JP2007532996A - Rfidセンサー、及びこれを利用するユビキタスセンサーのネットワークシステム - Google Patents
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Abstract
本発明は、RFIDタグを利用するRFIDセンサーと、このようなRFIDセンサーを利用するユビキタスセンサーのネットワークシステムに関する。RFIDセンサーは、被監視物の使用状態数によって被監視物に少なくとも1つ設置されたRFIDチップのうち、被監視物の使用状態に応じて、少なくとも1つ選択されたRFIDチップの固有番号を抽出する。コントロールユニットは、RFIDセンサーから前記抽出された固有番号を受信し、前記抽出された固有番号の意味の情報を基にして被監視物の使用状態を認識する。
本発明は、低価格のRFIDタグを利用して簡便な設置が可能なセンサーを実現することができるという効果を提供する。また、本発明は、無線・無電源のRFIDタグを利用して、各種の被監視物を、低価格で、容易に監視することができるという効果を提供する。
本発明は、低価格のRFIDタグを利用して簡便な設置が可能なセンサーを実現することができるという効果を提供する。また、本発明は、無線・無電源のRFIDタグを利用して、各種の被監視物を、低価格で、容易に監視することができるという効果を提供する。
Description
本発明は、RFIDセンサー及びユビキタスセンサーのネットワークシステムに関し、さらに詳しくは、RFIDタグを利用するRFIDセンサーと、このようなRFIDセンサーを利用するユビキタスセンサーのネットワークシステムとに関する。
現在、各家庭や建物などで用いられている電気・水道・ガスなどの使用量は、ガスメーターやガス量計、水道メーターなどの計量器を利用して測定し、通常、各主管事業所に所属する検針員が、一定の間隔で家庭の当該計量器の針を読み取って使用量を確認する。しかしながら、このような検針員による検針方式は、多くの人力と時間が求められるという問題があった。特に、目で針を確認し難しい所に計量器があったり、検針員の訪問の際に各家庭の使用者が留守中の場合は、検針がさらに難しくなる。
このような、検針の困難性を解決するために、近年、専用線や電話線を利用した遠隔検針技術が開発された。また、各計量器の使用状態を確認し、これについての情報を無線信号として伝送することによって、遠隔地で無線検針することができる技術も開発された。
しかしながら、このような有線及び無線を利用した遠隔検針システムは、各計量器の使用状態を感知するセンサーを別途に備えなければならない。このようなセンサーは(特に無線方式の場合)、比較的に高価で、また、設置の際に動作電源線及び信号線などを設置しなければならないため、設置の困難性及び設置費用の増加などの問題がある。
一方、セキュリティシステムは、外部からの無断侵入などを感知して警報音を発生させると同時に、有線または無線で、遠隔地のセキュリティサービスの提供者や警察に感知した情報を伝送するシステムである。このようなセキュリティシステムにおいても、センサーをドアや窓などといった各監視場所に設置し、当該監視場所に異常があるかどうかを感知する。このようなセキュリティシステムのセンサーは、遠隔検針システムと同様に高価なセンサーとして、設置のときに動作電源線及び信号線などを設置しなければならないため、設置の困難性及び設置費用の増加などの問題がある。また、前記遠隔検針システムやセキュリティシステム以外の監視システムも高価なセンサーを設置するときに動作電源線及び信号線などを設置しなければならないことから、設置の困難性及び設置費用の増加などの問題がある。
本発明は、前述した問題を解決するためになされたものであって、その目的は、無線・無電源のRFIDタグを利用するRFIDセンサーを提供することである。
また、本発明の目的は、無線・無電源のRFIDタグを利用するRFIDセンサーを介して各種の被監視物を低価格で容易に監視できるユビキタスセンサーのネットワークシステムを提供することである。
また、本発明の目的は、無線・無電源のRFIDタグを利用するRFIDセンサーを介して各種の被監視物を低価格で容易に監視できるユビキタスセンサーのネットワークシステムを提供することである。
本発明は、RFIDセンサー及びコントロールユニットを備えるユビキタス(ubiquitous)センサーのネットワークシステムである。RFIDセンサーは、被監視物の使用状態数によって被監視物に少なくとも1を設置されたRFID(Radio Frequency IDentification)チップのうち、被監視物の使用状態によって少なくとも1つが選択されたRFIDチップの固有番号を抽出する。コントロールユニットは、RFIDセンサーから前記抽出された固有番号を受信し、前記抽出された固有番号の意味情報を基に被監視物の使用状態を認識する。
