JP2008005252A - 情報処理装置、情報処置装置の制御方法、関連データ配信システム、情報処理装置の制御プログラム、および情報処理装置の制御プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

情報処理装置、情報処置装置の制御方法、関連データ配信システム、情報処理装置の制御プログラム、および情報処理装置の制御プログラムを記録した記録媒体 Download PDF

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哲史 吉川
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Abstract

【課題】受け付けた関連データを効率よく利用できるよう該関連データの提示を行うことができる、情報処理装置を実現する。
【解決手段】本発明のコンテンツ利用端末1は、放送コンテンツに関連して視聴者により利用される関連コンテンツと、この関連コンテンツの利用可能期間と、放送番組の番組情報215とを受け付け、保持している。そして、コンテンツ利用端末1は、番組情報215および利用可能期間に基づき、表示設定情報を作成する関連コンテンツ状態判定部31と、この作成された、表示設定情報に基づき、関連コンテンツのリストの出力形式を決定して出力部14に出力する関連コンテンツレイアウト部32とを備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、放送番組に関連して該放送番組の視聴者により利用される情報である関連データと、該関連データの利用に関する情報である利用情報と、該放送番組の視聴に関する情報である番組情報とを受け付け、保持する情報処理装置、情報処置装置の制御方法、関連データ配信システム、情報処理装置の制御プログラム、および情報処理装置の制御プログラムを記録した記録媒体に関するものである。
現在、地上デジタル放送、衛星デジタル放送などのデジタル放送において、最新のニュース、天気予報、または放送中の番組等に関連するデジタル情報、すなわち関連コンテンツ(関連データ)を、データ放送を利用して提供できるようになっている。また、上記データ放送では、BML(Broadcast Markup Language)と呼ばれる言語によって、上記関連コンテンツの文字、画像、およびレイアウト等を定義している。
このように、アナログ放送からデジタル放送に移行し、データ放送を活用することができるようになることで、視聴者は番組を視聴するだけではなく、番組を配信する放送局に向けて情報を発信する、所謂、双方向通信が可能となる。このため、視聴者は、放送中のクイズ番組に参加したり、ショッピング番組で紹介されている商品をその場で購入したりすることができるようになる。
上記した関連コンテンツは、通常データ放送に含まれ端末に送信されるが、通信回線を通じてインターネット上で提供されることもある。上記関連コンテンツを通信回線経由で受信した場合、このデジタル情報を何らかの手段により番組と関連付け、同期をとることにより利用できる。例えば、特許文献1では、コンテンツアイテムを放送メディアストリームの放送時刻表(番組表)に関連づけて利用する技術が開示されている。すなわち、特許文献1では、放送メディアストリーム(放送コンテンツ)を放送する、放送システムでの時間と、ユーザ端末での内部時間との同期をとり、ユーザ端末はコンテンツアイテムを所与の時間で提示する。
一方、関連コンテンツを利用する端末側において、多くの関連コンテンツが端末内部に蓄積されると、ユーザはその中から所望の放送関連コンテンツを見つけることが困難となる。そこで、特許文献2では、情報アイコンの取得指示された時間と、ユーザにより視聴されているチャンネルとをキーとして、取得が指示された情報アイコンを検索する装置が開示されている。
特表2005−523664号公報(2005年8月4日公開) 特開2001−54081号公報(2001年2月23日公開)
しかしながら、上記従来の構成では、提供され受け付けた関連データを効率よく利用できるように該関連データの提示を行うことができない。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、受け付けた関連データを効率よく利用できるよう該関連データの提示を行うことができる、情報処理装置、情報処置装置の制御方法、関連データ配信システム、情報処理装置の制御プログラム、および情報処理装置の制御プログラムを記録した記録媒体を提供するものである。
本発明に係る情報処理装置は、上記した課題を解決するために、番組コンテンツに付随する所定のサービスを視聴者に提供するためのデータである関連データと、該関連データおよび番組コンテンツの利用に関して規定する情報である利用情報とを受け付け、保持する情報処理装置であって、上記利用情報に基づき、上記番組コンテンツおよび上記関連データに対する、特定の視聴者の利用に関する情報である視聴者利用情報を作成する作成手段と、上記作成手段により作成された視聴者利用情報に基づき、関連データのリストの出力形式を決定し、該関連データのリストを出力する出力手段とを備えることを特徴とする。
なお、関連データとは、例えば、番組コンテンツにおいて利用されるアンケート、クイズ番組等の番組コンテンツにおけるクイズに対する回答用情報、視聴者が番組コンテンツを放送する放送局に対して画像データ等を提供するための投稿フォームなど、所定のサービスを視聴者に提供するために必要となる情報である。
また、利用情報とは、番組コンテンツの放送開始および終了時間、番組コンテンツの番組名、番組コンテンツを識別する識別情報に加えて、上記関連データの利用可能な期間に関する情報、関連データの利用対象年齢に関する情報等、関連データおよび番組コンテンツの利用に関して規定する情報が挙げられる。
上記構成によると、作成手段を備えているため、特定の視聴者に応じた上記視聴者利用情報を作成することができる。このため、本発明に係る情報処理装置は、現時点における特定の視聴者による、関連データの利用、および該関連データに対応する放送番組の視聴に関する状態を把握することができる。
また、出力手段を備えているため、少なくとも上記関連データの利用および該関連データに対応する番組コンテンツの視聴のいずれか1つの状態を反映させた出力形式で該関連データのリストを視聴者に提供することができる。
このため、本発明に係る情報処理装置は、上記特定の視聴者による関連データの利用、もしくは該関連データに対応する番組コンテンツの視聴状態に即した形式で関連データのリストの提供を受けることとなる。
よって、本発明に係る情報処理装置は、受け付けた関連データを効率よく利用できるように提示できるという効果を奏する。
また、本発明に係る情報処理装置は、上記した構成において、上記視聴者利用情報に対して、上記番組コンテンツおよび上記関連データに対する視聴者の利用状態を判定するために設けた複数種類の基準である視聴者利用情報基準を設定するとともに、該視聴者利用情報基準に基づく判定結果ごとに、上記出力形式の決定に対する影響度の大小を示す評価値を割り当てる設定手段をさらに備え、上記出力手段は、上記視聴者利用情報基準に基づく上記視聴者利用情報に対する判定結果と、該判定結果それぞれに割り当てられた評価値とに応じて上記関連データのリストの出力形式を決定して出力するように構成されていることが好ましい。
なお、上記評価値とは、例えば、関連データの利用可能な順番に該関連データを出力する場合、関連データの利用開始時間に関する判定情報が、他の判定情報よりも有効性が高く、高い評価値が割り当てられることとなる。すなわち、この評価値とは、関連データのリストの、所望される出力形式に応じて決定される。
上記構成によると、上記設定手段を備えるため、上記視聴者利用情報基準に基づく、視聴者利用情報に対する判定結果ごとに、関連データのリストの出力形式を決定するための有効性の大小を示す評価値を割り当てることができる。
すなわち、上記設定手段による設定に応じて、関連データのリストの出力形式を決定することができるため、所望された出力形式で該関連データのリストを視聴者に提供することができる。
また、本発明に係る情報処理装置は、上記した構成において、上記利用情報は、上記関連データの利用条件に関する情報である利用条件情報と、上記番組コンテンツの配信に関する情報である番組情報とを含んでおり、上記作成手段が、上記利用条件情報に基づき、上記視聴者利用情報として、上記関連データの利用に対する上記視聴者の適正、および該視聴者による上記関連データの利用履歴を示す関連データ利用情報を作成する第1作成手段と、上記番組情報に基づき、上記視聴者利用情報として、上記関連データに対応する番組コンテンツの、上記視聴者による視聴履歴を示す視聴情報を作成する第2作成手段と、を備え、上記出力手段は、上記第1作成手段により作成された、関連データ利用情報および第2作成手段により作成された視聴情報のうちの少なくとも1つに基づき、上記関連データのリストの出力形式を決定して出力するように構成されていることが好ましい。
上記構成によると、第1作成手段および第2作成手段を備えるため、関連データ利用情報および視聴情報を作成することができる。
なお、この関連データ利用情報とは、例えば、現時点において関連データが視聴者によって利用可能であるか否か、視聴者の年齢が関連データの利用対象年齢の範囲内であるか否か、関連データが視聴者により使用されたか否か等の情報が挙げられる。
また、視聴情報とは、例えば、上記関連データに対応する番組コンテンツが配信中(放送中)であるのか否か、配信されている番組コンテンツに対して録画設定されているか否か等の番組コンテンツに対する視聴者の視聴状態を示す情報が挙げられる。
このため、上記視聴者は、関連データの利用、もしくは該関連データに対応する番組コンテンツの視聴状態に即した形式で、該関連データのリストの提供を受けることとなる。
よって、本発明に係る情報処理装置は、受け付けた関連データを効率よく利用できるように提示できる。
また、本発明に係る情報処理装置は、上記した構成において、上記番組情報は、上記番組コンテンツを配信する時刻情報を含んでおり、現在の時刻を計測する計時部をさらに備え、上記作成手段が、上記番組情報に含まれる時刻情報と、上記計時部によって計測された時刻とを比較し、上記視聴情報として、上記関連データに対応する番組コンテンツが配信中であるか否かを示す配信状況情報を作成するように構成されていてもよい。
また、本発明に係る情報処理装置は、上記した構成において、上記利用条件情報は、上記関連データの利用可能な期間を示す期間情報を含み、上記関連データ利用情報として、上記利用条件情報から上記期間情報を抽出する抽出手段を備え、上記第1作成手段が、上記計時部によって計測された時刻と、上記抽出部によって抽出された期間情報とに基づき、上記関連データ利用情報として、関連データが利用可能であるか否かを示す関連データ利用可否情報を作成するように構成されていてもよい。
また、本発明に係る情報処理装置は、上記した構成において、上記視聴者による関連データの使用の有無に関する情報である使用履歴を記録する使用履歴記録手段をさらに備え、上記第1作成手段が、上記使用履歴記録手段によって記録された関連データの使用履歴に基づき、上記関連データ利用情報として、関連データが視聴者により使用済みであるか否かを示す関連データ使用情報を作成するように構成されていてもよい。
