JP2007524434A - 腹圧をモニターする装置 - Google Patents

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Abstract

入院患者の腹圧をモニターするこの改良された器機には、尿バルブに接続されている導尿管によって、導尿管の排出側と排出源、あるいは排出側と液源との選択可能な連絡位置を定めることができる。好ましくは、尿バルブは足と弁が接することから生じる患者の不快感を避けるような場所にハウジングされる。操作可能なそのようなひとつの保護ハウジングは、別個のトレイ構成要素として体化することができる。その配管機構には患者の足の間にある導管経路を補助する、実質的に平行に配置された、液を貯めておくところと排出導管があることが望ましい。尿バルブが液源に連絡するとき、注入ポンプを使用して、公知の液量を尿バルブから、液圧を計測できる患者の膀胱へと注入する。液が通過するところにはダブルチェックバルブが備えられ、患者の膀胱に注射器を使用して液状ボーラスを繰り返し注入できるようになっていることが望ましい。液圧を計測した後、尿バルブは膀胱排出ポジションに戻される。

Description

優先権主張
本明細書は2003年3月4日に申請された合衆国特許局申請書10/379,222の「腹圧をモニターする装置」の恩典を主張するものである。
この発明は主にバルブ、導管を含む配管装置、および圧力計測装置にかかわるものである。この発明は特に膀胱の圧力を計測するように設定された構築物であり、患者の腹圧を推察しようとするものである。
背景
腹圧の上昇は体の生理機能に大きな変化をもたらし、もしそれが検知されず、治療されないと内臓の破損によって患者の死にもつながるのである。患者が危機状態におちいると毛細血管漏出現象に発達するおそれがあり、体内の細胞組織が毛細血管から漏れる余剰液によって水腫性を帯びてしまうのである。この過程は体液の「第3の占拠法(3rd spacing of fluid)」と呼ばれ、敗血症、やけど、外傷、手術後の患者によく見られるものである。第3の占拠が特に起こるのは腹腔である。危機状態の患者は腸壁、腸間膜、および(腸のまわりをただよう液として)腹腔に何リットルもの体液が漏れることがある。
腹腔に第3の占拠としてただよう体液は腹圧(IAP)の増加をもたらす。正常なIAP値は0mmHgから0以下である。圧力が12から15mmHgになると高腹圧(intra-abdominal hypertension;IAH)が生じる。この時点で、内臓への血流を増加させるための体液の増進、心拍出量増加をうながす変力調整などの腸内の灌流を改善する手段が行われるべきである。腹圧が20−25mmHg以上に増加すると腸内コンパートメント症候群(abdominal compartment syndrome;ACS)になり、大きな生理的な、あるいは内臓器官の機能不全におちいる。回復不能状態や死を避けるために減圧手術(縦中央切開)が往々にして要求される。腹圧低下を行うべき数値は年齢、病状、ACSがあるかどうかなど多くの要素によって異なる。
腹圧の増加を早期に察知することは恒久的な腸障害をもたらす前に臨床医師によって手当てがほどこせることになり、生命を救うことにもつながりうる。IAPが増加していることを早期に察知する信頼のおける唯一の手段は腹(腹腔、胃、膀胱、腸)中にカテーテルを入れ、圧力を測定することである。膀胱の圧力を計測する通常の方法は留置フォーリーカテーテルによるものである。膀胱の圧力をモニターするために臨床医は多くの個別の材料から独自の器機を作り、フォーリーカテーテルに挿入している。
患者のIAPをモニターするために現在使用されている技術は、間隔をあげて患者の膀胱内の液圧を計測するのに応用されている。圧力変換器の測定値は実際のIAP値に対応しないかもしれない(もし変換器が膀胱よりも異なった高さのところに設置された場合など)が、計測された圧力が示す傾向は患者のIAPに関連づけられるものである。
患者のIAPを計測するひとつの方法は導尿カテーテル排尿チューブをはずし、カテーテルを通して生理食塩水を患者の膀胱に注入することである。(便宜上、本明細書では導尿カテーテルを、フォーリーカテーテルとする。それが頻繁に使用されているからである)残念なことに、閉められた排尿装置を開けることは、患者にも、開業医にも病原菌に感染するリスクを高めてしまうことになる。3極フォーリーカテーテルを使用することは可能だが、そのようなカテーテルは高価であり、頻繁には使われていない。3極フォーリーカテーテルの使用には、それが必要であることを事前に知っておくことや、標準カテーテルをそれに置き換えるということが必要だ。前者はコストを高めることになり、後者はコストと患者の感染率を高めてしまうことになる。
患者の膀胱に液状ボーラスを投入する別の方法は、導尿カテーテル排出システムの一部である吸引口を液注入口として使用することである。フォーリーカテーテルに接続された排出チューブを塞ぎ、注射針を排出チューブの吸引口を通過させて、生理食塩水ボーラスを注入するのである。圧力計または圧力変換器を針に接続し、膀胱の圧力を記録する。針を使用する方法、特に患者の足の間で、圧力計測装置を組み立てることは、患者と治療師双方を、針が刺さってしまう危険にさらすことになる。
患者のIAPをモニターするために現在使用されている配列法が図1の100に示されている。患者はフォーリーカテーテルのような導尿カテーテル102に接続される。生理食塩水のような液体源の袋104は液の流通過程において閉塞装置108の上方に位置するカテーテル102に接続されるが、一時的にカテーテル放水路106は塞がれている。患者による放尿路の使用は一般的に圧力の測定を行う必要に伴って一時的に許される。
この装置100には2対の2方向栓110、あるいは3方向栓112が使用される。液送りチューブ114の一端は生理食塩水の入った1リットル袋104に接続されている。液送りチューブ114のもう一方は栓110の流入口に接続されている。方向栓110は袋104から注射器116に向かって流れるように配置する。注射器116が一杯になると、あるいは望む液によって満たされると、栓110のバルブは手で廻されて注射器から栓112に流れるよう、また同時に袋104に液が流れていくのを防ぐように調整される。栓112は注射器116からのボーラス液がチューブ120を通ってカテーテル102に向かって流れるように調整することができる。栓112も調整可能で、圧力計測装置121とチューブ120間の液の流れを許し、栓110に向かっての流れを止めることができる。チューブ120の端に付いた注入針または血管カテーテル122は尿収集口125に挿入され、チューブ120はカテーテル102に液連絡(fluid communication)に関するかぎり、接続されることになる。
患者のIAPを計測する典型的なステップは図1に示す配置で、次のようなものである:
まず装置100が組み立てられなければならない。血管カテーテル122の針は患者に設置されたフォーリーカテーテル102に接続されている注入口125に挿入されている。栓(110は袋104と注射器116の間を液が流れるように調整され、注射器は生理食塩水で満たされている。栓110と栓112は両方とも注射器116からカテーテル102に液が流れるように調整される。チューブ120は残留液を除いたあと、生理食塩水で満たされる。そののちチューブ106はカテーテル102からの液の流れを阻止するために塞がれる。典型的には、栓112が注射器116への流れを阻止するように調整され、栓110は袋104と注射器116間の流れを許すように調整される。注射器116は生理食塩水の補給を受けられるようにするためである。準備ののち、注射器116と栓110、112は注射器116とカテーテル102間に液が流れるように調整されるが、それは患者の膀胱にボーラス液を入れるためである。そののち栓112は導管120と圧力変換器121間の液連絡を図り、栓110への液流を阻止している。圧力装置121はIAPに関与すると思われる膀胱の現圧力を表示する。圧力の計測と記録の後、排出口106の閉塞は取り除かれ、患者の膀胱から液状ボーラスの流出を促す。このような過程は患者のIAPの傾向を記録できるように間隔をおきながら繰り替えされる。注入されるボーラス液は100ミリリットル以下であることが望ましく、その後に行われる圧力測定でも同じ容量で行うようにするが、それは膀胱壁の筋肉組織からの影響を避けるためである。
閉塞装置108は図のように留め金とか止血具であったり、あるときはバルブであっても良い。しかし、栓110や栓112のような購入しうる医療用バルブは通常好ましくない問題をもたらしてしまう。ひとつの問題は入手可能な医療用栓は導尿カテーテルの排出口としては直径が小さすぎるのが典型的である。尿排出口が詰まってしまうことは重大な問題になりかねない。
圧力測定システムにおけるカテーテル排出遮断栓の位置はカテーテル102の近くにあるのが理想だ。つまり患者の足の間にあるということになる。医療用2方向バルブ、あるいは3方向バルブ、または栓の利用を避けることの他の問題は、そのような器具がバルブが接続されているところで直角方向に液を流すことだ。そのため配管は突出し、侵入性を帯び、患者にとっては居心地の悪いものとなってしまう。さらに、現在入手可能なバルブや栓にも突起部があり(バルブ作動物やハンドルなど)角がとがっていたり、形が急に変わったりして、患者の皮膚にそのようなものがあたった場合に患者が怪我をしてしまう危険がある。
上述の患者のIAP計測の過程は患者を感染させてしまったり、2方向バルブや栓などの配水器具を手で何度も調整することが要求されるなどの好ましくない状況に患者を置くことになる。患者のIAPを早く、より簡略な操作で計測できる器具を提供することは望ましい進歩であろう。組み立てに針を使用したり、圧力計測器具を使用したりするのを排除することはさらなる進展となる。またさらなる進展は患者の心地よさを増加させ、患者と不快な、さらには危険な医療器具との接触による怪我を防ぐのを増進することにある。
