球遊技機は、遊技球が入球することで遊技者に特典を付与する入賞口と、入賞口への遊技球の入球を可能とする開位置と入球を規制する閉位置との間を移動可能であると共に通常は閉位置に保持された開閉部材と、遊技の当否判定を行う当否判定手段とを備え、当否判定の結果が当たりであった場合に開閉部材を開位置に移動する弾球遊技機において、開閉部材が、実際に開位置と閉位置の何れに位置しているかを検出する開閉位置検出手段と、当否判定の結果が当たりでないにも拘わらず、開閉位置検出手段が検出した開閉部材の実際の位置が開位置であった場合を異常として検出する異常開放検出手段と、異常開放検出手段によって検出された異常を、遊技機外部に報知するための異常報知手段とを備えたところに特徴を有する。
請求項6の発明は、請求項1乃至5の何れかに記載の弾球遊技機において、開閉位置検出手段は、光学式、電磁式又は接触式のセンサ又はリミットスイッチであるところに特徴を有する。
請求項7の発明は、請求項1乃至6の何れかに記載の弾球遊技機において、報知手段は、遊技者から離れた遠隔位置に異常の報知を行うところに特徴を有する。
[請求項1,4及び6の発明]
請求項1の構成によれば、遊技制御手段が、遊技の当否判定を行い、その当否判定結果が当たりである場合に制御位置指令を開位置に設定する一方、当否判定結果が外れである場合に制御位置指令を閉位置に設定する。すると、制御位置指令が開位置である場合には、開閉駆動手段が開閉部材を開位置に移動して、入賞口への遊技球の入球が可能となり、制御位置指令が閉位置である場合には、開閉駆動手段が開閉部材を閉位置に移動して、入賞口への遊技球の入球が規制される。
ここで、不正行為によって開閉部材を開位置に移動した場合には、制御位置指令が閉位置であるにも拘わらず、実際には開閉部材が開位置に位置する事態が起こり得る。このような場合、本発明の弾球遊技機では、開閉位置検出手段にて、開閉部材が実際に開位置と閉位置の何れに位置しているかを検出し、その検出結果と、開閉位置記憶手段に記憶された開閉位置指令の設定内容とを比較し、両者が一致した整合状態か一致しない非整合状態かを判断する。そして、非整合状態と判断された場合に、遊技機外部に異常を報知する。これにより、入賞口に遊技球が入賞していなくても、開閉部材が不正行為によって開かれたときに、その不正行為を発見することができる。即ち、従来のものより早期に不正行為を発見することが可能になる。
ところで、正規に開閉部材が開き、制御位置指令が閉位置に切り替わってから開閉部材が実際に閉位置に至るまでの追従遅れや、遊技球の球詰まり等による上記非整合状態が発生する場合がある。しかしながら、本発明では、開閉位置指令が開位置から閉位置に切り替わった直後の所定の待機期間、報知を行わないので、不正行為に基づかない非整合状態を、不正行為として誤検出する事態が防がれる。また、請求項4の構成のように、異常の報知を行わない所定の待機期間を開閉部材の追従遅れ時間とすることで、開閉部材の正規の開放状態を不正行為によって延長する場合にこれを検出することができる。
なお、開閉位置検出手段としては、光学式、電磁式又は接触式のセンサ又はリミットスイッチで構成することができる(請求項6の発明)。
[請求項2,3の発明]
上記した遊技制御手段による制御の具体的な構成としては、請求項2の構成のように、遊技制御手段が開閉位置指令としての開放フラグを用いた制御を行い、開閉部材を開位置に位置させる場合に開放フラグをONにする一方、開閉部材を閉位置に位置させる場合に開放フラグをOFFしてもよいし、請求項3の構成のように、遊技制御手段が、開閉位置指令としての遊技状態ステータスを用いた制御を行い、開閉部材を開位置に位置させる場合に遊技状態ステータスを当たり遊技状態に設定する一方、開閉部材を閉位置に位置させる場合に遊技状態ステータスを外れ遊技状態に設定してもよい。
[請求項5の発明]
請求項5の構成によれば、遊技制御手段が、遊技の当否判定を行い、その当否判定結果が当たりである場合に制御位置指令を開位置に設定する一方、当否判定結果が外れである場合に制御位置指令を閉位置に設定する。すると、制御位置指令が開位置である場合には、開閉駆動手段が開閉部材を開位置に移動して、入賞口への遊技球の入球が可能となり、制御位置指令が閉位置である場合には、開閉駆動手段が開閉部材を閉位置に移動して、入賞口への遊技球の入球が規制される。
ここで、不正行為によって開閉部材を開位置に移動した場合には、当否判定の結果が当たりでないにも拘わらず、実際には開閉部材が開位置に位置する事態が起こり得る。このような場合、本発明の弾球遊技機では、開閉部材が、実際に開位置と閉位置の何れに位置しているかを開閉位置検出手段によって検出し、当否判定の結果が当たりでないにも拘わらず、開閉位置検出手段が検出した開閉部材の実際の位置が開位置であった場合を異常として検出して遊技機外部に報知する。これにより、入賞口に遊技球が入賞していなくても、開閉部材が不正行為によって開かれたときに、その不正行為を発見することができる。即ち、従来のものより早期に不正行為を発見することが可能になる。
[請求項7の発明]
請求項7の構成では、報知手段は、遊技者から離れた遠隔位置に異常の報知を行うので、遊技者及びその周囲の他の遊技者に異常発生を悟られることがなく、その後の対応に自由度が増すと共に、不正行為者の逃亡を防ぐことができる。また、球詰まり等により開閉部材が閉じない場合に、これを不正行為と誤検出して遊技者に不快な思いをさせる事態を回避することもできる。
[第1実施形態]
以下、本発明を適用したパチンコ遊技機10に係る一実施形態を、図1〜図23に基づいて説明する。図2に示すように、本実施形態のパチンコ遊技機10は、パチンコホールの遊技島に固定される外枠80の内側に遊技機本体81を回動可能に備え、その遊技機本体81の前面側に前面枠82を回動可能に備えてなる。遊技機本体81には、遊技球が流下する遊技板11が取り付けられている。
図1に示すように、遊技板11には、ガイドレール12で囲まれた略円形の遊技領域R1が備えられている。また、パチンコ遊技機10(前面枠82)のうち遊技板11より下方には、上皿19A及び下皿19Bが上下2段にして設けられ、下皿19Bの右端部に備えた操作ノブ28を操作することで、上皿19Aに収容された遊技球がガイドレール12に案内されて遊技領域R1の上端部に打ち込まれる。
遊技領域R1における中央には表示装置30が備えられ、表示装置30の下方には、第1及び第2の始動入賞口14A,14B(以下、適宜、「始動入賞口14A,14B」という)大入賞口15及び外れ球受け入れ口16が、上から順に間隔を開けて並べて設けられている。始動入賞口14A,14Bの左右両側には、始動ゲート18,18、一般入賞口20,20がそれぞれ左右対称に設けられている。また、一般入賞口20,20の上方には風車17,17がそれぞれ設けられ、各風車17の側方にはサイドドランプ22,22が備えられている。これら役物以外に遊技領域R1全体に亘って複数の障害釘21が備えられている。
次に所要の各部位について説明する。
一般入賞口20,20は、共に遊技球が1つ入賞可能な開口幅をなして上方に開放されている。これら各一般入賞口20,20に入賞した遊技球は、遊技板11の後側に回収され、代わりに所定数の遊技球が賞球として上皿19Aに払い出される。
始動ゲート18は、遊技球が内側を通過可能な門形構造をなし、通過した遊技球は始動ゲート18に内蔵された普通図柄始動スイッチによって検出される。検出信号に基づいて、普通図柄表示部18Hにて普通図柄が所定期間に亘って変動表示された後、所定の図柄で停止表示される。なお、普通図柄表示部18Hは、例えば、表示装置30の液晶表示画面34の一角部に備えられており、普通図柄は「0」〜「9」までの数字図柄で構成されている。
第1及び第2の始動入賞口14A,14Bは、遊技板11から突出した部材の上面に開口を備えた、所謂、ポケット構造をなしている。各始動入賞口14A,14Bに入った遊技球は、遊技板11の裏側に回収される。各始動入賞口14A,14Bには検出センサが備えられ、それら検出センサによって遊技球が検出されると、所定数の遊技球が賞球として上皿19Aに払い出される。