また、本発明に係る情報処理装置は、上記した構成において、番組コンテンツを受信する受信部と、上記受信部によって受信された番組コンテンツの視聴の有無に関する情報である視聴履歴を記録する視聴履歴記録手段とをさらに備え、上記第2作成手段が、上記視聴履歴記録手段によって記録された番組コンテンツの視聴履歴に基づき、上記視聴情報として、上記関連データに対応する放送番組が上記視聴者により視聴済みであるか否かを示す放送番組視聴情報を作成するように構成されていてもよい。
また、本発明に係る情報処理装置は、上記した構成において、上記出力手段は、上記関連データ利用情報および上記視聴情報のうちの少なくとも1つに基づき、上記リストにおける関連データの出力順序を決定し出力するように構成されていてもよい。
上記構成によると、出力手段は、上記リストにおいて、上記関連データ利用情報および上記視聴情報のうちの少なくとも1つに基づく関連データの出力順で該関連データを出力することができる。このため、上記関連データに対する視聴者の利用および/または該関連データに対応する放送番組に対する視聴者の視聴に関する情報を考慮して、例えば、視聴者による使用可能性が高い順に関連データを出力させたり、使用可能となる期間順に関連データを出力させたりすることができる。
したがって、本発明に係る情報処理装置は、関連データのリストにおいて適切な出力順で該関連データを出力させることができるため、視聴者に対して、関連データを効率よく利用できるように提示することができる。
また、本発明に係る情報処理装置は、上記した構成において、上記出力手段は、上記関連データ利用情報および上記視聴情報のうちの少なくとも1つを示す表示画像と、上記関連データとの対応関係を示す上記リストの表示形式を決定し出力するように構成されていることが好ましい。
上記構成によると、上記表示画像と関連データと対応づけた表示形式で出力することができるため、上記関連データの利用に関する情報および該関連データに対応する番組コンテンツの視聴に関する情報を視覚的に視聴者に通知することができる。このように、関連データの利用に関する情報および該関連データに対応する番組コンテンツの視聴に関する情報を視覚的に視聴者に通知することができるため、視聴者は関連データに関わるこれら情報を容易に把握することができる。
したがって、本発明に係る情報処理装置は、視聴者に対して関連データを効率よく利用できるように提示することができる。
また、本発明に係る情報処理装置は、上記した構成において、上記出力手段は、上記関連データ利用情報および上記視聴情報のうちの少なくとも1つに基づき、保持する上記関連データの中から出力する関連データを特定して該関連データのリストを出力するように構成されていることが好ましい。
上記構成によると、出力手段が、関連データを特定して該関連データのリストを出力するため、当該情報処理装置において保持している関連データを全て含めたリストを出力させることがない。このため、関連データのリストにおいて、出力させる関連データの数を必要最小限に限定するなど、適切に減らすことができ、視聴者による関連データの把握を向上させることができる。
また、本発明に係る情報処理装置は、上記した構成において、上記抽出手段によって抽出された期間情報における、関連データの利用可能な期間の開始時刻が、上記計時部によって計測された時刻と一致した場合、該関連データのリストの出力を出力手段に指示する出力指示手段を備えることが好ましい。
上記構成によると、出力指示手段を備えているため、利用可能となった関連データのリストを順次出力させることができる。このため、視聴者は、利用可能となった関連データを順次把握することができるため、該関連データを有効に活用することができる。
本発明に係る関連データ配信システムは、上記した課題を解決するために、上記した情報処理装置と、上記情報処理装置に上記関連データを送信する関連データ送信装置と、を備えることを特徴とする。
よって、本発明に係る関連データ配信システムでは、関連データ送信装置から受け付けた関連データを上記情報処理装置が効率よく利用できるように提示できるという効果を奏する。
本発明に係る情報処理装置の制御方法は、上記した課題を解決するために、番組コンテンツに付随する所定のサービスを視聴者に提供するためのデータである関連データと、該関連データおよび番組コンテンツの利用に関して規定する情報である利用情報とを受け付け、保持する情報処理装置の制御方法であって、上記利用情報に基づき、上記番組コンテンツおよび上記関連データに対する、特定の視聴者の利用を示す視聴者利用情報を作成するステップと、上記作成手段により作成された視聴者利用情報に基づき、関連データのリストの出力形式を決定し、該関連データのリストを出力するステップと、を含むことを特徴とする。
よって、本発明に係る情報処理装置の制御方法は、受け付けた関連データを効率よく利用できるように提示できるという効果を奏する。
なお、上記情報処理装置は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記各手段として動作させることにより上記情報処理装置をコンピュータにて実現させる情報処理装置の制御プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体も本発明の範疇に入る。
本発明に係る情報処理装置は、以上のように、番組コンテンツに付随する所定のサービスを視聴者に提供するためのデータである関連データと、該関連データおよび番組コンテンツの利用に関して規定する情報である利用情報とを受け付け、保持する情報処理装置であって、上記利用情報に基づき、上記番組コンテンツおよび上記関連データに対する、特定の視聴者の利用に関する情報である視聴者利用情報を作成する作成手段と、上記作成手段により作成された視聴者利用情報に基づき、関連データのリストの出力形式を決定し、該関連データのリストを出力する出力手段とを備えることを特徴とする。
よって、本発明に係る情報処理装置は、受け付けた関連データを効率よく利用できるように提示できるという効果を奏する。
本発明に係る関連データ配信システムは、以上のように、上記した情報処理装置と、上記情報処理装置に上記関連データを送信する関連データ送信装置と、を備えることを特徴とする。
よって、本発明に係る関連データ配信システムでは、関連データ送信装置から受け付けた関連データを上記情報処理装置が効率よく利用できるように提示できるという効果を奏する。
本発明に係る情報処理装置の制御方法は、以上のように、番組コンテンツに付随する所定のサービスを視聴者に提供するためのデータである関連データと、該関連データおよび番組コンテンツの利用に関して規定する情報である利用情報とを受け付け、保持する情報処理装置の制御方法であって、上記利用情報に基づき、上記番組コンテンツおよび上記関連データに対する、特定の視聴者の利用を示す視聴者利用情報を作成するステップと、上記作成手段により作成された視聴者利用情報に基づき、関連データのリストの出力形式を決定し、該関連データのリストを出力するステップと、を含むことを特徴とする。
よって、本発明に係る情報処理装置の制御方法は、受け付けた関連データを効率よく利用できるように提示できるという効果を奏する。
本発明の一実施形態について図1ないし図24に基づいて説明すると以下の通りである。すなわち、本実施の形態に係るコンテンツ配信システム100は、図2に示すように
、テレビ番組等の放送コンテンツ200を作成しコンテンツ利用端末1に送信する放送局150、該放送コンテンツ200に関連する情報である関連コンテンツ210をコンテンツ利用端末1に送信する関連コンテンツ送信装置160、およびコンテンツ利用端末1を備えてなる構成である。なお、この図2は、本発明に係る実施形態を示すものであり、コンテンツ配信システム100の要部構成を示す図である。
つまり、上記コンテンツ配信システム100では、放送局150が、放送コンテンツ作成部151によって作成した放送コンテンツ200を、デジタル放送によりコンテンツ利用端末1に送信する。また、関連コンテンツ送信装置160が、番組情報データベース161に保持している、上記関連コンテンツ210、および番組情報215それぞれを、通信ネットワーク170を通じてコンテンツ利用端末1に送信する。
上記コンテンツ利用端末1は、テレビ放送受信機能およびインターネット通信機能を備え、放送局150および関連コンテンツ送信装置160との通信を可能とする端末装置である。例えば、コンテンツ利用端末1は、テレビ放送受信機能およびインターネット通信機能を備えた携帯電話機によって実現できる。なお、このコンテンツ利用端末1の詳細な説明は後述する。
ここで、上記放送コンテンツ200は、放送局150からコンテンツ利用端末1に配信される情報であり、図3に示すように、放送番組のAVデータ202と下記に説明する番組ID(識別情報)201とを含む。なお、この放送コンテンツ200を放送局150から受信すると、コンテンツ利用端末1は、該放送コンテンツ200に含まれるAVデータ202に基づく映像をリアルタイムで表示する。なお、この図3は、本実施の形態に係る放送コンテンツ200のデータ構造の一例を示す図である。
上記関連コンテンツ210は、図4に示すように、下記に説明する関連コンテンツデータ213と、番組ID201と、該関連コンテンツデータ213の利用可能な時刻(利用可能期間)とを合成した情報であり、通信ネットワーク170を通じてコンテンツ利用端末1が関連コンテンツ送信装置160から受信する情報である。なお、この図4は、本実施の形態に係る関連コンテンツのデータ構造の一例を示す図である。
上記関連コンテンツデータ213は、放送コンテンツ200に関連する情報を含むものであり、コンテンツ利用端末1において所定のサービスを視聴者に提供するために必要となる情報である。
上記関連コンテンツデータ213としては、例えば、放送コンテンツ200の視聴後に使用されるアンケートのデータ、視聴中に視聴内容と連動して使用されるデータ(例えば、クイズ番組の解答用データ)などが挙げられる。さらには、コンテンツ利用端末1がカメラを内蔵する構成の場合、そのカメラで撮影した画像を投稿するためのデータであってもよい。このように、関連コンテンツデータ213は、使用する目的に応じて、番組の放送中、放送前後など、使用可能な期間がそれぞれ異なる。
なお、この関連コンテンツデータ213は、具体的には、例えば、コンテンツ利用端末1において起動し、放送コンテンツ200に関するアンケートを視聴者に入力させ、該放送コンテンツ200の配信者(放送局)に対して送信するなど一連の作業を行うアプリケーションであってもよい。また、この関連コンテンツデータ213は、コンテンツ利用端末1に組み込まれているウェブブラウザアプリケーションを起動しダウンロード等を促すウェブページを表示させるための記述であってもよい。
上記利用可能期間(利用条件情報)は、関連コンテンツデータ213とともにコンテンツ利用端末1に対して送信される情報であって、該関連コンテンツデータ213が端末において利用可能となる期間をあらわす時刻情報である。
