JP2008004163A - 記録装置、異常検出方法、およびプログラム - Google Patents

記録装置、異常検出方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザが以前に記録したデータの損失や、これから記録しようとするデータの損失を事前に防ぐことができるようにする。
【解決手段】管理情報読出部153は、管理情報を読み出し、ディスク種類の2次判別を行うとともに、データの記録状態を確認して、光ディスクにおける管理情報の有無を判別し、判別結果である管理情報の有無を示すフラグを情報メモリ155に記憶させる。キャリブレーション領域確認部154は、パワーキャリブレーション領域の記録未記録を検出することで、パワーキャリブレーション領域の使用履歴の有無を判別し、判別結果であるパワーキャリブレーション領域の使用履歴の有無を示すフラグを情報メモリ155に記憶させる。異常検出部156は、情報メモリ155に記憶されている各判別結果に基づいて、光ディスクの異常を検出する。本発明は、光ディスクにデータを記録するビデオカメラに適用できる。
【選択図】図3

Description

本発明は、記録装置、異常検出方法、およびプログラムに関し、特に、なんらかの原因により、データは存在するが、その管理情報が存在しない状態となってしまった光ディスクをドライブに再挿入した場合に、未使用のメディアと判断され、ユーザデータを破損や消失してしまうことを防ぐことができるようにした記録装置、異常検出方法、およびプログラムに関する。
今日市場に出回っている記録系CD(Compact Disc)、記録系DVD(Digital Versatile Disk)、MD(MiniDisc)、MO(Magneto-Optical disk)等の記録型の光ディスクドライブでは、振動や衝撃、傷や汚れ、装置等の不良で、データの記録に失敗することがある。
その失敗箇所がディスクのデータ記録状況などを示す記録管理情報であり、かつ、その管理情報が1つも記録できなかった場合、データは存在するが管理情報は存在しない状態となってしまう。
一方、従来の光ディスクドライブは、ディスクが挿入されると管理情報の有無を判別し、管理情報が存在しないと判別した場合、挿入したディスクを未使用のディスクと判定してしまっていた(特許文献1参照)。
特開2005−222665号公報
したがって、上述したような管理情報の記録に失敗したディスクを、従来の光ディスクドライブに挿入すると、既に記録されているデータの箇所を上書きしてしまい、以前に記録したデータを破損や消失してしまうことがあった。
さらにその光ディスクがライトワンス型であった場合には、新たに記録するデータ自体も破損してしまうこともあった。これは、特に、データを記録する装置が、記録されるデータのバックアップは存在しないことが多いビデオカメラやデジタルカメラなどであった場合、ユーザの唯一無二の大事なデータを消失してしまうことを意味していた。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、なんらかの原因により、データは存在するが、その管理情報が存在しない状態となってしまった光ディスクをドライブに再挿入した場合に、未使用のメディアと判断され、ユーザデータを破損や消失してしまうことを防ぐことができるようにするものである。
本発明の一側面の記録装置は、光ディスクにデータを記録する記録装置において、前記光ディスクの挿入時に、前記光ディスク上に記録されるデータを管理する前記光ディスクの管理情報を確認することで、前記光ディスクの管理情報の有無を判別する管理情報確認手段と、前記光ディスク上に設けられた記録パワー最適化のための領域の使用状況を確認することで、前記記録パワー最適化のための領域の使用履歴の有無を判別する領域使用確認手段と、前記光ディスクの管理情報の有無および前記記録パワー最適化のための領域の使用履歴の有無に基づいて、前記光ディスクの異常を検出する異常検出手段とを備える。
前記異常検出手段は、前記光ディスクの管理情報がなく、かつ、前記記録パワー最適化のための領域の使用履歴がある場合、前記光ディスクの異常を検出することができる。
前記光ディスクの管理情報の有無を示す情報、前記記録パワー最適化のための領域の使用履歴の有無を示す情報、および前記記録パワー最適化のための領域の使用状況を示す情報を記憶する記憶手段をさらに備えることができる。
前記異常検出手段は、前記光ディスクの管理情報がある場合、前記光ディスクの管理情報に記載されている前記記録パワー最適化のための領域の使用状況と、前記領域使用確認手段により確認された前記記録パワー最適化のための領域の使用状況とが一致するか否かに基づいても、前記光ディスクの異常を検出することができる。
前記光ディスクにおけるデータ記録領域の使用状況を確認することで、前記光ディスクにおけるデータ記録領域の使用の有無を判別するデータ領域確認手段をさらに備え、前記異常検出手段は、前記光ディスクの管理情報の有無および前記記録パワー最適化のための領域の使用履歴の有無に加えて、前記光ディスクにおけるデータ記録領域の使用の有無に基づいても、前記光ディスクの異常を検出することができる。
前記異常検出手段は、前記光ディスクの管理情報がある場合、前記光ディスクの管理情報に記載されている前記データ領域の使用状況と、前記データ領域確認手段により確認された前記光ディスクにおけるデータ記録領域の使用状況とが一致するか否かに基づいても、前記光ディスクの異常を検出することができる。
前記異常検出手段により検出された前記光ディスクの異常をユーザに通知する通知手段をさらに備えることができる。
本発明の一側面の異常検出方法は、光ディスクにデータを記録する記録装置の異常検出方法において、前記光ディスクの挿入時に、前記光ディスク上に記録されるデータを管理する前記光ディスクの管理情報を確認することで、前記光ディスクの管理情報の有無を判別し、前記光ディスク上に設けられた記録パワー最適化のための領域の使用状況を確認することで、前記記録パワー最適化のための領域の使用履歴の有無を判別し、前記光ディスクの管理情報の有無および前記記録パワー最適化のための領域の使用履歴の有無に基づいて、前記光ディスクの異常を検出するステップを含む。
本発明の一側面のプログラムは、光ディスクにデータを記録する記録装置に、前記光ディスクの挿入時に、前記光ディスク上に記録されるデータを管理する前記光ディスクの管理情報を確認することで、前記光ディスクの管理情報の有無を判別し、前記光ディスク上に設けられた記録パワー最適化のための領域の使用状況を確認することで、前記記録パワー最適化のための領域の使用履歴の有無を判別し、前記光ディスクの管理情報の有無および前記記録パワー最適化のための領域の使用履歴の有無に基づいて、前記光ディスクの異常を検出するステップを含む処理を実行させる。
本発明においては、光ディスクの挿入時に、前記光ディスク上に記録されるデータを管理する前記光ディスクの管理情報を確認することで、前記光ディスクの管理情報の有無が判別され、前記光ディスク上に設けられた記録パワー最適化のための領域の使用状況を確認することで、前記記録パワー最適化のための領域の使用履歴の有無が判別される。そして、前記光ディスクの管理情報の有無および前記記録パワー最適化のための領域の使用履歴の有無に基づいて、前記光ディスクの異常が検出される。
本発明によれば、ユーザが以前に記録したデータの損失や、これから記録しようとするデータの損失を事前に防ぐことができる。
以下に本発明の実施の形態を説明するが、本発明の構成要件と、明細書または図面に記載の実施の形態との対応関係を例示すると、次のようになる。この記載は、本発明をサポートする実施の形態が、明細書または図面に記載されていることを確認するためのものである。従って、明細書または図面中には記載されているが、本発明の構成要件に対応する実施の形態として、ここには記載されていない実施の形態があったとしても、そのことは、その実施の形態が、その構成要件に対応するものではないことを意味するものではない。逆に、実施の形態が構成要件に対応するものとしてここに記載されていたとしても、そのことは、その実施の形態が、その構成要件以外の構成要件には対応しないものであることを意味するものでもない。
本発明の一側面の記録装置は、光ディスク(例えば、図2の光ディスク68)にデータを記録する記録装置(例えば、図1のビデオカメラ1)において、前記光ディスクの挿入時に、前記光ディスク上に記録されるデータを管理する前記光ディスクの管理情報を確認することで、前記光ディスクの管理情報の有無を判別する管理情報確認手段(例えば、図4の管理情報読出部153)と、前記光ディスク上に設けられた記録パワー最適化のための領域(例えば、図3のパワーキャリブレーション領域102)の使用状況を確認することで、前記記録パワー最適化のための領域の使用履歴の有無を判別する領域使用確認手段(例えば、図4のキャリブレーション領域確認部154)と、前記光ディスクの管理情報の有無および前記記録パワー最適化のための領域の使用履歴の有無に基づいて、前記光ディスクの異常を検出する異常検出手段(例えば、図4の異常検出部156)とを備える。
前記光ディスクの管理情報の有無を示す情報、前記記録パワー最適化のための領域の使用履歴の有無を示す情報、および前記記録パワー最適化のための領域の使用状況を示す情報を記憶する記憶手段(例えば、図4の情報メモリ155)をさらに備えることができる。
