JP2007510244A - 修正されたcd層を持つハイブリッド光学情報記録媒体 - Google Patents

修正されたcd層を持つハイブリッド光学情報記録媒体 Download PDF

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Abstract

本発明は、DVD層のような少なくとも1つの追加フォーマットをCD層に組み合わせる光学情報記録媒体に関するものである。この種のハイブリッド情報記録媒体が1.7mm以下、好ましくは1.5mm以下の厚みで製造される時には、CD層は読み取られるべき表面から1.1mmより大幅に浅い深さに位置し、従ってCD基板は厚みを減少されねばならない。得られる読み取り信号の質は、CD層の光学的に読み取り可能な構造の長さを増大させることにより、通常得られる値に比較して高められる。基板が薄い時のCDプレーヤーが焦点を結ぶ際の困難さの為に用いられるディスク材料の屈折率は、少なくともCD基板の場合にはポリカーボネートの数値より下げられ、好ましい領域は1.40〜1.55である。発明によるハイブリッドディスクのCD層の各種のプレーヤーとの互換性は、読み取り可能な構造を正常値に比較して拡大することにより、500nm以上の幅により更に高めることが出来る。
【選択図】図3

Description

少なくとも2つのフォーマットでのデータを包含するコンビネーションディスク(ハイブリッド情報記録媒体)においてコンパクトディスク(ハイブリッド情報記録媒体)を新しいデータフォーマット、又はデータメディアと組み合わせる試みが繰り返し行われて来た。特にSuper Audio CD(SACD)およびDVD−Audioのような最近の高分解能ミュージックフォーマットを用いることによりハイブリッドメディアによるコンパクトディスクとの互換性を実現することが試みられている、何故ならばCDの再生の為に存在する機器ベースではなお比較的少ないDVD−Audio、又はSACDプレーヤーよりもかなり多数存在するからである。CD−Audioに対する逆互換性は、この場合新しい高分解能ミュージックフォーマットに対してその導入を大幅に容易にするであろうし、また前記ミュージックフォーマットはそれらがコンパクトディスク(CD−Audio)において与えた再生の高品質と同様にサラウンドサウンド、ミュージックビデオ、テキストおよびフォーマット、又はミュージックに対する画像的背景をもたらす静止画像のようなまったく新しい特徴を提供したのであり、従ってコンパクトディスクに比して機能的に品質的に優れていると考えねばならない。
SACDおよびDVD−Audioのような新しいオーディオフォーマットにも拘わらず、この場合に一般にCD−AudioおよびDVD−Videoフォーマットの組み合わせであることも含まれるDVD/CDハイブリッドディスクを作ることにより、ミュージックビデオおよびサラウンドサウンド(例えばDolby Digital/AC3フォーマットでの)を含める迄に拡大させることは、CDにとって極めて魅力的なことである。“DVD”に関して多分、又存在することの考えられるものは、伝記に記載されているようなDVDプレーヤにより再生することの出来る(追加の)ボーナスマテリアル、又はDVD−ROMフォーマットの中のコンピュータで読み取ることの出来る情報である。これこそが市販の“DVDplus“フォーマットが目指すものである(DVDplus、又はDVD−Plusのような綴りもまた文献には見受けられることが指摘される)。
コンパクトディスク自体においてサラウンドサウンド(マルチチャネルサウンドとしてお知られている)およびミュージックビデオをエンコードすることの試みは既に存在した、何故ならば“Video CD”の形でのCD上のMPEG−1 Videoのエンコーディングのスタンダードが存在し、およびDTSのようなマルチチャンネルエンコーディングを用いるCDが市販されているからである。これには何の問題も存在しないが、DVD−Videoがミュージックビデオおよびサラウンドサウンドに対して提供する可能性はCDの場合よりも著しく進んでいるのである。これは、DVDのデータ容量がCDの容量よりも著しく大きいことに由来する。ビデオおよびサラウンドサウンドに必要なスペースの大きさの為にコンパクトディスクに基づく提案は、従って一般には説得力を欠くのである。
Super Audio CDの場合には、SACDプレーヤーおよび従来のCDプレーヤの両者に互換性のあるハイブリッドバージョン(SACD/CD)が存在する。この形のSACDでは2つのデータ層が存在する:
1. 0.6mmの深さでの高分解能SACD層、この層は約650nmの波長の赤色レーザーを部分的に反射するが、CDプレーヤーの特性である種類の約780nmの波長のレーザーには著しく透明である。
2. 読み取られるべきディスクの側から見て約1.2mmの深さでの従来のCD層。
ハイブリッドSACD/CDメディアは、すべてのCDプレーヤーと互換性があるが、しかし、その内の或るものがそれらを“CD”とも“SACD”とも認知せず、それらが物を見る時にスタンダードに適合しないが、“損傷”しているDVD層としてのみ認知するすべてのプレーヤーとは互換性がなく、またそれらは読み取りプロセスを中断し、又はディスクにイニシャライズすることが出来ない。
片側から読み取られるハイブリッドDVD/CDは、今迄は限定されていなかったことは知られているが、しかし、この種のハイブリッドタイプはDVD−Audioのスタンダードに対して論議されては来た。今日の状況では、この種のコンビネーションディスクは過去に遡って導入することは容易ではない、何故ならば既存のDVDプレーヤー、又はDVD−ROMドライブの多くは、それらが実際に“DVD”を再生すべきであるが“CD”を認知するに過ぎず、或いはDVD層が部分的に反射性である為に読み取りプロセスを中断さえするからである。これは、赤外レーザーに対して著しく透明であるDVD層が赤色レーザー(約650nmの波長)を約20%反射し、又この事はその反射性が規格では45%〜85%でなければならない単層DVDの仕様に明らかに外れているからである。しかし、約20%の反射性は、2層DVDのデータ層の反射性を満足しない。
DVDプレーヤーでは、片側から読み取られるこの種のハイブリッドDVD(V/A)/CDを読み取るプロセスは、従って成功するか、又は結局は反射性が余りに低い為、仕様を満足しないか、又はDVDプレーヤーがそのDVD容量から見て“DVD”を再生すべきであるにも拘わらず“CD”が認識されることにより中断されることがある。片側から読み取られるこの種のハイブリッドDVD/CDがDVDプレーヤーの上で示す挙動は、この分野での研究の結果で確認されているように予測が極めて困難である。
