JP2007518122A - 楽器 - Google Patents

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    • G10H2230/245Spint accordion, i.e. mimicking accordions; Electrophonic instruments with one or more typical accordion features, e.g. special accordion keyboards or bellows, electrophonic aspects of mechanical accordions, Midi-like control therefor

Abstract

第1の演奏ゾーンに配置された少なくとも1つの指で作動されるノート識別子入力ボタン、および第2の演奏ゾーンに配置された少なくとも1つの親指で作動される入力装置を含み、ここで、第1および第2のゾーンの配置によって、少なくとも1つの指で作動される入力ボタンおよび少なくとも1つの親指で作動される入力装置を同時に操作することが可能になる電子楽器。

Description

発明の分野
本発明は、楽器に関し、特に多音電子楽器およびコントローラに関する。
発明の背景
ピアノ、金管楽器、リード、弦楽器のような広範囲の公知の従来の楽器またはアコースティック楽器が存在する。ピアノは多性を有する(すなわち、一度に多数の音符を演奏できる)が、ピアノの表現装置は、ベロシティ感度、弦減衰の低減(ダンパーペダルまたはラウド(loud)ペダル)、および弦減衰の増大(ソフトペダル)であり、数が少ない。他の種類のアコースティック楽器は、唇筋とマウスピースとリードとの相互作用、弦に対する指または弓によってより多くの表現制御を行うことができることが多いが、これらの楽器の多音性は低い。
様々な形式の電子シンセサイザーおよびMIDI入力コントローラも、様々な楽器をエミュレートし、かつ限られた数の追加的な表現装置を付加することを試みている。例えば、キーボードシンセサイザー上には、演奏者が選択された音符の表現を向上させる事を可能にするノブ、スライダー、およびホイールが設けられることが多い。しかし、演奏者は通常、一方の手で音符を選択するのを止め、その手で表現制御装置を操作しなければならない。この場合、表現のために多音性が犠牲になる。ピアノおよび多音性の最も高い電子楽器上で使用されるピアノ形式のキーボードの他の欠点は、入力または制御表面(キーボード)のサイズおよび重量である。
ピアノキーボードの主要な利点の1つは、そのキーがすべて、演奏中、演奏者に見えるため、初心者がキーを見つけて選択する助けになることである。これに対して、コンサーティーナのボタンフィールドは、演奏中、演奏者には見えない。というのは、コンサーティーナのボタンフィールドは、(a)通常、演奏者の目から離れた方を向いており、(b)通常、コンサーティーナの蛇腹の各端部にあるからである。これは、ピアノと比べて、コンサーティーナの弾き方を覚えるうえで大きな障害になる。
したがって、本発明の目的は、既存の楽器よりも比較的表現性および多音性が高く、理想的には覚えやすいという利点も有する新しい楽器を提供することである。
発明の概要
上記の目的を考慮して、本発明は、1つの局面において、以下を含む携帯型ユーザー操作ボタンフィールド電子音楽コントローラを提供する:
1つまたは複数の音楽的な音符を作成するために使用される少なくとも1つのノート識別子出力を生成するために、ユーザーの第1の手の少なくとも1本の指によって作動され、ユーザーの第1の手の少なくとも1本の指の各々によって作動されるように配置された、第1のゾーン内の少なくとも1つの指で作動されるノート識別子入力ボタン;および
1つまたは複数の音楽的な音符を修飾するために使用される少なくとも1つのエフェクト識別子出力を生成するためにユーザーの第1の手の親指によって作動される、第2のゾーン内の少なくとも1つの親指で作動されるエフェクト識別子入力装置
であって、ここで、第1および第2のゾーンの配置によって、少なくとも1つの指で作動されるノート識別子入力ボタン、および少なくとも1つの親指で作動されるエフェクト識別子入力装置を同時に操作することが可能になる。
本発明の他の局面において、携帯型ユーザー操作電子音楽コントローラは以下を含む:
1つまたは複数の音楽的な音符を作成するために使用される少なくとも1つのノート識別子出力を生成するために、ユーザーの第1の手の少なくとも1本の指によって作動され、ユーザーの第1の手の少なくとも1本の指の各々によって作動されるように配置された、第1のゾーン内の少なくとも1つの指で作動されるノート識別子入力ボタン;および
1つまたは複数の音符を修飾するために使用される少なくとも1つのエフェクト識別子出力を生成するために、ユーザーの第1の手の親指によって作動される、第2のゾーン内の少なくとも1つの親指で作動されるエフェクト識別子入力装置
であって、ここで、第1および第2のゾーンの配置によって、少なくとも1つの指で作動されるノート識別子入力ボタン、および少なくとも1つの親指で作動されるエフェクト識別子入力装置を同時に操作することが可能になる。
好ましい態様において、少なくとも1つの指で作動されるノート識別子入力装置の一次的な目的は、指で作動されるノート識別子入力装置によって生成される信号が、音楽ノート値(music note value)を含むことができるように、音楽ノート値を生成することである。しかし、例えば、フォース、プレッシャー、ベロシティ感度を使用することによって追加的な表現を付加することができ、したがって、少なくとも1つの指で作動されるノート識別子入力装置の二次的な目的は、音楽エフェクト値を生成することであってもよい。音楽エフェクトの選択や、楽器メタデータの入力または操作のような、他の二次的な用途が考えられる。