前記光ディスクにおけるデータ記録領域の使用状況を確認することで、前記光ディスクにおけるデータ記録領域の使用の有無を判別するデータ領域確認手段(例えば、図9のデータ領域確認部71)をさらに備え、前記異常検出手段は、前記光ディスクの管理情報の有無および前記記録パワー最適化のための領域の使用履歴の有無に加えて、前記光ディスクにおけるデータ記録領域の使用の有無に基づいても、前記光ディスクの異常を検出することができる。
前記異常検出手段により検出された前記光ディスクの異常をユーザに通知する通知手段(例えば、図1のLCD16または出力部28)をさらに備えることができる。
本発明の一側面の異常検出方法またはプログラムは、光ディスクにデータを記録する記録装置の異常検出方法またはプログラムにおいて、前記光ディスクの挿入時に、前記光ディスク上に記録されるデータを管理する前記光ディスクの管理情報を確認することで、前記光ディスクの管理情報の有無を判別し(例えば、図5のステップS13)、前記光ディスク上に設けられた記録パワー最適化のための領域の使用状況を確認することで、前記記録パワー最適化のための領域の使用履歴の有無を判別し(例えば、図5のステップS14)、前記光ディスクの管理情報の有無および前記記録パワー最適化のための領域の使用履歴の有無に基づいて、前記光ディスクの異常を検出する(例えば、図5のステップS15)ステップを含む。
本発明は、光ディスクを記録媒体として用いるビデオカメラ、デジタルスチルカメラ、パーソナルコンピュータや、ポータブルDVDプレーヤ、DVDレコーダなどの光ディスクにデータを記録する記録装置などに適用することができる。
以下、図を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明を適用したビデオカメラの構成例を示すブロック図である。
ビデオカメラ1は、撮像部11、マイクロフォン12、ビデオ/オーディオインターフェース13、スクリーンメモリ14、スピーカ15、LCD(Liquid Crystal Display)16、圧縮伸張処理部17、エンコーダ/デコーダメモリ18、データ制御部19、データメモリ20、デバイスインターフェース21、光ディスク駆動装置22、蓋23、システムコントロールバス24、システム制御部25、プログラムメモリ26、ユーザインターフェース27、出力部28、および入力部29を含むように構成される。
ビデオ/オーディオインターフェース13、圧縮伸張処理部17、データ制御部19、デバイスインターフェース21、およびシステム制御部25のそれぞれは、互いにシステムコントロールバス24を介して接続されている。
撮像部11は、例えば、レンズやCCD(Charge Coupled Devices)撮像素子などからなり、システム制御部25の制御の基に被写体を撮像して、これにより得られる画像データをビデオ/オーディオインターフェース13を介して、圧縮伸張処理部17に供給する。マイクロフォン12は、システム制御部25の制御の基に周囲の音声を集音して、これにより得られたアナログ信号である音声信号を、内蔵しているA/D(Analog/Degital)コンバータにより、デジタル信号である音声データに変換する。そして、マイクロフォン12は、音声信号をデジタル信号に変換することにより得られる音声データを、ビデオ/オーディオインターフェース13を介して、圧縮伸張処理部17に供給する。
ビデオ/オーディオインターフェース13は、撮像部11から供給された画像データ、またはマイクロフォン12から供給された音声データを、圧縮伸張処理部17に供給する。また、ビデオ/オーディオインターフェース13は、圧縮伸張処理部17から供給された音声データをスピーカ15に供給し、圧縮伸張処理部17またはシステム制御部25から供給された画像データをLCD16に供給する。
スクリーンメモリ14は、例えば、不揮発性の半導体メモリなどからなり、アイコンなどの文字や図形(画像)を表示させるためのデータを記録する。また、スクリーンメモリ14は、記録しているアイコンなどの文字や図形(画像)を表示させるためのデータをビデオ/オーディオインターフェース13を介してシステム制御部25に供給する。なお、ビデオカメラ1は、スクリーンメモリ14を設けない構成とすることも可能である。
スピーカ15は、ビデオ/オーディオインターフェース13から供給された音声データを基に、音声を出力する。LCD16は、ビデオ/オーディオインターフェース13から供給された画像データを基に、画像を表示する。
圧縮伸張処理部17は、ビデオ/オーディオインターフェース13から供給された画像データまたは音声データを、例えば、画像信号のフレームまたはフィールド間の差分圧縮処理を行う場合などに、必要に応じて、エンコーダ/デコーダメモリ18に供給して、一時的に記憶させる。圧縮伸張処理部17は、ビデオ/オーディオインターフェース13から供給された画像データ、またはエンコーダ/デコーダメモリ18が記憶している画像データを、例えば、JPEG(Joint Photographic Experts Group)、MPEG(Moving Picture Experts Group)1、MPEG2、MPEG4などの符号化方式により符号化し、その結果得られた画像データをデータ制御部19に供給する。なお、符号化方式は、上述したものに限らず、将来の動画像、静止画像の圧縮伸張フォーマットに沿った符号化方式とすることもできる。
また、圧縮伸張処理部17は、ビデオ/オーディオインターフェース13から供給された音声データ、またはエンコーダ/デコーダメモリ18が記憶している音声データを、例えば、MPEG1、MPEG2、MPEG4などの符号化方式により符号化し、その結果得られた音声データをデータ制御部19に供給する。
さらに、圧縮伸張処理部17は、データ制御部19から供給された画像データまたは音声データを、例えば、MPEG1、MPEG2、MPEG4、JPEGなどの符号化方式に対応する復号方式により復号し、その結果得られた画像データまたは音声データを、ビデオ/オーディオインターフェース13に供給する。
エンコーダ/デコーダメモリ18は、例えば、揮発性の半導体メモリなどからなり、圧縮伸張処理部17から供給された画像データまたは音声データを一時的に記憶する。また、エンコーダ/デコーダメモリ18は、記憶している画像データまたは音声データを圧縮伸張処理部17に供給する。
データ制御部19は、圧縮伸張処理部17から供給された画像データを、必要に応じてデータメモリ20に供給して一時的に記憶させる。データ制御部19は、圧縮伸張処理部17から供給された画像データまたは音声データを、デバイスインターフェース21を介して光ディスク駆動装置22に供給するか、またはシステムコントロールバス24を介してシステム制御部25に供給する。
また、データ制御部19は、データメモリ20が記憶している画像データまたは音声データを、デバイスインターフェース21を介して光ディスク駆動装置22に供給する。さらに、データ制御部19は、システム制御部25から供給された画像データを、圧縮伸張処理部17に供給する。さらに、また、データ制御部19は、デバイスインターフェース21を介して光ディスク駆動装置22から供給される、光ディスクに異常がある可能性があることを示す光ディスクの異常通知信号を、システム制御部25に供給する。
データメモリ20は、例えば、揮発性の半導体メモリなどからなり、データ制御部19から供給された画像データまたは音声データを一時的に記憶して、FIFO(First In First Out)キューに配列する。データメモリ20は、記憶している画像データまたは音声データを、FIFOキュー上の配列の順にデータ制御部19に供給する。
デバイスインターフェース21は、例えば、ATA/ATAPI-4(AT Attachment Packet Interface)、SCSI(Small Computer System Interface)、USB(Universal Serial Bus)、IEEE(Institute of Electrical and Electronic Engineers)1394などの規格に基づいて非連続なハンドシェークを行って、光ディスク駆動装置22との各種のデータの授受(送受信)を行う。
すなわち、デバイスインターフェース21は、データ制御部19から供給された画像データまたは音声データ、システム制御部25から供給された各種信号などを、光ディスク駆動装置22に転送(供給)したり、光ディスク駆動装置22に装着された光ディスクから読み出された画像データや音声データ、または、光ディスク駆動装置22からの光ディスクの異常通知信号などを受信して、データ制御部19に供給する。
光ディスク駆動装置22には、ユーザ(利用者)が蓋23を開けることにより、例えば、CD-R(Compact Disk Recordable)、CD-RW(Compact Disk Rewritable)、DVD-R(Digital Versatile Disk Recordable)、DVD-RW(Digital Versatile Disk Rewritable)、DVD+R、DVD+RW、DVD-RAM(Digital Versatile Disk Random Access Memory)などの光ディスクが着脱可能となっている。また、光ディスクは、Blu-ray DiscやHD-DVD(High Definition DVD)などのより記録容量の大きい光ディスクで構成することもできる。
光ディスク駆動装置22は、光ディスクが挿入されると、光ディスク上に記録されるデータを管理するために光ディスク上に記録される管理情報の有無、および、レーザダイオードの記録パワーを最適化するために光ディスク上に設けられるパワーキャリブレーション領域内の使用履歴の有無に基づいて、光ディスクの異常を検出し、光ディスクに異常があることが検出された場合、それをユーザに通知するために、光ディスクの異常通知信号を、デバイスインターフェース21に供給する。
