JP2007333559A - 冷熱衝撃試験装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、高温と低温の間の雰囲気温度の試験環境を迅速に形成することが可能な冷熱衝撃試験装置の提供を課題とする。
【解決手段】上記課題を解決するため、本発明は、高温の雰囲気温度に調整された第1の試験環境と第1の試験環境よりも低温の雰囲気温度に調整された第2の試験環境とを含む複数の試験環境に切り替え可能であって、第1及び第2の試験環境が、送風機11によって気体を循環させて雰囲気温度を調整可能な冷熱衝撃試験装置1であり、前記送風機11のうち少なくとも一方の負圧側に、第1の試験環境の外部又は第2の試験環境の外部から気体を導入して試験環境内の気体を換気することにより、第1の試験環境と第2の試験環境との間の雰囲気温度に調整された第3の試験環境に試料をさらすことができることを特徴とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、冷熱衝撃試験装置に関するものである。
近年、電子部品や電子機器は、小型化・高機能化によって、その構成が複雑になっている。また、携帯電話や車載機器のように小型化された機器は、様々な環境で使用されるようになっている。機器の使用環境や動作・停止の繰り返しによる温度ストレスは、機器の信頼性に大きな影響を及ぼす可能性がある。そのため、温度ストレスによる影響が懸念される機器類やこれに使用される部品の製造および開発では、温度ストレスに対する信頼性評価試験が実施されることが多い。
そこで、かかる信頼性評価試験を実施すべく、従来より下記特許文献1に開示されているような冷熱衝撃試験装置が提供されている。特許文献1に開示されている冷熱衝撃試験装置は、雰囲気温度が高温に設定された高温試験室と雰囲気温度が低温に設定された低温試験室とを有し、そのうちの一つの試験室内に試料を収容してその雰囲気温度下に所定のさらし時間だけさらした後、その試料を別の試験室に移動させる冷熱サイクルを繰り返し実施可能な構成とされている。
特開平5−203555号
しかし、従来技術の冷熱衝撃試験装置では、高温の雰囲気温度にさらされた試料が、触れても火傷するおそれがない温度まで下がるのに長時間待つ必要があった。例えば、150℃の高温にさらされた試料(プラスティックモールドIC)10kgが55℃まで下がるのに、従来は10時間以上待つ必要があった。そのため、試験終了後又は試験中断時に、試料をすぐに取り出すことができなかった。
また、従来の冷熱衝撃試験装置では、高温と低温の間の雰囲気温度である中温の試験環境を形成するのに時間がかかり、温度の安定性も良くなかった。そのため、低温→中温→高温→中温のような3つの試験環境の冷熱サイクルを繰り返す3ゾーン試験を行うことが困難であった。
そこで本発明は、高温と低温の間の雰囲気温度の試験環境を迅速に形成することが可能な冷熱衝撃試験装置の提供を課題とする。
上記課題を解決するため、請求項1の発明は、高温の雰囲気温度に調整された第1の試験環境と第1の試験環境よりも低温の雰囲気温度に調整された第2の試験環境とを含む複数の試験環境に切り替え可能であって、第1及び第2の試験環境が、送風手段によって気体を循環させて雰囲気温度を調整可能な冷熱衝撃試験装置であり、前記送風手段のうち少なくとも一方の負圧側に、第1の試験環境の外部又は第2の試験環境の外部から気体を導入して試験環境内の気体を換気することにより、第1の試験環境と第2の試験環境との間の雰囲気温度に調整された第3の試験環境に試料をさらすことができることを特徴とした。
請求項1の発明では、第1の試験環境の外部又は第2の試験環境の外部から送風手段の負圧(吸引)側に気体を導入することよって、導入された気体と冷熱衝撃試験装置内の気体とを入れ替えることができる。自然対流によって冷熱衝撃試験装置内の空気を換気させるのではなく、送風手段の負圧側に外部から気体が導入されて、冷熱衝撃試験装置内の空気と外部の気体とが強制的に入れ替えられる。これにより、第1の試験環境と第2の試験環境との間の中温の雰囲気温度である第3の試験環境を迅速に形成することができる。
このため、請求項1の発明に係る冷熱衝撃試験装置によれば、低温→中温→高温→中温のような3つの試験環境の冷熱サイクルを繰り返す3ゾーン試験を行うことができる。また、第3の試験環境に試料をさらすことによって、試料の温度を下げることも可能であり、これにより試料の取り出しも容易になる。
