JP2007515638A - 座標位置決定装置の較正のための方法 - Google Patents

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Abstract

座標位置決定装置によって対象物の測定を行う方法にあって、前記座標測定機械の作業容積内に前記対象物を配置するステップと、ワークピース接触プローブにより前記対象物を測定するステップであって、複数のプローブ力で収集された測定データを作成するステップと、前記対象物の表面の少なくとも1つの位置について、前記測定の誤差データを前記プローブ力に関連付ける関数またはルックアップテーブルを決定するステップと、前記対象物の表面の前記少なくとも1つの位置について前記関数またはルックアップテーブルを使用し、前記プローブ力がゼロであるときに対応した測定データを決定するステップと、前記プローブ力がゼロであるときに対応した測定データを前記対象物の測定値として出力するステップと、を具える。

Description

本発明は、スキャンシステムの較正方法に関するものである。本明細書において、スキャンシステムとは、対象物の寸法、形状または表面輪郭に関する情報を得る目的で、対象物のスキャンに使用可能である機械およびプローブの組み合わせを意味するものとして理解されるべきである。
機械とは、例えば座標測定機械(CMM)、工作機械またはロボットなどであってよく、プローブとは、ワークピース接触スタイラスを有する測定プローブである。ある種の機械は、公称上直交する3方向(X、YおよびZ軸として参照する)における機械部分の変位を測定するための測定デバイスを有している。ある種のプローブは、公称上直交する3方向(a、bおよびc軸として参照する)における、プローブに対するスタイラス先端の変位を示す出力を生成するための測定トランスジューサを含んでいる。「アナログプローブ」という用語を使用するが、a、bおよびc軸についての出力はアナログ量またはデジタル量とすることができる。
公知のシステムにおいては、プローブ、機械構造およびワークピースの好ましくないたわみによって測定誤差が発生する。プローブスタイラスの曲げに起因した誤差は機械の容積全体にわたって同じであり、プローブの較正によって補正可能である。機械構造におけるたわみに起因した誤差は、例えば、機械の軸の曲げおよび機械のブリッジの捩れによって生じ、機械の容積にわたって一様なものではない。これらの誤差は、例えば片持ち梁が長くなるにつれて増大する。測定対象物における誤差は、測定過程でプローブの力が作用する結果、対象物がたわむことで生じる。
測定誤差に対しては、較正用の球などの較正用物品(calibration artefact)を用いることで、機械の作業容積の部分を較正することができる。しかしながら、較正用物品は、通常、機械のワーキングボリュームにおいて測定される部分と同位置に配置し得ず、一側に配置される。従って、較正用物品で決定される測定誤差は、当該部分のものとは異なることになる。
加速度がもたらす誤差に対して機械の補正を行う方法が知られている。かかる方法の一例が特許文献1に記載されている。この方法では、一群の公称上等しい物品のうち第1の物品を比較的低速で測定し、当該物品の複数の基準点位置の測定値を記録する。測定動作を比較的高速で繰り返し、同じ基準点位置の測定値を記録する。測定値の差を誤差として補正テーブルに記録する。
その後、全物品についての測定を比較的高速で行い、各物品の対応点の位置の測定値を得、これらの測定値を、先に記録した誤差を用いて機械の加速度についての補正を行う。
誤差を補正するための他の方法としては、特許文献2に開示されたものがある。この方法では、座標測定機械に取り付けられたプローブのスタイラスが、対象物表面に対しその法線方向において接触し、所定のスタイラスのたわみ量に達するまで駆動される。そして機械を反転する一方、同時に機械の測定デバイスおよびプローブの測定トランスジューサの出力を記録する。このプロセスは対象物表面の周りの複数の基準点から選択したものについて繰り返される。各基準点についての測定値が外挿され、プローブのたわみ量がゼロである場合に得られるであろう測定値が決定される。この外挿値は、プローブが表面に丁度接触したときに関連するものである。
対象物は、低速で、かつ所定のプローブたわみをもってスキャンされる。基準点での初期測定値とスキャン結果との差が記録される。
