JP2007528175A - 偏波モード分散補償と偏波多重信号の分波のためのシステム、方法及び装置 - Google Patents

偏波モード分散補償と偏波多重信号の分波のためのシステム、方法及び装置 Download PDF

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Abstract

偏波多重伝送システム(10)は、同一のファイバー(15)の中を同一の波長で伝播し、偏波面が直交する2つの光信号(z、z)を伝送する。本システムは、信号が占めるスペクトル領域において近似的にファイバーの逆伝送行列となるように、出力信号に基づいて動的制御された適切な伝送行列にしたがって、受信信号が含んでいる直交する偏波面を持つ2つの成分をフィルタリングして分離することで、ファイバーによって導入されたPolMD(PMD)と偏波面の回転を補償し、両信号に対する歪と相互干渉を取り除き、かつ2つの送信信号に対応する復号化された出力を得る受信装置を備えることを特徴とする。

Description

本発明は光通信システムの復調技術の分野に関し、特に、制限するものではないが、偏波多重信号の復調に関するものである。
よく知られているが、偏波多重技術(PolMUX)は、同一の光ファイバー中を同一のキャリア波長で2つの直交偏波光信号の伝送を可能とし、それゆえスペクトル効率を2倍にするものである。これにより、同一の波長バンドを占めながら単位時間に伝送するデータ量を倍にすることができる。
波長分割多重(WDM)システムに偏波多重技術を使用することには、2つの側面がある。第1は、伝送される符号速度を変えることなしに、波長チャンネルあたりの伝送速度を倍にすることができる、4レベル伝送システムである(例えば2つの20Gbit/s直交偏波光信号の形で、40Gbit/s伝送を達成できる。)。第2は、波長チャンネル間隔を変える(削減する)ことなく、WDMのチャンネル数を2倍にする方法であるということである。
大変に魅力的ではあるが、PolMUXは、光通信システムの中で実施しようとするとかなり大きな実際的困難さを伴う。例えば、光ファイバーを通して伝送される光信号にはランダムに時間変化する偏波状態の回転がおこる。その結果、受信される光信号の偏波状態はランダムに時間変化する回転を受けることになる。この現象は2つの偏波多重信号間の直交性に影響を及ぼすものではないが、受信機に到達する信号における偏波の直交状態の起点に影響を与える。そのため、適当な動的偏波追尾技術を用いない限り、それらを分波するのは不可能となる。
さらに、高速符号伝送システムでは、偏波モード分散(PDM)によって、伝送されるパルス幅が広がったり、歪んだり、偏波が乱れたりするため、受信信号に大きな品質の劣化をもたらす。PDMは、また、2つの直交偏波信号の相互干渉や混合を引き起こす。
本発明は、上記課題の少なくとも1部を解決するための努力の過程で生じたものであり、偏波多重信号のPDM補償と分波を並行して行うことのできるシステムを提供するものである。
本発明の第1の側面によれば、同一の波長であるものの偏波面が直交する2つの光信号を同一のファイバーの中で伝送する偏波多重伝送システムであって、前記光信号が占めるスペクトル領域において近似的に前記ファイバーの逆伝送行列となるように出力信号に基づいて動的制御された適切な伝送行列にしたがって、受信した前記光信号が含んでいる直交する偏波面を持つ2つの成分をフィルタリングして分離することで、前記ファイバーによって導入された偏波モード分散と偏波面の回転を補償し、前記2つの光信号に対する歪と相互干渉を取り除き、かつ2つの送信信号に対応する復号化された光信号を出力する受信装置を備えることを特徴とする偏波多重伝送システムが提供される。
本発明の第2の側面によれば、同一の波長であるものの偏波面が直交する2つの光信号を同一のファイバーの中で伝送する方法であって、前記光信号の受信端で、前記光信号が占めるスペクトル領域において近似的に前記ファイバーの逆伝送行列となるように出力信号に基づいて動的制御された適切な伝送行列にしたがって、受信した前記光信号が含んでいる直交する偏波面を持つ2つの成分をフィルタリングして分離することで、前記ファイバーによって導入された偏波モード分散と偏波面の回転を補償し、前記2つの光信号に対する歪と相互干渉を取り除き、かつ2つの送信信号に対応する復号化された光信号を出力することを特徴とする方法が提供される。
