JP2008004188A - 情報記録媒体再生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】早送りや早戻しが行われている状態より、ユーザに不自然さを感じさせずに、所望位置からの通常再生を実現する情報記録媒体再生装置を提供する。
【解決手段】ステップS124では、制御部15は、ステップS120で読み出されたカウンタ値から、ステップS108で設定された方向に、ステップS116で読み出された「シフト時間」だけ離れた位置を、再生開始位置として設定する。ステップS136では、制御部15は、再生処理部12を制御して、ステップS124で設定した再生開始位置まで、記憶部14に記憶されている「直近のサーチ速度」でサーチする。ステップS144では、制御部15は、再生処理部12を制御して、ステップS124で設定した再生開始位置から、通常再生を開始する。
【選択図】図4

Description

本発明は、情報を記録した媒体を再生する装置に関し、詳しくは、DVDのようなディスク媒体やメモリーカードのような半導体を用いた記録媒体等の情報記録媒体に記録された映像データを読み出し、再生する装置に関する。
近年、DVDのようなディスク媒体や、メモリーカードのような情報記憶媒体が普及している。これらの情報記録媒体は、記録容量が大きいことから、映画、演劇等の長時間の映像の記録が可能となっている。このような長時間の映像を視聴する際、高速で再生する早送りや、高速で逆再生する早戻しを行い、視聴したい箇所を探すことが多い。
最近の再生装置には、この早送りや早戻しの速度を変更できるものがある。例えば、通常再生(1倍速再生とも言われる)を行っている時に、早送りボタンを押下すると、通常の2倍の速度で再生し、更に早送りボタンを押下すると、通常の8倍の速度で再生し、更に早送りボタンを押下すると、通常の50倍の速度で再生し、更に早送りボタンを押下すると、通常の100倍の速度で再生するものがある。なお、通常再生よりも速い速度での再生は、サーチやサーチ再生とも言われる。
しかし、視聴したい箇所に到達し、通常再生を行うために通常再生を行うボタン操作を行ったとしても、ボタン操作までの時間だけ早送りや早戻しが行き過ぎてしまうため、視聴したい箇所に戻る操作を更に行わなければならなかった。特に、50倍や100倍といった高速での早送りや早戻しの場合、視聴を開始したい箇所を通り過ぎてしまうことが多く、所望の箇所まで戻る操作が大変煩わしく、また、その操作性が悪いという問題があった。
特許文献1は、早送りや早戻しから通常再生に移行する際に、ユーザが操作することなく、自動で、予め決められた時間だけ戻った位置から通常再生を行う技術を開示している。具体的には、例えば、通常の2倍の速度で再生していた場合は1秒だけ、通常の100倍の速度で再生していた場合は50秒だけ戻った位置から通常再生を行う。この技術を用いると、ユーザが視聴したいシーンの最初の位置に到達するまでの操作を簡略化することができる。
図14は、この技術を適用した再生装置の動作例を示す図である。50倍速での再生中(W910)に、再生ボタンが押下される(C910)と、その位置から25秒だけ戻った位置から再生が開始される。
また、多くの再生装置は、ユーザが設定した区間の映像を繰り返して再生する「リピート再生」という機能を有している。リピート再生を開始したい位置で「リピートA」ボタンを押下し、リピート再生を終了したい位置で「リピートB」ボタンを押下することで、リピートする区間が設定され、この区間の再生が繰り返される。機種によっては、「リピートA/B」ボタンという1つのボタンで、この区間を設定するものもある。この場合、最初に「リピートA/B」ボタンを押した位置が開始点となり、次に「リピートA/B」ボタンを押した位置が終了点となる。長時間の映像が記憶された情報記録媒体でリピート再生を行う場合、早送りや早戻しを頻繁に行って、所望のリピート再生の開始点及び終了点を探すことが多い。
特開2001−143448号公報
所で、特許文献1の技術では、早送りや早戻しの状態から通常再生に移行する操作を行った時点を基準に予め決められた時間だけ戻った位置からいきなり再生が始まるため、映像が飛び、ユーザが映像の流れを把握しにくく、更にユーザが不自然さを感じるという問題があった。また、特許文献1の技術による再生によって所望の位置が見つからなかった場合、早送りボタン、早戻しボタン、再生ボタンを頻繁に押下して所望の位置を探し出すことになるため、操作性が悪く、大変煩わしいという問題があった。
本発明は、上述の問題点に鑑みてなされたものであり、早送りや早戻しが行われている状態より、ユーザに不自然さを感じさせずに、所望位置からの通常再生を実現する情報記録媒体再生装置を提供することを目的とする。また、早送りや早戻しを繰り返して所望の位置を探し出す場合であっても、ボタンの押下回数が少なく、操作性の良い情報記録媒体再生装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の情報記録媒体再生装置は、情報記録媒体に書き込まれているデータを読み出し、通常再生及び該通常再生より速い速度での再生を行う再生手段と、各種動作を指示するためにユーザによって操作される操作手段と、ユーザが前記操作手段を操作して指示した内容に基づいて前記再生手段を制御する制御手段とを備えた情報記録媒体再生装置であって、前記制御手段は、通常再生より速い速度での再生(第1の再生)が行われている時に、ユーザによって前記操作手段が操作されて通常再生が指示されると、前記第1の再生を停止し、前記第1の再生の方向と反対の方向に予め定められたシフト時間だけ離れた位置まで予め定められた速度で再生した後、通常再生を行うよう前記再生手段を制御することを特徴とする。
請求項1に記載の情報記録媒体再生装置によれば、通常再生より速い速度での再生が行われている状態より通常再生状態に移行する際に、予め定めた速度での再生を途中に入れることで、再生映像を連続させることができる。
請求項2に記載の情報記録媒体再生装置は、情報記録媒体に書き込まれているデータを読み出し、通常再生及び該通常再生より速い速度での再生を行う再生手段と、各種動作を指示するためにユーザによって操作される操作手段と、ユーザが前記操作手段を操作して指示した内容に基づいて前記再生手段を制御する制御手段とを備えた情報記録媒体再生装置であって、前記制御手段は、通常再生より速い速度での再生(第1の再生)が行われている時に、ユーザによって前記操作手段が操作されて通常再生が指示されると、前記第1の再生を停止し、前記第1の再生の方向と反対の方向に予め定められたシフト時間だけ離れた位置から通常再生を行うよう前記再生手段を制御するとともに、前記第1の再生の停止後、通常再生が開始されており、且つ、該通常再生の開始から予め定められたタイマ設定時間が経過していない時に、ユーザによって前記操作手段が操作されて早戻しが指示された場合は、前記通常再生の方向と反対の方向に予め定められたシフト時間だけ離れた位置から通常再生を行うよう前記再生手段を制御し、ユーザによって前記操作手段が操作されて早送りが指示された場合は、前記通常再生の方向と同一の方向に予め定められたシフト時間だけ離れた位置から通常再生を行うよう前記再生手段を制御することを特徴とする。
請求項2に記載の情報記録媒体再生装置によれば、タイマ設定時間以内ならば、早送りボタン又は早戻しボタンを1回押下するだけで、予め定められたシフト時間だけ離れた位置からの通常再生が行われる。
請求項3に記載の情報記録媒体再生装置は、情報記録媒体に書き込まれているデータを読み出し、通常再生及び該通常再生より速い速度での再生を行う再生手段と、各種動作を指示するためにユーザによって操作される操作手段と、ユーザが前記操作手段を操作して指示した内容に基づいて前記再生手段を制御する制御手段とを備えた情報記録媒体再生装置であって、前記制御手段は、通常再生より速い速度での再生(第1の再生)が行われている時に、ユーザによって前記操作手段が操作されて通常再生が指示されると、前記第1の再生を停止し、前記第1の再生の方向と反対の方向に予め定められたシフト時間だけ離れた位置まで予め定められた速度で再生した後、通常再生を行うよう前記再生手段を制御するとともに、前記第1の再生の停止後、通常再生が開始されており、且つ、該通常再生の開始から予め定められたタイマ設定時間が経過していない時に、ユーザによって前記操作手段が操作されて早戻しが指示された場合は、前記通常再生の方向と反対の方向に予め定められたシフト時間だけ離れた位置まで予め定められた速度で再生した後、通常再生を行うよう前記再生手段を制御し、ユーザによって前記操作手段が操作されて早送りが指示された場合は、前記通常再生の方向と同一の方向に予め定められたシフト時間だけ離れた位置まで予め定められた速度で再生した後、通常再生を行うよう前記再生手段を制御することを特徴とする。
