JP2007523741A - 押出された中空プロフィルの内部を連続的にコーティングする方法 - Google Patents

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Abstract

本発明は、中空プロフィル展伸材を、湾曲した弧状の走行経路に沿って、液状のコーティング剤の、場所的に定置に留まる溜りを通して案内し、それにより、中空プロフィル展伸材の内壁をコーティング剤で濡らし、かつ中空プロフィル展伸材をコーティング剤溜りの通走直後に上り勾配の走行経路へと案内する、連続的に押出された弾性的な材料から成る中空プロフィル展伸材の内部を連続的にコーティングする方法に関する。本発明により、中空プロフィル展伸材を液体払拭器に対して相対的に前進運動させることにより、余分なコーティング剤を、中空チャンバの内部に支承された液体払拭器により、単数または複数の内壁から払拭し、その際、少なくとも1つの磁石または磁化可能な材料と、内壁に接触する少なくとも1つの払拭リップとを備え、中空プロフィル走行経路の勾配の領域でコーティング剤溜りの下流に配置されている液体払拭器を、前進する中空プロフィル展伸材の外面に隣接して固定されている対応磁石または磁化可能な材料により、中空プロフィル展伸材の走行経路内の一定の位置に固持するようにした。さらに本発明は、液体払拭器と、中空プロフィルのチャンバから余分なコーティング剤を除去するための装置とに関する。

Description

本発明は、押出された中空プロフィル展伸材の内部を連続的にコーティングする方法に関する。さらに本発明は、中空プロフィルのチャンバから余分なコーティング剤を除去するための装置に関する。
特定の使用、例えば温室またはその他の湿室のガラス張りのために、熱可塑性のプラスチックから成る中空チャンバプレート(Hohlkammerplatte)が使用される。中空チャンバプレートの内面には、水流延性(wasserspreitend)のコーティングが被着されている。例えば欧州特許出願公開第0530617号明細書には、押出された熱可塑性のプラスチックから成る中空プロフィルの内部を連続的にコーティングする方法が記載されている。この方法では、中空プロフィル展伸材が押出し直後に、湾曲した走行経路に沿って、液状のコーティング剤の溜りを通して案内される。コーティング剤を通走した後、中空プロフィル展伸材は、液状のコーティング剤の、連行される余剰分が部分的に溜りに還流するまで、上方に案内される。
この方法の問題点はコーティング剤の緩慢な流出速度である。それにより、内壁における均等な膜形成のために必要な量よりも多くのコーティング剤が展伸材の中空チャンバ内に残される。そのような余剰分は、相対的に肉厚な、ゆっくりと乾燥する膜を形成するに至るか、またはフローエッジ(Fliesskante)、しま(Schliere)およびいわゆる「フローノーズ(Fliessnasen)」を形成するに至る。結果として、中空プロフィルからのこ引きされたプレートは湿っている。
確かに、のこ引きされたプレートは外側のラミネート膜の被着のために60℃の熱処理炉内で処理されるが、この処理は余分なコーティング剤を除去するには不十分である。従来の解決策は、プレートを、走行車輪を備えた車両上に載せ、プレートを横方向および縦方向で傾け、それにより、残された液状の一部を流出させることにあった。
残された液体の残分がそれでも尚極めて大きいので、プレートは引き続き温風ブロアに接続される。その際、不連続的なプロセスで、プレートは個別的に乾燥されることができる。コーティング液の一般的な量では、この方法の後、結晶質のデポジットが中空プロフィル内に残される。このデポジットは白いしみとして特にプレートの両端面に出現する。この残分を除去するために、プレートの両側で300mmが切除されなければならず、切れ端として材料ロスが生じる。
それにより生じるのこくずはやはりプレートから除去されねばならない。このステップにより、前に実施されたくずの出ない分割、つまり引っ掻き傷を付けた後に破断するという方法の利点は無に帰する。さらに不都合なことに、前に被着された、プレートの外側のラミネート膜は液体残分もしくは結晶質のデポジットにより浸透され、剥離される。
つまり、均等な膜形成のために必要な量を超える、プレートの内部の液状のコーティング剤の量は結果的に、連続的な押出し/コーティングプロセスに、不連続的な手間のかかる再処理ステップを接続しなければならず、しかも6%〜10%の材料ロスを伴う不良品製造を甘受しなければならないことに至る。
