JP2007531410A - アドホック無線通信システムに関する方法及び装置 - Google Patents

アドホック無線通信システムに関する方法及び装置 Download PDF

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Abstract

【課題】あらゆるアドホックネットワークにおいて有用であるが特に高スループットシステムに適している、低レーテンシー、緩和されたコンテンション、及び分散型スケジューリングを可能にするサービスセットを提供する。
【解決手段】QoSフローのラウンドロビンサービスに関してトークンを渡すことを可能にするIBSS(RRBSS)が開示される。前記RRBSSは、あらゆるアドホックネットワークにおいて有用であるが特に高データ速度にとって適している、低レーテンシー、低コンテンションの分散型スケジューリングを可能にする。分散型スケジューリングされたアクセス権が、ラウンドロビントークン引き渡しサービス方式を通じてフローに関して提供される。STAは、ラウンドロビン順序、又はリストに従い、定義された時間中にラウンドロビン送信機会と通信することができる。前記リスト内の各STAは、共有媒体へのアクセス権をRRリスト内の次のSTAに転送するための各々のトークンを送信する。前記シーケンスは、終了トークンを用いて終了される。STAは局識別子を維持し、シーケンス識別子を用いてリスト更新が維持される。STAを前記シーケンスに追加する技術と前記シーケンスから取り除く技術、接続性リスト(受信及び順方向)を確立させる技術、及びその他のシーケンスパラメータ、例えば、帯域幅管理とTXOP継続時間、を維持する技術が開示される。更に、その他の様々な側面も開示される。
【選択図】 図2

Description

本特許出願は、本特許出願の譲受人に対してすべて譲渡されており更に本明細書において参照することによって明示で本明細書に組み入れられている、"Method and Apparatus for Scheduling in an Ad Hoc Network"(アドホックネットワークにおけるスケジューリングに関する方法及び装置)という題名の仮特許出願番号 60/556,965(出願日: 2004年3月26日)、"Method and Apparatus for Robust Wireless Network"(強固な無線ネットワークに関する方法及び装置)という題名の仮特許出願番号 60/576,545(出願日: 2004年6月2日)、"Method and Apparatus for Distributing Communication Resources Among Multiple Users"(複数のユーザー間における通信資源配分に関する方法及び装置)という題名の仮特許出願番号 60/586,841(出願日: 2004年7月6日)、及び"Method, Apparatus, and System for Wireless Communications"(無線通信に関する方法、装置、及びシステム)という題名の仮特許出願番号 60/600,960(出願日: 2004年8月11日)に対する優先権を主張するものである。
本発明は、一般的には、通信に関するものである。本発明は、より具体的には、メディアアクセス制御に関するものである。
音声及びデータ等の様々な型の通信を提供することを目的とした無線通信システムが幅広く採用されている。典型的な無線データシステム、又はネットワークは、1つ以上の共有資源へのアクセス権を複数のユーザーに提供する。システムは、周波数分割多重(FDM)方式、時分割多重(TDM)方式、符号分割多重(CDM)方式、等の様々な多重アクセス技術を使用することができる。
無線ネットワーク例は、セル方式のデータシステムを含む。幾つかの例が以下に示されている。(1)「デュアルモード広帯域拡散スペクトルセルラーシステムに関するTIA/EIA−95−B移動局−基地局互換性規格」(IS−95規格)、(2)「第三世代パートナーシッププロジェクト」(3GPP)と呼ばれるコンソーシアムによって提供され、文書番号3G TS 25.211,3G TS 25.212, 3G TS 25.213,及び3G TS 25.214を含む一組の文書において具体化されている規格(W−CDMA規格)、(3)「第三世代パートナーシッププロジェクト2」(3GPP2)と呼ばれるコンソーシアムによって提供され、「cdma2000拡散スペクトルシステムに関するTR−45.5物理層規格」において具体化されている規格(IS−2000規格)、及び(4)TIA/EIA/IS−856規格(IS−856規格)に準拠する高速データ速度(HDR)システム。
その他の無線システム例は、IEEE 802.11規格(即ち、802.11(a)、(b)、又は(g))等の無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)を含む。これらのネットワークに関する改良は、直交周波数分割多重(OFDM)変調方式を具備する多入力多出力(MIMO)WLANを展開させる際に達成することができる。IEEE802.11(e)は、以前の802.11規格の短所のうちの幾つかを改良することを目的として導入されている。
無線システム設計の進歩に伴ってより高速のデータ速度が利用可能になっている。データ速度の高速化は、特に音声、映像、高速転送、等の高度な用途、及びその他の様々な用途を可能にしている。しかしながら、様々な用途は、各々のデータ転送に関する要求事項が異なることがある。多くの型のデータは、レーテンシー及びスループットに関する要求事項を有しているか、又はサービスの質(QoS)に関する何らかの保証を必要とする場合がある。資源管理が行われないとシステム容量が低下する可能性があり、さらにはシステムが効率的に動作しない可能性もある。
集中型コントローラを有さない802.11無線LAN局(STA)のアドホックネットワークは、独立基本サービスセット(IBSS)と呼ばれている。先行技術においては、サービスの質(QoS)に関する機能がIBSS内に存在していない。メディアアクセス制御(MAC)プロトコルは、1つの共有通信資源を複数のユーザー間において割り当てるために共通して用いられる。MACプロトコルは、一般的には、データの送受信に用いられる物理層により高い層をインタフェースさせる。データ速度の上昇による利益を享受するためには、共有資源を効率的に利用するようにMACプロトコルを設計しなければならない。更に、一般的には、代替通信規格又はレガシー通信規格との相互運用性を維持することも望ましい。
従って、あらゆるアドホックネットワークにおいて有用であるが特に高スループットシステムに適している、低レーテンシー、緩和されたコンテンション、及び分散型スケジューリングを可能にするIBSSが必要である。更に、様々な型のシステムとの後方互換性を有する処理が必要である。
一側面によれば、シーケンスリストを格納するメモリと、関連づけられた局識別子が前記シーケンスリスト内に存在する第1の遠隔局からの共有媒体の制御の転送を指示する第1の信号を受信する受信機と、前記信号を受信後に前記共有媒体において送信する送信機であって、関連づけられた局識別子が前記シーケンスリスト内に存在する第2の遠隔局への前記共有媒体の制御の転送を指示する第2の信号を、前記共有媒体の制御に関する割当て時間が経過後に送信する送信機と、を含む装置が説明される。
他の側面によれば、共有媒体の制御の転送を指示するために動作可能で、制御を転送する第1の局と関連づけられた第1の局識別子及び制御を受信する第2の局と関連づけられた第2の局識別子を具備し、前記第2の局識別子はシーケンスリスト内において前記第1の局識別子に後続するメッセージが開示される。
他の側面によれば、共有媒体の制御の転送を指示するために動作可能で、制御を受信する前記局と関連づけられた局識別子と、共有媒体に順次でアクセスするために複数の局と関連づけられた局識別子を具備するシーケンスリストと、を具備するメッセージが開示される。
他の側面によれば、共通媒体を共有し、1つ以上の局識別子を具備するシーケンスリストを形成し、第1の局から第2の局に前記共通媒体の制御を渡すためのトークンを前記シーケンスリストに従って前記第1の局から前記第2の局に送信する方法が提供される。
他の側面によれば、共有媒体を順次で共有する1つ以上の局のリストに従って前記共有媒体へのアクセス権を有する第1の局から第2の局にトークンを送信し、前記トークンを送信後に前記共有アクセス権の制御を前記第2の局に転送する方法が提供される。
他の側面によれば、共通媒体へのアクセス権を共有する複数の局と、前記複数の局のうちの1つ以上の局に対応する識別子を具備するリストに従って前記複数の局のうちの前記1つ以上の局からのフローに順次で対応するためのトークン引き渡し手段と、を含むBSSが説明される。
他の側面によれば、共通媒体を共有する1つ以上の局を具備する無線ネットワークにおいて動作可能で、一連の時間セグメントにおいて前記媒体にアクセスし、第1の信号の送信に続く第1の遅延後に第1の局から前記共有媒体において第2の信号を送信する方法が提供され、前記時間セグメントは、前記第1の信号によって表され、前記第1の遅延は、1つ以上の遠隔局によって採用された1秒以上の遅延よりも短く、前記第2の信号は、前記共有媒体の制御を第2の局に転送するためのトークンメッセージを具備する。
他の側面によれば、1つ以上の局識別子を具備するシーケンスリストを形成する手段と、第1の局から第2の局に共有媒体の制御を渡すためのトークンを前記シーケンスリストに従って前記第1の局から前記第2の局に送信する手段と、を含む装置が説明される。
他の側面によれば、共有媒体を順次で共有する1つ以上の局のリストに従って前記共有媒体へのアクセス権を有する第1の局から第2の局にトークンを送信する手段と、前記トークンを送信後に前記共有アクセス権の制御を前記第2の局に転送する手段と、を含む装置が説明される。
他の側面によれば、コンピュータによって読み取り可能で、1つ以上の局識別子を具備するシーケンスリストを形成することを行い、第1の局から第2の局に共通媒体の制御を渡すためのトークンを前記シーケンスリストに従って前記第1の局から前記第2の局に送信することを行うために動作することができる媒体が開示される。
その他の様々な側面及び実施形態も開示される。
発明を実施するための最良の実施形態
集中型コントローラを備えていない802.11無線LAN局(STA)のアドホックネットワークは、独立基本サービスセット(IBSS)と呼ばれている。現時点までにおいては、IBSS内にはサービスの質(QoS)に関する機能が含まれていない。本明細書においては、QoSフローのラウンドロビン(RR)サービスを目的とするトークン引き渡しを可能にするIBSSは、本明細書においてはRRBSSと呼ばれる。RRBSSは、あらゆるアドホックネットワークにおいて有用であるが特に高データ速度に適している低レーテンシー、緩和されたコンテンション、及び分散型スケジューリングを可能にするIBSS拡張セットである。QoSフローに関する分散型の低レーテンシーでスケジューリングされたアクセス権が、ラウンドロビン(RR)トークン引き渡しサービス方式を通じて提供される。RR STAは、ラウンドロビン順序に従い、RR時間又はRRPと呼ばれるビーコン間隔の一部分中にラウンドロビン送信機会(RR TXOP)と通信することができる。一実施形態においては、Q0Sフローを有するSTAのみがRRスケジュールに加わってRRP中に媒体にアクセスすることが許可される。後述されるように、ベストエフォートフローは、コンテンション時間(CP)において分散型制御機能(DCF)を用いて媒体へのアクセスを継続させる。
本明細書においては、無線LAN(又は新興の送信技術を用いる類似の用途)に関する超高速ビットレート物理層と連係して高効率の動作をサポートする実施形態例が開示される。このWLAN例は、20MHz帯域幅において100Mbps(毎秒100万ビット)を超えるビットレートをサポートする。無線LAN帯域幅が拡大するのに応じて、平均パケット遅延が自動的に軽減される。ラウンドロビンスケジューリングの導入は、遅延ジッターの軽減をさらに提供し、従ってアドホックネットワークにおけるQoSフローのサービスを可能にする。
様々な実施形態例は、レガシーWLANシステム、例えば、802.11(a)、(b)、及び(e),等の802.11規格において例示されているレガシーWLANシステム、等の分散型調整動作の単純さと強固さを保持する。これらの様々な実施形態の利点は、前記レガシーシステムとの後方互換性を維持しながら達成させることができる。(以下の説明においては、802.11システムはレガシーシステム例として説明されていることに注意すること。当業者は、改良点は代替のシステム及び規格とも互換可能であることを認識するであろう。)
1つのWLAN例は、OFDM変調、単搬送波変調方式と、超高速帯域幅効率動作に関する多入力単出力(MISO)システムを含む、多送信アンテナ多受信アンテナ(多入力多出力(MIMO)システムを用いたシステムと、同じ時間間隔中に複数のユーザー端末への又は複数のユーザー端末からのデータ伝送を行うために空間多重化技術と連係して複数の送信アンテナと受信アンテナを使用するシステムと、複数のユーザーに関する送信を同時に可能にするために符号分割多重接続(CDMA)方式を用いるシステムとに基づくトランスポート機構を限定することなしに含む高データ速度、高帯域幅の物理層トランスポート機構全般をサポートすることができる。代替例は、単入力多出力(SIMO)システム及び単入力単出力(SISO)システムを含む。
本明細書において説明されている1つ以上の実施形態例は、無線データ通信システムを前提にして説明されている。この前提の下で使用することが有利である一方で、本発明の異なる実施形態は、異なる環境又はコンフィギュレーションにおいて組み入れることができる。一般的には、本明細書において説明される様々なシステムは、ソフトウェアによって制御されるプロセッサ、集積回路、又は個別論理を用いて形成することができる。本出願全体を通じて参照されることがあるデータ、命令、コマンド、情報、信号、シンボル、及びチップは、有利なことに、電圧、電流、電磁波、磁場、磁気粒子、光学場、光学粒子、又はその組合せによって表される。更に、各ブロック図において示されているブロックは、ハードウェア又は方法に関するステップを表す。方法に関するステップは、本発明の適用範囲を逸脱せずに互換することができる。本明細書における「典型的」という表現は、「1つの例、事例、又は実例」であることを意味する。本明細書において「典型的実施形態」として記述されているいずれの実施形態も、その他の実施形態よりも優先されるか又は有利であることを必ずしも意味するわけではない。
