JP2007334356A - 画像形成装置および画像形成方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】画像の品質を一定のレベルに維持しつつも、各感光体への画像形成信号の遅延調整用メモリの容量を低減することができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】本発明に係る画像形成装置は、カラー画像を形成するタンデム型の画像形成装置において、第1のビット長を有し、印刷色毎に設けられる複数の第1の画像データを、少なくともいずれかの印刷色において前記第1のビット長よりも小さな第2のビット長を有する複数の第2の画像データに変換するビット長変換部と、第2の画像データを印刷色毎に一時的に記憶し、第2の画像データに対して印刷色毎に異なる遅延量を設定可能に構成される複数の記憶部と、印刷色毎に設けられ、各々が所定の間隔で配置される複数の感光体と、像担持体を前記複数の感光体に沿って移動させ、像担持体に印刷色を重ねて転写する転写部と、を備えたことを特徴とする。
【選択図】 図3
【解決手段】本発明に係る画像形成装置は、カラー画像を形成するタンデム型の画像形成装置において、第1のビット長を有し、印刷色毎に設けられる複数の第1の画像データを、少なくともいずれかの印刷色において前記第1のビット長よりも小さな第2のビット長を有する複数の第2の画像データに変換するビット長変換部と、第2の画像データを印刷色毎に一時的に記憶し、第2の画像データに対して印刷色毎に異なる遅延量を設定可能に構成される複数の記憶部と、印刷色毎に設けられ、各々が所定の間隔で配置される複数の感光体と、像担持体を前記複数の感光体に沿って移動させ、像担持体に印刷色を重ねて転写する転写部と、を備えたことを特徴とする。
【選択図】 図3
Description
本発明は、画像形成装置および画像形成方法に係り、特に、カラー印刷可能な画像形成装置および画像形成方法に関する。
カラーコピー機やカラープリンタ等の画像形成装置では、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)等の複数の印刷色を用いてカラー画像を記録紙等に印刷している。
カラー画像の階調再現性や色再現性を高い水準に維持するためには、各印刷色に対応する画像信号(以下、印刷色信号という)を多ビットの多階調のデータ、例えば8ビットの256階調の信号とする必要がある。
一方、近時、画像データの高解像化が急速に進んできており、画像形成装置では多量の画素信号を取り扱う必要がある。このため、各種のデジタル処理において印刷色信号を一時的に記憶させるメモリの容量も急激に増大してきており、画像形成装置に対するコスト圧迫要因となってきている。
これに対応するため、メモリ容量削減を目的とした技術が従来から検討されている。例えば、特許文献1には、3色の印刷色信号C,M,Yを、画質への影響度によって主濃度、副濃度1、および副濃度2の3つのカテゴリに分類し、主濃度とされた信号は8ビットのままとする一方、副濃度1とされた信号は8ビットから5ビットに、また副濃度2とされた信号は8ビットから4ビットに変換することで、全体の信号ビット数を削減し、メモリ容量も減らすことができる、とする技術が開示されている。
ところで、印刷色信号を一時的に記憶する処理は、画像形成装置の中の複数の部位で行われており、記憶する処理の内容によって必要とするメモリの記憶容量も異なっている。
画像形成装置のうち、タンデム型と呼ばれる画像形成装置は、例えば、Y,M,C,Kの4色の印刷色に対応する4つの感光体ドラムを備える形態である。4つの感光体ドラムは、例えば、Y,M,C,Kの順にほぼ等間隔に配列されている。記録紙が4つの感光体ドラムの上を順次通過していく間に4色の現像画像が各感光体ドラムから記録紙上に順に重ねて転写され、記録紙にカラー画像が形成される。記録紙がある感光体ドラム、例えばY用の感光体ドラムの転写位置から隣のM用の感光体ドラムの転写位置に移動するには所定の移動時間を要する。
通常、感光体ドラムに照射するレーザ発振器と感光体ドラムとの物理的な位置関係は各色とも共通であり、また、感光体ドラムの回転数も各色とも同じである。従って、記録紙の同じ位置にY画像とM画像を転写するには、M用の感光体ドラムへの画像形成信号の出力タイミングを、Y用の感光体ドラムへの画像形成信号の出力タイミングよりも記録紙の移動時間分だけ遅延させる必要がある。即ち、M用のレーザ発振器の駆動信号(以下、単にM用信号という)のタイミングを、Y用信号より移動時間“T”だけ遅延させる必要がある。