本発明の他の側面によれば、2つの偏波多重信号により形成され、ファイバー(15)を伝送されてきた偏波多重光信号を受信し、偏波モード分散の補償と前記2つの偏波多重信号の分波とを並行して実行する受信装置であって、前記信号が占めるスペクトル領域において近似的に前記ファイバーの逆伝送行列となるように出力信号に基づいて動的制御された適切な伝送行列にしたがって、受信した前記信号が含んでいる直交する偏波面を持つ2つの成分をフィルタリングして分離することで、前記ファイバーによって導入された偏波モード分散と偏波面の回転を補償し、前記2つの偏波多重信号の歪と相互干渉を取り除き、かつ2つの送信信号に対応する復号化された光信号を出力することを特徴とする受信装置が提供される。
本発明をよりよく理解するために、本発明の実施例について添付図面を参照して、例示だけの目的で、以下に記述する。
図1には、本発明による偏波多重伝送システムが示されている(全体として参照番号10で示している。)。特に破線で囲んだ四角形11は偏波モード分散を補償し、かつそれと並行して、受信した偏波多重光信号を分波するための、本発明による受信機ステージを示す。
送信端12では、2つの独立なビットストリーム(ビット列)aとaがそれぞれ2つの送信機(TX)13に加えられ、同一のキャリア波長λを持つ強度変調された光信号zとzを生成する。送信機13は、光キャリアを発生するための単一のレーザと、レーザ光を分岐するための光分岐素子と、レーザからの光をビット列aとaで変調するためのそれぞれの光変調器とを備えていることが好ましい。キャリア波長λをもつ2つの変調された光信号zとzは、偏波ビーム結合器(PBC)14によって偏波状態が互いに直交するように結合される。結合されてなる偏波多重信号は光ファイバー15を通って受信機ステージ11へ伝送される。
受信機11では、軸が任意の方向を向いている偏波ビーム分岐素子(PBS)16によって直交する2つの成分に受信された偏波多重信号が分離される。2つの分離された成分xとxは分波デバイス(DMUX)17のそれぞれの入力ポートに加えられ、このデバイスのそれぞれの出力ポートで成分yとyとして出力される。DMUXデバイス17は、以下に詳しく記述するが、光平面回路(PLC)の形態で作製されてもよいし、または偏波制御器と偏波保持ファイバーのような個別部品の縦続接続として形成されてもよい。
後で説明するが、DMUXデバイス17のフィルター機能を適切に構成して制御することで、2つの出力成分yとyは、ファイバー15中の伝送効果を補償するために好適に等化されて分波されることで、2つの送信信号zとzに対応するものとなる。
成分yとyは、それぞれの光検出器18で検出され、それぞれ対応する電気信号sとsとなり、公知の受信機(RX)19に入力される。受信機19はそれぞれ出力信号a^とa^とを発生するが、それらはDMUXが適当に構成されかつ制御されていればオリジナルのビット信号列aとaに対応することになる。2つのチャンネルを受信するための受信機19は完全に分離されていても良く、あるいはクロック再生回路のような一部要素は共通になっていても良い。
以下に明らかにされるように、DMUXデバイス17は、信号s、s、a^、a^から導き出されるフィードバック信号に基づいて、常にその制御パラメータの値を更新することによって適応制御されるのが好ましい。制御回路20は、DMUXデバイスの制御パラメータをブロック21によって信号s、s、a^、a^の特徴に基づいて算出されるフィードバック信号にしたがって制御する。フィードバック制御構造の好適なる実現方法について以下で説明する。
図2は、2次元フィルターとして以下に示すような複素係数を持つN個(複数)のトランスバーサル・フィルターの組み合わせた手段によって構成された分波DMUX装置17の機能ブロック図である。DMUXデバイスは式(1)によって与えられる伝達関数(伝送行列)、H(ω)をもつ。
2つの関数C(ω)とD(ω)はフーリエ級数展開(N+1項)によって表される。
ここでcとdは複素係数である。このようなフィルターは周期1/τである周期的な伝達関数を持ち、伝達関数の性質は係数を適当に変えることによって制御可能であることが知られている。限界値だけが伝達関数の周期性と有限な高調波の数N+1で決められる。さらに、ユニタリー伝送行列となるために別の条件が加わる。
