JP2001024573A - 無線通信方式 - Google Patents

無線通信方式

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JP2001024573A
JP2001024573A JP18874499A JP18874499A JP2001024573A JP 2001024573 A JP2001024573 A JP 2001024573A JP 18874499 A JP18874499 A JP 18874499A JP 18874499 A JP18874499 A JP 18874499A JP 2001024573 A JP2001024573 A JP 2001024573A
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Japan
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data
transmission
station
signal
communication system
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JP18874499A
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Satoshi Ito
聡 伊藤
Yasuto Mukai
靖人 向井
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機器のon/offや設定変更といった比較
的情報量の少ないデータを複数の無線局に対して個別に
送信する場合に、RF無線送信の休止時間のために応答
性が低下する。 【解決手段】 発呼局においてデータ送信要求が発生し
た際に送信すべき単位データが複数ある場合に、これら
複数の単位データを含む一連のデータ信号を構成し、キ
ャリアを中断せず連続して送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複数の端末間での無
線通信方式に関し、特に電波の使用効率及び応答性を高
める無線通信方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電波は公共の資源であるため、無線局に
送信時間制限装置を備えることが義務づけられているも
のがある。このような規格の電波を使用する場合には、
1つの無線局が連続して送信する時間、及び一旦送信を
終わった後に再度送信を開始するまでの休止時間を守り
ながら通信を行う。
【0003】また、微弱無線等の特殊なものを除いて、
あるチャネルを用いて送信を行う場合、そのチャネルの
キャリアの有無を調べて他の無線局が使用していないこ
とを確認した上で送信動作を開始する必要がある。この
ため、予め決められた1つのチャネルだけを使用して通
信を行うチャネル固定方式では、発呼局において送信要
求が発生してもそのチャネルが既に他のシステムに使用
されている場合には、他に空きチャネルがあるにもかか
わらず送信できないようなことが起こる。そこで、空い
ているチャネルを効率的に使用して通信を行う方法とし
て、同一システム内の無線局で使用する複数の無線チャ
ネルを予め決めておき、データ送信要求の発生した発呼
局はキャリアセンスによりこの複数の無線チャネルから
利用可能な無線チャネルを選択してデータ信号の送信を
行い、被呼局側はこの複数の無線チャネルを順次スキャ
ンしながら受信待受けを行ってデータ信号を受信するよ
うな方法が知られている。このためにはデータ信号を例
えば図16に示すように構成する。接続信号1602で
は、ビット同期信号1607、フレーム同期信号160
8、被呼局ID1609からなる接続ブロック1604
を一定回数繰り返し、この後に情報信号1603を続け
る。この接続ブロックの繰返し回数を被呼局側が全チャ
ネルをスキャンする間に少なくとも1回はこの接続ブロ
ックを受信できるように設定することで、どのチャネル
でデータ送信が行われても被呼局は受信することができ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の方式では、例えば機器のon/offや設定変更とい
った比較的情報量の少ないデータを複数の無線局に対し
て個別に送信する場合などに、実際に送信している時間
と比較して送信を休止している時間の割合が大きくな
り、通信の応答性が低いという課題がある。
【0005】また、上記のように接続信号を用いること
により任意の空きチャネルを使用してデータ信号を送信
する方式では、個々の単位データに対して決まった長さ
の接続信号が必要なので、単位データの情報量が少ない
ほど送信効率が低くなるという課題がある。
【0006】本発明はこのような従来の課題を解決する
ものであり、送信休止時間が必要な場合や任意チャネル
を使用して通信する場合に、応答性がよく信頼性の高い
無線通信を実現するものである。特に、機器制御など情
報量が比較的小さいデータを通信する場合に有効であ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の無線通信方式は、発呼局においてデータ送信
要求が発生した際に送信すべき単位データが複数ある場
合には、これら複数の単位データを含む一連のデータ信
号を構成し、キャリアを中断せず連続して送信するもの
である。
【0008】また、本発明における無線通信方式は上記
手段に加え、ACKを確認しながら通信を行う場合に、
各被呼局がACK信号の送信を開始する時間に差を持た
せるものである。
【0009】また、本発明における無線通信方式は上記
手段に加え、予め決められた複数の無線チャネルから任
意の空きチャネルを使用してデータ信号の送信を行う場
合に、データ信号を受信したチャネルと同じチャネルを
使用してACK信号を送信するものである。
【0010】上記手段により、発呼局は個々の単位デー
タを送信するたびに休止時間を設ける必要がなく連続し
て送信することができる。
【0011】また、複数の被呼局にまたがるようなデー
タ信号が送信された場合にも、各被呼局はACK信号を
混信することなく正しく送信することができる。
【0012】また、発呼局が予め決められた複数の無線
チャネルから任意の空きチャネルを使用してデータ信号
の送信を行う場合にも、各被呼局はACK信号を混信す
ることなく正しく送信することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施形態における
無線通信方式は、3以上の無線局から構成される無線通