患者の膀胱の水圧を計測し、腹圧(IAP)を推定する器具と方法。この器具は患者から尿を取り出すために調整されたカテーテル、液を収納する容器、容器から患者の膀胱にむかって液が流れるようにさせる液ポンプ、膀胱内の液の圧力を計測するように調整した圧力変換器、そして自動流動制御装置を含み、これらを体化したものである。自動流動制御装置はポンプからの液圧によって作動する。好ましい流動制御装置は容器からポンプに向かって液を送り、ポンプから容器への液が流れることを抑制させるものである。この流動制御装置はまたポンプからカテーテルの方向への液の流れを許し、液圧変換器からポンプの方向への液の流れを抑制するのが望ましい。流動制御装置はダブルチェックバルブとして、あるいは、ダブルチェックバルブとして作動するチェックバイパスバルブとして体化する。ポンプは一般的に医療用注入ポンプである。現在好まれて使用されているポンプは注射器が配列されており、ダブルチェックバルブの第一と第二チェックバルブ間の液溜部分の循環液の液圧に影響を及ぼしている。通常、ダブルチェックバルブとして作動するバルブの配列は注射器の排出側に取り付けられている。ダブルチェックバルブと注射器のコンビネーションはIAP値を計るのを早める。
このIAP装置には圧力を計測することができるように、尿バルブが含まれていることが望ましい。尿バルブは典型的には液の容器から来る第一液路にある第一流動部、カテーテルからの液を排出し、また尿バルブからの排出する部である第二液路にある第二流動部、カテーテルの尿排出側の液連絡のための第三流動部を提供するように配置されている。IAP計測を早めるために、尿バルブは第三流動部と第二流動部の間の液の流れを選択的に静止できるようになっている。そのような尿バルブはさらに第一流動部と第三流動部の液流も選択的に静止させることができる。
尿バルブは患者の足の間のスペースで液路を生み出しやすいように形づく留ことができる。好ましくは尿バルブの第一と第二流動部は、患者の足の間にある水路が第一と第二で平行して走るような構造的形状とすることができる。さらに、尿バルブの第一、第二、第三流動部には接続できるようなものがあり、水路をかなり並行にして水路の配置を簡素化できるようにしたい。あるときは、液の流動において尿バルブの第一、第二、第三流動部のそれぞれと第一、第二、第三の平行した水路との迂回接続のための器具が提供され、患者の足の間にある平行水路の経路変更を行えるようにする。考慮する接続器具には直角接続具も含まれている。
さまざまな造りの尿バルブはバルブを通過する水路を選ぶことにより、多くの方法で作動させることができる。好適な態様において、尿バルブを通しての流動路は、第二のバルブ構築物に照らして、第一のバルブ構築物を回転させることによって選択される。液の流路は、バルブケースの後の部分に照らして、バルブケースの最初の部分を回転させることによって選択される。後者については、バルブケースの最初の部分と後の部分は通常外からの汚染物質の侵入を封じている。
尿バルブを収納した構築物が、現在選択されている流路を視覚的に示すようにするのが望ましい。その操作可能な構築物のバルブの視覚による位置表示には羽のような突起を整列させること、および着色されたバンドの表示が含まれる。一つの好ましい態様では、バルブが尿を排出する位置にあるときには着色された標識バンドは同様な色のシグナルバンドと揃い、バルブが圧力を抑える位置にあるときに、標識バンドは鮮明に異種の色のシグナルバンドと揃うようにする。ある好ましい尿バルブは、バルブが尿排出位置になったときにのみ作動するロックアウト機構を含む。ロックアウト機構は、患者の圧力テストを行ったのちにバルブが排出モードに戻されたことを確かなものにする手続き段階を提供するものである。
現在好まれている尿バルブには、第一と第二開口部、第一の表層部に配置されたバルブを通る第一と第二流動路部への開口部が含まれる。バルブの中核となる要素には、第一表層部と連携して構築された、第二表層部が含まれ、これは第二表層部に配置された第三開口部が第一あるいは第二開口部での液流に対する液漏れ予防シールを形作る。第三の開口部は、第一と前述の第二流動路に共通した流動路の一部への口と見なせる。第一と第二表層部は平たんであっても、平面的であっても、あるいはさまざまな方向に湾曲していてもよい。尿バルブの好ましい態様では漏れ予防シールには第一と第二のオーリングが含まれる。その態様では、最初のオーリングは最初の表層部に位置し、第一の口径部と第二の口径部を網羅する。
第二の好適な尿バルブの流動部は上述の尿バルブに概して沿って構築される。尿排出口はバルブを通る第一と第三経路によって形成され、典型的に尿排出カテーテルの直径と極めて類似した大きさにされるが、それは尿の流れによって運ばれる汚染物で閉塞されるのを防ぐためである。尿バルブ本体は好ましいは実用的でありながらも直径をかなり小さくし、患者の足の間に置けるようにすると共に患者に触れることから生じる不快感を避けるようにする。第一と第二口径付近に配置された漏れ予防シールはB文字型のオーリングの形にする。中核となる部にある第三の口径は、第一または第二口径のいずれかとの選択的かつ漏れのない液連絡のために整列させることができる。勿論、従来どおりの丸い形をし、第一と第二口径のまわりに放射状に個々に配置された別個のオーリングシールもバルブの態様の代案として意図されたものに含まれる。
一般的に、尿バルブ本体は患者への接触による怪我を予防するためにハウジング構造を有する。汚染物が遮蔽されるような隙間が形成されるのを防ぐため、またハウジング表面からの糞便または患者の排出物の清浄を行うために、保護ハウジングはなめらかな表面と丸びを帯びた角があることが望ましい。
保護バルブハウジングの代わりとして、また保護バルブハウジングに加えて、保護トレイを加えることもできる。そのようなトレイは保護ハウジングとして作動でき、トレイに触れることからの怪我を予防するために角は丸みを帯び、しだいにカーブの形に変わっていくような場所を持つのが通常である。そのトレイは典型的には、患者から離れたところのソケットで受けた空間構築物に対応するソケットを形作るようになる。例えば、尿バルブを受け入れるようにソケットを構築することができる。そのソケットはさらにカテーテルの排出側に対応するようにできる。健康施術者がカテーテルの吸引ポートに針を挿入するのを助けやすくする方向で、一定のソケットがカテーテルの排出側を支えるように調整される。
IAP器具の別の態様としては、患者から尿を排出するように調整されたカテーテル、液の容器、液ポンプ、ポンプの下流部の液圧を測るように調整された圧力変換器、および多方向尿バルブが含まれ得る。多方向尿バルブは第一、第二および第三流動部を含む。バルブの第一流動部は容器からカテーテルに液を移すための第一液路に配置されている。第二流動部はカテーテルの排水口として設定された第二液路に配置されている。第三流動部はバルブとカテーテルの排水側の液との連絡のための第一液路に配置されている。使用のとき、多方向バルブは、選択によって少なくとも第三流動部と第二流動部との間の液の流れを止める操作を行うことができる。患者の膀胱から排出するものがたまって閉塞してしまうことを避けるために、バルブを通る水路の尿排出ルーメンは16分の3インチ(4.8ミリ)以上の直径を持つことが望ましい。さらに、多方向バルブのシール要素において、感染予防のために汚染物保有を削減するために0.001立方インチ(16ml)以下のデッドボリュームであることが望まれる。
IAP測定の過程は手動で行うか自動システムで行える。発明の一定の態様は自動液ポンプおよび、人手を使わずに時間的間隔をおいてIAP値を記録するプログラムで使用できるバルブ作動を組み込むことができる。圧力測定値は局地で、あるいは遠隔地で表示することができる。それゆえ、施術者は中央遠隔地にとどまり、複数の患者のIAPを含む重要な統計値をモニターすることが可能である。
患者の膀胱の水圧を計測する典型的な方法には、a)膀胱とカテーテルの排出部との間の第一液部の液連絡を行うために導尿カテーテルを設置するb)カテーテルに(排出、計測の方向付けがされた)尿バルブを取り付けるc)液源をカテーテルに液を送るように仕組まれたポンプに接続するd)ポンプと膀胱との間にある圧力変換器を作動させ、液圧を計測するe)尿バルブを計測の位置にし、ポンプを作動させ膀胱に生理食塩水を入れるf)圧力変換器を使用して液の水圧を測る、およびg)尿バルブを排出の位置にし、膀胱を空にする段階が含まれる。通常e)からg)までの段階は、IAP 計測過程が時間をおいて複数回行われるにあたって順序だって繰り返される。ステップe)でのポンプの操業は自動バルブ配備のはじめの部分で液源からカテーテルにむかって液を流れさせるときに注射器に周期的な圧力の変動を伴い、反対方向への液の流れを静止させるのが望ましい。
この発明を実施する最良の方法
図2は現在の好ましい態様を描いているが、概して200で示されているように患者の腹圧の動向を計測する装置である。組み立て装置200には一端が生理食塩水や他の液源(描写されておらず)と連絡している導管114も含んでいる。導管114の第二端は自動的に流れの方向を制御する装置202に液連絡し、患者の方向にむかって導管120を通って液の流れを促している。導管120の水圧は変換器121のような圧力変換器によって計測される。
図1と2で描かれている流れる配列(flow-through arrangement)に比べ、終端導管に圧力変換器をそなえることが現在は好まれている。この好ましい配置では、臨床医が圧力変換器の場所に一つだけ付着させればよい。実際、この発明の一つの好ましい態様は、前もってかなり組み立ててある一括キット140として提示されている。このキットはIAP装置の組み立てを簡略にすることで誤りの機会を減らし、臨床医が行わなければならない決定の数を減らす。そのようなキットは臨床医がまず生理食塩水の袋104に接続し、第二は圧力変換器に接続し、そして第三の接続は内在のカテーテルと尿排出容器との間だけのものである。キット140は、使用前に組み立てられ、保管されるため、キットに含まれた、組み立てられた部品の無菌性を維持する材料によって作られるのが好ましい。
液流制御装置202は、注射器116のような注入ポンプを使用して、吸入動作のときに液源から液が流れるのを許し、注出動作のときに液源に向かって液が流れるのを抑止するポンプのように、周期的に作動できると一般的には特徴づけられている。典型的には、器具202の内面の一つ以上のシールは、器具202を通しての液流の方向を制御する自動操業に傾いている。そのため保健従事者は注射器116のような注入ポンプのサイクルの間に、液流の方向を手で制御するためのバルブ202を調整するという退屈な作業から解放される。液流制御装置202として使用を考慮している装置には、一対または複数対のチェックバルブ、ダブルチェックバルブ、チェック・バイパス・バルブが含まれる。自動的に作動した流動制御器202を含めることは先行技術の組み立て物への最初の改善である。
