JP2008003301A - 液晶表示装置および液晶表示方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】液晶の応答を改善する液晶表示装置を提供する。
【解決手段】液晶表示装置は、液晶表示部104の液晶応答を予め実測して生成した次フレーム予測テーブル201を有し、フレームメモリ101に保持された映像信号と現フレームの出力映像信号とに基づいて、液晶表示部104の次フレームの液晶応答の予測値を次フレーム予測テーブル201から得る。セレクタ202は、液晶表示部104が入力映像信号に応答するまでの間、次フレーム予測テーブル201の液晶応答の予測値を選択して、フレームメモリ101に出力する。補正信号加算回路103は、フレームメモリ101に格納された次フレーム予測テーブル201の予測値に基づく補正信号により、出力映像信号を生成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、液晶表示装置及び液晶表示方法に関する。
従来の液晶表示装置は、入力映像信号の階調値が変化した時に入力映像信号に補正信号を加えることにより、液晶の応答速度を改善している。図11に、特許文献1に記載された従来の液晶表示装置を示す。従来の液晶表示装置は、現フレームの入力映像信号とフレームメモリ101で保持・遅延された前フレームの入力映像信号とに基づいて、ルックアップテーブル102から補正信号を得る。補正信号加算回路103は、現フレームの入力映像信号とルックアップテーブル102から得られた補正信号とを加算する。オーバーフロー検出回路501は、補正信号加算回路103の出力が、液晶表示部104に出力する出力映像信号のダイナミックレンジを超えているか否かを検出する。オーバーフロー検出回路501がオーバーフローを検出した場合、リミッタ502は補正信号加算回路103の出力値を制限して、出力映像信号を生成する。減算回路504は、オーバーフロー用ルックアップテーブル503から、オーバーフロー検出回路501で検出したオーバーフロー値に基づいた補正信号を得て、入力映像信号からオーバーフロー検出回路501の補正信号を差し引いて、フレームメモリ101に出力する。
図12(a)に液晶表示装置に入力される入力映像信号、図12(b)に理想の補正量に基づく出力映像信号、図12(c)に液晶表示部104に出力される実際の出力映像信号、図12(d)に液晶表示部104の実際の応答を示す。図12(a)から図12(d)において、n番目のフレームをnフレームとする。
図12(a)において、(n−1)フレームの入力映像信号の階調値は「150」、nフレーム以降の入力映像信号の階調値は「200」である。入力映像信号の「150」から「200」への階調値変化時におけるルックアップテーブル102の補正信号の値が例えば「80」であるとすると、図12(b)に示すようにnフレームでの出力映像信号の理想の階調値は、入力映像信号の「200」に補正信号の値「80」を加えて階調値「280」となる。しかし、出力映像信号が8ビットのデジタル値の場合、階調値は「0」から「255」の範囲で制限されるため、実際の出力映像信号の階調値は、図12(c)に示すように「255」となる。すなわち、理想の階調値「280」に対するオーバーフロー値は「25」となり、実際の補正信号の値は「55」になってしまう。
オーバーフロー値「25」に対するオーバーフロー用ルックアップテーブル503の値が、例えば「20」であったとすると、次の(n+1)フレームにおいて、減算回路504はnフレームの入力映像信号の階調値「200」からオーバーフロー用ルックアップテーブル503の値「20」を差し引いて、階調値「180」をフレームメモリ101に出力する。
フレームメモリ101に格納された階調値「180」から入力映像信号の階調値「200」への階調変化に対するルックアップテーブル102の補正信号の値が例えば「50」であるとすると、補正信号加算回路103の(n+1)フレームにおける出力値は、(n+1)フレームの入力映像信号の階調値「200」に補正信号の「50」を加えた値「250」となる。図12(c)に示すように、「250」はオーバーフローしていないので、この値の出力映像信号が液晶表示部104に入力される。
このように、従来の液晶表示装置は、nフレームでの補正信号のオーバーフロー分を(n+1)フレームで補正することにより、図12(d)に示す液晶表示部104の応答は階調値「200」に近づく。
特開2005−37749号公報
従来の液晶表示装置は、入力映像信号の階調値が変化した場合又は出力映像信号が制限値「255」を超えた場合に、補正信号を生成する。そのため、図12(a)に示すように(n+2)フレームの入力映像信号の階調値が変化せず、さらに図12(c)に示すように(n+1)フレームの出力映像信号の階調値「250」がオーバーフローしていない状態においては、(n+2)フレームの入力映像信号は補正されずにそのまま出力映像信号となる。しかし、図12(d)に示すように液晶表示部104は(n+1)フレームにおいて、応答していない、すなわち階調値「200」に達していない。この場合、液晶表示部104の液晶が応答するまで、(n+2)フレーム以降も出力映像信号の補正が続くことが望ましい。
さらに、図12(c)において、(n+1)フレームでなされた補正は、図12(b)に示すnフレームの補正でのオーバーフロー値「25」に基づくものであり、(n+1)フレームにおける液晶表示部104の液晶の応答と(n+1)フレームの入力映像信号の階調値とに基づいていない。そのため、(n+1)フレームにおける補正は正確な値とはならず、液晶表示部104が階調値「200」に近づくまでの応答時間が長くなってしまう。(n+1)フレームにおける補正は、(n+1)フレームおける液晶表示部104の応答と(n+1)フレームにおける入力映像信号の階調値とに基づいて行われることが望ましい。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、出力映像信号を正確に補正して、液晶の応答を改善する液晶表示装置及び液晶表示方法を提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本発明の液晶表示装置は、1フレーム分の入力した映像信号を保持し、遅延させて出力するフレームメモリと、現フレームの入力映像信号をフレームメモリに保持された映像信号に基づいて補正することにより、現フレームの出力映像信号を生成する出力映像信号補正手段と、出力映像信号を表示する液晶表示部と、出力映像信号とフレームメモリに保持された映像信号とから、次フレームの液晶表示部の液晶応答の予測値を出力する次フレーム予測テーブルと、予測値と次フレームの入力映像信号とのいずれかを選択して、フレームメモリに出力するセレクタと、を有する。
出力映像信号補正手段は、現フレームの入力映像信号とフレームメモリに保持された映像信号とに基づいて、現フレームの入力映像信号を補正する補正信号を出力するルックアップテーブルと、現フレームの入力映像信号と補正信号とを加算することにより、現フレームの出力映像信号を生成して出力する補正信号加算回路と、を有する。
