JP2007521766A - 限定された明示的なメッセージ交換を用いたネットワークコーディネートシステムおよび方法 - Google Patents
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Abstract
本発明の実施例は、干渉するネットワークデバイスをコーディネートするための方法およびシステムを含む。
Description
関連出願とのクロスレファレンス
本願は、アヤガリ,ディーパク(Deepak Ayyagari)氏およびチャン,ワイ−チャング(Wai−Chung Chan)氏を発明者とし、「干渉隣接ネットワークのためのコーディネートモードを切り換える方法」を発明の名称として2004年5月21日に出願された米国仮特許出願第60/573,353号の利益を請求するものである。
本願は、アヤガリ,ディーパク(Deepak Ayyagari)氏およびチャン,ワイ−チャング(Wai−Chung Chan)氏を発明者とし、「干渉隣接ネットワークのためのコーディネートモードを切り換える方法」を発明の名称として2004年5月21日に出願された米国仮特許出願第60/573,353号の利益を請求するものである。
発明の背景
多数の論理ネットワークが1つの共通する通信媒体、すなわちチャンネルを共用する状況では、これらネットワークはチャンネルへのアクセスに関して競合し得る(すなわちこれらネットワークはバンド幅について競合する)。これらネットワーク間のコーディネートがない場合、ネットワークは互いに破壊的に干渉し合い、ネットワーク容量利用率およびネットワーク内の局に利用できるバンド幅(BW)を狭くする。
多数の論理ネットワークが1つの共通する通信媒体、すなわちチャンネルを共用する状況では、これらネットワークはチャンネルへのアクセスに関して競合し得る(すなわちこれらネットワークはバンド幅について競合する)。これらネットワーク間のコーディネートがない場合、ネットワークは互いに破壊的に干渉し合い、ネットワーク容量利用率およびネットワーク内の局に利用できるバンド幅(BW)を狭くする。
上記シナリオは、居住隣接地区内の家庭またはアパートが個々の住居内にローカルエリアネットワークを配備しているときに生じる。無線ネットワークおよび電力ラインネットワークのケースのように、ネットワークはチャンネルを共用することが多い。このようなシナリオでは、干渉するネットワークが互いにコーディネートできるようにする方法が必要である。
このコーディネートの問題は、媒体を共用する多数のネットワーク内の干渉するすべての局によって使用される競合アクセスプロトコルによって解決できる。しかしながら、次第に普及しつつあるAVおよびストリーミングアプリケーションへQoS保証を提供するのに、これら競合アクセスプロトコルは非効率的であることが判っている。
一部のケースでは、全体に利用できるBWをどのように配分するかを決定するのに、中央コントローラが多数のネットワーク間の仲裁を行っている。このような集中決定方式は隣接ネットワークの数が増加するにつれ、遅延時間を長くし、メッセージオーバーヘッドを重たくし得る。
本発明の実施例は、明示的なメッセージ交換をほとんどまたは全く必要としない隣接ネットワークコーディネートのためのシステムおよび方法を含む。
添付図面を参照し、本発明の次の詳細な説明を検討すれば、本発明の上記およびそれ以外の目的、特徴および利点についてより容易に理解できよう。
好ましい実施例の詳細な説明
本発明の実施例は、明示的なメッセージ交換をほとんどまたは全く必要としない隣接ネットワークをコーディネートするためのシステムおよび方法に関する。分散型コーディネートアプローチを利用する実施例もある。分散型アプローチの利点は、1つのネットワークがネットワークの多数のホッピングとコーディネートしなければならないチェイニング(chaining)効果がなく、ネットワークデバイス間を仲裁する中央オーソリティがないことである。これら分散型方法は競合アクセスプロトコルを通してネットワークの容量を改善できる。隣接ネットワーク間のメッセージ交換を制限するか、または解消することにより、更なる利点と改良を達成できる。すなわち(1)メッセージ交換によって使用されるオーバーヘッドを少なくし、これによってBWの効率を高めることができ、(2)メッセージの衝突及び再送信に関連する問題が解決され(例えば再試行タイマーが不要となり)、(3)コーディネートにおける応答時間がより速くなることが挙げられる。
本発明の実施例は、明示的なメッセージ交換をほとんどまたは全く必要としない隣接ネットワークをコーディネートするためのシステムおよび方法に関する。分散型コーディネートアプローチを利用する実施例もある。分散型アプローチの利点は、1つのネットワークがネットワークの多数のホッピングとコーディネートしなければならないチェイニング(chaining)効果がなく、ネットワークデバイス間を仲裁する中央オーソリティがないことである。これら分散型方法は競合アクセスプロトコルを通してネットワークの容量を改善できる。隣接ネットワーク間のメッセージ交換を制限するか、または解消することにより、更なる利点と改良を達成できる。すなわち(1)メッセージ交換によって使用されるオーバーヘッドを少なくし、これによってBWの効率を高めることができ、(2)メッセージの衝突及び再送信に関連する問題が解決され(例えば再試行タイマーが不要となり)、(3)コーディネートにおける応答時間がより速くなることが挙げられる。
本発明の実施例は、各ネットワークが自己のビーコンを周期的に発生し、各ネットワークに対するBW割り当てがビーコン内で搬送されるシナリオで適用可能である。これら実施例ではネットワークは現存するBW割り当てを見つけるために、干渉する隣接ネットワークの各々のビーコンをデコードする。次にネットワークは自己のBW割り当てを調節し、隣接ネットワークとコーディネートし、更なるBWをリクエストしたり、または保留されたBWをレリースすることをリクエストする。
一部の実施例では、メッセージ交換を行うことなく、分散型アプローチにより基本ネットワークの運用(例えばネットワークの設定、BWリクエストおよびBWレリース)をサポートできる。高度ネットワークコーディネートの特性(例えば現存するネットワークのシステムタイミングをシフトし、システムパラメータをダイナミックに調節すること)を望む場合、一部の実施例ではメッセージの限られた組を交換できる。
本発明の実施例は、メッセージ交換をほとんどまたは全く必要としない多数の干渉ネットワーク間をコーディネートするための分散方法を含む。
一部の実施例では、各ネットワークは制御オーソリティ(QoSコントローラ、すなわちQoSC)を有する場合、ネットワークモデルが使用される。これら実施例では、各ネットワーク内のQoSCに1回のインスタンスが存在し得る。QoSCはネットワーク内のデバイスのアクティビティを管理し、接続部へのBW割り当てのような機能を実行する。
各ネットワークのQoSCはビーコンを周期的に送信できる。このビーコンはネットワークのための(とりわけ)BW割り当てを含むことができる。ネットワーク内のすべてのデバイスはネットワークのビーコンをデコードし、BW割り当てを見つける。このビーコンはINL内の他のQoSCによってもデコードされ、QoSCのBW割り当てをコーディネートする。例えばビーコンは一部のデバイスに特定の時間インターバルおよび/または一組の周波数が専用的に割り当てられていることを指定できるし、一部の競合アクセスプロトコルを使用するすべてのデバイスにより、1つの時間インターバルを共用すべきことを指定したり、または1つの時間インターバルを任意のデバイスなどによって使用すべきでないことを指定できる。
一部の実施例では、ビーコンを送信するための期間はすべての隣接ネットワークに対しても同じである。これら実施例ではネットワークが1つの時間フレームの異なるセグメント内で作動することによってバンド幅を共用する場合に、ある時間ドメインのマルチアクセス方式を使用できる。
一部の実施例では、各ネットワークのQoSCは、ネットワークの初期化時に現存するすべてのビーコンをデコードすることにより、干渉ネットワークリスト(INL)を決定する。また、現存する隣接ネットワークがシャットダウンしたり、新しい隣接ネットワークが設定されるので、必要であればそのINLを更新するように、現存するビーコンをモニタすることもできる。
本発明の実施例はQoSCにより作成され、特定のQoSCによって制御されるネットワーク内のすべてのデバイスによって観察されるようなタイムフレームを含むことができる。このタイムフレームは次の5つの領域を含むことができる。
1.ビーコン領域:ビーコンは多数のネットワークに対する、更に所定のネットワーク内のデバイスに対する時間フレーム内のBW割り当ておよびフレームコンフィギュレーションを識別する制御メッセージである。各QoSCは従うべきフレームコンフィギュレーションをデバイスに通知するために、そのネットワーク内のデバイスにビーコンを送信しなければならない。同じシステムタイミングを有する隣接ネットワークはビーコン領域と称される時間インターバル内でそれらのビーコンを周期的に送信する。同じシステムタイミングを有する隣接ネットワークを、ネットワークのグループと称すことができる。ビーコン領域は所定の数のビーコンスロットを含むことができ、各ビーコンスロットの時間長さはビーコンを送信するのに充分な長さとなっている。QoSCがそのネットワークを設定すると、QoSCはビーコンが隣接ネットワークのビーコンと衝突しないように、使用すべき空のビーコンスロットを見つける。将来において、同じビーコンスロットが隣接ネットワーク内のQoSCによって使用されることがあり得る。
2.保護領域:グループ間で異なるシステムタイミングを有するBSSのうちの2つ以上の別個のグループ存在する可能性があり得る。QoSCが別のタイミングを有する別のグループの存在を検出すると、他のグループのビーコン領域が送信されたときに同じインターバルの間でQoSCが保護された領域を指定できる。ネットワーク内の局は保護領域内で送信することは認められない。
