JP2007519461A - 画素千鳥状化及び焦点変調を有するコンピュータ断層撮像装置及び方法 - Google Patents

画素千鳥状化及び焦点変調を有するコンピュータ断層撮像装置及び方法 Download PDF

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Abstract

コンピュータ断層撮像装置は、軸方向(Z)に沿って検出器間隔(dz)の選択された非ゼロの千鳥状の割合(ds)だけ軸方向(Z)において千鳥状化された検出器要素(50)を有する放射線検出器アレイ(16)を有する。放射線源(12)は、軸方向(Z)に対して横断してサンで焦点変調を与える。

Description

本発明は、コンピュータ断層撮像に関する。本発明は、特に、三次元マルチスライス及びヘリカルコンピュータ断層撮像におけるアプリケーションに適合し、以下、特にそれらに関連して説明する。しかしながら、本発明は、X線検出器のアレイを用いる他の撮像装置及び方法におけるアプリケーションにまた、適合する。
コンピュータ断層スキャナは、ガントリの回転方向(即ち、O方向)に沿って及び軸方向(即ち、O方向)に沿って寸法を有する投影の列を同時に取得するように、X線検出器のアレイと、発散円錐状の又は他の形状のビームとを用いる。そのようなシステムの分解能は、例えば、X線管の360°当たりのビューの数及び軸方向に沿ったスキャンのヘリカルピッチ又はステップサイズに関して特定されるように、X線検出器のアレイの分解能とデータ取得レートとに依存する。典型的には、X線検出器のアレイは、O方向に沿った検出器の間隔はO方向に沿った検出器の間隔と略同じである点で、実質的に等方性である。
空間周波数1/0.08cm=12.5cm−1に対応するO及びO方向において0.08cmの等方性ピッチを有する検出器アレイについて、一例を検討するに、ナイキスト理論により決定される最大データサンプリングはこの値の略半分、即ち、約6.25サンプル/cmである。O方向におけるデータサンプリングは、O方向において1/2検出器の移動に等しい量だけO方向に焦点が空間的に変調される二焦点変調を用いて、2倍になる。O方向におけるデータサンプリングはまた、1/4検出器の移動を有する対向放射線を結合することにより2倍になる。二焦点変調及び1/4検出器の移動の両者を用いることにより、O方向におけるデータサンプリングの4倍の改善が得られる。等方性の0.08cmピッチを有する等方性アレイの例に対しては、O方向におけるデータサンプリングは、二焦点変調を用いることにより及びオフセット対向放射線を結合することにより25サンプル/cmに増加する。
それらの技術を用いる場合には、O方向において同様のデータサンプリングの改善を得ることは困難である。一般に、O方向については、1/4検出器移動技術に対する類似性はなく、O方向における焦点変調は、X線管のアノードの幾何学的構成により複雑になっている。等方性X線検出器アレイについては、O方向に適用される同様のデータサンプリング改善技術を伴わずに、O方向における二焦点変調及び1/4検出器移動の両者を用いることは、異方性の大きいデータサンプリングをもたらす。例としての0.08cmの等方性放射線検出器アレイについては、O方向におけるデータサンプリングは25サンプル/cmである一方、O方向におけるデータサンプリングは6.25サンプル/cmであり、取得される撮像データにおける4:1の異方性に対応している。
医療用アプリケーションについては、等方性データサンプリングは、通常、有利である。例えば、25サンプル/cmx6.25サンプル/cmのデータサンプリングは、一般に、同等のデータサンプリング12サンプル/cmx12サンプリング/cmより劣る。更に、異方性データサンプリングは、増加した再構成画像画素ノイズを発生させる傾向にある。
本発明は、上記短所及び他の短所を克服するように改善された装置及び方法を検討したものである。
一特徴にしたがって、コンピュータ断層撮像装置は、軸方向に沿って検出器間隔の選択された非ゼロの千鳥状の割合だけ軸方向に千鳥状に構成された検出器要素を有する放射線検出器アレイを有する。放射線源は、軸方向に対して横断してサンプリングレートを増加させる焦点変調を与える。
他の特徴にしたがって、コンピュータ断層撮像方法は、軸方向に沿って検出器間隔の選択された非ゼロの千鳥状の割合だけ軸方向において検出器アレイの千鳥状化された検出器を有する。検出器アレイを照射する放射線源は、軸方向に対して横断して間隔を置いた少なくとも2つの焦点位置の間で変調される。
一有利点は、軸方向及び軸方向に対して横断する方法の両方において高サンプリングレートを与えることにある。