この構成を用いて、現フレーム(nフレームとする)での液晶表示部への出力映像信号の階調値とフレームメモリに保持された映像信号の階調値とから、(n+1)フレームに液晶が至っていると推測される階調値を次フレーム予測テーブルから得る。推測された階調値は、セレクタを介してフレームメモリに保持する。次の(n+1)フレームにおいてフレームメモリに保存された階調値と(n+1)フレームの入力映像信号の階調値とをルックアップテーブルに入力し、補正信号を得る。これにより、ルックアップテーブルから得られる補正信号は正しい補正信号に近い値となる。この補正信号を(n+1)フレームの入力映像信号に加えることにより、(n+1)フレームの出力映像信号を得る。その後、(n+1)の出力映像信号の階調値とフレームメモリに保持された階調値とから、(n+2)フレームに液晶が至っていると予測される階調値を、次フレーム予測テーブルより得る。予測された階調値は、セレクタを介してフレームメモリに保持する。以降、この動作を繰り返す。これにより、液晶表示部が入力映像信号に応答するまで、すなわち複数のフレームに渡って、出力映像信号を補正し続けることができる。さらに、従来は、前フレームの入力映像信号と現フレームの入力映像信号とに基づいて、ルックアップテーブルから現フレームに対する補正信号を得ていたが、本発明は、現フレームでの入力映像信号と現フレームで至っていると予測される液晶の応答に基づいて、ルックアップテーブルから現フレームに対する補正信号を得ている。本構成は、液晶の実際の応答に基づいて補正量を生成することとなり、より正確で効果的な補正をすることができる。よって、液晶表示部は、短い応答時間で入力映像信号の階調値に達する。すなわち、液晶の応答を改善できる。
上記セレクタは、次フレームの入力映像信号と次フレーム予測テーブルから出力される予測値とを比較して、入力映像信号と予測値との差が所定値以内であれば入力映像信号を選択し、その差が所定値より大きければ予測値を選択して出力しても良い。
上記液晶表示装置は、液晶表示部の表面温度を検出する温度検出回路をさらに有し、セレクタは、温度検出回路が検出した表面温度が所定値以下であれば、予測値を選択し、所定値より大きければ入力映像信号を選択しても良い。
上記液晶表示装置は、液晶表示部の温度に応じて生成された複数の次フレーム予測テーブルと、液晶表示部の表面温度を検出する温度検出回路と、温度検出回路が検出した表面温度に応じて、複数の次フレーム予測テーブルのいずれかを選択するセレクタと、をさらに有しても良い。これにより、液晶表示部の温度に応じた液晶の応答予測を行うことができる。
液晶表示装置は、ルックアップテーブルの入力と、次フレーム予測テーブルの入力にそれぞれ設けられた、映像信号のビットを削減するビット削減回路と、ルックアップテーブルの出力と、次フレーム予測テーブルの出力とにそれぞれ設けられた、階調値を内挿する内挿回路と、をさらに有しても良い。これにより、ルックアップテーブルと次フレーム予測テーブルの容量を削減することができる。
次フレーム予測テーブルは、全ての出力映像信号の階調値に対して、次フレームの開始時点での液晶表示部の応答を実測し、その実測結果を出力映像信号の階調値に換算して生成したテーブルであっても良い。
本発明の液晶表示方法は、ある階調から他の階調に変化する出力映像信号に対して1フレーム後の液晶の応答を実測し、前フレームの出力映像信号と現フレームの出力映像信号とをパラメータとして、その実測結果を出力映像信号の階調値に換算することにより生成された次フレーム予測テーブルを用いる液晶表示方法であって、前フレームの出力映像信号、又は前フレームの出力映像信号を用いて次フレーム予測テーブルから得た現フレームの液晶の応答に対する階調値のいずれかと、現フレームの出力映像信号とをパラメータとして、次フレーム予測テーブルから次フレームの液晶の応答に対応する階調値を得るステップと、次フレームの液晶の応答に対応する階調値と次フレームの入力映像信号との差に基づいて、次フレームの入力映像信号を補正することにより、次フレームの出力映像信号を生成するステップと、を有する。
本発明の液晶表示装置によれば、液晶が入力映像信号の階調値に対して応答するまでの間、液晶の実際の応答を予測した値に基づいて出力映像信号を正確に補正することができ、その結果、液晶の応答を改善することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら説明する。
《実施形態1》
[液晶表示装置の構成]
図1に、本発明の実施形態1における液晶表示装置を示す。本実施形態の液晶表示装置は、1フレーム分の入力映像信号を保持・遅延するフレームメモリ101、入力映像信号とフレームメモリ101から出力される映像信号とから、入力映像信号に対する補正信号を出力するルックアップテーブル102、入力映像信号とルックアップテーブル102から出力される補正信号とを加算して出力映像信号を生成する補正信号加算回路103、及び出力映像信号を表示する液晶表示部104を有する。ルックアップテーブル102と補正信号加算回路103は、出力映像信号補正手段を構成する。
本実施形態の液晶表示装置は、更にフレームメモリ101で保持した映像信号と補正信号加算回路103から出力される出力映像信号とに基づいて、次フレームにおける液晶表示部104の液晶応答の透過率を階調値に換算した予測値を出力する次フレーム予測テーブル201と、入力映像信号と次フレーム予測テーブル201から出力される予測値のいずれかを選択して出力するセレクタ202と、をさらに有する。
セレクタ202は、入力映像信号と次フレーム予測テーブル201の予測値のいずれかをフレームメモリ101に接続するスイッチ212を有する。セレクタ202は、次フレーム予測テーブル201の予測値と入力映像信号の階調値との差が基準値を超えていれば、次フレーム予測テーブル201の予測値を選択して出力し、フレーム予測テーブル201の予測値と入力映像信号の階調値との差が基準値を超えていなければ、入力映像信号の階調値を選択して出力する。
[出力映像信号の階調値と液晶表示部104の液晶応答との関係]
図2(a)に液晶表示部104に出力される出力映像信号の波形を示す。図2(a)の横軸は時間、縦軸は出力映像信号の階調値を示す。本実施形態において、液晶表示装置への入力映像信号と液晶表示部104への出力映像信号は8ビットのデジタル信号であり、入力映像信号と出力映像信号の階調値は「0」から「255」の値となる。
図2(b)に液晶表示部104の液晶応答の波形を示す。図2(b)の横軸は時間、縦軸は液晶表示部104の透過率を示す。出力映像信号の階調値が「0」の時の液晶表示部104の液晶の透過率は0%、出力映像信号の階調値が「255」の時の液晶表示部104の液晶の透過率は100%である。液晶応答の透過率は階調値に換算することができる。例えば、液晶の透過率が39%のとき、透過率の階調換算値は「255×39%≒100」となる。また、液晶の透過率が45%のとき、透過率の階調換算値は「255×45%≒115」となる。
[次フレーム予測テーブルの構成]