好ましくは、本発明は、RFIDチップの固有番号の製造社情報を保存しているネーミングセンターと、製造社別に固有番号の意味情報を保存しているデータベースサーバーをさらに備える。このとき、コントロールユニットは、前記選択されたRFIDチップの固有番号の製造社情報をネーミングセンターに質疑して受信した後、受信された製造社情報に基づいてデータベースサーバーに前記選択されたRFIDチップの固有番号の意味情報を質疑して受信する。そのようにして、コントロールユニットは、受信した意味情報を基にして前記被監視物の使用状態を認識するようになる。前記受信した意味情報は、コントロールユニットに保存され、その後、コントロールユニットにおいて直接獲得することができる。
好ましくは、コントロールユニットは、通信網を介して被監視物の使用状態の情報を外部のサービスシステムセンターに伝送することができる。また、コントロールユニットは、通信網を介して被監視物の使用状態の情報を携帯電話の事業者に伝送することができる。携帯電話の事業者は、前記状態情報を基にして、ユーザの携帯電話端末に警告メッセージを伝送することができる。また、コントロールユニットは、ユーザの端末に直接、警告メッセージを伝送することができる。
本発明は、RFIDセンサーであって、被監視物の使用状態数に応じて被監視物に少なくとも1つが設置されたRFIDチップ、RFIDリーダーからRF信号を受信する1つのRFIDアンテナと、被監視物の物理的な変異によってRFIDチップのうちの1つを選択して前記RFIDアンテナに接続する選択部とを備える。RFIDアンテナは、前記選択されたRFIDチップの固有番号をRFIDリーダーに伝送する。
本発明は、RFIDセンサーであって、被監視物の使用状態数に応じて被監視物に複数設置されたRFIDチップ、RFIDリーダーからRF信号を受信し、RFIDチップに対応する同数のRFIDアンテナ、被監視物の物理的な変異によってRFIDチップのうちの少なくとも1つを選択してRFIDアンテナにそれぞれ接続する選択部を備える。RFIDアンテナは、前記選択されたRFIDチップの固有番号をRFIDリーダーにそれぞれ伝送する。
本発明は、RFIDセンサーであって、被監視物の使用状態数に応じて被監視物に複数設置されたRFIDチップ、RFIDリーダーからRF信号を受信し、RFIDチップに対応する同数のRFIDアンテナ、被監視物の物理的な変異によってRFIDチップのうちの少なくとも1つを選択してRFIDアンテナにそれぞれ接続する選択部を備える。RFIDアンテナは、前記選択されたRFIDチップの固有番号をRFIDリーダーにそれぞれ伝送する。
本発明は、RFIDセンサーであって、被監視物の使用状態数に応じて被監視物に少なくとも1つが設置されたRFIDチップと、RFIDリーダーからRF信号を受信してRFIDチップにそれぞれ接続されたRFIDアンテナと、被監視物の物理的な変異に応じてRFIDアンテナを選択的に遮蔽する遮蔽膜とを備える。遮蔽されないRFIDアンテナは、接続されたRFIDチップの固有番号をRFIDリーダーにそれぞれ伝送する。
上述した目的及び特徴は、添付図面に係る次の詳細な説明を介してさらに明確になり、それに応じて本発明が属する技術分野において、通常の知識を有する者が、本発明の技術的思想を容易に実施できるものである。また、本発明を説明するにあたって、本発明に係る公知の技術に対する具体的な説明が不要に本発明の要旨を濁すものと判断される場合、その詳細な説明を省略することにする。以下、添付した図面を参照して本発明の好ましい実施形態を詳しく説明することにする。
本発明は、低価格のRFIDタグを利用して簡便に設置できるセンサーを提供することができるという効果がある。また、本発明は、無線・無電源のRFIDタグを利用して各種の被監視物を低価格で容易に監視することができるという効果を提供する。
上述した目的及び特徴は、添付した図面に係る次の実施形態についての説明を介してさらに明確になる。
図1は、本発明の実施形態に係るRFID(Radio Frequency Identification)センサーを利用したユビキタスセンサーのネットワークシステムを示すブロック構成図である。ユビキタスセンサーのネットワークシステムは、RFIDセンサー100、RFIDリーダー110及びコントローラ120を備える。
RFIDセンサー100は、被監視物の使用状態数に応じて設置された複数のRFIDチップ102を備え、被監視物の使用状態に応じて適切なRFIDチップ102を選択して当該RFIDチップの固有番号をアンテナ106を介してRFIDリーダー110に伝送する。RFIDセンサー100は、被監視物の生産の際に、これとの一体型として構成され得る。
被監視物は、ガスバルブ、ドア、床のタイル、窓、計量器など、状態を測定する必要のある全ての物を含む。例えば、ガスバルブやドアの場合、開閉されたか否かの2つの使用状態が存在するはずである。床のタイルの場合、圧力がかけられたか否かの2つの使用状態が存在するはずである。窓の場合、開閉されたか否かのみならず、その開放の程度までを把握しようとすれば、2つ以上の使用状態が存在するはずである。計量器の場合、千単位の数字であれば、数字を示す4つの針のそれぞれに10個の使用状態が存在するはずである。