同様に、好ましい態様における少なくとも1つの親指で作動されるエフェクト識別子入力装置の一次的な目的は、親指で作動されるエフェクト識別子入力装置によって生成される信号が音楽エフェクト、音楽エフェクト値、およびコード変化を含むことができるように、指によって選択される音符の音楽表現を向上させることである。しかし、親指で作動されるエフェクト識別子入力装置は、ノート値の生成や楽器メタデータの生成または操作のような二次的な用途を有してもよい。
さらなる局面において、本発明は、以下を含む携帯型ユーザー操作電子音楽コントローラを提供する:
1つまたは複数の音楽的な音符を作成するために使用される少なくとも1つのノート識別子出力を生成するために、ユーザーの左手の少なくとも1本の指によって作動され、ユーザーの左手の少なくとも1本の指の各々によって作動されるように配置された、第1のゾーン内の少なくとも1つの指で作動されるノート識別子入力ボタン;および
1つまたは複数の音楽的な音符を修飾するために使用される少なくとも1つのエフェクト識別子出力を生成するために、ユーザーの左手の親指によって作動される、第2のゾーン内の少なくとも1つの親指で作動されるエフェクト識別子入力装置
であって、ここで、第1および第2のゾーンの配置によって、第1のゾーン内の少なくとも1つの指で作動されるノート識別子入力ボタン、および第2のゾーン内の少なくとも1つの親指で作動されるエフェクト識別子入力装置をユーザーの左手によって同時に動作することが可能になる。
コントローラはさらに以下を含む:
1つまたは複数の音楽的な音符を作成するために使用される少なくとも1つのノート識別子出力を生成するために、ユーザーの右手の少なくとも1本の指によって作動され、ユーザーの右手の少なくとも1本の指の各々によって作動されるように配置された、第3のゾーン内の少なくとも1つの指で作動されるノート識別子入力ボタン;および
1つまたは複数の音楽的な音符を修飾するために使用される少なくとも1つのエフェクト識別子出力を生成するために、ユーザーの右手の親指によって作動される、第4のゾーン内の少なくとも1つの親指で作動されるエフェクト識別子入力装置
であって、ここで、第3および第4のゾーンの配置によって、第3のゾーン内の少なくとも1つの指で作動されるノート識別子入力ボタンと第4のゾーン内の少なくとも1つの親指で作動されるエフェクト識別子入力装置をユーザーの右手によって同時に動作することが可能になる。
好ましい態様は、2つの部分、すなわち、上述の第1および第2の演奏ゾーンを有する第1の部分および上述の第3および第4の演奏ゾーンを有する第2の部分を含む。理想的には、この2つの部分はヒンジによって連結される。
手の指で作動される(digit-activated)コントローラによって生成された信号は、この電子楽器から、有線電子手段や無線電子手段などの通信手段を通じて他の装置に送信することができる。
主電源からまたは任意の他の電動装置からの有線接続によって電子楽器に電力を供給することができる。または、好ましくはさらに、この楽器は、電力を供給する少なくとも1つの電池を含んでもよい。電池は、内蔵されていても、相互交換可能であっても、外付け式であってもよく、あるいは装置およびあらゆるメモリーカードのメモリー設定を維持するバイオス型内蔵電池と動作中の装置に電力を供給するプラグイン電池の一方またはそれぞれを含んでもよい。
少なくとも1つの手の指で作動されるコントローラは、少なくとも1つの制御表面または離散装置を含み、この制御表面または離散装置は、可変照明手段を含み、可変照明手段は、制御表面または離散装置によって制御される1つまたは複数の値の変化に応答して(例えば、色、明るさ、コントラスト、パターン、表示画像などが)変化してもよい。
電子楽器は、楽器を格納し、輸送し、かつ/または充電するためのケーシングを有し、ケーシングは、電源、増幅器、および少なくとも1つのスピーカを含んでもよい。ケーシングは、ヒンジによって連結された2つの部分を含んでもよく、少なくとも2つのスピーカを含み、少なくとも1つのスピーカをそれぞれの部分に含んでもよい。ケーシングは、電池充電器を含んでもよい。ケーシングは、ケーシングが主電源から抜かれている場合にケーシングに電力を供給する電池を含んでもよい。ケーシングは、予備の電池、シートミュージック、ストラップなどの付属品用の格納部材を含んでもよい。
ケーシングは、電子楽器と有線または無線通信する通信手段を含んでもよく、トーン生成装置をさらに含んでもよい。
電子楽器は、データストリームをオーディオ・データに変換するハードウェアまたはソフトウェアシンセサイザーを電子楽器内部にさらに含んでもよい。このシンセサイザーは、個別に交換可能であってもよい。電子楽器は、メモリーカードのような取外し可能な記憶媒体を含んでもよい。楽器は、少なくとも1つの内蔵スピーカを含んでもよい。楽器は、コンピューティング装置およびディスプレイを含んでもよい。
電子楽器は、電子楽器と他の電子装置との間で、個々のノート値および音楽エフェクト値のシーケンスまたは組合せにアクセスし、それを表示し、編集し、転送し、記憶し、適用する電子手段を含んでよい。
楽器を演奏者の前腕に取り付ける機械的支持体を設けることができる。ストラップを楽器に取り付ける機構と共に支持ストラップを設けることができる。
