JP2007533183A - 通信システムを介してデータを伝送する際のコード生成方法および装置 - Google Patents

通信システムを介してデータを伝送する際のコード生成方法および装置 Download PDF

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Abstract

少なくとも2つの通信端末を有する通信システムを介してデータを伝送する際にコード生成する方法と装置であって、その場合に第1の通信端末が少なくとも1つのデータワードを受信して、そのデータワードまたは少なくとも部分的に変更されたデータワードを少なくとも1つの第2の通信端末へさらに伝え、その場合にデータが、2つの異なる値をとることができるビットとして表示され、データワードの少なくとも2つのビットが少なくとも3つのビットに次のように、すなわち3つのコード化されたビット内で常に少なくとも2つの、等しい値のビットが連続し、かつ3つのコード化されたビットの1つまたは2つの受信後にはすでに、どのような第1のコードビットが送出されたかを決定することができるように、コード化される。
【選択図】図1

Description

本発明は、請求項の上位概念に記載の、少なくとも2つの通信端末を有する通信システムを介してデータを伝送する際のコード生成方法と装置および通信システムの該当する通信端末と該当するコンピュータプログラム並びにコンピュータプログラム製品に関する。
通信システムを介して、特にシリアルバスを介して、データを伝送するためのコードは、それぞれ伝送媒体、ビットレートおよびクロックリカバリーとEMV特性値の要請に応じて異なる。25Mビット/秒までのデータを伝送するためには、たとえばMOSTシステムにおいて、EMV両立性を保証するために、光学的伝送が設けられていた。しかしその場合に電気−光学変換器は、極めて高価であって、使用されるプラスチック光ファイバーはボディ内の敷設に対して特殊な要請を有している。この目的のために、MOSTバス内の信号はBi位相マークコード(Bi-Phase marc Code/Bi周波数コード)に従ってコード化されている。その場合に各情報ビットは、2つのコードビットによって表示される。2つのコードビットが等しい値を有する場合には、それは情報ビット0の値に相当する。コードビットの異なる値によって、1が示される。さらに、2つのコードビットの後は、情報値に関係なく、常にレベルの変化が行われる:
コードビット 00 10 10 11 00 11 01 01...
情報ビット 0 1 1 0 0 0 1 1...
その場合にコードビットは、有効ビットに比較して100%の冗長性を有している。しかしこの種のコードビット列を電気的導線を介して伝送する場合に、レベルの頻繁な変化に基づいてビットレート(好ましくはゼロの場合)と二重のビットレート(好ましくは1の場合)に応じて高いEMV放射が行われる。1とゼロの間の移行のために、周波数スペクトル内で他の周波数値も生じるが、支配的な2つの周波数が本質的に減衰されることはない。これは、ビット境界においてはコード規則によって常にレベル変化が要請されるために可能となる。冗長性なしで、すなわち1、2、4、8などの値を有するバイナリコーディングで、たとえば16進コーディング(0x0は2進数の0000に相当し、0xFは2進数の1111に相当する)でも表示可能なデータを伝送する場合に、1つにはレベル変化が設けられる必要がなく(常に0x0または0xF)、あるいは、常に0x5または0xAが送信される限りにおいて、これが各ビットにおいて上と同じ頻度で行われる、という欠点を有している。しかしここではコード冗長性は存在せず、すべてのビットは情報ビットであるので、伝送周波数を半分の値に低下させることができる。しかしそれによってこの使用されるコードは、DCフリーであることはできず、同時にPLL(phase locked loop)によるクロックリカバリーの可能性を提供しない。というのは、予め定められた最大の、レベル変化なしのビット数は存在しないからである。PLLは、少なくともすべてのnビットの1同期化のためにレベル変化を必要とする。従ってコードは、上述したように、幾つかの望ましくない欠点を示す。
部分的に欠点を、既知のブロックコード(たとえば、"A new 8B10B Blockcode for High Speed Data Transmission Over Unshielded Twisted Pair Channels" by Alistair Coles, Hewlett Packard, Oktober 1996に記載されているような)の使用によって、回避することができる。その場合にコード冗長性は、25%である。というのは、8情報ビットの代わりに10コードビットが伝送されるからである。コードは、平均してDCフリーである。というのは、ゼロに比較して伝送される1の数に従って(running digital sum:RDS)、コードは反転され、あるいは反転されずに伝送されるからである。同一のコードビット値の最大の数(maximum run length:MRL)は、17である。従って原理的にクロックリカバリーのためにさらに1つのPLLの接続が可能であって、しかしその場合にここでは、PLLの安定性に対して高い要請が課せられ、過渡時間が著しく長くなってしまう。
ブロックコードの特別な欠点は、それが系統的なコードではなく、従ってたとえばその位置に従って該当するコードビットの値対応を有する16進コードにおけるような、コーディング規則がないことである。
これは特に、インクリメンタまたは比較器を実現する場合に作用する。というのは、まず、特にインクリメンタにおいて、全部のコードワードが受信されなければならず、コードワードが表によるデコーディングによって求められなければならず、1だけ高いコード値のためにそれに応じたコードワードが表を用いて生成されて、その後初めてそのコードワードが、少なくとも1つのフリップフロップによって同期されて、送信できるようになるからである。従って上述したブロックコードのためには、少なくとも11クロックの遅延が生じる。同期RAM内でコード表を安全確保する場合には、特に少なくとも13クロックの遅延が生じる。
