JP2008002369A - 密閉型圧縮機 - Google Patents

密閉型圧縮機 Download PDF

Info

Publication number
JP2008002369A
JP2008002369A JP2006173350A JP2006173350A JP2008002369A JP 2008002369 A JP2008002369 A JP 2008002369A JP 2006173350 A JP2006173350 A JP 2006173350A JP 2006173350 A JP2006173350 A JP 2006173350A JP 2008002369 A JP2008002369 A JP 2008002369A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft portion
oil supply
eccentric shaft
hermetic compressor
eccentric
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006173350A
Other languages
English (en)
Inventor
Kosuke Tsuboi
康祐 坪井
Hiroki Torimasu
宏樹 取枡
Kiwamu Watabe
究 渡部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2006173350A priority Critical patent/JP2008002369A/ja
Publication of JP2008002369A publication Critical patent/JP2008002369A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Compressor (AREA)

Abstract

【課題】密閉型圧縮機の摺動部の小径化を可能にし損失を抑制し、高効率化を図る。
【解決手段】シャフト111に、下端が潤滑油102に連通し、シャフト111の偏心軸部112に連通する第一給油経路130を形成するとともに、一端146が大端部140を介して第一給油経路130と連通し、他端147が副軸受117方向に開口する第二給油経路148を設けたもので、第二給油経路148を通って副軸受117などの偏心軸部112より上部へ潤滑油102を供給することで、シャフト111内部に偏心軸部112を貫通し副軸部113まで到達する給油経路を形成しなくてもよく、主軸部114や偏心軸部112や副軸部113の径を小径化できるので、摺動損失が低減され、効率の良い密閉型圧縮機を提供することができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、冷凍冷蔵庫等の冷凍サイクルに用いられる密閉型圧縮機に関するものである。
近年、地球環境保護の観点から信頼性が高く、高効率な密閉型圧縮機の開発が進められている。従来の密閉型圧縮機としては、潤滑油を供給する経路を工夫して、高効率化を図ったものがある(例えば、特許文献1参照)。
図5は従来技術の密閉型圧縮機の縦断面図である。
図5において、密閉容器1は底部に潤滑油2を貯溜すると共に固定子3と回転子4とからなる電動要素5およびこれによって駆動される圧縮要素6が備えられており、冷媒ガス7で満たされている。
圧縮要素6は、回転子4を圧入固定した主軸部11と、主軸部11に対し偏心して形成された偏心部12と、主軸部11と同軸に設けられた副軸部13を備えたシャフト14と、略円筒形の圧縮室15と、主軸部11を軸支する主軸受16を備え、上方に副軸部13を軸支する副軸受17が固定されたシリンダブロック18と、圧縮室15に往復摺動自在に挿入されたピストン19と、ピストン19と偏心部12との間を連結する連結手段20を備えている。
連結手段20は偏心部12と遊嵌された大端部21と、ピストンピン22と遊嵌された小端部23と、大端部21と小端部23を接続する連結棒24を備え、連結棒24の内部には揺動給油孔25が形成されている。
シャフト14の主軸部11の内部には同芯ポンプ30が設けられ一端が潤滑油2中に開口し、他端が縦孔部31と連通している。縦孔部31は、シャフト14の上端部へ連通し、主軸部11で主軸受16の内周面に連通する主軸横孔32と、偏心部12で大端部21を介して揺動給油孔25と連通する偏心横孔33と、副軸部13で副軸受17と連通する副軸横孔34とに分岐している。
以上のように構成された圧縮機について、以下その動作を説明する。
密閉容器1に収容された電動要素5の回転子4の回転に伴ってシャフト14は回転駆動され、シャフト14の偏心部12の回転運動が連結手段20を介してピストン19に伝わることで、ピストン19はシリンダブロック18の圧縮室15内を往復運動する。それにより、冷媒ガス7は冷却システム(図示せず)から圧縮室15内へ吸入、圧縮された後、再び冷却システムへと吐出される。