この利用可能期間には、関連コンテンツ210を利用開始できる時刻と、該関連コンテンツ210の利用終了時刻とを含んでいる。そして、この利用開始時刻と利用終了時刻との間において関連コンテンツ210を利用可能とする。なお、この関連コンテンツ210の利用の可否は、本実施の形態に係るコンテンツ利用端末1において該関連コンテンツ210が有効あるいは無効であることを示すフラグ等を各関連コンテンツ210に付してもよいし、利用が不可能な関連コンテンツ210の関連コンテンツデータ213を削除する構成であってもよい。
また、利用可能期間には、上記したように、利用開始時刻と利用終了時刻とを指定する代わりに、番組情報215に含まれる放送コンテンツ200の放送時刻との相対時刻を記述してもよい。このように、放送コンテンツ200の放送時刻との相対時刻を記述することにより、関連コンテンツデータ213の利用可能となるタイミングを指定することができる。
上記番組ID201は、放送局150から配信される放送コンテンツ200を識別するための情報であり、該放送コンテンツ200と、この放送コンテンツ200に対応する関連コンテンツ210との両者に含まれる。このため、この番組ID201を参照することにより、コンテンツ利用端末1は、放送コンテンツ200と関連コンテンツ210との対応関係をとることができる。
また、上記番組情報215は、放送局150から配信される放送コンテンツ200に関する情報であり、本実施の形態に係るコンテンツ配信システム100では、図5に示すように、配信される放送コンテンツ200の番組名と、該放送コンテンツ200が配信されるチャンネル情報と、該放送コンテンツ200を識別するための番組ID201と、該放送コンテンツ200が配信される時間である放送時間とを含む。
なお、この図5は、本実施の形態に係る番組情報215のデータ構造の一例を示す図である。
この番組情報215は、関連コンテンツ送信装置160からコンテンツ利用端末1に対して、所定のタイミングで配信される。なお、この番組情報215は、例えば電子番組表のような表形式で示される情報であってもよいし、BCAST規格におけるService Guideのように番組単位の情報であってもよい。
なお、本実施の形態に係るコンテンツ利用端末1では、上記放送時間を放送コンテンツ200の再生開始時刻と終了時刻とによって規定している、開始時刻と再生時間という形式でも良い。
(コンテンツ利用端末のハードウェア構成)
次に、図6を参照して本実施の形態に係るコンテンツ利用端末1のハードウェア構成について説明する。この図6は、本発明の実施形態を示すものであり、コンテンツ利用端末1のハードウェアに関する概略構成を示す図である。
図6に示すように、コンテンツ利用端末1は、放送コンテンツ受信部11、受信部12、入力部13、出力部14、記憶装置15、および主制御部16を備えてなる構成である。
上記放送コンテンツ受信部11は、放送局150から放送コンテンツ200を受信するものであり、例えば、放送局150からの放送信号を受信するアンテナ、受信する放送信号を選択するチューナー、および放送信号を前処理するデスクランブラ等により実現できる。上記放送コンテンツ受信部11は、放送局150から放送コンテンツ200を受信すると、主制御部16に送信する。
上記受信部12は、通信ネットワーク170を通じて、関連コンテンツ送信装置160から関連コンテンツ210および番組情報215を受信するものである。受信部12は、受信した関連コンテンツ210および番組情報215を主制御部16に送信する。
入力部13は、視聴者からの指示を受け付けるための入力手段であり、例えば、キーボード、マウス、タブレット(入力パネル)、入力ペン、キー(ボタン)、またはマイクなど、様々な入力手段によって実現することができる。
出力部14は、主制御部16からの制御により、例えば受信した放送コンテンツ200に基づき再生した放送番組を出力したり、関連コンテンツ210の一覧(リスト)を出力したりするものである。例えば、この出力部14は、表示装置、またはスピーカ等によって実現することができる。
記憶装置15は、読み書き可能な記憶装置であり、例えば、ハードディスク、フラッシュEEPROM等によって実現することができる。この記憶装置15には、受信部12により受信した番組情報215、関連コンテンツデータ213、および関連コンテンツ状態情報214を含んでいる。
なお、図6に示す放送関連コンテンツ利用端末1では、番組情報215、関連コンテンツデータ213、および関連コンテンツ状態情報214を同一の記憶装置15に記憶する構成であるが、必ずしもこれに限定されるものではない。これら番組情報215、関連コンテンツデータ213、および関連コンテンツ状態情報214をそれぞれ物理的に別々の記憶装置に記憶する構成であってもよい。
なお、上記関連コンテンツ状態情報214は、記憶装置15に記憶した関連コンテンツデータ213およびAVデータ202に対する視聴者の利用状態を表すために付加する情報であって、受信した関連コンテンツ210から抽出した利用可能期間212、該関連コンテンツ210に対応する放送コンテンツ200の番組情報215から抽出した放送時刻(放送時刻情報)、上記関連コンテンツ210の使用履歴、および上記放送コンテンツの視聴履歴に関する情報を含む。
すなわち、関連コンテンツ状態情報214は、受信した関連コンテンツ210の利用条件に関する情報である、例えば利用可能時間212等の利用条件情報と、該関連コンテンツ210に対応する放送コンテンツ200の再生に関する情報である、例えば、放送時刻等の番組情報215とを含んで構成されているといえる。
主制御部16は、本実施の形態に係るコンテンツ利用端末1が備える各部の各種制御を行うものであり、例えば、CPU(central processing unit)等によって実現できる。
(コンテンツ利用端末のソフトウェア構成)
次に、図1を参照して上記したコンテンツ利用端末1のソフトウェア構成について説明する。なお、この図1は、本発明に係る実施形態を示すものであり、コンテンツ利用端末1の要部構成を示す図である。
図1に示すように、本実施の形態に係るコンテンツ利用端末1は、機能ブロックとして、受信制御部20、AVデータ再生部21、視聴番組特定部22、抽出部23、番組特定部24、放送時刻抽出部25、放送視聴履歴記録部26、関連コンテンツデータ再生部27、関連コンテンツデータ使用履歴記録部28、現在時刻取得部29、関連コンテンツ検索部30、関連コンテンツ状態判定部(作成手段・第1作成手段・第2作成手段)31、および関連コンテンツレイアウト部32を備えてなる構成である。なお、これら各機能ブロックは、主制御部16がCPUの場合、該CPUが不図示のROM等に記憶されたプログラムを不図示のRAM等に読み出し実行することにより実現できる。
AVデータ再生部21は、放送コンテンツ受信部11によって受信された放送コンテンツ200に含まれるAVデータ202に基づく、再生処理を行うものである。AVデータ再生部21は、放送コンテンツ受信部11からAVデータ202を受信すると、該AVデータ202を出力部14において出力処理可能な形式に変換して該出力部14に送信する。
視聴番組特定部22は、放送コンテンツ受信部11において受信した放送コンテンツ200を特定するものである。視聴番組特定部22は、受信した放送コンテンツ200に番組ID201が含まれているか否かを確認し、含まれている場合は、その番組ID201を取得することにより放送コンテンツ200を特定することができる。
一方、番組ID201が含まれていない場合、放送コンテンツ200を受信しているチャンネル番号の情報と、記憶装置15に記憶した番組情報215とを参照して、該チャンネル番号に対応する放送コンテンツ200の番組ID201を取得することにより放送コンテンツ200を特定することができる。
このように視聴番組特定部22は、放送コンテンツ受信部11により受信中の放送コンテンツ200を特定すると、特定した結果を放送視聴履歴記録部26、および関連コンテンツ検索部30に入力する。
放送視聴履歴記録部26は、視聴番組特定部22から番組の特定結果を受信すると、該放送コンテンツ200が視聴されたことを示す視聴履歴を、この放送コンテンツ200に対応する関連コンテンツ状態情報214に追加して記憶装置15に記憶する。
受信制御部20は、受信部12により受信した情報を解析し、受信した情報が番組情報215であるか、あるいは関連コンテンツ210であるかを判断し受信するように受信部12を制御するものである。
より具体的には、図7に示すように受信制御部20は、番組情報受信部50および関連コンテンツ受信部51を備えている。そして、番組情報受信部50は、受信部12より受信した情報が番組情報215である場合、該番組情報215を記憶装置15に記憶する。また、関連コンテンツ受信部51は、受信部12より受信した情報が関連コンテンツ210である場合、該関連コンテンツ210を受信し抽出部23に入力する。なお、この図7は、本実施の形態に係るコンテンツ利用端末1が備える受信制御部20の構成を示すブロック図である。
抽出部23は、受信部12により受信した情報を、受信制御部20を介して受信し、該受信した情報から番組ID201、利用可能期間212、および関連コンテンツデータ213それぞれを抽出するものである。より具体的には、図8に示すように、抽出部23は、番組ID抽出部52、利用可能期間抽出部53、および関連コンテンツデータ抽出部54を備える。なお、この図8は、本実施の形態に係るコンテンツ利用端末が備える抽出部の構成を示すブロック図である。
そして、関連コンテンツ受信部51から関連コンテンツ210の入力を受け付けると、上記抽出部23は、番組ID抽出部52が該関連コンテンツ210から番組ID201を抽出し、利用可能期間抽出部53が、利用可能期間212を抽出し、関連コンテンツデータ抽出部54が関連コンテンツデータ213を抽出する。
上記番組ID抽出部52は、関連コンテンツ210から抽出した番組ID201を番組特定部24に送信する。また、上記利用可能期間抽出部53は、関連コンテンツ210から抽出した利用可能期間212を、関連コンテンツ状態情報214に追加して記憶装置15に記憶する。また、上記関連コンテンツデータ抽出部54は、関連コンテンツ210から関連コンテンツデータ213を抽出すると、記憶装置15に記憶させる。
番組特定部24は、番組ID抽出部52により抽出された番組ID201と、記憶装置15に記憶されている番組情報215に含まれる番組ID201とを比較し、受信した関連コンテンツ210に対応する放送コンテンツ200を特定するものである。そして、番組特定部24は、この特定した結果を放送時刻抽出部25に通知する。
上記放送時刻抽出部25は、番組特定部24により特定された放送コンテンツ200の番組情報215を記憶装置15より読み出し、該読み出した番組情報215に基づき、該放送コンテンツ200の放送時刻(配信時刻)を抽出するものである。放送時刻抽出部25は、抽出した放送時刻を、記憶装置15に、関連コンテンツ状態情報214として記憶させる。
関連コンテンツデータ再生部27は、入力部13により受け付けた視聴者からの指示に応じて、関連コンテンツデータ213を記憶装置15から読み出し、再生するものである。すなわち、関連コンテンツデータ再生部27は、読み出した関連コンテンツデータ213を、出力部14において出力処理可能な形式に変換して該出力部14に送信するとともに、関連コンテンツデータ213を使用した旨を示す関連コンテンツデータ213の使用履歴情報を記憶装置15に記録するように指示する。