1999年以降、両面DVD−CDの市場化への試みが続けられて来た。CD−DVDコンビネーションディスクには間違いなく可能であった市場での成功を“DVDplus”が実現できなかったのは、この型式に対するサポートが欠如している為である。
しかし、会社のサポートの不足の少なくとも或る部分は、或るCD、又はDVDの仕様を何時も満足し得ない情報記録媒体が関連している事実に起因している。これは、この種のDVDplusがDVDハーフディスクがCDに固着される時にCD、又はDVD規格で許されている最大1.5mm(情報記録媒体の全厚みに関連する)よりも一般に厚いことに由来している。もしこれが他の調整なしで行われる時には、このタイプは約0.6+1.2=1.8mmの厚みとなる。CDの側に対しては1.1mmにまで厚みを減らすことは可能である、何故ならばSonyおよびPhilipsにより定められた規格(“Red Book”等)では、CDの基板は1.1mmから1.3mmの間の厚みを持つことが出来るからである。1.2mmの数字は平均値に過ぎない。もしCD基板が許された1.1mmの厚みにされるとDVDplusは従って1.7mmの厚みとなる。
この型式は、規格を満足していない為にライセンサにより“正式に許される”代わりに“許容”されることにはなるが商用的には使用されることが出来る。実際に現在の市場では、DVDプレーヤーとの互換性は極めて高い。CD側が僅少な厚み許容差を持つプレーヤーにより読み取られ、又特にポータブルCDプレーヤー(“Discman”)、カー用CDプレーヤーおよびポータブルコンピュータの場合には問題が生じる。
もし、例えばCD層が更に厚みを減らされる時には、CD、又はDVDに対して許される1.5mmの全厚みに近付くことになるが、しかし、これが実際に起きた場合には、CD基板の厚みはコンパクトディスクに正式に許される値の範囲外となる。この時には、プレーヤーはディスクの厚みの問題の点では救われるが、データの再生および正しいフォーカッシングに関する問題が代わって生じて来る。CD基板を通してフォーカッシングする為にCDプレーヤーは、“球面収差”と称される現象を考慮に入れねばならないが、この現象は光学的に空気より密度の高い媒質(ポリカーボネート)を光が通過し、従ってレンズの中で適切な方法で修正が必要となる為に起きる。もしCDの層厚みが過度に減らされると、この時の球状収差は著しく小さくなり、光学システムの中での修正が過剰となり画像エラーが出現する。CD読み取り光学システムには、フォーカッシング不能に極めて似た現象が生じる、言い換えればCD上のデータ構造が再生される時の画像の鮮明さがかなり低下する。それにより情報がCDデータ層にエンコードされるピットとランドは、従って読み取り光学システムにより余り鮮明には認識されない、言い換えればCD基板の厚みが次第に減少するに従って読み取りエラーの回数が増大する。或る条件下では、データはもはや全く読み取ることが出来なくなる。
DVD−CDに対する最初の実際の特許出願は、多分“1/2高さ”CDがDVDハーフディスクに固着された国際公開番号WO98/38637であった。アイディアは、その全厚みには何の問題もない1.2mmの通常厚みのDVD−CDを記載することに在ったのであろう。しかし、アイディアは、出願の行われる前に実証されてはいなかったと思われる、何故ならばそれは1/2高さのCDがCDプレーヤーにより再生されることの出来る最も稀なケースに該当すると考えられるからである。CDプレーヤーは、CD規格によれば“著しく狭かった”ことになるデータ層上の焦点間の間隔を非常に大きくとらねばならなかった筈である。たとえプレーヤーにとってこの事が可能であってもなお球状収差が“誤った”、又は極めて小さくなることの問題が存在する。球状収差の問題に対する将来の技術的解法が望まれていたならば、この事は少なくとも引用された出願については記載されていなかった。
今後においては、コンパクトディスクとDVDの物理的な仕様は或る場合には詳細に検討されるであろうし、又これが行われるならば絶対に不可欠ではないが物理的なCD仕様の全ステートメントを熟知することは理解を深める為に役立つであろう。CD規格の中の広く用いられたステートメントの中でエラーや単純化が所々に起きるから、ここで例を挙げて述べられることは、これらの仕様が正確に、極めて詳細に記載されるEuropean Computer Manufacture Association(ECMA)の資料である。規格のこれらの資料は市販されている。
コンパクトディスクの場合には、規格ECMA130に留意が必要である:“読み取り専用120mm光学ディスク(CD−ROM)でのデータ交換”。CD−Audioに対する物理的な仕様は同じである、何故ならば物理的仕様に関する限りCD−ROMフォーマットは完全にオリジナルのCD−Audio仕様に基づくものであるからである(CD−ROMは勿論CD−Audioとは異なるフォーマットである)。特に基板厚みと使用すべき材料の屈折率に関する規定についてのDVDの物理的仕様に関する情報は、規格ECMA−267およびECMA−268に夫々見出すことが出来る。
本来、“DVDplus”の名で市販されていることが知られているDVD−CDには、現在3つの形式が存在する。最も一般的なものは約1.7mmの厚みのものであり、最小許容基板厚みを何れもが持つCDおよびDVDが互いに固着され、データ層は互いに向い合う位置にあるが、しかし、勿論同じ側から読み取られる、何故ならばそれらは光学的に互いに分離されているからである。又その合計厚みがCDおよびDVD規格に基づいて(単一)コンパクトディスク、又はDVDに対して定められている1.5mmの合計厚みに併せてその合計厚みが1.5mmに等しいか、又はそれ以下であるDVD−CDタイプも存在する。これらのタイプでは、修正、又は厚みを減少させられたのはCD側のみであることから、リスニングの点から見てそれらは利点を持つ。その理由は、DVD側が該当のDVD仕様を満足することからディスクは“DVD”と呼ぶことが出来ることにある。CD−Audioの特許はまもなく期限切れとなることから、この種のDVD/CD−Aは特許の権利者の同意なしで製造することが可能となる、何故ならばそれは(“権利を守られた”)DVDを“コンパクトディスク”と呼ぶことの出来ないが、また“禁止する”ことの出来ないフォーマットと結び付けるからである。このディスクは、特許上の問題を生じることは比較的少なく、また例えばDVDの権利の保有者により禁止されることは出来ないが,“CD”としてそれは多分充分互換性があるとは言えないであろう。第3のタイプは、厚みが1.5mmと1.7mmの間にあるDVDplusであり、即ち厚みの問題とCDの読み取り特性の間の妥協点を見出した解法である。一般的に厚みを減らすことの出来るのは、CD層のみではなく僅かであるがDVD基板の厚みを、例えば0.55mmに厚みを減らすことが出来る。しかし、規格に定められた単層DVD−5においては、許可された最小値は正確に0.57mmであり、またDVDにおける偏差として考えられる許容差の為にこの数字を大幅に下回ることはあり得ない。