他の有利点は、再構成画像における低減されたエイリアジングにある。
他の有利点は、低減された画像アーティファクトにある。
本発明の他の有利点については、以下の詳細説明を読んで理解することにより、当業者に理解されるであろう。
本発明においては、種々の構成要素及び構成要素の構成、並びに種々の段階及び段階の構成をとることが可能である。添付図面は、好適な実施形態の例示目的のためのみのものであり、本発明を限定するとみなされるべきでない。
図1を参照するに、コンピュータ断層撮像スキャナ10は放射線源2を収容又は支持し、一実施形態においては、その放射線源はX線源であり、そのX線源は、スキャナ10により規定される検査領域14に放射線ビームを投影する。放射線ビームは、検査領域14を通った後に放射線ビームを検出するように備えられている放射線検出器アレイ16(図1のファントムにおいて示されている)により検出される。放射線源12の典型的なX線管の実施形態においては、X線管は、放射線検出器アレイ16の領域を実質的に満たすように検査領域14をX線ビームが通るときに広がる、コーンビーム、ウェッジビーム又は他のビーム幾何学的構成を有する発散X線ビームを生成する。
撮像される被検体は、検査領域14に撮像される被検体を移動させるカウチ20又は他の支持台上に置かれる。カウチは、図1のZ方向として示す軸方向に沿って、直線的に移動可能である。放射線源12及び放射線検出器16は、回転するガントリ22における検査領域14に対して対向して備えられていて、ガントリ22の回転は、ビューの角度範囲を与えるように検査領域14のあたりの放射線源12の回転を効果的にする。取得されるデータは、放射線源から検出器要素まで広がっている線状、狭いコーン状又は他の実質的に直線状投影に沿って取られる減衰線積分に対応する信号を各々の検出器要素が検出するため、投影データと呼ばれる。放射線検出器16は、図1の回転ガントリ22において備えられているように示されている。しかしながら、静止ガントリ24の周りに備えられた帯状のX線検出器要素によりそのX線検出器アレイ16を置き換えることをまた、検討することが可能である。
一実施形態においては、軸方向の投影データの集合が、カウチが静止している間に、回転している回転ガントリ22により取得される。軸方向の投影データの集合は、軸方向又はZ方向に対して横断して検出器要素の行又は列に対応する複数の軸方向スライスを有する。任意に、付加的な軸方向スライスが、各々の軸方向スキャンの間に、反復する軸方向スキャンを実行し、カウチ20を移動させることにより取得される。
他の実施形態においては、螺旋状投影データの集合が、カウチ20において備えられている撮像被検体の周りの放射線源12の螺旋軌道を生成するようにカウチ20の連続的な直線運動と同時にガントリ22を回転することにより取得される。同じコンピュータ断層スキャナ10は、典型的には、撮像データの取得と同時に動くようにカウチ20が選択されるかどうかに依存して、軸方向又は螺旋状データの取得のどちらかを実行することができることが理解できる。
動作中、各々の投影に沿って通る放射線の一部は、一般に空間的に変化する放射線の減衰をもたらす撮像被検体により吸収される。放射線検出器アレイ16の検出器要素は、放射線吸収投影データを生成するように放射線ビームにおいて放射線強度をサンプリングする。放射線源12が検査領域14の周りで回転するようにガントリが回転するため、投影データの複数の角度ビューが取得され、それらはバッファメモリ26に記憶される投影データを集合的に規定する。
マルチスライススキャナの放射線源収束式取得幾何学的構成に対して、バッファメモリ26に記憶されている投影データの集合の減衰線積分又は投影を読み取ることにより、P(α,β,n)としてパラメータ化することができ、ここで、αは回転ガントリ22の一により決定される放射線源12のソース角度、βはファンにおける角度(β∈[−Φ/2,Φ/2]、Φはファン角度)であり、nはO方向における検出器の行数である。リビニング処理器28は、標準のトランスアキシャル座標の平行で不等距離のラスタにリビニングする。このリビニングはP(α,β,n)→P(θ,l,n)と表され、ここで、θは、読み取りとアイソセンタとの間の距離を特定するlによりパラメータ化された並列読み出しから成る投影数をパラメータ化し、nは検出器の行数である。