スキャンは、同じスタイラスたわみをもって、より高速で繰り返される。これは、高速スキャンと初期測定値との間の記録された差および低速スキャンと初期測定値との間の記録された差の変化が所定の公差を超えるまで行われる。この公差内に落ち着く最終速度が最大スキャン速度である。スキャン速度、特定の物品、特定のCMMおよびプローブとスタイラスの構成などに関連するデータとともに、基準点での位置誤差のマップがストアされる。このマップから内挿を行い、実際のデータが得られた位置(すなわち基準点)の半径方向間の角度での半径方向誤差を得ることができる。
欧州特許第318557号明細書 国際公開第00/62015号公報
この方法は、基準点を得るためのステップに時間がかかるという不利な点を有している。
本発明は、座標位置決定装置によって対象物の測定を行う方法であって、
前記座標測定機械の作業容積内に前記対象物を配置するステップと、
ワークピース接触プローブにより前記対象物を測定するステップであって、複数のプローブ力で収集された測定データを作成するステップと、
前記対象物の表面の少なくとも1つの位置について、前記測定の誤差データを前記プローブ力に関連付ける関数またはルックアップテーブルを決定するステップと、
前記対象物の表面の前記少なくとも1つの位置について前記関数またはルックアップテーブルを使用し、前記プローブ力がゼロであるときに対応した測定データを決定するステップと、
前記プローブ力がゼロであるときに対応した測定データを前記対象物の測定値として出力するステップと、
を、適切な順序で具える。
測定値という用語は、スキャンプローブまたはタッチトリガプローブを用いて得られた測定値を含む。
前記プローブ力がゼロであるときに対応した測定データは、外挿によって決定されるものとすることができる。
前記測定データは、既知の一定のプローブ力または既知の変化するプローブ力で収集されるものとすることができる。
好ましくは、前記ワークピース接触プローブにより前記対象物を測定するステップは、前記対象物のスキャンを含む。
前記関数は線形関数とすることができる。前記関数はパラメトリック関数とすることもできる。
一実施形態においては、前記対象物はスキャンパスに沿って測定され、前記測定データは前記スキャンパスの区域について複数のプローブ力で収集され、
前記測定データを前記プローブ力に関連付ける前記関数またはルックアップテーブルは前記スキャンパスの前記区域上の位置について決定されるとともに、
前記区域上の位置ではない前記スキャンパスの位置について、前記スキャンパスの前記区域上で収集された測定データから、前記測定データを前記プローブ力に関連付ける関数またはルックアップテーブルが決定される。
前記区域上の位置ではない前記スキャンパスの位置についての、前記測定データを前記プローブ力に関連付ける前記関数またはルックアップテーブルは、前記スキャンパスの前記区域上で前記測定データを前記プローブ力に関連付ける前記関数またはルックアップテーブルの構成要素から決定される。構成要素は2軸、例えばXおよびY軸の要素を具えることができる。
前記対象物は、前記スキャンパスに沿って1周分、一定または変化するプローブ力で表面輪郭をスキャンすることで測定可能である。前記スキャンパス上において異なるプローブ力で追加測定値を得ることで、前記スキャンパスの区域について複数のプローブ力で測定データが収集されるものとすることができる。前記追加測定値は、前記表面輪郭を少なくとも1/4周分スキャンすることで得られるものとすることができる。
あるいは、前記測定値は、少なくとも2つの異なる位置で、前記プローブが前記表面に近づく、または前記表面から遠ざかるよう半径方向に移動させるときの前記表面輪郭の測定値を得ることによって得られるものとすることができる。
本発明の第2の形態は、座標位置決定装置によって対象物の測定を行う方法であって、
前記座標測定機械の作業容積内に前記対象物を配置するステップと、
ワークピース接触プローブにより前記対象物を測定するステップであって、複数のスタイラスたわみで収集された測定データを作成するステップと、
前記対象物の表面の少なくとも1つの位置について、前記測定の誤差データを前記スタイラスたわみに関連付ける関数またはルックアップテーブルを決定するステップと、
前記対象物の表面の前記少なくとも1つの位置について前記関数またはルックアップテーブルを使用し、前記スタイラスたわみがゼロであるときに対応した測定データを決定するステップと、
前記スタイラスたわみがゼロであるときに対応した測定データを前記対象物の測定値として出力するステップと、
を、適切な順序で具える。
以下、添付の図面を参照して本発明の好適な実施形態を説明する。