RFIDチップは、被監視物の使用状態数と同じ個数設置されるが、それより少ない個数のチップが設置され得る。例えば、ガスバルブの場合、1つのRFIDチップのみが設置され、被監視物の使用状態を把握するように利用され得る。
RFIDリーダー110は、通常のRFIDシステムのリーダーと類似した構成を有する。RFIDリーダー110は、予め設定された周期でRFIDセンサー100にRF信号を送出し、かつ、RFIDセンサー100から選択されたRFIDチップの固有番号を含むRF信号を受信し、これをコントローラ120に伝送する。RFIDリーダー110の機能は、コントローラ120に含むように構成することもできる。
コントローラ120は、選択されたRFIDチップの固有番号を確認することによって被監視物の使用状態を確認する。コントローラ120は、RFIDチップの固有番号の出所を保存しているネーミングセンター(naming center)130に当該RFIDチップの固有番号の製造社情報を質疑する。ネーミングセンター130は、RFIDチップの固有番号別に製造社情報を保有しており、コントローラ120からの質疑を受信すると当該製造社情報を検索してコントローラ120に提供する。
コントローラ120は、ネーミングセンター130から製造社情報を受信した後、当該製造社のデータベースサーバー140に当該固有番号の意味を質疑する。データベースサーバー140は、製造社別にそれぞれ運用され得る。データベースサーバー140は、各固有番号に対して、各固有番号が有する意味情報を保存しており、コントローラ120からの質疑を受信すると、当該意味情報を検索してコントローラ120に提供する。例えば、データベースサーバー140は、コントローラ120の質疑に対し、「OOO家のガスバルブが開いている」という情報をコントローラ120に提供する。コントローラ120は、「ガスバルブが開いている」という情報をPDA150などを介してユーザに報告することができる。当業者であれば、ネーミングセンター130及びデータベースサーバー140は統合され得ることがわかるであろう。
ネーミングセンター130及びデータベースサーバー140から獲得したRFIDチップの意味情報は、コントローラ120に保存され、ネーミングセンター130とデータベースサーバー140とに質疑することなく、コントローラ120から直接獲得することができる。
前述したように、単に固有番号のみを持っているRFIDチップで構成されていたRFIDセンサー100は、ネーミングセンター130とデータベースサーバー140との情報を参照する過程により、いつでも、どこでも同じ特定の意味を有するユビキタスセンサーの役割を果すようになる。
図1を参照してRFIDセンサー100の構成をさらに詳しく説明すると、RFIDセンサー100は、RFIDチップ102、選択部104及びRFIDアンテナ106からなる。RFIDチップ102は、被監視物の使用状態数に応じて複数の感知場所に設置され、固有の識別番号を有する。選択部104は、被監視物の物理的/電気的な動作や物理的な変異によって複数のRFIDチップ102のうちの1つを選択してRFIDアンテナ106と接続する。RFIDアンテナ106は、RFIDリーダー110からRF信号を受信したり、また、複数のRFIDチップ102のうち、選択されたRFIDチップの固有番号をRFIDリーダー110に無線伝送する。
図1は、選択部104が、複数のRFIDチップ102と1つのRFIDアンテナ106とを選択的に接続するものとして構成されているが、選択部104は、複数のRFIDチップ、及びこれに対応する複数のRFIDアンテナとについて、選択的にそれぞれ1つずつ接続するものとして構成され得る。
以下、本発明に係るユビキタスセンサーのネットワークシステムを適用した例をより具体的に説明する。
図2は、本発明の実施形態に係るガスバルブが開閉したか否かを監視するユビキタスセンサーのネットワークシステムを示すブロック構成図である。
RFIDセンサー200は、ガスの配管230に設置されたガスバルブ240の開閉状態を感知する。RFIDセンサー200は、ガスバルブ240の閉鎖(A)及び開放(B)状態に対する各信号を出力する2つのRFIDチップ202−1,202−2と、選択部204及びRFIDアンテナ206を備える。第1RFIDチップ202−1及び第2RFIDチップ202−2のそれぞれは、選択部204の閉鎖(A)位置と開放(B)位置とに接続される。選択部204は、ガスバルブ240の開閉による物理的な操作力によってスイッチング動作を行い、第1RFIDチップ202−1、第2RFIDチップ202−2のうち、選択された1つをRFIDアンテナ206に接続するロータリースイッチで構成される。
RFIDアンテナ206は、RFIDリーダー210から発生された無線信号を受信し、第1RFIDチップ202−1及び第2RFIDチップ202−2のうち、選択されたRFIDチップの固有番号をRFIDリーダー210に無線伝送する。