リビニングされた並列放射線投影データの集合P(θ,l,n)は投影データ集合メモリ30に記憶される。任意に、投影データは、投影データ集合メモリ30に投影データP(θ,l,n)を記憶する前に、等距離座標に又は他の所望の座標距離にリビニング処理器32により補間される。再構成処理器34は、再構成画像メモリ36に記憶されている1つ又はそれ以上の再構成画像に投影データの集合を再構成するように、フィルタリング逆投影又は他の画像再構成技術を適用する。再構成画像は、映像処理器38により処理され、ユーザインターフェース40に表示される、又は処理され、利用される。一実施形態においては、ユーザインターフェース40はまた、放射線技師、技術者又は他のオペレータが、選択された軸方向、ヘリカル、又は他のコンピュータ断層撮像セッションを実施するようにコンピュータ断層スキャナ制御器42と接続することが可能である。
図2を参照するに、放射線検出器16の一部を示している。放射線検出器16は検出器の座標方向(O,O)に関連して説明され、その検出器において、O方向は図1の軸又はZ方向に対して平行であり、Oはその軸又はZ方向に対して横断している。放射線検出器アレイ16は、O方向に沿った間隔dzを有する検出器要素50の行を有する。検出器要素50の各々の行は、検出器間隔dzだけ間隔を置いた検出器要素の直線状検出器アレイとみなされる。直線状検出器アレイは、検出器間隔duだけ軸方向又はO方向に対して横断して間隔を置いている。即ち、検出器要素50は、検出器間隔duだけO又は円周方向に沿って間隔を置いている。軸方向又はZ方向に対して横断している及びその方向に沿っている検出器間隔du、dzはそれぞれ、図2に示す検出器16におけるものと略同等であり、等方性アレイを備えている。しかしながら、O及びO方向に沿った異なる検出器間隔を有することを、即ち、異方性検出器アレイを備えることを検討することが可能である。
検出器50は、軸方向又はO方向に沿った間隔dzの一部dsにより軸方向又はZ方向に沿って千鳥状になっている。即ち、隣接する直線状検出器アレイは、千鳥状の割合dsだけ軸方向又はZ方向に沿って、検出器要素の空間的オフセットを有する。図2においては、千鳥状の割合dsは、軸方向又はO方向に沿って間隔dzの半分であるが、千鳥状の割合の他の割合を検討することがまた、可能である。半分の検出器間隔の千鳥状構成は、有利であることに、軸方向又はO方向において2倍のサンプリングレートを与える。同様に、検出器間隔dzの1/3だけ間隔を置いた千鳥状構成はO方向において3倍のサンプリングレートを有し、それ故、他の千鳥状の間隔については4倍のサンプリングレートを有する。軸方向又はZ方向に沿った検出器要素50の千鳥状構成は、軸方向に対して横断するO方向においてサンプリングレートを大きくしない。
図3は、所定の投影パラメータθ及び子午面52を有する投影間の交差部分の点を表す、塗りつぶされた円印をプロットしている。子午面52は、投影パラメータθの投影に対して垂直であるガントリ22の回転軸を有する面として規定される。例としての投影パラメータθについての一実施例の子午面52が、図1に示されている。図3において理解できるように、O方向の検出器要素の千鳥状構成は、O方向のサンプリングレートを2倍にする。等方性検出器間隔du、dzについては、千鳥状検出器アレイ16を用いるサンプリングは、O及びO方向それぞれにおいて、1:2の比のサンプリングレートを有するように異方性である。
図4A及び4AAを参照するに、一実施形態においては、O方向における高サンプリングレートが、O方向における放射線源12の二焦点変調を用いて得られる。焦点は、放射線源12のアノード12aのベベル面54において2つの点FS1及びFS2(図4AAで符号付けされている)との間で移動する。アノード12aにおける焦点FS1、FS2の間隔は、検出器間隔duの半分の距離だけの検出器50の移動に等しい距離だけ、子午面52において投影を移動させるように選択される。図4A及び4AAにおいては、子午面52における塗りつぶされた円印は焦点FS1を用いて取得されたサンプルを表し、子午面52における白抜きの四角印は焦点FS2を用いて取得されたサンプルを表す。図4AAはガントリの回転を考慮していない。ガントリの回転を示す場合、特定のサンプリングの幾何学的構成のためにオリジナルの焦点位置に戻るように移動された焦点を回転するように選択される。子午面52におけるサンプリングレートは、O方向におけるサンプリングレートがO方向のサンプリングレートに適合するように、二焦点変調によりO方向において2倍になることが理解できる。等方性の検出器間隔du、dzについては、図4A及び4AAに示すサンプリングは、O:Oについて1:1のサンプリングレートを有するように等方性である。しかしながら、図4Aから理解できるように、サンプルは、子午面52において四角形グリッド状に配列されていない。