上述したように、従来技術は、どの観点においても最適な特性を示さない。
特に、使用されるコードがDCフリーであるべきであって、必要とされるクロックリカバリーのために頻繁な側面を持つべきであり、かつ、特殊なコントロールビットの単純なインクリメンテーションによりノードのネットワーク位置を生成し、かつ大きな遅延なしでさらに伝導するためには、シリアルインクリメンテーションの可能性が提供されるべきである、という特性の合計が生じる。その場合に特に、より小さいコストを有し、すなわち特にEMV電磁両立性の枠内でシールドの必要なしで使用することができる、電気的解決を見出すことが望まれる。
以下で説明する、本発明に基づく解決は、従来技術の欠点を回避して、同時に必要とされる特性を提供することができる。というのは、特に系統的なコードにおいては、低い価値を有するコードビットを受信した場合にこのビットのインクリメントされた値を介してすでに定めることができ、かつコードワード全体をすでに受信し終わることなしに、送信することができるからである。
本発明は、少なくとも2つの通信端末を有する通信システムを介してデータをシリアルに伝送する際にコード生成する方法と装置および該当する通信端末に基づいており、その場合に少なくとも1つの第1の通信端末が少なくとも1つのデータワードを受信して、そのデータワードまたは少なくとも部分的に変化されたデータワードを少なくとも1つの第2の通信端末へさらに伝え、その場合にデータは、2つの異なる値を取ることのできるビットとして、従ってバイナリで表示される。その場合に本発明によれば、データワードの少なくとも2つのビットが少なくとも3つのビットに次のように、すなわち3つのコード化されたビット内で常に等しい値の少なくとも2つのビットが互いに連続し、かつ3つのコード化されたビットの2つを受信した後にすでに、どのような第1のコードビットが送出されたか、を決定することができ、あるいは決定されるように、コード化される。従って1つには、シリアルインクリメンテーションの可能性が容易に実現でき、それが他方で、大きな時間的遅延なしに、そして特にブロックコードの場合よりもずっと少なく、得られる。特にアービトレーションの場合に、それぞれコード化に従って通常すでに1ビットの後に、しかし確実には2ビットの後に、MSBファーストで伝送される場合に、何が送信されるか、を決定することができる。
好ましくは、1つには、データワードの最も低い値のビットにおいてコード生成ないしコード伝送を開始し、従ってデータワードの少なくとも個々のビットのインクリメンテーションあるいはまたデクリメンテーションも実施することができる。同様に、データワードの最も高い値のビットにおいてコード生成ないしコード伝送を開始し、少なくとも個々のビットの比較、特にデータワードのアービトレーションを実施することができ、その場合に比較結果を出力することができ、あるいはアービトレーションの枠内で送信すべきデータの選択ないし最も高い優先順位を通すデータを求めることができる。
手間を著しく制限するために、好ましくは少なくともそれぞれ2つのビットを3つのビットにコード化することができ、その場合にデータワードの残りのすべてのビットはコード化されずに引き継がれる。他の実施形態においては、それぞれ2ビットを有するデータワードのすべてのビットが3つのビットにコード化され、その場合にデータワードは、2の倍数のビット数を有する。
特別な実施形態においては、特に、インクリメンテーションないしデクリメンテーションと比較の間、そしてそれに伴ってデータワードの最も低い値のビットでの開始とデータワードの最も高い値のビットでの開始との間で、特にアービトレーションの枠内で切り替えることができる。
特に好ましくは、データワードに加えて、それに対して反転されたデータワードも伝送され、その場合に特に開始時に、各データワードに応じて、伝送種類、従って反転か非反転かを識別するための選択ビットが伝送される。それによってその場合には、必要とされるDCフリーが得られるので、直流レベルに依存する参照レベルのシフトなしで、電気的解決(あるいはまた光学的伝送)を実現することができる。
その場合にインクリメンテーションないしデクリメンテーションと比較との間の切替えは、特にデータフレーム内のデータワード(あるいは少なくとも1つのビット)の位置に従って行うことができる。同様に、切替えを先行するデータワード内の少なくとも1つの識別子に従って、あるいは特別な識別子を有する特別なデータフレームに従って行うことも、考えられる。
補足として、好ましくは、非データワードが設けられており、それはコード化されたデータに対応せず、他の情報、特に制御情報を伝送し、かつその種の非データワードとして一義的に認識可能である。
特に好ましくは、本発明に基づく方法は、データ担体上に記憶されている、プログラムコードを有するコンピュータプログラムまたはコンピュータプログラム製品の枠内で表され、その場合に本方法は、プログラムがコンピュータ支援される通信システム内で上述したように実施される場合に、実施される。
他の利点と好ましい形態が、明細書および請求項の特徴から明らかにされる。
以下、図面に示す図を用いて本発明を詳細に説明する。
図1は、入力インターフェイス110、108および112、受信器または受信モジュールと出力インターフェイス109、107、111、送信器または送信モジュールを有する通信システムまたはバスシステム100を示している。この送信器および受信器と通信端末101、102および103が通信システム100によって互いに接続されている。符号106は、処理ユニットを示しており、その処理ユニットは本発明によればコード生成および/またはデコーディングおよび/またはインクリメンテーションおよび/または比較またはアービトレーションを実施する。符号104は、通信システム100に対して外部のユニットを示しており、それがインターフェイス105を介して一方向または双方向で通信端末、ここでは特に通信端末101と接続されている。この外部のユニット104は、インターフェイスまたはバスシステムあるいは通信システムを介して他の機器、ユニットまたはエレメントを個々の通信端末に結合することを代表している。