第1の始動入賞口14Aの開口幅は、丁度、遊技球1つ分となっており、常時、遊技球が入賞可能となっている。第2の始動入賞口14Bは、第1の始動入賞口14Aの真下に配置され、その開口の左右両側には可動翼片14C,14Cが備えられている。これら両可動翼片14C,14Cは、常には起立状態になっており、このとき両可動翼片14C,14Cに挟まれた第2の始動入賞口14Bの開口幅は、丁度、遊技球1つ分となっている。但し、この状態では、第2の始動入賞口14Bの上方空間が、第1の始動入賞口14Aを構成する部材と可動翼片14C,14Cとで囲まれているので、第2の始動入賞口14Bへ入球不可能となっている。そして、普通図柄表示部18Hで停止表示された数字図柄が所定の当たり図柄(例えば、奇数)になると、遊技板11の裏に設けたソレノイドが駆動されて、可動翼片14C,14Cが所定期間(例えば、0.4秒間)に亘って横に倒される。すると、第2の始動入賞口14Bの上方空間が側方に開放し、第1の始動入賞口14Aの両脇を通過した遊技球が可動翼片14C,14Cに案内されて第2の始動入賞口14Bに入賞可能となる。
始動入賞口14A,14Bの何れかに遊技球が入賞すると、上述の如く所定数の遊技球が上皿19Aに払い出されると共に、表示装置30において特別図柄30A,30B,30Cが変動表示される。
表示装置30は全体として枠形構造をなした装飾枠32の内側に液晶モジュール(詳細には、TFT−LCDモジュール)を配置してなる。液晶モジュールのうち、装飾枠32に取り囲まれた前面部分が液晶表示画面34となっており、遊技者は、装飾枠32を通して液晶表示画面34に表示された特別図柄30A,30B,30Cや演出画像を見ることができる。
装飾枠32は、遊技板11に形成された図示しない取付窓に嵌め込まれて固定されている。装飾枠32の上辺部32Aは、遊技板11から前方に突出している。これにより、液晶表示画面34の前側を遊技球が流下することが禁止されると共に、装飾枠32の上方から装飾枠32の内側へ遊技球が進入しないようになっている。なお、装飾枠32の両側方から装飾枠32内に遊技球が進入することは可能である。
装飾枠32の下辺部には、転動ステージ41が設けられている。転動ステージ41は、例えば上下2段となっており装飾枠32の左右方向に延びている。装飾枠32の側方から装飾枠32内に進入した遊技球は、転動ステージ41上を左右に転がった後で、転動ステージ41から表示装置30の下方に落下する。
表示装置30の液晶表示画面34には、通常、3つの特別図柄30A,30B,30Cが横並びに表示されている。これら各特別図柄30A,30B,30Cは、例えば、「0」〜「11」の数字を表記した複数種類のもので構成されており、通常は、各特別図柄30A,30B,30Cごと、所定の種類のものが停止表示されている。そして、始動入賞口14A,14Bの何れかに遊技球が入賞したときに、これら3つの特別図柄30A,30B,30Cが、上下方向にスクロール表示され、所定時間後に、例えば、左、右、中の順で停止表示される。このとき、中特別図柄30Bがスクロール表示されている状態で、先に停止表示された左・右の特別図柄30A,30Cが、同じ図柄となった場合に「リーチ状態」が成立する。また、全ての特別図柄30A,30B,30Cが同じ図柄、即ち、ぞろ目になった場合に、「大当たり遊技」が行われる。
なお、液晶表示画面34において特別図柄30A,30B,30Cが変動表示している最中又は、「大当たり遊技」中に始動入賞口14A,14Bに入賞した場合、その入賞に基づく変動表示はすぐには開始されず一時的に保留される。そして、特別図柄30A,30B,30Cが停止表示又は「大当たり遊技」が終了すると、保留されていた特別図柄30A,30B,30Cの変動表示が開始される。なお、本実施形態では、特別図柄30A,30B,30Cの変動表示を最大で4回分保留することができる。
さて、本発明の「入賞口」に相当する大入賞口15は、左右方向に延びた横長矩形状に形成されており、常には、本発明の「開閉部材」に相当する開閉扉15Tにて閉塞されている。図3及び図4に示すように、開閉扉15Tは、左右方向で対向した1対の側板59,59の間を、大入賞口15の開口に対応した横長の帯板部材58で連結した構造をなし、図7に示すように、側板59,59の下端部を貫通した遊技板11と平行かつ水平な回動軸57によって回動可能に軸支されている。これにより、開閉扉15Tは、遊技板11面に対して直交する面内で大入賞口15を閉塞した「閉位置」と、遊技板11の前方に倒れて大入賞口15に遊技球が入賞可能な「開位置」とに移動可能となっている。
「大当たり遊技」が開始されると、開閉扉15Tが所定期間に亘って「開位置」にされ大入賞口15が開放する。詳細には、図6に示すように、遊技板11の後側に備えられた扉駆動ソレノイド53(本発明の「開閉駆動手段」に相当する)が励磁されてプランジャ53Pが後方に直動し、プランジャ53Pに連結された開閉扉15Tが「閉位置」から「開位置」に移動する。これにより、大入賞口15が開放状態となり、開閉扉15Tを案内にして大入賞口15に入球可能となる。
大入賞口15に入賞した遊技球は、遊技板11の裏側に回収される。大入賞口15の奥側には遊技球検出スイッチ15Sが設けられており、この遊技球検出スイッチ15Sにより遊技球が検出されると、所定数(例えば、15個)の遊技球が賞球として上皿19Aに払い出される。なお、遊技球検出スイッチ15Sによる検出回数(大入賞口15への入球数)はカウントされており、入球数が10個に達したか又は、開閉扉15Tの開放時間が30秒に達したかの何れかの条件が先に満たされた場合に、開閉扉15Tが「閉位置」となって大入賞口15が閉じられる。詳細には、図5に示すように、扉駆動ソレノイド53の励磁が停止されてプランジャ53Pが前方に直動し、プランジャ53Pに連結された開閉扉15Tが「開位置」から「閉位置」に移動する。これにより、大入賞口15が閉鎖状態となり、大入賞口15への入球が規制される。ここで、大入賞口15が開放してから上記所定条件の成立により閉鎖されるまでの間を「ラウンド」と称すると、1回の「大当たり遊技」では、例えば15ラウンドまで行われるようになっている。即ち、開閉扉15Tの開閉動作が15回繰り返される。
図3に示すように、大入賞口15の右側方には、遊技板11から前方に向かって突出した突出壁55が形成されている。突出壁55の上面55Jは、大入賞口15から離れるに従って下るように傾斜しており、開閉扉15Tの側板59と対面した側面55Tは、遊技板11面に対して直角でかつ大入賞口15の側辺に沿った平坦面をなしている。
ところで、開閉扉15Tに備えた1対の側板59,59のうち、右側の側板59には、位置検出用突部59Tが形成されている。位置検出用突部59Tは、開閉扉15Tの回動中心から離れた位置に設けられて、側板59の外面から突出壁55に向かって僅かに突出している。
これに対し、突出壁55の側面55Tには、開閉位置センサ60(本発明の「開閉位置検出手段」に相当する)が備えられている(図7を参照)。開閉位置センサ60は、例えば、発光素子60Aと受光素子60Bとを対向配置してなる光学式センサである。そして、開閉扉15Tが上記「閉位置」のときには、発光素子60Aと受光素子60Bとの間に位置検出用突部59Tが配置され、開閉扉15Tが「開位置」のときには、位置検出用突部59Tが発光素子60Aと受光素子60Bとの間から退避するようになっている。即ち、開閉扉15Tが「閉位置」にあるときだけ受光素子60Bは発光素子60Aからの光を受光できなくなり、受光素子60Bが受光したか否かによって、開閉扉15Tの実際の位置が「開位置」か「閉位置」かが判別可能となっている。
次に、本実施形態のパチンコ遊技機10の電気的な構成について説明する。図8の符号100は、メイン制御回路100であって、CPU100AとROM100B及びRAM100Cを合わせてパッケージしてなるワンチップマイコン100Eを主要部として備える。CPU100Aは、演算部、制御部、各種レジスタ等を備え、ROM100Bから後述するメインプログラムPG1を読み出してランする。なお、メイン制御回路100及びメイン制御回路100で実行されるメインプログラムPG1が、本発明に係る「遊技制御手段」に相当する。
RAM100Cは、各種データを一時記憶する格納領域R0と、CPU100Aの作業領域とを備えている。図23に示すように格納領域R0は、複数のアドレス空間に区分されてアドレス(番地)が付されている。格納領域R0のうち乱数値記憶領域R10には、始動入賞口14A,14Bへの遊技球の入賞を起因として取得された各種カウンタ値(表1を参照)が乱数値として記憶される。また、格納領域R0における所定のアドレス空間には、カウンタ値以外のデータや、各種フラグが格納されている。そして、乱数値記憶領域R10に格納された各種カウンタ値に基づいて、当否判定や液晶表示画面34に表示する特別図柄30A,30B,30C及びその変動態様の設定等の遊技制御が行われる。ここで、乱数値記憶領域R10は、特別図柄30A,30B,30Cの変動表示の保留上限数分、即ち、4つの保留データ格納部が備えられている。そして、各カウンタ値は、これら4つの保留データ格納部のうちの下位側(即ち、図23におけるアドレス「0000」側)から順番に記憶される。