図3はDMUXデバイス17の1つの実施形態を光平面回路(PLC)で実現する場合を概略的に表したものである。デバイス17は4ポートデバイス(2つの入力と2つの出力)であり、N個ある同一のフィルター素子による縦続接続により構成されている。各要素は干渉計の構造を備え、第1の光通路は、第2の光通路を伝播する光に対して第1の光通路を伝播する光信号に遅延τを導入する遅延線21と、パラメータφ(n=1,2−−−−−,N)によって制御される位相変調器22とを含んでいる。各フィルター要素は、第1、第2の光通路における光信号の結合を、パラメータθを用いて制御する可変結合器23をさらに含んでいる。デバイス17の入力端にはさらに可変結合器θが設けられている。DMUXデバイス内の各要素のそれぞれを実現することは当業者には容易に想像することができ、例えば、マッハーツェンダー干渉計型構造から形成されても良い。制御可能なパラメータの全数はQ=2N+1であり、これはデバイス17の自由度を表す数である。デバイスの動的な機能を増大するために、デバイスのN個の要素のいくつかまたは全てがより多くの位相変調器22と可変結合器23を含んでも良く、それによって装置の自由度が増大する。装置全体を表す伝送行列は、各要素の伝送行列を掛け合わせることで算出される。特に、重要でない遅延位相項を除いて、可変結合器の伝送行列Hθn、位相変調器の伝送行列Hφn、及び遅延線の伝送行列Hτ(ω)はそれぞれ以下のように与えられる。
したがって、DMUXデバイス17の全体の伝送行列H(ω)は次のように与えられる。
伝送行列(6)は周波数依存のユニタリー伝送行列であり、式(1)−(4)と同一の形に書けることを示すことができる。したがって、PLC(図3の平面光導波回路)デバイスはDMUXデバイス17に要求される機能を実現している。実際には制御パラメータが直接的にはトランスバーサル・フィルターの複素係数ではなく、制御パラメータに対して非線形に関連しているPLCのQ個のパラメータであるということを考慮することが必要である。このことは本発明の実現には差し支えのないことである。
図4は偏波制御器(PC)と偏波保持ファイバー(PMF)の縦続接続によるDMUX17の別の実施形態を例示している。
システム理論の観点からこのデバイスの記述は図3に示したPLCデバイスのそれと同一である。PLCの入力及び出力の空間的分離に対応するものは、この場合、偏波による分離である。図1のDMUXデバイスの入力にあるPBSは装置の出力側に移さねばならないということを考慮すると、上記の式(5)と式(6)及びその導出過程もまた同様に当てはまるといえる。
DMUXデバイス17の動作原理は、その伝送行列の制御性に基づくものである。τ値を(例えば入力信号のビット間隔の半分のように)十分に小さく選んで、十分に大きな段数N(例えば4段)をもつ場合、デバイスは、信号が占めるスペクトル領域でファイバーの逆伝達関数を近似的に実現することができる。
このようにすれば2つの出力信号は本質的に送信信号を(近似的に)再生したものとなる。
図5のブロック図を参照して、ベクトル
は、それぞれ周波数ドメインにおいてファイバーの入力における信号対zとz、ファイバーの出力における信号対xとx、およびDMUXの出力における信号対yとyである。このようにして次の関係式を書くことができる。
式(9)においてU(ω)は光ファイバー15のJones行列を表しており、入力部では偏波ビーム結合器(PBC)の軸と一致し、出力部では偏波ビーム分岐素子(PBS)の軸と一致した系を参照系とする、回転効果と偏波モード分散(PMD)を表している。
上記の事象でデバイスが逆伝達関数を近似している場合、次のように書くことができる。
そして次の関係が成立する。
式(11)から、デバイス17の出力での2つの信号yとyは、2つの送信信号zとzのほぼ再現となることがわかる。その結果、これらの信号を光検出し、それぞれの受信機19に送出すると、2つの受信記号列a^とa^は、送信記号列aとaと同じになる。