その場合に、シリアルバス、従って特に通信システム100を介してデータを伝送する場合に、破線の伝送矢印で示すようにコード化されたデータを伝送する場合に、特にインクリメンテーションあるいはまたアービトレーション、つまり比較が行われる。しかし同様に、外部の通信端末104を介してデータを通信端末101へ入力し、それをその後コード化して、たとえばここでは通信端末103へ、再び破線の矢印で示すようにさらに伝導し、あるいはまた通信端末102から通信端末101へのコード化されたデータを受信して、それをその後外部の通信端末104へデコードしてさらに伝導することも可能である。しかし特に、通信システム100上で、ここではたとえば通信端末102から通信端末101へ、そしてその後通信端末103へ、特にインクリメンテーションまたは比較またはアービトレーションを取り入れながら、コード化されたデータがさらに伝導される。
コード化のためにバイフリーケンシーコードが使用される場合には、たとえばデータワードの最も低い値のビット、従ってLSB(Least Significant Bit)をまず伝送する場合には、シリアルインクリメンテーションのために2クロックの遅延のみが必要とされる。その場合に、さらに送信し、従ってそれぞれのビットのさらに伝導すべき値を定めるために、その時受信されたビット値とその前のビット値がどの値を有するか、を知ることのみが必要とされる。
そこで本発明によれば、2つの情報ビットを3つのコードビットによって以下のようにコード化を行うことが提案される(規則1):
Figure 2007533183
それによってここでは、50%のコード冗長性をもって、コードワード010と101が回避され、それによってコードワード内の高いスペクトル成分の影響が減少される。左の情報には値2ないし2が対応づけられるが、すべてのコードビットの重み付けは、2である。コード内の個別ビットを区別するために、ここでは左から右へ標識0(3)、20(2)または20(1)が、以下の規則2、3および4に従って使用される。それによって、他のどのコードに基づいても機能する、系統的なコード化規則が与えられた。たとえば、ワンホット(one-hot)コーディングを有する場合に、4つのコード値0001、0010、0100、1000は、グレイコード00、01、11および10の場合と同様に、値0、1、2および3に対応づけることができる。
従って図2に示す入力コードワードまたは入力データワードEC2から、常に一義的にコードジェネレータ200CGによって出力コードワードまたは出力データワードAC2へのコード生成が可能である。同様に、図2aには、デコーダDC201によるデータワードEC2aのデータワードAC2aへのデコーディングが示されている。この本発明に基づくコードは、以下でさらに説明するように、シリアルインクリメンテーションを実施するのにも適している。規則2、3および4(後述)に従って、コード内のこれらの個別ビットは、左から右へ向かって標識20(3)、20(2)ないし20(1)に従って区別することができ、その場合にインクリメントされた値が表示され、かつ繰越しまたはオーバーフローOFに従って生じる。この生成された繰越しまたはオーバーフローOFは、後に規則5において、あるいは図5に示すように、シリアルコード化において利用される。
規則2:
0(1)の生成のため
Figure 2007533183
規則3:
0(2)の生成のため
Figure 2007533183
規則4:
Figure 2007533183
すなわち、図3に示す入力ビット列または入力データワードまたは入力データコードEC3から、インクリメンタINC300によって出力列AC3が生成される。これが図4に示すように、コンパレータCOMP400による比較の枠内で、特に図4に示す入力コード列または入力コードワードEC4から出力データワードAC4へアービトレートする場合に、可能である。
その場合にインクリメンテーションからアービトレーションへの変化は、方向切替えにおいて、特に、インクリメンテーションのために必要であるように、LSB(Least Significant Bit)がまず評価されるように、あるいは送信方向を変更する場合に、MSB(Most Significant Bit)が最初に評価されるように行われ、従って比較、特にアービトレーションをもたらす。これについては、後で詳しく説明する。従って図2のコードジェネレータCG200は、規則1に従って対応づけを実施し、図3に示すインクリメンタは規則2、3および4に従って対応づけを実施し、その場合に図2においては入力コードEC2から生成された本発明に基づく出力コードAC2が生成され、図3においてはすでにコード化された入力コードEC3からインクリメントされた本発明に基づく出力コードAC3が生成される。
シリアルインクリメンテーションを、規則5に従ってそれぞれの値cまたはu、x、y、z、wを有する図5を用いて詳しく説明する:
規則5:
Figure 2007533183
図5は、インクリメンテーションモジュールINC306、インクリメント手段301および、フリップフロップ305を備えたフィードバックルートを有する、図3に示すインクリメンタ300を示している。このフリップフロップは、クロック制御される任意のメモリ素子によって実現することができる。このインクリメンタ300内で、従ってフィードバック手段を有するインクリメンテーション手段301において、一方で、図示のように、データワードまたは複数の、少なくとも2つのデータワードを有するデータフレームに従って入力ビット列EBFが入力されて、同時に図示のように繰越し、従ってオーバーフローOFが考慮されて、本発明に基づくインクリメントされた出力ビット列ABFあるいは出力データワードあるいはまた出力データフレームに変換される。コードのシリアルインクリメンテーションのために、ビット列のLSB(Least Significant Bit)、従って最も値の低いビットで伝送を開始する場合には、コードビットxを生成するために常に次のコードビットyに関する情報が必要である。従ってコードは、少なくとも1つのクロックだけ遅延されてさらに伝えられなければならない。受信または送信すべきデータビット列を同期化するために、好ましくはそれぞれ入力と出力にフリップフロップ、従って302と304が挿入される。インクリメンテーションは、出力ビットzと生成された中間繰越しwのための規則5に基づいて、入力繰越しまたはオーバーフローOF、c、中間繰越しu、入力ビットxとyについて行われる。従って、より大きいコードワードもコードワードのそれぞれの部分について規則1を場合によっては数回利用しながらまとめ、あるいは部分を他のコード化なしで、規則1内の情報ビットを、直接挿入することが可能であって、それについて規則6で詳細に説明する。