図1は、1つ以上のユーザー端末(UT)106A乃至Nに接続された集中型アクセスポイント(AP)104を具備し、基本サービスセット(BSS)と共通して呼ばれる先行技術のシステム100の実施形態例を示した図である。本明細書においては、802.11の用語に従い、AP及びUTは局又はSTAとも呼ばれる。AP及びUTは、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)120を通じて通信する。前記実施形態例においては、WLAN120は、高速MIMO OFDMシステムである。しかしながら、WLAN120は、あらゆる無線LANであることができる。アクセスポイント104は、あらゆる数の外部デバイス又はプロセスとネットワーク102を通じて通信する。ネットワーク102は、インターネット、イントラネット、又はその他のいずれかの有線、無線又は光学ネットワークであることができる。接続110は、ネットワーク102からアクセスポイント104に物理層信号を搬送する。デバイス又はプロセスは、ネットワーク102に接続すること又はWLAN120におけるUTとして(又はUTとの接続を介して)接続することができる。ネットワーク102又はWLAN120に接続することができるデバイス例は、電話と、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)と、様々な種類のコンピュータ(あらゆる型のラップトップ、パソコン、ワークステーション、端末)と、カメラ、カムコーダ、ウェブカム、等のビデオ装置と、その他の実質上すべての種類のデータデバイスと、を含む。プロセスは、音声、映像、データ通信、等を含むことができる。様々なデータストリームが様々な送信上の要求を有する可能性があり、これらの送信上の要求は、様々なサービスの質(QoS)に関する技術を用いて対応することができる。
図2は、WLAN120において通信するUT又はSTA106を具備するIBSSシステム200を示した図である。すべてのSTAがシステム200内のその他のすべてのSTAと通信できるわけではないことに注意すること。ユーザー端末106Aは、(あらゆるプロトコルを用いた有線又は無線のあらゆる型の接続であることができる)接続110を通じて外部ネットワーク102に接続された状態が示されている。IBSSはWLAN120以外のその他のどのような接続も追加で含む必要がないため、この接続は任意である。1つ以上のラウンドロビン機能を備えたIBSSは、RRBSSと呼ばれ、その実施形態例が以下において詳述されている。RRBSSは、UTとして機能するあらゆる型のSTA、例えばアクセスポイント、を具備することができ、又は、後述されるRR技術と相互に運用することができる。従って、無線通信デバイスは、以下の説明においては一般的にはSTAと呼ばれ、更に、STAは、本明細書において説明されるあらゆる型のデバイスであることができる。
図3は、無線通信デバイス、又はSTA106の実施形態例を示した図である。トランシーバ310は任意であり、ネットワーク102の物理層上の要求事項に従って接続110において送受信するように構成することができる。以下においてさらに詳細に説明される無線LANトランシーバ340は、1本以上のアンテナ350を通じてWLAN120においてデータを送信及び受信する。
WLAN120又はネットワーク102に接続されたデバイス又はアプリケーションからのデータ又はこれらのデバイス又はアプリケーションへのデータは、プロセッサ320によって処理することができる。これらのデータは、本明細書においてはフローと呼ばれる。フローは異なる特性を有することがあり、更に前記フローに関連する用途の種類に基づいた異なる処理が要求されることがある。例えば、映像又は音声は、レーテンシーが低い特性を有するフローとして表すことができる(一般的には音声よりも映像のほうがスループットに関する要求が厳しい)。データに関する多くの用途は、レーテンシーによって受ける影響は映像及び音声よりも少ないが、データの完全性に関する要求は映像及び音声よりも厳しくなる(即ち、音声は、ある程度のパケット損失に耐えることができ、ファイル転送は、一般的にはパケット損失に耐えることができない)。フローに関するQoSは、本明細書において開示されるラウンドロビン技術を用いて管理することができる。
プロセッサ320は、データ、信号、メッセージ、等をWLANトランシーバ340(又はトランシーバ310)から受信する。受信されたデータは、メッシュリンク、等の別のリンクで、又はその他のWLAN若しくは有線接続を通じて送信するために処理することができる。メディアアクセス制御(MAC)処理は、プロセッサ320において行われる。後述されるように、制御とシグナリングはSTA間においても通信することができる。MACプロトコルデータユニット(MAC PDU)、又はフレーム(802.11に従った場合の用語)は、物理層(PHY)プロトコルデータユニット(PPDU)内に実装され、無線LANトランシーバ340に引き渡されるか又は無線LANトランシーバ340から受け取られる。
一実施形態例においては、適合層(ADAP)及びデータリンク制御層(DLC)は、プロセッサ320において行われる。物理層(PHY)は、無線LANトランシーバ340においてプロセッサ320と連係して行われる。当業者は、様々なコンフィギュレーションのうちのいずれにおいても様々な機能のセグメンテーションを行えることを認識するであろう。プロセッサ320は、物理層に関する処理のうちの幾つか又はすべてを行うことができる。無線LANトランシーバは、MAC処理を行うためのプロセッサ、又はその副部品を含むことができる。あらゆる数のプロセッサ、専用ハードウェア、又はその組合せを配置することができる。本明細書において説明されている層は、例示することのみを目的とするものである。
プロセッサ320は、汎用マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、又は専用プロセッサであることができる。プロセッサ320は、様々なタスクを援助するために専用ハードウェアに接続することができる(詳細は示されていない)。様々なアプリケーションを、外部接続コンピュータ、等の外部接続プロセッサにおいて(又はネットワーク接続を通じて)実行すること、無線通信デバイス106内の追加プロセッサ(図示されていない)において実行すること、又はプロセッサ320自体において実行することができる。プロセッサ320は、メモリ330と接続された状態が示されており、メモリ330は、データを格納するため及び本明細書において説明されている様々な手順と方法を実施するための命令を格納するために使用される。メモリ330は、全体又は一部分をプロセッサ320内に埋め込むことができる様々な型の1つ以上のメモリコンポーネントを具備できるということを当業者は認識するであろう。
無線LANトランシーバ340は、あらゆる型のトランシーバ(あらゆる型の受信機及び/又は送信機を含む)であることができる。一実施形態例においては、無線LANトランシーバ340は、MIMO又はMISOインタフェースとともに動作することができるOFDMトランシーバである。OFDM、MIMO、及びMISOは、当業者にとっては既知である。本発明の譲受人に対して譲渡されている同時係属中の米国特許出願一連番号10/650.295"FREQUENCY-INDEPENDENT SPATIAL PROCESSING FOR WIDEBAND MISO AND MIMO SYSTEMS"(広帯域MISOシステム及びMIMOシステムに関する周波独立空間処理)(出願日:2003年8月27日)において、OFDM、MIMO及びMISOの様々なトランシーバ例が詳述されている。代替実施形態は、SIMOシステム又はSISOシステムを含む。一受信機例は、RF変換構成要素(フィルタ、増幅器、ミキサ、発振器、位相固定ループ、アナログデジタル変換器、等)と、復調器と、RAKE受信機と、等化器と、復号器と、デインターリーバーと、コンビナと、当業においてよく知られているその他の構成要素と、を具備することができる。トランシーバ340において受信された信号は、1つ以上の通信設計又は通信規格に従って復調することができる。一実施形態例においては、MIMO OFDM信号を復調できる復調器が配置される。代替実施形態においては代替規格がサポートされ、更に幾つかの実施形態は複数の通信フォーマットをサポートすることができる。
送信信号は、トランシーバ340において上記のような1つ以上の無線システム規格又は設計に従ってフォーマット化される。トランシーバ340内に含めることができる構成要素例は、増幅器、フィルタ、デジタルアナログ(D/A)変換器、無線周波数(RF)変換器、等である。データチャネル及び制御チャネルは、様々なフォーマットに従って送信のためにフォーマット化することができる。順方向リンクデータチャネルにおいて送信するデータは、変調器(図示されていない)においてスケジューリングアルゴリズムによって指示された速度/変調フォーマットに従ってフォーマット化される。トランシーバ340の送信機内に組み入れることができるその他の構成要素例は、様々な型の復号器と、インターリーバーと、スプレッダと、変調器と、を含む。
無線LANトランシーバ340は、アンテナ350A乃至Nと接続された状態が示されている。様々な実施形態においてあらゆる本数のアンテナをサポートすることができる。アンテナ350は、様々なWLAN(例えば120)において送受信するために使用することができる。
無線LANトランシーバ340は、1本以上のアンテナ350の各々に接続された空間プロセッサを具備する。前記空間プロセッサは、各アンテナごとに独立してデータを送信処理すること又はすべてのアンテナにおける受信信号をまとめて処理することができる。独立処理例は、チャネル推定値、UT又はその他のSTA等の遠隔局からのフィードバック、チャネル反転、又は当業において知られているその他の様々な技術に基づくことができる。前記処理は、様々な空間処理方式のうちのいずれかを用いて行われる。この型の様々なトランシーバは、所定のユーザー端末への又は所定のユーザー端末からのスループットを向上させるためにビーム形成、ビームステアリング、固有ステアリング、又はその他の空間技術を使用することができる。OFDMシンボルが送信される実施形態例においては、空間プロセッサは、OFDMサブチャネル、又はビンの各々を処理するための副空間プロセッサを具備することができる。
一システム例においては、第1のSTAは、N本のアンテナを有することができ、第2のSTAは、M本のアンテナを有することができる。従って、第1のSTAのアンテナと第2のSTAのアンテナとの間にはM×Nの経路が存在する。これらの複数の経路を用いてスループットを向上させる様々な空間技術は、当業者においては既知である。時空送信ダイバーシティ(STTD)システム(本明細書においては「ダイバーシティ」とも呼ばれる)においては、送信データがフォーマット化されて符号化され、全アンテナを通じて単一のデータストリームとして送信される。M本の送信アンテナとN本の受信アンテナを用いた場合は、形成することができるMIN(M,N)の独立したチャネルが存在する。空間多重化は、送信速度を上昇させるために、これらの独立した経路を利用し、各々の独立した経路で異なるデータを送信することができる。
2つのSTA間のチャネルの特性を学ぶための又は前記特性に適合させるための様々な技術が知られている。一意のパイロットを各送信アンテナから送信することができる。これらのパイロットは、各アンテナにおいて受信されて測定される。次に、チャネル状態情報フィードバックを、送信の際に使用するために送信デバイスに戻すことができる。チャネルの固有モードを決定するために、測定されたチャネル行列の固有分解を行うことができる。受信機におけるチャネル行列の固有分解を回避するための代替技術は、パイロットとデータの固有ステアリングを用いて受信機における空間処理を単純化することである。
従って、現在のチャネル状態に依存して、システム全体の様々なユーザー端末又はその他のSTAに送信するために様々なデータ速度を利用することができる。無線LANトランシーバ340は、いずれの空間処理を物理リンクのために使用中であるかに基づいてサポート可能な速度を決定することができる。
アンテナ本数は、STAのデータ上のニーズ及びサイズと形式の要因に依存して装備することができる。例えば、高品位映像ディスプレイは、例えば、帯域幅に関する要求が厳しいことに起因して4本のアンテナを具備することができ、他方、PDAは2本のアンテナで十分である。
図4は、STA106の実施形態例の一部分を示した図である。示されている様々な機能ブロックは、例示することのみを目的とするものであり、上述されているように、メモリ330等の記憶装置と関連したプロセッサ(即ち、プロセッサ320)の個別論理、機能又はプロセスとして、又はそのいずれかの組合せとして展開させることができる。この例においては、信号は、トランシーバ340(又は310)、等のトランシーバから受信される。
様々な手段のうちのいずれか(例えば、受信エネルギーに関するしきい値)を用いて、共有媒体(WLAN120、等)が別のSTAによって利用中であるかどうかを決定すること又は共有媒体が遊休中であるかどうか検出することを目的とするチャネル評価ブロック420を設けることができる。当業においては、クリアチャネル評価(CCA)技術がよく知られている。チャネル評価ブロック420は、システム時間を確立させるためのビーコン検出を行うこともできる。一実施形態例においては、RRPは、ターゲットビーコン送信時間(TBTT)間隔の一部分として選択される。チャネル評価技術及びビーコン検出技術は、当業においてはよく知られている。例えば、ビーン信号を検出するためのあらゆるデバイス(即ち、受信信号強度の測定、探索、復号、デインターリービング、フィルタリング、又は当業においてよく知られているその他の信号処理技術)を備えることができる。チャネル評価420は、調整機能425に接続された状態が示されている。一実施形態例においては、最初のアクセスのため及びその他のSTAの発見のために、CSMA/CAと802.11分散調整機能(DCF)からのアドホックネットワーキング概念を使用するか、又はその拡張若しくは追加を使用するのが好都合である。本明細書において開示される技術は、前記802.11システム、及びその他のあらゆる型のアドホックシステムと相互に運用される。調整機能425は、本明細書に示されている様々な実施形態に関して詳述されているラウンドロビン調整に加えて、DCF又はその他のアクセス手順を行うことができる。調整機能425は、メッセージ生成器430に接続された状態で示されており、メッセージ生成器430は、復号された信号とメッセージ及びチャネル状態の決定に応答する送信メッセージ、及び調整機能論理425の機能と手順に応答する送信メッセージを送ることができる。
メッセージ復号器410は、STA、等の遠隔局から受信されたメッセージを復号するために使用される。以下では、様々なメッセージ例と信号例、及びその中に含まれているパラメータがさらに詳細に示される。メッセージ復号器は、上述されているように、個別論理又は処理機能のあらゆる組合せを用いて展開させることができる。メッセージ復号器は、受信機又はトランシーバから信号を受信し、前記信号は、RFダウンコンバージョン、増幅、フィルタリング、アナログデジタル変換、誤り検出、復号、デインターリービング、等の信号処理技術を用いて処理されている場合がある。更に、メッセージ復号器は、これらの機能の1つ以上を含むことができる。当業においてよく知られている例が存在するメッセージ復号器は、(異なるフォーマットを有している場合がある)1つ以上のチャネルで搬送されたメッセージから様々な情報フィールドを抽出するために使用することができる。これらの情報フィールドから抽出されたデータは、(上述されているようにプロセッサによって、又はその他の論理によって)さらなる処理のために利用することができる。