図2のように、ガスバルブ240が閉まった場合、第1RFIDチップ202−1はRFIDアンテナ206と接続されている。RFIDリーダー210が周期的にRFIDアンテナ206にガスバルブ240の状態の確認するためのRF信号を出力すると、第1RFIDチップ202−1の固有番号がRFIDアンテナ206を介してRFIDリーダー210に伝送される。RFIDリーダー210は、第1RFIDチップ202−1の固有番号を受信してコントローラ220に伝送するようになる。
コントローラ220には、第1RFIDチップ202−1の固有番号は、ガスバルブ240が閉まったことを意味する情報と、第2RFIDチップ202−2の固有番号は、ガスバルブ240が開いていることを意味する情報とが保存されている。このような情報は、ネーミングセンター130とデータベースサーバー140とを介して獲得され得る。コントローラ220は、伝送された第1RFIDチップ202−1の固有番号を確認することによって、現在、ガスバルブ240が閉まったことが認識できるようになる。
同様に、ガスバルブ240が開いている場合、第2RFIDチップ202−2はRFIDアンテナ206と接続されている。RFIDリーダー210が周期的にRFIDアンテナ206にガスバルブ240の状態を確認するためのRF信号を出力すると、第2RFIDチップ202−2の固有番号がRFIDアンテナ206を介してRFIDリーダー210に伝送される。RFIDリーダー210は、第2RFIDチップ202−2の固有番号を受信してコントローラ220に伝送するようになる。コントローラ220は、伝送された第2RFIDチップ202−2の固有番号を確認することによって、現在、ガスバルブ240が閉まったことが認識できるようになる。
図2では、2つのRFIDタグをガスバルブ240の開放及び閉鎖という2つの使用状態を感知するために用いたが、1つのRFIDチップのみを用いてガスバルブ240の開放及び閉鎖を認識することが可能である。すなわち、1つのRFIDチップが選択されるか否かと、当該RFIDチップから伝送される信号があるか否かとを検査することによって、被監視物の2つの状態のうちの1つを決定するように構成することもできる。
図3は、本発明の実施形態に係るガス計量器の使用状態を感知するユビキタスセンサーのネットワークシステムを示すブロック構成図である。
RFIDセンサー300a,300b,300c,300dは、ガス計量器330の検針状態を感知する。ガス計量器は、4つの回転数字針330a,330b,330c,330dを有する。各回転数字針330a,330b,330c,330d毎に当該検針状態値を感知するRFIDセンサー300a,300b,300c,300dが設置される。それぞれの構成及び動作は同じであるため、第1回転数字針330aに対するRFIDセンサー300aを代表として説明する。
第1RFIDセンサー300aは、第1回転数字針330aの10個の数字(0〜9)のそれぞれに対応して設置された10個のRFIDチップ302−1〜302−10と、選択部304及びRFIDアンテナ306とを備える。選択部304は、第1回転数字針330aの回転による物理的な操作力によってスイッチング動作を行い、10個のRFIDチップ302−1〜302−10のうちの選択された1つをRFIDアンテナ306に接続するスイッチから構成される。
RFIDアンテナ306は、RFIDリーダー310から発生された無線信号を受信して10個のRFIDチップ302−1〜302−10のうちの選択されたRFIDチップの固有番号をRFIDリーダー310に無線伝送する。
図3のように、スイッチ304は、RFIDチップ302−1とRFIDアンテナ306とを接続している。RFIDリーダー310が、周期的にRFIDアンテナ306にガス計量器330の検針状態を確認するためのRF信号を出力すると、RFIDチップ302−1の固有番号が、RFIDアンテナ306を介してRFIDリーダー310に伝送される。RFIDリーダー310は、RFIDチップ302−1の固有番号を受信してコントローラ320に伝送するようになる。
コントローラ320には、RFIDチップ302−1〜302−10のそれぞれの固有番号は、ガス計量器330における千単位の特定数字を意味するという情報が保存されている。このような情報は、ネーミングセンター130とデータベースサーバー140とを介して獲得することができる。コントローラ320は、伝送されたRFIDチップ302−1の固有番号を確認することによってガス計量器330の千単位の数字(例えば、0)を認識できるようになる。
残りのRFIDセンサー、すなわち、第2RFIDセンサー300b、第3RFIDセンサー300c及び第4RFIDセンサー300dも第1RFIDセンサー300aと同じく動作し、コントローラ320は、それぞれのRFIDセンサーからガス計量器330の百単位、十単位、一単位の数字を認識できるようになる。
このとき、RFIDリーダー310は、各検針員が携帯できるように構成することができる。各検針員は、各家庭を訪問して(各家庭に直接に入ることなく)RFIDリーダー310のRF信号が送受信できる場所までのみ近接すれば、前記ガス計量器310の検針状態に対する情報を収集できるようになる。
