JP3513831B2 - 電子楽器 - Google Patents

電子楽器

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、演奏のための運
指情報を表示する電子楽器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、運指情報を表示する電子楽器
が知られている。例えば鍵盤を有する電子楽器において
は、コード等の伴奏情報の演奏をサポートするために、
伴奏情報に対応する運指情報を記憶している。そして、
押鍵する鍵を発光させるとともに、押鍵する指を示す運
指情報を表示させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】鍵盤を有する電子楽器
において、コード等の伴奏情報を演奏する際は、複数の
鍵を複数の指で同時に押鍵しなければならない。しかし
ながら、手のひらの大きさは人によってまちまちであ
り、大人と子どもとでは大きく異なるし、大人同士でも
大きい手もあれば小さい手もある。ところが、上記従来
の電子楽器においては、平均的な手の大きさに合わせた
運指情報を記憶しているので、平均よりも大きな手の大
人及び平均よりも小さな手の人や子どもには、表示され
た運指情報での演奏が困難であるという問題があった。
この発明の課題は、演奏者の手の大きさにかかわらず、
コード等の伴奏情報の演奏を十分にサポートすることで
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、伴奏情報を
含む演奏情報に応じて楽音信号を発生する楽音発生手段
と、伴奏情報に対応する運指情報を表示する表示手段
と、演奏する手のひらの大きさを示す手のひら情報を入
力する入力手段と、複数の運指情報の中から入力された
手のひら情報に応じて発音に係る伴奏情報に対応する1
つの運指情報を選択して表示手段に送出する制御手段
と、を備えた構成になっている。この発明によれば、演
奏者の手の大きさに応じて最適な運指情報を選択して表
示する。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図を
参照して説明する。図1は、実施形態における電子楽器
のシステム構成を示すブロック図である。鍵盤(KE
Y)1は、押鍵に応じて音高データを入力する入力手段
である。LED2は、鍵盤1の各鍵に対応して設けられ
た光源であり、演奏者に押鍵位置をガイドするときに発
光する。スイッチ3は、音色設定その他の演奏条件の設
定を入力するための数値スイッチや、演奏モード、音色
設定モード、データ入力モード等のモード設定を行うモ
ードスイッチ等を有する入力手段である。CPU4は、
この電子楽器全体を制御する制御手段であるとともに、
鍵盤1の押鍵ならびに後述する曲の演奏情報に応じて楽
音信号を発生する楽音発生手段を構成する。
【0006】ROM5は、CPU4によって実行される
プログラム、イニシャライズにおける初期データ、伴奏
情報等を含む曲の演奏情報とともに、後述する運指情報
のテーブルを記憶している。RAM6は、鍵盤1及びス
イッチ3から入力されたデータ、CPU4に処理された
データを記憶するワークメモリである。LCD(液晶表
示装置)7は、運指情報その他、伴奏情報に対応する画
像を表示する表示手段である。LCDドライバ8は、C
PU4からの表示指令及び表示データに応じて駆動信号
を生成し、LCD7を駆動する。LEDドライバ9は、
CPU4からの鍵番号、及び、点灯指令又は消灯指令の
データをデコードし、駆動信号を生成して、LED2を
駆動する。
【0007】D/A10は、CPU4内の楽音発生手段
から送出される楽音信号を、ディジタル信号からアナロ
グ信号に変換する。そして、アンプ11は、D/A10
で変換された楽音信号に対して、フィルタ処理や増幅処
理を施してスピーカ12に出力して発音させる。
【0008】図2は、ROM5に記憶されている運指情
報のテーブルである。図2に示すように、親指から小指
までの距離が、10cm以下、10〜15cm、15〜
20cm、…30cm以上、のように5cmごとに分類
され、伴奏情報であるコードの各々に対応する運指情報
(押鍵の指番号)が各分類ごとに指定されている。
【0009】図3は、LCD7に表示される内容、及
び、鍵盤1のLED2の配置を示す図である。LCD7
