JP2007516790A - 経皮処置中にシーリング材料を送出して止血を促進するための装置 - Google Patents

経皮処置中にシーリング材料を送出して止血を促進するための装置 Download PDF

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Abstract

組織を貫通し血管に達する穿刺をシールするための装置は、伸縮可能なタンプ、タンプをカバーするための保持シース、及びその中を通るガイドワイヤを受けるための一次管腔及び穿刺内にシーリング化合物を送るための二次管腔を含むデリバリーシースを含む。シーリング化合物導入後、デリバリーシースは取り出され、導入シースをガイドワイヤの上に沿って進め、ガイドワイヤ除去後に血管を介した医療処置を行うためのアクセスを提供する。
【選択図】図1

Description

本発明は、一般的には体内の穿刺をシールするための装置に関し、より具体的には組織を貫通して血管内に達する血管穿刺の止血を促進するための装置に関する。
血管系内での処置を実施するため、また処置終了後に結果として生じた穿刺をシールすることを目的とした、患者血管系に経皮的にアクセスするための装置が知られている。例えば、中空針を患者の皮膚及び上部組織を貫通して血管内に挿入することが出来る。次に針の中にガイドワイヤを通して血管内に入れ、その後針を取り除く。次に導入シースを、ガイドワイヤの上に沿って血管内に進め、例えば一又は複数の拡張器をこれと一緒又はこの後に続ける。カテーテル又はその他器具を、導入シースを通し、ガイドワイヤ上に沿って患者体内にある医療処置実施位置まで進めることも出来る。この様にして導入シースは、様々な器具の血管内導入を容易にすると同時に、血管壁への損傷及び失血量を最小限に留める。
処置終了時に、装置及び導入シースは取り除かれるため、皮膚から血管に達する穿刺が残される。穿刺をシールするために、上部組織に、例えば手を使って、及び/又はサンドバッグを用いて、止血するまで外圧が加えられる。しかしながらこの方法は、医療専門家に1時間の時間を強いることもある、時間もコストがかかる方法である。患者にとっても不快であり、患者を処置室、カテーテル室又は控え室の中に拘束しなければならいこともある。これに加えて、止血前に起こった出血で血腫が出来るリスクもある。
外圧を用いることに替わる、又はそれに追加する、経皮穿刺をシールするための様々な装置が提案されている。例えばFowlerらの米国特許第5,108,421号は、組織を通して穿刺に送出されるコラーゲンプラグを用いることを開示している。処置終了後、穿刺部を介して患者血管系にアクセスするのに用いた導入シース及び/又はガイドワイヤを取り除く。一つの態様では、カテーテルを穿刺部から血管内に挿入する。カテーテルのバルーを拡張し、次にバルーンを引いて血管壁の穿刺部に接するように配置する。次にプラグを穿刺部の中に進め、プラグをバルーンに接触させ、それによってプラグが血管に入らないようにする。ひとたびプラグが穿刺内に配置されたら、バルーンを萎ませてから引き抜き、プラグを拡張したまま残して穿刺をシール及び/又は止血を促進する。
本発明は、体内の穿刺をシールするための装置、より具体的には組織を貫通して血管内に達する血管穿刺の止血を促進するための装置を目的とする。様々な態様において、発明は、血管処置を実施する前又はその最中にハイドロゲル又はその他シーリング化合物を、患者の皮膚から結果、又はその他体部管腔に達する経皮的穿刺内に送出して、処置後の穿刺のシールを促進するための装置を包含する。
本発明の一つの態様では、装置は組織を通して伸びる穿刺をシールするためのものであり、装置は近位端、穿刺内への挿入に適した大きさ及び/又は形状を有する遠位先端に終わる遠位端、ならびに近位端から遠位端に達する管腔を有する細長の管部材を含む。シーリング化合物は、管部材が穿刺内に挿入されると、シーリング化合物が穿刺内に配置するように、管部材の遠位先端近くの外面に担持される。一例として、シーリング化合物はハイドロゲルを含んでよい。
選択的に、カバーが管部材外面に沿って広がり、カバーがシーリング化合物を覆ってもよく、除去でき、シーリング化合物を露出出来る。管部材外面に潤滑コーティングを施してもよく、また潤滑コーティングにシーリング化合物を被せ、例えばシーリング化合物に対して基部方向に管部材を滑り易くしても良い。
別の態様では、組織を通り患者体管腔に達する穿刺をシールするための、ガイドワイヤ又は、近位端と遠位端及び遠位部上に収縮状態から拡張状態に拡張出来る伸縮可能部材もしくは「タンプ」を含む細長い部材、を含むシステムが提供される。システムはまた、近位端、穿刺内への挿入に適した大きさの遠位端、その中に収縮状態にある伸縮可能部材を備えた細長い部材を納めるための、デリバリーシース近位端から遠位端に伸びる一次管腔、及び穿刺内にシーリング化合物を送出するためのデリバリーシース近位端の側口部から、デリバリーシース近位端と遠位端の間に位置する一つ又は複数の出口に達する二次管腔、を具備してよい。
さらに別の態様では、伸縮可能部材は、拡張状態傾向に偏っており、システムは収縮した状態の伸縮可能部材を維持するための取り外し可能な拘束機を含む。例えば、拘束機は、細長い部材全長にわたって活動出来る管状部材を具備してよく、例えば伸縮可能部材を覆い(例えば拘束状態に伸縮可能部材を維持するため)、また伸縮可能部材の覆いを外す(例えば、伸縮可能部材を拡張状態に拡張させる)。又は、伸縮可能部材は、例えば細長い部材の近位端にあるアクチュエータを作動させることによって、選択的に拡張出来る。例示的態様では、伸縮可能部材は、メッシュ構造、伸縮可能フレーム等でよく、例えばその少なくとも一部には、実質的に穴のない被覆を含む。
図は本発明の例示的態様を示す。
図では、図1は組織を貫通する穿刺、例えば動脈又は他の血管(未表示)に達する経皮的穿刺をシールするためのシステム10の例示的態様を示している。一般にシステム10は、デリバリーシース12及び穿刺内にシーリング化合物を送るための送出装置14を含む。例示の態様では、システム10は、穿刺を行うための針16、ガイドワイヤ18及びチューブ20を含むその他構成部品を含む。これに加え、又はこれとは別に、システム10は、当業者公知なように、穿刺を行うため、デリバリーシース12及び/又は体部管腔内にガイドワイヤを送るため、及び/又は装置を穿刺内に導入するための(標準的な導入シース、未表示)その他あるいは更なる部品を具備してもよい。
デリバリーシース12は、一般に近位端22、遠位端24、及び近位端から遠位端22,24に至る管腔26を含む細長い管状部材である。デリバリーシース12は、当業者公知なように、デリバリーシース12を実質的に無傷で組織を通過させて穿刺内に進める易くするために、テーパーの付いた遠位端25内で終わっている。あるいは、送出システム12の遠位端は、一つ又は複数の側部出口(未表示)を具備し、送出中にシーリング化合物を送り出してもよい。デリバリーシース12の例示的材料としては、ポリアミド、PEEK、ナイロン、PET、PEBAX及びポリエチレンのようなプラスチック、ステンレス鋼及びニッケルチタンのような金属、及び/又は複合材料が挙げられる。
ハウジング28にデリバリーシース12の近位端22を取付けるか、又は提供してもよい。ハウジング28は、ハウジング28内部と連絡する一つ又は複数の側口部32、及びデリバリーシース12の管腔26を具備出来る。手動式遮断弁38及び/又はルーアーロック、あるいはその他コネクタ(未表示)内に終わる可撓性チューブ36の一区画を含む、少なくとも一つの側口部32が与えられ、例えばチューブ20等の側口部32への接続を容易にすることが好ましい。当技術分野公知なように、ハウジング28はまた、デリバリーシース12の管腔をシールし、さらには針16及び/又は一つもしくは複数の装置(未表示)のデリバリーシース12管腔内への挿入に便宜をはかり、同時に血液のような体液がデリバリーシースの近位部から漏洩するのを防止するための、一つ又は複数のシール(未表示)、例えば止血シールを具備してもよい。