当業者であれば、前述した技術的思想は、ガス計量器ばかりでなく、これと類似した様々な計量器に適用され得ることが理解できるはずである。
図4は、本発明の実施形態に係るドアが開閉したか否かを監視するユビキタスセンサーのネットワークシステムを示すブロック構成図である。
RFIDセンサー400は、出入り口440の開閉状態を感知する。RFIDセンサー400は、1つのRFIDチップ402と、選択部404及びRFIDアンテナ406を備える。選択部404は、ドアの枠430に設置された磁性体408が磁力の有無を感知する磁力センサー(例えば、リードスイッチ)からなる。ドアが閉まった場合、リードスイッチ404は、磁性体408の磁力を感知してRFIDチップ402とRFIDアンテナ406とを接続させる。ドアを開いた場合、リードスイッチ404は、磁性体408の磁力を介し、このような物理的な変異を感知してRFIDチップ402とRFIDアンテナ406との接続を切る。RFIDリーダー410が周期的にRFIDアンテナ406に出入り口440の状態を確認するためのRF信号を出力すると、RFIDチップ402とRFIDアンテナ406とが接続された場合、RFIDチップ402の固有番号がRFIDアンテナ406を介してRFIDリーダー410に伝送される。
コントローラ420には、RFIDチップ402の固有番号は、出入り口440が閉まったことを意味する情報が保存されている。このような情報は、ネーミングセンター130とデータベースサーバー140とを介して獲得することができる。コントローラ420は、伝送されたRFIDチップ402の固有番号を確認することによって、現在出入り口440が閉まったことを認識できるようになる。また、コントローラ420は、RFIDアンテナ406を介してRFIDチップ402の固有番号が伝送されないと、現在のドアが開いていることを認識できるようになる。前述したリードスイッチは、反対にも動作することができる。すなわち、ドアが閉まった場合、リードスイッチ404は、RFIDチップ402とRFIDアンテナ406との接続を切って、ドアを開いた場合、RFIDチップ402とRFIDアンテナ406とを接続することができる。このような場合、コントローラ420は、伝送されたRFIDチップ402の固有番号を確認することによって、現在、出入り口440が開いていることを認識できるようになる。
図4では、1つのRFIDチップをドアが開閉されたか否かを感知するために用いられたが、2つのRFIDチップを、ドアが開閉されたか否かを感知するために用いることも可能であろう。また、当業者であれば、前述した磁力センサーを利用したRFIDセンサーは、金庫のドアを含む様々なドアの開閉有無の感知にも応用され得ることがわかるであろう。前述したドアの開閉を感知するセンサーを家の中の様々な場所に設置すれば、ユーザは、各部屋のドアの開閉状態や金庫のドアの開閉状態をリアルタイムで確認することができる。
図5は、本発明の実施形態に係るRFIDセンサーを示すブロック構成図である。図1では、選択部104が、複数のRFIDチップ102と1つのRFIDアンテナ106との間で、計量器のような被監視物の物理的な変異によって複数のRFIDチップ102及び1つのRFIDアンテナ106を選択的に接続する構成を開示した。図5では、選択部504が被監視物の物理的な変異によって第1RFIDタグ501及び第2RFIDタグ503のうちの1つを遮蔽膜505を利用して選択する。遮蔽膜505は、第1RFIDタグ501及び第2RFIDタグ503のRFIDアンテナ506−1,506−2を選択的に遮蔽する。図5では、遮蔽膜505が第1RFIDタグ501のアンテナ506−1を遮蔽することによって、第2RFIDタグ503がRFIDリーダー(図示せず)に当該固有番号を伝送することができるようになる。
図6は、図5に係るRFIDセンサーが、窓が開閉されたか否かを感知するために適用された例である。
窓の枠630aには、RFIDタグ601のアンテナを遮蔽する銅版605が設置されており、窓の枠630bには、RFIDタグ601が複数設置されている。RFIDリーダー610が、周期的にRFIDタグ601に窓640の状態を確認する信号を出力すると、RFIDタグ601の固有番号がRFIDリーダー610に伝送される。RFIDリーダー610は、各固有番号を受信してコントローラ620に伝送するようになる。コントローラ620は、ネーミングセンター130及びデータベースサーバー140から獲得された情報を基にして、伝送されたRFIDタグ601−1〜5の固有番号の意味を確認することによって、現在窓640が閉まったことを認識できる。
窓の枠630aには、RFIDタグ601のアンテナを遮蔽する銅版605が設置されており、窓の枠630bには、RFIDタグ601が複数設置されている。RFIDリーダー610が、周期的にRFIDタグ601に窓640の状態を確認する信号を出力すると、RFIDタグ601の固有番号がRFIDリーダー610に伝送される。RFIDリーダー610は、各固有番号を受信してコントローラ620に伝送するようになる。コントローラ620は、ネーミングセンター130及びデータベースサーバー140から獲得された情報を基にして、伝送されたRFIDタグ601−1〜5の固有番号の意味を確認することによって、現在窓640が閉まったことを認識できる。
