JP2008000577A - 挟み具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 指掛部に設けられた回転体に、親指以外を掛ける押圧面を設ける。
【選択図】 図5
Description
このため、小指や薬指に配慮して挟み部の開き量を十分確保できるように、従来のこのタイプの挟み具の指掛部の握り幅は、挟み部を閉じきる寸前に狭過ぎる傾向がある。また、挟み部が閉じきる寸前は、挟み部でも回転中心軸線から遠いところが使用されることが多いので、最も握力が必要になる場面であるにもかかわらず、握り幅が狭過ぎるせいで十分な握力が出せないことが多い。
このように、挟み部の十分な開き量と、握力が必要な場面で各指に対して最適な握り幅を得るということの両立が必要である。
また、各図に記載の符号は数字のみ、あるいは数字とアルファベットの小文字で構成されているが、数字が同一であるということは、互いに対応している部分であることを表す。よって、数字のみの符号は、数字が同一であり数字とアルファベットの小文字で構成される符号を含む。
アーム1及びアーム2の一端にそれぞれ挟み部3及び挟み部4、他端にそれぞれ指掛部9及び指掛部10を有し、アーム1及びアーム2の略中央部にそれぞれ指掛部9及び指掛部10を握ることで挟み部3及び挟み部4が閉じるように回転中心軸線5及び回転中心軸線6が設けられる、挟み具である。
回転中心軸線5に略平行な回転中心軸線13と、回転中心軸線13を中心とする案内形状と、を備える指掛部9と、
回転中心軸線13に沿う方向に設けられる指掛穴19の内壁7と、指掛部9及び指掛部10を握る際に指に押圧され、複数の指を同時に掛けることができ、内壁7の一部である、押圧面63と、前記案内形状に案内される複数のコマと、前記コマの中心軸線と、を備え、前記コマが前記コマの中心軸線を中心に回転しながら前記案内形状に案内されることで回転中心軸線13を中心に回転可能で、回転中心軸線13に沿う方向に直線運動不能に設けられる回転体15(30)と、
指掛部9及び指掛部10を握る際に指に押圧される押圧面64を備える指掛部10と、
を備え、
指掛穴19の略中央部を通るように回転中心軸線13が配置される、
挟み具である。
回転中心軸線5に略平行な回転中心軸線13を備える指掛部9と、
指掛部9及び指掛部10を握る際に指に押圧され、複数の指を同時に掛けることができる押圧面63を備え、回転中心軸線13を中心に回転可能で、回転中心軸線13に沿う方向に直線運動不能に設けられる回転体15(30)と、
回転体15(30)上の回転中心軸線13以外の場所と、アーム2の間に架設されるリンク部材61と、
指掛部9及び指掛部10を握る際に指に押圧される押圧面64を備える指掛部10と、
を備え、
挟み部3及び挟み部4を閉じきり押圧面64の中央部から押圧面63の両端までの距離が等しくなるように回転体15(30)を静止させた第1状態において、押圧面63の中央部及び押圧面64の中央部を通る直線の付近を通るように回転中心軸線13が配置される、
挟み具である。
回転中心軸線5に略平行な回転中心軸線13と、回転中心軸線13を中心とする円形輪状部69と、を備える指掛部9と、
回転中心軸線13に沿う方向で円形輪状部69の内側に設けられる指掛穴19の内壁7と、指掛穴19の両隣で円形輪状部69の外側に設けられる側壁68と、指掛部9及び指掛部10を握る際に指に押圧され、複数の指を同時に掛けることができ、内壁7及び側壁68の一部である、押圧面63と、を備え、回転中心軸線13を中心に回転可能で、回転中心軸線13に沿う方向に直線運動不能に設けられる回転体15(30)と、
指掛部9及び指掛部10を握る際に指に押圧される押圧面64を備える指掛部10と、
を備え、
指掛穴19の略中央部を通るように回転中心軸線13が配置される、
挟み具である。
回転中心軸線5に略平行な回転中心軸線13を備える指掛部9と、
回転中心軸線13に沿う方向に設けられる指掛穴19の内壁7と、指掛部9及び指掛部10を握る際に指に押圧され、複数の指を同時に掛けることができ、内壁7を含む押圧面63を備え、回転中心軸線13を中心に回転可能で、回転中心軸線13に沿う方向に直線運動不能に設けられる回転体67と、
