JP2017136203A - カートリッジ式の歯科用ハンドピース - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、切削工具の回転に伴ってハウジングに生じる振動を抑制し、ハンドピースヘッド部、ハンドピース本体の振動を低減させて、歯科医師等の使用感の向上、患者の歯の的確な治療実現に寄与することができるカートリッジ式の歯科用ハンドピースを提供する。【解決手段】本発明は、ハンドピース本体2と一体化したハンドピースヘッド部3内に、ハウジングキャップにより施蓋する状態でカートリッジ式のハウジング4を着脱可能に内装し、前記ハウジング5に配置した切削工具17を突出状態で保持する回転軸15によって駆動エアにより回転駆動される羽根車を軸支し、羽根車の回転に応じて切削工具17を回転させて歯科治療を行うカートリッジ式の歯科用ハンドピース1であって、ハウジング4の上面部12の円形平板部12aに撓み性を持たせ、ハウジングキャップ5の平坦な内底面をハウジング4の円形平板部12aに密接させ、このハウジング4の円形平板部12aを撓ませた状態でハウジング4をハンドピースヘッド部3内に固定する構成としたものである。【選択図】図2

Description

本発明は、歯科医院等で患者の歯の治療に用いられるカートリッジ式の歯科用ハンドピースに関するものである。
従来、歯科医院等で患者の歯の治療に用いられるカートリッジ式の歯科用ハンドピースが種々提案され、実用に供されている。
このような歯科用ハンドピースの場合、ハンドピース本体と一体化したハンドピースヘッド部内に、ハウジングキャップにより施蓋する状態でカートリッジ式のハウジングを着脱可能に内装する構成を採用することから、切削工具の回転に伴ってハウジングに生じる振動をできるだけ低減することが歯科医師等の使用感を向上させ、患者の歯の的確な治療行為実現を図る上で要請される。
非特許文献1には、ハンドピース本体と一体化したハンドピースヘッド部内に、ハウジングキャップにより施蓋する状態でカートリッジ式のハウジングを着脱可能に内装し、前記ハウジングに配置した切削工具を突出状態で保持する回転軸によって駆動エアにより回転駆動される羽根車を軸支し、前記羽根車の回転に応じて前記切削工具を回転させて歯科治療を行うカートリッジ式の歯科用ハンドピースが開示されている。
しかし、この非特許文献1のカートリッジ式の歯科用ハンドピースの場合、ハウジングキャップによりカートリッジ式のハウジングの上部を単に施蓋する構成を採用しており、このため、ハウジング上面とハウジングキャップとの間に隙間が生じてしまい、この結果、切削工具の回転に伴ってハウジングに生じる振動がハンドピースヘッド部、さらには、ハンドピース本体に伝達され易くなり、歯科医師等の使用感を低下させ、患者の歯の的確な治療行為の妨げとなる惧れがあった。
意匠登録第1535688号号公報
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、切削工具の回転に伴ってハウジングに生じる振動を抑制し、ハンドピースヘッド部、さらには、ハンドピース本体の振動を低減させて、歯科医師等の使用感の向上、患者の歯の的確な治療実現に寄与することができるカートリッジ式の歯科用ハンドピースを提供することを目的とするものである。
本発明は、ハンドピース本体と一体化したハンドピースヘッド部内に、ハウジングキャップにより施蓋する状態でカートリッジ式のハウジングを着脱可能に内装し、前記ハウジングに配置した切削工具を突出状態で保持する回転軸によって駆動エアにより回転駆動される羽根車を軸支し、前記羽根車の回転に応じて前記切削工具を回転させて歯科治療を行うカートリッジ式の歯科用ハンドピースであって、前記ハウジングの上面部の平坦部分に撓み性を持たせ、前記ハウジングキャップの平坦な内底面を前記ハウジングの上面部の平坦部分に密接させ、このハウジングの上面部の平坦部分を撓ませた状態で前記ハウジングを前記ハンドピースヘッド部内に固定する構成としたことを最も主要な特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、ハウジングキャップの平坦な内底面を前記ハウジングの上面部の平坦部分に密接させ、このハウジングの上面部の平坦部分を撓ませた状態で前記ハウジングを前記ハンドピースヘッド部内に固定する構成としているので、このハウジングが前記ハンドピースヘッド部内で前記切削工具の回転に伴って単独で振動し、その振動が前記ハンドピースヘッド部、さらにはハンドピース本体へ伝達されてしまう不都合を抑制し、前記ハンドピースヘッド部からハンドピース本体へ伝達される前記切削工具の回転に伴う振動を低減することが可能となり、歯科医師等の使用感が向上し、患者の歯の的確な治療実現に寄与することができるカートリッジ式の歯科用ハンドピースを提供することができる。
請求項2記載の発明によれば、ハウジングキャップの平坦な中央円形平端部により前記ハウジングの円形平板部に押圧力を加えつつ、前記円形状溝部を設けたことによる円形平板部の剛性低下を利用してこの円形平板部を撓ませた状態で前記ハウジングを前記ハンドピースヘッド部内に固定する構成としているので、請求項1記載の発明と同様、前記ハウジングが前記ハンドピースヘッド部内で前記切削工具の回転に伴って単独で振動し、その振動が前記ハンドピースヘッド部、さらにはハンドピース本体へ伝達されてしまう不都合を抑制し、前記ハンドピースヘッド部からハンドピース本体へ伝達される前記切削工具の回転に伴う振動を低減することが可能となり、歯科医師等の使用感が向上し、患者の歯の的確な治療実現に寄与することができるカートリッジ式の歯科用ハンドピースを提供することができる。
請求項3記載の発明によれば、請求項1又は2記載の発明において、前記上面部を、銅合金系、スチール系、若しくは、チタン系から選定される弾性金属素材、弾性非金属素材、又は、弾性を有する合成樹脂材を用いて形成したものであるから、これら弾性金属素材、弾性非金属素材又は合成樹脂材の撓み性を利用して前記上面部を撓ませ、これにより請求項1又は記載の発明と同様な効果を奏するカートリッジ式の歯科用ハンドピースを提供することができる。
図1は本発明の実施例に係るカートリッジ式の歯科用ハンドピースの概略分解斜視図である。 図2は本実施例に係るカートリッジ式の歯科用ハンドピースにおけるハンドピースヘッド部の概略拡大断面図である。 図3は本実施例に係るカートリッジ式の歯科用ハンドピースにおけるハウジングの部分拡大断面図である。 図4は本実施例に係るカートリッジ式の歯科用ハンドピースにおけるハウジングの上面部とハウジングキャップの内底部との密着状態を示す部分拡大断面図である。
本発明は、切削工具の回転に伴ってハウジングに生じる振動を抑制し、ハンドピースヘッド部、さらには、ハンドピース本体の振動を低減させて、歯科医師等の使用感の向上、患者の歯の的確な治療実現に寄与することができるカートリッジ式の歯科用ハンドピースを提供するという目的を、ハンドピース本体と一体化したハンドピースヘッド部内に、ハウジングキャップにより施蓋する状態でカートリッジ式のハウジングを着脱可能に内装し、前記ハウジングに配置した切削工具を突出状態で保持する回転軸によって駆動エアにより回転駆動される羽根車を軸支し、前記羽根車の回転に応じて前記切削工具を回転させて歯科治療を行うカートリッジ式の歯科用ハンドピースであって、前記ハウジングは、略円筒状のハウジング本体の上部に、略円錐台形状に形成した上面部を備え、この上面部の上端を構成する円形平板部に、単数の円形状溝部を前記回転軸と同心配置に設け、又は、間隔をおいて複数の円形状溝部を前記回転軸と同心配置に設けることで撓み性を持たせ、前記ハウジングキャップの平坦な中央円形平端部により前記ハウジングの円形平板部に押圧力を加えつつ、この円形平板部を撓ませた状態で前記ハウジングを前記ハンドピースヘッド部内に固定する構成により実現した。