同様の観点から、C用信号はY用信号に対して“2T”遅延させ、K用信号はY用信号に対して“3T”遅延させる必要がある。
これらの遅延は、M用信号乃至K用信号を、アナログ信号に変換する前のデジタル信号の段階でメモリを用いて実現する形態が効率的であり、また通常行われている形態でもある。
しかしながら、これらの遅延用メモリの容量は画素密度に依存し、近時の高密度画像では無視できない容量となってきている。このため、これらの遅延用メモリの容量低減に対する要望が高まってきている。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、タンデム型の画像形成装置および画像形成方法において、画像の品質を一定のレベルに維持しつつも、各感光体への画像形成信号の遅延調整用メモリの容量を低減することができる画像形成装置および画像形成方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る画像形成装置は、カラー画像を形成するタンデム型の画像形成装置において、第1のビット長を有し、印刷色毎に設けられる複数の第1の画像データを、少なくともいずれかの印刷色において前記第1のビット長よりも小さな第2のビット長を有する複数の第2の画像データに変換するビット長変換部と、前記第2の画像データを前記印刷色毎に一時的に記憶し、前記第2の画像データに対して印刷色毎に異なる遅延量を設定可能に構成される複数の記憶部と、前記印刷色毎に設けられ、各々が所定の間隔で配置される複数の感光体と、像担持体を前記複数の感光体に沿って移動させ、前記像担持体に前記印刷色を重ねて転写する転写部と、を備えたことを特徴とする。
また、上記課題を解決するため、本発明に係る画像形成方法は、タンデム型の画像形成装置によってカラー画像を形成する画像形成方法おいて、第1のビット長を有し、印刷色毎に設けられる複数の第1の画像データを、少なくともいずれかの印刷色において前記第1のビット長よりも小さな第2のビット長を有する複数の第2の画像データに変換するビット長変換ステップと、前記第2の画像データを前記印刷色毎に一時的に記憶し、前記第2の画像データに対して印刷色毎に異なる遅延量を設定する複数の記憶部に記憶するスッテプと、前記印刷色毎に設けられ、各々が所定の間隔で配置される複数の感光体に感光するステップと、像担持体を前記複数の感光体に沿って移動させ、前記像担持体に前記印刷色を重ねて転写する転写ステップと、を備えたことを特徴とする。
本発明に係る画像形成装置および画像形成方法によれば、タンデム型の画像形成装置および画像形成方法において、画像の品質を一定のレベルに維持しつつも、各感光体への画像形成信号の遅延調整用メモリの容量を低減することができる。
本発明に係る画像形成装置および画像形成方法の実施形態について、添付図面を参照して説明する。
(1)画像形成装置の構成
図1は、本発明の一実施形態に係るタンデム型の画像形成装置1の構成例を示す図である。図1に示したように、画像形成装置1は、スキャナ部2、画像形成部3、および給紙部4により構成されている。
図1は、本発明の一実施形態に係るタンデム型の画像形成装置1の構成例を示す図である。図1に示したように、画像形成装置1は、スキャナ部2、画像形成部3、および給紙部4により構成されている。
スキャナ部2は、原稿台にセットした原稿に光を照射し、原稿からの反射光を複数の光学部材を介して受光素子へ導き、光電変換して画像信号を画像形成部3に供給する。
画像形成部3には、4つのプロセスカートリッジ11a、11b、11c、および11dが設けられている。プロセスカートリッジ11a、11b、11c、および11dは、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、およびブラック(K)に対応しており、それぞれ、感光体ドラム(感光体)12a、12b、12c、および12dを有している。これらの感光体ドラムにトナー等の現像剤の像(トナー像)を形成する。
感光体ドラム12aは例えば、直径約30mmの円筒状であり、図示矢印方向へ回転可能に設けられている。感光体ドラム12aの周囲には回転方向に沿って付設装置が配置されている。まず、付設装置として帯電チャージャ13aが感光体ドラム12aの表面に対向して設けられている。帯電チャージャ13aは、感光体ドラム12aを一様に負(−)帯電させる。帯電チャージャ13aの下流には、帯電した感光体ドラム12aを露光して静電潜像を形成する露光装置14aが設けられている。露光装置14aは、スキャナ部2から供給される画像信号に対応して光変調されたレーザービームを用いて感光体ドラム12aを露光する。なお、露光装置14aは、レーザービームの代わりにLED(Light Emitting Diode)を用いてもよい。