本発明の第1ステップでは、対象物についての測定力誤差マップが作成される。これは、図1に示すように、アナログプローブ10を座標測定機械(CMM;不図示)の軸12に取り付けることで実現される。アナログプローブ10はたわみ可能なスタイラス14を有し、これはワークピース接触チップ16を持っている。測定すべき対象物18がCMMの機械テーブル20に取り付けられ、対象物の周りのパスで、プローブ12は機械の軸12により低速駆動される。対象物18はまず、第1の一定のプローブたわみ(例えば300μm)で、パスに沿ってスキャンされる。対象物は続いて、1以上の異なる一定のプローブたわみで、このパスに沿ってスキャンされる。例えば、2回目には200μmのプローブたわみをもって、3回目には100μmのプローブたわみをもって、部分のスキャンを行うことができる。図2は対象物18と、その周りの第1スキャン22、第2スキャン24および第3スキャン26で得られた測定値とを表している。異なるプローブたわみをもって行われた3回の異なるスキャンの結果、対象物18の各ポイントは3つの異なる測定値A,B,Cを持つことになる。対象物の各ポイントに関して外挿を行い、プローブたわみがゼロであった場合に得られるであろう測定値が計算される。図3は対象物直径に対するプローブたわみのグラフである。実際の対象物直径はプローブたわみがゼロであるところで示されている。プローブたわみがゼロの場合についての外挿のステップによって、プローブたわみがゼロの場合での測定値を、プローブ力の誤差に起因した実際の測定値の誤差を持たないものとして決定することが可能となる。この方法においては受動プローブを使用することが好適であり、かかるプローブとしては、ばねに抗してたわみ可能なスタイラスを具えたものとすることができる。
この情報により、部分の測定力誤差マップを作成することが可能となる。部分のスキャンが低速で得られるものであれば、プローブおよび機械の加速度が非常に小さいことによって動的誤差は無視してよいものとなる。
図4はプローブたわみに対するプローブ力の関係を示している。プローブはフックの法則の範囲で作用し、プローブ力がゼロであればプローブたわみがゼロとなるようになっている。
図5はプローブたわみに対する半径方向誤差の関係を示す。ポイントA、BおよびCは、それぞれ、100μm、200μmおよび300μmのプローブたわみでの半径方向誤差に関連している。これらのポイントを用い、プローブたわみゼロの外挿を行うことによって、半径方向誤差ゼロが実現される。プローブたわみと半径方向誤差とを関係付ける関数が決定されれば、この関数を用いることで、例えばポイントPについての、いかなるプローブたわみで得られる測定値でも半径方向誤差を含まないように補正可能となる。プローブたわみと半径方向誤差とは線形の関係にあるので、与えられたプローブたわみで測定値を補正する関数もまた線形である。
あるいは、測定力誤差を誤差マップの形態とすることもできる。これを、異なるスタイラスたわみに対する誤差補正値をもつルックアップテーブルとすることが可能である。誤差マップを多項式の関数とすることもできる。
図6はスキャン上のポイントについての誤差補正量を示す。スキャン上の各ポイント異なる半径方向上の補正量38を有し、これは特定のスタイラスたわみに対して適用される。その後対象物が300μmのスタイラスたわみ36をもってスキャンされると、測定力誤差の関数またはマップを用いて、このスタイラスたわみでの測定寸法36を、0μmのたわみでスキャンされた部分に対応した実際の部分の寸法34に補正することができる。
この方法は、対象物表面のポイントが異なるスタイラスたわみに対応した測定データを有することで、ゼロについての測定データを外挿することができるのであれば、それぞれ一定のたわみを有するスキャンに限られない。例えば、図16は、一定たわみで得られる対象物18の周りの第1スキャン輪郭60と、正弦波状に変化するスタイラスたわみを用いて得られる第2スキャン輪郭62とを示している。従って、対象物表面上のポイントP1,P2,P3は、異なるプローブたわみで得られる2つの測定値を有することになる。上述のようにゼロについてこの測定データを外挿することができる。
変化するスキャン輪郭のみで、測定データを十分に補正することも可能である。図17は対象物18の周りの単一のスキャン輪郭70を示し、このスキャン輪郭70は正弦波状に変化するスタイラスたわみを用いて得られたものである。図18はスキャン輪郭70の一領域を示している。小角度72において、スキャン輪郭は異なるスタイラスたわみで得られた多数のデータポイントを含んでいる。角度72において、表面における変化が小さければ(例えば部分的なたわみおよび表面の均一性について)、角度72において異なるスタイラスたわみで得られるこれらのデータポイントを、ゼロについての外挿を行う計算のために用いることができる。これは、角度72における表面輪郭に変化がある場合にも、当該変化が線形であれば可能である。