信システム内の、データの送り元である発呼局とデータ
の送り先である被呼局との間で固定長のデータを単位デ
ータとして通信を行う無線通信方式であって、発呼局
は、データ送信要求が発生した際の送信すべき単位デー
タが複数ある場合には、これら複数の単位データを含む
一連のデータ信号を構成し、キャリアを中断せず連続し
て送信するものである。
【0014】この方式によれば、個々の単位データに対
応する複数のデータ信号を、送信休止時間を設けながら
送信することなく、一度に送信することができる。
【0015】本発明の第2の実施形態における無線通信
方式は、第1の実施形態における無線通信方式におい
て、発呼局が連続して送信する単位データの数の最大値
を、データ信号の送信時間が所定の制限時間Aを越えな
い値とするものである。
【0016】この方式によれば、連続して送信できる時
間に制限がある場合にも、この制限時間の範囲で複数の
単位データを連続して送信できる。
【0017】本発明の第3の実施形態における無線通信
方式は、第1または第2の実施形態における無線通信方
式において、発呼局はデータ送信要求が発生すると、送
信すべき単位データの数または内容に変化のない状態が
継続する時間が所定時間B以上となったことを確認した
後に、データ信号の送信を開始するものである。
【0018】この方式によれば、発呼局において送信す
べき単位データの数や内容に変化がなく確定したことを
確認した後、これらを一度にまとめて送信することがで
きる。
【0019】本発明の第4の実施形態における無線通信
方式は、第1または第2または第3の実施形態における
無線通信方式において、被呼局は前記データ信号に含ま
れる単位データを受信した場合には、発呼局に対してA
CK信号を送信するものである。
【0020】この方式によれば、各被呼局に各単位デー
タが受信されたかどうかを、発呼局が確認しながら通信
を行うことができる。
【0021】本発明の第5の実施形態における無線通信
方式は、第4の実施の形態における無線通信方式におい
て、ACK信号には受信した単位データを指定する情報
を含み、発呼局は、被呼局に対して送信した単位データ
のうち、ACK信号を受信できなかった単位データのみ
に対応するデータ信号を新たに構成して再送するもので
ある。
【0022】この方式によれば、ACK信号を受信でき
なかった単位データのみに対して再送が行われ、無駄な
データの送信を避けることができる。
【0023】本発明の第6の実施形態における無線通信
方式は、第4または第5の実施形態における無線通信方
式において、被呼局は、発呼局からのデータ信号の送信
完了から所定時間Cを経過した後に、キャリアセンスに
よりチャネルが利用可能であることを確認して、ACK
信号を送信するものである。
【0024】この方式によれば、各被呼局はデータ信号
の送信完了後に、他の被呼局がACK信号の送信を開始
していないことを確認して、ACK信号を送信すること
ができる。
【0025】本発明の第7の実施形態における無線通信
方式は、第4または第5の実施形態における無線通信方
式において、被呼局は、発呼局からのデータ信号もしく
は他の被呼局からのACK信号の送信完了から所定時間
Cが経過した後に、キャリアセンスによりチャネルが利
用可能であることを確認して、ACK信号を送信するも
のである。
【0026】この方式によれば、データ信号の送信完了
もしくは他の被呼局からのACK信号の送信完了後にさ
らに別の被呼局がACK信号の送信を開始していないこ
とを確認して、各被呼局はACK信号を送信することが
できる。
【0027】本発明の第8の実施形態における無線通信
方式は、第4または第5の実施形態における無線通信方
式において、所定時間Cを、各無線局毎に異なる値とな
るように予め決めておくことを特徴とするものである。
【0028】この方式によれば、ACK信号送信までの
待ち時間Cの短い被呼局から順に、衝突することなくA
CK信号を送信することができる。
【0029】本発明の第9の実施形態における無線通信
方式は、第8の実施形態における無線通信方式におい
て、所定時間Cの差が、ACK信号の送信時間以上とな
るように設定するものである。
【0030】この方式によれば、ACK信号送信までの
待ち時間Cの短い被呼局から順に、他の被呼局がACK
信号を送信する可能性のある時間帯を避けて、ACK信
号を送信することができる。
【0031】本発明の第10の実施形態における無線通
信方式は、第6または第7の実施形態における無線通信
方式において、データ信号にはACK信号の送信待ち時
間情報を含み、この送信待ち時間情報を基に所定時間C
を決定するものである。
【0032】この方式によれば、各被呼局からのACK
信号が衝突せず順序良く送信されるように、各被呼局の
ACK信号送信タイミングを被呼局が指定することがで
きる。
【0033】本発明の第11の実施形態における無線通
信方式は、第6または第7の実施形態における無線通信
方式において、無線通信システム内の各無線局にはAC
K信号の送信優先順位を予め決めておき、被呼局は受信
したデータ信号中の被呼局を指定するアドレス情報から
自局より優先順位の高い被呼局数Dをカウントし、この
被呼局数Dを基に所定時間Cを決定するものである。
【0034】この方式によれば、ACK送信の優先順位
の高い被呼局から順に、衝突することなくACK信号を
送信することができる。
【0035】本発明の第12の実施形態における無線通
信方式は、第11の実施形態における無線通信方式にお
いて、所定時間Cを、被呼局数DとACK信号の送信時
間との積とするものである。
【0036】この方式によれば、ACK信号送信の優先
順位の高い被呼局から順に、他の被呼局からのACK信
号が送信される可能性のある時間帯を避けて、ACK信
号を送信することができる。
【0037】本発明の第13の実施形態における無線通
信方式は、第4、第5、第6、第7、第8、第9、第1
0、第11、第12の実施形態における無線通信方式に
おいて、無線通信システムで使用する複数の無線チャネ
ルを予め決めておき、発呼局は複数の無線チャネルをキ
ャリアセンスすることにより利用可能な空きチャネルを
選択し、データ信号の送信を行い、被呼局は複数の無線
チャネルをスキャンしながら受信待ち受けを行い、デー
タ信号を受信したチャネルと同一のチャネルを使用して
ACK信号を送信するものである。
【0038】この方式によれば、任意の空きチャネルを
使用してデータ信号を送信する通信方式においても、各
被呼局はACK信号を混信させることなく送信すること
ができる。
【0039】
【実施例】図1は本発明による通信方式を実現する無線