図4Bを参照するに、図4A及び4AAに関連して上記したような検出器間隔duの半分の移動を伴う二焦点移動を用いることにより、そして、最初の投影から180°回転して取得された逆投影を付加的に結合することにより、O方向において更に大きいサンプリングレートが任意に取得される。特に、逆投影は、最初の投影から回転されたオフセットが180°に加算された角度で位置付けされ、ここで、オフセットは、検出器間隔duの1/4を加算又は減算する移動に一致する子午面における移動を与えるように選択される。それらの逆投影は、白抜きのダイヤモンド印で図4Bに示している。等方性の検出器間隔du、dzに対して、図4Bの子午面52におけるサンプリングは、O:Oについて2:1のサンプリングレートを有するように異方性である。サンプルは、四角形グリッド状に配列されていない。
図5Aを参照するに、他の実施形態においては、放射線源12により生成された放射線ビームのO方向における二焦点変調が、直交グリッドにおいて配列される異方性サンプリングをもたらすように用いられる。アノードにおける焦点移動は、1つの検出器間隔duの距離だけ検出器50を移動させることに対して相当する距離だけ子午面52において投影を移動させるように選択される。図5Aにおいては、黒く塗りつぶされた円印は、第1焦点位置を用いて取得されるサンプルを表し、白抜きの四角印は、検出器50の1つの検出器間隔duの移動に相当する子午面52におけるサンプルの移動をもたらす第2焦点位置を用いて取得されたサンプルを表している。サンプリングレートは、1つの検出器間隔duに相当する二焦点変調によってはO方向において変化しない。しかしながら、第1焦点のサンプル(黒く塗りつぶされた円印で示されている)と組み合わされた第2焦点のサンプル(白抜きの四角印で示されている)は、子午面52におけるサンプルの四角形状グリッドを規定しない。等方性の検出器間隔du、dzについては、図5のサンプリングは、O:Oについて1:2のサンプリングレートを有するように異方性である。
図5Bを参照するに、O方向における2倍のサンプリングレートは、図5Aに示す二焦点移動を用いることにより、そして、最初の投影から回転されたオフセットを180°に加えられた角度で取得された逆投影を付加的に結合させることにより、任意に得られる。オフセットは、検出器50の検出器間隔duの半分の移動の加算又は減算に相当する子午面52におけるサンプル移動を与えるように選択される。それらの逆投影は、白抜きのダイヤモンド印で図5Bに示されている。等方性の検出器間隔du、dzに対して、図5Bに示している子午面52におけるサンプリングは、O:Oについて1:1のサンプリングレートを有するように当方性であり、サンプルは四角形グリッド状に配列されている。
図4B及び5Bの方法は、単一の投影データの集合に略180°の逆投影を結合し、データ取得中、被検体支持台20は静止したまま保たれる軸方向のスキャンに対して容易に実行される。カウチ20の段階的な直線状移動は、軸方向又はZ方向に沿って検出器アレイ16のスパンより大きい、軸方向又はZ方向に沿ったボリュームをカバーする投影データの集合を取得するための軸方向のスキャンの間で任意に実行される。
ヘリカルコンピュータ断層撮像に対して、逆放射線は、放射線源12の180°回転中にZ方向に沿って被検体支持台20の直線状の動きのためにヘリカルピッチの約半分に関連する距離だけ分離される。中間のコーン角を有する軸方向スキャン及びヘリカルスキャンを考慮する場合、三次元後方投影方法を用いて、実質的な画像アーティファクトを導入することなく、180°の逆投影を結合することによりO方向に沿ってデータサンプリングを増加させることが可能であることが示されている。Gilad Shechterによる“High−resolution images of cone beam collimated CT scans”と題された国際公開第03/094115A1号パンフレットを参照されたい。
図6を参照するに、逆投影を結合することなく改善されたサンプリングレートで子午面52における矩形状サンプリングを得るための方法について示している。図6は、投影パラメータθに対応する子午面52及び共通投影パラメータθを有する投影の間の交差部分の点を示している。図6においては、黒く塗りつぶされた四角印は第1焦点位置において取得されたサンプルを示す一方、ハッチングされた四角印は、子午面52において検出器間隔duの1.5倍に対応する移動をもたらす第2焦点を用いて取得されたサンプルを示している。第1焦点に対応する投影線に沿って子午面52に投影された検出器50の端部の画像がまた、図6に示されている。検出器の端部の表示50′は、第1及び第2焦点を用いて取得されたサンプル間の検出器間隔の1.5倍に相当するように示されている。