DVDとCDの基板の間の接着剤層は、通常の数字(通常約60μm)と比較して減少させることが出来る、何故ならばDVD規格ではこの層は両側から読み取られるDVD−10およびDVD−18のようなタイプの特別の厚みとしては限定されていないからである(それは或る場合には他のDVD仕様から得られるが、上限はDVDの全厚みによりそれに対して設定されている)。もし接着剤層が10μmに迄減少させられることが出来るならば、DVD−CDは厚みが60μmの場合に比較して0.05mm薄くなる。この時の目的は、理想的な場合にDVDplusを約1.7mmから出来れば1.5mmにして0.2mmだけ薄くすることにあるから、上記の可能性は無視されるべきではない。
2つのDVD層がDVDplus(DVD−9/CD)に存在する時には、それらは、しかし、DVD仕様に定められているように少なくとも40μmの透明層により分離されねばならない。もし透明の分離および接着剤層が余りに薄い時には、読み取りの光学システムは2つの層を充分に高いレベルで識別することは多分出来ないであろう、即ち2つのデータ層は読み取りプロセス中に光学的に互いに干渉し合うことになる。光学的なクロストーク効果は、出来る限り層の間に充分な間隔を設けることにより防止することが考えられる。
しかし、2層の場合には、第1DVD層は読み取り面から0.55mmの深さに位置することが可能であり、この結果DVD基板の全厚みは少なくとも0.59mmとなる。またこのケースでは、情報記録構造(ピットとランド)の全厚みは10%増大することに留意せねばならない。
その後の経験から1.48mmDVDplusが製造可能となったが、今日すべての再生装置にこれを実施するのは長い途のりである。厚みが1.55mmと1.6mmの厚みのDVD−CDハイブリッドを用いた実験も行われた。
約1.7mmの今日の最も一般的なタイプは、それを読み取るCDプレーヤー(および勿論DVDプレーヤー)が僅かに増大する厚みに耐える場合には極めて良く作動する。この事は、必ずしも必要である訳ではなく、従ってこの理由から薄型の研究は望ましく理解し得るものであるに過ぎない。今日迄行われて来た実験が既に市販されている約1.7mmのタイプよりも良い結果と高い互換性を与えたかは疑わしく、又この事は実際のテストで実証されねばならない事柄である。
CD基板が薄くされる時に読み取られるべき情報のパターンにとって極めて正確に作られる、言い換えれば読み取りの為に極めて優れた光学特性を持つことは有利である。付随する光学的変化(および特に球状収差における差異)の為にCD基板自身の厚みの減少は読み取り信号の劣化をもたらし、又この為に完成品における清浄なピットとランド構造が存在すること、およびこれらの構造の理想的な長さに僅かなジッタ(jitter)が生じることに注意が払われねばならず、又この変動が信号を読み取ることを一層困難にし、又は信号の品質を更に劣化させるのである。読み取りを行う光学システムおよびエレクトロニクスに対して清浄な光学構造およびメディアにおける低いジッタは信号の品質を高め、読み取りを容易にする。
DVDplusのCD基板が優れた読み取り信号と共にもたらす低ジッタと鮮明な読み取り構造を以って製造されたとしてもデータがなお確実に再生することが出来るならば最低レベル迄CD側が薄くされる時には、時として限界に達することがある。本発明においては、読み取り層から読み取られるデータパターン(ピットとランド)がハイブリッド情報記録媒体の中で拡大されることが提案され、これにより特に球状収差が生じる時にそれらはより容易に認識され、又全般的に読み取り信号を改善する。CDおよび他の規格での光学情報記録媒体に対して許される最大値である1.5mmの全厚みに少なくとも近付くか、又はこの数値に達し、又はそれを下回ることを既存のCDプレーヤーおよび、例えばDVDプレーヤーによりこの種のハイブリッド情報記録媒体の互換性を過度に制約することなく実現する為の努力が試みられている。増大は、この場合にCDプレーヤーのデータ構造(ピットとランド)の少なくとも延長に関連するものであるが事情によってはこれらの読み取り可能の構造の、それが有効である限り、幅を拡げることをも併せて行うことが出来る。
ピットとランド構造の増大、又は延長によりプレー時間が短縮されることになってもこの効果は同時に行われる発明によりCDプレーヤーのトラックピッチの縮小により補償される、何故ならば後者の対策はプレー時間を増大する結果をもたらすからである。用語“プレー時間”は、この場合CD−Audioに関するものであるが、何れにしろDVDplusはDVDとCD−Audioの組み合わせにのみ関連するものである必要はない。事実あらゆるCDフォーマットが可能であることは、あらゆるDVDフォーマットがDVDplusの場合に可能であることと同じである。一般にCDの“容量”はトラックピッチを減少させることにより増大すると言える、何故ならば用語“容量”は、例えばCD−ROMの場合にはCD−Audio、又はVideo−CDに対して適切な“プレー時間”よりもより適切であるからである。この点に関しては、本発明によるハイブリッドDVD−CDは使用されるディスク材料の屈折率の低下と有利に組み合わせられることが信じられている。或るCDプレーヤーに対してディスクの表面から約0.9mm離れているCD層は、光学的に見た場合には余りに接近し過ぎている。言い換えればこの値は、レンズシステムの焦点の範囲の外側、又は境界に近付き過ぎているのである。この質問を詳細に考慮する必要はないが、屈折率を低下させると読み取り装置の光学システムにとっては基板の厚みの見掛上の引き延しを生じる。これは、基板はそれ自体光学システムの一部であるからである。1.2mm厚みのCD基板が、例えば1.5の屈折率を持つ場合、生じる屈折効果の為に再生装置の光学システムはデータ層を“0.8mm”の深さにおいて“見る”。読み取りを行う光学システム、又はレンズシステムに対し屈折率の低下は、従って層が実際に見られる深さは延びることになり、又基板の厚みの減少は、従って多分ポリカーボネートの場合には存在するよりも低い屈折率を持つ他のディスク材料、又は場合によって可能なポリカーボネートとは化学的に異なったタイプにより補償されることが出来る。勿論この場合には限界が存在する、何故ならば屈折率が低い場合に球状収差(システムがデザインされる時の)も又同時に低下するからである。この事は、屈折率の高い材料によって補償されねばならない、即ちこの事は釣り合い効果の存在することを意味している。この事は、薄いDVD−CDタイプが新しいディスク材料を用いることだけでは作ることの出来ないことを示す実際の経験を確認するに過ぎない。