少なくとも1つの手の指で作動されるコントローラは、接触表面または接触ビデオディスプレイを含んでもよい。
好ましい態様の説明
ノート制御(note-controlling)装置または表面を「ボタン」と呼び、一方、少なくとも3つのそのようなボタン(すべてが同じライン上にあるわけではない)の区画された二次元アレイを「ボタンフィールド」と呼ぶことができる。ボタンフィールド内のボタンの特定の空間パターンをボタンフィールドの「ボタン構成」または単に「構成」と呼ぶことができ、ノートとボタンフィールドのボタンとの間の関連パターンを「レイアウト」と呼ぶことができる。少なくとも1つのそのようなボタンフィールドを含む楽器を「ボタンフィールド楽器」と呼ぶことができ、同様に、少なくとも1つのピアノ形式キーボードを含む楽器を「キーボード楽器」と呼ぶことができる。
ボタンフィールドの構成は「静的」であっても「動的」であってもよい。ボタン構成は、ユーザーの裁量で変更できる場合には動的であり、一方、製造時に固定される場合には静的である。
「指で作動される(finger-activated)コントローラ」は、ボタンフィールド、またはボタンフィールド以外の1つもしくは複数の指で作動される制御装置、あるいはそれらの組合せであり、これらはすべて1つの手の指の届く範囲内にある(ただし、おそらく手自体をいくらか動かす必要がある)。
「親指で作動される(thumb-activated)コントローラ」は、1本の親指によって操作されるように設計された1つまたは複数の制御装置であり、これらはすべて1本の親指の届く範囲内にある(ただし、おそらく手自体をいくらか動かす必要がある)。
「手の指で作動されるコントローラ」は、指で作動されるコントローラと親指で作動されるコントローラのいずれかである。
装置は、腕、その手、および/またはその指によってのみ支持され、安定化され、位置決めされるように設計されている場合「手持ち」式である。ブレースを使用して、この定義の範囲内で、このような手持ち楽器を手、手首、または前腕に固定することができる。首ストラップを使用して、この定義の範囲内で、長時間にわたる装置の重量の支持から腕/手/指を解放することができる。このような手持ち楽器を台に固定するか、またはテーブルもしくは台によって支持されている間に楽器を演奏することができる場合でも、その構成が、上述のように腕/手/指によってのみ支持され、安定化され、位置決めされるときに使いやすくなる構成であるかぎり、この楽器は手持ち装置とみなされる。
本発明の基本的な概念は、手持ち電子楽器と、1つの手の指によって使用できるように配置された少なくとも1つのボタンフィールドと、演奏者の親指によって操作できるように配置された少なくとも1つの多値制御装置とを組み合わせる。理想的には、親指制御装置は多値コントローラである。
好ましい態様において、各々がそれぞれの手に対応する2つの別々のボタンフィールドがある。それぞれの別々のボタンフィールドは、演奏者の一方の掌の下に最大数のボタンを配置するようなサイズおよび構成を有してもよい。好ましくは、ボタン構成は、1つ、または2つ、場合によっては3つの隣接するボタンを1つの指先で同時に押す事を容易にする構成である。好ましい態様において、ボタンフィールドのボタンは、コンサーティーナのボタンと同様に、演奏時に主として音符を演奏するために使用される。
同様に好ましい態様において、追加的な制御装置が、主として、指によって演奏されている音符に音楽表現を付加するために、演奏者の親指によって操作できるように配置されている。このようなエフェクトは、ピッチベンド、ブライトネス、ポルタメント時間、リバーブ深度、および他のそのような音楽エフェクトを含むが、それらに限定されない。
この組合せは、著しく小形で軽量であり得る楽器において高度の多音性と高度の音楽表現性との両方を実現する。小形で軽量であるため、この楽器は長時間にわたって演奏しやすく、本発明の範囲を超えた他の利点も実現される。
電子音楽に精通した人に公知であるように、多くの電子楽器は様々な動作モードを有している。例えば、「演奏モード」と呼ばれ得るモードでは、指で作動されるボタンを押すと、音符を弾くことができ、一方、「セットアップモード」と呼ばれ得るモードでは、同じボタンを押すと、修正のための音楽エフェクト変数を選択するか、楽器の異なる音を選択するか、または「演奏モード」における機能とはかなり異なる他のある機能を実行することができる。好ましい態様において、楽器の親指制御装置を操作することによってあるモードから別のモードに移ることができる。ただし、当業者に公知の足制御式スイッチや息圧制御装置のような他の手段を使用してもよい。
まず図1を参照すると、本発明による電子楽器1の第1の考えられる態様が示されている。楽器の本体は、2つの主要な部分、すなわち、演奏者の掌に保持される後方横断部2と、指/楽器インタフェースを形成する先細り前方垂直部3とを含んでいる。
演奏者の左手用のボタンを表面4、6、および8のいずれかまたはすべてに設け、演奏者の右手用のボタンを表面5、7、および9のいずれかまたはすべてに設けることができる。
