JP2007514115A - ポリテトラフルオロエチレン等の大径シール - Google Patents

ポリテトラフルオロエチレン等の大径シール Download PDF

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Abstract

【課題】 PTFEなどから形成されるリップを有する大径シールの提供。
【解決手段】 大径のPTFEシールである。そのシールリップは、PTFEの長い帯状片から形成される。その帯状片は、その端部が継当てテープを使って互いに留められ、閉ループを形成する。さらに、そのループは、フランジを付けられ、ゴム状のガスケットと共に、内枠と外枠との間に配置される。そして、その両枠は、リップ材料をその間に挟み込んで、互いに圧着される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、一般に大径シールおよびその製造方法に関係し、より具体的には固体ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)または同種のフルオロカーボン製のリップを含むシールに関する。
リップ用のPTFE材料または同種の材料を有するシールは、優れた耐摩耗性や、化学物質その他の溶剤への耐性が優れるなど多数の利点があるが、当該シールは大径で製造するのが比較的難しく、費用が高かった。
当該大径シールは、例えば、製鋼所で使用するローラーなどの巨大なローラーの軸受に潤滑油を封じ込めると同時に、ローラーに汚染物質が入り込まないようにするために使用される。当該ローラーは一般に直径が24〜48インチ(約61〜122センチ)、あるいは60インチ(約152センチ)やそれ以上になることさえある。
比較的最近、発電用に巨大な羽根でタービンを回す近代型風車が使われるようになってきた。これら風車は通例、直径がおそらくは2フィート(約60センチ)以上ある非常に大きなシャフトを有する。これらシャフトは、テトラフルオロエチレン製のリップの利点、これらリップが作用する条件に鑑みて、特に排除機能、を有するシールが必要である。
しかし、当該シールを製造する費用のために、当該シールの使用はやや限られたものとなっている。いずれにしても、より経済的で、しかもなお効果の高いシールが必要とされ、おそらくは大いに望まれていることであろう。
この種の大径シールを製造する難しさは、まずリップを製造する原材料を考えると少なくとも2つの方法があるが、それぞれに実質的な欠点があることである。当該シールの製造方法のひとつが、PTFEの円筒形のビレットの薄い一端を切断することで、巨大な直径であるが薄いリング状のPTFE材料が形成される。しかし、この仕事を遂行するのに必要なサイズのビレットを得るには極めて高額の費用を要する。
シート材からシールのリップ部分を形成する方法は、小径のシールだと問題はない。しかし、大径になると、当該適正なサイズのシートは、実際に見つかったとしても、法外な値段である。しかも、後で切り取ることになる全中央部分は通常廃棄される。残りのシートはより小径シールの発生を待たなければならない場合もある。大きな残りのシート材料を使えるであろう中間サイズの需要はないかもしれない。
しかし、本発明によると、非常に一般的に入手できる材料の帯状片を使用することができ、その場合、折り曲げて(つば出しして)、そして外径を内径よりもやや大きくし、最終的に大きな閉ループの材料にする。このようなループの内径(「i.d.」)はその後当該大径シールの主リップとして使用できる。
