JP2007521974A5 - - Google Patents

Claims (7)

1. 燃焼動力式締結具駆動工具において、
   往復動ピストンおよび取付けられた駆動ブレードのための通路を形成するシリンダを含む燃焼式動力源を具備し、
   前記ピストンは、燃焼に先立って到達する点火前位置と、前記動力源での燃焼に際して到達する最低位置との間で往復動作し、
   前記シリンダは、前記動力源における燃焼時に該シリンダから燃焼ガスを放出し、かつ、シリンダ内への空気の流入を防止し、燃焼後に前記シリンダ内に真空が熱的に形成されるようにした逆止弁から成る少なくとも１つの排気弁を含み、
   前記少なくとも１つの排気弁は、少なくとも１つの排気ポートを有しており、該少なくとも１つの排気ポートは、前記ピストンが前記少なくとも１つの排気弁を通過し該少なくとも１つの排気弁へ戻る間に、前記シリンダ内の燃焼圧が約１気圧まで低減可能な十分なガスが放出されるように、前記ピストンの上端によって部分的に画成される燃焼室の容積の関数として大きさが決定されている燃焼動力式締結具駆動工具。
2. 前記少なくとも１つの排気弁がペタル弁(petal valve)である請求項１に記載の工具。
3. 前記排気弁は以下の式に従うように形成されている請求項１に記載の工具。
   Ｖ／Ａ＝２０＋８．４ｔ
   ここで、
   Ｖは燃焼室の排気量であり、
   Ａはポートの有効面積であり、
   Ｖ／Ａはポートの有効面積に対する排気量であり、
   ｔは２〜１０ミリ秒の範囲の時間（ミリ秒）である。
4. 前記排気弁は、２．６〜７．１ｍｍ ² （０．４〜１．１inch ² ）の範囲のポート面積を有する請求項１に記載の工具。
5. 弁スリーブロックアウト装置を更に具備する請求項１に記載の工具。
6. 燃焼動力式締結具駆動工具において、
   往復動ピストンおよび取付けられた駆動ブレードのための通路を形成するシリンダを含む燃焼式動力源を具備し、
   前記ピストンは、燃焼に先立って到達する点火前位置と、前記動力源での燃焼に際して到達する最低位置との間で往復動作し、
   前記シリンダは、前記動力源における燃焼時に該シリンダから燃焼ガスを放出し、かつ、シリンダ内への空気の流入を防止し、燃焼後に前記シリンダ内に真空が熱的に形成されるようにした逆止弁から成る少なくとも１つの排気弁を含み、
   前記少なくとも１つの排気弁は、少なくとも１つの排気ポートを有しており、該少なくとも１つの排気ポートは、前記ピストンが前記少なくとも１つの排気弁を通過し該少なくとも１つの排気弁へ戻る間に、前記シリンダ内の燃焼圧が約１気圧まで低減可能な十分なガスが放出されるように、前記ピストンの上端によって部分的に画成される燃焼室の容積の関数として大きさが決定されており、
   前記排気弁は以下の式に従うように形成され、
   Ｖ／Ａ＝２０＋８．４ｔ
   ここで、
   Ｖは燃焼室の排気量であり、
   Ａはポートの有効面積であり、
   Ｖ／Ａはポートの有効面積に対する排気量であり、
   ｔは２〜１０ミリ秒の範囲の時間（ミリ秒）であり、
   前記排気弁は、２．６〜７．１ｍｍ ² （０．４〜１．１inch ² ）の範囲のポート面積を有する燃焼動力式締結具駆動工具。
7. 燃焼動力式締結具駆動工具において、
   往復動ピストンおよび取付けられた駆動ブレードのための通路を形成するシリンダを含む燃焼式動力源を具備し、
   前記ピストンは、燃焼に先立って到達する点火前位置と、前記動力源での燃焼に際して到達する最低位置との間で往復動作し、
   前記シリンダは、前記動力源における燃焼時に該シリンダから燃焼ガスを放出し、かつ、シリンダ内への空気の流入を防止し、燃焼後に前記シリンダ内に真空が熱的に形成されるようにした逆止弁から成る少なくとも１つの排気弁を含み、
   前記少なくとも１つの排気弁は、少なくとも１つの排気ポートを有しており、該少なくとも１つの排気ポートは、前記ピストンが前記少なくとも１つの排気弁を通過し該少なくとも１つの排気弁へ戻るために利用可能な２〜１０ミリ秒の時間内に、前記シリンダ内の燃焼圧が約１気圧まで低減可能な十分なガスが放出されるように、前記ピストンの上端によって部分的に画成される燃焼室の容積の関数として大きさが決定されている燃焼動力式締結具駆動工具。