送出装置14は、単一のシリンジ、又は複数シリンジのアッセンブリを具備出来る。図1に示すように、送出装置14は、2つのシーリング化合物部品、「Y」フィッティング42及び固定ミキサー44を含むデュアルシリンジアッセンブリ40である。シリンジアッセンブリ40は、出口48及び筒46内を活動してその中の成分を出口48から送出出来るプランジャ48を具備した一組のシリンジ筒46を備えている。一組のプランジャ52、相互に連結し、且つそれぞれの筒46の中に納められている。この様式では、両方のプランジャ52を手により実質的に同時に押し、シリンジ筒46から成分を一緒に送ることが出来る。あるいは、プランジャ52を自動的に進める、及び/又は筒50内の成分を別の方法で送るためのシステムを用いてもよい。
「Y」フィッティング42は、単一の遠位区画56に連絡する近位区画54を具備している。このようにして、「Y」フィッティング42は、シリンジ筒46と、例えばチューブ58によって、又は直接に接続することができ(未表示)、筒46から駆出した成分を、デリバリーシース12の側口部32に入る前に混合することが出来る。近位及び遠位区画54、56は、シリンジ46の出口48及び/又はミキサー44に接続するためのコネクタ、例えばルアーロックコネクタ等、チューブ20、58、及び/又は導入シースアッセンブリ12の側口部32を具備してもよい(未表示)。ミキサー44は、成分がそこを通過する時に、それらの完全に一つに混合させるための羽根又はその他内部構造(未表示)を備えた管状物である。「Y」フィッティング42と同様に、ミキサー44は、ミキサー44を「Y」フィッティング42、チューブ20等と解除可能又は実質的に永久的に接続するためのコネクタを具備してもよい。
それぞれの前駆体ポリマー成分は、シリンジアッセンブリ40の各シリンジ筒46の中に納められ、一つに混合する場合には、活性化されてハイドロゲルを形成する。このようなハイドロゲル及びそれらを送出するシステムについての追加情報は、米国特許第6,152,943号、第6,165,201号、第6,179,862号、第6,514,534号、第6,379,373号及び第6,703,047号、ならびに出願公開第2003-0012734号、第2,002-0114775号及び第2004-0249342号に開示されている。
例示の形態では、システム10は、組織へのデリバリーシース12の貫通を容易にする針16を含む。針16は、実質的に硬質の、例えばステンレス鋼等で作られた、近位部62、ベベルの付いた、又はその他鋭利な先端部66で終わる遠位部64、近位部から遠位部62、64の間に伸びる細長チューブでよい。針16の近位部62は、ガイドワイヤ18のような装置を管腔内を通しやすくし、同時にその中を通る液流から針を実質的にシールする一つ又は複数のシール、例えばデリバリーシース12のハウジング28に類似のものを具備出来る。ガイドワイヤ18は、例えば「J」チップ等を含む、当技術分野周知の一又は複数の公知ガイドワイヤを含んでよい。
図2A〜2Dでは、組織の貫通をシールするための、発明の装置を用いた、例えば図1のシステム10を用いた例示的方法が示されている。例示的態様では、貫通路は、患者皮膚92から血管又はその他の体部管腔94に達する経皮穿刺90である。例えば、血管94は末梢動脈、例えば代替動脈、頸動脈等でよい。発明の様々な態様に従って作られ、そして実施されるシステムは、患者体内の組織を通る貫通路をシールするのに用いることが出来る。
まず、図2Aに示すようにデリバリーシース12を穿刺90内に導入し、デリバリーシース12の遠位端24を血管94の中に配置してもよい。例えば、デリバリーシース12は、デリバリーシース12の遠位端24が針16の遠位部64近くに位置するように、針16の近位部62に重ねて配置してよい。針16の遠位鋭利端部66は患者の皮膚92の中に挿入でき、そして介在組織90を通過して血管94内の介在組織96に入り、穿刺90を創り出す。遠位端66がひとたび血管94内に配置されると、デリバリーシース12は、遠位端26が血管に入るまで穿刺90の中を、針16を超えて遠位方向に進めることが出来る。ガイドワイヤ18は、デリバリーシース12を穿刺90内に進める前又は後のいずれでも、針16を通し血管94内に進めることが出来る。
又、針16に類似の中空の針を、デリバリーシース12なしに、患者の皮膚及び介在組織を貫通して血管内に挿入してもよい。ガイドワイヤ18に類似のガイドワイヤを針の管腔内を通し血管94内にいれ、その後針を取り除いてもよい。次にデリバリーシース12はガイドワイヤ上を進めて、例えば同時又は後で一又は複数の管状拡張器(未表示)と共に血管内94に入れてもよい。デリバリーシース12は、介在組織を通して導入シースを血管内に導入することについて公知である、通常の方法を用いて穿刺90の中に導入出来る。
図2Bに示すように、デリバリーシース12とガイドワイヤ18が血管94内にひとたび配置されれば、針16を穿刺90から引き抜いて、デリバリーシース12及びガイドワイヤ18を定位置に残してよい。次に、図2Cに示すように、デリバリーシース12の遠位端24が血管94に隣接する位置、即ち介在組織96内になるように穿刺90からデリバリーシース12を一部引き抜く。
選択的に、側口部32は、穿刺90内でのデリバリーシース12の位置決めを補助するための血液戻し口として、選択的に用いることが出来る。例えば、遮断弁38を開けて、血液を血管94から、デリバリーシース12を通り近位方向に側口部32の外に流すことが出来る。デリバリーシース12を引くと、遠位端24は血管94から引き抜かれ、側口部32からの血液の流出が停止し、デリバリーシース12の遠位端24が穿刺90内に位置していることを示す。又は、視覚マーカー(未表示)をデリバリーシース12外面に付けて、これをデリバリーシース12が血管94から十分引き抜かれているか判定するか、又はそのためのその他視覚的指標を提供出来る。
次に穿刺90にシーリング化合物99を、たとえば、シーリング化合物99がデリバリーシース12の一部を取り囲み、及び/又は血管94の方向に伸びるように送り込むことが出来る。一つの態様では、シーリング化合物99は、液体又は、シーリング化合物99が穿刺90を取り囲む介入組織96内に浸透するように、穿刺90内に注射出来るその他流動性物質である。一つの態様では、シーリング化合物99は、上記のように、組織液と混合したとき、及び/又は接触したときにハイドロゲルを形成する前駆体ポリマー成分を一又は複数含んでよい。このようなハイドロゲルシーリング化合物は、それが血管94内に漏れた場合でも患者にとって実質的に無害であることから、特に有用である。コラーゲン又はその他止血促進物質とは異なり、適切に選択されたハイドロゲル前駆体ポリマーは、血液に曝されても血栓症及び/又は塞栓を起こさない。事実、このような前駆体ポリマーは、血管内に露出した場合でも、簡単に希釈されて流され、血栓を生ずる実質的なリスクなしに、そこで自然、且つ安全に代謝されるだろう。
一つの態様では、2成分シーリング化合物が、図1に示した上記と類似のデュアルシリンジアッセンブリ40を用いて、穿刺90内に送り込まれる。シリンジ筒46内の前駆体ポリマー又はその他成分は、公知の方法を用いて、処置前に混合するか、又は別の形で準備してよい。例えば「Y」フィッティング42、ミキサー44、及び/又はチューブ20、58は、処置前又は送出時に互いに、及び/又は出口48に連結出来る。同様に、チューブ20は、処置前又は送出直前に側口部32に接続出来る。好ましくは、チューブ20は、送出直前に側口部32に接続し、チューブが閉塞し、又は上記のデリバリーシース12、針16及び/又はガイドワイヤ18の送り込みを妨害しないようにする。