また、シャフト14の回転により、同芯ポンプ30内の潤滑油2は遠心力により上方へと汲み上げられ、縦孔部31に流入され、主軸横孔32、偏心横孔33、副軸横孔34で分岐して各摺動部へと順に導かれ、これらを潤滑する。また、偏心横孔33から排出された潤滑油2は揺動給油孔25を通って小端部23へと供給され、小端部23とピストンピン22の潤滑を行う。縦孔部31上端で潤滑油2は密閉容器1へと投射を行う。
特開昭61−118571号公報
しかしながら上記従来の構成では、縦孔部31を用いて副軸部13に給油するためには縦孔部31が主軸部11と偏心部12と副軸部13とを貫通することが前提となる。その結果、主軸部11や偏心部12や副軸部13の径を小さく設定することが難しいため、摺動部で発生する損失を低減できない可能性があるという課題を有していた。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、効率の良い信頼性が高い密閉型圧縮機を提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために本発明の密閉型圧縮機は、シャフトに、下端が潤滑油に連通しシャフトの偏心軸部に連通する第一給油経路を形成するとともに、一端が大端部を介して第一給油経路と連通し、他端が密閉容器内で副軸受方向に開口する第二給油経路を設けたもので、シャフト内部に偏心軸部を貫通し副軸部まで到達する給油経路を形成しなくてもよく、主軸部や偏心軸部や副軸部の径を小径化できるという作用を有する。
本発明の密閉型圧縮機は、主軸部や偏心軸部や副軸部の径を小径化できるので、主軸部や偏心軸部や副軸部で発生する摺動損失を低減でき、効率の良い圧縮機を提供することができる。
請求項1に記載の発明は密閉容器内に潤滑油を貯溜するとともに電動要素と前記電動要素によって駆動される圧縮要素を収容し、前記圧縮要素は偏心軸部と前記偏心軸部を挟んで上下に同軸状に設けた副軸部および主軸部とを有したシャフトと、圧縮室を備えたブロックと、前記主軸部を軸支する主軸受と、前記副軸部を軸支する副軸受と、前記圧縮室内で往復運動するピストンと、前記偏心軸部に嵌合される大端部を有し前記ピストンと前記偏心軸部とを連結する連結手段とを備えており、前記シャフトに、下端が前記潤滑油に連通し前記シャフトの前記偏心軸部に連通する第一給油経路を形成するとともに、一端が前記大端部を介して前記第一給油経路と連通し、他端が前記密閉容器内で前記副軸受方向に開口する第二給油経路を設けたもので、シャフト内部に偏心軸部を貫通し副軸部まで到達する給油経路を形成しなくてもよく、主軸部や偏心軸部や副軸部の径を小径化できるので、主軸部や偏心軸部や副軸部で発生する摺動損失を低減でき、効率の良い圧縮機を提供することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、副軸受の、第二給油経路の副軸受方向に開口する他端から散布される潤滑油を受ける位置にオイル溜め部を形成するとともに、前記オイル溜め部と副軸部とを連通する給油孔を設けたもので、請求項1に記載の発明の効果に加えてさらに、オイル溜め部が、他端から散布される潤滑油を受けて、溜めて、副軸部に給油孔から潤滑油を安定的に供給するので、更に信頼性を高くすることができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、第二給油経路は、他端に向かって断面積が小さくなるように形成したもので、請求項1に記載の発明の効果に加えてさらに、潤滑油の散布方向を制御できるので、更に多くの潤滑油を副軸部に供給するので、信頼性を高くすることができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、第二給油経路は大端部に固定された細管で形成したもので、請求項1に記載の発明の効果に加えてさらに、あらかじめ細管で形状を作ってから組み立てることができ、製造が容易にでき、生産性を高めることができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、大端部の反圧縮室側の内周面に、第二給油経路と連通するとともに第一給油経路と断続的に連通する給油溝部を備えたもので、請求項1に記載の発明の効果に加えてさらに、第一給油経路と第二給油経路の一回転中の連通期間を長くすることができ、多くの潤滑油を副軸部に供給するので、信頼性を高くすることができる。
請求項6に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、偏心軸部の偏心量は、主軸部の半径と前記偏心軸部の半径の和の0.6倍以上としたもので、請求項1に記載の発明の効果に加えてさらに、主軸部や偏心軸部の径を小径化した上で、偏心量を大きくしピストンの外径を小さく設定することで、圧縮室からの冷媒ガスの漏れやピストンの側圧を減らすことができるので、さらに効率を高くすることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における密閉型圧縮機の縦断面図、図2は、同実施の形態の密閉型圧縮機の上部断面図、図3は、同実施の形態の密閉型圧縮機の要部拡大縦断面図、図4は同実施の形態の密閉型圧縮機の第一給油経路と第二給油経路の一回転中の連通動作を示す上部断面図である。