上記請求項1に記載の冷熱衝撃試験装置は、試料を配置可能な試料配置手段があり、第1の試験環境と第2の試験環境とが別の位置に形成され、第1の試験環境と第2の試験環境との間を試料配置手段が移動することにより試料がさらされる試験環境の切り替えが可能であることを特徴とするものであってもよい(請求項2)。
請求項3の発明では、請求項1又は2の発明において、試験環境の外部から気体を供給させるための送風機があることを特徴とした。
これにより、試験環境内に大量の外気を迅速に供給することができる。そのため、第3の試験環境を迅速に形成することができる。
請求項4の発明では、請求項1〜3のいずれかの発明において、高温の雰囲気温度に調整された第1の試験環境に外気を導入して第3の試験環境が形成されることを特徴とした。
低温の試験環境に外気が導入されると、外気に含まれる水分が冷却され、結露したり、霜が付着したりするおそれがある。従来の冷熱衝撃試験装置においては、霜を取り除く除霜運転を定期的に行っていたが、試験時間を短くするためにも、結露や霜の発生を抑えて除霜運転に要する時間を短くすることが望ましい。また、試料や試料の周辺に結露や霜が発生すると試験環境が一定ではなくなるため、安定した試験結果を得ることができないという不具合も生じかねない。
そこで、請求項4の発明は、高温の試験環境側に外気を導入することにより、試験環境内に結露や霜が生じるのを抑制している。そのため、霜を取り除くのにかかる手間や時間を最小限に抑えることができ、低温の試験環境に外気が導入された場合と比べ試験時間を大幅に短縮させることが可能である。また、試料にも結露や霜が発生しにくいため安定した試験結果を得ることができる。
請求項5の発明では、請求項4の発明において、第1の試験環境には、試験環境内の雰囲気温度を調整可能な高温側温調手段があり、当該高温側温調手段を作動させた状態で、外気を導入することにより第3の試験環境を形成可能であることを特徴とした。
高温の雰囲気温度である第1の試験環境は、ヒータ等の高温側温調手段によって調整されて形成される。しかし、高温側温調手段を高温試験の度に加熱していたのでは、第1の試験環境に復帰するまでの時間が長くなり、それだけ試験時間も長くなってしまう。
請求項5の発明は、冷熱衝撃試験装置内の気体の換気をして、第3の試験環境を形成している間であっても、高温側温調手段は作動させた状態であるため、第3の試験環境(中温)から第1の試験環境(高温)に復帰するまでの時間を短くすることができ、それだけ試験時間も短くすることができる。
本発明は、送風手段によって冷熱衝撃試験装置内の気体を強制的に換気させることによって、第1の試験環境と第2の試験環境の間の雰囲気温度である第3の試験環境を冷熱衝撃試験装置内に迅速に形成することができる。
以下、本発明の一実施形態である冷熱衝撃試験方法、並びに、冷熱衝撃試験装置について図面を参照しながら説明する。図1において、1は本実施形態の冷熱衝撃試験装置である。冷熱衝撃試験装置1は、図1に示すように高温試験槽2と、低温試験槽3と、両試験槽2,3の間を往復動可能なラック4とを備えている。
冷熱衝撃試験装置1は、ラック4を上下動させて試料を高温試験槽2あるいは低温試験槽3のいずれか一方に移動させることにより、試料がさらされる試験環境を切り替えることができる。すなわち、冷熱衝撃試験装置1は、異なる雰囲気温度に調整された温度環境間において試料を移動させる移動手段(図示せず)を備えている。冷熱衝撃試験装置1は、試料を高温の試験環境に所定時間にわたってさらす高温試験と、低温の試験環境に所定時間にわたってさらす低温試験を連続的に実施する冷熱サイクルを任意のサイクル数だけ繰り返す試験動作を行い、試料に熱ストレスを与えることができる。また、冷熱衝撃試験装置1は、試験動作に伴って低温試験槽3内に発生する霜等を除去する除霜運転を実施可能な構成とされている。
高温試験槽2および低温試験槽3は、それぞれ内部の雰囲気温度を所定の温度幅内の任意の温度に独立的に設定することができる構成とされている。高温試験槽2は、内部の雰囲気温度を例えば60℃〜200℃のような高温の温度範囲内で任意の温度に調整することができる。また同様に、低温試験槽3は、内部の雰囲気温度を例えば0℃〜−65℃のような低温の温度範囲内で任意の温度に調整することができる。