アメリカ合衆国特許第5681390号明細書に記載された、対象物のスプレーコーティングのためのスプレーブースでは、その内壁が払拭バーにより、細かく分配された材料からクリーニングされる。内壁に設けられた払拭バーは磁石により外側から動かされる。
類似のシステムは水槽のための磁石式ウインドウクリーナとして利用される。そこでは、内面に設けられたクリーニング磁石が、外面に設けられた磁石により、ウインドウに沿って案内される。それにより、内面はクリーニングされる。ただし、上記技術は連続的な方法ではない。汚れの払拭の原理は、払拭器が可動である一方、処理したいワークピース位置が固定であることに基づいている。加えて、そのような払拭器は固形の残分の除去のために適しているにすぎず、余分な液状の残分の除去および回収のための解決策を提供するものではない。
背景技術の、上に提示して議論した問題に鑑みて、本発明の課題は、大幅に連続的に実施することができる、連続的に押出された中空プロフィル展伸材の内部をコーティングする方法を提供することである。残された余分なコーティング剤に起因する前記不連続的な再処理ステップは減じられるべきである。
本発明の課題はさらに、可視のコーティング残分もしくは結晶質のコーティング残分に起因する、中空プロフィルのロスをできるだけ回避することができる方法を提供することである。
やはり、本発明による方法により、余分なコーティング剤のできるだけ大きな部分が回収されるべきである。従来の技術では、コーティング剤の大きな部分が中空プロフィルのロスと共に廃棄に処せられ、回収されることはできない。
これらの課題ならびに明言こそされてはいないが、ここで議論した関連事項から自明なこととして導き出されるか、またはそこから必然的に生じるその他の課題は、請求項1記載の方法により解決される。
本発明による方法の有利な変化形は、請求項1に係る従属請求項2から11で保護下に置かれる。請求項12は液体払拭器を対象としており、請求項13は、本発明による方法を実施することができる、中空プロフィルのチャンバから余分なコーティング剤を除去するための装置を対象としている。
図1には、本発明による方法で使用される液体払拭器の有利な実施形態が示されている。本発明による方法を実施するための装置は図2に概略的に垂直な断面図で示されている。図3には、製作された中空プロフィル展伸材の有利な実施形態が横断面図で示されている。図4には、中空チャンバ内で支承されている液体払拭器が示されている。
「中空プロフィル展伸材を液体払拭器に対して相対的に前進運動させることにより、余分なコーティング剤を、中空チャンバの内部に支承された液体払拭器により、内壁から払拭し、その際、少なくとも1つの磁石または磁化可能な材料と、内壁に接触する少なくとも1つの払拭リップとを備え、中空プロフィル走行経路の勾配の領域でコーティング剤溜りの下流に配置されている液体払拭器を、前進する中空プロフィル展伸材の外面に隣接して固定されている対応磁石または磁化可能な材料により、中空プロフィル展伸材の走行経路内の一定の位置に固持する」ようにしたことにより、中空プロフィル展伸材の内部のコーティングを連続的に実施し、背景技術で述べた、余分なコーティング剤を除去するための不連続的な後処理ステップを省略することが達成される。
さらに、乾燥後、中空チャンバ内の可視のコーティング残分もしくは結晶質のコーティング残分と、それにより生じる中空プロフィルのロスとは回避される。
さらに、本発明による方法により、液状のコーティング剤の消費量を特筆すべきほどに減じることが可能である。つまり、消費量は欧州特許出願公開第0530617号明細書に記載の方法における消費量の12分の1にすぎない。このことはいわば上記公知の方法に比してコーティング剤溜りの寿命が12倍になることを意味している。
以下に、本発明による方法の特別な実施形態について説明する。ただし、この実施形態は限定を行うものではない。
第1のステップで、押出し装置と、押出しスリットノズルと、冷却された校正器とを備えた押出し機において連続的に、中空プロフィル展伸材が、冷却後、プラスチックの場合有利にはガラス転移温度下への冷却後、均等な速度で引抜かれる。
「中空プロフィル展伸材(Hohlprofilstrang)」とは、本発明の意味では、少なくとも1つの一貫した中空室を備え、一定の断面を有して押出された展伸材のことである。ストランドとも呼ばれる中空プロフィル展伸材には、管材、枠形材、桟形材および程度の差こそあれ複雑な横断面形状および場合によっては複数の中空室を備えたその他の技術的な形材が属する。中空室を包囲する層の肉厚は一般に0.1mm〜5mmである。本発明の方法による作業性の前提条件は、押出し方向での押出された中空プロフィルの弾性的な可撓性である。この可撓性は例えばプラスチックでは少なくともガラス転移温度の直下に位置する温度で、約1m〜100mの曲げ半径を許可する。そのような可撓性は一般に、中空プロフィルが40mmよりも薄いときに提供されている。
