JP2007506940A - 機械的ぜんまい仕掛け用稼動余力表示器 - Google Patents

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Abstract

本発明は、歯車列を駆動するための主香箱と、所定の期間中機能する補足機能に割り当てられた歯車列を駆動するための少なくとも第2香箱とが設けられた、機械的ぜんまい仕掛けのための稼動余力表示器に関する。針(18)及び文字盤(19)を用いて表示される稼動余力は、最小の余力を有する香箱の稼動余力に常に等しい。

Description

本発明は、香箱に含まれるばねによりエネルギーが供給される機械式腕時計のムーブメントに関する。より詳細には、仕上げ歯車列を駆動するための主香箱と、最小の所定期間中機能すべき補足機能に割り当てられた歯車列を駆動するための少なくとも第2香箱とが設けられた、機械的計時器ムーブメントの稼動余力表示機構に関する。
こうした機構は、計測時間の時間及び分を円盤を用いて表示する、クロノグラフ機械式腕時計のムーブメントに特に良好に適応する。この場合、最小の所定期間は、計測可能な最大時間に等しい。
このタイプの表示器は、針による表示器よりも優れており、大きな寸法の表示の提供を可能にし、従って、例えば航空機のパイロットが望むと思われるような、より迅速により容易な読取を可能にすることが知られている。
そこで生じるのが、円盤を駆動するのに必要な機械的エネルギーの問題である。具体的には、単一の香箱は応力にさらされる危険があり、応力はバランスの振動の振幅を混乱させ、その結果、クロノグラフ歯車列の正確な作動を阻害する。
EP03 405532.7号明細書は、計測時間の時間単位、10分単位、及び分単位の円盤が、それぞれ独自の香箱によって駆動されるムーブメントを提案することで、この問題に対する解決策を提供している。
こうした製品では、最小期間にわたってストップウォッチ機能を作動させるために、基本機能とストップウォッチ機能の両方について、ムーブメントの稼動余力の表示を有することが、装着者にとって非常に有用である。
本発明の目的はこの必要性に対応するものである。
この目的を達成するために、前述のタイプの本発明による稼動余力表示機構は、
−針と、針の位置を読み取るために使用される文字盤とを含む稼動余力表示手段と、
−それぞれ主香箱及び第2香箱を前記表示手段に連結している第1及び第2歯車列と、を含み、
−これらの手段及びこれらの歯車列は、表示された稼動余力が、補足機能が作動する残り時間に相当するように配置されている。
有利なことに、表示される稼動余力は、最短の余力を有する香箱の稼動余力である。
好ましい実施形態によると、表示手段及び歯車列は、
−計時器がストップウォッチ機能を伴わずに作動する限り、針は、主香箱の稼動時間と第2香箱の稼動時間との差に相当する稼動時間の後にのみ、移動を開始し、
−ストップウォッチ機能が作動されると直ちに、針は移動を開始して、最短の余力を有する香箱の稼動余力を表示するようになっている。
さらに、表示手段及び歯車列は、
−計時器の巻き上げが、第2香箱の稼動時間に等しい稼動時間に相当する状態に到達しない限り、文字盤は回転するが針は静止したままであり、
−巻き上げが前記状態に到達すると直ちに、文字盤と針とは同時に回転するようになっている。
本発明の他の特徴は、添付の図面を参照して以下に述べる記述により明らかになる。
図1に概略的に示すクロノグラフ腕時計は、文字盤10上に従来の方法で、現在時刻の時間、分、及び秒を、2本の中央針11、12及び9時方向にある小針13を用いて表示するよう意図されている。
腕時計は、中央針14を用いて計測時間の秒も表示する一方、計測時間の時間単位、10分単位、及び分単位の表示は、文字盤10に設けられた窓の背後に表示される3つの円盤15、16、17によってそれぞれ提供される。
最後に、小針18と小さい回転文字盤19とが6時方向に配置され、図2を参照して後述するように、計時器の稼動余力を表示する。
この腕時計のムーブメントは、基礎として、例えばETA SA社(スイス)により「7750」の商品番号で市販されているようなクロノグラフタイプの機械式キャリバーを有する。これは、前述の欧州特許文献に詳細が記載されている補足機構に結合されており、円盤15、16、17を駆動している。
従来の方法で、竜頭20は巻き上げ及び時刻の設定に使用される一方で、2つの押しボタン21、22はそれぞれ開始・停止、及びストップウォッチ機構のゼロ位置合わせを制御する。