関連コンテンツデータ使用履歴記録部28は、関連コンテンツデータ再生部27からの指示に応じて、関連コンテンツデータ213の使用履歴情報を、関連コンテンツ状態情報214として記録するものである。
現在時刻取得部29は、関連コンテンツ状態判定部31からの指示に応じて、現時点での時刻情報を取得するものである。現在時刻取得部29は、取得した時刻情報を関連コンテンツ状態判定部31に通知する。
関連コンテンツ検索部30は、放送コンテンツ200の受信があった場合に、該放送コンテンツ200に含まれる番組ID201をキーに、受信中の放送コンテンツ200に対応する関連コンテンツ210があるか検索するものである。
より正確には、関連コンテンツ検索部30は、上記放送コンテンツ200の番組ID201に対応する関連コンテンツデータ213および関連コンテンツ状態情報214の存在の有無を検索する。関連コンテンツ検索部30は、検索した結果を関連コンテンツ状態判定部31に通知する。
関連コンテンツ状態判定部31は、関連コンテンツ検索部30からの指示、あるいは、視聴者から入力された関連コンテンツ210の一覧表示命令に応じて、記憶装置15に記憶している関連コンテンツデータ213それぞれの状態を判定するものである。すなわち、関連コンテンツ状態判定部31は、現在時刻取得部118から現在時刻を、また記憶装置15から関連コンテンツ状態情報214をそれぞれ取得する。そして、関連コンテンツ状態判定部31は、これら取得した情報に基づき、記憶装置15に記憶されている関連コンテンツデータ213それぞれの状態を判定する。
なお、この関連コンテンツ状態判定部31は、関連コンテンツデータ213それぞれの状態について予め設定された基準ごとに判定する。例えば、この基準とは、関連コンテンツ210が使用済みであるか否か、関連コンテンツ210の利用可能期間であるか否か、該関連コンテンツ210に対応する放送コンテンツ200が放送中であるか否か、該放送コンテンツ200を視聴済みであるか否か等、関連コンテンツ210の一覧表示において、表示形式を判断するために必要となる要素について設けられている。
そして、関連コンテンツ状態判定部31は、判定した各関連コンテンツデータ213の状態を、関連コンテンツレイアウト部32に入力する。
なお、関連コンテンツデータ213の状態とは、該関連コンテンツデータ213に対応する放送コンテンツ200が現在配信中であるか否か、該関連コンテンツデータ213を視聴者が利用可能か否か等を示す情報である。
関連コンテンツレイアウト部32は、関連コンテンツ状態判定部31から入力された、関連コンテンツデータ213の状態を示す情報に基づき所定の表示形式による関連コンテンツ210の一覧を作成するものである。関連コンテンツレイアウト部32は、作成した関連コンテンツ210の一覧を出力部14に出力させる。なお、この関連コンテンツレイアウト部32と出力部14とによって出力手段を実現する。
(関連コンテンツ受信処理)
ここで、図9を参照して、本実施の形態にかかるコンテンツ利用端末1における、関連コンテンツ210の受信処理について説明する。なお、図9は、本発明の実施形態を示すものであり、コンテンツ利用端末1における、関連コンテンツ210の受信処理を示すフローチャートである。なお、この図9に示す処理は、図1の各機能ブロックとして示す各部により実現される。
なお、前提として、関連コンテンツ送信装置160が番組情報215をコンテンツ利用端末1に配信しており、コンテンツ利用端末1が備える記憶装置15には、この番組情報215が記憶されているものとする。
まず、関連コンテンツ送信装置160から関連コンテンツ210がコンテンツ利用端末1に送信されると、該コンテンツ利用端末1では、受信部105が該関連コンテンツ210を受信する。そして、受信部105は、受信した関連コンテンツ210を、受信制御部20に送信する。なお、関連コンテンツ送信装置160からの、この関連コンテンツ210の配信は、コンテンツ利用端末1からの要求に応じて行われてもよいし、定期的にコンテンツ利用端末1に対して配信するように構成されていてもよい。
受信制御部20では、受信した情報が関連コンテンツ210であるか否か判定し(S11)、該情報が関連コンテンツ210であると判定した場合(S11において「YES」、該受信制御部20において関連コンテンツ受信部51が、関連コンテンツ210を抽出部23に送信する。
抽出部23では、まず、番組ID抽出部52が関連コンテンツ210から番組ID201を抽出する(S12)。そして、抽出部23は、抽出した番組ID201を、番組特定部24に送信する。
上記番組特定部24は、抽出部23から番組ID201を受信すると、記憶装置15に予め記憶している番組情報215を読み出す(S13)。そして、番組特定部24は、読み出した番組情報215の中から、番組ID抽出部52から受信した番組ID201と一致する番組ID201を含む放送コンテンツ200を検索する。(S14)。
上記ステップS14における検索結果により、受信した関連コンテンツ210に対応づけられた放送コンテンツ200が見つかった場合(S15で「YES」の場合)、番組特定部24は、放送時刻抽出部25に対して、該放送コンテンツ200の放送時刻を抽出するように指示する。この指示に応じて、番組特定部24は、番組情報215を参照して、受信した関連コンテンツ210に対応付けられた放送コンテンツ200の放送時刻を抽出する(S16)。また、番組特定部24は、ステップS15において「YES」の場合、利用可能期間抽出部53に対して、受信した関連コンテンツ210から利用可能期間212を抽出するように指示する。一方、ステップS15において「NO」の場合、処理を終了する。
次にステップS17では、番組特定部24からの指示に応じて、抽出部23における利用可能期間抽出部53が、受信した関連コンテンツ210より利用可能期間212を抽出する。このように、ステップS16において放送時刻を抽出し、ステップS17において利用可能期間212を抽出すると、ステップS18では、上記番組ID201に基づき利用可能期間212と放送時刻とを対応づけて、関連コンテンツ状態情報214として、記憶装置15に記憶する(S18)。
すなわち、ステップS18では、記憶装置15に受信した関連コンテンツ210の利用可能期間212と、該関連コンテンツ210に対応する放送コンテンツ200の番組ID201と、該放送コンテンツ200の放送時刻とがそれぞれ対応付けられて記憶されることとなる。
ステップS18において、番組ID201、利用可能期間212、および放送時刻それぞれが対応付けられて記憶装置15に記憶されると、利用可能期間抽出部53からの指示に応じて、関連コンテンツデータ抽出部54が、受信した関連コンテンツ210より関連コンテンツデータ213を抽出する(S19)。
このように、関連コンテンツデータ抽出部54が関連コンテンツデータ213を抽出すると、該関連コンテンツデータ213を記憶装置15に記憶する(S20)。なお、この記憶装置15に記憶する関連コンテンツデータ213と、上記関連コンテンツ状態情報214とは番組ID201に基づき対応関係が取れるように記憶装置15に記憶されている。
また、上記のようにして、受信した関連コンテンツ210の関連コンテンツ状態情報214を記憶装置15に記憶した状態において、放送コンテンツ200を受信し再生すると、放送視聴履歴記録部26は、視聴番組特定部22から再生された放送コンテンツ200の番組ID201を受信する。そして、放送視聴履歴記録部26は、受信した番組ID201に対応する関連コンテンツ状態情報214に対して、放送コンテンツ200が視聴済みである旨を示す情報を付加する。
また、関連コンテンツデータ213が、関連コンテンツデータ再生部27により読み出され出力部14において出力されると、関連コンテンツデータ使用履歴記録部28は、関連コンテンツデータ213が使用済みである旨を示す情報を、該関連コンテンツデータ213に対応する関連コンテンツ状態情報214に付加する。
このようにして、本実施の形態に係るコンテンツ利用端末1では、記憶装置15に記憶した各関連コンテンツ状態情報214に対して、放送コンテンツ200の視聴履歴および関連コンテンツ210の使用履歴に関する情報を付加することができる。
(関連コンテンツの一覧表示処理)
次に、図10を参照して、本実施の形態に係るコンテンツ利用端末1における、関連コンテンツ210の一覧表示処理について説明する。なお、図10は、本発明の実施形態を示すものであり、コンテンツ利用端末1における、関連コンテンツ210の一覧表示処理を示すフローチャートである。なお、この図10に示す処理は、図1の各機能ブロックとして示す各部により実現される。
なお、前提として、上記番組情報215とともに、上記した「関連コンテンツ受信処理」によって得られた、関連コンテンツデータ213および関連コンテンツ状態情報214が記憶装置15に記憶されているものとする。
まず、ステップS31では、関連コンテンツ210の一覧を表示させるためのイベントがコンテンツ利用端末1において発生したか否かを判定する。なお、このイベントとは、例えば、視聴者により入力された、関連コンテンツ210の一覧表示の起動命令等を示す。
ここで、ステップS31において「YES」の場合、視聴者により入力された命令を入力部13が受け付け、該命令を関連コンテンツ状態判定部31に通知する。関連コンテンツ状態判定部31は、上記視聴者からの命令を受信すると、記憶装置15において記憶している関連コンテンツ状態情報214を読み出す。そして、関連コンテンツ状態判定部31は、読み出した関連コンテンツ状態情報214と、現在時刻取得部29に指示して取得した現在時刻とを用いて、記憶装置15に記憶されている関連コンテンツ状態情報214に基づき各関連コンテンツデータ213の状態を判定していく(ステップS33)。
より具体的には、関連コンテンツ状態判定部31は、放送コンテンツ200の放送時刻と現在時刻とを比較し、番組が放送中であるか否か、利用可能期間と現在時刻との比較により関連コンテンツデータ213が現在利用可能であるか否かについて判定する。
さらには、関連コンテンツ状態判定部31は、関連コンテンツ状態情報214に付加された放送コンテンツ200の視聴情報、および該関連コンテンツ210の使用情報を確認する。そして、関連コンテンツ状態情報214に対応する放送コンテンツ200が既に視聴済みであるか否か、該関連コンテンツ状態情報214に対応する関連コンテンツデータ213が既に使用済みであるか否かについても判定する。
そして、上記関連コンテンツ状態判定部31は、上記判定結果を関連コンテンツレイアウト部32に通知する。
関連コンテンツレイアウト部32は、関連コンテンツ状態判定部31から受信した判定結果(表示設定情報)に基づき、関連コンテンツ210の状態を示す一覧を表示する表示データを作成する。より具体的には、関連コンテンツレイアウト部32は、関連コンテンツ状態判定部31から受信した判定結果に基づき、表示する関連コンテンツ210の一覧において、各関連コンテンツ210の状態を示すアイコン(表示画像)を決定する(S34)。
また、関連コンテンツレイアウト部32は、関連コンテンツ状態判定部31から受信した判定結果に基づき、表示する関連コンテンツ210の一覧において、各関連コンテンツ210の表示順序を決定する(S35)。