ひとたびデリバリーシース12を送出装置14と連結すれば、プランジャアッセンブリ50を手動(又は選択的に、作動後自動的に)で押して、筒46の中のプランジャ52を実質的に同時に進め、前駆体ポリマーを出口48から実質的に同時に送り出すことが出来る。前駆体ポリマーは「Y」フィッティング42及びミキサー44の中で混合して液体シーリング化合物になり、次にそれは、チューブ20を通りデリバリーシース12の側口部32の中に送られる。液体シーリング化合物99は、デリバリーシース12の遠位端24から外に出て、穿刺90に入り、そこで少なくともデリバリーシース12の一部を取り囲んでいる、及び/又は介在する組織96の中に浸透する。
シーリング化合物99は、十分な時間、例えば5〜180秒の間、穿刺内で「ゲル」化又は硬化及び/又は固形化させなければならない。ひとたびシーリング化合物が穿刺90内に送出し、そして/又は少なくとも一部がゲル化したら、血管94の近位部(血管94に対し上流)を圧迫して穿刺90出口からの出血を防ぎながらデリバリーシース12を取外す。当技術分野公知であるような導入シース(未表示)を導入し、その遠位端24が血管94に入るまでガイドワイヤ18の上を進め、その上で圧迫を解除して血管94への血流を再開出来る。
さらなる代替態様では、デリバリーシース12は、デリバリーシース12の壁内にあって、近位端22から遠位端24近くの中間位置に達する一つ又は複数の二次管腔(未表示)を含んでよい。デリバリーシース12の側壁には、一つ又は複数の側方出口(未表示)を設けることができ、またハウジング28には、一つ又は複数の、二次管腔と連絡する入口側口部(未表示)を設けることが出来る。例えば、単一の二次管腔が設けられている場合、送出装置からのチューブを入口側口部に連結して、二次管腔を通してシーリング化合物を側壁出口まで送ることが出来る。又は、二次管腔が二つ備えられている場合は、前駆体ポリマーが穿刺90内の側方出口から出る時にそれらが一つに混合するようにして、各前駆体ポリマーをそれぞれの二次管腔内に送り込むことが出来る。
これら代替態様の利点の一つは、シーリング化合物を、デリバリーシース12を後退させることなく穿刺90周囲の介在組織内に送出でき、それによりデリバリーシース12の操作回数を減らせることである。これに加えて、これら代替態様では、二次管腔を用いてシーリング化合物を送出することから、管腔28は閉塞されない状態を保つことが出来るが、これはシーリング化合物がゲル又はその他固形物であり、二次管腔を閉塞することがあるからである。シーリング化合物が管腔28を閉塞した場合は、以下詳しく説明するように、デリバリーシース12を、シーリング化合物を送出した後に導入シースとして使用出来る。
例えば、図3では、一つ又は複数の二次管腔(未表示)を含むデリバリーシース12を、図1の針16同様に、遠位端24’が穿刺90内に入るが、血管94内には入らないところまで針(未表示)の上を進める。次に針16’を除去し、シーリング化合物99’を、一つ又は複数の二次管腔を通して穿刺90内に送出する。次にデリバリーシース12’を、当業者公知のように、遠位端24’が血管94内に配置されるまで、例えば一つ又は複数の拡張器(図3に拡張器例19’を示す)と一緒に進めることが出来る。又は、針を穿刺90内にのこしたまま、シーリング化合物99’を送出し、デリバリーシース12’が血管94内に進む前、又は後に除去してもよい。さらに別の態様では、デリバリーシース12’は、シーリング化合物99’を送出した後に、ガイドワイヤ18’を定位置にのこしたまま除去してもよい。導入シース(未表示)は、一つ又は複数の拡張器(未表示)と共に、導入シースの遠位端が血管94内に入るまで、穿刺90内を進めることが出来る。
図7では、本明細書の他所に記載されている態様に類似して作られているデリバリーシース12’’が示してある。一般的には、デリバリーシース12’’は、近位端22’’、遠位端24’’、及び近位端から遠位端22’’、24’’に達する一次もしくはガイドワイヤ管腔26’’を含む細長の管状部材である。デリバリーシース12’’は、先述の態様と同様に、実質的に非外傷性の遠位端(未表示)に終わる。
これに加えて、デリバリーシース12’’は、一つ又は複数の、近位端22’’からデリバリーシース12’’の壁にある一つ又は複数(例えば、示すように二つ)の出口31’’に達する、二次もしくは注入管腔30’’を含む。図示するように、単一の二次管腔30’’が、一次管腔26’’の周囲に、同心状に配置されている。又は、一つもしくは複数の二次管腔(未表示)を、デリバリーシース12’’の壁内に、例えば並べて形作るか、施してもよい。本明細書に用いる場合、「一次」及び「二次」とは、単純に「第一」及び「第二」をそれぞれ意味し、一方の管腔が他方に比べ大型である、又は重要である必要はない。一次管腔26’’は、その中でガイドワイヤを滑らせるのに適した十分な大きさ、例えば約0.014〜0.018インチ(0.35〜0.45ミリメートル)でよく、一方二次管腔30’’は、シーリング化合物を送出するのに適した十分な大きさである。
二次管腔30’’は、ハウジング28’’から、近位端と遠位端22’’、24’’の間にある中間部分25’’まで伸びている。図示するように、中間部分25’’は、二次管腔30’’が終わる部分にテーパーが付けられており、デリバリーシース12’’の直径は、この中間部分25’’から遠位端24’’まで小さい(例えば、一次管腔26’’だけが、デリバリーシースの12’’のこの部分に沿って伸びる)。直径がより小さな遠位端は、所望の長さ、例えば少なくとも約5ミリメートルでよい。出口31’’を中間部25’’、例えばデリバリーシース12’’のテーパー部分に配置して、二次管腔30’’を通りデリバリーシース12から放射状に外向きに送られるシーリング化合物の方向付けを容易することが出来る。
ハウジング28’’を、前記態様同様に、デリバリーシース12’’の近位端22’’に取付けるか、又は提供出来る。ハウジング28’’は、ハウジング内部及びデリバリーシース12’’の二次管腔30’’と連絡する、一つ又は複数の側口部32’’(一つ表示)を含んでよい。ハウジング28’’は、ハウジング28’’の内部をシールし、側口部32’’から送られるシーリング化合物が二次管腔30’’を通るようにするためのシール29’’を一つ又は複数含んでよい。これに加えて、ハウジング28’’はまた、一次管腔26’’をシールすると同時に、針又はその他装置(未表示)が管腔26’’内に挿入出来るようにする、一つ又は複数のシール、例えば止血シールを含んでよい。
可撓性チューブ36’’の区画は側口部32’’に接続してよく、又はそこからルアーロックアダプタ38’’、手動式遮断弁(未表示)、及び/又はその他コネクタ(同様に未表示)まで伸ばし、チューブ20等を側口部32に接続し易く出来る。上記デュアルシリンジアッセンブリ40のようなシーリング化合物供給源は、ルアーロックアダプタ38’’に接続出来る。
図8A及び8Bに目を向けると、穿刺90をシールするための発明の装置の使用方法が、デリバリーシース12’’を用いて示されている。前記態様同様にガイドワイヤ18を、患者皮膚92から穿刺90を通し血管94に置くことが出来る。例えば、針(未表示)は、患者皮膚92及び介在組織96を貫通して血管94内に挿入でき、ガイドワイヤ18は、針の管腔の中を進めることができ、また次に針を取り出すことが出来る。
ひとたびガイドワイヤ18が設置されると、ガイドワイヤ18はデリバリーシース12’’の一次管腔26’’を裏打ちすることになり、デリバリーシース12’’を、デリバリーシース12’’の遠位端24’’が血管内に配置されるまで、穿刺の中をガイドワイヤの上に沿って進めることが出来る。場合によっては、二次管腔30’’を血液逆流インジケータとして用い、デリバリーシース12’’の血管94に対する位置決めを容易にすることも出来る。例えば、デリバリーシース12’’は、穿刺90の中を、出口31’’が血管94内に露出するまで進めることができ、すると血液は出口31’’に近位方向に流れ込み、二次管腔30’’を通り側口部32’’の外に出て、出口31’’が血管94近くにあることを視覚的に指示する。