指掛部9及び指掛部10を握る際に指に押圧される押圧面64を備える指掛部10と、
を備え、
挟み部3及び挟み部4を閉じきり押圧面64の中央部から押圧面63の両端までの距離が等しくなるように回転体67を静止させた第1状態において、押圧面63の中央部及び押圧面64の中央部を通る直線の付近で、且つ指掛穴19の外側を通るように回転中心軸線13が配置される、
挟み具である。
前記第1状態において、押圧面63よりも押圧面64から遠い位置に回転中心軸線13が配置される、
挟み具である。
図1から図3において、アーム1a及びアーム2aそれぞれの挟み部3aと挟み部4aには、ステンレス製の板20aと板38aに切削加工によって刃が設けられており、一対の刃が交差する部分に紙や髪を挟むことで切断が可能である。
また、アーム1a及びアーム2aの略中央部の回転中心軸線5a及び回転中心軸線6aは同心であり、アーム1a及びアーム2aがガタなくスムーズに回転可能で、一対の刃が密着して交差するように、回転中心軸線5a及び回転中心軸線6aに沿うようにステンレス製の軸ピン16aがアーム1a及びアーム2aにあらかじめ設けられた穴に対して隙間嵌合されてから、軸ピン16aの先端がつぶされている。
図4から図6において、アーム1b及びアーム2bそれぞれの挟み部3bと挟み部4bには、ステンレス製の板20bと板38bに切削加工によって刃が設けられており、一対の刃が交差する部分に紙や髪を挟むことで切断が可能である。
また、アーム1b及びアーム2bの略中央部の回転中心軸線5b及び回転中心軸線6bは同心であり、アーム1b及びアーム2bがガタなくスムーズに回転可能で、一対の刃が密着して交差するように、回転中心軸線5b及び回転中心軸線6bに沿うようにステンレス製の軸ピン16bがアーム1b及びアーム2bにあらかじめ設けられた穴に対して隙間嵌合されてから、軸ピン16bの先端がつぶされている。
第2実施形態の挟み具は、第1参考例の挟み具において図7及び図8のように、硬質ゴム製のリンク部材61cを追加したものである。また、回転体15cとモールド材12cにはそれぞれ、先端が少し太くなった軸ピン形状60cと軸ピン形状62cが、回転中心軸線13cと平行に成型されている。リンク部材61cの両端にあらかじめ設けられた穴にそれぞれ軸ピン形状60cと軸ピン形状62cが挿入されており、穴よりも若干大きくされた軸ピン形状60cと軸ピン形状62cの先端によって、挟み具の使用中にはリンク部材61cは外れにくいが、リンク部材61cを軸ピン形状60cや軸ピン形状62cから外したい場合には、リンク部材61cを回転中心軸線13cに平行に引き抜くことが容易である。これは、リンク部材61cが必要ない場合や、第1実施形態のように偏心した指掛穴による握り幅の選択をしたい場合で、軸ピン形状60c以外の新たな軸ピン形状に架け替える場合などに、工具を必要としないので便利である。
このリンク部材61cによって、指掛穴19cは常に最適な位置にあるので、指掛穴19cに指を速やかに挿入することができる。
図9及び図10において、アーム1d及びアーム2dそれぞれの挟み部3dと挟み部4dには、ステンレス製の板20dと板38dに切削加工によって刃が設けられており、一対の刃が交差する部分に紙や髪を挟むことで切断が可能である。
また、アーム1d及びアーム2dの略中央部の回転中心軸線5d及び回転中心軸線6dは同心であり、アーム1d及びアーム2dがガタなくスムーズに回転可能で、一対の刃が密着して交差するように、回転中心軸線5d及び回転中心軸線6dに沿うようにステンレス製の軸ピン16dがアーム1d及びアーム2dにあらかじめ設けられた穴に対して隙間嵌合されてから、軸ピン16dの先端がつぶされている。
第4実施形態の挟み具は、第3実施形態の挟み具において図11及び図12のように、指掛穴19eの両隣の押圧面63eもそれぞれ、回転体15e(30e)に設けられた穴の内壁に設けられている。
図13及び図14において、アーム1f及びアーム2fそれぞれの挟み部3fと挟み部4fには、ステンレス製の板20fと板38fに切削加工によって刃が設けられており、一対の刃が交差する部分に紙や髪を挟むことで切断が可能である。