一方、光ディスクに異常が検出されなかった場合、光ディスク駆動装置22は、必要に応じて、光ディスクに記録されている画像データや音声データを読み出して、読み出した画像データや音声データをデバイスインターフェース21に供給する。また、光ディスク駆動装置22は、パワーキャリブレーション領域の未記録領域において、レーザダイオードの記録パワーを最適化してから、デバイスインターフェース21から供給された画像データまたは音声データを光ディスクに記録する。その後、光ディスクが取り出される前に、光ディスク駆動装置22は、新たに記録されたデータの分の管理情報を更新する。
システム制御部25は、プログラムメモリ26に記録されているプログラムを実行して、システムコントロールバス24を介して相互に接続されているビデオ/オーディオインターフェース13、圧縮伸張処理部17、データ制御部19、またはデバイスインターフェース21などを制御し、各種の処理を行う。また、システム制御部25は、ユーザインターフェース27を介して接続されている、入力部29から供給された入力信号に応じた処理を行う。
さらに、システム制御部25は、入力部29から供給される入力信号またはデータ制御部19から供給される光ディスクの異常通知信号に応じて、発光素子、音響素子などからなる出力部28を制御して、ユーザにビデオカメラ1の状態や、光ディスクに異常がある可能性があることなどを通知するための光や音声を発生させる。また、システム制御部25は、必要に応じてスクリーンメモリ14に記録されているアイコンなどの文字や図形(画像)を表示させるためのデータを読み出し、そのデータに基づいて所定の演算を行う。そして、システム制御部25は、その演算の結果得られた、アイコンなどの文字や図形(画像)を表示させるための画像データを、ビデオ/オーディオインターフェース13を介してLCD16に供給する。
プログラムメモリ26は、例えば、不揮発性の半導体メモリなどからなり、システム制御部25のプログラム格納メモリ、または作業用ワークメモリとして機能する。プログラムメモリ26は、システム制御部25に各種の処理を実行させるためのプログラムなどを記録する。
また、システム制御部25には、ユーザインターフェース27を介して、出力部28および入力部29が接続されている。出力部28は、例えば、発光素子、音響素子などからなり、システム制御部25の制御のもと、ユーザにビデオカメラ1の状態や、光ディスクに異常がある可能性があることなどを通知するための光や音声を発生させる。
入力部29は、例えば、キー入力ボタン、スイッチ、タッチパネルなどよりなり、ユーザの操作に応じた入力信号を発生させ、発生させた入力信号を、ユーザインターフェース27を介して、システム制御部25に供給する。
図2は、図1の光ディスク駆動装置22の構成を示すブロック図である。
光ディスク駆動装置22は、サーボ制御部61、スピンドルモータ62、スレッドモータ63、光ピックアップ64、信号処理部65、ホストインターフェース66、および制御部67を含むように構成される。
サーボ制御部61は、制御部67の制御の基に、スピンドルモータ62のシャフトを回転させる。また、サーボ制御部61は、制御部67の制御の基にスレッドモータ63を回転駆動させて、光ピックアップ64を光ディスク68の径方向(図中、左右方向)に移動させる。さらに、サーボ制御部61は、制御部67の制御の基に光ピックアップ64を駆動させて、光ピックアップ64の図示せぬ対物レンズの位置を調整させる。
スピンドルモータ62は、図示せぬクランプ機構によりCD-R、DVD-Rなどの光ディスク68が、スピンドルモータ62のシャフトに係合されると(装着されると)、サーボ制御部61の制御の基に、シャフトに装着されている光ディスク68を回転駆動する。
スレッドモータ63は、サーボ制御部61の制御の基に回転駆動し、ギア等の駆動力伝達部材を介して接続されているスレッドを移動させることにより、そのスレッドに、光ディスク68の情報記録面に対向するように載置されている光ピックアップ64を、光ディスク68の径方向に移動させる。
光ピックアップ64は、サーボ制御部61の制御の基に駆動され、トラッキング制御およびフォーカス制御される。例えば、光ピックアップ64は、サーボ制御部61によって、光ピックアップ64から光ディスク68に照射される光のスポットが、光ディスク68のトラックを追従するように、トラッキング制御される。また、例えば、光ピックアップ64は、サーボ制御部61によって、光ピックアップ64から光ディスク68に照射される光のスポットのフォーカスが、光ディスク68の記録層に合焦するように、フォーカス制御される。
また、光ピックアップ64は、制御部67の制御の基に、信号処理部65から供給された、光ディスク68に記録させるデータに対応した記録信号に応じて内蔵するレーザダイオードを発光させ、対物レンズを介して光を光ディスク68に照射して、光ディスク68にデータを記録する。
さらに、光ピックアップ64は、制御部67の制御の基に、光ディスク68に光を照射して、光ディスク68において反射された光を受光する。そして、光ピックアップ64は、受光した光を、受光した光の強さを示す電気信号に変換し、これにより得られた電気信号を信号処理部65に供給する。
信号処理部65は、ホストインターフェース66を介してデータ制御部19(図1)から供給されたデータ、または制御部67から供給されたデータに、例えば、EFM(Eight to Fourteen Modulation)方式の変調処理などを施し、これにより得られた記録信号を光ピックアップ64に供給する。
また、信号処理部65は、光ピックアップ64から供給された電気信号に、例えば、RF(Radio Frequency)信号処理、2値化処理、PLL(Phase Locked Loop)同期処理、EFM方式の復調処理などを施し、電気信号から光ディスク68に記録されているデータ、フォーカスエラー信号、トラッキングエラー信号、またはウォブル信号などを抽出する。
信号処理部65は、電気信号から抽出したデータを制御部67に供給するか、またはホストインターフェース66を介してデータ制御部19に供給する。また、信号処理部65は、電気信号から抽出したフォーカスエラー信号、トラッキングエラー信号、またはウォブル信号を制御部67に供給する。
さらに、信号処理部65は、光ディスク68上の各領域の記録未記録を検出する機能を有しており、検出した記録の有無を2値化して制御部67に供給する。
ホストインターフェース66は、信号処理部65または制御部67から供給されたデータまたは各種の信号を、例えば、ATA/ATAPI-4などの規格に基づいてデバイスインターフェース21を介してデータ制御部19に供給する。また、ホストインターフェース66は、デバイスインターフェース21を介してデータ制御部19から供給されたデータを、信号処理部65または制御部67に供給する。さらに、ホストインターフェース66は、デバイスインターフェース21を介してデータ制御部19から供給された所定の信号を、制御部67に供給する。
制御部67は、例えば、汎用のセントラルプロセッサ、マイクロプロセッサ、または専用コントローラなどから構成され、光ディスク駆動装置22全体を制御する。例えば、制御部67は、光ピックアップ64を制御し、レーザ光を光ディスク68に照射させる。また、制御部67は、信号処理部65から供給されたデータを必要に応じてホストインターフェース66に供給し、さらに制御部67は、ホストインターフェース66から供給されたデータを、必要に応じて信号処理部65に供給する。
制御部67は、信号処理部65から供給されたフォーカスエラー信号を基に、光ディスク駆動装置22に挿入(装着)された光ディスク68のフォーマット方式(以下、ディスク種類とも称する)を判別し、信号処理部65から供給されたフォーカスエラー信号、トラッキングエラー信号、またはウォブル信号に基づいてサーボ制御部61を制御し、フォーカス制御やトラッキング制御を行わせる。
さらに、制御部67は、光ディスク68上に記録されるデータを管理するための管理情報を光ディスク68から読み出し、確認することで、光ディスク68の管理情報の有無を判別し、また、信号処理部65の光ディスク68上の各領域の記録未記録を検出する機能を利用して、レーザダイオードの記録パワーを最適化するために光ディスク上に設けられるパワーキャリブレーション領域の使用状況を確認し、使用履歴の有無を判別する。
そして、制御部67は、光ディスク68のディスク管理情報の有無と、パワーキャリブレーション領域の使用履歴の有無に基づいて、光ディスク68に異常があるかを検出し、光ディスク68に異常があることが検出された場合、その検出結果をユーザに通知するために、光ディスク68に異常がある可能性を示す異常通知信号を生成し、ホストインターフェース66を介してデータ制御部19に供給する。
この異常通知信号は、データ制御部19を介してシステム制御部25に供給され、システム制御部25により、LCD16や出力部28を構成する発光素子、音響素子などから、光ディスク68に異常があることや、光ディスク68を取り出すように促す通知がユーザに対して出力される。
図3は、光ディスク68のフォーマットについて説明する図である。図3の例においては、DVD-Rからなる光ディスク68の平面外形図とともに、左から順に、光ディスク68の最内周から最外周までのDVD-Rの物理的記録フォーマットを説明する図が示されている。なお、図3の例においては、DVD-Rの場合を説明するが、DVD+R,DVD-RW,DVD+RWもほぼ同様な構成となっている。