指で作動されるコントローラの一次的な目的が、演奏者が生成したい音声のピッチを示す信号を生成することであり、この信号をノート値と呼ぶことができることに留意されたい。しかし、指で作動されるコントローラは、指で作動されるコントローラの構成に応じて、アタックベロシティ(attack velocity)、リリースベロシティ(release velocity)、プレッシャーまたはアフタータッチ(after-touch)のようなその他の信号、あるいはピッチベンドや変調のようなその他の信号を生成することもできる。このような他の信号を音楽エフェクト値と呼ぶことができる。少なくとも1つの指で作動されるコントローラがノート値信号を生成し、少なくとも1つの他の指で作動されるコントローラが音楽エフェクト値信号を生成することも考えられる。指で作動されるコントローラは、追加的な機能を可能にする領域、ボタン、スライダー、または他の形式の入力制御装置を含んでもよい。例えば、全オクターブによって出力されるコントローラのピッチを切り換えるオクターブスイッチを指で作動されるコントローラの一部として設けることができる。
ヘッドフォンなどのオーディオ出力に使用できるジャック12が図示されている。ヘッドフォンジャックは、楽器上の好都合な点に位置させることができ、ボリューム制御入力を並べて設ける(図示せず)か、または楽器上の他の1つの入力コントローラを使用することができる。
他の考えられる入力装置は、指で作動されるコントローラと組み合わせて使用できるブレスコントローラであり、ブレスコントローラは、指で作動されるコントローラによって生成されるノート値(および通常、追加的な音楽値(music value))だけでなくいくつかの音楽エフェクト値も生成する。従来のフットスイッチおよび連続可変フットペダルを使用することもできるが、これらは、その使用時に演奏者をある位置に制限し、親指で作動されるコントローラの使用に対する制御上の利点をもたらさず、したがって、一般に不要な邪魔なものである。しかし、これらのジャックは汎用であり、肘角度センサ、バグバイプバッグ(bagpipe-bag)空気圧センサ、任意の他のセンサのような他のコントローラからデータを入力するために使用することができる。
図1の楽器上には、親指で作動されるコントローラ14および15もまた示されている。各親指で作動されるコントローラは、ボタン、スライダー、回転調整装置、近接センサ、あるいはジョイスティック、タッチパッド、その他の制御表面のような任意の位置入力装置を含む、任意の公知の種類の装置であってよい1つまたは複数の入力装置を含んでもよい。図1に示されている親指は多重入力コントローラである。単一の音楽エフェクト値を調節するために設ける親指コントローラは1つだけであってもよいが、各親指に少なくとも1つの親指コントローラを設けることが好ましい。
親指で作動されるコントローラは、主として音楽エフェクト値を生成するために設けられるが、さらに、あるいはまたは、ノート値を生成するように構成しても、他の機能を実行するようにプログラムしてもよい。例えば、いくつかのボタンを設け、例えば、ベースラインに対応する個々の異なるノート値(またはノート値のパターン)を生成するか、または演奏中の曲で使用されるコードを生成するようにプログラムすることができる。
指で作動されるコントローラおよび親指で作動されるコントローラがそれぞれ、ノートデータ、音楽エフェクトデータ、および楽器メタデータを生成できることを理解されたい。
指で作動されるコントローラおよび親指で作動されるコントローラは、ノート値および音楽エフェクト値を独自のフォーマット、または、例えば楽器デジタルインタフェース(MIDI)フォーマットやオープンサウンドコントロール(OSC)フォーマットなどの業界標準フォーマットで生成するように設計することができる。それぞれの異なるコントローラからの信号を、複数のチャネル(例えば、MIDIでは16個のチャネルが使用される)を有し得る単一のデータストリームとして組み合わせ、各指で作動されるコントローラまたは親指で作動されるコントローラ(場合によっては、各指で作動されるコントローラまたは親指で作動されるコントローラの割当て可能な部分)を任意の1つまたは複数の利用可能なチャネルに割り当てることができる。または、指で作動されるコントローラおよび親指で作動されるコントローラは、電子楽器の内部または外部の他の電子装置に値を送信することができ、この電子装置は次いで、標準フォーマットでデータを生成する。または、あるいはさらに、指で作動されるコントローラおよび親指で作動されるコントローラは、オーディオ信号を生成する、楽器の内部および/または外部の他の電子装置と通信することができる。
楽器の電子装置内、または楽器と通信する任意の他の装置の電子装置内にシーケンサ機能を設けることができる。
楽器を外部ディスプレイユニットまたはディスプレイを有する他の装置に挿入するか、あるいは楽器に指で作動されるコントローラまたは親指で作動されるコントローラの一部としてディスプレイを含めることができるが、いくつかの態様において、専用表示画面16を設けることが望ましい。その時点で選択されている楽器の音、現在使用されている音楽エフェクト、楽譜の、現在演奏されている部分、または他のそのようなデータを、ユーザーが楽器を演奏している間に、表示画面を使用して示すことができる。または、この表示画面は、任意のデータを表示することができ、かつそれ自体が接触に感応し、したがって、表示装置と汎用入力装置の両方となることができるように、ユーザーが利用できる唯一のディスプレイであってもよい。
図1、2、および3の電子楽器のT字形は、ユーザーが、指で作動されるコントローラおよび親指で作動されるコントローラを、互いに直角に配置されたマザーボードおよび少なくとも1つのドーターボードを含む好都合な電子パッケージの周りを動作させる事を可能にするように設計されている。マザーボードは、楽器の後方横断部2内に、図2の17に示されている線に沿って配置することができる。次いで、図3に示されているように、ドーターボード(トーン生成サウンドカードなど)を楽器の正面のスロット18を通してマザーボードに挿入することができる。図3には、メモリーモジュール用の他のスロット19も示されている。このメモリーモジュールを使用して、様々な楽器のオーディオ合成に関するデータをインポートし、作曲または演奏のシーケンサデータを記録するか、あるいは任意の他のデータをインポート、記憶、および/またはエクスポートすることができる。
