JP2007503224A5 - - Google Patents

Claims (23)

1. 血管壁からの光信号を、介在流体を通して受信するプローブ（５８）と、
   前記光信号を分析して、プローブと血管壁との間の近接度合いに関する近接度情報を決定し、プローブが血管壁に対して所望の近接度を有していると判定される場合に、前記受信した光信号を用いて血管壁を評価する分析器（４２）と、
   を具備する、介在流体を通して血管壁を光学的に検査するシステム。
2. 請求項１において、前記プローブが、照射光を放射し、かつ、前記照射光によって発生する光信号を受信するシステム。
3. 請求項１または２において、前記分析器が前記光信号の振幅を決定し、前記受信した光信号の振幅がしきい値の要求範囲内にある場合に、前記受信した光信号を用いて血管壁を評価するシステム。
4. 請求項１〜３のいずれか１項において、前記分析器が、血管壁および／または介在流体のスペクトル応答に応じて血管壁を評価するシステム。
5. 請求項１〜４のいずれか１項において、前記分析器は、前記光信号を介在流体のスプクトル応答と比較し、前記光信号が介在流体のスプクトル応答とは大幅に異なる場合、前記受信した光信号を用いて血管壁を評価するシステム。
6. 請求項１〜５のいずれか１項において、前記分析器は、ケモメトリックモデルを使用して前記光信号を分析することにより、プローブが血管壁の充分近くにあり、血管壁の評価が可能か否かを判定するシステム。
7. 請求項１〜６のいずれか１項において、前記分析器が、患者の複数の心拍サイクルにおいて複数の時点で前記光信号を検出するシステム。
8. 請求項１〜７のいずれか１項において、前記プローブが、プローブと血管壁との間に動きを発生させるシステム。
9. 請求項１〜８のいずれか１項において、前記プローブが、前記プローブと血管壁との間の介在流体内の動きと相互作用して、前記プローブと血管壁との間に動きを発生させるように構成されているシステム。
10. 請求項１において、オペレータが、前記分析器からの結果に基づいて、血管壁を評価するために、前記受信した光信号を使用するか否かを決定するシステム。
11. 請求項１〜１０のいずれか１項において、前記分析器が、前記光信号を、患者の血液サンプルを抜き取り、この血液のスペクトル応答を測定することにより収集される介在流体のスペクトル応答と比較するシステム。
12. 請求項１〜１１のいずれかの１項において、前記分析器は、介在流体のスペクトル特性に基づいて、前記光信号のスペクトル応答を分析するシステム。
13. 請求項１〜１２のいずれか１項において、前記分析器は、既知の血液のスペクトル特性に基づいて、前記光信号のスペクトル応答を分析するシステム。
14. 請求項１〜１３のいずれか1項において、前記分析器は、多数の患者からの血液サンプルのスペクトル応答から生成され、現在の患者の血液スペクトルによって補強されたケモメトリックモデルを用いるシステム。
15. 請求項１〜１４のいずれか１項において、前記分析器は、前記光信号を、患者の単一の心拍サイクルにおいて複数の時点で検出するシステム。
16. 請求項１〜１５のいずれか1項において、前記分析器は、前記光信号を、複数の時点からのスペクトル応答を平均することにより検出するシステム。
17. 請求項１〜１６のいずれか１項において、前記分析器は、前記光信号を、単一または複数の心拍サイクルにおける複数の時点からのスペクトル応答を平均することにより検出し、プローブが血管壁に充分近接したとき集められたスペクトル応答を用いて、血管壁の評価を可能にするシステム。
18. 血管壁に対して運動を生じるプローブ先端を有する、血管挿入用プローブ。
19. 請求項１８において、前記プローブ先端が回転し、かつこのプローブ先端が、プローブ先端の回転によってプローブ先端と血管の壁との間に相対運動を生じる偏心質量を有しているプローブ。
20. 請求項１８において、前記プローブ先端が、流れている血液と相互作用してこのプローブ先端を血管の壁に近くに移動させるような形状であるプローブ。
21. 請求項１８において、前記プローブ先端が、流れている血液と相互作用してこのプローブ先端を血管壁の壁に対して移動させるような形状であるプローブ。
22. 請求項１８において、前記プローブ先端がフィンを有しているプローブ。
23. 請求項２２において、さらに、心拍サイクルによる血管壁からの信号のゲート収集を含むプローブ。