DMUXデバイス17の動作の一例を図6に示す。この図はDMUXデバイス17によるフィルタリングの前(左側)と後(右側)の2チャンネルのアイダイアグラム(眼図)を示す。図6において、DMUXデバイスは、平面光導波回路(PLC)の形態で作製されており、アイダイアグラムは偏波モード分散(PMD)を含んだファイバーを通してのPolMUX伝送に対するものである。両チャンネルのアイダイアグラムがDMUXの入力側と出力側で示されている。アイダイアグラムの比較からPMDによる歪と相互干渉はDMUX装置によって実質的に完全に除去されていることが分かる。
本発明による伝送システムによって得られる特性は、光信号対雑音比(OSNR)と故障確率(OP)のペナルティー(損失)として与えることができる。標準的なオンオフキーイング(OOK)システムが比較のために考えられる。OSNRペナルティーは10−12のビットエラー率(BET)を持つ背中合わせ接続のOOKシステムを参考にしている。OPはOSNRペナルティーが3dB以上になる確率である。
システムの動作特性の定量的な評価は、故障確率を、ファイバーのPMDに関する統計的な挙動を特徴付けるパラメータである接続の平均差分群遅延(DGD)の関数として示した図7に示してある。
図7において、4段(N=4)のDMUXを持つPolMUXシステムにおいて(同一の故障確率を持つ)2つのチャンネルのうちの1つを非補償OOKシステム及び1次のPMDの正確な補償を施した同じOOKシステムと比較している。
見て取れるように、本発明によって得られるPolMUXチャンネルは、決定的により良い動作特性を持ち、本発明のデバイスは実際に2つのチャンネルを分波することができ、2次以上の高次のPMDの補償を行うことができることを示している。特に、提案したシステムは0.42Tまでの平均DGDで10−6以下のOPを維持するような動作が可能である。上記したように、本発明によればシステムが正常に機能している期間では、DMUXデバイスのパラメータが、ファイバー伝送行列の変化として解釈される伝送チャンネルの時間的な変化に追従するように動的に更新されるのが有利であり好ましい。
この目的を達成するために、受信信号の品質をよく表す指標であるフィードバック信号、すなわち対応する誤り率がパラメータの制御のために用いられる。本発明において、フィードバック信号は、2つの受信信号s、sに関する全体の平均自乗誤差(MSE)の推定値(2つのチャンネルのそれぞれのMSEの和または等価的に、平均自乗値)となるのが有利である。これは処理ブロック21で決定される。
別の方法としては、DMUXデバイスは、例えば、アイダイアグラムの開口度(アイ・オープニング)の和(または平均値)のような他のフィードバック信号に応じて制御されるのが有利である。
2つのチャンネルの第1番目に対しては、平均自乗誤差MSEは、一般的なサンプリングの瞬間tにおける受信信号s (t)の値と対応する送信信号a1iとの差の自乗の期待値である。
同様に2番目のチャンネルに対しては、次式が成り立つ。
上記2つの大きさの良い推定値は式(12)と(13)において送信信号a1iとa2iを、対応する受信側の記号a^1iとa^2iで置き換えて、有限の数Mの標本についての平均値で期待値を置き換えることによって得ることができる。このようにして、2つのチャンネルのMSEの平均値を考慮して、フィードバック信号は
Mの値が十分に大きいと考えて、システムが正しく機能していて、したがって誤り率が非常に小さい場合、UはMSEの良好な近似値となる。実際に、式(14)に示された動作は、図1のMSEとして示されたブロック21の内部で行われるが、このブロックは、当業者には容易に想像できるように、受信機内部に集積化することができるし、集積されなくてもよい。
最後に、制御ブロック20では傾斜法に基づく、最小化の計算法を実行するのが有利である。DMUX17のQ個のパラメータは、この計算法に基づいてフィードバック信号を最小にするように絶えず更新される。この目的を達成するためには、当業者には容易に想像されるように、ニュートン法とその派生法、Levenberg−Marquardt法またはシミュレーテッドアニーリングのようなランダム・アルゴリズムなどの色々な計算法を用いることができる。
有利な計算法の詳細、傾斜を推定する方法、及びパラメータを更新する法則は、発明者らの共同出願中の欧州特許公開EP1456980(公開番号02788441.0)に開示されており、その内容はここで引用することによって取り込んだものとする。