発明そのものに関することだけに詳細に考慮されるのは、それに関して明らかな背反の起きている状況下でのCD規格に定められているピット構造に対する物理的仕様である。特にオーディオ再生に対しては、CDリーダは1秒当たり大量のデータを読み取らねばならない為に公知のように44.1KHz/16ビットPCMにエンコードされている2つのオーディオチャネルが他の付随情報と同様に再生されることが可能である。従って或るデータ速度が維持されねばならない。実際の有用な、又は正味のデータは勿論のことエラーの修正にいわゆるプロダクトコードのような或る量の追加データが読み取りエラーを数学的に修正するには必要であることは明らかである。読み取り速度に関しては、例えばCD−ROMドライブはCD−Audioから知ることの出来る基本速度を数倍に高めることが出来る、何故ならば高いデータ速度はコンピュータの分野での読み書きにとって望ましいものであるからである。文献においては、オリジナルCD定義での基本速度は“シングルスピード(single speed)”と称されているのに対し今日ではこのデータ速度の48倍に及ぶ速度、又は更にその上の速度がCD−ROMドライブでは完全に普通になっている。CD−Audio規格では、データ速度は正確に定められているが、しかし、ピットとランドの構造の長さでは広く、即ちそのすべてが或る範囲内でフレキシブルなこれらから導かれた線型読み取り速度、又はドライブ回転数である。
知られているようにCD上のデータは、いわゆる“eight to fourteen modulation”(EFM)によりコード化されているが、しかし、これはデータの各ワードの後に存在する3つの接続ビットの為に8:17モジュレーションと考えることも出来る。広い意味では、用いられているのはRLL(2,10)モジュレーションである。ここでRLLモジュレーションを説明する必要はない、何故ならばそれらは一般に磁力および光学的格納の分野で熟知されているからである。このモジュレーションの形では、“1”は夫々のケースにおいて磁気フラックスの変化および光学的変化(ピット→ランド,ランド→ピット)によりあらわされる。RLL(2,10)モジュレーションでのこれらの変化の間に最小2および最大10のゼロが生じる為に、ピットとランドの最小長さは3Tであり、又最大長さは11Tである。EFMモジュレーションでの密度比DRは24:17、又は約1.41であるとされている。従って検出可能な最小単位においてエンコードされるのは1.41ビットであり、効果の劣る方法よりも高い容量と速度を与える、例えば1ビットではない。比較としてDVDの最近のEFMPlusモジュレーションもまた1.5の密度比を持つRLL(2,10)法である。PRMLのような新しいコード法は、時として現在光学メディアの分野に進出してきたが、しかし、それらはここでは採り上げないこととする。
正規のかつ基本的なCD仕様では、最小許容ピット長さ(およびランド長さ)、3Tは0.833と3.054μmの間に在り、又最長許容長さ11Tは約0.972μmから3.564μmである(最大値は丸められている)。データ速度が予め設定されている為にこれらの値は、読み取りヘッドと情報記録媒体の間の線型読み取り速度が順次それに従うCDに対する直接比例回転速度に該当する。メディア上の最高データ密度(3T=0.833μm)においてヘッドとメディアの間の線型読み取り速度は1.2m/秒であり、又最低データ密度(3T=約0.972μm)ではそれは1.4m/秒である。
これらの仕様におけるフレキシビリティは、CD−Audio規格を定めるに当りCDの製造を容易にすることへの明らかな意図が存在したことの事実により説明される、何故ならば大きな構造を持つディスクは製造が容易でありジッタも少ないからである。実務的には、最長のピット構造(最低データ密度)により要求される1.4m/秒の数字はディスクの製造では今日ではもはや使用されていない、何故ならばディスクは最大容量においても高い品質で製造されることが可能であり、又それはディスクの可使プレー時間を単に減少させるに過ぎないからである。従って今日主として用いられるのは3T=0.833μmの値、又は言い換えれば1.2m/秒の線型速度である。1.3m/秒の速度(3T=約0.9025μm、上記の値の平均に該当する)は、しかし、それが上下の両方向の偏移も可能なCD規格での平均値と考えることが出来る点で重要である。しかし、上方への偏移は正常ではない。特にCD−ROMおよびその大きな容量を用いる時、使用されるピット長さは殆ど必ず最小の値である、何故ならばこれは約650MBの容量がCD−ROMに対して達成されることの出来る唯一の方法であるからである。CD層を持つハイブリッドディスクにおいて該当の偏移(1.3m/秒以上の線型速度に該当する大きいピット構造)は、今日では決して使用されず、又それはここでは普通より薄いCD基板の読み取りの為の“光学的補助手段”として採り上げられる。