請求項3に記載の情報記録媒体再生装置によれば、タイマ設定時間以内ならば、早送りボタン又は早戻しボタンを1回押下するだけで、予め定められたシフト時間だけ離れた位置まで、予め定めた速度での再生を行った後、通常再生を行うことができる。このため、再生映像を連続させることができる。
請求項4に記載の情報記録媒体再生装置は、情報記録媒体に書き込まれているデータを読み出し、通常再生、該通常再生より速い速度での再生及びリピート再生を行う再生手段と、各種動作を指示するためにユーザによって操作される操作手段と、リピート再生の開始点及び終了点を記憶する記憶手段と、ユーザが前記操作手段を操作して指示した内容に基づいて前記再生手段を制御し、また、前記記憶手段を制御してデータの書き込みと読み出しを行う制御手段とを備えた情報記録媒体再生装置であって、前記制御手段は、通常再生より速い速度での再生(第1の再生)が行われている時に、ユーザによって前記操作手段が操作されてリピート再生の開始点又は終了点の設定が指示されると、前記第1の再生を停止し、前記第1の再生の方向と反対の方向に予め定められたシフト時間だけ離れた位置から通常再生を行うよう前記再生手段を制御するとともに、前記第1の再生の停止後、通常再生が開始されており、且つ、該通常再生の開始から予め定められたタイマ設定時間が経過していない時に、ユーザによって前記操作手段が操作されて早戻しが指示された場合は、前記通常再生の方向と反対の方向に予め定められたシフト時間だけ離れた位置から通常再生を行うよう前記再生手段を制御し、ユーザによって前記操作手段が操作されて早送りが指示された場合は、前記通常再生の方向と同一の方向に予め定められたシフト時間だけ離れた位置から通常再生を行うよう前記再生手段を制御し、更に、前記第1の再生の停止後、ユーザによって前記操作手段が操作されて確定が指示された時に、リピート再生の開始点が前記記憶手段に書き込まれていない場合は、確定が指示された時点における再生位置をリピート再生の開始点として前記記憶手段に書き込むよう前記記憶手段を制御し、リピート再生の開始点が前記記憶手段に書き込まれている場合は、確定が指示された時点における再生位置をリピート再生の終了点として前記記憶手段に書き込むよう前記記憶手段を制御することを特徴とする。
請求項4に記載の情報記録媒体再生装置によれば、リピート再生の開始点と終了点の設定時において、タイマ設定時間以内ならば、早送りボタン又は早戻しボタンを1回押下するだけで、予め定められたシフト時間だけ離れた位置からの通常再生が行われる。
請求項5に記載の情報記録媒体再生装置は、情報記録媒体に書き込まれているデータを読み出し、通常再生、該通常再生より速い速度での再生及びリピート再生を行う再生手段と、各種動作を指示するためにユーザによって操作される操作手段と、リピート再生の開始点及び終了点を記憶する記憶手段と、ユーザが前記操作手段を操作して指示した内容に基づいて前記再生手段を制御し、また、前記記憶手段を制御してデータの書き込みと読み出しを行う制御手段とを備えた情報記録媒体再生装置であって、前記制御手段は、通常再生より速い速度での再生(第1の再生)が行われている時に、ユーザによって前記操作手段が操作されてリピート再生の開始点又は終了点の設定が指示されると、前記第1の再生を停止し、前記第1の再生の方向と反対の方向に予め定められたシフト時間だけ離れた位置まで予め定められた速度で再生した後、通常再生を行うよう前記再生手段を制御するとともに、前記第1の再生の停止後、通常再生が開始されており、且つ、該通常再生の開始から予め定められたタイマ設定時間が経過していない時に、ユーザによって前記操作手段が操作されて早戻しが指示された場合は、前記通常再生の方向と反対の方向に予め定められたシフト時間だけ離れた位置まで予め定められた速度で再生した後、通常再生を行うよう前記再生手段を制御し、ユーザによって前記操作手段が操作されて早送りが指示された場合は、前記通常再生の方向と同一の方向に予め定められたシフト時間だけ離れた位置まで予め定められた速度で再生した後、通常再生を行うよう前記再生手段を制御し、更に、前記第1の再生の停止後、ユーザによって前記操作手段が操作されて確定が指示された時に、リピート再生の開始点が前記記憶手段に書き込まれていない場合は、確定が指示された時点の再生位置をリピート再生の開始点として前記記憶手段に書き込むよう前記記憶手段を制御し、リピート再生の開始点が前記記憶手段に書き込まれている場合は、確定が指示された時点の再生位置をリピート再生の終了点として前記記憶手段に書き込むよう前記記憶手段を制御することを特徴とする。
請求項5に記載の情報記録媒体再生装置によれば、リピート再生の開始点と終了点の設定時において、タイマ設定時間以内ならば、早送りボタン又は早戻しボタンを1回押下するだけで、予め定められたシフト時間だけ離れた位置まで、予め定めた速度での再生を行った後、通常再生を行うことができる。このため、再生映像を連続させることができる。
請求項6に記載の情報記録媒体再生装置は、請求項1、3、5の何れか1項において、前記予め定められた速度は、直近に行われた、通常再生より速い速度での再生、の速度よりも遅い速度であることを特徴とする。
請求項6に記載の情報記録媒体再生装置によれば、通常再生より速い速度での再生が行われている状態より通常再生状態に移行する際に、直近のサーチの速度よりも遅い速度での再生を途中に入れることで、再生映像を連続させることができる。また、直近のサーチ速度よりも遅い速度にすることで、ユーザがサーチ速度や再生位置を把握し易くなり、また、所望の位置の絞り込みが容易になる。
請求項7に記載の情報記録媒体再生装置は、請求項1、3、5の何れか1項において、前記予め定められた速度は、通常再生の速度であることを特徴とする。
請求項7に記載の情報記録媒体再生装置によれば、通常再生より速い速度での再生が行われている状態より通常再生状態に移行する際に、通常再生と同じ速度での再生を途中に入れることで、再生映像を連続させることができる。また、通常再生と同じ速度にすることで、ユーザがサーチ速度や再生位置を把握し易くなり、また、所望の位置の絞り込みが容易になる。
本発明によれば、早送りや早戻しが行われている状態より通常再生状態に移行する際に、再生映像が連続しているため、ユーザに不自然さを感じさせずに、所望位置からの通常再生を実現する情報記録媒体再生装置を提供することができる。また、早送りや早戻しを繰り返して所望の位置を探し出す場合であっても、ボタンの押下回数が少なく、操作性の良い情報記録媒体再生装置を提供することができる。
本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。なお、以下の実施例は本発明の具体例に過ぎず、本発明が以下の実施形態に限定されるものではない。
図1は、本実施例の情報記録媒体再生装置の構成を示すブロック図である。情報記録媒体再生装置1は、ディスクドライブ11、再生処理部12、外部出力部13、記憶部14、制御部15、キー判別部16、操作部17、受光部18を備える。
ディスクドライブ11は、ディスク媒体3に書き込まれたデータを読み出す。再生処理部12は、ディスクドライブ11で読み出されたデータから、映像信号と音声信号を生成する。外部出力部13は、再生処理部12で生成された映像信号と音声信号を、外部に出力する。記憶部14は、サーチ速度毎の「シフト時間」(後述)を記憶する。操作部17は、ユーザが各種動作を指示するための、情報記録媒体再生装置1自体に設けられた操作ボタンを備える。受光部18は、リモコン2から送信された制御信号を受信する。キー判別部16は、操作部17と受光部18から、ユーザの各種動作指示を受信し、判別する。制御部15は、再生処理部12、外部出力部13、記憶部14、キー判別部16を制御する。
図2は、情報記録媒体再生装置の各種動作を遠隔指示するリモコン2を示す図である。リピートAボタン21が押下されると、リピート再生の開始点の設定が指示される。リピートBボタン22が押下されると、リピート再生の終了点の設定が指示される。ENTERボタン23が押下されると、設定の確定が指示される。再生ボタン24が押下されると、通常再生が指示される。早戻しボタン25が押下されると、早戻しが指示される。早送りボタン26が押下されると、早送りが指示される。
