JPS60114377A - チユ−ブ状ケ−シングの内面塗工方法 - Google Patents
チユ−ブ状ケ−シングの内面塗工方法Info
- Publication number
- JPS60114377A JPS60114377A JP22009783A JP22009783A JPS60114377A JP S60114377 A JPS60114377 A JP S60114377A JP 22009783 A JP22009783 A JP 22009783A JP 22009783 A JP22009783 A JP 22009783A JP S60114377 A JPS60114377 A JP S60114377A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- casing
- magnetic
- coating liquid
- sphere
- coating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、セルロースケーシング等のチューブ状ケーシ
ング内面にポリ塩化ビニリデン（ＰＶＤＣ）エマルジョ
ン等の防湿剤、防気剤などの塗工液を均一に連続塗工す
る方法に関する。
ング内面にポリ塩化ビニリデン（ＰＶＤＣ）エマルジョ
ン等の防湿剤、防気剤などの塗工液を均一に連続塗工す
る方法に関する。
従来より、ハム、ソーセージ等の食肉製品を充填、包装
する場合、チューブ状のケーシングが多用されている。
する場合、チューブ状のケーシングが多用されている。
このケーシングは、紙等の繊維質セルロースをチューブ
状に成形１ノでこれにビスコースを含浸させたもの又は
ビスコースをチューブ状に成形したもの、或いはコラー
ゲンをチューブ状に成形したものなどで、充填した食肉
製品の保存性を高めるため、更にその内壁にＰＶＤＣエ
マルジョン等の防湿剤、防気剤を塗工することが一般に
行なわれている。この場合、安定した保存性を得るため
には防湿剤、防気剤等の塗工液をセルロースケーシング
内面に均一に塗工することが好ましいが、一般にチュー
ブ状ケーシング内面に塗工液を均一に塗工することは困
難であり、このため従来よりこの点の改善が要望されて
いた。
状に成形１ノでこれにビスコースを含浸させたもの又は
ビスコースをチューブ状に成形したもの、或いはコラー
ゲンをチューブ状に成形したものなどで、充填した食肉
製品の保存性を高めるため、更にその内壁にＰＶＤＣエ
マルジョン等の防湿剤、防気剤を塗工することが一般に
行なわれている。この場合、安定した保存性を得るため
には防湿剤、防気剤等の塗工液をセルロースケーシング
内面に均一に塗工することが好ましいが、一般にチュー
ブ状ケーシング内面に塗工液を均一に塗工することは困
難であり、このため従来よりこの点の改善が要望されて
いた。
−２−
本発明者は、上記事情に鑑み、セルロースケーシング等
のチューブ状ケーシングの内面にＰＶＤＣエマルジョン
等の塗工液を均一に連続塗工することにつき鋭意検討を
行なった結果、チューブ状ケーシング所定箇所をピンチ
ロール間に移動可能に挟持すると共に、球状袋に磁性流
体を封入して形成したケーシング内径とほぼ等しい外径
を有する浮揚磁性球体を前記ケーシング内に前記挟持箇
所と離間させて配設し、この浮揚磁性球体に磁場を作用
させて前記配設位置に浮揚状態に停置させ、前記ケーシ
ングを前記挟持箇所から磁性球体に向かう方向に繰り出
して、前記挟持箇所と磁性球体との間に充填された塗工
液の塗膜をケーシングが磁性球体作置箇所を通過する際
ケーシング内面に形成するようにした場合、均一な塗膜
が得られ、上記目的が効果的に達成されることを知見し
、本発明をなすに至ったものである。
のチューブ状ケーシングの内面にＰＶＤＣエマルジョン
等の塗工液を均一に連続塗工することにつき鋭意検討を
行なった結果、チューブ状ケーシング所定箇所をピンチ
ロール間に移動可能に挟持すると共に、球状袋に磁性流
体を封入して形成したケーシング内径とほぼ等しい外径
を有する浮揚磁性球体を前記ケーシング内に前記挟持箇
所と離間させて配設し、この浮揚磁性球体に磁場を作用
させて前記配設位置に浮揚状態に停置させ、前記ケーシ
ングを前記挟持箇所から磁性球体に向かう方向に繰り出
して、前記挟持箇所と磁性球体との間に充填された塗工