万一、ドアが大きく開いてRFIDタグ601の信号が全て遮蔽されると、コントローラ620は、RFIDタグ601からは、固有番号が何も伝送されないため、窓が640が大きく開いていると認識できる。RFIDタグ601の数が複数であれば、コントローラ620は、遮蔽されるRFIDタグ601の個数に応じて窓640の開放の程度を認識できる。
図7は、本発明の実施形態に係る家庭用ユビキタスセンサーのネットワークシステムの概略的なブロック構成図であって、図面において、黒のボックスは、家庭内の適当な場所に適切に設置された複数のRFIDセンサーを示す。RFIDリーダー710は、家庭内の適切な場所に設置され、当該家庭に設置された複数の検針及び防犯のためのRFIDセンサー700からRF信号を受信する。RFIDリーダー710は、収集した各RFIDチップの固有番号をコントローラ720に伝送する。図7では、前記コントローラ720が説明の便宜上、家の外に位置するものとして示されているが、家の中にも設置できることはもちろんである。また、コントローラ720は、RFIDリーダー710を1つのモジュールとして含むように構成され得る。
コントローラ720は、通常の遠隔検針システムやセキュリティシステムにおいて、家庭内に設置されるパソコンやセットトップボックスである。コントローラ720は、ネーミングセンター730及びデータベースサーバー740から獲得した情報を基にして、RFIDリーダー710から提供される各RFIDチップの固有番号を確認し、それぞれの検針状態及び防犯状態を認識する。コントローラ720は、認識された検針状態及び防犯状態を外部の通信網を介してサービスシステムセンター760や設定された携帯電話の事業者770側に伝送する。
サービスシステムセンター760(例えば、セキュリティサービス会社、検針事業所、警察など)では、コントローラ720から提供された情報を基に当該家庭の検針及び防犯状態を確認することができる。携帯電話の事業者770は、前記情報を介して設定された緊急事態の際に当該家庭の移動通信端末780に警告メッセージなどを送付するなどの様々なサービスを提供することができる。
また、コントローラ720は、ブルートゥースモジュールなどが内蔵され、ユーザのPDA750側に直接警告メッセージを伝送することもできる。また、コントローラ720は、家の玄関などに適切に備えられるディスプレイ装置(図示せず)などに、現在の家庭の検針及び防犯状態に対する情報をディスプレーすることもできる。
本発明は、2004年4月7日に出願された韓国特許出願番号第2004−23882の発明内容を含んでおり、その内容は本出願に参照文献として添付されている。
本発明は、2004年4月7日に出願された韓国特許出願番号第2004−23882の発明内容を含んでおり、その内容は本出願に参照文献として添付されている。
本発明が属する技術分野における通常の知識を有する者であれば、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲内で様々な置換、変形及び変更が可能である。
例えば、リードスイッチを利用した磁力RFIDセンサーの代わりに、メンブレイン(membrane)スイッチを利用した圧力RFIDセンサーをタイルのように圧力部材の単位面積ごとに設置することができる。このような場合、単位面積毎に圧力が加えられたのか否かが分かる。したがって、防犯や保安分野での活用が可能である。例えば、窓が開いた後、窓の下の底に圧力が感知されれば、泥棒などの侵入者である可能性が非常に高いのであろう。また、単位面積毎に圧力が加えられた順序を確認すれば、侵入者の移動経路の確認にも有用に用いられ得るのであろう。
したがって、本発明は、前述した実施形態について説明しているが、本発明が前述した実施形態及び添付した図面によって限定されるものではなく、本発明の思想を逸脱しない範囲内で、変更及び修正が多様に行なわれることが可能であるということは、当業者にとって明白である。このような変更などは、以下の特許請求の範囲に属することにするべきである。
本発明は、センサー及びユビキタスセンサーのネットワークシステム分野に適用され得る。また、遠距離検針、防犯及び保安ホームオートメーション分野においても適用され得る。
Claims (29)
- 被監視物の使用状態数に応じて当該被監視物に少なくとも1つ設置されたRFID(Radio Frequency IDentification)チップのうち、前記被監視物の使用状態に応じて少なくとも1つ選択されたRFIDチップの固有番号を抽出するRFIDセンサーと、
該RFIDセンサーから前記固有番号を受信し、前記固有番号の意味情報を基に前記被監視物の使用状態を認識するコントロールユニットと