通信装置のブロック構成図の一例で、この図を参照しな
がら以下の実施例について説明する。
【0040】無線通信装置は、大きくわけて無線部10
2と制御部103から構成される。送信手段105は、
チャネル設定手段108が設定する送信チャネルを用い
て、送信制御手段107からの入力データで変調した無
線電波をアンテナから出力する。受信手段106は、チ
ャネル設定手段108が設定する受信チャネルのキャリ
アの有無及び復調データを受信制御部110に出力す
る。切替手段104は無線部の受信動作と送信動作の選
択を行う。
【0041】チャネル設定手段108は、送信制御手段
107または受信制御手段110の指示を受け、送信手
段105もしくは受信手段106のチャネルを設定す
る。
【0042】ID記憶手段111は、同一のシステムを
識別するための番号(システムID)、自局及び同じシ
ステム内の他無線局の識別番号(無線局ID)を記憶す
る。
【0043】タイマ手段113は、送信制御手段107
からの送信完了の情報、及び受信制御手段110からの
受信完了の情報を受け、受信待ちの制限時間や送信開始
タイミングの情報を送信制御手段107、受信制御手段
110に出力する。
【0044】(実施例1)本実施例においては、複数チ
ャネルではなく1チャネルのみを使用して通信を行う場
合について説明する。
【0045】本実施例におけるデータ信号の電文構成を
図2に示す。電文は呼出名称201、接続信号202、
情報信号203から構成する。接続信号は、ビット同期
信号207、フレーム同期信号208、システムID2
09から構成する。ビット同期信号は"0"と"1"が交互
に一定回数並んだビット列で、受信側でビットの読み込
みタイミングの生成に利用される信号である。フレーム
同期信号は同一のシステムで予め決めておく一定のビッ
ト列で、データを読込む先頭の位置を受信側に与える信
号である。このフレーム同期信号の後に、システム固有
のID(システムID)が続く。情報信号は、発呼局の
無線局ID(発呼局ID)210とデータブロック(2
11−1〜m)から構成する。送信すべき単位データ1
つに対し1つのデータブロックを対応させ、複数の単位
データを送信する場合には複数のデータブロックを連続
して配置する。データブロック(211−1〜m)は、
送信先の無線局ID(被呼局ID、213−1〜m)、
制御コード(214−1〜m)、データ(215-1〜
m)から構成する。
【0046】発呼局及び被呼局の構成の1例を図1に示
す。この図を基に、まず発呼局の動作を説明する。図1
において、データ入出力手段112から複数の単位デー
タ(例えばデータ1〜5)が送信制御手段に入力される
と、送信制御手段は送信要求の発生したことを受信制御
手段110に通知する。受信制御手段110では受信手
段106の出力から受信チャネルのキャリアの有無をチ
ェックし、空いていればチャネル設定手段に対し送信チ
ャネルの設定を指示する。送信チャネルが設定される
と、送信制御手段107は上記単位データ1〜5から、
図2に示すような電文を構成し、送信手段105に送出
する。
【0047】被呼局では、受信制御手段110はキャリ
アを検出するとヒ゛ット同期とフレーム同期を確立しシステ
ムIDを取得する。この値とID記憶手段111で記憶
しているシステムIDを比較し、一致した場合には以降
の情報信号の受信に移る。一致しない場合、もしくはシ
ステムIDの値が受信できない場合には、他システムの
通信と判断する。情報信号では発呼局IDを取得した
後、各データブロックの被呼局IDとID記憶手段の自
局IDを比較し、一致した場合に限りデータを格納す
る。全てのデータブロックが送信され、キャリアが検出
されなくなると受信を完了する。
【0048】図3に発呼局から3つの被呼局に対して5
つのデータブロックを送信した場合の通信動作例を示
す。この図では、横軸が時間の流れを、横軸の上下に並
んだ箱が各無線局の送/受信動作を表しており、網掛け
の枠が受信データを、点線の枠が受信しているが格納し
ていないデータを示す。
【0049】上記のように複数の単位データをまとめて
1回で送信することで、送信休止時間を設ける必要がな
く、送信が迅速に完了するため、応答性よく通信するこ
とができる。
【0050】また、呼出名称301や接続信号302な
どのプリアンブル部を毎回送信することが不要となるの
で、チャネルを占有する時間が短くなり、電波資源の有
効利用が可能である。
【0051】なお、本実施例では1チャネルのみを使用
したがこれに限定されるものではなく、システムで予め
決めた複数のチャネルを使用して通信するような場合に
も有効である。
【0052】(実施例2)本実施例の発呼局と被呼局の
構成、及び電文構成は実施例1と同じで、図1及び図2
に示す。本実施例では実施例1に加えて、図1の送信制
御手段107に、1回で連続送信できるデータブロック
の数を制限する働きをもたせたものである。すなわちデ
ータ入出力手段112から一度に多くの単位データが入
力された場合にも、連続送信時間の上限を超えない数の
単位データをまず送信し、休止時間を挟んで次の機会に
残りの単位データを送信する。
【0053】図4に動作例を示す。図の見方は実施例1
の図3とほぼ同じである。発呼局の通信動作の上には発
呼局の送信制御手段107が保持している送信すべき単
位データを示している。送信要求の出た時点で、DT1
からDT6の6つの単位データが存在する。制限時間を
越えない範囲で送信できる単位データの数を仮に5とす
れば、時刻t1ではDT1〜DT5をまず送信し、時刻
t2〜t3の休止時間後、残るDT6を送信する。
【0054】上記のように、連続して送信できる単位デ
ータ数を連続送信時間で制限することで、使用する無線
の規格に応じた送信制限時間、休止時間を守りながら通
信することができる。
【0055】(実施例3)本実施例の発呼局と被呼局の
構成、及び電文構成は実施例1と同じで、図1及び図2
に示す。本実施例では、図1の送信制御手段107は、
データ入出力手段から送信すべき単位データが送られて
もすぐに送信を開始せず、所定時間(B)新たに送信す
べき単位データが追加されないことを確認した後、送信
を開始する。
【0056】図5に動作例をしめす。時刻t1、t2、
t3、t4にそれぞれ単位データDT1、DT2、DT
3、DT4が送信制御手段107に追加されている。し
かし、状態の変化しない時間t2−t1、t3−t2、
t4−t3はそれぞれ所定時間Bより短く、送信は開始
されない。最後のDT4が追加された後は状態が安定
し、t5−t4=Bとなる時刻t5でそれまでに蓄積さ
れたデータ(DT1〜DT4)をまとめて送信する。
【0057】上記のように、送信すべき単位データ数が