光ディスク68上には、最内周側から順に、読出領域101、パワーキャリブレーション領域(キャリブレーション領域)102、管理領域103、リードインエリア104、ファイルシステム情報領域105、ユーザデータ領域106、リードアウトエリア107、および終端領域108が構成される。
読出領域101は、光ディスク68のデータを読み出し始める領域である。パワーキャリブレーション領域102は、光ディスク68に記録する際の最適なレーザーパワーを決定するために、ビーム強度のテスト記録を行う領域、すなわち、レーザーパワーを最適化するための領域である。したがって、データが一度も記録されていない状態のパワーキャリブレーション領域102は、未使用の状態となっている。また、DVD-Rの場合、パワーキャリブレーション領域102は、データの記録指示がなされる度に、外周側から順に使用されていく。
管理領域103は、光ディスク63の管理情報が記録されている領域であり、第1管理データ領域111−1乃至第n管理データ領域111−n、および識別情報領域112により構成されている。具体的には、第1管理データ領域111−1乃至第n管理データ領域111−nには、ファイルシステム情報領域105やユーザデータ領域106などのデータ配置や記録状況を管理するデータ管理情報が記録されている。
例えば、ファイルシステム情報領域105やユーザデータ領域106などにデータが記憶されていないとき、第1管理データ領域111−1乃至第n管理データ領域111−nには、何も記録されておらず、データ管理情報がない状態であるが、ファイルシステム情報領域105やユーザデータ領域106などにデータが記録されると、光ディスク63が取り出される直前毎に、記録されたデータ配置や記録状況などを管理するデータ管理情報が内周側から順に記録されていく。なお、このとき、データ管理情報として、データが記録される毎に使用されるパワーキャリブレーション領域の使用状況を示す情報(例えば、使用領域を示すアドレス)も記録される。
識別情報領域(PFIエリア:Phigical Format Area)112には、光ディスク68のディスク種類を示す情報が光ディスク68を製造するメーカなどで予め記録されており、物理的に上書きが不可能な状態とされている。
リードインエリア104は、LSN(Logical Sector Number)が00000hで、PSN(Phygical Sector Number)が3000hから始まる、光ディスク68へのデータの記録再生領域であるファイルシステム情報領域105やユーザデータ領域106への導入の領域である。
ファイルシステム情報領域105は、ユーザデータ領域106に記録される画像ファイルや音声ファイルなどの管理情報が記録される領域であり、ユーザデータ領域106は、画像データや音声データが、画像ファイルや音声ファイルとして記録される領域である。
リードアウトエリア107は、光ピックアップ64などが外周にはみ出さないように、ユーザデータ領域106に記録されているデータをぎりぎりまで読み出せるよう設けられた余分な領域であり、終端領域108は、光ディスク68の終端の領域である。
図4は、制御部67の機能の構成を示すブロック図である。
制御部67は、ディスク1次判別部151、サーボ調整部152、管理情報読出部153、キャリブレーション領域確認部154、情報メモリ155、および異常検出部156により構成される。
ディスク1次判別部151は、光ディスク駆動装置22に光ディスク68が挿入されると、光ディスク68のディスク種類を物理的に判別する。例えば、ディスク1次判別部151は、光ピックアップ64の対物レンズを、光ディスク68の情報記録面に対して垂直な方向(光ピックアップ64が光ディスク68に近づく方向、または光ディスク68から遠ざかる方向)に移動させながら、光ディスク68に光を照射して、光ディスク68において反射された光を受光することで、信号処理部65により得られるフォーカスエラー信号を基に、光ディスク駆動装置22に挿入された光ディスク68のディスク種類(CD-R、CD-RW、DVD-R、DVD-RW、DVD+R、DVD+RW、DVD-RAMなど)を判別する。
例えば、DVD-RとDVD-RWは、反射率が大きく異なるので、それを利用して判別することができる。また、DVD-RとDVD+Rトラック部分の信号が異なるので、それを利用して判別することができる。これにより、おおよその光ディスク68のディスク種類を物理的に判別することができる。
サーボ調整部152は、ディスク1次判別部151により判別されたディスク種類に応じ、信号処理部65から供給されたフォーカスエラー信号、トラッキングエラー信号などに基づき、サーボ調整を行い、サーボ制御部61を制御し、フォーカス制御やトラッキング制御を行わせる。
管理情報読出部153は、サーボ調整が終了すると、サーボ制御部61および光ピックアップ64を制御して、光ディスク68の管理領域にシーク動作を行わせ、管理領域に記録されているデータ、すなわち、管理情報を読み出させ、信号処理部65から供給される管理情報に基づいて、ディスク種類の2次判別を行うとともに、データの記録状態を確認する。その際、管理情報読出部153は、光ディスク68における管理情報の有無を、情報メモリ155に記憶させる。
すなわち、管理情報読出部153は、管理領域の識別情報領域に予め保存されている光ディスク68のディスク種類を示す情報に基づいて、ディスク種類の2次判別を行い、2次判別結果がディスク1次判別部151によるディスク種類の1次判別結果と一致するか否かを確認する。
また、管理情報読出部153は、光ディスク68の第1管理データ領域乃至第n管理データ領域を参照して、データの記録状態を確認することで、光ディスク68における管理情報の有無を判別する。例えば、管理情報読出部153は、第1管理データ領域乃至第n管理データ領域にデータが記録されていない場合、光ディスク68における管理情報(具体的には、データ管理情報)がないと判定し、管理情報なしを示すフラグを、情報メモリ155に記憶させる。一方、管理情報読出部153は、第1管理データ領域乃至第n管理データ領域にデータが記録されている場合、光ディスク68における管理情報があると判定し、管理情報ありを示すフラグを、情報メモリ155に記憶させる。なお、このとき、管理情報のうち、データが記録される毎に使用されたパワーキャリブレーション領域の使用状況や、データ領域の使用状況などの情報も、必要に応じて情報メモリ155に記憶される。
キャリブレーション領域確認部154は、サーボ制御部61および光ピックアップ64を制御して、光ディスク68のパワーキャリブレーション領域にシーク動作を行わせ、信号処理部65に、パワーキャリブレーション領域の記録未記録を検出させることで、パワーキャリブレーション領域の使用履歴の有無を判別する。
すなわち、信号処理部65に、パワーキャリブレーション領域の記録未記録を検出させると、信号処理部65から、検出された記録の有無が2値化してキャリブレーション領域確認部154に供給される。したがって、キャリブレーション領域確認部154は、信号処理部65からの2値化データに基づいて、現在のパワーキャリブレーション領域の使用状況を確認することで、パワーキャリブレーション領域の使用履歴の有無を判別し、パワーキャリブレーション領域の使用履歴の有無を示すフラグを情報メモリ155に記憶させる。このとき、確認された現在のパワーキャリブレーション領域の使用状況の情報(パワーキャリブレーション領域のうち、現在使用されている使用領域を示すアドレス)も情報メモリ155に記憶される。
情報メモリ155は、RAMや不揮発性メモリなどで構成され、管理情報の有無を示すフラグ、管理情報に記載されているパワーキャリブレーション領域の使用状況やデータ領域の使用状況などの情報、パワーキャリブレーション領域の使用履歴の有無を示すフラグ、および現在のパワーキャリブレーション領域における使用状況などが記憶されている。
異常検出部156は、情報メモリ155に記憶されている情報(少なくとも、管理情報の有無を示すフラグ、およびパワーキャリブレーション領域の使用履歴の有無を示すフラグ)に基づいて、光ディスク68の異常を検出する。
例えば、光ディスク68に管理情報がある場合、異常検出部156は、光ディスク68に記録されているデータがあると判定して、光ディスク68を「使用履歴あり」ディスク扱いとする。光ディスク68に管理情報も、パワーキャリブレーション領域の使用履歴もない場合、光ディスク68に記録されているデータはない(すなわち、未使用のディスクである)と判定して、光ディスク68を「使用履歴なし」ディスク扱いとする。これらに対し、光ディスク68に管理情報がないにも関わらず、パワーキャリブレーション領域の使用履歴がある場合、異常検出部156は、データは記録されているが、管理情報の記録を損じたディスクである可能性が高いと判定して、光ディスク68を「異常」ディスク扱いとし、光ディスク68に異常がある可能性が高いことを示す異常通知信号を生成し、生成した異常通知信号を、ホストインターフェース66を介してデータ制御部19に供給する。
次に、図5のフローチャートを参照して、ビデオカメラ1の初期動作について説明する。なお、この動作は、ユーザにより光ディスク駆動装置22に光ディスク68が挿入されると開始される動作であり、光ディスク駆動装置22に装着された光ディスク68の記録処理または再生処理の前に実行される、ディスクを認識する動作である。
光ディスク駆動装置22に光ディスク68が挿入されると、ステップS11において、ディスク1次判別部151は、光ディスク68のディスク種類(フォーマット方式)の1次判別を行う。