次にデリバリーシース12’’を一部引いて出口31’’を血管94近く、例えば血管壁から少なくとも約5ミリメートル離れた位置に配置する。デュアルシリンジアッセンブリ40(又はその他送出装置)は側口部32’’に接続でき、本明細書に記載の他態様と同様に、シーリング化合物99を二次管腔30’’の中を通して出口31’’から穿刺90周囲の組織96内に送出することも出来る。場合により、シーリング化合物99が送出する時に、デリバリーシース12’’を後退させることも出来る。
穿刺90内に十分なシーリング化合物が送出されたら、デリバリーシース12’’は穿刺90から取り除くことが出来る。ガイドワイヤ18は残してよく、そして導入シース80を、導入シース80の遠位端82が血管内に配置されるまでガイドワイヤ18の上に沿って穿刺90内を進めることが出来る。ガイドワイヤ18(及び付属する拡張器、未表示)を取り出すことができ、そして導入シース80の中に一又は複数のカテーテル又はその他装置(同様に未表示)を進め、本明細書に記載の他の態様同様に、患者体内において一又は複数の診断及び/又は介入処置を実施することが出来る。
図4A及び4Bでは、穿刺90を事前シールするための、発明の装置の別の使用方法が示されている。上記の方法同様に、針116を組織96内に挿入し、穿刺90を作り、図4Aに示すように遠位先端166が血管94内に入るまで進めることが出来る。デリバリーシース112(本明細書に記載のいずれかの態様と同様でよい)は、デリバリーシース112の遠位端124が血管94の近位部に配置されるまで、針116の上を進めることが出来る。例えば、デリバリーシース112は、当初、針116挿入時には針116の近位部に配置しているが(未表示)、穿刺90が作られた後で、上記態様同様に針116の上を進め、又は針116と一緒に進めることが出来る。
図4Bに示すように、シーリング化合物199は、次にデリバリーシース112の管腔126を通り、穿刺99内に送出出来る。この態様では、針116は、その遠位先端166が血管内に達する、例えば穿刺90から血管94を少なくとも部分的、そして好ましくは実質的にシールするように穿刺90の中に残る。このようにして、針116はシーリング化合物99が血管94内に侵入するのを防ぎながら、シーリング化合物99を、デリバリーシース112を通して穿刺90内に導入出来る。この代替態様では、コラーゲントロンビン、フィブリン、ポリグリコール酸(PGA’s)、ポリアクチド(PLA’s)、天然又は合成組織接着剤等のような血栓形成及び/又は成体吸収性のシーリング物質は、それらが血管94内に侵入する実質的リスクなしに、穿刺90内に送り込むことが出来る。場合によっては、シーリング化合物99を導入する前に、カテーテル又はその他装置(未表示)を針116の上を進め、血管94を穿刺90からさらに密閉してもよい。
ガイドワイヤ118は、シーリング化合物99を送出する前又は後に針116の中を進めてもよい。シーリング化合物99を送出した後、導入シース(未表示)をガイドワイヤ118の上に沿って穿刺90内に導入し、血管94内まで進める前に、針116、デリバリーシース112、及び/又はカテーテルを取り出すことが出来る。又は、デリバリーシース12を、遠位端124が血管94内に入るまでガイドワイヤの上を進め、そしてデリバリーシースが、その中を通してシーリング化合物99を送出出来る一つ又は複数の管腔を含む場合には、導入シースとして用いることが出来る。こうすることで、シーリング化合物99は、穿刺90を「事前シール」でき、例えば穿刺90を充填及び/又は以下詳細に記載するように、穿刺90のシールを高めるピロイング(pillowing)効果を創り出すことが出来る。
又は、シーリング化合物は、別のデリバリーシースを用いずに、針、例えば穿刺を創るのに用いた針の中を直接送出してもよい。例えば、図4Aと同様に、針116を組織96内に挿入して穿刺90を作り、針の遠位先端166が血管94内に入るまで進めることも出来る。使用者は、遠位先端166が血管内に入ったことを、「血液の逆流」、即ち血管94内の内部血圧により、少量の血液が針116の管腔の中を近位方向に押し、針116の近位端162から出るのを見ることによって、簡単に確認出来る。
ガイドワイヤ118は、針116の近位端162に挿入して、ガイドワイヤ118が血管94の中に入るまで管腔168の中を進めることが出来る。次に、針116を部分的に引き出し、遠位先端166を穿刺90の中の前もって決められた距離、例えば約5〜10ミリメートル、血管94の外に出すことが出来る。
選択的に、針116は、遠位先端166を事前に決められた距離引き抜くのを容易にするための環状ワッシャ又はその他要素(未表示)を針116の外側に含んでよい。ワッシャは、針116の外側に沿って滑動でき、ひとたび遠位先端166が血管94内に配置されると、ワッシャは針116に沿って遠位方向に、患者の皮膚92に触れるまで進めることが出来る。次にワッシャを皮膚92に押しつけたまま、針116、そして結果として遠位先端166が、血管94から引き抜かれる距離を視覚的に示す指示が出るまで針116を引き抜くことが出来る。
これに加えて、又はこれに替わって、針116は、その外面の少なくとも一部に、針116の引き抜き距離を大まかに視覚的に示すための距離マーカー(未表示)を含んでよい。例えば、血液逆流が起こった時は、使用者は患者の皮膚92近くのマーカーを記録出来る。次に、針116の上にある、一つ又は複数のマーカーが視認出来るようになるまで針116を引き抜き、それによって、定性的又は可能であれば定量的に、引き抜く距離を知ることが出来る。
次にシーリング化合物99は、針116そのものの管腔168の中ではなく、以下図5Aを参照しながら記載する方法と同様に、穿刺90内に送ることが出来る。例えば、フィッティング(未表示)を針116の近位端162に連結し、シーリング化合物の供給源を針116の管腔168と連絡させることが出来る。
一つの態様では、フィッティングは、Touhy-Borst又は他の「Y」アダプター(未表示)でよく、それは第二遠位端と連絡する近位端を二つ含むことが出来る。一つの近位端は止血シール等を含むことができ、アダプターは、例えばガイドワイヤをアダプターの遠位端内に逆向きに押し込み、止血シールを含む近位端を通過させて外に出すよことによって、ガイドワイヤ118の上を進めることが出来る。アダプターのもう一方の近位端は、シーリング化合物供給源、例えばシリンジと、上記態様同様にチューブによって接続出来る。
このようにして、シーリング化合物99を、シーリング化合物供給源から穿刺90内に導き入れ、針168のアダプター及び管腔168を通し、遠位先端166の外に出すことが出来る。場合によっては、シーリング化合物99を送り、穿刺90をシーリング化合物99で充填しながら、針116を少なくとも部分的に引き抜くことも出来る。
ひとたび十分なシーリング化合物99が送出されたならば(そして、場合によっては十分な時間を与えて、ゲル化もしくは固化させる)、針116は、ガイドワイヤ18を所定位置に残したまま穿刺90から完全に取り除いてよい。場合によっては、針116を取外す間、本明細書に記載の発明の装置を用いた他の方法についても行われるように、皮膚92近くを圧迫してガイドワイヤ118を止める、又は固定してもよい。次に導入シースを、本明細書に記載の他態様と同様にして、ガイドワイヤ118の上に沿って進め、穿刺90及びシーリング化合物99を通過して血管94に到達させる。