のエリア7Aには、両手の形を表示するセグメントがあ
り、押鍵する指の指先が反転表示されるとともにその指
番号が表示される。指番号は、1が親指、2が人さし
指、3が中指、4が薬指、5が小指になっている。LC
D7のエリア7Bには、すべての伴奏情報の記号を表示
するセグメントがある。一方、鍵盤1には、各鍵ごとに
LED2が設けられており、押鍵する鍵に対応するLE
D2が点灯する。
【0010】次に、実施形態の動作について、CPU4
のフローチャートを参照して説明する。図4は、CPU
4のメインフローである。まず、イニシャライズ処理を
行う(ステップA1)。この処理では、RAM6をクリ
アするとともに、すべてのLED2を消灯する処理、そ
の他LCD7に表示する初期データをセットする。この
処理の後、スイッチ処理(ステップA2)、楽音データ
処理(ステップA3)、表示データ処理(ステップA
4)、鍵盤処理(ステップA5)、発音処理(ステップ
A6)、その他の処理(ステップA7)のループを繰り
返し実行する。
【0011】図5は、メインフローのステップA2にお
けるスイッチ処理のフローである。この処理では、いず
れかのスイッチが操作されたか否かを判別し(ステップ
B1)、操作がされない場合は、直ちにメインフローの
ステップA3の楽音データ処理に移行する。スイッチが
操作されたときは、そのスイッチが手のひらサイズを入
力するサイズ入力モードのスイッチであるか否かを判別
する(ステップB2)。サイズ入力モードのスイッチで
ある場合は、数値スイッチを検索して手のひらサイズの
数値が入力されたか否かを判別する(ステップB3)。
22cm、12cm等のように、手のひらサイズの数値
が入力されたときは、その入力データ(手のひら情報)
をRAM6のサイズ用レジスタにストアする(ステップ
B4)。そして、メインフローのステップA3に移行す
る。ステップB2において、操作されたスイッチがサイ
ズ入力モードのスイッチではなく、他のスイッチである
ときは、そのスイッチに対応するスイッチ処理をして
(ステップB5)、メインフローのステップA3に移行
する。
【0012】メインフローのステップA3における楽音
データ処理では、スイッチ3で指定された曲の演奏情報
をROM5から順に読み出し、演奏情報にCmaj、C
min、C7等のコードデータ(伴奏情報)がある場合
には、そのコードデータをRAM6のコード用レジスタ
にストアし、発音データを発音用レジスタにストアす
る。そして、ステップA4の表示処理に移行する。
【0013】図6は、メインフローのステップA4の表
示処理のフローである。この処理では、コード用レジス
タのコードデータに基づいて表示コードを確定する(ス
テップC1)。例えば、コードデータがCデミニッシュ
である場合には、図3のエリア7Bにおける「C」及び
「dim」の記号のセグメントを表示させる表示データ
をLCDドライバ8に送出する。次に、サイズ用レジス
タにストアした手のひらサイズのデータに基づいて、選
択されたテーブルを読む(ステップC2)。例えば、サ
イズのデータが22cmであるときは、図2において、
20cm〜25cmの項とCdimの項に対応する指番
号をRAM6の運指用レジスタにストアする。そして、
ストアした指番号のデータをLCDドライバ8に送出し
て、コード運指表示を行う(ステップC3)。また、コ
ード用レジスタのコードデータをLEDドライバ9に送
出して、LED2を点灯するコード鍵表示を行う(ステ
ップC4)。
【0014】図7は、コードデータがCdimで、手の
ひらサイズが22cmの場合の表示例である。すなわ
ち、エリア7Aには、左手の人さし指、中指、小指の先
端が反転表示された運指画像が表示され、これらの指番
号2、3、5が表示されている。また、エリア7Bに
は、コードデータに対応した「C」及び「dim」の記
号が表示されている。そして、鍵盤1の押鍵する鍵のL
ED2が点灯している。したがって、演奏者は、自分の
手に合った運指画像の指でLED2が点灯している鍵を
押鍵することができる。
【0015】図8は、コードデータがCdimで、手の
ひらサイズが12cmの場合の表示例である。すなわ
ち、エリア7Aには、左手の親指、中指、小指の先端が
反転表示された運指画像が表示され、これらの指番号
1、3、5が表示されている。また、エリア7Bには、
コードデータに対応した「C」及び「dim」の記号が
