JP2010104516A - 鋏 - Google Patents

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哲也 杠
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Abstract

【課題】簡単な構造で鋏のコストを増大させることなく、使用者の手のサイズや使用用途などに応じて指と刃先の間隔などを容易に調整することができるようにして、鋏の使い勝手を向上させること。
【解決手段】本発明では、鋏(1)の柄部(7、8)に形成した指環(9、10)に、回転方向に沿って肉厚が変化する調整リング(11、12)を回動自在に設けることにした。また、前記調整リング(11、12)の回動位置を示すインジケータ(23)を設けることにした。さらに、前記調整リング(11、12)と指環(9、10)との間に、前記調整リング(11、12)の回動を所定位置で停止させる回動停止手段(21)を設けることにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、鋏に関するものであり、特に鋏の柄部に形成した指環に設けた調整リングに関するものである。
従来より、鋏は、切断手工具として多くの人々に広く利用されている。特に、理容師・美容師や外科医師などの専門職の人々には、繊細な切断を可能とする手工具として多用されている。
この主に専門職の人々に使用される鋏には、左右一対の柄部に指一本分の貫通孔からなる指環が形成されており、指環に挿通した二本の指を動かすことで先端の刃部を開閉させ切断作業を行うように構成している。
そして、主に専門職の人々に使用される鋏においては、特に繊細な切断作業に適するようにするために、柄部に指環を着脱自在に取付け、複数種類の指環の中から使用者の手のサイズや使用用途などに合った指環を選択し交換することができるように構成したものが開発されている(たとえば、特許文献1参照。)。
特再2005/090013号公報
ところが、上記従来の鋏にあっては、柄部に指環を着脱自在に取付けた構成となっているために、指環を交換するためには、使用者が鋏の柄部から指環を取外し、その後、自分に合った指環を取付けるといった煩雑な作業が必要であり、使い勝手が良好なものではなかった。
また、上記従来の鋏にあっては、柄部に指環を着脱自在に取付けた構成となっているために、鋏の構造が複雑なものとなり、鋏のコストが増大してしまっていた。
そこで、請求項1に係る本発明では、鋏において、鋏の柄部に形成した指環に、回転方向に沿って肉厚が変化する調整リングを回動自在に設けることにした。
また、請求項2に係る本発明では、前記請求項1に係る本発明において、前記調整リングの回動位置を示すインジケータを設けることにした。
また、請求項3に係る本発明では、前記請求項1又は請求項2に係る本発明において、前記調整リングと指環との間に、前記調整リングの回動を所定位置で停止させる回動停止手段を設けることにした。
そして、本発明では、以下に記載する効果を奏する。
すなわち、本発明では、鋏において、鋏の柄部に形成した指環に、回転方向に沿って肉厚が変化する調整リングを回動自在に設けているために、簡単な構造で鋏のコストを増大させることなく、使用者の手のサイズや使用用途などに応じて調整リングを回動させるだけで指と刃先の間隔などを容易に調整することができ、鋏の使い勝手を向上させることができる。
また、本発明では、調整リングの回動位置を示すインジケータを設けることにしているために、使用者が使用用途などに応じて調整リングを自分の好みの回動位置に適宜調整することができ、鋏の使い勝手をより一層向上させることができる。
また、本発明では、調整リングと指環との間に調整リングの回動を所定位置で停止させる回動停止手段を設けているために、鋏の使用中に調整リングが不意に回動してしまうのを防止することができ、これによっても、鋏の使い勝手をより一層向上させることができる。
以下に、本発明に係る鋏の具体的な構成について図面を参照しながら説明する。
図1に示すように、鋏1は、一対の動刃2と静刃3とを回転軸4で取付けて動刃2と静刃3の先端側の刃部5,6を開閉自在とするとともに、動刃2と静刃3の基端側の柄部7,8に略指一本分の円形貫通孔状の指環9,10を形成している。
そして、鋏1では、指環9,10に円環状の調整リング11,12を回動自在かつ着脱自在に取付けている。なお、以下の説明では、静刃3に形成した指環10とその指環10に設けた調整リング12について詳細構造を説明するが、動刃2に形成した指環9とその指環9に設けた調整リング11も同様の構造となっている。
指環10は、図2〜図4に示すように、内側に円形状の貫通孔13を形成するとともに、貫通孔13の外周部に円環状の鍔体14を形成し、鍔体14に平面断面三角形状の位置決め溝15を円周方向10度毎に計36個形成している。