図1から図4において、密閉容器101内には潤滑油102を貯溜するとともに、電動要素103と電動要素103によって駆動される圧縮要素104を収容している。
尚、本圧縮機に使用される冷媒は、オゾン破壊係数がゼロのR134aや、R600aに代表される温暖化係数の低い自然冷媒である炭化水素系冷媒等であり、それぞれ相溶性の有る潤滑油102と組み合わせてある。
圧縮要素104を構成するシャフト111は偏心軸部112と偏心軸部112を挟んで上下に同軸状に設けた副軸部113および主軸部114とを有する。ブロック115には、主軸部114を軸支する主軸受116が固定され、副軸部113を軸支する副軸受117が一体に形成されており、また略円筒形の圧縮室118を備えている。ピストン119は圧縮室118内に往復摺動自在に挿入され、連結手段120によって偏心軸部112と連結されている。
シャフト111は、下端が潤滑油102に連通し、シャフト111の偏心軸部112に連通する第一給油経路130を備え、シャフト111の偏心軸部112の偏心量(図3中のA)は、主軸部114の半径(図3中のB)と偏心軸部112の半径(図3中のC)の和の0.6倍以上となるように、偏心量は10mm、主軸部の半径は8mm、偏心軸部の半径は7mmとし、約0.67倍に設定している。
第一給油経路130は、シャフト111の下端部に固定された中空のオイルコーン131とシャフト111下部に設けられた中空部132とから構成された遠心ポンプと、主軸部114の外周に下端が中空部132の上端近傍と連通し上方に向かってシャフト111の反回転方向に傾斜しながら螺旋状に刻設した螺旋溝133と主軸受116の内周面とで構成された粘性ポンプと、下端で螺旋溝133の上端近傍と連通し偏心軸部112の上部で密閉容器101内に開放されている縦孔134を備え、偏心軸部112内で、偏心軸部112の外周面135に連通する横孔136とに分岐している。
連結手段120は、偏心軸部112に嵌合される大端部140を有し、ピストンピン141と遊嵌された小端部142と、大端部140と小端部142を接続する連結棒143を備える。連結棒143の内部には揺動給油孔145が形成されている。また、一端146が大端部140を介して第一給油経路130と連通し、他端147が密閉容器101内で副軸受117方向に開口する第二給油経路148を設けている。
大端部140はおよそ半分で分割して組立できるように構成し、大端部140の反圧縮室118側の内周面150に、第二給油経路148と連通するとともに第一給油経路130と断続的に連通する給油溝部151を備えている。給油溝部151は、大端部140の反圧縮室118側の半分と共に型で機械加工前に形成され、縦断面は台形形状としている。第二給油経路148は、細管152としての鉄製のバンディー管を成形して、他端147に向かって断面積が小さくなるように縮管加工をして形成し、大端部140に圧入して固定されて形成されている。
副軸受117の、第二給油経路148の副軸受117方向に開口する他端147から散布される潤滑油102を受ける位置に、オイル溜め部160を形成するとともに、オイル溜め部160と副軸部113とを連通する給油孔161を設けている。オイル溜め部160は、周りを壁162で囲い、他端147側の壁162は、圧縮室118側の壁162よりも低く構成され、凹状にブロック115と一体に鋳物型で形成されている。
以上のように構成された密閉型圧縮機について、以下その動作、作用を説明する。
電動要素103がシャフト111を回転させ、偏心軸部112の回転運動が連結手段120を介してピストン119に伝えられることで、ピストン119は圧縮室118内往復運動する。それにより、冷媒ガスは冷却システム(図示せず)から圧縮室118内へ吸入・圧縮された後、再び冷却システムへと吐出される。
この際、第一給油経路130内の潤滑油102はシャフト111の下端部に固定された中空のオイルコーン131とシャフト111下部に設けられた中空部132とから構成された遠心ポンプの遠心力により上方へと汲み上げられた後、螺旋溝133と主軸受116の内周面とで構成された粘性ポンプによって油圧が高められ主軸部114を潤滑した後、偏心軸部112で横孔136と、縦孔134に分岐して流入する。縦孔134に流入した潤滑油102は、偏心軸部112の上部から飛散してピストン119を潤滑する。