を備えたことを特徴とするユビキタス(ubiquitous)センサーのネットワークシステム。 - 前記コントロールユニットが、
予め設定された周期で前記RFIDセンサーに信号感知用のRF信号を送出し、かつ、前記固有番号を受信するRFIDリーダーと、
該RFIDリーダーから前記固有番号を受信して前記被監視物の使用状態を認識するコントローラと
を備えたことを特徴とする請求項1に記載のユビキタスセンサーのネットワークシステム。 - 前記ユビキタスセンサーのネットワークシステムが、
前記RFIDチップの固有番号の製造社情報を保存しているネーミングセンターと、
製造社別に固有番号の意味情報を保存しているデータベースサーバーと
をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載のユビキタスセンサーのネットワークシステム。 - 前記コントロールユニットが、
前記選択されたRFIDチップの固有番号の製造社情報を前記ネーミングセンターに質疑して受信した後、受信された製造社情報に基づいて前記データベースサーバーに前記選択されたRFIDチップの固有番号の意味情報を質疑して受信し、
受信した意味情報を基にして前記被監視物の使用状態を認識することを特徴とする請求項3に記載のユビキタスセンサーのネットワークシステム。 - 前記受信した意味情報が、前記コントロールユニットに保存され、その後、前記コントロールユニットにおいて直接獲得されることを特徴とする請求項4に記載のユビキタスセンサーのネットワークシステム。
- 前記RFIDセンサーが、
前記被監視物の使用状態数に応じて当該被監視物に少なくとも1つ設置されたRFIDチップと、
前記コントロールユニットからRF信号を受信し、前記固有番号を前記コントロールユニットに伝送する1つのRFIDアンテナと、
前記被監視物の物理的な変異によって前記RFIDチップのうちの1つを前記RFIDアンテナに接続する選択部とを備えたことを特徴とする請求項1に記載のユビキタスセンサーのネットワークシステム。 - 前記被監視物の使用状態数がn(但し、n=2,3,4…)個の場合、前記RFIDチップの個数はn個であることを特徴とする請求項6に記載のユビキタスセンサーのネットワークシステム。
- 前記被監視物の使用状態数が2つの場合、前記RFIDチップの個数は1つまたは2つで構成されることを特徴とする請求項6に記載のユビキタスセンサーのネットワークシステム。
- 2つのRFIDチップによって前記ガスバルブが開閉されたか否かを監視する場合、
ロータリースイッチで構成された選択部によって、
第1RFIDチップが前記RFIDアンテナに接続されると、前記コントロールユニットは前記第1RFIDチップの固有番号によって閉鎖状態であると認識し、
第2RFIDチップが前記RFIDアンテナに接続されると、前記コントロールユニットは前記第2RFIDチップの固有番号によって開放状態であると認識することを特徴とする請求項8に記載のユビキタスセンサーのネットワークシステム。 - 1つのRFIDチップによってガスバルブが開閉されたか否かを監視する場合、
ロータリースイッチから構成された選択部によって、
第1RFIDチップが前記RFIDアンテナに接続されると、前記コントロールユニットは前記第1RFIDチップの固有番号によって閉鎖または開放のうちのいずれか1つの状態と認識し、
前記第1RFIDチップが前記RFIDアンテナに接続されないと、前記コントロールユニットは反対に認識することを特徴とする請求項8に記載のユビキタスセンサーのネットワークシステム。 - 前記2つのRFIDチップによって前記ドアが開閉されたか否かを監視する場合、
磁力センサーで構成された選択部によって、
第1RFIDチップが前記RFIDアンテナに接続されると、前記コントロールユニットは前記第1RFIDチップの固有番号によって閉鎖状態と認識し、
第2RFIDチップが前記RFIDアンテナに接続されると、前記コントロールユニットは前記第2RFIDチップの固有番号によって開放状態と認識することを特徴とする請求項8に記載のユビキタスセンサーのネットワークシステム。 - 1つのRFIDチップによって前記ドアが開閉されたか否かを監視する場合、
磁力センサーで構成された選択部によって、
第1RFIDチップが前記RFIDアンテナに接続されると、前記コントロールユニットは前記第1RFIDチップの固有番号によって閉鎖または開放のうちのいずれか1つの状態と認識し、
前記第1RFIDチップが前記RFIDアンテナに接続されないと、前記コントロールユニットは反対に認識することを特徴とする請求項8に記載のユビキタスセンサーのネットワークシステム。 - 2つのRFIDチップによって前記部材に圧力がかけられたか否かを監視する場合、
圧力センサーで構成された選択部によって、
第1RFIDチップが前記RFIDアンテナに接続されると、前記コントロールユニットは前記第1RFIDチップの固有番号によって閉鎖状態と認識し、