3.CSMA領域(競合期間):この領域は、媒体を共用するために多数の局が競合アクセスプロトコルを使用する期間である。本明細書では、ネットワークトラヒックをコーディネートするのに多数の競合アクセスプロトコルのうちの1つ以上を使用する領域を記述するのに「CSMA領域」なる用語を使用する。キャリア−センスマルチアクセス(CSMA)プロトコルを使用できる実施例もあれば、異なる競合アクセスプロトコルを使用できる実施例もある。1つのネットワークは1つ以上の競合期間、すなわちCSMA領域を有することができる。1つのネットワークのCSMA領域は、そのINL内のネットワークの保留された領域とオーバーラップできない。各ネットワークはBWリクエスト、認証リクエストなどのような制御メッセージを搬送するために、少なくとも1つのCSMA領域を利用できる。
4.保留領域(または無競合期間):この領域はQoSCから明示的に認証された局しか送信が認められない期間である。QoSCは保留された領域における送信を無競合とすることを保証できる。INL内のネットワークは同じ時間インターバル内でステイアウト領域を指定する。
5.ステイアウト領域:この領域はステイアウト領域がすでに割り当てられているネットワーク内のすべての局にサイレント状態に留まることをQoSによって命令する時間フレーム内の期間である。ネットワーク内の局は競合アクセスプロトコルまたは無競合アクセスプロトコルを使用してはならない。同じ時間インターバル内で保留領域が割り当てられたINL内のデバイスまたはネットワークとの衝突を防止するために1つのステイアウト領域が割り当てられる。
1.ビーコン領域:ビーコンは多数のネットワークに対する、更に所定のネットワーク内のデバイスに対する時間フレーム内のBW割り当ておよびフレームコンフィギュレーションを識別する制御メッセージである。各QoSCは従うべきフレームコンフィギュレーションをデバイスに通知するために、そのネットワーク内のデバイスにビーコンを送信しなければならない。同じシステムタイミングを有する隣接ネットワークはビーコン領域と称される時間インターバル内でそれらのビーコンを周期的に送信する。同じシステムタイミングを有する隣接ネットワークを、ネットワークのグループと称すことができる。ビーコン領域は所定の数のビーコンスロットを含むことができ、各ビーコンスロットの時間長さはビーコンを送信するのに充分な長さとなっている。QoSCがそのネットワークを設定すると、QoSCはビーコンが隣接ネットワークのビーコンと衝突しないように、使用すべき空のビーコンスロットを見つける。将来において、同じビーコンスロットが隣接ネットワーク内のQoSCによって使用されることがあり得る。
2.保護領域:グループ間で異なるシステムタイミングを有するBSSのうちの2つ以上の別個のグループ存在する可能性があり得る。QoSCが別のタイミングを有する別のグループの存在を検出すると、他のグループのビーコン領域が送信されたときに同じインターバルの間でQoSCが保護された領域を指定できる。ネットワーク内の局は保護領域内で送信することは認められない。
3.CSMA領域(競合期間):この領域は、媒体を共用するために多数の局が競合アクセスプロトコルを使用する期間である。本明細書では、ネットワークトラヒックをコーディネートするのに多数の競合アクセスプロトコルのうちの1つ以上を使用する領域を記述するのに「CSMA領域」なる用語を使用する。キャリア−センスマルチアクセス(CSMA)プロトコルを使用できる実施例もあれば、異なる競合アクセスプロトコルを使用できる実施例もある。1つのネットワークは1つ以上の競合期間、すなわちCSMA領域を有することができる。1つのネットワークのCSMA領域は、そのINL内のネットワークの保留された領域とオーバーラップできない。各ネットワークはBWリクエスト、認証リクエストなどのような制御メッセージを搬送するために、少なくとも1つのCSMA領域を利用できる。
4.保留領域(または無競合期間):この領域はQoSCから明示的に認証された局しか送信が認められない期間である。QoSCは保留された領域における送信を無競合とすることを保証できる。INL内のネットワークは同じ時間インターバル内でステイアウト領域を指定する。
5.ステイアウト領域:この領域はステイアウト領域がすでに割り当てられているネットワーク内のすべての局にサイレント状態に留まることをQoSによって命令する時間フレーム内の期間である。ネットワーク内の局は競合アクセスプロトコルまたは無競合アクセスプロトコルを使用してはならない。同じ時間インターバル内で保留領域が割り当てられたINL内のデバイスまたはネットワークとの衝突を防止するために1つのステイアウト領域が割り当てられる。
各ネットワークのビーコンは、ビーコン領域内のビーコンスロットの占有に関する情報も搬送できる。この情報から、新しいQoSCは新しいビーコンを送信するための空のビーコンスロットを選択できる。一部の実施例では、ビーコンを送信するために所定の数のビーコンスロットを保留できる。他の実施例では、保留されていない時間インターバル内でビーコンを送信できる。
ネットワーク内のすべての局にBW割り当て情報を搬送するのに、1つのビーコンを使用できる。ネットワーク内のすべての局はQoSCからのビーコンをデコードし、その内部に表示されているタイムスケジュールを観察する。
QoSCはそのINL内のネットワークのビーコンもデコードできる。時間フレームのバージョン(すなわちそのBW割り当て)を構築する際に、QoSCは、そのBW割り当てがINL内の隣接ネットワークのBW割り当てとコンパーチブルになることを保証できる。例えば隣接ネットワークのうちの1つが同じインターバル内で保留された領域を指定した場合、QoSCによりステイアウト領域を指定できる。これら規則はINLと共に使用する際にネットワークが1つの共通する通信チャンネルを共用していても、互いに干渉しないネットワーク間でネットワークの容量を再使用できるようにする。
INL内のネットワークにBW割り当てを送るのにビーコンを使用することにより、メッセージ交換の必要性が低減または不要とされる。一部の実施例において、INL内の他のネットワークとコーディネートするためにBW割り当てを設定するのにアルゴリズムが利用される。
本発明の一部の実施例は干渉ネットワークリスト(INL)に基づき、多数の隣接するネットワーク間のコーディネートを行うための分散型モデルを含む。これら実施例は多数のネットワーク間の仲裁をするために中央オーソリティは必要としない。
本発明の一部の実施例は、ビーコン内部にBW割り当てを含む。これら割り当てはコーディネート目的のためにINL内の隣接ネットワークによって使用できる。これら実施例は新しいネットワークを設定し、メッセージ交換を行うことなく、INL内のネットワークとBWを共用するための方法およびシステムを含む。
本発明の一部の実施例は、INL内に維持されるデータに基づく判断を行い、互いにコーディネートするために何回もホッピングするネットワークを必要としない分散型コーディネート機構を含む。
本発明の一部の実施例は、非干渉ネットワークによって既に使用されている時間インターバル部分をネットワークが再使用できるようにするコーディネート機構を含む。
本発明の一部の実施例は、確立された規格、例えばIEEE 802.15.3,IEEE802.11またはホームプラグ電力ライン通信規格を満たすネットワークと共に使用できる。本明細書ではこれら規格およびこれらを定める文書を参考例として援用する。
コーディネートされたモードの実施例
本発明の一部の実施例では、新しいQoSCが少なくとも1つの現存するBSSから信頼できる状態でビーコンを検出できる場合、新しいQoSCはコーディネートされたモードでBSSを設定できる。この新しいQoSCは現存するBSSのタイミングを取得でき、この現存するBSSを加え、1つのグループを形成できる。(BSSの)グループは同じシステムタイミングを有する1つ以上のBSSの集団と定義できる。
本発明の一部の実施例では、新しいQoSCが少なくとも1つの現存するBSSから信頼できる状態でビーコンを検出できる場合、新しいQoSCはコーディネートされたモードでBSSを設定できる。この新しいQoSCは現存するBSSのタイミングを取得でき、この現存するBSSを加え、1つのグループを形成できる。(BSSの)グループは同じシステムタイミングを有する1つ以上のBSSの集団と定義できる。
これら実施例では、グループ内の各ビーコンのスケジュール情報は互いにコンパーチブルでなければならない。例えばBSSが保留された領域を指定し、干渉するBSSが同じインターバル内にステイアウト領域を指定する場合、2つのスケジュールはコンパーチブルであると称される。他方、BSSが保留された領域を指定し、干渉するBSSがCSMA領域を指定する場合、これらはインコンパーチブルであると称される。2つのスケジュールがコンパーチブルであるかどうかを判断する規則の例について後述する。
一部の実施例では、図7に示されるように近くにBSSの2つ以上のグループがあってもよい。1つのグループ内のBSSが他のグループ内のBSSと異なるシステムタイミングを有する。しかしながら、1つのBSSのスケジュールは2つのBSSが同じグループ内にあるか否かとは関係なく、各干渉するBSSとコンパーチブルなままでなければならない。
ビーコンのスケジュール情報を使用することにより、異なるBSS間の通信を実行できる。
TDMAフレーム構造例の概観
本発明の一部の実施例ではTDMフレームの一例は次の5つの領域を含むことができる。
本発明の一部の実施例ではTDMフレームの一例は次の5つの領域を含むことができる。
ビーコン領域:このビーコン領域は所定の数のビーコンスロットから成る。各スロットの時間長さはビーコンPDUの時間長さとビーコンフレーム間(BIFS)の時間長さの合計に等しくすることができる。各QoSCはビーコンサイクルごとにビーコンスロットのうちの1つでビーコンを送信できる。同じグループ内に数個のBSSが存在するとき、これらビーコン領域は互いに整合でき、干渉するBSSはそれらのビーコンを送信するのに異なるスロットを使用できる。
CSMA領域または競合領域:BSS内の局は、この領域内でCSMA/CAまたは別の競合アクセスプロトコルを使用する他の局とチャンネルに関して競合することが認められる。
保留された領域(無競合期間):1つのBSS内の局に対するQoSCによって行われる無競合割り当てをするのに、保留領域を使用できる。1つの割り当てがなされている局しか、この領域で送信できない。同じBSS内の他のすべての局は同じインターバル内で送信してはならない。更に、他のすべての干渉BSSは干渉する局の保留領域の間でステイアウト領域に割り当てられる。
CSMA領域または競合領域:BSS内の局は、この領域内でCSMA/CAまたは別の競合アクセスプロトコルを使用する他の局とチャンネルに関して競合することが認められる。
