JP2007527807A - 混合ドラム - Google Patents

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アンソニー・ジェイムズ・コーリ
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Abstract

回転コンクリート混合ドラム(16)はスリップ剤で含漬されたポリマー(90)により少なくとも部分的に提供される内側表面(74)を有する。

Description

[0001] この出願は「混合ドラム」という名称の2004年3月4日に出願された継続中の米国仮特許出願番号第60/550,190号からの35U.S.C.§119(e)に基づく優先権を主張し、その全開示を参照としてここに組み込む。
[0002] 前部から放出するコンクリート混合ドラムは一般に車両の運転手台の上方を延び、車両の前部でコンクリートを放出する。このようなドラムは運転手台の上方を延びなければならないので、前部放出式のドラムは極端に長く、典型的には一緒にボルト止めしなければならない余分な区分を必要とする。
この余分な長さはドラムの部分に大きな応力を作用させ、付加的なシームを生じさせ、このようなシームにコンクリートが集まることがある。その結果、前部放出式のドラムのクリーニングは、後部放出式のドラムの内部のクリーニングに比べて、更に一層退屈で、時間を要するものとなる。コンクリート混合ドラムの内部でのコンクリートの収集に加えて、コンクリートはまたコンクリートの外部にもしばしば集まる。ドラムの外部でのコンクリートの収集はドラムのクリーニングの時間及びコストを更に増大させる。
[00011] 図1は一般にシャシー12と、運転手台14と、ドラム16と、混合ドラム及びドラム駆動子17と、送給装置18とを有するコンクリート混合トラック10の側立面図である。シャシー12は一般にトラック10の残りの素子を支持し、動力を与え、そして、一般にフレーム20と、動力源22と、駆動列24と、車輪26とを有する。フレーム20はコンクリートの重い負荷を支えるために必要な構造上の支持及び剛性を備えた混合トラック10を提供する。動力源22はフレーム20に結合され、一般にエネルギ貯蔵源から引き出される機械的な回転エネルギの源を有する。これらに限定されないが、例としては、内燃ガス駆動エンジン、ディーゼルエンジン、タービン、燃料電池駆動モータ及び電気モータ、又は、機械的なエネルギを提供できる任意の他の形式のモータがある。
[00012] この開示の目的のため、「結合」という用語は2つの部材の直接的又は間接的な相互結合を意味する。このような結合は本質的に静止のものでも本質的に可動のものでもよい。このような結合は、2つの部材により又は互いに単一の一体物として一般に形成される2つの部材及び任意の付加的な中間部材により、または、2つの部材又は一緒に取り付けられた2つの部材及び任意の付加的な中間部材により、達成できる。このような結合は本質的に恒久的なものとすることができ、または、代わりに、本質的に可動又は解放可能なものとすることができる。
[00013] 駆動列24は動力源22と車輪26との間に結合され、前後方向にトラック10を運動させるために動力源22から車輪26へ動力(又は運動)を伝達する。駆動列24はトランスミッション25と、車輪端減速ユニット27とを有する。トランスミッション25及び車輪端減速ユニット27の双方は動力源22により車輪26へ伝達されるトルクを調整するために一連又は一組の歯車を利用する。車輪端減速ユニットの1つの例は「非接触バネガイド」という名称の2000年8月9日に出願された米国特許出願番号第09/635,579号明細書に記載されており、その全開示を参照としてここに組み込む。
米国特許出願番号第09/635,579号明細書
[00014] 運転手台14はシャシー12に結合され、トラック10の運転手がトラック10の種々の機能の少なくとも一部を駆動し制御する囲まれた領域を有する。
[00015] 駆動組立体即ち駆動列18は動力源22及び混合ドラム16に作動的に結合され、混合ドラム16に回転力即ちトルクを提供するために動力源22からの動力又は運動を使用する。代わりの実施の形態によれば、駆動列はトラック10に設けられた動力源22以外の源により駆動することができる。
[00016] 混合ドラム16はトラック10により混合されるコンクリート又は他の材料を収容する。混合ドラム16はバレル30と、突起32(図2に示す)と、駆動リング34と、ローラリング36と、ハッチカバー組立体(図示せず)とを有する。バレル30は第1の軸方向端部40で開口38を備えた細長い容器であり、駆動リング34は反対側の軸方向端部42に結合される。バレル30は主要な涙粒又は梨形状の部分44と、切頭漏斗状の鼻部分46とを有する。主要な部分44はバレル30の大半の内部容積を提供し、ほぼ凸状の外側表面48を有する。鼻部分46はほぼ直線状の先細り表面50を有する。表面48、50は凹状の中間部分54で一緒に併合する。図1に示すように、鼻部分46は主要な部分44から運転手台14の上方へ延び、開口38で実質上終端する。開口38はドラム16の内部に連通し、このドラム内部はバレル30の内側表面58及び突起32の外側表面(図2、3に示す)により提供される全体的な内側表面56(図2に示す)を有する。後に一層詳細に説明するが、ドラム16の内側表面56、特にバレル30の内側表面58及び突起32の外側表面60はこのような表面へのコンクリート及び他の凝集物の付着を阻止するように形状づけられる。バレル30の外側表面48、50はまたコンクリート及び他の凝集物の収集を阻止する円滑な表面を提供するように形状づけられる。
[00017] 突起32(図2に示す)はバレル30の内部で螺旋状に延び、バレル30の内側表面58から突出する。(フィン、ブレード、ベイン、スクリュー又はフォーメーションとしても知られる)突起32は、ドラム16が第1の方向に回転するときに、バレル30内のコンクリート及び凝集物を開口38の方へ移動させるように特殊に形状づけられる。逆に、突起32は、ドラム16が第2の反対の方向に回転するときに、コンクリートを混合するためにコンクリート及び凝集物を端部42の方へ移動させるように形状づけられる。
[00018] (スプロケット、スパイダ、デージー等としても知られる)駆動リング34はバレル30の端部42に位置し、ドラム16をドラム駆動子17に作動的に結合するように形状づけられる。ローラリング36はほぼ端部40、42間の位置でドラム16のバレル30の外部のまわりに嵌合する円形で環状の部材である。ローラリング36は、ドラム16が回転するときに、フレーム20に結合されたローラ46をその上に載せる表面として作用するように形状づけられる。駆動リング34及びローラリング36の例は2003年8月15日に出願された混合ドラムという名称の継続中の国際特許出願番号PCT/US03/25656号明細書において見ることができ、この出願の全体の開示を参照としてここに組み込む。
PCT/US03/25656号明細書
[00019] (駆動組立体としても知られる)ドラム駆動子17は動力源22及び混合ドラム16に作動的に結合される。ドラム駆動子17はドラム16を回転させるための回転力即ちトルクを提供するように動力源22から動力又は運動を伝達する。ドラム駆動子17の1つの実施の形態の例は1998年10月13日に発行されたセメントミキサードラム支持体という名称の米国特許第5,820,258号明細書に開示されており、その全体の開示を参照として組み込む。
米国特許第5,820,258号明細書