規則6:
Figure 2007533183
ブロックコードのインクリメンテーションに比較して(すでに示したように、シリアルでは不可能)、図5に示す配置によって規則6の場合でも常に、3クロックだけの遅延が生じる。というのは、2つのコード部分が次々と処理されるからである。規則6のコードは、情報ワードとして半バイト、つまり4つの情報ビット=4ビットを処理する。コード冗長性は、50%である。その場合の欠点はもちろん、値0またはFを並べることによってレベル変化なしの比較的大きいブロックが生じる可能性があり、コードはDCフリーではないことである。
これに対処するために、まず、規則7に基づくコードが選択され、それは、オリジナルコードの一部をそのまま引き継ぐ場合に、25%のコード冗長性しか持たない。
規則7:
Figure 2007533183
規則7に基づくコードをDCフリーに構成するために、Least Significant Bit、つまり最も低い値のビットの下に、さらに反転ビットが挿入され、そのビットはまず値0を有する。その場合にコードワード全体の、つまり反転ビットも含めての反転は、値の変化をもたらさない。従って、異なるビット値で開始される、等しい値を有する2つのコードワードが存在する。その場合には、ゼロが連続する場合に、交互にコードワード000000と111111を送信することができる。従って直流電流成分の完全な補償、つまりそれぞれ2つのコードワードの後に異なる数の1とゼロが得られる。ここではさらに、コードワードの各開始時にレベル変化が存在し、それがPLLによるクロックリカバリーのために利用できる。従って、以下に示すように、規則8が得られる。
規則8:
Figure 2007533183
次に、規則9は、すべてのデータワードをその2つの可能な変形例と共に示している。
規則9(LSBファーストで送信のために)
Figure 2007533183
規則9は、LSBファーストで送信するための好ましい実施例を示している。伝送する場合には常に、1の数が加算されて、それからゼロの数が引き算されるので、RDS(Running Digital Sum)が得られ、それが、1が多く送信されるか、ゼロが多く送信されるかに関する情報を与える。異なる数の1とゼロを有するコードワードによって、RDSがコードワード1とコードワード2の間の選択によって影響を受ける。好ましい方法で、RDS=0を計算し、それによって平均してコードをDCフリーにすることが試みられる。しかしその場合に、たとえばクロックリカバリー、つまりPLLのために、コードワード間でレベル変化を強制するか、あるいはまた、たとえば周波数スペクトルのために、それを回避しようとする場合に、この規則からのわずかなずれも可能であり、かつ考えることができる。
規則9に従って入力コードワードがインクリメンタ内で連続的にインクリメントされる場合、つまり値が変化する場合には、元の値に対してインクリメントされたデータ値に基づいてRDS値の変化をもたらす可能性がある。その場合に送信すべきインクリメントされたデータワードについて、逆のコードワードを選択する可能性はない。というのは、反転ビットは、コードワード全体が受信される前に、すでに送信されなければならないからである。ここでは、補正は、後続の非データコードワードによって可能であって、それはたとえば、フレーム標識に関して等しい意味において異なるRDS値を有する複数の値から選択が許される場合に、データフレームの開始を特徴づける。
規則2、3、4および5に基づくインクリメンテーションは、規則9に基づくコードワード1についてだけ説明されている。コードワード2については、すべての0が1に代えられ、かつ逆に1が0に代えられる。その場合に同一の規則が当てはまる。
規則9に基づく先行する部分において説明されたコードは、特にシリアルインクリメンテーション(LSBファーストの場合)に、あるいはアービトレーション(MSBファーストの場合)に適している。デクリメンテーションするには、このコードは余り適していない。というのは、このコードのためには、コード内の位置に関係なく入力ビットxとyおよび繰越しビットcとuから新しい(送出すべき)コードビットを定める規則5に相当する規則が存在しないからである。従って特にデクリメンテーションのためには、規則1の代わりに次の生成規則1.bが利用される:
Figure 2007533183
規則1に基づくインクリメンテーションのための規則2、3および4の代わりに、コード1.bに基づくデクリメンテーションのための以下の規則2b、2bないし4bが得られる:
(規則2b):
0’の生成のため
Figure 2007533183
(規則3b):
0’’の生成のため
Figure 2007533183
(規則4b):
0’’’の生成のため
Figure 2007533183
生成された繰越しは、連続的なコード化の際に利用される(規則5bを参照)。このコードにおける利点は、デクリメンテーションの場合に初期値と繰越しが同一であって、そうでない場合には繰越しが0であることである。
コードのシリアルデクリメンテーションについて、コードビットxを生成するためには、常に後続のコードビットyに関する情報が必要である(LSBで伝送を開始する場合)。従って連続的なインクリメンテーションの場合のように、コードは少なくとも1クロック遅延してさらに伝えられなければならない。受信したデータビット列と送信すべきデータビット列を同期させるために、好ましくはそれぞれ入力と出力にフリップフロップが挿入される。デクリメンテーションは、出力ビットzと生成された中間繰越しwのための規則5bに従って、入力繰越しc、中間繰越しu、入力ビットxおよびyについて行われる(図3a):