保留された領域(無競合期間):1つのBSS内の局に対するQoSCによって行われる無競合割り当てをするのに、保留領域を使用できる。1つの割り当てがなされている局しか、この領域で送信できない。同じBSS内の他のすべての局は同じインターバル内で送信してはならない。更に、他のすべての干渉BSSは干渉する局の保留領域の間でステイアウト領域に割り当てられる。
ステイアウト領域:干渉するBSSのうちの1つ以上が同じインターバル内に保留された領域、または保護された領域(次に定義する)を指定した場合、1つのBSSにステイアウト領域が割り当てられる。BSS内の局はステイアウト領域内で送信することは認められない。ここで、競合しない2つのBSSに同じインターバル内で保留された領域を指定させることも可能であることに留意されたい。この結果、より高い全体の容量で周波数を再使用することが可能となる。
保護された領域:QoSCが異なるタイミングを有する別のグループの存在を検出した場合、このQoSCは他のグループのビーコン領域が位置する同じインターバルの間で保護された領域を指定できる。BSS内の局が保護された領域で送信することは認められない。
一部の実施例ではビーコンサイクルの長さを一定とすることができる。
一部の実施例では、ビーコン内でBSSのためのバンド幅割り当てを一連のスケジュール情報として指定できる。これら実施例では、各スケジュール情報は次のフィールドを含むことができる。
・TYPE:このTYPEフィールドはスケジュール情報の割り当てタイプを示す。このフィールドは保留領域、CSMA、ステイアウトまたは保護領域と同じにできる。(ビーコン領域の位置はビーコン内の他の情報から誘導できるので、ビーコン領域を指定しなくてもよいことが理解できよう。図4参照。)
・LID:TYPEフィールドが保留領域に等しい場合、このLIDフィールドはどのリンクに割り当てが付与されているかを示す。
・STARTTIME:このSTARTTIMEフィールドはビーコン領域の終了点に対するスケジュール情報のスタート時間を指定するものである。(スケジュールのスタート時間が常に前のスケジュールの終了時間と同じであれば、このフィールドは不要である。)
・ENDTIME:このENDTIMEフィールドはビーコン領域の終了点に対するスケジュール情報の終了時間を指定するものである。
・TYPE:このTYPEフィールドはスケジュール情報の割り当てタイプを示す。このフィールドは保留領域、CSMA、ステイアウトまたは保護領域と同じにできる。(ビーコン領域の位置はビーコン内の他の情報から誘導できるので、ビーコン領域を指定しなくてもよいことが理解できよう。図4参照。)
・LID:TYPEフィールドが保留領域に等しい場合、このLIDフィールドはどのリンクに割り当てが付与されているかを示す。
・STARTTIME:このSTARTTIMEフィールドはビーコン領域の終了点に対するスケジュール情報のスタート時間を指定するものである。(スケジュールのスタート時間が常に前のスケジュールの終了時間と同じであれば、このフィールドは不要である。)
・ENDTIME:このENDTIMEフィールドはビーコン領域の終了点に対するスケジュール情報の終了時間を指定するものである。
新しいネットワークを設定するための手順例
新しいQoSCがパワーアップすると、このQoSCは次のステップを実行できる。
・ビーコンをスキャンし、ビーコンをデコードする。
・過度に多いBSSが検出された場合、
〇新しいQoSCは制御されたCSMAモードで新しいBSSを形成できる。
・ビーコンを検出でき、信頼できる状態でデコードできた場合、
〇新しいQoSCは新しいBSSを形成し、BSSの現存するグループのうちの1つをコーディネートされたモードで加えることができる。
〇新しいQoSCは、このQoSCが加えると判断したグループと同じタイミングを維持できる。このQoSCは新しいビーコンを送信するためにビーコン領域内のフリービーコンスロットを選択することもできる。
〇新しいBSSのビーコン内部のスケジュールを(すべてのグループからの)他のすべての現存するビーコンのスケジュールとコンパーチブルにできる。
・ビーコンを検出できず、信頼できる状態でデコードできない場合(すなわち他の現存するBSSが存在しないので、または現存するBSSからのビーコンが互いに干渉し、新しいQoSCがビーコンを検出できず、かつ信頼できる状態でデコードできないという理由で)、
〇新しいQoSCはコーディネートされていないモードで独立した新しいBSSを設定できる。
〇CSMAを使ってアイドルインターバルを検出し、ビーコンサイクルごとに1回だけ、そのインターバル内でビーコンの送信をスタートできる。
〇新しいQoSCは自らのタイミングを維持し、そのスケジュールを別個に決定できる。
新しいQoSCがパワーアップすると、このQoSCは次のステップを実行できる。
・ビーコンをスキャンし、ビーコンをデコードする。
・過度に多いBSSが検出された場合、
〇新しいQoSCは制御されたCSMAモードで新しいBSSを形成できる。
・ビーコンを検出でき、信頼できる状態でデコードできた場合、
〇新しいQoSCは新しいBSSを形成し、BSSの現存するグループのうちの1つをコーディネートされたモードで加えることができる。
〇新しいQoSCは、このQoSCが加えると判断したグループと同じタイミングを維持できる。このQoSCは新しいビーコンを送信するためにビーコン領域内のフリービーコンスロットを選択することもできる。
〇新しいBSSのビーコン内部のスケジュールを(すべてのグループからの)他のすべての現存するビーコンのスケジュールとコンパーチブルにできる。
・ビーコンを検出できず、信頼できる状態でデコードできない場合(すなわち他の現存するBSSが存在しないので、または現存するBSSからのビーコンが互いに干渉し、新しいQoSCがビーコンを検出できず、かつ信頼できる状態でデコードできないという理由で)、
〇新しいQoSCはコーディネートされていないモードで独立した新しいBSSを設定できる。
〇CSMAを使ってアイドルインターバルを検出し、ビーコンサイクルごとに1回だけ、そのインターバル内でビーコンの送信をスタートできる。
〇新しいQoSCは自らのタイミングを維持し、そのスケジュールを別個に決定できる。
ビーコン領域のスロット構造の例
本発明の一部の実施例では、現存するQoSCは新しいQoSCがシステムに加わることができるように、ビーコン領域のスロット構造に関する情報を送信できる。この情報は次のものを含むことができる。
・ビーコン領域内のスロットの数
・このビーコンを送信するために、現在のQoSCが使用するスロットID
・現在のQoSCの見地から、ビーコン領域内で利用できるスロットのリスト
本発明の一部の実施例では、現存するQoSCは新しいQoSCがシステムに加わることができるように、ビーコン領域のスロット構造に関する情報を送信できる。この情報は次のものを含むことができる。
・ビーコン領域内のスロットの数
・このビーコンを送信するために、現在のQoSCが使用するスロットID
・現在のQoSCの見地から、ビーコン領域内で利用できるスロットのリスト
一部の実施例では、ビーコン領域内のスロットの数を固定できる。妥当な数のビーコンスロットを使用することができる。スロットの数を8に固定した場合、この例の方法を使用するビーコン領域のスロット構造を指定するのに、総計2バイトが必要である。スロットの数を16に固定した場合、総計3バイトが必要である。QoSCの間でビーコン領域内のビーコンスロットの数をダイナミックに交渉するのに、限られた組のメッセージを定義することもできる。
上記情報を特定する1つの方法は、図2に示されるように次のフィールドを含むビーコンPDUを設けることである。
・NumSlot(3ビット):このNumSlotフィールドはビーコン領域内のスロットの数−1に等しい。例えばビーコン領域内のスロットが6つである場合、NumSlot=5となる。一部の実施例では、ビーコン領域内のスロットの数が8に固定できると見なすことができるので、NumSlotフィールドを7に固定できる。
・SlotID(3ビット):このスロットIDフィールドは現在のビーコンが使用するスロット数を示す。8スロット実施例に対しては有効レンジは0〜7の間である。現在のビーコン後のビーコン領域内に残存するスロット数は、このスロットIDフィールドから決定できる。例えば、スロットID=1の場合、現在のビーコンの後にはビーコン領域内に6以上のスロットが残存する。
・SlotUsage(8ビット):このビットマップはビーコン領域内の8スロットの各々が利用できるか否かを示す。0はスロットがフリーであることを示し、1はスロットが使用されていることを示す。
・NumSlot(3ビット):このNumSlotフィールドはビーコン領域内のスロットの数−1に等しい。例えばビーコン領域内のスロットが6つである場合、NumSlot=5となる。一部の実施例では、ビーコン領域内のスロットの数が8に固定できると見なすことができるので、NumSlotフィールドを7に固定できる。
・SlotID(3ビット):このスロットIDフィールドは現在のビーコンが使用するスロット数を示す。8スロット実施例に対しては有効レンジは0〜7の間である。現在のビーコン後のビーコン領域内に残存するスロット数は、このスロットIDフィールドから決定できる。例えば、スロットID=1の場合、現在のビーコンの後にはビーコン領域内に6以上のスロットが残存する。
・SlotUsage(8ビット):このビットマップはビーコン領域内の8スロットの各々が利用できるか否かを示す。0はスロットがフリーであることを示し、1はスロットが使用されていることを示す。
加入させるグループおよび使用するビーコンスロットの選択例
本発明の一部の実施例は、新しいQoSCは加入させるためのBSSのグループおよび新しいビーコンを送信するためのビーコン領域内のフリースロットを探すために次のアルゴリズムを実行できる。図3にはこのアルゴリズムのフローチャートが示されている。
本発明の一部の実施例は、新しいQoSCは加入させるためのBSSのグループおよび新しいビーコンを送信するためのビーコン領域内のフリースロットを探すために次のアルゴリズムを実行できる。図3にはこのアルゴリズムのフローチャートが示されている。
新しいQoSCによってデコードされた各ビーコンに対し、
〇ビーコンを送信したQoSCのMACアドレスであるBSSID、ビーコン領域のスロット構造およびビーコンサイクルの長さを見つける。