楽器の正面に多目的接続ポート20が示されている(図3の例では汎用シリアルバス記号に隣接して示されているが、これは任意の標準フォーマットポートであっても独自のフォーマットのポートであってもよい)。このポートは、電力、ノート値、音楽エフェクト値、音楽業界標準フォーマットデータ、オーディオ信号、音声生成モデルパラメータやサンプルなどの楽器メタデータ、または任意の他のデータを楽器に送信すると共に、それらのデータを楽器から送信するために設けられる。
楽器の電力ボタン21は、直接オーディオ出力ジャック22の隣に示されている。直接オーディオ出力ジャックは、デジタルオーディオ出力コネクタと交換するかまたはデジタルオーディオ出力コネクタで補助することができる。
楽器の後方横断部の正面に追加的な指で作動されるコントローラ23および24を設けることができる。右手用の追加的な指で作動されるコントローラ23および左手用の追加的な指で作動されるコントローラ24は、同様の装置を含んでも、ボタン、ジョイスティック、スライダー、および/またはタッチパッドなどの装置の組合せを含んでもよい。
操作および内部電池の充電のために楽器に電力を供給する電源接続部を設けることができる。多目的接続ポート20を省略するか、または楽器が任意の充電受台もしくは電源を含む保護携帯ケース内に位置する場合に、この専用電源接続部を設けると有利であることがある。楽器用の一次電池25は、図2および4における楽器の後方横断部に示されている。システムクロック、設定のメモリーなどを維持する追加的な小形電池を楽器内部に設けることができる。
図4には、楽器27の最上後方表面上に1組の追加的な親指で作動されるコントローラ26も示されている。これらのコントローラはスライダーとして示されているが、この場合も、任意の同様の装置、またはボタン、ジョイスティック、スライダー、タッチパッド、トラックボール、タッチスクリーンなどの装置の組合せを含んでもよい。
図1から4に示されている楽器のパッケージは小形で弾きやすく、したがって、汎用楽器として使用するのに実際的である。しかし、他のパッケージが可能であり、特定の状況または1組の要件によりうまく適合するように設計することができる。
図5から7は、本発明による電子楽器の第2の考えられる態様を示している。同じ項目には同じ参照番号が与えられている。楽器は、ヒンジ機構35によって連結された左手の手の指で作動されるコントローラ33と右手の手の指で作動されるコントローラ34とを含んでいる。
このようなヒンジ機構35の他の考えられる態様は図8および9に示されている。同じ項目には同じ参照番号が与えられている。このヒンジ機構は、ロック位置に示されているロッキングレバー136を含んでいる。レバーを、その長さがヒンジ機構35の残りの部分に平行になるように移動させる場合、楽器の2つのユニット33と34の間の角度を自由に変化させることができる。ロッキングレバー136を図示の位置に戻すと、ヒンジ機構35がロックされ、2つの手の指で作動されるユニット33と34との間に一定の角度が維持される。
ヒンジに精通している人には、手の指で作動されるユニット33と34を連結するために使用できる多数のヒンジが存在することを理解することができ、本発明の特許請求の範囲は、本明細書に示されているヒンジ設計に限定されない。
本発明はヒンジの採用により、習得する事および演奏する事の両方が容易になる。
手の指で作動される2つのユニット33および34を図7のように展開すると、2つの指で作動される制御表面は実質的に共平面状になる。これによって、演奏者は、ピアニストが演奏時にピアノのすべてのキーを見ることができるのと同様に、すべての利用可能な指で作動される制御表面を見ることができる。これによって、初心者が個々のボタンの位置および選択方法を習得する事が容易になる。
図示のヒンジ機構35では、手の指で作動されるユニット33と34との間の角度を変化させても、所与のユニットの指で作動される制御表面(10または11)と親指で作動される制御表面(14または15)との間の角度は変化しないことを理解されたい。すなわち、演奏者の親指と他の指との関係は、楽器を様々な角度に展開させても変化しない。したがって、楽器を開いた状態に展開させたときに最も容易に覚えられる親指の配置を、楽器を閉じた状態または任意の中間の状態に展開させるときに直接適用することができる。
左手ユニットおよび右手ユニットを図5および6に示されているように展開させると、楽器は、図1から4に示されている楽器と同様に演奏され、楽器は通常、演奏者の膝の上に位置するか、または演奏者の首および肩から吊り下げられるか、または演奏者の胴、腰、腕、もしくは手首から支持される。この形状因子は、演奏者の指の移動および手の位置に関してコンサーティーナと同様である。
本発明の展開位置が覚えやすいという利点を有するのと同様に、図7に示されている開いた状態に固定された非ヒンジ形態と比べて、図5および6に示されている折畳まれた状態は演奏しやすいという利点を有する。小型の形態であるため、指/手/腕による支持、安定化、および位置決めが容易であり、したがって、演奏が容易である。