あるいは、異なるプローブたわみで数回対象物をスキャンする代わりに、各スキャンについて一定力を持つプローブで数回のスキャンを行うこともできる。例えば、まずスタイラスおよび対象物間の力を一定の0.3Nとして対象物をスキャンすることができる。そして、一定の0.2Nとして対象物をスキャンし、3回目には一定の0.1Nとすることができる。これらの各スキャンは、同一または異なるスタイラスたわみを有し得る。図7は実際の部分寸法を持つ対象物18と、異なる一定のプローブ力での第1スキャン28、第2スキャン30および第3スキャン32とを表している。
上述のように、対象物表面上のポイントに対して、異なるプローブ力でのスキャンに関連して3セットのデータがある。このデータを外挿に用いることで、スタイラスおよびワークピース間の力がゼロであれば測定されるであろうポイント(すなわち実際の部分寸法)を決定することが可能となる。先に説明したように、ゼロについての外挿を行う技術を用いることで、所定のプローブ力で得られる測定値を、プローブ力ゼロについて定められる所定ポイントについての補正測定値に関連付ける誤差関数またはマップを作成することができる。所定プローブ力で続けて得られる測定値を、この誤差関数またはマップを用いることで、測定力誤差について補正可能である。
上述の方法と同様に、種々のプローブ力での単一のスキャン(例えば正弦波状輪郭を持つもの)で十分なデータを得て、ゼロについて外挿する計算を行うことが可能である。
この方法は能動スキャンプローブに用いて好適なものである。当該プローブにおいては、モータ付きの機構を用いることで、測定されるべき要素に対する接触力の制御および変調が行われる。
対象物は、測定されるべき一連の部品の一部を含み得る。この場合、当該一部の測定力誤差マップをこの方法で作成することができる。あるいは、対象物は、続いて測定される部品の特徴に対応した特徴を有する物品(artefact)を含んでいてもよい。これらの特徴は、例えば、球、リングゲージ、プラグゲージなどであってもよい。そのような物品を用いることで、プローブ測定力誤差に加え、幾何学的誤差を決定することが可能となる。幾何学的誤差とは機械およびプローブの誤差であり、例えば機械スケールまたは機械軸が直線でないことによる非線形性である。物品の特徴の形状は既知であるので、機械およびプローブの幾何学的誤差についての補正を行うのに用いることができる。これは、物品のゼロについて外挿されたデータを物品の既知形状と比較し、続いて部分を補正する幾何学的誤差マップを作成することで行われる。
最初に誤差マップを作成することなく、部分を直接測定するのに本方法を用いることも可能である。
前述したように、部分の第1測定値Rは第1のプローブたわみまたはプローブ力Fで得られ、部分の第1測定値Rは第1のプローブたわみまたはプローブ力Fで得られる。これを異なるプローブたわみまたはプローブ力Fでの続く測定値Rについて繰り返すことができる。部分の測定データをプローブたわみまたはプローブ力と関連付ける関数は、部分の測定値R,Rおよび対応するプローブたわみまたはプローブ力F,Fから決定される。この関数は、線形または高次の曲線(例えばパラメトリック曲線)である。関数を用いて測定データを外挿することで、ゼロのプローブ力Fに関連する部分の測定データRが提供される。しかし本実施形態では、ゼロのプローブ力に関連する測定データRは「オン・ザ・フライ」で計算され、従って部分の誤差マップを最初に計算する必要がないものである。
プローブ力(すなわちスタイラスたわみ)は、力がいかなる測定誤差をも生じない程度であれば、ゼロであると考えられる。
図19は部分測定データRとプローブ力を関連付ける線形関数を示し、測定値R,Rおよび対応するプローブ力F,Fから決定されたものである。この場合、Rは次式で決定される。
=R−(R−R)・F/(F−F
前述したように、測定データのセットの少なくとも1つは、プローブたわみまたはプローブ力が一定でないスキャン、例えば正弦波状スキャンを通じて得られる。あるいは、プローブたわみまたはプローブ力を変化させた、部分に対する単一のスキャンによって、「オン・ザ・フライ」外挿計算のための十分なデータを収集することが可能となる。
測定されるべき特徴に対し完全なスキャンを2回行う必要はない。図20はプローブ82によってスキャンされているボア80を示す。図21はボアのスキャン輪郭を示し、1周について第1のプローブたわみまたは力で行われる第1測定84である。続いてボアに対しては、1/4周について第2のプローブたわみまたは力で第2スキャン86が行われる。第1スキャン84および第2スキャン86は、一定または変化するプローブたわみあるいはプローブ力で行われるものとすることができる。先の実施形態と同様、第1および第2スキャンで得られたデータを用い、ゼロに対して外挿を行うことによりボア表面上のポイントでプローブ力ゼロでの表面測定値が決定される。1/4周のスキャン86で得られたデータは、XおよびY軸に沿った誤差について十分な情報を有しており、このデータを用いて、スキャンデータをボアの全周について補正することができる。