ここで図2を参照すると、図2aと図2bとの2つの部分に分けられており、稼動余力を表示する機能に関与する部材のみが図示されている。
図2aでは、参照番号23は、腕時計の主動力を形成する基本ムーブメントの香箱を示す。この香箱は通常約40時間の稼動時間を有し、そのドラムの内部に滑りストラップ(図示せず)を備えたばねを含み、このストラップは香箱が完全に巻き戻された時に過度に圧力がかかるのを制限するのに使用される。その軸24は爪車25を支持し、爪車25は竜頭20から巻き上げ歯車及び丸穴車(図示せず)によって駆動されると考えられる。ドラムの外歯車26は、時針11、分針12、及び秒針13を駆動する仕上げ歯車列(図示せず)と噛み合う。
爪車25の反対側で、軸24は、角度伝達装置28と噛み合う車27を支持し、角度伝達装置28自体は第2香箱31の軸30に取り付けられた車29と噛み合い、第2香箱31のドラムも滑りストラップを備えたばねを含み、かつ第2香箱31の稼動時間はストップウォッチ機能が作動すべき時間である。通常、この稼動時間は10時間である。この香箱のドラムの外歯車32は、計測時間の分単位を表示するための円盤17を駆動する歯車列(図示せず)と噛み合う。軸30はさらに、同じ側で、爪車33も支持し、爪車33は第3香箱(図示せず)の爪車で終端する歯車列と噛み合い、第3香箱は計測時間の10分単位を表示するための円盤16を駆動するのに使用される。
既に引用した欧州特許文献に記載されるように、第3香箱は、計測時間の時間単位を表示するための円盤15を駆動するのに使用される第4香箱を作動させる。
爪車33の反対側で、軸30は歯車34を支持し、歯車34は車35と噛み合い、車35の歯車36は車37と噛み合い、車37には突起38が設けられ、稼動余力表示文字盤19を支持する。
車37は軸39上に旋回可能に取り付けられ、軸39上には稼動余力を表示する針18が取り付けられており、並びに反対側には、円形開口部41を備えた車40(図2b参照)が取り付けられ、円形開口部41の長さは、ストップウォッチ機能が作動すべき時間に相当し、それは約10時間である。
針18の反対側で、軸39は、摩擦取り付けされた車42を支持し、車42は車44の歯車43と噛み合い、車44の軸は車35の旋回軸として使用され、かつ車44は第2香箱31の軸30により支持される第2歯車45と噛み合う。
図2bに示すように、図には針18、文字盤19、及び図2aを参照して記載される関連部材がみられ、軸39は開放車40と摩擦車42との間に歯車46を支持し、歯車46は角度伝達装置47と噛み合い、角度伝達装置47は円形開口部49を備えた車48と噛み合い、円形開口部49の長さは約30時間の回転期間に相当する。車50は、車48の軸51上に自由に回転可能に取り付けられており、開口部49に配置された突起52が設けられている。
車50は歯車53と噛み合い、歯車53の軸54は摩擦取り付けされた車55を支持し、車55は角度伝達装置56を用いて歯車57と噛み合い、歯車57の軸58は歯車59を支持し、歯車59は犬歯を用いて可動部60と噛み合い、可動部60は主香箱23のドラムの外歯車26と噛み合う。
本発明による機構の操作を、以下の4つの状況について述べる。
−最初の10時間の巻き上げ、
−10時間を超える巻き上げ、
−ストップウォッチ機能を伴わない稼動、
−ストップウォッチ機能を伴う稼動。
1. 最初の10時間の巻き上げ
爪車25が、竜頭20から巻き上げ歯車及び丸穴車によって駆動されると、軸24は、主香箱23のばねと、同時に、第2香箱31のばねとを、可動部27、28、29及び軸30を用いて巻き戻す。
歯車34も軸30により支持されており、この歯車34が、車35及びその歯車36を用いて、車37及び稼動余力表示文字盤19を駆動し、稼動余力表示文字盤19は反時計回りに回転して、針18に、実際には静止した状態で、稼動余力の増加を表示させる。同時に車37の突起38は、車40の開口部41の中で自由に移動し、従って車40は回転しない。
巻き上げが2つの香箱にとって少なくとも10時間の稼動時間に相当する状態に到達すると、針18は文字盤19上で10時間の稼動余力を示す。突起38も車40の開口部41の末端隣接点に到達する。
2. 10時間を超える巻き上げ
巻き上げが継続する場合、車40は突起38の作用に基づいて回転を始め、こうして針18をその文字盤19と同時に駆動し始めるので、稼動余力表示は10時間のままである。車42は歯車46上に摩擦取り付けされているので、車42は、自身が歯車43、車44、及び歯車45を介して香箱31に連結されるような香箱31の位置に、対応した位置で留まる。