メッセージ生成器430は、トランシーバ340又は310、等で送信するためのメッセージを生成する。メッセージ生成器430は、上述されているように、個別論理機能又は処理機能のいずれかの組合せを用いて展開させることができる。形成されたメッセージは、その他のメッセージとともに又はその他のメッセージなしで、上記において詳述されており更に当業においてよく知られている例が存在するいずれかの送信方式に従って送信するために1つ以上のチャネル内に含めることができる。前記メッセージは、様々なデータフィールドの集合体であることができ、以下において幾つかの例が詳述されている。前記実施形態例においては、メッセージ生成器430は、とりわけMAC PDU(上述)を形成することができる。(メッセージ復号器410は、MAC PDU、及びその他のメッセージを復号するために動作できるように構成することができる点に注意すること。)当業者は、本明細書において開示されている原理を、あらゆる型のデータメッセージ、データ信号、制御メッセージ又は制御信号に合わせて容易に適合するであろう。
当業においてはその他の様々なメッセージが知られており、これらのその他の様々なメッセージは、本発明の適用範囲内において使用することができる。例えば、STAとの関係を要求するメッセージ及び前記関係を認めるか又は否定するメッセージを展開させることができる。応答(ACK又はNAK)メッセージは、様々な通信フォーマットで含めることができる。1つ以上のSTA間におけるフローを確立させるか又は切り離す手順及びメッセージを展開させることができる。
例示的なラウンドロビンパラメータが図4に示されている。これらのパラメータは、遠隔局からの受信メッセージから抽出することができ、プロセッサ320において生成又は修正することができ、メモリ330内に格納することができ、更に、様々な型の1つ以上のメッセージ(即ち、メッセージ生成器430において生成されたメッセージ)内に含めることができる。以下においてさらに詳しく説明されている例は、ラウンドロビンネットワーク内のその他のSTAと識別するためのラウンドロビン識別子(RRID)と、ラウンドロビンシーケンを識別し更にその変更を示すためのラウンドロビンシーケンス番号(RR Seq)442と、RRIDとラウンドロビンシーケンス内における各々の順序を具備するラウンドロビンリスト(RRリスト)444と、RRリスト内のいずれRRIDが前記STAにおいて受取可能であるかを示すための受信接続性リストと、前記STAから受信することができるその他のSTAと関連づけられたRRリスト内のRRIDを維持するための順方向接続性リスト448と、その他の様々な設定450と、を含む。これらのパラメータは、下記の様々な手順に関して使用することができ、更に、ラウンドロビンシーケンスの調整のためにその他のSTAに送信することができる。
図5は、RRPを確立及び維持するために用いられる遅延パラメータ間の関係例を描いた図である。この例においては、802.11DCFのインターフレームスペース(IFS)を使用することができる。インターフレームスペース継続時間は、2つ以上のSTAによる共有媒体での送信間に挿入されるギャップの型に依存して変動する。ショートインターフレームスペース(SIFS)と、ポイントインターフレームスペース(PIFS)と、DCFインターフレームスペース(DIFS)と、ラウンドロビンインターフレームスペース(RRIFS)との間の時間遅延関係が示される。SIFS<PIFS<DIFSであることに注意すること。従って、より短い継続時間に引き続いて行われる送信のほうが、チャネルへのアクセスを試みる前により長い時間待たなければならない送信よりも優先順位が高くなる。APが集中型コントローラとして働くDCF BSSにおいては、PIFS継続時間は、媒体への優先的アクセス権を前記APに与えるように定義される。(PIFSバックオフ制限を順守する)アクセスポイントを組み入れたシステム内においてアドホックラウンドロビン送信が希望されるときには、RRIFSをPIFSよりも小さく設定することができ、従って、前記アクセスポイントからの送信よりもラウンドロビン送信が優先される。一代替実施形態においては、ラウンドロビントラフィックよりも高い調整済みトラフィック優先順位をAPに与えるように、RRIFSをPIFSよりも大きく設定することができる。他の実施形態においては、RRIFSをPIFSと等しくすることができる。前記実施形態例においては、強制的ではないが、ACK、NAK、及びバックオフ制限を順守するその他のメッセージに関する優先権を認めるためにRRIFSがSIFSよりも大きく設定される。代替実施形態においては、その他の優先機構を使用することができる。当業者は、本明細書において開示されている原理を、様々な優先機構のいずれかを用いる様々なアドホックシステムのいずれかにおいてラウンドロビン手順を展開させるように容易に適合させるであろう。一般的には、RR送信が希望されるQoS機能を提供するためにチャネルを取得して利用することを可能にするための遅延パラメータを展開させることができる。以下では、ラウンドロビン方式による共有媒体の使用と公平性を管理する技術が説明される。
図6は、動作中のRRBSSのタイムライン例を示した図である。ビーコン620は、アドホックトラフィック指示メッセージ(ATIM)ウィンドウ660と、ラウンドロビン時間(RRP)670と、コンテンション時間(CP)680と、を具備するTBTT610の始まりを示す。ATIMウィンドウ中には、受信局のためのトラフィックが存在することを示すATIMフレームが許可される。この実施形態においては、ATIMウィンドウは不変である。幾つかの代替実施形態は、ATIMをサポートする必要がない。図6においては、RRIFSスペースは詳述されていない。RRPは、RRリスト内のNのSTAの各々に関する一連のRR送信機会(RR TXOPS)630A乃至630Nを具備する。RRリスト内の各STAは、共有媒体へのアクセス権をRRリスト内の次のSTAに転送するための各々のトークン640を送信する。STAは、自己のRR TXOPを利用する必要がなく、トークン640を用いて単に次の局にアクセス権を転送できる点に注意すること(例えば、介在するRR TXOPが存在せずに、トークン640BがSTA BからSTA Cにアクセス権を転送し、その後にSTA Cがトークン640Cを用いてSTA Dにアクセス権を転送することに注意すること)。RRリスト内の最後のSTA(STA N)は、終了トークン640Nを送信することによってRRPを終了させる。一実施形態においては、終了トークンは、RRPが完了していることを示す特別なRRID(例えばすべてゼロ)を送信することによって識別される。
RRPの後にCPが続き、CPにおいては、あらゆるSTAがアクセス権を得るために競合することができる。前記実施形態例においては、あらゆるSTAによる一般的送信のためにDCF(又は802.11のその他のコンテンションアクセス手順)を用いることができ、さらに、前記DCFは、様々な制御機能(即ち、RRリストへのSTAの追加、STA間におけるフローの確立、等)を実行するために使用することができ、幾つかの例が以下においてさらに詳細に説明される。これらの送信は、図6においてはフレーム650A乃至Nとして一般的に例示されている。TBTTの終了及び新たなTBTTの開始は、別のビーコン610によって示される。以下では、様々な特長を例示するための実施形態例及び手順が説明される。説明を明確化するため、802.11 IBSS及びDCF型のアクセスを想定することができる。RR STAは、レガシーSTAと呼ばれるその他のSTAと区別するためにMIMO STAと呼ぶことができる。MIMO方式を採用するSTA以外のSTAもRRBSSにおいて使用するために適合できることは明確である。当業者は、代替実施形態において使用するため及び802.11規格及びその派生規格によって企図されているネットワーク以外のネットワークとの相互運用性を確保するために同等の技術を容易に適合させるであろう。
RRBSSがいったん初期設定された時点で、現在のビーコン間隔に関するRRスケジュールにおける第1のSTAによってビーコンが送信される。この送信方法は、各局がビーコンを送信するために競合するレガシー802.11 IBSSのビーコン送信方法とは異なる。RRスケジュールにおけるSTAの順序は、各ビーコン間隔ごとにローテーションされるため、ビーコン間隔kにおいて最後に送信するSTAは、ビーコン間隔k+1においてビーコンを送信する。RRリスト内における順序変更は任意であるが、RRP内のSTA間においてモニタリング機能と制御機能を配分するために使用することができ(更に、前記手順を回避することによって電力を節約することができる)。ローテーションに代わる順序再設定方式が構想されており、これらの方式は当業者にとって明確になるであろう。
ATIMウィンドウはビーコン送信直後に終了するように設定することが望ましい。この設定は、レガシーのスリープモードを不可能にする。RRBSS内のMIMO STAは、RRスケジュールによって可能になった様々なスリープモード手順を用いることができ、以下では幾つかのスリープモード手順例が説明される。媒体がレガシーSTAと共有されている場合で、ATIMがサポートされている場合は、ATIMウィンドウが終了直後にRRPが続く。
前記実施形態例においては、IBSS又はRRBSSに参加しているSTAはTBTTを尊重し、TBTT経過時にすべての進行中の送信を終了させる。この終了は、RRPのより正規の時間を考慮したものである。しかしながら、レガシーSTAの送信は、TBTTを超えてビーコン送信においてジッターを引き起こす可能性がある。本明細書において説明されている技術は、レガシーSTAとの相互運用性を可能にする。
前記実施形態例においては、オーバーヘッドの短縮を考慮するためにロングトークンとショートトークンが定義されている。以下では、ロングトークン例とショートトークン例が説明される。代替実施形態においては、単一のトークン(例えば、本明細書において定義されているロングトークン、及びその他の型のトークン)又は追加の型のトークンを展開させることができる。説明を明確化するため、一組のRRパラメータを用いた実施形態例が説明される。この例においては、RRリストは、最高15のRRSTAを具備することができ、従って、RRIDは4ビット値である。“0000”RRIDは、終了トークンであることを示す、等の特別な目的のため、及び、RRIDをRRリストから削除する(下記)、等のその他の技術のために予約されている。代替実施形態においては、その他のRRID値を代わりに用いることができる。終了トークンであることを示すためにその他のトークンの型を代わりに導入することも可能である。当業者は、あらゆる数の代替パラメータの組を用いてこれらの実施形態を容易に適合させるであろう。
一実施形態においては、基本的なラウンドロビン動作は次のように進行する。即ち、既存の又は新規のIBSSにおいて、自己のQoSフローを満たすために定期的な送信の使用を始めることを希望する第1のSTAは、DCF手順を通じてTXOPを入手し、別のSTAによってまだ使用されていない4ビットRRID(0000以外)を含む(ブロードキャスト)ロングトークンPPDUを送信)する。2つのSTAが同じRRIDを同時に取得する確率を引き下げるため、RRIDフィールドの長さを長くすることができる。上述されているように、RRID値0000は、特別な意味を有する。追加のSTAがRRスケジュールに加わると、各STAは、未使用のRRIDの中から自己のRRIDを選び出し、後述されるように自己をRRスケジュールに追加する。あらゆるRRID割当て技術又は選択技術を展開させることができる。
図7は、IBSS内においてRRBSSを開始させる方法700の実施形態例を示した図である。710において、RRBSSを開始させることを意図するSATは、共有媒体へのアクセス権を取得する。一実施形態においては、この取得は、CP中にDCF手順を用いて行われる。代替システムは、アクセス権を取得するための代替方法を指定することができる。720において、アクセス権が取得された時点で、前記STAは、自己の選択されたRRIDを有するトークンを送信する。この時点においては、RRリストは、開始中のSTAのRRIDである単一のSTAのRRIDを具備する。以下においてさらに詳細に説明されるように、その他のSTAは、このトークン送信(又は後続RRP内の別のトークン送信)を観測し、RRBSSにおいて開始中のSTAに加わるための措置を講じることができる。730においては、1つ以上の定義された時間(前記実施形態例ではCP)中に、前記STAは、別のSTAからの追加メッセージの有無をモニタリングする。追加メッセージ例が以下において説明されるが、代替実施形態はどのような型のメッセージも展開させることができる。740においては、1つ以上の追加メッセージを受け取った時点で、前記STAは、現行のRRリストを適宜更新して1つ以上のSTAを追加して新たなRRリストを形成する(この場合、承認プロセスを任意の条件にすることができ、要求中のSTAが希望するトラフィックの型、利用可能な帯域幅、要求中のSTAに関してサポート可能な速度、等に分けることができる)。2つ以上のSTAがRRリストに加わるときには、各STAは一意のRRIDを選択しなければならない。一実施形態例においては、単一のSTAのみを各TBTT中に追加することができるが、強制的ではない。複数の追加メッセージを仲裁するための技術例は、第1の有効に受け取られた要求を選択することである。
前記実施形態例では、750において、STAは、CP終了後の継続時間を待つ。この場合、前記継続時間は、前記STAをその他のSTAよりも優先させるRRIFSであり、その他のSTAはDIFS(及び適用可能なバックオフ)を待つことになる。このことは、前記STAが媒体を獲得してこのTBTTに関するRRPを開始させるのを可能にする。代替ネットワークは、1つの時間(例えばTBTT)の終了を決定して新たな時間を開始させるための異なる技術を利用することができる。760においては、開始中のSTA(現在のRRリスト内の最後のSTAで、唯一のSTAでもある)は、新たなRRPの開始に関する責任を有しており、ビーコンを送信することによって前記開始を行う。ビーコン送信後は、770において、開始中のSTAは、別の手順(図示されていない)において既にターゲットが定義される場合はTXOPを送信することができる。いったん完了した時点で、又は、TXOPが望まれない場合は、開始中のSTAは、定義されたその他のRRパラメータを含むトークンを新たに追加されたSTAに渡す(以下において詳しい例が説明される)。従って、新たなRRBSSが開始されており、典型的なRRBSS通信の始まりが開始されている。
STAがRRスケジュールに加わる、RRスケジュールから外れる、又はRRスケジュール内に再挿入するのに応じて、RRスケジュール内での変更がグローバル可変RR Seqを通じて追跡される。RR Seqは、STAがRRスケジュールに加わるか、RRスケジュールから外れるか、又はRRスケジュールにおける異なる位置に自己を再挿入するたびに増加される。RR Seqは、以下においてさらに詳細に説明されるショートトークンPPDU及びロングトークンPPDUの両方におけるフィールドとして含められる。代替実施形態は、RRスケジュール(及びその他のRRパラメータ)の変更に関するSTAの注意を促すための代替技術を使用することができる。