1/4周のスキャンの代わりに、2セットの半径方向測定を行うことも可能である。例えば、図22は図20のボアのスキャン輪郭を示し、ここでは先と同様にボアには第1スキャン84が行われる。2回目の1/4周のスキャンを行う代わりに、第1位置88において、ボア表面に近づく方向および遠ざかる方向に半径方向にプローブを移送しながら、異なるプローブたわみまたはプローブ力での表面測定値を得る。図23は、プローブをボア表面に向けて半径方向に移動させたときにボア表面上のポイントで得られた測定に関して、表面測定値に対するプローブたわみを表したグラフである。これは、第1位置と角度をおいたボア表面上の第2位置90で繰り返される。半径方向の測定は90度離して行うことが好ましい。XおよびY軸に沿った補正量を抽出することが容易となるからである。しかし他の角度だけ離して半径方向の測定を行うことも可能である。先と同様、2つの半径位置でゼロに対する外挿を行うことで、プローブ力ゼロに関連した真の測定値を2位置について決定することが可能となる。従って、XおよびYに関連した誤差の補正量を決定することができ、これによってボア全周で測定値を補正することが可能となる。
この方法は、測定される特徴の壁が十分に厚く、ボアの局部領域での補正に悪影響を及ぼすような大きなたわみが局部的に生じない場合に適切なものである。
関数の代わりにルックアップテーブルを備えることも可能である。ルックアップテーブルは、関数を定義するのと同じデータから作成される。
この方法には、プロービング時の力の測定誤差に起因した誤差と、幾何学的誤差とを分けることができるという利点がある。これは、例えば、300μmのたわみで行われるスキャンから得られたデータが既知の形状の物品と比較される場合ではない。この場合は、プロービング時の力の測定誤差と幾何学的誤差とが組み合わさって1つの補正量となってしまい、これらを分離することができなくなる。
測定力誤差と幾何学的誤差とを分けて補正を行う本方法には、測定対象物のたわみに起因した誤差が考慮されるという利点がある。剛性の低い、および/または壁の薄い対象物は、測定される際にプロービングの力でたわみ得るものである。
図8は剛性の低い測定対象である特徴物50を示す。プローブ10に接触すると、図9および図10に示すように、この特徴物はプローブから離れる方向にたわむ。この特徴物のたわみによって、力Fで測定されたその直径は実直径より小となって表れることになる。図11は特徴物の実直径52と、力Fを用いたときの測定直径54とを示している。これと同じ理由で、同様にしてリングの内径もその実直径より大となって表れることになる。プローブたわみがゼロまたはプローブ力がゼロであれば、特徴物のたわみも生じない。よって、本発明の方法によって作成した測定力誤差の関数またはマップは、ゼロに対する外挿ステップによりこれらの誤差が考慮されるものである。
本発明の第2ステップでは、システムの動的誤差が決定される。動的誤差は、例えば、加速度に起因した機械の曲げによって生じ得る。測定力誤差の関数またはマップが上述のように作成されると、対象物は高速でスキャンされる。高速スキャンは、上述と同様、一定のプローブたわみまたは一定力をもって実施される。加えて、高速スキャンは一定速度で行われることが好ましい。この高速スキャンで得られた測定データは、本発明の第1ステップにおいて説明したように作成された、対象物の実寸法に関連する測定力誤差補正済み低速スキャン(measurement force error corrected slow scan)と比較される。動的誤差の関数またはマップは、高速スキャンと測定力誤差補正済み低速スキャンとを比較することによって作成することができる。この動的誤差マップは、続いて高速で実施されるスキャンを補正するのに用いられる。
続くスキャンは、最初の高速スキャンと同じスタイラスたわみまたはプローブ力をもって行われる必要はない。動的誤差関数が誤差をたわみまたは力に関連付けるからである。しかしながら、続くスキャンについても同程度の高速をもって行うことは望ましいことである。
図12は、対象物の実直径と高速スキャン40を通じて得られた測定値とを示している。これは、上述したような測定力誤差補正低速スキャンによって生成されたものである。
動的誤差マップと測定力誤差マップまたは関数とを組み合わせて、全体的特徴マップを作成することも可能である。これは、図6に示された部分の周りの測定力誤差補正ベクトル38に当該部分の動的誤差補正ベクトルを加え、図12に示すような組み合わせ補正ベクトル44を生成することで行われる。