所定時間変化しなくなるまで待って送信を開始すること
で、送信開始直後に送信要求の発生したデータが送信休
止時間を挟んだ次の送信チャンスまで待たされるのを避
けることができる。
【0058】なお、本実施例においては、送信すべき単
位データの数の増加に基づいて送信タイミングを決定し
たが、これに限定されるものではなく、単位データの内
容の変化に基づいて行うことも効果的である。
【0059】(実施例4)本実施例の発呼局と被呼局の
構成、及びデータ信号の電文構成は実施例1と同じであ
り、図1及び図2に示す。本実施例では、図2の電文構
成において、各データブロックの制御コード(214−
1〜m)に各データブロックを識別するためのデータ番
号を書き込む。例えば5つの単位データを一度に送信す
る場合には、先頭から順に1,2,3,4,5とする。
一方、被呼局はデータを正しく受信した場合にはACK
信号を発呼局に対して送信する。ACK信号の電文構成
を図7に示す。データ信号と同様に呼出名称701、接
続信号702、情報信号703から構成される。情報信
号703には、発呼局ID710、被呼局ID713に
続くデータ716に受信したデータブロックのデータ番
号を挿入する。例えば、データ番号2と3のデータブロ
ックを受信したのであれば、データ716は先頭から
2、3を並べ、残りのフィールドはすべて0とする。
【0060】図1を用いて各部分の動作を説明する。デ
ータ信号の送信までは実施例1と同様である。被呼局の
受信制御手段110はデータブロックを受信すると、制
御コードに含まれるデータ番号を送信制御手段107に
出力する。さらに、受信したチャネルにキャリアのない
ことを確認すると、チャネル設定手段108に対してチ
ャネルを送信に設定することを指示したうえで、送信制
御手段107にACK送信要求を出す。送信制御手段1
07では、データ番号からACK信号を構成し送信す
る。
【0061】発呼局ではデータ信号の送信が終了する
と、送信制御手段107はチャネル設定手段に対してチ
ャネルを受信に設定することを指示し、受信待ちで待機
する。受信制御手段110は、被呼局からのACK信号
を受信するとデータ716から被呼局側で受信されたデ
ータブロックのデータ番号を抽出し、送信制御手段10
7に出力する。送信制御手段107ではACKを受信で
きたデータ単位をチェックする。送信した全てのデータ
単位がチェックされると送信を完了する。一方、チェッ
クされないデータ単位があれば、それらで再度データ信
号を構成し再送する。再送後のACK信号の受信処理は
初回の送信と同様である。
【0062】図6に動作の一例を示す。発呼局からDT
1〜DT4(602〜605)が送信され、被呼局aと
bからはACK信号を受信している。しかし、被呼局c
に対するDT4が受信に失敗しACKを受信できないた
め、DT4のみを再送している。601及び608はデ
ータブロック以外の送信信号を表している。
【0063】上記のように、ACK信号を受信できない
データブロック(単位データ)に対してのみ再送を行う
ことで、送信に成功したデータブロックまでも再度送信
することがなくなるため、効率よく信頼性の高い通信を
行うことができる。
【0064】なお、本実施例においては、ACK信号と
して受信したデータ番号を返送するものとしたがこれに
限定されるものではなく、受信したデータブロックの内
容をそのまま返送して、発呼局でデータの一致を確認す
るような方法を用いることも可能である。
【0065】(実施例5)本実施例の発呼局と被呼局の
構成、及びACK信号の電文構成は実施例4と同じであ
り、図1及び図7に示す。これまでの実施例では1チャ
ネルのみを用いたが、本実施例では予めシステムで決め
ておいた複数チャネルから空きチャネルを用いて通信す
る場合について説明する。
【0066】本実施例におけるデータ信号の電文構成を
図9に示す。これまでの実施例の電文構成(図2)と
は、接続信号の構成が異なり、ビット同期信号907、
フレーム同期信号908、被呼局ID909からなる接
続ブロック904を所定回数(図ではn回)繰り返して
構成する。
【0067】図1を用いて本実施例の動作について説明
する。
【0068】受信制御手段110は、受信手段106の
出力からキャリアを検出すると、受信データとID記憶
手段111の値を比較し、自局宛てであるかどうかを判
定する。キャリアが検出されないかもしくはキャリアが
あっても所定時間内にIDを認識できない場合には、チ
ャネル設定手段に対してチャネルを一つシフトする要求
を出力する。自局宛てである場合にはそのまま受信を継
続しデータを取り込む。受信信号がデータ信号の場合に
は、データ入出力手段112に出力し、データブロック
のデータ番号を送信制御手段107に出力する。さら
に、受信が全て完了したタイミングをタイマ手段113
に伝える。一方、受信信号がACK信号の場合には、返
送されたデータ番号を送信制御手段107に出力する。
また、送信制御手段107から送信要求を受けた場合に
は、キャリアのないチャネルを検出し、送信チャネルと
することをチャネル設定手段108に対し指示する。
【0069】送信制御手段107は、データ入出力手段
112からデータが入力されると、受信制御手段110
に送信要求を出力する。送信チャネルが設定されたのを
確認した後、データ信号の電文を構成し送信手段105
に出力する。データ信号の送信が完了すると、そのタイ
ミングをタイマ手段113に伝え、送信したチャネルで
ACKの受信待ち状態とする。再送要求をタイマ手段1
13から受ける前にACKを受信できなかったデータが
あれば再送を行う。一方、ACK送信要求を送信制御手
段から受けるとACK信号の電文を構成し、タイマ手段
からACK送信開始要求を受けた後に送信チャネルが設
定されたのを確認して送信手段に出力する。
【0070】図8を用いて通信動作を説明する。この図
は、横軸が時間、縦軸が送信または受信のチャネルを示
している。本実施例ではA〜Eの5チャネルを使用して
通信を行うものとする。
【0071】発呼局では、送信要求が発生すると、受信
動作に状態でAチャネルから順にEチャネルまでスキャ
ンしながら空きチャネルを探索する。Eチャネルまで探
索して空きがなければ再びAチャネルに戻る。空きチャ
ネル(本実施例ではAチャネル)を検出(802)する
と、これを送信チャネルとしてデータ信号の電文(80
3〜805)を送出する。ただし、接続信号804での
接続ブロックの繰り返し回数nは、そのトータルの継続
時間(Tc)が被呼局側で5チャネル全てをスキャンす
るのに要する時間(Ts)より長く(Tc>Ts)なる
ようにする。送信を完了するとそのままのチャネルで受