また、指環10は、表面に凹状のインジケータ溝16を位置決め溝15の位置に対応させて円周方向に30度毎に計12個形成している。
一方、調整リング12は、図2〜図4に示すように、ゴムなどの弾性を有する素材で胴体17を円環形状に形成しており、胴体17の中央部に楕円形貫通孔状の指挿通孔18を形成している。
そして、調整リング12は、円形の胴体17の中心と楕円形の指挿通孔18の中心とをずらし(偏芯させ)ているために、胴体17の肉厚が円周方向(調整リング12の回転方向)に沿って徐々に連続して変化している。
また、調整リング12は、胴体17の外周部に一条の凹溝19を円周方向に沿って形成するとともに、凹溝19に平面断面三角形状の位置決め突起20を円周方向に120度毎に計3個形成している。
そして、調整リング12は、凹溝19を指環10に形成した鍔体14に係入することで、指環10に回動自在に装着することができるようになっている。
また、調整リング12は、位置決め突起20を指環10に形成した位置決め溝15に係合させることで、調整リング12の回動を所定位置で停止させることができるようになっている。すなわち、指環10の位置決め溝15と調整リング12の位置決め突起20とによって、調整リング12の回動を所定位置で停止させる回動停止手段21を構成している。なお、ここでは、位置決め溝15を円周方向に向けて10度毎に形成しているために、調整リング12を回転方向に向けて10度毎に位置決めすることができるようになっている。
さらに、調整リング12は、胴体17の表面に矢印状のインジケータ突起22を形成している。
そして、調整リング12は、インジケータ突起22と指環10に形成したインジケータ溝16とによって調整リング12の回動位置を目視にて確認することができるようになっている。すなわち、指環10のインジケータ溝16と調整リング12のインジケータ突起22とによって、調整リング12の回動位置を示すインジケータ23を構成している。なお、インジケータ23は、インジケータ溝16やインジケータ突起22ではなく目印となる形状を指環10や調整リング12に印刷して形成してもよい。
鋏1は、以上に説明したように構成しており、指環9,10に装着した調整リング11,12を回動させることにより、調整リング11,12の胴体17の肉厚が回転方向に沿って変化しているために、調整リング11,12の指挿通孔18と刃先との間隔や角度などを変えることができるようになっている。
このように、上記鋏1では、鋏1の柄部7,8に形成した指環9,10に、回転方向に沿って肉厚が変化する調整リング11,12を回動自在に設けた構成となっている。
そのため、上記構成の鋏1では、簡単な構造で鋏1のコストを増大させることなく、使用者の手のサイズや使用用途などに応じて調整リング11,12を回動させるだけで指と刃先の間隔や角度などを容易に調整することができ、鋏1の使い勝手を向上させることができる。
また、上記鋏1では、調整リング11,12の回動位置を示すインジケータ23を設けた構成となっている。
そのため、上記構成の鋏1では、インジケータ23を目視することによって使用者が使用用途などに応じて調整リング11,12を自分の好みの回動位置に適宜調整することができ、鋏1の使い勝手をより一層向上させることができる。
また、上記鋏1では、調整リング11,12と指環9,10との間に調整リング11,12の回動を所定位置で停止させる回動停止手段21を設けた構成となっている。
そのため、上記構成の鋏1では、回動停止手段21によって鋏1の使用中に調整リング11,12が不意に回動してしまうのを防止することができ、これによっても、鋏1の使い勝手をより一層向上させることができる。
本発明に係る鋏を示す正面図。 調整リングを示す正面拡大図。 同正面断面図。 同側面断面図。
符号の説明
1 鋏
2 動刃
3 静刃
4 回転軸
5,6 刃部
7.8 柄部
9,10 指環
11,12 調整リング
13 貫通孔
14 鍔体
15 位置決め溝
16 インジケータ溝
17 胴体
18 指挿通孔
19 凹溝
20 位置決め突起
21 回動停止手段
22 インジケータ突起
23 インジケータ

Claims (3)

  1. 鋏の柄部に形成した指環に、回転方向に沿って肉厚が変化する調整リングを回動自在に設けたことを特徴とする鋏。
  2. 前記調整リングの回動位置を示すインジケータを設けたことを特徴とする請求項1に記載の鋏。
  3. 前記調整リングと指環との間に、前記調整リングの回動を所定位置で停止させる回動停止手段を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の鋏。
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