■ビーコンサイクルの長さはビーコン領域の時間の長さとビーコン内の最終スケジュール情報のEndTimeの時間の長さの合計に等しい。
〇このビーコンを受信したときのローカルクロックの時間を見つける。ビーコン領域のスロット構造およびビーコンサイクルの長さと共に、次のように、受信したビーコンのシステムタイミングを決定できる。
■ビーコンを完全に受信したときのローカルクロックの時間をtrとすると、このビーコンを含むビーコン領域のスタート時間は、tb=tr−(SlotID+1)・τ−SlotID・BIFS、ここでSlotIDはこのビーコンが送信されたときのスロット数であり、τはビーコンPDUの時間長さである。例えば図4参照。システムタイミングはtb+M・T(ここでMは整数であり、Tはビーコンサイクルの時間長さである)である。
〇このビーコンから得られた情報を記憶する。
〇このビーコンに含まれるタイミング情報(ビーコン領域のスタート時間およびビーコンサイクルの長さ)が他のビーコンから得られた情報と同じであるかどうかを見るためにチェックする。
■2つの異なるビーコンから得られたタイミング情報が同じであれば、このことはこれら2つのビーコンがBSSの同じグループからのものであることを意味する。
■2つの異なるビーコンからのタイミング情報が異なれば、このことはこれら2つのビーコンが異なるグループからのものであることを意味する(例えば図5における例4)。
〇これまで検出したグループの数を更新し、更に現在のビーコンはこれらグループのどれに属すかを記録する。
〇新しいBSSIDを有するビーコンをデコードできた場合、上記ステップを繰り返す。新しいビーコンをデコードできなければ、次のステップに進む。
・過度に多くのBSSが検出された場合、
〇CSMAを使ってアイドルインターバルを検出する。
〇新しいビーコンを送信することにより、新しいBSSを設定する。
〇新しいBSSは制御されたCSMAモードで作動する。
・現存するBSSが検出されない場合、
〇CSMAを使ってアイドルインターバルを検出する。このアイドルインターバルは新しいシステムのビーコン領域となる。
〇ビーコン領域のうちのスロット#0内で新しいビーコンを送信することにより、新しいBSSを設定する。
〇新しいBSSは(メッセージ交換が限られるか、全くない状態で)コーディネートされていないモードで作動する。
・BSSのうちの1つのグループしか検出されない場合、
〇ビーコン領域内のフリースロットを見つけ、そのスロット内で新しいビーコンを送信する。フリースロットは、このグループに属するすべてのビーコンのSlotUsage内の0ビットで表示される。2つ以上のフリースロットが利用できる場合、新しいQoSCは1つのスロットを均一に選択する。
〇新しいBSSは(メッセージ交換をすることなく)コーディネートされていないモードで作動する。
・BSSのうちの2つ以上の組が検出された場合、
〇加入させる1つのグループを選択する。新しいQoSCはグループを均一に選択するか、またはグループ内のBSSの数のような基準に基づき、ビーコンの平均受信信号強度などを選択できる。
〇選択されたグループのビーコン領域内のフリースロットを見つけ、そのスロット内で新しいビーコンを送信する。
〇新しいBSSは(メッセージ交換をすることなく)コーディネートされていないモードで作動する。
〇ビーコンを送信したQoSCのMACアドレスであるBSSID、ビーコン領域のスロット構造およびビーコンサイクルの長さを見つける。
■ビーコンサイクルの長さはビーコン領域の時間の長さとビーコン内の最終スケジュール情報のEndTimeの時間の長さの合計に等しい。
〇このビーコンを受信したときのローカルクロックの時間を見つける。ビーコン領域のスロット構造およびビーコンサイクルの長さと共に、次のように、受信したビーコンのシステムタイミングを決定できる。
■ビーコンを完全に受信したときのローカルクロックの時間をtrとすると、このビーコンを含むビーコン領域のスタート時間は、tb=tr−(SlotID+1)・τ−SlotID・BIFS、ここでSlotIDはこのビーコンが送信されたときのスロット数であり、τはビーコンPDUの時間長さである。例えば図4参照。システムタイミングはtb+M・T(ここでMは整数であり、Tはビーコンサイクルの時間長さである)である。
〇このビーコンから得られた情報を記憶する。
〇このビーコンに含まれるタイミング情報(ビーコン領域のスタート時間およびビーコンサイクルの長さ)が他のビーコンから得られた情報と同じであるかどうかを見るためにチェックする。
■2つの異なるビーコンから得られたタイミング情報が同じであれば、このことはこれら2つのビーコンがBSSの同じグループからのものであることを意味する。
■2つの異なるビーコンからのタイミング情報が異なれば、このことはこれら2つのビーコンが異なるグループからのものであることを意味する(例えば図5における例4)。
〇これまで検出したグループの数を更新し、更に現在のビーコンはこれらグループのどれに属すかを記録する。
〇新しいBSSIDを有するビーコンをデコードできた場合、上記ステップを繰り返す。新しいビーコンをデコードできなければ、次のステップに進む。
・過度に多くのBSSが検出された場合、
〇CSMAを使ってアイドルインターバルを検出する。
〇新しいビーコンを送信することにより、新しいBSSを設定する。
〇新しいBSSは制御されたCSMAモードで作動する。
・現存するBSSが検出されない場合、
〇CSMAを使ってアイドルインターバルを検出する。このアイドルインターバルは新しいシステムのビーコン領域となる。
〇ビーコン領域のうちのスロット#0内で新しいビーコンを送信することにより、新しいBSSを設定する。
〇新しいBSSは(メッセージ交換が限られるか、全くない状態で)コーディネートされていないモードで作動する。
・BSSのうちの1つのグループしか検出されない場合、
〇ビーコン領域内のフリースロットを見つけ、そのスロット内で新しいビーコンを送信する。フリースロットは、このグループに属するすべてのビーコンのSlotUsage内の0ビットで表示される。2つ以上のフリースロットが利用できる場合、新しいQoSCは1つのスロットを均一に選択する。
〇新しいBSSは(メッセージ交換をすることなく)コーディネートされていないモードで作動する。
・BSSのうちの2つ以上の組が検出された場合、
〇加入させる1つのグループを選択する。新しいQoSCはグループを均一に選択するか、またはグループ内のBSSの数のような基準に基づき、ビーコンの平均受信信号強度などを選択できる。
〇選択されたグループのビーコン領域内のフリースロットを見つけ、そのスロット内で新しいビーコンを送信する。
〇新しいBSSは(メッセージ交換をすることなく)コーディネートされていないモードで作動する。
図5には、新しいQoSCがコーディネートされたモードを使ってBSSの現存するグループを加入させるか、またはコーディネートされていないモードを使って独立した新しいBSSを形成する場合のいくつかのネットワークのシナリオが示されている。
加入例−見つかったBSSの1つのグループ
図6は新しいQoSCがBSSの1つのグループを検出できたネットワークシナリオの例を示す。
図6は新しいQoSCがBSSの1つのグループを検出できたネットワークシナリオの例を示す。
新しいQoSCがQoSC#1からのビーコンをデコードすると、この新しいQoSCはビーコンを受信したときのローカルクロックの時刻を記憶する。新しいQoSCはビーコン領域のスロット構造およびビーコンサイクルの長さと共に、QoSC#1のタイミングを知る。更にQoSCが後にこのシステムに加入する場合、新しいビーコンを送信するのにスロット#0およびスロット#1も使用できないことを知る。
新しいQoSCがQoSC#2からのビーコンをデコードすると、
この新しいQoSCはビーコンを受信したときのローカルクロックの時刻を記録する。新しいQoSCはビーコン領域のスロット構造およびビーコンサイクルの長さと共にQoSC#2のタイミングについて知る。新しいQoSCがQoSC#2のタイミングとQoSC#1のタイミングとを比較する。この場合、2つのタイミングは同じとなる。新しいQoSCは2つのBSSが同じグループのからのものであることを推定する。更に、後にこのシステムに加入することを判断した場合、新しいビーコンを送信するのにスロット#0、#1および#2も使用できないことを知る。
この新しいQoSCはビーコンを受信したときのローカルクロックの時刻を記録する。新しいQoSCはビーコン領域のスロット構造およびビーコンサイクルの長さと共にQoSC#2のタイミングについて知る。新しいQoSCがQoSC#2のタイミングとQoSC#1のタイミングとを比較する。この場合、2つのタイミングは同じとなる。新しいQoSCは2つのBSSが同じグループのからのものであることを推定する。更に、後にこのシステムに加入することを判断した場合、新しいビーコンを送信するのにスロット#0、#1および#2も使用できないことを知る。
要約すれば、新しいQoSCはBSSの1つのグループ、そのグループのタイミングおよびスロット#0、#1および#2を使用できないことを知る。新しいQoSCはコーディネートされたモードで現存するグループに加わる。新しいQoSCはスロット#3とスロット#7との間のスロットのうちの1つで新しいビーコンを送信する。
スロット#3が選択されたと仮定すると、新しいビーコンはスロット#0、#1および#3が占有されていることを表示する。
新しいQoSCがシステムに加入した後に、QoSC#1および#2はスロット#3が現在占有されていることを表示するために、それらのビーコン内のSlotUsageフィールドを更新する。
加入例−見つかったBSSの2つのグループ
図7はBSSの現存する2つのグループによるネットワークシナリオの例を示す。2つのグループのタイミングは異なっているが、新しいQoSCは双方のグループからのビーコンを信頼できる状態で、まだ検出できる。
図7はBSSの現存する2つのグループによるネットワークシナリオの例を示す。2つのグループのタイミングは異なっているが、新しいQoSCは双方のグループからのビーコンを信頼できる状態で、まだ検出できる。
新しいQoSCがQoSC#1からのビーコンをデコードすると、この新しいQoSCはビーコンを受信したときのローカルクロックの時刻を記録する。新しいQoSCはビーコンサイクルの長さと共に、QoSC#1のタイミングを知る。新しいQoSCは、後にこのシステムに加入することを決定した場合、新しいビーコンを送信するのに、スロット#0を使用できないことも知る。