[00020] 送給装置18は一般にドラム16の端部40に隣接して位置し、開口38を通してコンクリート及び凝集物を受け取りかつコンクリート又は凝集物を所望の位置へ送給するように形状づけられた1又はそれ以上の構造体を有する。送給装置18は噴出口66及びシュート68を有する。噴出口66はシュート68内へコンクリートを漏斗式に送り、シュートはチャンネル内のコンクリート又は凝集物の流れを所望の位置へ案内する。
[00021] 図2ないし4はバレル30及び突起32を一層詳細に示す。図2はドラム16の断面図である。図3はドラム30及び突起32の拡大破断断面図である。図4は線4−4における図3のドラム30の拡大破断断面図である。図2ないし4に示す特定の実施の形態においては、ドラム16はドラム16の軸方向中間地点を横切って延び、特に端部40から端部42へ延びる材料の2つの主要な層74、76から実質上形成される。層74、76は一般にドラム16の主要な構造体を提供する役目を果たす。図示しないが、付加的な非構造的な層又はコーティングを付加的に付加することができる。例えば、比較的薄いペイント、デカルコマニー、コーティング又は他の非構造的な層を層76の外側に更に施すことができる。この開示の目的のため、バレル30又はドラム16に関する「外部」という用語の使用は一般に、デカルコマニー、ペイント、コーティング又は他の非構造的な層のような層76の頂部での付加的な非構造的な層が存在する可能性があるにも拘らず、層76の外部として参照する。層74、76がドラム16の軸方向中間地点を横切って伸び、名目上端部40から端部42へ延びるので、ドラム16は主要な部分44と鼻部分46との間で軸方向の長さに沿って改善された構造上の強度を有する。更に、層74、76が一体物として端部40から端部42へ連続的かつ一体的に延びるので、ドラム16は区分を一緒にボルト止め又は締結した場合のようなシーム又はジョイントを有しない。その結果、ドラム16は、コンクリート又は凝集物が集まることのあるような内側の隅部を有さず、クリーニングを一層容易にする。同時に、ドラム16の外部も表面不連続性、外方に突出するフランジ(ローラリング36以外)又はコンクリート及び凝集物が集まることのあるような他の急激な表面輪郭を有さず、ドラム16のクリーニングを一層簡単にする。
[00022] 層74は一般にスリップ剤で含漬又は浸漬されたポリマーで構成される。この開示の目的のため、「スリップ剤」という用語は、固体であっても液体であっても、ポリマーと混合されたときに、スリップ剤の物質を伴わない同じポリマーに比べて、その表面に沿ってポリマーの摩擦係数を減少させる任意の物質を言う。1つの特定の実施の形態では、スリップ剤はポートランドセメント(Portland Cement)低スランプコンクリートの表面張力よりも小さな表面エネルギを有する。他の実施の形態では、スリップ剤は1cm当り約20ダインより小さな表面エネルギを有する。1つの実施の形態では、スリップ剤はポリマー内で実質上移動しないようになされている。その結果、スリップ剤は積層流出物を生じさせるような層74、76間の境界部へ移動することがない。1つの実施の形態では、スリップ剤はポリデセンである。別の実施の形態では、スリップ剤はポリアルファ・オレフィンである。別の実施の形態では、スリップ剤はポリテトラフルオロエチレンである。他の実施の形態では、他のスリップ剤を使用することができる。
[00023] 1つの実施の形態では、スリップ剤をその中に含漬させるポリマーはポリウレタンを含む。1つの代表的な実施の形態においては、ポリウレタン内に含漬されるスリップ剤はポリテトラフルオロエチレンである。ポリテトラフルオロエチレンは粉末からなる。ポリテトラフルオロエチレンが固体なので、ポリテトラフルオロエチレンはポリウレタンマトリックス内で適所に強固に保持される。ポリテトラフルオロエチレンは含漬されたポリウレタンの少なくとも2重量%である。特に、ポリテトラフルオロエチレンの少なくとも2重量%でポリウレタンを含漬すると、ドラム16の内側表面56へのコンクリート及び凝集材料の付着が減少することが判明した。代表的な実施の形態では、ポリテトラフルオロエチレンは含漬されたポリウレタンの5重量%以下の百分率を有する。その結果、含漬されたポリテトラフルオロエチレンはポリウレタンに強い影響を与えず、これを弱化させない。含漬されたポリマーの物理的な強度が必要ではないような特別な実施の形態においては、ポリテトラフルオロエチレンは含漬されたポリウレタンの重量の一層大きな百分率を有することができる。
[00024] 代表的な実施の形態によれば、ポリテトラフルオロエチレンはデュポン社により商品名ZonylMP−1600として売られているテフロン粉末である。ZonylMP−1600Nは190ないし250℃の温度で使用できる粉末の形をしたフッ素添加剤である。ZonylMP−1600Nはほぼすべての産業上の化学物質及び溶剤に対して不活性である。これは、良好な電気絶縁体であり、水を吸収せず、天候に対して大きな抵抗を有する。ZonylMP−1600はほぼ325℃のピーク溶融温度(ASTMD4894)を有し、(レーザーマイクロトラックにより測定した)平均12マイクロメートルの(容積基礎の)粒子寸法分布を有し、(ASTMD5675のタイプI、グレード3、クラスAを満たす)(窒素吸収により試験された)812M/Gの比表面積を有する。他の実施の形態では、他の粒子寸法を有するか又は他の形をした他のポリテトラフルオロエチレンを使用することができる。
[00025] 1つの実施の形態によれば、ポリテトラフルオロエチレン粉末はコーレス(Cowles)ブレードによる高シア(sheer)混合を使用してポリオール内に分散される。1つの実施の形態では、ポリテトラフルオロエチレン粉末は、プレポリマー及びベンゾフレックス(Benzoflex)である可塑剤の添加前に、ポリオールと混合される。この工程はポリマー(ポリウレタン)マトリックス全体にわたって微細に分布されたポリテトラフルオロエチレン粉末を生じさせる。ポリテトラフルオロエチレン粉末がプレポリマー又はベンゾフレックスの添加前にポリオールと混合されるので、混合物は小さな表面張力を有し、ポリテトラフルオロエチレン粉末上の表面空気の量を減少させ、ポリオール/プレポリマーの反応中に空気の合体により形成される空気気泡を減少させる。含漬されたポリマー内の空気気泡の数を減少させれば、含漬されたポリマー(含漬されたポリウレタン)の強度が増大する。
[00026] 別の実施の形態によれば、スリップ剤はクロンプトン社(Crompton Corporation)により商品名SYNTON油として売られているポリアルファ・オレフィンである。SYNTON油はポリデセンである。特に、SYNTON油はSYNTON PA0 100である。SYNTON PA0 100は100℃で100の動粘度、0.847の比重(20/20℃)、ASTMDで301℃の引火点、ASTMD−92で327℃の着火点及びASTMD−97で−24℃の流動点を有する。
[00027] ポリアルファ・オレフィン流体がポリウレタン内に含漬され2ないし5の重量百分率を有するような実施の形態においては、内側表面56の摩擦係数はほぼ55%だけ減少する。その高い分岐構造のため、ポリウレタンマトリックス内でのポリアルファ・オレフィン流体の移動は比較的遅い。その結果、流体は層76の方へ大幅に移動しない。1つの特定の実施の形態では、ポリアルファ・オレフィン流体は含漬されたポリマー(ポリウレタン)の少なくとも1%の重量百分率を有する。その結果、表面56へのコンクリート付着は少ない。他の実施の形態では、ポリアルファ・オレフィン流体は含漬されたポリマーの少なくとも2%の重量百分率を有し、表面56への微少なコンクリート付着を有する含漬されたポリマーを与える。1つの実施の形態では、ポリアルファ・オレフィン流体は含漬されたポリマーの5%より大きくない重量百分率を有する。その結果、ポリウレタンの物理的特性は実質上影響を受けない。特定の応用においては、ポリアルファ・オレフィン流体は含漬されたポリマーの一層大きな重量百分率を有することができ、この場合、ポリマーの必要な物理的特性は厳重なものとはならない。ポリアルファ・オレフィン流体は、ポリウレタンの物理的強度又は構造上の質を実質上劣化させないようなレベルに、ポリウレタンの摩擦係数を大幅に減少させる。更に、ポリアルファ・オレフィン流体はその移動中に空気を随伴せず、ポリマーに空気を付加しない。以下の表はポリテトラフルオロエチレン粉末(ZonylMP−1600N)の1重量%、2重量%及び3重量%で含漬された場合の(ERAポリマーにより提供される)含漬されたポリウレタン及び1重量%、2重量%及び5重量%のレベルでポリアルファ・オレフィン流体(SYNTON油 PA0 100)により含漬された場合の含漬されたポリウレタンの物理的な質を示す。