規則5b
Figure 2007533183
しかし、規則1に基づき、あるいはまた規則1bに基づく本発明のコードは、アービトレーション目的のため、つまり比較目的のためにも使用することができる。すなわち、特に規則1に基づく規則9に従って、記載されたコードは、可変の優先順位を有するアービトレーション目的のためにも使用することができる。そのためには、最も値の高いビット、つまりMost Significant Bitの送信で開始することが必要であって、インクリメンテーションとデクリメンテーションのためには、すでに説明したように、Least Significant Bit、つまりLSB、最も値の低いビットで開始される。しかしその場合でも、反転ビットは最初に伝送される(規則10)。
コード規則1に基づくMSBファーストで送信するための規則10:
Figure 2007533183
この比較またはアービトレーションのための切替えが、図6と図6aに基づく比較器400によって示されている。その中に、本来の比較器405または409(COMP)を有する比較器モジュール401または408が示されており、その場合にここでは、比較すべき2つの入力ビット列を遅延させて同期させるために、それぞれ2つのフリップフロップ402、403および412、413のみが必要とされ、それらはここでも任意のクロック制御されるメモリ素子によって示すことができる。コードのアービトレーションのために、図6または図6aのコードビットxあるいはrの送信について決定するためには、一般的な場合において、ここでも後続のコードビットyまたはsに関する情報が必要である。ここで、従って、MSB(Most Significant Bit)で伝送を開始する場合に、ここでもコードは少なくとも1クロック遅延してさらに伝えられなければならない。受信されたデータビット列と送信すべきデータビット列を同期化するために、ここでも好ましくは、それぞれ入力と出力にフリップフロップ402または412と404が挿入される。その場合に本発明に基づく規則に従って、入力ビットxとyないしrとsから出力ビットzおよびそれに伴ってアービトレーションの枠内で入力ビット列EBFまたはEBF1またはEBF2の選択とそれの出力ビット列ABFへの変換が実施される。その場合に比較器決定は、図6aにおいて、制御ユニット407により決定がリセットされるまで、メモリ素子406内に記憶されたままとなる。一度行われた比較器決定は、2つの入力ビット列間でさらに切替えを所望に行うために、データ伝送の以降の推移においても利用することができる。そのために、実際に行われた比較器決定が、制御ユニット407へ伝達されて、そこに記憶される。この情報を用いて、メモリ素子406ないし407を任意にセットし、かつリセットすることができる。図6aには、さらにスイッチないし切替えユニットS2が設けられており、それが、図6と6aについて説明したように、入力ビット列EBF1とEBF2の間の交代を可能にする。
図4aは、この交代、図4に示す比較器401のための2つの入力データワードEC4とEC5および出力データワードAC4のためのスイッチないし切替えユニットS1によるこの切替えを示している。
インクリメンテーション(ないしデクリメンテーション)とアービトレーションは、同時にデータワード内で両立しない。しかし、アービトレーションすべきか、あるいはインクリメンテーション(デクリメンテーション)すべきか、という状況の枠内で、伝送順序または送信順序の交代を行うことができる。送信方向に従って、規則9について、好ましい実施例において、LBSファーストとそれに伴うインクリメンテーション変形例あるいは規則10によるMSBファーストとそれに伴うアービトレーション変形例が生じる。その場合にデータの最初の2つのビットが、2ビット−3ビットコード化に従って変換され、第2の2つのビット、従ってデータのビット3とビット4はコード化されずに引き継がれる。同時に、反転ビット、つまりそれが反転された変形例であるか、反転されない変形例であるかを表示するビットが、規則9に従ってコードワード1とコードワード2内にLeast Significant Bitとして、従って完全に右側に付加される。MSB側に関して同様に示されるので、データの最初の2ビットはそれぞれ中央の3ブロック内で3ビットにコード化され、コードワード1または2の2つの最後のビット、単純にデータのビット3と4は、引き継がれる。その場合に反転を表示するビットは、もちろん、最高の値を有するビット、MSBとして、それぞれMSB変形例のコードワード1とコードワード2の左に付加される。
例として、ここでは表示のために、MOSTバスにおけるように固定長の枠内でデータが伝送されるバスが適しており、その場合にそれぞれ枠(フレーム)位置に従って、伝送列または送信方向の交代を行うことができる。たとえば、受信した優先順位を自己の優先順位と比較することによって、優先順位に従ってコントロールフレーム情報の送信を決定しようとする場合には、MSBファーストで送信することが、効果的である。それによって、図6aに示すように、直接的な切替えを行うことができる。それに対してネットワーク位置を定めて、同時に(中間記憶なしで)後続のノードに伝達しようとする場合には、連続的にインクリメントすることができるようにするために、LSBファーストで該当するコントロールバイトを送信しなければならない(図5)。コントロールフレーム情報は、常にデータフレーム内、つまりフレーム内で固定の位置で、MOSTにおいては常に第61と第62バイトで伝送されるので、ここで好ましくはデータフレーム内部のワードカウンタまたはビットカウンタないしバイトカウンタ、従ってカウンタに従って、伝送順序が変化される。