したがって、手の指で作動されるユニット33と34を連結するヒンジ機構35を有することによって、本発明を覚えることと演奏することはどちらも容易である。
図5から7に示されている電子楽器上にはディスプレイは図示されていない。その代わり、電子楽器のあらゆる態様と同様に、入力コントローラをケーブルまたは無線で他の装置に接続することができる。他の装置は、電子楽器用の表示装置として使用されるパーソナルデジタルアシスタント(PDA)であってもよい。他の装置は、携帯電話、パーソナルコンピュータ(PC)、ポケットPC、あるいはディスプレイおよび/または多音性音声生成機能を有する任意の他の装置であってもよい。特に有用な他の1つの装置は、電子楽器を制御するグラフィカルユーザーインタフェース(GUI)を実現するだけでなく、シートミュージックをフルサイズで表示するのに使用することもできるタブレットPCである。実際、64音の多音性を有し、パッケージが小型である(携帯電話で使用できる)音声生成チップが出現しているため、電子楽器は、オンボード音声生成ハードウェアを設ける必要のない入力コントローラであってもよい。PDAまたは他の外部装置を使用して楽器用の外部GUIを表示する場合でも、楽器を独立ユニットとして使用するか、または楽器が設定の簡単なフィールドなどをユーザーに与える事を可能にする少なくとも1つのディスプレイを実際の楽器上に設けてもよい。
手の指で作動される各ユニット(33または34)は、指で作動される制御表面(10または11)および親指で作動される制御表面(14または15)を含んでいる。左手用の指で作動される制御表面(10)は、この場合ボタンフィールド42として示されている。各指で作動されるコントローラ上に2つの追加的な指で作動されるボタン43も図示されている。これらは、ユーザー割当て可能な任意の所望の機能を実行するか、ノート値、音楽エフェクト値を送信するか、またはメインアレイのボタン(42)によって生成されるノート値を、選択されたピッチ(マイクロチューニング(micro-tuning)用のトーンの一部、移調用の半音、レジスタをシフトさせる1つまたは複数のオクターブ)だけシフトさせることなどのタスクを実行するように事前に設定することができる。追加的な指で作動されるボタン43の他の使用法は、指で作動されるコントローラまたは楽器全体用の照明オン/オフや照明の形式などのエフェクトを制御することである。
各親指制御領域14および15は、親指スティック44および5つの親指ホイール45を組み込むように例示されている。親指スティックは、デジタルまたはアナログ2軸コントローラまたはジョイスティックとして働くことができ、親指スティック44を押すことによって作動させられるデジタルスイッチをさらに含んでもよい。親指スティックは、親指スティックを押すために加えられる力を示す可変信号またはアナログ信号を生成することもできる。親指ホイール45は、単軸コントローラであり(通常、アナログ)、押されたときにデジタル信号または可変信号を生成するように設計することができる。
図10は、電池パック80(および/または任意の外部電池パック用のジャック)、ライン電力コネクタ81、(任意の)充電器82、DC/DC変換器83、ブートマイクロコントローラ84、およびデータバス85を示す、図5から7の電子楽器の考えられる回路ブロック図を示している。
本発明の電子楽器のあらゆる態様に多目的携帯ケースを設けることができる。図11は、図5から7に示されている電子楽器用の多目的携帯ケース66を示している。ただし、多目的携帯ケースは、本発明によるあらゆる電子楽器に適合するようにすることができる。ケース66は、開いたときに、ヒンジ留めされるかまたは分離可能な2つの片割れ67および68を形成するように設計されており、ケースの各片割れに少なくとも1つのスピーカ69、70がある。さらに、ケースは、楽器および任意の付属品、ケーブル、楽譜、タブレットPC、または楽器に伴うかもしくは楽器と一緒に使用される他のものを収容するための格納領域、ポケット、クリップ、モールディングなどを含んでもよい。例えば、PDA71は、ケース内部の領域内に収納されるように示されている。PDAやタブレットPCなどの装置を楽器およびケースと一緒に使用する場合、その装置は、音声生成、ディスプレイのような多数の機能を実現することができ、好ましくはさらに、ホスト装置を必要とする有線または無線通信システム用のホストとして働くように使用される。
ケース66の輸送を容易にするために、ホイールおよびハンドルを設けることができる(図示せず)。ホイールおよびハンドルの構成は、大部分のスーツケースに一般に見られる構成に類似した構成であってもよい。ハンドルは、伸長可能または伸縮可能であってよく、いくつかの態様では、楽器との無線通信用のアンテナを含んでもよい。ハンドルは、場合によってはその通常位置で使用することも、あるいはケース上の新しい位置にクリップ留めして、シートミュージック、PDA、タブレットPC、または電子楽器と一緒に使用される任意の他の装置を保持する楽譜台機能を実現することができる。または、ケースの構成に専用の台またはホルダを含めることができる。この台は、PDAまたはタブレットPCなどを受け入れる電力接続部、あるいは楽器およびケースと一緒に使用できるマイクロフォンのような任意の他の装置用の任意の他のワイヤまたはクランプを含んでよい。