この方法には、異なるプローブたわみまたは異なる力で対象物がスキャンされることで測定誤差が決定されるので、対象物表面上のすべてのポイントについて測定誤差を知ることができるという利点がある。よって、内挿は不要である。
本発明の第2の実施形態では、測定力誤差と動的誤差とが組み合わされて決定される。かかる方法を、図13および図14を参照して説明する。
第1ステップでは、例えば200μmのたわみをもって、例えば10mm/sという低速でスキャンされる。図13は低速スキャンS1の輪郭を示す。次に対象物は、同じパスに沿い、例えば100μmのたわみをもって、例えば100mm/sという高速でスキャンされる。図13には高速スキャンF1の輪郭が示されている。次に対象物は、同じパスに沿い、例えば200μmのたわみをもって、100mm/sという高速でスキャンされる。図13には当該高速スキャンF2の輪郭が示されている。
図14は対象欝の周りのスキャン輪郭S1、F1およびF2の一部を示している。輪郭F1およびF2は同じ高速(100mm/s)のスキャンであるが、たわみは異なっている(それぞれ100μmおよび200μm)。たわみゼロに対する外挿を行うことで、たわみゼロについて高速(100mm/s)スキャンを行った場合の対象物の輪郭を決定することができる。この輪郭は、図14においてHSZDで示されている。よって、F2のスキャンのたわみに起因した誤差を決定することができる。このたわみ誤差は、図14においてe1で示されている。
スキャンS1およびF2は同じプローブたわみ(200μm)をもって行われるので、たわみ誤差e1をスキャンS1の輪郭に適用することで、たわみゼロをもつ低速時のスキャンに対応した輪郭を見つけることができる。この輪郭は、図14においてLSZDで示され、これは対象物の表面に相当している。
そこでLSZDをベースラインとして用いる。そして、LSZDのベースラインとスキャンF2との誤差が決定される。これは図14において符号e2で示されている。誤差e2を補正マップまたは関数としてストアすることができる。
対象物は続いて、スキャンF2に対応した速度およびたわみをもって測定され、補正マップまたは関数を用いて補正される。
この方法を、たわみ測定プローブ(deflection-measuring probe)ではなく、力測定プローブ(force-measuring probe)に用いることも可能である。この場合、スキャンS1およびF2は第1プローブ力で実施され、スキャンF1は第2プローブ力で実施される。続いて2つの高速スキャンを、力ゼロに対して外挿し、高速・力ゼロの輪郭を決定することで、力F2に起因した誤差が決定できるようにしなければならない。
スキャンプローブまたはタッチトリガプローブを用いることで、スキャンS1、F1およびF2を通じた対象物の測定値を決定することができる。タッチトリガプローブは、ある力でトリガするよう電子制御された(electronically loaded)ものとすることができる。よってプローブは、スキャンS1およびF2を通じ第1の力でトリガするよう制御され、スキャンF1を通じ第2の力でトリガするよう制御される。これにより、2つの高速スキャンで力ゼロに対する外挿を行うことが可能となる。
低速スキャンS1については、高速スキャンF1と同じスタイラスたわみおよびプローブ力とする必要はない。スタイラスたわみ/プローブ力と測定誤差との関係は、スキャンF1およびF2という高速で決定され、低速でのいかなるスタイラスたわみ/プローブ力に比較可能であるからである。
図15を参照して本発明の第3の実施形態を説明する。プローブのスタイラス10は、パス46に沿った対象物18の表面と接触するよう、所定のスタイラス力に達するまで、対象表面に直交する方向に駆動される。このステップは、異なる複数のスタイラス力について、同じパスに沿って繰り返される。このパスに沿った測定データを外挿に用いることで、スタイラスおよびワークピース間の、力ゼロについて測定されるであろうポイントを決定することが可能となる。これが対象物の公称測定値である。
このプロセスは、対象物表面の周りで選択された基準ポイントについて繰り返される。これら基準ポイントの各々から得られたデータを用いて、前述したような、続く測定値を補正するための誤差マップが作成される。基準ポイント間の対象物表面の測定値は、基準ポイント間の誤差マップを補間することで補正される。