有利には中空チャンバプレートが形成され、コーティングされる。図4には、本発明による方法により製作される中空プロフィル展伸材の有利な形状が横断面図で示されている。
本発明の方法のために、必要な曲げを許可するすべての弾性的な材料と、DIN53457に基づき200℃で測定された、少なくとも1000MPa、有利には1500MPa〜4000MPaの弾性率を有する熱可塑性に押出し可能なプラスチックとが適している。そのガラス転移温度(DIN7724)は少なくとも50℃、有利には70℃〜200℃である。有利なのは、硬さ、剛性ならびに天候影響に対する耐性の点で優れた、土木建築用の典型的な構造プラスチックである。有利には、例えばポリメチル(メタ)アクリレート、ポリカーボネート、ポリビニルクロリド、ポリスチレン、ABS、ラバー、シリコーン、ゴム、コルク、ガラス繊維強化または炭素繊維強化されたプラスチックおよび金属である。「(メタ)アクリレート」なる記載はここでは、例えばメチルメタアクリレート、エチルメタアクリレート等のメタアクリレートと、アクリレートと、両者の混合物とを意味している。
ポリメチル(メタ)アクリレートは一般に、メチル(メタ)アクリレートを含む混合物のラジカルな重合により得られる。一般に、これらの混合物は、モノマーの質量に関して、少なくとも40質量%、有利には少なくとも60質量%、特に有利には少なくとも80質量%のメチル(メタ)アクリレートを含んでいる。
コモノマーが使用されることもできる。一般に、モノマーの質量に関して、0質量%〜60質量%、有利には0質量%〜40質量%、特に有利には0質量%〜20質量%の量のコモノマーが使用される。その際、化合物は個別的にまたは混合物として使用されることができる。
ポリ(メタ)アクリレートは特性の改質のために別のポリマーを有していることができる。このポリマーには、とりわけポリアクリルニトリル、ポリスチレン、ポリエーテル、ポリエステル、ポリカーボネートおよびポリビニルクロリドが属する。これらのポリマーは個別的にまたは混合物として使用されることができる。その際、前記ポリマーから誘導可能なコポリマーも使用されることができる。
中空プロフィル展伸材を製作するための熱可塑性のプラスチックはあらゆる種類の一般的な添加剤を含んでいることができる。添加剤には、とりわけ着色剤、耐電防止剤、酸化防止剤、離型剤、難燃剤、潤滑剤、流動性改良剤、充填剤、光安定剤、例えばホスフィットまたはホスホネートのような有機リン化合物、顔料、耐候剤および可塑剤が属する。
本発明の特別な観点によれば、熱可塑性のプラスチックは場合によっては耐衝撃性改良剤により機械的により安定に構成されることができる。特にこのことは、ポリ(メタ)アクリレートまたはポリカーボネートが使用される場合に該当する。
押出し機の通走時、弾性的な材料、有利には熱可塑性のプラスチックから成る中空プロフィル展伸材は、弾性的な曲げの下、下向きに湾曲した弧状の走行経路を通して案内される。まず、展伸材は下方に案内される。その際、水平線に対して測定される最大の降下角は有利には3°〜20°、特に5°〜10°である。下側の頂点の通過後、中空プロフィル展伸材は有利には、水平線に対して測定される最大3°〜20°の角度、特に5°〜10°の角度で上り勾配を成して上向きに案内される。勾配に引き続いて、展伸材は冷却のためにやはり実質的に水平に、有利には分割装置まで案内されることができる。そこで、展伸材は所望の長さの区分もしくは中空チャンバプレートに分割される。
押出しノズルと走行経路の下側の頂点との間の高度差は、有利には200mm〜600mm、特に有利には350mm〜450mmである。下側の頂点と、勾配に引き続いての走行経路の水平な区分との間の高度差は、有利には200mm〜600mm、特に有利には300mm〜400mmである。それに応じて、帯材の曲率半径は4000mm〜26000mmである。中空プロフィル展伸材の前進運動速度は一般に0.2m/min〜2.5m/min、有利には0.5m/min〜1.5m/minである。