図5A及び5Bに目を転ずると、組織96を貫通して、例えば血管94又はその他体部管腔と連絡している穿刺90を事前にシールするための、発明の装置を用いた別の方法が示されている。図5Aに示すように、遠位鋭利先端266及び管腔268を含む針116を、患者の皮膚92を通り、血管94を貫通することなしに組織96内に挿入する。針116は、図1に示すデュアルシリンジアッセンブリ14のような送出装置、又はその他シーリング化合物供給源(図5には表示されていない)と結合出来る側口部269を含んでよい。あるいは、送出装置(未表示)を、例えば針216の近位端262の一つ又は複数のシールを通して、管腔268内に挿入してもよい。
シーリング化合物(本明細書に記載のシーリング化合物のような)は、側口部269内に送られ、管腔268を通り、針216の遠位先端266が外に出て、血管94の上にある血管外空間に送ることが出来る。血管94の壁に穴をあけないため、シーリング化合物299は穿刺90を満たし、及び/又は周囲組織96に浸透し、それによって穿刺90の嵩を増やし、及び/又は血管94にピロイング効果を創り出すことが出来る。
シーリング化合物299送出後、針216を取り除き、別の針216’(針216に類似のものでよい)を、その遠位先端266’が血管99の壁を貫通するまで、組織96及び/又はシーリング化合物の中を進めることが出来る。ガイドワイヤ218を、針216’を通り血管内に進められ、針216’は穿刺90から取り出すことができ、また導入シース(未表示)は、ガイドワイヤ218の上を進め、血管94に入れることが出来る。かくしてこの態様では、シーリング化合物299を送出するための独立したデリバリーシース又はその他用具を必要としない。あるいは、例えば針が、上記のデリバリーシースの態様に類似する、シーリング化合物299を送出するためのものと、血管94内に装置を進めるためのものとの分離した管腔を持つのであれば、単一の針を用いてシーリング化合物299を送出するとともに血管94にアクセスしてもよい。
ひとたびシーリング化合物が穿刺内に送出されて穿刺が事前シールされれば、例えば本明細書記載のいずれかの方法を用いて、次に導入シース(上記導入シースと同一でも、又は異なってもよい)を用いて血管にアクセスして、例えば患者体内で、一つ又は複数の治療及び/又は診断処置を行うことが出来る。例えば、一つ又は複数の装置(未表示)を、単独、又は当技術分野公知の別の装置と共に、デリバリーシース12の中を進め、血管94の中にいれること出来る。一つ又は複数の装置としては、カテーテル、例えばバルーンカテーテル、ステント送出カテーテル、画像化カテーテル等;ガイドワイヤ;フィルター;電気生理学的治療及び/又はマッピング装置等が挙げられる。かくして処置としては、一又は複数のステントの送出、血管形成術、アテローム摘出術、血栓摘出術、血管造影、心臓マッピング、切除術等がある。
処置を終了時に、装置は導入シースから取り出され、次に導入シースは、少なくとも一部、好ましくは全て、穿刺から抜かれる。図2Dでは、導入シースが抜き取られると、穿刺90を取り囲むシーリング化合物99(本明細書記載の態様のいずれかに対応する)は、穿刺90のシール及び/又は止血を促進する。例えば、シーリング化合物99が導入シース(未表示)の周辺の穿刺90の中でゲル化するか固化した場合、シーリング化合物99は少なくとも一部が、導入シースと周囲の組織96との間に圧縮されるだろう。これに加えて、又はこれに代わって、導入シースを取り出す前、又はその最中に穿刺部位近くの血管94を圧迫して、血流を減らしてもよい。
導入シースを穿刺90から引き抜くと、シーリング化合物99は内側、穿刺内に拡張し、それによってシール及び/又は止血を容易にするだろう。これに加えて、又はこれに代わって、穿刺を取り囲む介在組織96は、少なくとも部分的に反発してシーリング化合物99を穿刺90内にさらに向けて、少なくとも穿刺90を部分的に密閉するだろう。シーリング化合物99が、凍結乾燥ハイドロゲル又はその他物質、例えば個体又は粉末の形をした物質の場合、シーリング化合物99は、液体、例えば導入シースを取り出した後の血管94からの血液に曝してシーリング化合物99をさらに水和及び/又は膨張させ、それによって穿刺のシールをさらに促進するかもしれない。
かくして、図2Dに示すように、シーリング化合物99は止血を促進し、それによって穿刺90からの血液の漏れを実質的に阻止出来る。場合によっては、その後、穿刺90の上にある皮膚92を、完全に止血するまで外部から手で圧力を加えてもよい。穿刺90内にシーリング化合物99を事前に加えると、止血までの時間を、外圧のみの場合に比べ実質的に短縮出来る。
別の態様では、上記処置の後に、一つ又は複数のその他シーリング装置(未表示)を穿刺90内に導入して、止血及び/又は穿刺90のシールをさらに促進出来る。例えば、追加の液体シーリング化合物、例えばハイドロゲル及び/又はハイドロゲルポリマーを、デリバリーシース12又はその他装置を用いて穿刺90内に注入出来る。処置後に穿刺をシールするための例示的装置は、上記組み入れられた出願公開第2004-0249342に開示されている。又は、他の公知シーリング材料、例えばプラグ、クリップ等を処置後に穿刺90内に送り込んでもよい。このようなシーリング材料としては、穿刺を機械的に閉じるもの、例えば縫合糸、アンカー、クリップ、凝固を促進するもの、例えばトロンビン、コラーゲン、フィブリン等、及び/又は接着するもの、例えばシアノアクリレート、フィブリン糊、タンパク質ベース接着剤、合成接着剤、合成シーラント等が挙げられる。
さらに別の態様では、シーリング化合物は、処置中、例えば穿刺90が作られた後及び/又は処置終了前のいずれかの時点に、穿刺90内に導入することが出来る。例えば、導入シース又はその他補助の管状部材(未表示)を進めて穿刺90の中に入れ、最後に装置、デリバリーシース及び/又はガイドワイヤを取り出す前に、穿刺90の少なくとも一部をシーリング化合物で満たすことが出来る。
液体ハイドロゲル及び/又は前駆体ポリマーに加えて、血管94にアクセスして一つ又は複数の処置を実施する前に、穿刺90内にその他シーリング化合物を送出してもよい。例えば、個体のハイドロゲルプラグ又は粉末を、例えば図1に示すように、デリバリーシース12を介して穿刺90内に送り込むことが出来る。又は、血管94内にてトロンボゲン形成物質を露出しないよう注意しながら、コラーゲンもしくはその他止血促進物質のようなその他シーリング材料を穿刺90内に送出してもよい。
図6では、穿刺を通して一又は複数の処置を実行するために血管(未表示)にアクセスする前に、シーリング材料のプラグを穿刺(未表示)内に送出するための装置310が描かれている。一般的に、装置310はデリバリーシース312を含むが、これは図1に示し、上記説明したデリバリーシース12と同一、又は類似のものでよい。これに加え、シーリング化合物399は、デリバリーシース312の外側を、その遠位先端325近くまで運ばれる。
シーリング化合物399は、米国特許第6,605,294号に開示されているような、凍結乾燥したハイドロゲルの環状のプラグ又はその他の塊である。シーリング化合物399は、粉末、中空のチューブでよく、又は個体の塊もしくはロッドでよい。シーリング化合物399は、約1から25ミリメートル、好ましくは5〜10ミリメートルの送出前(例えば拡張前又は膨潤前の状態)直径、及び/又は約5〜25ミリメートル、好ましくは約5〜10ミリメートルの長さを有することが出来る。当業者は、シーリング化合物399が他の形状及び/又は構成もとれることを認識するだろう。
又は、ハイドロゲルに替わって、他の材料、例えばコラーゲン、トロンビン、フィブリン、ポリグリコール酸(PGA)、ポリアクチド(PLA)等のような、経時的に体に少なくとも一部が吸収される、一つ又は複数の生体適合性材料を、デリバリーシース312の外側で運んでもよい。