車40はさらに、歯車46及び角度伝達装置47を介して、車48を駆動し、車48の開口部49は、車50の突起52を受け入れる。巻き上げが約30時間の稼動期間に相当する状態に到達すると、この突起は開口部48の末端隣接点に到達する。従って車50は回転を始め、可動部53、55、56、57、及び58により、歯車59を駆動する。しかし歯車59は、犬歯歯車可動部60の存在のため、主香箱23に対して影響を及ぼさない。
つまり、滑りストラップを備えたばねの使用により、巻き上げ竜頭20の作動による巻き上げは、損傷を引き起こすことがなく継続してもよいことがわかる。
3. ストップウォッチ機能を伴わない稼動
腕時計の通常の操作では、主香箱23のドラムが作動される唯一の要素であり、従って主香箱23の外歯車26を介して現在時刻を表示するための歯車列を駆動し、外歯車26も犬歯歯車可動部60を駆動し、犬歯歯車可動部60は、この回転方向において、突起の付いた車50に対してその動きを伝達する。
計時器が完全に巻き戻されたことを受けて、稼動余力の表示は10時間のまま、車50はこれに影響を及ぼすことなくこうして約30時間回転するが、これはその突起52が車48の開口部49内で自由に回転するからである。稼動の30時間の終わりに、突起は開口部49の末端隣接点に到達して、車48は回転を始める。角度伝達装置47、歯車46、及び軸39、を用いて、稼動余力表示針18を10時間の位置から反時計回り方向に回転させ始める。第2香箱31は作動しておらず、従って車42は静止しているが、この車は軸39上に摩擦取り付けされているので、針18の移動は可能である。
針18が車40の開口部41内における突起38の移動に対応した経路に沿った移動を完了する、すなわち10時間経つと、針18は文字盤19上で余力ゼロを表示し、従って主香箱23は約40時間分解放された状態となる。
つまり、軸39を香箱23に関連づける歯車列に挿入された摩擦車55の存在のおかげで、針18がゼロ位置に到達した時点で、香箱23が完全に解放することを妨げられていないことがわかる。
4. ストップウォッチ機能を伴う稼動
ストップウォッチ機能が作動されると直ぐに、第2香箱31はずっと作動状態に置かれ、稼動余力の表示に影響を及ぼす。第2香箱31の歯車45はこれによって、車44、歯車43、車42、及び軸39を用いて、稼動余力表示針18の駆動を開始し、針18は反時計方向に移動を始める。軸39は歯車46及び車40を駆動する。車40はその歯車46を介して角度伝達装置47と噛み合い、角度伝達装置47は解放車48を駆動する。
明らかに、主香箱はまだ作動中でありかつ車50を駆動しており、車50の突起52は30時間後に車48の開口部49の末端隣接点に到達し、これに対して、車50、48が同時に移動しているので、ストップウォッチ機構が作動した時間が加算される。換言すると、ストップウォッチ機構が3時間使用された場合、突起52は33時間後にようやく隣接点に到達する。針18は10時間−3時間に等しい稼動余力を表示するので、針18は主香箱の作動の40時間後にゼロに到達する。
主香箱の稼動余力が10時間未満の時に計測時間の計測を開始する場合、突起52は車48も回転させる。これは、このような時に針18の制御に対して2つの香箱の作用が一緒に加わるのを防ぐために不可欠である。
つまり、このようにするためには、車48はさらに第2香箱31により駆動される車42の回転によっても作用されることがわかる。このように、車48、50は同じ速度で駆動されることにより、かつ少なくとも1分に等しい歯車振動(香箱31が1分ずつ進行することから必要とされる)のため、車の突起52は、車48の開口部49の末端に対して相対的に同じ位置に留まる。これらの配置のおかげで、針18はこうして2つの香箱間で衝突せずに駆動され、主香箱の稼動余力に相当する同一の稼動余力が表示される。
上述の機構は、香箱ばねの手動巻き上げを備えた腕時計の中に組み込まれる。自動巻き上げを備えた腕時計にそのまま応用されてもよいことは明らかである。
このようにして、稼動余力を表示するための機構は、ストップウォッチ機能を作動するのに必要な、10時間に設定された、稼動時間のみを表示することが提案されており、一方で計時器は、現在時刻表示機能として40時間の余力を有する。
換言すると、表示針18は:
−ストップウォッチが作動されない限り、計時器の作動30時間後、
−あるいは、10時間の余力を要するストップウォッチが作動された直後、
のいずれかに、10時間からゼロまで逓減的に駆動される。