帯材の下側の頂点の領域には中空チャンバ内に場所的に定置に液状のコーティング剤の溜りが存在する。コーティング剤の量は常に、液面が中空チャンバのすべての壁の内面に接触するような値に維持される。コーティング剤は、十分な長さ区分の中空プロフィル帯材が押出され、走行経路を通して案内された後に初めて中空チャンバ内に充填される。通常、一回の充填は数時間〜数日の運転時間のために足りる。
内部コーティングの有利性は中空プロフィルのその都度の使用分野から生じる。つまり、例えば欧州特許第201816号明細書では、プラスチックから成る中空チャンバプレートの外面および内面に、プラスチックよりも低い光学的な屈折率の被覆を施すことが提案されている。それにより、透過する光の反射損失が減じられ、総光透過性が高められる。
本発明による方法の有利な使用は、中空チャンバプレートの内面への水流延性のコーティングの被着にある。そのようなコーティングの必要性は温室およびその他の湿室のガラス張りにおいて生じる。
この目的のためのコーティング剤は、例えば欧州特許第149182号明細書から公知である。
ただし、必要ならば本発明により、中空プロフィル帯材を相前後して、本発明の意味で構成された複数のコーティングゾーンを通して案内することにより、複数の層を相前後して被着してもよいことについて言及せずにおくわけにはいかない。前提条件は、帯材が第2のコーティングゾーンに進入する前に、第1のコーティングが硬化され得ることである。こうして、例えば第2のコーティングのための付着を促進する下地が形成される。
本発明の方法のために一般に、1mPas〜4000mPas、有利には2mPas〜25mPasの範囲の粘度を有する希薄なコーティング剤が使用される。その際、コーティング剤には溶剤が添加されることができる。原理的には高粘度のコーティング剤が使用されることもできる。
重要なことは液状のコーティング剤によるプラスチック表面の十分な濡れである。その結果、閉鎖された膜が形成される。そうでなければ、湿潤剤が添加されることができる。大抵の場合、物理的に乾燥する液状のコーティング剤が使用される。このコーティング剤は、溶解、分散または懸濁された不揮発性または難揮発性の被覆剤と、揮発性の液体とから成っている。水流延性かつ視覚的に効果的なコーティングおよびその製作は欧州特許出願公開第0530617号明細書に記載されている。さらに、本発明による方法により、適当な粘度を有するすべてのコーティング剤、例えばオイル、ラッカー等が使用されることができる。
本発明の方法は、余分な液状のコーティング剤を、中空チャンバの内部に存在する液体払拭器により、中空チャンバの内壁から払拭することにより特徴付けられている。
「余分な」とは本発明の意味では、コーティング剤の、中空チャンバの内壁に連続的に膜形成するために必要な量を超える量のことである。
この量はとりわけ、コーティング剤の粘度、押出し速度および展伸材を送る際の角度に依存している。一般に、余分なコーティング剤の量は、使用される総量の5体積%〜98体積%、特別な事例では20体積%〜97体積%である。
払拭もしくは掻き落としは、押出された中空プロフィル展伸材もしくは当該の中空チャンバの、定置の液体払拭器に対して相対的な前進運動により行われる。液体払拭器はその都度少なくとも1つの払拭リップと1つの磁石または磁化可能な材料とを有している。
有利には、前方に押出された各中空チャンバ内に、余分なコーティング剤を払拭するための1つの液体払拭器が存在する。ただし、各中空チャンバ内に1つの液体払拭器を配置することは必ずしも必要なことではない。やはり、払拭器を、余分なコーティング剤が除去されるべき選択された中空チャンバ内にのみ配置することが可能である。
やはり、唯一の中空チャンバ内に2つまたはそれよりも多くの液体払拭器を配置することが可能である。複数の液体払拭器は相並んで配置されていてもよいし、相前後して配置されていてもよい。複数の液体払拭器は選択的に互いに結合されていることができる。複数の液体払拭器は、コーティング剤を中空チャンバのそれぞれ異なる壁から払拭するように配置されていることができる。
各液体払拭器の払拭リップは、中空チャンバの単数または複数の内壁に接触するように配置されている。払拭リップにより接触される内壁から、押出された中空プロフィル展伸材が連続的にその走行経路に沿って前進運動することにより、余分な液体が払拭される。
払拭リップのための材料として原理的に、コーティング剤に対して化学的に耐性であり、液体払拭器の均等な前進運動を保証するために低い摩擦を有しており、中空プロフィルの形状に適合可能であり、かつ同時に、変化するチャンバ断面への適合が可能な程に弾性的であるものが適している。