Figure 2008005889
図8に示すように、メイン制御回路100には、表示制御回路102、ランプ制御回路103及び音声制御回路104が接続されている。そして、メイン制御回路100から付与された指令に基づいて表示制御回路102が表示装置30を制御し、音声制御回路104がスピーカ13(図1参照)から音声を出力し、ランプ制御回路103がサイドランプ22等のランプ、LEDを点灯又は消灯させる。さらに後述するが、メイン制御回路100は、上記した開閉位置センサ60からの信号に基づいて開閉扉15Tの実際の位置を検出して異常な状態か否かを判別すると共に、パチンコ遊技機10の状態に関する情報をパチンコホールに備えた管理装置120に対して出力する。
メイン制御回路100には、払出制御回路106及び中継回路107が接続されている。そして、払出制御回路106により貸球払出装置110、発射装置111及び賞球払出装置112が制御されて、遊技球の貸し出し、発射、払い出しが行われる。また、中継回路107には、各種センサ108群、開閉扉15Tの扉駆動ソレノイド53が接続されている。
以上が本実施形態のパチンコ遊技機10の構成であって、次に動作を図9〜22に示すフローチャートを参照しつつ説明する。パチンコ遊技機10の電源をオンすると、メイン制御回路100に備えたCPU100Aが図9に示したメインプログラムPG1をROM100Bから取り出してランする。
メインプログラムPG1がランされると、まず初期設定が行われる(S1)。初期設定(S1)では、例えば、スタックの設定、定数設定、CPU100Aの設定、SIO、PIO、CTC(割り込み時間用コントローラ)の設定や、各種フラグ及びカウンタ値のリセット等を行う。なお、初期設定(S1)は、メインプログラムPG1が、電源投入後の1回目にランされたときだけ実行され、それ以降は実行されない。
初期設定(S1)に次いで、割り込み禁止処理(S2)が行われ、後に詳説する割り込み処理(S9)が実行不可能な状態になる。この状態で、特別図柄主要乱数更新処理(S3)が実行される。この特別図柄主要乱数更新処理(S3)では、上記表1に示した各カウンタ値が更新される。これらのカウンタ値は、電源投入時には「0」に設定され、特別図柄主要乱数更新処理(S3)が実行される毎に、1インクリメントされる。また、各カウンタ値が上限値を越えたか否かがチェックされ、上限値を越えた場合には、下限値(「0」)にリセットされて、再び下限値から1インクリメントされる。このように更新された各カウンタ値は、RAM100Cの格納領域R0のうち、乱数値記憶領域R10とは別に設けられた更新値記憶領域(図示せず)に逐一記憶され、この特別図柄主要乱数更新処理(S3)から抜ける。
特別図柄主要乱数更新処理(S3)に次いで、後に詳説する開閉扉15Tの異常検出及び異常報知に関する処理(S4〜S7)が行われ、その後、割り込み許可処理(S8)が行われて割り込み処理(S9)が実行可能となる。ここで、割り込み処理(S9)は、CPU100Aに割り込みパルスが入力する毎(例えば、4msec周期)に実行される。そして、割り込み処理(S9)が終了して、次に割り込みパルスが入力するまでの間は、ステップS2〜S7の処理が、繰り返し実行される。つまり、割り込み処理(S9)が終了してから、次に割り込み処理(S9)が開始されるまでの残余処理期間中に、特別図柄主要乱数更新処理(S3)による各種カウンタ値の更新処理が複数回に亘って繰り返し実行される。
また、割り込み禁止状態のときにCPU100Aに割り込みパルスが入力した場合は、割り込み処理(S9)はすぐには開始されず、割り込み許可処理(S8)が実行された後に開始される。つまり、割り込み処理(S9)は、ステップS2〜S8の処理の途中に割り込んで実行されることはない。
割り込み処理(S9)について説明する。図10に示すように、割り込み処理(S9)では、まず、出力処理(S10)が実行される。この処理(S10)では、後述する特別動作処理(S15)において決定された各種コマンドやカウンタ値がRAM100Cの出力バッファにセットされているか否かをチェックして、セットされていた場合には、そのコマンドやカウンタ値を各種制御回路102,103,104,106,107(図8を参照)に出力する。
出力処理(S10)に次いで行われる入力処理(S11)では、各入賞口14A,14B,15,20及び始動ゲート18等に備えた各種センサ108群(図8を参照)等による遊技球の検出信号を受信する。
次に行われる普通図柄・特別図柄主要乱数更新処理(S12)では、上記表1に示した各種カウンタ値及び普通図柄決定用のカウンタの両方が上記ステップS3における処理と同様にして更新される。つまり、普通図柄決定用のカウンタ値は、割り込み処理(S9)中にのみ更新され、表1に示した各種カウンタ値は、残余処理期間(割り込み処理(S9)が終了後、次の割り込み処理(S9)が開始されるまでの期間)中にも行われている。
次いで行われる始動口スイッチ検出処理(S13)は、図11に示されている。この処理(S13)では、RAM100Cの更新値記憶領域に格納されている各種カウンタ値が取り出され、RAM100Cの乱数値記憶領域R10のうち保留数に応じたアドレス空間に格納される。詳細には、まず、始動入賞口14A,14Bに遊技球が入賞したか否か、即ち、始動入賞口14A,14Bに備えた検出センサによって遊技球が検出されたか否かがチェックされる(S150)。
ここで、始動入賞口14A,14Bに遊技球が入賞していなかった場合(S150でNo)は、直ちにこの処理(S13)を抜ける。始動入賞口14A,14Bに遊技球が入賞した場合(S150でYes)には、保留記憶数(RAM100Cの保留数記憶領域の数値)が4個(上限数)に達しているか否かがチェックされる(S151)。保留記憶数が4個に達している場合(S151でYes)、即ち、RAM100Cに備えれた4つの保留データ格納部が満タンである場合には、新たなカウンタ値の記憶を行わずに、直ちにこの処理(S13)を抜ける。一方、保留記憶数が4個未満であった場合(S151でNo)には、保留記憶数を1加算し(S152)、各種カウンタ値を記憶する。詳細には、RAM100Cの更新値記憶領域に記憶されている大当たりカウンタ値(ラベル−TRND−A)を読み出し、その大当たりカウンタ値(ラベル−TRND−A)を、RAM100Cの乱数値記憶領域R10のうち、保留記憶数に応じたアドレス空間に格納する(S153)。次に、RAM100Cの更新値記憶領域に記憶されている大当たり図柄カウンタ値(ラベル−TRND−AZ1)を読み出し、乱数値記憶領域R10のうち、保留記憶数に応じたアドレス空間に格納する(S154)。
なお、始動口スイッチ検出処理(S13)では、図示されていないが、リーチカウンタ値(ラベル−TRND−RC)、変動態様カウンタ値(ラベル−TRND−T1)も更新値記憶領域から取り出されて、乱数値記憶領域R10の保留記憶数に応じたアドレス空間に格納される。即ち、始動入賞口14A,14Bへの遊技球の入賞を契機として、各種カウンタ値(大当たりカウンタ値、大当たり図柄カウンタ値、リーチカウンタ値、変動態様カウンタ値)が取得される。以上が始動口スイッチ検出処理(S13)の説明である。
図10に示すように、始動口スイッチ検出処理(S13)に次いで、普通図柄処理(S14)が行われる。この処理(S14)では、始動ゲート18内に設けた普通図柄始動センサ(図示せず)が遊技球の通過を検出したときに、RAM100Cの普通図柄判定用カウンタ値の更新領域からカウンタ値を取得し、RAM100Cに設けられた取得領域に格納する。
普通図柄処理(S14)に次いで行われる特別動作処理(S15)は、上記ステップS13においてRAM100Cの乱数値記憶領域R10に格納された各種カウンタ値に基づいて行われる。
特別動作処理(S15)は、図12に示されており、まず、外れ特別図柄作成処理(S170)が行われる。外れ特別図柄作成処理(S170)は、図13に詳細に示されており、まず、RAM100Cの更新値記憶領域のアドレスをセットして、左外れ図柄カウンタ値(ラベル−TRND−B1)を読み出す(S100)。次に、判定値として、右外れ図柄カウンタ値(ラベル−TRND−B3)を読み出す(S101)。そして、これら左外れ図柄カウンタ値(ラベル−TRND−B1)と右外れ図柄カウンタ値(ラベル−TRND−B3)とを比較し(S102)、一致していた場合(S102でYes)には、直ちにこの処理(S170)を抜ける。
一致しなかった場合(S102でNo)には、外れ図柄カウンタ値(ラベル−TRND−B1,B2,B3)の格納先のアドレス空間として、RAM100Cの乱数値記憶領域R10のうち保留記憶数に応じたアドレス空間をセットし(S103)、更新値記憶領域に記憶されている外れ図柄カウンタ値(ラベル−TRND−B1,B2,B3)を、セットされたアドレス空間に転送して格納する(S104)。
