JP2007333623A - 故障検知機能付交流出力回路 - Google Patents

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守 稲田
Toru Maeda
前田  徹
Shigeaki Iwasaki
重明 岩崎
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Abstract

【課題】列車や車両の安全性を確保する信号灯を制御する、2個のスイッチ素子を直列に接続した構成の交流デジタル出力回路において、信号灯をちらつかせることなく、簡易な構成でスイッチ素子の故障検知を行なう手段を提供する。
【解決手段】本発明の交流デジタル出力回路は、出力を制御する2個の直列に接続されたスイッチ素子6及び8と、スイッチ素子間に接続された故障検知回路とから成る。故障検知回路は、故障検知動作を行なうのに必要な電荷を蓄積するためのコンデンサ4、コンデンサから交流電源への電荷の逆流を防止するためのダイオード2、コンデンサから流れる電流を制限する抵抗3、故障検知動作を開始させるためのスイッチ素子5、コンデンサから故障したスイッチ素子へと流れる電流を検知する電流検知回路7から構成される。
【選択図】図1

Description

本発明は信号灯を制御する交流出力回路に関し、特に、簡易な構成で、高速に故障検知が可能な故障検知機能付交流出力回路に関するものである。
列車や車両の安全性を確保する信号灯では、点灯、消灯を制御するデジタル出力回路故障時の動作として、誤点灯が危険側動作であり、誤消灯が安全側動作である。このデジタル出力回路を構成するスイッチ素子単体の故障が、即、信号灯の誤点灯という危険側動作につながらない様にするため、2個のスイッチ素子を直列に接続する構成が一般に行なわれる。
2個のスイッチ素子を直列に接続した構成のデジタル出力回路では、スイッチ素子1個が短絡故障したとしても、他のスイッチ素子が正常である限り、信号灯の誤点灯といった危険側動作を引き起こさない。ただし、スイッチ素子の短絡故障が検出できず潜在化させてしまった場合、正常であった側のスイッチ素子が短絡故障し、スイッチ素子が2個とも短絡故障した際に信号灯を誤点灯させてしまう。このため、信号灯を制御するデジタル出力回路にはスイッチ素子の故障検知回路を設け、2個のスイッチ素子を個別にオン、オフさせて短絡故障検知を行なっている。
2個のスイッチ素子を個別にオン、オフさせて短絡故障検知を行なう際、1個のスイッチ素子が短絡故障していた場合、正常な方のスイッチ素子をオンさせるとデジタル出力回路は誤出力し、信号灯を誤点灯させてしまう。特に交流出力により信号灯制御を行なっている場合、交流電源の位相によって、瞬時電圧が0V(故障検知として電圧検知を行なっている場合)、または瞬時電流が0A(故障検知として電流検知を行なっている場合)となるゼロクロス付近では故障検知回路が動作せず、故障を検知できない。交流電源として商用周波数である50ヘルツを使用している場合、任意の位相で確実に故障検知回路を動作させるためには、半周期である10ミリ秒以上の検知時間が必要になる。10ミリ秒程度信号灯が誤点灯すると、肉眼で充分確認可能であり、信号灯のちらつきとして認識される。
この信号灯のちらつきを防止するために、デジタル出力回路を含む端末装置を2系並列接続する方式が特許文献1に提案されている。この方式では、上位装置である連動論理部からの制御情報に従って、各系の端末装置が交互に制御出力、故障検知を行なう。一方の系の端末装置が故障検知を行なっている間に、他方の系の端末装置が信号灯に対する制御を行なうため、故障検知動作によって端末装置内のデジタル出力回路が誤出力したとしても、信号灯の動作には影響を及ぼさない。
特開2005−231379号公報
しかし、この構成では信号灯を制御する2系の端末装置及び上位装置である連動論理部が必要となり、大規模なシステム構成が要求される。また、一方の端末装置の故障検出中に他方の端末装置が故障すると誤出力を発生するという問題点があった。
本発明の目的は、簡易な構成で、信号灯をちらつかせず、スイッチ素子の故障検知が可能な、信号灯を制御する交流出力回路を提供することにある。
本発明は、複数個のスイッチ素子を直列に接続した構成から成る交流出力の出力回路において、スイッチ素子とスイッチ素子の間に、コンデンサとダイオードと抵抗と電流検知回路を備えた故障検知回路を接続したことを特徴とする。
本発明の交流デジタル出力回路は、簡易な構成で、かつ制御対象である信号灯をちらつかせずスイッチ素子の故障検知が可能である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
図1は、本発明の実施例1の交流デジタル出力回路を示す。
図1において、交流デジタル出力回路は、出力を制御する2個の直列に接続されたスイッチ素子6及び8と、スイッチ素子間に接続された故障検知回路100とから成る。故障検知回路100は、故障検知動作を行なうのに必要な電荷を蓄積するためのコンデンサ4、コンデンサから交流電源への電荷の逆流を防止するためのダイオード2、コンデンサから流れる電流を制限する抵抗3、故障検知動作を開始させるためのスイッチ素子5、コンデンサから故障したスイッチ素子へと流れる電流を検知する電流検知回路7から構成される。