図2に示したごとく、組み立て物200は任意で流動制御器具202からの排出口への液連絡するように連結した二方向バルブ204を含んでもよい。二方向バルブ204は本明細書では、あるときは尿バルブの一つのタイプとしてまたは尿排出、あるいは排尿バルブとして言及されている。この発明の目的のために、二方向バルブは最初の導管を二つの付加的導管のどちらか、または他方との選択的に液連絡をさせるものである。三方向バルブもまた操作可能だが、この発明を適用して、液供給口に排水口と直接連絡させる必要はあまりない。バルブ204は患者に取り付けられたフォーリーカテーテル102の排水部付近に位置させるのが好ましい。フォーリーカテーテルは本質的に必要とされない。実際上どのような種類の尿排出カテーテルを使用しても良い。
図2に描かれているように、バルブ204は液連絡において比較的短い尿排出導管部106Aによってフォーリーカテーテル102に接続されている。カテーテル102の排出口の近くに位置することは、圧力計測が成り立つようにシステムを通してポンプする液の量を削減し、器具200を整然と組織しておくことができるようにしてくれる。カテーテル102からの排水の阻止を選択的に行うために、バルブ204のような二方向バルブを含めることは、先行技術と比較して組み立て物200の操業を簡単にし、いくつかの利点を提供することによって第二の改善点を構成している。
勿論、バルブ204は導管部106Aの邪魔をすることなく導尿カテーテルの排出口に直接接続するように適応できる。カテーテルの排出部にある構築物に直接接続するように適合させた構築物がバルブ204にあるようにするというのは、意図された内に含まれる。概して組み立て物200を形成するさまざまな部位の間の接続は便宜のために行われ、任意の作動可能な配管接続ジョイントを使用しても行える。
図2に描かれた態様においてバルブ202はロッキング型のジョイント206によって注射器116の排出部に接続されている。この発明のIAP計測組み立て部の任意の部品間の代替接続、つまり組み立て物200のようなものには部品の間の作動可能な液漏れのない接続部が含まれても良い。
部品の間の直通部には、チューブ208の一つまたは複数のセクション〔図1参照〕が中間構造物として含まれてもよい。さらに、組み立て物200はそのさまざまな構成物を便宜の良い場所に配置設定することが好ましい。たとえば袋104は高い位置のハンガーから吊り下げられるのが典型であるが、しかし圧力を測るマノメーター121、あるいはより具体的には変換器の部位は同等の圧力を反映するために、患者の膀胱とだいたい同じ高さに位置するのが好ましい。
なおも図2についてであるが、二方向バルブ204の好適態様には液管120と尿排出管106Bを、それらの管がおおよそ平行に走るようにする連結物がある。管120と106Bがバルブ204の近くでかなり並行にさせておくことにより患者の快適さは増し、また組み立て物200を整然としておく助けになっている。さらに、図に示した管106Aと管120と106B間の管連結配置は患者への迷惑を最小限におさえる経路にしておくことができる。
図3はほとんどの器具が患者から離れた便利な場所にある、患者のIAPを測定する器具の配置を示している。患者から離れた任意の都合のよい場所に器具をおくことはできるが、一般的に半径約6から10フィートの位置である。IAP計測器具はカテーテル排水システムの過酷な有菌状態を防ぐ過程を使用して組み立てられることが望ましい。
図3では生理食塩水源104を含め、装置は、スタンド210のような器具スタンドから吊り下げることができる。液流制御装置202と注射器212は大きなモデルを代表するもので、恐らく50ccの容量を持つ。このような注射器212は通常両方の手によって操作される。操作者は注射器本体213を一つの手でつかみ、横軸ハンドル214を他方の手の平でつかみ、注入を実行する。注射器212の周期的な実施により液流制御装置202は自動的に作動し、患者の膀胱216に向かって液が流れるようにさせる。
圧力変換器218は患者の膀胱にかなり等しい高さの何らかの構築物から吊り下げられていることが望ましい。変換器218は壁、スタンド210、患者のベッドの横側、または任意の適切な場所に付けることができる。圧力ディスプレイターミナル219は施術師が都合よくモニターできる場所に置く。電気ケーブル220は変換器218からの圧力シグナルをディスプレイ装置219に送る。
医療師の決定回数を削減するため、IAP機器のかなりの部分はキットのような、前もって組み立てられた形で提供されるのが望ましい。そのようなキットの一例では、単にキットの液サプライ管を生理食塩水の袋のような液源に、圧力変換器をキットの測定管につなぎ、キットの内在カテーテルと排液容器の間の尿バルブをつなぐことのみが必要である。
図3に描かれた尿排出バルブ、つまり一般に222に示されたものは、患者の膀胱216との液連絡に設置され、導尿カテーテル102を通しての尿を排出するための組み立ての中で示されている。バルブ222を通して尿が排出され、排出管223を通り尿の袋224に行くように、バルブ222は通常、描かれている位置に置かれる。排出管223および/またはバルブ222本体に、既知の製造方法によって恒久的に取り付けられた液サプライ管225のように、あるバルブ222は管の一つまたは複数の部分を含む。そのような場合、226に示されているようなルーアーロック型のようなコネクターが腹圧モニター器具の組み立てに使用される。
図4に描かれているIAPの動向を測る手配では、患者の足228の上に圧力変換器218が配置される。液注入ポンプとして使用され、概して212として示されている指で作動する注射器は、流動制御装置202との併用として描かれている。図4にあるIAPバルブ、または尿バルブ222は液源104から患者の膀胱216に向かって液が流れ、その液の圧力を計測する状態で描かれている。バルブ222は二方向バルブと見なされるが、カテーテル102と液供給管225または排水管223との間の液連絡がバルブ222を通って確立される。つまり液連絡は3つの引き込み口開設部間の可能性のある3つの流動路のうちのただ2つを通して確立される。あるときは、バルブ222のような尿バルブが圧力計測位置から排出位置に作動し、残りの圧力は管225に残り、ターミナル219に好ましくなくても表示されてしまう。そのため三方向具227と圧力変速器218間のどこかの場所のような圧力のかかった液路に、時折ゼロにする止め栓(描かれていない)が含まれることがある。描かれているバルブ222も流線型の配管配置を提供するものとされ、管225と223はバルブ222付近におおよそ平行に配置することができる。ある先行技術にあるような直交配管配置とは対照的にこのような流線型の配管位置は患者を煩わせるのを減らすように管をめぐらすことができる。
本発明の範中において、ターミナル219は人間の観察者が視覚によって得られるデータ表示を映す任意の表示手段を網羅している。代表ターミナル219にはCRT、LCDパネル、LED配置などのような数字、折れ線グラフ、棒グラフなどのデータの視覚表示ができる他の装置も含む。一つ以上のターミナル219を置くことができるが、通常一つは患者のベッドの近くに置かれる。図4のように、中央ステーションで複数の患者をモニタリングするようにして、一人がそれ以上の保健従事者によって遠隔モニタリングを行うため、一つまたは複数のターミナル219を一つまたは複数の離れた場所229に置くことができる。圧力変換器218からターミナル219への連絡は無線またはケーブル220を通して作用する。
図5は任意のハウジングまたはトレイで、一般的に230に示されているように、そこで組み立て物200の一部を保存し、トレイ230への接触から受ける患者の煩いを止めるのに効果がある。トレイ230はフォーリーカテーテル102の一部と、もしあるなら、尿排出管静止バルブから集合体200の腹立たしい部分への接触から患者を効果的に守る。トレイ230は患者のベッド、典型的には患者の足の間に置かれ、患者から突出しているカテーテル102の一部を守ることができる。
図に示されたトレイ230はいくらかピラミッドのような形であるので、幅(W)、長さ(L)、高さ(H)によって描写することができる。トレイ230は中身の固形でも空洞でもよい。固形の態様としては、フォーム状の材料から作ることである。一つの空洞の態様としてはプラスチックの外郭で成形することである。トレイ230の縁と角は患者に触れたときの皮膚への刺激を減らすか最小限の構築物にするため、丸くすることが望ましい。トレイ230は医療環境において患者の皮膚に触れても良い材料によって製造される。トレイ230が設置される場所は糞便や寝たきり患者にまつわる他の汚染物に露出されるところである。そのため、トレイ230は穴のないもので、また浸透性のない表層で、洗浄がしやすい構造であることが望ましい。汚れたトレイ230の洗浄を容易にするために細い割れ目は避けるのが望ましい。少なくとも一部の一定のトレイ230は再使用ができるように、殺菌過程に持ちこたえる材料で形成する。
トレイ230は傾斜路のような周囲、または盾のようであり、その中に受け口ソケット232を形作っている。ソケット232は患者から突出しているカテーテル102の一部と、またはバルブ204のような他の構築物を受け入れるように構築される。トレイ230はまた、管106Bと120を患者の足にかなり平行な経路に正すようなものとして適合させることができる。それゆえ、トレイ230の使用はバルブ204の使用ができることになるが、構造体なので、突出した作動レバーおよび/または直交管コネクション方向づけの構造を持っているため、それらは患者の皮膚におしつけられると不快である。例えば、あるトレイ230はT型をした二方向あるいは三方向バルブに取り付けられた液導管を補助し、患者の足の間の空間でこれらの導管をめぐらすにあたって導管がソケット232の方向をかなり平行になるようにする。