それら2つの焦点を用いて取得されたデータは、黒く塗りつぶされた四角印及びハッチングされた四角印に対応し、投影サンプルの子午面52との交差部分を表している。このようなデータは、O及びO方向両方において2倍のサンプリングレートを有する。しかしながら、そのデータは、等方性の四角形グリッド状に配列されたサンプリングに対応していない。任意に、投影データは、図6における破線で示された白抜きの円印により表された補間投影サンプルをもたらすように補間処理器32により補間される。それらの補間サンプルはまた、O及びO方向両方において2倍のサンプリングレートを有することを理解することができる。しかしながら、付加的に、補間データは、等方性の四角形グリッド状に配列されている。補間処理器32は、O及びO方向両方において寸法を有し、そして、例えば、8つの係数を有する二次元フィルタを用いて、補間を実行することができる。代替として、Z方向における一次元補間を用いることが可能であり、又は、他の補間技術を用いることが可能である。
図6を継続して参照し、図7A及び7Bを更に参照するに、較正ミスのある又は他の問題点のある検出器により得られたリングアーティファクトの補正は、冗長的に補間された隣接する検出器の行の位置において、任意に実行される。図6においては、例示としての3つの行についてのリング補正点60、62、64が白抜きの円印で示されている。図7Aは、図7Aにおける太い検出器端部の表示66で示された直線状検出器アレイを用いて取得された投影サンプルのみを示している。同様に、図7Bは、図7Bにおける太い検出器端部の表示68で示された隣接する直線状検出器アレイを用いて取得された投影サンプルのみを示している。リング補正に対する一実施例の方法においては、図7Aのサンプルが、リング補正点62についての第1補間値をもたらすように結合されている。図7Bのサンプルは、同様に、リング補正点62について第2補間値をもたらすように結合される。第1サンプル値と第2サンプル値との間の差は、直線状検出器アレイ66、68の一における較正ミスの又は他の問題点のある検出器によりもたらされる直線状検出器アレイ66、68間の差を表す。1つの検討されたリング補正フィルタは、異なる直線状検出器アレイを用いて得られる子午面52における同じ位置についての補間値のビューについてのフィルタリングされた差を用いている。
図8を参照するに、改善されたサンプリングレートにおいて四角形状サンプリングを得るための方法は三焦点変調を用いている。図8においては、黒く塗りつぶされた四角印は第1焦点の位置で取得されたサンプルを示している。ハッチングされた四角印は、子午面52において検出器間隔duの2/3の移動をもたらす第2焦点を用いて取得されたサンプルを示している。逆方向にハッチングされた四角印は、第1焦点によりもたらされたサンプルに対して子午面52において検出器間隔duの4/3の移動(又は、等価には、第2焦点によりもたらされたサンプルに対して検出器間隔duの2/3の移動)をもたらす第3焦点を用いて取得されたサンプルを示している。第1、第2及び第3焦点を用いる投影が上記順序で取得される必要はないことが理解されるであろう。それに代えて、例えば、第2焦点を用いて、データが先ず、取得され、第3焦点を用いるデータ取得が後続し、次いで、第1焦点を用いるデータ取得が後続することが可能である。便宜上、第1焦点に対応する投影線に沿って子午面52に検出器50の端部の投影50′がまた、図8に示されている。それらの検出器の投影50′は、第1、第2及び第3焦点を用いて取得されたサンプル間の2/3の検出器間隔を示している。
三焦点サンプリングを用いて、O方向におけるサンプリングは3倍である一方、O方向におけるサンプリングは2倍である。しかしながら、データは、子午面52において四角形状グリッドに配列したサンプリングに対応しない。任意に、データは、図8における破線の白抜きの円で示されている補間サンプルを得るように補間処理器32により補間される。補間サンプルはまた、O方向において3倍のサンプリングレートを、O方向において2倍のサンプリングレートを有することが理解できる。しかしながら、代替として、補間データは四角形状グリッドに配列されている。
更に、較正ミスのある又は他の問題点のある検出器により得られたリングアーティファクトの補正は、冗長的に補間された隣接する検出器の行の位置を用いて、任意に実行される。図7においては、例示としての3つの行についてのリング補正70、72、74が白抜きの円印で示されている。適切なリング補正フィルタは、異なる直線状検出器アレイを用いて得られた子午面52における同じ位置についての補間値のビューについてフィルタリングされた差を用いる。