例えば、ディスク1次判別部151は、光ピックアップ64の対物レンズを、光ディスク68の情報記録面に対して垂直な方向に移動させながら、光ディスク68に光を照射して、光ディスク68において反射された光を受光することで、信号処理部65により得られるフォーカスエラー信号を基に、光ディスク駆動装置22に挿入された光ディスク68のディスク種類を物理的に判別する。
ステップS12において、サーボ調整部152は、ディスク1次判別部151により判別されたディスク種類に応じて、サーボ調整を行う。すなわち、サーボ調整部152は、判別されたディスク種類に応じた光ピックアップ64の対物レンズの位置や測定するフォーカスエラー信号の振幅の範囲を基に、サーボ制御部61を制御して、光ピックアップ64の対物レンズを光ディスク68に対して、図2における上下方向に移動させる。そして、信号処理部65から供給されるフォーカスエラー信号のS字カーブの個数や、フォーカスエラー信号の振幅を求め、それらの値を基に光ピックアップ64から射出される光が、光ディスク68の記録層に合焦するように、対物レンズの位置などを調整する。
さらに、サーボ調整部152は、制御部67の制御の基に、スレッドモータ63を駆動させて、光ピックアップ64を移動させたり、光ピックアップ64の対物レンズを移動させたりする。そして、さらに、サーボ調整部152は、信号処理部65から供給されたフォーカスエラー信号、トラッキングエラー信号などに基づいて、サーボ制御部61を制御して、フォーカス制御させるか、またはトラッキング制御させる。
サーボが調整されると、ステップS13において、管理情報読出部153は、管理情報読出処理を実行する。この管理情報読出処理は、図6を参照して詳しく後述するが、ステップS13の管理情報読出処理により、光ディスク68の管理領域から、管理情報が読み出されて、ディスク種類の2次判別が行われるとともに、ユーザデータの記録状態が確認され、光ディスク68の管理情報の有無が判別され、判別された光ディスク68の管理情報の有無を示すフラグが、情報メモリ155に記憶される。
ステップS14において、キャリブレーション領域確認部154は、信号処理部65が有する記録未記録検出機能を利用して、パワーキャリブレーション領域検索処理を実行する。このパワーキャリブレーション領域検索処理は、図7を参照して詳しく後述するが、ステップS14のパワーキャリブレーション領域検索処理により、光ディスク68上のパワーキャリブレーション領域の使用状況が確認され、パワーキャリブレーション領域の使用履歴の有無が判別され、判別されたパワーキャリブレーション領域の使用履歴の有無を示すフラグが、情報メモリ155に記憶される。
ステップS15において、異常検出部156は、情報メモリ155に記憶されている情報などに基づいて、光ディスク68の異常を検出する異常検出処理を実行する。この異常検出処理は、図8を参照して詳しく後述する。
ステップS15の異常検出処理により、情報メモリ155に記憶されている光ディスク68の管理情報の有無を示す情報、およびパワーキャリブレーション領域の使用履歴の有無を示す情報などに基づいて、光ディスク68の異常が検出される。異常が検出された場合には、光ディスク68に異常がある可能性が高いことをユーザに通知するための異常通知信号が、ホストインターフェース66を介して、データ制御部19に供給される。データ制御部19から異常通知信号が供給されると、システム制御部25は、出力部28またはLCD16から、ユーザに対して、光ディスク68が異常ディスクであり、光ディスク68の取り外しを促すことなどを通知させる。
一方、光ディスク68の異常が検出されなかった場合、すなわち、光ディスク68が正常な場合には、このビデオカメラ1の初期動作は終了し、その後、ユーザからの記録処理や再生処理を開始させる指示信号に応じて、記録処理や再生処理が実行される。なお、記録処理の前には、情報メモリ155に記憶されている光ディスク68上のパワーキャリブレーション領域の使用状況に基づき、パワーキャリブレーション領域の未記録領域において、レーザダイオードの記録パワーが最適化される。
次に、図6のフローチャートを参照して、図5のステップS13の管理情報読出処理を説明する。
ステップS31において、管理情報読出部153は、光ディスク68の管理領域へのシークを行う。すなわち、管理情報読出部153は、サーボ制御部61および光ピックアップ64を制御して、光ディスク68の管理領域にシーク動作を行わせる。
ステップS32において、管理情報読出部153は、光ディスク68の管理領域から必要な管理情報を読出し、ディスク種類の2次判別を行う。すなわち、管理情報読出部153は、管理領域の識別情報領域に予め記録されている光ディスク68のディスク種類を示す情報に基づいて、ディスク種類の2次判別を行い、2次判別の結果が、ディスク1次判別部151によるディスク種類の1次判別結果と一致することを確認する。万が一、一致していなければ、ディスク種類の2次判別結果を採用する。この場合、2次判別結果が示すディスク種類に基づいて、サーボ調整が再度行われる。
ステップS33において、管理情報読出部153は、光ディスク68の管理領域から必要な管理情報を読出し、データの記録状態を確認する。すなわち、管理情報読出部153は、管理領域の第1管理データ領域乃至第n管理データ領域を参照して、データの記録状態を確認する。
ステップS34において、管理情報読出部153は、光ディスク68に管理情報は存在するか否かを判定する。第1管理データ領域乃至第n管理データ領域にデータが記録されている場合、ステップS34において、管理情報読出部153は、光ディスク68に、管理情報が存在すると判定し、ステップS35において、「管理情報あり」を示すフラグを、情報メモリ155に記憶させる。なお、このとき、管理情報のうち、データが記録される毎に使用されたパワーキャリブレーション領域の使用状況やデータ領域の使用状況などの情報も、必要に応じて情報メモリ155に記憶される。
一方、第1管理データ領域乃至第n管理データ領域にデータが記録されていない場合、ステップS34において、管理情報読出部153は、光ディスク68に、管理情報(具体的には、データ管理情報)が存在しないと判定し、ステップS36において、「管理情報なし」を示すフラグを、情報メモリ155に記憶させる。
ステップS35またはステップS36の後、管理情報読出処理は終了され、処理は、図5のステップS13に戻り、ステップS14に進む。
次に、図7のフローチャートを参照して、図5のステップS14のパワーキャリブレーション領域検索処理を説明する。
ステップS51において、キャリブレーション領域確認部154は、光ディスク68のパワーキャリブレーション領域にシークを行う。すなわち、キャリブレーション領域確認部154は、サーボ制御部61および光ピックアップ64を制御して、光ディスク68のパワーキャリブレーション領域にシーク動作を行わせる。
ステップS52において、キャリブレーション領域確認部154は、信号処理部65に、パワーキャリブレーション領域の記録未記録を検出させることで、パワーキャリブレーション領域の使用可能領域を検索し、パワーキャリブレーション領域の使用状況を確認する。すなわち、信号処理部65から、検出された記録の有無が2値化して制御部67に供給されるので、制御部67は、信号処理部65からの2値化データに基づいて、パワーキャリブレーション領域の使用状況を確認する。
ステップS53において、キャリブレーション領域確認部154は、パワーキャリブレーション領域が未使用であるか否かを判定し、パワーキャリブレーション領域が未使用ではないと判定した場合、処理は、ステップS54に進む。
ステップS54において、キャリブレーション領域確認部154は、「パワーキャリブレーション領域使用履歴あり」を示すフラグを、情報メモリ155に保存する。なお、このとき、2値化データに基づいて確認された現在のパワーキャリブレーション領域の使用状況を示す情報(例えば、使用領域を示すアドレス)も、情報メモリ155に保存する。
ステップS53において、パワーキャリブレーション領域が未使用であると判定された場合、処理は、ステップS55に進む。ステップS55において、キャリブレーション領域確認部154は、「パワーキャリブレーション領域使用履歴なし」を示すフラグを、情報メモリ155に保存する。
ステップS54またはステップS55の後、パワーキャリブレーション領域検索処理は終了され、処理は、図5のステップS14に戻り、ステップS15に進む。
次に、図8のフローチャートを参照して、図5のステップS15の異常検出処理を説明する。
ステップS71において、異常検出部156は、情報メモリ155に保存されている管理情報の有無を示すフラグを読み出し、読み出したフラグに基づいて、光ディスク68に管理情報が存在するか否かを判定し、光ディスク68に管理情報が存在すると判定した場合、処理は、ステップS72に進む。すなわち、この場合、光ディスク68は、管理情報が存在するディスクであるので、ステップS72において、異常検出部156は、この光ディスク68を「使用履歴あり」ディスク扱いとし(すなわち、「使用履歴あり」ディスクとして扱うこととし)、異常検出処理は終了される。
ステップS71において、光ディスク68に管理情報が存在しないと判定された場合、処理は、ステップS73に進む。ステップS73において、異常検出部156は、情報メモリ155に保存されているパワーキャリブレーション領域使用履歴の有無を示すフラグを読み出し、読み出したフラグに基づいて、光ディスク68のパワーキャリブレーション領域の使用履歴があるか否かを判定する。