Figure 2007527807
[00028] 全体的に、層74がスリップ剤で含漬されたポリマーから形成されるので、ドラム16の内側表面56を形成する層74は低い摩擦係数を有し、ドラム16内で混合されているコンクリート又は他の凝集物の付着が少ない。コンクリート及び凝集物の混合中、表面56は通常研磨され、その中でコンクリートが機械的な係止部を形成し硬化するような小さな溝及びかき跡を形成する。しかし、その低い摩擦係数のため、表面56はそのようなかき跡内でのコンクリート又は他の凝集物の収集を阻止する。更に、スリップ剤が層74を形成するようにポリマー全体にわたって含漬又は少なくとも部分的に浸漬されるので、層74は、ポリテトラフルオロエチレンのようなスリップ剤のみからなる層に比べ、過剰な割合で磨耗しないほど十分な耐性を有する。更に、ポリマーの他の物理的な質の構造上の強度は維持され、特定の実施の形態に使用される。ポリウレタンのようなポリマー内へ含漬されるポリテトラフルオロエチレン又はポリアルファ・オレフィン流体を説明することにより特定の例を提供したが、代わりに、含漬されたポリマーの必要な物理的質に応じて、他のポリマー及び他のスリップ剤種々の相対的な濃度で使用することができる。層74は摩擦係数及び合成された材料の付着を減少させるためにスリップ剤で含漬されたポリマーで構成されるものとして説明したが、代わりに、層74は強度又は耐久剤で含漬したポリテトラフルオロエチレンのようなスリップ剤により形成することができ、この場合、強度又は耐久剤はスリップ剤に添加された場合にスリップ剤の強度又は耐性を増大させる物質である。
[00029] 図示の特定の実施の形態においては、層74は突起32の外側表面60と共に内側表面58又はバレル30に沿って延びる。図3に示すように、1つの特定の実施の形態では、層74は突起32の半径方向中間部分において突起32の全厚さを形成する。図2に示すように、ドラム16の内側表面56を提供する層74は2つの細長いアルキメデスの又は螺旋状の区分80、82により提供される。各区分80、82はバレル30の内側表面58を提供し、突起32を提供する。区分80、82は互いに螺旋状に巻かれるか又は螺合され、その縁部は互いに隣接又は近接して延びる。
[00030] 区分80、82が互いに隣接して位置決めされた後、このような区分80、82の各々は実質上端部40から端部42へ延び、層76は区分80、82上で区分80、82間のシームを横切って端部40から端部42まで連続的で一体的な様式で形成される。1つの特定の実施の形態では、層76は樹脂で被覆され、層74及び区分80、82の上及びそのまわりで巻かれるか又は巻回されたガラス繊維の巻線から形成される。1つの実施の形態では、樹脂はオハイオ州ダブリン(Dublin)のアッシュランド・ケミカル社(Ashland Chemical) から入手できるHetron942(商品名)であり、繊維は好ましくは2400テックスのEガラス(ポンド当り約206ヤード)であるガラス繊維である。主軸(バレル30が最大直径の位置)において繊維が層74のまわりに巻かれる角度は、バレル30の中心軸に関してほぼ10.5度である。巻き工程中、樹脂で被覆されたガラス繊維巻線はほぼドラムの一端から他端へ巻かれる。巻線のリボンは、リボンの各巻回間でほぼ50%の重なりが存在するように、ドラムのまわりに巻かれる。端部から端部まで繊維又は巻線を巻くと、種々の方向において種々の力に耐えるための構造的な支持を備えたドラム16が提供される。区分80、82、突起32及び層76のガラス繊維巻線の一層詳細な説明は、その全体の開示を参照としてここに組み込む、混合ドラムという名称の上記の継続中の国際特許出願番号PCT/US03/25656号明細書、及び、その全体を参照としてここに組み込む、車両装着コンクリート混合ドラム及びその製造方法という名称の2003年5月31日に出願された継続中の国際特許出願番号PCT/AU03/00664号明細書において提供される。本出願の層74は、このような層74がスリップ剤で含漬される点を除いて、上記の継続中の国際特許出願番号PCT/US03/25656号明細書及び上記の継続中の国際特許出願番号PCT/AU03/00664号明細書に記載されたドラムの内側表面及び突起を形成する内側のポリマー層に類似する。
国際特許出願番号PCT/AU03/00664号明細書
[00031] 図4はバレル30に沿った層74、76の大いに拡大した破断断面図である。図4は、ドラム16の外側表面が一層円滑になるように、バレル30の外側表面48、50を仕上げる工程を示し、それによって、層76上へのペイント、ラベル、デカルコマニー又は他の審美的な層の改善された適用を容易にし、更に、ドラム16の外部へのコンクリートの付着を減少させることによりドラム16の外部の改善されたクリーニングを容易にする。図4に示すように、層74は(上述のような)スリップ剤で含漬されたポリマーにより構成された含漬されたポリマー層90と、区分80、82のモールド成形中に層90に接着されるガラス補強プラスチックの層92とを有する。上記の継続中の国際特許出願番号PCT/AU03/00664号明細書に記載されているように、層92はモールドの内部に沿って位置決めされる。その後、液体ポリマー(この場合、液体で含漬されたポリマー)がモールド内に射出され、この場合、スリップ剤で含漬されたポリマーは層92に接着され、その後、モールドから取り出されて、ジグ又は固定具に装着される。
[00032] 図4に示すように、層76は、上記の継続中の国際特許出願番号PCT/AU03/00664号明細書に記載されているように層74のまわりに巻かれた樹脂で被覆されたガラス繊維の巻線を有する副層94を含む。しかし、層94の最外方の外側表面は一般に極端に粗く、塗装、コーティング又は審美的なデカルコマニーの適用を困難にする。図4に示すように、層76は、層94上に犠牲層96を施し、予備的な外側表面98を円滑な仕上げに研磨し、次いで表面98上に頂部層100を施すことにより、更に仕上げられ、それによって、円滑であり、かつ、一層塗装し易く、デカルコマニーを施し易く、又は付加的な非構造的な層を被覆し易い層76の最終的な外側表面102を提供する。