有利には、払拭リップはテフロンまたはシリコーンから成る。特に適しているのは、0.3g/cm〜1.8g/cmの密度を有する発泡テフロンである。さらに、シリコーンチューブが払拭リップのための材料として特に適している。
払拭時、液体払拭器および払拭リップは、磁石と対応磁石または磁化可能な材料との間の相互作用により場所的に定置に、中空チャンバ展伸材が運動する間保持される。磁石または磁化可能なボディは液体払拭器の部分であり、やはり中空チャンバの内部に存在する。
液体払拭器毎に少なくとも1つの磁石、対応磁石または磁化可能なボディは、前進する中空プロフィル展伸材の外面に隣接して取り付けられており、液体払拭器を、中空プロフィル展伸材の走行経路内の、実質的に一定の位置に保持する。中空プロフィル展伸材の内部に存在する液体払拭器は、展伸材の外側に設けられた磁石、対応磁石または磁化可能なボディにより、これに接触することなくその位置に保持される。有利には、磁石、対応磁石または磁化可能なボディは、磁石表面と展伸材の外面との間の間隔が2mm〜10mmであるように、中空プロフィル展伸材の隣に取り付けられている。さらに、磁石、対応磁石または磁化可能なボディは中空プロフィル展伸材の両側に互いに対向して取り付けられていることができ、液体払拭器を場所的に定置に保持することができる。
磁石、対応磁石または磁化可能なボディの幾何学形状は有利には中空プロフィルの幾何学形状に合わせて調整される。図3に示したような中空プロフィルプレートが製作される場合、有利にはフラット磁石が使用される。その際、そのフラットな表面は縦方向および横方向で、前進する展伸材の外壁に対して平行に方向付けられている。
磁石の選択は液体の摩擦値に依存して決められる。本発明による使用のために、200kJ/m〜380kJ/mのエネルギ密度を有する磁石が適している。前提条件は、対応磁石または磁化可能なボディが液体払拭器を中空プロフィル展伸材の運動中その位置に保持し得る十分な強さの磁界である。その際、中空プロフィル展伸材は有利には0.5m/min〜2.5m/minの速度で運動する。有利には、磁石および対応磁石として、従来慣用の鉄磁石よりも10倍〜12倍の高さのエネルギ密度を有するNd−Fe−B磁石が使用される。ネオジウム−鉄−ボロン磁石の他に、原理的に、比較可能なエネルギ密度を有するあらゆる別の磁石も使用可能である。その際、電磁石が使用されることもできる。本発明による方法のために、磁石の代わりに、永久磁石または電磁石と組み合わされた磁化可能な材料も適している。
液体払拭器および対応磁石または磁化可能なボディは中空プロフィル経路の上り勾配の領域でコーティング剤溜りに引き続いて存在する。有利には、走行経路のこの区分における勾配は5°〜10°である。
液体払拭器および対応磁石または磁化可能なボディは方法中、中空プロフィル展伸材が連続的に運動している間、コーティング剤溜りおよび押出し機に関して場所的に定置である。走行経路の勾配の領域での配置は、払拭されたコーティング剤がコーティング剤溜りに還流し、別のコーティングプロセスのために使用されることを生ぜしめる。
方法の有利な実施形態では、上記払拭リップおよび磁石の他に、コーティング剤で浸漬可能な材料から成るリップをも有する液体払拭器が使用される。
そのようなリップは中空プロフィル展伸材の走行経路の方向で見て払拭リップの下流に存在しており、やはり払拭リップと同様に中空チャンバの単数または複数の内壁と接触する。方法経過中、リップは液状のコーティング剤で浸漬され、それにより、中空チャンバの内壁上でのコーティング剤の特に均等な分布を生ぜしめる。
やはり、コーティング液で浸漬されたリップは、払拭リップにより内壁の箇所でコーティング剤が完全に払拭される場合、中空チャンバ内壁におけるコーティング膜の連続的な形成を生ぜしめる。
液体浸漬可能なリップのための有利な材料はフェルトである。やはり原理的には、例えばスポンジおよびクロスのような、コーティング剤に対して実質的に化学的に耐性であり、液体払拭器の均等な滞在を補償するために低い摩擦を有しており、中空チャンバ断面の形状に適合可能であり、かつ同時に、変化するチャンバ断面への適合がそれにもかかわらず可能な程に弾性的であるあらゆる別の液体浸漬可能な材料が、そのようなリップのために適している。
原理的には、磁石、対応磁石または磁化可能な材料および払拭リップのみから成る液体払拭器が使用されることができる。その際、磁石、対応磁石または磁化可能な材料自体が液体払拭器のボディを形成する。このボディに払拭リップが固定されている。ただし有利には、磁石、対応磁石または磁化可能な材料と、払拭器と、場合によっては液体浸漬可能なリップとが固定されている非磁性のボディから形成されている液体払拭器が使用される。