図2(c)に、次フレーム予測テーブル201を2次元で模式的に表す。次フレーム予測テーブル201は、出力映像信号に対する液晶表示部104の液晶応答である透過率を予め実測して、実測した透過率を出力映像信号の階調値に換算してテーブル化することにより、生成される。横軸はフレームメモリ101に格納されている階調値、すなわち前フレームの入力映像信号の階調値又は次フレーム予測テーブル201から得た現フレームの液晶の透過率の階調換算値のいずれかを示す。入力映像信号及び出力映像信号は8ビットのデジタル信号であるため、横軸の階調値は「0」から「255」となる。縦軸は現フレームの出力映像信号の階調値を示し、階調値は「0」から「255」となる。横軸に示すフレームメモリ101に格納されている階調値と、縦軸に示す現フレームの出力映像信号の階調値とが交差する値が、次フレームの液晶応答の予測値、すなわち液晶表示部104の透過率の階調換算値となる。
次フレーム予測テーブル201は以下のように生成する。例えばフレームメモリ101に格納されている階調値、すなわち前フレームの入力映像信号の階調値又は現フレームの液晶の透過率の階調換算値が「100」で現フレームの出力映像信号の階調値が「150」の時の次フレームの液晶表示部104の透過率を実測し、透過率の階調換算値が「115」であった場合、横軸100及び縦軸150が交差する位置に「115」を格納する。また、前フレームと現フレームの出力信号の階調値が同じ対角成分、例えばその階調値が100の時の時の次フレームの液晶表示部104の透過率を実測し、透過率の階調換算値が「100」であれば、横軸100及び縦軸100が交差する位置に「100」を格納する。このように8ビットの入力映像信号と出力映像信号の組み合わせ「256×256=65536」について、液晶の透過率を実際に測定して、階調値に換算した値を格納し、次フレーム予測テーブル201を予め生成する。
この次フレーム予測テーブル201を使用することにより、例えば図2(a)に示す出力映像信号の階調値が「100」から「150」に変化した時T1に、次フレームの始まりT2での実際の液晶の応答は階調換算値「115」に至っていることが予測できる。
また、ルックアップテーブル102は、フレームメモリ101に格納されている前フレームの入力映像信号の階調値又は次フレーム予測テーブル201の階調換算値と、現フレームの入力映像信号の階調値とから、現フレームの入力映像信号に対する補正信号が得られるように予め生成される。
[液晶表示方法]
図3に、次フレーム予測テーブル201を用いた液晶表示方法を示す。図3において、現在のフレームをnフレームとする。
フレームメモリ101からフレームメモリ値[Mn]を得る(S301)。フレームメモリ値[Mn]とは、(n−1)フレームの入力映像信号の階調値、又はnフレーム開始時点における次フレーム予測テーブル201の階調換算値(予測値)である。nフレームの入力映像信号[VIn]を得る(S302)。
フレームメモリ値[Mn]とnフレームの入力映像信号[VIn]とに基づいて、ルックアップテーブル102より、補正信号[Cn]を得る(S303)。nフレームの入力映像信号[VIn]に補正信号[Cn]を加算して、出力映像信号[VOn]を得る(S304)。
フレームメモリ値[Mn]とnフレームの出力映像信号[VOn]とから、次フレーム予測テーブル201より、(n+1)フレーム開始時点での液晶応答の予測値[LC(n+1)]を得る(S305)。
セレクタ202は、予測値[LC(n+1)]と現フレームの入力映像信号[VIn]との差の絶対値が基準値以内かどうかを判断し(S306)、予測値[LC(n+1)]と現フレームの入力映像信号[VIn]との差の絶対値が基準値(本実施形態では10とする。)以内であれば、nフレームの入力映像信号[VIn]をフレームメモリ101に入力し(S307)、基準値を超えていれば予測値[LC(n+1)]をフレームメモリ101に入力する(S308)。
nをインクリメントし(S309)、ステップ301及びステップ302に戻り、同様の処理を次の(n+1)フレーム以降繰り返す。次フレーム予測テーブル201を用いることにより、nフレーム開始時点で(n+1)フレーム開始時点の液晶応答の予測値を得ることができる。
[入力映像信号の階調値が上がる場合における出力映像信号の補正]
図4(a)〜(e)に、入力映像信号の階調値が上がる場合における出力映像信号の具体的な補正方法を示す。
図4(a)は、本実施形態の液晶表示装置に入力される入力映像信号の階調値を示し、横軸は時間、縦軸は入力映像信号の階調値を示す。
図4(b)は、ルックアップテーブル102a、102b及び102cを示す。ルックアップテーブル102a、102b、102cは、図1のルックアップテーブル102に示す一つのテーブルである。横軸は、フレームメモリ101に格納されている階調値を示し、縦軸は現フレームの入力映像信号の階調値を示す。ルックアップテーブル102a、102b及び102cは、横軸及び縦軸共に、0から255の階調値に対応している。
図4(c)は、液晶表示部104に入力される出力映像信号の階調値を示し、横軸は時間、縦軸は出力映像信号の階調値を示す。
図4(d)は、次フレーム予測テーブル201a、201b及び201cを示す。次フレーム予測テーブル201a、201b、201cは、図1及び図2(c)に示す一つの次フレーム予測テーブル201である。
図4(e)は、液晶表示部104の液晶応答を示す透過率を階調値に換算した波形を示し、横軸は時間、縦軸は階調値を示す。
説明を簡単にするため、図4(a)〜(e)は1画素のみに注目している。階調値は8ビットで0から255である。セレクタ202は次フレーム予測テーブル201から得られる液晶表示部104の透過率の階調換算値と入力映像信号の階調値との差の絶対値が基準値「10」より大きければ、次フレーム予測テーブル201の階調換算値を選択し、差の絶対値が基準値「10」以下であれば入力映像信号の階調値を選択する。
図4(a)において、(n−1)フレームの入力映像信号の階調値は「150」であり(A)、次のnフレームの入力映像信号の階調値は「200」である(B)。nフレームの入力映像信号の階調値は、次の(n+1)フレームで液晶表示部104の液晶応答が階調値に到達していることを期待する目標値となっている。フレームメモリ101には、(n−1)フレームの入力映像信号の階調値又はnフレーム開始時点での次フレーム予測テーブル201の階調換算値が記録されており、値は「150」とする(C)。
フレームメモリ101の階調値「150」(C)から入力映像信号の階調値「200」(B)への変化に基づいて、ルックアップテーブル102aから補正信号の値「50」を得る(D)。
補正信号加算回路103は、nフレームの出力映像信号として、階調値「250」(=入力映像信号の階調値「200」+補正信号の値「50」)を液晶表示部104に出力する(E)。
フレームメモリ101に格納されている階調値「150」とnフレームの出力映像信号の階調値「250」とから、次の(n+1)フレームの液晶の透過率の階調換算値「170」を次フレーム予測テーブル201aより得る(F)。