ステップS73において、光ディスク68のパワーキャリブレーション領域の使用履歴がないと判定された場合、処理は、ステップS74に進む。すなわち、光ディスク68は、管理情報も存在せず、パワーキャリブレーション領域の使用履歴もないディスクであるので、ステップS74において、異常検出部156は、この光ディスク68を「使用履歴なし」ディスク扱いとし(すなわち、「使用履歴なし」ディスクとして扱うこととし)、異常検出処理は終了される。
ステップS73において、光ディスク68のパワーキャリブレーション領域の使用履歴があると判定された場合、処理は、ステップS75に進む。すなわち、光ディスク68に、管理情報が存在せず、パワーキャリブレーション領域の使用履歴がある場合、光ディスク68のユーザデータ領域にデータが記録された可能性が高いため、この光ディスク68は、以前に使用されたことがあり、何らかの異常で管理情報を記録損じたディスクであると想定される。したがって、ステップS75において、異常検出部156は、光ディスク68を「異常」ディスク扱いとする(すなわち、「異常」ディスクとして扱うこととする)。
そして、ステップS76において、異常検出部156は、ディスク68が「異常」ディスクであることを、ホストインターフェース66を介して、システム制御部25に通知する。すなわち、異常検出部156は、「異常」ディスクである可能性があることを示す異常通知信号を生成し、生成した異常通知信号を、ホストインターフェース66を介してデータ制御部19に供給する。異常通知信号は、データ制御部19からシステム制御部25に供給される。
システム制御部25は、データ制御部19から供給される光ディスクの異常通知信号に応じて、発光素子、音響素子などからなる出力部28を制御して、ユーザに、光ディスク68に異常がある可能性があることや、光ディスク68の取り出しを促すことなどを通知するための光や音声を発生させる。
あるいは、システム制御部25は、データ制御部19から供給される光ディスクの異常通知信号に応じて、スクリーンメモリ14に記録されている、光ディスク68に異常がある可能性があることや、光ディスク68の取り出しを促すことなどを通知するためのアイコンなどの文字や図形(画像)を表示させるためのデータを読み出し、そのデータに基づいて所定の演算を行う。そして、システム制御部25は、その演算の結果得られた、アイコンなどの文字や図形(画像)を表示させるための画像データを、ビデオ/オーディオインターフェース13を介してLCD16に供給する。
これにより、発光素子、音響素子などからなる出力部28から、光ディスク68に異常がある可能性があることなどを通知するための光や音声が出力されたり、または、LCD16に、光ディスク68に異常がある可能性があることや、光ディスク68の取り出しを促すことなどを通知するための画像が表示される。
なお、このとき、光ディスク68に異常がある可能性があることや、光ディスク68の取り出しを促すことなどを通知するための画像に限らず、光ディスク68の異常を通知したり、あるいは、その対処方法に関する他の画像とすることもできる。例えば、光ディスク68をサービスに持ち込むことを促すための画像を表示することもできる。
以上のように、管理情報の有無だけでなく、パワーキャリブレーション領域の使用履歴にも基づいて、光ディスクの異常を検出するようにしたので、例えば、管理情報が存在せず、パワーキャリブレーション領域の使用履歴がある光ディスク、すなわち、ユーザデータ領域にデータが記録された可能性が高く、以前に使用されたことがあり、何らかの異常で管理情報を記録損じたと想定される光ディスクが、「異常」ディスクとして検出することができる。
また、その異常をユーザに通知することにより、従来のように管理情報がないので未記録のディスクと誤判断され、それ以前に記録されていたデータ上にさらにデータが上書きされることが抑制される。
これにより、ユーザがそれ以前に記録したデータの破損や消失を防ぐことができる。したがって、例えば、「異常」ディスクとされた光ディスクを、ユーザがサービスに持ち込むことで、ユーザがそれ以前に記録したデータを復帰させることができる。
また、特に、ライトワンス型の光ディスクの場合には、ユーザがそれ以前に記録したデータだけでなく、これから記録しようとするデータの破損も防止することができる。この効果は、データを記録する装置が、ビデオカメラやデジタルカメラなどの場合には、記録されるデータのバックアップは存在しないことが多いことから、ユーザにとって、かなり有益な効果である。
なお、以上においては、パワーキャリブレーションを、記録処理の直前に行う記録装置により、光ディスク68にデータが記録されている場合に対応する例を説明したが、例えば、パーソナルコンピュータなどのように、記録処理の直前ではなく、ディスク挿入時に、パワーキャリブレーションを行う装置も存在する。このような装置で記録された光ディスクの場合、パワーキャリブレーションの使用履歴があっても、データが記録されていない場合があり得る。これらの装置に対応する異常検出処理の他の処理を次に説明する。
図9は、制御部67の機能の他の構成を示すブロック図である。なお、図10の例において、ディスク1次判別部151、サーボ調整部152、管理情報読出部153、キャリブレーション領域確認部154、情報メモリ155、および異常検出部156が備えられている点は、図4の制御部67と共通しているが、データ領域確認部171が追加された点が異なっている。
すなわち、図9の例においては、異常検出部156は、情報メモリ155に記憶されている情報だけでなく、必要に応じて、データ領域確認部171から供給されるユーザデータ領域の記録の有無やユーザデータ領域の使用状況に基づいても、光ディスク68の異常を検出する。
データ領域確認部171は、異常検出部156の制御の基に、サーボ制御部61および光ピックアップ64を制御して、光ディスク68のユーザデータ領域にシーク動作を行わせ、信号処理部65に、ユーザデータ領域の記録未記録を検出させることで、ユーザデータ領域の使用状況を確認し、データ領域の記録の有無を判別し、それらの情報を、異常検出部156に供給する。
次に、図10のフローチャートを参照して、図9の制御部67により実行される図5のステップS15の異常検出処理の他の例を説明する。なお、図10のステップS91乃至S93、およびS96乃至S98は、図8のステップS71乃至S76と基本的に同様の処理であるので、その詳細な説明は適宜省略する。
ステップS91において、異常検出部156は、情報メモリ155に保存されている管理情報の有無を示すフラグを読み出し、読み出したフラグに基づいて、光ディスク68に管理情報が存在するか否かを判定し、光ディスク68に管理情報が存在すると判定した場合、処理は、ステップS92に進む。ステップS92において、異常検出部156は、この光ディスク68を「使用履歴あり」ディスク扱いとし、異常検出処理は終了される。
ステップS91において、光ディスク68に管理情報が存在しないと判定された場合、処理は、ステップS93に進む。ステップS93において、異常検出部156は、情報メモリ155に保存されているパワーキャリブレーション領域の使用履歴の有無を示すフラグを読み出し、読み出したフラグに基づいて、光ディスク68のパワーキャリブレーション領域の使用履歴があるか否かを判定し、光ディスク68のパワーキャリブレーション領域の使用履歴があると判定した場合、処理は、ステップS94に進む。
ステップS94において、異常検出部156は、データ領域確認部171を制御し、ユーザデータ領域の記録の有無を検出させる。すなわち、データ領域確認部171は、異常検出部156の制御の基に、サーボ制御部61および光ピックアップ64を制御して、光ディスク68のユーザデータ領域にシーク動作を行わせ、信号処理部65に、ユーザデータ領域の記録未記録を検出させることで、ユーザデータ領域の使用状況を確認し、データ領域の記録の有無を判別する。そして、信号処理部65は、ユーザデータ領域の記録の有無を示す情報(フラグ)を、異常検出部156に供給する。
なお、ユーザデータ領域の検索対象としては、ユーザデータ領域全体とすることもできるが、効率や検索速度の面から、ユーザデータ領域に、最初にデータが記録され始めるであろう領域とすることができる。例えば、DVD-Rの場合、図3のユーザデータ領域106における、ファイルシステム情報領域105側から、データが記録され始めるので、ユーザデータ領域106とファイルシステム情報領域105との境界あたりからの領域を検索することで、ユーザデータ領域のデータの記録の有無が検出される。
ステップS95において、異常検出部156は、データ領域確認部171からのユーザデータ領域の記録の有無を示す情報に基づいて、ユーザデータ領域の記録があるか否かを判定し、ユーザデータ領域の記録がないと判定した場合、処理は、ステップS96に進む。
また、ステップS93において、光ディスク68のパワーキャリブレーション領域の使用履歴がないと判定された場合も、処理は、ステップS96に進む。
すなわち、ステップS93で、光ディスク68のパワーキャリブレーション領域の使用履歴がないと判定された場合、光ディスク68が、光ディスク68に管理情報もパワーキャリブレーション領域の使用履歴もないディスクであり、また、ステップS95において、ユーザデータ領域の記録がないと判定された場合、光ディスク68が、パワーキャリブレーション領域の使用履歴があっても、光ディスク68に管理情報がなく、さらに、ユーザデータ領域にデータの記録がないディスクである。したがって、ステップS96において、異常検出部156は、この光ディスク68を「使用履歴なし」ディスク扱いとし、異常検出処理は終了される。