液の塗膜をケーシングが磁性球体作置箇所を通過する際
ケーシング内面に形成するようにした場合、均一な塗膜
が得られ、上記目的が効果的に達成されることを知見し
、本発明をなすに至ったものである。
以下、本発明の塗工方法を食肉製品の充填、包装に用い
るセルロースケーシングの内面にＰＶＤＣエマルジョン
等の塗工液を塗布する場合−３− につき図面を参照して更に詳しく説明する。
るセルロースケーシングの内面にＰＶＤＣエマルジョン
等の塗工液を塗布する場合−３− につき図面を参照して更に詳しく説明する。
図面は本発明の塗工方法に使用する装置の概略を示すも
ので、図中１はセルロースケーシングであり、このケー
シング１の所定箇所には一対のピンチロール２，２が配
設され、これらピンチロール２，２によりケーシング１
が移動可能に挟持されている。また、３はプラスチック
フィルム等の非磁性材料により円球状或いは楕円球状に
形成された球状袋４内に磁性流体５を封入して形成した
浮揚磁性球体で、この浮揚磁性球体３は前記ケーシング
１の内径とほぼ等しい外径を有しているものである。前
記磁性球体３は、ケーシング１内の所定箇所に前記ピン
チロール挟持箇所と若干離間して挿入されており、この
磁性球体３の側方に配設された磁石６，６の磁場により
その挿入位置に浮揚状態に停置されている。なお、これ
ら磁石６゜６は互に異なる極が対向するように配置され
ており、その磁場の作用により浮揚磁性球体３が磁石６
．６間の所定位置に浮揚状態に停置されるものである。
ので、図中１はセルロースケーシングであり、このケー
シング１の所定箇所には一対のピンチロール２，２が配
設され、これらピンチロール２，２によりケーシング１
が移動可能に挟持されている。また、３はプラスチック
フィルム等の非磁性材料により円球状或いは楕円球状に
形成された球状袋４内に磁性流体５を封入して形成した
浮揚磁性球体で、この浮揚磁性球体３は前記ケーシング
１の内径とほぼ等しい外径を有しているものである。前
記磁性球体３は、ケーシング１内の所定箇所に前記ピン
チロール挟持箇所と若干離間して挿入されており、この
磁性球体３の側方に配設された磁石６，６の磁場により
その挿入位置に浮揚状態に停置されている。なお、これ
ら磁石６゜６は互に異なる極が対向するように配置され
ており、その磁場の作用により浮揚磁性球体３が磁石６
．６間の所定位置に浮揚状態に停置されるものである。
また、ケーシング１内の浮ｍｖｔｈ性球体３− ４ −
と前記ピンチロール挟持箇所との間にはＰＶＤＣエマル
ジョン等の塗工液７が充填されている。なお、図示して
いないが、適宜な機構によりチューブ状セルロースケー
シング１は図中矢印方向（ピンチロール挟持箇所から磁
性球体３に向かう方向）に繰り出されるようになってい
る。
ジョン等の塗工液７が充填されている。なお、図示して
いないが、適宜な機構によりチューブ状セルロースケー
シング１は図中矢印方向（ピンチロール挟持箇所から磁
性球体３に向かう方向）に繰り出されるようになってい
る。
而して、上記装置を用いてチューブ状セルロースケーシ
ング１の内面にＰＶＤＣエマルジョン等の塗工液７を塗
布する場合は、セルロースケーシング１を図中矢印方向
に移動すればよく、セルロースケーシング１が磁性球体
３停置箇所を通過する際、ケーシング１内面に塗工液７
の塗膜が形成されるものである。即ち、上記浮揚磁性球
体３は磁石６．６の磁場の作用により所定位置に停置し
ており、しかもこの浮揚磁性球体３の外径はケーシング
１内径とほぼ等しいため、ピンチロール２゜２と浮揚磁
性球体３との間でケーシング１内面に付着した塗工液７
はケーシング１が浮揚磁性球体３側方を通過する際にこ
の浮揚磁性球体３とケーシング１内面との隙間に相応す
る厚さでケーシン−５− グ１内面に均一に塗膜が形成された状態となり、その後
この内面に塗工液７が均一に塗工されたケーシング１が
図中矢印方向に移動していくものである。
ング１の内面にＰＶＤＣエマルジョン等の塗工液７を塗
布する場合は、セルロースケーシング１を図中矢印方向
に移動すればよく、セルロースケーシング１が磁性球体
３停置箇所を通過する際、ケーシング１内面に塗工液７
の塗膜が形成されるものである。即ち、上記浮揚磁性球
体３は磁石６．６の磁場の作用により所定位置に停置し
ており、しかもこの浮揚磁性球体３の外径はケーシング