次の(n+1)フレームの入力映像信号の階調値は、変化せず「200」のままである(G)。
(n+1)フレームの液晶の透過率の階調換算値「170」と(n+1)フレームの入力映像信号の階調値「200」との差が基準値「10」より大きいため、セレクタ202は次フレーム予測テーブル201aの階調換算値「170」を選択し、フレームメモリ101に記録する(H)。従来の方式では、ここで「200」が記録される。
フレームメモリ101に記録された(n+1)フレームの液晶の透過率の階調換算値「170」と、(n+1)フレームの入力映像信号の階調値「200」とから、階調値170から階調値「200」へ変化する時の補正信号の値「40」をルックアップテーブル102bから得る(I)。従来の方式では、フレームメモリに階調値「200」が記録されているため、(n+1)フレームでの入力映像信号の階調値「200」への変化は無しとなる。そのため、補正信号の値は「0」になる。
補正信号加算回路103は、出力映像信号として、階調値「240」(=(n+1)フレームの入力映像信号の階調値「200」+補正信号の値「40」)を液晶表示部104に出力する(J)。
(n+1)フレームの予測値170と(n+1)フレームの出力映像信号の階調値「240」とから、次の(n+2)フレームの液晶の透過率の階調換算値「180」を次フレーム予測テーブル201bから得る(K)。
次の(n+2)フレームの入力映像信号の階調値は、変化せず「200」のままである(L)。
(n+2)フレームの液晶の透過率の階調換算値「180」と(n+2)フレームの入力映像信号の階調値「200」との差は基準値「10」より大きいため、セレクタ202は、予測値「180」を選択し、フレームメモリ101に記録する(M)。従来の方式ではここで「200」が記録される。
フレームメモリ101に記録された階調換算値「180」と、(n+2)フレームの入力映像信号の階調値「200」とから、階調換算値「180」から階調値「200」へ変化する時の補正信号の値「30」をルックアップテーブル102cより得る(N)。従来の方式では、フレームメモリには階調値「200」が記録されているため、(n+1)フレームでの入力映像信号の階調値「200」への変化は無しとなり、補正信号の値は「0」である。
補正信号加算回路103は、(n+2)フレームの出力映像信号として、階調値「230」(=入力映像信号の階調値「200」+補正信号の値「30」)を液晶表示部104に出力する(O)。
(n+2)フレームの出力映像信号の階調値「230」と、(n+2)フレームの液晶の透過率の階調換算値「180」とから、次の(n+3)フレームの液晶の透過率の階調換算値「190」を次フレーム予測テーブル201cより得る(P)。
次の(n+3)フレームの入力映像信号の階調値は変化せず「200」のままである(Q)。
(n+3)フレームの液晶の透過率の階調換算値「190」と(n+3)フレームの入力映像信号の階調値「200」との差は基準値「10」以内に達しているので、セレクタ202は入力映像信号の階調値「200」を選択して、フレームメモリ101に記録する。
(n+3)フレームにおいて、フレームメモリ101に記録された階調換算値「200」から(n+3)フレームの入力映像信号の階調値「200」へ変化は無しになるため、ルックアップテーブル102より得られる補正信号の値は「0」になる。補正信号加算回路103は、入力映像信号をそのまま出力映像信号として、液晶表示部104に出力する。
以上のように、nフレームにおいて、入力映像信号の階調値が「150」から「200」に一回変化した場合、次フレーム予測テーブル102を用いて、nフレーム以降の複数のフレームに渡って、入力映像信号に補正信号を付加する。すなわち、液晶表示部104の階調換算値が、入力映像信号の階調値と同じ「200」に近づくまで、補正信号を生成できる。これにより、液晶表示部104の液晶応答を改善できる。次フレーム予測テーブル102は、液晶表示部104の液晶の透過率を実際に測定して予め生成したテーブルであるため、図4(e)に示す液晶応答の階調値は、次フレーム予測テーブル201a、201b、201cから得られる値に等しい。次フレーム予測テーブル102を用いることにより、液晶の実際の応答に応じた出力映像信号を生成できる。よって、液晶表示部104の応答速度を早めることができる。
[入力映像信号の階調値が下がる場合における出力映像信号の補正]
図5に、入力映像信号の階調値が下がる場合における出力映像信号の具体的な補正方法を示す。
図5(a)は、本実施形態の液晶表示装置に入力される入力映像信号の階調値を示し、横軸は時間、縦軸は階調値を示す。
図5(b)は、ルックアップテーブル102a’、102b’及び102c’を示す。ルックアップテーブル102a’、102b’、102c’は、図1のルックアップテーブル102に示す一つのテーブルである。横軸は前フレームの入力映像信号の階調値を示し、縦軸は現フレームの入力映像信号の階調値を示す。
図5(c)は、液晶表示部104に入力される出力映像信号の階調値を示し、横軸は時間、縦軸は階調値を示す。
図5(d)は、次フレーム予測テーブル201a’、201b’及び201c’を示す。次フレーム予測テーブル201a’、201b’、201c’は、図1及び図2(c)に示す一つの次フレーム予測テーブル201である。
図5(e)は、液晶表示部104の液晶応答を示す液晶の透過率を階調値に換算した波形を示し、横軸は時間、縦軸は階調値を示す。
図5(a)〜(e)において、セレクタ202は次フレーム予測テーブル201の液晶表示部104の透過率の階調換算値と入力映像信号の階調値との差が基準値「10」より大きければ、次フレーム予測テーブル201の階調換算値を選択し、差が基準値「10」以下であれば入力映像信号の階調値を選択する。
図5(a)において、(n−1)フレームの入力映像信号の階調値は150であり(A’)、次のnフレームの入力映像信号の階調値は「100」である(B’)。これは更に次の(n+1)フレームで液晶表示部104の液晶の透過率の階調換算値が階調値に到達していることを期待する目標値となっている。フレームメモリ101には、(n−1)フレームの入力映像信号の階調値又はnフレーム開始時点での液晶応答の階調換算値が記録されており、値は「150」である(C’)。
フレームメモリ101の階調値「150」(C’)から入力映像信号の階調値「100」(B’)に変化すると、ルックアップテーブル102a’から補正信号の値「−50」を得る(D’)。
補正信号加算回路103は、nフレームの出力映像信号として、階調値「50」(=入力映像信号の階調値「100」−補正信号の値「50」)を液晶表示部104に出力する(E’)。
フレームメモリ101の階調値「150」と、nフレームの出力映像信号の階調値「50」とから、次の(n+1)フレームの液晶の透過率の階調換算値「120」を次フレーム予測テーブル201a’より得る(F’)。
次の(n+1)フレームの入力映像信号の階調値は、変化せず「100」のままである(G’)。