図8は、典型的RRBSS通信に関する方法800の実施形態例を示した図であり、その一例が図6に関して上述されている。810において、TBTT経過直後に、前ビーコン間隔(即ち、前RRP)のRRスケジュールにおける最後のSTAが、RRIFSギャップを待った後にビーコンを送信する。上述されているように、前記RRIFSギャップは、DCFインターフレームスペース(DIFS)よりも短い遅延又は継続時間である。この例においては、DIFSは、IBSS内のその他のSTAによって使用することができる最小のフレーム間スペースである。このことは、トークンを有するSTAがその他の競合するSTAよりも優先的に媒体にアクセスする権利を与える。一実施形態においては、APが存在しておらず、従ってAPとの衝突がないため、PIFSと等しいRRIFSが選択される。上述されているように、一代替実施形態においては、APが存在する場合に該APよりもRRBSSを優先できるようにRRIFSを短くすることができる。
820において、第1のRR STAは、希望する場合は、自己のTXOPに従って送信することができる。830において、現在のRRリスト内での指示に従い、次のRR STAに制御を渡すためのロングトークンが送信される。次のRR STAがRRIFSにおいて送信しない場合は、追加遅延の経過時点で、前ビーコン間隔においてビーコンを送信したSTAに媒体の制御が戻る。従って、RRスケジュールは、このビーコンに関してはローテーションしない。前記追加遅延はあらゆる値に設定することができるが、前記実施形態例においては、RR STAがRRP中に媒体の制御を維持するのを保証するために、総遊休チャネル時間はDIFSよりも短いことが望ましい。この状態は、以下においてさらに詳細に説明され、他方、説明を明確化するため、図8には示されていない。
図示されているように、一連のゼロ以上のRR TXOPをRRリスト内での指示に従って順にRR STAによって送信し、次に、RRリスト内の次のSTAに媒体の制御を渡すためのトークンの送信を後続させることができる。各段階において渡されるトークンは、(一般的にはオーバーヘッドを短くするために希望された)ショートトークンであるか又は追加情報又は制御を要求時にはロングトークン(以下においてさらに詳細に説明される)である。例えば、RR TXOPを840において送信し(任意)、その後に850においてショートトークンを送信することができる(前記トークンは任意ではないが、失敗回復技術を定義することができ、該技術の例が以下において説明される)。各RR TXOPが完了した時点で、各RR STAは、RRスケジュールにおける次のSTAにトークンを渡す。この例においては、STAは、RRスケジュールにおける次のSTAのRRIDを含むトークンPPDUを送信することによってRR TXOPの終了を明示する(本明細書の教義に照らした代替実施形態においては、暗黙のアドレッシングを含むその他の技術を適合させることができる)。この実施形態においては、RRP内の第1のSTAは、常にロングトークンPPDUを用いて制御を渡す。以下では、STAがロングトークンPPUDを送信する必要があるその他の状態が説明される。RRスケジュールにおける各々の次のSTAは、トークンを受け取り、RRIFS継続時間だけ待った後に媒体の制御を取得する。該STAからの送信は、トークン引き渡しに関する暗黙の肯定応答としての役割を果たす。従って、制御は、現在のビーコン間隔に関するRRスケジュールにおいてエントリjを有するSTAから、RRスケジュールにおいてエントリj+1を有するSTAに渡る。860において、RRP(存在する場合)に関する最後のRRPが送信される。
870において、ビーコン間隔のRRPは、RRスケジュールにおける最後のSTAが送信を完了させて終了トークンを送信した時点で終了する。この終了は、前記実施形態例においては、送信中のSTAが前記トークン内の次のRRIDフィールドを0000に設定することによって示される(代替実施形態においては代替の特別の値を用いることができる)。RRBSSシステムには帯域幅管理及び公平性手順を含めることができ、その例が以下においてさらに詳細に説明される。この例においては、RRPは、トークンのRRP部分フィールドにおける指示時間以内に終了する必要がある。
880において、RRBSS内のSTA間において要求されるモニタリングと制御を配分するために、RRリストが更新される。RRリストは、次のRRPを開始させる新たな第1のRR STAによって更新される。上述されているように、前記実施形態例においては、最後のSTAが最初のSTAになり、その他のすべてのSTAが1つの位置だけ移動するようにRRリストがローテーションされる。この再組み替えは任意であり、代替実施形態においては代替の組み替え手順を用いることができる。
890において、媒体は、代替アクセス方式に戻る。この例においては、次のTBTTまで分散型調整機能(DCF)の動作が展開される。この時間は、コンテンション時間(CP)と呼ばれる。代替実施形態においては、(コンテンションに基づくかどうかにかかわらず)その他のあらゆる型のアクセス方式を用いることができ、後続するRRPに関する媒体の制御を再取得する代替技術を用いることができる。その他のRRシグナリングは、後述されるように、CP中に開始させることができる。例は、STAの追加又は新たなフローの開始又は交渉を含む。決定ブロック895において、時間(例えばTBTT)が経過するまでプロセスがループする。方法800は、RRBSSが動作中は無限に繰り返すことができる。
前記実施形態例においては、RRPに参加しない非QoSフローを有するSTAは、DCF手順を用いてCP中に送信することができる。代替実施形態においては、RRP中に送信されるデータはQoSフローである必要がないが、QoSフローはRRBSSを使用する上での好例であることに注目すること。CP中のTXOP送信は、明示のトークンを用いて終了する必要がない(但し、RRPに後続する時間中に代替アクセス手順を使用時に要求される場合を除く)。CPへの参加を意図するSTAは、次のRRIDが0000に設定されたトークンを復号する場合(前記STAがRRシグナリングを検出するための装備を有する場合)、又はRR以外のTXOP(例えば、トークン送信が行われないTXOPの終了)を観測した場合にCP送信の開始を決定することができる。
上述されているように、各RR TXOPは、RRスケジュールにおける次のSTAに媒体の制御を転送するためのトークンPPDUを送信することによって終了する。この例においては、RRPの終了は、次のRRIDフィールドが0000に設定されたトークンを送信することを通じて示される。典型的には、RRスケジュール内にエントリを有するSTAは、自己のスケジューリングされたRR TXOP中に少なくとも1つのフレームを送信する必要がある。しかしながら、上述されているように、STAがバッファリングされたフレームを有していない場合は、RRスケジュール内における自己の位置を維持するためにショートトークン又はロングトークンのいずれかを送信する。この例においても、ビーコン間隔において最初に送信するSTAは、(後述される理由で)ロングトークンを送信する。更に、(ショートトークン又はロングトークンの特定の実施形態に依存するが、RRリストにおける変更又はその他の様々なRRパラメータの変更に起因して)RR Seqを増加後に、各STAは、ロングトークンを少なくとも1回送信する必要がある。例えば、STAは、(後述されるように)自己の受信接続性リストが変更された場合も少なくとも1回ロングトークンを送信する。
本明細書において開示されている技術及び実施形態は、様々な代替の型の通信ネットワーク(有線及び無線の両方)とともに使用するように適合させることができる。TXOP中に送信されるデータの送信フォーマット(例えば、変調の型、速度、電力レベル、符号化、等)は、どのような型でもよい。使用される通信フォーマットとともに利用可能な技術は、TXOPの送信と受信の両方とともに、及びトークンとともに組み入れることができる(本明細書において示されているようにトークンは個別メッセージである必要がないが、当業者にとって明確になるように、様々な型のデータ、メッセージ、又は信号の送信と組み合わせることができる)。例えば、例示されている802.11環境においては、次の手順を組み入れることができる。RRスケジュールのSTAが自己のスケジューリングされたRR TXOPを送信するための媒体の制御を取得時には、RR TXOP中におけるフレーム送信に関する保護(RTS/CTS、等)を用いることができる。該STAは、即時ACK、又は遅延ACKを用いて802.11eのACK手順をブロックすることができる。該STAは、1つ以上のSTAにフレームを送信することができる。該STAは、1つ以上の集合フレームを送信することができる。802.11規格の改良を導入時及びいずれかの新システムが開発時には、本明細書において開示されている原理が組み入れられるように利用可能な送信手順及び受信手順が当業者によって容易に適合されることが考えられている。
図9は、STAがRRBSSへの自己の追加を要求し、受信接続性リストと順方向接続性リストを生成するための(後述されるように、要求中のSTAの追加、更新されたRRリストの伝播、及びその他のSTAの受信接続性リストと順方向接続性リストの更新のための方法例1000及び1100と関連して使用するのに適した)方法900の実施形態例を示した図である。STAがRRスケジュールに加わることを意図する場合は、905において、RRリストが入ったロングトークンの有無について媒体をリッスン(listen)する。RRスケジュールのコピーを得た時点で、910において、自己の受信接続リストを構築するために1つ以上のビーコン間隔の有無について媒体をリッスンする。915において、前記STAは、該リッスン間隔中に復号できる各(ロング又はショート)トークン送信に関して、自己の受信接続性リスト内の対応ビットを1に設定する。該受信接続性リストは、いずれのSTAトークンがこのSTAにおいて復号されたかを示すだけであるにすぎず、これらのSTAがこのSTAからのトークン送信を復号できるかどうかは示さない点に注意すること。後述されるように、このSTAがRRスケジュールに加わった時点で、順方向接続性リストが後続して生成される。接続性リストを作成又は維持するいずれの技術も使用可能であることにさらに注意すること。当業者には同等の技術が明確になるであろう。この例においては、これらの接続性リストは15ビットフィールドであり、各ビットは、RRリスト内の対応するSTAと関連する接続性に従って設定又はリセットされる。当然のことであるが、RRリスト内における順序が再設定されると、(選択されたリスト構成に基づいた適切な順序再設定機能を用いて)接続性リストの対応する順序再設定が行われる。
要求中のSTAは、RRスケジュールに加わるために、要求中のSTAの受信接続性リスト内において接続性ビットが1に設定されているSTAのRRIDが最後のRRIDであるビーコン時間のCP中にアクセス権を求めて競合する。決定ブロック920において、要求中のSTAは、この条件が満たされるまでループする。この条件が満たされた時点で、925において、要求中のSTAはアクセス権を求めて競合する。決定ブロック930において示されているように、アクセス権が取得された時点で、要求中のSTAは、935において追加メッセージを送信する。アクセス権が取得されない場合は、決定ブロック920に戻る(決定ブロック920の条件が再度満たされる前に1つ以上のRRPが経過することがある)。前記実施形態例においては、追加メッセージは、要求中のSTAによって送信されるショートトークンPPDUであり、自己の選択されたRRIDを挿入し、次のRRIDのフィールドと最後のRRIDのフィールドの両方を(受信接続性リスト内において接続性が示されている)RRPサイクル内の最後のRRIDに設定する。該要求は最後のRRIDが受け取ることはできないため、RR BSSに追加するための任意の条件を満たすことができないか又は最大数の追加メッセージが既に受け取られている可能性があり(前記実施形態例においては1つのメッセージ)、要求中のSTAは、決定ブロック940においてRRリストに成功裡に追加されているかどうかを決定する。RRリストに成功裡に追加されている場合は、945に進む。RRリストに成功裡に追加されていない場合は、決定ブロック920に戻って後続の要求を試みる(代替実施形態においては、説明されているように、ステップ905乃至915は、現在のRRリスト及び接続性リストを維持するために希望する間隔で繰り返すことができる)。以下では、RRリストに成功裡に追加されたことを示す技術例が図10に関して説明される。
図10は、追加要求を処理する方法1000の実施形態例を示した図である。1010において、RRP内の最後のSTAは、追加メッセージの有無を確認するためにCP中に媒体をモニタリングする。代替実施形態においては、追加要求は、説明されているコンテンションに基づく技術以外の技術を用いて、又はTBTT(又はその他の間隔)内の代替時間において発生することができる。更に、前記要求を処理するタスクを1つの又は複数の代替STAに課すことができる。追加要求は、例示されているように各時間ごとに1回許容することができ、又は、より多い回数又はより少ない回数で許容することができる。これらの変更は、当業者にとっては明確になるであろう。
決定ブロック1020において、RRP内の最後のSTAが1つ以上の追加要求を受け取った場合は、1030に進む。TBTTにおいて追加要求が受け取られない場合は、1050に進んで次のRRPサイクルでロングトークンを送信する。この場合は、RRリストは変更されないが、RRリストの組み替えが希望される場合は該組み替えが行われる。前記実施形態例においては、最後のSTAがローテーションして次のRRPに関する最初のSTAになり、従って次のサイクルにおいて(ビーコンに後続する)最初のロングトークンを送信する。(図10においては、説明を明確化するため、本明細書の別の箇所において詳述されているその他の様々なステップは省略されている。)
1030において、1つ以上の追加メッセージが成功裡に受信されている(即ち、STAがコンテンションに基づくアクセス権を復号できる)場合は、最後のSTAは、最初の有効に受信されたメッセージを選択し、関連づけられたRRIDをRRリストに追加する。代替実施形態においては、当業者にとって明確であるように、1つ以上のSTAをあらゆる順序でRRリストに追加することができる。新RRIDはRRリスト内のあらゆる箇所に置くことができる一方で、この例においては、以下において詳細に説明されるように最後に置かれる。1040において、RRリストが変更されていることを示すためにRRシーケンス番号(RR Seq)が更新される(代替のRRシーケンス識別技術を採用することもできる)。前述のように、1050において、最後のSTAが次のRRPにおける最初のSTAになり、新しいRRリストと更新されたRRSeqを具備するロングトークンを(ビーコン後に)送信する。方法1000は、追加要求の有無をモニタリングするために各RRPに後続して各々の最後のSTAによって繰り返すことができる。代替実施形態は、RRPに後続する時間以外の1つ以上の追加時間又はRRPに後続する時間に加えた1つ以上の追加時間を備えることができる点に注目すること。
次に、図9に戻る。上述されているように、決定ブロック940において、要求中のSTAは、成功裡に追加されているかどうかを決定する。図10において説明されているように、要求中のSTAが次のRRPにおいて第1のトークンを受け取り、RRリスト内において(この例では最後に)自己のRRIDを見つけた場合は、要求は受け入れられたとする決定が行われる。この新STAはRRシーケンスの最後に追加されるため、媒体へのアクセス権を最後に受け取って終了トークンを送信する。上述されているように、該STAは、次のRRPに関する最初のSTAになる。従って、945において、後続するビーコン間隔において、第1のトークンに加えてビーコンを送信する。950において、受信接続性リストを含む第1の(ロング)トークンが送信される。ロングトークンをヒア(hear)する遠隔のSTAは、自己の受信接続性リストを適宜更新することができる。更に、自己の対応するビットが新たなSTAの受信接続性リストにおいて設定されているのを見つけた遠隔STAは、新たなSTAがこれらの各々のSTAから受信することを示しているため新たなSTAに関する自己の順方向接続性を更新することができる。以下では、図11に関してこれらの遠隔STAの行動がさらに詳細に説明される。