好適なトレイ230は、吸引ポート125に針を挿入する間にカテーテルが保健従事者を助けることに関わる構造体を有するように適合させたソケット232を持つ。ソケット232のそのような形態は、患者と保健従事者の双方にとって好ましからぬ針のつきささりを減少させ得る。
図6から8は自動流動制御器具202(図2参照)としての操作可能な二つのタイプのバルブを描いている。図6は概して240で示されているダブルチェックバルブを描いている。概して241で示されているシングルチェックバルブ部は通常注入口または引き込み口244へバイアス使用される。概して245で示されている二つ目のチェックバルブ部は通常引き出し口または開口部248とのバイアス使用される封印部246によって形成されている。注射器116のような圧力サイクルポンプ器具は液連絡において引き出し口248と第三引きこみ口またはコネクター250への管のところで接続される。注射器116は集結地252での液圧に周期的に影響し、それによって注射器によって生み出される強いまたは弱い圧力によって自動的にチェックバルブ部241と245を作動する。
勿論、ダブルチェックバルブ240のような液流動制御機器に相当する液回路は二つの個別のチェックバルブの間に置かれた一対のシングルチェックバルブと注射器116(または他の周期的圧力ポンプ)によって形成できる。ある特定の態様では、シングルチェックバルブは圧力計測装置200に含まれている。そのような一つの態様では別個のチェックバルブが液源と注射器116の間の液路にあり、注射器を液で満たすために人手によってバルブを調整する必要なしに、複数の注射器の作動が可能である。
図7と8は概して258として示されている、この発明で設定された配置のチェック・バイパスバルブの態様を描いている。バルブ258には概して260で示されたチェックバルブ部と概して262で示されたバイパスバルブ部が含まれる。チェックバルブ部260は通常、開口部268の封鎖に関与する弾力性のある材料264で形成されている。チェックバルブ260の操作では、液が供給ポート270に流れ、弾力性のある材料264を通過し、集合部272に行く。チェックバルブの定義に従って、液が逆に流れることは封印部264が開口部268上で堅く封印するようにさせ、それによってさらなる流動を抑える。
典型的には集合部272は図2で描かれた注射器116のような注射器との液連絡にある。バルブ258を作動させるために、集合部272の圧力を変化させるための周期ポンプを代わりに用いることができる。注射器116は接続機構274に直接取り付けられるか、または一定の長さのチューブのような構造物を使用してバルブ258から間隔をあけて置かれる。
現在接続構造物274はLUER-LOK(登録商標)のような接続具が好ましいとされ、また注入口270と抽出口278を囲む構造物は押し込みではまるチューブ付属品が対応する。しかしながら、管の中、またはその上での圧入の受領のために設定された折込部を含む接続構造物274は、操作可能な他の任意の接続構造物のように構築され得る。同様に液管または他の器具に接続するように適応されたバルブ258(またはバルブ240)の任意の部分も、押し込みでフィットするように構築するか、またはLUER-LOK(登録商標)タイプの接続部をとりいれるか、またはネジコネクション、または任意の液貫流と液漏れを止めるように構築された接続具のようにする。
描かれたバイパスバルブ部262は実質上チェックバルブとして作動できる。しかしながら、ある一定の条件下で口278と集合地272の間のいずれかの方向に液は流れ得る。この発明の使用では集合地272にある圧力のかかった液は、弾力性のある封印部264が収容部280にある開口部268にそれてしまい、それによって集合地272から排出口282の液路と排出口278を開けてしまう。真のチェックバルブと異なり、抽出口282の拡大した液圧は封印部264を抽出口282から引き上げて液流路を開いてしまう。そのため、ある一定の状況では排出口278から集合地272に液が流れ込む。その際に液は注射器を満たすと推定される。
バイパスバルブ262は通常閉ざされている。弾力性のある部264は、バルブ258の組み立ての間に排出口282を封じるようにバイアスされる。そのため、バルブ262はチェックバルブとして作動し、排出口282の液圧が264の部にかかるバイアスに達する値を上回るまで、液流を一つの方向にのみ許す。腹圧を測定するような低圧での適用ではバイパスバルブ部262はチェックバルブとして作動する。
図2に再び触れると、尿制御バルブ204のある一定の態様には、接触によって生じる患者の不快感を無くすために患者の皮膚に接する表面を快適な表面にした形のバルブ本体またはハウジング290が含まれる。そのように快適さを増した形は丸くなった縁と丸くなった角が含まれる。快適さを意図した尿バルブ204のバルブ作動構造体は患者を突き刺したり、刺激するような突出した部分を避ける構造であることが望ましい。
図9から11は300に概して示された第一尿バルブの構築のある詳細が描かれているが、それは患者の足の間での配管経路を改良し、流線型の配管処置を提供するためである。バルブ300にはバルブ本体302と、シャトルまたはバルブゲート304と、キャップ306が含まれる。尿ポート310を形成する近位の導管スタブは窓穴312を通してキャップ306にバルブ300が組み立てられる際に付けられる。キャップ306は通常糊付けされるか超音波でバルブ本体302に溶接され、ゲート304はキャップ306とバルブ本体302の間にサンドイッチ状に閉じ込められる。ゲート304は尿ポート310と窓穴312の間の構造的障害によって定められるインボードおよびアウトボードの位置にスライドさせることができる。
バルブ300は望ましくは相互排他的なバルブを通る液流路の二つの代替案を提供するよう設定された。図9と10に描かれているように、尿ポート310が窓穴312のインボード・ポジションに置かれたとき、尿ポート310を通る内空314は尿排出ポート316と液連絡のために整列する。握り構造318がゲート304をアウトボード・ポジションに動かすのを助けるために提供される。アウトボード・ポジションでは、内空314は液供給ポート320を通して液連絡のため、整列するところに置かれる。
図12から15は概して330で示された患者の足の間の配管を改良し、流線型の配管配置を提供する第二の態様を描いている。バルブ300と330は共に横に作動するゲートバルブとして特徴付けられ、主なる違いはバルブゲート304を作動させる握り構造にある。バルブ330は横方向の棚333を提供する握り構造物332がある。図12から15には液供給ポート320との液連絡のために尿ポート310に整列するアウトボード・ポジションになったゲート304を持つバルブ330が描かれている。
図13は封印表層(例えば表層338)の埋め合わせからと封印オーリングの端を通過することからの液漏れを止めるようにした一つの処理である。そのような量は圧縮されたオーリングによって形作られた周辺にあるものとして原則的に考慮された。バルブ300と330に描かれているように封印構造物を持ったバルブの一つの態様では、デッドボリュームは約0.0006立方インチ(9.8ミリリットル)と算出された。それとは対照的に、もしそのバルブが二面ゲートシールを形成するように手配されると、そのデッドボリューム(ゲートまでの通路を含め)は約0.0036立方インチ(59ミリリットル)となる。
液を運ぶ管は患者に使用する圧力計測装置を組み立てるときに、あるいはバルブ組み立て過程において一つまたは複数のバルブポートに添付され、バルブ300と330のように尿バルブに取り付けられる。例えば、現在は液供給ポート320に取り付けられた短い長さ、またはピッグテールの液供給導管が好まれる。液供給導管は通常比較的小さな直径(内計16分の1から8分の1インチ、または1と1/2から3ミリメートル)で、それは呼び水の量を最小限にするためである。そのような導管は通常、溶剤溶接されるか、またはポート320に接着されている。カテーテルの下流にある尿排出ルーメンと尿バルブの通過は長期間使用の際の閉塞に対抗するため比較的大きな直径(内径約16分の3インチから2分の1インチ、または4.8mmから13mm)であることが望ましい。カテーテル102の排水側、またはチューブ部106A(図2参照)は尿ポート310の外部表層の上にストレッチフィットされる。ある場合はカテーテル102または導管106Aの上に追加の外部クランプが付けられ、形成された接続部を増強し、患者の膀胱にボーラス液が注入され、ポート310から導管が分断するのを防ぐ。同様に排水導管106Bは尿排水管316に同時接続フィット(plug-together fit)により付けられる。
図16から19はバルブの第三の態様で、概して350で示され、患者の足の間の導管の配置を改良し、流線型配管(streamlined plumbing arrangement)を提供する構成である。バルブ350はロータリー作動ゲートバルブと見なされるタイプのものである。バルブ350にはバルブ本体352、ロータリーゲート354、そしてバルブカバー356が含まれる。本体352はオーリングを収容する溝358と360を持つか、あるいはゲートの表面366に対しリップ362と364を封じる助けをする隙間を提供する。
描かれたバルブ350を通して選定した流動路を変更することはゲート354をバルブ本体352に対し約90度回転させることによって有効となる。レバー368はバルブ350の組み立ての時に弓形の溝370の中にはめ込まれ、尿導管372と液供給ポート374または尿排出口376の間の液連絡を可能にするために、ゲート354を望みのポジションまで回すことができる。バルブ350の組み立ては通常、カバー356をバルブ本体352に超音波溶接することで達成される。恐らく紫外線活性または他の接着剤や溶剤溶接を取り入れた代用接着過程も使用できる。
図17と19に描かれているように、液シールは通常、ゲート354の反対側を形成する側のそれぞれに形成される。しかしながら、ゲート354は疾病の培養や感染の可能性を減少させるため、デッドボリューム(ゲートの厚さと封印する表面の間を通してポートに閉じ込められたもの)を最小限にするか、あるいは少なくとも減少させるために薄く作られる。重複または予備の液シールは通常、オーリング内にある溝377によって形成される。そのようなシールは溝358と360にあるオーリングによって形成された液シールの重複したものであり、またバルブ350の内面に汚染物が浸透するのにも対抗している。同様に溝378にあるオーリングはゲート354の反対面にシールを望ましくは形成し、バルブ350の内面の汚染と漏洩の双方に対抗する。