(n+1)フレームの液晶の透過率の階調換算値「120」と(n+1)フレームの入力映像信号の階調値「100」との差が基準値「10」より大きいため、セレクタ202は次フレーム予測テーブル201aの予測値「120」を選択し、フレームメモリ101に記録する(H’)。従来の方式では、ここで100が記録される。
フレームメモリ101に記録された(n+1)フレームの液晶応答の階調換算値「120」と、(n+1)フレームの入力映像信号の階調値「100」とから、階調値「120」から階調値「100」へ変化する時の補正信号の値「−30」をルックアップテーブル102b’から得る(I’)。従来の方式では、フレームメモリに階調値「100」が記録されているため、(n+1)フレームでの入力映像信号の階調値「100」への変化は無しとなる。そのため、補正信号の値は「0」になる。
補正信号加算回路103は、出力映像信号として、階調値「70」(=(n+1)フレームの入力映像信号の階調値「100」−補正信号の値「30」)を液晶表示部104に出力する(J’)。
(n+1)フレームの階調換算値「120」と(n+1)フレームの出力映像信号の階調値「70」とから、次の(n+2)フレームの液晶の透過率の階調換算値115を次フレーム予測テーブル201b’から得る(K’)。
次の(n+2)フレームの入力映像信号の階調値は、変化せず「100」のままである(L’)。
(n+2)フレームの液晶の透過率の階調換算値「115」と(n+2)フレームの入力映像信号の階調値「100」との差は基準値「10」より大きいため、セレクタ202は、階調換算値「115」を選択し、フレームメモリ101に記録する(M’)。従来の方式ではここで「100」が記録される。
フレームメモリ101に記録された階調換算値「115」と、(n+2)フレームの入力映像信号の階調値「100」とから、階調換算値「115」から階調値「100」へ変化する時の補正信号の値「−20」をルックアップテーブル102c’より得る(N’)。従来の方式では、フレームメモリには階調値「100」が記録されているため、(n+1)フレームでの入力映像信号の階調値「100」への変化は無しとなり、補正信号の値は「0」である。
補正信号加算回路103は、(n+2)フレームの出力映像信号として、階調値「80」(=入力映像信号の階調値「100」−補正信号の値「20」)を液晶表示部104に出力する(O’)。
(n+2)フレームの出力映像信号の階調値「80」と、(n+2)フレームの液晶応答の予測値「115」とから、次の(n+3)フレームの液晶応答の予測値「110」を次フレーム予測テーブル201c’より得る(P’)。
次の(n+3)フレームの入力映像信号の階調値は変化せず「100」のままである(Q’)。
(n+3)フレームの液晶応答の階調換算値「110」と(n+3)フレームの入力映像信号の階調値「100」との差は基準値「10」以内に達しているので、セレクタ202は入力映像信号の階調値「100」を選択して、フレームメモリ101に記録する。
(n+3)フレームにおいて、フレームメモリ101に記録された階調値「100」から(n+3)フレームの入力映像信号の階調値「100」へ変化は無しになるため、ルックアップテーブル102より得られる補正信号の値は「0」になる。補正信号加算回路103は、入力映像信号をそのまま出力映像信号として、液晶表示部104に出力する。
以上のように、nフレームにおいて、入力映像信号の階調値が「150」から「100」に一回変化した場合、次フレーム予測テーブル102を用いて、nフレーム以降の複数のフレームに渡って、入力映像信号に補正信号を付加する。すなわち、液晶表示部104の階調換算値が、入力映像信号の階調値と同じ「100」に近づくまで、補正信号を生成し続けることができる。これにより、液晶表示部104の液晶応答を改善できる。次フレーム予測テーブル102は、液晶表示部104の液晶の透過率を実際に測定して予め生成したテーブルであるため、図5(e)に示す液晶応答の階調値は、次フレーム予測テーブル201から得られる値に等しい。次フレーム予測テーブル102を用いることにより、液晶応答に応じた出力映像信号を生成できる。よって、液晶表示部104の応答速度を早めることができる。
なお、本実施形態においては、セレクタ202による基準値を「10」として、次フレ−ム予測テーブル201の出力と入力映像信号の階調値との差の絶対値が「10」以内なら、入力映像信号の階調値をフレームメモリ101に格納し、「10」より大きい場合に次フレーム予測テーブル201の予測値をフレームメモリ101に格納するようにしたが、この基準値は「10」に限らない。
また、本実施形態において、入力映像信号と出力映像信号は8ビットのデジタル信号である場合を示したが、ビット数は8ビットに限定されない。
以上のように、本実施形態によれば、次フレーム予測テーブル201の階調換算値と入力映像信号の階調値との差が基準値以内に収まるまでの間、セレクタ202が次フレーム予測テーブル201の階調換算値を選択してフレームメモリ101に出力することにより、ルックアップテーブル102から補正信号を出力するときに、フレームメモリ101に格納された次フレーム予測テーブル201の階調換算値を用いることができる。これにより、入力映像信号の階調値が変化した後、次フレーム予測テーブル201の階調換算値と入力映像信号の階調値との差が基準値以内に収まるまでの複数のフレームにおいて、次フレーム予測テーブル201の階調換算値と入力映像信号の階調値との差に基づく補正信号をルックアップテーブル102から出力し続けることができる。すなわち、複数のフレームに渡って出力映像信号を補正し続けることができるようになるため、液晶表示部104の透過率の階調換算値は入力映像信号の階調値に近づいていく。このように、本実施形態によれば、セレクタ202が次フレーム予測テーブル201の階調換算値をフレームメモリ101に格納することにより、液晶が応答するまでの間、出力映像信号を補正し続けることができ、その結果、液晶の応答を改善できる。
また、次フレーム予測テーブル201は、次フレームにおいて液晶表示部104が到達すると予測される透過率の階調換算値を格納しているため、現フレームから次フレームに切り替わったときに、ルックアップテーブル102は次フレームの実際の入力映像信号と、次フレーム予測テーブル201から得られる予測値とにより、次フレームの出力映像信号のための補正信号を生成できる。さらに、次フレーム予測テーブル201は、液晶表示部104の液晶応答である透過率を予め実測することにより、生成しているため、次フレーム予測テーブル201から得られる予測値は、実際の液晶応答にほぼ等しい。よって、本実施形態の次フレーム予測テーブル201を用いることにより、液晶表示部104に最も適した補正信号の値をルックアップテーブル102から得ることができる。よって、本実施形態の液晶表示装置は、液晶表示部104の応答速度を速くすることができる。
[レベル設定回路]
図6に本実施形態の液晶表示装置の他の構成例を示す。図6に示すように、本実施形態の液晶表示装置は、スイッチ212を切り替えるための基準値を設定するレベル設定回路301を更に有しても良い。レベル設定回路301を有することにより、セレクタ202で使用される基準値を外部から任意の値に設定することができる。