図3は、サーチ速度毎のシフト時間を記載した表を示す図である。左側の列は、サーチ速度を示す。早送りボタン又は早戻しボタンを押下する度に、サーチの速度が上がる。右側の列は、サーチ速度毎のシフト時間を示す。これは、左側の列のサーチ速度で早送り又は早戻しを行っている時に、再生ボタンが押下された場合にシフトする時間である。
記憶部14は、図3の表、直近に行われたサーチの速度、直近に行われたサーチの方向、現時点での再生位置(カウンタ値)を記憶する。サーチ速度は、図3の表の左側の列の何れかの値を取る。サーチ方向は、通常再生の方向と同一の場合は「送り」、通常再生の方向と反対の場合は「戻し」である。カウンタ値は、ディスク媒体3に記憶された動画の先頭を0として、そこからの時間である。例えば、先頭から5分12秒後の位置のカウンタ値は、「5分12秒」となる。カウンタ値は、通常再生中及びサーチ中、常に更新される。
本実施例においては、ディスクドライブ11、再生処理部12により、通常再生及び該通常再生より速い速度での再生(サーチ)を行う再生手段が実現される。また、ユーザがリモコン2を使用して各種動作を遠隔指示し、この指示を受光部18が受信し、キー判別部16が判別することで、操作手段が実現される。また、情報記録媒体再生装置1の各部を制御部15が制御し、各部が動作することで、制御手段が実現される。
図4は、本実施例における処理を示すフローチャートである。サーチが開始されると、そのサーチの速度及び方向が、記憶部14の「直近のサーチ速度」及び「直近のサーチ方向」を記憶する場所に記憶された後、このフローチャートが開始される。なお、このフローチャートの処理の流れは、制御部15によって制御される。
ステップS104では、制御部15は、再生ボタン24が押下されたか否かを判断し、押下された場合は、ステップS108に進み、そうでない場合は、ステップS104に進む。
ステップS108では、制御部15は、記憶部14に記憶されている「直近のサーチ方向」を変更する。即ち、記憶部14に記憶されている「直近のサーチ方向」が「送り」であった場合は「戻し」に設定し、「戻し」であった場合は「送り」に設定する。この設定の後、ステップS112に進む。
ステップS112では、制御部15は、記憶部14に記憶されている「直近のサーチ速度」を読み出す。続くステップS116では、制御部15は、記憶部14に記憶された図3の表から、ステップS112で読み出された「直近のサーチ速度」に対応するシフト時間を読み出した後、ステップS120に進む。
ステップS120では、制御部15は、記憶部14に記憶されている「カウンタ値」を読み出す。続くステップS124では、制御部15は、ステップS120で読み出されたカウンタ値から、ステップS108で設定された方向に、ステップS116で読み出された「シフト時間」だけ離れた位置を、再生開始位置として設定し、ステップS128に進む。
ステップS128では、制御部15は、ステップS112で読み出された「直近のサーチ速度」が、図3の表の左側の列のサーチ速度の最小値に等しいか否かを判断し、等しい場合は、ステップS136に進み、そうでない場合は、ステップS132に進む。
ステップS132では、制御部15は、記憶部14に記憶されている「直近のサーチ速度」を、図3の表の左側の列において、1つ遅い値にする。例えば、記憶部14に記憶されている「直近のサーチ速度」、即ち、ステップS112で読み出された「直近のサーチ速度」が50倍速であった場合は、記憶部14の「直近のサーチ速度」の値を8倍速に変更する。そして、ステップS136に進む。
ステップS136では、制御部15は、再生処理部12を制御して、ステップS124で設定した再生開始位置まで、記憶部14に記憶されている「直近のサーチ速度」でサーチし、ステップS144に進む。
ステップS144では、制御部15は、再生処理部12を制御して、ステップS124で設定した再生開始位置から、通常再生を開始し、「終了」に進む。
図7は、本実施例の動作を示す図である。同図左側が動画の先頭で、右側が動画の最後になる。ここで、ユーザは、T1以降の部分を視聴したいものとする。
通常再生時に、早送りボタン26を3回押下すると、50倍速の再生になる(W110)。この状態で、視聴を開始したい位置T1に到着すると、ユーザは、再生ボタン24を押下しようとする。しかし、実際に再生ボタン24が押下されるのは、視聴を開始したい位置T1を通過した後になる(C110)。
この実際に再生ボタン24が押下された位置から、図3の表で50倍速に対応するシフト時間である25秒だけ戻った位置まで、50倍速より1つ遅いサーチ速度である8倍速で逆再生して戻り(W120)、その後、通常再生が行われる(W130)。
図1は、本実施例の情報記録媒体再生装置の構成を示すブロック図である。情報記録媒体再生装置1は、ディスクドライブ11、再生処理部12、外部出力部13、記憶部14、制御部15、キー判別部16、操作部17、受光部18を備える。
ディスクドライブ11は、ディスク媒体3に書き込まれたデータを読み出す。再生処理部12は、ディスクドライブ11で読み出されたデータから、映像信号と音声信号を生成する。外部出力部13は、再生処理部12で生成された映像信号と音声信号を、外部に出力する。記憶部14は、サーチ速度毎の「シフト時間」(後述)を記憶する。操作部17は、ユーザが各種動作を指示するための、情報記録媒体再生装置1自体に設けられた操作ボタンを備える。受光部18は、リモコン2から送信された制御信号を受信する。キー判別部16は、操作部17と受光部18から、ユーザの各種動作指示を受信し、判別する。制御部15は、再生処理部12、外部出力部13、記憶部14、キー判別部16を制御するとともに、タイマ機能を有する。
図2は、情報記録媒体再生装置の各種動作を遠隔指示するリモコン2を示す図である。リピートAボタン21が押下されると、リピート再生の開始点の設定が指示される。リピートBボタン22が押下されると、リピート再生の終了点の設定が指示される。ENTERボタン23が押下されると、設定の確定が指示される。再生ボタン24が押下されると、通常再生が指示される。早戻しボタン25が押下されると、早戻しが指示される。早送りボタン26が押下されると、早送りが指示される。
図3は、サーチ速度毎のシフト時間を記載した表を示す図である。左側の列は、サーチ速度を示す。早送りボタン又は早戻しボタンを押下する度に、サーチの速度が上がる。右側の列は、サーチ速度毎のシフト時間を示す。これは、左側の列のサーチ速度で早送り又は早戻しを行っている時に、再生ボタンが押下された場合にシフトする時間である。
記憶部14は、図3の表、直近に行われたサーチの速度、直近に行われたサーチの方向、現時点での再生位置(カウンタ値)、タイマ設定時間を記憶する。サーチ速度は、図3の表の左側の列の何れかの値を取る。サーチ方向は、通常再生の方向と同一の場合は「送り」、通常再生の方向と反対の場合は「戻し」である。カウンタ値は、ディスク媒体3に記憶された動画の先頭を0として、そこからの時間である。例えば、先頭から5分12秒後の位置のカウンタ値は、「5分12秒」となる。カウンタ値は、通常再生中及びサーチ中、常に更新される。タイマ設定値は、予め定められた値が記憶されている。
本実施例においては、ディスクドライブ11、再生処理部12により、通常再生及び該通常再生より速い速度での再生(サーチ)を行う再生手段が実現される。また、ユーザがリモコン2を使用して各種動作を遠隔指示し、この指示を受光部18が受信し、キー判別部16が判別することで、操作手段が実現される。また、情報記録媒体再生装置1の各部を制御部15が制御し、各部が動作することで、制御手段が実現される。
図5は、本実施例における処理を示すフローチャートである。サーチが開始されると、そのサーチの速度及び方向が、記憶部14の「直近のサーチ速度」及び「直近のサーチ方向」を記憶する場所に記憶された後、このフローチャートが開始される。なお、このフローチャートの処理の流れは、制御部15によって制御される。
ステップS204では、制御部15は、再生ボタン24が押下されたか否かを判断し、押下された場合は、ステップS208に進み、そうでない場合は、ステップS204に進む。