図12は、ケース66内に収納される電子機能の考えられる態様を示している。この態様は、楽器用の充電ユニット104、および/または充電器104に供給するか、楽器106に直接供給するか、もしくは任意の他の関連電子装置に供給するために(理想的にはAC110Vもしくは240Vの主電源103または12Vや24Vの車両バッテリのような任意のDC電源のような様々な電源からの)電力を変換する電源105を含んでよい。ケースは、場合によってはケーシング内の任意の電子装置および/または楽器に電力を供給する電池102を含んでよい。好ましくは多目的携帯ケース66に内蔵される関連電子装置の例には、増幅器111および1つまたは複数のスピーカ69および70がある。ケースは、場合によってはトーン生成装置、オーディオおよびデータ入出力コネクタを含んでよく、かつ無線通信装置112を組み込んでよい。
動的および静的ボタン構成
ピアノやオルガンなどのアコースティック・キーボード楽器、およびコンサーティーナやクロマチックボタンアコーディオンなどのアコースティックボタンフィールド楽器は、静的ボタンフィールド構成を有している。すなわち、このような構成の(物理的な)ノート制御ボタン(またはキー)は製造時に決定される。
電子楽器は、これと同じ種類の物理的ボタンの静的構成を有してもよい。または、電子楽器であれば、その少なくとも1つのボタンフィールド上に「仮想」ボタンのより動的な構成を有してよい。
静的ボタンの使用には利点も欠点もある。静的ボタンは、物理的なものである場合、制御表面上の指の位置に関して演奏者に触覚的で運動感覚的なフィードバックを与えることができる。静的ボタンで構成されたボタンフィールドの主要な欠点は可動性に欠けることである。
個別のセンサで構成された固定ボタンフィールドよりも可動性および適応性に富んだ他の制御表面(10)が可能である。多くの制御表面は、二次元表面上のいくつかの点を高分解能で感知することができる。このため、表面を電子的に「分割」し、任意の所望の構成および/またはレイアウトの仮想ボタンフィールドを実現することができる。さらに、ノート制御ボタンと他の仮想入力または制御装置との組合せを構成することもできる。
動的ボタン構成の1つの考えられる態様は、例えば接触および/または圧力感知構造である。
動的ボタン構成の他の考えられる態様は、接触ディスプレイである。この態様は、各ボタンに関連する制御表面の領域を仮想的に表示するという利点を有する。このようなディスプレイは、汎用である場合、演奏モードであるか他のモードであるかにかかわらず、任意の種類のデータの対話型ディスプレイとして任意に使用することができる。
動的ボタン構成は、現在公知の態様では、触覚的または運動感覚的なフィードバックを与えて所与のボタンを他のボタンまたは非ボタン表面領域と区別することはできない。演奏者が所望のボタンを見つけて操作するのを助ける、指先サイズの凹状領域、隆起部などの表面微細形状を各々が有するオーバーレイを、公知の他のボタン構成に設けることができる。
オーバーレイは、制御表面の特定の互いに離散した領域の機能を示すために組み込まれたテキストを有してもよい。オーバーレイは、多数の形態をとり、多くの目的に使用することができる照明を含んでもよい。例えば、学習ツールとして、オーバーレイは、演奏者が、示された領域内の表面に触れるべきであることを示すように、制御表面上の1つまたは複数の互いに離散した領域上またはそのような領域の周りの色またはルミネセンスを変化させるようにすることができる。オーバーレイは、1つまたは複数の離散した領域に対する接触または圧力に応答して制御表面上の1つまたは複数の互いに離散した領域上またはそのような領域の周りの色またはルミネセンスを変化させるようにすることができる。オーバーレイは、制御表面、オーディオ信号によって無作為にまたは任意の所定の方法で生成された信号に応答してそれぞれの異なる方法で照明するようにすることができる。または、あるいはさらに、オーバーレイは、仮想ボタンや、スライダーなどの任意の他の入力のような、互いに離散した入力領域への制御領域の分割、およびそれぞれの離散した入力領域の割当てを示すテキストを含む、任意の所望の画像または情報を表示することのできる表示表面であってもよい。
ここで本発明を一例としてのみ、添付の図面を参照して記載する。
本発明の第1の考えられる態様による楽器の上面図である。 図1に示されている楽器の左側面図である。 図1および2に示されている楽器の正面図である。 図1から3に示されている楽器の背面図である。 「閉じた」または折畳まれた形態の状態で示されている、本発明の第2の考えられる態様による楽器の斜視図である。 図5に示されている楽器の他の斜視図である。 この場合は展開された(実質的に共平面状)形態の状態で示されている、図5および6に示されている楽器の斜視図である。 閉じた(折畳まれた)状態で示されている、本発明の第3の考えられる態様による楽器の正面/側面図である。 開いた(展開された)状態で示されている図8の楽器の正面/側面図である。 好ましい態様の楽器内のすべてのモジュールのそれぞれの異なる部材間のデータの流れのブロック図である。 本発明の他の局面による楽器を収納するケーシングを示す図である。 図11の楽器のケーシングの各電子要素間のデータの流れのブロック図である。

Claims (10)

1つまたは複数の音楽的な音符を作成するために使用される少なくとも1つのノート識別子(note identifier)出力を生成するために、ユーザーの第1の手の少なくとも1本の指によって作動される第1のゾーン内の少なくとも1つの指で作動される(finger actuated)ノート識別子入力ボタンであって、ここで、少なくとも1つの指で作動されるノート識別子入力ボタンがユーザーの第1の手の少なくとも1本の指の各々によって作動されるように配置された、ノート識別子入力ボタン;および