その場合に原則的に、つまりMOSTケースについてだけでなく、注意しなければならないことは、本発明によれば反転ビットが常に、従ってLSBで開始されるか、MSBで開始されるかに関係なく、最初に送信されることである。EMV特性に関して本発明に基づいて2つの情報ビットを3つのコードビットにコード化するための最も好ましい系統的解決変形例を示す、上述した規則1に関して、以下の変形例が考えられ、かつ可能である。
Figure 2007533183
Figure 2007533183
その場合にデクリメンテーションの場合のための1.bに示すコード規則は、インクリメンテーションのための規則1と比較して同じ利点を有している。ここでも、系統的コードが存在し、そのコードにおいては各コードビットに値2を対応づけることができる。しかしここでは、まずインクリメンテーションの場合についてさらに説明する。
規則1または規則1に基づいて展開された規則9と10に基づく好ましい実施変形例によれば、図7と図8に示す特別な送信および受信モジュール、つまり送信器と受信器を示すことができる。図7は、シリアルの送信器を示しており、それにおいてはパラレルのデータ入力PDI、従ってたとえばnビットが、レジスタとコードジェネレータ705へパラレルに入力される。この例において、nは好ましくは4である。kビット(その場合にkは好ましくは6)を収容することのできるシフトレジスタ705を用いて、出力ビット列ABFを通信システム100上へ出力することができる。その場合に送信モジュール700は選択的なエレメント701〜703を有しており、それについてはさらに説明する。たとえば、LSBファーストとMSBファーストの間で、つまりインクリメンテーションとアービトレーションの間で切り替える場合に、ワードカウンタまたはカウンタに従って伝送順序が変更される場合に、この種のカウンタ701が必要である。同時に、コントロール回路703が必要であって、それは特に反転コントロール、従って規則9または10に従ってLSBとMSBに応じて反転ビットの設定を制御する。同時に、RDS値ないし設定の監視を、この回路703によって行うことができる。ブロック702は、後述する、非データワードを使用するために用いられる。同様にブロック703にDコントロールの機能を実装することができ、それについても後で詳しく説明する。
送信モジュール700に対応して、図8は符号800で受信モジュールまたはシリアルの受信器を示している。この実施例において、入力ビット列EBFがkビット(ここでも好ましくはk=6)を有するシフトレジスタ804へ供給される。符号803は、特にレジスタを有する、対応するデコーダモジュールを示している。たとえばnビット(n=4)の、パラレルのビット列、従ってPDO、を本発明に基づいて出力するために、ここでも切替えが使用され、たとえばワードカウンタに従って伝送順序が変更され、ここでもこのカウンタ801は選択的に使用されている。ブロック802は、ここでも非データワードを認識し、従ってそれをデコードするために用いられ、それによってカウンタの部分的セットを行うことができ、それについては後に説明する。すなわち、図7と8に示す送信器と受信器は、本発明に基づいて完全なコード化ないしデコード化を行うことができる。
エレメント702と802に関連してすでに言及した非データワードを、詳しく説明する。6コードビットのためのコードスペースは、2=64の異なる可能性を許し、その内の32データコードワードのみが規則9に従って対応づけられている。多くの適用の場合のために、幾つかの非データコードワードまたは非データワードを制御目的のために、他の情報、特に制御情報と一体化することが重要である。それによってたとえば、伝送の開始を特徴づけ、あるいは、たとえば他の駆動モードへの移行を促すような、他の制御機能および特別な列情報の伝送を導入することができる。この非データコードワードは、たとえばブロックヘッダーラベルまたはデータフレームヘッダーラベル、従ってフレームヘッダーラベルとすることができる。フレームヘッダーラベルは、フレームの開始のみを特徴づける。多くのフレームヘッダーラベルを許可する場合には、変形例の選択によって種々の付加情報を伝送することができる。この種の付加情報は、それの元で連続するコード化が行われた、RDS値とすることができる。その例が、表2に記載されており、その場合にこの表の値に限られない。
Figure 2007533183
非データコードワードにおいて特別な役割を果たすのは、ビット列010101または反転された101010である。このビット列は、同期のために使用され、相前後する2つのデータワードの組み合わせによっても、意図せずに生じるものではない。付加的な条件なしで、規則9に従って列は、たとえば、LSBで開始して伝送する場合に、4、5、6または7(コードワード1から)の後にデータワードD(コードワード1)を結合することによって生じ:111010 100xx0、その場合にこれら2つのデータワードの間にRDS規則によってレベル交代が設けられている。データコードワードの組み合わせによるビットパターンの生成は、RDS規則を無視して、Dを伝送する場合に常にレベル交代が生じないようにされる場合には、回避される。従って規則9に基づく上の例において、得られるのはビット列000101 100xx0であって、選択されたビット列は生じ得ない。これは、場合によっては短時間で直流成分の増大をもたらす可能性がある。しかし、Dの送出が何回か連続することがRDSを徐々に増大させることは、排除されている。というのは、その場合にはまさにコードワード1とコードワード2の間で規則9に従って交代するからである。さらに、値Dに続く、均等な数のゼロと1を有するすべてのコードワードにおいて(7、9、A、Cおよび非データコードワード)、常に(釣り合わないコードワードがこの規則を中断しない間)レベル交代が行われるようにする場合には、RDSはその後再度データ値Dが送信された場合でも加算されない。というのは、その場合にはDとは異なるコードワードが利用可能であって、上述の規則に従って強制的に使用もされるからである。図7のブロック703内に実装可能なような、送信器内の特殊な制御ユニットが、データワードDの送出を制御する。他の規則は、RDS=0の場合にRDS値が増大される、ということであるので、RDSはゼロの後負にはならず、従って一義性が与えられている。