ステップS208では、制御部15は、記憶部14に記憶されている「直近のサーチ方向」を変更する。即ち、記憶部14に記憶されている「直近のサーチ方向」が「送り」であった場合は「戻し」に設定し、「戻し」であった場合は「送り」に設定する。この設定の後、ステップS212に進む。
ステップS212では、制御部15は、記憶部14に記憶されている「直近のサーチ速度」を読み出す。続くステップS216では、制御部15は、記憶部14に記憶された図3の表から、ステップS212で読み出された「直近のサーチ速度」に対応するシフト時間を読み出した後、ステップS220に進む。
ステップS220では、制御部15は、記憶部14に記憶されている「カウンタ値」を読み出す。続くステップS224では、制御部15は、ステップS220で読み出されたカウンタ値から、記憶部14に記憶されている「直近のサーチ方向」に、ステップS216で読み出された「シフト時間」だけ離れた位置を、再生開始位置として設定し、ステップS228に進む。
ステップS228では、制御部15は、ステップS212で読み出された「直近のサーチ速度」が、図3の表の左側の列のサーチ速度の最小値に等しいか否かを判断し、等しい場合は、ステップS240に進み、そうでない場合は、ステップS232に進む。
ステップS232では、制御部15は、記憶部14に記憶されている「直近のサーチ速度」を、図3の表の左側の列において、1つ遅い値にする。例えば、記憶部14に記憶されている「直近のサーチ速度」、即ち、ステップS212で読み出された「直近のサーチ速度」が50倍速であった場合は、記憶部14の「直近のサーチ速度」の値を8倍速に変更する。そして、ステップS240に進む。
ステップS240では、制御部15は、タイマを開始し、ステップS244に進む。
ステップS244では、制御部15は、再生処理部12を制御して、ステップS224で設定した再生開始位置から、通常再生を開始し、ステップS276に進む。
ステップS276では、制御部15は、タイマが記憶部14に記憶されているタイマ設定時間を経過したか否かを判断し、経過した場合は、「終了」に進み、そうでない場合は、ステップS280に進む。
ステップS280では、制御部15は、早送りボタン26が押下されたか否かを判断し、押下された場合は、ステップS284に進み、そうでない場合は、ステップS288に進む。
ステップS288では、制御部15は、早戻しボタン26が押下されたか否かを判断し、押下された場合は、ステップS292に進み、そうでない場合は、ステップS276に進む。
ステップS284では、制御部15は、記憶部14の「直近のサーチ方向」を「送り」に設定し、ステップS212に進む。ステップS292では、制御部15は、記憶部14の「直近のサーチ方向」を「戻し」に設定し、ステップS212に進む。
図10は、本実施例の動作を示す図である。同図左側が動画の先頭で、右側が動画の最後になる。ここで、ユーザは、T1以降の部分を視聴したいものとする。また、タイマ設定時間として、10秒が設定されているものとする。
通常再生時に、早送りボタン26を3回押下すると、50倍速の再生になる(W210)。この状態で、視聴を開始したい位置T1に到着すると、ユーザは、再生ボタン24を押下しようとする。しかし、実際に再生ボタン24が押下されるのは、視聴を開始したい位置T1を通過した後になる(C210)。
この実際に再生ボタン24が押下された位置を基準に、図3の表で50倍速に対応するシフト時間である25秒だけ戻った位置から、通常再生が行われる(W230)。
ここで、更に戻る必要がある場合、W230の通常再生開始から10秒以内に、早戻しボタン25を押下する(C220)と、この押下された位置を基準に、図3の表で50倍速より1つ遅い速度である8倍速に対応するシフト時間である4秒だけ戻った位置から、通常再生が行われる(W250)。
図1は、本実施例の情報記録媒体再生装置の構成を示すブロック図である。情報記録媒体再生装置1は、ディスクドライブ11、再生処理部12、外部出力部13、記憶部14、制御部15、キー判別部16、操作部17、受光部18を備える。
ディスクドライブ11は、ディスク媒体3に書き込まれたデータを読み出す。再生処理部12は、ディスクドライブ11で読み出されたデータから、映像信号と音声信号を生成する。外部出力部13は、再生処理部12で生成された映像信号と音声信号を、外部に出力する。記憶部14は、サーチ速度毎の「シフト時間」(後述)を記憶する。操作部17は、ユーザが各種動作を指示するための、情報記録媒体再生装置1自体に設けられた操作ボタンを備える。受光部18は、リモコン2から送信された制御信号を受信する。キー判別部16は、操作部17と受光部18から、ユーザの各種動作指示を受信し、判別する。制御部15は、再生処理部12、外部出力部13、記憶部14、キー判別部16を制御するとともに、タイマ機能を有する。
図2は、情報記録媒体再生装置の各種動作を遠隔指示するリモコン2を示す図である。リピートAボタン21が押下されると、リピート再生の開始点の設定が指示される。リピートBボタン22が押下されると、リピート再生の終了点の設定が指示される。ENTERボタン23が押下されると、設定の確定が指示される。再生ボタン24が押下されると、通常再生が指示される。早戻しボタン25が押下されると、早戻しが指示される。早送りボタン26が押下されると、早送りが指示される。
図3は、サーチ速度毎のシフト時間を記載した表を示す図である。左側の列は、サーチ速度を示す。早送りボタン又は早戻しボタンを押下する度に、サーチの速度が上がる。右側の列は、サーチ速度毎のシフト時間を示す。これは、左側の列のサーチ速度で早送り又は早戻しを行っている時に、再生ボタンが押下された場合にシフトする時間である。
記憶部14は、図3の表、直近に行われたサーチの速度、直近に行われたサーチの方向、現時点での再生位置(カウンタ値)、タイマ設定時間を記憶する。サーチ速度は、図3の表の左側の列の何れかの値を取る。サーチ方向は、通常再生の方向と同一の場合は「送り」、通常再生の方向と反対の場合は「戻し」である。カウンタ値は、ディスク媒体3に記憶された動画の先頭を0として、そこからの時間である。例えば、先頭から5分12秒後の位置のカウンタ値は、「5分12秒」となる。カウンタ値は、通常再生中及びサーチ中、常に更新される。タイマ設定値は、予め定められた値が記憶されている。
本実施例においては、ディスクドライブ11、再生処理部12により、通常再生及び該通常再生より速い速度での再生(サーチ)を行う再生手段が実現される。また、ユーザがリモコン2を使用して各種動作を遠隔指示し、この指示を受光部18が受信し、キー判別部16が判別することで、操作手段が実現される。また、情報記録媒体再生装置1の各部を制御部15が制御し、各部が動作することで、制御手段が実現される。
図6は、本実施例における処理を示すフローチャートである。サーチが開始されると、そのサーチの速度及び方向が、記憶部14の「直近のサーチ速度」及び「直近のサーチ方向」を記憶する場所に記憶された後、このフローチャートが開始される。なお、このフローチャートの処理の流れは、制御部15によって制御される。
ステップS304では、制御部15は、再生ボタン24が押下されたか否かを判断し、押下された場合は、ステップS308に進み、そうでない場合は、ステップS304に進む。
ステップS308では、制御部15は、記憶部14に記憶されている「直近のサーチ方向」を変更する。即ち、記憶部14に記憶されている「直近のサーチ方向」が「送り」であった場合は「戻し」に設定し、「戻し」であった場合は「送り」に設定する。この設定の後、ステップS312に進む。
ステップS312では、制御部15は、記憶部14に記憶されている「直近のサーチ速度」を読み出す。続くステップS316では、制御部15は、記憶部14に記憶された図3の表から、ステップS312で読み出された「直近のサーチ速度」に対応するシフト時間を読み出した後、ステップS320に進む。
ステップS320では、制御部15は、記憶部14に記憶されている「カウンタ値」を読み出す。続くステップS324では、制御部15は、ステップS320で読み出されたカウンタ値から、記憶部14に記憶されている「直近のサーチ方向」に、ステップS316で読み出された「シフト時間」だけ離れた位置を、再生開始位置として設定し、ステップS328に進む。
ステップS328では、制御部15は、ステップS312で読み出された「直近のサーチ速度」が、図3の表の左側の列のサーチ速度の最小値に等しいか否かを判断し、等しい場合は、ステップS336に進み、そうでない場合は、ステップS332に進む。