955において、新たなSTAは、自己の順方向接続性リストを更新するために遠隔STAからのロングトークンをモニタリングする。現在の時間において、後述されるように、アウェーク(awake)状態であって新たなSTAからのメッセージを成功裡に復号することができるすべての遠隔STAは、自己の更新された受信接続性リストを送信し、修正された受信接続性リストと増加されたRR Seqを有するロングトークンがヒアされていることを示す。新たなSTAも遠隔STAをヒアすることができる場合は、該遠隔STAに関して自己の順方向接続性リストを更新することができる。各STAは、その他のプロセスにおいては、及びその他の時点においては、(遠隔局がロングトークンを送る理由を有する何時でも)受信接続性リストを該遠隔局から受信することによって自己の順方向接続性リストを更新する。STAは、新たなSTAを検出するためにビーコン間隔全体を定期的にモニタリングすること、及びこれらの新たなSTAの各々のRRIDを各々の受信接続性リストに追加することができる(以下においては、STAがスリープ状態になることを要求する節電機能が説明される)。2つのSTAの各々の受信接続性リスト及び順方向接続性リスト内の対応するビットが両方とも設定されている場合は、これらの2つのSTA間における双方向通信が可能である。
図11は、更新されたRRリストを伝播し、新たな追加されたRR STAに対応して受信接続性リストと順方向接続性リストを更新するための方法100の実施形態例を示した図である。この図において詳述されている様々なステップは、モニタリング中のSTAからの新RRリスト指示メッセージに応答する遠隔STA、及び新たなSTAからのメッセージに応答する遠隔STAに対応する。これらのステップは、接続性リストを伝播しさらに上述されているようにSTAによる接続性リストの更新を容易にするためにRRシーケンスの変更を可能にする。
1110において、STAは、変更が行われていることを示す新たなRRシーケンス(RR Seq)番号を有するロングトークンを受信する。この例においては、新たなSTAはリストに追加されている。その他の時点において、後述されるように、RR Seqは、前記STAがリストから外れるか(又は強制的に削除された)とき、又は(代替実施形態において)その他のパラメータが変更されていて伝播が要求されているときに更新することができる。1120において、前記STAは、TXOP通信に引き続いて、新たなRRリストを有するロングシーケンスを送信し、該ロングトークンをヒアすることができるすべてのSTAに新情報が伝播することを可能にする。該ロングトークンは、更新されたRR Seqを有するトークンが受信されるごとに送信される。代替実施形態においては、その他のトークンフォーマットも定義することができ、本明細書において説明されている概念はこれらの代替フォーマットに合わせて容易に適合されることに注目すること。例えば、すべてのRR情報を含んでいて渡されるごとに送信される単一のトークンを定義することができる(この方法はいくつかの手順を単純化することができるが、制御オーバーヘッドが長くなる可能性がある)。
決定ブロック1130において、ある1つのSTAが次のRRPにおいて追加された新たなSTAからロングトークンを受信している場合は、1140に進む。該ロングトークンを受信していない場合は、プロセスは停止することができる。この場合は、前記STAは、その他の動作が義務づけられていない限り、自己のTXOPが存在する場合はショートトークンを用いて該TXOPを終了させる。従って、図9において上述されているように、前記新たなSTAは、成功裡に受信したことを示す接続性リストを受け取らず、その結果、前記新たなSTAは自己の順方向接続性リストを更新しない。受信を完遂させるために状態が変化した場合(又は前記STAが何らかの形の節電モードでスリープ中であった場合)は、上述されているように、後続するロングトークンを用いて接続性リストを更新することができる。
1140において、受信中のSTAは、新たなSTAからのトークンを成功裡に復号後は、新たなSTAに対応する自己の受信接続性リスト内のフィールド又はビットを設定する。1150において、受信中のSTAは、新たなSTAの受信接続性リストを検査し、受信中のSTAと関連づけられたフィールド又はビットが該リストにおいて設定されている場合は、受信中のSTAは、新たなSTAも送信をヒアしていることを知っている。該フィールドが設定されていない場合は、受信中のSTAは、新たなSTAをヒアすることができるが、新たなSTAは、受信することができない。従って、受信中のSTAの順方向接続性が適宜更新される。
1160において、STAは、更新された受信接続性リストを有するロングトークンを送信する。新たなSTAを含むこのリストを受信する各局に関しては、順方向接続性リストを設定に従って適宜更新することができる。新たなSTAの順方向接続性リストの設定は、図9に関して上述されている。接続性リストが変更されているすべてのSTAは、後続のビーン間隔においてロングトークンを送信する必要がある。方法1100は、RRBSSが動作中であるかぎり無限に繰り返すことができる。
図12は、RRリストにおけるRR STAの挿入箇所を変更する方法1200の実施形態例を示した図である。1210において、STAは、自己の受信接続性リストと順方向接続性リストにおける更新に起因して及びRRスケジュールへのSTAの到着及び/又はRRスケジュールからのSTAの離脱に起因して、RRスケジュール内の異なる位置への自己の再挿入を希望することを時々決定することができる。この例においては、RRリスト内における新たな位置mは次のように決定される。即ち、1220において、RRリスト内の可能な位置mを選択する。1230において、受信接続性リスト内における位置mよりも前の1の個数としてのXを計算する。1240において、順方向接続性リスト内における位置mよりも後の1の個数としてのYを計算する。1250において、評価すべき追加の可能な位置が存在する場合は、1260においてmを更新して1230に戻る。追加の可能な位置が存在しない場合は、1270において、m0 = maxm [min (Xm, Ym)]を選択する。1280において、前記STAは、RRスケジュール内の異なる位置に自己を再挿入するために、RR Seqが増加されてRRIDがRRリスト内の異なる位置に挿入されたロングトークンPPDUを送信する。
図13は、STAがRRリストから外れる方法1300の実施形態例を示した図である。1310において、いずれかの局がRRスケジュールへの参加を終了することを決定する。1320において、該局は、RR Seqが増加され更にRRリスト内における自己の位置が0000(又は代替実施形態においては別の予め決定された値)に設定されたロングトークンPPDUを送信する。上述されているように、更新されたシーケンス識別子を有するロングトークンを受信するSTAは、RRシーケンスを通じて変更を伝播させる(RRリストにおける自己の位置を0000に設定している1つ以上のSTAを含む)。1330において、前記STAは、次のビーコン間隔においてRRスケジュールから除外される。前記実施形態例においては、STAは、予め決められた数MRRの連続したビーコン間隔において非トークンPPDUを送信していない場合はRRスケジュールへの参加を終了させる。MRRに関する公称値は8である。この特長は、十分に利用されていないときのトークン(及び、供給が制限されている場合のRRスロット)を渡すオーバーヘッドを取り除くことを考慮するものである。この技術は、各局が自己を管理することを可能にする。STAは、その後に、上述されている技術を用いて自己を再追加することができる。
図14は、十分に利用していないSTAを自動的に削除する方法1400の実施形態例を示した図である。この任意の方法は、方法1300の代わりに又は方法1300と関連させて採用することができる。RRスケジュールのSTA(エントリj)がNRRの連続するビーコン間隔中に自己のスケジューリングされたTXOPを利用しない場合は、RRスケジュールにおける場所を自動的に失う。代替実施形態においては代替条件を用いることができる(例えば、この技術は、STAがトークンを繰り返して成功裡に渡すことができないときにも用いることができる)。1410において、RRスケジュールにおいてエントリj−1を有するSTAは、STAjの送信をモニタリングする。1420において、STAjが利用に関する要求を満たしていない場合は、STAj−1は、典型的なRR通信におけるのと同じように、1440においてSTAjにトークンを渡す。STAjが利用に関する要求を満たしていない場合は、STAj−1は、RR Seqが増加されておりSTAjに対応するRRリストエントリが0000に設定されたロングトークンPPDUを送信し、エントリj+1を有するSTAにトークンを渡す。このプロセスは、STAjをローテーションから効果的に取り除く。RRBSS内にとどまることに関してその他の条件(即ち、帯域幅の管理又は公平性に関するその他の規則の順守、又はその他のシステムパラメータ)を課すことができる。スケジュール内の前STA以外のその他のSTAは、モニタリングに関するタスクを交替で課すことができる。これらのいずれの場合においても、図14において説明されている手順は、STAの監視及びRRリストからの削除を行うように適合させることができる。この場合も、上述されているように、ビーコン間隔中にRRスケジュールにおいて変更が行われた場合は、RRスケジュール内のすべての後続STAがロングトークンを送信する。強固な動作を確保するため、RRスケジュール内において変更が行われた(即ち、新たなSTAがRRスケジュールに加わった、STAがRRスケジュールから外れた、STAがRRスケジュールから削除された、又はSTAがRRスケジュール内に自己を再挿入した)場合は、次のビーコン間隔におけるすべてのSTAがロングトークンを送信する。NRRに関する公称値は8である。
図15は、明示でトークンを渡す方法1500の実施形態例を示した図である。上述されているように、典型的RR通信においては、各STAは、RRリスト内のSTAにトークンを渡す。1510において、インデックスi=1に設定する。1520において、RRリストにおける位置がjであるSTAから次のSTA(j+1又は第1の繰り返しにおけるj+1)にトークンを送信する。1530において、STAj+1がRRIFS内において(又は、前記実施形態例においてはRRIFSで)送信するときには、トークンの引き渡しが成功しており、プロセスは停止することができる。STAJ+1が希望される継続時間(この例においてRRIFS)内に送信しない場合は、STAjは、トークンを受信する別のSTAを見つけ出すことを試みる。1540において、これ以外のSTAがリスト内に残っている場合は、1550においてiを増加させる。1560において、STAは、短い遅延後に媒体の制御を再取得する。上述されているように、一実施形態においては、前記遅延は、RR STAが共通媒体の制御を保持できるように設定される。1520に戻り、STAjが次のSTAj+1にトークンを渡すことを試みる。このプロセスは、トークンの引き渡しが成功裡に行われるか又はそれ以上のSTAがリスト内に存在しなくなるまで繰り返す(1540)。トークンの引き渡しが失敗した場合で、リストが空になった場合は、1570において、STAjは、次のSTAが0000に設定されたトークンを送信してRRPの終了を示す。この終了は、RRPの早期終了を示している。1580において、STAjは、リスト内の最後のSTAとして行動し、次のRRPにおいてビーコンとロングトークンを送信する。
STAが自己のスケジューリングされたRR送信前にトークンPPDU送信を復号することができない場合は、該ビーコン間隔中はRRPにおける送信を延期する。この延期は、強固な動作を保証し、衝突を回避する。直前において説明されている方法1500を用いてスケジュール内の後続STAに制御が渡されるため、帯域幅は浪費されない。延期中のSTAは、前記ビーコン間隔中にCPに参加することができる。
自己のRR TXOP中にトークンを得ることを数回試みて失敗しているSTAは、RRスケジュール内における自己の場所を失っていると想定してDCFに加わる。前記STAは、上述されている技術を用いてCPにおいて送信することによってRRスケジュールへの参加を再度競うことができる。RRスケジュール内における前記STAの前のエントリは、(採用される実装に依存して)NRR後又はそれよりも少ないビーコン間隔後に失効する。
上述されているように、様々なRRスケジュール組み替え方法を任意で採用することができる。前記実施形態例においては、RRスケジュールは、各TBTTにおいてローテーションされる。以下では、ランダムの組み替えを要求する方法が詳述される。RRスケジュールのローテーション(又は代替の組み替え方法)は、幾つかの利益を有する。即ち、ビーコンが各RR STAによって定期的に送信され、従って、RRBSS全体における情報伝播を可能にする。送信順序が変更され、公平性及びより良い電力管理を可能にする。
RRスケジュールの組み替えを行うと、指示されたときにSTAが制御を取得できない可能性がある。以下では、2つの代替の解決方法例が説明される。一例として、ビーコン間隔kに関する次のスケジュール、即ち、B D F G Hについて検討する。ここで、各英字は、RRリスト内におけるRRIDを表す。
第1の代替実施形態においては、STA Bは、最初にビーコン間隔kにおいて送信後、該ビーコン間隔k全体を通じてアウェーク状態になる。STA Bは、上述されているように、この時間を用いて自己の受信接続性リストと順方向接続性リストを更新する。STA Bは、ビーコン間隔k+1に関するRRスケジュールにおける第1の位置を最後のRRID(STA H)に明示で渡す。TBTTが経過時において、STA Hは、RRIFSギャップを待った後に、ビーコン間隔k+1に関するビーコンを送信する必要がある。何らかの理由でSTA Hが前記RRIFギャップ後に送信しない場合は、制御がSTA Bに戻り、STA Bは、短い遅延後に、ビーコン間隔k+1に関するビーコンを送信し、ロングトークンを用いて自己のTXOPを終了させる。(この場合は、RRスケジュールのローテーションが延期される。)STA Bは、ビーコン間隔kにおける送信の観測に基づき、ビーコン間隔k+1に関するRRスケジュールを修正して異なる最後のRRIDを指定する。例えば、STA Bは、STA HをRRスケジュールから外すことができるか、又は、STA BはRRスケジュール内の異なる位置に自己を再挿入することができる(例えば、FとGとの間であり、その後にB G H D Fの送信が続く)。この第1の代替策は、STA H及びBの両方がビーコンを送信しない場合は強固な代替策でない可能性がある。失敗した場合は、RRBSSを再開させることができる。