[温度検出回路]
図7に本実施形態の液晶表示装置のさらに他の構成例を示す。図7に示すように、本実施形態の液晶表示装置は、液晶表示部104の温度を測定する温度検出回路204をさらに備えても良い。この場合、セレクタ202は、温度検出回路204により測定された液晶表示部104の温度に基づいて、スイッチ212を切り替える。例えば、温度検出回路204が検出した表面温度が予め定めた値以下であれば、次フレーム予測テーブル201の値を選択し、予め定めた値より大きければ入力映像信号を選択してフレームメモリ101に出力するように、スイッチ212を切り替える。また、温度を判定する基準値を外部から任意の値に設定できるようにして、温度が基準値を超えているかどうかに基づいてスイッチ212を切り替えても良い。
《実施形態2》
[液晶表示装置の構成]
図8に、本発明の実施形態2における液晶表示装置を示す。図8において、図1と同じ構成要素については同じ符号を用いている。
本実施形態の液晶表示装置は、実施形態1の図1に示す構成に加え、液晶表示部104の表面温度を検出する温度検出回路204と、複数の次フレーム予測テーブル2011と、温度検出回路204の結果に基づいて、複数の次フレーム予測テーブル2011のいずれかを選択して、選択した次フレーム予測テーブル2011から得られる液晶表示部104の透過率の階調換算値を出力するセレクタ203と、を更に有する。
複数の次フレーム予測テーブル2011は、図1に示す次フレーム予測テーブル201と同様に、フレームメモリ101で保持した映像信号と補正信号加算回路103から出力される出力映像信号とに基づいて、次フレームにおける液晶表示部104の液晶応答の透過率を階調値に換算した予測値を格納したテーブルである。但し、本実施形態の複数の次フレーム予測テーブル2011は、温度に応じて異なる予測値をそれぞれ格納している。複数のフレーム予測テーブル2011は、温度に応じた液晶の透過率を実測することにより予め生成される。
本実施形態において、フレームメモリ101が保持する前フレームの入力映像信号の階調値又は次フレーム予測テーブル2011の階調換算値と、補正信号加算回路103から出力される現フレームの出力映像信号の階調値は、複数の次フレーム予測テーブル2011に入力される。
セレクタ203は温度検出回路204の結果に基づいて、複数の次フレーム予測テーブル2011のいずれかを選択し、得られた液晶表示部104の透過率の階調換算値をセレクタ202に出力する。セレクタ202は、入力映像信号とセレクタ203から出力された透過率の階調換算値とのいずれかを選択してフレームメモリ101に出力する。
[複数の次フレーム予測テーブルを用いた場合における出力映像信号の補正]
図9(a)に、本実施形態における入力映像信号の波形を示し、図9(b)(c)(d)に、本実施形態における出力映像信号の波形を示す。図9(b)(c)(d)はそれぞれ、液晶表示部104の表面温度が常温、0度、−10度のときの出力映像信号の波形と、液晶表示部104の液晶応答、すなわち次フレーム予測テーブル2011の液晶の透過率の階調換算値を示している。
図9(a)〜(d)において、入力映像信号と液晶表示部104に出力される出力映像信号は、8ビットのデジタル信号であり、その階調値は「0」から「255」の値となる。
図9(a)において、液晶表示装置に入力される(n−1)フレームの入力映像信号の階調値は150であり、次のnフレームの入力映像信号の階調値は「200」である。(n+1)フレームから(n+4)フレームまで、階調値「200」が続く。(n−1)フレームの出力映像信号は150である。nフレーム開始時点での液晶の透過率の階調換算値は「150」とする。
図8に示すセレクタ203は、温度検出回路204により検出された液晶表示部104の温度が常温(例えば、25度)のときに図9(b)、0度のときに図9(c)、−10度のときに図9(d)のそれぞれに示す特性を有する次フレーム予測テーブル2011を選択する。
図9(b)に示すように液晶表示部104の表面温度が常温のとき、フレームメモリ101に記録されたnフレームに相当する階調値「150」からnフレームの入力映像信号の階調値「200」に変化する時の補正信号の値「+50」をルックアップテーブル102より得る。補正信号加算回路103は、nフレームの出力映像信号として、階調値「250」(=入力映像信号の階調値「200」+補正信号の値「50」)を液晶表示部104に出力する。
nフレーム開始時点での液晶応答の階調換算値150とnフレームの出力映像信号の階調値「250」とに基づいて、常温用の次フレーム予測テーブル2011から(n+1)フレーム開始時点での液晶応答の予測値「200」を得る。
次の(n+1)フレームの入力映像信号の階調値は変化せず「200」のままである。フレームメモリ101に記録された(n+1)フレームの液晶応答の予測値「200」から入力映像信号の階調値「200」へ変化は無しになるので、ルックアップテーブル102から得られる補正信号の値は「0」になる。よって、補正信号加算回路103は、入力映像信号をそのまま出力映像信号として液晶表示部104に出力する。
このように、液晶表示部104の温度が常温の場合、nフレームの入力映像信号のみに補正がかかり、(n+1)フレームでは目標とする入力映像信号への応答が完了する。
図9(c)に示すように液晶表示部104の表面温度が0度のとき、フレームメモリ101に記録されたnフレームに相当する階調値「150」からnフレームの入力映像信号「200」に変化する時の補正信号の値「+50」をルックアップテーブル102より得る。補正信号加算回路103は、nフレームの出力映像信号として、階調値「250」(=入力映像信号の階調値「200」+補正信号の値「50」)を液晶表示部104に出力する。
nフレーム開始時点での液晶応答の階調換算値150とnフレームの出力映像信号の階調値「250」とに基づいて、0度用の次フレーム予測テーブル2011から(n+1)フレーム開始時点での液晶応答の予測値「180」を得る。
次の(n+1)フレームの入力映像信号の階調値は変化せず「200」のままである。フレームメモリ101に記録された(n+1)フレームの液晶応答の予測値「180」から入力映像信号の階調値「200」に変化することになるので、ルックアップテーブル102から補正信号の値「+30」を得る。補正信号加算回路103は、(n+1)フレームの出力映像信号として、階調値「230」(=入力映像信号の階調値「200」+補正信号の値「30」)を液晶表示部104に出力する。
フレームメモリ101に記録された(n+1)フレーム開始時点での液晶応答の階調換算値「180」と(n+1)フレームの出力映像信号の階調値「230」とに基づいて、0度用の次フレーム予測テーブル2011から、(n+2)フレーム開始時点での液晶応答の階調換算値「190」を得る。