図12に示すように、外れ特別図柄作成処理(S170)に次いで、特別動作ステータスがチェック(S171,S173,S175)され、この特別動作ステータスに応じて特別図柄待機処理(S172)、特別図柄変動処理(S174)、特別図柄確定処理(S176)、特別電動役物処理(S177)の何れかが実行される。なお、特別動作ステータスは、本発明の「遊技状態ステータス」に相当する。
特別動作ステータスが「1」であった場合(S171でYes)、即ち、特別図柄30A,30B,30Cが変動表示中又は「大当たり遊技」中の何れでもない場合には、特別図柄待機処理(S172)が実行される。
特別図柄待機処理(S172)は、図14に示されている。まず、保留記憶数が「0」か否かがチェックされる(S202)。保留記憶数が「0」である場合(S202でYes)、即ち、始動入賞口14A,14Bへの入賞に起因して取得された各種カウンタ値の記憶が無い場合には、液晶表示画面34の表示が待機画面であるか否かがチェックされる(S208)。待機画面である場合(S208でYes)には直ちにこの処理(S172)を抜ける一方、待機画面でない場合(S208でNo)には、待機画面を設定する処理(S209)を行ってから、この処理(S172)を抜ける。
一方、保留記憶数が「0」ではない場合(S202でNo)、即ち、始動入賞口14A,14Bへの入賞に起因して取得された各種カウンタ値の記憶が1つ以上ある場合には、以下に説明する、特別図柄大当たり判定処理(S203)、特別図柄選択処理(S204)、特別図柄変動パターン作成処理(S205)、特別図柄乱数シフト処理(S206)、特別図柄変動開始設定(S207)が行われる。
特別図柄大当たり判定処理(S203、本発明の「当否判定手段」に相当する)では、遊技の当否判定が行われ、「大当たり遊技」の実行の可否が判定される。詳細には、図15に示すように、まず、判定値として、RAM100Cの乱数値記憶領域R10に格納されている大当たりカウンタ値(ラベル−TRND−A)を読み出す(S310)。次に、大当たり判定値テーブルのアドレスをセットし(S311)、これにより、表2に示すように、確率変動状態における比較値として例えば、「77」〜「96」が設定され、非確率変動状態における比較値として例えば「77」,「78」が設定される。次いで、確率変動状態(確変フラグがON)か否かをチェック(S312)して、確率変動状態である場合(S312でYes)には、大当たりカウンタ値(ラベル−TRND−A)の値が「77」〜「96」の何れかと一致したか否かに基づいて、大当たりか否かが判定される(S315)。一方、非確率変動状態である場合(S312でNo)には、大当たりカウンタ値(ラベル−TRND−A)の値が「77」又は「78」と一致したか否かに基づいて、大当たりか否かが判定される(S313)。そして、何れの場合も「大当たりである」と判定された場合には(S313でYes、S315でYes)、RAM100Cに格納された大当たりフラグがONされ(S314)、「大当たりではない」と判定された場合には(S313でNo、S315でNo)、何もせずに(大当たりフラグをオフのままにして)この処理(S203)を抜ける。以上が特別図柄大当たり判定処理(S203)の説明である。
Figure 2008005889
図14に示すように、特別図柄大当たり判定処理(S203)に次いで特別図柄選択処理(S204)が実行される。特別図柄選択処理(S204)は、図16に示されており、まず、大当たりフラグがONか否かチェックする(S210)。
大当たりフラグがONである場合(S210でYes)、即ち、取得した大当たりカウンタ値(ラベル−TRND−A)が大当たり判定値テーブルの当たり数値(表2を参照)の何れかに一致していた場合には、液晶表示画面34における特別図柄30A,30B,30Cが全て同一(ぞろ目)となる組合せに決定する。具体的には、図11に示す始動口スイッチ検出処理(S13)で取得した大当たり図柄カウンタ値(ラベル−TRND−AZ1)をRAM100Cの出力バッファにセットして(S211)、この処理(S204)を抜ける。
一方、大当たりフラグがオフであった場合(S210でNo)、即ち、取得した大当たりカウンタ値(ラベル−TRND−A)が当たり数値(表2を参照)の何れとも一致しなかった場合には、始動入賞口14A,14Bの入賞に起因して取得したリーチカウンタ値(ラベル−TRND−RC)が予め設定された11個のリーチ発生数値(例えば、5,17,28,40,51,63,74,86,97,109,120)の何れかと一致したか否かをチェックする(S212)。
取得したリーチカウンタ値(ラベル−TRND−RC)がリーチ発生数値の何れかと一致した場合(S212でYes)には、特別図柄30A,30B,30Cの停止図柄がリーチ外れとなる組合せにする。
具体的には、RAM100Cの乱数値記憶領域R10に記憶されている左外れ図柄カウンタ値(ラベル−TRND−B1)を強制的に右外れ図柄カウンタ値(ラベル−TRND−B3)と同一数値に変更(S213)すると共に、左外れ図柄カウンタ値(ラベル−TRND−B1)に1加算し(S214)、その加算した数値を強制的に中外れ図柄カウンタ値(ラベル−TRND−B2)にする(S215)。即ち、特別図柄30A,30B,30Cを、例えば、「1 2 1」、「2 3 2」の如く確定停止表示されるように決定する。そして、決定された外れ図柄カウンタ値(ラベル−TRND−B1,B2,B3)をRAM100Cの出力バッファにセットして、この処理(S204)を抜ける。
一方、取得したリーチカウンタ値(ラベル−TRND−RC)が上記したリーチ発生数値の何れとも一致しなかった場合(S212でNo)、即ち、リーチ無し外れの場合には、RAM100の乱数値記憶領域R10に記憶された外れ図柄カウンタ値(ラベル−TRND−B1,B2,B3)をそのままRAM100Cの出力バッファにセット(S216)して、この処理(S204)を抜ける。以上が特別図柄選択処理(S204)の説明である。
図14に示すように、特別図柄選択処理(S204)に次いで、特別図柄変動パターン作成処理(S205)が実行される。特別図柄変動パターン作成処理(S205)は、図17に示されており、最初に、大当たりフラグがONしているか否かが判別される(S240)。そして、大当たりフラグがONしている場合(S240でYes)、即ち、当否判定結果が「当たり」の場合には、取得した変動態様カウンタ値(ラベル−TRND−T1)に基づいて、下記表3に示した第1変動パターンテーブルの中から、変動パターン1又は変動パターン2の何れか一方が選択される(S241)。具体的には、取得した変動態様カウンタ値が0〜194の何れかの値であった場合には、変動パターン1が選択され、取得した変動態様カウンタ値が195〜198の何れかの値であった場合には、変動パターン2が選択される。
Figure 2008005889
一方、大当たりフラグがOFFしている場合(S240でNo)、即ち、当否判定結果が「外れ」の場合には、取得した変動態様カウンタ値(ラベル−TRND−T1)に基づいて、下記表4に示した第2変動パターンテーブルの中から、変動パターン1、変動パターン2又は変動パターン3の何れかが選択される(S243)。具体的には、取得した変動態様カウンタ値(ラベル−TRND−T1)が、0であった場合には、変動パターン1が選択され、取得した変動態様カウンタ値(ラベル−TRND−T1)が、1〜18の何れかの値であった場合には、変動パターン2が選択され、取得した変動態様カウンタ値(ラベル−TRND−T1)が、19〜198の何れかの値であった場合には、変動パターン3が選択される。
Figure 2008005889
変動パターンが選択されたら、その他の処理(S242)を行ってから、この処理(S205)を抜ける。なお、その他(S242)の処理では、選択された変動パターンに応じた変動パターンコマンドをRAM100Cの出力バッファにセットする。
図14に示すように、特別図柄変動パターン作成処理(S205)に次いで、特別図柄乱数シフト処理(S206)が行われる。この処理(S206)は図18に示されており、最初に、保留記憶数(RAM100Cの保留数記憶領域の数値)が1ディクリメントされる(S350)。次いで、乱数値記憶領域R10における各種カウンタ値の格納場所が、1つ下位側(図23におけるアドレス「0000」側)の乱数値記憶領域R10にシフトされる(S351)。そして、最上位の乱数値記憶領域R10の各アドレス空間に「0」をセットして(S352)、この処理(S206)を抜ける。