以下に本発明の実施例に係るカートリッジ式の歯科用ハンドピースについて図面を参照して詳細に説明する。
本実施例のカートリッジ式の歯科用ハンドピース1は、図1、図2に示すように、歯科医師等が片手で把持可能な細長円筒体上のハンドピース本体2と、このハンドピース本体2の先端部に一体的に配置する略円筒状のハンドピースヘッド部3と、前記ハンドピースヘッド部3内に着脱可能に内装するカートリッジ式で略円筒状のハウジング4と、前記ハンドピースヘッド部3の上端部に外周円筒部5aを装着し、その中央円形平端部5bを前記ハウジング4上に圧接するとともに、中央部に後述する回転軸15の外径より孔径が大きい円形孔5cを設けたハウジングキャップ5と、前記ハウジングキャップ5の上端部に上下動可能に嵌装するプッシュキャップ6と、前記プッシュキャップ6と前記ハウジングキャップ5との間に介在させるコイル状のバネ21と、を有している。
前記ハウジング4は、全体として略円筒状のハウジング本体11と、このハウジング本体11の上部に一体的に配置するとともに、その内部に後述する上部の軸受18Aを収納する上面部12とを具備している。
前記上面部12は、その下部側が略円筒状で、上部側の外観形状が略円錐台形状に形成され、その上端部を形成する所定の肉厚の円形平板部12aの内周側中央部12bを、上方に突出する凸形状とするとともに、この内周側中央部12bにより区画される後述する回転軸15の外径より孔径が大きい円形孔13を具備している。
そして、前記円形平板部12aにおける内周側中央部12bより外周側に間隔を隔て例えば2つの円形状溝部14(図3にクロス斜線を付して示す)を後述する回転軸15と同心配置に設け、これにより、前記円形平板部12aの剛性低下を利用して撓み性を持たせている。
そして、前記ハウジング4をハンドピースヘッド部3内に装着し、このハンドピースヘッド部3の上方に前記ハウジングキャップ5を配置して、このハウジングキャップ5の外周円筒部5aを、前記ハンドピースヘッド部3の上端外周円筒部に装着し、前記ハウジング4の上部を施蓋する構成としている。
このとき、図4に示すように、前記ハウジングキャップ5の中央円形平端部5bにおける円形孔5c側の円形端部5dにより、前記ハウジング4における内周側中央部12bを押圧するようにしてこのハウジングキャップ5の中央円形平端部5bの下面を前記円形平板部12a上に密着させる構成としている。
これにより、前記ハウジング4における前記円形平板部12aに2つの円形状溝部14を設けたことによる剛性低下を利用してこの円形平板部12aを撓み状態としつつカートリッジ式のハウジング4をハンドピースヘッド部3内に一体的に固定することができる。
すなわち、前記ハウジングキャップ5の施蓋状態では、前記ハウジング4の円形平板部12aが撓み、前記ハウジングキャップ5の中央円形平端部5bと円形平板部12aとの間の隙間が無くなる(2つの円形状溝部14の部分を除く)状態とするものである。
尚、前記円形状溝部14としては、上述した場合の他、回転軸15と同心配置に単数の円形状溝部14を設けたり、回転軸15と同心配置に3個以上の円形状溝部14を設ける構成とすることもできる。
前記プッシュキャップ6は、ハウジングキャップ5の外周円筒部5a内に上下動可能に、かつ、ハウジングキャップ5から離脱しないように嵌装する外周円形部6aと、その内底中央に設けた押圧突片6bとを具備している。
そして、前記押圧突片6bの回りの内底部と、前記ハウジングキャップ5の中央円形平端部5bの上面との間に前記バネ21を介在させ、常時はバネ21によりハンドピースヘッド部3の上方に付勢されるように構成し、このハウジングキャップ5をバネ21の付勢力に抗してハンドピースヘッド部3の内方にプッシュし押圧突片6bにより回転軸15の上端を押し込むことにより、前記切削工具17を回転軸15から離脱し得るように構成している。