このように、各関連コンテンツ210に付すアイコンおよび関連コンテンツ210の表示順序を決定すると、この決定に基づき、関連コンテンツレイアウト部32は、関連コンテンツ210の一覧の表示データを作成する。そして、関連コンテンツレイアウト部32は、作成した関連コンテンツ210の一覧の表示データを、出力部14に送信し、該関連コンテンツ210の一覧の表示データを表示させる(S36)。
このように、本実施の形態に係るコンテンツ利用端末1では、関連コンテンツ状態判定部31が、関連コンテンツ状態情報214と現在時刻とに基づき、関連コンテンツ210の状態および該関連コンテンツ210に対応する放送コンテンツ200の状態を判定することができる。
そして、関連コンテンツ状態判定部31による判定結果に基づき、関連コンテンツ210の一覧を関連コンテンツレイアウト部32が作成し出力部14において出力することができる。また、本実施の形態に係るコンテンツ利用端末1では、出力部14において表示した関連コンテンツ210の一覧の中から視聴者が入力部13を操作して選択できるようになっている。そして、視聴者が所望する関連コンテンツ210を選択し出力を指示すると、該選択した関連コンテンツ210の関連コンテンツデータ213を関連コンテンツデータ再生部27が読み出し、出力部14に表示させるように構成されている。
上記出力部14における、関連コンテンツ210の一覧の表示例としては、例えば図11および図13などが挙げられる。すなわち、図11に示す一覧表示では、関連コンテンツ210に対応する放送コンテンツ200の番組名と、該関連コンテンツデータ213の使用の可否に加え、該放送コンテンツ200が視聴済みか否か、関連コンテンツデータ213が使用済みか否かを示す情報を含むアイコンと、が対応づけられている。
より具体的には、図12に示すように予め、関連コンテンツ210に対応する放送コンテンツ200が放送中であるか否か、該放送コンテンツ200が視聴済みであるか否か、関連コンテンツ210が利用可能であるか否か、該関連コンテンツ210が利用済みであるか否か等の各種状態に応じて各アイコンが割り当てられている。
そして、このアイコンを関連コンテンツ210に対応する放送コンテンツ200の番組名と対応づけて一覧表示する。なお、図11は、本実施の形態に係るコンテンツ利用端末1における、関連コンテンツ210の一覧表示の一例を示す図である。また、図12は、図11に示す関連コンテンツ210の一覧表示に利用されるアイコンと、該アイコンに割り当てられた各種状態との対応関係の一例を示す図である。
例えば、図11に示す表示例の場合、番組名:「なんでも探偵団」は現在放送中であり、かつ関連コンテンツデータ213が利用可能であるということを表す。同様に、「TVちゃんぽん」は、現在放送中ではないが、関連コンテンツデータ213は利用可能であり、「だれピカ」は利用期限切れなどの理由により関連コンテンツデータ213が利用不可能となっている。また、「WβSアンケート」は放送視聴済みであり関連コンテンツデータ213が利用可能である、ということを示している。
なお、上記「WβSアンケート」を、所定の放送を視聴した場合にのみ利用可能な関連コンテンツデータ213とすることもできる。
また、上記図11では、各関連コンテンツ210に関する状態を示す情報を、1種類のアイコンにより示していたが、例えば、図13に示すように複数種類のアイコンを組み合わせて表示する構成であってもよい。なお、図13は、本実施の形態に係るコンテンツ利用端末1における、関連コンテンツ210の一覧表示の一例を示す図である。
すなわち、図14に示すように、予め、関連コンテンツデータ213に対応する放送コンテンツ200が現在放送中であるか否か、関連コンテンツデータ213が利用可能であるか否か、放送コンテンツ200が視聴済みであるか否か、関連コンテンツ210が使用済みであるか否かを示すアイコンを準備しておく。つまり、関連コンテンツデータ213の状態を判定する判定要素(基準)に対応するアイコンを準備しておく。なお、この図14は、図13に示す関連コンテンツ210の一覧表示に利用されるアイコンと、該アイコンに割り当てられた各種状態との対応関係の一例を示す図である。
そして、例えば、図13に示す番組名「なんでも探偵団」のように、複数の判定要素が当てはまる場合では、2種類のアイコンを組み合わせて、該番組名の放送コンテンツ200が現在放送中であり、かつ関連コンテンツデータ213が利用可能である旨の状態を示す。
このように、アイコンを組み合わせて関連コンテンツ210に関する状態を示す場合、図12に示すように想定される状態すべてに応じたアイコンを準備する必要がないため、使用するアイコンの数を低減できる。
また、上記図11または図13では、各関連コンテンツ210に関する状態を示す情報を、アイコンにより示していたがこれに限定されるものではない。例えば、アイコン画像ではなく、例えば、図15に示すように番組名表示する文字の装飾を変更したりする構成であってもよい。なお、図15は、本実施の形態に係るコンテンツ利用端末1における、関連コンテンツ210の一覧表示の一例を示す図である。
例えば、図15に示す表示例において表示する各文字には、関連コンテンツデータ213に関する状態に応じて異なる装飾が行われるように設定されている。すなわち、図16に示すように、関連コンテンツデータ213に対応する放送コンテンツ200が放送中である場合は、該放送コンテンツ200の番組名を示す文字の中を抜いた表示とする(例えば、番組名「TVちゃんぽん」)。
また、関連コンテンツデータ213に対応する放送コンテンツ200が既に視聴済みである場合、該放送コンテンツ200の番組名を示す文字には装飾が施されない(例えば、番組名「なんでも探偵団」)。
現在、関連コンテンツデータ213を使用することができる場合は、該関連コンテンツデータ213に対応する放送コンテンツ200の番組名を示す文字を太文字として表す(例えば、番組名「WβSアンケート」)。
また、関連コンテンツデータ213が既に使用済みである場合は、関連コンテンツデータ213に対応する放送コンテンツ200の番組名を示す文字を斜字体として表す(例えば、番組名「だれピカ」)。関連コンテンツデータ213が使用不可能な場合は、該関連コンテンツデータ213に対応する放送コンテンツ200の番組名を示す文字の色を変更させる。
なお、この図16は、図15に示す関連コンテンツ210の一覧表示に利用される文字装飾と、該文字に割り当てられた各種状態との対応関係の一例を示す図である。
このように、関連コンテンツデータ213に関する状態に応じて、該関連コンテンツデータ213に対応する放送コンテンツ200の番組名を示す文字の装飾を変更させることにより、アイコンを表示させる図11あるいは図13の表示例と同様な効果を得ることができる。
また、本実施の形態に係るコンテンツ利用端末1では、図11、図13、あるいは図15において示した関連コンテンツ210の一覧表示における、番組名の表示の有無、および表示順は、所定の判定基準に基づき判定された結果を参照して決定されるように構成されている。
より具体的には、例えば、関連コンテンツ状態判定部31から受信した判定結果が、関連コンテンツデータ213の利用の可否を示す情報である場合、関連コンテンツレイアウト部32は、この判定結果に基づき関連コンテンツ210の一覧の表示形式を決定し表示データを生成する。
このように、関連コンテンツデータ213の利用の可否を、関連コンテンツ210の一覧表示の表示形式決定に利用する構成の場合、予めコンテンツ利用端末1において、この判定要素に関する情報を記憶しておく。そして、関連コンテンツ状態判定部31は、この判定要素に基づく判定を、関連コンテンツ状態情報214に対して実行し、得られた判定結果を表示設定情報(関連データ利用情報・視聴情報)300aとして関連コンテンツレイアウト部32に送信する。
関連コンテンツレイアウト部32は、図17に示す表示設定情報300aに応じて表示する番組名を決定し、表示データを生成する。なお、図17は、本実施の形態に係るコンテンツ利用端末1が保持する表示設定情報300aの一例を示すものであり、関連コンテンツ210の一覧表示における番組名の表示の可否を示す図である。
また、関連コンテンツレイアウト部32が、関連コンテンツ状態判定部31から受信した表示設定情報に基づき、関連コンテンツ210の一覧表示における、該関連コンテンツ210に対応する放送コンテンツ200の番組名の表示順を決定する構成であってもよい。
より具体的には、関連コンテンツレイアウト部32は、例えば、関連コンテンツ状態判定部31から受信した表示設定情報に基づき以下のようにして、一覧表示における関連コンテンツの表示順を決定することができる。
すなわち、表示設定情報(関連データ利用情報・視聴情報・配信状況情報・関連データ利用可否情報・関連データ使用情報・放送番組視聴情報)300bが図18に示すように、放送コンテンツ200が放送中であるか否か、放送コンテンツ200が視聴者により視聴済みであるか否か、および関連コンテンツ210が視聴者により使用済みであるか否かなど、図17に示す表示設定情報300aよりもさらに多くの判定要素を含むものであるとする。
さらに、関連コンテンツ状態判定部31から受信する各判定要素にはそれぞれ重み付けがなされており、関連コンテンツレイアウト部32は、下記の(数1)に示す評価関数を利用して各関連コンテンツ210ごとの得点(評価値)を算出する。そして、算出した得点に応じた表示順となるように、関連コンテンツ210の一覧の表示データを生成する。
Figure 2008005252
なお、この(数1)において、Pは、k番目の放送コンテンツ200の合計点数を示しており、nは判定に用いる判定要素の数、ωiは、i番目の判定条件の重み(点数)を示す。また、Ci(K)は、K番目の放送コンテンツ200に対するi番目の判定条件の判定式であり、判定に用いる判定要素としてあげられた判定条件と一致する場合は、Ci(K)=1となる。逆に、判定に用いる判定要素としてあげられた判定条件と一致しない場合は、Ci(K)=0となる。
このように、上記(数1)の評価関数を用いて、図18に示す判定結果に基づき順位を割り当てると、例えば図18では、番組名「なんでも探偵団」が、合計7点を獲得し表示順が1番となる。次に、番組名「WβSアンケート」が合計5点を獲得し表示順序が2位となる。
なお、上記重み付けは、視聴者の関連コンテンツ210に関する利用可能性の大小に大きく関わる判定要素ほど大きくなる。例えば、図18では、関連コンテンツデータ213に対応する放送コンテンツ200が放送中であるか否かについての情報が、視聴者による、関連コンテンツデータ213の利用可能性を一番大きく左右するものとして大きな重みが与えられている。
このように、本実施の形態に係るコンテンツ利用端末1では、関連コンテンツ210の一覧表示における表示順を、例えば図18に示す表示設定情報300bを利用して決定することができる。
なお、上記表示設定情報300bでは、放送コンテンツ200が現在放送中であるか否か、関連コンテンツデータ213が利用可能であるか否か、該放送コンテンツ200が既に視聴済みであるか否か、および関連コンテンツデータ213が既に使用済みであるか否かを示す判定要素の情報が含まれていた。