露光装置14aのさらに下流側には、露光装置14aにより形成された静電潜像を反転現像する現像器15aが設けられている。現像器15aには、イエロー(Y)の現像剤が収容されている。
現像器15aの下流側では、感光体ドラム12aに対して当接するように像担持体の1つである中間転写体としての中間転写ベルト17(像担持体)が設置されている。
中間転写ベルト17は搬送方向と直交する方向(図面奥行き方向)において、感光体ドラム12aの軸方法の長さとほぼ等しい長さ(幅)を有する。中間転写ベルト17は、無端状(シームレス)ベルトの形状をしており、ベルトを所定の速度で回動させる駆動ローラ18と従動ローラである2次転写対向ローラ19上に掛渡され、担持される。なお、駆動ローラ18の下流側には、中間転写ベルト17を一定のテンションに保持するためのテンションローラ27が設けられている。
中間転写ベルト17は、カーボンが均一に分散された厚さ例えば100μmのポリイミドにより形成されている。中間転写ベルト17は、例えば10−9Ωcm程度の電気抵抗を有し、半導電性を示す。中間転写ベルト17の材料としては、体積抵抗値が10−8〜10−11Ωcmの半導電性を示す材料であればよい。例えば、カーボンを分散したポリイミドの他に、ポリエチレンテフタレート、ポリカーボネイト、ポリテトラフルオロエチレン、ポリフッ化ビニリデンなどにカーボンなどの導電粒子を分散させたものでもよい。導電粒子を用いず、組成調整によって電気抵抗を調整した高分子フィルムを用いてもよい。さらにはこのような高分子フィルムにイオン導電性物質を混入したもの、あるいは比較的電気抵抗が低いシリコンゴム、ウレタンゴム等のゴム材でもよい。
感光体ドラム12aと中間転写ベルト17との当接位置よりもさらに下流側にはトナークリーナ(クリーニング装置)16aが設けられている。トナークリーナ16aは転写後の感光体上の残留トナーをクリーニングブレードで除去する。
駆動ローラ18と2次転写対向ローラ19との間には、中間転写ベルト17の搬送方向に沿ってプロセスカートリッジ11aの他、プロセスカートリッジ11b、11c、および11dが順次配置されている。各プロセスカートリッジ11b、11c、および11dは、いずれもプロセスカートリッジ11aと同じ構成を有する。
すなわち、感光体ドラム12b、12c、および12dが各々のプロセスカートリッジのほぼ中心に設けられている。また、感光体ドラム12b、12c、および12dの表面に対向して、帯電チャージャ13b、13c、および13dがそれぞれ設けられている。帯電チャージャ13b、13c、および13dの下流には、帯電した感光体ドラム12b、12c、および12dを露光して静電潜像を形成する露光装置14b、14c、および14dが設けられている。露光装置14b、14c、および14dのさらに下流側には、露光装置14b、14c、および14dにより形成された静電潜像を反転現像する現像器15b、15c、および15dが設けられる。感光体ドラム12b、12c、および12dと中間転写ベルト17との当接位置よりも下流側には、トナークリーナ16b、16c、および16dが設けられる。なお、現像器15b、15c、および15dには、それぞれ、マゼンタ(M)の現像剤、シアン(C)の現像剤、およびブラック(K)の現像剤が収容されている。
中間転写ベルト17はそれぞれの感光体ドラム(感光体12a乃至12d)と順次当接する。この中間転写ベルト17とそれぞれの感光体ドラムとの当接位置近傍には、1次転写ローラ20a、20b、20c、および20dがそれぞれの感光体ドラムに対応して設けられる。すなわち、1次転写ローラ20a乃至20dは、対応する感光体ドラム上方で中間転写ベルト17に背面接触して設けられ、中間転写ベルト17を介してプロセスカートリッジ11a乃至11dと対向する。1次転写ローラ20a乃至20dは、電圧印加手段である正(+)の図示しない直流電源に接続されている。この正(+)の印加電圧によって、各感光体ドラム12a〜12dの表面に形成されたトナー像が中間転写ベルト17に転写される。
中間転写ベルト17を駆動する駆動ローラ18の近傍には、中間転写ベルト17上の残留トナーを除去して収容する中間転写ベルトクリーナ(トナークリーナ:クリーニング装置)21が設けられている。
一方、画像形成部3の下部には、用紙(転写材)を収容する給紙部4の給紙カセット23が設けられる。給紙部4には、給紙カセット23から用紙を1枚ずつピックアップするピックアップローラ24がさらに設けられている。画像形成部3の2次転写ローラ22付近には、レジストローラ対25が回転可能に設けられる。レジストローラ対25は、中間転写ベルト17を挟んで対峙する2次転写ローラ22と2次転写対向ローラ19(2次転写部)へ用紙を所定のタイミングで供給する。