場合によっては、シーリング化合物399の少なくとも一部を覆うことが出来るカバー370をデリバリーシース312に被せてもよい。シーリング化合物399は、デリバリーシース310に、その元々の膨潤前の大きさ、及び/又はその外形を小さくするために、より小さな大きさ/寸法に押し込む、又は圧縮する形で、事前に取り付けることも出来る。カバー370は、組織内を非外傷性に進め易くするための、テーパーの付いた遠位先端373を含む、比較的薄肉のシース又はピールアウェイスキン(peel-away skin)である。カバー370は、デリバリーシース312に対して滑動可能でもよく、例えばカバー370が後退してシーリング化合物199を露出してもよい。又は、カバー370は、カバー370を近位方向に引くか離したときに分離して、カバー370をデリバリーシース312の周囲から完全に除去出来るようにする、一つ又は複数の軟弱領域(未表示)を含んでもよい。
使用中、装置310は、図1に示したデリバリーシース12を導入するための上記システム及び方法と同様にして、穿刺(未表示)の中に導入することが出来る。デリバリーシース312は、上記のように、例えば針、ガイドワイヤ及び/又はその他装置(未表示)を用いて、穿刺内に導入出来る。デリバリーシース312の遠位端324を血管内に配置したら、カバー370を稼働して、例えばカバー370を一部滑動的に後退させるか、又はカバー370を完全に取外して、シーリング化合物399を露出させることによって、シーリング化合物399を穿刺内に配置することが出来る。
カバー370を後退又は取外すと、シーリング化合物399は穿刺内及び/又は穿刺内及び/又は周囲組織に存在する液体に対し曝される。例えば、周囲の組織内には、シーリング化合物が凍結乾燥したハイドロゲルである場合には、少なくとも部分的にシーリング化合物を水和出来る液体が数種類存在するだろう。これによりシーリング化合物399は、穿刺内で膨潤及び/又は拡張するだろう。デリバリーシース312が存在するため、シーリング化合物399はデリバリーシース312からある程度拡張でき、これによって周囲の組織を圧迫する。
体管腔94へのアクセスを維持するために、ガイドワイヤ(未表示)をデリバリーシース310(及び/又は穿刺を作るのに用いた針、未表示を通して)の中に導入してもよい。次に、デリバリーシース312を穿刺から取外し、導入シース(未表示)を上記態様同様にして穿刺内に進め、一つ又は複数の医療処置を実施することが出来る。又は、デリバリーシース312を、上記態様同様に導入シースとして用いてもよい。医療処置が終了したら、シーリング化合物399を残して、導入シース(又はデリバリーシース312)を穿刺から取外す。場合によっては、デリバリーシース312は、デリバリーシース312の外側に、テフロン又はその他の潤滑コーティング(未表示)を含んでもよい。シーリング化合物399をコーティングの上に配置して、デリバリーシース312がシーリング化合物399に対し滑るようにしてもよい。
シーリング化合物399が完全に水和及び/又は拡張しない場合、それは内側に向かって拡張し、それにより穿刺を部分的に閉塞することがある。このような場合は、シーリング化合物399はその膨潤前直径まで、何度も、たとえば2回、3回又はそれ以上拡張してもよい。シーリング化合物が完全に水和した場合は、それは内側に向かって拡張して穿刺内に入るか、又は周囲の組織が反発して、穿刺のシール及び/又は止血を更に促進するだろう。望ましい場合には、これも上記態様と同様にして、外部圧力を加え、及び/又は別のシーリング装置を穿刺内に送り込むことも出来る。
図9A〜9Cでは、組織を貫通する穿刺をシールするための、一般に送出又は注入シース412、保持シース450及び、伸縮可能タンプを有するガイドワイヤ460を含む別の態様のシステム410が描かれている。場合によっては、システム410は、本明細書記載の他の態様同様に、針、導入シース、及び/又はシーリング化合物供給源、たとえばデュアルシリンジアッセンブリ(未表示)を含んでもよい。
デリバリーシース412は、本明細書の他所に記載されている態様と同様でよく、例えば近位端422、遠位端424、近位端から遠位端422、424の間を伸びている一次もしくはガイドワイヤ管腔426、及び一つもしくは複数の二次管腔430を含む。デリバリーシース412は、デリバリーシース412の壁、例えば近位端と遠位端422、424の間にあるテーパーの付いた中間部分425に一又は複数の出口431を含んでよい。例示的態様では、2つの出口431が、遠位端424から約5ミリメートルの距離に在る。
前記の態様と同様に、デリバリーシース412の近位端422に、ハウジング428の内部及び二次管腔に通る側口部432(又は選択的に、複数の側口部、未表示)含むハウジング428を取付ける、又は与えることが出来る。ハウジング428は、一つ又は複数のシール429を含み、側口部432から送り込まれたシーリング化合物を二次管腔430内に向けるように、シーリングハウジング428の内部をシールしてもよい。ハウジング428はまた、一次管腔426をシールするために、一つ又は複数のシール(未表示)、例えば止血シールを含んでもよい。本明細書記載の他の態様と同様に、チューブ436を側口部432に接続するか、又は側口部からルアーロックアダプタ438に伸ばしてもよい。
図9Bでは、保持シース450は、近位端452、遠位端454、及びその間を伸びる管腔456を含む細長の管状部材である。近位端452には、例えば保持シース450の操作を容易にするために、ハブ458を備えることが出来る。保持シース450は、遠位端454をデリバリーシース412の管腔426内に挿入及び/又は通すことが出来る直径又はその他サイズを有することができ、一方ハブ458は、例えば保持シース450のデリバリーシース412内への遠位方向の進行を制限するための止めを提供するために、管腔426より大きくてよい。保持シース450は十分に可撓性であり、例えば保持シース450を穿刺内に、例えばガイドワイヤ460のようなその他構成要素と一緒に挿入又はそこから取り出すときに、周囲の解剖学的構造に適合出来る。
図9Cでは、ガイドワイヤ460は、近位端462及び、例えば「J」先端466を備えた遠位端464を含む細長い部材である。ガイドワイヤ460は、通常のガイドワイヤと同様に、固体ワイヤ、一又は複数のコイル状ワイヤ、及び/又は固体壁チューブから作ることが出来る。ガイドワイヤ460は、様々な公知材料、例えばステンレス鋼又はニチノールのような金属、プラスチック等から形作ることが出来る。かくして、ガイドワイヤ460は十分に可撓性であり、曲がりくねった解剖学的構造の中を通過出来るが、同時に近位端462から押すことが出来る十分な縦方向強度を有している。
タンプ470は、遠位先端466に近接する伸縮可能な構造であり、図9C及び10Bに示すように拡張しかけた状態にあるが、図10Aに示すように、弾力的に収縮状態に圧縮出来る。図9Cに示す態様では、タンプ470は、拡張した状態では、一般的に球形又は楕円形になるワイヤ又はその他ファイバの網メッシュ472を含む。
ファイバ472は、例えばニチノールのような形状記憶材料、ステンレス鋼、ポリマーもしくはその他プラスチック等、例えば熱処理によってファイバ472に拡張状態をプログラムするものから形作ることが出来る。従ってファイバ472は、以下詳しく説明するように、弾力的(又は超弾力的)に変形でき、例えば保持シース450を用いて収縮状態に圧縮出来るが、開放されると拡張状他に向かって弾力的に拡張出来る。タンプ470は、それが収縮状態から拡張状態へ拡張するとき短くなり、そして圧縮され収縮状態に戻ると再び長くなる。
ファイバ472は、コーティング、カバー又はタンプ470全体又は一部を覆うその他被膜(未表示)を含むことが出来る。例えば、タンプ470の少なくとも近位部分470aは、ファイバ472の間の空間に広がって伸び、近位部分470aを実質的に無孔にするコーティング又はその他被膜を含むことが出来る。又は、タンプ470全体がコーティング又は被膜で覆われてもよい。