リップを製造する材料は、非常に長い帯状片として妥当なコストで容易に入手できる。当該帯状片材料は概して長さが数百フィート(約150メートル)までで、幅が1〜1.5インチ(約2.5〜3.8センチ)、厚さが0.015〜0.060インチ(約0.038〜0.152センチ)、通常は0.030〜0.050インチ(約0.076〜0.127センチ)であろう。本発明によると、この形の材料は、概して30°から45°離れて、角度を成す2本の脚を形成するように、折り曲げられる。その後、帯状片に1インチ(約2.5)または2インチ(約5センチ)の間隔で切込みを入れる、または外径(「o.d.」)まで一連のスリットと一緒に穴を開けることができる。当該切抜きで(PTFE)材料を曲げることができるので、連続した環状ループにできる。これは材料の帯状片の整形端部を突き合わせた状態に置いて、薄いフルオロカーボン(PTFE)テープの補足片を重ねることにより可能である。当該目的のために、テープは例えば0.007インチ(約0.018センチ)の厚さにすることができ、両端を重ねて、その後約500〜550°F(約260〜288℃)またはそれ以上の温度に上昇させる。
こうして外径を成形して切れ込みまたはスリットを入れたこのようなリップは、その後内枠と外枠の間に入れて、成形ゴムガスケットなどのガスケット手段を使って、2つのL字形フランジの間に圧縮し、その外側のものを内側のものに圧着して、内枠を適所に維持する。
代替方法は、それに穴とスリットを形成することによって外側に切れ込みを入れるというわずかに異なる形態を伴う。加えて、実際にシール材の外径に穴を開けず、リップ材料の外径に有意な深さのV字形の凹部またはへこみ部分を設けることによって形成する方法がある。この方法は、リップ部分の外径を曲げやすくし、その接続にも便利である。
従って、先行技術が大径のPTFEまたは同種のリップシールを提供できないことに鑑みて、発明の目的は、PTFEまたは同様な材料から形成するリップを有する改良された大径シールを提供することである。
別の目的は、当該シールを製造する新規な方法または複数の方法を提供することである。
別の目的は、薄く細い帯状片状の容易に入手できるPTFE材料を選択する工程と、両端を接合する工程と、そのように成形された帯状片をつば出しする工程と、帯状片に大きくした外径を与える工程とを有する工程でこのようなシールを形成することである。
発明の別の目的は、PTFE帯状片などの原材料を効果の高いシールにするのに適した緩やかに湾曲した外径に成形する一または複数の方法を提供することである。
発明のさらに別の目的は、好ましくは加熱したローラーと、穴開け装置または切削装置を使用して、材料をつば出しし、材料の帯状片の外径に切れ込みを入れ、新規な方法によるシール製造に適するようにしたシステムを提供することである。
発明の別の目的は、つば出しされ、多数の半径方向の切れ込みを含み、加工するシールの外径を効果的に拡大するシールを提供することである。
別の目的は、リップ材料を適度なまたは浅いV字形のフランジに成形して、そのように作られたフランジの内径が製造中過度にひずまないようにすることである。
発明の別の目的は、リップの内径に対して大きな寸法に形作れるように、シールの原材料の外径に切れ込みを入れる方法を提供することである。
発明の目的と利点は、PTFEまたは同種の材料の細長い帯状片をつば出しし、フランジから帯状片の反対の縁を細長くまたは薄くさせ、薄くしたまたは切削した縁と接着剤を内枠と外枠の間に置き、外枠を内枠に圧着してリップを適所に維持して、大径のPTFEまたは同様なシールを形成することによって達成される。
発明の上記および他の目的と利点を実際に達成する方法は、以下の発明の好適な実施例の説明に関連付けて考え、全体を通し同じ参照番号が対応する部品を示す図面を見ればより明確に理解できるであろう。
本発明は様々な方法で実施され得るものであり、当業者はいくらかの変形を思いつく可能性があるが、本発明のいくつかの実施例が実施に移される方法について、簡単に説明する。
ここで、より詳細には図面を参照して、図1と図2は、いくぶん概略的に且つ全体を10で示して帯状片を示しており、これはPTFEまたは同種のフルオロカーボン材料、たとえば「テフロン(登録商標)」などで形成され、12のところのようにフランジを付けられ、14のところのように穴を開けられ、PTFEシールのリップ部16(図3および図4)として使用するために、連続ループ15に形成するのに適するようにされている。この際、帯状片10の両端部18,20は、ある一定形状が付けられたその端面部22,24を互いに突き合わせて、接合されるように決められている。その後、たとえば、帯状片10と同じか類似の材料でできており、厚さが0.007インチ(約0.018センチ)のテープなど、薄く細長い被覆材料片26が、両端18,20の接合部に重ねられる。その後、帯状片の両端18,20は、500〜550°F(約260〜288℃)に加熱される。