また、中間転写ベルト17の上部には、現像剤を用紙上に定着する定着器26が設けられる。定着器26は、トナー像を保持する用紙に所定の熱と圧力をかけて、溶融されたトナー像を用紙に定着させる。
(2)画像形成部の機能構成
図2は、画像形成部3の機能構成例を示すブロック図である。
図2は、画像形成部3の機能構成例を示すブロック図である。
画像形成部3は、画像処理部30、制御部40、プリント部50、および操作・表示部60を備えて構成されている。
画像処理部30は、さらにその内部に、スキャナ部(入力部)2から入力されるR,G,Bの3原色データを4色の印刷色データY,M,C,Kに変換する色変換部31、階調補正を行うγ補正処理部32、および印刷用のスクリーントーン処理等を行う階調処理部33を備えている。
図3は、プリント部50の細部構成例を示す図である。プリント部50は、画像処理部30から入力される印刷色データY、M、C,K(以下、それぞれYデータ、Mデータ、Cデータ、Kデータと呼ぶ場合がある)に対して、少なくとも何れかのデータに対して入力ビット長よりも小さなビット長に変換を行うビット長変換部51a、51b、51c、51dを有している。
これらのビット長変換部51a、51b、51c、51dは、次段にメモリ(記憶部)が接続されている場合にはこれらのメモリの制御も行うものであり、例えばASIC(Application Specific Integrated Circuit)等のICで構成される。
Yデータ、Mデータ、Cデータ、Kデータは、ビット長変換部51a、51b、51c、51dに対しては同時に入力される。
このうち、Yデータに関しては、記憶部を介することなく、ビット長変換部(Y用)51aから直接レーザ駆動部(Y用)53aに入力される。
他方、Mデータ、Cデータ、Kデータについては、それぞれ記憶部(M用)52b、記憶部(C用)52c、記憶部(K用)52dを介して、レーザ駆動部(M用)53b、レーザ駆動部(C用)53c、レーザ駆動部(K用)53dに入力される。
各レーザ駆動部53a、53b、53c、53dでは、入力されるYデータ、Mデータ、Cデータ、Kデータの大きさに応じて、例えばパスル幅変調信号を生成し、この信号でレーザを駆動しレーザ光を発生させる。レーザ光は各感光ドラム12a、12b、12c、12dに夫々照射され、各感光ドラム12a、12b、12c、12dの表面に静電潜像を形成する。これらの静電潜像は、現像器15a、15b、15c、15dによってトナー現像されてY,M,C,Kの各現像画像となる。これらの現像画像は、中間転写ベルト17に中間転写される。
ここで、記憶部(M用)52b、記憶部(C用)52c、記憶部(K用)52dは、Yデータを基準として、Yデータに対する遅延量を適宜設定するために設けられるものである。
図3の右部に示したように中間転写ベルト17は、矢印Zの方向に移動する。このため、感光ドラム(Y用)と中間転写ベルト17の当接位置Aから、次に感光ドラム(M用)と中間転写ベルト17の当接位置Bに達するまでに中間転写ベルト17は移動距離dだけ移動する。この移動距離dに相当する遅延を発生させるのが記憶部(M用)52bの役目である。
仮に、記憶部(M用)52bによる遅延がないとすると、本来同一の画素であるYの画素とMの画素が移動距離dだけずれて中間転写ベルト17に転写されることになるため、正常な画像が形成できなくなる。記憶部(C用)52c、記憶部(K用)52dの役目も同様である。
従って、4つの感光ドラムがほぼ等間隔dで配置されているとすると、記憶部(M用)52bには移動距離dに相当する遅延を発生させ、記憶部(C用)52cには移動距離2dに相当する遅延を発生させ、記憶部(K用)52dにはさらに移動距離3dに相当する遅延を発生させる必要がある。
このため、中間転写ベルト17の移動の順に応じて(即ち、Mデータ、Cデータ、Kデータの順に)各記憶部52b、52c、52dに必要とされる記憶容量(必要記憶容量)は大きくなる。各記憶部52b、52c、52dには、中間転写ベルト17の移動方向(副走査方向)だけではなく、これに直交する方向(主走査方向)の画素データも記憶させる必要がある。
このため、各記憶部52b、52c、52dの必要記憶容量は無視できない大きさとなる。特に近時は、画像が高分解能化されてきており、必要となる記憶容量は益々増加の傾向にあり、記憶容量の低減化が重要な課題となっている。