また横孔136に流入した潤滑油102は、一回転中の約1/4の期間(図4中のN付近の期間)は、揺動給油孔145と横孔136が連通して流れてピストンピン141と小端部142を潤滑し、残りの約3/4の期間(図4中のL、M、O付近の期間)は、給油溝部151と横孔136が連通するため、第二給油経路148へ流れて、他端147から副軸受117方向に散布される。散布された潤滑油102は、壁162で受けられ、オイル溜め部160に集められて溜まり、給油孔161を通り、副軸部113の潤滑を行う。その結果、主軸部114、偏心軸部112、小端部142、ピストン119、副軸部113への給油が行なわれ、各摺動部が潤滑される。
ここで本発明に対して、従来の構成である主軸部114と偏心軸部112と副軸部113を貫通する給油経路を形成することを当てはめると、生産性を考えた場合、貫通させるためのドリルの径は約3mm、また偏心軸部112の外周面135と給油経路の最小距離も最低でも1mm以上必要となり、すなわち主軸部114と偏心軸部112の接合部の幅(図3中のD)が4mm以上必要となる。この接合部の幅は、偏心量(図3中のA)と、主軸部114の半径(図3中のB)と偏心軸部112の半径(図3中のC)の和の比率によって決まる。
すなわち本実施の形態での偏心量は10mm、主軸部114の半径は8mm、偏心軸部112の半径は7mmであるので、接合部の幅は2.5mmとなり、従来の様な構成では、例えば偏心軸部112の半径を8.5mm以上にせざるをえない。なお、このとき、シャフト111の偏心軸部112の偏心量は、主軸部114の半径と偏心軸部112の半径の和の約0.6倍である。
よって本実施の形態によれば第二給油経路148を通って副軸受117などの偏心軸部112より上部へ潤滑油102を供給することで、主軸部114と偏心軸部112と副軸部113とを貫通する給油経路を構成する必要がなくなるので、主軸部114や偏心軸部112や副軸部113の径を小径化することができるため、摺動損失を低減でき、効率を良くすることができる。
また、他端147から散布される潤滑油102は、オイル溜め部160を囲む圧縮室118側の壁162で多く量を受けとめられてオイル溜め部160に流れて溜まり、給油孔161から安定的に副軸部113に供給されるので、副軸部113の摩耗を防ぐことができ、信頼性を高くすることができる。
また、第二給油経路148は、他端147に向かって断面積が小さくなるように形成したので、流路の断面をある時間中に流れる流体量はすべての断面で同じであるため、潤滑油102は流路の断面積が小さくなると広い部分よりも流速が高まる。従って散布される潤滑油102の散布速度が速くなり、遠心力が反副軸受117方向に働いているときでも潤滑油102の散布方向を副軸受117方向に制御できるので、多くの潤滑油102を副軸部113に供給するので、更に信頼性を高くすることができる。
また、第二給油経路148は、大端部140に固定された細管152としたので、入手の容易な鉄製のバンディー管などを曲げ成形や、縮管加工をして形状を作ってから組み立てることができるので、製造が容易にでき、生産性を高めることができる。
また、大端部140の反圧縮室118側の内周面150に、第二給油経路148と連通するとともに第一給油経路130と断続的に連通する給油溝部151を備えたので、一回転中の約3/4の期間のような長い期間、給油溝部151と横孔136を連通させることができるので、多くの潤滑油102を副軸部113に供給し、副軸部113の摩耗を防ぐことができ、更に信頼性を高くすることができる。
また、シャフト111の偏心軸部112の偏心量は、主軸部114の半径と偏心軸部112の半径の和の0.6倍以上にすることで、主軸部114や偏心軸部112の小径化した上で、偏心量を大幅に大きくでき、同一気筒容積の従来の構成の圧縮機に対してピストン119の外径を小さく設定できるので、ピストン119と圧縮室118との隙間の断面積が小さくなり冷媒ガスの漏れを減少させることができ、またピストン119の側圧を減らすことができるので、さらに効率を高くすることができる。
なお、本実施の形態では給油孔161は副軸受117の圧縮荷重を受ける負荷側に連通させたが、反負荷側に連通させることで圧縮荷重を受ける負荷側の受圧面積を大きくすることができ、さら効率と信頼性を高くすることができる。
以上のように、本発明にかかる密閉型圧縮機は、摺動部の小径化により損失を低減することでき、効率を良くすることができるため、エアーコンディショナーや自動販売機等の密閉型圧縮機の用途にも展開できる。
本発明の実施の形態1における密閉型圧縮機の縦断面図 同実施の形態の密閉型圧縮機の上部断面図 同実施の形態の密閉型圧縮機の要部拡大縦断面図 同実施の形態の密閉型圧縮機の給油経路の一回転中の連通動作を示す上部断面図 従来の密閉型圧縮機の縦断面図
符号の説明
101 密閉容器
102 潤滑油
103 電動要素
104 圧縮要素
111 シャフト
112 偏心軸部
113 副軸部
114 主軸部
115 ブロック
116 主軸受
117 副軸受
118 圧縮室
119 ピストン
120 連結手段
130 第一給油経路
140 大端部
146 一端
147 他端
148 第二給油経路
150 内周面
151 給油溝部
152 細管
160 オイル溜め部
161 給油孔