図20から27は第四と第五バルブの態様を描いており、概してそれぞれ380と385に示され、患者の足の間の液導管の配置を改良し、流線型の配管処理を提供できるように設定している。バルブ330と385もまたロータリー作動ゲートバルブのタイプと見なされている。バルブ380と385はそれぞれバルブ本体388、ロータリーゲート390、そしてキャプチャー・リング392を含んでいる。本体388は溝394と398があることが望まれ、そこにそれぞれオーリング400と402を受容する。かさねて、オーリング400と402で提供されたバルブシールは二者択一的にリップまたは突出物として本体388にあり、液に対抗するシールを形成するためにゲートの表面404に押し付けられている。バルブ380と385の主な違いはそれぞれの末端部の収容形態408および410にある。
バルブ380の組み立てと操作は特に図21と23を参照し説明する。オーリング400と402はそれぞれ溝394と398に位置している。そしてロータリーゲート390はオーリングの露出した部分に位置している。ゲート390は作動スロット416が提供する間隔の中で、爪414に位置するように向けられる。ゲート390はつまり、爪414と作動スロット416の反対端の間に形成される構造障害によって生まれた限界内を回転する。バルブ本体388は固定リング392に合わさり、ゲート390をつかみ、そのローテーションを許す。遠位のリング417は円周ベアリング表層418の上に乗っており、オーリング400と402と共にゲート390を抑えて軸上で封印することに関与している。概して419で示された固定リングの突出部は爪414にすき間を与える。また障害物のない円周リング417を可能にするようステップ形成の爪41を形成することも考慮している。
バルブ380の内側に外からの汚染物が侵入するのをオーリング420で食い止めている。オーリング420は固定リング392の近位の肩面422で受容する。近位ハウジング428の遠位側はオーリング420に乗るように適応され、オーリングを肩構造422に押さえつけ、バルブ380を封じている。バルブ380の外装表面の清掃を行いやすくするため、バルブ380のようなバルブを形成するのが現在は好まれる。そのため、バルブ380の外装表面を拭いた後にも汚染物が残るような割れ目を避けるのが好ましい。オーリング420によって形成されたシールはバルブ380の外装から患者の排出物を洗浄するように適合されている。
概して近位のハウジング428はハウジング428の構造とゲート390の構造との間の接合部を形成することによってバルブ380の組み立てられた軸上の位置にとりつけられる。描かれているように、尿ポート432からの遠位の導管延長部430(図23)はゲート390にあるソケット434(図21)に取り付けられる。同様に、遠位のポスト440はソケット442に接続されている。ゲート390はポスト440と導管430によって抑えられ、容器428と共に回転する。
図23において尿バルブ380を通る液路には尿ポート432に及ぶルーメン444と導管延長部430が含まれる。ルーメン444はバルブ380の組み立ての際にゲート
390を通る開口部446によって液連絡において固定されている。バルブ380を通る残余の流動路はゲート390の回転位置に依存している。一つのゲート位置では開口部446は液連絡において尿排出ポート450に伸びているルーメン448に位置している。バルブゲート390のそのような位置は典型的なバルブ位置であり、設置された導尿カテーテルからの継続する尿の排出ができる。他のゲート位置では、開口部446は液連絡において液供給ポート454に伸びるルーメン452に位置する。それゆえ、二方向尿バルブ380を通る液連絡はルーメン448またはルーメン452を通して行われる。後者のゲートの位置はIAP測定のために液ボーラスが患者の膀胱に注入されるのを許す。
近位のハウジング428と遠位のハウジング408は尿バルブ308に魚雷のような形を与えている。魚雷の形は触れた時に患者の肌を煩わすバルブの突出した部分を減少させるか、最小限におさえることによって患者の快適さを高める。好適な魚雷の形は概して細長で円筒形である。有利なことは、そのようなバルブ構造は先細になり近位と遠位の大きさを減少させることである。魚雷の形をしたバルブはバルブの付近で流線型の液導管の配管で稼動できる。そのような構造は一つの導管接続が通常一対の導管に直角に交わるT型を形成する市販の二方向バルブと対象的である。
現在、バルブ380のようなバルブに取り付けられた。図3のチューブ223と225のようなチューブの部分を含めることが好まれる。存在する場合、導管225はルーメン452の中に溶剤で溶接できる。図3に描かれた尿排出部223の少なくとも一部に対応する導管部分は同様にルーメン448の中に取り付けが可能か、または延長されてポート450に差込みフィットできる。勿論、そのような液導管部はまず遠位の容器408の開口部456と458(図20参照)を押し分け通っていかなければならない。
開口部456と458はそこを通る導管の直径に近いことが望ましい。開口部とそれが囲む導管の大きさが近いことでバルブ308を清潔に保つことができる。導管と開口部の壁の間の任意の開けた部分の開口部をプラグやストッパーで閉塞することも考慮される。図24から27に描かれたバルブ385は特に開口部460と462を形成するような形にされた遠位ハウジングを持ち、それはそれぞれ液供給導管と尿排出導管に非常に似かよっている。
魚雷バルブ380および385などの特定のバルブは、バルブを通る現在の流路を示す表示器から利益を得ることができる。バルブ380(図21参照)では表示フラップ466が軸方向に沿って置かれ、位置合わせ表示器468または470がバルブ380をそれぞれ排出モードまたはIAPモードにする。表示器466、468、および470は容器428の表面からわずかに突出しているように描かれ408は触知性と視覚フィードバックをバルブ操作者に提供する。位置合わせフラップ472と474はバルブ385の近位と遠位ハウジングにあり、軸方向に沿って置かれ、尿排出の配置にバルブ385を置く。表示器472と474は保健従事者にバルブ385を尿排出モードにするよう視覚でのフィードバックを与える。
現在、圧力測定位置または尿排出位置に回されたときに、尿バルブが患者との接点で「滑らか」または「とがっていない」コンタクト部位を維持するのが好まれる。また表示構造物466〜474は患者の足に触れたときに患者の不快感を生じさせるのを避けるように、比較的目立たないことが望まれる。二者択一的に、またはさらに加えて、バルブ流路位置を示す異なった色の場所をそれぞれの容器の部分にほどこすことが考慮される。さらに一定のバルブ位置に対応した流路を略さずに書くために、表示器によって示すことを考慮している。
現在、金型作成と従業員製造コストを低減させるために、引き通し簡略金型の射出成形金型が好まれている。バルブはポリカーボネート、ABS、アクリル、ポリエチレンを含む様々な医療品質プラスチックによって成形できる。オーリングシールは適切なゴムのような材料から成形できるが、シリコンが現在好まれている。溶剤、ウルトラソニック、摩擦、剪断、熱溶接、また接着結合技術を含む様々な接着過程がバルブ部品をバルブ組み立て物に組み合わせるようにできる。
再び図20と21において、概して478に示されるホースの折込は、ポート432に接続された導尿カテーテル102の分離に抵抗するため尿ポート432に含められることが望まれる。引き通し金型部品でそのような折込構造物478を含める一つの方法は描かれたアッドオンリング480のようにすることである。溶接や他の接着手段も効果的ではあるが、リング480は典型的には接着過程でポート432に取り付けられる。もちろん、重要な折り返しを持ち、独立した部品として製造される代替尿ポート432は容器428に取り付けることができる。
導尿カテーテル102が外れることを防ぐさらなる安全対策として一旦カテーテル102が折込み構造478に押し付けて設置されると、留め金484がカテーテル102の上にさらに取り付けられるよう提供される。留め金484は患者に触れると怪我をさせたり悩ます恐れのある突起を避けるために自己バイアスおよび構造化されているのが望ましい。留め金の代替物484は、カテーテル102の排出側にある設置された導管のまわりにぴったりと巻きつけるテープによって作ることができる。
好適な第六、第七尿バルブの構造的配置を図28〜30に照らして言及する。490に概して示された第六の描かれたバルブは小型で角の丸い本体を持ち、概して494に示されるように患者の足の間に置かれるようになっており、患者への接触による怪我を予防するようになっている。バルブ490は約1インチ(25.4ミリ)の最大直径、またはそれ以下であることが好ましい。バルブ490に描かれたようなIAP測定設置に使用される尿バルブは患者の足の間の部位の小さな場所に平行の配置で液導管をめぐらすことができるようになっていることが望ましい。
バルブ本体494は近位ハウジング部496と遠位ハウジング部498が含まれる。オーリング500のような本体シールはバルブ490の中に汚染物が侵入するのを防ぐようにできているのが望ましく、またバルブからの液漏れを避けるように余剰シールとして作動する。容器の近位と遠位部は圧力計測ポート506または排出ポート508のいずれかとの二者択一の液通において尿導入ポート504を通して液路を揃えるためにお互いに回転するようにされている。
図29は概して515に示された二者択一バルブの組立図を描いている。バルブ515はバルブ490と類似しているが、機械的ロックアウト機構を含んでいる。ロックアウト構造517は近位のアラインメント翼519に回るように付けられたワイヤー品を含んでいる。ワイヤー517はバルブ515が尿排出位置になったときにのみ、遠位のアラインメント翼520をつかむ関係を指標する。デタント522はつかむ作動を明確にするために概して525で示されたつかみの場との接触部として提供されている。ロックアウト機構の追加は保健従事者が手動IAP測定後に尿バルブを排出位置に戻すことを覚える助けとなるさらなる段階を加えている。もちろん描かれた一つの態様517のほかにも広範な種類の構造物が同等なロックアウト機能を執行するように手配できる。