必要記憶容量は、当然ながら遅延量だけではなく、データの大きさ(ビット長)にも依存する。本発明のポイントは、このデータのビット長を可能かつ現実的な範囲で低減させることによって各記憶部52b、52c、52dの記憶容量の低減を図るものである。
なお、図1および図3では、各感光ドラム上の現像画像を一旦中間転写ベルト17に中間転写する形態を示しているが、この他、中間転写ベルト17と類似の構成をもつ搬送ベルトによって、搬送ベルトと各感光ドラムの間に記録用紙(像担持体)を搬送させ、記録用紙上に直接転写する形態に対しても、本発明の要旨をそのまま適用できる。
図4は、本発明に係る実施形態と比較のため、参考として通常のプリント部のビット長変換部101a、101b、101c、101dと記憶部102b、102c、102dの細部構成例を示している。
画像処理部30から出力されるYデータ、Mデータ、Cデータ、Kデータは、それぞれ、8ビットの階調ビットと2ビットの位置制御用ビットによって構成されている。階調ビットは、Yデータ、Mデータ、Cデータ、Kデータのそれぞれの大きさを表すものであり、8ビットの階調ビットによって0から255の範囲の大きさのデータを表現している。
一方、位置制御用ビット(図4では括弧がきで示した2ビット)は、パルス幅変調される各画素の印刷位置を調整するためのビットである。位置制御用ビットによる印刷位置の調整概念を図5(A)〜図5(C)に示す。
階調ビットによってパルス幅変調されるレーザ光のパルス幅が定まるが、図5(A)〜図5(C)の例では、最大パルス幅に対して1/5の幅となるパルス幅が階調データによって定まった場合を例示している。このうち、図5(A)は、位置制御用ビットが「01」又は「10」の時に対応する図であり、1/5のパスル幅の信号(黒色のハッチングで示した信号)が略正方形で示される画素領域の中央に位置するように設定される。
一方、位置制御用ビットが「00」の場合には、図5(B)に示したように、1/5のパスル幅の信号が画素領域の左端に位置するように設定される。また、位置制御用ビットが「11」の場合には、図5(C)に示したように、1/5のパスル幅の信号が画素領域の右端に位置するように設定される。
このように、2ビットの位置制御用ビットによって、画素領域中の表示位置が変更可能となり、画像全体として連続的で滑らかな画像が表現できるように工夫されている。
従って、記憶部102b、102c、102dの記憶容量を考える場合には、階調ビット(8ビット)に加えて位置制御用ビット(2ビット)も考慮する必要が有り、実際のビット長は8ビットではなく10ビットとなる。
通常のプリント部(図4)は、画像処理部30から出力されてきたYデータ、Mデータ、Cデータ、Kデータのビット長を変更することなくレーザ駆動部53a、53b、53c、53dに出力する形態である。即ち、通常のビット長変換部101aでは、(本実施形態との比較のため、“ビット長変換”という名称は付しているものの)入力されたビット長は変更することなくそのままレーザ駆動部(Y用)51aへ出力し、同様にビット長変換部101b、101c、101dもビット長を変更することなく記憶部(SRAM)102b、102c、102dへ出力している。
記憶部102b、102c、102dで用いられる記憶デバイスとしては、高速アクセス性の観点から半導体メモリICが通常用いられている。例えばSRAM(Static Random Access Memory)が用いられている。
このため、記憶部102b、102c、102dを以下、SRAM(M用)102b、SRAM(C用)102c、SRAM(K用)102dと呼ぶ場合がある。
前述したように、SRAM(M用)102b、SRAM(C用)102c、SRAM(K用)102dは、中間転写ベルト17の移動距離を補正するための遅延用メモリとして用いられるものであり、その必要記憶容量はMデータ用、Cデータ用、Kデータ用の順で大きくなる。
他方、半導体メモリICの最大記憶容量は、128Mbit、256Mbit、512Mbitというように、2の倍数の単位で通常提供されている。
このため、図4に示した通常の形態では、Mデータ用には最大記憶容量が128MbitのSRAMが2個、Cデータ用とKデータ用には最大記憶容量が256MbitのSRAMが2個用いられている。Cデータ用の必要記憶容量は、Kデータ用の必要記憶容量よりも小さいものの、Mデータ用の128MbitのSRAM2個では不足するため、次に大きな記憶容量である256MbitのSRAMを2個使用するという選択を強いられることになっている。
図6は、本発明の実施形態に係るプリント部50のビット長変換部51a、51b、51c、51d、およびSRAM(記憶部)52b、52c、52dの細部構成例を示す図である。