しかしながら、この表示設定情報に含まれる判定要素の情報は、図18に挙げられるものに限定されるものではなく、例えば、図19に示すように、関連コンテンツデータ213に対応する放送コンテンツ200が録画予約済みであるのか否か、視聴者の年齢が該放送コンテンツ200の視聴対象年齢に該当するか否かといった情報を追加してもよい。この図19は、本実施の形態に係るコンテンツ利用端末1による、関連コンテンツ210の一覧表示処理において利用する表示設定情報の一例を示す図である。
なお、図19に示すように、さらに放送コンテンツ200が録画予約済みであるか否か、該放送コンテンツ200の視聴対象年齢に該当するか否かについてもさらに追加した表示設定情報(関連データ利用情報・視聴情報・配信状況情報・関連データ利用可否情報・関連データ使用情報・放送番組視聴情報)300cを用いる場合、コンテンツ利用端末1は、図20に示すように構成される。
すなわち、図1に示す構成において、コンテンツ利用端末1は、録画予約部34および対象年齢抽出部35をさらに備える構成となる。そして、コンテンツ利用端末1は、記憶装置15において、コンテンツ利用端末1の視聴者の個人情報である視聴者個人情報216、および上記録画予約部34により録画されたAVデータ202が記憶されるようになっている。
上記録画予約部34は、放送コンテンツ受信部11により受信した放送コンテンツ200からAVデータ202を抽出し、視聴者からの指示に応じた所定のタイミングで記憶装置15に記録(録画)させるものである。
録画予約部34は、入力部13より視聴者からの録画する放送コンテンツ200の番組ID201とともに、該放送コンテンツ200の予約指示を受信すると、放送コンテンツ200に対する録画設定処理を実行する。そして、録画予約部34は、録画予約された放送コンテンツ200の番組ID201に基づき、録画予約された放送コンテンツ200に対応する関連コンテンツデータ213の関連コンテンツ状態情報214に、該放送コンテンツ200が録画予約済みである旨を示す情報を付加するように、視聴番組特定部22を介して放送視聴履歴記録部26に指示する。
この録画予約部34からの指示を、視聴番組特定部22を介して受信すると、放送視聴履歴記録部26は、録画予約された放送コンテンツ200に対応する関連コンテンツ210の関連コンテンツ状態情報214に録画予約されている旨を示す情報を付加する。
また、上記対象年齢抽出部35は、番組情報215から放送コンテンツ200の視聴対象年齢の情報を抽出し、関連コンテンツ状態情報214に記録するものである。すなわち、番組情報215には、該番組情報215に対応する放送コンテンツ200の視聴対象年齢に関する情報がさらに含まれている。そして、上記した「関連コンテンツ受信処理」のステップS14における検索結果により、受信した関連コンテンツ210に対応づけられた放送コンテンツ200が見つかった場合(S15で「YES」の場合)、番組特定部24は、放送時刻抽出部25に対して、該放送コンテンツ200の放送時刻を抽出するとともに、対象年齢抽出部35に対して視聴対象年齢を抽出するように指示する。
この指示に応じて、対象年齢抽出部35は、番組情報215を参照して、受信した関連コンテンツ210に対応付けられた放送コンテンツ200の視聴対象年齢を抽出する。このように、番組特定部24からの指示に応じて、番組情報215から視聴対象年齢を抽出すると、該視聴対象年齢に関する情報を、関連コンテンツ状態情報214に付加して記憶させる。
このように、関連コンテンツ状態情報214に、上記録画予約の情報と、上記視聴対象年齢に関する情報とが付加された状態において、「関連コンテンツの一覧表示処理」が実行されると、上記したステップS33において、関連コンテンツ状態判定部31が、録画予約および視聴対象年齢の情報を含め、関連コンテンツ状態情報214に基づき各関連コンテンツデータ213の状態を判定していく。
なお、関連コンテンツ状態判定部31は、関連コンテンツデータ213に対応する放送コンテンツ200の視聴対象年齢であるか否かの判定は下記のように行う。すなわち、関連コンテンツ状態判定部31は、記憶装置15に記憶されている視聴者個人情報216に含まれる視聴者の年齢と、関連コンテンツ状態情報214に付加されている視聴対象年齢とを比較することにより判定する。
そして、この関連コンテンツ状態情報214の判定結果から、関連コンテンツレイアウト部32が、関連コンテンツ210の一覧表示における表示順の優先度を図18に示す表示設定情報300bに応じて決定する。
なお、このように関連コンテンツ状態判定部31による判定結果に応じて、関連コンテンツ210の一覧表示における表示順序を決定することにより、視聴者の利用可能性の高い順番に関連コンテンツ210に対応した番組名を表示させることができる。
このため、本実施の形態に係るコンテンツ利用端末1では、視聴者が、利用可能な関連コンテンツ210に容易に到達することができる。
上記では、アイコンまたは文字装飾により関連コンテンツ210の状態を示す表示例と、利用者の使用可能性の高い順に関連コンテンツ210に対応する番組名を表示させる表示例とについて別々に説明した。
このように、関連コンテンツ210の一覧表示は、上記した表示例の一方のみによって表示されていてもよいが、上記表示例の両者を組み合わせて表示する構成の方が、関連コンテンツ210の一覧表示を視覚的に分かりやすく表示できるとともに、視聴者が利用可能な関連コンテンツ210に容易に到達することができる点で好ましい。
上記では、視聴者からの指示に応じて、関連コンテンツ210の一覧を表示する「関連コンテンツの一覧表示処理」について説明した。そして、このように関連コンテンツ210を一覧表示した場合、表示された上記一覧から、所望する関連コンテンツ210を視聴者が選択し出力する例について述べた。
以下では、図21を参照して、関連コンテンツ210の一覧を表示するのではなく、放送コンテンツ200の視聴と並行して、該放送コンテンツ200と対応する関連コンテンツ210を出力する処理について説明する。
なお、図21は、本実施の形態に係るコンテンツ利用端末1における、放送コンテンツ200の視聴と並行して、該放送コンテンツ200に対応する関連コンテンツ210を出力する処理、すなわち視聴中の放送コンテンツ200に対応する関連コンテンツ210の出力処理の一例を示すフローチャートである。この図21に示す処理は、図1の各機能ブロックとして示す各部により実現される。
まず、前提として、上記した「関連コンテンツ受信処理」により、関連コンテンツ210を受信し、既に記憶装置15において関連コンテンツデータ213および関連コンテンツ状態情報214を記憶しているものとする。さらにまた、記憶装置15には、番組情報215も記憶しているものとする。
上記した前提において、放送コンテンツ受信部11が放送局150から放送コンテンツ200を受信する(S41)。ここで、録画予約部34により放送コンテンツ200の録画予約が設定されていない場合、放送コンテンツ受信部11は、受信した放送コンテンツ200を視聴番組特定部22とともに、AVデータ再生部21に送信する。
AVデータ再生部21は、受信した放送コンテンツ200からAVデータ202を抽出し、出力部14を制御して該AVデータに基づく表示をさせる。一方、視聴番組特定部22は、放送コンテンツ受信部11にて受信した放送コンテンツ200の中に、番組ID201が含まれているか否か確認する(S42)。
ここで、放送コンテンツ200に番組ID201が含まれている場合(S42において「YES」)、視聴番組特定部22は、受信している放送コンテンツ200から番組ID201を抽出する(S43)。
一方、放送コンテンツ200に番組ID201が含まれていない場合(S42において「NO」)、視聴番組特定部22は、放送コンテンツ200を受信しているチャネル番号の情報と、番組情報215とに基づき、該チャネル番号に対応する放送コンテンツ200の番組ID201を特定し(S47)、取得する。
このように視聴番組特定部22は、放送コンテンツ受信部11により受信中の放送コンテンツ200の番組ID201を取得すると、該番組ID201を放送視聴履歴記録部26、および関連コンテンツ検索部30に入力する。
上記放送視聴履歴記録部26は、視聴番組特定部22から番組ID201を受信すると、該番組ID201の放送コンテンツ200が視聴されたことを示す視聴履歴を、この放送コンテンツ200に対応する関連コンテンツ状態情報214として記憶装置15に記憶する。
一方、関連コンテンツ検索部30は、視聴番組特定部22から番組ID201を受信すると、記憶装置15において、この番組ID201に対応する関連コンテンツ210(より正確には、関連コンテンツデータ213および関連コンテンツ状態情報214)を検索する(S44)。ステップS44における検索の結果、放送コンテンツ200の番組ID201に一致する関連コンテンツ210が存在する場合(S45において「YES」)、
関連コンテンツ検索部30は、上記番組ID201を関連コンテンツ状態判定部31に通知し、該番組ID201に対応する関連コンテンツ210に関する状態を判定させる。
上記関連コンテンツ状態判定部31は、関連コンテンツ検索部30からの指示に応じて、上記番組ID201に対応する関連コンテンツ状態情報214を参照して関連コンテンツ210に関する状態を判定し、その判定結果を関連コンテンツレイアウト部32に通知する。
関連コンテンツレイアウト部32は、関連コンテンツ状態判定部31からの通知に応じて、関連コンテンツ210に関する所定の表示処理を実行する(S46)。ここで、この所定の表示処理の一例について図22を参照して説明する。なお、この図22は、放送コンテンツ200に基づく表示と関連コンテンツ210の一覧表示とを共に表示する一例を示す図である。
この図22では、視聴中の放送コンテンツ200に対応する関連コンテンツ210が複数ある場合を例にとって説明する。すなわち、ステップS45において番組ID201に一致する関連コンテンツ210として、「質問投稿」、「壁紙ダウンロード」、および「放送後アンケート」の3つ存在すると判定したとする。なお、上記関連コンテンツ210では、放送コンテンツ200の視聴中に利用可能な関連コンテンツ210が「質問投稿」と「壁紙ダウンロード」とであるとする。一方、放送終了後に利用可能な関連コンテンツ210が「放送後アンケート」であるとする。
この場合、関連コンテンツレイアウト部32は、上記「質問投稿」、「壁紙ダウンロード」、および「放送後アンケート」の3つの一覧表示を行うための表示データを作成する。そして、関連コンテンツレイアウト部32は、図22に示すように、放送コンテンツ200の表示を阻害しないような位置に上記一覧を表示するように出力部14を制御する。
なお、図22にて示す関連コンテンツ210の一覧は、上述したように、関連コンテンツ210に関する状態に応じて設定されたアイコン画像を表示させたり、関連コンテンツ210を示す表示の表示順を決定したりすることで実現できる。
一方、ステップS44において「NO」の場合、処理を終了する。
以上のように、本実施の形態に係るコンテンツ利用端末1では、視聴中の放送コンテンツ200に応じた関連コンテンツ210の一覧を表示することができる。
なお、上記図10に示す「関連コンテンツの一覧表示処理」では、ステップS31において発生するイベントが、視聴者により入力された、関連コンテンツ210の一覧表示の起動命令である場合について説明した。しかし、コンテンツの一覧表示処理を実行するトリガとなるイベントはこれに限定されるものではなく、例えば所定の時刻になった旨の通知に応じてコンテンツの一覧表示を実行する構成であってもよい。