[00033] 1つの特定の実施の形態では、犠牲層96はほぼ2インチ(約50.8mm)の長さを有するガラス繊維のストランドを含むチョッパガラス繊維からなる。その適用中、チョッパガラス繊維は空気ポケットを形成する。層96の研磨は空気ポケットを切断し、予備的な層98に沿って複数のくぼみ、ピンホール又は孔104を露出させる。頂部層100は孔104の上でこれを横切って延び、孔104上で円滑なブリッジを形成する。頂部層100のために選択された材料は、孔104内に下がらずに、代わりに、孔104を横切って橋渡りするのに十分なこわさを有する。1つの特定な実施の形態では、頂部層100はチョッパガラス繊維からなる。層100は一般に犠牲層96の厚さよりも小さな厚さを有する。層96、100の各々がチョッパガラス繊維からなるような1つの実施の形態では、層96は0.25インチ(約6.35mm)までの厚さを有し、一方、頂部層100は0.05インチ(約1.27mm)の最大厚さを有する。出来上がった仕上げ表面102はコンクリートを受け入れ、外側ドラム16のクリーニングを困難にするような孔又はピンホールを有しない。更に、層100はピンホール内でのコンクリートの付着を更に阻止する。もし付着したとすれば、コンクリートが膨張し、ドラム16の表面のひび割れを生じさせる可能性がある。図示の特定の実施の形態においては、犠牲層96は少なくとも16粒度(グリット)を有する研磨剤を使用して研磨される。1つの実施の形態においては、犠牲層96は16グリットのサンドベルトを使用して研磨される。
[00034] 全体として、混合ドラム16は、従来のスチール製の前部放出式のドラムに比べて、容積又は運搬できる凝集物に対して一層軽量となる。更に、鼻部分46が主要な部分44と一体的に形成されるので、ドラム16は、主要な部分44と鼻部分46との間の遷移部となる、連続的で円滑な内側表面58及び連続的で比較的円滑な外側表面54を備えたバレル30を有する。その結果、ドラム16のバレル30の内側及び外側の表面の双方は、コンクリート又は凝集物を収集してクリーニングを困難にさせることがあるような結合部、隅部又は他の表面不連続部(駆動リング36及び突起32を除く)を有しない。ドラム16のクリーニング能力はドラム16の内側表面56を提供するためにスリップ剤で含漬したポリマーを使用することにより更に向上する。バレル30の内側表面及び突起32の外側表面60の双方は、摩擦係数を減少させ、コンクリートの付着を減少させるように、含漬されたポリマーから少なくとも部分的に形成される。同時に、含漬されたポリマーは、含漬されていないポリマーに比べて、同じ物理的な質を実質上維持する。
[00035] 外側表面48、50、54はまたコンクリートの付着に抵抗し、改善された審美的な外観にとって、及び、ペイント、コーティング又はデカルコマニーのような付加的な層の更なる適用を容易にすることにとって、十分な円滑性を有する。特に、犠牲層96は(樹脂で湿潤されたガラス繊維巻線により提供される)層94の外部に沿って一層大きなくぼみ又は谷部を満たし、これらを横切って橋渡りする。犠牲層96の予備的な外側表面98は一層円滑な仕上げとなるように更に研磨される。犠牲層96がチョッパガラス繊維であるような1つの特定の実施の形態においては、これは、予備的な外側表面98にピンホール又は孔104を生じさせる。頂部層100はこのようなピンホール又は孔を満たし、これらを横切って橋渡りし、仕上げ表面102を生じさせる。
[00036] 代わりの実施の形態においては、層76は他の技術及び(又は)材料により仕上げることができる。例えば、犠牲層96は研磨時にピンホール又は孔を生じさせないような材料により提供することができる。このような代わりの実施の形態においては、頂部層100を省略することができる。更に別の実施の形態においては、犠牲層96を省略することができ、この場合、層94の外部は研磨(即ちサンド研磨)され、頂部層100は層94に直接施される。このような応用においては、層94は好ましくは、層94の一部が犠牲になった後に、ドラム16の強度要求を満たすのに十分な厚さ又は強度を有するべきである。
[00037] ドラム16はドラム16の性能を共働的に向上させるいくつかの特徴の組合せを含むものとして示す。他の実施の形態又は応用においては、このような特徴は互いに独立に又は異なる組合せとして使用することができる。例えば、スリップ剤で含漬されたポリマー(または、代わりに、強度/耐久剤で含漬されたスリップ剤)から形成された層74はバレル30の内側表面58及び突起32の外側表面60の双方を一体的に形成するものとして示すが、他の実施の形態では、代わりに、層74はバレル30の内側表面58のみを形成することができる。更に別の実施の形態においては、層74は突起32の外側表面60のみを形成することができる。層74はバレル30と一緒に突起32を一体的に形成するものとして示したが、代わりに、突起32はバレル30に締結又は接着された別個に形成された構造体からなる。このような代わりの応用においては、バレル30の内側表面58及び突起32の外側表面60の一方又は両方は更に含漬されたポリマーを含むことができる。
[00038] 層74が前部放出式のコンクリート混合ドラム16に利用されたものとして示したが、代わりに、スリップ剤で含漬されたポリマーを備えた層74は、図5−8に示し上記の継続中の国際特許出願番号PCT/US03/25656号明細書に記載されたような後部放出式のドラム116に使用することができる。層74はドラムの内部を形成する少なくとも2つのアルキメデスの螺旋状区分から形成された(前部放出式又は後部放出式の)コンクリート混合ドラムに利用されるものとして示したが、代わりに、含漬されたポリマーは、ドラムの内側表面56が同時にモールド成形されるようなドラムに使用できる。例えば、その全開示を参照として組み込む、コンクリート混合のための車両装着プラスチックドラム及びその製造方法という名称の2000年10月9日に出願された継続中の国際特許出願番号PCT/AU00/01226号明細書に開示された混合ドラムにおいては、ドラムの内側表面(含漬されていないポリウレタン)を提供するものとして開示されたポリマーは含漬されていないポリウレタンのようなスリップ剤で含漬されたポリマーと交換することができる。
PCT/AU00/01226号明細書
[00039] ガラス繊維から形成された層74の外側の層に関連して利用されるものとしてスリップ剤で含漬されたポリマーから形成された層74を説明したが、代わりに、層74は1又はそれ以上の他の材料から形成された層74の外側の層に関連して使用することができる。例えば、代わりに、層74は金属から形成された層74の外側の付加的な層と一緒に使用することができる。モールド成形の代わりに、スリップ剤で含漬されたポリマーは代わりに層76上に被覆することができる。1つの実施の形態においては、層74はガラス繊維のような1又はそれ以上の非金属材料から形成された層76上に被覆することができる。別の実施の形態においては、層74はスチールのような金属から形成された層76上に被覆することができる。
[00040] 層74は端部40から端部42へ連続的に延びるものとして示したが、代わりに、層74は端部40から端部42へ延びない区分としてモールド成形することができ、または、それ自体端部40から端部42へ連続的に延びない層76上に被覆又は適用できる。例えば、代わりに、層76はガラス繊維のような非金属材料又はスチールのような金属材料から形成され、互いに接着又は締結されたほぼ環状の区分(ただし、端部42に対しては閉じている)から形成することができる。このような応用においては、層74は、区分が一緒に組立てられた後又はその前に、例えば散布により環状の区分上に被覆できるか、または、区分が一緒に締結された後又はその前に、区分に締結することができる。1つの実施の形態では、層74は区分として形成することができ、改善された強度のためにドラムの内部に沿って層76の区分間のシームを横切って重なるか又は橋渡しするように、区分となった層76に締結することができる。上述のように、層74が既存のドラムに被覆されるか又は散布される場合のような、層74の構造的な要求が厳重ではないようなそれらの応用においては、ポリマー内に含漬されるスリップ剤の量又は百分率は増大させることができる。
[00041] 突起32は図2ないし3に示す形及び形状を有するものとして示したが、代わりに、突起32は他の形状を有することができ、他の技術により形成することができる。例えば、代わりに、突起32はその全開示を参照としてここに組み込む、継続中の米国特許出願番号第10/049,605号明細書に示すように形状づけられ、形成することができる。更に他の実施の形態では、突起32は他の材料及び他の工程から形成することができる。