さらなる態様では、図12A及び12Bに示すように、タンプ470’は、伸長状態と収縮状態の間で伸縮可能なストラット472’を複数含むことが出来る。ストラット472’は、収縮状態では実質的に軸方向に伸びており、そしてそれらが拡大方向に向かって外側に放射状に拡張するときには、その上の中間位置にバックルがかかる。一つの態様では、ストラット472’は、伸長状態に向かって偏っているが、それでも図9Cのタンプ470と同様に、収縮状態に向かって弾力的に圧縮されている。
又は、ストラット472’は、例えば内部プルワイヤもしくはその他アクチュエータ(未表示)を用いて、選択的に拡張及び/又は圧縮出来る。伸縮可能ストラット及び/又はメッシュ構造の例示的態様は、例えばコーティングもしくは被膜を含むものは、米国特許第6,238,412号及び第6,635,068号、ならびに出願公開第US2003/0078616号に開示されている。
メッシュタンプ470と同様に、ストラット472’はコーティングもしくは被膜を含み、例えばストラット間に広がって少なくとも実質的に無孔である近位部分を提供出来る。これに加え、ストラット472’の軸寸法は、ストラット472’が収縮状態から伸長状態に向かって動くとき、メッシュタンプ470と同様に短く出来る。
図10A及び10Bでは、図9Cのガイドワイヤ460が、図9Bの保持シース450の管腔456内に挿入されてもよい。それと共に保持シース450はガイドワイヤ460に沿って軸方向に滑り、例えばタンプ470を選択的に覆い、そしておおいを取ることが出来る。図10Aに示すように保持シース450でタンプ470を覆うようにすると、タンプ470は収縮状態に向かって圧縮され、及び/又は圧縮状態に維持される。図10Bに示すように、保持シース450を引いてタンプ470を露出すると、タンプ470は自動的に伸長状態に向かって拡張する。
図11A〜11Eでは、本明細書の他所に記載したその他態様と同様に、患者の皮膚92から体管腔、例えば血管94に至る穿刺90をシールするための、発明の装置を用いた方法が示されている。まず、図11Aに示すように、中空針416を患者の皮膚92を貫通して通し、介在組織96を通る穿刺を作り、血管94内に入れる。
ガイドワイヤ460及び保持シース450を、例えば針416を通し、遠位先端466が血管94の中に配置されるまで穿刺90内に挿入出来る。図で示すように、保持シース450は、ガイドワイヤ460が針416の中を進む間は、ガイドワイヤ460上のタンプ470を覆っており、それによってタンプ470は収縮状態に維持されている。このようにすることによってガイドワイヤ460は、タンプ470が血管94内に配置されるまで針416の中を進めることが出来る。あるいは、タンプ470を圧縮して、それを保持シース460なしに針416内に挿入することも出来るだろう。
ひとたびタンプ470(例えば、保持シース460によって覆われている)が血管94内に入ったら、針416は取外すことができ、またタンプ470は、図11Bに示すように血管94内で拡張することも出来る。例えば、保持シース460は、穿刺90の外側まで、少なくとも一部及び/又は全体を引き戻すことができ、そうすることでタンプ470は血管94内で自動的に拡張出来る。保持シース450のハブ458は、例えば引き戻し中にタンプ470を露出するといった、保持シース450の操作を容易にするだろう。図示してはいないが、タンプ470は、それを拡張する際に実質的に短くして、タンプ470が伸長状態にあるとき血管94の閉塞を最小限にすることが出来る。
又は、タンプは、例えば内部プルワイヤー又はその他アクチュエータ(未表示)を用いて選択的に拡張出来る。こうすると、ひとたびタンプが血管94内に配置されると、タンプが望む拡大サイズ及び/又は形状になるまでプルワイヤーを引くことによって、タンプを拡張出来る。さらなる代替態様では、タンプが選択的に伸縮可能であれば、保持シース460を省略でき、たとえば穿刺90挿入中にガイドワイヤ460の輪郭全体を小さくすることが出来る。
図11Cでは、タンプ470を拡張した後、タンプ470の近位部分470aが細胞壁に接触する、及び/又は血管の穿刺90を実質的にシールするまでガイドワイヤ460を血管94から一部引き戻すことが出来る。デリバリーシース412は、例えばタンプ470が拡張する、及び/又は引き戻され、穿刺90をシールする前又は後に、ガイドワイヤ460の上を進ませることが出来る。図示するように、例えば保持シース450が完全に取り出された後に、デリバリーシース412を遠位端424がタンプ470に接触するまでガイドワイヤ460の上を進めることが出来る。例えば、デリバリーシース412の一次管腔426を通して、ガイドワイヤ460の近位端462に逆向きの力を加えながらデリバリーシース412を穿刺90内に進めることで、一次管腔426にガイドワイヤ460内を滑らせることが出来る。
デリバリーシース412の出口425は、遠位端424がタンプ470に接触した時に血管近くの穿刺90内に出口がくるように事前に決められたデリバリーシース412の遠位端424からの距離、例えば少なくとも5ミリメートルの距離に配置される。遠位端424がタンプ470の近位部分470aに接触すると、出口425が、シーリング化合物99を送出するのに望ましい場所に位置したことを示す感触がもたらされる。
シーリング化合物の供給源、例えばデュアルシリンジアッセンブリ40は、本明細書記載の他の態様と同様に、デリバリーシース412を穿刺90内に進める前又は後に準備し、デリバリーシースの側孔432に接続することが出来る。それからシーリング化合物99を、二次管腔430及び出口425を通し、穿刺90内に送ることが出来る。シーリング化合物99は放射状に外方向に流れ、穿刺90を取り囲んでいる組織内に少なくとも一部が浸透する。シーリング化合物99が送出され、例えば穿刺90をその全長にわたって満たしたならば、デリバリーシース412は引き戻してよい。
ひとたび穿刺90がシーリング化合物99で十分に満たされたならば、ガイドワイヤ460を、タンプ470が穿刺90を血管94からシールし続けるように、例えばシーリング化合物99が少なくとも一部もしくは完全に硬化するのに十分な時間維持する。その後(又は、穿刺90を充填した直後)、デリバリーシース412は穿刺90から完全に取外すことが出来る。
図11Dでは、次に導入シース480がガイドワイヤ460の上を進められ、穿刺90の中に入る。導入シース480は、本明細書の他所に記載されているものと同様に、例えば近位端482、遠位端484、及びその間を結ぶ管腔486を含む通常の導入シースでよい。導入シース480はガイドワイヤ460の上を、遠位先端484がタンプ470に接触するまで進めることが出来る。さらに、導入シース480をガイドワイヤ460が維持又は後退している間に進めることによって、タンプ470は導入シース480のガイドワイヤ460へ進み、そこで収縮状態の上で圧縮することが出来る。次にガイドワイヤ460を導入シース480の管腔486から抜き取ることによって、ガイドワイヤ460を血管94及び穿刺90から完全に取り出すことが出来る。
又は、穿刺90をシーリング化合物99で満たした後、ガイドワイヤ460をその場所にのこしたままデリバリーシース412を穿刺90から抜き取り、例えばシーリング化合物99がゲル化又はその他の形で硬化する間、穿刺90を血管94から密閉してもよい。その後、ガイドワイヤ460を血管内94に維持したまま、保持シース450をガイドワイヤ460の上を進めて、保持シースがタンプ470を再度超えるようにする。これによってタンプ470は保持シース450の遠位端454によって押し戻され、タンプ470は、タンプが保持シース450の管腔456内に入れられた時同様の収縮状態に向かって圧縮される。こうした後、保持シース450及びガイドワイヤ460は、例えば導入シース480を保持シース450及びガイドワイヤ460の上を進めて穿刺90内に進めた後で、血管94及び穿刺90から取り出すことが出来る。