図9A及び9Bを参照するに、一部の実施形態においては、Z方向における千鳥状構成は、個々の検出器要素又は個々の直線状検出器列についてのものというより、検出器モジュールについてのものである。実施例の図9Aにおいては、検出器アレイ16″は二次元検出器モジュール80において配列された検出器要素50″を有する。各々の検出器モジュール80は、O方向において間隔duだけ間隔を置いた検出器要素50″の4つの列を有する。検出器モジュール80は、O方向において間隔4duだけ間隔を置いていて、それ故、O方向における検出器要素50″の間隔duは検出器モジュールの境界を超えて維持されている。
各々の検出器モジュール80内で、検出器要素50″はO方向(即ち、軸方向又はZ方向)において間隔dzだけ間隔を置いている。各々の検出器モジュール80内のO方向には検出器要素50″の千鳥状構成は存在せず、それ故、検出器モジュール80内の各々の検出器要素50″は規則的な二次元アレイを規定している。検出器要素の千鳥状構成は、図9Aに示すように、O方向において間隔dz/2だけ検出器モジュールを千鳥状にすることによりもたらされる。モジュール当たり4つの検出器列を有する実施例のモジュール80の効果は、例えば、図2に示すように、全ての検出器要素を千鳥構成にするのではなく、O方向に沿って4つの検出器要素50″の連続的な群全てを千鳥構成にすることである。
このようなモジュールベースの千鳥構成化方法は、代表的には、O方向に沿って間隔を置いた数列の検出器を有する二次元検出器モジュールに製造される。
図9Bを参照するに、検出器アレイ16″に関連して交互配置されたサンプリングを得るように、二焦点変調の2つの焦点は、O方向に沿って4つの検出器要素50″の群の千鳥構成を収容するように、O方向に距離4duだけ間隔を置く必要がある。図示している検出器モジュール80はO方向に沿って4つの検出器要素50″を有する一方、他のサイズの検出器モジュールを同様に千鳥構成化することが可能であり、二焦点変調が同様に調節される必要がある。例えば、各々の検出器モジュールがO方向に沿って2つの検出器要素のみを有する場合、それらの焦点は、O方向において2duの距離だけ間隔を置く必要がある。
本発明については、好適な実施形態に関連して詳述した。上記の詳細説明を読んで理解するとき、当業者は修正及び変形について理解することが可能である。本発明は、同時提出の特許請求の範囲における範囲又はそれと同等の範囲内に網羅される、そのような修正及び変形全てを包含するように、意図されている。
コンピュータ断層撮像システムを示す図である。 図1の放射線検出器アレイの一部の検出器要素を示す図である。 軸方向に千鳥状化された検出器要素を有する検出器アレイを用いるときの子午面の投影サンプルの交差部分の点を示す図である。 軸方向に千鳥状化された検出器要素を有する検出器アレイを用い、軸方向に対して横断する方向において1/2の検出器間隔の移動に相当する距離だけ移動したサンプルを得るように二焦点変調を更に用いる、子午面を有する投影サンプルの交差部分の点を示す図である。 方向に沿って及びO方向に対して横断して見える図4Aの二焦点変 調を示す図であって、4つの例の投影は、第1焦点に対して実線の矢印で及び第2焦 点に対して破線の矢印で示した各々の焦点についてのものである、図である。 軸方向に千鳥状化された検出器要素を有する検出器アレイを用いて、軸方向に対して横断する方向において1/2の検出器間隔の移動に相当する距離だけ移動したサンプルを生成するように二焦点変調を用い、そして、軸方向に対して横断する方向において1/4の検出器間隔に対応するオフセットプラス180°だけ離れた逆投影を更に結合する、子午面との投影サンプルの交差部分の点を示す図である。 軸方向において千鳥状化された検出器要素を有する検出器アレイを用い、そして、軸方向に対して横断する方向において1つの検出器間隔に相当する距離だけ移動したサンプルを生成するように二焦点変調を更に用いる、子午面との投影サンプルの交差部分の点を示す図である。 軸方向において千鳥状化された検出器要素を有する検出器アレイを用い、軸方向に対して横断する方向において1つの検出器間隔に相当する距離だけ移動したサンプルを生成するように二焦点変調を更に用い、そして、軸方向に対して横断する方向において検出器間隔の1/2に対応するオフセットプラス180°だけ離れた逆投影を更に結合する、子午面との投影サンプルの交差部分の点を示す図である。 軸方向において千鳥状化された検出器要素を有する検出器アレイを用い、軸方向に対して横断する方向において検出器間隔の1.5倍の検出器の移動に相当する距離だけ子午面において移動したサンプルを生成するように二焦点変調を更に用いる、子午面との投影サンプルの交差部分の点を示す図である。 検出器要素の1つの直線状アレイにより取得された図6の投影サンプルのみを示す図である。 