本発明の目的が達成されたことは今や明らかである。本発明の斬新な原理を適用している実施例に関する上記の記載は上記原理を非制限的に例示する目的で与えられたものであり、本発明の技術展望の範囲内で種々の変形が可能である。
ここまでの記述では2つの信号aとaは互いに独立であるとした。すなわちそれらは、2つに明瞭な通信データの列としてきたが、それらは送信されるべき信号の(例えば多重レベルの)複号信号であってもよい。この場合、2つの受信信号a^1iとa^2iは逆複合化を得て送信信号を復元するために用いることができるということは当業者には明らかだろう。
式(10)と(11)は、本発明が色々な他の変調形式にも用いることができることを示している。用いられる変調方式にもかかわらず式(7)で定義されるベクトルは、DMUXの2つの出力の信号が同じ界の2つの直交する偏波であると仮定して、それぞれ、ファイバー入力端での界のJones表現、ファイバー出力端での界のJones表現、及びDMUXの出力端での界のJones表現であると考えることができる。
DMUXデバイス17が偏波制御器(PCs)と偏波保持ファイバー(PMFs)の接続で実現されるような上記実施例においては、デバイスの2つの出力が実際に2つの信号偏波から成り立っているので、この形式的な工夫は不必要である。
上記した現象によって、ファイバー出力端での界に存在する歪が発生するため、変調信号を正しく復号することができなくなる。本発明を用いると、ファイバーの伝送行列の逆行列を実現することで、出力端にて、偏波状態の視点からさえ送信信号と略同一の信号を復元することにより、チャンネルの有害な効果を取り除くことを実質的に可能とするものである。このようにして信号が正しく復号される。
前記の実例は、例えば、信号の偏波状態を変調することである(これは多重レベルPolSK変調として知られる。)この形の変調では、PMDまたは単純な偏波面の回転でも大変な損害となる。本発明を用いることによって、PolMUXに対して示したのと同じ図式を用いてファイバーの出力端における信号をフィルタリングし、2つのDMUX出力を、例えば、良く知られたStokesパラメータ受信機のようなPolSK形式の受信機へ送ることによって、偏波面の回転効果とPMD効果の両方を補償することができる。
この場合、フィードバック信号は、変調に関する全てのチャンネルにまたがるMSEの推定値となる。例えば、PolSKの8レベル変調を考えると、3つの異なるチャンネルは光信号の3つのStokesパラメータに関係する。MSEは、このとき受信される3つのチャンネルのそれぞれに対して推定され、それらの中間値を取る。
さらに、DMUXデバイスを平面光導波回路として作製するのは有利であると分かったが、等価的な伝送行列を備えた他のデバイスや一連のデバイスを用いることもできる。ここで与えられた説明に照らして当業者ならば容易に想像できるように、例えば、上記の欧州特許公開番号EP1456980に記載されている偏波制御器と偏波保持ファイバーを用いて構成し、別の偏波制御器と偏波分割器につなげることもできる。
上記したように、本発明では、デバイスの動的制御のために特定のフィードバック信号として平均自乗誤差MSEを使用し、特定の最小化計算法として傾斜計算法を使用することが有利である。2つの受信チャンネルの品質をモニターすることができる他のフィードバック信号や他の最小化または最大化の計算法を用いることもできる。
本発明の偏波多重伝送システムのブロック図である。 複素係数を持つトランスバーサル・フィルターの組み合わせを使用する図1の分波DMUX装置の機能ブロック図である。 図2に示したDMUX装置を平面光導波回路(PLC)の形態で実現した実施形態を示す図である。 図2に示したDMUXを偏波制御器(PC)と偏波保持ファイバー(PMF)を用いて実現した別の実施形態を示す図である。 図1のシステムにおいて信号が受ける伝達関数のブロック図を示す図である。 平面光導波回路(PLC)によるフィルターの前(左側)と後(右側)での2チャンネルのアイダイアグラムを示す図である。 本発明の偏波多重システムと補償なしオンオフキーイング(OOK)及び1次補償OOKシステムと比較した故障確率対正規化平均差分群遅延(DGD)のプロットを示す図である。