信待ちで待機する。
【0072】被呼局では、受信動作でAチャネルからE
チャネルを順次繰り返してスキャンし、キャリアのある
チャネルを探索する。キャリアを検出後一定時間内に、
ビット同期、フレーム同期を確立してシステムIDが見
つからない場合には次のチャネルを探索する(807〜
812)。システムIDが見つかった場合(813)に
は、そのまま受信動作を続け情報信号を読込み(81
5)、受信を完了する。受信を正常に完了した場合には
そのまま受信状態で待機し、データ信号のキャリアがな
くなるのを待つ。キャリアがなくなり所定の時間が経過
した後ACK信号を送信(816)する。
【0073】上記のように、データ信号を受信したチャ
ネルでACK信号を送信することで、複数の無線チャネ
ルのどのチャネルを使用して発呼局がデータ信号を送信
しても、それに対するACK信号には接続信号を設ける
ことなくこれを受信することができる。このため、AC
K信号の送信時間が短くなり通信の応答性が高くなる。
また、電波の占有時間も短くなり、電波資源を有効に使
用できる。
【0074】なお本実施例においては、データ信号の送
信終了をキャリアの消滅で判定したがこれに限定される
ものではなく、情報信号の後に終了信号を続けて送信
し、これを被呼局側で確認するような方法を用いること
も可能である。
【0075】また本実施例においては、接続信号として
システムIDを用いたがこれに限定されるものではな
く、発呼局のIDを用いてもよい。
【0076】また、本実施例においては特に言及してな
いが、ACK信号を受信できない場合に再送を行うこと
は信頼性の向上に有効である。
【0077】(実施例6)本実施例の発呼局と被呼局の
構成、及びデータ信号とACK信号の電文構成は実施例
5と同じであり、図1、図9及び図7に示す。
【0078】基本的な動作は実施例5と同じであるが、
異なる部分の動作について、図1を用いて説明する。被
呼局の受信制御手段110は、データ信号を受信後送信
が終了するタイミングを検出し、タイマ手段113に出
力する。タイマ手段113はこのタイミングから計時を
開始し、所定時間が経過すると送信制御手段107に対
してACK送信要求を出力する。
【0079】図10は被呼局のACK信号の送信動作を
説明するフローチャートである。接続信号のシステムI
Dを認識すると順次データブロックを読込んでゆき、デ
ータブロックの被呼局IDに自局の無線局IDを検出し
データを格納すると、データ信号を受信したと判定(1
052)する。次に各データブロックの制御コードで指
定されるデータ数とデータ番号から最終のデータブロッ
クを探索し、その最終ビットを読込んだところでデータ
信号の終了を判定(1053)する。このタイミングか
ら一定の待ち時間が経過(1054)し、キャリアがな
いことを確認(1055)して、チャネルを送信に切替
え(1056)、ACK信号を送信(1057)する。
【0080】図11は発呼局(無線局ID=9)から被
呼局a(無線局ID=1)、被呼局b(無線局ID=
2)、被呼局c(無線局ID=3)の3つに対してデー
タを送信する場合の動作説明図である。受信動作で、網
掛けの枠が受信データを、点線の枠が受信しているが格
納していないデータを示す。無線局ID=1、2、3の
各無線局には予めACK送信待ち時間T1、T2、T3
を決めておき、この時間が経過したことを確認してAC
K信号(1114a、1114b、1114c)を送信
する。ここではT1<T2<T3でT2−T1>Ta、
T3−T2>Taとした場合を示す。TaはACK信号
の送信時間である。
【0081】上記実施例によれば、各被呼局は他の被呼
局がACKを送信する可能性のある時間帯を避けてAC
Kを送信することができるため、ACK信号が衝突せず
信頼性の高い通信を行うことができる。
【0082】なお本実施例においては、データ信号の送
信終了をデータの最終ビットを検出することで判定した
がこれに限定されるものではなく、情報信号の後に終了
信号を続けて送信しこれを被呼局側で検出することで判
定する方法や、キャリアがなくなること判定する方法を
用いることも可能である。
【0083】また本実施例においては、システムで予め
決められた複数チャネルの中から任意の空きチャネルを
用いてデータ信号を送信するものとしたがこれに限定さ
れるものではなく、1チャネルのみを用いる通信におい
ても有効である。
【0084】(実施例7)本実施例の発呼局と被呼局の
構成、及びデータ信号とACK信号の電文構成は実施例
5と同じであり、図1、図9及び図7に示す。
【0085】図12は被呼局のACK信号の送信動作を
説明するフローチャートである。接続信号のシステムI
Dを認識すると順次データブロックを読込んでゆき、デ
ータブロックの被呼局IDに自局の無線局IDを検出し
データを格納すると、データ信号を受信したと判定(1
252)する。次に各データブロックの制御コードで指
定されるデータ数とデータ番号から最終のデータブロッ
クを探索し、その最終ビットを読込んだところでデータ
信号の終了を判定(1253)する。このタイミングか
ら一定の待ち時間が経過(1254)し、キャリアがな
いことを確認(1255)してACK送信を開始する。
キャリアがある場合には受信してシステムIDによりシ
ステム内の他の被呼局からのACK送信であるかを判定
(1258)する。他の被呼局のACK送信である場合
には終了を判定(1259)し、このタイミングから再
度ACK送信待ち(1254)を行う。
【0086】図13は発呼局(無線局ID=9)から被
呼局a(無線局ID=1)、被呼局b(無線局ID=
2)、被呼局c(無線局ID=3)の3つに対してデー
タを送信する場合の動作説明図である。受信動作で、網
掛けの枠が受信データを、点線の枠が受信しているが格
納していないデータを示す。無線局ID=1、2、3の
各無線局には予めACK送信待ち時間T1、T2、T3
を決めておき、データ信号もしくは他の被呼局が送信す
るACK信号の終りからこの待ち時間が経過したことを
確認して、ACK(1314a、1314b、1314
c)を送信する。ここではT1<T2<T3としている
ので、待ち時間の短い無線局ID=1、2、3の順にA
CKが送信される。ACK送信待ち時間はACK信号の
送信時間(Ta)より短く設定する。こうすることで、
仮に自局よりも待ち時間の短い無線局が被呼局でない場
合にも、この無線局がACKを送信完了する予定の時間
まで待つことなくACKを送信することができる。
【0087】上記実施例によれば、各被呼局はACK送
信待ち時間の短い局から順に、他の被呼局のACK送信
が終るのを待ちあわせて送信することができるため、A