このような構成の場合、図1の構成においてさらに、設定された所定時刻を通知する計時部(不図示)備え、所定時刻になると該計時部が関連コンテンツ状態判定部31に、関連コンテンツ210の一覧表示する旨を指示する。
なお、上記計時部によって予め設定する時刻は、記憶装置15に記憶されている関連コンテンツ210の利用可能期間に応じて設定された時刻であってもよい。このように、関連コンテンツ210の利用可能期間に応じて設定された時刻に応じて計時部から関連コンテンツ210の一覧を表示する旨、指示する構成の場合、例えば図23に示すように出力部14において利用可能となった関連コンテンツ210を表示することができる。この図23は、所定時刻に所望する関連コンテンツ210を表示する場合の一例を示す図である。
このように、関連コンテンツ210が利用可能となった時間に合わせて、該関連コンテンツ210の一覧を表示できる構成の場合、視聴者は、利用可能となった関連コンテンツ210を即時知ることができる。このため、本実施の形態に係るコンテンツ利用端末1では、視聴者は、関連コンテンツ210の利用の効率化を図ることができる。
なお、上記したコンテンツ利用端末1では、受信部12および放送コンテンツ受信部11を備え、関連コンテンツ210および番組情報215と、放送コンテンツ200とをそれぞれ別経路で受信できる構成であった。しかしながら、コンテンツ利用端末1は、放送コンテンツ受信部11を備えず、関連コンテンツ210および番組情報215のみを受信する構成であってもよい。
すなわち、図24に示すコンテンツ配信システム101のように、放送局150から配信される放送コンテンツ200は、コンテンツ再生装置2によって受信され、一方、関連コンテンツ送信装置160から配信される関連コンテンツ210および番組情報215は、コンテンツ利用端末1によって受信される。そして、コンテンツ再生装置2とコンテンツ利用端末1とによってコンテンツ利用システム3を実現する構成であってもよい。
また、本実施の形態に係るコンテンツ利用端末1では、上記では、関連コンテンツ210と番組情報215とをそれぞれ別途異なるタイミングで受信する構成であったが、これに限定されるものではない。例えば、コンテンツ利用端末1は、上記関連コンテンツ210に、該関連コンテンツ210に対応する放送コンテンツ200の番組情報215の内容が含まれコンテンツ利用端末1に配信される構成であってもよい。
また、上記関連コンテンツ210は、図4に示すように番組ID201、利用可能期間212、および関連コンテンツデータ213を含む構成であった。また、番組情報215は、図5に示すように番組情報215が対応する放送コンテンツ200の番組名、該放送コンテンツ200が配信されるチャンネル情報、番組ID201、放送コンテンツ200の放送時刻それぞれを含む構成であった。
しかしながら、関連コンテンツ210および番組情報215それぞれに含まれる情報の組み合わせはこれに限定されるものではなく、例えば、関連コンテンツ210には番組ID201と関連コンテンツデータ213とのみを含み、残りの利用可能期間212は、番組情報215に含まれていてもよい。
また、本実施の形態に係るコンテンツ利用端末1では、関連コンテンツ状態判定部31からの判定結果に応じて、関連コンテンツレイアウト部32が、図17、図18、または図19のいずれかの表示設定情報を利用して関連コンテンツ210の一覧表示を行う構成であった。そして、この表示設定情報として挙げる各判定要素(放送中であるか否か、使用可能であるか否か、など)ならびに、各判定要素に対する重み付けの値(評価値)は予めコンテンツ利用端末1において設定されていたが、この設定を視聴者からの指示に応じて行うことができる構成であってもよい。
すなわち、表示設定情報において含める各判定要素の種類が増加すると、関連コンテンツ210の一覧において、いかなる基準により関連コンテンツ210の表示順が決定されているのか視聴者が理解できなくなる。このため、視聴者が、この表示設定情報において利用する判定要素および各判定要素の重み付けを適宜変更できるように構成することで、関連コンテンツ210の一覧を視聴者の所望する表示順とすることができる。
なお、本実施の形態に係るコンテンツ利用端末1では、図25に示すように関連コンテンツ送信装置160から、番組ID201、利用可能期間212を含む関連コンテンツ210と、番組ID201、番組名、放送時刻を含む番組情報215とを受信する構成であった。しかしながら、関連コンテンツ210および番組情報215それぞれに含まれる情報はこれに限定されるものではない。例えば、図26に示すように、番組情報215に含まれる放送時刻が、関連コンテンツ210に含まれており、該関連コンテンツ210と放送時刻を含んでいない番組情報215とを受信する構成であってもよい。
さらには、図27に示すように番組情報215に含まれる番組名、番組ID、放送時刻それぞれが、関連コンテンツ210に含まれており、該関連コンテンツ210のみを受信する構成であってもよい。
また、逆に、図28に示すように、関連コンテンツ210に含まれている番組ID201、利用可能期間212、および関連コンテンツデータ213を番組情報215が含み、コンテンツ利用端末1は、番組情報215のみを受信する構成であってもよい。
さらには、図29に示すように関連コンテンツ210には関連コンテンツデータ213および番組ID201を含んでおり、利用可能期間212は、番組情報215に含まれており、コンテンツ利用端末1がこの番組情報215および関連コンテンツ210を受信する構成であってもよい。
すなわち、関連コンテンツ状態情報214を作成するために必要となる各種情報が、関連コンテンツ210と番組情報215とにそれぞれ分かれて記録されていてもよいし、関連コンテンツ210または番組情報215のいずれか一方にのみ記録されていてもよい。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
最後に、本実施の形態に係るコンテンツ利用端末1の各ブロック、特に、主制御部16が機能ブロックとして有する、受信制御部20、AVデータ再生部21、視聴番組特定部22、抽出部23、番組特定部24、放送時刻抽出部25、放送視聴履歴記録部26、関連コンテンツデータ再生部27、関連コンテンツデータ使用履歴記録部28、現在時刻取得部29、関連コンテンツ検索部30、関連コンテンツ状態判定部31、および関連コンテンツレイアウト部32は、ハードウェアロジックによって構成してもよいし、次のようにCPUを用いてソフトウェアによって実現してもよい。
すなわち、コンテンツ利用端末1は、各機能を実現する制御プログラムの命令を実行するCPU(central processing unit)、上記プログラムを格納したROM(read only memory)、上記プログラムを展開するRAM(random access memory)、上記プログラムおよび各種データを格納するメモリ等の記憶装置(記録媒体)などを備えている。そして、本発明の目的は、上述した機能を実現するソフトウェアであるコンテンツ利用端末1の制御プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)をコンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体を、上記コンテンツ利用端末1に供給し、そのコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に記録されているプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成可能である。
上記記録媒体としては、例えば、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD/CD−R等の光ディスクを含むディスク系、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード系、あるいはマスクROM/EPROM/EEPROM/フラッシュROM等の半導体メモリ系などを用いることができる。
また、コンテンツ利用端末1は、通信ネットワークと接続可能に構成され、上記プログラムコードをこの通信ネットワークを介して供給してもよい。また、上記通信ネットワークとは別の通信ネットワークとコンテンツ利用端末1が接続可能となっており、上記プログラムコードをこの通信ネットワークを介して供給してもよい。
上記通信ネットワークとしては、特に限定されず、例えば、インターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(virtual private network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等が利用可能である。また、通信ネットワークを構成する伝送媒体としては、特に限定されず、例えば、IEEE1394、USB、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL回線等の有線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、802.11無線、HDR、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。なお、本発明は、上記プログラムコードが電子的な伝送で具現化された、搬送波に埋め込まれたコンピュータデータ信号の形態でも実現され得る。
本発明に係る情報処理装置は、受け付けた関連データを効率よく利用できるように提示できるため、多数の関連データを保持している場合に、特に効果的に適用できる。