そのような処理を受ける直前に、帯状片10は、全体を28で示す切削・成形装置に入れられる。その装置は、全体を30で示すある一定形状が付けられた樋と、全体を32で示す加熱ローラーとを備え、そのローラーは、必要なフランジ12すなわち段部を材料に与えるように、傾斜した作業面34,36を有する。
そのローラーは、種々の下向きの力を受ける車軸38に保持される。たとえば、ローラーは、帯状片10を樋へ押し込んで、帯状片10に所望のフランジ12を押し与える。帯状片10の厚さにもよるが、この力は、1平方インチ(約6.45平方センチ)あたり200ポンド(約91キログラム)(200psi)以上となり得る。加えて、少なくとも一時的な外形を帯状片に与えたいなら、場合によって、ローラー32は約500°F(約260℃)またはそれ以上まで加熱してもよい。二つの支持体40,42は、各々フレーム44に固定される。これら支持体は各々、車軸38に下向きに作用するピストンシリンダー装置37の一端を保持する。その結果、典型的には直径1.5インチ(約3.8センチ)で厚さが約0.030〜0.050インチ(約0.076〜0.127センチ)のほぼ浅いV字形すなわちフランジが、テフロン(登録商標)材料のこれら帯状片に与えられる。
図示するV字形にローラー32により成形された直後、その素材はさらに、全体を43で示す切込み装置により、全体を14で示すある一定形状が付けられた複数の切抜きを形成される。各切抜き14は、半円形の内面44と、一対のわずかに相隔たる側壁面46,48とを有する。
連続ループ15を形成するために、前述したように、ループ15の閉じた両端部18,20は、図4において全体を50で示す加熱クランプ内に配置される。この加熱クランプは、全体を52で示すある一定形状が付けられた上側部と、全体を54で示すある一定形状が付けられた下側部とを有する。その一定形状は、図1に関連して述べた、ある一定形状が付けられたローラーによって素材に与えられているV字形の溝またはフランジのものである。
加熱上面56と加熱下面58とは、その後、作動されて、約500〜550°F(約260〜288℃)まで昇温される。その際、これは、細長い素材片の両端18,20と前記テープ26とを互いに融着させて、連続ループ15に形成する。テープ26は、テープ両端18,20の一定形状部22,24に生じ得るわずかな隙間や欠陥を埋める。
本方法のこの部分を行った後、シールは、図5および図6に概略的に且つ全体を60で示されて、これら部品から形成される。そのシールのリップ部の外径(「o.d.」)76は、全体を62で示す外枠と、全体を64で示す内枠との間に保持される。外枠62は、半径方向フランジ66と、軸方向に延びるフランジ68と、厚さを薄くした圧着部70とを含む。内枠64は、半径方向フランジ72と、軸方向フランジ74とを含む。連続帯状片15の外径すなわち切込みを入れた部分76と、いわゆる二次的で不動のシール面を補助すると共に帯状材15を枠60に固定する補助として使用される弾性材料のガスケット78とが、半径方向フランジ66,72間に挟み込まれる。このガスケット材料78は、合成ゴム、熱可塑性エラストマー、またはシリコンゴムなどの物質の平坦片またはビードから作られる。RTV(室温加硫性)シリコンを使う場合もある。そのゴム状素材は、シールの様々な隙間を埋める助けとなり、こうして形成された全体を16で示すリップ部をシール組立体内の適所に保持するのに役立つ。その正確な構造や形状とは無関係に、ゴム製のガスケットは、硬化したり弛緩したりするPTFE材料のコールドフロー傾向を克服するだけにとどまらない。これは、ゴム性材料が相当な弾性を永久に留めるためである。最終的な組立は図6に示すように行い、外枠62の厚みを減らした部分70を、内枠64の軸方向フランジ74にしっかりと圧着して、各部品を組立状態に保持する。