通常時、交流電源1からダイオード2、抵抗3を経由してコンデンサ4へ電荷が蓄積される。スイッチ素子6、8をオフ制御している状態で、スイッチ素子6、8の短絡故障検知を行なう場合、スイッチ素子5をオンする。この時スイッチ素子6が短絡故障していればコンデンサ4に蓄積された電荷が電流検知回路7、スイッチ素子6、交流電源1を経由して移動する。スイッチ素子8が短絡故障していればコンデンサ4に蓄積された電荷が電流検知回路7、スイッチ素子8、信号灯9を経由して移動する。いずれの場合も電流検知回路7が電流を検知する。
一連の故障検知動作は交流電源1の位相には無関係に、スイッチ素子5をオンさせるタイミングで開始される。このとき故障検知に要する時間は、電流検知回路7が動作するために必要な時間のみであり、通常必要な故障検知時間である交流電源1の半周期と比して、大幅な高速化が可能となる。故障検知時間が短くなった結果、故障検知時に信号灯9が誤点灯する時間を肉眼で確認可能な時間以下に抑えることが可能となり、信号灯をちらつかせず短絡故障検知が可能となる。
図2は、本発明の実施例2の交流デジタル出力回路の電子回路図である。図2では、信号灯9の点灯、消灯をスイッチ素子6、8のオン、オフで制御する。このスイッチ素子は半導体接点リレーでも機械接点リレーでもよい。
故障検知回路100は、故障検知動作を行なうのに必要な電荷を蓄積するためのコンデンサ4、コンデンサから交流電源への電荷の逆流を防止するためのダイオード2、コンデンサから流れる電流を制限する抵抗3、故障検知動作を開始させるためのスイッチ素子5、コンデンサから故障したスイッチ素子へと流れる電流を検知する。故障検知回路100の電流検知は、直流電圧DC3Vと接地電位GND間に設けられた抵抗11とフォトカプラ10を用いて行う。また、故障検知回路101は、抵抗12と直流電圧DC3Vと接地電位GND間に設けられた抵抗14とフォトカプラ14から構成される。
スイッチ素子6、8の故障検知は以下の手順で行なう。まず、スイッチ素子6、8をオフ制御する。この時、スイッチ素子6が短絡故障していれば、抵抗12、フォトカプラ13を経由して電流が流れ、端子16がGNDと同電位(以下LOWレベルと表記する)になり、故障検知が可能である。
次にスイッチ素子6、8をオフ制御した状態においてスイッチ素子5をオン制御する。もし、スイッチ素子8が短絡故障していれば、コンデンサ4から抵抗3、スイッチ素子5、フォトカプラ10、スイッチ素子8、信号灯9に電流が流れる。フォトカプラ10に電流が流れた結果、端子15がLOWレベルとなり、故障検知ができる。この故障検知には、コンデンサ4に蓄積された電荷を使用するため、交流電源1の位相、周波数の影響を受けず、任意のタイミングで短時間に行なうことができる。従って、信号灯9に電流が流れ、誤点灯したとしても、点灯時間を肉眼で確認可能な時間以下に抑えることができ、信号灯がちらつかない。
次に、スイッチ素子8をオフ制御したまま、スイッチ素子6をオン制御する。スイッチ素子6が開放故障していれば、抵抗12、フォトカプラ13には電流は流れず、端子16はDC3Vと同電位(以下HIGHレベルと表記する)となり、故障検知が可能である。本実施例の回路ではスイッチ素子6、スイッチ素子8といった故障部位の特定が可能である。
図3は、本発明の実施例3を表す電子回路図である。図3では、故障検知回路102は、ダイオード2、抵抗3、コンデンサ4、フォトカプラ10から構成される。フォトカプラ10の出力である割り込み信号18は、CPU17へ接続する。
スイッチ素子6、8をオフに制御した状態において、スイッチ素子6が短絡故障した場合、コンデンサ4から抵抗3、フォトカプラ10、スイッチ素子6を経由して交流電源1へ電流が流れる。スイッチ素子8が短絡故障した場合は、コンデンサ4から抵抗3、フォトカプラ10、スイッチ素子8、信号灯9へ電流が流れる。いずれの場合もフォトカプラ10に電流が流れ、割り込み信号線18がLOWレベルとなり、CPU17へ割り込み信号として伝達される。本実施例の回路では、スイッチ素子6、8いずれかの短絡故障が発生した瞬間に故障検知が可能である。
なお、上記各実施例では、スイッチ素子6とスイッチ素子8の2つのスイッチ素子が接続された出力回路の例が示されたが、本発明は、スイッチ素子の数は2個に限定されず、複数個のスイッチ素子を接続した出力回路に適用することができ、各スイッチ素子の間に故障検知回路を接続することができる。また、複数個のスイッチ素子を接続した出力回路の場合、最後段のスイッチ素子とその前のスイッチ素子との間に故障検知回路を接続する場合が特に有効である。
本発明の実施例1の構成を示す回路図である。 本発明の実施例2の電子回路図である。 本発明の実施例3の電子回路図である。
符号の説明
1 交流電源
2 ダイオード
3 抵抗
4 コンデンサ
5 スイッチ素子
6 スイッチ素子
7 電流検知回路
8 スイッチ素子
9 信号灯
10 フォトカプラ
11 抵抗
12 抵抗
13 フォトカプラ
14 抵抗
15 端子
16 端子
17 CPU
18 割り込み信号線
100 故障検知回路
101 故障検知回路
102 故障検知回路