ステップS332では、制御部15は、記憶部14に記憶されている「直近のサーチ速度」を、図3の表の左側の列において、1つ遅い値にする。例えば、記憶部14に記憶されている「直近のサーチ速度」、即ち、ステップS312で読み出された「直近のサーチ速度」が50倍速であった場合は、記憶部14の「直近のサーチ速度」の値を8倍速に変更する。そして、ステップS336に進む。
ステップS336では、制御部15は、再生処理部12を制御して、ステップS324で設定した再生開始位置まで、記憶部14に記憶されている「直近のサーチ速度」でサーチし、ステップS340に進む。
ステップS340では、制御部15は、タイマを開始し、ステップS344に進む。
ステップS344では、制御部15は、再生処理部12を制御して、ステップS324で設定した再生開始位置から、通常再生を開始し、ステップS376に進む。
ステップS376では、制御部15は、タイマが記憶部14に記憶されているタイマ設定時間を経過したか否かを判断し、経過した場合は、「終了」に進み、そうでない場合は、ステップS380に進む。
ステップS380では、制御部15は、早送りボタン26が押下されたか否かを判断し、押下された場合は、ステップS384に進み、そうでない場合は、ステップS388に進む。
ステップS388では、制御部15は、早戻しボタン26が押下されたか否かを判断し、押下された場合は、ステップS392に進み、そうでない場合は、ステップS376に進む。
ステップS384では、制御部15は、記憶部14の「直近のサーチ方向」を「送り」に設定し、ステップS312に進む。ステップS392では、制御部15は、記憶部14の「直近のサーチ方向」を「戻し」に設定し、ステップS312に進む。
図11は、本実施例の動作を示す図である。同図左側が動画の先頭で、右側が動画の最後になる。ここで、ユーザは、T1以降の部分を視聴したいものとする。また、タイマ設定時間として、10秒が設定されているものとする。
通常再生時に、早送りボタン26を3回押下すると、50倍速の再生になる(W310)。この状態で、視聴を開始したい位置T1に到着すると、ユーザは、再生ボタン24を押下しようとする。しかし、実際に再生ボタン24が押下されるのは、視聴を開始したい位置T1を通過した後になる(C310)。
この実際に再生ボタン24が押下された位置から、図3の表で50倍速に対応するシフト時間である25秒だけ戻った位置まで、50倍速より1つ遅いサーチ速度である8倍速で逆再生して戻り(W320)、その後、通常再生が行われる(W330)。
ここで、更に戻る必要がある場合、W330の通常再生開始から10秒以内に、早戻しボタン25を押下する(C320)と、この位置から、図3の表で直近のサーチ速度である8倍速に対応するシフト時間である4秒だけ、直近のサーチ速度である8倍速より1つ遅いサーチ速度である2倍速で逆再生して戻り(W340)、その後、通常再生が行われる(W350)。
図1は、本実施例の情報記録媒体再生装置の構成を示すブロック図である。情報記録媒体再生装置1は、ディスクドライブ11、再生処理部12、外部出力部13、記憶部14、制御部15、キー判別部16、操作部17、受光部18を備える。
ディスクドライブ11は、ディスク媒体3に書き込まれたデータを読み出す。再生処理部12は、ディスクドライブ11で読み出されたデータから、映像信号と音声信号を生成する。外部出力部13は、再生処理部12で生成された映像信号と音声信号を、外部に出力する。記憶部14は、サーチ速度毎の「シフト時間」(後述)を記憶する。操作部17は、ユーザが各種動作を指示するための、情報記録媒体再生装置1自体に設けられた操作ボタンを備える。受光部18は、リモコン2から送信された制御信号を受信する。キー判別部16は、操作部17と受光部18から、ユーザの各種動作指示を受信し、判別する。制御部15は、再生処理部12、外部出力部13、記憶部14、キー判別部16を制御するとともに、タイマ機能を有する。
図2は、情報記録媒体再生装置の各種動作を遠隔指示するリモコン2を示す図である。リピートAボタン21が押下されると、リピート再生の開始点の設定が指示される。リピートBボタン22が押下されると、リピート再生の終了点の設定が指示される。ENTERボタン23が押下されると、設定の確定が指示される。再生ボタン24が押下されると、通常再生が指示される。早戻しボタン25が押下されると、早戻しが指示される。早送りボタン26が押下されると、早送りが指示される。
図3は、サーチ速度毎のシフト時間を記載した表を示す図である。左側の列は、サーチ速度を示す。早送りボタン又は早戻しボタンを押下する度に、サーチの速度が上がる。右側の列は、サーチ速度毎のシフト時間を示す。これは、左側の列のサーチ速度で早送り又は早戻しを行っている時に、再生ボタン、リピートAボタン、又はリピートBボタンが押下された場合にシフトする時間である。
記憶部14は、図3の表、直近に行われたサーチの速度、直近に行われたサーチの方向、現時点での再生位置(カウンタ値)、タイマ設定時間、最初のサーチ速度、リピート再生の開始点及び終了点を記憶する。サーチ速度は、図3の表の左側の列の何れかの値を取る。サーチ方向は、通常再生の方向と同一の場合は「送り」、通常再生の方向と反対の場合は「戻し」である。カウンタ値は、ディスク媒体3に記憶された動画の先頭を0として、そこからの時間である。例えば、先頭から5分12秒後の位置のカウンタ値は、「5分12秒」となる。カウンタ値は、通常再生中及びサーチ中、常に更新される。タイマ設定値は、予め定められた値が記憶されている。
本実施例においては、ディスクドライブ11、再生処理部12により、通常再生、該通常再生より速い速度での再生(サーチ)及びリピート再生を行う再生手段が実現される。また、ユーザがリモコン2を使用して各種動作を遠隔指示し、この指示を受光部18が受信し、キー判別部16が判別することで、操作手段が実現される。また、情報記録媒体再生装置1の各部を制御部15が制御し、各部が動作することで、制御手段が実現される。
図7は、本実施例における処理を示すフローチャートである。サーチが開始されると、そのサーチの速度及び方向が、記憶部14の「直近のサーチ速度」及び「直近のサーチ方向」を記憶する場所に記憶され、更に、「最初のサーチ速度」を記憶する場所にも、このサーチの速度の値が書き込まれた後、このフローチャートが開始される。なお、このフローチャートの処理の流れは、制御部15によって制御される。
ステップS404では、制御部15は、リピートAボタン21又はリピートBボタン22が押下されたか否かを判断し、押下された場合は、ステップS408に進み、そうでない場合は、ステップS404に進む。
ステップS408では、制御部15は、記憶部14に記憶されている「直近のサーチ方向」を変更する。即ち、記憶部14に記憶されている「直近のサーチ方向」が「送り」であった場合は「戻し」に設定し、「戻し」であった場合は「送り」に設定する。この設定の後、ステップS412に進む。
ステップS412では、制御部15は、記憶部14に記憶されている「直近のサーチ速度」を読み出す。続くステップS416では、制御部15は、記憶部14に記憶された図3の表から、ステップS412で読み出された「直近のサーチ速度」に対応するシフト時間を読み出した後、ステップS420に進む。
ステップS420では、制御部15は、記憶部14に記憶されている「カウンタ値」を読み出す。続くステップS424では、制御部15は、ステップS420で読み出されたカウンタ値から、記憶部14に記憶されている「直近のサーチ方向」に、ステップS416で読み出された「シフト時間」だけ離れた位置を、再生開始位置として設定し、ステップS428に進む。
ステップS428では、制御部15は、ステップS412で読み出された「直近のサーチ速度」が、図3の表の左側の列のサーチ速度の最小値に等しいか否かを判断し、等しい場合は、ステップS440に進み、そうでない場合は、ステップS432に進む。
ステップS432では、制御部15は、記憶部14に記憶されている「直近のサーチ速度」を、図3の表の左側の列において、1つ遅い値にする。例えば、記憶部14に記憶されている「直近のサーチ速度」、即ち、ステップS412で読み出された「直近のサーチ速度」が50倍速であった場合は、記憶部14の「直近のサーチ速度」の値を8倍速に変更する。そして、ステップS440に進む。