図7は、シールを作る代替法を示している。これは、全体を88で示すスリットが素材にある以外は、図2に示すものと実質的に同じであり、これらスリットは、穴90をドリルまたはパンチで開け、帯状片94の外径に、スリット92を切開または形成して作られる。これで帯状片94の外径部分は、素材をループにしその内径をつば出しするときに必要なより大きな径とすることができる。
さて、図8を参照して、これはシール帯状片11を曲線部にするための、さらに別の方法を示している。この場合、帯状片110のつば出しは、簡潔にするために図示していない。この場合に必要な曲線は、成形する材料の厚さと等しい隙間だけ離して対向させた一対の加熱ローラー112,114で作られる。上ローラー112だけは、たとえば複数の三角形の凸部116をその表面に備える。帯状片110がそのローラーの間を通ると、複数の凹部すなわち窪み118が、帯状片110の上面に形成される。
帯状片は薄くされるため、同時に広げられて、外面120が内面122よりも長くなる。さらにこれは、外面を拡大させることになる一方、内面は同じままとする。その結果、素材110に曲線が与えられる。フランジは簡潔のために図示していないが、他の図のものと同じ状態である。素材の凹部は、厚さと形状を調整して、所望の外径の湾曲を作ることができる。単なる例として、帯状片110の厚さが0.050インチ(約0.127センチ)の場合、これらは深さが最大0.040インチ(約0.102センチ)である。
凹部、スリット、または一定形状の切抜き(すべてを集合的に脆弱領域という)を含む縁と反対側における帯状片の縁のつば出しは、フランジをつける縁が座屈したり、シールするため円筒形のシャフトに平らに広がる面ではなく不規則な表面を形成したりするのを防ぐのに、極めて重要である。
ゴムまたはゴム状のガスケット材料で、リップ素材の外径の少なくとも一部を囲むことも重要である。このように、二次的な(不動)シールがその完全状態と耐久性とを維持する。
薄いテープ素材は、帯状片の両端部に重ねる位置から、その両端部を接合する際、省くこともできると考えられるが、帯状材が不規則であるため、これはあり得そうにない。
PTFEを言及する場合、当業者には、当該材料が一般的に、ガラス繊維、グラファイト、二硫化モリブデン、またはいくつかの他の添加物などの一以上のフィラーを含むことができ、またこの場合には含むことは理解されるであろう。
このように、本発明が新規で効果的な大径シールおよびそれを作る材料を提供し、発明が本明細書に指摘したものや、発明に内在する他のものなど、多数の利点と特徴を有することが分かるであろう。
図1は、本発明により、圧延してフランジにし、その外縁になる部分を穿孔した細長いPTFE帯状片の一端を示している。 図2は、融着プロセスにおいて補助するために同種材料の薄い小片をその上に載せてループを形成するために接合するPTFE帯状片の両端をやや概略的に示している。 図3は、外径に切抜きまたは切込みを有する曲線にするフランジ付き帯状片の部分を示している。 図4は、図2の帯状片の端部を一緒に融着するために、このように成形した帯状片を加熱クランプに入れる工程を示している。 図5は、外枠を適所で圧着して、シールのリップ部分を正しい位置に維持する前のその組立位置の層を示している。 図6は、最終的に組み立てて圧着した状態の図5のシールを示している。 図7は、シールの外辺をつば出しし、穿孔する代替形態を示している。 図8は、帯状片の外縁の部分を型押しまたは薄くして、シール帯状片の外径の部分を半径方向に拡大するさらに別の形態を示している。 図9Aは、図8の9A−9A線に沿って切断した、図8のシールリップを形成する材料のある位置における断面を示している。 図9Bは、図8の9B−9B線に沿って切断したシールの別の断面を示している。

Claims (13)

  1. PTFEまたは同種のリップと、二部材を合わせてなる金属製枠とを有する大径シールの製造方法であって、
    PTFEまたは同種の材料の延出した帯状片から、前記シールのリップ部を形成する工程、
    前記材料の帯状片の一辺を少なくとも部分的につば出しする工程、
    前記帯状片の反対辺に多数の相隔たる脆弱領域を形成する工程、