本実施形態と通常の形態の相違点は、Cデータ用のビット長変換部(C用)51cにおいて、階調ビットを8ビットから6ビットに低減する変換を行っている点と、Cデータ用のSRAM(C用)52Cの最大記憶容量を通常の形態の256Mbit×2から128Mbit×2に低減している点である。
階調ビット数を低減することによって必要記憶容量は当然低減するが、その反面、画像の階調が粗くなる。このため、階調ビットの許容値(下限)を予め設定しておく必要がある。
図7(A)は、副走査方向に連続的に濃度が変化するグラデュエーション画像を6ビットの階調で表現した画像例を示す図である。一方、図7(B)は、同様のグラデュエーション画像を4ビットの階調で表現した画像例を示す図である。
図7(A)、図7(B)からわかるように、階調ビット数を6ビットとした場合には、それ程階調の離散的な変化(“階調とび”)は目立たない。これに対して、階調ビット数を4ビットとした場合には、ビットの切換え点による“階調とび”が目立つ。
このことから、階調ビット数の下限は、5ビット以上、好ましくは6ビット以上に設定する必要があることがわかる。
前述したように、記憶部の必要記憶容量は、ビット数(階調ビット数に位置制御用の2ビットを加えたビット数)と遅延量によって定まる。
他方、記憶部を構成する半導体メモリIC(SRAM)の最大記憶容量は、通常128Mbit、256Mbitのように2の倍数となっている。
従って、必要記憶容量を満足させる範囲で、半導体メモリICの個数が最小となるような階調ビット数を見出すことが、最もコストパフォーマンスに優れ、かつ現実的な階調ビット数の決定方法であるということができる。
図8(A)、図8(B)は、上記の観点から、Mデータ、Cデータ、Kデータの階調ビット数を決定する具体的な方法について説明する図である。
図8(A)は、記憶部を128MbitのSRAM2個で構成したときに実現できる記憶容量と必要な記憶容量の関係を、階調ビット数をパラメータとして示した図である。また、図8(B)は、記憶部を256MbitのSRAM2個で構成したときに実現できる記憶容量と必要な記憶容量の関係を階調ビット数をパラメータとして示した図である。
まず、図8(A)から説明する。図8(A)では、記憶容量を遅延距離に換算して表示している(図8(B)でも同様である)。
前提として、各感光ドラムの間隔dを90mmとしている。従って、Yデータを基準とした場合、Mデータの画素位置をYデータ入力の画素位置に一致させるためには、間隔d(90mm)を中間転写ベルト17が移動する量だけ画像データを遅延させる必要がある。そこで、この90mmの移動距離に相当する記憶容量がSRAM(M用)に必要な記憶容量となる。図8(A)の「M」のグループには、90mmと付した横線の太いバーによって必要となる記憶容量をこの移動距離に換算した量として示している。
他方、階調ビットを8ビットとした場合(実際には位置制御用の2ビットが付加されるため10ビットとなる)、128MbitのSRAM2個に記憶できる画素数が計算できる。この画素数から、主走査方向の画素数を所定数(例えば7200画素)としたときの副走査方向(中間転写ベルト17の移動方向)の画素数が求まる。そして、副走査方向の画素数から副走査方向の距離(遅延させるべき距離)に換算することができる。
このような換算の結果、階調ビット数を8ビットに設定した場合に、128MbitのSRAM2個で実現可能な最大遅延距離が求まる。具体的にはその距離は図8(A)の「M」の縦バーに示した約157mmとなる。
同様にして、階調ビット数を7ビットに設定した場合、および6ビットに設定した場合に対して、128MbitのSRAM2個で実現可能な最大遅延距離が求めると、それぞれ、約173mmと約197mmとなる。これらの遅延距離の大きさを図8(A)の「M」のグループの位置に縦バーの長さとして示している。
Mデータに関していえば、必要となる遅延量90mmに対して、128MbitのSRAM2個で実現できる最大遅延量は、階調ビットが8ビットの場合約157mm、7ビットの場合約173mm、6ビットの場合約197mmであり、何れの階調ビット数であっても必要となる遅延量を満足している。
この場合、階調ビット数の設定は、8、7、6の何れのビット数でも可能であるが、SRAMの最大記憶容量とSRAMの個数は何れも同じであるため、相対的に階調性の高い8ビットを階調ビット数として選択するのが最もコストパフォーマンス的には優れる。