前記ハウジング4を構成する上面部12の素材としては、弾性金属材料、望ましくは、バネ性のある金属材料で、例としては、銅合金系では、C2700、リン青銅、ベリリウム銅等、スチール(ハガネ)系では、SUS304系統、316系統、チタン系では、純チタン等の素材を用いることが好ましい。
また、前記ハウジング4を構成する上面部12の素材としては、熱処理無しでも弾性の有る金属素材、弾性の有る非金属素材、又は、弾性の有る合成樹脂材を採用することもできる。
本実施例のカートリッジ式の歯科用ハンドピース1は、さらに、前記ハウジング4内の中央部にこのハウジング4内を略貫通する状態で切削工具保持部を兼ねる回転軸15を配置するように構成している。
そして、前記ハウジング4内において、回転軸15により支持された複数枚の羽根16を有する羽根車(タービン)を配置し、この羽根車の下部側において回転軸15に対して歯牙の切削加工等を行う図1に示す切削工具17を着脱可能に装着するように構成している。
また、前記ハンドピース本体2内に設けた駆動エアの流路8から吸気口9を経て供給される駆動エアにより、前記羽根車を高速に回転させ、前記切削工具17を高速に回転駆動するように構成している。
前記回転軸15は、前記羽根車を挟んで上下配置で、かつ、前記ハンドピースヘッド部3内に支持された上部の軸受18A、下部の軸受18Bにより軸支されている。
前記上部の軸受18Aは、内輪19a、外輪19b、リテーナ19cを具備し、さらに、図示しないボールを具備している。下部の軸受18Bも、前記軸受18Aと同様な構造としている。
前記上部の軸受18Aとハウジング4の上部の内壁面との間にはOリング20を、同じく下部の軸受18Bとハウジング4の下部の内壁面との間にもOリング20を各々配置している。
本実施例のカートリッジ式の歯科用ハンドピース1によれば、既述したように、前記ハウジングキャップ5の外周円筒部5aを、その中央円形平端部5bが前記ハウジング4における円形平板部12a上に圧接し密着するようにして、前記ハンドピースヘッド部3の上端外周円筒部に装着し、これにより、前記ハウジング4における前記円形平板部12aを撓み状態としつつカートリッジ式のハウジング4をハンドピースヘッド部3内に一体的に固定する構成としている。
このような構成により、このハウジング4が前記ハンドピースヘッド部3内で前記切削工具17の回転に伴って単独で振動し、その振動が前記ハンドピースヘッド部3、さらにはハンドピース本体2へ伝達されてしまう不都合を抑制し、前記ハンドピースヘッド部3からハンドピース本体2へ伝達される前記切削工具17の回転に伴う振動を低減することが可能となり、歯科医師等の使用感が向上し、患者の歯の的確な治療実現に寄与することができる。
本発明は、カートリッジ式のハウジングをハンドピースヘッド部内に内装する構造のエアータービンハンドピース、その他各種のハンドピースについて広範に応用可能である。
1 歯科用ハンドピース
2 ハンドピース本体
3 ハンドピースヘッド部
4 ハウジング
5 ハウジングキャップ
5a 外周円筒部
5b 中央円形平端部
5c 円形孔
5d 円形端部
6 プッシュキャップ
6a 外周円形部
6b 押圧突片
8 流路
9 吸気口
11 ハウジング本体
12 上面部
12a 円形平板部
12b 内周側中央部
13 円形孔
14 円形状溝部
15 回転軸
16 羽根
17 切削工具
18A 軸受
18B 軸受
19a 内輪
19b 外輪
19c リテーナ
20 Oリング
21 バネ
本発明は、ハンドピース本体と一体化したハンドピースヘッド部内に、ハウジングキャップにより施蓋する状態でカートリッジ式のハウジングを着脱可能に内装し、前記ハウジングに配置した切削工具を突出状態で保持する回転軸によって駆動エアにより回転駆動される羽根車を軸支し、前記羽根車の回転に応じて前記切削工具を回転させて歯科治療を行うカートリッジ式の歯科用ハンドピースであって、