液体払拭器の非磁性のボディは原理的に、コーティング剤に対して実質的に不活性であるあらゆる材料から成っていることができる。有利な材料は、ポリ(メタ)アクリレート、ポリスチレン、ポリカーボネートのようなプラスチックである。
本発明による方法の一実施形態は、中空チャンバの内壁が専ら単数または複数の払拭リップにより、かつ場合によっては付加的に液体浸漬可能なリップにより接触されるように構成されている。このことは、存在するリップが、磁石または磁化可能な材料もしくは払拭器のボディを越えて張り出していることにより達成される。
液体払拭器の磁石、対応磁石または磁化可能な材料と、場合によっては存在する非磁性のボディとは内壁に接触しない。それというのも、これらのコンポーネントの、内壁に対する機械的な作用が、コーティング膜の可能な損傷のために望ましくないからである。
別の有利な実施形態では、磁性または非磁性のボディに単数または複数の回転可能なローラが位置固定されている液体払拭器が使用される。このローラにより、液体払拭器は中空チャンバ内で支承されている。ローラは、磁石または対応磁石の引力により、少なくとも中空プロフィル展伸材の、液体払拭器の磁石、対応磁石または磁化可能な材料と、対応磁石との間に存在する壁に接触するように取り付けられている。ただしやはり、その他の内壁がローラにより液体払拭器に接触されてもよい。
ローラは原理的に、コーティング剤に対して実質的に不活性であるあらゆる材料から成っていることができる。有利なのは、例えばポリ(メタ)アクリレート、ポリカーボネート、ポリスチレンまたはポリアミドのようなプラスチックである。
結果的に、前記実施形態による液体払拭器は中空チャンバの単数または複数の内壁に払拭リップおよび場合によっては存在する液体浸漬可能なリップならびにローラでもって接触する。中空プロフィル展伸材の運動時、ローラは回転する。
ローラは、中空プロフィルチャンバの壁と、磁石、対応磁石または磁化可能な材料もしくは液体払拭器のボディとの間のスペーサとして働く。規定された間隔により、壁に対する払拭リップの特に均等な押付けと、特に均等な払拭とが達成されることが可能である。
前記方法により、中空チャンバの内壁には、湿った状態で一般に0.05μm〜3000μm、有利には2.5μm〜3.0μmの膜厚さを有する連続的な膜が形成される。コーティング剤の乾燥後、膜厚さは一般に50nm〜300nm、有利には60nm〜160nmである。
その際、結果的に生じる膜厚さは多数のパラメータに依存している。パラメータのうちの幾つかを以下に例示する。例えば、液体払拭器と、磁石、磁化可能なボディまたは対応磁石との間の引力は、中空チャンバ壁に対する払拭リップの押付け圧を規定する役割を果たす。
やはり、膜厚さおよび膜の均一性は、どの程度の摩擦、弾性および適合性を払拭リップの材料が中空プロフィルの形状に対して有しているかに依存している。さらに、膜厚さは、フェルトリップのために使用されるフェルトの密度により規定される。
液体払拭器のボディにローラが設けられている場合、さらに、ボディと中空チャンバ壁との間の、ローラにより規定される間隔と、払拭リップの、それにより規定される最大の圧縮とは、膜厚さにとって重要である。
本発明はやはり液体払拭器および余分なコーティング剤を除去するための装置に関する。両者について図1〜図4に示した特別な実施形態を参照しながら説明する。ただし、本発明はこれらの特別な実施形態に限定されるものではない。
図1に示した液体払拭器は、2つの磁石、対応磁石または磁化可能な材料(2)が切欠き(3)内に固定されているボディ(1)から成っている。やはり、少なくとも1つの払拭リップ(4)と1つのフェルトリップ(5)とがボディに固定されている。ローラ(6)は軸(7)上でボディの別の切欠き内に支承されている。
本発明による方法を実施するための装置の有利な実施形態は図2に示されている。ここには示されていない押出し装置に引き続いて、複数のガイドローラ(21〜29)が配置されている。ガイドローラは、押出された中空プロフィル展伸材(8)を、下方に湾曲した弧状の走行経路に変向する。走行経路の凹部には展伸材の複数の中空チャンバ内にコーティング剤溜り(9)が存在する。展伸材の各中空チャンバ内には2つの液体払拭器(10a,10b)が配置されている。図2には、複数の中空チャンバのうちの1つだけが、縦断面図で、その中に配置された2つの液体払拭器と共に示されている。中空プロフィル展伸材もしくは中空チャンバの外面に隣接して、磁石、対応磁石または磁化可能なボディ(11)が保持装置(12)に固定されている。液体払拭器と、対応磁石、磁石または磁化可能なボディと、保持装置とは、中空プロフィル走行経路の上り坂の区分に、コーティング剤溜りに引き続いて配置されている。