本発明に係る実施形態を示すものであり、コンテンツ利用端末の要部構成を示す図である。 本発明に係る実施形態を示すものであり、コンテンツ配信システムの要部構成を示す図である。 本発明の実施形態を示すものであり、放送コンテンツのデータ構造の一例を示す図である。 本発明の実施形態を示すものであり、関連コンテンツのデータ構造の一例を示す図である。 本発明の実施形態を示すものであり、番組情報のデータ構造の一例を示す図である。 本発明の実施形態を示すものであり、コンテンツ利用端末のハードウェアに関する概略構成を示す図である。 本実施の形態に係るコンテンツ利用端末が備える受信制御部の構成を示すブロック図である。 本実施の形態に係るコンテンツ利用端末が備える抽出部の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態を示すものであり、コンテンツ利用端末における、関連コンテンツの受信処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態を示すものであり、コンテンツ利用端末における、関連コンテンツの一覧表示処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態を示すものであり、コンテンツ利用端末における、関連コンテンツの一覧表示の一例を示す図である。 本発明の実施形態を示すものであり、関連コンテンツの一覧表示に利用されるアイコンと、該アイコンに割り当てられた各種状態との対応関係の一例を示す図である。 本発明の実施形態を示すものであり、コンテンツ利用端末における、関連コンテンツの一覧表示の一例を示す図である。 本発明の実施形態を示すものであり、図13に示す関連コンテンツ一覧表示に利用されるアイコンと、該アイコンに割り当てられた各種状態との対応関係の一例を示す図である。 本発明の実施形態を示すものであり、コンテンツ利用端末における、関連コンテンツの一覧表示の一例を示す図である。 本発明の実施形態を示すものであり、図15に示す関連コンテンツの一覧表示に利用される文字装飾と、該文字に割り当てられた各種状態との対応関係の一例を示す図である。 本発明の実施形態を示すものであり、コンテンツ利用端末が保持する表示設定情報の一例を示す図である。 本発明の実施形態を示すものであり、コンテンツ利用端末による、関連コンテンツ一覧表示処理において利用する表示設定情報の一例を示す図である。 本発明の実施形態を示すものであり、コンテンツ利用端末による、関連コンテンツ一覧表示処理において利用する表示設定情報の一例を示す図である。 本発明の他の実施形態を示すものであり、コンテンツ利用端末の要部構成を示す図である。 本発明の実施形態を示すものであり、コンテンツ利用端末における、放送コンテンツの視聴と並行して、該放送コンテンツと対応する関連コンテンツを出力する処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態を示すものであり、放送コンテンツに基づく表示と関連コンテンツの一覧表示とを共に表示する一例を示す図である。 本発明の実施形態を示すものであり、所定時刻に所望する関連コンテンツ210を表示する場合の一例を示す図である。 本発明の他の実施形態を示すものであり、コンテンツ配信システムの概略構成を示す図である。 本実施の形態に係るコンテンツ利用端末における関連コンテンツおよび番組情報の受信の一例を示す図である。 本実施の別の形態に係るコンテンツ利用端末における関連コンテンツおよび番組情報の受信の一例を示す図である。 本実施の別の形態に係るコンテンツ利用端末における関連コンテンツおよび番組情報の受信の一例を示す図である。 本実施の別の形態に係るコンテンツ利用端末における関連コンテンツおよび番組情報の受信の一例を示す図である。 本実施の別の形態に係るコンテンツ利用端末における関連コンテンツおよび番組情報の受信の一例を示す図である。
符号の説明
1 コンテンツ利用端末(情報処理装置)
11 放送コンテンツ受信部(受信部)
13 入力部(設定手段)
14 出力部(出力手段)
16 主制御部
22 視聴番組特定部
23 抽出部(抽出手段)
24 関連コンテンツ(関連データ)
24 番組特定部
25 放送時刻抽出部
26 放送視聴履歴記録部(視聴履歴記録手段)
27 関連コンテンツデータ再生部
28 関連コンテンツデータ使用履歴記録部(使用履歴記録手段)
29 現在時刻取得部(計時部)
31 関連コンテンツ状態判定部(作成手段・第1作成手段・第2作成手段)
32 関連コンテンツレイアウト部(出力手段)
34 録画予約部
35 対象年齢抽出部
50 番組情報受信部
51 関連コンテンツ受信部
52 番組ID抽出部
53 利用可能期間抽出部(抽出手段)
54 関連コンテンツデータ抽出部
100 コンテンツ配信システム(関連データ配信システム)
101 コンテンツ配信システム(関連データ配信システム)
105 受信部
118 現在時刻取得部
160 関連コンテンツ送信装置
200 放送コンテンツ(番組コンテンツ)
201 番組ID
210 関連コンテンツ(関連データ)
212 利用可能期間(利用条件情報)
213 関連コンテンツデータ
214 関連コンテンツ状態情報
215 番組情報
216 視聴者個人情報
300a 表示設定情報(関連データ利用情報・視聴情報)
300b 表示設定情報(関連データ利用情報・視聴情報・配信状況情報・関連データ利用可否情報・関連データ使用情報・放送番組視聴情報)
300c 表示設定情報(関連データ利用情報・視聴情報・配信状況情報・関連データ利用可否情報・関連データ使用情報・放送番組視聴情報)

Claims (15)

  1. 番組コンテンツに付随する所定のサービスを視聴者に提供するためのデータである関連データと、該関連データおよび番組コンテンツの利用に関して規定する情報である利用情報とを受け付け、保持する情報処理装置であって、
    上記利用情報に基づき、上記番組コンテンツおよび上記関連データに対する、特定の視聴者の利用に関する情報である視聴者利用情報を作成する作成手段と、
    上記作成手段により作成された視聴者利用情報に基づき、関連データのリストの出力形式を決定し、該関連データのリストを出力する出力手段とを備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 上記視聴者利用情報に対して、上記番組コンテンツおよび上記関連データに対する視聴者の利用状態を判定するために設けた複数種類の基準である視聴者利用情報基準を設定するとともに、該視聴者利用情報基準に基づく判定結果ごとに、上記出力形式の決定に対する影響度の大小を示す評価値を割り当てる設定手段をさらに備え、
    上記出力手段は、上記視聴者利用情報基準に基づく上記視聴者利用情報に対する判定結果と、該判定結果それぞれに割り当てられた評価値とに応じて上記関連データのリストの出力形式を決定して出力することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 上記利用情報は、上記関連データの利用条件に関する情報である利用条件情報と、上記番組コンテンツの配信に関する情報である番組情報とを含んでおり、
    上記作成手段が、上記利用条件情報に基づき、上記視聴者利用情報として、上記関連データの利用に対する上記視聴者の適正、および該視聴者による上記関連データの利用履歴を示す関連データ利用情報を作成する第1作成手段と、上記番組情報に基づき、上記視聴者利用情報として、上記関連データに対応する番組コンテンツの、上記視聴者による視聴履歴を示す視聴情報を作成する第2作成手段と、を備え、
    上記出力手段は、上記第1作成手段により作成された、関連データ利用情報および第2作成手段により作成された視聴情報のうちの少なくとも1つに基づき、上記関連データのリストの出力形式を決定して出力することを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 上記番組情報は、上記番組コンテンツを配信する時刻情報を含んでおり、
    現在の時刻を計測する計時部をさらに備え、
    上記第2作成手段が、上記番組情報に含まれる時刻情報と、上記計時部によって計測された時刻とを比較し、上記視聴情報として、上記関連データに対応する番組コンテンツが配信中であるか否かを示す配信状況情報を作成することを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 上記利用条件情報は、上記関連データの利用可能な期間を示す期間情報を含み、
    上記関連データ利用情報として、上記利用条件情報から上記期間情報を抽出する抽出手段を備え、
    上記第1作成手段が、上記計時部によって計測された時刻と、上記抽出部によって抽出された期間情報とに基づき、上記関連データ利用情報として、関連データが利用可能であるか否かを示す関連データ利用可否情報を作成することを特徴とする請求項3または4に記載の情報処理装置。
  6. 上記視聴者による関連データの使用の有無に関する情報である使用履歴を記録する使用履歴記録手段をさらに備え、
    上記第1作成手段が、上記使用履歴記録手段によって記録された関連データの使用履歴に基づき、上記関連データ利用情報として、関連データが視聴者により使用済みであるか否かを示す関連データ使用情報を作成することを特徴とする請求項3〜5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 番組コンテンツを受信する受信部と、
    上記受信部によって受信された番組コンテンツの視聴の有無に関する情報である視聴履歴を記録する視聴履歴記録手段とをさらに備え、
    上記第2作成手段が、上記視聴履歴記録手段によって記録された番組コンテンツの視聴履歴に基づき、上記視聴情報として、上記関連データに対応する放送番組が上記視聴者により視聴済みであるか否かを示す放送番組視聴情報を作成することを特徴とする請求項3〜6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 上記出力手段は、上記関連データ利用情報および上記視聴情報のうちの少なくとも1つに基づき、上記リストにおける関連データの出力順序を決定し出力することを特徴とする請求項3〜7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  9. 上記出力手段は、上記関連データ利用情報および上記視聴情報のうちの少なくとも1つを示す表示画像と、上記関連データとの対応関係を示す上記リストの表示形式を決定し出力することを特徴とする請求項3〜8のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  10. 上記出力手段は、上記関連データ利用情報および上記視聴情報のうちの少なくとも1つに基づき、保持する上記関連データの中から出力する関連データを特定して該関連データのリストを出力することを特徴とする請求項3〜9のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  11. 上記抽出手段によって抽出された期間情報における、関連データの利用可能な期間の開始時刻が、上記計時部によって計測された時刻と一致した場合、該関連データのリストの出力を出力手段に指示する出力指示手段を備えることを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  12. 請求項1〜11のいずれか1項に記載の情報処理装置と、
    上記情報処理装置に上記関連データを送信する関連データ送信装置と、を備えることを特徴とする関連データ配信システム。
  13. 番組コンテンツに付随する所定のサービスを視聴者に提供するためのデータである関連データと、該関連データおよび番組コンテンツの利用に関して規定する情報である利用情報とを受け付け、保持する情報処理装置の制御方法であって、
    上記利用情報に基づき、上記番組コンテンツおよび上記関連データに対する、特定の視聴者の利用を示す視聴者利用情報を作成するステップと、
    上記作成手段により作成された視聴者利用情報に基づき、関連データのリストの出力形式を決定し、該関連データのリストを出力するステップと、を含むことを特徴とする情報処理装置。
  14. 請求項1〜11のいずれか1項に記載の情報処理装置を動作させるための制御プログラムであって、コンピュータを上記各手段として機能させるための情報処理装置の制御プログラム。
  15. 請求項14に記載の情報処理装置の制御プログラムを記録したコンピュータの読取り可能な記録媒体。
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