新しいQoSCはQoSC#2からのビーコンをデコードし、ビーコンを受信したときのローカルクロックの時刻を記録する。新しいQoSCはビーコンサイクルの長さと共に、QoSC#2のタイミングを知る。新しいQoSCはQoSC#2のタイミングとQoSC#1とのタイミングとを比較する。この場合、2つのタイミングは異なっている。新しいQoSCはビーコンがBSSの2つの異なるグループからのものであることを知る。更に、後にこのシステムに加入することを決定した場合、新しいビーコンを送信するのに、スロット#0を使用できないことも知る。
最後に、新しいQoSCはコーディネートされたモードで2つのグループのうちの1つに加入することを決定する。
新しいQoSCがQoSC#1を有するグループに加入すると仮定する。この新しいQoSCはQoSC#2のビーコン領域が位置する同じインターバル内の保護された領域を指定する。この結果、このインターバル中に新しいBSS(更に同じグループ内の隣接するBSS)からの送信はなく、従って、QoSC#2のビーコン領域が保護される。
同様に、QoSC#2が新しいQoSCのビーコンを受信すると、このQoSC#2は新しいQoSCのビーコン領域が位置する同じインターバル内の保護された領域を指定する。
新しいビーコンの衝突の取り扱い例
2つ以上の新しいQoSCが新しいビーコンを送信するために同じフリービーコンスロットを使用することを同時に選択する場合、現存するQoSCは信頼できる状態で新しいビーコンのうちのいずれかをデコードできないので、それらのSlotUsageフィールドを更新しない。次に、新しいQoSCは衝突が生じたことを知り、異なるビーコンスロットを使って再び新しいビーコンを送信することを選択できる。
2つ以上の新しいQoSCが新しいビーコンを送信するために同じフリービーコンスロットを使用することを同時に選択する場合、現存するQoSCは信頼できる状態で新しいビーコンのうちのいずれかをデコードできないので、それらのSlotUsageフィールドを更新しない。次に、新しいQoSCは衝突が生じたことを知り、異なるビーコンスロットを使って再び新しいビーコンを送信することを選択できる。
新しいビーコンのコンテントの設定例
新しいQoSCはTDMAフレームのうちのビーコン領域のスロット構造およびスケジュール情報を定義しなければならない。このサブセクションでは、新しいビーコンのコンテントを設定するために新しいQoSCが使用する規則について説明する。
新しいQoSCはTDMAフレームのうちのビーコン領域のスロット構造およびスケジュール情報を定義しなければならない。このサブセクションでは、新しいビーコンのコンテントを設定するために新しいQoSCが使用する規則について説明する。
ビーコン領域のコンテントの設定例
新しいQoSCが上記手順を使ってフリービーコンスロットを選択し、その新しいビーコン内でNumSlot、SlotIDおよびSlotUsageフィールドの値(図2参照)を指定する。
新しいQoSCが上記手順を使ってフリービーコンスロットを選択し、その新しいビーコン内でNumSlot、SlotIDおよびSlotUsageフィールドの値(図2参照)を指定する。
ビーコン領域内に8つのスロットがあることを表示するためにNumSlotフィールドの値は7にセットされ、新しいQoSCが選択するフリービーコンスロットに基づき、スロットIDフィールドの値がセットされる。
新しいQoSCは対応するビーコンスロット内で送信される隣接ネットワークビーコンをデコードできる場合、SlotUsageフィールド内のビットを1にセットしなければならない。そうでない場合、ビットは0にセットされる。
図8のフローチャートにはビーコン領域のスロット構造を定めるのに使用されるアルゴリズムの一例が示されている。
スケジュール情報のコンテントの設定例
新しいQoSCはコーディネートされていないモードで新しいネットワークを設定した場合、この新しいQoSCは最初にビーコンサイクル全体のためのCSMA領域を指定する。
新しいQoSCはコーディネートされていないモードで新しいネットワークを設定した場合、この新しいQoSCは最初にビーコンサイクル全体のためのCSMA領域を指定する。
他方、新しいQoSCがコーディネートされたモードでBSSの現存するグループに加入する場合、スケジュール情報のコンテントを計算する場合に次の手順が実行される。
新しいQoSCが最初にネットワークを設定すると、そのビーコン内のスケジュール情報はCSMA領域(TYPE=0)、ステイアウト領域(TYPE=4)および保護された領域(TYPE=7)のみから構成されるはずである。(新しいQoSCは本明細書に説明した手順を使って、後に他のBSSとバンド幅を共用することをリクエストしなければならない。)
隣接ネットワークビーコンのユニオン割り当ての例
QoSCは、(同一グループおよび異なるグループからの)すべての隣接ネットワークビーコンをデコードし、それらの割り当てのユニオンを計算する。例えば1つの隣接BSSが保留された領域を指定し、別の隣接BSSがCSMAまたはステイアウト領域を指定する場合、その結果生じるユニオン割り当ては保留された領域となる。その理由は、保留された領域はCSMA領域およびステイアウト領域の双方よりも重要であるからである。
QoSCは、(同一グループおよび異なるグループからの)すべての隣接ネットワークビーコンをデコードし、それらの割り当てのユニオンを計算する。例えば1つの隣接BSSが保留された領域を指定し、別の隣接BSSがCSMAまたはステイアウト領域を指定する場合、その結果生じるユニオン割り当ては保留された領域となる。その理由は、保留された領域はCSMA領域およびステイアウト領域の双方よりも重要であるからである。
図9には隣接するすべてのビーコンのユニオン割り当てを計算するために、QoSCによって使用されるアルゴリズムの一例が示されている。このアルゴリズムでは、フローチャートをより簡単にするためにBEACON>PROTECTED>RESERVED>CSMA>STAYOUTとなっていると見なすことに留意されたい。
関連する図に示されたすべてのフローチャートでは、アレイのうちの第1エントリーのインデックスが1となっていることにも留意されたい。
アルゴリズムの例の入力、すなわちALLOC[n][i]およびENDTIME[n][i]はすべての隣接するビーコンのスケジュール情報から得られ、ここでnはどの隣接ネットワークであるか、およびiはその隣接ネットワークに対するどのスケジュールであるかを示す。
システムタイミングの差を考慮するように、各ネットワークのためのエントリーALLOC[n][]およびENDTIME[n][]はシフトされる。QoSCと同じタイミングを有するネットワークに対し、ALLOC[n][]の第1エントリーがビーコン領域となるように、ALLOC[n][]内にもビーコン領域が挿入され、QoSCと異なるタイミングを有するネットワークに対し、このタイミング差を考慮してALLOC[n][]の適当なエントリーにビーコン領域が挿入される。ビーコン領域の時間長さを表示するためにENDTIME[n][]内にも対応するエントリーが挿入される。
新しいビーコンのスケジュール情報の例
すべての隣接ネットワークビーコンのユニオン割り当てが一旦計算された場合の、新しいネットワークを設定するときに新しいビーコンのコンテントを設定するためのアルゴリズムの例が図10に示されている。(このアルゴリズムは新しいQoSCがコーディネートされたモードで現存するグループに加入するときにしか適用できない。)
すべての隣接ネットワークビーコンのユニオン割り当てが一旦計算された場合の、新しいネットワークを設定するときに新しいビーコンのコンテントを設定するためのアルゴリズムの例が図10に示されている。(このアルゴリズムは新しいQoSCがコーディネートされたモードで現存するグループに加入するときにしか適用できない。)
規則の例は次のとおりである:
・隣接ネットワークビーコンがビーコン領域を指定する場合、新しいQoSCは第1エントリーである場合を除き、保護された領域を指定する。この場合、新しいQoSCはビーコン領域も指定する。
・隣接ネットワークビーコンは保護された領域または保留された領域を指定する場合、新しいQoSCはステイアウト領域を指定する。
・そうでない場合、新しいQoSCは他のすべてのインターバル内でCSMA領域を指定する。
・隣接ネットワークビーコンがビーコン領域を指定する場合、新しいQoSCは第1エントリーである場合を除き、保護された領域を指定する。この場合、新しいQoSCはビーコン領域も指定する。
・隣接ネットワークビーコンは保護された領域または保留された領域を指定する場合、新しいQoSCはステイアウト領域を指定する。
・そうでない場合、新しいQoSCは他のすべてのインターバル内でCSMA領域を指定する。
アレイ、すなわちnew_alloc[]およびnew_endtime[]により出力を表示できる。第1エントリー、すなわちnew_alloc[1]はビーコン領域となり、送信されない。2つのアレイ内の第1エントリーを除き、new_endtime[]の残りのエントリーからのnew_endtime[1]に置換することにより、新しいビーコンのスケジュール情報が得られる。
図11には、現存するすべてのBSSが同じシステムタイミングを有する一例が示されている。図12には現存する2つのグループが存在する一例が示されている。
現存するQoSCによるアクションの例
このサブセクションはシステムに新しいQoSCを加えることをサポートするために、現存するQoSCがとるアクションについて説明する。
このサブセクションはシステムに新しいQoSCを加えることをサポートするために、現存するQoSCがとるアクションについて説明する。
ビーコン領域のスロット構造のアナウンスの例
現存するQoSCはNumSlot、SlotIDおよびSlotUsageフィールドによりビーコン領域のスロット構造をアナウンスでき、SlotUsageフィールドは自ら更に隣接するビーコンによって現在使用されているビーコン領域内のスロットを指定する。
現存するQoSCはNumSlot、SlotIDおよびSlotUsageフィールドによりビーコン領域のスロット構造をアナウンスでき、SlotUsageフィールドは自ら更に隣接するビーコンによって現在使用されているビーコン領域内のスロットを指定する。
新しいQoSCは新しいビーコンを送信するためのビーコン領域内のフリースロットを探すためにこの情報を使用できる。