座標測定機械に取り付けられるアナログプローブの模式図である。 対象物の周りの、異なるいくつかの一定スタイラスたわみで行うスキャンを表す模式図である。 対象物直径に対するプローブたわみを示すグラフである。 プローブたわみに対するプローブ力を示すグラフである。 プローブたわみに対する半径方向誤差を示すグラフである。 静的な補正ベクトルを示す模式図である。 対象物の周りの、異なるいくつかの一定力で行うスキャンを表す模式図である。 測定力の作用下で特徴部がたわむ様子を示す模式図である。 測定力の作用下で特徴部がたわむ様子を示す模式図である。 測定力の作用下で特徴部がたわむ様子を示す模式図である。 剛性の低い特徴部の実直径および測定直径を示す図である。 動的な補正ベクトルを示す模式図である。 本発明の第2実施形態の方法を通じたスキャン輪郭を示す図である。 図13のスキャン輪郭の一部を示す図である。 本発明の第3実施形態によって測定されるワークピースを示す図である。 対象物の周りの、正弦波状に変化するスタイラスたわみをもって行われるスキャンを表す模式図である。 対象物の周りの、正弦波状に変化する単一のスタイラスたわみをもって行われるスキャンを表す模式図である。 図17のスキャン輪郭の一領域を示す図である。 部分測定値Rとプローブ力Fとの関係を表す関数を示すグラフである。 図21または図22に示すスキャン輪郭を用いてスキャンされるボアを示す図である。 ボアが全周および1/4周にわたってスキャンされるスキャン輪郭を示す図である。 ボアが全周にわたってスキャンされ、さらに2位置で半径方向にスキャンされるスキャン輪郭を示す図である。 図22のスキャン輪郭で用いられる半径方向測定値を示すグラフである。

Claims (26)

  1. 座標位置決定装置によって対象物の測定を行う方法であって、
    前記座標測定機械の作業容積内に前記対象物を配置するステップと、
    ワークピース接触プローブにより前記対象物を測定するステップであって、複数のプローブ力で収集された測定データを作成するステップと、
    前記対象物の表面の少なくとも1つの位置について、前記測定の誤差データを前記プローブ力に関連付ける関数またはルックアップテーブルを決定するステップと、
    前記対象物の表面の前記少なくとも1つの位置について前記関数またはルックアップテーブルを使用し、前記プローブ力がゼロであるときに対応した測定データを決定するステップと、
    前記プローブ力がゼロであるときに対応した測定データを前記対象物の測定値として出力するステップと、
    を、適切な順序で具えたことを特徴とする方法。
  2. 前記プローブ力がゼロであるときに対応した測定データは、外挿によって決定されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記測定データは、既知の一定のプローブ力で収集されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の方法。
  4. 前記測定データは、既知の変化するプローブ力で収集されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の方法。
  5. 前記ワークピース接触プローブにより前記対象物を測定するステップは、前記対象物のスキャンを含むことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の方法。
  6. 前記関数は線形関数であることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の方法。
  7. 前記関数はパラメトリック関数であることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の方法。
  8. 前記対象物はスキャンパスに沿って測定され、前記測定データは前記スキャンパスの区域について複数のプローブ力で収集され、
    前記測定データを前記プローブ力に関連付ける前記関数またはルックアップテーブルは前記スキャンパスの前記区域上の位置について決定されるとともに、
    前記区域上の位置ではない前記スキャンパスの位置について、前記スキャンパスの前記区域上で収集された測定データから、前記測定データを前記プローブ力に関連付ける関数またはルックアップテーブルが決定される
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の方法。
  9. 前記区域上の位置ではない前記スキャンパスの位置についての、前記測定データを前記プローブ力に関連付ける前記関数またはルックアップテーブルは、前記スキャンパスの前記区域上で前記測定データを前記プローブ力に関連付ける前記関数またはルックアップテーブルの構成要素から決定されることを特徴とする請求項8に記載の方法。