図14に示すように、特別図柄乱数シフト処理(S206)に次いで行われる特別図柄変動開始設定(S207)では、特別動作ステータスを「2」に設定すると共に、変動開始コマンドをRAM100Cの出力バッファにセットする。以上が、特別動作処理(S15)における特別図柄待機処理(S172)の説明である。
図12に示すように、特別動作処理(S15)において特別動作ステータスが「2」であった場合(S171でNo、S173でYes)、特別図柄変動処理(S174)が実行される。この処理(S174)は、図19に示されており、最初に、特別図柄変動パターン作成処理(S205、図17参照)で設定された変動パターンに応じた変動表示時間(表3及び表4を参照)が経過したか否かがチェックされ、経過していない場合(S261でNo)には、直ちにこの処理(S174)を抜けて特別図柄30A,30B,30Cの変動表示を続行する。
一方、変動パターンに応じて設定された変動表示時間に亘って特別図柄30A,30B,30Cの変動表示が行われた場合(S261でYes)には、変動停止テーブルのアドレスをセット(S262)してから、データ格納処理(S263)が行われる。これらの処理(S262,S263)では、変動表示中の特別図柄30A,30B,30Cを停止表示させる変動停止コマンドをRAM100Cの出力バッファにセットする。次いで、特別動作ステータスを「3」に設定し(S264)、その他の処理(S265)を行ってから、この処理(S174)を抜ける。
図12に示すように、特別動作処理(S15)において特別動作ステータスが「3」の場合(S173でNo、S175でYes)には、特別図柄確定処理(S176)が実行される。特別図柄確定処理(S176)は、図20に示されており、最初に大当たりフラグがONしているか否か(大当たりか否か)がチェックされる(S270)。
大当たりフラグがONしていない場合(S270でNo)、即ち、当否判定結果が「外れ」であった場合には、特別動作ステータスを「1」にセットして(S271)、この特別図柄確定処理(S176)から抜ける。一方、大当たりフラグがONしている場合(S270でYes)、即ち、当否判定結果が「当たり」である場合には、「大当たり遊技」に対するラウンドカウンタをセット(S272)し、特別動作ステータスを「4」にセットする(S273)と共に、例えば、RAM100Cに記憶された開放フラグをOFFからONに切り替えて(S274)、この特別図柄確定処理(S176)から抜ける。
ここで、ラウンドカウンタとは、「大当たり遊技」における「ラウンド」数をカウントするものであり、本実施形態では、ラウンドカウンタの初期値は「15」に設定されている。なお、RAM100Cは本発明の「開閉位置記憶手段」に相当する。
図12に示すように、特別動作処理(S15)において特別動作ステータスが「4」の場合(S175でNo)、即ち、「大当たり遊技」の実行中である場合には、特別電動役物処理(S177)が行われる。特別電動役物処理(S177)は、図21に示されており、最初に、確変フラグをONからOFFに切り替える(S280)。つまり、「大当たり遊技」が開始されると、強制的に確率変動状態が終了する。
次いで、大当たり終了フラグがONか否かがチェックされる(S281)。大当たり終了フラグがONではない場合(S281でNo)、即ち、「大当たり遊技」の実行中である場合には、開放フラグに基づいて、大入賞口15が開放中か否かがチェックされる(S282)。
大入賞口15が開放中(開放フラグがON)である場合(S282でYes)には、ラウンド終了条件が成立したか否かがチェックされる。具体的には、大入賞口15に遊技球が10個入賞したか否か(S286)、ラウンド終了時間(大入賞口15の開放時間が30秒)となったか否か(S287)がチェックされる。
ラウンド終了条件が不成立であった場合(S286及びS287の何れもNo)には、直ちにこの処理(S177)を抜ける一方、ラウンド終了条件が成立した場合(S286及びS287の何れかでYes)には、ラウンド終了時の処理(S289〜S293)が行われる。
即ち、大入賞口閉鎖処理(S289)によって扉駆動ソレノイド53の励磁が停止される。次いで、ラウンドカウンタを1ディクリメント(S290)してから、ラウンドカウンタが「0」となったか否かがチェックされ(S291)、ラウンドカウンタが「0」ではない場合(S291でNo)、即ち、「大当たり遊技」が、最大ラウンド(15ラウンド)まで行われていない場合には、直ちにこの処理(S177)を抜ける。つまり、大当たり遊技中であっても1回のラウンドが終了した時点で開閉扉15Tが「閉位置」となって、一時的に大入賞口15が閉鎖される。
一方、ラウンドカウンタが「0」となった場合(S291でYes)、即ち、大当たり遊技が最大ラウンド(15ラウンド)まで行われた場合には、大当たり終了処理(S292)が行われる。そして、大当たり終了フラグをON(S293)してから、この処理(S177)を抜ける。
ステップS282において、大入賞口15が閉鎖中(開放フラグがOFF)の場合(S282でNo)には、大入賞口15を開放する時間となったか否かがチェックされる(S283)。具体的には、「大当たり遊技」が開始されてから所定の開放待ち期間又は、前回のラウンドが終了してから所定のインターバル期間が経過したか否かがチェックされ、開放待ち期間又はインターバル期間が経過していない場合(S283でNo)には、この処理(S177)を抜ける一方、開放待ち期間又はインターバル期間が経過した場合(S283でYes)には、大入賞口開放処理(S285)によって扉駆動ソレノイド53が励磁される。つまり、「大当たり遊技」の開始又は前回のラウンドが終了してから所定時間が経過すると、開閉扉15Tが「閉位置」から「開位置」に移動して大入賞口15が開放される。
上記ステップS281において、大当たり終了フラグがONであった場合(S281でYes)、即ち、大当たり遊技が最大ラウンド(15ラウンド)まで行われた場合には、開放フラグ、大当たり終了フラグ及び大当たりフラグを全てONからOFFに切り替え(S294,S295,S296)て、停止表示された特別図柄30A,30B,30Cが、確変図柄(奇数のぞろ目)か否かをチェックする(S297)。確変図柄でない場合(S297でNo)には確変フラグはOFFのままにする一方、確変図柄である場合(S297でYes)には確変フラグをOFFからONに切り替えて(S298)から、特別動作ステータスを「1」にセット(S299)して、この処理(S177)を抜ける。なお、以上が特別動作処理(S15)の説明である。
図10に示すように割り込み処理(S9)では、特別動作処理(S15)に次いで保留球数処理(S16)が行われる。この処理(S16)は、図22に示されており、RAM100Cの保留記憶数記憶領域に記憶された保留記憶数を読み出し(S180)、読み出した保留記憶数のデータを、RAM100Cの出力バッファにセットする(S181)。
割り込み処理(S9)では、保留球数処理(S16)に次いで、本発明に深く関連しないその他の処理(S17)を実行して、割り込み処理(S9)から抜ける。そして、図9に示すように、次にCPU100Aに割り込みパルスが入力するまで、ステップS2〜S8の処理が繰り返し実行され、割り込みパルスの入力を起因(約4msec後)に、再度割り込み処理(S9)が実行される。
ところで、メイン制御回路100に備えたCPU100Aは、開放フラグのオンオフ状態と、開閉位置センサ60からの信号とを照合して、開閉扉15Tの異常を検出する。具体的には、図9に示すように、メインプログラムPG1では、特別図柄主要乱数更新処理(S3)に次いで、開閉位置センサ60によって検出された開閉扉15Tの実際の位置が、大入賞口15に遊技球が入賞可能な「開位置」か否かが判定される(S4)。
「開位置」ではない場合(S4でNo)、換言すれば、開閉扉15Tに備えた位置検出用突部59Tが、開閉位置センサ60の発光素子60Aと受光素子60Bとの間に位置した「閉位置」である場合には、割り込み許可処理(S8)にジャンプする一方、開閉扉15Tの実際の位置が「開位置」である場合(S4でYes)には、開放フラグが「ON」か否かをチェックする(S5)。開放フラグが「ON」である場合(S5でYes)、即ち、「大当たり遊技」実行中に開閉扉15Tが「開位置」になった場合には、正規の開放状態であると判断して、そのまま割り込み許可処理(S8)にジャンプする。
これに対し、開放フラグがOFFである場合(S5でNo)、即ち、「大当たり遊技」の実行中ではないのにも拘わらず、開閉扉15Tの実際の位置が「開位置」であった場合には、開放フラグがONからOFFに切り替わった(図21のステップS294)直後の所定の待機期間(例えば、2秒間)か否かがチェックされる(S6)。
待機期間内であった場合(S6でNo)には、ステップS8にジャンプする一方、待機期間内ではない場合には(S6でYes)、パチンコホールに備えた管理装置120(図8を参照)に対して開閉扉15Tの位置が異常であることを報知する。即ち、「大当たり遊技」ではない遊技状態で開閉扉15Tが「開位置」になった場合に異常であると判別する。但し、「大当たり遊技」ではない遊技状態であっても、「大当たり遊技」終了直後の2秒以内であれば、開閉扉15Tの実際の位置が「開位置」であっても、管理装置120に対して異常の報知を行わないようになっている。
なお、待機期間は、2秒間に限るものではなく、開放フラグがOFFに切り替わってから開閉扉15Tが実際に「閉位置」になるまでの追従遅れ時間や、開閉扉15Tが「閉位置」に移動する過程で遊技球が干渉した場合(所謂、「球噛み」)の遅れ時間等を考慮して任意に設定すればよい。ここで、上記ステップS4及びS5の処理が、本発明の「比較判断手段」「異常開放検出手段」に相当し、ステップS6の処理が、本発明の「無効手段」に相当し、ステップS7の処理が、本発明の「報知手段」「異常報知手段」に相当する。
本実施形態のパチンコ遊技機10の動作を纏めると以下のようである。即ち、パチンコ遊技機10に備えた操作ノブ28を時計回りに回動操作すると、上皿19Aに貯留されている遊技球が、発射装置111によって連続的に遊技領域R1に向かって発射される。そして、それら遊技球が遊技領域R1を流下する過程で、始動ゲート18を通過すると、普通図柄表示部18Hにて普通図柄の変動表示が開始され、その普通図柄が例えば、奇数で停止表示すると、第2の始動入賞口14Bに備えた可動翼片14C,14Cが左右に倒れて、第2の始動入賞口14Bに遊技球が入賞可能となる。
遊技領域R1を流下する遊技球が、第1の始動入賞口14A又は第2の始動入賞口14Bに入賞すると、表示装置30において特別図柄30A,30B,30Cの変動表示が開始され、所定の変動時間経過後に1つずつ順番に停止表示される。そして停止表示された3つの特別図柄30A,30B,30Cが、ぞろ目となると、「大当たり遊技」が開始される。即ち、扉駆動ソレノイド53が励磁されて開閉扉15Tが遊技板11の前側に倒された「開位置」になり、その開閉扉15Tを案内にして、遊技領域R1を流下する遊技球が、大入賞口15に入賞可能になる。このとき、開閉扉15Tの側板59に形成された位置検出用突部59Tは、開閉位置センサ60の発光素子60Aと受光素子60Bとの間に位置していないので受光素子60Bは受光しており、これを以て、CPU100Aは、開閉扉15Tの実際の位置が「開位置」であると判断する。
「大当たり遊技」が終了すると、扉駆動ソレノイド53の励磁が停止され、開閉扉15Tが「開位置」から「閉位置」に移動して、大入賞口15は閉塞される。このとき、位置検出用突部59Tが、発光素子60Aと受光素子60Bとの間に配置されて、受光素子60Bは受光できなくなり、これを以て、CPU100Aは、開閉扉15Tの実際の位置が「閉位置」であると判断する。
ところで、本実施形態のパチンコ遊技機10に対して、「大当たり遊技」ではない遊技状態で外部からピアノ線を侵入させて開閉扉15Tを操作し、大入賞口15を開放するという不正行為が行われた場合には、開放フラグがOFFにもかかわらず、開閉扉15Tの実際の位置が「開位置」になった非整合状態となる。そして、この非整合状態が、開放フラグがOFFに切り替わった直後の所定の待機期間以外のときに発生していた場合に、パチンコ遊技機10は管理装置120に対して開閉扉15Tの異常を報知する。
このように、本実施形態のパチンコ遊技機10によれば、開閉位置センサ60にて、開閉扉15Tが実際に「開位置」と「閉位置」の何れに位置しているかを検出し、その検出結果と、開放フラグのオンオフ状態とを比較し、両者が一致(開閉扉15Tが「開位置」でかつ開放フラグがON)した整合状態か一致しない(開閉扉15Tが「開位置」でかつ開放フラグがOFF)非整合状態かを判断する。そして、非整合状態と判断された場合に、管理装置120に異常を報知する。これにより、大入賞口15に遊技球が入賞していなくても、開閉扉15Tが不正行為によって開かれたときに、その不正行為を発見することができる。即ち、従来のものより早期に不正行為を発見することが可能になる。
また、遊技者から離れた遠隔位置にある管理装置120に対して異常の報知を行うので、遊技者及びその周囲の他の遊技者に異常発生を悟られることがなく、その後の対応に自由度が増すと共に、不正行為者の逃亡を防ぐことができる。また、球詰まり等により開閉扉15Tが閉じない場合に、これを不正行為と誤検出して遊技者に不快な思いをさせる事態を回避することもできる。
ここで、「大当たり遊技」によって正規に開閉扉15Tが「開位置」となり、その後、開放フラグがOFFに切り替わってから開閉扉15Tが実際に「閉位置」に至る迄には、若干の追従遅れや遊技球の球詰まり等によって、上記した非整合状態が発生する場合がある。これに対し、本実施形態では、開放フラグがONからOFFに切り替わった直後の所定の待機期間(例えば、2秒間)内であれば、非整合状態であっても、管理装置120に対して異常の報知を行わないようになっている。従って、不正行為に基づかない非整合状態を、不正行為として誤検出する事態が防がれる。また、異常の報知を行わない所定の待機期間を開閉扉15Tの追従遅れ時間に設定することで、開閉扉15Tの正規の開放状態を不正行為によって延長する場合にこれを検出することができる。
[第2実施形態]
図24に示すように、本実施形態のパチンコ遊技機10は、メイン制御回路100を補助するために、サブ制御回路101が備えられている。サブ制御回路101には、表示制御回路102、ランプ制御回路103及び音声制御回路104が接続されている。そして、サブ制御回路101は、メイン制御回路100から付与された指令に基づいて詳細な指令を決定し、表示制御回路102、ランプ制御回路103及び音声制御回路104に付与する。また、サブ制御回路101は、開閉位置センサ60(受光素子60B)から信号を受信して開閉扉15Tの異常な開放を検出すると共に、パチンコ遊技機10の状況をパチンコホールに備えた管理装置120に対して出力する。
サブ制御回路101は、メイン制御回路100と同様にCPU101A、ROM101B、RAM101Cを合わせてパッケージしてなるワンチップマイコン101Eを主要部として備える。CPU101Aは、ROM101Bから後述するサブプログラムPG2を読み出してランする。
本実施形態は、開閉扉15Tの異常検出及び異常報知に関する処理を、メイン制御回路100が実行するメインプログラムPG1ではなく、サブ制御回路101が実行するサブプログラムPG2で行う点が、上記第1実施形態とは異なる。その他の構成は上記第1実施形態と同じであるので、重複する説明は省略する。なお、本実施形態では、サブ制御回路101及びサブ制御回路101で実行されるサブプログラムPG2が、本発明の「遊技制御手段」に相当する。
本実施形態のパチンコ遊技機10の動作について、図25〜図28のフローチャートを参照しつつ説明する。サブプログラムPG2がランされると、まず初期設定が行われる(S401)。初期設定(S401)では、例えば、スタックの設定、定数設定、CPU101Aの設定、SIO、PIO、CTC(割り込み時間用コントローラ)の設定や、RAM101Cに記憶された後述する各種フラグ及びカウンタのリセット等を行う。なお、初期設定(S401)は、サブプログラムPG2が、電源投入後の1回目にランされたときだけ実行され、それ以降は実行されない。
初期設定(S401)に次いで、割込禁止処理(S402)が行われ、後に詳説するサブ割込処理(SS405)が実行不可能な状態になる。この状態で、所定のカウンタ更新処理(S403)が実行される。カウンタ更新処理(S403)に次いで割込許可処理(S404)が行われてサブ割込処理(S405)が実行可能となる。
サブ割込処理(S405)について説明する。図26に示すように、サブ割込処理(S405)では、まず、サブ制御コマンド受信処理(S411)が実行される。この処理(S411)では、メイン制御回路100からの各種コマンドを受信する。
詳細には図27に示すように、「大当たり遊技」の開始時(例えば、特別動作ステータスが「4」に切り替わったとき)にメイン制御回路100から出力された大当たり遊技開始コマンドを受信したか否かをチェックし(S421)、受信した場合(S421でYes)には、例えば、RAM101(本発明の「開閉状態記憶手段」に相当する)に記憶された開放フラグをOFFからONに切り替える(S422)。