ビーコン領域内の新しいビーコンの検出例
現存するQoSCはビーコン領域のフリースロット内の新しいビーコンを検出できる。新しいビーコンが検出された場合、このことはQoSCが同じシステムに加入することを決定したことを意味する。現存するQoSCは新しいビーコンをデコードし、自らのビーコン内のSlotUsageフィールドを更新する。
現存するQoSCはビーコン領域のフリースロット内の新しいビーコンを検出できる。新しいビーコンが検出された場合、このことはQoSCが同じシステムに加入することを決定したことを意味する。現存するQoSCは新しいビーコンをデコードし、自らのビーコン内のSlotUsageフィールドを更新する。
現存するQoSCは、新しい保護された領域があるかどうかを見るために、新しいビーコンのスケジュール情報もデコードする。新しいビーコン内に保護された領域が存在することは、近くに他の独立したシステムが存在することを示唆する。現存するQoSCは、この現存するQoSCがその独立したシステム自体を検出できない場合に、新しいビーコンが保護された領域を指定する同じインターバル内にステイアウト領域を指定する。(そうでない場合、現存するQoSCは保護された領域をすでに指定したはずである。)
現存するQoSCのビーコンのコンテントを設定するために、上記アルゴリズムの例を現存するQoSCによって使用できる。
CSMA領域における新しいビーコンの検出例
現存するQoSCはCSMA領域内の新しいビーコンも検出する。これら新しいビーコンは異なるタイミングを有するグループに加入することを決定した新しいQoSCによって送信される。現存するQoSCは新しいQoSCのビーコン領域のロケーションを見つけ、このビーコンと一致するように自己のビーコン内の保護された領域を指定する。従って、
・現存するBSSのどの局も、保護された領域で送信しない。
・現存するBSSの隣接するQoSCは、このQoSCが自ら直接新しいビーコンをデコードできない場合、同じインターバル内でステイアウト領域を指定する。
現存するQoSCはCSMA領域内の新しいビーコンも検出する。これら新しいビーコンは異なるタイミングを有するグループに加入することを決定した新しいQoSCによって送信される。現存するQoSCは新しいQoSCのビーコン領域のロケーションを見つけ、このビーコンと一致するように自己のビーコン内の保護された領域を指定する。従って、
・現存するBSSのどの局も、保護された領域で送信しない。
・現存するBSSの隣接するQoSCは、このQoSCが自ら直接新しいビーコンをデコードできない場合、同じインターバル内でステイアウト領域を指定する。
上記アルゴリズム例はビーコンのコンテントを設定するために現存するQoSCによって使用できる。
ダミービーコンPDUの使用例
新しいビーコンを送信する新しいQoSCは、現存するQoSCの存在を知っていてもよいし、知らなくてもよい。新しいQoSCが現存するQoSCのビーコン領域と一致する、保護された領域を指定する場合、このことは新しいQoSCがそのシステムの存在を知っていることを意味する。この場合、現存するQoSCにより別のアクションをとる必要はない。
新しいビーコンを送信する新しいQoSCは、現存するQoSCの存在を知っていてもよいし、知らなくてもよい。新しいQoSCが現存するQoSCのビーコン領域と一致する、保護された領域を指定する場合、このことは新しいQoSCがそのシステムの存在を知っていることを意味する。この場合、現存するQoSCにより別のアクションをとる必要はない。
他方、現存するQoSCのビーコン領域が位置する同じインターバル内の保護された領域を新しいQoSCが指定しない場合、このことは現存するQoSCが存在することを新しいQoSCが知らないことを意味する。現存するQoSCはダミービーコンPDUを新しいQoSCに送る。PDUの目的は、現存するグループが存在すること、および2つのビーコン領域の間にオフセットがあることを、新しいQoSCに通知することである。
新しいQoSCはPDUを受信すると、現存するグループのビーコン領域を保護するよう、そのスケジュール情報内の保護された領域を指定する。この結果、現存するQoSCと新しいQoSCの双方は相互のビーコンを検出することができるようになる。次に新しいQoSCはスケジュール情報を現存するQoSCとコンパーチブルにするためにそのスケジュール情報を変更する。
次に、ダミービーコンPDUの例のフォーマットについて示す。送り手および受け手のMACアドレスは、PDUのヘッダーの一部であるので、これらはPDUの本体には不要である。
オフセットフィールド。このオフセットフィールドは送り手のビーコン領域と受け手のビーコン領域との間の時間オフセット(μsec)を指定する。この時間オフセットは送り手のビーコン領域のスタート時間から受け手のビーコン領域のスタート時間を引いた値(モジュロビーコンサイクル)として計算される。その値は、0以上であり、かつビーコンサイクルの長さ未満である。
時間長さフィールド。この時間長さフィールドは送り手のビーコン領域の時間長さ(μsec)を指定するものである。(ベースライン技術仕様でビーコン領域の長さが固定している場合、このフィールドは不要である。)
セーフガード機構の例
新しいQoSCが最初に新しいビーコンを送信した際に、現存するQoSCの存在を知っていなかった場合、新しいビーコンのスケジュール情報は現存するQoSCのスケジュール情報とコンパーチブルでないことがあり得ることに留意されたい。例えば現存するQoSCが保留された領域を指定した同一インターバル内にCSMA領域が指定されることがある。
新しいQoSCが最初に新しいビーコンを送信した際に、現存するQoSCの存在を知っていなかった場合、新しいビーコンのスケジュール情報は現存するQoSCのスケジュール情報とコンパーチブルでないことがあり得ることに留意されたい。例えば現存するQoSCが保留された領域を指定した同一インターバル内にCSMA領域が指定されることがある。
現存するQoSCは少数のビーコンサイクルの間に現在のスケジュール情報を維持するためのセーフガード機構を有するが、他方、新しいQoSCは自らのスケジュール情報を現存するQoSCのスケジュール情報とコンパーチブルにするように自らのスケジュール情報を変更しようと試みる。各QoSCはその割り当ての各々に対し、1つのアレイ、すなわちERR_COUNT[]を維持する。個々の割り当てタイプに応じ、MAX_ERRと表示される諸定数のビーコンサイクルの間、インコンパーチブルであることが認められる。(MAX_ERR=1である場合、このことはインコンパーチブルであることが全く認められないことを意味する。)図14〜17に示されたフローチャートには、このセーフガード機構の仕様が示されている。
同様に、そのときのビーコンサイクル内で隣接ネットワークビーコンをデコードできない場合、すべてのアルゴリズムにおいてそのビーコンの前のコピーを使用する。行内(row)においてMAX_LOSTビーコンサイクルに隣接ネットワークビーコンをデコードできないできない場合、隣接BSSはシャットダウンされたものと見なす。
BSSの間でバンド幅を共用するための手続きの例
BSSが開始され、正常に作動していると見なす。このセクションでは、他のBSSとバンド幅を共用するために、メッセージ交換が制限されるか、または全く行われない状態で、コーディネートモードで作動しているQoSCのための手順について説明する。
BSSが開始され、正常に作動していると見なす。このセクションでは、他のBSSとバンド幅を共用するために、メッセージ交換が制限されるか、または全く行われない状態で、コーディネートモードで作動しているQoSCのための手順について説明する。
作動例の概観
図13に、次のビーコンのコンテントを決定するためにQoSCが行う作動例の概観が示されている。この動作は、次の3つのステップを含むことができる。
・ビーコンをデコードし、調停すること:QoSCはこのステップにおけるすべての隣接QoSCのビーコンをデコードする。この結果、QoSCは隣接ネットワークのスケジュールに変化があるかどうか(すなわち隣接QoSCは新しいバンド幅リクエストをアナウンスするか、現在の保留をキャンセルし得る)、または異なるタイミングを有する新しいネットワークが設定されたかどうかについて、QoSCが知る。QoSCが前のフレーム内でバンド幅共用リクエストをアナウンスした場合、隣接するネットワークが新しいリクエストに適合するためにこれらのスケジュールを変更したかどうかについても知る。このステップでは、QoSCはすべてのビーコンをコンパーチブルにするように、次のビーコンのコンテントを計算する。
・バンド幅共用リクエストの追加:QoSCが既にペンディング中のバンド幅共用リクエストを有していないことを条件に、前のステップから得られた次のビーコンのコンテントを変えることにより、このステップでバンド幅共用リクエストを追加できる。
・新しいビーコンの送信:QoSCはビーコン領域内の指定スロット内でビーコンを送信する。隣接QoSCはこのビーコンをデコードした時に、QoSCによって行われたバンド幅共用リクエストを見つける。
・各ビーコンサイクルにおいて、これら3つのステップを繰り返す。
図13に、次のビーコンのコンテントを決定するためにQoSCが行う作動例の概観が示されている。この動作は、次の3つのステップを含むことができる。
・ビーコンをデコードし、調停すること:QoSCはこのステップにおけるすべての隣接QoSCのビーコンをデコードする。この結果、QoSCは隣接ネットワークのスケジュールに変化があるかどうか(すなわち隣接QoSCは新しいバンド幅リクエストをアナウンスするか、現在の保留をキャンセルし得る)、または異なるタイミングを有する新しいネットワークが設定されたかどうかについて、QoSCが知る。QoSCが前のフレーム内でバンド幅共用リクエストをアナウンスした場合、隣接するネットワークが新しいリクエストに適合するためにこれらのスケジュールを変更したかどうかについても知る。このステップでは、QoSCはすべてのビーコンをコンパーチブルにするように、次のビーコンのコンテントを計算する。
・バンド幅共用リクエストの追加:QoSCが既にペンディング中のバンド幅共用リクエストを有していないことを条件に、前のステップから得られた次のビーコンのコンテントを変えることにより、このステップでバンド幅共用リクエストを追加できる。
・新しいビーコンの送信:QoSCはビーコン領域内の指定スロット内でビーコンを送信する。隣接QoSCはこのビーコンをデコードした時に、QoSCによって行われたバンド幅共用リクエストを見つける。