CD層での読み取り可能な物理的構造に関する第2の重要なファクタはトラックピッチである。これは、CD規格においては1.6μm±0.1μmである。限定される範囲は、従って1.5μmから1.7μmである。上記のケースに比してプレスされたCD−AudioおよびCD−ROMディスクにおいて一般的に用いられるのは1.6μmの平均値であり、また正確には最小値ではない。この事は、問題の値がCDプレーヤーのサーボとトラッキングに関して行うべき事が多く残っているのに対し、CDの製造上の問題はほぼ全部解決されたことの事実に由来する。少なくとも私が知る限り、実際に使用されている1.7μmの例は存在しない。しかし、トラックピッチに対する最小値である1.5μmは実際にしばしば用いられている。1.2m/秒の線型速度および1.5μmのトラックピッチを用いるとCD−Audioの最大許容プレー時間が得られるが、より一般的な表現では規格に定められた最大許容容量が得られると言える、特に後者はCD−ROMおよびCD−R規格にとって重要である。CD−Audioの場合には、CDのプレー時間が約75〜76分以上でなければならない時には1.6〜1.5μmのトラックピッチを使用することが出来る。プレー時間に関する限り理論上の最大値は、この時には―同時に最小ピット長さが用いられる時―約80分である。正確なプレー時間を記載することは出来ない、何故ならばもし今回のケースにおいても或る限界内で可能であるCD規格の規定からの背反が起きる時には、コンパクトディスクのリードアウトもデータ(この場合には音楽)に対して部分的に使用されるからである。1.5μmのトラックピッチは、“80分”CD−R(又はCD−RW)、即ち書き込み可能CDに対して今や極めて重要になったからである。このプレー時間の80分は、一般に知られているように“CD−R80”の約700MB容量に相当する。
以上を総合すると射出成型プロセスにより作られたCD(非アセンブルCD)に対しては、1.6μmのトラックピッチと共に該当のピット長さを持つ1.2m/秒の線型読み取り速度が正常であると言える(1.2m/秒はCD−Audioの読み取りの為に正常な種類の“シングルスピード(single speed)”である)。必要ならば特にトラックピッチが1.5μmの方向に前記の数字以下に定められるか、又はむしろそれは大抵のケースに用いられる1.5μmの実際の数字である。極めて稀であるが1.3m/秒の線型速度が見出される、しかし、これはコンセプト上はCDの線型密度の平均値である。私が知り限り、読み取り専用コンパクトディスクの線型密度に関して、又は“アッパートレランス(upper tolerance)”の方向でのその平均トラックピッチに関して、それが定められていても、偏移が実際に用いられることはない。しかし、ハイブリッドディスク、例えばDVD−CDにおいて“アッパートレランス”の方向およびそれを越えた偏移は、このケースにおいて提案されている通りこの種のハイブリッド格納メディアのCD側からの信号の品質を高めることの判明した効果をもたらす。
しかし、最大可能ピット長さに該当する1.4m/秒の最大線型速度の有利な使用が、CD上で行われる一つの重要な用法が存在する。これは、その中でメディア上の大きいピット長さが記録されるデータの中のジッタを減少させることが実証されているCD−R上の音楽の録音である。CD−Audioが再生される時にメディアジッタの少なくなることの聴覚上の証拠が存在するか否かは、再生装置のメディアジッタによる影響の受け方によって左右される。良好なCDプレーヤーが行うべきことは、オーディオデータを再生する時に、例えばDACにCDの読み取りプロセスとは別個の、無関係で正確なタイミングを与えるメディアジッタを除去することであることは明らかである。この事は容易に思われるが、メディアジッタは実際にCDの再生の際に再生ジッタを生ぜしめ、これが聴覚上の結果を招くことになる。従ってYamahaにより導入された“Audio Master Quality Recording”プロセスがCDの再生の際に再生ジッタを生じさせるか否かまたCDプレーヤーによって左右される。にも拘わらずこのプロセスは、実務上有用であることが証明されることが出来る。本発明がこのプロセスに何の関係も持たず、またこのプロセスにより暗示されたこともないのであるが、両者において再生の質、即ち読み取り信号の質が拡大されたピット構造により改善される点に明白な類似性が存在する。
一般に今日のCD再生装置の耐容性は、大抵の場合にCD規格に定められた範囲よりもかなり大きく、またこれは本発明にとって有用な事実である。このようにして今や90分および99分CD−Rが存在し、かつこれは特に前者の場合に既存の読み取り装置に極めて互換性がある。既存のCD書き込み装置を持つ書き込みエクストラ長さ(>80分)CD−Rは問題を生じることがあるが、CDドライブ、CDプレーヤー等の大部分における読み取りに対しては、それらは比較的問題を生じることが少ないのである、何故ならば90分迄の時間コード、又は“アドレス”は既に通常のCD規格において限定されているからである。TDKにより販売されている“High Capacity Recording”ディスクの場合には、この種のCD−Rのトラックピッチは1.33μmに過ぎず、これは1.5μmの“公式”の最小値を遥かに下回るのである。問題のメディアの広い用途については言わずもがなである。
90分以上のCDメディアを限定することは可能である、しかし、もしこれが行われるならばメディアは読み取り装置において問題を生じることがある、何故ならば90分を越える時間コード、又はアドレスは“ネガティブ”(即ちコンパクトディスクのリードイン)と判断されることがあるからである。これはアドレッシングに関する問題である。フィルム(VCDでの)、又はCD−Audioがプレーされる時には、この種のCD99(又はCD−R99)は90分を越えてトラックを選択することはもはや不可能と考えられても正当にプレーする時にはトラブルなしで一般に使用することが出来る。この事は、それが事実上主としてアドレスの問題であることを示すが、しかし、プレーヤーの広い耐容性の為に物理的なCD仕様に関する規格からの背反は原則的に大きな問題を生じることのないことを示すのである。Philipsは、今や正式に約98分に及ぶ“High Capacity Recordable Disc”を正式に確定している。この場合の実際の物理的な仕様は、1.28μmのトラックピッチであるが、これは標準トラックピッチに比較して25%増大したデータ密度、又は容量を与える。線型速度は、同様に1.2m/秒の“許容された”最小値を下回り、この場合には1.13m/秒である。
オーディオ、又はMPEG−1ビデオの80分以上の大きい容量のCDを作り出す為の努力は、既に何年か前に遡るものであるから、実際に出現することのあるCD規格から背反する他の値が存在することが考えられる。常に行われるのはデータ密度を高めることである。しかし、これらのCDは、規格に適合しないのである、即ちそれらの機能は、互換の可能なデータフォーマットとして特別に限定されている。にも拘わらず約90分のプレー時間を持つCDの持つ互換性は驚くべき高さを示す。