高温試験槽2および低温試験槽3は、図1に示すように上下方向に積み重ねられたような状態とされている。さらに具体的には、高温試験槽2は、低温試験槽3に対して上方に積み重ねられた構成とされている。高温試験槽2と低温試験槽3との境界部分や、これらの試験槽2,3の外周部分は、断熱性の高い断熱壁5と隔壁6で囲まれている。高温試験槽2と低温試験槽3の境界をなす隔壁6には連通孔7が設けられている。
高温試験槽2には、槽内の雰囲気温度を所定の設定温度となるように調整可能なヒータ等の高温側温調手段8が設けられている。また、高温試験槽2には、モータ10によって駆動する送風機11と、送風ダクト12とが設けられている。本実施形態において、送風機11は遠心ファンであり、回転数の制御が可能である。
また、図1に示すように、高温試験槽2の天面側の断熱壁5には、外気導入口14aと排気口14cとが設けられており、外気導入口14aは、送風ダクト12の吸引口12b近傍に位置する。外気導入口14aおよび排気口14cにはダンパ14b,14dがあり、そのそれぞれが開閉可能な構成となっている。
そして、外気導入口14aの高温試験槽2側には案内板14eがある。案内板14eは、外気導入口14aを送風ダクト12の吸引口12bに向けるように設けられているため、外気導入口14aから導入された外気は、案内板14eに沿って吸引口12bに流れる。そのため、空気導入口14aから導入された外気の大部分が送風ダクト12を通って高温試験槽2内を循環することとなる。これにより、外気導入口14aから導入された外気がラック4に直接吹き付けられて、試料が急冷されるのを防止することができる。また、外気導入口14aから導入された外気によって、高温試験槽2内の循環流や温度分布が乱れるのを防止することもできる。
また、本実施形態に係る冷熱衝撃試験装置1では、高温試験槽2の外側にも、モータ24によって駆動する送風機25と、送風ダクト26とが設けられている。送風機25についても送風機11と同様に遠心ファンが使用され、回転数の制御が可能である。そして、送風ダクト26の送風口26aは、外気導入口14aに接続されている。
低温試験槽3には、低温側温調手段13と、モータ15によって駆動する送風機16と、送風ダクト17とが設けられている。送風機16としては、送風機11と同様の遠心ファンが使用され、回転数の制御が可能である。低温側温調手段13は、雰囲気温度を低温に調整するための蓄冷器13aおよび蒸発器13bと、冷熱衝撃試験の進行に伴って低温試験槽3の内壁面や低温側温調手段13等に付着する霜を融かす除霜動作を行うためのヒータ13cとを備えた構成とされている。
高温試験槽2および低温試験槽3は、それぞれ各試験槽2,3の背面側に設けられた送風口12a,17aから高温側温調手段8や低温側温調手段13において温度調整された空気を吹き出し、循環させる構成とされている。高温試験槽2および低温試験槽3内において空気を循環させると、図1や図2に矢印で示すような空気の循環流が発生する。
高温試験槽2および低温試験槽3の内部には、各試験槽2,3内の雰囲気温度を検知可能なように雰囲気温度センサ18,20が設けられている。冷熱衝撃試験装置1の制御装置(図示せず)は、雰囲気温度センサ18,20の検知温度に基づいて、高温試験槽2や低温試験槽3内の雰囲気温度を調整する。
ラック4は、図示しない昇降機構により、連通孔7を介して高温試験槽2と低温試験槽3との間を上下方向に往復動可能な構成とされている。ラック4は、試料の形状や大きさ、伝熱効率等を勘案し、試料を載置するための本体部4aをかご状や棚状等の適宜の形状としたり、適宜の大きさとすることができる。ラック4の本体部4aは、高温試験槽2と低温試験槽3とを隔てる隔壁6に設けられた連通孔7を通過可能な大きさとされている。連通孔7のうち、高温試験槽2側の開口部分および低温試験槽3側の開口部分の外周には、断熱パッキン21,22が取り付けられている。
本体部4aには、環境温度検知センサ9が取り付けられている。環境温度検知センサ9は、ラック4に載置されている試料がさらされる試験環境の温度を検知するためのものである。
