JP2007537894A5

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Publication number: JP2007537894A5
Application number: JP2006534536A
Authority: JP
Filing date: 2004-10-12
Publication date: 2008-02-14

Claims

プラスチック材料を再生処理するための方法であって、
プラスチック材料試料を細かくすることによって、所望の粒度を有するプラスチック粒
状物を形成することと、
前記プラスチック粒状物に、カーボンブラック、シアン化水素酸、過酸化水素、二酸化
チタン、トリメチルスルファニル酸、フッ化水素、ホルムアミド、グリセリン、アセトア
ミド、ギ酸、メチルアルコール、ｐ−ニトロアナリン、硫酸ジメチル、ヒドラジン、無水
マレイン酸、酸化チタン、およびこれらの混合物からなる群から選択される特定の誘電特
性を付与するサセプター剤（ｓｕｓｃｅｐｔｏｒａｇｅｎｔ）を前記プラスチック粒状
物に供することと、
前記プラスチック粒状物に結合剤を供することと、
使用可能なプラスチック材料を形成するために前記プラスチック粒状物をマイクロ波エ
ネルギーで処理することと、
を含む方法。
前記プラスチック材料から固形製品を形成することをさらに含む、請求項１に記載の方
法。
前記プラスチック材料が、混合または未選別廃プラスチック材料である、請求項１また
は２に記載の方法。
前記プラスチック粒状物が、刻むこと（ｓｈｒｅｄｄｉｎｇ）、粒状化、粉砕、または
すりつぶし（ｇｒｉｎｄｉｎｇ）によって形成される、請求項１〜３のいずれか一項に記
載の方法。
約５０ｍｍ未満である、請求項１〜４のいずれか一項に記載の方法。
前記粒度が０．５〜２０ｍｍである、請求項５に記載の方法。
前記粒度が約１〜５ｍｍである、請求項６に記載の方法。
前記サセプター剤が、前記プラスチック粒状物に、規定のより高い誘電特性を付与する
、請求項１〜７のいずれか一項に記載の方法。
前記サセプター剤が、カーボンブラックである、請求項１に記載の方法。
前記サセプター剤が、前記プラスチック粒状物に対して０．０１％〜１０％（ｗ／ｗ）
の比率で添加される、請求項１〜９のいずれか一項に記載の方法。
前記サセプター剤が、０．５％〜５％（ｗ／ｗ）の比率で添加される、請求項１０に記
載の方法。
前記結合剤が、１種またはそれ以上の可溶性プラスチックを溶剤中に溶解することによ
って形成された樹脂である、請求項１〜１１のいずれか一項に記載の方法。
前記結合剤が、可溶性プラスチックを溶剤に対して０．７５：１〜２．５：１の比率で
添加することによって形成される、請求項１〜１１のいずれか一項に記載の方法。
前記結合剤が、可溶性プラスチックを溶剤に対して約１：１の比率で添加することによ
って形成される、請求項１３に記載の方法。
前記可溶性プラスチックがポリスチレンであり、かつ前記溶剤が希釈液、トルエン、ま
たはアセトンである、請求項１３に記載の方法。
前記可溶性プラスチックが、アセタール、ナイロン、ＰＥＥＫ、ポリスチレン、ポリプ
ロピレン、ポリ塩化ビニル、高密度ポリエチレン、ポリメタクリル酸メチル（アクリル樹
脂）、およびこれらの混合物からなる群から選択される、請求項１３に記載の方法。
前記溶剤が、ｍ−クロロベンゼン、シクロヘキサン、シクロヘキサノン、塩化エチル、
エチルエーテル、フルフリルアルコール、イソプロピルエーテル、ケトン類、酢酸メチル
、塩化メチル、メチルエチルケトン、塩化メチレン、およびこれらの混合物からなる群か
ら選択される、請求項１３に記載の方法。
前記結合剤が、前記プラスチック粒状物に対して１％〜３０％（ｗ／ｗ）の比率で添加
される、請求項１〜１７のいずれか一項に記載の方法。
前記結合剤が、前記プラスチック粒状物に対して５％〜２０％（ｗ／ｗ）の比率で添加
される、請求項１８に記載の方法。
前記結合剤が、前記プラスチック粒状物に対して約１５％（ｗ／ｗ）添加される、請求
項１９に記載の方法。
前記サセプター剤が、前記結合剤と一緒に供される、請求項１〜２０のいずれか一項に
記載の方法。
着色剤または他の添加剤をさらに含む、請求項１〜２１のいずれか一項に記載の方法。
前記方法中に真空が作用される、請求項１〜２２のいずれか一項に記載の方法。
前記プラスチック粒状物が、マイクロ波エネルギーを用いて１２０℃〜２３０℃の温度
に加熱される、請求項１〜２３のいずれか一項に記載の方法。
前記プラスチック粒状物が、マイクロ波エネルギーを用いて少なくとも約１５０℃の温
度に加熱される、請求項２４に記載の方法。
前記マイクロ波加熱が、前記プラスチック粒状物を撹拌または混合する間に適用される
、請求項１〜２５のいずれか一項に記載の方法。
請求項１〜２６のいずれか一項に記載の方法によって製造されたプラスチック材料。
請求項２７に記載のプラスチック材料から製造されたプラスチック製品。