本発明は、層がハイブリッドディスクに存在する時に、例えばハイブリッドDVD−CD(DVDplus)のような同じメディアの中で異なったデータフォーマットと共にCD層のピット構造を拡大することに関連する。この拡大は、特にCD基板が読み取るべき表面から見て1.1mm以下の深さに在り、従ってCD規格に定められている最小のCD基板厚みより薄い時に効果を発揮する。応用の実際例では、この厚みの減少はDVD−CDの全厚みが1.5mmの方向に減少されるべきであるか、又は理想的な場合には全厚みが1.5mm又は以下にならなければならない為に望ましいのである。例えば両面のDVD−CD(“DVDplus“)のような両面から読み取られる場合およびまたCD層が追加のデータ層を異なったフォーマットで備える同じ側組み合わされているタイプの場合での発明による両者の実施形態が存在する。具体的には、両者のSACD/DVD/CD、即ちCD層を持つハイブリッドSCAD/CDである。私自身提案するようにSACD/CDは、(通常)この場合のDVDハーフディスクと組み合わされる。これが行われる時には、SACD/CD側の厚みを減らすこと、又は言い換えればCD層に対して1.2mmから0.9mmに“持ち上げる”ことに対して役立つのである。この目的の為の手順は、他の機会に既に記載されており、又今回ではCD層からの読み取り信号がピット構造を拡大することにより改善されることに役立つのである。
ピット構造の長さが1.3m/秒の線型速度から生じる値を越えて高められることが望ましい。1.2m/秒の速度に対して3T=0.833μmから11T=3.054μmのピット長さは文献に示されている(これらの値は多分余り正確ではなく、今回は文献から転載された)。
1.3m/秒の線型速度に対して1.3/1.2のファクタを乗じて得られた値は、従って3T=0.9024μmおよび11T=3.3085μmである(値は括約されている)。発明によるCD層において重要な数値は、従って常に1.3m/秒の線型速度に対して得られる約0.9024から3.3085μmの長さよりも大きい。
ピットとランドを拡大する時、例えばCD規格に基づいて可能な最大値を用いるべきではない、又は言い換えれば1.4m/秒の線型速度に該当する値を用いるべきでないことを示唆するものは何もない。これらの値は、3T=0.972μmと11T=3.564μmの間にある。このような拡大の不利な点は、CD−Audioのプレー時間が1.6μmの標準トラックピッチが維持されていたならば約63分に短縮されることである。CD規格では、1.6μmの標準トラックピッチが1.5μmに短縮されることが可能であり、この結果プレー時間は約67〜68分に延長される。しかし、上において立証されたように、例えば1.4μm、1.33μm、1.27μm、又はそれ以下の値のトラックピッチですら用いることが出来るのである。引用された最低値は約26%のプレー時間の延長に該当するのに対し、通常1.2m/秒に比較された1.4m/秒の速度でのプレー時間の減少は17%に過ぎない。
規格において(なお)許されている1.1mmから約0.9mmにCD基板を薄くすることの努力は行われつつある。もし約0.9mmのCD基板が約0.57mmのDVD基板と組み合わされるならば、最適の固着法が用いられると1.5mm以下の厚みのDVD−CDハイブリッドが得られ、しかもこれは修正されたCD側と組み合わされる規格を満足するDVDを提供する。この求めるゴールに到達する為にCD規格は、用いられているピットとランドの長さに関して完全に放棄されることが出来る。これは又特別に有利であることさえも窺がわせる。
もしピットとランド構造が25%拡大されるならば、一方では1.5m/秒の線型読み取り速度が得られるのに対し、他方では該当の長さが3Tに対して(約)1.041μmであり11Tに対しては3.818μmである。プレー時間の約25%短縮は、同時に行われるトラックピッチでの調整、又は減少により完全に補償され、または補償以上のものが得られる。
ピット構造の拡大は、CD規格の中の勧告を守り得ない結果を招くが、それが薄いCD基板でもたらすものは互換性の高まりであり、従ってディスクの全厚みが減少すべき時にはハイブリッドディスクにおいて効果的である。現在のCDプレーヤーにおける変更されたピット長さおよびプレー速度に対して確かに存在する耐容性の為に、このステップはCD層の深さの減少、又はCD基板に対する減少した厚みのようにプレー上の問題を招くことはない。本発明は、可能ならばCDに通常用いられているポリカーボネートよりも低い屈折率の材料を使用するような他の変更と相まって読み取りの性質を改善することにより、実用により適した薄いCD基板を作ることを明確に意図している(屈折率は幾らかのバラツキはCDの場合には約1.58である)。
現在のところDVD−AudioのようなDVDフォーマット、および特にDVD−Audioを遡ってCDプレーヤーと互換性のあるCD層と組み合わせることに対して再び努力が重ねられており、この事からそれがDVDplusのような既存のバージョンとフォーマットに対する改善であることから、発明の実用上の重要性は明らかである(発明は、例えば上に示されたように比較的薄いSACD/CD/DVDの製造にも用いることが出来る)。発明に対して請求されるものは、1.7mmの高さのDVDplusに関するもので、又読み取り信号の改善をもたらすのであるが、それは1.1mmより薄いCD基板の製造にとって特に有利である。例えば各種のフォーマットと分解能で音楽を提供するDVD−CDは、原則として2つの別個のディスク、即ち別個の形態のDVDとCDにより置き換えられるであろう。しかし、ミュージック界、又はレコーディング会社にとって同じ、又は僅かに高い価格で同じレコーディングの2つのフィジカルコピーを提供することには興味はないのである。これが2つ又は以上のフォーマットでミュージック、ビデオ、ソフトウエア等を含むハイブリッドディスクの基本的な利点である。常に単一のフィジカルコピーしか存在しない、しかし、これが個々のフォーマット/ディスクよりも多くのプレーヤーと互換性があるのである。
下記において今迄に述べて来たことを図示するのに今回役立つ図面が検討される。発明による実施形態は、DVD−CD組み合わせディスクに関して記載される。