再度、図28についてふれると、あるときは尿排出バルブの視覚による確認のために構造を示す配置を余剰に提供することが望ましい。現在第一の色を帯び近位のハウジング496に位置するマーカーバンド530を提示するのが好適とされている。シグナルバンド532はバルブ490が排水の位置になったときにマーカーバンド530と揃うように遠位のハウジング498に配置されている。シグナルバンド532は保健従事者に揃ったことの情報を伝えるためにマーカーバンド530と同じ第一の色を持つことが望ましい。それぞれ530と532のようなマーカーとシグナルバンドはより大きな視覚的フィードバックを提供できるように、その容器の部に沿って、またアラインメント翼519と520のようなアラインメント構造物に沿って伸ばすことができる。第二のシグナルバンド534はバルブ490が圧力計測設定にされているときにのみマーカーバンド530と揃うように遠位のハウジング498に置かれている。シグナルバンド534は第一の色と際立って異なる第二の色を持つことが望ましい。現在は第一の色がグリーン、第二の色が赤であることが好適である。色をつけたバンドは周知の過程を使用して尿排出バルブに適用することができる。
バルブ515の製造は図29と30を参照して詳細に説明することができる。溶剤溶接、超音波溶接を含む多くの公知の技術を個々の部位を接続するために採用する。バルブ515には導尿カテーテルのような、チューブに接続するように図られた導入ポート540が含まれている。開口部542は流れが抑制されるのを防ぎ、そのようなカテーテルが設置された患者からくる放出物や凝固物が集まるのを防げるような大きさで、カテーテルの直径に調和するサイズであることが好ましい。導管は開口部542の直径とかなり調和する直径を持ち、バルブ515を通しての排水路として提供される。好適なそのような直径は3/16インチ(4.8ミリ)またはそれ以上である。導入ポート540の付け根の遠位部は受容ソケット545内の液密閉状態で恒久的に近位の本体496に取り付けられている。
バルブゲート550の近位面には組み立てソケット552があり、開口部554との液連絡においてゲートの遠位面に配置されている。ゲート550の近位面も一つまたは複数の組み立てソケット556を持つ。描かれた組み立てソケット552と556はほぼ正三角形を形づくるように配置されている。ゲート550の遠位表面の一部はBリング557のような一つまたは複数の封印要素と作動するようにされた放射状配置の封印面表面構築物であり、通常非常に平たんである。Bリング557は通常、医療用品質の弾性のある物質が抽出成形されたもので、複数の開口部を封印するのに使用され、またバルブ515の部品の数を減らしている。遠位で突出している位置付けポスト558のように、バルブの位置をフィードバックするためのある種の構造物が含まれることが望ましい。
末端本体部498の近位側はゲート550、Bリング557、固定リング560の構造と協調するように適応された構造がある。ソケットまたはチャンネル562が封印部557を受け入れるために提供されている。ソケット565のような協力位置表示構造物は位置づけポスト558と作動するために提供される。ソケット565は排水位置ストップ567と計測位置ストップ569を含む、バルブ回転抑止構造を提供するために設定される。
尿バルブの特定の態様は、バルブ操作者にバルブが希望する位置への回転が完了したことを表示する触知性フィードバックを提供する任意の構造物を有している。そのような一つの配置は図30に描かれ、一つまたは複数の傾斜路構造物572と574を含んでいる。傾斜路572と574はポスト558aと小さな構造的反応を起す。描かれているように、そのような反応は放射状の方向、またはたとえばポスト558の遠位と反応する軸方向に形成される。描かれているように、バルブ515が排出位置558aまでポスト558aを動かすために回転し、ポスト558aが作動してポスト558aが実質上排出ポジションに置かれるまで傾斜路572をこすりつけ、接触を増していく。排出ポジションの近くで、傾斜路は放射方向に落ち、急速に形成された構造的接触度を減少させ、可聴性の「カチッ」というようなバルブ操作者に認知しうる触知性のフィードバックを生み出す。ポスト558aが傾斜路574を過ぎ、圧力計測位置558aに動くときに同様な接触が生み出される。描かれたポジション558aで、バルブの組み立てを行うためとバルブの位置に関してさらなる触知性フィードバックを提供できるようにバルブを回転させるときの抵抗は少ない「スイートスポット」が提供される。
再び図29にふれると、固定リング560を経由し、ゲート550は遠位の本体部498とのかなり固定した軸の関係において保持されている。ゲート550には肩部582を形成するその付近に置かれたリップ580がある。リング560のリップ585は共同肩部位587を形成するが、そこは肩部位582を連動させ、ゲート550のリップ580を軸の方向に掴むが、ゲート550の回転を許す。リング560の遠位表面590はバルブ515の組み立てにおいて遠位本体部498に恒久的に取り付けられている。リング560は本体498に組み立てられるときに封印部557がわずかに圧縮されて開口部591と開口部592に操作可能な液シールを形成するように設定されている。描かれた態様で表面590は好適には遠位本体498の受け入れ肩部594のところで超音波で溶接される。受け入れ肩部594は製造の間、本体498に関連してリング560の設置をほどこす中央機能を提供している。しかしながら、肩部594は排除し、代わりに中心化するジグを使うことも考えられている。
近位本体496はゲート550に組み立て導管600と一つまたは複数の組み立てポスト602によって恒久的に取り付けられている(図29ではその一つしか見ることができない)。現在、一対のポスト602を提供し、本体496とゲート550の頑丈なつながりを形成し、バルブ515を作動するときの本体496の軸方向への歪みを防ぐことが好適とされている。三角形の形態に配置された三点とポスト602と導管600によって提供されたサポートは本体496の偏りに対抗する。導管600はソケット552で受容し、ポスト602はソケット556と558で受ける。ソケット構造物の組み立て構造を受けることはバルブ組み立ての間にバルブ部品を揃えておくことを助ける。現在ゲート550を本体496に溶接するのは超音波で行うことが好まれている。
ゲート550を本体496に組み立てる際に、任意のオーリング500が閉じ込められて本体496の遠位表面610とリング560の近位表面612の間に封印を生み出した。オーリング500の内径は通常ゲート550の表面614に関わっている。オーリング500は望む操作位置の間で本体498に基づいて本体496が回転しバルブ515を作動するので、使用者になめらかな作動の‘感じ’を与えることができる。
図2〜4に描かれたIAP計測の手配に触れると、あるときは、尿排出モードに尿バルブをした後、導管120または205に残余の圧力が残ることが判明している。残余の圧力が好ましくないというのは、そのような圧力は患者の膀胱圧力の誠の反映ではないからである。いくつかの手配により、そのような好ましくない残余の圧力を回避することができる。第一に前述のごとく、圧力のかかった液路に出力ゼロ化したストップコックをつける。第二は、二方向尿バルブを開けるのと閉める位置の間のスイートスポットに設定し、バルブ本体の中の液路として圧力のかかった生理食塩水が圧力のかかった開口部から排水開口部に排水するようにする。第三に図29の開口部591のように圧力のかかった液開口部から、液連絡を提供し、バルブが尿排出位置にまわされたときに開口部592のような排出開口部まで水路を提供する。第四に液連絡において、尿排出導管が液閉塞器具の上流にあるとき圧力ポートを提供する。後者の配置では閉塞装置は圧力計測の間だけ、尿排出導管を閉塞するよう作動する。排出導管が再び開口すると、患者の膀胱にある任意の液と共に圧力のかかった生理食塩水も排出する。ディスプレイターミナル219に示された圧力は患者の実際の膀胱の圧力を反映している。
図31と32は概して618に示されたバルブの配置を描いており、それは好適な圧力変換器の性能を提供している。雄型接続具620は導尿カテーテルの排出側に接続するように適合され、膀胱排出のための排出導管622を提供している。生理食塩水ポート624は排出導管622と、圧力のかかった生理食塩水源の液連絡を提供しているが、それはそれに関連する生理食塩水の圧力を測るための圧力変換器が備え付けられているためである。バルブ618は単なるオン・オフバルブで、T型金具をその取り入れポート620に組み合わせ、IAP器具の組み立てができるようにする。IAP計測がされるとバルブ618は図31で描かれたような配置にして、導管628を通して尿排出路を閉塞する。計測が完了すると、バルブ618は図32に描かれている位置に回され、導管628を通して排出路を開口する。導管624にある余剰の圧力は導管628に排出することによって解放される。その結果、圧力変換器は導管624との液連絡において、患者の実際の膀胱圧力を示す。
図31〜32にある配置に類似した代替のバルブ配置は図33に示されている。概して640に示された代替のバルブ配置は導尿カテーテルの排出側への接続に適応する雄型接続具642の組み合わせ、膀胱排出のための排出導管644を提供する。生理食塩水ポート646は、生理食塩水の圧力を測るよう、関連する圧力変換器が配置されているので、排出導管644と圧力のかかった生理食塩水源との間の液連絡を提供している。クランプバルブ部648は概してU型のフレーム650とトグルレバー652を含んでいる。レバー652は取り外し可能なピン654のような軸のあたりで旋回するようにされている。取り外しできるピン654はバルブ648が導管に横方向に設置できるようになっている。恒久的な軸を提供し、フレーム650を通して導管に軸方向から供給することが代案として考慮される。