Claims (28)

  1. 同一の波長であるものの偏波面が直交する2つの光信号(z、z)を同一のファイバー(15)の中で伝送する偏波多重伝送システム(10)であって、
    前記光信号が占めるスペクトル領域において近似的に前記ファイバーの逆伝送行列となるように出力信号に基づいて動的制御された適切な伝送行列にしたがって、受信した前記光信号が含んでいる直交する偏波面を持つ2つの成分をフィルタリングして分離することで、前記ファイバーによって導入された偏波モード分散と偏波面の回転を補償し、前記2つの光信号に対する歪と相互干渉を取り除き、かつ2つの送信信号に対応する復号化された光信号を出力する受信装置を備えることを特徴とする偏波多重伝送システム。
  2. 前記伝送行列であるH(ω)は、
    であり、
    C(ω)及びD(ω)は、
    かつ、
    であり、
    τは、時間的な遅延量であり、cとdは複素係数であり、それぞれ前記出力信号に応じて動的に制御された値であることを特徴とする請求項1に記載の偏波多重伝送システム。
  3. 前記受信装置は、
    入力端に設けられ、受信信号を偏波面に応じて2つの成分へ分離する偏波分岐素子(16)と、
    前記2つの成分をフィルタリングする、前記ファイバーの逆伝送行列を近似した分波デバイス(17)と
    を含むことを特徴とする請求項1に記載の偏波多重伝送システム。
  4. フィルタリングされて得られた2つの成分(y、y)は、光検出手段(18)に加えられ、前記光検出手段により得られた2つの信号(s、s)をクロック回路とデータ再生回路に加えることを特徴とする請求項3に記載の偏波多重伝送システム。
  5. 前記分波デバイス(17)のパラメータは、設定された費用関数を最小化するよう動的に制御することを特徴とする請求項3に記載の偏波多重伝送システム。
  6. 前記費用関数は、2つの前記出力信号について得られた平均自乗誤差の和の関数であることを特徴とする請求項5に記載の偏波多重伝送システム。
  7. 前記費用関数は、2つの前記出力信号について得られたアイダイアグラムの開口度の和の関数であることを特徴とする請求項5に記載の偏波多重伝送システム。
  8. 前記分波デバイスは、平面光導波回路であり、
    前記平面光導波回路は、N個の要素を従属接続した構成を採用しており、
    各要素は、
    2つの光導波路間の遅延量がτとなる干渉計構造(21)と、
    パラメータφnによって制御される位相変調器(22)と、
    パラメータθnによって制御される可変結合器(23)と
    を含むことを特徴とする請求項3に記載の偏波多重伝送システム。
  9. 前記分波デバイスの入力部に、他の可変結合器θnを設けたことを特徴とする請求項8に記載の偏波多重伝送システム。
  10. 前記分波デバイス(17)が備えるN個の前記要素のうちのいくつか又はすべては、より多くの位相変調器(22)及び可変結合器(23)を備えていることを特徴とする請求項8に記載の偏波多重伝送システム。
  11. 前記分波デバイスの全体を表す伝送行列は、
    であることを特徴とする請求項9に記載の偏波多重伝送システム。
  12. 前記伝送行列は、周波数に依存したユニタリー伝送行列であり、
    と表現でき、
    2つの関数C(ω)及びD(ω)は、N+1項までフーリエ級数展開して得られ、
    及びdは、前記分波デバイスについての実際の制御パラメータに対してユニタリーな関係を有する複素係数であることを特徴とする請求項11に記載の偏波多重伝送システム。
  13. 前記分波デバイスは、偏波制御器(PC)と偏波保持ファイバー(PMF)との縦続接続を含むことを特徴とする請求項3に記載の偏波多重伝送システム。
  14. 2つの偏波多重信号(z、z)により形成され、ファイバー(15)を伝送されてきた偏波多重光信号を受信し、偏波モード分散の補償と前記2つの偏波多重信号の分波とを並行して実行する受信装置であって、
    前記信号が占めるスペクトル領域において近似的に前記ファイバーの逆伝送行列となるように出力信号に基づいて動的制御された適切な伝送行列にしたがって、受信した前記信号が含んでいる直交する偏波面を持つ2つの成分をフィルタリングして分離することで、前記ファイバーによって導入された偏波モード分散と偏波面の回転を補償し、前記2つの偏波多重信号の歪と相互干渉を取り除き、かつ2つの送信信号に対応する復号化された光信号を出力することを特徴とする受信装置。