図1に示されているのは、例えば1.7mmの高さの従来のDVDplusである。図面の底部にある側から見るとデータ層11を含むDVDハーフディスク10が存在する。ハーフディスク10およびデータ層11は、この場合のDVD規格に適合すべきであり、即ち物理的なDVD仕様内に存在すべきである、DVD側とCD側とは、接着剤12の層により分離され、またDVDplusにおいてはこの接着剤層は通常非透明である。これは、数μmに迄薄くすることが可能であり、又両面DVDでは接着剤の前記の層は、例えば55μmとなる。裏側、即ち図1の上側では、透明なポリカーボネート基板13上に(メタライズされた)データ層14が存在する。そのピット構造に関してこの層は、CD規格の中の勧告を満足し、またそれ自体ハイブリッドDVD−CDの内部に位置している。DVDplusは、今迄には一般に行われなかったが2つのDVD層を用いて作ることの可能なことが指摘される。
図2においてDVD−CDハイブリッドディスクの中のCD層のピット構造が上から見た形で拡大されている。図面は概略であり縮尺通りではない。CDでは一般の事であるが、2つのデータトラック16および17は1.6μmのピッチを用いている。ランド(18)およびピット(19)の両者に対して1.2m/秒の線型読み取り速度に該当する0.833μmの2つの最小長さ3Tが示されている。(注意事項:CD、又はDVDはスパイラルのデータを持ち、又厳格に言えば正確に平行なトラックを持っていないが1.6μmの間隔のほぼ平行なトラックが少なくとも大きく拡大された場合には認められる。)
図3は、本発明による修正されたDVD−CDを示す。同様にDVD基板20およびDVDデータ層21が存在する。基板厚みおよびピット構造に関しては、これらは、再び繰り返して言うが、DVDに対して作成された種類の現行の物理的仕様の中に含まれねばならない。必要ならばDVD基板の厚みは、しかし、標準仕様に比較して僅かに減少されることが出来る。読み取り信号の劣化による光学的修正の為にピットとランドは必要ならばDVDの場合にも僅かに拡大させることが出来るであろう。DVDに対しては、しかし、許容差は一般に小さい。図3においては、接着剤層22は出来る限り薄い形で作られるべきであり、即ち厚みはDVD−CDハイブリッドディスクの全厚みを減らす為の働きが必要ならば約40から60μm以下にされることが可能であり、又されるべきである。CD基板23はこの実施形態で0.9mm厚み、又CD層24はこの発明によって修正されるビット構造を持つ。
図4は、これらの修正されたビット構造を見た図である。この場合にも平面図で拡大して示されている2つのデータトラック26および27が存在する。見事な特徴は、この実施形態において1.3μmであるトラックの狭いピッチであり、又これによりピット構造の拡大により生じた線型ビット密度の損失が補償される。2つの効果は、互いにほぼ相殺し合い、又このディスクの“CD”層のデータ容量は標準CDとほぼ同じ値である。2つの最小ビット長さ3Tが存在する、またこれらも同様にランド(28)およびピット(29)に対して示されている。1.5m/秒の線型読み取り速度が基準とされ、また図2と比較した場合にピットサイズが25%長くなり、又読み取り信号が特に収差効果の出現する時には向上する。上述のように3Tの長さは、今回のケースでは約1.041μm、又は0.833μm×1.25である。
少なくとも2つのデータ層を持ち、決して例えば単一CDを持たないハイブリッド情報記録媒体を常に限定する本発明は、原則として読み取り専用ディスクに関するものであるが、しかし、必ずしもそうであることの必要性はない。ピットとランドを持つ読み取り専用CD層は、例えば書き込み、又は再書き込み可能なCDと組み合わされることが出来るであろう。書き込み、又は再書き込み可能なCD層にとって用いることは想像することが出来るが、この場合には正常なCD値との比で延長されたのはピットとランドではなく書き込み、又は再書き込み可能な材料の“明”および“暗”のような光学的に識別することの出来る効果である。
発明に対する現在の実施例は、読み取り専用DVD−CD(DVDplus)および又今日の広く用いられているオーディオフォーマットSACD、CD、DVD−VideoおよびDVD−Audioを互いに組み合わせることの出来たSACD/CD/DVDの両者である。知られているようにCDおよびDVDは、また8cmの直径でも製造されることが可能であり、12cmに限定されていない。これらやその他の変種は、発明を限定する請求項の中で考慮されている。
将来には青色レーザー用の層をCD層と組み合わせることもまた考えられる。Toshiba/NECの“Advanced Optical Disc”は、例えばDVDの条件に該当する0.6mmの基板に対して限定された。AOD層とCD層を組み合わせることはCDサブ基板が薄くされない限り1.5mmより厚いディスクを作ることになることは明らかである。DVDplusの場合のように本発明は、この方向で薄いCD基板からの信号の質にとって改善が意図される点で役立つのである。
他のバージョンおよび実施形態は、請求項から知ることが出来る。
上述のようにCDプレーヤーの光学システムに対し、例えば比較的接近しているCD層上に焦点を結ぶことを容易にする為の追加対策を講じることが出来る。この場合、使用されたディスク材料の屈折率はCDに対して普通の値(約1.58)から減じられるのが有効である。逆に目的が“正常な”球状収差を達成することにある時には屈折率からの偏移が上方に向かうことも又可能である。しかし、屈折率の低下は原則として好ましいことが窺える。従って本発明は、これもまた実務的にテストされねばならないが1.4〜1.55のオーダーの屈折率と組み合わせることが望ましい。
ピットとランドの延長のみが充分に互換性のあるDVDplusを作る時には、今日の材料と製造プロセスは殆ど変更せずに置くことが出来る反面、採用せねばならない射出成型プロセスにおいて用いられるのはCDマスター、又はマトリックスであり、ピットとランドの長さはこの場合には記載の通り延長される。
CD層は、あらゆるCDフォーマットに適合することが可能であり、この事は多数のCDフォーマットも又一つのCD層に組み込まれることを意味する。例えばCD−AudioおよびCD−ROMフォーマットは、マルチセッションCD上で組み合わせることが出来る。これも又今日では一般で通常なことである為に、例えばCD−Audioのコピーに対するコピー防止法、又はコンピュータ上で行うことも可能であり、しかもこの方法はコンピュータに“CD−ROM”を認識させることにより行われる。勿論これは“ハード”コピー防止法ではない。
図1は、従来のDVD−CD、又は“DVDplus”を図示する。 図2は、従来のDVD−CDのピットとランド構造を示す。 図3は、修正されたピット構造を持つ発明によるDVD−CDを示す。 図4は、発明によるDVD−CDのピット構造を極めて拡大して示す概略平面図である。