次に、「大当たり遊技」の終了時(例えば、特別動作ステータスが「4」から「1」に切り替わったとき)にメイン制御回路100から出力された大当たり遊技終了コマンドを受信したか否かをチェックし(S423)、受信した場合(S423でYes)には、開放フラグをONからOFFに切り替える(S424)。
サブ制御コマンド受信処理(S411)に次いで実行される状態照合処理(S412)は図28に示されており、まず、開閉位置センサ60により検出された開閉扉15Tの実際の位置が「開位置」か否かがチェックされる(S431)。開閉扉15Tの実際の位置が「開位置」ではない場合には、直ちにこの処理(S431)を抜ける一方、「開位置」である場合には、開放フラグがONか否かをチェックする(S432)。そして、開放フラグがONであった場合(S432でYes)、即ち、「大当たり遊技」実行中に開閉扉15Tが「開位置」となった場合には、正規の開放状態であると判断して、この処理(S412)を抜ける。一方、開放フラグがOFFであった場合には(S432でNo)、「大当たり遊技」終了直後の所定の待機期間内か否かが判別される(S433)。所定の待機期間内である場合(S433でYes)には、開閉扉15Tが実際に「開位置」から「閉位置」に戻るまでの追従遅れか、開閉扉15Tに遊技球が干渉したことによる遅れであると判断してこの処理(S412)を抜ける一方、所定の待機期間内ではない場合(S433でNo)には、「大当たり遊技」でないにも拘わらず、開閉扉15Tが「開位置」になった異常開放であると判断して、異常報知コマンドをRAM101Cの出力バッファにセットする(S433)。
サブ割込処理(S405)では、状態照合処理(S412)に次いで、その他の処理(S413)が行われた後、RAM101Cの出力バッファに異常報知コマンドがセット押されている場合には、管理装置120に対して異常報知コマンドが送信される(S414)。本実施形態によっても、上記第1実施形態と同様の効果を奏する。
[第3実施形態]
この第3実施形態は、メイン制御回路100で実行されるメインプログラムPG1のうち、特別図柄確定処理(S176)及び特別電動役物処理(S177)で行われる処理の一部が上記第1実施形態と異なる。
図29に示すように特別図柄確定処理(S176)では、特別動作ステータスを「4」にセット(S273)したら、直ちにこの処理(S176)を抜ける。
図30に示すように特別電動役物処理(S177)では、まず、確変フラグをONからOFFに切り替える(S280)。次いで、大当たり終了フラグが「ON」か否かがチェックされる(S281)。大当たり終了フラグが「ON」ではない場合(S281でNo)、即ち、「大当たり遊技」の実行中である場合には、開放フラグに基づいて、大入賞口15が開放中か否かがチェックされる(S282)。
大入賞口15が開放中(開放フラグがON)である場合(S282でYes)には、ラウンド終了条件が成立したか否かがチェックされる。具体的には、大入賞口15に遊技球が10個入賞したか否か(S286)、ラウンド終了時間(大入賞口15の開放時間が30秒)となったか否か(S287)がチェックされる。
ラウンド終了条件が不成立であった場合(S286及びS287の何れもNo)には、直ちにこの処理(S177)を抜ける一方、ラウンド終了条件が成立した場合(S286及びS287の何れかでYes)には、ラウンド終了時の処理(S288〜S293)が行われる。
即ち、開放フラグがONからOFFに切り替えられ(S288)、大入賞口閉鎖処理(S289)によって扉駆動ソレノイド53の励磁が停止される。次いで、ラウンドカウンタを1ディクリメント(S290)してから、ラウンドカウンタが「0」となったか否かがチェックされ(S291)、ラウンドカウンタが「0」ではない場合(S291でNo)、即ち、「大当たり遊技」が、最大ラウンド(15ラウンド)まで行われていない場合には、直ちにこの処理(S177)を抜ける。
一方、ラウンドカウンタが「0」となった場合(S291でYes)、即ち、大当たり遊技が最大ラウンド(15ラウンド)まで行われた場合には、大当たり終了処理(S292)が行われる。そして、大当たり終了フラグをON(S293)してから、この処理(S177)を抜ける。
ステップS282において、大入賞口15が閉鎖中(開放フラグがOFF)の場合(S282でNo)には、大入賞口15を開放する時間となったか否かがチェックされる(S283)。具体的には、「大当たり遊技」が開始されてから所定の開放待ち期間又は、前回のラウンドが終了してから所定のインターバル期間が経過したか否かがチェックされ、開放待ち期間又はインターバル期間が経過していない場合(S283でNo)には、この処理(S177)を抜ける一方、開放待ち期間又はインターバル期間が経過した場合(S283でYes)には、開放フラグをOFFからONに切り替えて(S284)から、大入賞口開放処理(S285)が行われる。大入賞口開放処理(S285)では、扉駆動ソレノイド53が励磁され、これにより、開閉扉15Tが「開位置」に移動する。
上記ステップS281において、大当たり終了フラグがONであった場合(S281でYes)、即ち、「大当たり遊技」が最大ラウンド(15ラウンド)まで行われた場合には、大当たり終了フラグ及び大当たりフラグをONからOFFに切り替え(S295,S296)て、停止表示された特別図柄30A,30B,30Cが、確変図柄(奇数のぞろ目)か否かをチェックする(S297)。確変図柄でない場合(S297でNo)には確変フラグはOFFのままにする一方、確変図柄である場合(S297でYes)には確変フラグをOFFからONに切り替えて(S298)から、特別動作ステータスを「1」にセット(S299)して、この処理(S177)を抜ける。なお、。以上が本実施形態における特別電動役物処理(S177)の説明である。
本実施形態によれば、「大当たり遊技」ではない遊技状態のときに開閉扉15Tを「開位置」にする不正行為を発見できると共に、「大当たり遊技」の実行中であって、開閉扉15Tが「閉位置」となっているべき期間(開放待ち期間やインターバル期間)中に、開閉扉15Tを外部から操作して「開位置」にするという不正行為も発見することができる。具体的には、例えば、開閉扉15Tがパチンコ遊技機10の外部から不正に操作され、ラウンド間のインターバル期間が終了後、所定期間が過ぎても(例えば、3ラウンド以上継続して)開閉扉15Tが「閉位置」となったことが検出されなかった場合、即ち、1ラウンド当たりの正規の開放状態が不正行為によって延長された場合に、異常報知を行うようにしてもよい。
なお、上記第1〜第3実施形態で例示したパチンコ遊技機10の構成を概念的にまとめると以下のようである。即ち、遊技制御手段は、制御位置指令(上記実施形態では、開放フラグ)に基づいた開閉部材(開閉扉15T)の「制御的状態」と、開閉位置検出手段(開閉位置センサ60)の検出結果に基づいた開閉部材の実際の状態である「物理的状態」とを比較判断し、それら開閉部材の「制御的状態」と「物理的状態」とが一致しない非整合状態である場合に、報知手段が異常を報知する一方、制御位置指令(開放フラグ)が開位置から閉位置に切り替わった直後の所定の待機期間は、非整合状態であっても異常報知を行わないように構成されている。これにより、従来より早期に不正行為を発見することが可能であると共に、不正行為に基づかない非整合状態を不正行為として誤検出して遊技者に不快感を与えるという事態を回避することができる。
[他の実施形態]
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態では、開放フラグの状態と開閉位置センサ60による検出結果とを照合して、開閉扉15Tの異常開放を検出していたが、本発明の「制御位置指令」、「遊技状態ステータス」としての特別動作ステータスと開閉位置センサ60の検出結果とを照合して、開閉扉15Tの異常開放を検出してもよい。具体的には、特別動作ステータスが「4」以外(「大当たり遊技」実行中ではない)のときに、開閉位置センサ60による開閉扉15Tの実際の位置が「開位置」であった場合に、開閉扉15Tが異常開放していると判断して、異常を報知するように構成してもよい。この場合、特別動作ステータス「4」は、本発明に係る「当たり遊技状態の遊技状態ステータス」であり、その他の特別動作ステータス「1」〜「3」は本発明に係る「外れ遊技状態の遊技状態ステータス」である。
(2)上記実施形態では、開閉扉15Tが「閉位置」のときに位置検出用突部59Tが開閉位置センサ60の発光素子60Aと受光素子60Bとの間に配置されて光を遮るように構成されていたが、開閉扉15Tが「開位置」のときに位置検出用突部59Tが発光素子60Aと受光素子60Bとの間に配置されるようにしてもよい。