ローラ(28,29)に引き続いて、中空プロフィル走行経路は水平に経過する。水平の区分には、中空プロフィル展伸材を所望の長さの区分もしくは中空チャンバプレートに分割するための、図2には示されていない分割装置が配置されている。
図3には、図2に縦断面図で示した中空プロフィルの横断面図が示されている。この中空プロフィルは、2つのフランジ(17,18)と2つのウェブ(19,20)とにより画定される中空チャンバ(16)を有する中空チャンバプレートである。両液体払拭器(10a,10b)はそのローラおよびリップでもってその都度一方のフランジ上にのみ、図2に示されているように位置しており、そのリップでもってフランジおよびウェブの一部に接触する。
それゆえ、図2に示されているように、2つの液体払拭器(10a,10b)が各中空チャンバ(16)内に配置されている。その際、第1の液体払拭器はそのリップでもって上側のフランジ(17)およびウェブ(19,20)の上側の部分に接触し、かつ第2の液体払拭器はそのリップでもって下側のフランジ(18)およびウェブ(19,20)の下側の部分に接触する。第1の液体払拭器(10a)は中空プロフィル展伸材の走行経路(L)の方向で見て第2の液体払拭器(10b)の上流に存在する。両液体払拭器は、図2には示されていないフレキシブルな結合部分により互いに結合されていることができる。この結合はそれゆえフレキシブルである。それというのも、中空プロフィル帯材が、両液体払拭器が存在する勾配の領域で湾曲しており、水平線に対する勾配角が有利には約6°〜9°の間で変化するからである。
図4には、図1および図2に示した液体払拭器(10b)の縦断面図が示されている。液体払拭器はそのローラ(6)およびリップ(4,5)でもって中空チャンバの下側のフランジ(18)上に位置している。
以下に、図1〜図4を参照しながら上で説明した装置およびコンポーネントの、本発明による方法における機能形式について説明する。
第1のステップで、押出しノズルから、有利には0.2m/min〜5.0m/minの速度でもって中空プロフィル展伸材が押出される。ノズルから出た展伸材はローラ(21)とローラ(22)との間を通し案内され、引き続いて最下位のローラ(23)の下での弾性的な曲げにより変向される。ローラ(23)に引き続いて、展伸材は弾性的な曲げの下でローラ(24)/(25)とローラ(26)/(27)との間を通し案内される。最終的に、展伸材はやはり弾性的な曲げの下でローラ(28)とローラ(29)との間を通し案内される。複数のガイドローラの配置により、展伸材の弧状の走行経路が生ぜしめられる。走行経路の下側の頂点に設けられたローラ(23)は展伸材の弾性的な戻し力に抗して働く。
帯材の下側の頂点の領域には中空チャンバ内に場所的に定置に液状のコーティング剤の溜りが存在する。コーティング剤の量は、液面が中空チャンバのすべての壁の内面に接触するような値に維持される。
その後、スライダ、有利にはガラス繊維ケーブルにより、各中空チャンバ内に、相前後して2つの液体払拭器(10a,10b)が挿入され、磁石、対応磁石または磁化可能なボディ(11)に隣接してポジショニングされ、磁石、対応磁石または磁化可能なボディにより定置に保持される。
押出しノズルから出た後、連続的に前進運動する展伸材はまず、弧状の走行経路の凹部に存在する液状のコーティング剤の溜りを通走する。それにより、中空チャンバ(16)の内壁はコーティング剤により濡らされる。引き続いて、展伸材は第1の液体払拭器(10a)を通過運動する。第1の液体払拭器は余分なコーティング剤を各中空チャンバ(16)の上側のフランジ(17)およびウェブ(19,20)の上側の部分から払拭する。払拭されたコーティング剤はその結果として中空チャンバの下側のフランジ上に流下もしくは滴下し、部分的にコーティング剤溜りに還流する。十分に迅速に流出せず、下側のフランジ(18)およびウェブ(19,20)の下側の部分上に集合した余分なコーティング剤は、引き続いて第2の液体払拭器により払拭され、溜りに還流することができる。
展伸材は、両液体払拭器を通過運動した後、実質的に水平な経過を取り、分割装置に供給されることができる。