・各ビーコンサイクルにおいて、これら3つのステップを繰り返す。
ビーコンをデコードし、調停する例
このステップではQoSCは隣接するすべてのネットワークのビーコンをデコードし、すべてのビーコンのコンテントをコンパーチブルにするよう、次のビーコンのコンテントを計算する。
このステップではQoSCは隣接するすべてのネットワークのビーコンをデコードし、すべてのビーコンのコンテントをコンパーチブルにするよう、次のビーコンのコンテントを計算する。
最初にQoSCは、前に知った隣接ネットワークのビーコンを、このビーコンサイクルで再びデコードできるかどうかをチェックする。隣接ネットワークのビーコンをデコードできない場合、QoSCは前にセーブした隣接ネットワークのビーコンのコピーを使用する。しかしながら、1つの行内のMAX_LOSTビーコンサイクルの間、隣接ネットワークのビーコンが存在しない場合、QoSCは隣接ネットワークがパワーオフにされているものと見なす。(注:新しいQoSCが新しいBSSを設定したいとき、新しいQoSCは各隣接ネットワークのビーコンのデコードに成功できなければならず、前にセーブしたコピーに依拠してはならない。)
第2に、QoSCがそのビーコン領域を有する同じインターバル内で、保護された領域を指定しない異なるシステムタイミングでQoSCが隣接ネットワークのビーコンを受信した場合、QoSCはその隣接ネットワークのQoSCにダミービーコン(PDU)を送る。
第3に、QoSCはすべての隣接ネットワークのユニオン割り当てを計算する。
次にQoSCは次のビーコンを隣接するすべてのネットワークのビーコンとコンパーチブルにするように、次のビーコンのコンテントを設定するためのアルゴリズムを実行する。QoSCは3つのステートのうちの1つとなり得る。ステート=0はQoSCがペンディング中の新しいバンド幅のリクエストを有していないことを意味する。ステート=1はQoSCがその隣接ネットワークにバンド幅共用リクエストをアナウンスした直後であることを意味する。従って、隣接ネットワークはリクエストに応答できない。ステート=2はQoSCが隣接ネットワークからバンド幅共用リクエストの確認を受信していなければならないことを意味する。QoSCのステートに応じ、異なるアルゴリズムが使用されることになる。
QoSCは保留されたバンド幅をレリースしたい場合、その保留された領域をCSMA領域に変更しなければならない。従って、隣接ネットワークのQoSCは次のビーコンを更新するように、アルゴリズムの同じ組を作動させる。
ステート=0
QoSCはステート=0の場合、ペンディング中のバンド幅共用リクエストを有することはない。隣接ネットワークのすべてのビーコンのユニオン割り当ては、inf_alloc[]およびinf_endtime[]によって表示される。図9にはユニオン割り当てを計算するためのフローチャートが示されている。
QoSCはステート=0の場合、ペンディング中のバンド幅共用リクエストを有することはない。隣接ネットワークのすべてのビーコンのユニオン割り当ては、inf_alloc[]およびinf_endtime[]によって表示される。図9にはユニオン割り当てを計算するためのフローチャートが示されている。
QoSCは最後のビーコンのコピー、すなわちold_alloc[]およびold_endtime[]を維持し、次のビーコンのコンテントすなわちnew_alloc[]およびnew_endtime[]を計算しなければならない。
前のビーコン内のQoSCの割り当てが、すべての隣接ネットワークのユニオン割り当てとコンパーチブルでない場合、QoSCは次のビーコン内の割り当てを変更しなければならない。
例えば、QoSCの前の割り当てがCSMA領域であり、これがその隣接ネットワークとコンパーチブルでない場合(例えば隣接ネットワークが保留された領域を指定中の場合)、新しい割り当てはステイアウト領域とならなければならない。このようなケースは、隣接ネットワークがバンド幅共用リクエストをアナウンスした直後に生じ得る。
QoSCの前の割り当てが保留された領域であり、行内のMAX_ERRビーコンサイクルの間、その隣接ネットワークとインコンパーチブルであった場合(例えば隣接ネットワークがCSMA領域内にある場合)、新しい割り当てはCSMA領域とならなければならない。各割り当てがインコンパーチブルとなっているビーコンサイクルのトラックを維持するのに、変数old_err_count[]が使用される。アルゴリズムにより、更新されたバージョンnew_err_count[]が発生される。これは、上記セーフガード機構の例である。
図14および15にはQoSCがステート=0となっている時のアルゴリズムのフローチャートが示されている。表5はQoSCがステート=0となっているときの規則を要約するものであり、これら規則#1から順に実行される。
ステート=1
QoSCはステート=1のときには隣接ネットワークにバンド幅共用リクエストをアナウンスした直後である。しかしながら、隣接ネットワークはこれらリクエストに応答する時間を有していない。
QoSCはステート=1のときには隣接ネットワークにバンド幅共用リクエストをアナウンスした直後である。しかしながら、隣接ネットワークはこれらリクエストに応答する時間を有していない。
QoSCが使用を提案するインターバルはNEW_RESERVEDの内部TYPEのフィールド値によって示される。(QoSCがバンド幅共用リクエストを提案するための手順について後述する。NEW_RESERVEDの内部TYPEのフィールド値は実際には送信されない。隣接ネットワークの見地から、RESERVEDのタイプのフィールド値は受信される。)隣接ネットワークが同じインターバル内で保留された領域を指定しない限りコンパーチブルとされる。
他方、QoSCが新しい保留された領域を指定する同じインターバル内で隣接ネットワークも保留領域を指定する場合、このことはQoSCと隣接ネットワークの双方がバンド幅共用リクエストに関し、同じインターバルを使用することを提案したことを意味する。これらリクエストは衝突し、次のビーコン内のCSMA領域への割り当てのタイプを変更することによって、自らのリクエストをキャンセルする。
アルゴリズムの終了時にQoSCのバンド幅共用リクエストの一部が残っている場合、ステートは2に変更される。そうでなく、QoSCのすべてのバンド幅共用リクエストがキャンセルされる場合、ステートは0に戻るように変更される。
図16および17には、ステート=1の場合のアルゴリズムのフローチャートが要約されている。
ステート=2
QoSCはステート=2のときに既に隣接ネットワークに対し、バンド幅共用リクエストをアナウンスしており、リクエストからの応答を待っている最中である。QoSCがリクエストを指定した同じインターバル内で隣接ネットワークがステイアウト領域を指定した場合、バンド幅共用リクエストを受け入れ、そうでない場合、QoSCはリクエストを拒否し、リクエストを撤回する。いずれのケースにおいてもQoSCはそのステートを0に戻す。
QoSCはステート=2のときに既に隣接ネットワークに対し、バンド幅共用リクエストをアナウンスしており、リクエストからの応答を待っている最中である。QoSCがリクエストを指定した同じインターバル内で隣接ネットワークがステイアウト領域を指定した場合、バンド幅共用リクエストを受け入れ、そうでない場合、QoSCはリクエストを拒否し、リクエストを撤回する。いずれのケースにおいてもQoSCはそのステートを0に戻す。
バンド幅共用リクエストの追加の例
このセクションでは、バンド幅共用リクエストを追加するためにQoSCがとるステップについて説明する。QoSCは当初、ステート0である。すなわちペンディング中のリクエストは有していない。ビーコンを調停するためのアルゴリズムを実行した後に、QoSCはアレイnew_alloc及びnew_endtime[]によって示される次のビーコンのコンテントを計算済みである。
このセクションでは、バンド幅共用リクエストを追加するためにQoSCがとるステップについて説明する。QoSCは当初、ステート0である。すなわちペンディング中のリクエストは有していない。ビーコンを調停するためのアルゴリズムを実行した後に、QoSCはアレイnew_alloc及びnew_endtime[]によって示される次のビーコンのコンテントを計算済みである。
QoSCはnew_alloc[]内にCSMAのTYPEフィールドを有するインターバルを保有することを提案できる。QoSCはインターバルのTYPEフィールド値を「新しい保留領域」を示すNEW_RESERVEDに変更する。
スケジュールポリシーは、それが存在する場合、このステップでも実行できることに留意されたい。
QoSCが現存する保留と新しいリクエストとを区別するために、NEW_RESERVEDのTYPEフィールド値が内部で使用される。QoSCが実際にその新しいビーコンを送信すると、NEW_RESERVEDの値はRESERVEDに変更される。従って、隣接ネットワークはPROTECTED、RESERVED、CSMAおよびSTAYOUTのTYPEフィールド値しか受信しない。
QoSCが、提案された新しいリクエストと共に、新しいビーコンを送信した後に、QoSCはステートを1に変更する。
QoSCがCSMA領域の一部を使用することしか提案しない場合、QoSCは元のインターバルを2つまたは3つのより小さいインターバルに分割する。これらインターバルのうちの1つは、NEW_RESERVEDのTYPEフィールドを有し、残りのインターバルはCSMAのTYPEフィールドを有する。
新しいビーコンを送信する例
QoSCは既に新しいビーコンのコンテント、すなわちnew_alloc[]およびnew_endtime[]を計算済みである。QoSCはNEW_RESERVEDのすべてのTYPEフィールド値をRESERVEDに変換し、その結果得られたスケジュール情報を適当なビーコンスロットで送信する。
QoSCは既に新しいビーコンのコンテント、すなわちnew_alloc[]およびnew_endtime[]を計算済みである。QoSCはNEW_RESERVEDのすべてのTYPEフィールド値をRESERVEDに変換し、その結果得られたスケジュール情報を適当なビーコンスロットで送信する。
QoSCが当初ステート0であり、新しいビーコン内でバンド幅共用リクエストをアナウンスしている場合、QoSCはステートを1に変えるので、次の時間に隣接ネットワークのビーコンを調停するための、ステート1に関連して説明したアルゴリズムを使用する。