米国特許出願番号第10/049,605号明細書
[00042] 図4に関して説明した仕上げ工程はドラム16のバレル30の外部の仕上げに関連して説明したが、この仕上げ工程はまた比較的粗い織り表面を招くガラス繊維又は他の材料により提供される(塗装、デカルコマニー等前の)外側表面を有する他のドラムに使用することができる。例えば、仕上げ工程はまたその全開示を参照としてここに組み込む、上記の継続中の米国特許出願番号第10/049,605号明細書に従って形成されたドラムの外側表面を仕上げるために使用することができる。ドラム16のバレル30の全体の外側表面は図4に関して説明した工程に従って仕上げられるものとして説明したが、代わりに、この仕上げ工程はバレル30の表面の選択された領域のみに沿って行うことができる。
[00043] 図5−8はポリデセン又はポリアルファ・オレフィン流体又はポリテトラフルオロエチレンのような含漬されるスリップ剤を含む内側ドラム層134を備えた後部放出式のドラム116を有するコンクリート混合トラック110を示す。コンクリート混合トラック110はシャシー112と、運転手台区域114と、混合ドラム116と、混合ドラム駆動列118とを有する。シャシー112はフレーム120と、動力源122と、駆動列124と、車輪126とを有する。フレーム120はコンクリートの重い負荷を支えるのに必要な構造上の支持及び剛性を備えた混合トラック110を提供する。動力源122はフレーム120に結合され、一般に貯蔵されたエネルギの源から引き出される機械的な回転エネルギの源を有する。これらに限定されないが、例としては、内燃ガス駆動エンジン、ディーゼルエンジン、タービン、燃料電池駆動モータ、電気モータ又は機械的なエネルギを提供できる任意の他の形式のモータがある。
[00044] 駆動列124は動力源122と車輪126との間で結合され、前後方向にトラック110を運動させるように動力源122から車輪126へ動力(又は運動)を伝達する。駆動列124はトランスミッション125と、車輪端減速ユニット127とを有する。トランスミッション125及び車輪端減速ユニット127の双方は動力源122から車輪126へ伝達されるトルクを調整するために一連又は一組の歯車を利用する。車輪端減速ユニットの1つの例はその全開示を参照としてここに組み込む、非接触バネガイドという名称の上記の継続中の米国特許出願番号第09/635,579号明細書に記載されている。
[00045] 運転手台区域114はシャシー112に結合され、閉じられた領域を有し、そこから、トラック110の運転手はトラック110の種々の機能のうちの少なくともいくつかを駆動及び制御する。
[00046] 駆動組立体即ち駆動列118は動力源122及び混合ドラム116に作動的に結合され、混合ドラム116に回転力即ちトルクを提供するために動力源122からの動力又は運動を使用する。代わりの実施の形態によれば、駆動列はトラック110に設けた動力源122以外の源により作動させることができる。
[00047] ここで図7を参照すると、混合ドラム116はバレル133と、突起132と、傾斜部140と、ハッチカバー組立体137又は300と、駆動リング139と、ローラリング135とを有する。バレル133は一端(小さい方の端部)で開口128を有するほぼ涙粒又は梨形状の容器であり、(上述の)駆動リング139はバレル133の大きい方の端部130に結合される。バレル133は内側のドラム層134及び外側のドラム層136を有する。内側のドラム層134は一緒に「螺合」又は組み合わされる2つの螺旋形状の区分141、143から作られる。区分141、143の各々は、区分141、143が完全に組立てられたときにバレル133の中心軸131となる軸線のまわりで螺旋の形状となって形成される実質上平坦なパネルである。区分141、143の各々はバレル133の軸131に実質上平行に延びる(又は、中心軸の長さにほぼ沿って延びる)幅Wと、軸131を実質上包囲するか又は取り囲む長さとを有する。1つの代表的な実施の形態によれば、各区分の幅は、例えばほぼ6インチ(約152.4mm)ないし36インチ(約914.4mm)の間で、各区分の長さに沿って変化する。区分141、143の各々は区分の長さを延びる第1の縁部147と、区分の長さを延びる第2の縁部149とを有する。区分141、143の各々は、区分の第1の縁部147と同じ区分の第2の縁部149との間にギャップが存在するように、バレル133の軸131のまわりで螺旋状となる。このギャップは、第1の区分に組み合わされるか又は螺合されたときに他方の区分により満たされる空間を提供する。従って、区分141、143が内側のドラム層134を形成するように一緒に組立てられたとき、区分141の縁部147は区分143の縁部149に当接し、区分141の縁部149は区分143の縁部147に当接する。シーム158は、区分141、143の縁部が互いに当接する箇所に形成される。
[00048] 内側のドラム層134の2つの区分が組立てられた後、外側のドラム層136が内側のドラム層134の外表面のまわりで連続的な層として形成される。従って、外側のドラム層134はバレルの一端から他端へ連続的に延び、区分141、143間のシームを跨ぐ。外側のドラム層136は内側のドラム層134の外表面のまわりに樹脂で被覆された繊維を巻くことにより得られる繊維で補強された複合材料から作られる構造的な層である。1つの実施の形態によれば、樹脂は上記のオハイオ州ダブリンのアッシュランド・ケミカル社 から入手できるHetron942(商品名)であり、繊維は好ましくは2400テックスのEガラス(ポンド当り約206ヤード)であるガラス繊維である。1つの実施の形態によれば、繊維が主軸(バレル133が最大直径を有する位置)においてドラムのまわりに巻かれる角度は、バレル133の軸131に関してほぼ10.5度である。巻き工程中、樹脂で被覆された繊維はほぼドラムの一端から他端まで巻かれる。1つの実施の形態によれば、繊維はほぼ250ミリメートルの幅で64個のストランドを含むリボン又は束として提供される。繊維のリボンは、リボンの各巻回間でほぼ50%の重なりが存在するように、ドラムのまわりに巻かれる。端部から端部まで繊維を巻くと、種々の方向においてドラム116に適用される種々の力に耐えるための構造的な支持を備えたドラム116を提供する補助となる。
[00049] 代表的な実施の形態によれば、突起132及び傾斜部140は区分141、143と共に単一の一体物として一体的に形成される。各区分141、143及び対応する突起及び傾斜部は、スリップ剤で含漬されたポリウレタンから射出成形工程により形成され、外側のドラム層136は樹脂で被覆されたガラス繊維を使用して作られる。他の代わりの実施の形態によれば、内側のドラム層及び(又は)外側のドラム層は、これらに限定されないが、ポリマー、エラストマー、ゴム、セラミック、金属、複合体等を含む任意の1又はそれ以上の種々の異なる材料から作ることができる。更に他の代わりの実施の形態によれば、ドラムを構成するために他の工程又は素子を使用することができる。例えば、種々の代わりの実施の形態によれば、内側のドラム層は単一の一体物として形成できるか、または、任意の数の別個の部品、素子又は区分から形成することができる。他の代わりの実施の形態によれば、内側のドラム層又は内側のドラム層の一部を形成する任意の区分は他の方法又は技術を使用して作ることができる。更に他の代わりの実施の形態によれば、外側のドラム層は任意の1又はそれ以上の数の異なる方法又は技術を使用して内側のドラム層上に施すことができる。