本発明による方法で使用される液体払拭器の有利な実施形態を示す図である。 本発明による方法を実施するための装置を概略的に示す垂直な断面図である。 製作された中空プロフィル展伸材の有利な実施形態を示す横断面図である。 中空チャンバ内で支承されている液体払拭器を示す図である。

Claims (13)

  1. 中空プロフィル展伸材を、湾曲した弧状の走行経路に沿って、液状のコーティング剤の、場所的に定置に留まる溜りを通して案内し、それにより、中空プロフィル展伸材の内壁をコーティング剤で濡らし、かつ中空プロフィル展伸材をコーティング剤溜りの通走直後に上り勾配の走行経路へと案内する、連続的に押出された弾性的な材料から成る中空プロフィル展伸材の内部を連続的にコーティングする方法において、
    中空プロフィル展伸材を液体払拭器に対して相対的に前進運動させることにより、余分なコーティング剤を、中空チャンバの内部に支承された液体払拭器により、単数または複数の内壁から払拭し、その際、少なくとも1つの磁石または磁化可能な材料と、内壁に接触する少なくとも1つの払拭リップとを備え、中空プロフィル走行経路の勾配の領域でコーティング剤溜りの下流に配置されている液体払拭器を、前進する中空プロフィル展伸材の外面に隣接して固定されている対応磁石または磁化可能な材料により、中空プロフィル展伸材の走行経路内の一定の位置に固持する
    ことを特徴とする、押出された中空プロフィルの内部を連続的にコーティングする方法。
  2. 磁石または磁化可能な材料と払拭リップとが固定されている1つのボディから形成されている液体払拭器を使用する、請求項1記載の方法。
  3. 払拭リップを備えた磁石または磁化可能なボディから形成される液体払拭器を使用する、請求項1記載の方法。
  4. 液体払拭器の磁石としてかつ対応磁石としてNi−Fe−B磁石を使用する、請求項1から3までのいずれか1項記載の方法。
  5. 余分なコーティング剤を、テフロン、フェルトおよび/またはシリコーンから成る少なくとも1つの払拭リップで払拭する、請求項1から4までのいずれか1項記載の方法。
  6. 余分なコーティング剤を、0.3g/cm〜1.8g/cmの密度を有する発泡テフロンから成る少なくとも1つの払拭リップで払拭する、請求項1から4までのいずれか1項記載の方法。
  7. 払拭リップの隣に、コーティング液で浸漬され、中空プロフィル展伸材の走行経路の方向で見て払拭リップの下流に配置され、かつ中空チャンバの内壁に接触するリップを有する液体払拭器を使用する、請求項1から6までのいずれか1項記載の方法。
  8. 液体払拭器の磁性または非磁性のボディを、回転可能にボディに位置固定されたローラ上で、中空チャンバ内に支承する、請求項1から7までのいずれか1項記載の方法。
  9. 2つの外壁と、該外壁を結合する複数の内側のウェブとを備えたプレートの形をしており、各中空チャンバが2つのフランジと2つのウェブとにより画定されている中空プロフィル展伸材を押出す、請求項1から8までのいずれか1項記載の方法。
  10. 各中空チャンバ内に2つの液体払拭器を配置し、第1の液体払拭器で上側のフランジとウェブの上側の部分とを払拭し、第2の液体払拭器で下側のフランジとウェブの下側の部分とを払拭し、その際、第1の液体払拭器を中空プロフィル展伸材の走行経路の方向で見て第2の液体払拭器の上流に配置する、請求項9記載の方法。
  11. 複数の層を相前後して被着する、請求項1から10までのいずれか1項記載の方法。
  12. 中空プロフィルのチャンバから液状のコーティング剤を除去するための液体払拭器(10)において、請求項1から10までのいずれか1項記載の方法を実施するために使用可能であり、1つのボディ(1)と、磁石または磁化可能な材料(2)と、少なくとも1つの払拭リップ(4)と、少なくとも1つのフェルトリップ(5)と、ローラ(6)とを有していることを特徴とする、中空プロフィルのチャンバから液状のコーティング剤を除去するための液体払拭器。
  13. 中空プロフィルのチャンバから液状のコーティング剤を連続的に除去するための装置において、押出し装置と、連続的に押出される中空プロフィル展伸材(8)のためのガイドローラ(21〜29)と、コーティング剤溜り(9)と、請求項10記載の液体払拭器(10a,10b)と、保持装置(12)に固定されている対応磁石または磁化可能な材料(11)とを有していることを特徴とする、中空プロフィルのチャンバから液状のコーティング剤を連続的に除去するための装置。
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