Claims (29)

  1. EFMモジュレーションに適合する為に、その長さが基本長さTの3倍から11倍の間にある光学的に読み取り可能なCDデータ構造を持つ少なくとも1つのCD層を備えたディスクフォーマットの光学情報記録媒体であって、
    基本長さTの3倍(3T値)は少なくとも0.9μmであり、
    基本長さTの11倍(11T値)は少なくとも3.3μmであり、
    透過して読み取られるCD層は表面から1.1mm以下の深さに位置し、
    少なくとも1つの追加データ層を持ち、
    CD基板に対して用いられる透明材料の屈折率が1.58以下であることを特徴とする
    光学情報記録媒体。
  2. CD層以外に1つ又は2つのDVD層を持ち、CD層およびDVD層は該情報記録媒体の反対側から読み取られることを特徴とする
    請求項1に記載の情報記録媒体。
  3. 青色レーザーにより読み取りおよび/又は書き込みおよび/又は再書き込み可能な少なくとも1つのデータ層を包含する
    請求項1に記載の情報記録媒体。
  4. 青色レーザーにより読み取りおよび/又は書き込みおよび/又は再書き込み可能なデータ層およびCD層が該情報記録媒体の反対側から読み取られる
    請求項3に記載の情報記録媒体。
  5. EFMモジュレーションに適合する為に、その長さが基本長さTの3倍から11倍の間にある光学的に読み取り可能なCDデータ構造を持つ少なくとも1つのCD層を備えたディスクフォーマットの光学情報記録媒体であって、
    基本長さTの3倍(3T値)は少なくとも0.9μmであり、
    基本長さTの11倍(11T値)は少なくとも3.3μmであり、
    透過して読み取られるCD層は表面から1.1mm以下の深さに位置し、
    少なくとも1つの追加データ層、即ちDVD層を持ち、
    CD層および少なくとも1つのDVD層が反対側から読み取られ、
    0.570mm以下の厚みのDVD基板を持つことを特徴とする
    光学情報記録媒体。
  6. DVD基板の厚みが0.55mm以下である
    請求項5に記載の情報記録媒体。
  7. DVD基板の厚みが0.55mmである
    請求項5に記載の情報記録媒体。
  8. 2つのDVD層を持ち、DVD基板の厚みが2層の場合に適用される0.55mmの標準定義から減少させられることを特徴とする
    請求項5に記載の情報記録媒体。
  9. 少なくとも1つのDVD層のピットとランドが読み取り信号の劣化の光学的補償を保証する為に拡大されることを特徴とする
    請求項5から8の何れか一項に記載の情報記録媒体。
  10. CD基板に用いられる透明材料の屈折率が1.58以下であることを特徴とする
    請求項5から9の何れか一項に記載の情報記録媒体。
  11. CD基板に用いられる透明材料の屈折率が1.55以下である
    請求項1、2、3、4および10の何れか一項に記載の情報記録媒体。
  12. CD基板に用いられる透明材料の屈折率が1.40から1.55の範囲内にある
    請求項1、2、3、4および10の何れか一項に記載の情報記録媒体。
  13. CD基板に対して用いられる透明材料がポリカーボネートよりも低い屈折率を持つ
    請求項1、2、3、4、10、11および12の何れか一項に記載の情報記録媒体。
  14. 基本長さTの3倍(3T値)が少なくとも0.98μmであり、基本長さの11倍(11T値)が少なくとも3.57μmであることを特徴とする
    請求項1から13の何れか一項に記載の情報記録媒体。
  15. 基本長さTの3倍(3T値)が少なくとも1.0μmであり、また基本長さTの11倍(11T値)が少なくとも3.67μmであることを特徴とする
    請求項1から13の何れか一項に記載の情報記録媒体。
  16. CDデータ構造のトラックピッチが1.6μm以下であり、また好ましくは1.5μm以下であることを特徴とする
    請求項1から15の何れか一項に記載の情報記録媒体。
  17. CDが少なくとも一部において、また好ましくは全部において読み取り専用であることを特徴とする
    請求項1から16の何れか一項に記載の情報記録媒体。
  18. 全厚みが1.7mm以上ではなく、また好ましくは1.6mm以上ではないことを特徴とする
    請求項1から17の何れか一項に記載の情報記録媒体。
  19. 全厚みが1.5mm以上でないことを特徴とする
    請求項1から17の何れか一項に記載の情報記録媒体。
  20. 12cm以下の直径および好ましくは約8cmの直径を持つことを特徴とする
    請求項1から19の何れか一項に記載の情報記録媒体。
  21. CD層がDVD層およびSACD層と組み合わされ、しかもDVD層とSACD層は情報記録媒体の反対側から読み取られる
    請求項1から20の何れか一項に記載の情報記録媒体。
  22. CD層がSACD層の下に位置することによりSACD層とCD層はDVD層からは光学的に分離されている
    請求項21に記載の情報記録媒体。
  23. 透過して読み取られるCD層は表面から1.05mm以下の深さに、また好ましくは1.0mm以下の深さに位置することを特徴とする
    請求項1から22の何れか一項に記載の情報記録媒体。
  24. 透過して読み取られるCD層は表面から約0.9mmの深さに位置することを特徴とする
    請求項1から23の何れか一項に記載の情報記録媒体。
  25. 追加の基板に対して用いられる透明材料の屈折率は1.58以下および好ましくは1.55以下である
    請求項1から24の何れか一項に記載の情報記録媒体。
  26. 追加の基板に対して用いられる透明材料の屈折率は1.40から1.55の範囲内にある
    請求項1から24の何れか一項に記載の情報記録媒体。
  27. 屈折率の異なった少なくとも2つの基板を持つ
    請求項1から26の何れか一項に記載の情報記録媒体。
  28. CD層の読み取り可能な構造が拡大されることを特徴とする
    請求項1から27の何れか一項に記載の情報記録媒体。
  29. CD層の読み取り可能な構造が500nm以上の幅、好ましくは600nm以上の幅を持つことを特徴とする
    請求項1から27の何れか一項に記載の情報記録媒体。
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