第2の代替策は、H及びGの両方がビーコンを送信しない場合でも様々なSTA(例えば、STA F)が強固さを確認するためのチャネル測定を行う(即ち、クリアチャネル評価(CCA)を行う)ことに依存することによって実装することができる。信頼できる形でトークンを渡す方法1500は、当業者にとって明確になるように、ビーコン制御を信頼できる形で渡すように適合させることができる。例えば、STA Bは、最初にビーコン間隔kにおいて送信後、ビーコン間隔k全体にわたってアウェーク状態になる。STA Bは、上述されているように、この時間を用いて自己の受信接続性リストと順方向接続性リストを更新する。STA Bは、ビーコン間隔k+1に関するRRスケジュールにおける第1の位置を最後のRRID(STA H)に明示で渡す必要がある。TBTTが経過した時点で、STA Hは、RRIFSギャップを待った後に、ビーコン間隔k+1に関するビーコンを送信する必要がある。何らかの理由でSTA Hが該RRIFギャップ後に送信しない場合は、制御は、短い遅延後にSTA Gに渡り、STA Gは、次のスケジュール、即ち、G H B D Fを送信する。STA Gがビーコンを送信しない場合は、制御はSTA Fに渡り、以下同様であり、可能なSTAのリストが空になるか又は適切なビーコンが送信されるまで繰り返される。
帯域幅、オーバーヘッド、及び/又は公平性の管理を展開させることができる。前記実施形態例においては、帯域幅とオーバーヘッドの管理は、RRBSS内において、トークン内のRR帯域幅管理フィールドを通じて管理される(以下において詳細例が示される)。RRPにおいて最後に送信するSTAは、アウェーク状態であり、CPを観測する。該STAは、次のビーコン間隔中に、RRP及びCPの観測に基づいて帯域幅管理フィールドのパラメータを更新する。
図16は、帯域幅を管理する方法1600の実施形態例を示した図である。トークンを渡すオーバーヘッドを償却するため、TBTTを変動させることができる。TBTTは、各ビーコン間隔の開始時に、ビーコンを送信するSTAによって変更することができる。TBTT値は、トークン内に含められる。1610において、TBTT継続時間が初期値に設定される。1620において、STAが加ってSTA数が予め定義されているしきい値を上回った場合は、1630においてTBTTを増やす。1640において、STAがRRスケジュールから外れてSTA数が予め決められたしきい値(加わる場合のしきい値とは異なることができる)を下回った場合は、1650においてTBTTを減らす。追加条件を任意で採用することができる。1660において、過度の衝突が検出された場合は、1670において代替TBTTの規模に関してパラメータを調整することができる。該プロセスは、これらの新たなパラメータを用いて繰り返すことができる。衝突が緩和された時点で、これらのパラメータを再調整することができる(詳細は示されていない)。前記実施形態例においては、次の規則が適用される。即ち、TBTTの初期値が512(1024)シンボルに設定される。STAが加わってRRスケジュールにおけるSTA数が9を超えたときには、TBTTが1024(1536)シンボルに設定される。STAがRRスケジュールから外れてRRスケジュールにおけるSTA数が7を下回ったときは、TBTTが512(1024)シンボルに設定される。過度の衝突が存在し(おそらくRRBSSにおいてRTS/CTSを使用する必要がある)とSTAが決定した場合は、上記の規則における括弧内に示されている大きい方のTBTT値を設定することができる。当業者は、RRBSSに関する選択パラメータ(即ち、RRリスト内のSTA数、TBTT継続時間、等)に基づいてその他の様々な値を代わりに使用できることを認識するであろう。方法1600は、代替実施形態においてはより微細な調整を含むことができ、しきい値及びTBTTの調整値は、当業者にとって明らかになるように、チャネル環境に基づいて適合させることができる(詳細は示されていない)。
図17は、公平性を管理する方法1700の実施形態例を示した図である。該実施形態例においては、公平性は、トークン内のRR帯域幅管理フィールド(以下において例が詳述)内のRRP部分フィールドを通じてRRBSSにおいて管理される。1710において、RRP部分が初期値に設定される。1720において、STAがRRP継続時間をモニタリングする。1730において、RRP継続時間がRRP部分よりも短い場合は、1740においてRRP部分が短くされて1760に進む。1730において、RRP継続時間がRRP部分よりも短くない場合は、1750においてRRP部分が長くされる。1760において、新たなRRP部分が次のRRPにおいて送信される。該プロセスは、RRBSS動作中は反復して繰り返すことができる。方法1700の様々な修正が当業者にとって容易に明確になるであろう。例えば、RRPの早期終了は、RRP部分を調整する際に除外することができる。追加の変更を導入することができる(即ち、RRP継続時間とRRP部分との間の差の大きさに基づいて長くするか又は短くする)。RRP継続時間とRRP部分が同じであるか又は互いのしきい値内にある場合は変更を行うことができない。
前記実施形態例においては、現在のRRPに関するRRP部分を設定する規則は次のとおりである。すなわち、RRP部分の初期値が12/32に設定される。RRPにおける最後のSTAがRRP及びCP全体の終了を観測し、次のビーコン間隔に関するRRP部分を決定する。RRPがRRP部分の現行値よりも前に終了する場合は、RRP部分が1/32だけ短縮される。RRPがRRP部分の現行値以降に終了する場合は、RRP部分が1/32だけ長くされる。CP中に1つ以下の送信が観測された場合は、RRP部分が1/32だけ長くされる。RRPが早期に終了した場合は、RRP部分は不変である。
各RRP内において、STAのTXOP間でRRPを割り当てる規則を設けることができる。図18は、STAに関するTXOP継続時間を調整する方法1800の実施形態例を示した図である。この例においては、利用可能な追加のRRPがSTA間で比例配分される。様々な代替の割当方式を代替で用いることができる。1810において、現在のRRPに関する最大増分値が(現在のRRP部分−前RRP部分)/前RRP部分として定義される。1820において、各RRP間隔におけるいずれかのSTAに関する最大許容TXOPが最大値[MIN TXOP,(1+最大増分値)*(前RR TXOP)]として決定される。前記実施形態例においては、MIN TXOPは、16のOFDMシンボルに設定される。当業者にとって明らかになるように、代替パラメータを有する代替実施形態を用いることができ、その他の調整値を導入することができる。最大増分値は正又は負であることに注目すること。前RR TXOPは、前回のRRPにおいてSTAによって利用されたRR TXOPの長さである。RRPがRR TXOPを入手中のSTAよりも早期に終了した場合は、前RR TXOP変数は不変である。
各RRPにおいて、RR STAは、自己のRR TXOP及びすべての通信相手STA(即ち、フローが確立されているSTA)が完了後にスリープ状態になる。前記実施形態例においては、各RR STAは、該RR STAが最後のRRIDとなっているビーコン間隔中にCPを含むビーコン間隔全体においてアウェーク状態であることに注意すること。STAがビーコン間隔中に送信をモニタリングするためにアウェーク状態である必要があるその他の例も説明されている。通信相手STAとの通信を確立させることを希望するSTAは、該ビーコン間隔のRRP又はCPにおいて若しくは該通信相手STAがアウェーク状態であると決定したその他のあらゆる時点において通信を確立させることができる。RRBSSに参加していないSTAは、いずれかのトークン内のRRP部分フィールドを読み取ることができ、更に、RRP部分が終了するまでの時間スリープ状態になることができる(但し、RRPが早期に終了した場合は、前記STAは追加のCPを利用することができない)。
図19は、節電方法1900の実施形態例を示した図である。1910において、STAが何らかの理由でアウェーク状態を維持することが要求される場合は、プロセスは停止する。1920において、STAのRR TXOPが依然として未完了状態である場合は、1920に戻る。RR TXOPが完了している場合は、1930に進む。1930において、RRP内のその他のSTAからの1つ以上のフローが未完了状態である場合は、STAは1930に進み、これらのフローが完了するまでアウェーク状態になる。これらの条件が満たされた時点で、STAはTBTTの残りの時間スリープ状態になることができる。
代替実施形態においては、追加の特長を展開させることができる。Sビーコン時間ごとに少なくとも1回、各STAは節電モードに入らない。RRID Aを有するSTAが値(AモジュロS)を計算する。ビーコンシーケンス番号(BSN)と呼ばれる新たなフィールドがビーコンに追加される。BSNは、各TBTTごとに増加される。各TBTTにおいて、前記STAは、(BSNモジュロS)を計算し、この数字が(AモジュロS)と等しい場合は、前記STAは、次のTBTTまで節電モードに入らない。このことは、可能性のある通信相手STAがCP中にSTA Aと通信することを可能にする。
図20は、ショートトークン2000の実施形態例を示した図である。ショートトークンPPDU2000は、(存在時に)16マイクロ秒の物理層コンバージェンスプロトコル(PLCP)プリアンブル2010と、1OFDMシンボルの信号1フィールド2020と、2OFDMシンボルの信号2フィールド2040と、を具備する。拡張信号フィールドは、レガシー802.11の信号フィールドとの後方互換性を有する。レガシー信号フィールド内の速度フィールドの未使用値は、新たなPPDU型を定義するように設定される。レガシーSTAとの後方互換性に関して、PLCPヘッダの信号フィールド内の速度フィールドが速度/型フィールドに修正される。速度の未使用値は、PPDU型として指定される。PPDU型は、信号2と呼ばれる信号フィールド拡張の存在及び長さも示す。速度/型フィールドのこれらの値は、レガシーSTAに関して未定義である。従って、レガシーSTAは、信号1フィールドを成功裡に復号して速度フィールドにおいて未定義値を見つけ出した後はPPDUの復号を放棄する。本明細書において詳述されている技術及び図20乃至21において説明されているPPDUが互換可能である様々な実施形態を表したシステム例が、本発明の譲受人に対して譲渡されており更に本明細書において参照することによって本明細書に組み入れられている、同時係属中の米国特許出願一連番号10/964,330"HIGH SPEED MEDIA ACCESS CONTROL WITH LEGACY SYSTEM INTEROPERABILITY"(レガシーシステム相互運用性による高速メディアアクセス制御)(出願日:2004年10月13日)において詳述されている。
前記実施形態例に関するフィールド幅は、各定義済みフィールドとともに括弧内に示されている。信号1 2020は、ショートトークンに関する1000に設定された速度/型フィールド2022(4ビット)と、予約ビット2024と、RR Seqフィールド2026(4ビット)と、RR帯域幅管理フィールド2028(8ビット)と、パリティビット2030と、テール2032(6ビット)と、を具備する。RR帯域幅管理フィールドは、TBTT長2034(2ビット)と、RRP部分2036(4ビット)と、最大増分値2038(2ビット)と、を具備する。信号2 2040は、予約ビット2042と、コンパクトRRリスト2044(12ビット)と、フレーム検査シーケンス(FCS)2046(4ビット)と、テール2048(6ビット)と、を具備する。コンパクトRRリスト2044は、STA RRID2050(4ビット)と、次のRRID2052(4ビット)と、最後のRRID2054(4ビット)と、を具備する。
上記の実施形態は、これらのフィールドの各々の使用例を詳述するものである。RR Seq2026は、RRリスト内における変更を追跡する。RR帯域幅管理フィールド2028は次のフィールドを含む。即ち、TBTT長さフィールド2034は、TBTTの長さを識別する。TBTTの長さを変更する規則が上述されており、次の符号化を使用することができる。即ち、00: 512シンボル 01:1024シンボル 10: 1536シンボル 11:予約である。
RRP部分2036は、TBTTのうちでRR STAによって占有することが許可されている部分を定義する。RRP部分を決定する規則が上記されており、次の符号化を使用することができる。即ち、ステップサイズ1/32、最小(及び初期)値: 12/32、最大値:28/32である。
最大増分値2038は、上記において詳述されているように使用することができる。RR STAは、自己のTXOPの長さを、前回のビーコン間隔と比較した場合の現在のビーコン間隔に関する因数(1+最大増分値)だけ長くすることが許可される。1つの符号化例は、00: 0; 01:1/32; 10:1/8; 及び11;−1/32である。
コンパクトRRリスト2044は、現在のビーコン間隔に関するRRリストからの3つのRRID、即ち、ショートトークンを送信しているSTAのRRID2050、RRスケジュールにおける次のSTA2052のRRID、及びRRスケジュールにおける最後のSTA2054を含む。信号1フィールド及び信号2フィールドでは4ビットFCS2046が計算される。
図21は、(速度/型フィールド2022が1010に設定されている)ロングトークンPPDU2100の実施形態例を示した図である。ロングトークン2100のほとんどのフィールドは、ショートトークン2000と同一であり、一部は同じ番号が付されている。以下では、追加フィールド又は修正フィールドについて説明される。
信号2 2140は、予約フィールド2142(3ビット)と、接続性ベクトル2144(15ビット)と、完全RRリスト2146(64ビット)と、信号1フィールド及び信号2フィールドに関して計算されたFCS2148(8ビット)と、テール2150(6ビット)と、を具備する。自己が復号できる送信トークンを有するRRリスト内の各STAに関して、該STAは、接続性ベクトル2144内の対応ビットを1に設定する。
完全RRリスト2146は、コンパクトRRリスト2044に取って代わる。完全RRリスト2146は、次のSTA2152のRRID(4ビット)と、最高15のRRIDが入ったRRリスト2154(60ビット)を含む。
上述されているように、当業者は、様々な代替のパラメータサイズ、フィールド、及びメッセージの型を含めるためにこれらの実施形態を容易に適合させるであろう。ショートトークン及びロングトークンは、一例においては、様々なRR手順、及び帯域幅保存技術について説明するために用いられる。異なるメッセージは異なるフィールドを含むことができる。当業者は、上記において詳述されている手順に合わせて様々なメッセージ型を容易に適合させるであろう。以下では、1つの代替実施形態が一例として詳細に説明される。
一代替実施形態においては、RRリストメッセージ及びRR制御メッセージが定義される。該RRリストメッセージは、ロングトークンに類似するRRIDリスト全体を具備する。STAがRRスケジュールに加わるのに応じて及びRRリストから外れるのに応じて、これらの変更は、PR Seqに類似するグローバルな可変RR変更シーケンスを通じて追跡される。RR変更シーケンスは、STAがRRスケジュールに加わるごとに又はRRスケジュールから外れるごとに増分される。RR変更シーケンスは、1つのフィールドとしてRRリストメッセージ及びRR制御メッセージ内に含められる。代替として、RR変更シーケンスフィールドは、各RR TXOPにおけるヘッダフィールドとして含めることもできる。STAは、RRスケジュールにおける次のSTAのRRIDを含む(上記において定義されたトークンに類似の)RR TXOPエンドフレームを送信することによってRR TXOPの最後を明示することができる。