ステップS95において、ユーザデータ領域の記録があると判定された場合、すなわち、光ディスク68に、管理情報が存在せず、パワーキャリブレーション領域の使用履歴があり、さらに、ユーザデータ領域に、データの記録がある場合、光ディスク68のユーザデータ領域にデータが記録された可能性が高いため、この光ディスク68は、以前に使用されたことがあり、何らかの異常で管理情報を記録損じたディスクであると想定され、処理は、ステップS97に進む。ステップS97において、異常検出部156は、光ディスク68を「異常」ディスク扱いとする。
そして、ステップS98において、異常検出部156は、「異常」ディスクであることを、ホストインターフェース66を介して、システム制御部25に通知する。これにより、発光素子、音響素子などからなる出力部28から、光ディスク68に異常がある可能性があることや、光ディスク68の取り出しを促すことなどを通知するための光や音声が出力されたり、または、LCD16に、光ディスク68に異常がある可能性があることや、光ディスク68の取り出しを促すことなどを通知するための画像が表示される。
以上のように、パワーキャリブレーション領域の使用履歴に加えて、さらに、ユーザデータ領域の記録の有無に基づいて、光ディスクの異常を検出するようにしたので、例えば、管理情報が存在せず、パワーキャリブレーション領域の使用履歴があり、さらに、ユーザデータ領域に、データの記録がある光ディスク、すなわち、ユーザデータ領域にデータが記録された可能性が高く、以前に使用されたことがあり、何らかの異常で管理情報を記録損じたと想定される光ディスクを「異常」ディスクとして検出することができる。これにより、図8の例よりも、より確実に、「異常」ディスクを検出することができる。
また、図8の例においては対応されていない、ディスク挿入時にパワーキャリブレーションを行ってしまう記録装置の場合にも、従来のように管理情報がないので未記録のディスクと誤判断され、それ以前に記録されていたデータ上にさらにデータが上書きされることが抑制される。
次に、図11のフローチャートを参照して、図5のステップS15の異常検出処理のさらに他の例を説明する。なお、図11のステップS111,S115乃至S121は、図9のステップS91乃至S98と基本的に同様の処理であるので、その詳細な説明は適宜省略する。
ステップS111において、異常検出部156は、情報メモリ155に保存されている管理情報の有無を示すフラグを読み出し、読み出したフラグに基づいて、光ディスク68に管理情報が存在するか否かを判定し、光ディスク68に管理情報が存在すると判定した場合、処理は、ステップS112に進む。ステップS112において、異常検出部156は、情報メモリ155に保存されている現在のパワーキャリブレーション領域における使用状況と、同じく情報メモリ155に保存されている管理情報におけるパワーキャリブレーション領域の使用状況とを読み出して比較し、現在のパワーキャリブレーション領域における使用状況が管理情報と一致するか否かを判定する。
ステップS112において、現在のパワーキャリブレーション領域における使用状況が管理情報と一致しないと判定された場合、処理は、ステップS113に進む。ステップS113において、異常検出部156は、データ領域確認部171を制御し、ユーザデータ領域の使用状況を確認させる。すなわち、データ領域確認部171は、異常検出部156の制御の基に、サーボ制御部61および光ピックアップ64を制御して、光ディスク68のユーザデータ領域にシーク動作を行わせ、信号処理部65に、ユーザデータ領域の記録未記録を検出させることで、ユーザデータ領域の使用状況を確認し、その情報を、異常検出部156に供給する。
ステップS114において、異常検出部156は、情報メモリ155に記録されている管理情報におけるデータ領域の使用状況の情報を読み出し、データ領域確認部171により確認されたユーザデータ領域の使用状況と、管理情報におけるデータ領域の使用状況とを比較し、ユーザデータ領域の使用状況が管理情報と一致するかを判定する。
ステップS114において、ユーザデータ領域の使用状況が管理情報と一致すると判定された場合、処理は、ステップS115に進む。一方、ステップS112において、現在のパワーキャリブレーション領域における使用状況が管理情報と一致すると判定された場合も、処理は、ステップS115に進む。
すなわち、これらの場合、光ディスク68に管理情報が存在し、さらに、その管理情報に記載されている内容と、確認されたパワーキャリブレーション領域の使用状況またはユーザデータ領域の使用状況が一致するので、ステップS115において、異常検出部156は、この光ディスク68を「使用履歴あり」ディスク扱いとし、異常検出処理は終了される。
ステップS111において、光ディスク68に管理情報が存在しないと判定された場合、処理は、ステップS116に進む。ステップS116において、異常検出部156は、情報メモリ155に保存されているパワーキャリブレーション領域の使用履歴の有無を示すフラグを読み出し、読み出したフラグに基づいて、光ディスク68のパワーキャリブレーション領域の使用履歴があるか否かを判定し、光ディスク68のパワーキャリブレーション領域の使用履歴があると判定した場合、処理は、ステップS117に進む。
ステップS117において、異常検出部156は、データ領域確認部171を制御し、ユーザデータ領域の記録の有無を検出させる。すなわち、データ領域確認部171は、異常検出部156の制御の基に、サーボ制御部61および光ピックアップ64を制御して、光ディスク68のユーザデータ領域にシーク動作を行わせ、信号処理部65に、ユーザデータ領域の記録未記録を検出させることで、データ領域の記録の有無を判別し、ユーザデータ領域の記録の有無を示す情報(フラグ)を、異常検出部156に供給する。
ステップS118において、異常検出部156は、データ領域確認部171からのユーザデータ領域の記録の有無を示す情報に基づいて、ユーザデータ領域の記録があるか否かを判定し、ユーザデータ領域の記録がないと判定した場合、すなわち、この場合、光ディスク68は、パワーキャリブレーション領域の使用履歴があっても、光ディスク68に管理情報がなく、さらに、ユーザデータ領域にデータの記録がないディスクであるので、処理は、ステップS119に進む。
また、ステップS116において、光ディスク68のパワーキャリブレーション領域の使用履歴がないと判定された場合、すなわち、この場合、管理情報もなく、さらに、パワーキャリブレーション領域の使用履歴もないので、処理は、ステップS119に進む。
ステップS119において、異常検出部156は、この光ディスク68を「使用履歴なし」ディスク扱いとし、異常検出処理は終了される。
ステップS118において、ユーザデータ領域の記録があると判定された場合、すなわち、光ディスク68に、管理情報が存在せず、パワーキャリブレーション領域の使用履歴があり、さらに、ユーザデータ領域に、データの記録がある場合、光ディスク68のユーザデータ領域にデータが記録された可能性が高いため、この光ディスク68は、以前に使用されたことがあり、何らかの異常で管理情報を記録損じたディスクであると想定されるので、処理は、ステップS120に進む。
一方、ステップS114において、ユーザデータ領域の使用状況が管理情報と一致しないと判定された場合、すなわち、ユーザデータ領域の使用状況が、例えば、管理情報に記載されているユーザデータ領域の使用状況よりも、データ領域確認部171により確認された実際に使用されている容量が多い場合には、この光ディスク68に最新のデータが記録されたときの管理情報が何らかの異常により記録損じたディスクであると想定されるので、処理は、ステップS120に進む。
ステップS120において、異常検出部156は、光ディスク68を「異常」ディスク扱いとする。
そして、ステップS121において、異常検出部156は、「異常」ディスクであることを、ホストインターフェース66を介して、システム制御部25に通知する。これにより、発光素子、音響素子などからなる出力部28から、光ディスク68に異常がある可能性があることや、光ディスク68の取り出しを促すことなどを通知するための光や音声が出力されたり、または、LCD16に、光ディスク68に異常がある可能性があることや、光ディスク68の取り出しを促すなどを通知するための画像が表示される。
以上のように、管理情報が存在した場合、その管理情報に記載されているパワーキャリブレーション領域の使用状況やユーザデータ領域の使用状況に基づいても、ディスクの異常を検出するようにしたので、例えば、管理情報がある(すなわち、1度は使用履歴がある)光ディスクにおいても、ディスクの異常を検出することができ、その異常をユーザに通知することができる。
また、管理情報に記載されているパワーキャリブレーション領域の使用状況だけでなく、管理情報に記載されているユーザデータ領域の使用状況にも基づくようにしたので、例えば、管理情報に、パワーキャリブレーション領域の使用状況を示す情報が記載されていない光ディスクであっても、そのディスクの異常を検出することができる。
これにより、ユーザがそれ以前に記録したデータの破損や消失、並びにこれから記録しようとするデータの破損を防止することができる。したがって、例えば、「異常」ディスクとされた光ディスクを、ユーザがサービスに持ち込むことで、ユーザがそれ以前に記録したデータを復帰させることができる。
なお、上記説明においては、ディスクの異常を検出し、その異常をユーザに通知する例を説明したが、光ディスク駆動装置22において、ディスクの異常を検出することができるので、さらに、光ディスク駆動装置22に、検出された異常を修復して、管理情報がなくても、ユーザがそれ以前に記録したデータを復帰する機能をさらに備えるように構成することもできる。