CK信号が衝突せず信頼性の高い通信を行うことができ
る。
【0088】また、システム内に被呼局でない無線局が
存在する通信の場合にも、送信される可能性のないAC
K信号の送信時間枠を空けておく必要がないため、全て
の被呼局がACK信号の送信を完了するまでの時間が短
くなり、応答性と信頼性の高い通信を行うことができ
る。
【0089】なお本実施例においては、データ信号の送
信終了をデータの最終ビットを検出することで判定した
がこれに限定されるものではなく、情報信号の後に終了
信号を続けて送信しこれを被呼局側で検出することで判
定する方法や、キャリアがなくなること判定する方法を
用いることも可能である。
【0090】また本実施例においては、システムで予め
決められた複数チャネルの中から任意の空きチャネルを
用いてデータ信号を送信するものとしたがこれに限定さ
れるものではなく、1チャネルのみを用いる通信におい
ても有効である。
【0091】(実施例8)本実施例の発呼局と被呼局の
構成、及びデータ信号とACK信号の電文構成は実施例
5と同じであり、図1、図9及び図7に示す。また、被
呼局のACK信号の送信動作を説明するフローチャート
は図10である。
【0092】本実施例においては、図9のデータ信号に
おける各データブロックの制御コード(914−1〜
m)に、総データ数及びデータ番号の情報に加えてAC
K送信の待ち時間情報を持たせる。待ち時間情報として
は、ACK信号を先に送信させる被呼局から順に0、
1、2・・・ の値を与える。
【0093】図14は発呼局(無線局ID=9)から被
呼局a(無線局ID=1)、被呼局b(無線局ID=
2)、被呼局c(無線局ID=3)の3つに対してデー
タを送信する場合の動作説明図である。受信動作におい
て、網掛けの枠は受信データを、点線の枠は受信してい
るが格納していないデータを示す。各被呼局は、自局宛
てのデータブロックを検出すると、制御コード(141
6a、1416b、1416c)に含まれるACK送信
待ち時間情報(0,1,2,・・・)とACK信号の送
信時間(Ta)の積を計算し各被呼局のACK送信待ち
時間とする。データ信号の終りからこの時間が経過した
ことを確認してACK(1414a、1414b、14
14c)を送信する。各被呼局a、b、cの待ち時間は
それぞれ0、Ta、2Taとなるので、図に示すように
衝突することなく送信されることになる。
【0094】上記実施例によれば、各被呼局は発呼局に
指示された順に従って互いに衝突することなくACK送
信を行うことができるため、信頼性の高い通信を行うこ
とができる。
【0095】また、システム内に被呼局でない無線局が
存在する通信の場合にも、送信される可能性のないAC
K信号の送信時間を空けておく必要がないため高い応答
性が得られる。さらに、他システムの送信が割込み、通
信が失敗する可能性も小さくなり再送の頻度も小さくで
きる。
【0096】なお本実施例においては、各被呼局のAC
K送信待ち時間の差をACK送信時間としたがこれに限定
されるものではなく、別の値を設定することも可能であ
る。
【0097】また本実施例においては、システムで予め
決められた複数チャネルの中から任意の空きチャネルを
用いてデータ信号を送信するものとしたがこれに限定さ
れるものではなく、1チャネルのみを用いる通信におい
ても有効である。
【0098】(実施例9)本実施例の発呼局と被呼局の
構成、及びデータ信号とACK信号の電文構成は実施例
5と同じであり、図1、図9及び図7に示す。また、被
呼局のACK信号の送信動作を説明するフローチャート
は図10である。
【0099】本実施例においては、システムを構成する
無線局のACK送信優先順位を予め決めておく。ここで
は無線局IDの順序(IDの小さい無線局の優先順位が
高い)として説明する。各被呼局はデータ信号受信時
に、自局より優先順位の高い被呼局の数を計数し、これ
とACK信号の送信時間との積をACK送信待ち時間と
するものである。
【0100】図15は発呼局(無線局ID=9)から被
呼局a(無線局ID=1)、被呼局b(無線局ID=
2)、被呼局c(無線局ID=3)の3つに対してデー
タを送信する場合の動作説明図である。受信動作におい
て、網掛けの枠が受信データを、点線の枠が受信してい
るが格納していないデータを示す。被呼局がデータブロ
ックを受信すると、それが自局宛てであればデータを格
納(1511a、1512b、1513c)する。自局
宛てでない場合には被呼局ID(1518a、1519
aなど)が自局より優先順位の高い局の数を計数する。
この計数された高優先順位の局数とACK信号の送信時
間(Ta)との積をACK送信待ち時間とする。この図
の例では、被呼局a、b、cの高優先順位の局数はそれ
ぞれ0、1、2、待ち時間はそれぞれ0、Ta、2Ta
となる。従って、図に示すように衝突することなく送信
されることになる。
【0101】上記実施例によれば、各被呼局はACK送
信の優先順位に従って互いに衝突することなくACK送
信を行うことができるため、信頼性の高い通信を行うこ
とができる。
【0102】また、ACK送信の順序を発呼局が各被呼
局に対していちいち指定する必要がなく、プロトコルが
簡単になる。
【0103】また、システム内に被呼局でない無線局が
存在する通信の場合にも、送信される可能性のないAC
K信号の送信時間を空けておく必要がないため高い応答
性が得られる。さらに、他システムの送信が割込み、通
信が失敗する可能性も小さくなり再送の頻度も小さくで
きる。
【0104】なお本実施例においては、各被呼局のAC
K送信待ち時間の差をACK送信時間としたがこれに限定
されるものではなく、別の値を設定することも可能であ
る。
【0105】また本実施例においては、システムで予め
決められた複数チャネルの中から任意の空きチャネルを
用いてデータ信号を送信するものとしたがこれに限定さ
れるものではなく、1チャネルのみを用いる通信におい
ても有効である。
【0106】
【発明の効果】上記実施例から明らかなように、請求項
1に記載の発明は、3以上の無線局から構成される無線
通信システム内の、データの送り元である発呼局とデー
タの送り先である被呼局との間で固定長のデータを単位
データとして通信を行う無線通信方式であって、発呼局
は、データ送信要求が発生した際の送信すべき単位デー
タが複数ある場合には、これら複数の単位データを含む
一連のデータ信号を構成し、キャリアを中断せず連続し
て送信するものである。
【0107】これにより、各単位データの送信の間に送
信休止時間を設ける必要がなく、送信が迅速に完了する
ため、応答性よく通信することができる。
【0108】また、プリアンブル部を毎回送信すること