１内径とほぼ等しいため、ピンチロール２゜２と浮揚磁
性球体３との間でケーシング１内面に付着した塗工液７
はケーシング１が浮揚磁性球体３側方を通過する際にこ
の浮揚磁性球体３とケーシング１内面との隙間に相応す
る厚さでケーシン−５− グ１内面に均一に塗膜が形成された状態となり、その後
この内面に塗工液７が均一に塗工されたケーシング１が
図中矢印方向に移動していくものである。
従って、上記装置によれば、磁性流体５を封入した浮揚
磁性球体３を磁場の作用により停置してこの浮揚磁性球
体３をケーシング１内に挿入し、浮揚磁性球体３とケー
シング１内面との間の隙間を利用して塗工液７をケーシ
ング１内面に塗工するようにしたことにより、均一な塗
工膜を得ることができるものである。
磁性球体３を磁場の作用により停置してこの浮揚磁性球
体３をケーシング１内に挿入し、浮揚磁性球体３とケー
シング１内面との間の隙間を利用して塗工液７をケーシ
ング１内面に塗工するようにしたことにより、均一な塗
工膜を得ることができるものである。
なお、本発明においては、上述したように球状袋に磁性
流体を封入して浮揚球体を形成し、この浮揚球体に磁場
を作用させて所定位置に浮揚状態に停置するものである
が、この場合磁性流体としてはいずれのものでも使用し
得、例えば微粉末にしたマグネタイト（Ｆｅ Ｏ・Ｆｅ
２Ｏｇ）粒子をケロシンに懸濁したものなどが好適に使
用し得る。また、磁性流体を封入する球状袋としては合
成樹脂等を用いて真球状や回転楕円球状に形成したもの
など−〇 − が好適に使用し得る。なお、球状袋として回転楕円球状
のものを用いて浮揚球体を形成する場合は、その長径又
は短ｔ￥のいずれかがケーシング内径とほぼ等しくなる
ように形成するものである。更に、浮揚球体に磁場を作
用させる方法に特に制限はなく、上述した一対の棒磁石
を用いる方法の他、円筒状磁石や電磁石を用いて磁場を
作用させるようにしても差支えない。
流体を封入して浮揚球体を形成し、この浮揚球体に磁場
を作用させて所定位置に浮揚状態に停置するものである
が、この場合磁性流体としてはいずれのものでも使用し
得、例えば微粉末にしたマグネタイト（Ｆｅ Ｏ・Ｆｅ
２Ｏｇ）粒子をケロシンに懸濁したものなどが好適に使
用し得る。また、磁性流体を封入する球状袋としては合
成樹脂等を用いて真球状や回転楕円球状に形成したもの
など−〇 − が好適に使用し得る。なお、球状袋として回転楕円球状
のものを用いて浮揚球体を形成する場合は、その長径又
は短ｔ￥のいずれかがケーシング内径とほぼ等しくなる
ように形成するものである。更に、浮揚球体に磁場を作
用させる方法に特に制限はなく、上述した一対の棒磁石
を用いる方法の他、円筒状磁石や電磁石を用いて磁場を
作用させるようにしても差支えない。
上述したように、本発明に係るチューブ状ケーシングの
内面塗工方法は、チューブ状ケーシング内面に塗工液を
連続的に塗工する方法において、前記チューブ状ケーシ
ング所定箇所をピンチロール間に移動可能に挟持すると
共に、球状袋に磁性流体を封入して形成したケーシング
内径とほぼ等しい外径を有する浮揚磁性球体を前記ケー
シング内に前記挟持箇所と離間させて配設し、この浮揚
磁性球体に磁場を作用させて前記配設位置に浮揚状態に
作置させ、前記ケーシングを前記挟持箇所から磁性球体
に向かう方向に繰り出して、前記挟持箇所と磁性球体と
の間に充填された塗工液の塗−７− 躾をケーシングが磁性球体作置箇所を通過する際ケーシ
ング内面に形成するようにしたことにより、チューブ状
ケーシング内面に塗工液を均一に連続塗工でき、更に磁
場の強弱によって塗工液の塗厚を変化させることができ
るもので、特にハム、ソーセージ等の製造に用いるチュ
ーブ状セルロースケーシング内面にＰＶＤＣエマルジョ
ン等の防湿剤、防気剤を塗布する場合に有効に使用され
るものである。
内面塗工方法は、チューブ状ケーシング内面に塗工液を
連続的に塗工する方法において、前記チューブ状ケーシ
ング所定箇所をピンチロール間に移動可能に挟持すると
共に、球状袋に磁性流体を封入して形成したケーシング
内径とほぼ等しい外径を有する浮揚磁性球体を前記ケー
シング内に前記挟持箇所と離間させて配設し、この浮揚
磁性球体に磁場を作用させて前記配設位置に浮揚状態に
作置させ、前記ケーシングを前記挟持箇所から磁性球体
に向かう方向に繰り出して、前記挟持箇所と磁性球体と