[00050] 更に図7を参照すると、突起132a、132bは区分141、143にそれぞれ結合され、それぞれの区分の長さに沿ってバレル133の中心軸131の方へ内方に延びる。従って、2つの実質上同一の突起132a、132bは内側のドラム層134に結合され、アルキメデスの螺旋の形となって内側のドラム層134の内表面のまわりで螺旋状となる。1つの実施の形態においては、突起132a、132bはバレル133の軸方向中間点を横切ってバレル133の軸方向端部から延びる。突起132a、132bはほぼ180度だけ軸131のまわりで円周方向に離間する。突起132a、132bが実質上同一なので、突起132a、132bの一方(又は両方)を説明する際の突起の更なる参照としては、単に「突起132」として扱う。
[00051] 突起及び1又はそれ以上の傾斜部は内側のドラム層134の各区分に結合される。各区分に結合された突起及び傾斜部(単数又は複数)が実質上同一の構造及び素子を含むので、1つの区分に結合された突起及び傾斜部を説明する場合でも、他の区分の突起及び傾斜部も実質上同一であることを理解されたい。図4は区分141に結合された突起132及び傾斜部140a、140bを一層詳細に示す。
[00052] 突起132(例えばフィン、ブレード、羽根、スクリュー、フォーメーション等)はベース部分142と、中間部分144と、端部分146とを有する。ベース部分142は区分141からドラム116の軸線の方へ内方に延び、区分141と突起132の中間部分144との間の遷移領域として作用する。このような遷移領域は、コンクリートによる突起132への力の作用に由来することのあるベース部分142内での応力集中を減少させる傾向を有する点で、有益である。応力集中の減少は、疲労のために突起132が損傷する可能性を減少させる傾向を有する。繊維領域を提供するため、ベース部分142は区分141から中間部分144への漸進的な遷移を提供するように突起132の各側でR付け又は先細りされる。硬化したコンクリートのいかなる望ましくない蓄積をも最小にするため、半径は好ましくは10ミリメートルよりも大きい。1つの代表的な実施の形態によれば、半径はほぼ50ミリメートルである。別の実施の形態によれば、半径は、区分141に近い方の突起132の各側において、突起132の中心線からほぼ3インチ(約76.2mm)の地点から始まり、突起132の中間区域144近くの突起132の高さHのほぼ5インチ(約127mm)までで終了する。ドラム116が回転するので、突起132の任意の特定の区分の方位は常に変化する。従って、突起132の説明を間単にするため、突起132に関して使用する場合の「高さ」という用語は区分141に近い方のベース部分の中心から端部分146の先端に向かって測定した、ドラム116の中心軸の方へ内方に延びる突起132の距離を意味するものとする。しかし、突起132の高さは突起132の長さに沿って変化することに留意すべきである。その結果、半径又は先細りが開始及び(又は)終了する位置、又は、半径又は先細りが延びる距離は、突起の任意の特定の部分の高さ及び(又は)位置に応じて変化することがある。種々の代わりの実施の形態によれば、ベース部分の半径は一定とすることができるか又は変化することができる。他の代わりの実施の形態によれば、区分と突起の中間部分との間の遷移部は傾斜させることができるか又はある他の漸進的な遷移の形とすることができる。更に、遷移部又は先細りが開始又は終了できる位置は、使用する材料、内側のドラム壁の厚さ、突起の高さ、突起上の負荷、ドラム内での突起の特定の部分の位置及び種々の他の因子に応じて、変化することがある。
[00053] 任意の代表的な実施の形態によれば、先細りの特徴は、突起がコンクリートにより加えられる負荷の下で少なくとも部分的に撓むことができるように、すべきである。しかし、先細りが突起の過剰な撓みを許すような場合は、突起が迅速に疲労する可能性が生じる。他方、先細りが突起の十分な撓みを許容しないような場合は、突起上のコンクリートの力は内側のドラム層134上に作用し、外側のドラム層136から内側のドラム層を引き裂く可能性がある。
[00054] 突起132の中間部分144はベース部分142と端部分146との間を延びる。1つの実施の形態によれば、中間部分144はほぼ6ミリメートルの厚さを有し、コンクリートからの力を受けたときに撓むように設計される。
[00055] 突起132の端部分146は中間部分144からドラム116の軸線の方へ延び、支持部材148及びスペーサ150を有する。端部分146の厚さは中間部分144の厚さよりも実質上大きい。突起132の長さに沿って端部分146の特定の区分が設けられる箇所に応じて、端部分146の付加的な厚さは中間部分144上でセンタリングして片側又は反対側に片寄ることができる。突起132の長さに沿ったある領域では、端部分146は中間部分144の片側(例えば、開口128に最も近い方の側又は端部130に最も近い方の側)のみに設けられる。このような形状においては、端部分146は中間部分144の片側上で延び、端部分146がその上を延びる中間部分144の側に接触するコンクリートを移動させ混合させる突起132の能力を改善するような役目を果たすリップ部即ちフランジとして作用する。中間部分144に関する端部分146の増大した厚さのため、端部分146は中間部分144から端部分146への漸進的な遷移を提供する遷移区域145を含む。代表的な実施の形態によれば、遷移区域はR付けされる。代わりの実施の形態によれば、遷移区域は傾斜させるか又は先細りさせることができる。端部分146上を通過するコンクリートの結果として生じることのあるいかなる磨耗又は蓄積をも最小化するため、突起132は丸い縁部152で終端する。
[00056] 種々の代わりの実施の形態によれば、ベース区域、中間区域及び端区域の各々はドラムを使用する特定の立場又は状況に応じて異なる寸法、形、厚さ、長さ等とすることができる。
[00057] 図8は支持部材148を一層詳細に示す。図8に示すように、支持部材即ちトーションバー148は突起132に対して構造上の支持を提供するために突起132の端部分146内に埋設された細長い円形ロッド又は梁である。トーションバー148は突起132の螺旋様の形状に対応する形状を有し、突起132の全長を延びる。バー148の端部は内側のドラム層134内に埋設される開拡した繊維を有する。トーションバー148はコンクリートにより突起132に負荷が作用したときに突起132の端部分146を撓ませる能力を実質上制限するように作用し、それによって、突起132がコンクリートにより折り曲がったり屈曲するのを阻止する。突起132を支持するのに十分剛直だが、トーションバー148は好ましくは捩り的に撓むことができる。トーションバー148の捩り的な撓みは突起132の端部分146の撓みから由来する捩り荷重に耐えることを可能にする。1つの代表的な実施の形態によれば、支持部材148は炭素又は黒鉛繊維及びウレタン基礎の樹脂を主として作られた複合材料である。1つの代表的な実施の形態によれば、ウレタン基礎の樹脂に対する炭素繊維の比率は、ウレタン基礎の樹脂の9ポンドに対して炭素繊維の11ポンドである。このようなウレタン基礎の樹脂の1つの例はオーストラリアのエラ・ポリマー・プティ社(Era Polymers Pty Ltd)から入手できるErapolEXP02−320である。代わりの実施の形態によれば、支持部材は、支持部材が所望の構造上の支持を提供するのを許容し、更に同時に、トーションバーがトーションバーに作用することのある捩り荷重に耐えるのを許容するような材料の任意の組合せから作ることができる。例えば、トーションバーは1又はそれ以上のガラス繊維及びエステル基礎の樹脂から作ることができる。他の代わりの実施の形態によれば、支持部材の寸法及び形状は支持部材を使用する特定の状況に応じて変更することができる。