また、アーム1f及びアーム2fの略中央部の回転中心軸線5f及び回転中心軸線6fは同心であり、アーム1f及びアーム2fがガタなくスムーズに回転可能で、一対の刃が密着して交差するように、回転中心軸線5f及び回転中心軸線6fに沿うようにステンレス製の軸ピン16fがアーム1f及びアーム2fにあらかじめ設けられた穴に対して隙間嵌合されてから、軸ピン16fの先端がつぶされている。
第6実施形態の挟み具は、第5実施形態の挟み具において図15及び図16のように、回転中心軸線13gを中心とする軸ピン66gは、挟み部3g及び挟み部4gを閉じきった状態で、押圧面64gの中央部から押圧面63gの両端までの距離が等しくなるように回転体67gを静止させた際に、押圧面63gよりも押圧面64gから遠い位置に配置されている。
3,4 挟み部
5,6,13 回転中心軸線
7,8 内壁
9,10 指掛部
11,12 モールド材
14 アタリ形状
15,30,67 回転体
16,40,41,42,43,44,45,46,
47,48,49,65,66 軸ピン
17,18 略平面部
19 指掛穴
20,38 板
21,22,23,24,25,26,27,36 ボール
31,32,33,56 点
34,35 隙間
37 溶着面
50,51,52,53,54,55 コマ
60,62 軸ピン形状
61 リンク部材
63,64 押圧面
68 側壁
69 円形輪状部
Claims (7)
- 第1アーム及び第2アームの一端にそれぞれ第1挟み部及び第2挟み部、他端にそれぞれ第1指掛部及び第2指掛部を有し、前記第1アーム及び前記第2アームの略中央部にそれぞれ前記第1指掛部及び前記第2指掛部を握ることで前記第1挟み部及び前記第2挟み部が閉じるように第1回転中心軸線及び第2回転中心軸線が設けられる、挟み具であって、
前記第1回転中心軸線に略平行に、前記第1指掛部に設けられる第3回転中心軸線と、
前記第3回転中心軸線を中心に回転可能で、前記第3回転中心軸線に沿う方向に直線運動不能に設けられる回転体と、
前記第1指掛部及び前記第2指掛部を握る際に指に押圧される、複数の指を同時に掛けることができる、前記回転体が有する第1指掛形状と、
前記第1指掛部及び前記第2指掛部を握る際に指に押圧される、前記第2指掛部が有する第2指掛形状と、
を備え、
前記第1挟み部及び前記第2挟み部を閉じきった状態で、前記第2指掛形状の中央部から前記第1指掛形状の両端までの距離が等しくなるように前記回転体を静止させた際に、前記第1指掛形状の中央部及び前記第2指掛形状の中央部の両方を通る直線付近を通るように前記第3回転中心軸線が配置される、
挟み具。 - 前記第1指掛形状は、
前記第3回転中心軸線に沿う方向に前記回転体に設けられる指掛穴の内壁が有する略平面部に設けられる、
請求項1に記載の挟み具。 - 前記第1指掛形状は、
前記第3回転中心軸線に沿う方向に前記回転体に設けられる指掛穴の内壁、及び、前記回転体上で前記指掛穴の隣に設けられる、
請求項1に記載の挟み具。 - 前記第1指掛形状は、
前記第3回転中心軸線に沿う方向に前記回転体に設けられる指掛穴の内壁、及び、前記回転体上で前記指掛穴の両隣に設けられる、
請求項1に記載の挟み具。 - 前記第3回転中心軸線は、
前記指掛穴の略中央部に配置される、
請求項2から請求項4のいずれかに記載の挟み具。 - 前記第3回転中心軸線は、
前記第1挟み部及び前記第2挟み部を閉じきった状態で、前記第2指掛形状の中央部から前記第1指掛形状の両端までの距離が等しくなるように前記回転体を静止させた際に、前記第1指掛形状上、又は、前記第1指掛形状よりも前記第2指掛形状から遠い位置に配置される、
請求項1から請求項4のいずれかに記載の挟み具。 - 前記回転体上の前記第3回転中心軸線以外の場所と、前記第2アームの間に架設されるリンク部材を新たに備える、
請求項1から請求項6のいずれかに記載の挟み具。
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