ステップS440では、制御部15は、タイマを開始し、ステップS444に進む。
ステップS444では、制御部15は、再生処理部12を制御して、ステップS424で設定した再生開始位置から、通常再生を開始し、ステップS448に進む。
ステップS448では、制御部15は、ENTERボタン23が押下されたか否かを判断し、押下された場合は、ステップS452に進み、そうでない場合は、ステップS476に進む。
ステップS452では、制御部15は、記憶部14に、リピート再生の開始点が記憶されているか否かを判断し、記憶されている場合は、ステップS456に進み、そうでない場合は、ステップS464に進む。
ステップS456では、制御部15は、記憶部14の「リピート再生の終了点」を記憶する場所に、現在の再生位置を記憶する。続くステップS460では、制御部15は、再生処理部12を制御して、記憶部14に記憶されたリピート再生の開始点と終了点の間のリピート再生を開始し、「終了」に進む。
ステップS464では、制御部15は、記憶部14の「リピート再生の開始点」を記憶する場所に、現在の再生位置を記憶し、ステップS468に進む。
ステップS468では、制御部15は、記憶部14の「直近のサーチ方向」を「送り」に設定する。続くステップS472では、制御部15は、再生処理部12を制御して、記憶部14の「最初のサーチ速度」を記憶する場所に記憶された速度でのサーチを開始し、ステップS404に進む。
ステップS476では、制御部15は、タイマが記憶部14に記憶されているタイマ設定時間を経過したか否かを判断し、経過した場合は、ステップS448に進み、そうでない場合は、ステップS480に進む。
ステップS480では、制御部15は、早送りボタン26が押下されたか否かを判断し、押下された場合は、ステップS484に進み、そうでない場合は、ステップS488に進む。
ステップS488では、制御部15は、早戻しボタン26が押下されたか否かを判断し、押下された場合は、ステップS492に進み、そうでない場合は、ステップS448に進む。
ステップS484では、制御部15は、記憶部14の「直近のサーチ方向」を「送り」に設定し、ステップS412に進む。ステップS492では、制御部15は、記憶部14の「直近のサーチ方向」を「戻し」に設定し、ステップS412に進む。
図12は、本実施例の動作を示す図である。同図左側が動画の先頭で、右側が動画の最後になる。ここで、ユーザは、T1からT2の区間の動画をリピート再生したいものとする。また、タイマ設定時間として、10秒が設定されているものとする。
通常再生時に、早送りボタン26を3回押下すると、50倍速の再生になる(W410)。この状態で、リピート再生の開始点にしたい位置T1に到着すると、ユーザは、リピートAボタン21を押下しようとする。しかし、実際にリピートAボタン21が押下されるのは、リピート再生の開始点にしたい位置T1を通過した後になる(C410)。
この実際にリピートAボタン21が押下された位置を基準に、図3の表で50倍速に対応するシフト時間である25秒だけ戻った位置から、通常再生が行われる(W430)。
ここで、更に戻る必要がある場合、W430の通常再生開始から10秒以内に、早戻しボタン25を押下する(C420)と、この押下された位置を基準に、図3の表で50倍速より1つ遅い速度である8倍速に対応するシフト時間である4秒だけ戻った位置から、通常再生が行われる(W450)。
リピート再生の開始点にしたい位置T1に到着した時に、ENTERボタン23を押下し、リピート再生の開始点が設定される(C430)。そして、リピートAボタン21が押下された際のサーチ速度である50倍速での再生が、自動的に始まる(W460)。
この状態で、リピート再生の終了点にしたい位置T2に到着すると、ユーザは、リピートBボタン22を押下しようとする。しかし、実際にリピートBボタン22が押下されるのは、リピート再生の終了点にしたい位置T2を通過した後になる(C440)。
この実際にリピートBボタン22が押下された位置を基準に、図3の表で50倍速に対応するシフト時間である25秒だけ戻った位置から、通常再生が行われる(W480)。
リピート再生の終了点にしたい位置T2に到着した時に、ENTERボタン23を押下し、リピート再生の終了点が設定される(C450)。そして、リピート再生が始まる(W490)。
図1は、本実施例の情報記録媒体再生装置の構成を示すブロック図である。情報記録媒体再生装置1は、ディスクドライブ11、再生処理部12、外部出力部13、記憶部14、制御部15、キー判別部16、操作部17、受光部18を備える。
ディスクドライブ11は、ディスク媒体3に書き込まれたデータを読み出す。再生処理部12は、ディスクドライブ11で読み出されたデータから、映像信号と音声信号を生成する。外部出力部13は、再生処理部12で生成された映像信号と音声信号を、外部に出力する。記憶部14は、サーチ速度毎の「シフト時間」(後述)を記憶する。操作部17は、ユーザが各種動作を指示するための、情報記録媒体再生装置1自体に設けられた操作ボタンを備える。受光部18は、リモコン2から送信された制御信号を受信する。キー判別部16は、操作部17と受光部18から、ユーザの各種動作指示を受信し、判別する。制御部15は、再生処理部12、外部出力部13、記憶部14、キー判別部16を制御するとともに、タイマ機能を有する。
図2は、情報記録媒体再生装置の各種動作を遠隔指示するリモコン2を示す図である。リピートAボタン21が押下されると、リピート再生の開始点の設定が指示される。リピートBボタン22が押下されると、リピート再生の終了点の設定が指示される。ENTERボタン23が押下されると、設定の確定が指示される。再生ボタン24が押下されると、通常再生が指示される。早戻しボタン25が押下されると、早戻しが指示される。早送りボタン26が押下されると、早送りが指示される。
図3は、サーチ速度毎のシフト時間を記載した表を示す図である。左側の列は、サーチ速度を示す。早送りボタン又は早戻しボタンを押下する度に、サーチの速度が上がる。右側の列は、サーチ速度毎のシフト時間を示す。これは、左側の列のサーチ速度で早送り又は早戻しを行っている時に、再生ボタン、リピートAボタン、又はリピートBボタンが押下された場合にシフトする時間である。
記憶部14は、図3の表、直近に行われたサーチの速度、直近に行われたサーチの方向、現時点での再生位置(カウンタ値)、タイマ設定時間、最初のサーチ速度、リピート再生の開始点及び終了点を記憶する。サーチ速度は、図3の表の左側の列の何れかの値を取る。サーチ方向は、通常再生の方向と同一の場合は「送り」、通常再生の方向と反対の場合は「戻し」である。カウンタ値は、ディスク媒体3に記憶された動画の先頭を0として、そこからの時間である。例えば、先頭から5分12秒後の位置のカウンタ値は、「5分12秒」となる。カウンタ値は、通常再生中及びサーチ中、常に更新される。タイマ設定値は、予め定められた値が記憶されている。
本実施例においては、ディスクドライブ11、再生処理部12により、通常再生、該通常再生より速い速度での再生(サーチ)及びリピート再生を行う再生手段が実現される。また、ユーザがリモコン2を使用して各種動作を遠隔指示し、この指示を受光部18が受信し、キー判別部16が判別することで、操作手段が実現される。また、情報記録媒体再生装置1の各部を制御部15が制御し、各部が動作することで、制御手段が実現される。
図8は、本実施例における処理を示すフローチャートである。サーチが開始されると、そのサーチの速度及び方向が、記憶部14の「直近のサーチ速度」及び「直近のサーチ方向」を記憶する場所に記憶され、更に、「最初のサーチ速度」を記憶する場所にも、このサーチの速度の値が書き込まれた後、このフローチャートが開始される。なお、このフローチャートの処理の流れは、制御部15によって制御される。
ステップS504では、制御部15は、リピートAボタン21又はリピートBボタン22が押下されたか否かを判断し、押下された場合は、ステップS508に進み、そうでない場合は、ステップS504に進む。
ステップS508では、制御部15は、記憶部14に記憶されている「直近のサーチ方向」を変更する。即ち、記憶部14に記憶されている「直近のサーチ方向」が「送り」であった場合は「戻し」に設定し、「戻し」であった場合は「送り」に設定する。この設定の後、ステップS512に進む。