検出器要素の他の直線状アレイにより取得された図6の投影サンプルのみを示す図である。 軸方向において千鳥状化された検出器要素を有する検出器アレイを用い、そして、軸方向に対して横断する方向において検出器間隔の2/3の移動に相当する距離だけ子午面において移動したサンプルを生成するように間隔を置いた3つの焦点を用いて三焦点変調を更に用いる、子午面との投影サンプルの交差部分の点を示す図である。 千鳥状化された個々の検出器列ではなく、千鳥状化された検出器モジュールを有する検出器であって、各々の検出器モジュールはO方向に沿って4つの検出器要素を有する、検出器を示す図である。 焦点が距離4duだけ離れた二焦点変調により、図9Aの検出器を用いるとき、子午面との投影サンプルの交差部分の点を示す図である。

Claims (23)

  1. コンピュータ断層撮像装置であって:
    軸方向に沿って、選択された検出器間隔の非ゼロの千鳥状の割合だけ、前記軸方向に千鳥状化された検出器要素を有する放射線検出器アレイ;及び
    前記軸方向に対して横断してサンプリングレートを大きくする焦点変調を与える放射線源;
    を有することを特徴とするコンピュータ断層撮像装置。
  2. 請求項1に記載のコンピュータ断層撮像装置であって、前記放射線検出器は:
    前記軸方向に沿って前記検出器間隔だけ間隔を置いた検出器要素を各々有する複数の直線状検出器アレイであって、前記直線状検出器アレイは、前記軸方向に対して横断して前記検出器間隔だけ前記軸方向に対して横断して間隔を置き、隣接する直線状検出器アレイは前記軸方向に沿って検出器要素の前記間隔の半分だけ千鳥状化されている;
    ことを特徴とするコンピュータ断層撮像装置。
  3. 請求項2に記載のコンピュータ断層撮像装置であって、前記軸方向に沿った検出器要素の前記間隔は、前記軸方向に対して横断して直線状検出器アレイの前記間隔と略同じである、ことを特徴とするコンピュータ断層撮像装置。
  4. 請求項2に記載のコンピュータ断層撮像装置であって、前記焦点変調は、前記軸方向に対して横断して検出器間隔に対応する距離だけ間隔を置いた2つの投影を生成する、ことを特徴とするコンピュータ断層撮像装置。
  5. 請求項4に記載のコンピュータ断層撮像装置であって:
    前記放射線源が備えられているガントリであって、前記ガントリは、投影データの集合が前記軸方向に対して横断して前記検出器間隔の1/2に相当するオフセットを180°にプラス又はマイナスしただけ角度の間隔を置いた対応する逆投影を有する、ガントリ;及び
    前記統制データの集合を平行な投影ビューにリビニングするリビニング処理器;
    を有する、ことを特徴とするコンピュータ断層撮像装置。
  6. 請求項2に記載のコンピュータ断層撮像装置であって、前記焦点変調は、前記軸方向に対して横断して前記検出器間隔の1/2に対応する距離だけ間隔を置いた2つの投影を生成する、ことを特徴とするコンピュータ断層撮像装置。
  7. 請求項4に記載のコンピュータ断層撮像装置であって:
    前記放射線源が備えられているガントリであって、前記ガントリは、投影データの集合が前記軸方向に対して横断して前記検出器間隔の1/4に相当するオフセットを180°にプラス又はマイナスしただけ角度の間隔を置いた対応する逆投影を有する、ガントリ;及び
    前記統制データの集合を平行な投影ビューにリビニングするリビニング処理器;
    を有する、ことを特徴とするコンピュータ断層撮像装置。
  8. 請求項1に記載のコンピュータ断層撮像装置であって、前記焦点変調は前記軸方向に対して横断して間隔を置いた3つの投影を生成する、ことを特徴とするコンピュータ断層撮像装置。
  9. 請求項8に記載のコンピュータ断層撮像装置であって、前記3つの投影は、前記軸方向に対して横断して前記検出器間隔の2/3の移動に対応する距離だけ互いから間隔を置いている、ことを特徴とするコンピュータ断層撮像装置。
  10. 請求項1に記載のコンピュータ断層撮像装置であって:
    前記投影データの取得中に関連する撮像被検体に対して前記放射線源のヘリカル軌道を有効にするヘリカルコンピュータ断層スキャナ;
    を更に有する、ことを特徴とするコンピュータ断層撮像装置。
  11. 請求項10に記載のコンピュータ断層撮像装置であって、前記焦点変調は、前記軸方向に対して横断して前記検出器間隔の1.5倍に対応する距離だけ間隔を置いた2つの投影を生成する、ことを特徴とするコンピュータ断層撮像装置。
  12. 請求項1に記載のコンピュータ断層撮像装置であって、前記放射線検出器は:
    複数の直線状検出器アレイを各々有する複数の二次元検出器モジュールであって、各々の直線状検出器アレイは前記軸方向に沿って前記検出器間隔だけ間隔を置いた検出器要素を有し、前記直線状検出器アレイは前記検出器間隔だけ前記軸方向に対して横断して間隔を置き、隣接する直線状検出器アレイは前記軸方向に沿って千鳥状化されていず、隣接する検出器モジュールは前記軸方向に沿って検出器要素の前記間隔の1/2だけ千鳥状化されている、二次元検出器モジュール;
    を有する、ことを特徴とするコンピュータ断層撮像装置。
  13. 請求項12に記載のコンピュータ断層撮像装置であって、各々の検出器モジュールは4つの直線状検出器アレイを有する、ことを特徴とするコンピュータ断層撮像装置。
  14. コンピュータ断層撮像方法であって:
    軸方向に沿って、選択された検出器間隔の非ゼロの千鳥状化の割合だけ、前記軸方向において検出器アレイの検出器を千鳥状化する段階;及び
    前記軸方向に対して横断して間隔を置いた少なくとも2つの焦点位置の間の前記検出器アレイを照射する放射線源を変調する段階;
    を有する、ことを特徴とするコンピュータ断層撮像方法。
  15. 請求項14に記載のコンピュータ断層撮像方法であって:
    第1角度オリエンテーションにおいて第1投影を取得する段階;
    前記第1角度オリエンテーションから離れたオフセットを180°にプラス又はマイナスして回転された第2角度オリエンテーションで第2投影を取得する段階;
    を更に有する、ことを特徴とするコンピュータ断層撮像方法。
  16. 請求項15に記載のコンピュータ断層撮像方法であって、前記オフセットは前記軸方向に対して横断して前記検出器間隔の1/4の移動に対応し、前記少なくとも2つの焦点位置は前記軸方向に対して横断して前記検出器間隔の1/2の検出器移動に対応する距離だけ間隔を置いた2つの投影を生成する、ことを特徴とするコンピュータ断層撮像方法。
  17. 請求項15に記載のコンピュータ断層撮像方法であって、前記オフセットは前記軸方向に対して横断して前記検出器間隔の1/2に対応し、前記少なくとも2つの焦点位置は前記軸方向に対して横断して1つの検出器間隔の検出器移動に対応する距離だけ間隔を置いた2つの投影を生成する、ことを特徴とするコンピュータ断層撮像方法。
  18. 請求項14に記載のコンピュータ断層撮像方法であって、前記少なくとも2つの焦点位置は、前記軸方向に対して横断して1.5倍の検出器移動に対応する距離だけ間隔を置いた2つの投影を生成する、ことを特徴とするコンピュータ断層撮像方法。
  19. 請求項14に記載のコンピュータ断層撮像方法であって、前記少なくとも2つの焦点位置は、前記軸方向に対して横断して前記検出器間隔の2/3の検出器移動に対応する距離だけ間隔を置いた2つの投影を生成する、ことを特徴とするコンピュータ断層撮像方法。
  20. 請求項14に記載のコンピュータ断層撮像方法であって、前記の検出器の千鳥状化は、前記軸方向に沿って前記検出器間隔だけ間隔を置いた検出器要素を各々有する複数の直線状検出器アレイをもたらし、前記直線状アレイは、前記軸方向に対して横断して前記検出器間隔だけ前記軸方向に対して横断して間隔を置き、隣接する直線状検出器アレイは、前記軸方向に沿って前記の検出器要素の間隔の1/2だけ千鳥状化されている、コンピュータ断層撮像方法であり:
    位置のために第1値を決定するように、1つ又はそれ以上の第1直線状検出器アレイを用いて取得される投影を結合する段階;
    位置の第2値を決定するように、前記第1直線状検出器アレイと異なる1つ又はそれ以上の第2直線状検出器アレイを用いて取得される投影を結合する段階;及び
    前記第1値及び前記第2値に基づいてリング補正を実行する段階;
    を有する、ことを特徴とするコンピュータ断層撮像方法。
  21. 請求項14に記載のコンピュータ断層撮像方法であって、前記の検出器を千鳥状化する段階は、検出器要素の隣接する連続的な群を前記軸方向に沿って千鳥状化する手順を有し、各々の連続的な群は、前記軸方向に対して横断する方向に沿って検出器間隔だけ間隔を置いた複数の検出器要素を有する、ことを特徴とするコンピュータ断層撮像方法。
  22. 請求項21に記載のコンピュータ断層撮像方法であって、前記少なくとも2つの焦点位置は、前記軸方向に対して横断する方向に沿って、各々の連続的な検出器要素の群における検出器要素の数と前記検出器間隔の積に対応する間隔だけ前記軸方向に対して横断して間隔を置いた2つの投影を生成する、ことを特徴とするコンピュータ断層撮像方法。
  23. 請求項14に記載の方法を実行することを特徴とするコンピュータ断層装置。
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