次の(n+2)フレームの入力映像信号の階調値は変化せず「200」のままである。換算値「190」と入力映像信号の階調値「200」との差は基準値「10」以内になるので、セレクタ202は入力映像信号を選択してフレームメモリ101に「200」を記録する。フレームメモリ101に記録された階調値「200」から、入力映像信号の階調値「200」への変化は無しになるので、ルックアップテーブル102から補正信号の値「0」を得る。補正信号加算回路103は、(n+2)フレームの出力映像信号として、階調値「200」(=入力映像信号の階調値「200」+補正信号の値「0」)を出力する。
このように、液晶表示部104の温度が0度の場合、nフレームと(n+1)フレームの入力映像信号に補正がかかり、(n+2)フレームでは目標とする入力映像信号への応答がほぼ完了する。
図9(d)に示すように液晶表示部104の表面温度が−10度のとき、フレームメモリ101に記録されたnフレームに相当する階調値「150」からnフレームの入力映像信号「200」に変化する時の補正信号の値「+50」をルックアップテーブル102より得る。補正信号加算回路103は、nフレームの出力映像信号として、階調値「250」(=入力映像信号の階調値「200」+補正信号の値「50」)を出力する。
nフレーム開始時点での液晶応答の予測値150とnフレームの出力映像信号の階調値「250」とに基づいて、−10度用の次フレーム予測テーブル2011から(n+1)フレーム開始時点での液晶応答の階調換算値「160」を得る。
次の(n+1)フレームの入力映像信号の階調値は変化せず「200」のままである。フレームメモリ101に記録された(n+1)フレームの液晶応答の階調換算値160から入力映像信号の階調値「200」に変化することになるので、ルックアップテーブル102から補正信号の値「+40」を得る。補正信号加算回路103は、(n+1)フレームの出力映像信号として、階調値「240」(=入力映像信号の階調値「200」+補正信号の値「40」)を液晶表示部104に出力する。
フレームメモリ101に記録された(n+1)フレーム開始時点での液晶応答の階調換算値「160」と(n+1)フレームの出力映像信号の階調値「240」とに基づいて、−10度用の次フレーム予測テーブル2011から(n+2)フレーム開始時点での液晶応答の階調換算値「170」を得る。
次の(n+2)フレームの入力映像信号の階調値は変化せず「200」のままである。フレームメモリ101に記録された(n+2)フレームの液晶応答の階調換算値「170」から入力映像信号の階調値「200」に変化することになるので、ルックアップテーブル102より補正信号の値「+30」を得る。補正信号加算回路103は、(n+2)フレームの出力映像信号として、階調値「230」(=入力映像信号の階調値「200」+補正信号の値「30」)を出力する。
(n+2)フレーム開始時点での液晶応答の予測値「170」と(n+2)フレームの出力映像信号の階調値「230」とに基づいて、−10度用の次フレーム予測テーブル2011から(n+3)フレーム開始時点での液晶応答の予測値「180」を得る。
次の(n+3)フレームの入力映像信号の階調値は変化せず「200」のままである。フレームメモリ101に記録された(n+3)フレームの液晶応答の階調換算値「180」から入力映像信号の階調値「200」に変化することになるので、ルックアップテーブル102より補正信号の値「+20」を得る。補正信号加算回路103は、(n+3)フレームの出力映像信号として、階調値「220」(=入力映像信号の階調値「200」+補正信号の値「20」)を出力する。
(n+3)フレーム開始時点での液晶応答の階調換算値「180」と(n+3)フレームの出力映像信号の階調値220とに基づいて、−10度用の次フレーム予測テーブル2011から(n+4)フレーム開始時点での液晶応答の階調換算値「190」を得る。
次の(n+4)フレームの入力映像信号の階調値は変化せず「200」のままである。(n+4)フレームの階調換算値「190」と(n+4)フレームの入力映像信号の階調値「200」との差は基準値「10」以内になるので、セレクタ202は入力映像信号を選択してフレームメモリ101に「200」を記録する。フレームメモリ101に記録された階調値「200」から入力映像信号の階調値「200」へ変化は無しになるので、ルックアップテーブル102より補正信号の値「0」を得る。補正信号加算回路103は、(n+4)フレームの出力映像信号として、階調値「200」(=入力映像信号の階調値「200」+補正信号の値「0」)を出力する。
このように、液晶表示部104の温度が−10度の場合、nから(n+3)フレームの入力映像信号に補正がかかり、(n+4)フレームでは目標とする入力映像信号への応答がほぼ完了する。
液晶表示部104の液晶応答は温度に応じて変わるため、温度に応じた複数の次フレーム予測テーブル2011を使用することにより、入力映像信号に適切な補正をすることができる。液晶表示部104の温度に応じて階調換算値を切り替えることにより、例えば0度以下の低温下のように液晶の応答時間が非常に長くなる場合でも、液晶表示部104の透過率の階調換算値を入力映像信号の階調値に近づけることができ、液晶応答を改善することができる。
《実施形態3》
[液晶表示装置の構成]
図10に、本発明の実施形態3における液晶表示装置を示す。本実施形態の液晶表示装置は、実施形態2の図8に示す構成に加え、映像信号のビットを削減して出力するビット削減回路401a、401b、401cと階調値を補間する複数の内挿回路402a、402bとをさらに有する。図10において、図8と同じ構成要素については同じ番号を用いている。
ビット削減回路401aは、フレームメモリ101の出力とルックアップテーブル102の入力との間に接続される。ビット削減回路401bは、入力映像信号を入力する入力端子とルックアップテーブル102との間に接続される。ビット削減回路401cは、補正信号加算回路103の出力と次フレーム予測テーブル2011の入力との間に接続される。
内挿回路402aは、ルックアップテーブル102の出力と補正信号加算回路103の入力との間に接続される。内挿回路402bは、セレクタ203とセレクタ202との間に接続される。
このように、ビット削減回路401aを通して、フレームメモリ101からの映像信号をルックアップテーブル102に入力し、ビット削減回路401bを通して、入力映像信号をルックアップテーブル102に入力することにより、ルックアップテーブル102に入力される入力映像信号のビット数は削減する。ルックアップテーブル102は、削減されたビット数の入力映像信号に基づいて、とびとびの階調値に対する補正信号を出力する。内挿回路402aは、補正信号を内挿することにより、ルックアップテーブル102から出力されるとびとびの階調値に対する補正信号から、全ての階調値に対応した補正信号を生成する機能を有する。内挿回路402aは、とびとびの階調値に対する補正信号を所望の階調値の補正信号に変換して、補正信号加算回路103に出力する。このように、ルックアップテーブル102から出力される補正信号を、補正信号を内挿する内挿回路402a通して、補正信号加算回路103へ入力することにより、ルックアップテーブル102の容量を削減することができる。