ひとたび導入シース480の遠位端484が血管内に配置されると、一つ又は複数の装置(未表示)を管腔486の中を通して血管94内に進め、例えば患者体内において、当業者公知のような一つ又は複数の診断及び/又は介入処置を実施出来る。このような処置が完了したら、装置は導入シース480を通して血管94から取り出すことが出来る。
図11Eに示すように、導入シース480を血管94及び穿刺90から取り出し、穿刺90をシーリング化合物99で実質的に満たし、それによって血管94等が刺90の間を止血する、及び/又はそれを増強することが出来る。場合によっては、導入シース480を取り出す間、患者の皮膚に外圧を加え、例えば止血するまで穿刺90のシールをさらに高めることも出来る。
デリバリーシース、針、ガイドワイヤ及びシーリング化合物を送出するためのシリンジアッセンブリを具備する、穿刺をシールするためのシステムの透視図。 患者の皮膚から血管に達する穿刺をシールするための、発明の装置を用いた例示的方法を描いている、患者体部の断面図。 患者の皮膚から血管に達する穿刺をシールするための、発明の装置を用いた例示的方法を描いている、患者体部の断面図。 患者の皮膚から血管に達する穿刺をシールするための、発明の装置を用いた例示的方法を描いている、患者体部の断面図。 患者の皮膚から血管に達する穿刺をシールするための、発明の装置を用いた例示的方法を描いている、患者体部の断面図。 患者の皮膚から血管に達する穿刺をシールするための、発明の装置を用いた別の例示的方法を描いている、患者体部の断面図。 患者の皮膚から血管に達する穿刺をシールするための、発明の装置を用いたさらに別の例示的方法を描いている、患者体部の断面図。 患者の皮膚から血管に達する穿刺をシールするための、発明の装置を用いたさらに別の例示的方法を描いている、患者体部の断面図。 患者の皮膚から血管に達する穿刺をシールするための、発明の装置を用いたさらに別の例示的方法を描いている、患者体部の断面図。 患者の皮膚から血管に達する穿刺をシールするための、発明の装置を用いたさらに別の例示的方法を描いている、患者体部の断面図。 穿刺をシールするための、別の装置の横断面図。 組織を貫通して穿刺内にシーリング化合物を送出するための、別の態様のデリバリーシースの側面図。 図7のデリバリーシースを用いた、患者の皮膚から血管内に至る穿刺をシールするための発明の装置の使用方法を描いた、患者体部断面図。 図7のデリバリーシースを用いた、患者の皮膚から血管内に至る穿刺をシールするための発明の装置の使用方法を描いた、患者体部断面図。 デリバリーシース、保持シース及び自己伸縮可能「タンプ」付きガイドワイヤをそれぞれ含む、組織を貫通して伸びる穿刺をシールするための、別態様の装置の構成部分の断面図。 デリバリーシース、保持シース及び自己伸縮可能「タンプ」付きガイドワイヤをそれぞれ含む、組織を貫通して伸びる穿刺をシールするための、別態様の装置の構成部分の断面図。 デリバリーシース、保持シース及び自己伸縮可能「タンプ」付きガイドワイヤをそれぞれ含む、組織を貫通して伸びる穿刺をシールするための、別態様の装置の構成部分の断面図。 それぞれシースが収縮及び拡張した状態にあり、タンプが収縮及び拡張状態にある、伸縮可能タンプを備えたガイドワイヤに被せられた保持シースの側面図。 それぞれシースが収縮及び拡張した状態にあり、タンプが収縮及び拡張状態にある、伸縮可能タンプを備えたガイドワイヤに被せられた保持シースの側面図。 図9A〜9Cのシステムを用いた、患者の皮膚から血管に達する穿刺をシールするための発明の装置を用いた方法を描く、患者体部断面図。 図9A〜9Cのシステムを用いた、患者の皮膚から血管に達する穿刺をシールするための発明の装置を用いた方法を描く、患者体部断面図。 図9A〜9Cのシステムを用いた、患者の皮膚から血管に達する穿刺をシールするための発明の装置を用いた方法を描く、患者体部断面図。 図9A〜9Cのシステムを用いた、患者の皮膚から血管に達する穿刺をシールするための発明の装置を用いた方法を描く、患者体部断面図。 図9A〜9Cのシステムを用いた、患者の皮膚から血管に達する穿刺をシールするための発明の装置を用いた方法を描く、患者体部断面図。 伸縮可能タンプがそれぞれ収縮及び拡張状態にある別態様のガイドワイヤの側面図。 伸縮可能タンプがそれぞれ収縮及び拡張状態にある別態様のガイドワイヤの側面図。

Claims (13)

  1. 組織を貫通して患者の体部管腔に達する穿刺をシールするためのシステムにおいて、
    遠位端に伸縮可能部材を備えた近位端及び遠位端を有する細長い部材であって、前記伸縮可能部材が収縮状態から伸長状態に拡張する細長い部材と;
    近位端、穿刺を通るような挿入に相当するサイズにした遠位端、デリバリーシース近位端と遠位端との間に延在し、収縮状態の伸縮可能部材を具えた細長い部材をその中に通すようなサイズにした一次管腔、及びデリバリーシース近位端と遠位端の間に配置された一つ又はそれ以上の出口にデリバリーシース近位端における側口から延在する二次管腔を有するデリバリーシースと;
    二次管腔を通ってシーリング化合物を送出するためのデリバリーシースの側口に結合され、穿刺を囲む組織に1つ又はそれ以上の出口から出るシーリング化合物の源と;
    を具えることを特徴とするシステム。
  2. 前記伸縮可能部材が拡張状態にバイアスされ、収縮状態でシステムが伸縮可能部材を維持するための取り外し可能な拘束機を更に具えることを特徴とする請求項1記載のシステム。
  3. 拘束機が細長い部材上を滑動出来る管状部材を具えることを特徴とする請求項2記載のシステム。
  4. 前記伸縮可能部材が体部管腔内に配置されて、前記管状部材を体部管腔内に延在することが出来るとき、前記管状部材が一次管腔を通って伸縮されることが出来るような前記デリバリーシースの一次管腔内で、前記管状部材が滑動出来ることを特徴とする請求項2記載のシステム。
  5. 前記伸縮可能部材が伸縮可能フレームを具えることを特徴とする請求項1記載のシステム。
  6. 前記伸縮可能部材がメッシュ構造を具えることを特徴とする請求項1記載のシステム。
  7. 前記伸縮可能部材が、複数のストラットを具えることを特徴とする請求項1記載のシステム。
  8. 前記伸縮可能部材が、実質的に穴のない被覆を具えることを特徴とする請求項1記載のシステム。
  9. 一つ又はそれ以上の出口が、前記デリバリーシースのテーパー部分に配置されていることを特徴とする請求項1記載のシステム。
  10. 前記デリバリーシースが、そのテーパー部分と遠位端との間に延長部を具え、延長部が約5ミリメートルより長い長さを有していることを特徴とする請求項9記載のシステム。
  11. 組織を貫通して延在する穿刺をシールするための装置において、
    近位端、遠位先端で終わる遠位端を含み、前記遠位先端は穿刺内への挿入のための大きさと形状にされ、近位端と遠位端との間に延在する管腔を更に具える伸長管状部材と;
    管状部材を穿刺内に導入したときに、穿刺内でシーリング化合物を配置出来るように、遠位先端近くの管状部材外面に運ばれたシーリング化合物と;
    を具えることを特徴とする装置。
  12. 管状部材の外面に沿って延在し、シーリング化合物を被覆するカバーであって、前記シーリング化合物を暴露するように選択的に可動する前記カバーを更に具えることを特徴とする請求項11記載の装置。
  13. 前記管状部材の外面の潤滑コーティングを更に具え、前記シーリング化合物を基礎として、前記管状部材が前記シーリング化合物と比較して滑動出来ることを特徴とする請求項12記載の装置。
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