  15. 前記伝送行列であるH(ω)は、
    であり、
    C(ω)及びD(ω)は、
    かつ、
    であり、
    τは、時間的な遅延量であり、cとdは複素係数であり、それぞれ前記出力信号に応じて動的に制御された値であることを特徴とする請求項14に記載の受信装置。
  16. 前記受信装置は、
    入力端に設けられ、受信信号を偏波面に応じて2つの成分へ分離する偏波分岐素子(16)と、
    前記2つの成分をフィルタリングする、前記ファイバーの逆伝送行列を近似した分波デバイス(17)と
    を含むことを特徴とする請求項14に記載の受信装置。
  17. フィルタリングされて得られた2つの成分(y、y)は、光検出手段(18)に加えられ、前記光検出手段により得られた2つの信号(s、s)をクロック回路とデータ再生回路に加えることを特徴とする請求項16に記載の受信装置。
  18. 前記分波デバイス(17)のパラメータは、設定された費用関数を最小化するよう動的に制御することを特徴とする請求項16に記載の受信装置。
  19. 前記費用関数は、2つの前記出力信号について得られた平均自乗誤差の和の関数であることを特徴とする請求項18に記載の受信装置。
  20. 前記費用関数は、2つの前記出力信号について得られたアイダイアグラムの開口度の和の関数であることを特徴とする請求項18に記載の受信装置。
  21. 前記分波デバイスは、平面光導波回路であり、
    前記平面光導波回路は、N個の要素を従属接続した構成を採用しており、
    各要素は、
    2つの光導波路間の遅延量がτとなる干渉計構造(21)と、
    パラメータφnによって制御される位相変調器(22)と、
    パラメータθnによって制御される可変結合器(23)と
    を含むことを特徴とする請求項16に記載の受信装置。
  22. 前記分波デバイスの入力部に、他の可変結合器θnを設けたことを特徴とする請求項21に記載の受信装置。
  23. 前記分波デバイス(17)が備えるN個の前記要素のうちのいくつか又はすべては、より多くの位相変調器(22)及び可変結合器(23)を備えていることを特徴とする請求項21に記載の受信装置。
  24. 前記分波デバイスの全体を表す伝送行列は、
    であることを特徴とする請求項21に記載の受信装置。
  25. 前記伝送行列は、周波数に依存したユニタリー伝送行列であり、
    と表現でき、
    2つの関数C(ω)及びD(ω)は、N+1項までフーリエ級数展開して得られ、
    及びdは、前記分波デバイスについての実際の制御パラメータに対してユニタリーな関係を有する複素係数であることを特徴とする請求項24に記載の受信装置。
  26. 前記分波デバイスは、偏波制御器(PC)と偏波保持ファイバー(PMF)との縦続接続を含むことを特徴とする請求項16に記載の受信装置。
  27. 同一の波長であるものの偏波面が直交する2つの光信号(z、z)を同一のファイバー(15)の中で伝送する方法であって、
    前記光信号の受信端で、前記光信号が占めるスペクトル領域において近似的に前記ファイバーの逆伝送行列となるように出力信号に基づいて動的制御された適切な伝送行列にしたがって、受信した前記光信号が含んでいる直交する偏波面を持つ2つの成分をフィルタリングして分離することで、前記ファイバーによって導入された偏波モード分散と偏波面の回転を補償し、前記2つの光信号に対する歪と相互干渉を取り除き、かつ2つの送信信号に対応する復号化された光信号を出力することを特徴とする方法。
  28. 前記伝送行列であるH(ω)は、
    前記伝送行列であるH(ω)は、
    であり、
    C(ω)及びD(ω)は、
    かつ、
    であり、
    τは、時間的な遅延量であり、cとdは複素係数であり、それぞれ前記出力信号に応じて動的に制御された値であることを特徴とする請求項27に記載の方法。
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