一方、Cデータの場合、必要となる遅延量は180mmとなる。これに対して、128MbitのSRAM2個で実現できる最大遅延量は、Mデータに対する最大遅延量と同じである。従って、必要となる遅延量180mmを満足するのは、階調ビットを6ビットに設定した場合(最大遅延量約197mm)だけである。
従来は、階調ビット数を8ビットに固定的に限定していたため、この場合の最大遅延量である157mmは必要となる遅延量180mmを満足しないものとして判断し、128bitのSRAM2個ではなく、さらにその上の256Mbit2個の形態を採用していた。
これに対して、本実施形態では、階調ビット数を8ビットに固定的に限定するのではなく、8ビットから6ビットの許容範囲の中で柔軟的に選択可能としている。この結果、Cデータ用の記憶部の構成を256bitのSRAM2個の構成から、より安価な128bitのSRAM2個で構成することが可能となる。
他方、Kデータの場合、必要となる遅延量は270mmとなる。この場合、128MbitのSRAM2個で実現できる最大遅延量は、3つのいずれの階調ビット数であっても必要となる遅延量を満足しない。
そこで、この場合には、ひとつ上の記憶容量である、256MbitのSRAMを2個使用する形態となる。
図8(B)は、256MbitのSRAMを2個使用した場合に実現できる遅延量を、各階調ビット8、7、6ビットに対して求めたものと、必要となる遅延量(これは図8(A)と同じ)を図示したものである。
256MbitのSRAMを2個使用した場合では、階調ビット数が8では約314mmの最大遅延量、階調ビット数が7では、約345mmの最大遅延量、また階調ビット数が6では、約395mmの最大遅延量が実現できる。これらは何れも必要となる遅延量を満足するものである。
そこで、Kデータに対しては、256MbitのSRAMを2個使用するものとし、階調ビット数としては最も階調性に優れる8ビットを選択するものとしている。
上記の方法によって選択した階調ビット数と、SRAMの使用形態を図示したものが、先に図示した本実施形態に係る構成例(図6)である。
以上説明してきたように、本実施形態によれば、タンデム型の画像形成装置および画像形成方法において、画像の品質を一定のレベルに維持しつつも、各感光体への画像形成信号の遅延調整用メモリの容量を低減することができる。
なお、本発明は上記の実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせても良い。
1 画像形成装置
2 スキャナ部(入力部)
3 画像形成部
12 感光ドラム(感光体)
17 中間転写ベルト(像担持体)
30 画像処理部
40 制御部
50 プリント部
51 ビット長変換部
52 記憶部
53 レーザ駆動部
60 操作・表示部
2 スキャナ部(入力部)
3 画像形成部
12 感光ドラム(感光体)
17 中間転写ベルト(像担持体)
30 画像処理部
40 制御部
50 プリント部
51 ビット長変換部
52 記憶部
53 レーザ駆動部
60 操作・表示部
Claims (18)
- カラー画像を形成するタンデム型の画像形成装置において、
第1のビット長を有し、印刷色毎に設けられる複数の第1の画像データを、少なくともいずれかの印刷色において前記第1のビット長よりも小さな第2のビット長を有する複数の第2の画像データに変換するビット長変換部と、
前記第2の画像データを前記印刷色毎に一時的に記憶し、前記第2の画像データに対して印刷色毎に異なる遅延量を設定可能に構成される複数の記憶部と、
前記印刷色毎に設けられ、各々が所定の間隔で配置される複数の感光体と、
像担持体を前記複数の感光体に沿って移動させ、前記像担持体に前記印刷色を重ねて転写する転写部と、
を備えたことを特徴とする画像形成装置。 - 前記複数の記憶部は、
前記像担持体の移動の下流側にある感光体に対応する印刷色の遅延量が上流側にある感光体に対応する印刷色の遅延量よりも大きくなるように設定され、
各記憶部の記憶容量は、前記遅延量と前記第2のビット長によって求められる必要記憶容量に基づいて定められる、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記各記憶部は、
最大記憶容量の異なる複数の半導体メモリICの組み合わせで構成され、
前記複数の半導体メモリICの組み合わせは、その最大記憶容量の合計が、前記必要記憶容量を満たす範囲で最小となるような組み合わせである、
ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。 - 前記第1のビット長は8ビットであり、前記第2のビット長は6ビットである、ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記第1のビット長は8ビットであり、前記第2のビット長は6ビットである、ことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