第2RFIDチップが前記RFIDアンテナに接続されると、前記コントロールユニットは前記第2RFIDチップの固有番号によって開放状態と認識することを特徴とする請求項8に記載のユビキタスセンサーのネットワークシステム。 - 1つのRFIDチップによって前記部材に圧力がかけられたか否かを監視する場合、
圧力センサーで構成された選択部によって、
第1RFIDチップが前記RFIDアンテナに接続されると、前記コントロールユニットは前記第1RFIDチップの固有番号によって加圧状態または非加圧状態のうちのいずれか1つの状態と認識し、
前記第1RFIDチップが前記RFIDアンテナに接続されないと、前記コントロールユニットは反対に認識することを特徴とする請求項8に記載のユビキタスセンサーのネットワークシステム。 - 前記RFIDチップが計量器の各回転数字針の数字のケタ毎に設置され、
前記選択部は、前記回転数字針の回転による物理的な操作力によってスイッチング動作をするロータリースイッチで構成されることを特徴とする請求項6に記載のユビキタスセンサーのネットワークシステム。 - 前記コントロールユニットが、前記選択されたRFIDチップの固有番号によって前記各回転数字針の数字を認識することを特徴とする請求項15に記載のユビキタスセンサーのネットワークシステム。
- 前記RFIDセンサーが、
前記被監視物の使用状態数に応じて当該被監視物に複数設置されたRFIDチップと、
該RFIDチップにそれぞれ対応する同数のRFIDアンテナと、
前記被監視物の物理的な変異によって前記RFIDチップのうちのいずれか1つを前記RFIDアンテナにそれぞれ接続する選択部と
を備えたことを特徴とする請求項1に記載のユビキタスセンサーのネットワークシステム。 - 前記RFIDセンサーが、
前記被監視物の使用状態数に応じて当該被監視物に少なくとも1つ設置されたRFIDチップと、
該RFIDチップにそれぞれ接続されたRFIDアンテナと、
前記被監視物の物理的な変異に応じて前記RFIDアンテナを選択的に遮蔽する遮蔽膜と
を備えたことを特徴とする請求項1に記載のユビキタスセンサーのネットワークシステム。 - 前記RFIDチップ及びRFIDアンテナが、第1窓の枠に設置され、前記遮蔽膜が、第2窓の枠に設置されたことを特徴とする請求項18に記載のユビキタスセンサーのネットワークシステム。
- 前記遮蔽されるRFIDアンテナの数によって窓の開閉の程度を認識することを特徴とする請求項19に記載のユビキタスセンサーのネットワークシステム。
- 前記RFIDセンサーが、前記被監視物と一体型として製造されることを特徴とする請求項1に記載のユビキタスセンサーのネットワークシステム。
- 前記コントロールユニットが、通信網を介して前記被監視物の使用状態の情報を外部のサービスシステムセンターに伝送することを特徴とする請求項1に記載のユビキタスセンサーのネットワークシステム。
- 前記コントロールユニットが、通信網を介して前記被監視物の使用状態の情報を携帯電話の事業者に伝送することを特徴とする請求項1に記載のユビキタスセンサーのネットワークシステム。
- 前記携帯電話の事業者が、前記使用状態の情報を基にして、ユーザの携帯電話端末に警告メッセージを伝送することを特徴とする請求項23に記載のユビキタスセンサーのネットワークシステム。
- 前記コントロールユニットが、ユーザの端末に直接警告メッセージを伝送することを特徴とする請求項1に記載のユビキタスセンサーのネットワークシステム。
- 前記コントロールユニットが、特定の場所に設置されたディスプレイ装置を介して前記状態情報を表示することを特徴とする請求項1に記載のユビキタスセンサーのネットワークシステム。
- 被監視物の使用状態数に応じて当該被監視物に少なくとも1つ設置されたRFIDチップと、
RFIDリーダーからRF信号を受信する1つのRFIDアンテナと、
前記RFIDチップのうちの1つを選択して前記RFIDアンテナに接続する選択部と
を備え、
前記RFIDアンテナが、前記選択されたRFIDチップの固有番号を前記RFIDリーダーに伝送することを特徴とするRFIDセンサー。 - 被監視物の使用状態数に応じて当該被監視物に複数設置されたRFIDチップと、
RFIDリーダーからRF信号を受信し、前記RFIDチップに対応する同数のRFIDアンテナと、
前記RFIDチップのうちの少なくとも1つを選択して前記RFIDアンテナにそれぞれ接続する選択部と
を備え、
前記RFIDアンテナが、前記選択されたRFIDチップの固有番号を前記RFIDリーダーにそれぞれ伝送することを特徴とするRFIDセンサー。 - 被監視物の使用状態数に応じて前記被監視物に少なくとも1つ設置されたRFIDチップと、
RFIDリーダーからRF信号を受信し、前記RFIDチップにそれぞれ接続されたRFIDアンテナと、
該RFIDアンテナを選択的に遮蔽する遮蔽膜と
を備え、
遮蔽されないRFIDアンテナが、接続されたRFIDチップの固有番号を前記RFIDリーダーにそれぞれ伝送することを特徴とするRFIDセンサー。
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