これらの周辺条件の下で、特別なコードワード010101とその反転値の伝送は、受信器内に特殊な制御信号のリリースを許し、それが選択されたシステム状態をもたらす。これは、たとえば、受信器内で、たとえば図8のカウンタ801内のブロック802によって、カウンタをセットすることである。非データコードワードまたは非データワードが、それらがたとえば一定の長さを有するデータフレームの開始をマークするので、規則的な時点においてのみ許されている場合には、すべての他の非データワードをこれらの時点の倍数または分数においてのみ許すことも、有意義である。その場合には、これらのコードワードをデータワードと取り違えることはなく、あるいは、2つの互いに連続するデータワードから形成されて、非データワードのビット列と一致するパターンについて、この特殊な制御信号と取り違えることがない。従ってエラー認識の制限された可能性も実現可能である。規則9または10に基づく好ましい変形例を有する、図示されているコード変形例の他に、規則1の他のコンポーネントまたは組み合わせ、従ってこの規則と直接的な2進コード化の多重利用が、同様に幾重にも可能である。好ましい実施例のコードは、バイフリーケンシーコードの片側が支配的なスペクトルを回避する。インクリメンテーションによる後からのデータ変更を考慮せず、+6と−5までの外部のRDS値から出発する場合には、コードは、平均してDCフリーであって、典型的に13の最大ランレングスを有する。例外場合において、たとえばD値の伝送によって、あるいはインクリメンテーションによって上述したRDS限界を短時間上回る場合に、この値はさらに増大することができる。しかし、このデータ変更は、後続の非データコードワードによって再び補償される。好ましくは、非データコードワードは、たとえば表に従って101010、001110、001100、011110、011100とそれに対して反転された値であるが、他のすべての比データワードも、原理的に使用可能である。
規則9の実施例に基づくコード化されたデータワードの組み合わせによるビット列101010を回避する規則は、インクリメンテーションとアービトレーションを切り替える場合にそれに応じて適合される:
LSBファーストからMSBファーストへ交代する場合に、RDS値の絶対値における減少の他は、反転に関して規則は生じない。
2つのMSBファースト値の間で、16進値”A”の後ろ(”D”の前の代わりに)のレベル交代は避けなければならない。
”A”の後のすべての釣り合ったコード値について、規則はない。というのは、”A”自体釣り合っているからである(AによるRDS値変化なし、従って間接的に連続する”A”のための規則は不要である)。
MSBファーストからLSBファーストへ移行するために、最後の3ビットがオルタネーティブである限り(2、6、A、Dの後)、レベル交代は一般に阻止される。
次の”D”について、その他と同じ条件、従ってレベル交代なし、が当てはまる。
2つより多いビットからなるデータワードをコード化するために、さらに、すべてのビットペアを規則1に従ってコード化するか、1bに従ってするか、ないしはどのビットペアをコード化せずに引き継ぐか、を決定することができる。規則9において、それは4ビットデータワードの2LSBであって、それは規則1に従ってコード化されており、2MSBは直接引き継がれている。規則9aに基づく、正反対の方法が可能であって、それにおいてはLSBが直接引き継がれ、MSBが規則1に従ってコード化される:
規則9a:(規則1に基づく元のコード化における好ましい実施例とコード化されたデータビットの順序の交換)
Figure 2007533183
同様に、特にデクリメンテーション可能性を選択する場合に、他のコード規則が可能である(規則9bと9c):
規則9b(コード化されたデータビットの順序の交換あり、かつ規則1.bに基づくコード化)
Figure 2007533183
Figure 2007533183
規則9bは、LSBファーストを有する伝送における単純なデクリメンテーションのために好ましい。というのは、ここでは非データコードワード010101または101010を避けるために、常に”6”の後のレベル交代を回避しなければならないからである。
コードの選択について、以下の一般的な規則が当てはまる:
1.インクリメントあるいはデクリメントしようとする場合に、LSBファーストで送信する
2.インクリメンテーションは、規則9または9aに従うことが好ましい
3.デクリメンテーションは、規則9.bまたは9.cに従うことが好ましい
4.アービトレートしようとする場合には、MSBファーストで送信する
5.アービトレーションは、規則9または9aに従うことが好ましい
6.コード化種類は、どの位置で、どのコードで処理されるか、がわかっている場合に、任意に交代させることができる。
コードワード010101ないし101010を回避するために、以下の表の規則が守られなければならない:
Figure 2007533183
図1は、加入者を有する通信システムを示しており、図1aは、規則1bに基づく対応づけを有する本発明に基づくコードジェネレータを示している。 図2はコードジェネレータを用いて、図2aはデコーダ−「矢印方向反転」、すなわちEC2aがAC2に相当し、AC2aがEC2に相当−を用いて、図2bはデクリメンタとして形成されたコードジェネレータをを用いて入力コードを出力コードに変換することを概略的に示している。 図3はインクリメンタを用いて入力コードを出力コードに変換することを概略的に示しており、図3aは、ここでは特に規則5bに基づいて、デクリメンタによる変換を示している。 図4はコンパレータ、従って比較器用いて、図4aはコンパレータ(比較器)と切替えユニットとを有するアービトレーティンユニットを用いて、入力コードを出力コードに変換することを概略的に示している。 本発明に基づくシリアルインクリメンタを示している。 本発明に基づくシリアルコンパレータまたは比較器を示している。 通信システムの、あるいは通信システムへのインターフェイスとしてのシリアルの送信器を示している。 対応するシリアルの受信器を示している。

Claims (16)