クランプバルブ648は尿排出導管106の閉塞のため、閉められた位置に描かれている。レバー652の接続されていない端658は矢印Cで表記された方向に回され、IAP測定の完全に遮断された位置になっている。クランプバルブ648は、バルブ648によって占められた空間を減少させ、患者の不快感を減少させるために稼動側末端658をレバー652が導管106に平行になるまで矢印0によって示された方向に回して液ボーラスと尿の排水のために開けられる。
レバー652と本体650は共同してバルブの状態が開いているか閉まっているかを示す。レバー652と導管の軸106が揃っていないことによって提供されるフィードバック通知に加え、色による警告もさらに提供できる。バルブ648が完全にオープンの位置にないときに見えるレバー652の部位に警告色をつけられる。そのような警告色はレバー652が排水口を完全に開けた位置のときにU型の本体650によっておおわれる。
尿バルブがIAP計測を行った後にオープンまたは尿排出位置に戻されることは重要な安全策である。尿バルブが自動的にそのように戻す構造を持つようにすることが考慮される。オープンバルブの位置に自動的に戻す一つの構造的配置は、蓄積されたエネルギーで一定時間バルブを開けるように告げることと、蓄積されたエネルギーでバルブを閉めることである。ソレノイドによって作動する構造のような電気機械の作動装置によって、機械または自動制御の際に自動バルブ作動を調整できる。
概して、この発明で作動する尿バルブは人手、水圧、または電気機械によって作動する。注入ポンプも同様に作動できる。IAP過程の全体は、保健従事者から単純で、エラーを起しやすい重荷を排除し、自動にすることができる。図4では、注射器212’を含むポンプ機能は自動注入ポンプ700に置き換えることができる。注入ポンプ700と尿バルブ702はプログラム可能な制御装置704の制御下における。制御装置704は無線送信またはワイヤー708によってポンプ700とバルブ702と交信するように配置できる。集められたIAPデータは一つまたは複数のターミナル219と219’のような適切な場所で表示できる。
本発明は一定の描かれた態様によって説明されてはいるが、それによって本発明の要旨を制限する意図ではない。この発明はその精神または本質的特質から離脱せずに他の具体的な形の態様にできる。この態様は説明的なものとして考慮されるべきであり、限定的であってはならない。それゆえ本発明の要旨は、前述の説明よりも添付の特許請求の範囲によって示されている。特許請求の範囲と同等の意味と範囲内にあるすべての相違点はこの範囲内と容認されるものとする。
以下の図で、この発明を実現するのに最も適切な方法として現在何が考慮されているかを描いている。
患者の膀胱の圧力を計測する先行技術の組み立てを描いている。 患者の膀胱の圧力を測定する現在好まれている組み立て方を描いている。 患者の膀胱の圧力を患者から離れたところにある圧力変換器で測定する現在好まれている組み立て方を、尿を排出する状態で描いている。 患者の膀胱の圧力を患者の足のそばに圧力変換器を置いて計測する現在第二に好まれている配置を圧力計測状態で描いている。 患者の足の間に置かれたトレイとして体化された保護容器の透視図における上面図である。 ダブルチェックバルブを描いた、一部断面図になっている側面図である。 ダブルチェックバルブとして作動するチェック・バイパスバルブを描いた、一部断面図になっている側面図である。 図7のバルブの上面図である。 第一尿バルブの近接端部からの遠近画法での図である。 図9に描かれた尿バルブの遠位末端からの遠近画法による図である。 図10に描かれた尿バルブの遠近画法で描かれた分解図である。 第二尿バルブの近接端部からの遠近画法による図である。 図12に描かれた尿バルブの遠近画法で描かれた分解図である。 第二尿バルブの遠位末端からの遠近画法による図である。 図14に描かれた尿バルブの遠近画法で描かれた分解図である。 第三尿バルブの近接端部からの遠近画法による図である。 図16に描かれた尿バルブの遠近画法で描かれた分解図である。 第三尿バルブの遠位末端からの遠近画法による図である。 図18に描かれた尿バルブの遠近画法で描かれた分解図である。 第四尿バルブの近接端部からの遠近画法による図である。 図20に描かれた尿バルブの遠近画法で描かれた分解図である。 第四尿バルブの遠位末端からの遠近画法による図であるが、ホース留め具は除いてある。 図22に描かれた尿バルブの遠近画法で描かれた分解図である。 第五尿バルブの近接端部からの遠近画法による図である。 図24に描かれた尿バルブの遠近画法で描かれた分解図である。 第五尿バルブの遠位末端からの遠近画法による図である。 図26に描かれた尿バルブの遠近画法で描かれた分解図である。 尿排出の形態をとった好適な第六尿バルブの排出側の遠近画法による図である。 図28に描かれたバルブに類似した第七尿バルブの近接端部からの遠近画法で描かれた分解組み立て図である。 図29の30−30と記した箇所から見た平面図で矢印の方向に見ている。 上流部圧力ポートを持ち、IAP計測を行えるようにバルブが作動された第八尿バルブの遠位末端からの遠近画法による図である。 図31に描かれた尿バルブの遠近画法で描かれた図であり、近接端部から見、バルブは開き、排出の位置になっている。 遠近図法による他の尿バルブの配置である。

Claims (46)

  1. 患者から尿を排出するように適応されたカテーテル;
    液容器;
    該容器と該カテーテル排出部との間の液連絡(fluid communication)のために配置された導管を含む、第一液路(first fluid path);
    該第一液路を通じての液流を推進するために配置されたポンプ;
    該第一液路にある該液の圧力を計測するために手配された圧力変換器;および
    該ポンプによる液圧によって少なくとも一部作動され、該液を該容器から該ポンプに流れるのを許し、該容器への該ポンプからの該液の流れを抑止する流れ制御装置が第一液路に設置された自動流れ制御装置
    を含む、腹圧を推測するための患者の膀胱にある水圧を計測する装置。
  2. 流れ制御装置が、ポンプからカテーテルの方向へ第一液路を通じての液流を許すように適応され、かつ圧力変換器から該ポンプへの流れを抑止する部分をさらに含む、請求項1記載の装置。
  3. 流れ制御装置がダブルチェックバルブを含み、かつ、ポンプが第一および第二チェックバルブ部の間のステージング部位において循環液圧に働くよう配置される、請求項1記載の装置。
  4. 流れ制御装置がチェックバイパスバルブを含み、かつ、ポンプがチェックバルブシールとバイパスバルブシールとの間のステージング部位において循環液圧に働くよう配置される、請求項1記載の装置。
  5. ポンプがシリンジを含み、かつ、チェックバイパスバルブの構造が該シリンジの排出末との接続に適応されている、請求項4記載の装置。
  6. 以下を提供するために手配された尿バルブ:
    第一液路に配置された第一流部(first flow portion);
    カテーテルから排出された液の排出口として機能しうる、第二液路に配置された第二流部;および
    該カテーテルの尿排出末との液連絡のために設置された第三流部であって、該尿バルブが、該第三流部と該第二流部との間の液流を選択的に抑止するように機能しうる第三流部
    をさらに含む、請求項1記載の装置。
  7. 尿バルブが、第一流部と第三流部との間の液流を選択的に抑止するように機能しうる請求項6記載の装置。
  8. 尿バルブの第一および第二流部が、患者の足の間の空間に実質的に平行な導管のルーティング(routing)を容易にする、それぞれ第一および第二の実質的に平行な導管との接続を許すよう形状が決められている構造を提供する請求項6記載の装置。
  9. 尿バルブの第一、第二、および第三流部が、実質的に平行な導管セクションを含む、請求項6記載の装置。
  10. 実質的に平行な導管の患者の足の間の空間でのルーティングを容易にするために有効な、第一、第二、および第三の実質的に平行な導管との接続のために、尿バルブの該第一、第二、および第三流部のそれぞれとの液連絡において接続構造が提供される、請求項6記載の装置。
  11. 尿バルブの本体が、接触による傷害を患者に与えることを抑止するために構築されたハウジングを含む、請求項6記載の装置。
  12. 尿バルブを通じての好ましい流路が、第一のバルブ構造を第二のバルブ構造に関して回転させることで選択される、請求項11記載の装置。
  13. 尿バルブが、ハウジングの第一部をハウジングの第二部に関して回転させることで液流路を選択するために作動される、請求項12記載の装置。
  14. ハウジングの第一および第二部が、外部汚染物による浸潤に対してシールされている、請求項13記載の装置。
  15. ハウジングが、該ハウジングの外部表面からの糞便の掃除を容易にするために、汚染物が遮蔽されるかもしれない間隙の形成を抑止する、滑らかな表面および丸くなった角を含む、請求項11記載の装置。
  16. 尿バルブがゲートバルブとして構築される、請求項6記載の装置。
  17. バルブを通じてそれぞれ第一および第二流部に開いている第一および第二の開口部が第一の表面に配置されており;かつ
    バルブコア要素が、第二の表面に配置された第三の開口部が、該第一および第二の開口部、該第一および第二流路に共通する流路の一部に開いている第三の開口部のいずれかとの液連絡のための漏れ耐性シールを形成するように整列させることができるように、該第一の表面と協力して構築される第二の表面を含む
    請求項6記載の装置。
  18. 漏れ耐性シールが以下を含む、請求項17記載の装置:
    第一の表面に配置され、第一の開口部を包含するよう手配された第一のオーリング;および
    該第一の表面に配置され、該第一の開口部および第二の開口部を包含するよう手配された第二のオーリング。
  19. 尿バルブのハウジング上の構造物が、現在選択されている流路の視覚的指標を提供するために適応されている、請求項6記載の装置。
  20. 保護的なハウジングとして機能しうる、接触から起こる患者の怪我を抑止するための鈍い角およびカーブにより段階的に変化する部位を有するトレイであって、ソケットを定義づける該ハウジングは、患者から該ソケットが受け入れる構造を間隔をあけて離すことができ、該ソケットは該尿バルブを受け入れるように構築されるトレイとの組み合わせとしての、請求項6記載の装置。