表示されている。そして、鍵盤1の押鍵する鍵のLED
2が点灯している。この場合には、手のひらサイズが図
7の例よりも小さいので、人さし指の代わりに親指を指
定している。したがって、演奏者は、自分の小さな手に
合った運指画像の指でLED2が点灯している鍵を押鍵
することができる。
【0016】このように、上記実施形態によれば、演奏
者の手の大きさに応じて最適な運指情報を選択して表示
するので、演奏者は、自分の手のひらサイズに合った鍵
を押鍵することにより、無理のないコード演奏をするこ
とができる。したがって、演奏者の手の大きさにかかわ
らず、コード等の伴奏情報の演奏を十分にサポートする
ことが可能となる。
【0017】なお、上記実施形態においては、手のひら
サイズを5cmごとに等間隔で区切って分類したが、他
の実施形態として、手の大きさの分布を調べて、等間隔
でない区切りにしてもよい。
【0018】また、上記実施形態においては、スイッチ
3の数値スイッチによって、自分の手のひらサイズを数
値入力する構成にしたが、手のひらサイズを入力する入
力手段として鍵盤1を利用し、入力モードにおいて手を
拡げて鍵盤1の任意の鍵を押鍵させて、入力された最も
高い音高と最も低い音高との音高差を手のひらサイズと
してもよい。あるいは、タッチパネル機能をもつLCD
を用いて、図2に示す複数の手のひらサイズの選択画像
を表示して、演奏者に選択させる構成にしてもよい。
【0019】
【発明の効果】この発明によれば、演奏者の手の大きさ
に応じて最適な運指情報を選択して表示する。したがっ
て、演奏者の手の大きさにかかわらず、コード等の伴奏
情報の演奏を十分にサポートすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態における電子楽器のシステム構成を示
すブロック図。
【図2】図1のROMに記憶されている運指情報のテー
ブルの図。
【図3】LCDに表示される内容及び鍵盤のLEDの配
置を示す図。
【図4】CPUのメインフローチャート。
【図5】図4のステップA2におけるスイッチ処理のフ
ローチャート。
【図6】図4のステップA4における表示処理のフロー
チャート。
【図7】手のひらサイズが22cmの場合の表示例の
図。
【図8】手のひらサイズが12cmの場合の表示例の
図。
【符号の説明】
1 鍵盤 2 LED 3 スイッチ 4 CPU 5 ROM 6 RAM 7 LCD

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伴奏情報を含む演奏情報に応じて楽音信
    号を発生する楽音発生手段と、 前記伴奏情報に対応する運指情報を表示する表示手段
    と、 演奏する手のひらの大きさを示す手のひら情報を入力す
    る入力手段と、 複数の運指情報の中から入力された手のひら情報に応じ
    て発音に係る伴奏情報に対応する1つの運指情報を選択
    して前記表示手段に送出する制御手段と、 を備えたことを特徴とする電子楽器。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、各伴奏情報に対応する
    複数の運指情報を記憶している記憶手段を有し、前記入
    力された手のひら情報に応じて前記記憶手段から1つの
    運指情報を読み出して前記表示手段に送出することを特
    徴とする請求項1に記載の電子楽器。
  3. 【請求項3】 前記入力手段は、親指から小指までの距
    離を表す数値を入力する数値入力スイッチであることを
    特徴とする請求項1又は2に記載の電子楽器。
  4. 【請求項4】 前記入力手段は鍵盤で構成され、前記制
    御手段は前記鍵盤から入力された最も高い音高と最も低
    い音高との音高差を前記手のひら情報とすることを特徴
    とする請求項1又は2に記載の電子楽器。
  5. 【請求項5】 前記入力手段は前記表示手段で構成さ
    れ、前記制御手段は前記表示手段に表示された複数の手
    のひら情報の中の、演奏者と前記表示手段との接触によ
    って選択された手のひら情報に応じて前記1つの運指情
    報を選択して前記表示手段に送出することを特徴とする
    請求項1又は2に記載の電子楽器。
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