    前記帯状片の両端部を互いに突き合わせて、前記脆弱領域を有する前記帯状片を、PTFEまたは同種の材料の連続ループにする工程、
    相溶性の材料の薄い帯状片を、前記突き合わせ端に重ねて、前記両端部を高温に上昇させる工程、
    前記帯状片の前記脆弱領域を、前記帯状片の外辺へ向けて置く工程、
    少なくとも前記脆弱領域を外枠の半径方向フランジ部に重ねて、前記リップ材料に隣接してゴム状のガスケット材料を配置する工程、
    前記外枠に嵌め込む内枠で、前記帯状片の前記外辺を覆う工程、
    前記内枠に前記外枠を圧着し、それによってPTFEまたは同種の材料の前記帯状片を適所にしっかり拘束し、そしてそれによってPTFEまたは同種の材料のフランジ付きの作用接触リップを有するシールを作る工程
    を有することを特徴とする大径シールの製造方法。
  2. 前記脆弱領域が、前記帯状片の外辺における複数のU字形の切抜きからなる
    ことを特徴とする請求項1に記載の大径シールの製造方法。
  3. 前記脆弱領域が、略V字形の外形を有する厚みを減らした複数の領域を含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の大径シールの製造方法。
  4. 前記脆弱領域が、一辺から離れた円形開口部を含み、
    前記円形開口部は、前記材料の外辺まで延びるスリットと交わる
    ことを特徴とする請求項1に記載の大径シールの製造方法。
  5. 前記ゴム状の材料が、天然ゴムおよびシリコンRTVエラストマーを含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の大径シールの製造方法。
  6. 前記ゴム状のガスケット材料を前記リップ材料に隣接して配置する工程が、前記内と外の両枠によって前記材料を嵌め込むように置く工程を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の大径シールの製造方法。
  7. 前記ゴム状の材料が、シリコンエラストマーのビードからなる
    ことを特徴とする請求項5に記載の大径シールの製造方法。
  8. PTFEまたは同種のリップ部と、金属製の枠部とを有する大径シールであって、
    PTFEまたは同種の材料の長細い帯状片から形成され、少なくとも両端部と、同種材料の重ね合わせ継当て片とを、互いに加熱および加圧して接合させて連続ループを形成し、前記ループが、前記ループの内側の辺縁部に、少なくとも部分的にフランジ部を有するリップ部と、
    前記ループの前記外径を拡大する多数の相隔たる脆弱領域であって、前記脆弱領域が前記金属製枠の一方の半径方向フランジ部に重なり、前記枠の他方が前記ループの前記外径を押え付ける脆弱領域と、
    前記枠間に配置され、前記リップの少なくとも一面に付けられ、前記枠の前記半径方向フランジが前記ループの前記フランジを付けられた内径に届かず終端し、それによって、前記リップの前記フランジ部を露出したままにして、シールされる部材に当って排除用シールを作る、ゴム状のガスケット素材と
    を組み合わせてなることを特徴とする大径シール。
  9. 前記脆弱領域が、前記リップの前記外径における多数のU字形の切抜きからなる
    ことを特徴とする請求項8に記載の大径シール。
  10. 前記脆弱領域が、略V字形の外形を有する厚みを減らした多数の領域からなる
    ことを特徴とする請求項8に記載の大径シール。
  11. 前記脆弱領域が、前記リップの外辺から離れた円形の開口部を有し、
    前記開口部は、前記外辺の外縁まで延びるスリットと交わる
    ことを特徴とする請求項8に記載の大径シール。
  12. 前記ゴム状の材料が天然ゴムとシリコンRTVエラストマーを含む
    ことを特徴とする請求項8に記載の大径シール。
  13. 前記ゴム状のガスケットが、前記リップの両側に付けられる
    ことを特徴とする請求項8に記載の大径シール。
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