[00058] 代表的な実施の形態によれば、支持部材148は引出し工程で作られる。引出し工程は繊維の束を収集する工程と、樹脂槽中で繊維を通過させる工程と、次いで樹脂で被覆された繊維を、チューブを通して引っ張る工程とを有する。次いで、支持部材148は適当な形状のマンドレルのまわりに巻かれ、支持部材148に所望の形状を与えるように硬化される。繊維はチューブを通過して繊維に結合されたウインチのケーブルによりチューブを通して引っ張られる。繊維へのケーブルの結合を容易にするため、繊維は二重にされ、ケーブルは二重にした繊維により形成されるループに取り付けられる。ウインチはチューブを通してケーブルを引き戻し、今度は、ケーブルがチューブを通して繊維を引っ張る。1つの代表的な実施の形態によれば、チューブに入る前に繊維を通過させるウレタン基礎の樹脂は、繊維がチューブを通して引っ張られているときに、チューブの長さに沿った種々の地点でチューブ内に射出される。代わりの実施の形態によれば、支持部材は1又はそれ以上の種々の異なる工程により作ることができる。
[00059] 1つの代表的な実施の形態によれば、突起132及び傾斜部140は単一の一体物として各区分141、143と一体的に形成され、区分141、143と一緒に作られる。上述のように、各区分141、143及び対応する突起132及び傾斜部140は好ましくは射出成形工程により作られ、その間、エラストマーがモールド間に射出される。突起132の端部分146内に支持部材148を埋設するため、支持部材148はエラストマーの射出前に突起132の形状を画定するモールド内に置かれる。射出工程中にモールド内の適正な位置に支持部材148を保持するため、螺旋バネ150として示すスペーサが、支持部材148の長さに沿って間欠的に離間して、支持部材148の周辺のまわりに巻かれる。各バネ150はバネ150の一端を他端に接続することにより支持部材148の周辺のまわりで保持される。支持部材148及びバネ150が射出工程前にモールド内に置かれたとき、バネ150はモールド154の内側表面に接触し、それによって支持部材148をモールド内の適正な位置に保持する。
[00060] エラストマーがモールド内に射出されたとき、エラストマーはバネ150を通って流れ、各そのコイルを取り囲む(例えば、合体、包囲等)。その結果、エラストマーがバネ150のコイルに固定接着されなかった場合に、バネ150が配置される突起132に沿った領域がバネスペーサ150の存在しない突起132に沿った領域よりも大幅に弱くなるように、バネ150を通るエラストマーの連続的な流れが存在する。種々の代わりの実施の形態によれば、他の材料及び構造体をスペーサとして使用できる。例えば、スペーサはポリマー、エラストマー、金属、セラミック、木材等を含む任意の1又はそれ以上の種々の材料から作ることができる。スペーサはまた、これらに限定されないが、円形、矩形、三角形又は任意の他の形状を含む、種々の異なる形及び形状のうちの任意の1つとすることができる。更に、スペーサは支持部材を実質上取り囲まなくてもよいが、むしろ、支持部材の周辺のまわりで間欠的に設けられた1又はそれ以上の部材を有することができる。他の代わりの実施の形態によれば、スペーサはモールドの内側表面に接触する外径を備え、支持部材を通過させる開口を備えた平坦なディスク又はシリンダとすることができる。平坦なディスク又はシリンダはまた、ディスクの少なくともある領域を通る射出されたエラストマーの連続的な流れを許容するように、そこを貫通する複数の開口を有することができる。
[00061] 例示的な実施の形態を参照して本発明を説明したが、当業者なら、本発明の精神及び要旨から逸脱することなく、形及び詳細について変更が可能であることを認識できよう。例えば、1又はそれ以上の利点を提供する1又はそれ以上の特徴を有するものとして異なる例示的な実施の形態を説明したが、説明した特徴は、説明した例示的な実施の形態において又は他の代わりの実施の形態において、互換できるか又は代わりに互いに組み合わせることができることが考えられる。本発明の技術が比較的複雑なので、技術におけるすべての変更は予知できない。例示的な実施の形態を参照して説明し、特許請求の範囲に記載した本発明はできる限り広義に解釈すべきことは明白である。例えば、他に特別な注意書きがない限り、単一の特定の素子を述べた特許請求の範囲は複数のそのような特定の素子をも包含する。
[0003] 1つの代表的な実施の形態に係る混合ドラムを有するコンクリート混合車両の側立面図である。 [0004] 図1のドラムの断面図である。 [0005] 図1のドラムの一部の拡大破断断面図である。 [0006] 図1のドラムのバレルの拡大破断断面図である。 [0007] 混合ドラムの別の実施の形態を伴う図1のコンクリート混合車両の代わりの実施の形態の側立面図である。 [0008] 図5の混合ドラムの斜視図である。 [0009] 7−7線における図5のドラムの断面図である。 [00010] 図5のドラムの部分断面図である。

Claims (58)

  1. 回転コンクリート混合ドラムにおいて、
    スリップ剤で含漬されたポリマーにより少なくとも部分的に提供される内側表面を有することを特徴とするドラム。
  2. 上記ポリマーがポリウレタンを含むことを特徴とする請求項1に記載のドラム。
  3. 上記スリップ剤がポートランドセメント低スランプコンクリートの表面張力よりも小さな表面エネルギを有することを特徴とする請求項1に記載のドラム。
  4. 上記スリップ剤が1cm当り約20ダインより小さな表面エネルギを有することを特徴とする請求項1に記載のドラム。
  5. 上記スリップ剤がポリデセンであることを特徴とする請求項1に記載のドラム。
  6. 上記スリップ剤がポリアルファ・オレフィン流体であることを特徴とする請求項1に記載のドラム。
  7. 上記スリップ剤がポリテトラフルオロエチレンであることを特徴とする請求項1に記載のドラム。
  8. 上記ポリマー材料がポリウレタンであり、上記スリップ剤がポリテトラフルオロエチレンであり、上記含漬されたポリマーの少なくとも2重量%がポリテトラフルオロエチレンであることを特徴とする請求項1に記載のドラム。
  9. 上記表面に沿った上記含漬されたポリマーの5重量%以下がポリテトラフルオロエチレンであることを特徴とする請求項8に記載のドラム。
  10. 上記ポリテトラフルオロエチレンが上記表面に沿った上記含漬されたポリマーの約2重量%であることを特徴とする請求項1に記載のドラム。
  11. 上記ポリマーがポリウレタンであり、上記スリップ剤がポリアフファ・オレフィンであることを特徴とする請求項1に記載のドラム。
  12. 上記含漬されたポリマーの5重量%以下がポリアルファ・オレフィンであることを特徴とする請求項11に記載のドラム。
  13. 上記含漬されたポリマーの少なくとも2重量%がポリアルファ・オレフィンであることを特徴とする請求項12に記載のドラム。
  14. 上記含漬されたポリマーの少なくとも2重量%がポリアルファ・オレフィンであることを特徴とする請求項11に記載のドラム。
  15. 上記ポリアルファ・オレフィンが上記表面に沿った上記含漬されたポリマーの約3重量%を含むことを特徴とする請求項11に記載のドラム。
  16. 上記スリップ剤が上記ポリマー内で実質上移動しないようになされていることを特徴とする請求項1に記載のドラム。
  17. 上記内側表面に沿って上記含漬されたポリマーを含む内側の層と;
    上記ドラムの外側表面を提供する外側の層と;
    を有することを特徴とする請求項1に記載のドラム。
  18. 上記外側の層が非金属であることを特徴とする請求項17に記載のドラム。
  19. 上記外側の層がガラス繊維を含むことを特徴とする請求項18に記載のドラム。