- 前記各印刷色は、イエロー、マゼンタ、シアン、およびブラックである、ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- カラー画像を印刷するタンデム型の画像形成装置において、
第1のビット長を有し、印刷色毎に設けられる複数の第1の画像データを、少なくともいずれかの印刷色において前記第1のビット長よりも小さな第2のビット長を有する複数の第2の画像データに変換するビット長変換手段と、
前記第2の画像データを前記印刷色毎に一時的に記憶し、前記第2の画像データに対して印刷色毎に異なる遅延量を設定可能に構成される複数の記憶手段と、
前記印刷色毎に設けられ、各々が所定の間隔で配置される複数の感光手段と、
像担持体を前記複数の感光体に沿って移動させ、前記像担持体に前記印刷色を重ねて転写する転写手段と、
を備えたことを特徴とする画像形成装置。 - 前記複数の記憶手段は、
前記像担持体の移動の下流側にある感光体に対応する印刷色の遅延量が上流側にある感光体に対応する印刷色の遅延量よりも大きくなるように設定され、
各記憶手段の記憶容量は、前記遅延量と前記第2のビット長によって求められる必要記憶容量に基づいて定められる、
ことを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。 - 前記各記憶手段は、
最大記憶容量の異なる複数の半導体メモリICの組み合わせで構成され、
前記複数の半導体メモリICの組み合わせは、その最大記憶容量の合計が、前記必要記憶容量を満たす範囲で最小となるような組み合わせである、
ことを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。 - 前記第1のビット長は8ビットであり、前記第2のビット長は6ビットである、ことを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
- 前記第1のビット長は8ビットであり、前記第2のビット長は6ビットである、ことを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
- 前記各印刷色は、イエロー、マゼンタ、シアン、およびブラックである、ことを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
- タンデム型の画像形成装置によってカラー画像を形成する画像形成方法おいて、
第1のビット長を有し、印刷色毎に設けられる複数の第1の画像データを、少なくともいずれかの印刷色において前記第1のビット長よりも小さな第2のビット長を有する複数の第2の画像データに変換するビット長変換ステップと、
前記第2の画像データを前記印刷色毎に一時的に記憶し、前記第2の画像データに対して印刷色毎に異なる遅延量を設定する複数の記憶部に記憶するスッテプと、
前記印刷色毎に設けられ、各々が所定の間隔で配置される複数の感光体に感光するステップと、
像担持体を前記複数の感光体に沿って移動させ、前記像担持体に前記印刷色を重ねて転写する転写ステップと、
を備えたことを特徴とする画像形成方法。 - 前記複数の記憶部は、
前記像担持体の移動の下流側にある感光体に対応する印刷色の遅延量が上流側にある感光体に対応する印刷色の遅延量よりも大きくなるように設定され、
各記憶部の記憶容量は、前記遅延量と前記第2のビット長によって求められる必要記憶容量に基づいて定められる、
ことを特徴とする請求項13に記載の画像形成方法。 - 前記各記憶部は、
最大記憶容量の異なる複数の半導体メモリICの組み合わせで構成され、
前記複数の半導体メモリICの組み合わせは、その最大記憶容量の合計が、前記必要記憶容量を満たす範囲で最小となるような組み合わせである、
ことを特徴とする請求項14に記載の画像形成方法。 - 前記第1のビット長は8ビットであり、前記第2のビット長は6ビットである、ことを特徴とする請求項13に記載の画像形成方法。
- 前記第1のビット長は8ビットであり、前記第2のビット長は6ビットである、ことを特徴とする請求項15に記載の画像形成方法。
- 前記各印刷色は、イエロー、マゼンタ、シアン、およびブラックである、ことを特徴とする請求項13に記載の画像形成方法。
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