Claims (7)

  1. 複数個のスイッチ素子を直列に接続した構成から成る交流出力の出力回路において、
    スイッチ素子とスイッチ素子の間に、コンデンサとダイオードと抵抗と電流検知回路を備えた故障検知回路を接続したことを特徴とする出力回路。
  2. 複数個のスイッチ素子を直列に接続した構成から成る交流出力の出力回路において、
    スイッチ素子とスイッチ素子の間に、コンデンサとダイオードと抵抗と電流検知回路を備えた故障検知回路を接続し、前記電流検知回路はコンデンサに蓄積された電荷による電流を検知して各スイッチ素子の短絡故障を検知することを特徴とする出力回路。
  3. 請求項1または請求項2記載の出力回路において、
    前記電流検知回路は、直流電圧と接地電圧間に接続された抵抗とフォトカプラと前記抵抗と前記フォトカプラ間に接続された出力端子とを備えており、前記電流検知回路に電流が入力されると前記フォトカプラは前記直流電圧と接地電圧間を導通して前記出力端子の電位を低下させて短絡故障の検知を行うことを特徴とする出力回路。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の出力回路において、
    前記電流検知回路は、前記スイッチ素子のオンオフの操作に対応した前記電流検知回路の前記出力端子の出力を検知して、各スイッチ素子の故障検知を行うことを特徴とする出力回路。
  5. 請求項3に記載の出力回路において、
    前記電流検知回路の前記出力端子をCPUに接続し、前記CPUは前記出力端子からの出力を割り込み信号そして信号処理することを特徴とする出力回路。
  6. 請求項4記載の出力回路において、
    前記スイッチ素子をオフに制御した状態において、各スイッチ素子が短絡故障した場合、前記電流検知回路の前記出力端子の出力の低レベルの割り込み信号を前記CPUが検出して、前記各スイッチのいずれかの短絡故障が発生した瞬間に故障検知を行うことを特徴とする出力回路。
  7. 請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の出力回路において、
    前記複数個のスイッチ素子が、3個以上のスイッチ素子を直列に接続した構成から成り、
    前記故障検知回路が、前記3個以上のスイッチ素子の最後段のスイッチ素子とその前のスイッチ素子との間に接続されることを特徴とする出力回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010149705A (ja) * 2008-12-25 2010-07-08 Hitachi Ltd 信号灯断芯検知装置
JP2017037835A (ja) * 2015-07-22 2017-02-16 ヴァレオ システム テルミク 加熱装置の動作を確保する方法
JP2019066476A (ja) * 2017-10-03 2019-04-25 ティーイー・コネクティビティ・コーポレイションTE Connectivity Corporation スイッチ故障検出システム

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