RR制御メッセージは、TBTT中におけるRRリストの変更を示す短いメッセージであり、用途はショートトークンと類似している。RR制御メッセージは、RR変更シーケンスフィールドとRRビットマップフィールドを含む。RRビットマップの各ビットは、RRリストメッセージ内のRRIDエントリに対応する。STAがRRスケジュールから外れると、RRビットマップ内の該STAのエントリがTBTTの残りのために0に設定される。この設定は、RRスケジュール内の後続STAが送信順位を上げることを可能にする。RR制御メッセージは非常に短いため、すべてのRR TXOPにおいて大きなオーバーヘッドなしで送信できることに注目すること。RRスケジュール内にエントリを有するSTAは、自己のスケジューリングされたTXOP中に少なくとも1つのフレームにおいて送信すべきである。該STAがバッファリングされたフレームを有してない場合は、RRスケジュール内における自己の位置を維持するためのRRリストメッセージ又はRR制御メッセージを送信すべきである。
TBTT中にRRスケジュールにおいて変更が行われたときには、RRスケジュール内のすべての後続するSTAは、RRリストメッセージ又はRR制御メッセージを送信することができる。この送信は、すべてのRR TXOPがRR制御メッセージを常に含む場合は自動的に処理される。強固な動作を確保するため、RRスケジュール内において変更が行われた(即ち、新たなSTAがRRスケジュールに加わるか又はSTAがRRスケジュールから外れた)場合は、RRスケジュール内のすべてのSTAがRRリストメッセージを少なくとも1回送信する。この送信は、RRリストメッセージがRRBSS全体に伝播することを可能にする。
RRスケジュールにおいて変更が行われないときには、RRスケジュール内の第1のSTAのみがRRリストメッセージを送信することを要求される。その他のSTAは、必要な場合は、自己のRR TXOP中にRRリストメッセージを送信することができる。すべてのSTAは、RR制御メッセージを送信することができる。当業者は、これらの代替メッセージ例を上記の手順に合わせて容易に適合させてロングトークンとショートトークンを適宜取り替えるであろう。
以下では、帯域幅の共有と公平性に関するさらなる2つの代替実施形態が詳細に説明される。第1の代替方法においては、RRスケジュール内にKのSTA(即ち、RRリスト内にKのエントリ)が存在しているときには、RR TXOPサービス量Qは、Q = r*TBTT/Kして定義される。ここで、rは、TBTT間隔のうちでRRPに関して利用可能な最大部分である。rに関する値は、後述されるように、rmim乃至rmaxの範囲内である。
各STAは、RRスケジュール内における自己の順番時に、長さがR以下の最大長を有するTXOPを使用することができる。最初に、該STAは、R[0] = Qに設定する。
現在のTBTT間隔に関するRRスケジュールにおける最後のSTAは、RRPの終了を示す。TBTT間隔においてRRPによって占められている部分は次の2つの定義が可能である。第1に、s_a,は、TBTT間隔においてRRPによって占められている時間部分である。第2に、s_b,は、RRPが終了時に既に経過しているTBTT間隔部分である。この相違は、レガシー局がTBTT間隔の開始を遅延させることに起因する。以下において説明のために前提にしている定義はs_a,であるが、TBTT間隔内のRRスケジュールにおける最後のSTAによっていずれの定義も決定することができる。次のTBTT間隔では、このSTAは、ビーコン後に最初に送信するSTAになる。前のTBTT間隔に関する値sは、RRリストメッセージ内に含められる。
TBTT当たりの自己のRR TXOPの長さを、次のTBTT間隔に関するR[i]よりも長くすることを希望するSTAは、次の手順を用いることができる。これで、次のTBTT間隔において、該STAは、TBTT間隔i + 1における自己のRR TXOPをR[i + 1] < ri.R[i]/si-1に増やすことができる。r自体の値は可変である。r値は、各TBTTにおいて変化し、CPの占有に依存する。RRP中に最後に送信するSTAはCPもモニタリングし、このため、rの値を次のように更新することができる。CPが遊休状態になっているすべてのTBTT間隔において、rの値が最高値rmaxになるまで0.1ずつ増加される。すべてのビジーCPに関しては、r値は0.02だけ減少するが、rminを下回ることはない。RRリストメッセージは、rの現在値を含む。変数の公称値は、rmin = 0.4、rmax = 0.8である。第2の定義であるs = s_bを使用中である場合は、これよりも大きい値を使用することができる。代替実施形態においては、代替パラメータを代わりに用いることができる。
上記の変数の展開について説明するのに有用な次例を検討する。即ち、単一のソースSTA AがQoSデータ(例えば、映像ストリーム)を2つのシンクSTA BとCに転送中である事例を検討する。STA B及びCは、ブロックACKトラフィックのみと、あるアプリケーションレベルの制御トラフィックを生成する。ここでは、STA B及びCは、各々が、各TBTT間隔において固定された0.05部分を消費すると想定する。
Figure 2007531410
表1は、上述されているr、R、R、R及びsの展開を示した表である。この例から、ソース(STA A)は、5TBTT間隔内において、第1のTBTT間隔における13%から始まってTBTT間隔のほぼ70%を占めることができることがわかる。従って、パラメータr及びsを通じて課されている公平性判定基準は、帯域幅の浪費をほとんど引き起こさない。
帯域幅共有及び公平性に関する第2の代替方法においては、第1の代替方法と同様に、RRスケジュールにはKのSTA(即ち、RRリスト内にKのエントリ)が存在し、RR TXOPサービス量は、Q = r*TBTT/Kとして定義される。Qの値は、RRスケジュールにおけるSTA数が変化したときのみに変化する。r(又はQ)の現在値は、RRリストメッセージ内に含められる。
上記と同じように、RRリストメッセージは、現在のTBTTに関するRRスケジュールを含む。RRスケジュールの各STAは、RRリスト内の次のSTAに対して明示又は黙示のいずれかでトークンを引き渡す。次のSTAは、前のSTAが自己のRR TXOPを完了後にRRIFS時間だけ待った後に自己のRR TXOP送信を開始する。該STAは、RRリストにおける自己のエントリを維持するため、自己のスケジューリングされたRR TXOP中に送信する。自己のバッファ内にデータが存在しないときには、該STAは、RRリストメッセージ又はRR制御メッセージのいずれかを送信して自己のRRスケジュールエントリを維持することができる。
この帯域幅共有方法においては、TBTT間隔i中に、RRスケジュールにおいてエントリjを有するSTAが、TBTT[i] + b + (j−1)Qの前に自己の保証されたRR TXOPを完了させる。ここで、bは、ビーコン送信時間である。従って、RRスケジュールにおける前のSTAがサービス量Qの完全な割当てを利用しない場合は、j番目のSTAは、自己の送信を早期に開始することができるが、スケジューリングされた完了時間前に該送信を完了させる。この完了は、各STAが各TBTT中に少なくとも最低量Qを得ることを保証する。
未使用帯域幅への公平なアクセスを可能にするため、各TBTTにおけるRRスケジュールのローテーションの代わりに、各TBTTにおけるRRスケジュールのランダムな組み替えを採用することができる。
RRスケジュールにおける最後のSTAが自己のRR TXOPエンドフレームを送信した時点で、MACフレームの残りの部分はCPに戻る。しかしながら、この例においては、3つの優先レベルがCP中に導入される。即ち、高優先度、標準優先度、及び低優先度である。高優先度は、このTBTT間隔中に自己の保証されたサービス量(Q)を完全に利用したRRスケジュール内のSTAと、このTBTT中における直近のRRリストメッセージ又はRR制御メッセージを復号できなかったため送信を延期したRRスケジュール内のSTAと、を含む。標準優先度は、RRスケジュールに参加していないSTAを含む。低優先度は、このTBTTにおける自己のスケジューリングされた順番中にサービス量Qよりも少ないサービス量を使用したRRスケジュール内のSTAを含む。この実施形態においては、高優先STAは、RRIFS及び短いバックオフを使用する。標準優先STAは、DIFS及び標準DCFバックオフを使用する。低優先STAは、DIFSよりも長い低優先インターフレームスペース(LIFS)を使用し、その他よりもより長いバックオフを使用する。
RRスケジュール内のSTAが、(高優先コンテンション又は低優先コンテンション機構を用いて)CP中に媒体にアクセスするのに成功したときは、サービス量Qまでの送信をすることができる。標準優先STAも自己のTXOPをQに制限すべきであるが、レガシーSTAに関しては保証することができない。
直前の帯域幅及び公平性に関する第2の方法とともに代替節電機能を用いることができる。CP中には、RR TXOPの送信後に優先TXOPを続けることができるため、節電を変更することができる。STAは、自己のRR TXOP又は優先TXOPにおいて、現在のTBTT間隔の残りの部分の間に自己の通信相手STAへのそれ以上の送信を試みるかどうかを示す、それ以上の送信が予想されない場合は、該STAは、次のTBTTまでスリープ状態になることができる。
図19に関して上述されているように、少なくともSのビーコン時間ごとに1回は、各STAが節電モードから出た状態になる。RRID Aを有するSTAは、値(Aモジュロ S)を計算する。各TBTTにおいて、該STAは(BSNモジュロ S)を計算し、この数が(AモジュロS)と等しい場合は、該STAは、次のTBTTまで節電モードにならない。このことは、可能性のある通信相手STAがCP中にSTA Aと通信することを可能にする。この特長は、前述のように任意である。
当業者は、情報及び信号は様々な種類の技術及び方式のうちのいずれかを用いて表すことが可能であることを理解するであろう。例えば、上記の説明全体を通じて参照されることがあるデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、及びチップは、電圧、電流、電磁波、磁場、磁気粒子、光学場、光学粒子、又はそのあらゆる組合せによって表すことができる。
本明細書において開示されている実施形態に関係させて説明されている様々な例示的論理ブロック、モジュール、回路、及びアルゴリズム上のステップは、電子ハードウェアとして、コンピュータソフトウェアとして、又は両方の組合せとして実装できることを当業者はさらに理解するであろう。ハードウェアとソフトウェアのこの互換性を明確に例示するため、上記においては、様々な例示的構成要素、ブロック、モジュール、回路、及びステップが、各々の機能の観点で一般的に説明されている。これらの機能がハードウェアとして又はソフトウェアとして実装されるかは、全体的システムに対する特定の用途上の及び設計上の制約事項に依存する。当業者は、説明されている機能を各々の特定の用途に合わせて様々な形で実装することができるが、これらの実装決定は、本発明の適用範囲からの逸脱を生じさせるものであるとは解釈すべきではない。
本明細書において開示されている実施形態に関連して説明されている様々な例示的な論理ブロック、モジュール、及び回路は、本明細書において説明されている機能を果たすように設計された汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、その他のプログラミング可能な論理デバイス、ディスクリートゲートロジック、ディスクリートトランジスタロジック、ディスクリートハードウェア構成品、又はそのあらゆる組合せ、とともに実装又は実行することができる。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであることができるが、代替策として、従来のどのようなプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、又はステートマシンであってもよい。さらに、プロセッサは、計算装置の組合せ、例えば、DSPと、1つのマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサとの組合せ、DSPコアと関連する1つ以上のマイクロプロセッサとの組合せ、又はその他のあらゆる該コンフィギュレーションとの組合せ、として実装することもできる。
本明細書において開示されている実施形態に関して説明されている方法又はアルゴリズムのステップは、ハードウェア内において直接具体化させること、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュール内において具体化させること、又はその両方の組合せにおいて具体化させることができる。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、取り外し可能なディスク、CD−ROM、又は当業において既知であるその他のあらゆる形態の記憶媒体に常駐させることができる。1つの典型的な記憶媒体をプロセッサに結合させ、該プロセッサが該記憶媒体から情報を読み出すようにすること及び該記憶媒体に情報を書き込むようにすることができる。代替として、該記憶媒体は、プロセッサと一体化させることができる。さらに、該プロセッサ及び該記憶媒体は、ASIC内に常駐させることができる。該ASICは、ユーザー端末内に常駐することができる。代替として、該プロセッサ及び記憶媒体は、ユーザー端末内において個別構成要素として常駐することができる。
開示されている実施形態に関する上記の説明は、当業者が本発明を製造又は使用できるようにすることを目的とするものである。又、これらの実施形態に対する様々な修正が加えられた場合には、当業者は、該修正を容易に理解することが可能である。さらに、本明細書において定められている一般原理は、本発明の精神及び適用範囲を逸脱しない形でその他の実施形態に対しても適用することができる。以上のように、本発明は、本明細書において示されている実施形態に限定することを意図するものではなく、本明細書において開示されている原理及び斬新な特長に一致する限りにおいて最も広範な適用範囲が認められることになることを意図するものである。