が不要となるので、トータルの送信時間が短くなり、電
波資源を有効に利用することができる。特に、本発明の
実施例で説明したような、接続信号を用いることで任意
の空きチャネルを選択して通信を行う方式の場合には、
接続信号が長くなるのでその効果が大きい。
【0109】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の方式に加え、発呼局が連続して送信する単位データの
数の最大値を、データ信号の送信時間が所定の制限時間
Aを越えない値とするものである。
【0110】これにより、連続送信時間に制限のある場
合にも対応することができる。また、送信制限時間の規
定がない場合にも、連続して電波を占有することがな
く、他のシステムの通信を妨げる可能性が小さくなる。
【0111】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載の方式に加え、発呼局はデータ送信要求が発生
すると、送信すべき単位データの数または内容に変化の
ない状態が継続する時間が所定時間B以上となったこと
を確認した後に、データ信号の送信を開始するものであ
る。
【0112】これにより、短い間隔をあけて複数のデー
タの送信要求が発生した場合にも、2番目以降のデータ
が送信休止時間のために待たされることが少なくなり、
通信の応答性が向上する。
【0113】請求項4に記載の発明は、請求項1、2ま
たは3に記載の方式に加え、被呼局はデータ信号に含ま
れる単位データを受信した場合には、発呼局に対してA
CK信号を送信するものである。
【0114】これにより発呼局は、各単位データが被呼
局に受信されたことを確認しながら信頼性の高い通信を
行うことができる。
【0115】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
の方式に加え、ACK信号には受信した単位データを指
定する情報を含み、発呼局は、被呼局に対して送信した
単位データのうち、ACK信号を受信できなかった単位
データのみに対応するデータ信号を新たに構成して再送
するものである。
【0116】これにより、再送が必要な場合にも、再送
時間をできる限り短くすることができ、効率のよい通信
を行える。
【0117】請求項6に記載の発明は、請求項4または
5に記載の方式に加え、被呼局は、発呼局からのデータ
信号の送信完了から所定時間Cを経過した後に、キャリ
アセンスによりチャネルが利用可能であることを確認し
て、ACK信号を送信するものである。
【0118】これにより各被呼局は、データ信号の送信
終了時刻を基準として自由なタイミングで、衝突するこ
となくACK信号の送信を開始することができる。この
ため効率よく、信頼性の高い通信を行うことができる。
【0119】請求項7に記載の発明は、請求項4または
5に記載の方式に加え、被呼局は、発呼局からのデータ
信号もしくは他の被呼局からのACK信号の送信完了か
ら所定時間Cが経過した後に、キャリアセンスによりチ
ャネルが利用可能であることを確認して、ACK信号を
送信するものである。
【0120】これにより各被呼局は、データ信号または
先に送信されたACK信号の送信終了時刻を基準として
自由なタイミングで、衝突することなくACK信号の送
信を開始することができる。このため効率よく、信頼性
の高い通信を行うことができる。
【0121】請求項8に記載の発明は、請求項6または
7に記載の方式に加え、前記所定時間Cを、各無線局毎
に異なる値となるように予め決めておくものである。
【0122】これにより、各被呼局はACK信号送信ま
での待ち時間の短い局から順に衝突することなくACK
信号を送信することができるので、効率よく信頼性の高
い通信が行える。特に、待ち時間を予め決めておくだけ
なので簡単なソフトウェアでプロトコルを実現すること
ができる。
【0123】請求項9に記載の発明は、請求項8に記載
の方式に加え、前記所定時間Cの差が、ACK信号の送
信時間以上となるように設定するものである。
【0124】これにより、各被呼局がACK信号を送信
する可能性のある時間帯が重複しないので、各被呼局か
らのACK信号が衝突せず、効率よく信頼性の高い通信
が行える。
【0125】請求項10に記載の発明は、請求項6また
は7に記載の方式に加え、データ信号はACK信号の送
信待ち時間情報を含み、送信待ち時間情報を基に前記所
定時間Cを決定するものである。
【0126】これにより発呼局は、各データ信号の送信
毎に被呼局の構成に応じて、ACK信号の送信開始タイ
ミングを指定することができる。このため、ACK送信
待ちに無駄な時間が発生せず、この時間内に他の送信が
割込む可能性が小さくなり、効率よく信頼性の高い通信
が行える。また、無線局の数が変化した場合など、シス
テム構成の変化に柔軟に対応できる。
【0127】請求項11に記載の発明は、請求項6また
は7に記載の方式に加え、同じシステム内の各無線局に
はACK信号の送信優先順位を予め決めておき、被呼局
は受信したデータ信号中の被呼局を指定するアドレス情
報から自局より優先順位の高い被呼局数Dをカウント
し、この被呼局数Dを基に前記所定時間Cを決定するも
のである。
【0128】これにより、各被呼局はACK送信の優先
順位の高い局から順に衝突することなくACK信号を送
信することができ、通信の応答性と信頼性が向上する。
また、発呼局がACKの送信タイミングを指定する必要
がないので、簡単なアルゴリズムで実現できる。さら
に、無線局の数が変化した場合など、システム構成の変
化に柔軟に対応できる。
【0129】請求項12に記載の発明は、請求項11に
記載の方式に加え、前記所定時間Cを、前記被呼局数D
とACK信号の送信時間との積とするものである。
【0130】これにより、ACK送信待ちに無駄な時間
が発生せず、この時間内に他の送信が割込む可能性が小
さくなり、効率よく信頼性の高い通信が行える。
【0131】請求項13に記載の発明は、請求項4、
5、6、7、8、9、10、11、12に記載の方式に
加え、同じシステムで使用する複数の無線チャネルを予
め決めておき、発呼局はこの複数の無線チャネルをキャ
リアセンスすることにより利用可能な空きチャネルを選
択してデータ信号の送信を行い、被呼局はこの複数の無
線チャネルをスキャンしながら受信待ち受けを行い、デ
ータ信号を受信したチャネルと同一のチャネルを使用し
てACK信号を送信するものである。
【0132】これにより、複数の無線チャネルのどのチ
ャネルを使用して発呼局がデータ信号を送信しても、そ
れに対するACK信号には接続信号を設けることなくこ
れを受信することができる。このため、ACK信号の送