  10. 前記対象物は、前記スキャンパスに沿って1周分、一定または変化するプローブたわみあるいはプローブ力で表面輪郭をスキャンすることで測定可能であることを特徴とする請求項8または請求項9に記載の方法。
  11. 前記スキャンパス上において異なるプローブ力で追加測定値を得ることで、前記スキャンパスの区域について複数のプローブ力で測定データが収集されることを特徴とする請求項8ないし請求項10のいずれかに記載の方法。
  12. 前記追加測定値は、前記表面輪郭を少なくとも1/4周分スキャンすることで得られることを特徴とする請求項11に記載の方法。
  13. 前記測定値は、少なくとも2つの異なる位置で、前記プローブが前記表面に近づく、または前記表面から遠ざかるよう半径方向に移動させるときの前記表面輪郭の測定値を得ることによって得られることを特徴とする請求項11に記載の方法。
  14. 座標位置決定装置によって対象物の測定を行う方法であって、
    前記座標測定機械の作業容積内に前記対象物を配置するステップと、
    ワークピース接触プローブにより前記対象物を測定するステップであって、複数のスタイラスたわみで収集された測定データを作成するステップと、
    前記対象物の表面の少なくとも1つの位置について、前記測定の誤差データを前記スタイラスたわみに関連付ける関数またはルックアップテーブルを決定するステップと、
    前記対象物の表面の前記少なくとも1つの位置について前記関数またはルックアップテーブルを使用し、前記スタイラスたわみがゼロであるときに対応した測定データを決定するステップと、
    前記スタイラスたわみがゼロであるときに対応した測定データを前記対象物の測定値として出力するステップと、
    を、適切な順序で具えたことを特徴とする方法。
  15. 前記スタイラスたわみがゼロであるときに対応した測定データは、外挿によって決定されることを特徴とする請求項14に記載の方法。
  16. 前記測定データは、既知の一定のプローブ力で収集されることを特徴とする請求項14または請求項15に記載の方法。
  17. 前記測定データは、既知の変化するプローブ力で収集されることを特徴とする請求項14または請求項15に記載の方法。
  18. 前記ワークピース接触プローブにより前記対象物を測定するステップは、前記対象物のスキャンを含むことを特徴とする請求項14ないし請求項17のいずれかに記載の方法。
  19. 前記関数は線形関数であることを特徴とする請求項14ないし請求項18のいずれかに記載の方法。
  20. 前記関数はパラメトリック関数であることを特徴とする請求項14ないし請求項18のいずれかに記載の方法。
  21. 前記対象物はスキャンパスに沿って測定され、前記測定データは前記スキャンパスの区域について複数のスタイラスたわみで収集され、
    前記測定データを前記スタイラスたわみに関連付ける前記関数またはルックアップテーブルは前記スキャンパスの前記区域上の位置について決定されるとともに、
    前記区域上の位置ではない前記スキャンパスの位置について、前記スキャンパスの前記区域上で収集された測定データから、前記測定データを前記スタイラスたわみに関連付ける関数またはルックアップテーブルが決定される
    ことを特徴とする請求項14ないし請求項20のいずれかに記載の方法。
  22. 前記区域上の位置ではない前記スキャンパスの位置についての、前記測定データを前記スタイラスたわみに関連付ける前記関数またはルックアップテーブルは、前記スキャンパスの前記区域上で前記測定データを前記スタイラスたわみに関連付ける前記関数またはルックアップテーブルの構成要素から決定されることを特徴とする請求項21に記載の方法。
  23. 前記対象物は、前記スキャンパスに沿って1周分、一定または変化するスタイラスたわみで表面輪郭をスキャンすることで測定可能であることを特徴とする請求項21または請求項22に記載の方法。
  24. 前記スキャンパス上において異なるスタイラスたわみで追加測定値を得ることで、前記スキャンパスの区域について複数のスタイラスたわみで測定データが収集されることを特徴とする請求項21ないし請求項23のいずれかに記載の方法。
  25. 前記追加測定値は、前記表面輪郭を少なくとも1/4周分スキャンすることで得られることを特徴とする請求項24に記載の方法。
  26. 前記測定値は、少なくとも2つの異なる位置で、前記プローブが前記表面に近づく、または前記表面から遠ざかるよう半径方向に移動させるときの前記表面輪郭の測定値を得ることによって得られることを特徴とする請求項11に記載の方法。
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