先行技術である基本サービスセット(BSS)の実施形態例を示した図である。 RRBSSとして動作可能なIBSSの実施形態例を示した図である。 無線通信デバイス、又はSTAの実施形態例を示した図である。 STAの実施形態例の一部を示した図である。 RRPを確立及び維持するために用いられる遅延パラメータ間の関係例を示した図である。 動作中のRRBSSのタイムライン例を示した図である。 IBSS内においてRRBSSを開始させる方法の実施形態例を示した図である。 典型的RRBSS通信の方法の実施形態例を示した図である。 STAがRRBSSへの自己の追加を要求するための及び受信接続性リストと順方向接続性リストを生成するための方法の実施形態例を示した図である。 追加要求を処理する方法の実施形態例を示した図である。 更新されたRRリストを伝播させ更に新たに追加されたPR STAに対応して受信接続性リストと順方向接続性リストを更新する方法の実施形態例を示した図である。 RRリスト内におけるRR STA挿入箇所を修正する方法の実施形態例を示した図である。 STAが自己をRRリストから削除する方法の実施形態例を示した図である。 利用頻度が低いSTAを自動的に削除する方法の実施形態例を示した図である。 トークンを明示で渡す方法の実施形態例を示した図である。 帯域幅管理方法の実施形態例を示した図である。 公平性管理方法の実施形態例を示した図である。 STAに関するTXOP継続時間を調整する方法の実施形態例を示した図である。 節電方法の実施形態例を示した図である。 ショートトークンの実施形態例を示した図である。 ロングトークンの実施形態例を示した図である。

Claims (52)

  1. シーケンスリストを格納するメモリと、
    前記シーケンスリスト内において関連づけられた局識別子を有する第1の遠隔局からの共有媒体の制御の転送を指示する第1の信号を受信する受信機と、
    前記信号を受信後に前記共有媒体において送信し、前記共有媒体の制御に関する時間割当てが経過後に前記シーケンスリスト内において関連づけられた局識別子を有する第2の遠隔局に前記共有媒体の制御の転送を指示する第2の信号を送信する送信機と、を具備する装置。
  2. 前記受信機は1つ以上の遠隔局から1つ以上の信号をさらに受信する請求項1に記載の装置であって、
    1つ以上の遠隔局から受信されたメッセージを復号するメッセージ復号器と、
    前記装置と関連づけるための局識別子を選択し、
    前記メッセージ復号器において復号されたメッセージから前記シーケンスリストを抽出して前記シーケンスリストを前記メモリ内に格納し、
    信号が受信されてメッセージが復号されるときの前記信号を送信した前記シーケンスリスト内の遠隔局を示す受信接続性リストを生成及び更新して前記受信接続性リストを前記メモリ内に格納し、
    前記送信機を用いて送信された信号を受信して復号することができる前記シーケンスリスト内の遠隔局を示す順方向接続性リストを生成及び更新して前記順方向接続性リストを前記メモリ内に格納し、
    前記シーケンスリストと関連づけられたシーケンス識別子を前記メッセージ復号器から受信して条件付きで更新し、前記シーケンス識別子を前記メモリ内に格納するプロセッサと、
    制御の転送を指示するためのトークンメッセージを生成して前記トークンメッセージを送信するために前記送信機に引き渡すメッセージ生成器と、を具備する請求項1に記載の装置。
  3. 共有媒体の制御の転送を指示するメッセージであって、
    制御を転送する第1の局と関連づけられた第1の局識別と、
    制御を受信する第2の局と関連づけられた第2の局識別子であって、シーケンスリスト内において前記第1の局識別子に後続する第2の局識別子と、を具備するメッセージ。
  4. 第3の局と関連づけられた第3の局識別子であって、前記シーケンスリストにおける最後の局識別子である第3の局識別子をさらに具備する請求項3に記載のメッセージ。
  5. 帯域幅管理フィールドをさらに具備する請求項3に記載のメッセージ。
  6. その一部分が前記シーケンスリストに従って順次通信に割り当てられる時間の継続時間を示すフィールドをさらに具備する、請求項3に記載のメッセージ。
  7. 前記シーケンスリストに従って順次通信に割り当てられた継続時間を示すフィールドをさらに具備する、請求項3に記載のメッセージ。
  8. 局が前記シーケンスリストに従って送信機会の継続時間を変更することができる量を示すフィールドをさらに具備する、請求項3に記載のメッセージ。
  9. 共有媒体の制御の転送を指示するメッセージであって、
    制御を受信する前記局と関連づけられた局識別子と、
    共有媒体に順次でアクセスするために複数の局と関連づけられた局識別子を具備するシーケンスリストと、を具備するメッセージ。
  10. 接続性ベクトルフィールドをさらに具備する請求項9に記載のメッセージ。
  11. 前記接続性ベクトルは、受信接続性リストである請求項10に記載のメッセージ。
  12. 前記接続性ベクトルは、順方向接続性リストである請求項10に記載のメッセージ。
  13. 共通媒体を共有する方法であって、
    1つ以上の局識別子を具備するシーケンスリストを形成することと、
    第1の局から第2の局に前記共有媒体の制御を渡すためのトークンを前記シーケンスリストに従って前記第1の局から前記第2の局に渡すこと、とを具備する方法。
  14. 前記トークンは、複数のトークンメッセージから選択され、前記複数のトークンメッセージは、第1のトークンメッセージと第2のトークンメッセージを具備し、前記第1のトークンメッセージは前記第2のトークンメッセージよりも短い請求項13に記載の方法。
  15. 前記第1のトークンメッセージは、
    制御を転送する前記第1の局と関連づけられた第1の局識別子と、
    制御を受信する前記第2の局と関連づけられた第2の局識別子であって、前記シーケンスリスト内において前記第1の局識別子に後続する第2の局識別子と、を具備する請求項14に記載の方法。
  16. 前記第1のトークンメッセージは、第3の局と関連づけられた第3の局識別子をさらに具備し、前記第3の局識別子は、前記シーケンスリストにおける最後の局識別子である請求項15に記載のメッセージ。
  17. 前記第1のトークンメッセージは、帯域幅管理フィールドをさらに具備する請求項16に記載の方法。
  18. 前記第2のトークンメッセージは、
    制御を受信する前記第2の局と関連づけられた局識別子と、
    前記共通媒体に順次でアクセスするために複数の局と関連づけられた局識別子を具備する前記シーケンスリストと、をさらに具備する請求項14に記載の方法。
  19. 前記第2のトークンメッセージは、接続性ベクトルフィールドをさらに具備する請求項18に記載のメッセージ。
  20. シーケンス時間中に前記共有媒体において送信する前記第1の局は、後続するシーケンス時間中にローテーションされる請求項13に記載の方法。
  21. シーケンスリストを前記形成することは、
    前記共通媒体へのアクセス権を取得することと、
    第1の局識別子を選択することと、
    前記第1の局識別子を有する前記シーケンスリストを形成することと、
    前記第1の局識別子を具備するトークンを送信することと、
    1つ以上の遠隔局からの1つ以上の追加メッセージの有無を確認するために前記共通媒体をモニタリングすることであって、各追加メッセージは、前記各々の遠隔局と関連づけられた第2の局識別子を具備することと、
    1つ以上の第2の局識別子を前記シーケンスリストに追加すること、とを具備する請求項13に記載の方法。
  22. 第1の遅延後に前記共通媒体にアクセスすることであって、前記第1の遅延は、1つ以上の代替の共通媒体アクセス型と関連づけられた1つ以上の第2の遅延よりも短いことと、
    ビーコンを送信することと、
    前記シーケンスリストを具備するトークンを次の遠隔局に送信することであって、前記次の遠隔局は、前記シーケンスリスト内の次の局識別子と関連づけられていること、とをさらに具備する請求項21に記載の方法。
  23. 第1の局と関連づけられた受信接続性リストを具備する前記第1の局からトークンを送信することであって、前記受信接続性リストは、前記シーケンスリスト内の局識別子と関連づけられた局からの受信能力を示すことと、
    前記トークンを1つ以上の遠隔局において受信することと、
    前記トークンを復号できる各第2の遠隔局における前記第1の局との順方向接続性を示すために前記順方向接続性リストを更新することであって、前記各々の第2の局の受信能力は、前記第1の局の前記受信接続性リストにおいて示されること、とをさらに具備する請求項13に記載の方法。
  24. 1つ以上の第2の局からの信号送信を第1の局においてモニタリングすることと、
    信号送信が受信されて復号されるときの前記信号送信を行った各第2の局に関する受信能力を示すために受信接続性リストを更新すること、とをさらに具備する請求項13に記載の方法。
  25. 前記シーケンスリストが修正されたときにシーケンス識別子を更新することと、
    前記シーケンス識別子と前記修正シーケンスリストを具備するトークンを送信すること、とをさらに具備する請求項13に記載の方法。
  26. 前記シーケンス識別子は、前記シーケンスリストに局が追加されたときに更新される請求項13に記載の方法。
  27. 前記シーケンス識別子は、前記シーケンスリストから局が削除されたときに更新される請求項13に記載の方法。
  28. 前記シーケンス識別子は、予め定義された定期的なシーケンスリストの順序再設定以外に、前記シーケンスリストにおける局識別子の順序が変更されたときに更新される請求項13に記載の方法。
  29. 予め定義された定期的なシーケンスリストの順序再設定は、前記リスト内の前記局識別子を前記リストの最後の方に1つの位置だけ移動させることと、前記リスト内の最後の局識別子を最初の位置に移動させること、とを具備する請求項28に記載の方法。
  30. 予め定義された定期的なシーケンスリストの順序再設定は、前記シーケンスリストにおける局識別子の順序をランダムに組み替えることを具備する請求項28に記載の方法。
  31. 第3の局において一連の1つ以上のトークンを受信することであって、各トークンはシーケンス識別子を具備することと、
    前記1つ以上のトークンの1つに含まれている前記シーケンス識別子が更新されたときに前記シーケンスリストを具備するトークンを送信すること、とをさらに具備する請求項25に記載の方法。
  32. 第3の局から第4の局にトークンを送信することであって、前記トークンは、前記シーケンスリスト内において前記第3の局と関連づけられた位置において、前記第3の局識別子以外の予め定義された値を示すために修正された前記シーケンスリストを具備することと、
    前記送信されたトークンを受信したことに引き続いて前記第3の局と関連づけられた前記局識別子を前記シーケンスリストから削除すること、とをさらに具備する請求項13に記載の方法。
  33. 1つ以上の遠隔局からの送信をモニタリングすることと、
    前記各々の遠隔局が予め決められた時間内に送信機会を利用しないときに前記1つ以上の遠隔局の1つと関連づけられた前記局識別子を削除すること、とをさらに具備する請求項13に記載の方法。
  34. 前記削除することは、前記送信機会を利用していない前記遠隔局と関連づけられた前記シーケンスリスト内の位置において、前記各々の局識別子以外の予め決められた値を示すために修正された前記シーケンスリストを具備するトークンを送信することを具備する請求項33に記載の方法。
  35. シーケンスリストを具備するトークンを受信することであって、前記シーケンスリストは、1つ以上の遠隔局と関連づけられた1つ以上の局識別子を具備することと、
    前記シーケンスリストにおいて示されている前記1つ以上の遠隔局からの送信をモニタリングすることと、
    前記モニタリング局に関する局識別子を選択することと、
    新たなシーケンスリストを具備する追加メッセージを送信することであって、前記新たなシーケンスリストは、前記モニタリング局に関する前記局識別子を具備する、請求項13に記載の方法。
  36. 前記追加メッセージは、前記シーケンスリストと関連づけられた前記送信の時間に後続して送信される請求項35に記載の方法。
  37. 前記追加メッセージは、前記シーケンスリストと関連する送信時間の終了を示すトークンが第3の局によって送信されて前記送信が前記追加メッセージを送信中の局によって受信及び復号されたときに、前記送信に引き続いて送信される請求項35に記載の方法。
  38. 共有媒体を順次で共有する1つ以上の局のリストに従い、前記共有媒体へのアクセス権を有する第1の局から第2の局にトークンを送信することと、
    前記トークンが送信後に前記共有アクセス権の制御を前記第2の局に転送すること、とを具備する方法。
  39. 前記トークンは、前記共有媒体を順次で共有する1つ以上の局の前記リストを具備するメッセージである請求項38に記載の方法。
  40. 前記トークンは、シーケンス識別子を具備するメッセージである請求項38に記載の方法。
  41. 前記トークンは、前記共有媒体を順次で共有する1つ以上の局のリスト内における最後の局の識別子を具備するメッセージである請求項38に記載の方法。
  42. 前記第2の局は、前記リスト内の前記第1の局に後続する局として前記リストから選択される請求項38に記載の方法。
  43. 前記トークンは、前記第1の局と1つ以上の遠隔局との間における1つ以上のデータ送信に後続して送信される請求項38に記載の方法。
  44. 前記第2の局が前記トークンを受信後に引き続いて1つ以上の遠隔局に送信することをさらに具備する請求項38に記載の方法。
  45. シーケンスの終了を示すトークンの送信をさらに具備する請求項44に記載の方法。
  46. 前記第2の局が制御転送後の予め決められた時間内に前記共有媒体において送信しない場合に前記第1の局によって前記共有媒体へのアクセス権を再取得することをさらに具備する請求項38に記載の方法。
  47. 共通媒体へのアクセス権を共有する複数の局と、
    前記複数の局のうちの1つ以上からのフローへの順次での対応を、前記複数の局のうちの前記1つ以上に対応する識別子を具備するリストに従って行うためのトークン引き渡し手段と、を具備する基本サービスセット(BSS)。
  48. 共有媒体を共有する1つ以上の局を具備する無線ネットワークにおいて、
    一連の時間セグメントにおいて前記媒体にアクセスすることであって、前記セグメントは第1の信号によって表されることと、
    前記第1の信号の前記送信に続く第1の遅延後に第1の局から前記共有媒体において第2の信号を送信することであって、前記第1の遅延は、1つ以上の遠隔局によって採用された1秒以上の第2の遅延よりも短く、前記第2の信号は、前記共有媒体の制御を第2の局に転送するためのトークンメッセージを具備すること、とを具備する方法。
  49. 前記第2の信号は、トークンメッセージ送信前の前記第1の局と1つ以上の第3の遠隔局との間における1つ以上の送信をさらに具備する請求項48に記載の方法。
  50. 1つ以上の局識別子を具備するシーケンスリストを形成する手段と、
    第1の局から第2の局に共通媒体の制御を渡すためのトークンを前記シーケンスリストに従って前記第1の局から前記第2の局に送信する手段と、を具備する装置。
  51. 共有媒体を順次で共有する1つ以上の局のリストに従い、前記共有媒体へのアクセス権を有する第1の局から第2の局にトークンを送信する手段と、
    前記トークンが送信された後に前記共有アクセス権の制御を前記第2の局に転送する手段と、を具備する装置。
  52. コンピュータによって読み取り可能な媒体であって、
    1つ以上の局識別子を具備するシーケンスリストを形成し、第1の局から第2の局に共通媒体の制御を渡すためのトークンを前記シーケンスリストに従って前記第1の局から前記第2の局にトークンを送信するために動作することができる媒体。
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