ステップS512では、制御部15は、記憶部14に記憶されている「直近のサーチ速度」を読み出す。続くステップS516では、制御部15は、記憶部14に記憶された図3の表から、ステップS512で読み出された「直近のサーチ速度」に対応するシフト時間を読み出した後、ステップS520に進む。
ステップS520では、制御部15は、記憶部14に記憶されている「カウンタ値」を読み出す。続くステップS524では、制御部15は、ステップS520で読み出されたカウンタ値から、記憶部14に記憶されている「直近のサーチ方向」に、ステップS516で読み出された「シフト時間」だけ離れた位置を、再生開始位置として設定し、ステップS528に進む。
ステップS528では、制御部15は、ステップS512で読み出された「直近のサーチ速度」が、図3の表の左側の列のサーチ速度の最小値に等しいか否かを判断し、等しい場合は、ステップS536に進み、そうでない場合は、ステップS532に進む。
ステップS532では、制御部15は、記憶部14に記憶されている「直近のサーチ速度」を、図3の表の左側の列において、1つ遅い値にする。例えば、記憶部14に記憶されている「直近のサーチ速度」、即ち、ステップS512で読み出された「直近のサーチ速度」が50倍速であった場合は、記憶部14の「直近のサーチ速度」の値を8倍速に変更する。そして、ステップS536に進む。
ステップS536では、制御部15は、再生処理部12を制御して、ステップS524で設定した再生開始位置まで、記憶部14に記憶されている「直近のサーチ速度」でサーチし、ステップS540に進む。
ステップS540では、制御部15は、タイマを開始し、ステップS544に進む。
ステップS544では、制御部15は、再生処理部12を制御して、ステップS524で設定した再生開始位置から、通常再生を開始し、ステップS548に進む。
ステップS548では、制御部15は、ENTERボタン23が押下されたか否かを判断し、押下された場合は、ステップS552に進み、そうでない場合は、ステップS576に進む。
ステップS552では、制御部15は、記憶部14に、リピート再生の開始点が記憶されているか否かを判断し、記憶されている場合は、ステップS556に進み、そうでない場合は、ステップS564に進む。
ステップS556では、制御部15は、記憶部14の「リピート再生の終了点」を記憶する場所に、現在の再生位置を記憶する。続くステップS560では、制御部15は、再生処理部12を制御して、記憶部14に記憶されたリピート再生の開始点と終了点の間のリピート再生を開始し、「終了」に進む。
ステップS564では、制御部15は、記憶部14の「リピート再生の開始点」を記憶する場所に、現在の再生位置を記憶し、ステップS568に進む。
ステップS568では、制御部15は、記憶部14の「直近のサーチ方向」を「送り」に設定する。続くステップS572では、制御部15は、再生処理部12を制御して、記憶部14の「最初のサーチ速度」を記憶する場所に記憶された速度でのサーチを開始し、ステップS504に進む。
ステップS576では、制御部15は、タイマが記憶部14に記憶されているタイマ設定時間を経過したか否かを判断し、経過した場合は、ステップS548に進み、そうでない場合は、ステップS580に進む。
ステップS580では、制御部15は、早送りボタン26が押下されたか否かを判断し、押下された場合は、ステップS584に進み、そうでない場合は、ステップS588に進む。
ステップS588では、制御部15は、早戻しボタン26が押下されたか否かを判断し、押下された場合は、ステップS592に進み、そうでない場合は、ステップS548に進む。
ステップS584では、制御部15は、記憶部14の「直近のサーチ方向」を「送り」に設定し、ステップS512に進む。ステップS592では、制御部15は、記憶部14の「直近のサーチ方向」を「戻し」に設定し、ステップS512に進む。
図13は、本実施例の動作を示す図である。同図左側が動画の先頭で、右側が動画の最後になる。ここで、ユーザは、T1からT2の区間の動画をリピート再生したいものとする。また、タイマ設定時間として、10秒が設定されているものとする。
通常再生時に、早送りボタン26を3回押下すると、50倍速の再生になる(W510)。この状態で、リピート再生の開始点にしたい位置T1に到着すると、ユーザは、リピートAボタン21を押下しようとする。しかし、実際にリピートAボタン21が押下されるのは、リピート再生の開始点にしたい位置T1を通過した後になる(C510)。
この実際にリピートAボタン21が押下された位置から、図3の表で50倍速に対応するシフト時間である25秒だけ戻った位置まで、50倍速より1つ遅いサーチ速度である8倍速で逆再生して戻り(W520)、その後、通常再生が行われる(W530)。
ここで、更に戻る必要がある場合、W530の通常再生開始から10秒以内に、早戻しボタン25を押下する(C520)と、この位置から、図3の表で直近のサーチ速度である8倍速に対応するシフト時間である4秒だけ、直近のサーチ速度である8倍速より1つ遅いサーチ速度である2倍速で逆再生して戻り(W540)、その後、通常再生が行われる(W550)。
リピート再生の開始点にしたい位置T1に到着した時に、ENTERボタン23を押下し、リピート再生の開始点が設定される(C530)。そして、リピートAボタン21が押下された際のサーチ速度である50倍速での再生が、自動的に始まる(W560)。
この状態で、リピート再生の終了点にしたい位置T2に到着すると、ユーザは、リピートBボタン22を押下しようとする。しかし、実際にリピートBボタン22が押下されるのは、リピート再生の終了点にしたい位置T2を通過した後になる(C540)。
この実際にリピートBボタン22が押下された位置から、図3の表で50倍速に対応するシフト時間である25秒だけ戻った位置まで、50倍速より1つ遅いサーチ速度である8倍速で逆再生して戻り(W570)、その後、通常再生が行われる(W580)。
リピート再生の終了点にしたい位置T2に到着した時に、ENTERボタン23を押下し、リピート再生の終了点が設定される(C550)。そして、リピート再生が始まる(W590)。
以上述べたように、本発明では、早送りや早戻しが行われている状態より通常再生状態に移行する際に、再生映像が連続しているため、ユーザに不自然さを感じさせずに、所望位置からの通常再生を実現する情報記録媒体再生装置を提供することができる。また、早送りや早戻しを繰り返して所望の位置を探し出す場合であっても、ボタンの押下回数が少なく、操作性の良い情報記録媒体再生装置を提供することができる。
なお、上述の実施例4及び実施例5では、リピート再生の開始点と終了点を設定するために、リピートAボタンとリピートBボタンの2つのボタンを備えたリモコンを使用したが、1つのボタン(例えば、リピートA/Bボタン)によって実現することもできる。この場合、ステップS404及びステップS504では、制御部15が、リピートA/Bボタンが押下されたか否かを判断する。
また、上述の実施例1、実施例3及び実施例5では、直近のサーチ速度よりも1つ遅い速度で、サーチを行う処理(ステップS136、ステップS336及びステップS536)があるが、これ以外の速度で行うようにしても良い。例えば、通常再生と同じ速度(1倍速)にしても良い。
本発明の各実施例の構成を示すブロック図である。 本発明の各実施例のリモコンを示す図である。 本発明の各実施例のサーチ速度とシフト時間の対応表を示す図である。 本発明の実施例1の処理を示すフローチャートである。 本発明の実施例2の処理を示すフローチャートである。 本発明の実施例3の処理を示すフローチャートである。 本発明の実施例4の処理を示すフローチャートである。 本発明の実施例5の処理を示すフローチャートである。 本発明の実施例1の動作を示す図である。 本発明の実施例2の動作を示す図である。 本発明の実施例3の動作を示す図である。 本発明の実施例4の動作を示す図である。 本発明の実施例5の動作を示す図である。 従来の再生装置の動作を示す図である。
符号の説明
1 情報記録媒体再生装置
2 リモコン
3 ディスク媒体
11 ディスクドライブ
12 再生処理部
13 外部出力部
14 記憶部
15 制御部
16 キー判別部
17 操作部
18 受光部
21 リピートAボタン
22 リピートBボタン
23 ENTERボタン
24 再生ボタン
25 早戻しボタン
26 早送りボタン

Claims (7)