の間に充填された塗工液の塗−７− 躾をケーシングが磁性球体作置箇所を通過する際ケーシ
ング内面に形成するようにしたことにより、チューブ状
ケーシング内面に塗工液を均一に連続塗工でき、更に磁
場の強弱によって塗工液の塗厚を変化させることができ
るもので、特にハム、ソーセージ等の製造に用いるチュ
ーブ状セルロースケーシング内面にＰＶＤＣエマルジョ
ン等の防湿剤、防気剤を塗布する場合に有効に使用され
るものである。
図面は本発明の実施に使用する装置の一例を示す概略図
である。 １・・・チューブ状セルロースケーシング、２．２・・
・ピンチロール、３・・・浮ｍ磁性球体、４・・・球状
袋、５・・・磁性流体、６，６・・・磁石、７・・・塗
工液 出願人 藤 森 工 業 株式会社 代理人 弁理士 小 島 隆 司 −８−
である。 １・・・チューブ状セルロースケーシング、２．２・・
・ピンチロール、３・・・浮ｍ磁性球体、４・・・球状
袋、５・・・磁性流体、６，６・・・磁石、７・・・塗
工液 出願人 藤 森 工 業 株式会社 代理人 弁理士 小 島 隆 司 −８−
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、チューブ状ケーシング内面に塗工液を連続的に塗工
する方法において、前記チューブ状ケーシング所定箇所
をピンチロール間に移動可能に挟持すると共に、球状袋
に磁性流体を封入して形成したケーシング内径とほぼ等
しい外径を有する浮揚磁性球体を前記ケーシング内に前
記挟持箇所と離間させて配設し、この浮揚磁性球体に磁
場を作用させて前記前段位置に浮揚状態に作置させ、前
記ケーシングを前記挟持箇所から磁性球体に向かう方向
に繰り出して、前記挟持箇所と磁性球体との間に充填さ
れた塗工液の塗膜をケーシングが磁性球体作置箇所を通
過する際ケーシング内面に形成するようにしたことを特
徴とするチューブ状ケーシングの内面塗工方法。 −１−
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22009783A JPS60114377A (ja) | 1983-11-22 | 1983-11-22 | チユ−ブ状ケ−シングの内面塗工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22009783A JPS60114377A (ja) | 1983-11-22 | 1983-11-22 | チユ−ブ状ケ−シングの内面塗工方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60114377A true JPS60114377A (ja) | 1985-06-20 |
Family
ID=16745873
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22009783A Pending JPS60114377A (ja) | 1983-11-22 | 1983-11-22 | チユ−ブ状ケ−シングの内面塗工方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60114377A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007523741A (ja) * | 2004-01-29 | 2007-08-23 | レーム ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 押出された中空プロフィルの内部を連続的にコーティングする方法 |
-
1983
- 1983-11-22 JP JP22009783A patent/JPS60114377A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007523741A (ja) * | 2004-01-29 | 2007-08-23 | レーム ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 押出された中空プロフィルの内部を連続的にコーティングする方法 |
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