ラック4の本体部4aの天面側および底面側には、遮熱部4b,4cが設けられている。遮熱部4b,4cは、隔壁6とほぼ同一の高さを有し、断熱壁5や隔壁6と同様に断熱特性が優れている。遮熱部4bの上方には、天板部4dが設けられている。また遮熱部4cの下方には底板部4eが設けられている。天板部4dや底板部4eは、それぞれ図1に示すようにそれぞれ本体部4aや遮熱部4b,4cよりも外側に張り出しており、ラック4を昇降させる際に連通孔7を通過できない大きさとされている。そのため、ラック4を天板部4dや底板部4eが隔壁6に突き当たるまで昇降させることにより、連通孔7を天板部4dや底板部4eによって塞ぎ、高温試験槽2と低温試験槽3とを熱的に遮断することができる。
冷熱衝撃装置1は、外気導入口14aのダンパ14bおよび排気口14cのダンパ14dを閉じて高温試験槽2を密閉し、高温側温調手段8を作動させて高温試験槽2内の気体を加熱し、加熱された気体を送風機11で高温試験槽2内に循環させることによって、高温の雰囲気温度である第1の試験環境を高温試験槽2内に形成することができる。
また、低温側温調手段13を作動させて低温試験槽3内の気体を冷却し、冷却された気体を送風機16で低温試験槽3内に循環させることによって、低温の雰囲気温度である第2の試験環境を低温試験槽3内に形成することができる。
また、冷熱衝撃試験装置1は、図3に示すように、高温試験槽2の天面側に設けられた、外気導入口14aのダンパ14bおよび排気口14cのダンパ14dを開放することによって、高温試験槽2内に外気を導入させて、第1の試験環境と第2の試験環境との間の雰囲気温度である第3の試験環境を形成することができる。
すなわち、高温試験槽2の外側には、送風機25と送風ダクト26とが設けられており、送風ダクト26の送風口26aが外気導入口14aに接続されている。このため、冷熱衝撃試験装置1は、送風機25によって大量の外気を高温試験槽2内に供給することができる。
また、図3に示すように外気導入口14aは、送風ダクト12の吸引口12b近傍に位置している。このため、外気導入口14aから高温試験槽2内に供給された外気は、案内板14eに沿って送風ダクト12の吸引口12bに送られる。そして、吸引口12bに送られた外気は、送風ダクト12内に引き込まれて送風機11の負圧側となる遠心ファンの中心近傍に導入される。送風機11の負圧側に導入された外気は、送風機11によって送風口12aから高温試験槽2内に吹き出される。そして、送風口12aから高温試験槽2内に外気が吹き出されると、それまで高温試験槽2内にあった空気の一部は外気によって排気口14cから高温試験槽2の外に押し出される。
上記のように、冷熱衝撃試験装置1は、外気と高温試験槽2内の空気とを送風機11,25によって強制的に換気することができる。また、冷熱衝撃試験装置1は、送風機11及び送風機25の回転数を制御することにより、高温試験槽2内に導入される外気の量を調整して換気の速度を調整することもできる。
ここで、高温試験槽2内に供給される外気は、常温(冷熱衝撃試験装置1の外部の温度であり、通常は、冷熱衝撃試験装置1が配置される部屋の室温となる。)である。そのため、冷熱衝撃試験装置1は、高温試験槽2内に、第1の試験環境(高温)と第2の試験環境(低温)の間の雰囲気温度であって、常温に近い中温の試験環境(第3の試験環境)を形成することができる。
上記したように、冷熱衝撃試験装置1は、3種の試験環境を形成することができる。冷熱衝撃試験装置1は、試料を高温の試験環境にさらす高温さらし運転や低温の試験環境にさらす低温さらし運転だけでなく、中温の試験環境にさらす中温さらし運転を行うことができる。そのため、冷熱衝撃試験装置1によれば、低温さらし運転→中温さらし運転→高温さらし運転→中温さらし運転を1つのサイクルとする冷熱サイクルを設定されたサイクル数だけ繰り返すことによって、試料を低温の試験環境、中温の試験環境、高温の試験環境の順にさらして熱ストレスを与える3ゾーン試験を実施することができる。
さらに具体的には、上記3ゾーン試験は、ラック4やダンパ14b,14d等を下記の表1(a)に示すように順次作動させることにより実施される。
Figure 2007333559