信時間が短くなり通信の応答性が向上する。また、電波
の占有時間が短くなり電波資源を有効に利用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における無線通信装置のブロ
ック構成図
【図2】本発明の一実施例におけるデータ信号の電文構
成図
【図3】本発明の一実施例における通信の動作説明図
【図4】本発明の一実施例における通信の動作説明図
【図5】本発明の一実施例における通信の動作説明図
【図6】本発明の一実施例における通信の動作説明図
【図7】本発明の一実施例におけるACK信号の電文構
成図
【図8】本発明の一実施例における通信の動作説明図
【図9】本発明の一実施例におけるデータ信号の電文構
成図
【図10】本発明の一実施例におけるACK送信のフロ
ーチャート
【図11】本発明の一実施例における通信の動作説明図
【図12】本発明の一実施例におけるACK送信のフロ
ーチャート
【図13】本発明の一実施例における通信の動作説明図
【図14】本発明の一実施例における通信の動作説明図
【図15】本発明の一実施例における通信の動作説明図
【図16】従来方式の電文構成図
【符号の説明】
101 無線通信装置 102 無線部 103 制御部 104 切替手段 105 送信手段 106 受信手段 107 送信制御部 108 チャネル設定手段 110 受信制御手段 111 ID記憶手段 112 データ入出力手段 113 タイマ手段 201、701、901 呼出名称 202、702、902 接続信号 203、703、903 情報信号 904−1〜m 接続ブロ
ック 207、707、907 ビット同
期信号 208、708、908 フレーム
同期信号 209、709、909 システム
ID 210、710、910 発呼局I
D 211−1〜m、911−1〜m データブ
ロック 213−1〜m、713、913−1〜m 被呼局I
D 214−1〜m、914−1〜m 制御コー
ド 215−1〜m、915−1〜m データ 716 受信デー
タブロックのデータ番号

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】3以上の無線局から構成される無線通信シ
    ステム内の、データの送り元である発呼局とデータの送
    り先である被呼局との間で固定長のデータを単位データ
    として通信を行う無線通信方式であって、前記発呼局
    は、データ送信要求が発生した際の送信すべき前記単位
    データが複数ある場合には、これら複数の単位データを
    含む一連のデータ信号を構成し、キャリアを中断せず連
    続して送信することを特徴とする無線通信方式。
  2. 【請求項2】前記発呼局が連続して送信する前記単位デ
    ータの数の最大値を、データ信号の送信時間が所定の制
    限時間Aを越えない値とすることを特徴とする請求項1
    に記載の無線通信方式。
  3. 【請求項3】前記発呼局は前記データ送信要求が発生す
    ると、送信すべき単位データの数または内容に変化のな
    い状態が継続する時間が所定時間B以上となったことを
    確認した後に、データ信号の送信を開始することを特徴
    とする請求項1または2に記載の無線通信方式。
  4. 【請求項4】前記被呼局は前記データ信号に含まれる単
    位データを受信した場合には、前記発呼局に対してAC
    K信号を送信することを特徴とする請求項1〜3いづれ
    か一項に記載の無線通信方式。
  5. 【請求項5】前記ACK信号には受信した単位データを
    指定する情報を含み、前記発呼局は、被呼局に対して送
    信した単位データのうち、ACK信号を受信できなかっ
    た単位データのみに対応するデータ信号を新たに構成し
    て再送することを特徴とする請求項4に記載の無線通信
    方式。
  6. 【請求項6】前記被呼局は、前記発呼局からの前記デー
    タ信号の送信完了から所定時間Cを経過した後に、キャ
    リアセンスによりチャネルが利用可能であることを確認
    して、前記ACK信号を送信することを特徴とする請求
    項4または5に記載の無線通信方式。
  7. 【請求項7】前記被呼局は、前記発呼局からの前記デー
    タ信号もしくは他の被呼局からの前記ACK信号の送信
    完了から所定時間Cが経過した後に、キャリアセンスに
    よりチャネルが利用可能であることを確認して、前記A
    CK信号を送信することを特徴とする請求項4または5
    に記載の無線通信方式。
  8. 【請求項8】前記所定時間Cを、各無線局毎に異なる値
    となるように予め決めておくことを特徴とする請求項6
    または7に記載の無線通信方式。
  9. 【請求項9】前記所定時間Cの差が、前記ACK信号の
    送信時間以上となるように設定することを特徴とする請
    求項8に記載の無線通信方式。
  10. 【請求項10】前記データ信号は前記ACK信号の送信
    待ち時間情報を含み、前記送信待ち時間情報を基に前記
    所定時間Cを決定することを特徴とする請求項6または
    7記載の無線通信方式。
  11. 【請求項11】前記無線通信システム内の各無線局には
    前記ACK信号の送信優先順位を予め決めておき、前記
    被呼局は受信したデータ信号中の被呼局を指定するアド
    レス情報から自局より優先順位の高い被呼局数Dをカウ
    ントし、前記被呼局数Dを基に前記所定時間Cを決定す
    ることを特徴とする請求項6または7に記載の無線通信
    方式。
  12. 【請求項12】前記所定時間Cを、前記被呼局数Dと前
    記ACK信号の送信時間との積とすることを特徴とする
    請求項11に記載の無線通信方式。
  13. 【請求項13】前記無線通信システムで使用する複数の
    無線チャネルを予め決めておき、前記発呼局は前記複数
    の無線チャネルをキャリアセンスすることにより利用可
    能な空きチャネルを選択し、前記データ信号の送信を行
    い、前記被呼局は前記複数の無線チャネルをスキャンし
    ながら受信待ち受けを行い、前記データ信号を受信した
    チャネルと同一のチャネルを使用して前記ACK信号を
    送信することを特徴とする請求項4〜12いづれか一項
    に記載の無線通信方式。
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Cited By (13)

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