バンド幅共用リクエストの例
成功例
図20にはQoSCがバンド幅を共用するためのリクエストにどのように成功するかの一例が示されている。
・フレームNはすべてのQoSCの元のTDMAフレーム構造を示す。
〇QoSC#4はバンド幅を共用するリクエストをしたい。隣接ネットワークのビーコンをデコードした後に、QoSC#4は新しい保留された領域のために利用できるインターバルを選択する。
・フレーム(N+1)内にて、QoSC#4は保留したいインターバルの信号を隣接ネットワークに送る(TYPE=2)。
〇QoSC#4の隣接ネットワークはQoSC#4のスケジュール情報内の新しい保留された領域を検出し、これらネットワークは次のフレーム内のビーコンが新しいステイアウト領域を含むようにビーコンを変更する(TYPE=4)。
・フレーム(N+2)内にて、QoSC#4の隣接ネットワークは新しいステイアウト領域を含むようにそれらのビーコンを更新する。
〇フレーム(N+2)の隣接ネットワークのビーコンをデコードした後に、QoSC#4はその新しいリクエストが受け入れられたことを知る。
成功例
図20にはQoSCがバンド幅を共用するためのリクエストにどのように成功するかの一例が示されている。
・フレームNはすべてのQoSCの元のTDMAフレーム構造を示す。
〇QoSC#4はバンド幅を共用するリクエストをしたい。隣接ネットワークのビーコンをデコードした後に、QoSC#4は新しい保留された領域のために利用できるインターバルを選択する。
・フレーム(N+1)内にて、QoSC#4は保留したいインターバルの信号を隣接ネットワークに送る(TYPE=2)。
〇QoSC#4の隣接ネットワークはQoSC#4のスケジュール情報内の新しい保留された領域を検出し、これらネットワークは次のフレーム内のビーコンが新しいステイアウト領域を含むようにビーコンを変更する(TYPE=4)。
・フレーム(N+2)内にて、QoSC#4の隣接ネットワークは新しいステイアウト領域を含むようにそれらのビーコンを更新する。
〇フレーム(N+2)の隣接ネットワークのビーコンをデコードした後に、QoSC#4はその新しいリクエストが受け入れられたことを知る。
フレーム(N+3)からQoSC#4はその局に新しい保留された領域を割り当てることができる。
衝突
図21には、2つのQoSCが部分的に衝突するリクエストの一例が示されている。
・フレームNはすべてのQoSCの元のTDMAフレーム構造を示す。
〇QoSC#1と#4の双方はバンド幅を共用するリクエストをしたい。隣接ネットワークのビーコンをデコードした後に、これらQoSCの各々は新しい保留された領域のために利用できるインターバルを選択する。
・フレーム(N+1)内では、QoSC#1および#4は自ら保留したいインターバルの信号を隣接ネットワークへ送る(TYPE=2)。ここで、選択された2つのインターバルは部分的にオーバーラップしていることに留意されたい。
〇QoSC#2はQoSC#1および#4のリクエストを検出でき、双方のリクエストをカバーするステイアウト領域を含むよう、次のフレーム内でビーコンを変更する。
〇QoSC#3はQoSC#4のリクエストだけを検出でき、そのリクエストのみのためにステイアウト領域を含むよう、次のフレーム内でビーコンを変更する。
〇QoSC#1はQoSC#4からの新しい領域を検出でき、QoSC#4からのリクエストが自らのリクエストと部分的に衝突していることを知る。従って、QoSC#1はそのリクエストの一部をキャンセルするよう、次のフレーム内でビーコンを変更する。更にQoSC#4のリクエストの衝突しない部分のために、ステイアウト領域を含む。
〇同様に、QoSC#4は次のフレーム内でリクエストの一部をキャンセルし、ステイアウト領域を含む。
・フレーム(N+2)ではQoSCは前のステップで計算したビーコンを送信する。QoSCはフレーム(N+2)のすべてのビーコンを受信すると、
〇QoSC#2および#3はQoSC#1および#4のリクエストの時間長さが短縮されたことを検出し、従って、次のビーコン内のステイアウト領域を更新する。
〇QoSC#1および#4はすべての隣接するネットワークが自らのリクエストに適合するように、ステイアウト領域を指定したことを検出する。これらQoSCは次のフレーム内で、その局に新しい保留された領域を割り当てることができる。元のリクエストの一部はキャンセルされているので、QoSCは別のバンド幅をリクエストしたいこともあり得る。
図21には、2つのQoSCが部分的に衝突するリクエストの一例が示されている。
・フレームNはすべてのQoSCの元のTDMAフレーム構造を示す。
〇QoSC#1と#4の双方はバンド幅を共用するリクエストをしたい。隣接ネットワークのビーコンをデコードした後に、これらQoSCの各々は新しい保留された領域のために利用できるインターバルを選択する。
・フレーム(N+1)内では、QoSC#1および#4は自ら保留したいインターバルの信号を隣接ネットワークへ送る(TYPE=2)。ここで、選択された2つのインターバルは部分的にオーバーラップしていることに留意されたい。
〇QoSC#2はQoSC#1および#4のリクエストを検出でき、双方のリクエストをカバーするステイアウト領域を含むよう、次のフレーム内でビーコンを変更する。
〇QoSC#3はQoSC#4のリクエストだけを検出でき、そのリクエストのみのためにステイアウト領域を含むよう、次のフレーム内でビーコンを変更する。
〇QoSC#1はQoSC#4からの新しい領域を検出でき、QoSC#4からのリクエストが自らのリクエストと部分的に衝突していることを知る。従って、QoSC#1はそのリクエストの一部をキャンセルするよう、次のフレーム内でビーコンを変更する。更にQoSC#4のリクエストの衝突しない部分のために、ステイアウト領域を含む。
〇同様に、QoSC#4は次のフレーム内でリクエストの一部をキャンセルし、ステイアウト領域を含む。
・フレーム(N+2)ではQoSCは前のステップで計算したビーコンを送信する。QoSCはフレーム(N+2)のすべてのビーコンを受信すると、
〇QoSC#2および#3はQoSC#1および#4のリクエストの時間長さが短縮されたことを検出し、従って、次のビーコン内のステイアウト領域を更新する。
〇QoSC#1および#4はすべての隣接するネットワークが自らのリクエストに適合するように、ステイアウト領域を指定したことを検出する。これらQoSCは次のフレーム内で、その局に新しい保留された領域を割り当てることができる。元のリクエストの一部はキャンセルされているので、QoSCは別のバンド幅をリクエストしたいこともあり得る。
スケジュールポリシーの例
QoSCがその隣接するQoSCに新しい割り当てを提案するとき、次の規則を含む一組の規則を実施できる。
1.QoSCは隣接するQoSCの1つ以上により保留された同じインターバル内でステイアウト領域を指定する。
2.各BSSは各ビーコンサイクル内で所定の最短の競合期間を維持し、QoSCとその局との間のメッセージ交換を可能にする。
3.干渉するBSSは各ビーコンサイクル内の所定の最短の共通する競合期間を維持し、隣接するQoSCの間のメッセージ交換を可能にする。(メッセージ交換と共にコーディネートされたモードで作動する場合にしか適用できない。)
4.任意の規則はBSSの保留された領域の時間長さを所定の値まで制限するであろう。例えば、BSSが2つの干渉する隣接BSSを有している場合、その保留された領域の全時間長さはビーコンサイクルの33%まで制限されるであろう。
QoSCがその隣接するQoSCに新しい割り当てを提案するとき、次の規則を含む一組の規則を実施できる。
1.QoSCは隣接するQoSCの1つ以上により保留された同じインターバル内でステイアウト領域を指定する。
2.各BSSは各ビーコンサイクル内で所定の最短の競合期間を維持し、QoSCとその局との間のメッセージ交換を可能にする。
3.干渉するBSSは各ビーコンサイクル内の所定の最短の共通する競合期間を維持し、隣接するQoSCの間のメッセージ交換を可能にする。(メッセージ交換と共にコーディネートされたモードで作動する場合にしか適用できない。)
4.任意の規則はBSSの保留された領域の時間長さを所定の値まで制限するであろう。例えば、BSSが2つの干渉する隣接BSSを有している場合、その保留された領域の全時間長さはビーコンサイクルの33%まで制限されるであろう。
規則#1、#2および#3(適用できる場合)が使用される場合、スケジュールポリシーはファーストカムファーストサービスポリシーとなる。
規則#4は、ある種の許可制御である。
これまで明細書で使用した用語および表現は、発明を説明するための用語として用いたものであり、発明を限定するための用語としては用いていない。かかる用語および表現の使用にあたり、本明細書に示し、かつ説明した特徴の均等物またはその一部を排除する意図はなく、本発明の範囲は特許請求の範囲のみによって定められるものと認識できよう。
Claims (8)
- a)隣接ネットワークのビーコンを聴取すること、
b)前記ビーコンをデコードし、ネットワークスケジュール情報を確かめること、
c)前記ビーコンで識別されたスケジュールされた送信期間を他のデバイスが有しているときのインターバル中の送信を回避すること、から成る干渉するネットワークをコーディネートするための方法。 - 前記スケジュールされた送信期間が無競合期間を含む、請求項1に記載の方法。
- 前記スケジュール情報が、デバイスの識別およびデバイスのバンド幅割り当てを含む、請求項1に記載の方法。
- a)実質的な送信の競合を防止するのに、充分なスケジュール情報を含むビーコンを一斉送信すること、から成る干渉するネットワークをコーディネートするための方法。
- 他のデバイスが、送信を回避できる無競合期間を前記ビーコンが識別する、請求項4に記載の方法。
- 他のデバイスが、送信を回避できる無競合期間を前記ビーコンが識別し、前記ビーコンが、更に競合期間を識別する、請求項4に記載の方法。
- 前記競合期間が、CSMA期間である、請求項6に記載の方法。
- a)排他的バンド幅リクエストを含むビーコンをネットワークデバイスから受信すること、
b)優先順位方式に従い、前記バンド幅リクエストを許可すること、
c)ビーコン一斉送信にて前記バンド幅リクエストを伝送すること、から成るネットワークリソースを割り当てるための方法。
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