表1(a)について詳細に説明すると、冷熱衝撃試験装置1では、まず試料を低温の試験環境にさらす低温さらし運転が行われる。低温さらし運転の際、図2に示すように、試料が配置されたラック4は低温試験槽3に位置している。また、このとき高温試験槽2では、送風機11および高温側温調手段8は作動状態にあり、低温試験槽3では、送風機16および低温側温調手段13は作動状態にあり、高温試験槽2および低温試験槽3が所定の雰囲気温度に調整されている。その結果、冷熱衝撃試験装置1は、試料を低温の雰囲気温度にさらすことができる。
低温さらし運転の後、試料を中温の試験環境にさらす中温さらし運転が行われる。低温さらし運転から中温さらし運転への切り替えの際、試料が配置されたラック4は、高温試験槽2に移動される。中温さらし運転中、冷熱衝撃試験装置1では、図3に示すように、外気導入口14aのダンパ14bおよび排気口14cのダンパ14dが開放されており、外気導入用の送風機25が作動している。これにより、高温試験槽2内の空気と外気とが強制的に入れ替えられる。また、このとき高温試験槽2では、送風機11および高温側温調手段8が作動状態にあり、低温試験槽3では、送風機16および低温側温調手段13が作動状態にある。これにより、ラック4が高温試験槽2に移動してから間もなく、高温試験槽2内には中温の雰囲気温度で安定した試験環境が形成される。その結果、冷熱衝撃試験装置1において、試料を中温の雰囲気温度にさらすことができる。
中温さらし運転時、冷熱衝撃試験装置1では、送風機11,25によって外気が高温試験槽2内に供給され続けるので、高温試験槽2内の空気は一定の割合で絶え間なく換気され続けることとなる。そのため、高温試験槽2内の空気の温度は、高温側温調手段8によって空気が加熱されても、一定の割合の空気が高温試験槽2の外に排出され続けるので、安定的に中温とすることができる。その結果、冷熱衝撃試験装置1は、高温側温調手段8を作動させた状態であっても、高温試験槽2内の雰囲気温度を常温近くの中温で安定的に維持させることができる。
中温さらし運転の後、冷熱衝撃試験装置1では、試料を高温の試験環境にさらす高温さらし運転が行われる。中温さらし運転から高温さらし運転への切り替えの際、試料が配置されたラック4は、引き続き高温試験槽2に位置する。そして、図1に示すように、送風機25の運転を停止して、外気導入口14aのダンパ14bおよび排気口14cのダンパ14dを閉じる。このとき、高温試験槽2では、送風機11および高温側温調手段8が作動状態にあり、低温試験槽3では、送風機16および低温側温調手段13が作動状態にある。この結果、冷熱衝撃試験装置1は、試料を高温の雰囲気温度にさらすことができ、低温試験槽3を所定の温度に調整することができる。
ここで、高温側温調手段8は、中温さらし運転から引き続き作動状態にある。このため、中温さらし運転から高温さらし運転に切り替える際、冷熱衝撃試験装置1では、ダンパ14bおよびダンパ14dを閉じるだけですぐに高温試験槽2内の空気の加熱を始めることができる。よって、冷熱衝撃試験装置1は、高温試験槽2内に高温の雰囲気温度の試験環境を迅速に形成することができる。その結果、冷熱衝撃試験装置1は、高温側温調手段8を作動させてから、高温試験槽2内の空気の加熱を始めるまでの時間の無駄をなくすことができ、従来の冷熱衝撃試験装置と比較して、試験に要する時間を短縮させることができる。
3ゾーン試験では、高温さらし運転の後、再び中温さらし運転が行われる。ラック4は引き続き高温試験槽2内に位置している。そして、高温さらし運転から中温さらし運転に切り替えるため、冷熱衝撃試験装置1では、外気導入口14aのダンパ14bおよび排気口14cのダンパ14dが開放され、送風機25の作動が開始される。このときも、高温試験槽2では、送風機11および高温側温調手段8は作動状態にあり、低温試験槽3では、送風機16および低温側温調手段13が作動状態にある。
このように、冷熱衝撃試験装置1は、上記の低温さらし運転→中温さらし運転→高温さらし運転→中温さらし運転の冷熱サイクルを任意のサイクル数だけ繰り返す試験動作を行い、試料に熱ストレスを与えることができる。