  20. 上記外側の層が、
    上記内側の層のまわりのガラス繊維巻線と;
    有孔研磨表面を有する、上記巻線上のチョッパガラス繊維の第1の層と;
    上記孔を横切って上記第1の層上に位置するチョッパガラス繊維の第2の層と;
    を有することを特徴とする請求項19に記載のドラム。
  21. 上記第1の層が第1の厚さを有し、上記第2の層が一層薄い第2の厚さを有することを特徴とする請求項20に記載のドラム。
  22. 上記第1の層が約0.25インチ(約6.35mm)の厚さを有し、上記第2の層が約0.05インチ(約1.27mm)の厚さを有することを特徴とする請求項20に記載のドラム。
  23. 上記第2の層が約0.1インチ(約2.54mm) の厚さを有することを特徴とする請求項20に記載のドラム。
  24. 上記研磨表面が16グリットの研磨剤で研磨されたような平滑度を有することを特徴とする請求項20に記載のドラム。
  25. 上記外側の層が、
    上記内側の層のまわりのガラス繊維巻線と;
    孔を備えた表面を有する、上記巻線上の犠牲層と;
    上記孔を横切って上記犠牲層上に位置する頂部層と;
    を有することを特徴とする請求項17に記載のドラム。
  26. 上記外側の層が金属であることを特徴とする請求項17に記載のドラム。
  27. 上記含漬されたポリマーが少なくとも15MPaの引張り強さを有することを特徴とする請求項1に記載のドラム。
  28. 上記含漬されたポリマーが少なくとも12MPaのモジュラス300%を有することを特徴とする請求項1に記載のドラム。
  29. 上記含漬されたポリマーが少なくとも68kN/mの引裂強度を有することを特徴とする請求項1に記載のドラム。
  30. 上記ドラムが回転するときに材料を移動させるように形状づけられた内方へ延びる突起を有し、同突起が当該ドラムの上記内側表面を部分的に提供することを特徴とする請求項1に記載のドラム。
  31. 上記突起が上記含漬されたポリマーを含む外側表面を有することを特徴とする請求項30に記載のドラム。
  32. 上記突起のうちの1つの少なくとも一部が上記含漬されたポリマーから完全に形成された厚さを有することを特徴とする請求項31に記載のドラム。
  33. コンクリート混合ドラムに使用するためのフィンにおいて、
    スリップ剤で含漬されたポリマーにより少なくとも部分的に提供される外側表面を有することを特徴とするフィン。
  34. コンクリート混合ドラムのためのドラムバレルにおいて、
    スリップ剤で含漬されたポリマーにより少なくとも部分的に提供される内側表面を有することを特徴とするバレル。
  35. コンクリート混合ドラムを形成するための方法において、
    スリップ剤でポリマーを含漬する含漬工程と;
    上記含漬されたポリマーによりコンクリート混合ドラムの内側表面を形成する工程と;
    を有することを特徴とする方法。
  36. 上記含漬されたポリマーをモールド成形する工程を有することを特徴とする請求項35に記載の方法。
  37. 上記含漬されたポリマーを散布する工程を有することを特徴とする請求項35に記載の方法。
  38. 上記スリップ剤がポリテトラフルオロエチレンを含むことを特徴とする請求項35に記載の方法。
  39. 上記含漬工程がポリテトラフルオロエチレン粉末をポリオールと混合する混合工程を有することを特徴とする請求項37に記載の方法。
  40. 上記混合工程が高シア混合工程であることを特徴とする請求項39に記載の方法。
  41. 上記混合工程がカーレスブレードミキサーを使用して遂行されることを特徴とする請求項40に記載の方法。
  42. 上記含漬されたポリマーを第1の区分としてモールド成形する工程と;
    上記区分で上記ドラムの内側表面を形成する工程と;
    上記第1の区分の外部にガラス繊維を施す工程と;
    を有することを特徴とする請求項35に記載の方法。
  43. 上記含漬されたポリマーを第2の区分としてモールド成形する工程と;
    上記ドラムの内部を形成するように上記第2の区分を上記第1の区分に結合する結合工程と;
    上記第2の区分の外部にガラス繊維巻線を施す工程と;
    を有することを特徴とする請求項42に記載の方法。
  44. 上記第1の区分及び上記第2の区分が螺旋状であり、上記結合工程が当該第1の区分及び当該第2の区分を一緒に螺合する工程を有することを特徴とする請求項43に記載の方法。
  45. 上記巻線上にガラス繊維の犠牲層を施す工程と;
    孔を有する研磨された外側表面を形成するように上記犠牲層を研磨する工程と;
    上記研磨された外側表面上にガラス繊維の頂部層を施す工程と;
    を有することを特徴とする請求項43に記載の方法。
  46. 予備的な外側表面を有するコンクリート混合ドラムの外部を仕上げる方法において、
    上記予備的な外側表面上にガラス繊維の犠牲層を施す工程と;
    孔を有する研磨された表面を形成するように上記犠牲層を研磨する工程と;
    上記孔上で上記研磨された表面上に頂部層を施す工程と;
    を有することを特徴とする方法。
  47. 上記犠牲層が少なくとも16グリットの研磨剤を使用して研磨されることを特徴とする請求項46に記載の方法。
  48. 上記頂部層がチョッパガラス繊維であることを特徴とする請求項46に記載の方法。
  49. 上記頂部層が0.50インチ(約12.7mm)以下の厚さを有することを特徴とする請求項48に記載の方法。
  50. コンクリート混合トラックにおいて、
    シャシーと;
    上記シャシーにより支持された運転手台と;
    上記シャシーにより支持され、上記運転手台上を延びるドラムであって、同ドラムの軸方向中心線に沿ってアルキメデスの螺旋となって延びる第1の区分を有するドラムと;
    上記ドラムの上記軸方向中心線に沿ってアルキメデスの螺旋となって延びる第2の区分と;
    を有し、上記第1の区分及び上記第2の区分が互いに隣接して延びることを特徴とするトラック。
  51. コンクリート混合ドラムにおいて、
    内側表面及び外側表面を有するバレルと;
    上記内側表面に沿って螺旋状に延びる少なくとも1つの突起と;
    を有し、上記内側表面がポリマーにより提供され、上記外側表面が凸状部分と凹状部分とを有することを特徴とするドラム。
  52. 上記凹状部分が上記ドラムの軸方向中央区分に沿って位置することを特徴とする請求項51に記載のドラム。
  53. 上記凸状部分及び上記凹状部分が単一の一体物として一体的に形成されることを特徴とする請求項51に記載のドラム。
  54. 上記凸状部分及び上記凹状部分がガラス繊維巻線から形成されることを特徴とする請求項53に記載のドラム。
  55. 上記内側表面が第1のアルキメデス区分により少なくとも部分的に提供されることを特徴とする請求項51に記載のドラム。
  56. 上記突起が上記バレルの上記内側表面と一緒に単一の一体物として一体的に形成されることを特徴とする請求項51に記載のドラム。
  57. 上記内側表面が上記第1の区分のまわりに螺合された第2のアルキメデス区分により提供され、上記第1の区分及び上記第2の区分の各々が外側の中間部分凹状表面を有することを特徴とする請求項55に記載のドラム。
  58. 回転コンクリートドラムにおいて、
    スリップ剤又は強度/耐久剤のうちの一方により含漬された、上記スリップ剤又は強度/耐久剤のうちの他方を含む材料により部分的に提供される内側表面を有することを特徴とするドラム。
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