円盤を用いて計測時間を表示するムーブメントを備えたクロノグラフ腕時計を示す。 稼動余力の表示を提供するムーブメントの部材の図である。 稼動余力の表示を提供するムーブメントの部材の図である。

Claims (8)

  1. 機械式計時器ムーブメントの稼動余力表示機構であって、該ムーブメントは仕上げ歯車列を駆動するための主香箱(23)と、所定の期間中機能すべき補足機能に割り当てられた歯車列を駆動するための少なくとも第2香箱(31)とを備えた機構において、
    − 針(18)と、前記針の位置を読み取るために使用される文字盤(19)とを含む稼動余力表示手段と、
    − それぞれ前記主香箱及び前記第2香箱を前記表示手段に連結している第1及び第2歯車列と、を含み、
    − 前記手段及び前記歯車列は、表示された稼動余力が、前記補足機能が作動する残り時間に相当するように配置されている
    ことを特徴とする、機構。
  2. 前記表示手段及び前記歯車列は、前記表示された稼動余力が、最短の余力を有する前記香箱の稼動余力となるように配置されることを特徴とする、請求項1に記載の機構。
  3. 前記表示手段及び前記歯車列は、
    − 前記計時器が前記ストップウォッチ機能を伴わずに作動する限り、前記針(18)は、前記主香箱(23)の稼動時間と前記第2香箱(31)の稼動時間との差に相当する稼動時間の後にのみ、移動を開始し、
    − 前記ストップウォッチ機能が作動されると直ちに、前記針(18)は移動を開始して、最短の余力を有する前記香箱の前記稼動余力を表示するようになっていることを特徴とする、請求項2に記載の機構。
  4. 前記表示手段及び前記歯車列は、
    − 前記計時器の巻き上げが、前記第2香箱(31)の稼動時間に等しい稼動時間に相当する状態に到達しない限り、前記文字盤(19)は回転するが前記針(18)は静止したままであり、
    − 前記巻き上げが前記状態に到達すると直ちに、前記文字盤(19)と前記針(18)とは同時に回転するようになっていることを特徴とする、請求項2及び3のいずれか一項に記載の機構。
  5. 前記表示手段は、
    − 前記表示針(18)が取り付けられ、かつ前記文字盤(19)が旋回可能に取り付けられる、軸(39)と、
    − この軸に取り付けられ、かつ前記第2香箱(31)の前記稼動時間にほぼ等しい稼動時間に相当する長さの円形開口部(41)を備えた、第1車(40)と、
    − 前記軸(39)上に旋回可能に取り付けられ、前記文字盤(19)に対して固定的に取り付けられ、かつ前記開口部(41)に位置する突起(38)を備えた、第2車(37)と、
    − 前記軸(39)上に摩擦取り付けされた第4車(42)と、
    − 前記軸(39)に取り付けられた第1歯車(46)と
    をさらに含むことを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載の機構。
  6. 前記第1歯車列は、前記主香箱(23)の前記歯車(26)を前記第1歯車(46)に連結し、かつ
    − 前記歯車(46)に対して回転可能に固定的に取り付けられ、かつ前記主香箱(23)の前記稼動時間と前記第2香箱(31)の前記稼動時間との差に相当する長さの円形開口部(49)が設けられた、第5車(48)と、
    − 前記歯車(26)に対して回転可能に固定的に取り付けられ、前記第5車(48)の前記軸(51)上に自由に回転可能に取り付けられ、かつ前記第5車(48)の開口部(49)に位置する突起(52)を備えた、第6車(50)と
    を含むことを特徴とする、請求項5に記載の機構。
  7. 前記第1歯車列は、前記第6車(50)と前記主香箱(23)の前記歯車(26)との間に挿入された、摩擦取り付けされた第7車(55)及び犬歯可動部(60)をさらに含むことを特徴とする、請求項6に記載の機構。
  8. 前記第2歯車列は、
    − 前記第2香箱(31)の前記軸(30)に取り付けられた第2歯車(34)と、
    − この歯車(34)と噛み合う車で、その歯車(36)が前記第2車(37)と噛み合う第7車(35)と、
    − 前記軸(30)に旋回可能に取り付けられた第3歯車(45)と、
    − この第3歯車(45)と噛み合う車で、その歯車(43)が前記第4車(42)と噛み合う第8車(44)とを含み、前記第7車(35)はこの歯車の前記軸に旋回可能に取り付けられている
    ことを特徴とする、請求項5〜7のいずれか一項に記載の機構。
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