また、一般に、3ゾーン試験は高温さらし運転後に終了することが多い。本実施形態における冷熱衝撃試験装置1では、試験終了後に試料を中温の雰囲気温度(第3の試験環境)にさらすことにより、試料や高温試験槽2内の雰囲気温度を、冷熱衝撃試験装置1の外に試料を取り出しやすい温度にまで低下させる中温もどし運転を実施することができる。さらに具体的には、表1(b)に示すように、試料が配置されたラック4を高温試験槽2内に配置して、ダンパ14bおよびダンパ14dを開放させる。高温試験槽2では、換気をするために、送風機11および高温側温調手段8は作動させているが、試験が終了して低温試験槽3内の温度を調整する必要がないため、送風機16および低温側温調手段13は停止されている。また、このとき送風機25は停止している。このため、冷熱衝撃試験装置1は、試料の温度を迅速に低下させることができ、試験終了後又は試験中断時などに試料をすばやく取り出すことが可能である。
具体的には、従来までの冷熱衝撃試験装置であれば、150℃の高温にさらされた試料(プラスティックモールドIC)10kgが55℃まで下がるのに、10時間以上待つ必要があった。しかし、本実施形態にかかる冷熱衝撃試験装置1では、1時間前後で試料の温度を下げることができる。また、冷熱衝撃試験装置1は、送風機25を作動させることにより、さらに短時間で試料の温度を下げることも可能である。
冷熱衝撃試験装置1は、上記した冷熱サイクルを繰り返すと、低温試験槽3内に存在する水分が冷却され、低温試験槽3の内壁面や低温側温調手段13に結露したり、霜が付着することがある。低温試験槽3内において結露や霜の付着が起こると、低温試験槽3内を循環する空気の循環流が不安定になったり、低温試験槽3内の雰囲気温度の調整が不安定になったりするおそれがある。そのため、冷熱衝撃試験装置1は、冷熱サイクルが所定サイクル数だけ実施される毎に試験運転を一時停止し、低温側温調手段13のヒータ13cによって低温試験槽3内を40〜60℃程度に昇温する除霜運転を実施する構成とされている。
また、上記実施形態の冷熱衝撃試験装置1では、高温側温調手段8を作動させた状態で中温さらし運転が行われたが、本発明はこのような構成に限定されるものではなく、中温さらし運転時に高温側温調手段8を停止させる構成とすることも可能である。
上記実施形態の冷熱衝撃試験装置1は、高温試験槽2と低温試験槽3とを有し、これらの間をラック4を移動させたり、ダンパ14b,14dを開閉することにより、試料がさらされる試験環境を切り替えるものであったが、本発明はこれに限定されるものではない。さらに具体的には、例えば図4に示す冷熱衝撃試験装置50のように、試料を収容する試験槽51と、高温側温調手段8を備えた加熱部52と、低温側温調手段13を備えた冷却部53と、試験槽51と加熱部52や冷却部53との間で空気を循環させる循環系統55,56を設け、外気導入口14aと排気口14cとを設けた構成としてもよい。
このような構成とした場合、加熱部52や冷却部53と循環系統55,56との境界部に設けられたダンパ62,63のいずれか一方と、試験槽51と循環系統55,56との間に空気の流入口57や流出口58に設けられたダンパ60,61を開くと、図4に矢印Aあるいは矢印Bで示すような空気の循環流が発生するものと想定される。
また、図5に示すように、ダンパ60,61,62と、断熱壁5に設けられたダンパ14b,14dを開くことにより、上記実施形態の冷熱衝撃試験装置1と同様に、送風機11,25によって試験槽51内の空気を強制的に換気することができ、試験槽51に中温の試験環境を形成することができる。
上記実施形態の冷熱衝撃試験装置1,50は、一般的に、暖気が上昇しやすい傾向にあることを考慮し、高温試験槽2や加熱部52側を、低温試験槽3や冷却部53側よりも上方に配置する構成としている。そのため、上記した冷熱衝撃試験装置1,50は、試験環境の切り替え時等に高温試験槽2や加熱部52内に存在する空気と、低温試験槽3や冷却部53に存在する空気との混合が起こりにくい。従って、上記した構成によれば、試験環境の切り替え時に各試験槽2,3,51の雰囲気温度をスムーズに安定させることが可能である。
また、高温試験槽2や加熱部52側を、低温試験槽3や冷却部53側よりも上方に配置すれば、湿気を含む可能性がある高温試験槽2内や加熱部52内の空気が低温試験槽3や冷却部53側に流入するのを防止できる。従って、上記した構成によれば、冷熱衝撃試験装置1,50において結露が発生したり、霜が発生するのを抑制でき、除霜運転に要する時間を最小限に抑制できる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、高温試験槽2や加熱部52と低温試験槽3や冷却部53との上下関係が入れ替わったものや、これらがほぼ同一平面上に並んだ構成であってもよい。