以上のように、本発明によれば、ディスク挿入時、ディスク認識の際に、管理情報だけでなく、パワーキャリブレーション領域の使用履歴を示す情報を用いるようにしたので、すでにデータが書き込まれているが、管理情報を記録損じたディスクが、使用履歴のない(未使用の)ディスクとして認識されるのを防ぐことができる。すなわち、すでにデータが書き込まれているが管理情報が記録損じたディスクを異常ディスクとして検出することができる。これにより、その異常検出を、ユーザに通知したり、修復することができる。
したがって、ユーザがそれ以前に記録したデータの破損や消失、並びにこれから記録しようとするデータの破損を防止することができる。
上述した一連の処理は、ハードウエアにより実行させることもできるし、ソフトウエアにより実行させることもできる。
一連の処理をソフトウエアにより実行させる場合には、そのソフトウエアを構成するプログラムが、専用のハードウエアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに、プログラム記録媒体からインストールされる。
図12は、上述した一連の処理をプログラムにより実行するコンピュータ191の構成の例を示すブロック図である。CPU(Central Processing Unit)201は、ROM(Read Only Memory)202、または記憶部208に記憶されているプログラムに従って各種の処理を実行する。RAM(Random Access Memory)203には、CPU201が実行するプログラムやデータなどが適宜記憶される。これらのCPU201、ROM202、およびRAM203は、バス204により相互に接続されている。
CPU201にはまた、バス204を介して入出力インターフェース205が接続されている。入出力インターフェース205には、キーボード、マウス、マイクロフォンなどよりなる入力部206、ディスプレイ、スピーカなどよりなる出力部207が接続されている。CPU201は、入力部206から入力される指令に対応して各種の処理を実行する。そして、CPU201は、処理の結果を出力部207に出力する。
入出力インターフェース205に接続されている記憶部208は、例えばハードディスクからなり、CPU201が実行するプログラムや各種のデータを記憶する。通信部209は、インターネットやローカルエリアネットワークなどのネットワークを介して外部の装置と通信する。また、通信部209を介してプログラムを取得し、記憶部208に記憶してもよい。
また、撮像部210は、図1の撮像部11などに対応し、被写体を撮像して、画像データを取得する。
入出力インターフェース205に接続されているドライブ211は、図1の光ディスク駆動装置22に対応し、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリなどのリムーバブルメディア212が装着されたとき、それらを駆動し、そこに記録されているプログラムやデータなどを取得する。取得されたプログラムやデータは、必要に応じて記憶部208に転送され、記憶される。
コンピュータにインストールされ、コンピュータによって実行可能な状態とされるプログラムを格納するプログラム記録媒体は、図12に示すように、磁気ディスク(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク(CD-ROM(Compact Disc-Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disc)を含む)、光磁気ディスク、もしくは半導体メモリなどよりなるパッケージメディアであるリムーバブルメディア212、または、プログラムが一時的もしくは永続的に格納されるROM202や、記憶部208を構成するハードディスクなどにより構成される。プログラム記録媒体へのプログラムの格納は、必要に応じてルータ、モデムなどのインターフェースである通信部209を介して、ローカルエリアネットワーク、インターネット、デジタル衛星放送といった、有線または無線の通信媒体を利用して行われる。
なお、本明細書において、プログラム記録媒体に格納されるプログラムを記述するステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
本発明を適用したビデオカメラの構成例を示すブロック図である。 図1の光ディスク駆動装置の構成を示すブロック図である。 図2の光ディスクのフォーマットについて説明する図である。 図2の制御部の機能の構成を示すブロック図である。 図1のビデオカメラの初期動作について説明するフローチャートである。 図5のステップS13の管理情報読出処理を説明するフローチャートである。 図5のステップS14のパワーキャリブレーション領域検索処理を説明するフローチャートである。 図5のステップS15の異常検出処理を説明するフローチャートである。 図2の制御部の機能の他の構成を示すブロック図である。 図5のステップS15の異常検出処理の他の例を説明するフローチャートである。 図5のステップS15の異常検出処理のさらに他の例を説明するフローチャートである。 本発明を適用したコンピュータの一実施の形態の構成例を示すブロック図である。
符号の説明
1 デジタルカメラ, 16 LCD, 22 光ディスク駆動装置, 25 システム制御部, 18 出力部, 68 光ディスク, 65 信号処理部, 67 制御部, 102 キャリブレーション領域, 103 管理領域, 106 ユーザデータ領域, 151 ディスク1次判別部, 152 サーボ調整部, 153 管理情報読出部, 154 パワーキャリブ領域確認部, 155 情報メモリ, 156 異常検出部, 171 データ領域確認部

Claims (9)

  1. 光ディスクにデータを記録する記録装置において、
    前記光ディスクの挿入時に、前記光ディスク上に記録されるデータを管理する前記光ディスクの管理情報を確認することで、前記光ディスクの管理情報の有無を判別する管理情報確認手段と、
    前記光ディスク上に設けられた記録パワー最適化のための領域の使用状況を確認することで、前記記録パワー最適化のための領域の使用履歴の有無を判別する領域使用確認手段と、
    前記光ディスクの管理情報の有無および前記記録パワー最適化のための領域の使用履歴の有無に基づいて、前記光ディスクの異常を検出する異常検出手段と
    を備える記録装置。
  2. 前記異常検出手段は、前記光ディスクの管理情報がなく、かつ、前記記録パワー最適化のための領域の使用履歴がある場合、前記光ディスクの異常を検出する
    請求項1に記載の記録装置。
  3. 前記光ディスクの管理情報の有無を示す情報、前記記録パワー最適化のための領域の使用履歴の有無を示す情報、および前記記録パワー最適化のための領域の使用状況を示す情報を記憶する記憶手段を
    さらに備える請求項1に記載の記録装置。
  4. 前記異常検出手段は、前記光ディスクの管理情報がある場合、前記光ディスクの管理情報に記載されている前記記録パワー最適化のための領域の使用状況と、前記領域使用確認手段により確認された前記記録パワー最適化のための領域の使用状況とが一致するか否かに基づいても、前記光ディスクの異常を検出する
    請求項1に記載の記録装置。
  5. 前記光ディスクにおけるデータ記録領域の使用状況を確認することで、前記光ディスクにおけるデータ記録領域の使用の有無を判別するデータ領域確認手段を
    さらに備え、
    前記異常検出手段は、前記光ディスクの管理情報の有無および前記記録パワー最適化のための領域の使用履歴の有無に加えて、前記光ディスクにおけるデータ記録領域の使用の有無に基づいても、前記光ディスクの異常を検出する
    請求項1に記載の記録装置。
  6. 前記異常検出手段は、前記光ディスクの管理情報がある場合、前記光ディスクの管理情報に記載されている前記データ領域の使用状況と、前記データ領域確認手段により確認された前記光ディスクにおけるデータ記録領域の使用状況とが一致するか否かに基づいても、前記光ディスクの異常を検出する
    請求項5に記載の記録装置。
  7. 前記異常検出手段により検出された前記光ディスクの異常をユーザに通知する通知手段を
    さらに備える
    請求項1に記載の検出装置。
  8. 光ディスクにデータを記録する記録装置の異常検出方法において、
    前記光ディスクの挿入時に、前記光ディスク上に記録されるデータを管理する前記光ディスクの管理情報を確認することで、前記光ディスクの管理情報の有無を判別し、
    前記光ディスク上に設けられた記録パワー最適化のための領域の使用状況を確認することで、前記記録パワー最適化のための領域の使用履歴の有無を判別し、
    前記光ディスクの管理情報の有無および前記記録パワー最適化のための領域の使用履歴の有無に基づいて、前記光ディスクの異常を検出するステップを
    含む異常検出方法。
  9. 光ディスクにデータを記録する記録装置に、
    前記光ディスクの挿入時に、前記光ディスク上に記録されるデータを管理する前記光ディスクの管理情報を確認することで、前記光ディスクの管理情報の有無を判別し、
    前記光ディスク上に設けられた記録パワー最適化のための領域の使用状況を確認することで、前記記録パワー最適化のための領域の使用履歴の有無を判別し、
    前記光ディスクの管理情報の有無および前記記録パワー最適化のための領域の使用履歴の有無に基づいて、前記光ディスクの異常を検出するステップを
    含む処理を実行させるプログラム。
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