(3)上記実施形態では、開閉位置センサ60を光学式センサとしていたが、電磁式センサとしてもよいし、「開位置」又は「閉位置」の何れかの位置となった場合に開閉扉15Tと接触する接触式のセンサ又はリミットスイッチであってもよい。
(4)開閉位置センサ60によって開閉扉15Tの位置を直接検出する構成でなくてもよく、開閉扉15Tの開閉動作に連動する可動部分、例えば、扉駆動ソレノイド53のプランジャ53Pの位置が、その直動ストロークの前端位置か後端位置かを検出して、開閉扉15Tの位置を間接的に検出する構成であってもよい。
(5)上記実施形態では、開閉扉15Tの異常を、パチンコホールに備えた管理装置120に報知するようになっていたが、管理装置120のみならず、パチンコ遊技機10に備えた表示装置30やサイドランプ22,22、スピーカ13等を用いて異常を報知するようにしてもよい。
(6)上記実施形態では、開放フラグがOFFであるにも拘わらず、開閉位置センサ60による開閉扉15Tの位置検出結果が「開位置」である場合に異常と判断するように構成されていたが、開放フラグがONであるにも拘わらず、開閉位置センサ60による開閉扉15Tの位置検出結果が「閉位置」である場合にも異常と判断するようにしてもよい。より具体的には、例えば、大当たり遊技中(開放フラグがON)であって、開閉扉15Tが所定期間(開放待ち期間やインターバル期間)以上に亘って「閉位置」であった場合に異常と判断して管理装置120に報知するように構成すればよい。このようにすれば、「大当たり遊技」中にも拘わらず開閉扉15Tが開かないという不具合を発見することができる。
(7)開放フラグは、CPU100A,101Aに備えたレジスタに記憶してもよい。
(8)上記実施形態では、大入賞口15に備えた開閉扉15Tの異常を検出して報知するように構成されていたが、第2の始動入賞口14Bに備えた可動翼片14C,14Cの異常を検出して報知するように構成してもよい。
(9)大入賞口15を、可動翼片14C,14Cと同様に遊技板11面と平行な面内で(換言すれば、遊技板11に直交した回動軸を中心に)回動する開閉部材によって開閉するようにし、その開閉部材の異常を検出して報知するように構成してもよい。
(10)パチンコ遊技機10から管理装置120への異常報知を有効にするON状態と無効にするOFF状態とに切り替え可能な報知切替スイッチを設けてもよい。このような構成とすれば、例えば、パチンコホールの店員が業務上、開閉扉15Tを手で開放させる場合に、予め報知切替スイッチをOFF状態としておくことで、不正行為に基づかない非整合状態を不正行為として管理装置120に報知する事態が防がれる。これにより、遊技者に不快感を与えることが防がれる。
本発明の第1実施形態に係るパチンコ遊技機の斜視図 パチンコ遊技機の分解斜視図 開位置における開閉扉の斜視図 開位置における開閉扉の正面図 開閉扉を閉位置にしたときの扉駆動ソレノイドの平面図 開閉扉を開位置にしたときの扉駆動ソレノイドの平面図 開閉扉の側断面図 電気的構成を表すブロック図 メインプログラムを表すフローチャート 割り込み処理を表すフローチャート 始動口スイッチ検出処理を表すフローチャート 特別動作処理を表すフローチャート 外れ特別図柄作成処理を表すフローチャート 特別図柄待機処理を表すフローチャート 特別図柄大当たり判定処理を表すフローチャート 特別図柄選択処理を表すフローチャート 特別図柄変動パターン作成処理を表すフローチャート 特別図柄乱数シフト処理を表すフローチャート 特別図柄変動処理を表すフローチャート 特別図柄確定処理を表すフローチャート 特別図柄電動役物処理を表すフローチャート 保留球数処理を表すフローチャート RAMの記憶領域を示す概念図 第2実施形態に係るパチンコ遊技機の電気的構成を表すブロック図 サブプログラムを表すフローチャート サブ割込処理を表すフローチャート サブ制御コマンド受信処理を表すフローチャート 状態照合処理を表すフローチャート 第3実施形態に係る特別図柄確定処理を表すフローチャート 特別図柄電動役物処理を表すフローチャート
符号の説明
10 パチンコ遊技機(弾球遊技機)
15 大入賞口(入賞口)
15T 開閉扉(開閉部材)
53 扉駆動ソレノイド(開閉駆動手段)
59T 位置検出用突部
60 開閉位置センサ(開閉位置検出手段)
100 メイン制御回路(遊技制御手段)
101 サブ制御回路(遊技制御手段)
120 管理装置
PG1 メインプログラム
PG2 サブプログラム
R1 遊技領域
100C RAM(開閉位置記憶手段)
101C RAM(開閉位置記憶手段)
R1 遊技領域

Claims (7)

  1. 遊技球が流下する遊技領域と、
    前記遊技球が入球することで遊技者に特典を付与する入賞口と、
    前記入賞口への遊技球の入球を可能とする開位置と前記入球を規制する閉位置との間を移動可能な開閉部材と、
    遊技の当否判定を行い、その当否判定結果が当たりである場合に制御位置指令を前記開位置に設定する一方、前記当否判定結果が外れである場合に前記制御位置指令を前記閉位置に設定する遊技制御手段と、
    前記制御位置指令に応じて前記開閉部材を前記開位置と前記閉位置の何れかに移動する開閉駆動手段とを備えた弾球遊技機において、
    前記開閉位置指令が、前記開位置と前記閉位置の何れに設定されているかを記憶する開閉位置記憶手段と、
    前記開閉部材が、実際に前記開位置と前記閉位置の何れに位置しているかを検出する開閉位置検出手段と、
    前記開閉位置記憶手段が記憶した前記開閉位置指令の設定内容と前記開閉位置検出手段の検出結果とが一致した整合状態か一致しない非整合状態かを判断する比較判断手段と、
    前記比較判断手段により非整合状態と判断された場合に、遊技機外部に異常を報知する報知手段と、
    前記開閉位置指令が前記開位置から前記閉位置に切り替わった直後の所定の待機期間、前記報知を行わない無効手段とを備えたことを特徴とする弾球遊技機。
  2. 前記遊技制御手段は、前記開閉位置指令としての開放フラグを用いた制御を行い、前記開閉部材を前記開位置に位置させる場合に前記開放フラグをONにする一方、前記開閉部材を前記閉位置に位置させる場合に前記開放フラグをOFFにすることを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。
  3. 前記遊技制御手段は、前記開閉位置指令としての遊技状態ステータスを用いた制御を行い、前記開閉部材を前記開位置に位置させる場合に前記遊技状態ステータスを当たり遊技状態に設定する一方、前記開閉部材を前記閉位置に位置させる場合に前記遊技状態ステータスを外れ遊技状態に設定することを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。
  4. 前記所定の待機期間は、前記開閉位置指令が前記開位置から前記閉位置に切り替わってから実際に前記開閉部材が前記閉位置に至る迄に要する追従遅れ時間であることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の弾球遊技機。
  5. 遊技球が入球することで遊技者に特典を付与する入賞口と、
    前記入賞口への遊技球の入球を可能とする開位置と前記入球を規制する閉位置との間を移動可能であると共に通常は前記閉位置に保持された開閉部材と、
    遊技の当否判定を行う当否判定手段とを備え、前記当否判定の結果が当たりであった場合に前記開閉部材を前記開位置に移動する弾球遊技機において、
    前記開閉部材が、実際に前記開位置と前記閉位置の何れに位置しているかを検出する開閉位置検出手段と、
    前記当否判定の結果が当たりでないにも拘わらず、前記開閉位置検出手段が検出した前記開閉部材の実際の位置が前記開位置であった場合を異常として検出する異常開放検出手段と、
    前記異常開放検出手段によって検出された異常を、遊技機外部に報知するための異常報知手段とを備えたことを特徴とする弾球遊技機。
  6. 前記開閉位置検出手段は、光学式、電磁式又は接触式のセンサ又はリミットスイッチであることを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の弾球遊技機。
  7. 前記報知手段は、遊技者から離れた遠隔位置に異常の報知を行うことを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の弾球遊技機。
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