更に、ビット削減回路401cを通して、補正信号加算回路103から出力映像信号を次フレーム予測テーブル2011に入力することにより、次フレーム予測テーブル2011に入力される入力映像信号のビット数を削減する。次フレーム予測テーブル2011は、削減されたビット数の出力映像信号に基づいて、とびとびの階調値に対する予測値を出力する。内挿回路402bは、予測値を内挿することにより、セレクタ203を介して出力されるとびとびの階調値に対する予測値から、全ての階調値に対応する予測値を生成する機能を有する。内挿回路402bは、とびとびの階調値に対する予測値を所望の予測値に変換し、セレクタ202に出力する。このように、次フレーム予測テーブル2011から出力される予測値を、予測値を内挿する内挿回路402bを通して、セレクタ202に入力することにより、次フレーム予測テーブル2011の容量を削減することができる。
本発明の液晶表示装置は液晶の応答を改善するという効果が得られ、映像信号を表示する装置に有用である。
本発明の実施形態1における液晶表示装置の構成を示すブロック図 (a)は出力映像信号の波形図、(b)は液晶応答の波形図、(c)は次フレーム予測テーブル201を2次元で模式的に示す図 本発明の実施形態1における液晶表示方法を示すフローチャート 入力映像信号の階調値が上がる場合における出力映像信号の具体的な補正方法を示す図であって、(a)は入力映像信号の階調値を示す図、(b)はルックアップテーブルを示す図、(c)は出力映像信号の階調値を示す図、(d)は次フレーム予測テーブルを示す図、(e)は液晶応答の階調換算値を示す図 入力映像信号の階調値が下がる場合における出力映像信号の具体的な補正方法を示す図であって、(a)は入力映像信号の階調値を示す図、(b)はルックアップテーブルを示す図、(c)は出力映像信号の階調値を示す図、(d)は次フレーム予測テーブルを示す図、(e)は液晶応答の階調換算値を示す図 本発明の実施形態1における液晶表示装置の他の構成を示すブロック図 本発明の実施形態1における液晶表示装置の他の構成を示すブロック図 本発明の実施形態2における液晶表示装置の構成を示すブロック図 (a)は入力映像信号の階調値を示す図、(b)から(d)は出力映像信号の階調値と液晶応答の階調換算値とを示す図であって、(b)は液晶表示部の表面温度が常温、(c)は液晶表示部の表面温度が0度、(d)は液晶表示部の表面温度が−10度のときを示す。 本発明の実施形態3における液晶表示装置の構成を示すブロック図 従来の液晶表示装置の構成を示すブロック図 従来の液晶表示装置における、(a)は入力映像信号、(b)は理想の補正量に基づく出力映像信号、(c)は実際の出力映像信号、(d)は液晶の実際の応答の階調値を示す。
符号の説明
101 フレームメモリ
102 ルックアップテーブル
103 補正信号加算回路
104 液晶表示部
201、2011 次フレーム予測テーブル
202 セレクタ
203 セレクタ
204 温度検出回路
212 スイッチ
301 レベル設定回路
401a、401b、401c ビット削減回路
402a、402b 内挿回路
501 オーバーフロー検出回路
502 リミッタ
503 オーバーフロー用ルックアップテーブル
504 減算回路

Claims (7)

  1. 1フレーム分の入力した映像信号を保持し、遅延させて出力するフレームメモリと、
    現フレームの入力映像信号を前記フレームメモリに保持された映像信号に基づいて補正することにより、現フレームの出力映像信号を生成する出力映像信号補正手段と、
    前記出力映像信号を表示する液晶表示部と、
    前記出力映像信号と前記フレームメモリに保持された映像信号とから、次フレームの前記液晶表示部の液晶応答の予測値を出力する次フレーム予測テーブルと、
    前記予測値と次フレームの入力映像信号とのいずれかを選択して、前記フレームメモリに出力するセレクタと、
    を有する液晶表示装置。
  2. 前記セレクタは、次フレームの前記入力映像信号と前記次フレーム予測テーブルから出力される前記予測値とを比較して、前記入力映像信号と前記予測値との差が所定値以内であれば前記入力映像信号を選択し、その差が前記所定値より大きければ前記予測値を選択して出力する請求項1に記載の液晶表示装置。
  3. 前記液晶表示部の表面温度を検出する温度検出回路をさらに有し、
    前記セレクタは、前記温度検出回路が検出した表面温度が所定値以下であれば、前記予測値を選択し、前記所定値より大きければ前記入力映像信号を選択する請求項1に記載の液晶表示装置。
  4. 前記液晶表示部の温度に応じて生成された複数の前記次フレーム予測テーブルと、
    前記液晶表示部の表面温度を検出する温度検出回路と、
    前記温度検出回路が検出した表面温度に応じて、前記複数の次フレーム予測テーブルのいずれかを選択するセレクタと、
    をさらに有する請求項1に記載の液晶表示装置。
  5. 前記出力映像信号補正手段は、
    現フレームの入力映像信号と前記フレームメモリに保持された映像信号とに基づいて、前記現フレームの入力映像信号を補正する補正信号を出力するルックアップテーブルと、
    前記現フレームの入力映像信号と前記補正信号とを加算することにより、現フレームの出力映像信号を生成して出力する補正信号加算回路と、
    を有し、
    前記液晶表示装置は、
    前記ルックアップテーブルの入力と、前記次フレーム予測テーブルの入力にそれぞれ設けられた、映像信号のビットを削減するビット削減回路と、
    前記ルックアップテーブルの出力と、前記次フレーム予測テーブルの出力とにそれぞれ設けられた、階調値を内挿する内挿回路と、
    をさらに有する請求項1から請求項4のいずれかの請求項に記載の液晶表示装置。
  6. 前記次フレーム予測テーブルは、全ての前記出力映像信号の階調値に対して、次フレームの開始時点での前記液晶表示部の応答を実測し、その実測結果を出力映像信号の階調値に換算して生成したテーブルであることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
  7. ある階調から他の階調に変化する出力映像信号に対して1フレーム後の液晶の応答を実測し、前フレームの出力映像信号と現フレームの出力映像信号とをパラメータとして、その実測結果を出力映像信号の階調値に換算することにより生成された次フレーム予測テーブルを用いる液晶表示方法であって、
    前フレームの出力映像信号、又は前フレームの出力映像信号を用いて前記次フレーム予測テーブルから得た現フレームの液晶の応答に対する階調値のいずれかと、現フレームの出力映像信号とをパラメータとして、前記次フレーム予測テーブルから次フレームの液晶の応答に対応する階調値を得るステップと、
    前記次フレームの液晶の応答に対応する階調値と次フレームの入力映像信号との差に基づいて、次フレームの入力映像信号を補正することにより、次フレームの出力映像信号を生成するステップと、
    を有する液晶表示方法。

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