  1. 情報記録媒体に書き込まれているデータを読み出し、通常再生及び該通常再生より速い速度での再生を行う再生手段と、各種動作を指示するためにユーザによって操作される操作手段と、ユーザが前記操作手段を操作して指示した内容に基づいて前記再生手段を制御する制御手段とを備えた情報記録媒体再生装置であって、
    前記制御手段は、
    通常再生より速い速度での再生(第1の再生)が行われている時に、ユーザによって前記操作手段が操作されて通常再生が指示されると、前記第1の再生を停止し、前記第1の再生の方向と反対の方向に予め定められたシフト時間だけ離れた位置まで予め定められた速度で再生した後、通常再生を行うよう前記再生手段を制御することを特徴とする情報記録媒体再生装置。
  2. 情報記録媒体に書き込まれているデータを読み出し、通常再生及び該通常再生より速い速度での再生を行う再生手段と、各種動作を指示するためにユーザによって操作される操作手段と、ユーザが前記操作手段を操作して指示した内容に基づいて前記再生手段を制御する制御手段とを備えた情報記録媒体再生装置であって、
    前記制御手段は、
    通常再生より速い速度での再生(第1の再生)が行われている時に、ユーザによって前記操作手段が操作されて通常再生が指示されると、前記第1の再生を停止し、前記第1の再生の方向と反対の方向に予め定められたシフト時間だけ離れた位置から通常再生を行うよう前記再生手段を制御するとともに、
    前記第1の再生の停止後、通常再生が開始されており、且つ、該通常再生の開始から予め定められたタイマ設定時間が経過していない時に、ユーザによって前記操作手段が操作されて早戻しが指示された場合は、前記通常再生の方向と反対の方向に予め定められたシフト時間だけ離れた位置から通常再生を行うよう前記再生手段を制御し、ユーザによって前記操作手段が操作されて早送りが指示された場合は、前記通常再生の方向と同一の方向に予め定められたシフト時間だけ離れた位置から通常再生を行うよう前記再生手段を制御することを特徴とする情報記録媒体再生装置。
  3. 情報記録媒体に書き込まれているデータを読み出し、通常再生及び該通常再生より速い速度での再生を行う再生手段と、各種動作を指示するためにユーザによって操作される操作手段と、ユーザが前記操作手段を操作して指示した内容に基づいて前記再生手段を制御する制御手段とを備えた情報記録媒体再生装置であって、
    前記制御手段は、
    通常再生より速い速度での再生(第1の再生)が行われている時に、ユーザによって前記操作手段が操作されて通常再生が指示されると、前記第1の再生を停止し、前記第1の再生の方向と反対の方向に予め定められたシフト時間だけ離れた位置まで予め定められた速度で再生した後、通常再生を行うよう前記再生手段を制御するとともに、
    前記第1の再生の停止後、通常再生が開始されており、且つ、該通常再生の開始から予め定められたタイマ設定時間が経過していない時に、ユーザによって前記操作手段が操作されて早戻しが指示された場合は、前記通常再生の方向と反対の方向に予め定められたシフト時間だけ離れた位置まで予め定められた速度で再生した後、通常再生を行うよう前記再生手段を制御し、ユーザによって前記操作手段が操作されて早送りが指示された場合は、前記通常再生の方向と同一の方向に予め定められたシフト時間だけ離れた位置まで予め定められた速度で再生した後、通常再生を行うよう前記再生手段を制御することを特徴とする情報記録媒体再生装置。
  4. 情報記録媒体に書き込まれているデータを読み出し、通常再生、該通常再生より速い速度での再生及びリピート再生を行う再生手段と、各種動作を指示するためにユーザによって操作される操作手段と、リピート再生の開始点及び終了点を記憶する記憶手段と、ユーザが前記操作手段を操作して指示した内容に基づいて前記再生手段を制御し、また、前記記憶手段を制御してデータの書き込みと読み出しを行う制御手段とを備えた情報記録媒体再生装置であって、
    前記制御手段は、
    通常再生より速い速度での再生(第1の再生)が行われている時に、ユーザによって前記操作手段が操作されてリピート再生の開始点又は終了点の設定が指示されると、前記第1の再生を停止し、前記第1の再生の方向と反対の方向に予め定められたシフト時間だけ離れた位置から通常再生を行うよう前記再生手段を制御するとともに、
    前記第1の再生の停止後、通常再生が開始されており、且つ、該通常再生の開始から予め定められたタイマ設定時間が経過していない時に、ユーザによって前記操作手段が操作されて早戻しが指示された場合は、前記通常再生の方向と反対の方向に予め定められたシフト時間だけ離れた位置から通常再生を行うよう前記再生手段を制御し、ユーザによって前記操作手段が操作されて早送りが指示された場合は、前記通常再生の方向と同一の方向に予め定められたシフト時間だけ離れた位置から通常再生を行うよう前記再生手段を制御し、
    更に、前記第1の再生の停止後、ユーザによって前記操作手段が操作されて確定が指示された時に、リピート再生の開始点が前記記憶手段に書き込まれていない場合は、確定が指示された時点における再生位置をリピート再生の開始点として前記記憶手段に書き込むよう前記記憶手段を制御し、リピート再生の開始点が前記記憶手段に書き込まれている場合は、確定が指示された時点における再生位置をリピート再生の終了点として前記記憶手段に書き込むよう前記記憶手段を制御することを特徴とする情報記録媒体再生装置。
  5. 情報記録媒体に書き込まれているデータを読み出し、通常再生、該通常再生より速い速度での再生及びリピート再生を行う再生手段と、各種動作を指示するためにユーザによって操作される操作手段と、リピート再生の開始点及び終了点を記憶する記憶手段と、ユーザが前記操作手段を操作して指示した内容に基づいて前記再生手段を制御し、また、前記記憶手段を制御してデータの書き込みと読み出しを行う制御手段とを備えた情報記録媒体再生装置であって、
    前記制御手段は、
    通常再生より速い速度での再生(第1の再生)が行われている時に、ユーザによって前記操作手段が操作されてリピート再生の開始点又は終了点の設定が指示されると、前記第1の再生を停止し、前記第1の再生の方向と反対の方向に予め定められたシフト時間だけ離れた位置まで予め定められた速度で再生した後、通常再生を行うよう前記再生手段を制御するとともに、
    前記第1の再生の停止後、通常再生が開始されており、且つ、該通常再生の開始から予め定められたタイマ設定時間が経過していない時に、ユーザによって前記操作手段が操作されて早戻しが指示された場合は、前記通常再生の方向と反対の方向に予め定められたシフト時間だけ離れた位置まで予め定められた速度で再生した後、通常再生を行うよう前記再生手段を制御し、ユーザによって前記操作手段が操作されて早送りが指示された場合は、前記通常再生の方向と同一の方向に予め定められたシフト時間だけ離れた位置まで予め定められた速度で再生した後、通常再生を行うよう前記再生手段を制御し、
    更に、前記第1の再生の停止後、ユーザによって前記操作手段が操作されて確定が指示された時に、リピート再生の開始点が前記記憶手段に書き込まれていない場合は、確定が指示された時点の再生位置をリピート再生の開始点として前記記憶手段に書き込むよう前記記憶手段を制御し、リピート再生の開始点が前記記憶手段に書き込まれている場合は、確定が指示された時点の再生位置をリピート再生の終了点として前記記憶手段に書き込むよう前記記憶手段を制御することを特徴とする情報記録媒体再生装置。
  6. 前記予め定められた速度は、直近に行われた、通常再生より速い速度での再生、の速度よりも遅い速度であることを特徴とする請求項1、3、5の何れか1項に記載の情報記録媒体再生装置。
  7. 前記予め定められた速度は、通常再生の速度であることを特徴とする請求項1、3、5の何れか1項に記載の情報記録媒体再生装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010166514A (ja) * 2009-01-19 2010-07-29 Nikon Corp 画像再生装置、撮像装置、および画像再生プログラム
WO2011118129A1 (ja) * 2010-03-24 2011-09-29 パナソニック株式会社 再生装置、再生制御方法及びプログラム

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