  21. ソケットが、カテーテルと結合した構造の排出末部分を収容する、請求項20記載の組み合わせ。
  22. ソケットが、カテーテルと結合した吸入ポートに保健従事者が針を挿入することを助けるのに適した配置で排出末部分の保持に適応される、請求項21記載の組み合わせ。
  23. 患者から排出導管に尿を排出するように適応されたカテーテル;
    液容器;
    該液容器と該カテーテルの排出部との間の第一液路;
    該第一液路中の液に圧力をもたらすために配置されたポンプ;
    該ポンプの下流の位置において該第一液路中の該液の圧力を計測するよう手配された圧力変換器;および
    該第一液路を通じての液流を許しつつ、該排出導管を閉塞するように作動し、該バルブが該排出導管を通じて液流を許すように配置された場合に、該バルブと該排出導管との結合が残るように配置される排出バルブ
    を含む、患者の膀胱の水圧を計測する装置。
  24. バルブが以下を含む、請求項23記載の装置:
    以下を含む多方向バルブ:
    第一液路に配置され、容器からの液を受けるように手配された第一流部;
    第二液路に配置され、カテーテルのための排出口として設定された第二流部;および
    該カテーテルの尿排出末との液連絡のために第一液路に配置された第三流部;
    このとき:
    該多方向バルブは該第三流部と該第二流部との間の液流を選択的に抑止するように作動し;かつ
    該多方向バルブは患者の足の間の液導管の実質的に平行なルーティングを容易にするために、流線型配管(streamlined plumbing arrangement)を提供するように設定される。
  25. バルブを通しての流路を形成する尿排出ルーメンが、約16分の3インチ(4.8mm)の実質的に均一な直径を持ち、;かつ
    多方向バルブのシーリング要素が約0.0006立方インチ(10ml)より少ないデッドボリュームを含むように構築される、
    請求項24記載の装置。
  26. 排出バルブが以下をさらに含む、請求項23記載の装置:
    バルブ入り口ポート、第一アラインメント構造物、および軸性接続構造物(axial connection structure)を含む近位本体部;
    以下を含む遠位本体部:
    バルブ-液流配置を示すために該第一アラインメント構築物と協力するよう配置された第二アラインメント構築物;
    第一バルブ排出ポートと液連絡する第一開口部;および
    第二バルブ排出ポートと液連絡する第二開口部;
    遠位ゲート表層部に配置された第三開口部を有し、バルブ注入ポートとの液連絡にあり、かつ該第一または第二開口部のいずれかとの液連絡のために選択的に配置できる導管を含み、該ゲートの周囲が、該ゲートと該遠位本体部との実質的に固定された軸性の関係の維持に効果的に、遠位本体部に恒久的に付加された構築物によってトラップされ、該ゲートに結合した構築物が、近位本体部にある該軸性接続構造物に恒久的に付加されている回転可能なバルブゲート;ならびに
    該第一開口部と該第三開口部との間、および、該第二開口部と該第三開口部との間で連絡する液のための、漏れ予防シールを形成するよう選択的に配置されたバルブシール構造物。
  27. 以下をさらに含む、請求項26記載の装置:
    バルブの中への汚染物の浸潤を抑止するために近位本体部と遠位本体部との間に配置されたバルブ本体シール。
  28. 以下をさらに含む、請求項26記載の装置:
    完全に作動している位置を超えた、ゲートの位置ずれを抑止するために配置された、完全静止構造物(positive stop structure)。
  29. 完全静止構造物が、ゲートおよび遠位本体部に結合した共同構造物にある遠位の突出した位置づけポストを含む、請求項28記載の装置。
  30. 以下をさらに含む、請求項26記載の装置:
    以下を含む液流の位置を示す構造物:
    第一の色を有する、近位ハウジングに配置された第一部位;
    該第一の色を有し、遠位ハウジングに配置された第二部位;および
    第二の色を有し、該遠位ハウジングに配置された第三部位;
    このとき:
    該第一および第二部位の整列はバルブが好適液流位置にあることに相当し、該第一部位および該第三部位の整列は該バルブが第二液流配置にあることに相当する。
  31. 以下をさらに含む、請求項26記載の装置:
    使用者に、バルブが液流位置に完全に作動していることを示す触知性フィードバックを提供するために配置された、振動誘発構造物。
  32. 振動誘発構造物が、完全静止構造物に結合した構造物を含む、請求項31記載の装置。
  33. 振動誘発構造物が、遠位ハウジングに結合した要素とゲートに結合した要素との間の構造的障害を形成するように手配された、請求項31記載の装置。
  34. 振動誘発構造物が、遠位ハウジングに結合し、かつ位置づけポストとの構造的さまたげを形成するように手配された傾斜構造物を含む、請求項31記載の装置。
  35. 以下をさらに含む、請求項26記載の装置:
    バルブが特定の液流位置のときにのみ作動するよう手配されたロックアウト構造物。
  36. 以下をさらに含む、請求項26記載の装置:
    バルブの作動から排出閉塞位置までの設定した期間が過ぎた後に、ゲートを尿排出位置に自動的に戻すように構築されかつ手配された、リターン機構。
  37. 以下の段階を含む、患者の膀胱の水圧を計測する方法:
    a)膀胱とカテーテルの排出部との間にストレッチを含む第一液路の液連絡を提供するために、該患者に尿カテーテルを導入する段階;
    b)尿バルブが排出位置および計測位置を含み、該排出位置が注入ポートと該尿バルブから排出受容器にむけて伸びる第二液路との間の連絡を提供し、第二液路に沿った該注入ポートからの液流に抵抗しつつ該計測位置が該注入ポートと該尿バルブおよび液源の間にある第三液路との間の連絡を許す、第一液路と液連絡する尿バルブの注入ポートを配置する段階;
    c)該第三液路に沿った該カテーテルへの液流を推進することができるポンプへ該液源を接続する段階;
    d)該ポンプと該膀胱との間の液の圧力を計測するための圧力変換器を配置する段階;
    e)該尿バルブを該計測位置におき、該膀胱に該液のボーラスをもたらすために該ポンプを作動させる段階;
    f)該液の水圧を計測するために該圧力変換器を使用する段階;ならびに
    g)該尿バルブを該排出位置におく段階。
  38. 時間を置いて複数回施行される腹圧計測工程として、e)からg)までの段階が順に繰り返される、請求項37記載の方法。
  39. 段階e)のポンプの作動が、液源からカテーテルへの液流を許し、逆方向への液流に抵抗する、自動バルブ配置のステージング部位で周期的圧力変動を生じるための注射器の作動を含む、請求項37記載の方法。
  40. ポンプおよび尿バルブが、プログラムが可能な機械化された装置による作動制御下にあり;かつ
    水圧から提示可能な情報がターミナルに表示される
    請求項38記載の方法。
  41. ターミナルが患者がいる部屋から離れている、請求項40記載の方法。
  42. 以下を含む、患者に導入された尿カテーテルを通して腹圧を推察するために、患者の膀胱の圧力を計測する助けるために適応された、あらかじめ組み立てられた装置:
    袋からの生理食塩水の排出に効果的な生理食塩水袋に連結することができる、袋コネクター;
    生理食塩水を注入ポンプに輸送することができ、該袋コネクターと液連絡する第一導管;
    圧縮された液路にある該生理食塩水を尿バルブへ送るよう配置され、手配された該注入ポンプ;
    該圧縮された液路にある該生理食塩水との液連絡するよう該圧力変換器を置くことを許すために、圧力変換器と連結するように配置され、手配された変換器コネクター;ならびに
    バルブが尿排出導管に付加され、カテーテルからの尿排出路を閉塞することができるカテーテルと結合した構造物と連結するためにバルブ開口末に配置された該尿バルブ。
  43. パッケージ中の組み立て物を保持し、保管および輸送中の組み立て物の衛生を維持することができるように手配された材料のパッケージをさらに含む、請求項42記載の装置。
  44. 尿バルブが以下を含む、請求項42記載の装置:
    バルブ入り口ポート、第一アラインメント構造物、および軸性接続構造物(axial connection structure)を含む近位本体部;
    以下を含む遠位本体部:
    バルブ-液流配置を示すために該第一アラインメント構築物と協力するよう配置された第二アラインメント構築物;
    第一バルブ排出ポートと液連絡する第一開口部;および
    第二バルブ排出ポートと液連絡する第二開口部;
    遠位ゲート表層部に配置された第三開口部を有し、バルブ注入ポートとの液連絡にあり、かつ該第一または第二開口部のいずれかとの液連絡のために選択的に配置できる導管を含み、該ゲートの周囲が、該ゲートと該遠位本体部との実質的に固定された軸性の関係の維持に効果的に、遠位本体部に恒久的に付加された構築物によってトラップされ、該ゲートに結合した構築物が、近位本体部にある該軸性接続構造物に恒久的に付加されている回転可能なバルブゲート;ならびに
    該第一開口部と該第三開口部との間、および、該第二開口部と該第三開口部との間で連絡する液のための、漏れ予防シールを形成するよう選択的に配置されたバルブシール構造物。
  45. 尿バルブが以下の組み合わせを含む、請求項42記載の装置:
    圧縮された液路との液連絡を提供する生理食塩水ポートを有し、尿カテーテルの排出部と連結する一端が適応された、雄型接続具;ならびに
    圧力の測定中、該排出導管に引き続き接続されるように手配され、生理食塩水ポートの下流の位置においてカテーテルから排出路を閉塞することができる、閉塞装置。
  46. 閉塞装置が以下を含む、請求項45記載の装置:
    排出路の柔軟性のある導管部を包含するよう配置された本体;および
    該本体に対して該柔軟性ある導管部を圧縮することができるレバーアクチュエーター。
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