Claims (6)

  1. 密閉容器内に潤滑油を貯溜するとともに電動要素と前記電動要素によって駆動される圧縮要素を収容し、前記圧縮要素は偏心軸部と前記偏心軸部を挟んで上下に同軸状に設けた副軸部および主軸部とを有したシャフトと、圧縮室を備えたブロックと、前記主軸部を軸支する主軸受と、前記副軸部を軸支する副軸受と、前記圧縮室内で往復運動するピストンと、前記偏心軸部に嵌合される大端部を有し前記ピストンと前記偏心軸部とを連結する連結手段とを備えており、前記シャフトに、下端が前記潤滑油に連通し前記シャフトの前記偏心軸部に連通する第一給油経路を形成するとともに、一端が前記大端部を介して前記第一給油経路と連通し、他端が前記密閉容器内で前記副軸受方向に開口する第二給油経路を設けた密閉型圧縮機。
  2. 副軸受の、第二給油経路の副軸受方向に開口する他端から散布される潤滑油を受ける位置にオイル溜め部を形成するとともに、前記オイル溜め部と副軸部とを連通する給油孔を設けた請求項1に記載の密閉型圧縮機。
  3. 第二給油経路は、他端に向かって断面積が小さくなるように形成した請求項1に記載の密閉型圧縮機。
  4. 第二給油経路は大端部に固定された細管で形成した請求項1に記載の密閉型圧縮機。
  5. 大端部の反圧縮室側の内周面に、第二給油経路と連通するとともに第一給油経路と断続的に連通する給油溝部を備えた請求項1に記載の密閉型圧縮機。
  6. 偏心軸部の偏心量は、主軸部の半径と前記偏心軸部の半径の和の0.6倍以上である請求項1に記載の密閉型圧縮機。
JP2006173350A 2006-06-23 2006-06-23 密閉型圧縮機 Pending JP2008002369A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006173350A JP2008002369A (ja) 2006-06-23 2006-06-23 密閉型圧縮機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006173350A JP2008002369A (ja) 2006-06-23 2006-06-23 密閉型圧縮機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008002369A true JP2008002369A (ja) 2008-01-10

Family

ID=39006956

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006173350A Pending JP2008002369A (ja) 2006-06-23 2006-06-23 密閉型圧縮機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008002369A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100860203B1 (ko) 밀폐형 압축기
JP2007032562A (ja) 密閉型圧縮機
JP5870255B2 (ja) 密閉型圧縮機及び冷凍装置
JP2004027969A (ja) 密閉型圧縮機
JP2009068386A (ja) 密閉型圧縮機
JP5626041B2 (ja) 往復式圧縮機
JP2008002369A (ja) 密閉型圧縮機
JP5045521B2 (ja) 密閉型圧縮機
JP2009197684A (ja) 密閉型圧縮機及び冷凍サイクル装置
JP3487892B2 (ja) 密閉型圧縮機
JP2011085083A (ja) 密閉型圧縮機
JP2014163299A (ja) 密閉型圧縮機及びこれを用いた冷蔵庫
JP2009062954A (ja) 密閉型圧縮機
JP2018025142A (ja) 密閉型圧縮機およびそれを用いた冷凍装置
KR100854744B1 (ko) 밀폐형 압축기의 크랭크축 오일공급구조
KR100771594B1 (ko) 냉응용기용 압축기의 크랭크샤프트
JP2009510298A (ja) 圧縮機
JP2002081378A (ja) 冷媒圧縮機
JP2003293953A (ja) レシプロ式密閉型電動圧縮機
JP2008223506A (ja) 密閉型圧縮機
KR200260115Y1 (ko) 밀폐형 왕복동식 압축기의 윤활유 공급장치
JP2015010490A (ja) 密閉型圧縮機
US20120301330A1 (en) Fluid Machine
KR20030050301A (ko) 압축기의 커넥팅로드 윤활구조
KR20090034005A (ko) 밀폐형 압축기