前記ハウジングは、略円筒状のハウジング本体の上部に、略円錐台形状に形成した上面部を備え、この上面部の上端を構成する円形平板部に、単数の円形状溝部を前記回転軸と同心配置に設け、又は、間隔をおいて複数の円形状溝部を前記回転軸と同心配置に設けることで撓み性を持たせ、前記ハウジングキャップの平坦な中央円形平端部により前記ハウジングの円形平板部に押圧力を加えつつ、この円形平板部を撓ませた状態で前記ハウジングを前記ハンドピースヘッド部内に固定する構成としたことを最も主要な特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、ハウジングキャップの平坦な中央円形平端部により前記ハウジングの円形平板部に押圧力を加えつつ、前記円形状溝部を設けたことによる円形平板部の剛性低下を利用してこの円形平板部を撓ませた状態で前記ハウジングを前記ハンドピースヘッド部内に固定する構成としているので、請求項1記載の発明と同様、前記ハウジングが前記ハンドピースヘッド部内で前記切削工具の回転に伴って単独で振動し、その振動が前記ハンドピースヘッド部、さらにはハンドピース本体へ伝達されてしまう不都合を抑制し、前記ハンドピースヘッド部からハンドピース本体へ伝達される前記切削工具の回転に伴う振動を低減することが可能となり、歯科医師等の使用感が向上し、患者の歯の的確な治療実現に寄与することができるカートリッジ式の歯科用ハンドピースを提供することができる。
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明において、前記上面部を、銅合金系、スチール系、若しくは、チタン系から選定される弾性金属素材、弾性非金属素材、又は、弾性を有する合成樹脂材を用いて形成したものであるから、これら弾性金属素材、弾性非金属素材又は合成樹脂材の撓み性を利用して前記上面部を撓ませ、これにより請求項1記載の発明と同様な効果を奏するカートリッジ式の歯科用ハンドピースを提供することができる。

Claims (3)

  1. ハンドピース本体と一体化したハンドピースヘッド部内に、ハウジングキャップにより施蓋する状態でカートリッジ式のハウジングを着脱可能に内装し、前記ハウジングに配置した切削工具を突出状態で保持する回転軸によって駆動エアにより回転駆動される羽根車を軸支し、前記羽根車の回転に応じて前記切削工具を回転させて歯科治療を行うカートリッジ式の歯科用ハンドピースであって、
    前記ハウジングの上面部の平坦部分に撓み性を持たせ、前記ハウジングキャップの平坦な内底面を前記ハウジングの上面部の平坦部分に密接させ、このハウジングの上面部の平坦部分を撓ませた状態で前記ハウジングを前記ハンドピースヘッド部内に固定する構成としたことを特徴とするカートリッジ式の歯科用ハンドピース。
  2. ハンドピース本体と一体化したハンドピースヘッド部内に、ハウジングキャップにより施蓋する状態でカートリッジ式のハウジングを着脱可能に内装し、前記ハウジングに配置した切削工具を突出状態で保持する回転軸によって駆動エアにより回転駆動される羽根車を軸支し、前記羽根車の回転に応じて前記切削工具を回転させて歯科治療を行うカートリッジ式の歯科用ハンドピースであって、
    前記ハウジングは、略円筒状のハウジング本体の上部に、略円錐台形状に形成した上面部を備え、この上面部の上端を構成する円形平板部に、単数の円形状溝部を前記回転軸と同心配置に設け、又は、間隔をおいて複数の円形状溝部を前記回転軸と同心配置に設けることで撓み性を持たせ、前記ハウジングキャップの平坦な中央円形平端部により前記ハウジングの円形平板部に押圧力を加えつつ、この円形平板部を撓ませた状態で前記ハウジングを前記ハンドピースヘッド部内に固定する構成としたことを特徴とするカートリッジ式の歯科用ハンドピース。
  3. 前記上面部は、銅合金系、スチール系、若しくは、チタン系から選定される弾性金属素材、弾性非金属素材、又は、弾性を有する合成樹脂材を用いて形成したことを特徴とする請求項1又は2記載のカートリッジ式の歯科用ハンドピース。
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