  1. 少なくとも2つの通信端末を有する通信システムを介してデータを伝送する際にコードを生成するコード生成方法であって、前記方法において第1の通信端末が少なくとも1つのデータワードを受信して、前記データワードまたは少なくとも部分的に変更されたデータワードを少なくとも1つの第2の通信端末にさらに伝え、その場合にデータが2つの異なる値をとることのできるビットとして表示される、前記コード生成方法において、
    前記データワードの少なくとも2つのビットが、3つのコード化されたビット内で常に等しい値の少なくとも2つのビットが互いに連続し、かつ3つのコード化されたビットの1つまたは2つの受信後にすでに、どのような第1のコードビットが送出されたか、を決定できるように、少なくとも3つのビットにコード化されることを特徴とする、通信システムを介してデータを伝送する際にコード生成方法。
  2. コード化されたデータの伝送が、前記データワードの最も低い値のビットで開始されて、少なくとも1つの前記データワードの少なくとも個々のデータビットのインクリメンテーションが実施されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. コード化されたデータの伝送が、前記データワードの最も低い値のビットで開始されて、少なくとも1つの前記データワードの少なくとも個々のビットのデクリメンテーションが実施されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. コード化されたデータの伝送が、前記データワードの最も高い値のビットで開始されて、少なくとも1つの受信された前記データワードの少なくとも個々のビットと、第2のデータワードのそれらとの比較が実施されて、その場合に比較結果が出力されて、それが少なくとも1つの送信すべきデータワードの選択に利用されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 少なくともそれぞれ2つのビットが3つのビットにコード化されて、前記データワードの残りすべてのビットはコード化されずに引き継がれることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  6. それぞれ2つのビットを有する前記データワードのすべてのビットが3つのビットにコード化されて、その場合に前記データワードが2の倍数のビット数を有していることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  7. 前記インクリメンテーション、前記デクリメンテーションおよび前記比較の間、つまり前記データワードの最も高い値のビットでの開始とデータワードの最も低い値のビットでの開始との間で切り替えることができることを特徴とする請求項2、3または4に記載の方法。
  8. 前記インクリメンテーションと前記デクリメンテーションの間、従って前記データワードのコード化の種類の間で切り替えることができるが、伝送は常にデータワードの最も低い値のビットで開始されることを特徴とする請求項2または3に記載の方法。
  9. 切替えが、前記データワード内またはデータフレーム内の少なくとも1つのビットの位置に従って行われることを特徴とする請求項7または8に記載の方法。
  10. 切替えが、前記データワードまたはデータフレーム内の少なくとも1つの識別子に従って行われることを特徴とする請求項7または8に記載の方法。
  11. 前記データワードの代わりに、それに対して逆のデータワードが伝送され、その場合に開始のために伝送種類を識別するための選択ビットが伝送されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  12. どのコード化されたデータにも対応せず、他の情報、特に制御情報を伝送する、非データワードが設けられていることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  13. 通信システムを介してデータ伝送する際にコード生成する装置であって、その場合にデータが、少なくとも2つの異なる値をとることのできるビットとして表示される、前記装置において、
    コード化手段が設けられており、前記コード化手段は、データワードの少なくとも2つのビットが少なくとも3つのビットに次のように、すなわち3つのコード化されたビット内で常に等しい値の少なくとも2つのビットが互いに連続し、かつさらに伝えるべきデータワードの3つのコード化されたビットの1つまたは2つを受信した後にすでに、どのような第1のコードビットが送出されたか、を決定することができるように、コード化されるように形成されていることを特徴とする通信システムを介してデータ伝送する際にコード生成する装置。
  14. 通信システム内でデータ伝送する際にコード生成する装置を有する通信システムの通信端末であって、その場合にデータが、2つの異なる値をとることのできるビットとして表示される、前記通信システムの通信端末において、
    コード化手段が設けられており、前記コード化手段は、データワードの少なくとも2つのビットが3つのビットに次のように、すなわちコード化された3つのビット内で常に等しい値の少なくとも2つのビットが互いに連続し、かつさらに伝えるべきデータワードの3つのコード化されたビットの1つまたは2つを受信した後にすでに、どのような第1のコードビットが送出されたか、がすでに決定されるように、形成されていることを特徴とする通信システムの通信端末。
  15. プログラムがコンピュータで支援される通信システム内で実施された場合に、請求項1から12のいずれか1項に記載の方法を実施するための、データ担体上に記憶された、プログラムコードを有するコンピュータプログラム製品。
  16. プログラムがコンピュータで支援される通信システム内で実施された場合に、請求項1から12のいずれか1項に記載のすべてのステップを実施するためのプログラムコードを有するコンピュータプログラム。
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