1つまたは複数の音楽的な音符を修飾するために使用される少なくとも1つのエフェクト識別子(effect identifier)出力を生成するために、ユーザーの第1の手の親指によって作動される、第2のゾーン内の少なくとも1つの親指で作動される(thumb actuated)エフェクト識別子入力装置;
を含む携帯型ユーザー操作ボタンフィールド電子音楽コントローラであって、ここで、第1および第2のゾーンの配置によって少なくとも1つの指で作動されるノート識別子入力ボタン、および少なくとも1つの親指で作動されるエフェクト識別子入力装置を同時に操作することが可能になる、携帯型ユーザー操作ボタンフィールド電子音楽コントローラ。
1つまたは複数の音楽的な音符を作成するために使用される少なくとも1つのノート識別子出力を生成するために、ユーザーの第1の手の少なくとも1本の指によって作動される第1のゾーン内の少なくとも1つの指で作動されるノート識別子入力装置であって、ここで、少なくとも1つの指で作動されるノート識別子入力装置がユーザーの第1の手の少なくとも1本の指の各々によって作動されるように配置された、ノート識別子入力装置;および
1つまたは複数の音楽的な音符を修飾するために使用される少なくとも1つのエフェクト識別子出力を生成するために、ユーザーの第1の手の親指によって作動される、第2のゾーン内の少なくとも1つの親指で作動されるエフェクト識別子入力装置;
を含む携帯型ユーザー操作電子音楽コントローラであって、ここで、第1および第2のゾーンの配置によって少なくとも1つの指で作動されるノート識別子入力装置、および少なくとも1つの親指で作動されるエフェクト識別子入力装置を同時に操作することが可能になる、携帯型ユーザー操作電子音楽コントローラ。
少なくとも1つの親指で作動されるエフェクト識別子入力装置が多変量である、請求項2記載のコントローラ。
任意の指で作動されるノート識別子入力装置を所与の手の少なくとも1本の指で演奏する際、任意の少なくとも1つの親指で作動されるエフェクト識別子入力装置にその手の親指で届くことができる、請求項2または3記載のコントローラ。
少なくとも1つの指で作動されるノート識別子入力装置が、音楽エフェクト値(music effect value)をさらに生成する、請求項2〜4のいずれか一項記載のコントローラ。
音楽エフェクト値が、フォース(force)、プレッシャー(pressure)、および/またはベロシティー(velocity)感度値を含む、請求項5記載のコントローラ。
エフェクト識別子出力が、ピッチベンド(pitch bending)、ブライトネス(brightness)、ポルタメント時間(portamento time)、および/またはリバーブ深度(reverb depth)のようなMIDIまたはOSCのエフェクト識別子を含む、請求項2〜6のいずれか一項記載のコントローラ。
親指で作動されるエフェクト識別子入力装置が、ボタン、スライダー、ダイアル、近接センサ、ジョイスティック、またはタッチパッドである、請求項2〜7のいずれか一項記載のコントローラ。
1つまたは複数の音楽的な音符を作成するために使用される少なくとも1つのノート識別子出力を生成するためにユーザーの左手の少なくとも1本の指によって作動される、第1のゾーン内の少なくとも1つの指で作動されるノート識別子入力装置であって、ここで、第1のゾーン内の少なくとも1つの指で作動されるノート識別子入力装置がユーザーの左手の少なくとも1本の指の各々によって作動されるように配置されたノート識別子入力装置;および
1つまたは複数の音楽的な音符を修飾するために使用される少なくとも1つのエフェクト識別子出力を生成するために、ユーザーの左手の親指によって作動される、第2のゾーン内の少なくとも1つの親指で作動されるエフェクト識別子入力装置;
を含む携帯型ユーザー操作電子音楽コントローラであって、ここで、第1および第2のゾーンの配置によって第1のゾーン内の少なくとも1つの指で作動されるノート識別子入力装置、および第2のゾーン内の少なくとも1つの親指で作動されるエフェクト識別子入力装置をユーザーの左手により同時に操作することが可能になる、携帯型ユーザー操作電子音楽コントローラであり、さらに、
1つまたは複数の音楽的な音符を作成するために使用される少なくとも1つのノート識別子出力を生成するためにユーザーの右手の少なくとも1本の指によって作動される、第3のゾーン内の少なくとも1つの指で作動されるノート識別子入力装置であって、ここで、第3のゾーン内の少なくとも1つの指で作動されるノート識別子入力装置がユーザーの右手の少なくとも1本の指の各々によって作動されるように配置されたノート識別子入力装置;および
1つまたは複数の音楽的な音符を修飾するために使用される少なくとも1つのエフェクト識別子出力を生成するために、ユーザーの右手の親指によって作動される、第4のゾーン内の少なくとも1つの親指で作動されるエフェクト識別子入力装置;
を含む携帯型ユーザー操作電子音楽コントローラであって、ここで、第3および第4のゾーンの配置によって第3のゾーン内の少なくとも1つの指で作動されるノート識別子入力装置、および第4のゾーン内の少なくとも1つの親指で作動されるエフェクト識別子入力装置をユーザーの右手により同時に操作することが可能になる、携帯型ユーザー操作電子音楽コントローラ。
第1および第2のゾーンが第1の部分にあり、かつ第3および第4のゾーンが第2の部分にあり、第1および第2の部分がヒンジによって連結される、請求項9記載のコントローラ。
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