上記実施形態では、3ゾーン試験の実施について説明したが、冷熱衝撃試験装置1,50によって実施可能な試験は、3ゾーン試験に限られるわけではない。例えば、低温さらし運転→高温さらし運転を1サイクルとする冷熱サイクルを設定されたサイクル数だけ繰り返すことにより、試料を高温の試験環境と低温の試験環境とに交互にさらして熱ストレスを与える2ゾーン試験を実施することも可能である。また、2ゾーン試験の後においても、中温もどし運転を実施することにより試料の取り出しを容易にすることが可能である。
また、除霜運転に要する時間の短縮等の観点からすると好ましくはないが、低温試験槽3内の気体を換気して、中温の試験環境(第3の試験環境)を形成することも可能である。具体的には、低温試験槽3に外気導入口14aや排気口14c、案内板14e等を設け、低温試験槽3の外側に送風機25等を設けて、低温試験槽3を上記冷熱衝撃試験装置1の高温試験槽2と同様の構成とすることができる。
また、本発明は、高温試験槽2と低温試験槽3のいずれか一方のみが中温の試験環境を形成可能なものに限定されるわけではない。高温試験槽2と低温試験槽3の双方が中温の試験環境を形成することができる構成としてもよい。
また、上記実施形態において、送風機11,16,25としては、遠心ファンが使用されているが、軸流ファンを使用することも可能である。
上記実施形態において、ダンパ14b及びダンパ14dは、冷熱衝撃試験装置1,50の作動状況に応じて自動的に開閉される構成としたが、手動で直接又は間接的に開閉可能な構成としてもよい。
また、ダンパ14b及びダンパ14dの開閉の度合が、環境温度検知センサ18の検知温度に基づいて決定される構成にしてもよい。これにより、冷熱衝撃試験装置1は、環境温度検知センサ18で検知される温度に応じて高温試験槽2内に導入される外気の量を調整することができる。
本発明の一実施形態である冷熱衝撃試験装置の第一の動作状態を概念的に示す断面図である。 本発明の一実施形態である冷熱衝撃試験装置の第二の動作状態を概念的に示す断面図である。 本発明の一実施形態である冷熱衝撃試験装置の第三の動作状態を概念的に示す断面図である。 本発明の他の実施形態である冷熱衝撃試験装置の構成を概念的に示す断面図である。 本発明の他の実施形態である冷熱衝撃試験装置の構成を概念的に示す断面図である。
符号の説明
1 冷熱衝撃試験装置
2 高温試験槽
3 低温試験槽
4 ラック
8 高温側温調手段
11 送風機
14a 外気導入口
25 送風機

Claims (5)

  1. 高温の雰囲気温度に調整された第1の試験環境と第1の試験環境よりも低温の雰囲気温度に調整された第2の試験環境とを含む複数の試験環境に切り替え可能であって、第1及び第2の試験環境が、送風手段によって気体を循環させて雰囲気温度を調整可能な冷熱衝撃試験装置であり、
    前記送風手段のうち少なくとも一方の負圧側に、第1の試験環境の外部又は第2の試験環境の外部から気体を導入して試験環境内の気体を換気することにより、第1の試験環境と第2の試験環境との間の雰囲気温度に調整された第3の試験環境に試料をさらすことができることを特徴とする冷熱衝撃試験装置。
  2. 試料を配置可能な試料配置手段があり、
    第1の試験環境と第2の試験環境とが別の位置に形成され、第1の試験環境と第2の試験環境との間を試料配置手段が移動することにより試料がさらされる試験環境の切り替えが可能であることを特徴とする請求項1に記載の冷熱衝撃試験装置。
  3. 試験環境の外部から気体を供給させるための送風機があることを特徴とする請求項1又は2に記載の冷熱衝撃試験装置。
  4. 高温の雰囲気温度に調整された第1の試験環境に気体を導入して第3の試験環境が形成されることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の冷熱衝撃試験装置。
  5. 第1の試験環境には、試験環境内の雰囲気温度を調整可能な高温側温調手段があり、当該高温側温調手段を作動させた状態で、外気を導入することにより第3の試験環境を形成可能であることを特徴とする請求項4に記載の冷熱衝撃試験装置。
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